JP4566108B2 - Absorbent articles - Google Patents
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Description
本発明は、吸収性物品、特に女性の陰唇間に挟んで使用される吸収性物品に関する。 The present invention relates to an absorbent article, and more particularly to an absorbent article used by being sandwiched between female labia.
従来、女性の陰唇間の空間に挟んで使用される陰唇間パッド等の小型の吸収性物品が知られている。この種の吸収性物品は、その肌当接面が直接陰唇間と密着して装着されるものであり、その防漏性が高められている。また、従来、水洗トイレで水洗可能な吸収性物品が知られている。この種の吸収性物品は、使用中の防漏性と水洗可能性とを兼ね備えており、水洗トイレに流すことができるので、その廃棄が容易となっている。陰唇間パッド等の小型の吸収性物品は、その構成部材が小型であり、構成部材数も比較的少ないため、水洗可能性を実現しやすいと考えられる。
また、使用済みの吸収性物品が水洗トイレに流されるときに配管を詰まらせないように、吸収性物品が小さい部分に分散する吸収性物品が提案されている。
DESCRIPTION OF RELATED ART Conventionally, small absorbent articles, such as an interlabial pad used by pinching | interposing in the space between female labia, are known. This type of absorbent article is attached so that its skin contact surface is in direct contact with the labium, and its leakproofness is enhanced. Conventionally, an absorbent article that can be washed in a flush toilet has been known. This type of absorbent article has both leak-proof property and washability during use, and can be poured into a flush toilet, so that its disposal is easy. A small absorbent article such as an interlabial pad has a small component and a relatively small number of components. Therefore, it is considered that water washability is easily realized.
Moreover, the absorbent article which an absorbent article disperse | distributes to a small part is proposed so that it may not clog piping, when a used absorbent article is poured into a flush toilet.
例えば、特許文献1において、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート及び両シート間に介在された液保持性の吸収体を具備しており、表面シートと裏面シートとは、その周縁部において水溶性の接着剤により接合されており、水分散性を有していて水洗可能な吸収性物品が開示されている。
For example, in
特許文献1記載の吸収性物品において、裏面シートは、湿式載置ティシュの肌当接面側の面を耐水性樹脂でコーティングして形成されている。この裏面シートは、装着中には防漏性を有し、その使用後に水洗トイレに廃棄され、水流による攪拌を受けることにより、断片に分散しうるものである。裏面シートの分散のプロセスは、ピンホールほどの穴が裏面シートのコーティングを貫通することで、裏面シートの機械的強度が急速に失われることによるものである。従って、この吸収性物品の長時間に亘る使用、又は使用者の激しい動き等によって、裏面シートのコーティングに小さな穴が開いた場合には、裏面シートが崩壊して防漏性を発揮できなくなるおそれがある。
In the absorbent article described in
従って、本発明の目的は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る陰唇間に挟んで使用される吸収性物品を提供することにある。 Accordingly, an object of the present invention is to provide an absorbent article that is used by being sandwiched between labia, which can eliminate the drawbacks of the prior art described above.
本発明は、吸収部と裏面シートとを備え、該裏面シートの非肌当接面側に粘着部が設けられており、陰唇間に挟んで使用される吸収性物品であって、前記吸収部は、表面シート及び吸収体から形成され、水解性を有し、該吸収部と前記裏面シートとは剥離可能に接合されている吸収性物品を提供することにより、上記目的を達成したものである。 The present invention is an absorbent article comprising an absorbent portion and a back sheet, wherein an adhesive portion is provided on the non-skin contact surface side of the back sheet, and is used by being sandwiched between labia, wherein the absorbent portion Has achieved the above object by providing an absorbent article formed from a top sheet and an absorbent body, having water decomposability, and wherein the absorbent portion and the back sheet are detachably joined. .
本発明の陰唇間の空間に挟んで使用される吸収性物品によれば、表面シート及び吸収体は、裏面シートから剥離可能に接合されており、水洗可能である。 According to the absorbent article used by being sandwiched between the labial spaces of the present invention, the top sheet and the absorbent body are detachably joined from the back sheet and can be washed with water.
以下、本発明の吸収性物品の好ましい第1実施形態について、図1〜図5を参照しながら説明する。 Hereinafter, a preferred first embodiment of the absorbent article of the present invention will be described with reference to FIGS.
本実施形態の吸収性物品1は経血の吸収パッドであって、図1〜図3に示すように、吸収部10と液不透過性の裏面シート3とを備えており、実質的に縦長であり、女性の陰唇間の空間に挟んで使用されるものである。裏面シート3の非肌当接面側に粘着部7が設けられていて、下着の内側又は下着の内側に装着された生理用ナプキン等に固定されるようになされている。
また、本実施形態の吸収性物品1において、吸収部10は、液透過性の表面シート2及び液保持性の吸収体4から形成され、水解性を有し、吸収部10と裏面シート3とは、図3に示すように、その間に水解性のタブシート5を介在させて、剥離可能に接合されている。本明細書において、水解性は、本物品1の使用中における湿潤状態では水解しないが、大量の水に晒され攪拌されると速やかに細かく分解する性質を意味している。また、湿潤状態は、本物品1が体液をおよそ2cc程度またはそれ以上吸収している状態である。
The
Moreover, in the
本実施形態の吸収性物品1について詳述すると、図1及び図3に示すように、その幅方向中央部が着用者の肌側に向かって隆起した尾根部を形成しており、女性の陰唇間の空間に安定して挟まり易い形状を有している。該隆起している部分の高さは、図3に示すように、長手方向の前端部から急激に高くなり、その後長手方向の後端部に向け漸次傾斜しながら低くなっている。吸収部10は、中実であり、略同形の吸収体4を有している。
The
表面シート2及びタブシート5は、それぞれ、図2に示すように、平面視において略楕円形状であって、前方部が幅広となっている。吸収体4は、その平面形状が表面シート2と略相似形であり、表面シート2及びタブシート5間に狭持されている。表面シート2とタブシート5とは、詳細は後述するが、その吸収体4の周囲において接合されている。
また、表面シート2と吸収体4の肌当接面側の中央部とは、ヒートシールによるドット状のエンボス(図示せず)により、部分的に接合されており、表面シート2と吸収体4との一体性が高められている。
表面シート2及びタブシート5それぞれは水解性の不織布である。
As shown in FIG. 2, each of the
Moreover, the
Each of the
本実施形態の吸収性物品1におけるタブシート5について、更に説明すると、タブシート5は、図3に示すように、水溶性の接着剤により裏面シート3の肌当接面側全面と接着されている。また、タブシート5は、液透過性を有している。
詳述すると、水溶性の接着剤は、裏面シート3の少なくとも全周縁部に塗布されていることが好ましく、全周縁部を含む肌当接面側全面に塗布されていることが特に好ましい。水溶性の接着剤の塗工方法としては、裏面シート3の周縁部を含む全体をカバーし、且つ本物品1を固くしない観点から、具体的には、スパイラルスプレー、スロットスプレー、適当に離間された線状パターンまたはこの組み合わせ(例えば格子模様)、ドット状パターン等の隙間のある塗工パターンで裏面シート3の略全面に塗布されていることが好ましい。
The
Specifically, the water-soluble adhesive is preferably applied to at least the entire peripheral edge portion of the
また、本実施形態の吸収性物品1は、装着時における本物品1の長手方向の前端部に、図1及び図2に示すように、摘み部12を備えており、該摘み部12は、タブシート5が表面シート2の前端縁から延出した延出部で形成されている。
Moreover, the
本実施形態の吸収性物品1は、その湿潤状態において、裏面シート3が下着の内側等に固定された状態で、摘み部12を摘んでタブシート5を裏面シート3から取り外す操作により、吸収部10がタブシート5と共に裏面シート3から剥離するようになされている。
前述したように剥離された吸収部10及びタブシート5それぞれは、水洗トイレに廃棄された場合、水洗トイレの水流により、水解するようになされている。尚、吸収部10及びタブシート5は、水洗トイレにしばしば流される場合もあるが、汚物入れ等に廃棄される場合もあり、必ずしも水洗トイレに廃棄されるものではない。
In the wet state, the
As described above, when the absorbent 10 and the
本実施形態の吸収性物品1は、その使用中に体液を吸収して湿潤状態となっており、更に吸収された体液が体温で蒸発して本物品1近傍の湿度が上昇している。水溶性の接着剤は、後述するように高湿度下で接着性が低下するが、タブシート5と裏面シート3とは、該両シート間の全面に渡って水溶性の接着剤が塗布され接着されているので、本物品1の湿潤状態においても容易に接着力が低下しないが、摘み部12を本物品1の肌当接面側に向けて少なくとも60cN以下、更に好ましくは30cN以下の力で引っ張った時に、吸収部10がタブシート5と共に裏面シート3から剥離するように接着されている。また、吸収部10を直接摘んで引っ張った場合にも、タブシート5は固定された裏面シート3から、同様の力で剥離するように接合されている。
The
本実施形態の吸収性物品1は、その使用時において、裏面シート3の粘着部7を介して下着等の内側に固定されており、また、体液を吸収し湿潤状態となっている。本物品1は、その使用後に身体から取り外される際、下着を下ろすと共に、陰唇間から取り外されるようになされている。本物品1が女性の陰唇間に挟まれている状態から取り外されるためには、通常、下向きに100cN程度の力が必要と考えられている。
従って、本物品1が、下着と共に陰唇間から取り外される際には、陰唇間に挟まれているタブシート5と該下着に固定されている裏面シート3との間には、反対向きに100cN程度の力が働く。一方、タブシート5は、前述したように少なくとも60cN以下の力で引っ張ったときに、固定された裏面シート3から剥離するため、本物品1を身体から取り外す際に、吸収部10及びタブシート5と裏面シート3とは剥離するようになされている。
The
Therefore, when the
タブシート5を、固定された裏面シート3から剥離するのに必要な力(剥離強度)の測定は以下のように行われる。
まず、本実施形態の吸収性物品1における表面シート2側に、生理食塩水(濃度0.9%、イオン交換水に同濃度の塩化ナトリウムを溶かした水溶液で代用可能)を駒込ピペットで2ccをゆっくり注入し吸収させて、本物品1を40℃80%RHに調整した恒温槽で60分間放置する。次いで、本物品1を、その表面シート2を上側にして、オリエンテック(株)製テンシロン引張測定機RTM−25の上側のチャック部に挟む。このとき本物品1全体がほぼ水平になるように保ち、挟む位置は本物品1の略中央とする。摘み部12を装置の下側のチャック部に固定し、速度300mm/minで20mm引っ張ったときの応力を測定し、その最大値を剥離強度とする。尚、上記の挟み方では摘み部12が下側のチャック部にうまく挟めない場合、適当な方法で摘み部12を延長して挟んでも良い。例えば、各種テープ類、紐、専用の治具などを用いても良い。ここではセロハンテープ2枚の粘着面で摘み部12を上下からはさむ様にして接着し、その延長部分を下側のチャック部で挟んで測定を行った。この場合、摘み部12の延長部はチャック中央ではなく、チャック端にオフセットして挟まれるが、特に不都合なく測定可能であった。
The measurement of the force (peel strength) required to peel the
First, on the
また、タブシート5は、吸収体4の周囲において、水溶性の接着剤及び物理的接合手段であるヒートシールによるエンボス部6を併用して、表面シート2と接合されており、本物品1の湿潤時においても、吸収部10は、タブシート5と一体的に裏面シート3から剥離して、廃棄されるようになされている。
タブシート5には、その肌当接面側の全周縁部を含む全面に水溶性の接着剤が塗布されて、表面シート2及び吸収体4が接着されている。
Further, the
The
前記物理的接合手段について、更に説明すると、ヒートシールによるエンボス部6は直線状であり、その直線の向きは、図2に示すように、表面シート2の周縁に対して斜めである。直線状のエンボス部6は、タブシート5における全周縁部の水溶性の接着剤が塗布されている領域に、不連続的に隙間を空けて複数設けられている。このように、物理的接合手段であるエンボス部6と水溶性の接着剤塗工部分とはオーバーラップしている。
The physical bonding means will be further described. The embossed
エンボス部6同士の不連続的に連なる間隔は、吸収部10が水洗トイレに廃棄された場合に、表面シート2とタブシート5とが剥離し易く且つ本物品1の使用時における湿潤状態では該両シート間の接合が維持される観点から、直線間を本物品1の周縁に沿って測った距離が少なくとも2mm以下であることが好ましく、0.3〜1mmであることが特に好ましい。また、直線状であるエンボス部6は、その長さが1〜5mm、その幅が0.5〜2mmであることが、湿潤時においても確実に接合が維持される上で好ましい。
The discontinuous interval between the
タブシート5と表面シート2との接合状態について、詳述すると、該両シート間における水溶性の接着剤による接着状態は、初期状態で以下の2つの領域がある。即ち、(1)エンボス領域;エンボスの熱と圧力によって、水溶性の接着剤が表面シート2及び/又はタブシート5の材料(例えば繊維)に食い込んで固化し、該接着剤が材料を係合している領域、(2)非エンボス領域;水溶性の接着剤が塗布された面(通常はタブシート側)についており、反対側には該接着剤の表面粘着力(いわゆる「表面タック力」)だけでついている領域。
(1)の水溶性の接着剤が食い込んで材料間を係合している領域は、該接着剤が水に晒され、現実に水溶するか形状を維持できないほど構造が弱まるまでは、その接着性を失わない。
一方、(2)の水溶性の接着剤の表面タック力だけで接着している部分は、湿気も含めた微小な水分でタック力が弱まり、容易に被着体と該接着剤表面との間の接着力を失う。
タブシート5と表面シート2との接着部分において、(2)の非エンボス領域の接着力は、吸液による湿度上昇や発汗(いわゆる「不感蒸泄」、蒸れた感じ)だけでも大きな影響を受け、接着性を失いやすい。一方、(1)のエンボス領域は接着剤本体が物理的に材料に食い込んでいるため、その部位が溶解しない限りは接着性を失わない。本物品1の湿潤状態において、タブシート5と表面シート2との接着状態は、エンボス部6においては、接着力の低下は殆どないが、水溶性の接着剤のみにより接着されている部分においては、接着力の低下が著しい状態にある。
The bonding state between the
The region where the water-soluble adhesive of (1) bites into and engages between the materials is bonded until the adhesive is exposed to water and the structure is weakened so that it is actually water-soluble or cannot maintain its shape. Does not lose sex.
On the other hand, the part that is bonded only by the surface tack force of the water-soluble adhesive of (2) is weakened by minute moisture including moisture, and the adhesion between the adherend and the surface of the adhesive is easily reduced. Loses its adhesive strength.
In the adhesion part of the
従って、タブシート5と表面シート2とのエンボス部6による接合部分は、吸収部10が水洗トイレに廃棄された場合等、多量の水の中で攪拌を受けた場合に、接合が外れるようになされている。この場合、複数のエンボス部6における各接合は、すべてが同時に外れるとは限らない。
また、多量の水の中で攪拌を受けた状態において、タブシート5及び表面シート2は、エンボス部6における接合が外れながら、それぞれが水解して行く。
タブシート5と表面シート2との間に挟持されている吸収体4は、該両シート間の接合が部分的に外れるか又は該両シートが部分的に水解して開口部が形成されると、その一部分が水中に露出するので、水解が始まる。
Therefore, the joint portion of the
Moreover, in the state which received stirring in a lot of water, the
When the
本実施形態の吸収性物品1について、更にまた説明すると、裏面シート3は、その平面形状が表面シート2と略同形である。裏面シート3の非肌当接面側には、図4に示すように、略縦長矩形の粘着部7が形成されており、下着の内側又は下着の内側に装着された生理用ナプキン等に剥離可能に接合される。粘着部7は、粘着剤が裏面シート3の非肌当接面側に層状に塗布されて形成されている。裏面シート3の周縁部の内側には、図4に示すように、粘着剤が塗布されていない部分があり、該部分を摘んで、裏面シート3を下着等から剥離し易くなされている。
本物品1の湿潤状態において、タブシート5を裏面シート3から剥離する際に、裏面シート3は、その固定されている下着等の内側から剥離しないような剥離強度で該下着等の内側に剥離可能に接着されている。裏面シート3と下着等との剥離強度の測定方法は、前述したのと同様に行うことができる。
The
When the
本実施形態の吸収部10の寸法は、長さが12cm、幅が6cm、厚さが2cmそれぞれを超えない大きさとなることが、女性の陰唇間に挟まれ陰唇部と密着して体液の漏れを防ぎ且つその使用後に水洗トイレに廃棄された場合、配水管内、浄化槽又は下水道等を詰まらせない上で好ましい。長さ及び幅は、本物品1の長手方向又は幅方向それぞれの最大の値である。厚みは、例えばピーコック製卓上厚みゲージによって、適当な大きさの測定用プレートを載せて2.5g/cm2荷重下の厚みを測定される。
The size of the
本実施形態の吸収性物品1を構成する各部材について説明すると、表面シート2及びタブシート5は、ウエブを形成し更に水流交絡法により水解する程度に交絡させ不織布化したものである。吸収部10及びタブシート5が使用後に水洗トイレに廃棄された場合、それぞれは、更にシートを形成している繊維レベルの大きさにまで分解する性質を有していることが好ましく、少なくとも、該シートの水解後における各部分の大きさは、浄化槽等の濾材を詰まらせない程度の大きさにまで分解することが好ましい。
The members constituting the
ウエブの形成材料としては、各種公知のものを用いることができるが、以下に示す熱可塑性繊維、親水性繊維又は両者の混合繊維からウエブを形成したもの等が好ましく、特にレーヨン単独、またはレーヨンを主成分とし、これにパルプ、コットン、各種熱可塑性繊維の中から選択された繊維を混合したものが、交絡しやすく且つ本質的に親水性で吸収性を発現しやすい観点から好ましい。各繊維の繊維長は、本物品1の使用時における湿潤状態ではシートの剛性が維持される一方、使用後に水洗トイレに廃棄された場合、速やかに水解する観点から、10〜120mmであることが好ましい。
熱可塑性繊維としては、具体的には、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリアミド等の樹脂からなる合成繊維、及びこれらの複合繊維、更にこれらの繊維に耐久性親水化剤を塗布した繊維等が好ましい。
親水性繊維としては、その他、木材パルプ、セルロース繊維、各種再生セルロース繊維又はそれらの混合繊維を含む繊維等が好ましい。木材パルプとしては、針葉樹晒しクラフトパルプ(NBKP)、針葉樹サルファイトパルプ(NBSP)、広葉樹晒しクラフトパルプ(LBKP)等の漂白された木質パルプ、化学処理を施してアルカリ膨潤したマーセル化パルプ、螺旋構造を有する化学架橋パルプ等が挙げられる。セルロース繊維としては、コットン繊維、黄麻、大麻、亜麻、苧麻、洋麻、葉脈繊維(マニラ麻、サイザル麻)、ケナフ他1年草由来の繊維素材等が挙げられる。再生セルロース繊維としては、ビスコース法、銅アンモニア法、有機溶剤法により得られた繊維等が挙げられる。例えば、前述の如く、ビスコース法により形成されるレーヨン繊維等を好ましく用いることができる。
また、上記の親水性で生分解性を有する繊維の他、後述する生分解性を有する繊維又は生分解性を有する樹脂からなる繊維を用いて、ウエブを形成することも一層好ましい。生分解性を有するウエブとして、例えば、再表97/13920号公報明細書に記載のものも挙げられる。
水解性の不織布として、前記ウエブに対して、水溶性の接着剤を用いたケミカルボンド法により不織布化したものを用いることも好ましい。
また、前記水流交絡法によって不織布形成したシートに水溶性の接着剤を塗工浸透させ、結合を補強したものも好ましい。この結合補強剤としては、例えば、ポリビニルアルコールを結合補強剤として添加したもの、ポリビニルアルコールを結合補強剤として添加後、更にカルボン酸塩(水溶液)を含浸させ、乾燥させたもの、置換度0.3〜0.6、pH≧5を有するカルボキシメチルセルロース及び/又はその塩を結合補強剤として添加したもの等が上げられ、これらは少量の水分に対しては水に溶け出さず安定した結合剤として機能し、且つ水洗トイレ内で大量の水が浸透してきた場合、塩の金属架橋が外れる等の構造変化によって、直ちに結合が切れ、水解する。
As the web forming material, various known materials can be used, but those formed from a thermoplastic fiber, hydrophilic fiber or mixed fiber of the following are preferred, and in particular, rayon alone or rayon. It is preferable from the viewpoint that it is easy to be entangled and essentially hydrophilic and easily absorbable, as a main component, and a mixture of fibers selected from pulp, cotton and various thermoplastic fibers. The fiber length of each fiber is 10 to 120 mm from the viewpoint of promptly water-dissolving when discarded in a flush toilet after use while the sheet is maintained in a wet state when the
Specific examples of thermoplastic fibers include polyolefins such as polyethylene and polypropylene, polyesters such as polyethylene terephthalate, synthetic fibers made of resins such as polyamide, composite fibers thereof, and durable hydrophilizing agents for these fibers. A coated fiber or the like is preferable.
In addition, as the hydrophilic fiber, wood pulp, cellulose fiber, various regenerated cellulose fibers or fibers containing mixed fibers thereof are preferable. Wood pulp includes bleached wood pulp such as softwood bleached kraft pulp (NBKP), softwood sulfite pulp (NBSP), hardwood bleached kraft pulp (LBKP), etc., mercerized pulp subjected to chemical treatment and alkali swelling, spiral structure Chemically cross-linked pulp having Examples of the cellulose fiber include cotton fiber, burlap, cannabis, flax, linna, hemp, leaf fiber (Manila hemp, sisal hemp), kenaf and other annual fiber materials. Examples of the regenerated cellulose fiber include fibers obtained by a viscose method, a copper ammonia method, and an organic solvent method. For example, as described above, rayon fibers formed by the viscose method can be preferably used.
In addition to the above-described hydrophilic and biodegradable fibers, it is more preferable to form the web using biodegradable fibers described later or fibers made of a biodegradable resin. Examples of the biodegradable web include those described in the specification of Table 97/13920.
As the water-decomposable non-woven fabric, it is also preferable to use a non-woven fabric made of the web by a chemical bond method using a water-soluble adhesive.
In addition, a sheet in which a water-soluble adhesive is applied and penetrated into a sheet formed by a nonwoven fabric by the hydroentanglement method and the bond is reinforced is also preferable. Examples of this binding reinforcing agent include those obtained by adding polyvinyl alcohol as a binding reinforcing agent, those obtained by adding polyvinyl alcohol as a binding reinforcing agent, and further impregnated with a carboxylic acid salt (aqueous solution) and dried. 3 to 0.6, pH ≧ 5 carboxymethylcellulose and / or salts thereof added as a binding reinforcing agent, etc. are raised, and these are not dissolved in water for a small amount of water as a stable binding agent When a large amount of water permeates in the flush toilet, the bond is broken immediately due to structural changes such as the removal of the metal cross-links of the salt and the water is dissolved.
本実施形態の吸収性物品1において、吸収体4は、表面シート2及びタブシート5と同様に水解性を有している。水解性を有する吸収体4としては、各種公知のものを用いることができるが、フラッフパルプ又はレーヨンのウエブを成型した水解性の繊維集合体、水解性紙又は水解性の不織布等が好ましい。吸収体4は、良好な吸収性の観点からは、親水性繊維から形成されていることが好ましく、良好な柔らかさの観点からは、3次元クリンプの大きい熱可塑性繊維による嵩高のウエブから形成されていることが好ましい。良好な吸収性と柔らかさを兼ね備える観点から、親水性繊維と熱可塑性繊維との質量比は、100:0〜60:40であることが好ましい。これらは混合したウエブであっても良いが、それぞれの独立した層を積層して形成しても良い。また、各繊維の繊維長は、本物品1の使用時における湿潤状態では吸収体4の剛性が維持される一方、使用後に水洗トイレに廃棄された場合、速やかに水解する観点から、6〜120mmであることが好ましい。
In the
吸収体4を形成する水解紙としては、各種公知のものを用いることができるが、親水性繊維、疎水性繊維又は両者の混合繊維を含むウエブに水溶性の接着剤を添加して形成したもの等が好ましい。
吸収体4を形成する親水性繊維及び疎水性の熱可塑性繊維としては、表面シート2の材料として前述したものと同様のものが挙げられる。
また、ウエブの材料としては、各種公知のものを用いることができるが、前記水解紙の材料と同様のものを用いることが好ましい。
また、水解性の不織布としては、各種公知のものを用いることができるが、前記ウエブを、ケミカルボンド法又は水流交絡法により形成したもの等が好ましい。ケミカルボンド法においては、水溶性を有する接着剤を用いることが好ましい。
水解紙、ウエブ又は水解性の不織布を形成する繊維としては、後述する生分解性を有する繊維又は生分解性を有する樹脂からなる繊維であって、親水性を有するものを用いることが一層好ましい。生分解性を有する水解紙又は水解性の不織布として、例えば、再表97/13920号公報明細書に記載のものも挙げられる。
更に、吸収性を向上する観点から、高吸収性ポリマーを所定量担持させることも好ましい。具体的には、水洗トイレに廃棄後の流動性等の観点から、高吸収性ポリマーは、吸収体4の質量に対して0〜33質量%担持させることが好ましい。
高吸収性ポリマーには、当業者公知の各種樹脂を用いることが可能であるが、環境排出された後の生分解に配慮すると、
1)デンプン、セルロース、カルボキシメチルセルロース及びその塩等の生分解性高分子を基本骨格とし、アクリル酸及びアクリル酸塩をグラフト重合したポリマー
2)架橋度が低くゲル強度の弱いポリアクリル酸(又はその塩)、ポリアクリル酸を少量の多価カチオンで部分中和した塩、等、経血や尿など電解質溶液には不溶性であるが、多量の水に晒されると水溶する合成高分子
3)デンプン、不溶化デンプン、カラギーナン、カルボキシメチルセルロース及びその塩、納豆産生ポリグルタミン酸及びその架橋物など、天然物由来の高吸水性物質
等の高い生分解性を有するポリマーが特に好適に用いられる。
As the hydrolytic paper for forming the
Examples of the hydrophilic fiber and the hydrophobic thermoplastic fiber that form the
Further, various known materials can be used as the web material, but it is preferable to use the same material as the material for the hydrolytic paper.
As the water-decomposable non-woven fabric, various known materials can be used, and those formed by the chemical bond method or the hydroentanglement method are preferable. In the chemical bond method, it is preferable to use a water-soluble adhesive.
As the fiber forming the hydrolytic paper, the web or the water-decomposable nonwoven fabric, it is more preferable to use a fiber having biodegradability or a fiber made of a resin having biodegradability, which will be described later, and having hydrophilicity. Examples of the biodegradable water-decomposable paper or water-degradable non-woven fabric include those described in the specification of No. 97/13920.
Furthermore, it is also preferable to carry a predetermined amount of superabsorbent polymer from the viewpoint of improving absorbability. Specifically, it is preferable that the superabsorbent polymer is supported in the flush toilet from 0 to 33% by mass with respect to the mass of the
Various resins known to those skilled in the art can be used for the superabsorbent polymer, but considering biodegradation after being discharged into the environment,
1) Polymers based on biodegradable polymers such as starch, cellulose, carboxymethyl cellulose and their salts, and graft polymerization of acrylic acid and acrylate
2) Insoluble in electrolyte solutions such as menstrual blood and urine, such as polyacrylic acid (or its salt) with low crosslinking degree and weak gel strength, salt obtained by partially neutralizing polyacrylic acid with a small amount of polyvalent cation, etc. , Synthetic polymers that become water soluble when exposed to large amounts of water
3) Polymers having high biodegradability such as superabsorbents derived from natural products such as starch, insolubilized starch, carrageenan, carboxymethylcellulose and salts thereof, natto-produced polyglutamic acid and cross-linked products thereof are particularly preferably used.
また、本実施形態の吸収性物品1において、水溶性の接着剤としては、各種公知のものが用いられるが、例えばカルボキシル基を有するアニオン性バインダ、ポリビニルアルコール、デンプンまたはその誘導体、アルギン酸ナトリウム、トラントガム、グアーガム、キサンタンガム、アラビアゴム、カラギーナン、ガラクトマンナン、ゼラチン、カゼイン、アルブミン、プルプラン、ポリエチレンオキシド、ビスコース、ポリビニルエチルエーテル、ポリアクリル酸ソーダ、ポリメタアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸のヒドロキシル化誘導体、ポリビニルピロリドン/ビニルピロリドン酢酸ビニル共重合体等が好ましい。アニオン性バインダとしては、多糖誘導体、合成高分子、天然物が挙げられる。多糖誘導体としてはカルボキシメチルセルロース(CMC)又はその塩、カルボキシエチルセルロース又はその塩、カルボキシメチル化デンプン又はその塩などが挙げられ、特にカルボキシメチルセルロースのアルカリ金属塩が好ましい。合成高分子としては、不飽和カルボン酸の重合体又は共重合体の塩、不飽和カルボン酸と該不飽和カルボン酸と共重合可能な単量体との共重合体の塩などが挙げられる。不飽和カルボン酸としては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、無水マレイン酸、マレイン酸、フマール酸などが挙げられる。これらと共重合可能な単量体としては、これら不飽和カルボン酸のエステル、酢酸ビニル、エチレン、アクリルアミド、ビニルエーテル等が挙げられる。天然物としては、ザンサンガム、ジェランガム、タラガントガム、ペクチンなどが挙げられる。この内、熱可塑性で各種の非接触塗工(スパイラルスプレー、スロットスプレー、薄膜塗工など)に適し、乾燥時の表面タックの調整が容易で、かつ湿潤時・高湿度下でタックが低下しやすいといった観点から、ポリビニルアルコール系接着剤が好ましい。
水溶性の接着剤の塗工坪量は、2〜40g/m2であることが好ましく、5〜20g/m2であることがより好ましい。
In the
Coating basis weight of the water-soluble adhesive is preferably 2 to 40 g / m 2, and more preferably 5 to 20 g / m 2.
また、必要に応じて、水溶性の接着剤に架橋剤を添加することも好ましい。架橋剤によって該接着剤が架橋して不溶化する結果、少量の水では該接着剤が溶解しなくなる。しかし大量の水中に廃棄すれば不溶化していた該接着剤が再び水に溶解するようになる。架橋剤の種類は、接着剤の種類に応じて適切なものが用いられる。例えば、接着剤が前述したCMCなどのカルボキシル基を有する水溶性の接着剤である場合には、架橋剤として多価金属イオンを用いることが好ましい。特にアルカリ土類金属、マンガン、亜鉛、コバルト及びニッケルからなる群から選択される1種又は2種以上の金属イオンを用いることが、水溶性の観点及び湿潤時の接着力等の観点から好ましい。 Moreover, it is also preferable to add a crosslinking agent to a water-soluble adhesive as needed. As a result of crosslinking and insolubilizing the adhesive by the crosslinking agent, the adhesive cannot be dissolved with a small amount of water. However, when discarded in a large amount of water, the insolubilized adhesive will be dissolved again in water. As the type of the crosslinking agent, an appropriate one is used according to the type of the adhesive. For example, when the adhesive is a water-soluble adhesive having a carboxyl group such as CMC described above, polyvalent metal ions are preferably used as the crosslinking agent. In particular, it is preferable to use one or more metal ions selected from the group consisting of alkaline earth metals, manganese, zinc, cobalt and nickel from the viewpoints of water solubility and adhesive strength when wet.
裏面シート3の形成材料としては、従来の吸収性物品において用いられている液不透過性の樹脂フィルム等を使用できるが、特に坪量23〜50g/m2のポリエチレンフィルムが好ましい。
As a material for forming the
本実施形態の吸収性物品1は、その装着時には、女性の陰唇間にはさまれ、その肌当接面が該陰唇間と好ましく密着して着用される。吸収部10は、柔らかく、陰唇間の形状に従って柔軟に変形し当接する。本物品1における肌当接面側の幅方向中央部の前記尾根部が、女性の陰唇間の空間の奥へ配されて使用されるので、排泄された体液が、該尾根部に沿って長手方向に移動するようになされており、本物品1全体で体液の吸収がなされる。本物品1は、その長手方向の前端部側を着用者の腹側にして装着される。
また、吸収部10の肌当接面側は、すべて陰唇間の空間に挟まって装着されても良いし、その周囲に挟まっていない部分があっても良い。
本物品1の裏面シート3は、図5(a)に示すように、粘着部7を介して、例えばショーツ等の下着の内側に剥離可能に接着されている。
The
Moreover, the skin contact surface side of the
As shown in FIG. 5A, the
前述したように装着し使用された本実施形態の吸収性物品1は、その使用後に、例えば、以下のように廃棄される。
最も理想的には、本物品1の使用者は、洋式便座等に腰掛ける前に、下着を腰から下ろす。このとき、吸収部10は、通常湿潤状態にあり、裏面シート3とは剥離可能に接合されている。また前述した如く、該裏面シート3とタブシート5との間の湿潤接着強度は、理想的には60cN以下で、陰唇間の挟みこみ強度より低いため、この下着引き下ろし動作によって吸収部10(及びタブシート5)が陰唇間にはさまれて体側に一旦とどまることになり、裏面シート3のみが分離して下着側または生理用ナプキン側にのこる。その後、洋式便座に腰を下ろすと、陰唇部が開き、手を触れなくても吸収部10(及びタブシート5)は体から離れて便器の中に落ちる。下着又は生理用ナプキンに残った裏面シート3は、引き剥がして汚物入れに捨てても良いし、下の生理用ナプキンごと丸めて捨てても良い。本物品1を生理用ナプキンと併用して使用している場合、裏面シート3のみを廃棄すれば、該ナプキンは継続して使用しても良い。
上記過程で、便座に座ってもうまく吸収部10(及びタブシート5)が体から離れない場合は、摘み部12を摘んで吸収部10(及びタブシート5)を体からとりだし、トイレに廃棄すれば良い。
原理的に、吸収部10が裏面シート3からうまく分離しないケースもある。例えば、元々の裏面シート3とタブシート5との間の湿潤接着力が100cN以上に設定されている場合、陰唇部挟みこみの力が想定より低い(例えば便座に座ってから下着を下ろす等の理由で陰唇部が開き、保持力が100cN以下になっている)場合、液吸収量が少なく、裏面シート3とタブシート5との間の水溶性の接着剤があまり湿潤していない場合、等がその代表的なケースである。これらの場合、裏面シート3は下着又はナプキンと粘着部7で固定され、吸収部10はタブシート5を介して裏面シート3と適宜固定されかつ陰唇部の保持力よりその固定強度が強いので、結果的に本物品1は、該下着を下ろすと共に、下着又はナプキンごと陰唇間から取り外される。陰唇間から取り外された吸収部10は、通常、湿潤状態にあり、裏面シート3とは剥離可能に接合されている。
次に、下着の内側に固定されている裏面シート3から、摘み部12を摘んで、図5(b)に示すように、タブシート5と共に吸収部10を裏面シート3から剥離する。
更に、剥離したタブシート5と吸収部10とを水洗トイレに廃棄する。また、樹脂フィルム等から形成される裏面シート3は、水洗トイレに廃棄できないので、下着の内側から剥離した後、汚物入れ等に廃棄する。
The
Most ideally, the user of the
In the above process, if the absorbent part 10 (and the tab sheet 5) does not move away from the body even when sitting on the toilet seat, the
In principle, there is a case where the absorbing
Next, the knob | pick
Furthermore, the peeled
前述した本実施形態の吸収性物品1によれば、水解性を有する吸収部10は、裏面シート3から剥離して水洗トイレに廃棄可能であり、液不透過性を有する裏面シート3は、吸収部10とは別に汚物入れ等に廃棄することができる。
また、吸収部10は、表面シート2とタブシート5とが、水溶性の接着剤とヒートシールを併用して接合されているので、本物品1の湿潤時においても、表面シート2、タブシート5及び該両シート間に介在された吸収体4が、一体的に裏面シート3から剥離することができる。
According to the
Moreover, since the
次に第2〜第4実施形態の吸収性物品を、図6及び図7を参照しながら説明する。第2〜第4実施形態について、特に説明しない点については、第1実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、図6及び図7において、図1〜図5と同じ部材に同じ符号を付してある。 Next, the absorbent article of 2nd-4th embodiment is demonstrated, referring FIG.6 and FIG.7. Regarding the second to fourth embodiments, the description in detail regarding the first embodiment is applied as appropriate to points that are not particularly described. Moreover, in FIG.6 and FIG.7, the same code | symbol is attached | subjected to the same member as FIGS.
本発明の好ましい第2実施形態の吸収性物品1は、表面シート2、吸収体4及びタブシート5それぞれが、生分解性を有している。吸収部10が使用後に水洗トイレに廃棄された場合、吸収部10は、生分解してその形状が消失していく性質を有している。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
表面シート2及びタブシート5の形成材料としては、各種公知のものを用いることができるが、生分解性フィルム、生分解性紙又は生分解性の不織布等が好ましい。これらのシート材料には、体液を透過するように、複数の孔を設けることも好ましい。
In the
As a material for forming the
表面シート2及びタブシート5の生分解性フィルムとしては、熱可塑性で生分解性のプラスチックを押し出し成型してフィルム化したものが最も扱いやすく、好ましい材料としては、例えばポリ乳酸樹脂、或いはポリオレフィンに20〜60質量%のポリ乳酸樹脂を配合したもの、又はポリオレフィンに20〜40質量%のでんぷん、スターチ、セルロース及び/又はそれらの粉体を混合したもの、等が用いられる。その他の生分解性プラスチックについては後述する。また、表面シート2及びタブシート5の他の好ましい実施形態として、ケン化度の高いポリビニルアルコール(PVA)樹脂を溶融押し出しして作った水溶性フィルム、PVA,カルボキシメチルセルロース及び/またはその塩の範囲から選択されたポリマーからキャスト形成されたフィルム(水に溶かして薄く膜状に塗工して乾燥させて得られたフィルム)等の水溶性フィルム(少量の水には溶けにくく多量の水になら溶けるフィルム)、前述した水解性不織布に、前記フィルムを組み合わせた複合材料等が好ましく使用できる。または、第1実施形態において説明したのと同様の製法で、材料に熱可塑性で生分解性樹脂からなる疎水性繊維を用いて、疎水性で生分解の不織布を用いることも可能である。
The biodegradable film of the
その他の生分解性プラスチックとしては、具体的には、脂肪族ポリエステル系、脂肪族ポリエステルと芳香族ポリエステルとの共重合系、又は脂肪族ポリカーボネート系の樹脂から形成されるフィルムを好ましく用いることができる。該樹脂には、詳述すると、ポリエチレンサクシネート(PES)、ポリブチレンサクシネート(PBS)、ポリグリコール酸(PGA)、ポリヒドロキシブチレート(PHB)、ポリカプロラクトン(PCL)、ポリカプロラクトンとポリブチレンサクシネートとの混合物若しくは共重合物(PCL/PBS)、ポリヒドロキシブチレートとポリヒドロキシバリレートとの共重合物(PHB/PHV)、ポリブチレンサクシネートとポリブチレンアジペートとの混合物若しくは共重合物(PBS/PBA)、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンサクシネートとの共重合物(PET/PES)、ポリブチレンテレフタレートとポリブチレンアジペートとの共重合物(PBT/PBA)等の樹脂が好ましい。
また、セロハンやキトサン等の水不溶性の多糖類、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、未加硫の天然ゴム、未加硫のポリイソプレン、公知のシェラック樹脂を熱硬化させたもの、硬化させたうるしなどの天然樹脂等の多糖類、ゼラチン等のたん白質、ポリリンゴ酸、ポリグルタミン酸、ポリアスパラギン酸等も好ましい。
前記各樹脂は、単独で又は二以上を組み合わせて用いることができる。
As other biodegradable plastics, specifically, a film formed from an aliphatic polyester, a copolymer of an aliphatic polyester and an aromatic polyester, or an aliphatic polycarbonate resin can be preferably used. . The resin includes polyethylene succinate (PES), polybutylene succinate (PBS), polyglycolic acid (PGA), polyhydroxybutyrate (PHB), polycaprolactone (PCL), polycaprolactone and polybutylene. Mixture or copolymer of succinate (PCL / PBS), copolymer of polyhydroxybutyrate and polyhydroxyvalylate (PHB / PHV), mixture or copolymer of polybutylene succinate and polybutylene adipate Resins such as (PBS / PBA), a copolymer of polyethylene terephthalate and polyethylene succinate (PET / PES), and a copolymer of polybutylene terephthalate and polybutylene adipate (PBT / PBA) are preferred.
Also, water-insoluble polysaccharides such as cellophane and chitosan, cellulose derivatives such as cellulose acetate, unvulcanized natural rubber, unvulcanized polyisoprene, heat-cured shellac resins, and cured Polysaccharides such as natural resins, proteins such as gelatin, polymalic acid, polyglutamic acid, polyaspartic acid and the like are also preferable.
Each said resin can be used individually or in combination of 2 or more.
生分解性フィルムを形成するときの製膜方法には、カレンダー法、溶融押出法、樹脂溶液又はエマルジョンを塗布後溶媒又は分散媒を蒸発させる方法等の従来からある通常の製膜方法を用いることができる。 For forming a biodegradable film, a conventional film forming method such as a calendar method, a melt extrusion method, a method of evaporating a solvent or a dispersion medium after applying a resin solution or an emulsion, and the like is used. Can do.
生分解性フィルムの厚みは、フィルム強度とフィルムの取扱い性の点及び生分解性のし易さの観点から、12〜60μmであることが好ましく、18〜35μmであることが更に好ましい。前述した様に該フィルムの強度を補強するために水解性不織布と複合して防漏性で生分解性の複合シートを形成することも可能で、このときのフィルムの好ましい厚みは10〜45μm、特に12〜30μmであり、水解性不織布の好ましい坪量は25〜45g/m2、特に30〜40g/m2である。 The thickness of the biodegradable film is preferably 12 to 60 μm, and more preferably 18 to 35 μm, from the viewpoints of film strength, film handleability, and ease of biodegradability. As described above, in order to reinforce the strength of the film, it is also possible to form a leak-proof and biodegradable composite sheet by combining with a water-degradable nonwoven fabric, and the preferred thickness of the film at this time is 10 to 45 μm, It is 12-30 micrometers especially, and the preferable basic weight of a water-decomposable nonwoven fabric is 25-45 g / m < 2 >, Especially 30-40 g / m < 2 >.
また、表面シート2及びタブシート5の生分解性紙又は生分解性の不織布の形成材料としては、前述した水解性不織布/水解紙と同様のものを用いることができる。生分解性紙等の材料としては、親水性繊維も好ましい。また、生分解性の不織布は、生分解性の繊維からなるウエブを、生分解性の接着剤を用いて、ケミカルボンド法により不織布化して形成しても良い。
In addition, as a material for forming the biodegradable paper or the biodegradable nonwoven fabric of the
前述した生分解性フィルム、生分解紙又は生分解性の不織布は、実用的な期間で分解する点から、生分解度(好気的究極生分解度:JIS K 6950又は6953)が、30%以上であることが好ましく、50%以上であることがより好ましく、60%以上であることがさらに好ましい。 The biodegradable film, biodegradable paper, or biodegradable nonwoven fabric described above has a biodegradability (aerobic ultimate biodegradation: JIS K 6950 or 6953) of 30% because it degrades in a practical period. Preferably, it is 50% or more, more preferably 60% or more.
本実施形態の吸収性物品1において、生分解性を有する接着剤としては、各種公知のものが用いられるが、デンプン、ポリビニルアルコール、にかわ、ゼラチン、カゼイン、未加硫の天然ゴム、未加硫のポリイソプレン等が好ましい。
In the
吸収体4の形成材料としては、各種公知のものを用いることができるが、生分解性紙、生分解性ウエブ又は生分解性の不織布等が好ましい。
生分解性紙を用いる場合には、その材料は親水性の生分解性繊維からなるウエブに接着剤を添加して形成されているものが好ましい。親水性の生分解性繊維としては、前述した生分解性を有する繊維の中で親水性を有するものが挙げられ、具体的には、コットン繊維(綿花)、第1実施形態の水解紙の材料である親水性繊維として説明した各種繊維が用いられる。
生分解性ウエブを用いる場合には、その材料は親水性の生分解性繊維から形成されているものが好ましい。親水性の生分解性繊維としては、前記生分解性紙において前述したものが挙げられる。
生分解性の不織布は、前記生分解性ウエブに対して、ケミカルボンド法又は水流交絡法により形成したもの、熱融着性繊維を含有させてエアースルー法により形成したもの等が好ましい。ケミカルボンド法においては、生分解性を有する接着剤を用いることが好ましく、エアースルー法においては、生分解性を有する熱融着性繊維を用いることが好ましい。また、熱可塑性を有する生分解性の合成繊維のみを用いてスパンボンド法により形成したものも好ましい。
Various known materials can be used as the material for forming the
When biodegradable paper is used, the material is preferably formed by adding an adhesive to a web made of hydrophilic biodegradable fibers. Examples of the hydrophilic biodegradable fiber include those having the hydrophilic property among the above-described biodegradable fibers. Specifically, the cotton fiber (cotton), the material of the hydrolytic paper of the first embodiment. Various fibers described as hydrophilic fibers are used.
When a biodegradable web is used, the material is preferably formed from hydrophilic biodegradable fibers. Examples of hydrophilic biodegradable fibers include those described above for the biodegradable paper.
The biodegradable nonwoven fabric is preferably formed from the biodegradable web by a chemical bond method or a hydroentanglement method, or by a heat-fusible fiber and formed by an air-through method. In the chemical bond method, it is preferable to use an adhesive having biodegradability, and in the air-through method, it is preferable to use a heat-fusible fiber having biodegradability. Moreover, what was formed by the spunbond method using only the biodegradable synthetic fiber which has thermoplasticity is also preferable.
前述した本実施形態の吸収性物品1によれば、前述した第1実施形態と同様の効果が得られる。また、吸収部10及びタブシート5それぞれは、最終的に繊維の大きさ以下に分解されるため、浄化槽等の水洗トイレの下流において、固形物として残る割合が極めて少なく環境に好適である。
According to the
本発明の好ましい第4実施形態の吸収性物品1において、生分解性プラスチックからなる裏面シート3には、図6に示すように、該シートを貫通する孔31が複数設けられている。複数の孔31,31…は、粘着部7の周囲を囲むように閉じた環状に連なって形成されている。また、本実施形態において、タブシート5は備えられてなく、表面シート2と裏面シート3とは、その周囲において接合されている。表面シート2と裏面シート3との接合状態は、第1実施形態における表面シート2とタブシート5との接合状態と同様であり、水溶性の接着剤及び物理的接合手段であるヒートシールによるエンボス部6を併用して接合されている。その他の構成は、第2実施形態と同様であり、表面シート2及び吸収体4それぞれが、生分解性を有している。
また、本物品1は、生理用ナプキンと併用して使用される。
In the
Moreover, this
裏面シート3における孔31の平面視形状は円形であり、その直径は、2mm以下であることが好ましい。相隣り合う孔31同士の間の距離は、2mm以下であることが好ましく、1mm以下であることが特に好ましい。
孔31は、吸収体4で吸収保持しきれなくなった体液を下側に位置する生理用ナプキンに伝える通液孔であると共に、裏面シート3を破る際のミシン目の働きを有している。
It is preferable that the planar view shape of the
The
複数の孔31,31…で囲まれた領域の面積は、裏面シート3全体の面積の50%以上であることが好ましく、60%以上であることが特に好ましい。
裏面シート3及び吸収部10は、前実施形態において説明した生分解性を有するフィルム、不織布、紙などの形成材料を適宜組み合わせて作成可能である。
The area of the region surrounded by the plurality of
The
前述した構成の本物品1は、その使用後に着用者が下着を引き下ろしたときの下向きの力、或いは下ろした後本物品1をナプキンから外そうとする力、のいずれかによって、裏面シート3の孔31,31…で囲まれた領域が、破れてナプキン側に残り、吸収部10を含む他の部分が外れる。その後、該部分は、水洗トイレに廃棄される。該部分は、大きな開口部を裏面シート3に有しているため、水流が内部にまで入りこみやすく、配管に詰まらない程度に崩壊する。その後前述したのと同様生分解していく。
本実施形態の吸収性物品1によれば、第2実施形態と同様の効果が得られる。
The
According to the
本発明の好ましい第4実施形態の吸収性物品1において、裏面シート3は、図7に示すように、吸収部10及び摘み部12の全周縁から外側に向け延出している。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
本物品1は、排泄される体液の量が、比較的少量であれば吸収部10のみで吸収保持することができるものの、排泄される体液の量が多い場合には、吸収部10の外へ体液が漏れてしまうおそれがある。裏面シート3は、吸収部10及び摘み部12の全周縁から外側に向け延出しているので、吸収部10の外へ漏れた体液が、裏面シート3により覆われるため、使用者の下着等を体液で汚すことが防止される。また、排泄される体液の量が多い場合には、本物品1を、下着の内側に装着固定された生理用ナプキンと併用することも好ましい。
In the
Although the
裏面シート3が、吸収部10及び摘み部12の全周縁から外側に向け延出している長さは、1〜10mm、好ましくは2〜7mmであることが、使用者の動きを妨げず且つ防漏性を高める上で好ましい。周縁から延出している長さは、各周縁上の点における接線と垂直で、外方向に沿って測った距離である。
本実施形態の吸収性物品1によれば、前述した第1実施形態と同様の効果が得られ、更に、防漏性が高められている。
The length of the
According to the
本発明の吸収性物品は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
例えば、本発明の吸収性物品は、タブシートを有さず、表面シートは、吸収体の周囲において、水溶性の接着剤及びヒートシールを併用して、裏面シートと接合されていても良い。この場合、摘み部は表面シートの延出部から形成されていることが好ましい。また、タブシートは、吸収体の非肌当接面側と当接している部分に、開口部を有していても良い。また、タブシート及び裏面シートは液透過性であっても良く、下着の内側に装着固定された生理用ナプキンと併用されることが好ましい。
また、各実施形態において、表面シートとタブシートとは、物理的接合手段であるヒートシールによる複数のエンボス部で接合されているが、該物理的接合手段は、超音波シールによるエンボス部でも良いし、又はピン若しくは針による係合であっても良い。
更に、第3実施形態において、表面シートとタブシートとは、ヒートシールによるエンボス部により接合されていなくても良い。
本発明の吸収性物品は、経血の吸収パッドであっても良いが、失禁パッド等であっても良い。
前述した一の実施形態における説明省略部分及び一の実施形態のみが有する部分は、すべて適宜相互に利用できる。
The absorbent article of the present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be appropriately changed without departing from the gist of the present invention.
For example, the absorbent article of the present invention does not have a tab sheet, and the top sheet may be joined to the back sheet using a water-soluble adhesive and heat seal around the absorber. In this case, it is preferable that the knob | pick part is formed from the extension part of the surface sheet. Moreover, the tab sheet | seat may have an opening part in the part contact | abutted with the non-skin contact surface side of an absorber. Further, the tab sheet and the back sheet may be liquid permeable, and are preferably used in combination with a sanitary napkin attached and fixed to the inside of the underwear.
In each embodiment, the top sheet and the tab sheet are joined by a plurality of embossed portions by heat sealing, which is a physical joining means, but the physical joining means may be an embossed portion by ultrasonic sealing. Or engagement by a pin or a needle.
Furthermore, in 3rd Embodiment, the surface sheet and the tab sheet | seat do not need to be joined by the embossing part by heat sealing.
The absorbent article of the present invention may be a menstrual absorption pad or an incontinence pad.
The description omission part in one embodiment mentioned above and the part which only one embodiment has can mutually be utilized suitably.
1 吸収性物品
10 吸収部
12 摘み部
2 表面シート
3 裏面シート
31 孔
4 吸収体
5 タブシート
6 エンボス部
7 粘着部
8 下着
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記吸収部は、表面シート及び吸収体から形成され、水解性を有し、該吸収部と前記裏面シートとは、その間に水解性のタブシートを介在させて、剥離可能に接合されており、
前記タブシートは、前記吸収体の周囲において、水溶性の接着剤及びヒートシールを併用して、前記表面シートと接合されており、
前記タブシートは、水溶性の接着剤により、前記裏面シートと60cN以下の湿潤接着強度で接着されており、
前記吸収部は、前記吸収性物品の幅方向中央部が着用者の肌側に向かって隆起した尾根部を形成しており、該尾根部は、前記吸収性物品の長手方向の前端部から急激に高くなり、長手方向の後端部に向け暫時傾斜しながら低くなっており、
前記吸収部は、前記尾根部を形成する前記表面シートと前記タブシートとの間が前記吸収体により中実となっている吸収性物品。 An absorbent article comprising an absorbent part and a back sheet, wherein an adhesive part is provided on the non-skin contact surface side of the back sheet, and is an absorbent article used by being sandwiched between labia,
The absorbent portion is formed from a top sheet and an absorbent body and has water decomposability, and the absorbent portion and the back sheet are joined in a peelable manner with a water decomposable tab sheet interposed therebetween,
The tab sheet is joined to the top sheet around the absorber, using a water-soluble adhesive and heat seal together,
The tab sheet is bonded to the back sheet with a water-soluble adhesive with a wet adhesive strength of 60 cN or less,
The said absorption part forms the ridge part which the center part of the width direction of the said absorbent article protruded toward the wearer's skin side, and this ridge part is rapidly from the front-end part of the longitudinal direction of the said absorbent article. It is lowered while tilting for a while toward the rear end of the longitudinal direction,
The absorbent part is an absorbent article in which a space between the top sheet and the tab sheet forming the ridge part is solid by the absorbent body .
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