JP4588920B2 - Cloth feeding device drive mechanism - Google Patents

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は布送り装置の駆動機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から布送り装置は種々のタイプのものが用いられているが、上下動する針に対して布送り方向に上下ローラを配置し、この上下ローラの間に被縫製物を挟持し、且つ送る布送り装置は従来から公知であり、一般に先引きローラと称されている。
【０００３】
図５〜図８はこのような先引きローラを備えたミシンの従来例を示す。布台２の上に配置されるミシン頭部４は、針６と上ローラ（従動ローラ）８を備える。
この針６と上ローラ８はいずれもミシン頭部４に対して上下動可能とされている。
【０００４】
布台２の下方において、ミシンフレーム５０内には３本の水平軸すなわち下軸１０、第１の軸（第１駆動軸）２０及び下ローラ軸４０がそれぞれ回転可能に配置され、ミシンフレーム５０の外部には１本の水平軸すなわち第２の軸（第２駆動軸）３０が回転可能に配置されている。下軸１０は図示しない上軸と連動して回転する。第１の軸２０は下軸１０に対して直交する方向に配置され、第２の軸３０及び下ローラ軸４０は下軸１０と平行に配置されている。
【０００５】
下軸１０にはウォーム１２が固定され、第１の軸２０にはこのウォーム１２と噛み合うウォームホイール２１が固定されている。ミシンフレーム５０にはメタル２２が設けられ、第１の軸２０は、このメタル２２内に嵌合されている。メタル２２の両側から第１の軸２０に通されたカラー２３がねじ２４により該第１の軸２０に固定されている。第１の軸２０の先端にはウォーム２５が固定されている。
【０００６】
第２の軸３０の一端側にはウォーム２５と噛み合うウォームホイール３１がねじ３２により固定され、他端側にはスプロケット３３がピン３４により固定されている。このピン３４（連結ピン）は、頭部外周のネジ部と、軸部より構成されている。そして、頭部ネジ部はスプロケット３３のメネジに装着され、軸部はスプロケット３３を介して、第２の軸３０に設けた穴に遊カンされる。そして、このピン３４は一定以上の剪断力が加わると破損するように設計されている。
【０００７】
下ローラ軸４０には下ローラ（駆動ローラ）４１及びスプロケット４２が固定され、このスプロケット４２と、第２の軸３０のスプロケット３３との間にチェーン５１が掛け渡されている。下ローラ４１外周にはローレット溝が設けられている。
これらスプロケット３３、４２、チェーン５１が連結部材を構成する。
【０００８】
上ローラ８と下ローラ４１の間に被縫製物５２を配し、上ローラ８を下降してミシンの運転を開始すると、図示しない上軸に連動して下軸１０が回転する。すると、ウォーム１２、ウォームホイール２１を介して第１の軸２０が回転するので、ウォーム２５、ウォームホイール３１を介して第２の軸３０が回転し、更に、スプロケット３３、チェーン５１、スプロケット４２を介して下ローラ軸４０が回転する。このようにして下ローラ４１が回転し、上ローラ８が従動する。この結果、被縫製物５２は連続的に前方へ送られる。
【０００９】
縫製の際には被縫製物５２が下ローラ４１に巻き付いてしまい、下ローラ４１が停止してしまうことがある。の間に引っ掛かってしまい、更に両ローラ８，４１が噛みついて停止してしまうことがある。この時、通常はピン３４に加わる剪断力によりピン３４が破損し、スプロケット３３と第２の軸３０との連結が解除されて、チェーン等の他部品の破損を防止している。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、下ローラ４１に布が巻き付いて停止しても、ピン３４が破損しないことがある。この場合、ピン３４を介してスプロケット３３と第２の軸３０とが依然連結された状態を保っている。すなわち、ウォーム２５は上軸を駆動源とし、下軸１０、ウォーム１２、ウォームホイール２１、第１の軸２０を介して回転駆動力が加わっているが、ウォームホイール３１は第２の軸３０、スプロケット４２、チェーン５１、スプロケット３３を介して下ローラ４１と連結されているので、停止している。このため、各連結部、特にウォーム２５とウォームホイール３１の間には大きな負荷が加わる。
【００１１】
この結果、回転するウォーム２５は、停止しているウォームホイール３１との噛み合いにより、第１の軸２０と共に前方（図５、６の左方）に移動してしまう。 第１の軸２０はカラー２３及びねじ２４により止められているにもかかわらず上記の大きな負荷により、簡単にスラスト方向に移動してしまうのである。
【００１２】
このように第１の軸２０がスラスト方向に移動した場合、作業者が第１の軸２０を元の位置へ復帰させる必要があるが、この作業は簡単なものではなく、多くの時間を要した。
【００１３】
したがって本発明の目的は、下ローラ４１に布が巻きついて停止し、更にピン３４が破損しなかった場合においても第１の軸（第１駆動軸）２０の移動を制限し、連結ピン３４が確実に破損し、第１の軸２０の復帰作業を必要としない布送り装置の駆動機構を提供することにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明によれば、
下軸と連動して回転する第１駆動軸と、この第１駆動軸と直交する第２駆動軸と、
ウォームとウォームホイールから構成されて前記第１駆動軸と前記第２駆動軸とを連結するギヤ装置と、
前記第２駆動軸と布を送る駆動ローラとを連結する複数の連結部材と、
これら連結部材を結合するとともに、過負荷を受けた場合破損する連結ピンと、
前記駆動ローラと従動ローラの間に被縫製物を挟持し且つ送る布送り装置の駆動機構において、
前記ウォームのスラスト方向への移動を制限するストッパを設けたことを特徴とする布送り装置の駆動機構が提供される。
前記ウォームのスラスト方向への移動の制限量を調節する調節手段を設けることが好ましい。
例えば、前記ウォームは前記第１の軸に固定され、前記ウォームホイールは前記第２の軸に固定されている。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、図１〜図４に示した実施の形態に基づいて本発明を説明する。
【００１６】
本実施の形態の布送り装置の駆動機構においては、ウォーム２５の前方（図１、図３の左方）にストッパ取り付け板２６が配置され、このストッパ取り付け板２６へストッパ２７が取り付けられている。ストッパ２７は、ボルト２７ａとナット（調節手段）２７ｂから構成される。ストッパ２７の先端とウォーム２５との距離は可能な限り小さくする。ストッパ取り付け板２６は支柱２８及びねじ２９によりミシンフレーム５０へ固定される。
【００１７】
以上のストッパ取り付け板２６、ストッパ２７、支柱２８及びねじ２９以外の部品または要素は従来例と同様であるので、図５〜図７と同じ符号を付し、その説明を省略する。
【００１８】
次に以上の構成を有する布送り装置の駆動機構の動作を説明する。上ローラ（従動ローラ）８と下ローラ（駆動ローラ）４１の間に被縫製物５２を配し、上ローラ８を下降して両ローラ８，４１の間に挟持する。次いでミシンの運転を開始すると、図示しない上軸に連動して下軸１０が回転する。そして、ウォーム１２、ウォームホイール２１を介して第１の軸（第１駆動軸）２０が回転するので、ウォーム２５、ウォームホイール３１を介して第２の軸（第２駆動軸）３０が回転し、更に、スプロケット３３（連結部材）、チェーン５１（連結部材）、スプロケット４２（連結部材）を介して下ローラ軸４０が回転する。このようにして下ローラ４１が回転し、これにより上ローラ８が従動する。従って、被縫製物５２は両ローラ８，４１により送られる。
【００１９】
縫製作業の際、被縫製物５２が下ローラ４１に巻き付いてしまい、下ローラ４１が停止した場合、通常はピン３４に加わる剪断力によりピン（連結ピン）３４が破損し、スプロケット３３と第２の軸３０との連結が解除される。ピン３４が破損しない場合、ピン３４を介してスプロケット３３と第２の軸３０とが依然連結された状態を保っている。すなわち、ウォーム２５は上軸を駆動源とし、下軸１０、ウォーム１２、ウォームホイール２１、第１の軸２０を介して回転駆動力が加わっているが、ウォームホイール３１は第２の軸３０、スプロケット４２、チェーン５１、スプロケット３３を介して下ローラ４１と連結されているので、停止している。
【００２０】
この結果、回転するウォーム２５は、停止しているウォームホイール３１との噛み合いにより、第１の軸２０と共に前方に移動しようとする。しかしながら、第１の軸２０は、少し移動しただけでウォーム２５がストッパ２７の先端に当接するのでそれ以上移動しない。このため、連結ピン３４に確実に負荷がかかり、連結ピン３４が破損するので、第１駆動軸２０のスラスト方向への大幅な移動がなく、第１駆動軸２０と下軸１０との連結状態が維持される。従って、第１の軸２０を元の位置へ復帰させる必要がない。
【００２１】
なお、ミシンを長期間使用していると、部品のガタ等によりウォーム１２とウォームホイール２１或いはウォーム２５とウォームホイール３１の噛み合い位置がずれることにより、第１の軸２０の適正なスラスト方向位置が若干変化することがある。この場合には、ナット２７ｂを回転してストッパ２７の先端位置を調節する。
【００２２】
【発明の効果】
本発明によれば、下軸と連動して回転する第１の軸と、第１の軸と直交する第２の軸と、ウォームとウォームホイールから構成されて第１の軸と第２の軸とを連結するギヤ装置と、第２の軸により回転される駆動ローラと、駆動ローラにより回転される従動ローラとを備え、駆動ローラと従動ローラの間に被縫製物を挟持し且つ送る布送り装置の駆動機構において、前記ウォームのスラスト方向への移動を制限するストッパを設けたので駆動ローラと従動ローラが噛みついて停止しても第１の軸の移動を制限することができる。従って、第１の軸を元の位置へ復帰させるための作業を必要としない。
【００２３】
前記ウォームのスラスト方向への移動の制限量を調節する調節手段を設けた場合には、部品のガタ等によるウォームの位置のずれに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態による布送り装置の駆動機構の側面図である。
【図２】本実施の形態による布送り装置の駆動機構の正面図である。
【図３】本実施の形態による布送り装置の駆動機構の平面図である。
【図４】本実施の形態による布送り装置の駆動機構の斜視図である。
【図５】従来例による布送り装置の駆動機構の側面図である。
【図６】従来例による布送り装置の駆動機構の平面図である。
【図７】図６のＺ−Ｚ断面図である。
【図８】従来例による布送り装置の駆動機構の斜視図である。
【符号の説明】
８ 上ローラ（従動ローラ）
２０ 第１の軸（第１駆動軸）
２５ ウォーム
２７ ストッパ
２７ｂ ナット（調節手段）
３０ 第２の軸（第２駆動軸）
３１ ウォームホイール
４１ 下ローラ（駆動ローラ）
５２ 被縫製物
３３ スプロケット（連結部材）
４２ スプロケット（連結部材）
５１ チェーン（連結部材）
３４ ピン（連結ピン）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a driving mechanism for a cloth feeding device.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various types of cloth feeding devices have been used. Up and down rollers are arranged in the cloth feeding direction with respect to a needle that moves up and down, and a workpiece is sandwiched and fed between the upper and lower rollers. The cloth feeding device has been conventionally known and is generally referred to as a leading roller.
[0003]
5 to 8 show conventional examples of sewing machines having such a leading roller. The sewing machine head 4 disposed on the cloth table 2 includes a needle 6 and an upper roller (driven roller) 8.
Both the needle 6 and the upper roller 8 are movable up and down with respect to the sewing machine head 4.
[0004]
Below the cloth table 2, three horizontal shafts, that is, a lower shaft 10, a first shaft (first drive shaft) 20, and a lower roller shaft 40 are rotatably arranged in the sewing machine frame 50. One horizontal axis, that is, a second axis (second drive axis) 30 is rotatably arranged outside the axis. The lower shaft 10 rotates in conjunction with an upper shaft (not shown). The first shaft 20 is disposed in a direction orthogonal to the lower shaft 10, and the second shaft 30 and the lower roller shaft 40 are disposed in parallel with the lower shaft 10.
[0005]
A worm 12 is fixed to the lower shaft 10, and a worm wheel 21 that meshes with the worm 12 is fixed to the first shaft 20. The sewing machine frame 50 is provided with a metal 22, and the first shaft 20 is fitted in the metal 22. A collar 23 passed through the first shaft 20 from both sides of the metal 22 is fixed to the first shaft 20 by screws 24. A worm 25 is fixed to the tip of the first shaft 20.
[0006]
A worm wheel 31 that meshes with the worm 25 is fixed to one end side of the second shaft 30 by screws 32, and a sprocket 33 is fixed to the other end side by pins 34. This pin 34 (connection pin) is comprised from the screw part of the head outer periphery, and the axial part. The head screw portion is attached to the female screw of the sprocket 33, and the shaft portion is free-moved through the sprocket 33 into a hole provided in the second shaft 30. And this pin 34 is designed so that it may break, when the shear force more than fixed is added.
[0007]
A lower roller (drive roller) 41 and a sprocket 42 are fixed to the lower roller shaft 40, and a chain 51 is stretched between the sprocket 42 and the sprocket 33 of the second shaft 30. A knurled groove is provided on the outer periphery of the lower roller 41.
These sprockets 33 and 42 and the chain 51 constitute a connecting member.
[0008]
When the sewing product 52 is disposed between the upper roller 8 and the lower roller 41 and the upper roller 8 is lowered to start the sewing machine, the lower shaft 10 rotates in conjunction with an upper shaft (not shown). Then, since the first shaft 20 rotates through the worm 12 and the worm wheel 21, the second shaft 30 rotates through the worm 25 and the worm wheel 31, and further, the sprocket 33, the chain 51, and the sprocket 42 are moved. And the lower roller shaft 40 rotates. In this way, the lower roller 41 rotates and the upper roller 8 follows. As a result, the workpiece 52 is continuously fed forward.
[0009]
At the time of sewing, the workpiece 52 may be wound around the lower roller 41 and the lower roller 41 may stop. In some cases, the rollers 8 and 41 may be caught and stopped. At this time, the pin 34 is usually damaged by the shearing force applied to the pin 34, and the connection between the sprocket 33 and the second shaft 30 is released to prevent the other parts such as the chain from being damaged.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
However, even if the lower roller 41 is wrapped around and stopped, the pin 34 may not be damaged. In this case, the sprocket 33 and the second shaft 30 are still connected via the pin 34. That is, the worm 25 uses the upper shaft as a drive source, and rotational driving force is applied through the lower shaft 10, the worm 12, the worm wheel 21, and the first shaft 20, while the worm wheel 31 includes the second shaft 30, Since it is connected to the lower roller 41 via the sprocket 42, the chain 51, and the sprocket 33, it is stopped. For this reason, a large load is applied between each connecting portion, particularly between the worm 25 and the worm wheel 31.
[0011]
As a result, the rotating worm 25 moves forward (to the left in FIGS. 5 and 6) together with the first shaft 20 due to meshing with the stopped worm wheel 31. Although the first shaft 20 is fixed by the collar 23 and the screw 24, the first shaft 20 easily moves in the thrust direction due to the large load.
[0012]
When the first shaft 20 moves in the thrust direction in this way, the operator needs to return the first shaft 20 to the original position, but this operation is not simple and requires a lot of time. did.
[0013]
Accordingly, the object of the present invention is to restrict the movement of the first shaft (first drive shaft) 20 even when the cloth is wound around the lower roller 41 and stops, and the pin 34 is not damaged, and the connecting pin 34 An object of the present invention is to provide a cloth feeding device drive mechanism that is reliably damaged and does not require the return operation of the first shaft 20.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the present invention,
A first drive shaft that rotates in conjunction with the lower shaft, a second drive shaft that is orthogonal to the first drive shaft,
A gear device composed of a worm and a worm wheel for connecting the first drive shaft and the second drive shaft;
A plurality of connecting members for connecting the second driving shaft and a driving roller for feeding the cloth;
Connecting these connecting members, and connecting pins that are damaged when overloaded,
In the drive mechanism of the cloth feed device that holds and feeds the workpiece between the drive roller and the driven roller,
There is provided a drive mechanism for a cloth feeding device, characterized in that a stopper for restricting the movement of the worm in the thrust direction is provided.
It is preferable to provide an adjusting means for adjusting a limit amount of movement of the worm in the thrust direction.
For example, the worm is fixed to the first shaft, and the worm wheel is fixed to the second shaft.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention will be described below based on the embodiment shown in FIGS.
[0016]
In the drive mechanism of the cloth feeding device of the present embodiment, a stopper mounting plate 26 is disposed in front of the worm 25 (left side in FIGS. 1 and 3), and a stopper 27 is mounted on the stopper mounting plate 26. . The stopper 27 includes a bolt 27a and a nut (adjusting means) 27b. The distance between the tip of the stopper 27 and the worm 25 is made as small as possible. The stopper mounting plate 26 is fixed to the sewing machine frame 50 by a column 28 and a screw 29.
[0017]
Since components or elements other than the stopper mounting plate 26, the stopper 27, the column 28, and the screw 29 described above are the same as those in the conventional example, the same reference numerals as those in FIGS.
[0018]
Next, the operation of the drive mechanism of the cloth feeding device having the above configuration will be described. A sewing product 52 is disposed between the upper roller (driven roller) 8 and the lower roller (drive roller) 41, and the upper roller 8 is lowered and sandwiched between the rollers 8 and 41. Next, when the operation of the sewing machine is started, the lower shaft 10 rotates in conjunction with an upper shaft (not shown). Since the first shaft (first drive shaft) 20 rotates through the worm 12 and the worm wheel 21, the second shaft (second drive shaft) 30 rotates through the worm 25 and the worm wheel 31. Further, the lower roller shaft 40 rotates via the sprocket 33 (connection member), the chain 51 (connection member), and the sprocket 42 (connection member). In this way, the lower roller 41 rotates, whereby the upper roller 8 is driven. Therefore, the workpiece 52 is fed by both rollers 8 and 41.
[0019]
When the sewing work 52 is wound around the lower roller 41 during the sewing operation and the lower roller 41 stops, the pin (connection pin) 34 is normally damaged by the shearing force applied to the pin 34, and the sprocket 33 and second The connection with the shaft 30 is released. When the pin 34 is not damaged, the sprocket 33 and the second shaft 30 are still connected via the pin 34. That is, the worm 25 uses the upper shaft as a drive source, and rotational driving force is applied through the lower shaft 10, the worm 12, the worm wheel 21, and the first shaft 20, while the worm wheel 31 includes the second shaft 30, Since it is connected to the lower roller 41 via the sprocket 42, the chain 51, and the sprocket 33, it is stopped.
[0020]
As a result, the rotating worm 25 tends to move forward together with the first shaft 20 by meshing with the stopped worm wheel 31. However, the first shaft 20 does not move any more because the worm 25 abuts against the tip of the stopper 27 just by moving a little. For this reason, since the load is reliably applied to the connecting pin 34 and the connecting pin 34 is damaged, there is no significant movement of the first drive shaft 20 in the thrust direction, and the first drive shaft 20 and the lower shaft 10 are connected. Is maintained. Therefore, it is not necessary to return the first shaft 20 to the original position.
[0021]
If the sewing machine is used for a long time, the meshing position of the worm 12 and the worm wheel 21 or the worm 25 and the worm wheel 31 is shifted due to looseness of parts, etc., so that the proper thrust direction position of the first shaft 20 is changed. May vary slightly. In this case, the nut 27b is rotated to adjust the tip position of the stopper 27.
[0022]
【The invention's effect】
According to the present invention, the first axis and the second axis are configured by the first axis rotating in conjunction with the lower axis, the second axis orthogonal to the first axis, the worm and the worm wheel. , A drive roller rotated by the second shaft, and a driven roller rotated by the drive roller, and the fabric feed is carried and the workpiece is sandwiched and sent between the drive roller and the driven roller The drive mechanism of the apparatus is provided with a stopper for restricting the movement of the worm in the thrust direction, so that the movement of the first shaft can be restricted even if the drive roller and the driven roller are engaged and stopped. Therefore, the work for returning the first shaft to the original position is not required.
[0023]
In the case where an adjusting means for adjusting a limit amount of movement of the worm in the thrust direction is provided, it is possible to cope with a shift in the position of the worm due to looseness of parts.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a drive mechanism of a cloth feeding device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of a driving mechanism of the cloth feeding device according to the present embodiment.
FIG. 3 is a plan view of a drive mechanism of the cloth feeding device according to the present embodiment.
FIG. 4 is a perspective view of a drive mechanism of the cloth feeding device according to the present embodiment.
FIG. 5 is a side view of a driving mechanism of a cloth feeding device according to a conventional example.
FIG. 6 is a plan view of a driving mechanism of a cloth feeding device according to a conventional example.
7 is a ZZ cross-sectional view of FIG.
FIG. 8 is a perspective view of a driving mechanism of a cloth feeding device according to a conventional example.
[Explanation of symbols]
8 Upper roller (driven roller)
20 First shaft (first drive shaft)
25 Worm 27 Stopper 27b Nut (Adjustment means)
30 Second shaft (second drive shaft)
31 Worm wheel 41 Lower roller (drive roller)
52 Workpiece 33 Sprocket (connecting member)
42 Sprocket (connection member)
51 Chain (connection member)
34 pin (connection pin)

Claims (2)

下軸と連動して回転する第１駆動軸と、
この第１駆動軸と直交する第２駆動軸と、
ウォームとウォームホイールから構成されて前記第１駆動軸と前記第２駆動軸とを連結するギヤ装置と、
前記第２駆動軸と布を送る駆動ローラとを連結する複数の連結部材と、
これら連結部材を結合するとともに、過負荷を受けた場合破損する連結ピンと、
前記駆動ローラと従動ローラの間に被縫製物を挟持し且つ送る布送り装置の駆動機構において、
前記ウォームのスラスト方向への移動を制限するストッパを設けたことを特徴とする布送り装置の駆動機構。A first drive shaft that rotates in conjunction with the lower shaft;
A second drive shaft orthogonal to the first drive shaft;
A gear device composed of a worm and a worm wheel and connecting the first drive shaft and the second drive shaft;
A plurality of connecting members for connecting the second driving shaft and a driving roller for feeding the cloth;
Connecting these connecting members, and connecting pins that are damaged when overloaded,
In the drive mechanism of the cloth feed device that holds and feeds the workpiece between the drive roller and the driven roller,
A drive mechanism for a cloth feeding device, comprising a stopper for restricting movement of the worm in the thrust direction. 請求項１記載の布送り装置の駆動機構において、
前記ウォームのスラスト方向への移動の制限量を調節する調節手段を設けたことを特徴とする布送り装置の駆動機構。In the drive mechanism of the cloth feeding device according to claim 1,
A drive mechanism for a cloth feeding device, characterized in that adjustment means for adjusting a limit amount of movement of the worm in the thrust direction is provided.
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