JP4564232B2 - Clock displaying function - Google Patents
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- JP4564232B2 JP4564232B2 JP2003017248A JP2003017248A JP4564232B2 JP 4564232 B2 JP4564232 B2 JP 4564232B2 JP 2003017248 A JP2003017248 A JP 2003017248A JP 2003017248 A JP2003017248 A JP 2003017248A JP 4564232 B2 JP4564232 B2 JP 4564232B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、時計において、特に文字板上を時計用指針が運針して、時刻と共に時刻とは別の機能を表示する時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の時計において、時刻とは別の機能表示を行う場合、文字板内に配設した小文字板を機能表示部とし、前記小文字板内に時計用指針とは別に副針を機能指示部として設け、副針により小文字板を指示することで機能表示を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、時計用指針に設けた時刻指示部が機能指示部を兼任し、レジスターリング上に表示された機能表示部を指示することで機能表示を行うものもあった(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
以下に、従来の技術について図を用いて説明する。図4、図5はそれぞれ時計用指針を組み込んだ従来の時計の一部を示す正面図である。
【0005】
(従来例1)
図4は文字板36上に機能表示部34を別途小文字板として配設し、機能指示部35を副針として前記機能表示部34を指示したものである。31から33は時計用指針であり、31は時刻指示部で秒を、32は時刻指示部で分を、33は時刻指示部で時を表す。
【0006】
時刻指示部31から33は軸取り付け部38の同軸上に取り付けられており、それぞれが連動して文字板36上の外周に表示された時刻表示部37aから37d等を指示して時刻表示を行っている。
【0007】
機能表示部34にはL、M、H、RX、NOの記載があるが、これらは時計に配設されているアンテナ(図示せず)から時刻修正電波を受信し、時刻修正を行う際の受信状態を表示している。
【0008】
機能表示部34の記載、つまり電波受信感度表示部の表示は次の通りである。
RXは時刻修正電波を受信中であることを示しており、Lは電波受信状態が下位(Lowの頭文字)、Mは電波受信状態が中位(Middleの頭文字)、Hは電波受信状態が上位(Highの頭文字)、NOは受信不良をそれぞれ表す。
【0009】
機能表示部34は機能指示部35の同心円上またはその近辺に記されており、時計に配設された電波受信モードボタン(図示せず)を押すことで、その都度機能表示部34を機能指示部35で指示し、現在の電波受信状態を表す。
【0010】
図4を見れば明らかなように、機能表示部34を小文字板として、機能指示部35を副針として指示する場合、機能表示部34は副針のサイズに対応する大きさにするため必然的に小面積になり、それに伴い、必然的に機能表示部34に記される字面も小さくなってしまい、視認性に欠けてしまう。
【0011】
また、機能指示部35である副針が時刻指示部31〜33である時針、分針、秒針と干渉しないようにするため、軸方向の厚さの増加、つまり時計の総厚の増加を避けられず、時計のデザイン性、装飾性と言う点からも非常に不利である。
【0012】
まとめると、上記のような従来の技術では、時刻とは別の機能表示を前記小文字板と前記副針により行っているが、時計の本質的な目的である時刻表示の認識を妨げないために小文字板、つまり機能表示部と副針、つまり機能指示部ともにサイズを大きくすることが出来ない。その結果として機能の認識、つまり機能表示の視認性には欠け、機能確認には不十分であると言った問題点があった。
【0013】
また、副針、つまり機能指示部の運針が時針、分針、秒針、つまり各々の時刻指示部の運針と干渉しないようにするために、軸方向への厚みが必然的に増加し、結果として時計の総厚が増加することにより、装飾性を重視する時計においてはデザイン上制約されてしまい、問題があった。
【0014】
(従来例2)
図5はレジスターリング44上に機能表示部45、46が記されており、時刻指示部41が機能指示部を兼ねている。41から43は時計用指針であり、41は時刻指示部で秒を、42は時刻指示部で分を、43は時刻指示部で時を表す。
【0015】
時刻指示部41から43は軸取り付け部47の同軸上に取り付けられており、それぞれが連動して文字板48上の外周に表示された時刻表示部49aから49d等を指示して時刻表示を行っている。
【0016】
機能表示部45にはL、M、H、RX、NOの記載があるが、これらは時計に配設されているアンテナ(図示せず)から時刻修正電波を受信し、時刻修正を行う際の受信状態を表示している。機能表示部45の記載、つまり電波受信感度表示部の説明については、図4と同様であるため省略する。
【0017】
機能表示部45は、時計に配設された電波受信モードボタン(図示せず)を押すことで、その都度機能表示部45を機能指示部を兼ねている時刻指示部41で指示し、現在の電波受信状態を表す。
【0018】
また、図5にはレジスターリング44上に別の機能表示部46としてOK、STOP、CHARGEの記載があるが、これらは、電源(太陽光発電および自動巻発電も含む)の残量状態(警告表示)を表しており、やはり時刻指示部41が機能指示部を兼ねている。
【0019】
機能表示部46の記載、つまり電源残量表示部の表示は次の通りである。OKは電源の残量が十分である、STOPは電源の残量がゼロなので運針が停止した(停止警告表示)、CHARGEは電源の残量がわずかなので充電した方が良い(充電警告表示)、ということを表している。時計に配設された電源残量表示モードボタン(図示せず)を押すことで、その都度機能表示部46を機能指示部を兼ねている時刻指示部41で指示し、電源の残量状態(警告表示)を表す。なお、STOPは電源の残量がゼロになる直前に自動的に指示する。
【0020】
機能表示部45、46は共に機能指示部を兼ねている時刻指示部41の仮想延長線上で確認しなければならず、視認性が極めて低い。また、時刻と機能を誤認する可能性が極めて高い。そして、レジスターリング上での機能表示は、レジスターリングの面積に依存するため、表示範囲が限定されてしまい、この点からも視認性が低いと言える。
【0021】
さらに、機能表示部45、46は時計の最外部に位置するため、蓄光塗料等を塗布しても使用している内に剥がれてしまい、長期的信頼性においては不安が拭えず、蓄光塗料等で塗布を行わないことが多々ある。したがって、夜間や暗所においては機能表示部の確認を行うことが極めて困難である。
【0022】
また、今回の例では、時刻指示部として秒針を使用したが、これが分針や時針を使用した場合、針の長さを考慮すると、秒針が機能指示部を兼任する場合よりも仮想延長線を長くしなければならず、状態の確認がより困難になり、かつ、時刻と機能の誤認の可能性も高くなる。
【0023】
さらにまた、レジスターリング上に時刻指示部や機能指示部で指示しない機能表示部を設ける場合にも問題がある。
例えば、レジスターリング上で航空計算尺等の機能を表示する場合、航空計算尺とその他、例えば電波受信状態機能との棲み分けによる表示がレジスターリングの面積上では極めて困難であり、行った場合も視認性が非常に問題であると言える。
【0024】
まとめると、レジスターリング上で機能表示を行う場合、時刻指示部が時刻表示部の指示と共に機能表示部の指示を兼任していたため、レジスターリング上の機能表示部は時刻指示部の仮想延長線上で認識しなければならず、機能の認識、つまり視認性に欠け、かつレジスターリング上では機能表示部の表示面積は容易に限界に達し、機能表示範囲が限定されていた。
【0025】
【特許文献1】
実用新案登録2601225号公報
【特許文献2】
実開昭63−107884号公報
【0026】
【発明が解決しようとする課題】
以上の説明で明らかなように、現在、時刻表示と共に時刻表示とは別の機能表示を行う場合、時刻表示、機能表示の両視認性を満足し、デザイン上の制約を受けない時計ならびに時計用指針と時計用指針による表示方法は存在しなかった。
【0027】
本発明では、上記課題である時刻、機能の両視認性を満足し、かつ、デザイン上の制約を受けない時計ならびに時計用指針と時計用指針による表示方法を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の時計は、下記記載の構成を採用する。
【0029】
本発明の時計は、文字板上を時計用指針が運針して時刻を表示する時計において、表示面の外周部に時刻表示部を配置し、該時刻表示部の内側部分の前記文字板または時計の風防ガラスには、時計に配設されたアンテナで受信した時刻修正電波の受信状態を表す文字を伴う複数の機能表示よりなる電波受信感度機能表示部を前記時計用指針の軸取り付け部に関して限定された角度範囲内に配置し、前記時計用指針のうち秒を指示する指針の軸取り付け部の一方の側に秒指示部を、反対側に前記秒指示部よりも長さが短い機能指示部を設け、該機能指示部によって前記電波の受信状態に関する機能表示部を機能呼出操作に応じて指示することを特徴とする。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る実施の形態を実施例により説明する。
【0044】
(実施例1)
図2は本発明の時計用指針を示す斜視図である。1は時計用指針、2は時刻指示部、3は機能指示部、4は軸取り付け部を示す。時計用指針1は時刻指示部2と機能指示部3と軸取り付け部4とからなっており、軸取り付け部4を基点として時刻指示部2と機能指示部3が水平方向に対向している。軸取り付け部4は、ムーブメント(図示せず)の軸よりわずかに径小の貫通孔、めくら孔となっている。
【0045】
また、軸取り付け部4を基点とする機能指示部3と時刻指示部2の長さは、長手方向に対して機能指示部3が短くなっている。
【0046】
(実施例2)
図1は本発明の時計用指針を組み込んだ時計の一部を示す正面図である。11から13は時計用指針であり、11は時刻指示部で秒を、12は時刻指示部で分を、13は時刻指示部で時を表す。14は機能指示部、15は機能表示部、16は文字板、17は軸取り付け部である。機能表示部15は文字板16上に表示され、機能指示部14は軸取り付け部17を基点として時刻指示部11と水平方向に対向している。
【0047】
また、軸取り付け部17を基点とする機能指示部14と時刻指示部11の長さは、長手方向に対して機能指示部14が短くなっている。
【0048】
時刻指示部11から13は軸取り付け部17の同軸上に取り付けられており、それぞれが連動して文字板16上の外周に表示された時刻表示部18aから18d等を指示して時刻表示を行っている。
【0049】
機能表示部15にはL、M、H、RX、NOの記載があるが、これらは時計に配設されているアンテナ(図示せず)から時刻修正電波を受信し、時刻修正を行う際の受信状態を表示している。機能表示部15の記載、つまり電波受信感度表示部の説明については、図4と同様であるため省略する。
【0050】
機能表示部15は機能指示部14の同心円上またはその付近に記されており、時計に配設された電波受信モードボタン(図示せず)を押すことで、その都度機能表示部15を機能指示部14で指示し、現在の電波受信状態を表す。
【0051】
本発明の場合、従来例である図4のように、機能表示部は、文字板上に新たに別途小文字板を配設せずに既存の文字板上でそのまま表示するため、機能表示部の文字を大きくすることができ、視認性という面から非常に優れていると言える。
【0052】
さらに、時計用指針とは別の機能指示部(副針)を必要としないため、時刻指示部(時針、分針、秒針)との干渉から起こる軸方向の厚さの増加、つまり時計総厚の増加に起因する、時計のデザイン上の制約も回避できると言える。
【0053】
また、レジスターリング上に時刻指示部や機能指示部で指示する機能表示部を設けないため、時刻指示部が機能指示部を兼任せずにすみ、従来例である図5のように機能表示部を機能指示部兼時刻指示部の仮想延長線上で指示することもないため、視認性に優れている。
【0054】
さらに、図5のようなレジスターリング上の機能表示部は、時計本体の最外面にくるために、機能表示部に蓄光塗料等を塗布しても剥がれてしまい、長期的信頼性という面では問題であった。
本発明においては、機能表示部は文字板上に存在するため、機能指示部はもちろん機能表示部にも蓄光塗料等を塗布することが可能で、夜間や暗所においても機能確認を容易に行うことが可能である。なおかつ時計ケース内に配設された文字板上への塗布であるから、長期的信頼性という面でも信頼性が大幅に向上する。
【0055】
さらにまた、レジスターリング上に時刻指示部や機能指示部で指示しない機能表示部を設ける場合、例えば、航空計算尺等の機能を表示する場合、レジスターリング上では航空計算尺とその他、例えば電波受信状態機能との棲み分けによる表示を行わずにすむため、この点からも視認性が非常に優れていると言える。
【0056】
なお、本実施例では、機能表示部と機能指示部を電波時計における電波受信状態の指示として説明したが、方位表示、カレンダー表示、モード表示、24時間表示等であっても何ら問題はない。また、電波時計においても、本実施例で説明した以外の機能表示(例えばSET等)を表示しても何ら問題ない。
【0057】
なおまた、機能表示部は文字板の半径内であればどこにでも表示することが可能であり、機能指示部の長手方向の長さは、機能表示部に対応させれば良い。
【0058】
さらに、本実施例では文字板に表示した機能表示部について説明したが、風防ガラスの上面や下面に機能表示部を表示しても何ら問題ない。
【0059】
(実施例3)
図3は本発明の時計用指針を組み込んだ時計の一部を示す正面図である。21から23は時計用指針で、21は時刻指示部で秒を、22は時刻指示部で分を、23は時刻指示部で時を表す。24、25は機能指示部、26、27は機能表示部、28は文字板、29は軸取り付け部である。
【0060】
機能表示部26は文字板28上に表示され、機能指示部24は軸取り付け部29を基点として時刻指示部23と水平方向に対向している。
【0061】
同様に、機能表示部27も文字板28上に表示され、機能指示部25は軸取り付け部29を基点として時刻指示部21と水平方向に対向している。
【0062】
また、軸取り付け部29を基点とする機能指示部24と時刻指示部23の長さは、長手方向に対して機能指示部24が短くなっている。
【0063】
同様に、軸取り付け部29を基点とする機能指示部25と時刻指示部21の長さは、長手方向に対して機能指示部25が短くなっている。
【0064】
時刻指示部21から23は軸取り付け部29の同軸上に取り付けられており、それぞれが連動して文字板28上の外周に表示された時刻表示部30aから30d等を指示して時刻表示を行っている。
【0065】
機能表示部26にはL、M、H、RX、NOの記載があるが、これらは時計に配設されているアンテナ(図示せず)から時刻修正電波を受信し、時刻修正を行う際の受信状態を表示している。機能表示部26の記載、つまり電波受信感度表示部の説明については、図4と同様であるため省略する。
【0066】
機能表示部26は機能指示部24の同心円上またはその付近に記されており、時計に配設された電波受信モードボタン(図示せず)を押すことで、その都度機能表示部26を機能指示部24で指示し、現在の電波受信状態を表す。
【0067】
機能表示部27にはOK、STOP、CHARGEの記載があるが、これらは電源(太陽光発電および自動巻発電等も含む)の残量状態(警告表示)を表している。機能表示部27の記載、つまり電源残量表示部の説明については、図5と同様であるため省略する。
【0068】
時計に配設された電源残量表示モードボタン(図示せず)を押すことで、その都度機能表示部27を、機能指示部25で指示し、電源の残量状態(警告表示)を表す。
【0069】
本発明の場合、従来例である図4のように、機能表示部として文字板上に新たに別途小文字板を配設せずに既存の文字板上でそのまま表示するため、機能表示部の文字を大きくすることができ、視認性という面から非常に優れていると言える。
【0070】
さらに、時計用指針とは別の機能指示部(副針)を必要としないため、時刻指示部(時針、分針、秒針)との干渉から起こる軸方向の厚さの増加、つまり時計総厚の増加に起因する、時計のデザイン上の制約も回避できると言える。本実施例では、機能表示部を二ヶ所別々に表示しているため、前記実施例2よりもデザイン性、装飾性に対する効果は顕著である。
【0071】
また、レジスターリング上に時刻指示部や機能指示部で指示する機能表示部を設けないため、時刻指示部が機能指示部を兼任せずにすみ、従来例である図5のように機能表示部を機能指示部兼時刻指示部の仮想延長線上で指示することもないため、視認性に優れている。
【0072】
さらに、図5のようなレジスターリング上の機能表示部は、時計本体の最外面にくるために、機能表示部に蓄光塗料等を塗布しても剥がれてしまい、長期的信頼性という面では問題であった。
本発明においては、機能表示部は文字板上に存在するため、機能指示部はもちろん機能表示部にも蓄光塗料等を塗布することが可能で、夜間や暗所においても機能確認を容易に行うことが可能である。なおかつ時計ケース内に配設された文字板上への塗布であるから、長期的信頼性という面でも信頼性が大幅に向上する。
【0073】
さらにまた、レジスターリング上に時刻指示部や機能指示部で指示しない機能表示部を設ける場合、例えば、航空計算尺等の機能を表示する場合、レジスターリング上では航空計算尺とその他、例えば電波受信状態機能との棲み分けによる表示を行わずにすむため、この点からも視認性が非常に優れていると言える。
【0074】
なお、本実施例では機能表示部と機能指示部を、電波時計における電波受信状態の指示及び電源の残量状態の指示として説明したが、方位表示、カレンダー表示、モード表示、24時間表示等であっても何ら問題はない。また、電波時計においても、本実施例で説明した以外の機能表示(例えばSET等)を表示しても何ら問題ない。
【0075】
なおまた、機能表示部は文字板の半径内であればどこにでも表示することが可能であり、機能指示部の長手方向の長さは、機能表示部に対応させれば良い。
【0076】
さらに、本実施例では文字板に表示した機能表示部について説明したが、風防ガラスの上面や下面に機能表示部を表示しても何ら問題ない。
【0077】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、時刻表示と機能表示の区別を明確にすることができ、かつ機能表示に使用する文字を従来と比べて大きくできるため、視認性が非常に優れていると言える。また、副針を使用しないため、時計総厚の増加に起因する、デザイン上の制約も回避できると言える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例2における時計の一部の正面図である。
【図2】本発明の実施例1における時計用指針の斜視図である。
【図3】本発明の実施例3における時計の一部の正面図である。
【図4】従来例1の時計の一部の正面図である。
【図5】従来例2の時計の一部の正面図である。
【符号の説明】
1 時計用指針
2、11から13、21から23、31から33、41から43 時計指示部
3、14、24、25、35 機能指示部
4、17、29、38、47 軸取り付け部
15、26、27、34、45、46 機能表示部
16、28、36、48 文字板
18aから18d、30aから30d 時計表示部
37aから37d、49aから49d 時計表示部
44 レジスターリング[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention provides a timepiece, in particular on the dial plate by hand movement watch hands, about the time meter which displays another function is time and with time.
[0002]
[Prior art]
In a conventional timepiece, when a function display different from the time is performed, a small letter plate arranged in the dial is used as a function display unit, and a sub-hand is provided in the small letter plate as a function instruction unit separately from the clock hands. The function display is performed by instructing the small letter plate with the sub-needle (see, for example, Patent Document 1).
[0003]
In addition, there is a function in which a time indication unit provided on a clock hand also serves as a function instruction unit and displays a function by instructing a function display unit displayed on a register ring (see, for example, Patent Document 2). .
[0004]
Hereinafter, conventional techniques will be described with reference to the drawings. 4 and 5 are front views showing a part of a conventional timepiece in which a timepiece hand is incorporated.
[0005]
(Conventional example 1)
In FIG. 4, the function display unit 34 is separately provided as a small letter plate on the dial 36, and the function display unit 34 is instructed using the function instruction unit 35 as a secondary needle. Reference numerals 31 to 33 are clock hands, 31 is the time indicating unit, the second is 32, 32 is the time indicating unit, and 33 is the time indicating unit.
[0006]
The time indicating units 31 to 33 are mounted on the same axis as the shaft mounting unit 38, and the time indicating units 37a to 37d displayed on the outer periphery of the dial 36 are linked to display the time. ing.
[0007]
The function display unit 34 has L, M, H, RX, and NO, which are used when the time adjustment radio wave is received from an antenna (not shown) arranged in the watch and the time adjustment is performed. The reception status is displayed.
[0008]
The description of the function display section 34, that is, the display of the radio wave reception sensitivity display section is as follows.
RX indicates that a time-corrected radio wave is being received, L is a radio wave reception state is lower (initial of Low), M is a radio wave reception state is middle (acronym of Middle), and H is a radio wave reception state. Is a high-order (acronym for High), and NO indicates reception failure.
[0009]
The function display unit 34 is written on or near the concentric circle of the function instruction unit 35. When the radio wave reception mode button (not shown) provided on the watch is pressed, the function display unit 34 is instructed to function. This is instructed by the unit 35 and represents the current radio wave reception state.
[0010]
As is apparent from FIG. 4, when the function display unit 34 is designated as a lower case letter and the function instruction unit 35 is designated as a secondary needle, the function display unit 34 is inevitably set to a size corresponding to the size of the secondary needle. Accordingly, the character area written on the function display unit 34 is inevitably small, and the visibility is lacking.
[0011]
Further, in order to prevent the secondary hand as the function indicating unit 35 from interfering with the hour hand, the minute hand and the second hand as the time indicating units 31 to 33, an increase in the thickness in the axial direction, that is, an increase in the total thickness of the watch can be avoided. It is also disadvantageous in terms of the design and decorativeness of the watch.
[0012]
In summary, in the conventional technology as described above, the function display different from the time is performed by the small letter plate and the sub-hand, but in order not to disturb the recognition of the time display, which is the essential purpose of the timepiece. It is impossible to increase the size of the lowercase letters, that is, the function display part and the sub-needle, that is, the function instruction part. As a result, there is a problem that the recognition of the function, that is, the visibility of the function display is lacking and the function confirmation is insufficient.
[0013]
In addition, the thickness in the axial direction inevitably increases to prevent the secondary hand, that is, the movement of the function indicator from interfering with the hour hand, the minute hand, and the second hand, that is, the movement of each time indicator. Due to the increase in the total thickness of the watch, there is a problem in that a watch that places emphasis on decorativeness is restricted in design.
[0014]
(Conventional example 2)
In FIG. 5, function display units 45 and 46 are written on the register ring 44, and the time instruction unit 41 also functions as a function instruction unit. Reference numerals 41 to 43 are clock hands, 41 is the time indicating unit for seconds, 42 is the time indicating unit for minutes, and 43 is the time indicating unit for hours.
[0015]
The time indicating units 41 to 43 are mounted on the same axis as the shaft mounting unit 47, and the time indicating units 49a to 49d displayed on the outer periphery of the dial 48 are linked to display the time. ing.
[0016]
The function display unit 45 includes L, M, H, RX, and NO. These are used when receiving a time adjustment radio wave from an antenna (not shown) arranged in the watch and performing time adjustment. The reception status is displayed. Description of the function display unit 45, that is, description of the radio wave reception sensitivity display unit is the same as in FIG.
[0017]
By pressing a radio wave reception mode button (not shown) provided on the watch, the function display unit 45 instructs the function display unit 45 by the time instruction unit 41 that also serves as a function instruction unit each time, and Represents the radio wave reception status.
[0018]
In FIG. 5, OK, STOP, and CHARGE are described as another function display unit 46 on the register ring 44, and these are the remaining power state (warning including solar power generation and self-winding power generation). The time instruction unit 41 also serves as a function instruction unit.
[0019]
The description of the function display section 46, that is, the display of the remaining power supply display section is as follows. OK has enough power remaining, STOP has no power remaining, so the hand movement stopped (stop warning displayed), CHARGE has little power remaining to charge (charge warning displayed), It represents that. By pressing a power remaining amount display mode button (not shown) provided on the watch, the function display unit 46 is instructed by the time instruction unit 41 that also serves as a function instruction unit each time, and the remaining power state ( Warning display). Note that STOP automatically instructs immediately before the remaining amount of power becomes zero.
[0020]
The function display sections 45 and 46 must be confirmed on the virtual extension line of the time instruction section 41 that also serves as the function instruction section, and the visibility is extremely low. Also, there is a very high possibility of mistaking time and function. Since the function display on the register ring depends on the area of the register ring, the display range is limited. From this point, it can be said that the visibility is low.
[0021]
Furthermore, since the function display units 45 and 46 are located at the outermost part of the watch, they are peeled off even when a phosphorescent paint or the like is applied, and the long-term reliability cannot be wiped out. In many cases, the coating is not performed. Therefore, it is extremely difficult to check the function display unit at night or in a dark place.
[0022]
In this example, the second hand was used as the time indicator. However, when the minute hand or hour hand is used, the virtual extension line is longer than when the second hand also serves as the function indicator when the hand length is taken into consideration. This makes it more difficult to check the status and increases the possibility of misrecognizing the time and function.
[0023]
Furthermore, there is a problem when a function display unit that is not instructed by the time instruction unit or the function instruction unit is provided on the register ring.
For example, when displaying functions such as an aeronautical ruler on the register ring, it is extremely difficult on the register ring area to display the aerial ruler and other functions such as the radio wave reception status function. Can be said to be very problematic.
[0024]
In summary, when function display is performed on the register ring, the time display unit also serves as the function display unit with the time display unit, so the function display unit on the register ring is on the virtual extension line of the time display unit. It has to be recognized, the recognition of the function, that is, lack of visibility, and the display area of the function display unit easily reaches the limit on the register ring, and the function display range is limited.
[0025]
[Patent Document 1]
Utility Model Registration No. 2601225 [Patent Document 2]
Japanese Utility Model Publication No. 63-107884 [0026]
[Problems to be solved by the invention]
As is clear from the above description, when a function display that is different from the time display is currently performed together with the time display, it satisfies both visibility of the time display and the function display and is not subject to design restrictions. There was no display method using hands and clock hands.
[0027]
An object of the present invention is to provide a timepiece that satisfies both the visibility of time and function, which are the problems described above, and that is not subject to design restrictions, and a display method using a timepiece pointer and a timepiece pointer.
[0028]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, the watch of the present invention employs the following configuration described.
[0029]
The timepiece of the present invention is a timepiece in which a timepiece hand moves on a dial to display the time, a time display portion is arranged on the outer peripheral portion of the display surface, and the dial or timepiece on the inner portion of the time display portion. The windshield glass has a radio wave reception sensitivity function display unit composed of a plurality of function indications with characters indicating the reception state of the time correction radio wave received by the antenna disposed on the watch with respect to the shaft mounting portion of the watch hands. has been placed in the angle range, the second instruction portion on one side of the shaft mounting portion of the pointer to indicate the seconds of the watch hands, said length than second instruction portion on the opposite side is short operation indication section And a function display unit regarding the reception state of the radio wave is instructed by the function instruction unit in response to a function call operation.
[0043]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to examples.
[0044]
Example 1
FIG. 2 is a perspective view showing a timepiece hand of the present invention.
[0045]
Moreover, the function instruction |
[0046]
(Example 2)
FIG. 1 is a front view showing a part of a timepiece incorporating the timepiece hand of the present invention. Reference numerals 11 to 13 are clock hands, 11 is the time indicating unit, seconds are, 12 is the time indicating unit, and 13 is the time indicating unit.
[0047]
Moreover, the function instruction |
[0048]
The time indicating units 11 to 13 are mounted on the same axis of the
[0049]
The function display unit 15 has L, M, H, RX, and NO, which are used when a time adjustment radio wave is received from an antenna (not shown) arranged in the watch and time adjustment is performed. The reception status is displayed. Description of the function display unit 15, that is, description of the radio wave reception sensitivity display unit is the same as in FIG.
[0050]
The function display unit 15 is written on or near the concentric circle of the
[0051]
In the case of the present invention, as shown in FIG. 4 which is a conventional example, the function display unit displays it as it is on the existing dial without newly providing a lower case letter on the dial. It can be said that the characters can be enlarged and is very excellent in terms of visibility.
[0052]
In addition, since a function indicator (second hand) separate from the watch hand is not required, an increase in axial thickness resulting from interference with the time indicator (hour hand, minute hand, second hand), that is, the total watch thickness It can be said that the restrictions on the design of the watch due to the increase can also be avoided.
[0053]
In addition, since the function display unit for instructing by the time instruction unit or the function instruction unit is not provided on the register ring, the time instruction unit does not have to serve as the function instruction unit, and the function display unit as shown in FIG. Is not instructed on the virtual extension line of the function instruction unit / time instruction unit.
[0054]
Furthermore, since the function display on the register ring as shown in FIG. 5 comes to the outermost surface of the watch body, it is peeled off even if a phosphorescent paint or the like is applied to the function display, which is problematic in terms of long-term reliability. Met.
In the present invention, since the function display section exists on the dial, it is possible to apply phosphorescent paint or the like to the function display section as well as the function instruction section, and the function can be easily confirmed even at night or in a dark place. It is possible. In addition, since the coating is performed on the dial arranged in the watch case, the reliability is greatly improved in terms of long-term reliability.
[0055]
Furthermore, when providing a function display unit that is not instructed by the time instruction unit or the function instruction unit on the register ring, for example, when displaying a function such as an aircraft calculation rule, on the register ring, for example, the radio reception status function From this point of view, it can be said that the visibility is very good.
[0056]
In the present embodiment, the function display unit and the function instruction unit have been described as instructions for the radio wave reception state in the radio timepiece. However, there is no problem even if the direction display, the calendar display, the mode display, the 24-hour display, or the like is used. In the radio timepiece, there is no problem even if a function display (for example, SET) other than that described in the present embodiment is displayed.
[0057]
The function display unit can be displayed anywhere within the radius of the dial, and the length in the longitudinal direction of the function instruction unit may correspond to the function display unit.
[0058]
Furthermore, although the function display part displayed on the dial plate was demonstrated in the present Example, even if a function display part is displayed on the upper surface and lower surface of a windshield, there is no problem.
[0059]
(Example 3)
FIG. 3 is a front view showing a part of a timepiece incorporating the timepiece handpiece of the present invention. Reference numerals 21 to 23 are clock hands, 21 is a time indicating unit, seconds are displayed, 22 is a time indicating unit, and minutes are displayed, and 23 is a time indicating unit. Reference numerals 24 and 25 are function instruction sections, 26 and 27 are function display sections, 28 is a dial, and 29 is a shaft mounting section.
[0060]
The
[0061]
Similarly, the
[0062]
Further, the length of the function instruction unit 24 and the time instruction unit 23 with the
[0063]
Similarly, the length of the function instruction unit 25 and the time instruction unit 21 with the
[0064]
The time indicating units 21 to 23 are mounted on the same axis as the
[0065]
The
[0066]
The
[0067]
Although the
[0068]
By pressing a power remaining amount display mode button (not shown) provided on the watch, the
[0069]
In the case of the present invention, as shown in FIG. 4, which is a conventional example, the function display portion is displayed as it is on the existing dial plate without newly providing a lower case letter plate on the dial plate. It can be said that it is very superior from the viewpoint of visibility.
[0070]
In addition, since a function indicator (second hand) separate from the watch hand is not required, an increase in axial thickness resulting from interference with the time indicator (hour hand, minute hand, second hand), that is, the total watch thickness It can be said that the restrictions on the design of the watch due to the increase can also be avoided. In the present embodiment, since the function display portions are separately displayed at two places, the effects on the design and decoration are more remarkable than those in the second embodiment.
[0071]
In addition, since the function display unit for instructing by the time instruction unit or the function instruction unit is not provided on the register ring, the time instruction unit does not have to serve as the function instruction unit, and the function display unit as shown in FIG. Is not instructed on the virtual extension line of the function instruction unit / time instruction unit.
[0072]
Furthermore, since the function display on the register ring as shown in FIG. 5 comes to the outermost surface of the watch body, it is peeled off even if a phosphorescent paint or the like is applied to the function display, which is problematic in terms of long-term reliability. Met.
In the present invention, since the function display section exists on the dial, it is possible to apply phosphorescent paint or the like to the function display section as well as the function instruction section, and the function can be easily confirmed even at night or in a dark place. It is possible. In addition, since the coating is performed on the dial arranged in the watch case, the reliability is greatly improved in terms of long-term reliability.
[0073]
Furthermore, when providing a function display unit that is not instructed by the time instruction unit or the function instruction unit on the register ring, for example, when displaying a function such as an aircraft calculation rule, on the register ring, for example, the radio reception status function From this point of view, it can be said that the visibility is very good.
[0074]
In this embodiment, the function display unit and the function instruction unit are described as an instruction of a radio wave reception state and an instruction of a remaining power state of the radio timepiece. However, the direction display, the calendar display, the mode display, the 24-hour display, etc. There is no problem even if it exists. In the radio timepiece, there is no problem even if a function display (for example, SET) other than that described in the present embodiment is displayed.
[0075]
The function display unit can be displayed anywhere within the radius of the dial, and the length in the longitudinal direction of the function instruction unit may correspond to the function display unit.
[0076]
Furthermore, although the function display part displayed on the dial plate was demonstrated in the present Example, even if it displays a function display part on the upper surface and lower surface of a windshield, there is no problem.
[0077]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, according to the present invention, the distinction between the time display and the function display can be clarified, and the characters used for the function display can be made larger than before, so that the visibility is very high. It can be said that it is excellent. In addition, since no auxiliary hands are used, it can be said that design constraints caused by an increase in the total watch thickness can be avoided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a part of a timepiece according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a timepiece pointer according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a front view of a part of a timepiece according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a front view of a part of the timepiece of the conventional example 1;
FIG. 5 is a front view of a part of a timepiece according to Conventional Example 2;
[Explanation of symbols]
1
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