JP4580276B2 - 人工股関節及び人工股関節用カップ - Google Patents

人工股関節及び人工股関節用カップ Download PDF

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Description

本発明は、ステムとカップとから構成される人工股関節に関し、特に、骨盤に設置されるカップの形状に関する。
人体の股関節は、大腿骨の骨頭が、骨盤の寛骨臼内で回動自在に受容されて構成されている。様々な骨及び関節の疾患により、股関節を構成する寛骨臼と大腿骨頭の関節軟骨が経年的に摩滅し、引き続いて関節を構成する骨組織表面に変形が生じると、股関節から痛みが発生すると同時に股関節の可動域が減少するなど関節機能が低下する。保存的治療で解決できないほど高度に病気が進行した場合は、外科的な観血的治療として人工股関節置換術を施されるのが一般的である。なお、骨盤の一部である寛骨臼のうち股関節を形成する部分を股臼と呼び、股臼は臼蓋と臼底より成るものとする。
人工股関節1は、図13(A)に示すように、大腿骨に固定するステム20と、骨盤を構成する寛骨93の股臼94に設置されるカップ10とからなる。
ステム20は、大腿骨の骨頭の代替物であり、球状のステム用骨頭22と、骨頭22から伸びる湾曲した棒状のステム本体21とから構成されている。ステム20は、ステム本体21を大腿骨91に挿入固定して、使用される。
カップ10は、股臼94の凹部の代替物であり、図13(A)のように、寛骨93を適量切削した後にその切削部位に挿入され、カップ10の内面部12の凹みが、股臼94と同様に斜め下向きになるように傾斜させた状態で寛骨93に固定される。
図13(B)に示すように、カップ10は、半球状の外面部11と、半球状にくり抜かれた凹状の内面部12とを備えている。
カップの内面部12は、ステム20の骨頭22を受容して、股関節と同様の運動を可能にする部分であり、内面部12の真球度を高くすることにより、摩擦係数を低減して、股関節の滑らかな動作とカップ12の摩耗低減とを向上している。カップ10の材質には、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)等が使用されている。
カップ10の外面部11は、通常は、用途に合わせて様々に加工されている。例えば、図6に示すような骨セメント95を使用するタイプのカップ10では、外面部11に溝状のパターンを設けて、骨セメント95との結合強度を高めている。また、セメントレスタイプのカップでは、カップの外表面に、粗面加工した金属薄板が設けられており、カップ設置後に成長した骨組織が金属薄板の粗面と結合することにより、カップが寛骨93に安定して固定できる。さらに、金属薄板の粗面に生体活性物質、例えばアパタイトやリン酸カルシウムを塗布することにより、骨組織の成長を促進し、カップと骨組織との結合力をより高めることができる。
人工股関節1の置換手術は、寛骨93へのカップ10の設置と、大腿骨91へのステム20の固定とに大きく分けられる。カップ10の設置は、カップ設置位置の寛骨93の股臼94を削ってカップ10を収める空間を形成することと、カップ10を寛骨93に固定することとを含む。ステム20の固定は、大腿骨91の骨頭及び大腿部上部を切除することと、大腿骨91にステム本体21を挿入して固定することとを含む。そして、ステムの骨頭22をカップの内面部12に嵌めることにより、股関節として機能するようになる。
人工関節は、一旦固定されると、数十年もの長期間にわたって体内で使用されるので、耐久性が要求される。
耐久性において、カップ10の摩耗による肉厚の減少が問題になる。人工股関節は、骨頭がカップ内面部に圧接しながら摺動して使用される。そのため、使用年数が長くなると、カップと骨頭との摩擦により、カップの肉厚が薄くなる。カップの肉厚が、ある程度まで薄くなると、カップと骨との間にゆるみを生じたり、骨頭の圧接及び摺動によりカップが破損するおそれがあるので、再手術により新しいカップに交換することが行われている。通常は、カップ肉厚を厚くして、交換が必要な肉厚にまで摩耗するのにかかる年数を長くして対処している。
人工股関節置換術を受ける患者は、病気が高度に進行して、股臼が正常な球面を残すことなく大きく変形していることがある。そのようなケースでは、骨盤の整形のために、カップの設置位置の臼蓋および臼底と、変形部位の骨とを切削することが必要になる場合がある。このようにして骨の切除量が増大し、残存する骨量が減少すると、股臼にカップを設置するのが困難になるばかりでなく、人工股関節として使用した時に、ステムを介してカップにかかる力を、骨盤が支持できないおそれがあった。
また、体格の小さい患者の場合は、元来の骨盤の寸法及び骨量が少ないので、骨盤にカップを埋没するだけの内方向への奥行きが確保できず、カップの縁部が、骨盤からはみ出すことがあった。カップ縁部がはみ出すと、カップ外面部と骨盤との接触面積が減少してカップの支持が不安定になる問題や、カップ縁部が外部衝撃により破損しやすい問題があった。そこで、どうしてもはみ出す場合には、骨移植を行って臼蓋外縁をかさ上げして、カップの縁部と同じ高さまで骨量を増加する処置が行われている。しかし、骨移植の量が増加することは、本来の骨盤形状からの逸脱が大きくなることと、移植した骨が骨盤と親和するのに要する時間が長くなることになり、患者への肉体的負担を増加することになる。さらに、移植した骨が圧潰して、カップが移動してしまい、「ゆるみ(後述)」につながることもある。
さらに、骨量が乏しい症例では、股臼の奥行きのみでなく前後の幅までもが狭小化していることが多い。このような場合には、外形寸法を小さくしたカップが選択される。しかし、カップの内面部の寸法は、股関節の可動範囲を決定するので、任意に小寸法に変更することができない。そのため、カップの肉厚を全体に薄くして、外形寸法の小さいカップを製造していた。カップの肉厚を薄くすることは、カップが許容限度の肉厚にまで摩耗する年数、すなわち耐用年数が短縮される問題がある。また、肉厚の薄いカップは、Creep変形も生じやすく、カップ−骨セメント−骨の間が破綻し、「ゆるみ」に至ることが多いという問題もある。
また、長期間にわたる人工関節の使用により生じる不具合として、カップの骨盤への固定が弱くなる、いわゆる「ゆるみ」が問題となっている。これは、人工股関節のカップ縁部にステムが接触して発生する回転トルクや、カップ内面部と骨頭の摺動運動による摩擦トルクなど、カップにかかる機械的応力に起因すると考えられている。ゆるみの発生を抑制するには、カップと骨盤との結合を強めることが効果的である。しかし、骨セメントによる結合も、骨組織による結合も、経年変化により弱くなる傾向があり、カップ設置時には十分な強度があったとしても、長期使用により強度が低下する可能性があった。(
本発明は、これらの従来技術の課題を解決するために、カップ設置のために切除する骨の量を減少できるカップであり、且つカップ設置時にカップ縁部が臼蓋からはみ出しにくく又ははみ出した場合でも骨移植を極力抑えられるカップを備えた人工股関節を提供することを目的とする。
また、本発明は、股関節の寸法が小さい場合でも使用できる外形寸法の小さいカップでありながら、従来と同等の耐用年数を有するカップを備えた人工股関節を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、カップに発生する回転トルクや摩擦トルクに長期間にわたって耐えて、ゆるみが発生しにくいカップを備えた人工股関節を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意研究の結果、上記カップのステム荷重が集中する領域は、骨頭との摩擦により徐々に摩耗するので、カップ寿命を延ばすためには肉厚を厚くすべきであるが、それ以外の領域にはほとんど荷重がかからないので、カップの肉厚を薄くしてもカップ寿命に影響を与えず、人工股関節用カップとしての機能を十分に全うすることができることを見いだし、本発明の人工股関節を完成したものである。
すなわち、本発明の人工股関節は、ステムとカップから構成されており、カップは、肉厚の厚い厚肉部と、肉厚の薄い薄肉部分とが形成されて、肉厚が不均一であることを特徴とする。カップの厚肉部は、寛骨にカップを固定する際には、ステム荷重が集中する領域を受ける位置である鉛直上方に配置される。薄肉部は、厚肉部以外の範囲に形成できるが、少なくとも、寛骨の内方、前方あるいは後方に配置される領域の外殻を形成している。
さらに、本発明では、カップに形成された凹状の半球状内面部の球心と、上記厚肉部の外面部の球心とが一致又は実質的に一致するように形成するのが好ましい。通常は、半球状内面部の球心と骨頭の回転中心とがほぼ一致しているので、このように半球状内面部と厚肉部の外面部の球心とを一致又は実質的に一致させることにより、厚肉部の外面部の球心と骨頭の回転中心とを実質的に一致させることができる。骨頭の回転中心と厚肉部の外面部の球心とが一致していると、骨頭が回転運動したときに、厚肉部の外面部における回転トルクが殆ど発生しないので、カップのゆるみが起こりにくいという利点がある。
カップの厚肉部を形成する厚肉部形成領域は、骨頭の回転中心を基準としてカップの縁部に沿った水平角度で90°〜180°の範囲を有し、カップ縁部を基準としてカップ頂部に向かう垂直角度で45°〜90°の範囲を有するのが好ましい。
また、本発明は、上記人工股関節に使用するカップであり、肉厚の厚い厚肉部と、肉厚の薄い薄肉部分とが形成されて、肉厚が不均一であることを特徴とする。カップの厚肉部は、寛骨にカップを固定する際には、ステム荷重が集中する領域を受ける位置である鉛直上方に配置される。薄肉部は、厚肉部以外の範囲に形成できるが、少なくとも、寛骨の内方、前方あるいは後方に配置される領域の外殻を形成している。
本発明の人工股関節によれば、カップの摩耗が最も進むカップ鉛直上方部分を厚肉にして、それ以外の部分を薄肉にしているので、耐久年数を低下させることなく、カップの外形寸法を小さくすることができる。これにより、カップを設置するために切削する股臼の骨量を減らすことができ、残存する骨量を増やすことができる。
カップの厚肉領域の垂直角度を小さくすると、カップの外形寸法のうち、特に寛骨の内方における寸法、すなわち寛骨の奥行き方向の寸法を小さくすることができる。よって、骨盤からのカップ縁部のはみ出しが少なくなり、従来に比べて骨移植量を減らすことができる。さらに、従来のカップではカップ縁部がはみ出す場合、骨移植をしていたケースでも、骨移植をせずに済ませることができる。
また、カップの厚肉領域の水平角度を小さくすると、カップの外形寸法のうち、特に寛骨の前後方向の寸法を小さくすることができる。よって、股臼の前後幅が小さい患者にも本発明のカップを好適に使用することができ、さらにカップの耐久年数は、外形寸法が大きいものと同等に維持することができる。
本発明の人工股関節は、ステム本体と、該ステム本体の一方の端部に固定された球状の骨頭とから成る人工股関節用ステムと、上記ステムの骨頭を回転可能に受容する半球状内面部を有する人工股関節用カップと、を備える人工関節において、上記カップには、半球状内面部のステム荷重が集中する領域を受ける肉厚の厚い厚肉部と、その他の領域にあって少なくとも内方、前方あるいは後方のいずれか1つの外殻をなす肉厚の薄い薄肉部と、が形成されていることを特徴とする。また、上記半球状内面部の球心と上記厚肉部の外面部の球心とが一致又は実質的に一致するように配置されているのが好ましい。それらの球心が一致していると、カップ内面部に骨頭を嵌め合わせて使用した際に、骨頭が回転運動しても、カップの厚肉部の外面に回転トルクが発生せず、カップと骨盤との結合のゆるみが起こりにくくすることができる。
人工股関節用のカップは、骨盤の寛骨臼(股臼)の代替部材であり、カップに設けられた半球状の内面部が、大腿骨の骨頭を受容する股臼として機能する。カップは、寛骨臼を掘削した後に、原臼に位置するように設置される。カップは、カップ外面部を、寛骨と直に、又は骨セメントを介して接触固定することにより設置される。このとき、カップの内面部が外方下向きに開口するように設置する。例えば、左脚股関節を人工股関節に置換する場合であれば、開口部の中心線を、鉛直下向きから適切な角度(例えば45°)だけ左側方向に傾けて設置する。
カップの厚肉部が形成される厚肉部形成領域に形成されており、厚肉部形成領域が、骨頭の回転中心を基準としてカップの縁部に沿った水平角度で90°〜180°の範囲を有し、カップ縁部を基準としてカップ頂部に向かう垂直角度で45°〜90°の範囲を有すると、最も摩耗しやすいカップ部位を厚肉部で覆うことができ、それ以外の部分の外形寸法を小さくできるので好ましい。
特に、厚肉部形成領域が、上記水平角度で90°〜120°の範囲を有し、上記垂直角度で60°〜90°を有しているのが好ましい。
本発明では、厚肉部と薄肉部とは、外表面の形状を異ならせることにより形成するのが好ましい。内面部は、高い真球度で形成して、ステムの骨頭との摩擦係数を低減させるのがよいので、肉厚調整のために形状を変形するのは好ましくない。
カップの外面部は、所望のカップの肉厚が達成できるように、所望の形状が形成できるように、又は寛骨との接合に有利であるように、様々な形態にすることができる。例えば、厚肉部の外面部をほぼ真球状にして、薄肉部の外面部を楕円球状や多面体状にすることができる。厚肉部は、高い応力がかかる部位であるので、その外面部を真球状にして肉厚を均一にしているが、多数の平面を組み合わせて球状に近づけた形態を適用することもできる。薄肉部は、低い応力しかかからないので、肉厚を均一にする必要はない。そのため、薄肉部の外面部は、多様な形態を利用することができる。
本発明のカップは、使用状況に合わせて、さらに、外面部を修飾することができる。
骨セメントを使用するタイプのカップ10では、図3(A)のように、外面部11に溝部71を形成することができる。カップ10を寛骨93に固定する際に、溝部71に骨セメント95が充填されて、カップ10と寛骨93との結合力を高めることができる。
骨セメントを使用しないセメントレスタイプのカップ10’では、図3(B)のように、カップ10の外面部11に、チタン合金等の金属薄板72を設ける構造にすることができる。金属薄板72の金属表面73は、骨組織が侵入しやすいように、金属溶着、ビーズ接着、メッシュ被覆等の粗面化処理がなされている。さらに、粗面化した金属表面73に、生体活性物質、例えばアパタイトやリン酸カルシウムを塗布して、骨組織の成長を促進し、カップと骨組織との結合力をより高めることができる。
また、図3(C)に示すように、カップ10の外縁部15にフランジ74を設けて、寛骨93の骨量不足により脆弱になった骨を補強することができる。フランジ74は、カップを寛骨93に固定したときに、寛骨93の臼蓋外縁に沿うように、外縁部15で規定される平面15Sから適切な角度βの方向に形成するのが好ましい。フランジ74は、カップ10と一体に形成することができ、また、別体に形成した後に組み立てて一体にすることもできる。
カップ10は、一般的には、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)から形成されており、必要に応じて、表面処理を行うことができる。
ステム20の骨頭22は、ボール状に成形されており、コバルト−クロム合金等の生体安全性の高い金属材料や、アルミナ、ジルコニア等のセラミック材料から成る。骨頭22の表面は、非常に滑らかにされており、カップ20の内面部12との摩擦係数を極力低くしている。骨頭の寸法は、カップ10の内面部12と嵌め合うことのできる寸法にされている。
ステム本体21は、湾曲した棒状の形状を有し、チタン合金やコバルト−クロム合金等の生体安全性の高い金属材料から成形されている。ステム本体21は、骨セメント95によって大腿骨91に固定することができる。また、ステム本体21の表面を粗面化して、骨組織との結合力を高めたセメントレスタイプにすることもできる。
(実施形態1)
図1(A)の上面図に示すように、本発明のカップ10は、厚肉部13が、線分X−Xで区切られた範囲(すなわち、水平角度α=180°の範囲)の領域に形成されている。また、厚肉部13は、線分X−Xを境にして薄肉部14に接続している。薄肉部14の外縁部15’は、従来の肉厚均一なカップの外縁部55よりも内側に設けられている。
図1(B)のY−Y断面図に示すように、厚肉部13は、カップ10の外縁部15から頂点Vに向かって垂直角度θ=90°の領域に形成されている。また、カップ10の外面部は、曲面から成る厚肉部13の外面部11と、別の曲面から成る薄肉部14の外面部11’とにより構成されている。
本実施形態のカップ10は、外面部が複数の曲面から構成されているので、従来のように外面が単一曲面から構成されたカップに比べて、回転しにくい。よって、本発明のカップは、寛骨固定後にかかる回転トルクや摩擦トルクに対しての耐性が多少は高くなり、長期使用における、カップのゆるみを抑制する効果が期待できる。
本実施形態のカップは、曲面をなめらかに接続して構成した外面部を有しているので、回転しにくさの飛躍的な向上は見込めないものの、カップを設置した周辺組織を必要以上に刺激することがない。
厚肉部13の肉厚tと、薄肉部14の肉厚t’との差(t−t’)は、カップに使用する材質、カップの形成技術等を鑑みて任意に設定できる。しかし、差(t−t’)が0.5〜10mmであるのが、カップの外形寸法の減少の効果と、薄肉部14の強度低下とのバランスが適切であるので好ましい。
図1(C)のX−X断面図は、厚肉部13と薄肉部14との境界線における断面図であり、従来のカップと同様の断面形状を示している。
カップ10の内面部12は、従来と同様に高い真球度で形成されている。また、内面部12の球心Oと、厚肉部13の外面部11の球心Oとが、一致している。
本発明のカップ10は、図2のように、水平面Hからの傾斜角γだけ傾斜させて寛骨93に設置されている。傾斜角γは、通常は30°〜60°の範囲で設定でき、例えば図2のようにγ=45°程度にされる。骨頭22の回転中心は、カップの内面部12の球心Oにほぼ一致するので、骨頭22の回転中心は、厚肉部13の外面部11の球心Oにもほぼ一致することになる。カップ10とステム20の骨頭22を嵌めて実際に直立姿勢をとった場合、骨頭からカップにかかる応力は、およそ図中の矢印Fの方向である。よって、カップ10の内面部12のうちで摩耗しやすい部分は、矢印Fの方向であるが、本発明のカップ10は、その部分に厚肉部13が設けられているので、従来品と同等の耐久性を有することができる。
また、本発明のカップ10は、薄肉部14を形成することにより、寛骨93内で占有する奥行きDを、従来のカップの奥行きD’よりも狭くすることができる。よって、本発明のカップ10は、体格が小さく、寛骨93の奥行きが狭い患者に好適である。
本実施形態では、カップ10の奥行きDを、従来の奥行きD’よりも小さくするものであるので、例えば図4に示すような変形例であっても、目的を達成することができる。図4(A)及び(B)に示すように、変形例のカップ10では、薄肉部14の外縁部15が、従来の肉厚均一なカップの外縁部と同じ位置に形成されている。このカップ10では、外縁部15と頂点Vとの間において、肉厚を薄くすることにより、薄肉部14が形成されている。この変形例に示したカップでは、薄肉部14の肉厚t’は、図4(B)に示すように、この外縁部15と頂点Vとの中間部分に位置する。カップ10を寛骨93に設置すると、寛骨93内で占有する奥行きDが、薄肉部14の肉厚t’とすることができて、従来の奥行きD’よりも小さくすることができる。
この変形例のカップ10は、図4(A)から判るように、厚肉部13及び薄肉部14の外縁部15が円形状になっているので、図3(C)のようにフランジ74を設けたカップに適している。
本実施形態では、カップ10の外面部が、2つの曲面から構成されているが、薄肉部の肉厚及び形状を最適化するために、3以上の曲面を組み合わせて構成することもできる。
(実施形態2) 本発明の人工股関節1におけるカップ10について、別の形態を示す。この実施形態は、カップの外面部が、曲面と平面とから構成されている。
図5(A)の上面図に示すように、カップ10は、厚肉部13が、線分X−Xで区切られた範囲(すなわち、水平角度α=180°の範囲)の領域に形成されている。また、厚肉部13は、線分X−Xを境にして薄肉部14に接続している。薄肉部14の外縁部は、曲線状の外縁部151と、直線状の外縁部152とから構成されており、従来の肉厚均一なカップの外縁部55よりも内側に設けられている。
図5(B)のY−Y断面図に示すように、厚肉部13は、カップ10の外縁部15から頂点Vに向かって垂直角度θ=90°の領域に形成されている。また、カップ10の外面部は、曲面から成る厚肉部13の外面部11と、別の曲面から成る薄肉部14の曲面外面部111と、平面から成る薄肉部14の平面外面部112とにより構成されている。
本実施形態のカップ10は、外面部が曲面と平面とから構成されているので、従来のように外面が単一曲面から構成されたカップに比べて、回転しにくい。また、実施形態1のカップと比べても、平面外面部112がアンカー効果を発揮するので、回転しにくい。よって、本実施形態のカップは、寛骨固定後にかかる回転トルクや摩擦トルクに対しての耐性が高くなり、長期使用における、カップのゆるみを抑制する効果が十分に期待できる。
本実施形態のカップ10は、実施形態1で形成したカップの一部を平面研削することにより容易に形成することができる。
厚肉部13の肉厚tと、薄肉部14の肉厚t’との差(t−t’)は、カップに使用する材質、カップの形成技術等を鑑みて任意に設定できる。特に、差(t−t’)が1〜5mmであるのが、カップの外形寸法の減少の効果と、薄肉部14の強度低下とのバランスが適切であるので好ましい。
カップ10の内面部12は、従来と同様に高い真球度で形成されている。また、内面部12の球心Oと、厚肉部13の外面部11の球心Oとは、一致している。
本発明のカップ10は、図6のように、水平面Hからの傾斜角γだけ傾斜させて寛骨93に設置されている。傾斜角γは、通常は30°〜60°の範囲で設定でき、例えば図6のようにγ=45°程度にされる。骨頭22の回転中心は、カップの内面部12の球心Oにほぼ一致するので、骨頭22の回転中心は、厚肉部13の外面部11の球心Oにもほぼ一致することになる。カップ10とステム20の骨頭22を嵌めて実際に直立姿勢をとった場合、骨頭からカップにかかる応力は、およそ図中の矢印Fの方向である。よって、カップ10の内面部12のうちで摩耗しやすい部分は、矢印Fの方向であるが、本発明のカップ10は、その部分に厚肉部13が設けられているので、従来品と同等の耐久性を有することができる。
また、本発明のカップ10は、薄肉部14を形成することにより、寛骨93内で占有する奥行きDを、従来のカップの奥行きD’よりも狭くすることができる。特に、平面外面部112の角度を調節することにより、カップの奥行きDをより小さくすることができる。本発明のカップ10は、体格が小さく、寛骨93の奥行きが狭い患者に好適である。
本実施形態では、カップ10の外面部が、複数の曲面と単一の平面とから構成しているが、薄肉部の肉厚及び形状を最適化するために、又は製造の簡便性を高めるために、曲面と平面とを任意に組み合わせて構成することもできる。
例えば、図7(A)に示すように、薄肉部14の外面部を、曲面外面部111と複数(この図では3つ)の平面外面部112とから構成することもでき、さらに、図7(B)に示すように、薄肉部14の外面部を、多数の平面外面部112のみから構成することもできる。
(実施形態3)
この実施形態では、図8の上面図に示すように、カップ10は、厚肉部13が、水平角度α=90°の領域(線分X−V−Xで区切られた範囲内)に形成されている。厚肉部13は、曲線の境界線16を境にして薄肉部14に接続している。薄肉部14の外縁部15’は、従来の肉厚均一なカップの外縁部55よりも内側に設けられている。
図9(A)は、図8の矢印A方向からの側面図であり、境界線16の左右に厚肉部13と薄肉部14とが形成されていることがわかる。図9(B)は、図8のY−Y断面図(すなわち、図9(A)の断面図)であり、この図から、厚肉部13は、カップ10の外縁部15から頂点Vに向かって垂直角度θ=60°の領域に形成されていることがわかる。また、カップ10の外面部は、曲面から成る厚肉部13の外面部11と、別の曲面から成る薄肉部14の外面部11’とにより構成されている。
カップ10の内面部12は、従来と同様に高い真球度で形成されている。また、内面部12の球心Oと、厚肉部13の外面部11の球心Oとが、一致している。
本実施形態のカップ10は、外面部が複数の曲面から構成されているので、従来のように外面が単一曲面から構成されたカップに比べて、回転しにくい。よって、本発明のカップは、寛骨固定後にかかる回転トルクや摩擦トルクに対しての耐性が多少は高くなり、長期使用における、カップのゆるみを抑制する効果が期待できる。
本実施形態のカップは、曲面をなめらかに接続して構成した外面部を有しているので、回転しにくさの飛躍的な向上は見込めないものの、カップを設置した周辺組織を必要以上に刺激することがない。
厚肉部13の肉厚tと、薄肉部14の肉厚t’との差(t−t’)は、カップに使用する材質、カップの形成技術等を鑑みて任意に設定できる。しかし、差(t−t’)が1〜5mmであるのが、カップの外形寸法の減少の効果と、薄肉部14の強度低下とのバランスが適切であるので好ましい。
図10(A)は、図8の矢印B方向からの側面図であり、図の正面部分の一部に厚肉部13が見えており、境界線16によって薄肉部14と区切られている。図10(B)は、図8のZ−Z断面図(すなわち、図10(A)の断面図)であり、この図から、この実施形態の外面部11’が、従来のカップの外面部51よりも小さい寸法に形成されていることがわかる。
本発明のカップ10を寛骨93に設置した場合、カップが前後方向に占有する空間の幅は、図10(B)に示したカップ10の幅W’である。図より、このカップ10の幅W’は、従来のカップの幅Wに比べると狭くなっていることがわかる。よって、このカップ10を使用することにより、カップが占有する寛骨93内の前後幅を狭めることができる。
本発明のカップ10は、図11のように、水平面Hからの傾斜角γだけ傾斜させて寛骨93に設置されている。傾斜角γは、通常は30°〜60°の範囲で設定でき、例えば図11のようにγ=45°程度にされる。骨頭22の回転中心は、カップの内面部12の球心Oにほぼ一致するので、骨頭22の回転中心は、厚肉部13の外面部11の球心Oにもほぼ一致することになる。カップ10とステム20の骨頭22を嵌めて実際に直立姿勢をとった場合、骨頭からカップにかかる応力は、およそ図中の矢印Fの方向である。よって、カップ10の内面部12のうちで摩耗しやすい部分は、矢印Fの方向であるが、本発明のカップ10は、その部分に厚肉部13が設けられているので、従来品と同等の耐久性を有することができる。
また、本発明のカップ10は、薄肉部14を形成することにより、寛骨93内で占有する奥行きDを、従来のカップの奥行きD’よりも狭くすることができる。特に、平面外面部112の角度を調節することにより、カップの奥行きDをより小さくすることができる。
本実施形態のカップ10は、寛骨93の切削量を極力減らしたい奥行き及び前後方向に対応するカップ10の部分に薄肉部14を設けているので、特に、体格が小さくて、寛骨93の奥行きも、前後方向幅も狭い患者に好適である。さらに、カップ10のうち、耐久年数に直接関与する部位に厚肉部を設けているので、従来と同等の耐久年数を維持することができる。
本実施形態では、カップ10の外面部が、2つの曲面から構成されているが、薄肉部の肉厚及び形状を最適化するために、3以上の曲面を組み合わせて構成することもできる。
また、実施形態2と同様に、薄肉部の外面部を平面外面部により形成することもできる。
図12に、本発明の人工股関節を設置した患者のレントゲン写真の線図を示す。カップ10は、実際のレントゲン写真には殆ど写らないが、この図では、説明のためにカップ10の輪郭を図示している。骨盤の寛骨93に、フランジ74付のカップ10が設置されている。カップ10の内面部12には、ステム20の骨頭22が嵌め合わされている。カップ10のフランジ74は、術中に部分的に切除されており、カップ設置後に、患者の寛骨93及び移植骨93Gの形状に合うようにされている。
用いたカップ10は、図4で示したカップ10の形態と同様に、厚肉部13と薄肉部14とが形成された。カップ10の厚肉部13は、水平角度α=180°、垂直角度θ=90°の領域に形成された。厚肉部13の肉厚tと薄肉部14の肉厚t’との差(t−t’)は、2mmとした。フランジ74は、カップ10と一体に成形された。
カップ10はUHMWPE製であり、ステム20の骨頭22はジルコニア製、ステム本体21はチタン合金製であった。カップ10及びステム20は、骨セメントを用いて寛骨93及び大腿骨にそれぞれ固定した。
カップ10は、厚肉部13が臼蓋部(寛骨93の上縁部)に、薄肉部14が臼底部(寛骨93の奥向き)にそれぞれ配置されるように設置した。薄肉部14に接するように引かれた破線は、骨盤の寛骨93の切削可能な奥行き限界線Lを示している。カップ10の上側の縁部には、移植骨93Gが移植されている。
本発明のカップ10は、薄肉部14の厚みが従来のカップの厚みよりも2mmだけ小さいので、奥行き限界Lまでカップを埋没した場合に、臼蓋部(寛骨93の上縁部)からはみ出すカップの突出量を2mm減らすことができた。これにより、骨移植の量を減らして移植を行った。
人工股関節置換術では、カップの設置位置は、本来の寛骨臼の位置にするのが最善である。この例では、本発明のカップ10を用いたことにより、奥行き限界Lを超えることなく、最も好ましい位置にカップを設置することができた。
本発明の実施形態1にかかる人工股関節用カップであり、(A)は上面図、(B)はY−Y断面図、(C)はX−X断面図である。 本発明の実施形態1にかかる人工股関節を、骨盤の寛骨に設置した模式図を示す。 本発明にかかる人工股関節用カップの外面部の変形例を示す。 本発明の実施形態1にかかる人工股関節用カップの変形例である(A〜C)。 本発明の実施形態2にかかる人工股関節用カップであり、(A)は上面図、(B)はY−Y断面図である。 本発明の実施形態2にかかる人工股関節を、骨盤の寛骨に設置した模式図を示す。 本発明の実施形態2にかかる人工股関節用カップの変形例である(A、B)。 本発明の実施形態3にかかる人工股関節用カップの上面図である。 (A)は、図8のカップの矢印A方向からの側面図であり、(B)はY−Y断面図である。 (A)は、図8のカップの矢印B方向からの側面図であり、(B)はZ−Z断面図である。 本発明の実施形態3にかかる人工股関節を、骨盤の寛骨に設置した模式図を示す。 本発明の実施例にかかる人工股関節を、骨盤の寛骨に設置した患者のレントゲン写真を示す。 (A)は、従来の人工股関節を骨盤の寛骨に設置した模式図であり、(B)は、カップの概略斜視図である。
符号の説明
1 人工股関節
10 カップ
11 外面部
12 内面部
13 厚肉部
14 薄肉部
15 外縁部
20 ステム
21 ステム本体
22 骨頭
91 大腿骨
93 寛骨
94 股臼
95 骨セメント
t 厚肉部の肉厚
t’ 薄肉部の肉厚
V 頂点
O 内面部12の球心、厚肉部13の外面部11の球心
H 水平面
D 本発明のカップの奥行き
D’ 従来のカップの奥行き
W 本発明のカップの幅
W’ 従来のカップの幅
F 応力

Claims (6)

  1. ステム本体と、該ステム本体の一方の端部に固定された球状の骨頭とから成る人工股関節用ステムと、
    上記ステムの骨頭を回転可能に受容する半球状内面部を有するカップと、を備える人工関節において、
    上記カップには、
    半球状内面部のステム荷重が集中する領域を受ける肉厚の厚い厚肉部と、
    その他の領域にあって少なくとも内方、前方あるいは後方のいずれか1つの外殻をなす肉厚の薄い薄肉部と、が形成されており、
    上記カップの外縁部が、上記半球状内面部の球心を中心とする円形状であり、
    上記カップの厚肉部が、厚肉部形成領域に形成されており、当該厚肉部形成領域が、骨頭の回転中心を基準としてカップの縁部に沿った水平角度で180°の範囲を有し、カップ縁部を基準としてカップ頂部に向かう垂直角度で90°の範囲を有することを特徴とする人工股関節。
  2. 上記半球状内面部の球心と、上記厚肉部の外面部の球心とが一致又は実質的に一致するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の人工股関節。
  3. 上記カップの厚肉部と薄肉部との厚さの差が、0.5〜10mmの範囲にあることを特徴とする請求項1又は2に記載の人工股関節。
  4. 湾曲した棒状のステム本体と、該ステム本体の一方の端部に固定された球状の骨頭とから成るステムと共に使用されて、人工股関節を構成する人工股関節用カップにおいて、
    上記カップに、肉厚の厚い厚肉部と、肉厚の薄い薄肉部とが形成されており、
    上記カップの外縁部が、上記半球状内面部の球心を中心とする円形状であり、
    上記カップの厚肉部が、厚肉部形成領域に形成されており、当該厚肉部形成領域が、骨頭の回転中心を基準としてカップの縁部に沿った水平角度で180°の範囲を有し、カップ縁部を基準としてカップ頂部に向かう垂直角度で90°の範囲を有することを特徴とする人工股関節用カップ。
  5. 上記半球状内面部の球心と、上記厚肉部の外面部の球心とが一致又は実質的に一致するように配置されていることを特徴とする請求項に記載の人工股関節用カップ。
  6. 上記カップの厚肉部と薄肉部との厚さの差が、0.5〜10mmの範囲にあることを特徴とする請求項4又は5に記載の人工股関節用カップ。
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