JP4585655B2

JP4585655B2 - Solenoid valve manifold

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Publication number: JP4585655B2
Application number: JP2000177280A
Authority: JP
Inventors: 智彦日比野; 清辰夏目; 隆毛利
Original assignee: CKD Corp
Current assignee: CKD Corp
Priority date: 2000-06-13
Filing date: 2000-06-13
Publication date: 2010-11-24
Anticipated expiration: 2020-06-13
Also published as: JP2001355755A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁弁マニホールドに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、ソレノイド及び手動操作手段を備える電磁弁をマニホールドベース上に複数個連設した構造の電磁弁マニホールドが各種知られている。この種の電磁弁マニホールドは、通常、１つのシーケンサに対して複数個接続された状態で使用されることが多い。シーケンサからの信号が入力されているときには、ソレノイドが励磁されてオン状態となり、可動鉄心が非通電位置から通電位置へと変位する。その結果、電磁弁内の流路が切り換わるようになっている。また、手動操作手段を手動で操作することにより、流路切換用の主弁体を機械的に変位させることができるようになっている。
【０００３】
ところで、複数の電磁弁マニホールドのうちの特定のものの調整や点検を行いたい場合、当該電磁弁マニホールドの全ての電磁弁への入力信号をあらかじめ遮断しておき、各ソレノイドの作動を停止させておく必要がある。しかし、仮にシーケンサ自体の電源を切ってしまうと、他の電磁弁マニホールドへの入力信号も遮断されるため、システム全体の停止という事態を招いてしまう。
【０００４】
そこで、従来においては、下記のようなスイッチ付きの電磁弁マニホールドが提案されている。第１の従来技術としては、ソレノイドへの給電を個別にオン・オフするためのスイッチを、各電磁弁の単体にそれぞれ設けたものがある（特開平９−３１７９２９号公報参照）。第２の従来技術としては、そのようなスイッチを、マニホールドベースを構成する各弁ブロックの単体にそれぞれ設けたものがある（特開平９−３１７９３０号公報参照）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来技術の構成によると、特定の電磁弁マニホールドの全ての電磁弁への入力信号を遮断するためには、各電磁弁の単体に対応する複数のスイッチを全てオフしなければならない。従って、電磁弁の数が多くなった場合や、ダブルソレノイドタイプの電磁弁を使用したような場合には、スイッチ操作作業が極めて面倒で煩雑になるという問題があった。また、特定の電磁弁マニホールドを緊急に停止したいような場合に対応できないという問題もあった。
【０００６】
さらに、電磁弁や弁ブロックの単体にスイッチを設けようとすると、スイッチの位置が必然的にソレノイド側に限定されてしまう。よって、電磁弁マニホールドの設置の仕方によっては、スイッチ操作が困難になる場合があるという問題があった。
【０００７】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業性及び操作性に優れた電磁弁マニホールドを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項１に記載の発明では、電気信号を出力する１つのシーケンサに対して複数個接続された状態で使用される電磁弁マニホールドであって、ソレノイド及び手動操作手段を備える電磁弁がマニホールドベース上に複数個連設され、前記各ソレノイドへの給電を一括してオン・オフするとともに他の電磁弁マニホールドに設けられた電磁弁のソレノイドへの給電をオン・オフしない一括遮断スイッチを設け、前記マニホールドベースの一端側には、各電磁弁から引き出された配線と電気的に接続する集中コネクタ部を備える電装ブロックが配設され、その電装ブロックにおける前記集中コネクタ部の近傍に前記一括遮断スイッチが設けられていることを特徴とする電磁弁マニホールドをその要旨とする。
【００１０】
請求項２に記載の発明は、請求項１において、前記ソレノイドへの給電をオン・オフする個別遮断スイッチを前記ソレノイドごとに設けるとともに、それらの個別遮断スイッチを一箇所にまとめて配置するとした。
【００１１】
請求項３に記載の発明は、請求項２において、前記複数の個別遮断スイッチは、前記一括遮断スイッチの近傍に配置されているとした。
請求項４に記載の発明は、請求項１乃至３のいずれか１項において、前記一括遮断スイッチは、前記各ソレノイドへの給電を一括してオンするオン位置と前記各ソレノイドへの給電を一括してオフするオフ位置との２位置に操作可能な操作つまみを備えたスライドスイッチであり、前記一括遮断スイッチは開閉可能な保護カバーによって覆われており、前記保護カバーの内面には、該保護カバーが閉じた状態において前記操作つまみがオン位置からオフ位置へと移動することを規制する係止突起が突設されているとした。
【００１２】
以下、本発明の「作用」について説明する。
各請求項に記載の発明によると、一括遮断スイッチを１つだけ操作することにより各ソレノイドへの給電を一括してオン・オフすることができるため、従来とは異なり、各電磁弁の単体に対応する複数のスイッチの操作が不要になる。
従って、電磁弁の数の多少や電磁弁のタイプの如何にかかわらず、スイッチ操作作業を簡単に行うことができるため、作業性が向上する。また、電磁弁や弁ブロックの単体に複数のスイッチを設けた構成とは異なり、スイッチの設置位置に制約を受けにくく、設置自由度が大きくなる。従って、スイッチ操作が困難になるようなこともなく、操作性が向上する。
【００１３】
また、一括遮断スイッチを電磁弁側やマニホールドベース側ではなく電装ブロック側に設けたことにより、同スイッチの設置スペースを比較的簡単に確保することが可能となる。また、電磁弁やマニホールドベースの構成の煩雑化が回避されるとともに、それに付随して同スイッチの不用意な操作を未然に防ぐことができる。
【００１４】
さらに、一括遮断スイッチを集中コネクタ部の近傍に配置しているため、作業者にとって操作しやすくなる。
請求項２に記載の発明によると、個別遮断スイッチを操作することによってソレノイドごとに給電をオン・オフすることができる。また、それらの個別遮断スイッチは一箇所にまとめて配置されているので、作業者にとって操作しやすくなり、しかも各個別遮断スイッチの切換状態の目視確認が容易になる。
【００１５】
請求項３に記載の発明によると、複数の個別遮断スイッチを一括遮断スイッチの近傍に配置しているため、作業者にとって操作しやすくなり、しかもこれらのスイッチの切換状態の目視確認が容易になる。
【００１６】
請求項４に記載の発明によると、保護カバーによって一括遮断スイッチが覆われることで同スイッチが外部に露出しなくなるため、スイッチの不用意な操作を確実に防ぐことができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
［第１の実施形態］
以下、本発明を具体化した一実施形態のスイッチ付き電磁弁マニホールド１を図１〜図６に基づき詳細に説明する。
【００１８】
図１等に示されるように、本実施形態の電磁弁マニホールド１は、複数の（ここでは７つの）弁ブロック２を備えている。これらの弁ブロック２は、部品取付具としてのＤＩＮレール３上にて連設されることにより、１つのマニホールドベース４を構成している。各々の弁ブロック２の上面には電磁弁５が搭載されている。
【００１９】
ＤＩＮレール３上において前記マニホールドベース４の一端側（図１，図２の右端側）には、第１のエンドブロック６が配置されている。ＤＩＮレール３上において前記マニホールドベース４の他端側（図１，図２の左端側）には、給排気ブロック７、第２のエンドブロック８及び電装ブロック９がこの順序で配置されている。なお、これらのブロック２，７，８，９は一対の固定金具１０を用いてＤＩＮレール３に固定されている。
【００２０】
給排気ブロック７及び各弁ブロック２において同じ箇所には、図示しない貫通孔が複数形成されている。その結果、給排気ブロック７及び各弁ブロック２の内部を貫通し、かつ前記ＤＩＮレール３の長手方向に沿って延びる図示しない複数の共通流路が形成されている。それに対し、仕切板としての機能を担う第１及び第２のエンドブロック６，８には、このような貫通孔は形成されていない。
【００２１】
給排気ブロック７の正面側には、前記共通流路に連通する一対の集中配管用ポート１２，１３が上下に配置されている。これらのポート１２，１３に流体供給源からエア等の流体を給排することにより、弁ブロック２側に流体が分配されるようになっている。各弁ブロック２の正面側には、エアシリンダ等の流体圧アクチュエータに接続されるＡポート１５及びＢポート１６が上下１つずつ形成されている。本実施形態では、Ａポート１５及びＢポート１６の部分に、いわゆるインスタント形継手（ワンタッチ管継手）が使用されている。
【００２２】
本実施形態における電磁弁５は、いわゆる２位置５ポートの電磁弁となっている。図示しない前記５つのポートは、電磁弁５の下部側に形成されている。これらのポートのうちの３つは弁ブロック２側の前記共通流路にそれぞれ連通しており、残りの２つはＡポート１５及びＢポート１６にそれぞれ連通している。図３に示されるように、電磁弁５内の略中央部には、主弁としてのスプール１７が横置きに収容されるとともに、その両側または片側にはソレノイド１８が収容されている。本実施形態の場合、図１の最右端に位置する電磁弁５のみがシングルソレノイドタイプであって、他の６つの電磁弁５はダブルソレノイドタイプとなっている。つまり、本実施形態の電磁弁マニホールド１においては、ソレノイド１８が合計１３個使用されている。
【００２３】
そして、ソレノイド１８に電気が流れると、ソレノイド１８が励磁されてオン状態となり、可動鉄心が非通電位置から通電位置へと変位する。その結果、電磁弁５内のパイロット流路が切り換わって、スプール１７の両端における圧力バランス関係が変化する。その結果、スプール１７が所定の切換位置に変位し、前記複数のポート間の連通状態が切り換わるようになっている。
【００２４】
また、スプール１７とソレノイド１８との間には、手動操作手段１９が配置されている。棒状をした手動操作手段１９は、電磁弁５の縦方向に沿って出没可能な状態で挿通されている。手動操作手段１９が没入されると、流路が開いて加圧エアがスプール１７の端面側に供給される。その結果、エアの圧力が作用してスプール１７が押圧されることにより、スプール１７が自身の長手方向に沿って変位するようになっている。即ち、このような手動操作手段１９によれば、スプール１７を電気信号に頼らず機械的に変位させることができる。なお、この手動操作手段１９の上端面は、蓋２０によって常には覆われている。
【００２５】
図４，図５に示されるように、本実施形態の電装ブロック９は、電装ブロック本体２１、電装ブロックカバー２２、中継基板２３、集中コネクタ部としてのフラットケーブルコネクタ２４等によって構成されている。
【００２６】
電装ブロック本体２１の下面中央部には、ＤＩＮレール３への取り付けの便宜を図るために切欠凹部２５が形成されている。このような電装ブロック本体２１の左側面には、電装ブロックカバー２２がネジ２６によって取り付けられている。中継基板２３は、電装ブロック本体２１と電装ブロックカバー２２とによって形成される内部空間に収容されている。なお、中継基板２３におけるめすコネクタ２９の端子Ｔ１は、図６にて概略的に示されている。フラットケーブルコネクタ２４は、９０°回動可能な状態で電装ブロックカバー２２の上面に取り付けられている。このフラットケーブルコネクタ２４には、シーケンサからの電気信号を伝達するための図示しないフラットケーブルが装着される。フラットケーブルコネクタ２４の一端側にあるソケット部分には、複数のＩ／ＯピンＰ１が突設されている（図６参照）。本実施形態では、２０ピンタイプのフラットケーブルコネクタ２４が使用されている。これらのＩ／ＯピンＰ１は、複数の配線２７からなるフラットハーネスを介して中継基板２３側のめすコネクタ２９に電気的に接続されている。なお、図６の内部回路図に示されるように、この中継基板２３に対しては、各ソレノイド１８から引き出された配線もそれぞれ接続されている。
前記配線２７のなかにはコモン線２７Ａが含まれている。
【００２７】
図３，図４等に示されるように、この電磁弁マニホールド１は、一括遮断スイッチ３１を備えている。ここでは、水平方向かつ２位置に操作可能な操作つまみ３３を備えた、いわゆるスライドスイッチが使用されている。図６の内部回路図に示されるように、一括遮断スイッチ３１は前記コモン線２７Ａ上に設けられている。従って、この一括遮断スイッチ３１を操作することにより、コモン線２７Ａが通断されるようになっている。
【００２８】
一括遮断スイッチ３１は、具体的には電装ブロック９に設けられている。より具体的にいうと、一括遮断スイッチ３１はフラットケーブルコネクタ２４と同じく電装ブロック９の上面に、かつフラットケーブルコネクタ２４の近傍に配置されている。
【００２９】
電装ブロック９の上面中央部には一括遮断スイッチ３１を収容可能な大きさの貫通部３２が形成され、そこには前記一括遮断スイッチ３１が収容されている。電装ブロック９の上面においてこの貫通部３２に対応した箇所には、孔３４が設けられている。この孔３４からは、操作つまみ３３が突出している。この孔３４の両脇には、固定用のねじ３６が挿通可能なねじ挿通孔３５が形成されている。これらのねじ挿通孔３５に挿通された各ねじ３６は、一括遮断スイッチ３１側に設けられた各六角ナット３７に対して螺着されている。その結果、一括遮断スイッチ３１が電装ブロック９に固定されている。前記ねじ挿通孔３５のさらに両脇には、「ＯＮ」「ＯＦＦ」という文字からなる表示部３８が形成されている。このような表示部３８は、電装ブロック９の上面に対する直接印刷により形成されてもよいほか、印刷の施されたシールを貼ること等により間接的に形成されてもよい。
【００３０】
図６の内部回路図においては、説明の便宜上、めすコネクタ２９の端子Ｔ１及びフラットケーブルコネクタ２４のＩ／ＯピンＰ１につき、個々に１番〜２０番のナンバーが付与されている。基本的に同じ番号の端子Ｔ１及びＩ／ＯピンＰ１同士は、配線２７によって電気的に接続されている。また、ソレノイド１８に対しても、説明の便宜上、１ａ番〜７ａ番という１３種のナンバーが付与されている。なお、７ｂ番がないのは、上述したとおりシングルソレノイドタイプの電磁弁５が１つ含まれているからである。
【００３１】
この図によると、例えば１番の端子Ｔ１及びＩ／ＯピンＰ１に対応する配線２７は１ａ番のソレノイド１８に接続され、２番の端子Ｔ１及びＩ／ＯピンＰ１に対応する配線２７は１ｂ番のソレノイド１８に接続されていることがわかる。
【００３２】
また、３番の端子Ｔ１及びＩ／ＯピンＰ１に対応する配線２７は２ａ番のソレノイド１８に接続され、４番の端子Ｔ１及びＩ／ＯピンＰ１に対応する配線２７は２ｂ番のソレノイド１８に接続されていることがわかる。
【００３３】
さて、１つのシーケンサに上記構成の電磁弁マニホールド１が複数接続されていると仮定し、そのうちの特定のものにつきメインテナンスを行うような場合を想定する。
【００３４】
この場合、メインテナンスを必要とする特定の電磁弁マニホールド１については、シーケンサからの入力信号を絶っておく必要がある。本実施形態においては、ここで一括遮断スイッチ３１の操作つまみ３３をスライドさせて、一括遮断スイッチ３１をオン状態からオフ状態に切り換える。すると、コモン線２７Ａが遮断される結果、いずれのソレノイド１８に対しても給電がなされなくなる。つまり、全ソレノイド１８への給電が一括遮断される。なお、メインテナンスを必要としない他の電磁弁マニホールド１については、依然としてシーケンサからの入力信号があるため、それらの動作は維持される。
【００３５】
メインテナンスを必要とする特定の電磁弁マニホールド１が停止状態になったら、蓋２０を開けて手動操作手段１９を露出させる。そして、手動操作手段１９を押圧操作すること等により、個々の電磁弁５の調整や点検を行う。
【００３６】
このような作業が終了したら、手動操作手段１９を引き上げ、再び蓋２０を閉じる。それとともに、操作つまみ３３を反対方向にスライドさせて、一括遮断スイッチ３１をオフ状態からオン状態に切り換える。すると、コモン線２７Ａが連通される結果、全てのソレノイド１８が一括給電され、メインテナンスを終えた電磁弁マニホールド１が再び動作を開始する。
【００３７】
従って、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
（１）本実施形態の電磁弁マニホールド１は、一括遮断スイッチ３１を備えている。従って、その一括遮断スイッチ３１を１つだけ操作することにより、各ソレノイド１８への給電を一括してオン・オフすることができる。このため、従来とは異なり、各電磁弁５の単体に対応する複数のスイッチの操作が不要になる。従って、電磁弁５の数の多少や電磁弁５のタイプの如何にかかわらず、スイッチ操作作業を簡単に行うことができる。ゆえに、作業性に優れた電磁弁マニホールド１を実現することができる。
【００３８】
（２）この電磁弁マニホールド１の場合、電磁弁５や弁ブロック２の単体に複数のスイッチを設けた従来構成とは異なり、スイッチの設置位置に制約を受けにくく、設置自由度が大きくなる。つまり、本実施形態の一括遮断スイッチ３１は、必ずしもソレノイド１８の近傍に設けられる必然性はないからである。従って、電磁弁マニホールド１の正面または背面に壁等があるような設置の仕方を採用した場合であっても、壁が邪魔になって一括遮断スイッチ３１の操作が困難になるようなこともない。ゆえに、操作性に優れた電磁弁マニホールド１を実現することができる。
【００３９】
（３）また、本実施形態のようなスイッチ付き電磁弁マニホールド１を使用すれば、複数の電磁弁マニホールド１が１つのシーケンサに接続されていたとしても、特に不都合は生じない。つまり、一括遮断スイッチ３１の操作のみによって特定の電磁弁マニホールド１への給電を絶つことができるからである。このため、シーケンサ自体の電源を切らなくてもよくなり、しかも他の電磁弁マニホールド１の動作状態を維持することができる。従って、電磁弁マニホールド１によって駆動される流体圧アクチュエータの全面停止を回避することができ、装置の稼働効率の低下を防止することができる。
【００４０】
（４）この電磁弁マニホールド１では、一括遮断スイッチ３１が、電磁弁５側やマニホールドベース４側ではなく電装ブロック９側に設けられている。ゆえに、従来技術に比べて、一括遮断スイッチ３１の設置スペースを比較的簡単に確保することが可能となる。即ち、電磁弁５側やマニホールドベース４側は、手動操作つまみ１９、蓋２０、Ａポート１５、Ｂポート１６、及びそれらに接続される図示しない配管等の存在により混み合っているからである。これに対して、電装ブロック９側はそれほど混み合っていないからである。勿論、本実施形態によれば、電磁弁５やマニホールドベース４の構成の煩雑化も同時に回避される。しかも、それに付随して一括遮断スイッチ３１の不用意な操作を未然に防ぐことができる。
【００４１】
（５）この電磁弁マニホールド１では、一括遮断スイッチ３１をフラットケーブルコネクタ２４の近傍に配置しているため、作業者にとって操作しやすい構造となっている。
［第２の実施形態］
次に、本発明を具体化した第２実施形態のスイッチ付き電磁弁マニホールド５１を図７〜図９に基づいて説明する。ここでは第１実施形態と相違する点を主に述べ、共通する点については同一部材番号を付すのみとしてその説明を省略する。
【００４２】
この電磁弁マニホールド５１では給排気ブロック７の位置が異なっている。即ち、給排気ブロック７がマニホールドベース４と第１のエンドブロック６との間に介在されている。第１実施形態のときよりも弁ブロック２及び電磁弁５の連数が多くなっていて、ともに１６連になっている。使用されている電磁弁５のタイプは、いずれもシングルソレノイドタイプとなっている。
【００４３】
この電磁弁マニホールド５１は、さらに強制出力ユニット５２を備えている。強制出力ユニット５２を構成するユニット本体５７は、可撓性を有する四角箱状の樹脂成形品である。ユニット本体５７の下面中央部には、ＤＩＮレール３への取り付けの便宜を図るために切欠凹部が形成されている。従って、ユニット本体５７は、ＤＩＮレール３に対して固定具等を用いることなく着脱可能となっている。
【００４４】
図８に示されるように、ユニット本体５７の上面には、１つの一括遮断スイッチ３１、複数の個別遮断スイッチ５３、ヒューズ５４、電源端子台５５、出力用フラットケーブルコネクタ５９、入力用フラットケーブルコネクタ６０が配設されている。即ち、これらの部材３１，５３，５４，５５，６０は、同じ面において近接して配置されている。ユニット本体５７の四隅に支持柱５７ａが突設されており、それらの支持柱５７ａには透明な保護カバー５６が着脱可能状態で支持されている。その結果、これらの部材３１，５３，５４，５５，６０が保護カバーによって覆われることにより保護されている。
【００４５】
ユニット本体５７側の入力用フラットケーブルコネクタ６０と、電装ブロック９側のフラットケーブルコネクタ２４とは、フラットケーブル５８を介して電気的に接続されている。フラットケーブル５８を構成する配線２７のうち、特にコモン線については、第１実施形態と同様に２７Ａが付されている（図９の内部回路図を参照）。なお、各フラットケーブルコネクタ２４，５９，６０に付されたピン番号同士は、基本的にほぼ対応し合っている。また、入力用フラットケーブルコネクタ６０のＩ／ＯピンＰ２、及び出力用フラットケーブルコネクタ５９のＩ／ＯピンＰ３の数は、ともに２０本になっている。
【００４６】
図６に示されるように、両フラットケーブルコネクタ５９，６０間をつなぐコモン線２７Ａ上には、過電流からの保護のためのヒューズ５４、図示しない外部電源を接続するための電源端子台５５、一括遮断スイッチ３１が直列に接続されている。
【００４７】
本実施形態の一括遮断スイッチ３１は、接触子を３つ有している。第１接触子は各個別遮断スイッチ５３側に接続されている。第２接触子は電源端子台５５のマイナス側に接続されている。第３接触子は出力用フラットケーブルコネクタ５９における９番及び１９番のＩ／ＯピンＰ３に接続されている。
【００４８】
従って、第１接触子−第２接触子間が閉じられると、電源端子台５５側と各個別遮断スイッチ５３側とが接続する。その結果、各個別遮断スイッチ５３へ電力が供給されるようになっている。このとき、フラットケーブルコネクタ５９，６０間をつなぐコモン線２７Ａは遮断され、いわばオフ状態となる。
【００４９】
また、第２接触子−第３接触子間が閉じられると、フラットケーブルコネクタ５９，６０間がコモン線２７Ａを介して電気的に接続され、コモン線２７Ａがいわばオン状態となる。
【００５０】
また、この一括遮断スイッチ３１のすぐ脇には、「手動」「自動」という文字からなる表示部３８が形成されている。このような表示部３８は、電装ブロック９の上面に対する直接印刷により形成されてもよいほか、印刷の施されたシールを貼ること等により間接的に形成されてもよい。なお、「手動」はコモン線２７Ａが遮断されたオフ状態に対応し、「自動」はコモン線２７Ａがつながったオン状態に対応している。
【００５１】
本実施形態においては、ソレノイド１８への給電をオン・オフする個別遮断スイッチ５３がソレノイド１８ごとに設けられている。つまり、１６個あるソレノイド１８に対応して同数の個別遮断スイッチ５３が設けられている。個別遮断スイッチ５３は、２列横隊となるようにレイアウトされている。個別遮断スイッチ５３は一箇所にまとめて配置されるとともに、一括遮断スイッチ５３の近傍に配置されている。個別遮断スイッチ５３からなる列のすぐ脇には、「自動」「手動ＯＮ」という文字からなる表示部３８が形成されている。また、各個別遮断スイッチ５３の上側には、ソレノイド１８に対応する番号が付されている。
【００５２】
これらの個別遮断スイッチ５３は、接触子を３つ有している。第１接触子は出力用フラットケーブルコネクタ５９のＩ／ＯピンＰ３に接続されている。第２接触子は一括遮断スイッチ３１の第１接触子に接続されている。第３接触子は入力用フラットケーブルコネクタ６０のＩ／ＯピンＰ２に接続されている。
【００５３】
従って、第１接触子−第２接触子間が閉じられると、フラットケーブルコネクタ５９，６０のＩ／ＯピンＰ３，Ｐ２間が電気的に接続され、いわばオン状態となる。なお、個別遮断スイッチ５３に付された「自動」は、この状態に対応している。そして、このとき一括遮断スイッチ３１がオン状態に切り換えられているとすると、各ソレノイド１８にシーケンサから電気信号及び電力が供給される。
従って、各電磁弁５はその入力された信号に従って駆動される。
【００５４】
また、第２接触子−第３接触子間が閉じられると、フラットケーブルコネクタ５９，６０のＩ／ＯピンＰ３，Ｐ２間の導通が絶たれ、いわばオフ状態となる。その代わりに、一括遮断スイッチ３１がオフ状態に切り換えられていた場合には、電源端子台５５側と各個別遮断スイッチ５３側とが接続する。その結果、各個別遮断スイッチ５３を経て各ソレノイド１８へ電力が供給される。なお、個別遮断スイッチ５３に付された「手動ＯＮ」は、この状態に対応している。
【００５５】
次に、このように構成された電磁弁マニホールド５１の使用方法について説明する。
自動運転モードでは、あらかじめ一括遮断スイッチ（メインスイッチ）３１及び全ての個別遮断スイッチ５３を「自動」に切り換えておく。この場合、独自の電源を備えるシーケンサは、シーケンサ側の接点の開閉により、電磁弁マニホールド５１に対して電気信号を出力するようになっている。従って、このときには電磁弁マニホールド５１の各電磁弁５は自動運転を行う。
【００５６】
手動操作を行いたい場合には、まず一括遮断スイッチ３１を「手動」に切り換える。すると、電磁弁マニホールド５１の回路が一括してオフ状態となり、シーケンサ側からの給電が絶たれる。この状態で、さらに特定の個別遮断スイッチ５３を「手動ＯＮ」に切り換えれば、対応するソレノイド１８のみを個別にオンすることができる。このとき、電源端子台５５に接続された図示しない外部電源から回路に電力が供給される。よって、オン動作しているソレノイド１８に対応する電磁弁５のランプ（図示略）が点灯し、そのソレノイド１８が動作していることが認識可能となる。一方、「自動」に切り換えられている個別遮断スイッチ５３に対応するソレノイド１８については、前記外部電源から電力が供給されなくなる。従って、給電停止状態にある当該ソレノイド１８に対応する蓋２０を開け、手動操作手段１９を適宜押圧操作すること等により、調整、点検作業を行うことができる。
【００５７】
従って、本実施形態によれば、前記第１の実施形態における上記（１）（２）（３）に記載の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
（４）この電磁弁マニホールド５１では、複数の個別遮断スイッチ５３をソレノイド１８ごとに設けるとともに、それらを一箇所にまとめて配置している。従って、個別遮断スイッチ５３を操作することによってソレノイド１８ごとに給電をオン・オフすることができる。また、それらの個別遮断スイッチ５３は一箇所にまとめて配置されているので、作業者にとって操作しやすくなり、しかも各個別遮断スイッチ５３の切換状態の目視確認を容易に行うことができる。
【００５８】
また、これらの個別遮断スイッチ５３は、混み合っている電磁弁５側やマニホールドベース４側ではなく、強制出力ユニット５２側に設けられている。ゆえに、スイッチ設置スペースを比較的簡単に確保することが可能となる。
【００５９】
（５）複数の個別遮断スイッチ５３は、一括遮断スイッチ３１の近傍に配置されている。従って、作業者にとって操作しやすくなり、しかもこれらのスイッチ３１，５３の切換状態の目視確認を容易に行うことができる。
【００６０】
（６）この電磁弁マニホールド５１では、スイッチ３１，５３等が保護カバー５６によって覆われている。従って、スイッチ３１，５３が外部に露出しなくなり、スイッチ３１，５３の不用意な操作を確実に防ぐことができる。
【００６１】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・図１０に示される別例のように、第１実施形態の電磁弁マニホールド１の電装ブロック９に保護カバー６１を設け、その保護カバー６１により一括遮断スイッチ３１を覆うようにしてもよい。このような保護カバー６１があると、一括遮断スイッチ３１が覆われることで外部に露出しなくなる。このため、一括遮断スイッチ３１の不用意な操作を確実に防ぐことができる。保護カバー６１は透明ないし半透明であることがよい。
【００６２】
この保護カバー６１の基端部６５は、電装ブロック９の上面に設けられた固定部６６に対して１８０°ほど回動可能に軸支されている。保護カバー６１の先端部内面側には係止部６３が屈曲形成されている。電装ブロック９の上面において係止部６３に対応する位置には、係止スリット６４が形成されている。この係止スリット６４の下部開口縁に係止部６３が係止することにより、保護カバー６１が完全に閉じた状態で電装ブロック９に保持されるようになっている。保護カバー６１の内面には係止突起６２が突設されている。一括遮断スイッチ３１が「ＯＦＦ」側にあるときには、係止突起６２が邪魔になり、係止突起６２の下面が操作つまみ３３の上面に当接してしまう。従って、保護カバー６１を完全に閉じることができなくなる。一方、一括遮断スイッチ３１が「ＯＮ」側にあるときには、係止突起６２が邪魔にならず、係止突起６２の下面が操作つまみ３３の上面に当接しなくなる。従って、保護カバー６１を完全に閉じることが可能となる。そして、この状態で保護カバー６１を完全に閉じておけば、操作つまみ３３の「ＯＮ」位置から「ＯＦＦ」位置への移動が規制される。ゆえに、自動運転時において保護カバー６１を完全に閉じておけば、一括遮断スイッチ３１が誤ってオフするようなことが起こらなくなる。
【００６３】
・一括遮断スイッチ３１は第１実施形態のようなスライドスイッチに限定されることはなく、例えばプッシュスイッチ等のような異なるタイプのスイッチを使用してもよい。
【００６４】
・電装ブロック９において、一括遮断スイッチ３１の設置位置は上面に限られず、側面であってもよい。
・一括遮断スイッチ３１は、電装ブロック９以外の場所にあってもよく、例えば、エンドブロック６，８や給排ブロック７、さらには電磁弁５や弁ブロック２にあってもよい。
【００６５】
・電装ブロック９や強制出力ユニット５２における集中コネクタ部は、前記実施形態にて示したフラットケーブルコネクタ２４，５９，６０に限定されることはなく、例えばＤサブコネクタであってもよい。また、集中コネクタ部の代わりに集中端子台等を設けてもよい。さらには、集中コネクタ部を省略した構成にすることも可能である。
【００６６】
・前記各実施形態において示したような複数の弁ブロック２からなるマニホールドベース４に代えて、１つのブロックからなる一体型のマニホールドベースを採用してもよい。
【００６７】
・手動操作手段１９は、前記実施形態のような出没動作により流路を切り換えるタイプのみに限定されない。例えば、下端部にカムを有する棒状の手動操作手段を採用し、それを電磁弁５の縦方向に沿って回動可能に挿通することにより、前記カムを当接させてスプール１７を変位させてもよい。
【００６８】
次に、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
（１）前記複数の個別遮断スイッチ及び前記一括遮断スイッチは、部品取付具上に着脱可能な構造を有する強制出力ユニットに設けられていること。
【００６９】
（２）強制出力ユニットには外部電源を接続可能な端子構造が設けられていること。
（３）前記保護カバーは、前記一括遮断スイッチの操作つまみの移動を規制する規制手段を有すること。従って、この構成によれば、自動運転時における不用意なスイッチオフを確実に防止することができる。
【００７０】
（４）前記規制手段は前記保護カバーの内側面に突設され、前記操作つまみに対して係止可能な係止突起であること。
【００７１】
【発明の効果】
以上詳述したように、各請求項に記載の発明によれば、作業性及び操作性に優れた電磁弁マニホールドを提供することができる。
【００７２】
また、スイッチ設置スペースの確保が比較的簡単になるとともに、電磁弁やマニホールドベースの構成の煩雑化を回避することができる。
【００７３】
さらに、より作業性に優れたものとすることができる。
請求項２、３に記載の発明によれば、より作業性に優れたものとすることができ、しかもスイッチ切換状態の目視確認を容易に行うことができるようになる。
【００７４】
請求項４に記載の発明によれば、一括遮断スイッチの不用意な操作を確実に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明を具体化した第１実施形態の電磁弁マニホールドの平面図。
【図２】同電磁弁マニホールドの正面図。
【図３】同電磁弁マニホールドの右側面図。
【図４】同電磁弁マニホールドにおける電装ブロックの側面図。
【図５】同電装ブロックの分解平面図。
【図６】同電磁弁マニホールドの内部回路図。
【図７】（ａ）は第２実施形態の電磁弁マニホールドの平面図、（ｂ）はその正面図。
【図８】同電磁弁マニホールドにおける強制出力ブロックの平面図。
【図９】同電磁弁マニホールドの内部回路図。
【図１０】別例の電装ブロックの側面図。
【符号の説明】
１，５１…電磁弁マニホールド、４…マニホールドベース、５…電磁弁、９…電装ブロック、１８…ソレノイド、１９…手動操作手段、２４…集中コネクタ部としてのフラットケーブルコネクタ、２７，２７Ａ…配線、３１…一括遮断スイッチ、５３…個別遮断スイッチ、５６，６１…保護カバー。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a solenoid valve manifold.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, various types of solenoid valve manifolds having a structure in which a plurality of solenoid valves each having a solenoid and manual operation means are arranged on a manifold base are known. This type of solenoid valve manifold is usually used in a state where a plurality of solenoid valve manifolds are connected to one sequencer. When a signal is input from the sequencer, the solenoid is excited and turned on, and the movable iron core is displaced from the non-energized position to the energized position. As a result, the flow path in the electromagnetic valve is switched. Further, by manually operating the manual operation means, the flow path switching main valve element can be mechanically displaced.
[0003]
By the way, when a specific one of a plurality of solenoid valve manifolds is to be adjusted or inspected, input signals to all solenoid valves of the solenoid valve manifold are shut off in advance, and the operation of each solenoid is stopped. There is a need. However, if the power supply of the sequencer itself is turned off, the input signals to other solenoid valve manifolds are also cut off, resulting in a situation where the entire system is stopped.
[0004]
Therefore, conventionally, a solenoid valve manifold with a switch as described below has been proposed. As a first prior art, there is one in which a switch for individually turning on / off power supply to a solenoid is provided in each solenoid valve (see Japanese Patent Laid-Open No. 9-317929). As a second prior art, there is one in which such a switch is provided in each valve block constituting the manifold base (see Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-317930).
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the configuration of the above prior art, in order to cut off the input signal to all the solenoid valves of the specific solenoid valve manifold, it is necessary to turn off all of the plurality of switches corresponding to each solenoid valve. Therefore, when the number of solenoid valves increases or when a double solenoid type solenoid valve is used, there is a problem that the switch operation work becomes very troublesome and complicated. There is also a problem that it is not possible to cope with a case where a specific solenoid valve manifold is urgently stopped.
[0006]
Furthermore, if a switch is provided in a single solenoid valve or valve block, the position of the switch is necessarily limited to the solenoid side. Therefore, there is a problem that the switch operation may be difficult depending on how the solenoid valve manifold is installed.
[0007]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to provide an electromagnetic valve manifold excellent in workability and operability.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, according to the first aspect of the present invention, there is provided a solenoid valve manifold that is used in a state where a plurality of one sequencer that outputs an electrical signal is connected to a solenoid, and manual operation. A plurality of solenoid valves having means are connected to the manifold base, and the power supply to the solenoids is turned on / off all at once, and the power supply to the solenoids of the solenoid valves provided in other solenoid valve manifolds is turned on / off. Provide a batch cut-off switch that does not turn off An electrical block having a central connector portion electrically connected to the wiring drawn from each solenoid valve is disposed on one end side of the manifold base, and the collective shutoff is performed in the vicinity of the central connector portion in the electrical block. A switch is provided The gist of the solenoid valve manifold is as follows.
[0010]
Contract Claim 2 According to the invention described in claim 1, in the first aspect, the individual cutoff switch for turning on / off the power supply to the solenoid is provided for each solenoid, and the individual cutoff switches are collectively arranged in one place.
[0011]
Claim 3 The invention described in claim 2 The plurality of individual cut-off switches are arranged in the vicinity of the collective cut-off switch.
Claim 4 The invention described in Claims 1 to 3 In any one of the paragraphs The collective cut-off switch is a slide switch having an operation knob that can be operated at two positions, an on position where power supply to the solenoids is collectively turned on and an off position where power supply to the solenoids is collectively turned off. And The batch shutoff switch Can be opened and closed Covered by protective cover A locking projection is provided on the inner surface of the protective cover to restrict the operation knob from moving from the on position to the off position when the protective cover is closed. It was.
[0012]
The “action” of the present invention will be described below.
Each claim According to the invention described in the above, since it is possible to collectively turn on / off power supply to each solenoid by operating only one collective cut-off switch, unlike conventional ones, a plurality of solenoid valves corresponding to a single unit are provided. No need to operate the switch.
Therefore, the switch operation work can be easily performed regardless of the number of solenoid valves and the type of the solenoid valve, so that workability is improved. In addition, unlike a configuration in which a plurality of switches are provided in a single solenoid valve or valve block, the installation position of the switches is not easily restricted, and the degree of freedom in installation is increased. Therefore, the operability is improved without making the switch operation difficult.
[0013]
Also By providing the collective cut-off switch not on the solenoid valve side or on the manifold base side but on the electrical block side, the installation space for the switch can be secured relatively easily. In addition, complication of the configuration of the solenoid valve and the manifold base can be avoided, and inadvertent operation of the switch can be prevented beforehand.
[0014]
further Since the collective cut-off switch is arranged in the vicinity of the central connector portion, it is easy for the operator to operate.
Claim 2 According to the invention described in, power supply can be turned on / off for each solenoid by operating the individual cutoff switch. Further, since these individual cut-off switches are arranged together in one place, it is easy for the operator to operate, and the visual confirmation of the switching state of each individual cut-off switch is facilitated.
[0015]
Claim 3 According to the invention described in (4), since the plurality of individual cutoff switches are arranged in the vicinity of the collective cutoff switch, it is easy for the operator to operate, and the visual confirmation of the switching state of these switches is facilitated.
[0016]
Claim 4 According to the invention described in (1), since the collective cut-off switch is covered with the protective cover, the switch is not exposed to the outside, so that inadvertent operation of the switch can be surely prevented.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[First Embodiment]
Hereinafter, a solenoid valve manifold 1 with a switch according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to FIGS.
[0018]
As shown in FIG. 1 and the like, the solenoid valve manifold 1 of the present embodiment includes a plurality of (here, seven) valve blocks 2. These valve blocks 2 constitute a single manifold base 4 by being continuously provided on a DIN rail 3 as a component mounting tool. An electromagnetic valve 5 is mounted on the upper surface of each valve block 2.
[0019]
On the DIN rail 3, a first end block 6 is disposed on one end side of the manifold base 4 (right end side in FIGS. 1 and 2). On the DIN rail 3, an air supply / exhaust block 7, a second end block 8, and an electrical block 9 are arranged in this order on the other end side (the left end side in FIGS. 1 and 2) of the manifold base 4. Note that these blocks 2, 7, 8, 9 are fixed to the DIN rail 3 using a pair of fixing brackets 10.
[0020]
A plurality of through holes (not shown) are formed in the same place in the air supply / exhaust block 7 and each valve block 2. As a result, a plurality of common flow paths (not shown) that pass through the interior of the air supply / exhaust block 7 and each valve block 2 and extend along the longitudinal direction of the DIN rail 3 are formed. On the other hand, such a through-hole is not formed in the 1st and 2nd end blocks 6 and 8 which function as a partition plate.
[0021]
On the front side of the air supply / exhaust block 7, a pair of centralized piping ports 12, 13 communicating with the common flow path are arranged vertically. By supplying and discharging fluid such as air from a fluid supply source to these ports 12 and 13, fluid is distributed to the valve block 2 side. On the front side of each valve block 2, an A port 15 and a B port 16 connected to a fluid pressure actuator such as an air cylinder are formed one above the other. In the present embodiment, so-called instant type joints (one-touch pipe joints) are used for the A port 15 and B port 16 portions.
[0022]
The solenoid valve 5 in this embodiment is a so-called two-position five-port solenoid valve. The five ports (not shown) are formed on the lower side of the electromagnetic valve 5. Three of these ports communicate with the common flow path on the valve block 2 side, and the remaining two communicate with the A port 15 and the B port 16, respectively. As shown in FIG. 3, a spool 17 as a main valve is accommodated horizontally at a substantially central portion in the electromagnetic valve 5, and a solenoid 18 is accommodated on both sides or one side thereof. In the case of this embodiment, only the solenoid valve 5 located at the rightmost end in FIG. 1 is a single solenoid type, and the other six solenoid valves 5 are a double solenoid type. That is, a total of 13 solenoids 18 are used in the solenoid valve manifold 1 of the present embodiment.
[0023]
When electricity flows through the solenoid 18, the solenoid 18 is excited and turned on, and the movable iron core is displaced from the non-energized position to the energized position. As a result, the pilot flow path in the electromagnetic valve 5 is switched, and the pressure balance relationship at both ends of the spool 17 changes. As a result, the spool 17 is displaced to a predetermined switching position, and the communication state between the plurality of ports is switched.
[0024]
A manual operation means 19 is disposed between the spool 17 and the solenoid 18. The rod-like manual operation means 19 is inserted in a state where it can appear and retract along the longitudinal direction of the electromagnetic valve 5. When the manual operation means 19 is immersed, the flow path is opened and pressurized air is supplied to the end face side of the spool 17. As a result, the spool 17 is displaced along the longitudinal direction of the spool 17 when the spool 17 is pressed by the air pressure. That is, according to such a manual operation means 19, the spool 17 can be mechanically displaced without depending on an electric signal. Note that the upper end surface of the manual operation means 19 is always covered with a lid 20.
[0025]
As shown in FIGS. 4 and 5, the electrical block 9 according to the present embodiment includes an electrical block main body 21, an electrical block cover 22, a relay board 23, a flat cable connector 24 as a concentrated connector portion, and the like.
[0026]
A notch recess 25 is formed in the center of the lower surface of the electrical block main body 21 for convenience of attachment to the DIN rail 3. An electrical block cover 22 is attached to the left side surface of the electrical block main body 21 with screws 26. The relay board 23 is accommodated in an internal space formed by the electrical block main body 21 and the electrical block cover 22. The terminal T1 of the female connector 29 on the relay board 23 is schematically shown in FIG. The flat cable connector 24 is attached to the upper surface of the electrical component block cover 22 so as to be rotatable by 90 °. The flat cable connector 24 is attached with a flat cable (not shown) for transmitting an electrical signal from the sequencer. A plurality of I / O pins P1 project from the socket portion at one end of the flat cable connector 24 (see FIG. 6). In this embodiment, a 20-pin type flat cable connector 24 is used. These I / O pins P1 are electrically connected to a female connector 29 on the relay board 23 side through a flat harness composed of a plurality of wirings 27. As shown in the internal circuit diagram of FIG. 6, the wiring drawn from each solenoid 18 is also connected to the relay board 23.
The wiring 27 includes a common line 27A.
[0027]
As shown in FIGS. 3, 4, etc., the solenoid valve manifold 1 includes a collective cutoff switch 31. Here, a so-called slide switch having an operation knob 33 that can be operated in the horizontal direction and at two positions is used. As shown in the internal circuit diagram of FIG. 6, the collective cutoff switch 31 is provided on the common line 27A. Therefore, by operating the collective cutoff switch 31, the common line 27A is cut off.
[0028]
The collective cutoff switch 31 is specifically provided in the electrical block 9. More specifically, the collective cut-off switch 31 is disposed on the upper surface of the electrical block 9 in the same manner as the flat cable connector 24 and in the vicinity of the flat cable connector 24.
[0029]
A through portion 32 having a size capable of accommodating the collective cut-off switch 31 is formed at the center of the upper surface of the electrical block 9, and the collective cut-off switch 31 is accommodated therein. A hole 34 is provided at a location corresponding to the penetrating portion 32 on the upper surface of the electrical block 9. An operation knob 33 protrudes from the hole 34. On both sides of the hole 34, screw insertion holes 35 through which fixing screws 36 can be inserted are formed. Each screw 36 inserted through these screw insertion holes 35 is screwed to each hexagon nut 37 provided on the collective cutoff switch 31 side. As a result, the collective cutoff switch 31 is fixed to the electrical block 9. On both sides of the screw insertion hole 35, display portions 38 made up of characters "ON" and "OFF" are formed. Such a display unit 38 may be formed by direct printing on the upper surface of the electrical block 9 or may be indirectly formed by attaching a printed seal.
[0030]
In the internal circuit diagram of FIG. 6, numbers 1 to 20 are individually assigned to the terminal T <b> 1 of the female connector 29 and the I / O pin P <b> 1 of the flat cable connector 24 for convenience of explanation. Basically, the terminal T1 and the I / O pin P1 having the same number are electrically connected by the wiring 27. In addition, for convenience of explanation, the solenoid 18 is also assigned 13 types of numbers 1a to 7a. The reason why the number 7b is not present is that one single solenoid type solenoid valve 5 is included as described above.
[0031]
According to this figure, for example, the wiring 27 corresponding to the first terminal T1 and the I / O pin P1 is connected to the solenoid 18a, and the wiring 27 corresponding to the second terminal T1 and the I / O pin P1 is 1b. It can be seen that it is connected to the solenoid 18 of the number.
[0032]
The wiring 27 corresponding to the third terminal T1 and the I / O pin P1 is connected to the solenoid 2a, and the wiring 27 corresponding to the fourth terminal T1 and the I / O pin P1 is connected to the solenoid 2b. You can see that it is connected to.
[0033]
It is assumed that a plurality of solenoid valve manifolds 1 having the above-described configuration are connected to one sequencer, and maintenance is performed for a specific one of them.
[0034]
In this case, the input signal from the sequencer needs to be cut off for a specific solenoid valve manifold 1 that requires maintenance. In the present embodiment, here, the operation knob 33 of the collective cut-off switch 31 is slid to switch the collective cut-off switch 31 from the on state to the off state. Then, as a result of the common line 27A being cut off, power is not supplied to any solenoid 18. That is, the power supply to all the solenoids 18 is collectively cut off. In addition, about the other solenoid valve manifold 1 which does not require maintenance, since there exists an input signal from a sequencer, those operation | movement is maintained.
[0035]
When the specific solenoid valve manifold 1 requiring maintenance is stopped, the lid 20 is opened to expose the manual operation means 19. Then, the individual electromagnetic valves 5 are adjusted and inspected by pressing the manual operation means 19 or the like.
[0036]
When such work is completed, the manual operation means 19 is pulled up and the lid 20 is closed again. At the same time, the operation knob 33 is slid in the opposite direction to switch the collective cutoff switch 31 from the off state to the on state. Then, as a result of communication of the common line 27A, all the solenoids 18 are collectively fed, and the solenoid valve manifold 1 that has finished maintenance starts operating again.
[0037]
Therefore, according to the present embodiment, the following effects can be obtained.
(1) The solenoid valve manifold 1 of the present embodiment includes a collective cutoff switch 31. Therefore, by operating only one collective cut-off switch 31, power supply to each solenoid 18 can be turned on / off collectively. For this reason, unlike the prior art, it is not necessary to operate a plurality of switches corresponding to each solenoid valve 5 alone. Therefore, the switch operation can be easily performed regardless of the number of the solenoid valves 5 and the type of the solenoid valves 5. Therefore, the solenoid valve manifold 1 excellent in workability can be realized.
[0038]
(2) In the case of this solenoid valve manifold 1, unlike the conventional configuration in which the solenoid valve 5 or the valve block 2 is provided with a plurality of switches, the switch installation position is not easily restricted and the degree of freedom of installation is increased. That is, the collective cut-off switch 31 of this embodiment is not necessarily provided near the solenoid 18. Therefore, even when the installation method in which a wall or the like is provided on the front or back surface of the solenoid valve manifold 1 is not obstructed, it is not difficult to operate the batch cut-off switch 31 due to the wall. . Therefore, the solenoid valve manifold 1 excellent in operability can be realized.
[0039]
(3) If the solenoid valve manifold 1 with a switch as in this embodiment is used, even if a plurality of solenoid valve manifolds 1 are connected to one sequencer, no particular inconvenience occurs. That is, the power supply to the specific solenoid valve manifold 1 can be cut off only by operating the collective cutoff switch 31. For this reason, it is not necessary to turn off the power supply of the sequencer itself, and the operation state of the other solenoid valve manifold 1 can be maintained. Accordingly, it is possible to avoid the entire stop of the fluid pressure actuator driven by the solenoid valve manifold 1, and it is possible to prevent the operation efficiency of the apparatus from being lowered.
[0040]
(4) In this solenoid valve manifold 1, the collective cutoff switch 31 is provided not on the solenoid valve 5 side or the manifold base 4 side but on the electrical equipment block 9 side. Therefore, it is possible to secure the installation space for the collective cutoff switch 31 relatively easily as compared with the conventional technique. That is, the solenoid valve 5 side and the manifold base 4 side are crowded due to the presence of the manual operation knob 19, the lid 20, the A port 15, the B port 16, and piping (not shown) connected thereto. On the other hand, the electrical block 9 side is not so crowded. Of course, according to the present embodiment, complication of the configuration of the solenoid valve 5 and the manifold base 4 can be avoided at the same time. In addition, inadvertent operation of the collective cut-off switch 31 can be prevented beforehand.
[0041]
(5) In this solenoid valve manifold 1, the collective cut-off switch 31 is disposed in the vicinity of the flat cable connector 24, so that it is easy to operate for the operator.
[Second Embodiment]
Next, a solenoid valve manifold 51 with a switch according to a second embodiment embodying the present invention will be described with reference to FIGS. Here, points different from the first embodiment will be mainly described, and common points will be simply denoted by the same member numbers, and description thereof will be omitted.
[0042]
In this solenoid valve manifold 51, the position of the supply / exhaust block 7 is different. That is, the supply / exhaust block 7 is interposed between the manifold base 4 and the first end block 6. The number of stations of the valve block 2 and the electromagnetic valve 5 is larger than that in the first embodiment, and both are 16 stations. The type of solenoid valve 5 used is a single solenoid type.
[0043]
The solenoid valve manifold 51 further includes a forced output unit 52. The unit main body 57 constituting the forced output unit 52 is a flexible rectangular box-shaped resin molded product. A cutout recess is formed in the center of the lower surface of the unit main body 57 for convenience of attachment to the DIN rail 3. Therefore, the unit main body 57 can be attached to and detached from the DIN rail 3 without using a fixture or the like.
[0044]
As shown in FIG. 8, on the upper surface of the unit main body 57, one collective cutoff switch 31, a plurality of individual cutoff switches 53, a fuse 54, a power terminal block 55, an output flat cable connector 59, an input flat cable connector. 60 is disposed. That is, these members 31, 53, 54, 55, 60 are arranged close to each other on the same plane. Support pillars 57a project from the four corners of the unit main body 57, and a transparent protective cover 56 is detachably supported by the support pillars 57a. As a result, these members 31, 53, 54, 55, 60 are protected by being covered with a protective cover.
[0045]
The input flat cable connector 60 on the unit body 57 side and the flat cable connector 24 on the electrical equipment block 9 side are electrically connected via a flat cable 58. Of the wiring 27 constituting the flat cable 58, the common line is provided with 27A as in the first embodiment (see the internal circuit diagram of FIG. 9). Note that the pin numbers assigned to the flat cable connectors 24, 59, and 60 basically correspond to each other. The number of I / O pins P2 of the input flat cable connector 60 and the number of I / O pins P3 of the output flat cable connector 59 are both 20.
[0046]
As shown in FIG. 6, a fuse 54 for protection from overcurrent, a power supply terminal block 55 for connecting an external power source (not shown), on a common line 27A connecting the two flat cable connectors 59 and 60, A collective cutoff switch 31 is connected in series.
[0047]
The collective cut-off switch 31 of this embodiment has three contacts. The first contact is connected to each individual cutoff switch 53 side. The second contact is connected to the negative side of the power terminal block 55. The third contact is connected to the 9th and 19th I / O pins P3 of the output flat cable connector 59.
[0048]
Accordingly, when the space between the first contact and the second contact is closed, the power terminal block 55 side and the individual cutoff switch 53 side are connected. As a result, electric power is supplied to each individual cutoff switch 53. At this time, the common line 27A connecting the flat cable connectors 59 and 60 is cut off, so to speak, it is turned off.
[0049]
When the second contact and the third contact are closed, the flat cable connectors 59 and 60 are electrically connected via the common wire 27A, and the common wire 27A is turned on.
[0050]
Further, a display section 38 made up of characters “manual” and “automatic” is formed immediately next to the collective cut-off switch 31. Such a display unit 38 may be formed by direct printing on the upper surface of the electrical block 9 or may be indirectly formed by attaching a printed seal. “Manual” corresponds to an off state in which the common line 27A is cut off, and “automatic” corresponds to an on state in which the common line 27A is connected.
[0051]
In the present embodiment, an individual cutoff switch 53 for turning on / off the power supply to the solenoid 18 is provided for each solenoid 18. That is, the same number of individual cutoff switches 53 are provided corresponding to the 16 solenoids 18. The individual cut-off switch 53 is laid out so as to form a two-row formation. The individual cutoff switches 53 are arranged together at one place and are arranged near the collective cutoff switch 53. Immediately next to the row of individual cut-off switches 53, a display unit 38 made up of characters “automatic” and “manual ON” is formed. In addition, a number corresponding to the solenoid 18 is attached to the upper side of each individual cutoff switch 53.
[0052]
These individual cutoff switches 53 have three contacts. The first contact is connected to the I / O pin P3 of the output flat cable connector 59. The second contact is connected to the first contact of the collective cutoff switch 31. The third contact is connected to the I / O pin P2 of the input flat cable connector 60.
[0053]
Therefore, when the space between the first contact and the second contact is closed, the I / O pins P3 and P2 of the flat cable connectors 59 and 60 are electrically connected, so to speak, an on state is established. The “automatic” assigned to the individual cutoff switch 53 corresponds to this state. If the collective cut-off switch 31 is switched to the ON state at this time, an electric signal and electric power are supplied to each solenoid 18 from the sequencer.
Therefore, each solenoid valve 5 is driven according to the input signal.
[0054]
Further, when the space between the second contactor and the third contactor is closed, the conduction between the I / O pins P3 and P2 of the flat cable connectors 59 and 60 is cut off. Instead, when the collective cut-off switch 31 is switched to the OFF state, the power terminal block 55 side and the individual cut-off switch 53 side are connected. As a result, electric power is supplied to each solenoid 18 via each individual cutoff switch 53. Note that “manual ON” attached to the individual cutoff switch 53 corresponds to this state.
[0055]
Next, a method of using the electromagnetic valve manifold 51 configured as described above will be described.
In the automatic operation mode, the collective cutoff switch (main switch) 31 and all the individual cutoff switches 53 are switched to “automatic” in advance. In this case, the sequencer having its own power supply outputs an electrical signal to the solenoid valve manifold 51 by opening and closing the contact on the sequencer side. Therefore, at this time, each solenoid valve 5 of the solenoid valve manifold 51 is automatically operated.
[0056]
When performing manual operation, first, the collective cut-off switch 31 is switched to “manual”. Then, the circuits of the solenoid valve manifold 51 are collectively turned off, and the power supply from the sequencer side is cut off. In this state, if the specific individual cut-off switch 53 is further switched to “manual ON”, only the corresponding solenoid 18 can be individually turned on. At this time, power is supplied to the circuit from an external power source (not shown) connected to the power terminal block 55. Therefore, the lamp (not shown) of the solenoid valve 5 corresponding to the solenoid 18 that is turned on is turned on, and it can be recognized that the solenoid 18 is operating. On the other hand, the solenoid 18 corresponding to the individual cutoff switch 53 that has been switched to “automatic” is not supplied with power from the external power source. Therefore, adjustment and inspection work can be performed by opening the lid 20 corresponding to the solenoid 18 in the power supply stop state and appropriately pressing the manual operation means 19.
[0057]
Therefore, according to the present embodiment, the following effects can be obtained in addition to the effects described in (1), (2), and (3) in the first embodiment.
(4) In this solenoid valve manifold 51, a plurality of individual cutoff switches 53 are provided for each solenoid 18, and they are arranged in one place. Accordingly, by operating the individual cutoff switch 53, the power supply can be turned on / off for each solenoid 18. In addition, since the individual cutoff switches 53 are arranged in one place, it is easy for the operator to operate, and the visual confirmation of the switching state of each individual cutoff switch 53 can be easily performed.
[0058]
Further, these individual cutoff switches 53 are provided not on the crowded solenoid valve 5 side or the manifold base 4 side but on the forced output unit 52 side. Therefore, the switch installation space can be secured relatively easily.
[0059]
(5) The plurality of individual cutoff switches 53 are arranged in the vicinity of the collective cutoff switch 31. Therefore, it is easy for the operator to operate, and the visual confirmation of the switching state of these switches 31 and 53 can be easily performed.
[0060]
(6) In this solenoid valve manifold 51, the switches 31, 53, etc. are covered with a protective cover 56. Accordingly, the switches 31 and 53 are not exposed to the outside, and an inadvertent operation of the switches 31 and 53 can be reliably prevented.
[0061]
In addition, you may change embodiment of this invention as follows.
As in another example shown in FIG. 10, a protective cover 61 may be provided on the electrical block 9 of the solenoid valve manifold 1 of the first embodiment, and the collective cutoff switch 31 may be covered by the protective cover 61. With such a protective cover 61, the collective cut-off switch 31 is covered so that it is not exposed to the outside. For this reason, careless operation of the collective cutoff switch 31 can be reliably prevented. The protective cover 61 is preferably transparent or translucent.
[0062]
The base end portion 65 of the protective cover 61 is pivotally supported by about 180 ° with respect to a fixing portion 66 provided on the upper surface of the electrical block 9. A locking portion 63 is bent and formed on the inner surface side of the distal end portion of the protective cover 61. A locking slit 64 is formed at a position corresponding to the locking portion 63 on the upper surface of the electrical block 9. When the locking portion 63 is locked to the lower opening edge of the locking slit 64, the protective cover 61 is held by the electrical block 9 in a completely closed state. A locking projection 62 projects from the inner surface of the protective cover 61. When the collective cut-off switch 31 is on the “OFF” side, the locking projection 62 becomes an obstacle, and the lower surface of the locking projection 62 comes into contact with the upper surface of the operation knob 33. Accordingly, the protective cover 61 cannot be completely closed. On the other hand, when the collective cutoff switch 31 is on the “ON” side, the locking projection 62 does not get in the way, and the lower surface of the locking projection 62 does not contact the upper surface of the operation knob 33. Therefore, the protective cover 61 can be completely closed. If the protective cover 61 is completely closed in this state, the movement of the operation knob 33 from the “ON” position to the “OFF” position is restricted. Therefore, if the protective cover 61 is completely closed during automatic operation, the collective cut-off switch 31 will not be accidentally turned off.
[0063]
The collective cut-off switch 31 is not limited to the slide switch as in the first embodiment, and a different type of switch such as a push switch may be used.
[0064]
-In the electrical equipment block 9, the installation position of the collective cutoff switch 31 is not limited to the upper surface, but may be a side surface.
The collective cut-off switch 31 may be located at a place other than the electrical block 9, for example, at the end blocks 6 and 8, the supply / discharge block 7, and further the electromagnetic valve 5 or the valve block 2.
[0065]
The central connector portion in the electrical block 9 and the forced output unit 52 is not limited to the flat cable connectors 24, 59, and 60 shown in the above embodiment, and may be a D-sub connector, for example. Moreover, you may provide a concentration terminal block etc. instead of a concentration connector part. Furthermore, it is possible to adopt a configuration in which the central connector portion is omitted.
[0066]
In place of the manifold base 4 composed of a plurality of valve blocks 2 as shown in the above embodiments, an integrated manifold base composed of one block may be adopted.
[0067]
-The manual operation means 19 is not limited to only the type which switches a flow path by the appearance operation like the said embodiment. For example, a rod-like manual operation means having a cam at the lower end is employed, and is inserted so as to be rotatable along the longitudinal direction of the solenoid valve 5 so that the cam 17 is brought into contact with the spool 17 to be displaced. Also good.
[0068]
next ,in front The technical ideas grasped by the embodiment described above are listed below.
(1 )in front The plurality of individual cut-off switches and the collective cut-off switch are provided in a forced output unit having a structure that can be attached and detached on a component fixture.
[0069]
(2 )strength The control output unit must have a terminal structure that can be connected to an external power supply.
(3 )in front The protective cover has restricting means for restricting movement of the operation knob of the collective shut-off switch. So this Constitution Accordingly, inadvertent switch-off during automatic operation can be reliably prevented.
[0070]
(4 )in front The restricting means is a locking protrusion protruding from the inner surface of the protective cover and lockable to the operation knob.
[0071]
【The invention's effect】
As detailed above, Each claim According to the invention described in (1), it is possible to provide a solenoid valve manifold excellent in workability and operability.
[0072]
Also Thus, it is relatively easy to secure a switch installation space, and it is possible to avoid complication of the configuration of the solenoid valve and the manifold base.
[0073]
further Therefore, the workability can be improved.
Claims 2 and 3 According to the invention described in (1), the workability can be further improved, and the visual confirmation of the switch switching state can be easily performed.
[0074]
Claim 4 According to the invention described in the above, inadvertent operation of the collective cut-off switch can be surely prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a solenoid valve manifold according to a first embodiment embodying the present invention.
FIG. 2 is a front view of the solenoid valve manifold.
FIG. 3 is a right side view of the same solenoid valve manifold.
FIG. 4 is a side view of an electrical block in the solenoid valve manifold.
FIG. 5 is an exploded plan view of the same electrical block.
FIG. 6 is an internal circuit diagram of the solenoid valve manifold.
7A is a plan view of a solenoid valve manifold according to a second embodiment, and FIG. 7B is a front view thereof.
FIG. 8 is a plan view of a forced output block in the solenoid valve manifold.
FIG. 9 is an internal circuit diagram of the solenoid valve manifold.
FIG. 10 is a side view of another electrical block.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1,51 ... Solenoid valve manifold, 4 ... Manifold base, 5 ... Solenoid valve, 9 ... Electrical component block, 18 ... Solenoid, 19 ... Manual operation means, 24 ... Flat cable connector as a central connector part, 27, 27A ... Wiring, 31 ... Collective shut-off switch, 53 ... Individual shut-off switch, 56, 61 ... Protective cover.

Claims

A solenoid valve manifold that is used in a state of being connected to a plurality of sequencers that output electrical signals,
A plurality of solenoid valves having solenoids and manual operation means are arranged on the manifold base, and the power supply to each solenoid is turned on / off at once and the solenoid valves provided in other solenoid valve manifolds are connected to the solenoids. Provide a batch cut-off switch that does not turn on / off the power supply ,
On one end side of the manifold base, an electrical block having a central connector portion that is electrically connected to wiring drawn from each solenoid valve is disposed, and the collective cutoff switch in the vicinity of the central connector portion in the electrical block A solenoid valve manifold characterized by that .

2. The solenoid valve manifold according to claim 1, wherein an individual cut-off switch for turning on / off power supply to the solenoid is provided for each solenoid, and the individual cut-off switches are collectively arranged at one place.

The solenoid valve manifold according to claim 2 , wherein the plurality of individual cutoff switches are arranged in the vicinity of the collective cutoff switch.

The collective cut-off switch is a slide switch having an operation knob that can be operated at two positions, an on position where power supply to the solenoids is collectively turned on and an off position where power supply to the solenoids is collectively turned off. And
The collective cut-off switch is covered with a protective cover that can be opened and closed, and an inner surface of the protective cover is configured to restrict the operation knob from moving from an on position to an off position when the protective cover is closed. The solenoid valve manifold according to any one of claims 1 to 3, wherein a stop protrusion is provided.