JP4576305B2 - 音響伝達装置 - Google Patents
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株式会社自立コムのアラートマスター[平成17年8月9日検索]、インターネット〈URL:http://www.jiritsu.com/〉 株式会社アシストのシステムファイブ[平成17年8月9日検索]、インターネット〈URL:http://www3.ocn.nejp/~assisthp/〉 リオン株式会社のおしらせらんぷ[平成17年8月9日検索]、インターネット〈URL:http://www.rion.co.jp/〉 株式会社東京信友のシルウォッチ[平成17年8月9日検索]、インターネット〈URL:http://www.shinyu.co.jp/〉 具本栄、伊藤憲三、「聴覚障害者支援を目的とした生活音識別法に関する検討」、信学技報、WIT2002−69、2002. 安藤真也、外4名、「聴覚障害者のための警告音の識別」、信学技報、EA2001−119、2002. 大賀寿郎、山崎芳男、金田豊著、「音響システムとディジタル処理」、株式会社コロナ社、p.197−209
本実施形態は、本発明である音響伝達装置(A)を人に装着した場合を例にしており(図3、図4参照)、2つのマイクロフォンを使用することで、音の到来方向を4方向に分けて判別・伝達することが可能なものとなっている。
統括部(b)は、後述する収音出力部(a)のマイクロフォンやジャイロセンサが接続可能な入力部(100)、後述する提示部(c)の加振装置が接続可能な出力部(101)、DSP〔Digital Signal Processor〕(102)〔キャッシュメモリなどを備えていてもよい。〕、メモリであるRAM(Random Access Memory)(103)、ROM(Read Only Memory)(104)並びにこれらの入力部(100)、出力部(101)、DSP(102)、RAM(103)、ROM(104)間のデータのやり取りが可能なように接続する伝送路(105)などを備えている。DSP(102)に替え、CPU(Central Processing Unit)としてもよい。
もちろん、各マイクロフォン(12L)(12R)の指向性の(おおよそ水平面内ないし鉛直面内における)向きは、音響伝達装置(A)の使用状況などに応じて、適宜に変更するようにしてもよい。
(参考文献1) 特許第3355598号公報
このような選択によって、選択部(43)は、マイクロフォン(12L)の指向領域に存在する音源からの音響信号の周波数成分として選択された周波数成分からなる離散スペクトルLaを出力する。この離散スペクトルLaは統括部(b)における信号合成部(44L)の入力となる。また、選択部(43)は、マイクロフォン(12R)の指向領域に存在する音源からの音響信号の周波数成分として選択された周波数成分からなる離散スペクトルRaも出力する。この離散スペクトルRaは統括部(b)における信号合成部(44R)の入力となる。
(参考文献2) 特開2004−240855号公報
到来方向判定部(6)によって出力された判定結果は、統括部(b)における駆動制御部(7)の入力となる。
上記の到来方向判定方法では、ステップS42において、離散スペクトルLの方が大きいと判定される帯域割合が所定の閾値μを越える場合には、『左』を目的とする音響信号の到来方向としていた。この変形例では、離散スペクトルLの方が大きいと判定される帯域割合が所定の閾値μを越える場合には、マイクロフォン(12L)が収音した収音信号の音圧レベルγ(適宜正規化されているとする。)と、予め決められた閾値ξ1、ξ2(例えばξ1=0.4、ξ2=0.6とする。)との大小関係を判定する(ステップS42a)。マイクロフォン(12L)が収音した収音信号の音圧レベルγが、ξ2<γの場合には、『左後』を目的とする音響信号の到来方向とする(ステップS42b)。マイクロフォン(12L)が収音した収音信号の音圧レベルγが、γ<ξ1の場合には、『左前』を目的とする音響信号の到来方向とする(ステップS42c)。マイクロフォン(12L)が収音した収音信号の音圧レベルγが、ξ1≦γ≦ξ2の場合には、『左』を目的とする音響信号の到来方向とする(ステップS42d)。
また、上記の到来方向判定方法では、ステップS43において、離散スペクトルRの方が大きいと判定される帯域割合が所定の閾値μを越える場合には、『右』を目的とする音響信号の到来方向としていた。この変形例では、離散スペクトルRの方が大きいと判定される帯域割合が所定の閾値μを越える場合には、マイクロフォン(12R)が収音した収音信号の音圧レベルγ(適宜正規化されているとする。)と、予め決められた閾値ξ1、ξ2(例えばξ1=0.4、ξ2=0.6とする。)との大小関係を判定する(ステップS43a)。マイクロフォン(12R)が収音した収音信号の音圧レベルγが、ξ2<γの場合には、『右後』を目的とする音響信号の到来方向とする(ステップS43b)。マイクロフォン(12R)が収音した収音信号の音圧レベルγが、γ<ξ1の場合には、『右前』を目的とする音響信号の到来方向とする(ステップS43c)。マイクロフォン(12R)が収音した収音信号の音圧レベルγが、ξ1≦γ≦ξ2の場合には、『右』を目的とする音響信号の到来方向とする(ステップS43d)。
音響伝達装置(A)の提示部(c)は、4つの加振装置を備え、人の腰部に装着可能な構成となっている。提示部(c)は、具体的には、例えば腰部に巻きつけることの可能なベルト(71)の所定の位置に、各加振装置(72L)(72R)(72F)(72B)を取り付けたものとなっている。もちろん、ベルト(71)に限定する趣旨のものではなく、各加振装置(72L)(72R)(72F)(72B)を腰部付近に保持することが可能なものであればよい。
あるいは、収音出力部(a)と提示部(c)とを上記の実施形態で説明したように別々の部位に装着する場合において、位置や角度を検出することが可能なセンサ、例えばジャイロセンサ(80)を収音出力部(a)に備えて(収音出力部(a)におけるジャイロセンサ(80)の取り付け位置に限定はない。)、ジャイロセンサ(80)が頭部の回転角度θを検知して、これを出力するようにする(図2、図4、図8、図9参照)。ジャイロセンサ(80)によって出力された回転角度θは、到来方向判定部(6)に入力される。そして、到来方向判定部(6)は、ジャイロセンサ(80)が出力した回転角度θの分だけ到来方向判定基準を同じ方向に回転(角度θ)し、この基準に基づいて到来方向を判定するようにしてもよい。このようにすることで、例えば頭部が水平に90度右へ回転した場合、仮に目的とする音が頭部の後方(つまり、腰部の左方向である。)で発生しても、到来方向判定部(6)は到来方向を『左』と判定し、提示部(c)は左の加振装置(72L)を駆動する。
a 収音出力部
b 統括部
c 提示部
d 音源分離部
12L 指向性マイクロフォン
12R 指向性マイクロフォン
2 A/D変換部
3 フレーム切出部
41 周波数分析部
42 到達位相差/到達レベル差算出部
43 選択部
44L 信号合成部
44R 信号合成部
5 フィルタ部
6 到来方向判定部
7 駆動制御部
72F 加振装置
72B 加振装置
72L 加振装置
72R 加振装置
80 ジャイロセンサ
Claims (4)
- 音響信号を収音可能な指向性を有する2つの収音手段と、
各収音手段によって収音された各収音信号の到達位相差および/または到達レベル差の大小関係から、音響信号の到来方向を少なくとも人のおよそ前後左右の4方向について判定する到来方向判定手段と、
各収音手段によって収音された各収音信号に所定の音響信号が含まれるか否かを判定するフィルタ手段と、
フィルタ手段によって、少なくとも上記各収音信号のいずれかに所定の音響信号が含まれると判定された場合に、到来方向判定手段によって判定された音響信号の到来方向を人に提示する提示手段と、
各収音手段の指向性の向きと提示手段における前後左右方向との相対的な角度差を検出する角度検出手段と
を備え、
各収音手段と提示手段とを、人の異なる部位に装着するとし、
収音手段それぞれの指向性の向きは、人のおよそ斜め左後方およびおよそ斜め右後方であり、
到来方向判定手段は、各収音手段によって収音された各収音信号の到達位相差および/または到達レベル差の大小関係から判定された音響信号の到来方向を、角度検出手段によって検出された角度差によって補正して、音響信号の到来方向を判定する
ことを特徴とする音響伝達装置。 - 上記各収音手段によって収音された各収音信号を、上記収音手段それぞれの指向性の向きからの音響信号に分離して出力する音源分離手段を備え、
上記フィルタ手段は、音源分離手段によって出力された音響信号それぞれについて、所定の音響信号が含まれるか否かを判定するものである
ことを特徴とする請求項1に記載の音響伝達装置。 - 上記提示手段は、少なくとも2個の加振装置からなり、
当該提示手段は、各加振装置が人の左体側、右体側に位置するように人に装着され、
各加振装置の振動強弱が、上記到来方向判定手段によって到来方向がおよそ前と判定された場合とおよそ後と判定された場合とで異なるものである
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の音響伝達装置。 - 上記各加振装置の振動強弱が、上記到来方向判定手段によって到来方向がおよそ前と判定された場合よりもおよそ後と判定された場合の方が強いものである
ことを特徴とする請求項3に記載の音響伝達装置。
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