JP4575851B2 - 液体タンクを有する機器および加熱調理器 - Google Patents

液体タンクを有する機器および加熱調理器 Download PDF

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Description

この発明は、液体タンクを有する機器および加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、定水位方式で蒸気発生装置に水を供給するものがある(例えば、特開平9−4849号公報(特許文献1)参照)。この液体タンクを有する機器は、給水口を下向きにした給水タンクを給水タンク受け口に置き、その給水タンク受け口と蒸気発生装置との間を流入路を介して接続している。上記給水タンク内の空気層と水位圧および大気圧の圧力バランスで給水タンク受け口の水位が一定になり、それに合わせて蒸気発生装置内の水位も一定に保たれるようにしている。
ところで、上記加熱調理器では、給水タンクを上下方向に着脱するので、上側に着脱用の空間が必要となり、設置条件に制約が生じ、特に食器棚等により上側の着脱用空間が少ない家庭の台所では、設置条件の制約が顕著である。そこで、給水タンクを側方から着脱することによって、給水タンクの着脱空間を上側に確保する必要がなくなり、設置条件の自由度を高めることが考えられる。
しかしながら、上記給水タンクを側方から着脱する加熱調理器では、給水タンクが水平方向に長くなり、給水タンクの重量検出により給水タンク内の水量を測定する方式を用いた場合、水平方向に長い給水タンクがケーシング内に保持される構造であるため、給水タンク内の水量を正確に測定することが容易でないという問題がある。
特開平9−4849号公報
そこで、この発明の目的は、密閉型の液体タンクを側方から着脱する機器において液体タンクの重量検出により液体タンク内の液量を測定する方式を用いて、簡単な構成で液体タンク内の液量を正確に測定できる液体タンクを有する機器および加熱調理器を提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明の液体タンクを有する機器は、
ケーシングと、
上記ケーシング内に側方から装着される密閉型の液体タンクと、
上記液体タンクの装着方向の先端側に設けられたジョイント部と、
上記ジョイント部が設けられた先端側から上記液体タンクが上記装着方向に挿入され、上記液体タンクを着脱自在に保持する液体タンク保持部と、
上記液体タンクと上記液体タンク保持部の合計荷重の一部を検出するための重量センサと、
上記液体タンク保持部の上記装着方向の先端側に設けられ、上記液体タンクの上記ジョイント部が接続される接続部と、
上記液体タンク保持部の上記装着方向の先端側かつ上記接続部近傍に設けられ、上記ケーシングによって上記液体タンクの着脱方向に略平行かつ略垂直な平面に沿って上記液体タンク保持部を回動自在に支持する支点部と、
上記液体タンク保持部の上記装着方向の後端側に設けられ、上記液体タンクと上記液体タンク保持部の合計荷重の一部を上記重量センサの検出面伝える作用部と、
を備えたことを特徴とする。
上記構成の液体タンクを有する機器によれば、密閉型の液体タンクを保持した液体タンク保持部は、支点部を支点としてケーシングによって液体タンクの着脱方向に略平行かつ略垂直な平面に沿って回動自在に支持される。これにより、上記液体タンク(内部の液体を含む)と液体タンク保持部の合計荷重の一部が回転モーメントとして液体タンク保持部に働き、その回転モーメントが液体タンク保持部の作用部により重量センサの検知面に伝わる。上記重量センサにより検出される重量は、液体タンク(内部の液体を含む)と液体タンク保持部の合計荷重に略比例することになるので、重量センサにより検出された重量に基づいて、液体タンク内が空のときと比較することにより液体タンク内の液量に相当する重量を換算することが可能となる。したがって、密閉型の液体タンクを側方から着脱する機器において、液体タンクの重量検出により液体タンク内の液量を測定する方式を用いて、簡単な構成で液体タンク内の液量を正確に測定できる。
また、一実施形態の液体タンクを有する機器は、上記重量センサにより検出された上記液体タンクと上記液体タンク保持部の合計荷重の一部に基づいて、上記液体タンク内の液量を算出する液量算出部を備えたことを特徴とする。
上記実施形態の液体タンクを有する機器によれば、上記重量センサにより検出された重量は、液体タンクと液体タンク保持部および液体タンク内の液体の合計荷重に略比例するので、重量センサにより検出された液体タンク(内部の液体を含む)と液体タンク保持部の合計荷重の一部に基づいて、液量算出部は液体タンク内の液量に相当する重量を簡単に算出することができる。
また、一実施形態の液体タンクを有する機器は、上記液体タンク保持部の上記接続部に接続された可動性を有する供給経路を備えたことを特徴とする。
上記実施形態の液体タンクを有する機器によれば、液体タンク保持部の接続部に接続された供給経路が可動性を有するので、回動する液体タンク保持部の接続部に供給経路が接続されていても、支持部近傍の接続部の回動は小さいので、液体タンク保持部の回動にほとんど影響されることがない。したがって、液体タンク(内部の液体を含む)と液体タンク保持部の合計荷重の一部を重量センサにより正確に検出できる。
また、一実施形態の液体タンクを有する機器は、
上記液体タンクの装着状態を検出する液体タンク用センサと、
上記ケーシング内に装着された上記液体タンクの露出部分を覆う開閉カバーと、
上記開閉カバーの開閉状態を検出する開閉カバー用センサと
を備え、
上記液体タンク用センサが上記液体タンクが装着されたことを検出し、かつ、上記開閉カバー用センサが上記開閉カバーが閉じたことを検出したとき、上記重量センサにより上記液体タンクと上記液体タンク保持部の合計荷重の一部を検出することを特徴とする。
上記実施形態の液体タンクを有する機器によれば、液体タンク用センサにより液体タンクが装着されていることを検出し、かつ、開閉カバー用センサにより開閉カバーが閉じていることを検出したとき、重量センサにより液体タンク内の液量に相当する重量を検出するので、ケーシング内に装着された上記液体タンクの露出部分を例えば人が押さえて、検出された重量に誤差が生じるのを防止できる。
また、この発明の加熱調理器は、
上記のいずれか1つの液体タンクを有する機器であって、
上記液体タンクが蒸気発生装置に水を供給する給水タンクであることを特徴とする。
上記実施形態の加熱調理器によれば、密閉型の給水タンクを側方から着脱する機器において給水タンクの重量検出により給水タンク内の水量を測定する方式を用いて、簡単な構成で給水タンク内の水量を正確に測定できる。
以上より明らかなように、この発明の液体タンクを有する機器および加熱調理器によれば、密閉型の液体タンクを側方から着脱する機器において液体タンクの重量検出により液体タンク内の液量を測定する方式を用いて、簡単な構成で液体タンク内の液量を正確に測定することができる。
以下、この発明の液体タンクを有する機器および加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1はこの発明の実施の一形態の液体タンクを有する機器の一例としての加熱調理器1の外観斜視図であり、直方体形状の本体ケーシング10の正面に、下端側の辺を略中心に回動する開閉カバーの一例としての扉12を設けている。扉12の右側に操作パネル11を設け、扉12の上部にハンドル13を設けると共に、扉12の略中央に耐熱ガラス製の窓14を設けている。
また、図2は上記加熱調理器1の扉12を開いた状態の外観斜視図を示しており、本体ケーシング10内に直方体形状の加熱室20が設けられている。加熱室20は、扉12に面する正面側に開口部20aを有し、加熱室20の側面,底面および天面をステンレス鋼板で形成している。また、扉12は、加熱室20に面する側をステンレス鋼板で形成している。加熱室20の周囲および扉12の内側に断熱材(図示せず)を配置して、加熱室20内と外部とを断熱している。
また、加熱室20の底面に、ステンレス製の受皿21が置かれ、受皿21上に被加熱物を載置するためのステンレス鋼線製のラック22が置かれている。なお、扉12を開いた状態で、扉12の上面側は略水平となって、被加熱物を取り出すときに一旦扉12の上面に置くことができる。
さらに、本体ケーシング10の加熱室20の左側に、密閉型の液体タンクの一例としての密閉型の給水タンク30を収納するための給水タンク用収納部31を設けている。給水タンク30は、前面側から後面側に向かって給水タンク用収納部31内に挿入される。
また、図3は上記加熱調理器1の要部の構成を示す模式図を示しており、直方体形状の給水タンク30の長手方向の一方の側面下側にジョイント部32を設けている。給水タンク30のジョイント部32に接続部の一例としての管状の屈曲部33の一端を接続し、屈曲部33の他端が下方に向かって屈曲している。屈曲部33の下端の開口33aを水位設定部34の内側に配置し、その屈曲部33の下端よりも上側に大気開放端34aを設けている。水位設定部34の底部と蒸気発生装置36の底部との間を給水経路35を介して接続している。この水位設定部34と給水経路35で供給経路を構成している。なお、ジョイント部32には、図示しないが、ジョイント部32が屈曲部33側に接続されない状態で給水タンク30内の水が漏れないようにする閉鎖弁を設けている。
上記蒸気発生装置36内の下側にヒータ37を配置している。また、蒸気発生装置36の上側に蒸気供給路39の一端を接続し、その蒸気供給路39の他端を加熱室20の上側に接続している。
また、蒸気発生装置36の給水経路35が接続された下端に、排水バルブ38の一端を接続している。そして、排水バルブ38の他端に第1排水経路41の一端を接続している。
また、水位設定部34内には、大気開放端34aよりも下側、かつ、屈曲部33の下端の開口33aよりも上側に、第2排水経路42の上端の入口42aを配置すると共に、その第2排水経路42の下端を排水タンク50の排水受口50aの上側近傍に配置している。そうして、異常発生等によって水位設定部34内の水位が上昇しても、水位設定部34の大気開放端34aから水が溢れ出さないように、第2排水経路42を介して排水タンク50に排水する。
また、第1排水経路42の他端を第2排水経路42の下端近傍に接続している。蒸気発生装置36の水は、排水バルブ38を開くことにより第1排水経路41を介して排水タンク50に排水される。なお、排水バルブ38を開いて蒸気発生装置36の排水を行うとき、給水タンク30内の水が、屈曲部33,水位設定部34,給水経路35および排水バルブ38を介して排出されることになる。しかしながら、給水タンク30の給水流量よりも蒸気発生装置36の排水流量が多くなるように設計することによって、排水時の給水タンク30から流れ出る水量を少なくして、給水タンク30を装着したままでも排水を可能としている。
また、上記排水タンク50の排水受口50aの下側に、第3排水経路43の一端の排水受口43aを配置し、第3排水経路43の他端を加熱室20に接続している。排水タンク50が満水になって排水受口50aから水が溢れ出したときは、溢れ出した水を第3排水経路43の排水受口43aで受けて、第3排水経路43を介して加熱室20内の受皿21に排水される。これにより、排水タンク50が満水になって排水受口50aから水が溢れ出しても、機器内や外部に排水が漏れ出すことがない。
また、上記排水タンク50が本体ケーシング10に装着されていないときでも、蒸気発生装置36からの排水が、第3排水経路43に設けた排水受口43aで受けて加熱室20内に導かれて、機器内や外部に溢れ出さない。
上記構成の加熱調理器1において、満水状態の給水タンク30をケーシング10(図1に示す)内に装着すると、給水タンク30のジョイント部32が屈曲部33に接続され、給水タンク30内の水が、屈曲部33を介して水位設定部34内に流れ落ちる。そうして、水位設定部34に流れ落ちた水は、給水経路35を介して蒸気発生装置36内に供給され、水位設定部34内の屈曲部33の下端が開口する位置の設定水位まで水面が上昇すると、屈曲部33の下端の開口が水で閉じられて給水が停止する。このとき、蒸気発生装置36内にも上記設定水位と同じ水位まで水が供給された状態となる。この水の供給中は、屈曲部33の下端から空気が給水タンク30内に流入し、流入した空気と入れ替わるようにして給水タンク30内の水が流出する。
そして、蒸気発生装置36内に供給された水がヒータ37の加熱により沸騰して蒸気が発生し、この蒸気発生装置36で発生した蒸気が蒸気供給路39を介して加熱室20に供給される。
このようにして蒸気発生により水が消費されて蒸気発生装置36内の水位が低下すると、屈曲部33の下端が開口する位置よりも水位が下がり、屈曲部33の下端から空気が給水タンク30内に流入する。そうして、流入した空気と入れ替わって給水タンク30内の水が流出して、水位設定部34内の水位すなわち蒸気発生装置36内の水位が略一定に保たれる。
図4は図3に示す加熱調理器1の給水タンク30と給水タンク用収納部31の側面図を示している。図4に示すように、給水タンク用収納部31は、給水タンク30を前面側から後面側(図4の右側から左側)に向かって案内して保持する液体タンク保持部の一例としてのタンク保持部70と、タンク保持部70の下面と側面および上面の一部を覆うタンクカバー81と、タンクカバー81の後面側(図4の左側)に、タンク保持部70の後面側の一部を挟むように取り付けられたタンク押さえ部82とを有している。
また、図5は上記タンク保持部70を上方から見た平面図を示しており、図5に示すように、タンク保持部70は、両側にガイド部70bが夫々設けられた底部70aと、その底部70aの後面側に両側縁から上方に延びるように夫々設けられた側板76,77と、両側板76,77の後面側(図5の左側)に同一軸方向外方に向かって夫々突設された支点部の一例としての2つの回転軸71,71と、回転軸71,71近傍の側板76,77間に設けられ、側板76,77に対して略直角をなす板状のストッパー78とを有している。また、タンク保持部70の底部70aの中央付近(最下部)に排水用の穴70cを設けている。
また、図4に示すように、上記ストッパー78の後面側に、給水タンク30の着脱状態を検出する液体タンク用センサの一例としての給水タンク用センサ84を配置している。上記タンク保持部70は、タンクカバー81とタンク押さえ部82によって、2つの回転軸71,71を軸中心に回動自在に支持されている。また、タンク保持部70の底部70aの下面の前面側(図4の右側)に、作用部の一例として、下方に突出する円柱状の突起部72を設けている。このタンク保持部70の突起部72は、タンクカバー81に設けられた穴(図示せず)を貫通し、先端が重量センサ73に当接している。つまり、給水タンク30を保持したタンク保持部70は、後面側の回転軸71,71を支点にして矢印R2の方向に回転モーメントが働き、突起部72の先端が作用点となる。これにより、重量センサ73に働く荷重を測定して、測定された荷重に基づいて給水タンク30内の水量を求める。上記重量センサ73に例えば歪ゲージなどを用いる。
また、上記給水タンク用収納部31に給水タンク30が前面側から挿入されると、給水タンク30がタンク保持部70のガイド部70bに案内されて、給水タンク30の先端がタンク保持部70のストッパー78に当接すると共に、給水タンク30の先端側に設けられたジョイント部32が屈曲部33に接続される。このとき、給水タンク30の先端側に設けられた凸部(図示せず)により給水タンク用センサ84がオンする。このタンク保持部70に一端が取り付けられた屈曲部33がタンク保持部70の回動と共に動く。しかしながら、回転軸71,71近傍の屈曲部33の回動量は小さく、また、屈曲部33の他端に接続されているのが可動性を有する供給経路の一例としての可撓性パイプ(図示せず)であるので、タンク保持部70の回動すなわち重量センサ73を用いた水量測定に対する影響を小さくできる。
上記タンクカバー81の後面側の底部81aの最も低い場所に穴83を設けている。この穴83に下方から給水タンク用排水経路74の上端を接続している。なお、タンクカバー81の底部81aは、タンクカバー81の側板81bから斜め上方に向かって立設されており、矢印R1で示される排水経路の断面は略V字形状になっている。したがって、タンク保持部70の穴70cから流れ落ちた水は、底部81aと側板81bで形成される溝に沿って流れ、側方に漏れ出ることなく底部81aの穴83に流れ込む。そうして、給水タンク30から漏れた水は、給水タンク用排水経路74を介して排水タンク50に排水される。なお、タンクカバー81の底部81aの後面側かつ屈曲部33近傍にも、排水用の穴(図示せず)を設けている。給水タンク30の先端側に設けられたジョイント部32が屈曲部33に抜き差しされるときに溢れた水は、上記排水用の穴に流れ込み、矢印R3に示される排水経路を通って底部81aと側板81bで形成される溝に沿って流れ、側方に漏れ出ることなく底部81aの穴83に流れ込む。
このように、給水タンク30から給水タンク用収納部31内に溢れた水を給水タンク用排水経路74を介して排水タンク50に案内するので、機器内や外部への漏水を確実に防止することができる。
図6は上記加熱調理器1の制御装置80のブロック図を示しており、制御装置80には、図4に示すように、操作パネル11と、ヒータ37と、排水バルブ38と、開閉カバー用センサの一例としての扉用センサ15と、給水タンク用センサ84と、重量センサ73とが接続されている。上記制御装置80は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなり、操作パネル11や給水タンク用センサ84および重量センサ73からの信号に基づいて、操作パネル11,ヒータ37および排水バルブ38等を所定のプログラムに従って制御する。また、制御装置80は、給水タンク30内の水量を算出する液量算出部の一例としての水量算出部80aを有する。
図7は上記制御装置80の動作を説明するフローチャートを示しており、図7に従って制御装置80の給水タンク30内の水量を測定する処理について以下に説明する。
まず、処理がスタートすると、ステップS1で給水タンク用センサ84がオンか否かを判断する。すなわち、給水タンク30が給水タンク用収納部31に装着されているか否かを判断するのである。そうして、給水タンク用センサ84がオンしていると判断すると、給水タンク30が給水タンク用収納部31に装着されているものとしてステップS2に進む。一方、給水タンク用センサ84がオンしていないと判断すると、給水タンク30が給水タンク用収納部31に装着されていないものとしてステップS1を繰り返す。
次に、ステップS2で扉用センサ15がオンか否かを判断する。すなわち、扉12が閉じているか否かを判断するのである。そうして、扉用センサ15がオンしていると判断すると、扉12が閉じているものとしてステップS3に進む。一方、扉用センサ15がオンしていないと判断すると、扉12が開いているものとしてステップS1に戻り、ステップS1,S2を繰り返す。
そして、ステップS3で重量センサ73からの検出信号に基づいて重量測定を行う。
次に、ステップS4に進み、ステップS3で測定された重量に基づいて、制御装置80は、給水タンク30内の水量を算出して、この処理を終了する。
上記加熱調理器1では、給水タンク30を保持したタンク保持部70は、回転軸71,71を支点として本体ケーシング10によって給水タンク30の着脱方向に略平行かつ略垂直な平面に沿って回動自在に支持される。これにより、給水タンク30(内部の水を含む)とタンク保持部70の合計荷重の一部が回転モーメントとしてタンク保持部70に働き、その回転モーメントがタンク保持部70の突起部72により重量センサ73の検知面に伝わる。このときに重量センサ73により検出される重量は、給水タンク30(内部の水を含む)とタンク保持部70の合計荷重に略比例することになるので、重量センサ73により検出された重量に基づいて、給水タンク30内が空のときと比較することにより給水タンク30内の水量に相当する重量を換算することが可能となる。したがって、給水タンクを側方から着脱する加熱調理器において給水タンクの重量検出により給水タンク内の水量を測定する方式を用いて、簡単な構成で給水タンク30内の水量を正確に測定することができる。
また、上記重量センサ73により検出された重量は、給水タンク30(内部の水を含む)とタンク保持部70の合計荷重に略比例することになるので、重量センサ73により検出された給水タンク30(内部の水を含む)とタンク保持部70の合計荷重の一部に基づいて、水量算出部80aは給水タンク30内の水量に相当する重量を簡単に算出することができる。
また、タンク保持部70の屈曲部33に接続された供給経路が可動性を有するので、回動するタンク保持部70の屈曲部33に供給経路が接続されていても、回転軸71,71近傍の屈曲部33の回動量が小さいので、タンク保持部70に働く回転にほとんど影響されることがなく、タンク保持部70に働く回転モーメントがタンク保持部70の突起部72により重量センサ73の検知面に伝わる。したがって、給水タンク30(内部の水を含む)とタンク保持部70の合計荷重の一部を重量センサ73により正確に検出することができる。
また、給水タンク用センサ84が給水タンク30が装着されたことを検出し、かつ、扉用センサ15が扉12が閉じたことを検出したとき、重量センサ73により給水タンク30内の水量に相当する重量を検出するので、本体ケーシング10内に装着された給水タンク30の露出部分を例えば人が押さえて、検出された重量に誤差が生じるのを防止することができる。
上記実施の形態では、液体タンクを有する機器としての加熱調理器について説明したが、液体タンクを有する機器はこれに限らず、加湿機等の機器にこの発明を適用してもよい。
また、上記実施の形態では、蒸気発生装置36を用いた加熱調理器について説明したが、加熱調理器はこれに限らず、蒸気発生装置からの蒸気を昇温して、昇温された過熱蒸気を加熱室に供給する蒸気昇温装置を備えた加熱調理器にこの発明を適用してもよい。
また、上記実施の形態では、可動性を有する供給経路として可撓性パイプを用いたが、可動性を有する供給経路はこれに限らない。
また、上記実施の形態では、液体タンクとして密閉型の給水タンク30を用いたが、液体タンクに溜める液体は水に限らず、様々な液体を溜める液体タンクを有する機器にこの発明を適用してもよい。
図1はこの発明の実施の一形態の加熱調理器の外観斜視図である。 図2は上記加熱調理器の扉を開いた状態の外観斜視図である。 図3は上記加熱調理器の要部の構成を示す模式図である。 図4は図3に示す加熱調理器の給水タンクと給水タンク用収納部の側面図である。 図5は上記給水タンク用収納部のタンク保持部の平面図である。 図6は上記加熱調理器の制御装置のブロック図である。 図7は上記制御装置の動作を説明するフローチャートである。
1…加熱調理器
10…本体ケーシング
11…操作パネル
12…扉
13…ハンドル
14…窓
15…扉用センサ
20…加熱室
21…受皿
22…ラック
30…給水タンク
31…給水タンク用収納部
32…ジョイント部
33…屈曲部
33a…開口
34…水位設定部
34a…大気開放端
35…給水経路
36…蒸気発生装置
37…ヒータ
38…排水バルブ
39…蒸気供給路
41…第1排水経路
42…第2排水経路
42a…入口
43…第3排水経路
43a…排水受口
50…排水タンク
50a…排水受口
70…タンク保持部
70a…底部
70b…ガイド部
70c…穴
71…回転軸
72…突起部
73…重量センサ
74…給水タンク用排水経路
76,77…側板
78…ストッパー
80…制御装置
80a…水量算出部
81…タンクカバー
81a…底部
82…タンク押さえ部
83…穴
84…給水タンク用センサ

Claims (5)

  1. ケーシングと、
    上記ケーシング内に側方から装着される密閉型の液体タンクと、
    上記液体タンクの装着方向の先端側に設けられたジョイント部と、
    上記ジョイント部が設けられた先端側から上記液体タンクが上記装着方向に挿入され、上記液体タンクを着脱自在に保持する液体タンク保持部と、
    上記液体タンクと上記液体タンク保持部の合計荷重の一部を検出するための重量センサと、
    上記液体タンク保持部の上記装着方向の先端側に設けられ、上記液体タンクの上記ジョイント部が接続される接続部と、
    上記液体タンク保持部の上記装着方向の先端側かつ上記接続部近傍に設けられ、上記ケーシングによって上記液体タンクの着脱方向に略平行かつ略垂直な平面に沿って上記液体タンク保持部を回動自在に支持する支点部と、
    上記液体タンク保持部の上記装着方向の後端側に設けられ、上記液体タンクと上記液体タンク保持部の合計荷重の一部を上記重量センサの検出面伝える作用部と、
    を備えたことを特徴とする液体タンクを有する機器。
  2. 請求項1に記載の液体タンクを有する機器において、
    上記重量センサにより検出された上記液体タンクと上記液体タンク保持部の合計荷重の一部に基づいて、上記液体タンク内の液量を算出する液量算出部を備えたことを特徴とする液体タンクを有する機器。
  3. 請求項1または2に記載の液体タンクを有する機器において、
    上記液体タンク保持部の上記接続部に接続された可動性を有する供給経路を備えたことを特徴とする液体タンクを有する機器。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の液体タンクを有する機器において、
    上記液体タンクの装着状態を検出する液体タンク用センサと、
    上記ケーシング内に装着された上記液体タンクの露出部分を覆う開閉カバーと、
    上記開閉カバーの開閉状態を検出する開閉カバー用センサと
    を備え、
    上記液体タンク用センサが上記液体タンクが装着されたことを検出し、かつ、上記開閉カバー用センサが上記開閉カバーが閉じたことを検出したとき、上記重量センサにより上記液体タンクと上記液体タンク保持部の合計荷重の一部を検出することを特徴とする液体タンクを有する機器。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の液体タンクを有する機器であって、
    上記液体タンクが蒸気発生装置に水を供給する給水タンクであることを特徴とする加熱調理器。
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