JP4562328B2

JP4562328B2 - Carbonated beverage dispenser, beverage container and beverage dispensing method.

Info

Publication number: JP4562328B2
Application number: JP2001264306A
Authority: JP
Inventors: 浩難波; 精二山田; 義寿藤原; 洋吉際; 浩太梅崎
Original assignee: Kirin Brewery Co Ltd
Current assignee: Kirin Brewery Co Ltd
Priority date: 2001-08-31
Filing date: 2001-08-31
Publication date: 2010-10-13
Anticipated expiration: 2021-08-31
Also published as: JP2003072892A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲料の収容された容器に装着させて内部の飲料を注出させる炭酸飲料注出器、この炭酸飲料注出器が装着される飲料容器及び飲料の注出方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、飲料容器の口部に装着して内部の炭酸飲料を注出する小型の炭酸飲料注出器が知られている。このような炭酸飲料注出器は、飲料容器の口部に装着させる装着部と、飲料容器内に所定圧のガスを送り込むガスボンベと、この飲料容器内とを連通するガス供給路と、飲料容器に挿入される取出路と、取り出された飲料を注出する注出部と、前記取出路により取り出され、前記注出部から注出される飲料の流通を許可する開閉バルブとを備えており、これらが一体的なユニットとして構成されている。かかる炭酸飲料注出器を飲料容器に取り付けるには、飲料容器の口部を閉鎖するキャップを取り外し、この口部に炭酸飲料注出器の装着部をねじ込むようにして装着させていた。
【０００３】
また、炭酸飲料注出器を装着した後、飲料容器に飲料が残存している場合には、飲料容器を冷蔵庫で保存する場合もある。この場合、ビール充填用の樽のように飲料容器が大きな場合には、炭酸飲料注出器を飲料容器から取り外し、再びキャップを閉めてから冷蔵庫で保管することが行われていた。
【０００４】
すなわち、小型のディスペンサが取り付けられる飲料容器としては、炭酸飲料注出器が装着されてから一度に飲料を飲みきってしまう程度の小型の飲料容器がある一方で、数日かけて内部の飲料をすべて飲み切るような樽等の比較的大型の飲料容器が存在している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
従来からある上記炭酸飲料注出器では、飲料容器に装着する際に、飲料容器の口部を閉塞しているキャップを取り外し、その後炭酸飲料注出器を取り付けていたため、キャップを取り外した際に内部の飲料が空気に曝されてしまい、飲料が酸化しやすくなる不都合な点があった。また、一旦装着した炭酸飲料注出器を取り外し、再びキャップで飲料容器の口部を閉塞する作業を行う場合にも内部の飲料が空気に曝されてしまう。
【０００６】
本発明は、かかる問題点に鑑みなされたものであり、飲料容器内の飲料が酸化されることなく飲み切ることのできる炭酸飲料注出器、飲料容器並びに飲料の注出方法を提供する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記課題を解決するために、飲料容器（２０）の口部（２２）に装着させる装着部（２，３２）と、前記飲料容器（２０）内に所定圧のガスを送り込むガスボンベ（１１，４０）と前記飲料容器（２０）内とを連通するガス供給路（１５，４４）と、前記飲料容器（２０）に挿入される取出路（７）と、取り出された前記飲料容器（２０）内の飲料を注出する注出部（３，３４）と、前記取出路（７）により取り出され、前記注出部（３，３４）から注出される飲料の流通を許可する開閉バルブ（４，３６）とが、一体的なユニットとして構成され、前記取出路（７）の先端には、前記飲料容器（２０）の口部（２２）を閉塞しているキャップ体に貫通孔を形成せしめる穿孔部（９，３５）が設けられている炭酸飲料注出器を採用した。
【０００８】
本発明によれば、飲料容器（２０）の口部（２２）を閉塞しているキャップ体を取り外すことなく炭酸飲料注出器を装着することができるので、炭酸飲料注出器を装着する際に飲料容器（２０）に収容された飲料を空気に曝すことがない。従って飲料が酸化することを効果的に防止できる。なお、前記取出路（７）の先端に減速部（９）が設けられている場合には、この減速部（９）を穿孔部（９）として構成すれば、穿孔部（９）を別途設ける必要が無く便利である。
【０００９】
また、本発明では、上記課題を解決するために、内部の飲料を注出するための炭酸飲料注出器が装着される口部（６２）を有する飲料容器（６０）であって、対向する側面間の外寸が所定の寸法以内である部分が少なくとも１ヶ所形成され、かつ、前記炭酸飲料注出器が前記口部（６２）に装着された際の全高が所定の寸法以内となるようにその外寸が形成された飲料容器（６０）を採用した。
【００１０】
飲料容器（６０）に収容された飲料を一度に全部飲み切らず、数回に分けて飲料を飲み切る場合、炭酸飲料注出器を飲料用に装着したままの状態で冷蔵庫に保管すれば、飲料容器（６０）内の飲料が空気に曝されることなく、飲料が酸化されることを防止できる。本発明では、上記構成を採用したため、例えば家庭用の冷蔵庫の扉の内側に設けられた収納ポケットに保管可能な外寸に飲料容器（６０）を形成することによって、炭酸飲料注出器を装着したまま冷蔵庫に保管できる。これにより、飲料の酸化を効果的に防止できる。
【００１１】
なお、上記飲料容器（６０）をアルミニウム合金で構成すれば、重量を軽くすることができ、持ち運び等の取り扱いが容易になる。また飲料容器（６０）の製造も容易になる。
【００１２】
さらに、本発明では、上記課題を解決するために、内部に飲料の充填された飲料容器（２０，６０）の口部（２２，６２）に、飲料容器（２０，６０）の口部（２２，６２）に装着させる装着部（２，３２，７２）と、前記飲料容器（２０，６０）内に所定圧のガスを送り込むガスボンベ（１１，４０，７４）と前記飲料容器（２０，６０）内とを連通するガス供給路（１５，４４，７６）と、前記飲料容器（２０，６０）に挿入される取出路（７，７８）と、取り出された前記飲料容器（２０，６０）内の飲料を注出する注出部（３，３４，８０）と、前記取出路（７，７８）により取り出され、前記注出部（３，３４，８０）から注出される飲料の流通を許可する開閉バルブ（４，３６，９０）とが、一体的なユニットとして構成された炭酸飲料注出器を装着し、前記飲料容器（２０，６０）に充填された飲料がこの飲料容器（２０，６０）に残存する間、前記炭酸飲料注出器を前記飲料容器（２０，６０）の口部（２２，６２）に装着しておく飲料の注出方法により飲料を抽出する。
【００１３】
かかる飲料の注出方法によれば、例えば、一度に飲料を飲み切らないで、数回に分けて飲料を飲み切るような場合、飲料容器（２０，６０）の内部に収容された飲料を空気に曝すことなく保管することができる。これにより、飲料が容易に酸化することを防止できる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【００１５】
図１は本発明の一実施形態にかかる炭酸飲料注出器１をビールの充填された飲料容器２０に装着した状態を示している。
【００１６】
ビールの充填された飲料容器２０は、アルミニウム合金によって略円筒状に形成されており、その上部は先細り状に形成されている。この上部の中心には内部の飲料を取り出すための円筒状の口部２２が設けられていて、キャップ２４によって密閉されている。
【００１７】
一方、炭酸飲料注出器１は、筒状に形成された装着部２と、この装着部２から半径方向外側に張り出すように設けられた注出部３と、装着部２から下方に延びて飲料容器２０に挿入されている取出路７とを備えている。注出部３の根元部３ａは装着部２の中心を上下に貫通しており、この根元部３ａの上端がほぼ直角に折れ曲がるように形成されている。そして、この折れ曲がり部の先方が半径方向外側に張り出している。また、注出部３の半径方向外側に張り出す部分には、注出部３を開閉する開閉バルブ４が設けられており、取出路７から取り出されたビールの注出が制御されている。この開閉バルブ４には上方に向けて延びるレバー５が取り付けられている。このレバー５は、開閉バルブ４に対して枢動可能に設けられており、開閉バルブ４の開閉は当該レバー５の枢動により行われている。なお、注出部の先端部３ｂは斜め下方に向けて延びており、コップなどにビールを注ぎやすくしている。
【００１８】
取出路７は、その上端が装着部２の中心にて注出部３と連通している一方、その下端には減速部９が取り付けられている。取出路７は、比較的剛性の高い材料で形成された管であり、後に詳述するように、飲料容器２０のキャップ２４に貫通孔を穿孔し、当該取出路７を飲料容器２０の内部に挿入させる穿孔器として利用される。この取出路７の下端に設けられた減速部９は下方に向けて先細り状に形成されていて、キャップ２４を容易に貫通させることができるように構成されている。この減速部９は、飲料容器２０から当該取出路７にビールが導入される際、ビールの流速を適切な流速に減速させるものであり、炭酸飲料注出器１からコップにビールが注出された際、コップ内で過剰に泡立つのを防止している。
【００１９】
さらに、装着部２には内部に炭酸ガスが充填された筒状のガスボンベ１１が取り付けられている。このガスボンベ１１は飲料容器２０に炭酸ガスを供給し、飲料容器２０内を所定の圧力まで上昇させるものであり、減圧弁１３及び装着部２に設けられた供給路１５とを介して飲料容器２０の内部と連通している。供給路１５は、装着部２の側面から装着部２の中心に向けて進入しており、装着部２の中心からやや半径方向外側の位置で下方に折れ曲がるように形成され、その先端が飲料容器２０に連通している。一方、装着部２の側面から半径方向外側に突出する部分には減圧弁１３が取り付けられている。減圧弁１３は、ガスボンベ１１に充填された高圧の炭酸ガスを所定の圧力まで低下させてから飲料容器２０に送り込むためのものである。この減圧弁１３にはガスボンベ１１が着脱自在に取り付けられる取付口が設けられており、ガスボンベ１１はその先端が挿入されるようにして取付口に取り付けられている。
【００２０】
以上に説明した炭酸飲料注出器１は図２に示すようにして飲料容器２０の口部２２に取り付けられる。
【００２１】
上述のように、飲料容器２０の口部２２はキャップ２４によって密閉されている。このキャップ２４は柔らかい部材で形成されていて、キャップ２４の上端面に孔を開けることが比較的容易に構成されている。炭酸飲料注出器１は、その装着部２から下方に向けて延びる取出路７を当該キャップ２４に貫通させることで飲料容器２０の口部２２に装着される。
【００２２】
まず、取出路７の下端に設けられた減速部９でキャップ２４を穿孔する。この減速部９は下方に向けて先細り状に形成されているため、当該減速部９が刃物の役割を果たしている。なお、減速部９と取出路７との付け根部分では、減速部９の横断面積が口部２２中心から周縁までの約半分を占める程度に形成されているため、キャップ２４には比較的大きな貫通孔が穿孔される。
【００２３】
その後、取出路７をキャップ２４に形成された孔を通して飲料容器２０に挿入させて、炭酸飲料注出器１の装着部２を飲料容器２０の口部２２にまで接近させる。
【００２４】
そして、口部２２の外周面に形成された雄ねじ２２ａに装着部２の内周面の雌ねじ２ａを螺合させて炭酸飲料注出器１を飲料容器２０の口部２２に装着させる。この際、キャップ２４には減速部９によって比較的大きな孔が穿孔されているため、ガスボンベ１１と連通している供給路１５の先端がキャップ２４と干渉することはなく、炭酸飲料注出器１の装着部２は円滑に口部２２に対して回転される。また、取出路７は、装着部２の中心部にて下方に延びているため、装着部２を口部２２に対して回転させても、取出路７及び減速部９が飲料容器２０内部のビールをむやみに撹拌することがない。このため、炭酸飲料注出器１を飲料容器２０に装着させる際、飲料容器２０内でビールが過剰に泡立つことが防止される。
【００２５】
以上の炭酸飲料注出器１及び飲料容器２０によれば、飲料容器２０に充填されたビールは、次のようにコップに注出される。
【００２６】
ガスボンベ１１内の炭酸ガスは減圧弁１３により所定の圧力に減圧されて、装着部２内の供給路１５に供給され、当該供給路１５を流れて飲料容器２０の内部に供給される。これにより、飲料容器２０の内部は所定の圧力まで上昇する。レバー５を操作して開閉バルブ４を閉状態から開状態にすると、所定の圧力に保持された飲料容器２０内部のビールは、炭酸ガスに押されるようにして取出路７の先端の減速部９に導入される。
【００２７】
減速部９に導入されたビールは、上述したように減速部９によりその流速が失速され、適切な流速で取出路７に供給される。そして、ビールは、この取出路７を上昇し、装着部２の内部にて注出部３に供給される。
【００２８】
注出部３に供給されたビールは、開閉バルブ４を通過し、注出部３の先端の注出口からコップ（不図示）へ注出される。
【００２９】
一方、レバー５を操作して開閉バルブ４を閉状態に戻すと、注出されていたビールがストップされる。これにより、飲料容器２０内で炭酸ガスにより取出路７へ押し出されていたビールは、その流れが停止される。そして飲料容器２０内部に収容されたビール並びに取出路７内部に残留しているビールは平衡状態に保持される。
【００３０】
この小型の炭酸飲料注出器１では、かかるレバー５の操作によってビールの注出及び停止が行われる。なお、飲料容器２０に収容されたビールを一度に飲み切ることができない場合もある。かかる場合には、飲料容器２０に炭酸飲料注出器１を取り付けたままの状態で冷蔵庫に保管することで、内部のビールが空気に曝されることを防止できる。
【００３１】
なお、図１及び図２示した炭酸飲料注出器１にあっては、取出路７が剛性の高い部材で形成されたものについて説明したが、この取出路７の先端に取り付けられた減速部９でキャップ２４に貫通孔を穿孔できれば、これには限定されない。例えば、減速部９のみ図１及び図２に示したものを採用し、取出路７としては柔らかい材料で形成されたチューブを使用しても、キャップ２４に穿孔できるので、かかる構成を採用しても構わない。
【００３２】
以上、飲料容器２０の口部２２を上側に向け、炭酸飲料注出器１を飲料容器２０の上側に装着したものについて説明したが、図３及び図４では、口部２２を下側に向け、この下側に向けられた口部２２に炭酸飲料注出器３０を取り付けた実施形態を示している。
【００３３】
この実施形態においては、ビールが収容された飲料容器２０がスタンド５０により支持されている。スタンド５０は飲料容器２０胴部２０ａと上部２０ｂとを連結しているかしめ部分２６を保持するリング状の保持部５２と、この保持部５２を下方から支持する脚部５４…５４とから構成されている。
【００３４】
飲料容器２０はその口部２２が下側に向けられた状態にて、スタンド５０の保持部５２により所定の高さの位置に保持されている。この飲料容器２０の口部２２は、柔らかい材料によって形成された中蓋２５が口部２２の端縁に密着されることにより密閉されている。なお、炭酸飲料注出器３０をこの飲料容器２０に装着させる前段階にあっては、樹脂製のスクリューキャップ（不図示）が螺合されている。
【００３５】
炭酸飲料注出器３０は、このスクリューキャップ８（不図示）の取り外された後の口部２２に装着されている。当該炭酸飲料注出器３０もその基本構造は上記炭酸飲料注出器３０とほぼ同様であり、筒状に形成された装着部３２と、この装着部３２から半径方向外側に張り出すように設けられた注出部３４を備えている。また、炭酸ガスが充填された筒状のガスボンベ４０が装着部３２の側方から半径方向外側に突出するようにして取り付けられている。このガスボンベ４０は、装着部３２に形成された供給路４４及び装着部３２の側方にて供給路４４の端部に設けられた減圧弁４２を介して飲料容器２０の内部と連通している。
【００３６】
この炭酸飲料注出器３０では、注出部３４の根元部３４ａは装着部３２の中心部にて装着部３２から下方に延び、根元部３４ａの下端が折れ曲げられ、その先方が半径方向外側に張り出すように構成されている。そして、飲料容器２０のビールの注出を許可する開閉バルブ３６は、半径方向外側に張り出す部分に設けられており、開閉バルブ３６を開閉せしめるレバー３８は、この開閉バルブ３６から上方に延びる向きに取り付けられている。なお、注出部３４の先端部３４ｂは、コップにビールを注ぎ込みやすくするために斜め下方に延びるように形成されている。
【００３７】
なお、この炭酸飲料注出器３０には、飲料容器２０の内部に挿入される取出路は設けられていない。すなわち、装着部３２の中心を上下に延びるように設けられた注出部３４の根元部３４ａが直に飲料容器２０の口部２２に挿入されている。この注出部３４の根元部３４ａは飲料容器２０に収容されたビールが飲料容器２０の下部に位置する口部２２から取り出すことができるように、装着部３２から上方に突出する部分の長さが短く形成され、その上端３５が口部２２の内部に位置している。この上端３５は、先細り状に形成されており、飲料容器２０の口部２２を密閉している中蓋２５を容易に突き破ることができるように形成されている。
【００３８】
一方、ガスボンベ４０と飲料容器２０の内部とを連通している供給路４４は、装着部３２の側方から装着部３２に進入し、装着部３２の内部で上方に向けて折れ曲がるように形成されている。そして、その先端４５が飲料容器２０の口部２２の内部にまで延びている。この供給路４４の先端４５についても、先細り状に形成されており、飲料容器２０の口部２２を密閉している中蓋２５を容易に突き破ることができるように形成されている。
【００３９】
この口部２２を下側に向ける実施形態では、飲料容器２０に収容されたビールの自重によりビールが注出部３４に送り出されるので、ガスボンベ４０に充填された炭酸ガスの圧力が低めに設定されたものを採用することができる。また、炭酸ガスを減圧弁４２で比較的低く抑えて飲料容器２０に供給できるので、供給された炭酸ガスにより内部のビールが撹拌されることも防止できる。
【００４０】
この実施形態についても、飲料容器２０に収容されたビールを注出するには、開閉バルブ３６に取り付けられたレバー３８をバルブに対して枢動させ、開閉バルブ３６を開状態にすることで行う。一方、ビールの注出を停止するには、レバー３８を元の位置まで戻し、開閉バルブ３６を閉状態に復帰させる。
【００４１】
以上に説明した炭酸飲料注出器３０は、次に説明する手順により飲料容器２０の口部２２に装着される。
【００４２】
炭酸飲料注出器３０を装着させるときは、飲料容器２０の口部２２を上側に向けておく。上側に口部２２を向けた状態で樹脂製のスクリューキャップ（不図示）を口部２２から取り外す。次いで、注出部３４の根元部３４ａ及び供給路４４の先端４５で口部２２を密閉している中蓋２５を突き破りながら炭酸飲料注出器３０を口部２２に螺合させる。中蓋２５は柔らかい材料で形成されているため、供給路４４が注出部３４の根元部３４ａの回りを回転しても、供給路４４は中蓋２５を容易に引き裂くことができ、炭酸飲料注出器３０は円滑に口部２２に装着される。
【００４３】
次いで、飲料容器２０を天地逆転させ、炭酸飲料注出器３０を下側に向けた状態でスタンド５０の保持部５２に飲料容器２０の外周部を保持させる。その後、ガスボンベ４０を減圧弁４２の取付口に取り付け、飲料容器２０の内部に炭酸ガスを供給し、内部に収容されたビールを注出可能な状態とする。
【００４４】
次に、図５を参照しながら本発明のさらに別の実施形態について説明する。
【００４５】
この実施形態にかかる炭酸飲料注出器７０及び飲料容器６０は、冷蔵庫に保存する便宜を考慮してその外寸が定められ、炭酸飲料注出器７０を飲料容器６０から取り外すことなく保管できるように構成したものである。
【００４６】
この飲料容器６０はアルミニウム合金によって円筒状に形成されており、その上部に円筒状の口部６２が形成されている。口部６２には内部に収容されたビールを注出するための炭酸飲料注出器７０が装着されている。また、飲料容器６０の底部には、この飲料容器６０に対して着脱自在なトレイＴが設けられている。
【００４７】
炭酸飲料注出器７０は、飲料容器６０の口部６２に装着させる装着部７２と、飲料容器６０内に所定圧のガスを送り込むガスボンベ７４と飲料容器６０内とを連通する供給路７６と、前記飲料容器６０に挿入される取出路７８と、取り出された前記飲料容器６０内の飲料を注出する注出部８０とが一体的なユニットとして構成されている。
【００４８】
装着部７２は円筒状に形成されており、その内周面に形成された雌ねじを口部６２の外周面に形成された雄ねじに螺合せしめて口部６２に装着されている。装着部７２の上部は上端が閉塞されたこの炭酸飲料注出器７０の頭部８２であり、その側面には半径方向外側に向けてガスボンベ７４が張り出すようにして取り付けられている。また、ガスボンベ７４が取り付けられた位置と対称をなす位置には、細長い管により形成された注出部８０がガスボンベ７４とは逆側に向けて張り出している。さらに、装着部７２から下方に向けて垂下するように設けられ、飲料容器６０の内部に挿入されている取出路７８が設けられている。
【００４９】
頭部８２には、その内部から半径方向外側に向けて突出するように設けられた減圧弁７５が内蔵されており、ガスボンベ７４はこの減圧弁７５に着脱可能に取り付けられている。減圧弁７５はその先端が下側にやや傾くように向けられており、減圧弁７５の外周は頭部８２と一体に形成されたケーシング８３により覆われている。この減圧弁７５の先端はガスボンベ７４を着脱可能に取り付ける取付口として構成されている。なお、ケーシング８３の外周面にはねじ加工がなされている。
【００５０】
一方、ガスボンベ７４は外観が略円筒状に形成されており、軸方向の一端側が先細りに形成されている。ガスボンベ７４はこの先細り部分が減圧弁７５の取付口に挿入されることで取り付けられている。このガスボンベ７４は筒状のカバー８８の内部に収容されている。カバー８８はその軸方向の一端側が閉塞されている一方、他端側が開放されている。この開放された他端側の内周面にはねじ加工がなれており、減圧弁７５の外周に形成されたケーシング８３に螺合可能に構成されている。
【００５１】
かかる構成を採用しているため、カバー８８の中にガスボンベ７４を収納し、カバー８８を減圧弁７５の外周部を覆うケーシング８３に螺合させると、ガスボンベ７４の先細り状の部分が減圧弁７５の取付口に自動的に挿入され、ガスボンベ７４が減圧弁７５に取り付けられる。この減圧弁７５は頭部８２の内部にて、供給路７６により飲料容器６０の内部と連通されている。供給路７６は頭部８２の内部で上下に延びるように設けられており、その上端が減圧弁７５と連結されている一方、その下端が飲料容器６０の口部６２内部に挿入されている。
【００５２】
以上の構成より、ガスボンベ７４に充填された炭酸ガスは、減圧弁７５で所定の圧力に減圧され、この減圧された炭酸ガスが供給路７６を介して飲料容器６０の内部に供給される。
【００５３】
注出部８０は、減圧弁７５を内部に収容しているケーシング８３と対称をなす位置において頭部８２側面から半径方向外側に突出する取付部８４に、その根元が挿入されて頭部８２に取り付けられている。この注出部８０は、内部に流通路の形成された管により構成されており、コップにビールを注出しやすいようにその先端部８０ａが斜め下側に向けて延びている。
【００５４】
この注出部８０が取り付けられている取付部８４は頭部８２の内部で連通路８６によって取出路７８と連通されており、取出路７８から取り出された飲料容器６０内のビールが注出部８０に供給されるように構成されている。また、頭部８２内部に形成された連通路８６には、開閉バルブ９０が設けられており、連通路８６を流れるビールの注出部８０への供給又は遮断を行っている。開閉バルブ９０を構成するスプール９２は上下方向に延びるように配置され、上下に往復動可能に設けられている。このスプール９２が連通路８６を閉鎖または開放することにより開閉が行われている。
【００５５】
この開閉バルブ９０のスプール９２の上部は、頭部８２の側面から側方に突出するレバー９４の根元と連結されている。レバー９４は頭部８２に対しては上下に移動可能に設けられており、スプール９２は、このレバー９４の上下動に連動してバルブ９０内を上下に移動している。スプール９２がレバー９４によって上方に移動されると、連通路８６は開放され、ビールが取出路７８から注出部８０へ供給される。一方、レバー９４によりスプール９２が下方へ押し下げられると、スプール９２の下部が連通路８６を閉鎖し、ビールの流れがストップされる。
かかる作用によってビールの注出が行われている。
【００５６】
また、取出路７８は、その上端が頭部８２に形成された連通路８６と接続されており、その全体が飲料容器６０の内部に口部６２から挿入されている。この取出路７８はチューブで構成されており、その下端には飲料容器６０に収容されたビールを減速せしめて当該取出路７８に導入させるための減速部１００が設けられている。この減速部１００はその外殻をなすハウジング１０２と、ハウジング１０２と所定の間隔を隔ててハウジング１０２内に収納されたコア部とから構成されている。ハウジング１０２の内面とコア部の外面との間に形成される隙間部分がビールを減速させて取出路７８に導入させる減速路として構成される。なお、ハウジング１０２の内面とコア部の外面との間に形成される隙間は、ハウジング１０２から突出するように設けられた調整ねじ１０４によって調整可能に構成されている。この隙間に応じて減速部１００に導入されたビールの減速の程度が変化され、ガスボンベ７４に充填された炭酸ガスの圧力や減圧弁７５の減圧程度に応じて調整される。
【００５７】
以上の構成を備えた炭酸飲料注出器７０及び飲料容器６０によれば、ガスボンベ７４に充填された炭酸ガスが減圧弁７５により適切な圧力に減圧されて飲料容器６０に供給される。飲料容器６０に供給された炭酸ガスは、飲料容器６０に収容されたビールを取出路７８へ押し出す。この際、減速部１００がビールを適切な流速に減速せしめて取出路７８へ導入させている。
【００５８】
そして、頭部８２の側方に突出するレバー９４を操作して、頭部８２内に設けられた開閉バルブ９０を開状態にすると、ビールは頭部８２内の連通路８６を通過して、注出部８０へ供給される。そして注出部８０の先端に設けられた注出口８１からビールはコップ等の容器に注出される。この際、注出されるビールは取出路７８の先端に設けられた減速部１００で適切な流速に減速されているので、コップ等内部で過剰に泡立つことなく注出される。一方、レバー９４を元の位置に戻すと、このレバー９４の動きに連動して、スプール９２が連通路８６を閉鎖し、ビールの流れが阻止され、ビールの注出がストップされる。
【００５９】
なお、この実施形態についても、飲料容器６０に収容されたビールを一度に飲み切ることなく、数回に分けて全量を飲むこともある。かかる場合、飲料容器６０の口部６２に炭酸飲料注出器７０を装着したまま冷蔵庫に保管することが考えられる。上述したように、当該飲料容器６０は冷蔵庫への保管を考慮してその外径及び高さが形成されている。
【００６０】
すなわち、家庭用の冷蔵庫の扉の内側に設けられた収納ポケットに炭酸飲料注出器７０を取り付けたままの状態でも十分に収納できる外寸にこの飲料容器６０は形成されている。この飲料容器６０の外径は１００ｍｍ以内に形成され、また炭酸飲料注出器７０を装着した状態における全高が３２０ｍｍ以内に収まるように形成されている。なお、当該炭酸飲料注出器７０は、減圧弁７５が頭部８２に内蔵されているので、ガスボンベ７４を取り付けた際、ガスボンベ７４の半径方向外側への張り出しを極力抑えることができ、コンパクトな炭酸飲料注出器７０に形成されている。このため、家庭用の冷蔵庫であっても、その扉内部の収納ポケットに楽に保管することができる。
【００６１】
なお、この飲料容器６０はその胴部が円筒状に形成され、その外径を所定の寸法に形成したものについて説明したが、飲料容器は円筒状に形成されたものには限定されない。例えば、胴部の形状を直方体又はその他の多面体に形成し、その側面の対向する部分が所定間隔の寸法に形成されたものを採用してもよい。かかる形状の飲料容器も、家庭用の冷蔵庫の収納ポケットに保管することできる。この場合、前記所定間隔の寸法に形成された部分を少なくとも１ヶ所形成すればよい。
【００６２】
以上、本発明の実施の形態について、飲料としてビールを例に説明したが、ビールに限定されるものではなく、発泡酒、コーラ等の炭酸飲料、その他の飲料に適用しても構わない。
【００６３】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、飲料容器に収容された飲料を酸化させることなく飲みきることができる。また、家庭用の冷蔵庫に容易に保管でき、取り扱いも便利である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態にかかる炭酸飲料注出器を飲料容器に装着した状態を示す一部断面側面図。
【図２】図１の炭酸飲料注出器を飲料容器に装着する手順の説明図。
【図３】図１の炭酸飲料注出器とは別の実施形態にかかる炭酸飲料注出器がスタンドに支持された状態を示す側面図。
【図４】図３に示す炭酸飲料注出器の装着の縦断面拡大図。
【図５】本発明の飲料容器にさらに別の実施形態にかかる炭酸飲料注出器を装着した状態の部分断面側面図。
【符号の説明】
１，３０，７０炭酸飲料注出器
２，３２，７２装着部
３，３４，８０注出部
７，７８取出路
９減速部（穿孔部）
１１，４０，７４ガスボンベ
１３，４２，７５減圧弁
１５，４４，７６供給路
２０，６０飲料容器
２２，６２口部
３５穿孔部
８４取付部
８６連通路
１００減速部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a carbonated beverage dispenser that is attached to a container in which a beverage is stored and dispenses an internal beverage, a beverage container to which the carbonated beverage dispenser is attached, and a beverage dispensing method.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there is known a small carbonated beverage dispenser that is attached to a mouth portion of a beverage container and dispenses an internal carbonated beverage. Such a carbonated beverage dispenser includes a mounting portion to be attached to a mouth portion of a beverage container, a gas cylinder for sending a gas of a predetermined pressure into the beverage container, a gas supply path communicating with the beverage container, and a beverage container A take-out path inserted into the take-out path, a pour-out part that pours out the extracted beverage, and an open / close valve that permits the flow of the drink that is taken out from the take-out path and pour out from the pour-out part, These are configured as an integral unit. In order to attach such a carbonated beverage dispenser to a beverage container, the cap for closing the mouth portion of the beverage container is removed, and the attachment portion of the carbonated beverage dispenser is screwed into this mouth portion.
[0003]
Moreover, after mounting | wearing with a carbonated drink extractor, when a drink remains in a drink container, a drink container may be preserve | saved with a refrigerator. In this case, when the beverage container is large like a beer-filled barrel, the carbonated beverage dispenser is removed from the beverage container, the cap is again closed, and then stored in the refrigerator.
[0004]
That is, as a beverage container to which a small dispenser is attached, while there is a small beverage container that drinks a beverage at once after the carbonated beverage dispenser is installed, There are relatively large beverage containers such as barrels that can be used up.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional carbonated beverage dispenser, when attaching to a beverage container, the cap closing the mouth of the beverage container was removed, and then the carbonated beverage dispenser was attached, so when removing the cap There was a disadvantage that the beverage inside was exposed to the air, and the beverage was easily oxidized. Also, when the carbonated beverage dispenser once attached is removed and the operation of closing the mouth of the beverage container with the cap is performed again, the beverage inside is exposed to the air.
[0006]
The present invention has been made in view of such problems, and provides a carbonated beverage dispenser, a beverage container, and a beverage dispensing method that allow a beverage in a beverage container to be consumed without being oxidized.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, in order to solve the above-mentioned problems, the mounting portion (2, 32) to be mounted on the mouth portion (22) of the beverage container (20), and the gas cylinder for sending gas of a predetermined pressure into the beverage container (20). (11, 40) and a gas supply path (15, 44) communicating with the inside of the beverage container (20), an extraction path (7) inserted into the beverage container (20), and the extracted beverage container (20) An opening / closing portion that dispenses the beverage within (20), and an opening / closing permitting the distribution of the beverage that is taken out by the dispensing passage (7) and is dispensed from the dispensing portion (3, 34). The valve (4, 36) is configured as an integral unit, and a through-hole is formed in the cap body that closes the mouth (22) of the beverage container (20) at the tip of the take-out passage (7). A carbonated beverage dispenser provided with perforations (9, 35) for forming It was.
[0008]
According to the present invention, since the carbonated beverage dispenser can be attached without removing the cap body closing the mouth portion (22) of the beverage container (20), when the carbonated beverage dispenser is attached. The beverage contained in the beverage container (20) is not exposed to air. Therefore, it is possible to effectively prevent the beverage from being oxidized. In addition, when the speed-reduction part (9) is provided at the front-end | tip of the said extraction path (7), if this speed-reduction part (9) is comprised as a perforation part (9), a perforation part (9) will be provided separately. It is not necessary and convenient.
[0009]
Moreover, in this invention, in order to solve the said subject, it is a drink container (60) which has a mouth part (62) with which the carbonated drink extractor for pouring an inside drink is mounted | worn, and opposes it. At least one portion where the outer dimension between the side surfaces is within the predetermined dimension is formed, and the total height when the carbonated beverage dispenser is attached to the mouth part (62) is within the predetermined dimension. A beverage container (60) having an outer dimension formed thereon was employed.
[0010]
If the beverage contained in the beverage container (60) is not completely consumed all at once, but if the beverage is to be consumed in several divided portions, if the carbonated beverage dispenser is kept in the refrigerator while being attached to the beverage, The beverage in the beverage container (60) can be prevented from being oxidized without being exposed to the air. In this invention, since the said structure was employ | adopted, a carbonated drink dispenser is mounted | worn by forming a drink container (60) in the outer dimension which can be stored, for example in the storage pocket provided inside the door of the refrigerator for home use, for example Can be stored in the refrigerator. Thereby, the oxidation of a drink can be prevented effectively.
[0011]
In addition, if the said drink container (60) is comprised with an aluminum alloy, a weight can be made light and handling, such as carrying around, becomes easy. Moreover, manufacture of a drink container (60) also becomes easy.
[0012]
Furthermore, in this invention, in order to solve the said subject, the opening part (22,62) of a drink container (20,60) is set to the opening part (22,62) of a drink container (20,60) filled with the drink inside. , 62), a gas cylinder (11, 40, 74) for sending a gas of a predetermined pressure into the beverage container (20, 60), and the beverage container (20, 60). A gas supply path (15, 44, 76) communicating with the inside, an extraction path (7, 78) inserted into the beverage container (20, 60), and the inside of the extracted beverage container (20, 60) Allowed to flow out of the beverage extracted from the extraction section (3, 34, 80) and extracted from the extraction section (3, 34, 80). The open / close valve (4, 36, 90) is configured as an integral unit. During mounting the acid beverage extraction device, beverage filled in the beverage container (20, 60) is remaining in the beverage container (20, 60) ,in front Beverages are extracted by a beverage dispensing method in which a carbonated beverage dispenser is attached to the mouth portions (22, 62) of the beverage containers (20, 60).
[0013]
According to such a method for dispensing beverages, for example, in the case where the beverage is not completely consumed all at once, but the beverage is divided into several times, the beverage contained in the beverage container (20, 60) is aired. It can be stored without exposure. Thereby, it can prevent that a drink oxidizes easily.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
FIG. 1 shows a state in which a carbonated beverage dispenser 1 according to an embodiment of the present invention is mounted on a beverage container 20 filled with beer.
[0016]
The beverage container 20 filled with beer is formed in a substantially cylindrical shape by an aluminum alloy, and the upper portion thereof is formed in a tapered shape. A cylindrical mouth portion 22 for taking out the beverage inside is provided at the center of the upper portion, and is sealed with a cap 24.
[0017]
On the other hand, the carbonated beverage dispenser 1 includes a mounting part 2 formed in a cylindrical shape, a pouring part 3 provided so as to project outward from the mounting part 2 in the radial direction, and extends downward from the mounting part 2. And a take-out path 7 inserted into the beverage container 20. The root portion 3a of the pouring portion 3 penetrates the center of the mounting portion 2 up and down, and the upper end of the root portion 3a is formed to be bent substantially at a right angle. And the tip of the bent portion projects outward in the radial direction. In addition, an opening / closing valve 4 for opening and closing the pouring part 3 is provided at a portion projecting outward in the radial direction of the pouring part 3, and the pouring of beer taken out from the takeout path 7 is controlled. A lever 5 extending upward is attached to the opening / closing valve 4. The lever 5 is provided so as to be pivotable with respect to the opening / closing valve 4, and the opening / closing of the opening / closing valve 4 is performed by pivoting the lever 5. In addition, the front-end | tip part 3b of the extraction | pouring part is extended toward diagonally downward, and makes it easy to pour beer into a cup.
[0018]
The take-out path 7 has an upper end communicating with the extraction portion 3 at the center of the mounting portion 2, and a speed reduction portion 9 is attached to the lower end thereof. The take-out path 7 is a tube formed of a relatively rigid material. As will be described in detail later, a through-hole is drilled in the cap 24 of the beverage container 20, and the take-out path 7 is placed inside the beverage container 20. Used as a punch for insertion. The speed reducing portion 9 provided at the lower end of the take-out path 7 is formed in a tapered shape downward so that the cap 24 can be easily penetrated. When the beer is introduced from the beverage container 20 into the take-out path 7, the speed reduction unit 9 reduces the flow rate of the beer to an appropriate flow rate, and the beer is poured from the carbonated beverage dispenser 1 into the cup. When this occurs, excessive foaming in the cup is prevented.
[0019]
Further, a cylindrical gas cylinder 11 filled with carbon dioxide gas is attached to the mounting portion 2. The gas cylinder 11 supplies carbon dioxide gas to the beverage container 20 and raises the inside of the beverage container 20 to a predetermined pressure. The beverage container 20 is connected to the decompression valve 13 and the supply path 15 provided in the mounting portion 2. It communicates with the inside of. The supply path 15 enters from the side surface of the mounting portion 2 toward the center of the mounting portion 2 and is formed to be bent downward at a position slightly outside in the radial direction from the center of the mounting portion 2, and its tip is a beverage container 20 communicates. On the other hand, a pressure reducing valve 13 is attached to a portion protruding radially outward from the side surface of the mounting portion 2. The pressure reducing valve 13 is for reducing the high-pressure carbon dioxide gas filled in the gas cylinder 11 to a predetermined pressure and then feeding it into the beverage container 20. The pressure reducing valve 13 is provided with an attachment port to which the gas cylinder 11 is detachably attached. The gas cylinder 11 is attached to the attachment port so that the tip of the gas cylinder 11 is inserted.
[0020]
The carbonated beverage dispenser 1 described above is attached to the mouth portion 22 of the beverage container 20 as shown in FIG.
[0021]
As described above, the mouth portion 22 of the beverage container 20 is sealed with the cap 24. The cap 24 is formed of a soft member, and it is relatively easy to make a hole in the upper end surface of the cap 24. The carbonated beverage dispenser 1 is attached to the mouth portion 22 of the beverage container 20 by allowing the cap 24 to penetrate the take-out path 7 extending downward from the attachment portion 2.
[0022]
First, the cap 24 is perforated by the speed reducing portion 9 provided at the lower end of the take-out path 7. Since the speed reducing portion 9 is formed in a tapered shape downward, the speed reducing portion 9 serves as a blade. In addition, since the cross-sectional area of the speed reduction part 9 occupies about half from the center of the mouth part 22 to the peripheral edge at the base part of the speed reduction part 9 and the take-out path 7, the cap 24 has a relatively large penetration. A hole is drilled.
[0023]
Thereafter, the take-out path 7 is inserted into the beverage container 20 through the hole formed in the cap 24, and the mounting portion 2 of the carbonated beverage dispenser 1 is brought close to the mouth portion 22 of the beverage container 20.
[0024]
Then, the female screw 2 a on the inner peripheral surface of the mounting portion 2 is screwed into the male screw 22 a formed on the outer peripheral surface of the mouth portion 22 so that the carbonated beverage dispenser 1 is attached to the mouth portion 22 of the beverage container 20. At this time, since a relatively large hole is drilled in the cap 24 by the speed reducer 9, the tip of the supply passage 15 communicating with the gas cylinder 11 does not interfere with the cap 24, and the carbonated beverage dispenser 1 The mounting portion 2 is smoothly rotated with respect to the mouth portion 22. In addition, since the take-out path 7 extends downward at the center of the mounting portion 2, the take-out path 7 and the speed reduction portion 9 remain inside the beverage container 20 even when the mounting portion 2 is rotated with respect to the mouth portion 22. There is no unnecessary stirring of beer. For this reason, when attaching the carbonated beverage dispenser 1 to the beverage container 20, it is prevented that beer bubbles excessively in the beverage container 20.
[0025]
According to the carbonated beverage dispenser 1 and the beverage container 20 described above, the beer filled in the beverage container 20 is poured into the cup as follows.
[0026]
The carbon dioxide gas in the gas cylinder 11 is depressurized to a predetermined pressure by the pressure reducing valve 13, supplied to the supply path 15 in the mounting portion 2, flows through the supply path 15, and is supplied into the beverage container 20. Thereby, the inside of the beverage container 20 rises to a predetermined pressure. When the lever 5 is operated to change the open / close valve 4 from the closed state to the open state, the beer in the beverage container 20 held at a predetermined pressure is pushed by the carbon dioxide gas so that the speed reduction portion 9 at the tip of the take-out path 7 is reached. To be introduced.
[0027]
As described above, the flow rate of the beer introduced into the speed reduction unit 9 is stalled by the speed reduction unit 9 and is supplied to the take-out path 7 at an appropriate flow rate. And beer goes up this extraction channel 7, and is supplied to extraction part 3 inside mounting part 2.
[0028]
The beer supplied to the pouring part 3 passes through the opening / closing valve 4 and is poured from a spout at the tip of the pouring part 3 into a cup (not shown).
[0029]
On the other hand, when the lever 5 is operated to return the opening / closing valve 4 to the closed state, the beer that has been poured out is stopped. Thereby, the flow of the beer that has been pushed into the take-out path 7 by the carbon dioxide gas in the beverage container 20 is stopped. And the beer accommodated in the inside of the beverage container 20 and the beer remaining in the take-out path 7 are kept in an equilibrium state.
[0030]
In this small carbonated beverage dispenser 1, beer is poured out and stopped by operating the lever 5. In some cases, the beer contained in the beverage container 20 cannot be consumed all at once. In such a case, the beer inside can be prevented from being exposed to the air by storing it in the refrigerator with the carbonated beverage dispenser 1 attached to the beverage container 20.
[0031]
In addition, in the carbonated beverage dispenser 1 shown in FIGS. 1 and 2, the take-out path 7 has been described as being formed of a highly rigid member. However, the speed reducer attached to the tip of the take-out path 7 As long as the through hole can be drilled in the cap 24 at 9, the present invention is not limited to this. For example, only the speed reduction portion 9 shown in FIGS. 1 and 2 is adopted, and the cap 24 can be pierced even if a tube made of a soft material is used as the take-out path 7. It doesn't matter.
[0032]
As described above, the mouth 22 of the beverage container 20 is directed upward and the carbonated beverage dispenser 1 is mounted on the top of the beverage container 20. However, in FIGS. 3 and 4, the mouth 22 is directed downward. An embodiment in which a carbonated beverage dispenser 30 is attached to the mouth portion 22 directed downward is shown.
[0033]
In this embodiment, a beverage container 20 containing beer is supported by a stand 50. The stand 50 includes a ring-shaped holding part 52 that holds the caulking part 26 that connects the beverage container 20 body part 20a and the upper part 20b, and leg parts 54 ... 54 that support the holding part 52 from below. ing.
[0034]
The beverage container 20 is held at a predetermined height by the holding portion 52 of the stand 50 with the mouth portion 22 facing downward. The mouth portion 22 of the beverage container 20 is sealed by the inner lid 25 formed of a soft material being in close contact with the edge of the mouth portion 22. In addition, before the carbonated beverage dispenser 30 is attached to the beverage container 20, a resin screw cap (not shown) is screwed.
[0035]
The carbonated beverage dispenser 30 is attached to the mouth portion 22 after the screw cap 8 (not shown) is removed. The basic structure of the carbonated beverage dispenser 30 is substantially the same as that of the carbonated beverage dispenser 30, and is provided so as to protrude from the attachment portion 32 in the radial direction outwardly from the attachment portion 32 formed in a cylindrical shape. The pouring part 34 is provided. Further, a cylindrical gas cylinder 40 filled with carbon dioxide gas is attached so as to protrude radially outward from the side of the mounting portion 32. The gas cylinder 40 communicates with the inside of the beverage container 20 via a supply path 44 formed in the mounting portion 32 and a pressure reducing valve 42 provided at an end portion of the supply path 44 on the side of the mounting portion 32. .
[0036]
In the carbonated beverage dispenser 30, the root portion 34a of the pouring portion 34 extends downward from the mounting portion 32 at the center of the mounting portion 32, the lower end of the root portion 34a is bent, and the tip is radially outward. It is configured to overhang. The opening / closing valve 36 that allows the beer to be poured out of the beverage container 20 is provided in a portion that protrudes outward in the radial direction, and the lever 38 that opens and closes the opening / closing valve 36 extends upward from the opening / closing valve 36. Is attached. In addition, the front-end | tip part 34b of the extraction | pouring part 34 is formed so that it may extend in diagonally downward in order to make pouring beer into a cup easily.
[0037]
The carbonated beverage dispenser 30 is not provided with a take-out path that is inserted into the beverage container 20. That is, the root portion 34 a of the pouring portion 34 provided so as to extend vertically in the center of the mounting portion 32 is directly inserted into the mouth portion 22 of the beverage container 20. The base part 34a of the pouring part 34 is the length of the part protruding upward from the mounting part 32 so that the beer accommodated in the beverage container 20 can be taken out from the mouth part 22 located at the lower part of the beverage container 20. Is formed short, and its upper end 35 is located inside the mouth portion 22. The upper end 35 is formed in a tapered shape so that it can easily break through the inner lid 25 that seals the mouth portion 22 of the beverage container 20.
[0038]
On the other hand, the supply path 44 that communicates the gas cylinder 40 and the inside of the beverage container 20 is formed so as to enter the mounting portion 32 from the side of the mounting portion 32 and bend upward in the mounting portion 32. ing. The tip 45 extends to the inside of the mouth portion 22 of the beverage container 20. The tip 45 of the supply path 44 is also formed in a tapered shape so that the inner lid 25 sealing the mouth portion 22 of the beverage container 20 can be easily broken through.
[0039]
In the embodiment in which the mouth portion 22 is directed downward, the pressure of the carbon dioxide gas filled in the gas cylinder 40 is set low because the beer is sent to the pouring portion 34 by the dead weight of the beer accommodated in the beverage container 20. Can be used. Further, since the carbon dioxide gas can be supplied to the beverage container 20 while being kept relatively low by the pressure reducing valve 42, it is possible to prevent the internal beer from being stirred by the supplied carbon dioxide gas.
[0040]
Also in this embodiment, in order to pour out the beer contained in the beverage container 20, the lever 38 attached to the open / close valve 36 is pivoted with respect to the valve, and the open / close valve 36 is opened. . On the other hand, in order to stop pouring beer, the lever 38 is returned to the original position, and the open / close valve 36 is returned to the closed state.
[0041]
The carbonated beverage dispenser 30 described above is attached to the mouth portion 22 of the beverage container 20 according to the procedure described below.
[0042]
When the carbonated beverage dispenser 30 is attached, the mouth portion 22 of the beverage container 20 is directed upward. A resin screw cap (not shown) is removed from the mouth portion 22 with the mouth portion 22 facing upward. Next, the carbonated beverage dispenser 30 is screwed into the mouth portion 22 while breaking through the inner lid 25 that seals the mouth portion 22 with the root portion 34 a of the pouring portion 34 and the tip 45 of the supply path 44. Since the inner lid 25 is formed of a soft material, the supply passage 44 can easily tear the inner lid 25 even when the supply passage 44 rotates around the root portion 34a of the pouring portion 34, so that the carbonated beverage The dispenser 30 is smoothly attached to the mouth portion 22.
[0043]
Next, the beverage container 20 is turned upside down, and the outer peripheral portion of the beverage container 20 is held by the holding portion 52 of the stand 50 with the carbonated beverage dispenser 30 facing downward. Then, the gas cylinder 40 is attached to the attachment port of the pressure reducing valve 42, and carbon dioxide gas is supplied to the inside of the beverage container 20 so that the beer accommodated therein can be poured out.
[0044]
Next, still another embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
[0045]
The outer dimensions of the carbonated beverage dispenser 70 and the beverage container 60 according to this embodiment are determined in consideration of the convenience of storage in the refrigerator, so that the carbonated beverage dispenser 70 can be stored without being removed from the beverage container 60. It is configured.
[0046]
The beverage container 60 is formed in a cylindrical shape from an aluminum alloy, and a cylindrical mouth portion 62 is formed in the upper portion thereof. The mouth portion 62 is equipped with a carbonated beverage pouring device 70 for pouring beer contained therein. A tray T that is detachable from the beverage container 60 is provided at the bottom of the beverage container 60.
[0047]
The carbonated beverage dispenser 70 includes an attachment portion 72 to be attached to the mouth portion 62 of the beverage container 60, a gas cylinder 74 for sending a gas of a predetermined pressure into the beverage container 60, and a supply path 76 that communicates the inside of the beverage container 60. The take-out path 78 inserted into the beverage container 60 and the dispensing portion 80 for dispensing the beverage in the extracted beverage container 60 are configured as an integral unit.
[0048]
The mounting portion 72 is formed in a cylindrical shape, and is mounted on the mouth portion 62 by screwing a female screw formed on the inner peripheral surface thereof with a male screw formed on the outer peripheral surface of the mouth portion 62. The upper portion of the mounting portion 72 is a head portion 82 of the carbonated beverage dispenser 70 whose upper end is blocked, and a gas cylinder 74 is attached to the side surface thereof so as to project outward in the radial direction. In addition, a pouring portion 80 formed by an elongated tube projects toward the opposite side of the gas cylinder 74 at a position that is symmetrical to the position where the gas cylinder 74 is attached. Furthermore, a take-out path 78 provided so as to hang downward from the mounting portion 72 and inserted into the beverage container 60 is provided.
[0049]
The head 82 includes a pressure reducing valve 75 provided so as to protrude radially outward from the inside thereof, and the gas cylinder 74 is detachably attached to the pressure reducing valve 75. The pressure reducing valve 75 is oriented so that the tip thereof is slightly inclined downward, and the outer periphery of the pressure reducing valve 75 is covered with a casing 83 formed integrally with the head 82. The tip of the pressure reducing valve 75 is configured as an attachment port to which the gas cylinder 74 is detachably attached. The outer peripheral surface of the casing 83 is threaded.
[0050]
On the other hand, the external appearance of the gas cylinder 74 is formed in a substantially cylindrical shape, and one end side in the axial direction is tapered. The gas cylinder 74 is attached by inserting the tapered portion into the attachment port of the pressure reducing valve 75. The gas cylinder 74 is accommodated in a cylindrical cover 88. The cover 88 is closed at one end in the axial direction, and is open at the other end. The opened inner peripheral surface on the other end side is threaded so that it can be screwed into a casing 83 formed on the outer periphery of the pressure reducing valve 75.
[0051]
Since such a configuration is adopted, when the gas cylinder 74 is accommodated in the cover 88 and the cover 88 is screwed into the casing 83 that covers the outer periphery of the pressure reducing valve 75, the tapered portion of the gas cylinder 74 becomes the pressure reducing valve 75. The gas cylinder 74 is attached to the pressure reducing valve 75. The pressure reducing valve 75 is communicated with the inside of the beverage container 60 through the supply path 76 inside the head portion 82. The supply path 76 is provided so as to extend vertically within the head portion 82, and its upper end is connected to the pressure reducing valve 75, while its lower end is inserted into the mouth portion 62 of the beverage container 60.
[0052]
With the above configuration, the carbon dioxide gas filled in the gas cylinder 74 is decompressed to a predetermined pressure by the decompression valve 75, and the decompressed carbon dioxide gas is supplied into the beverage container 60 through the supply path 76.
[0053]
The pouring portion 80 is inserted into a mounting portion 84 that protrudes radially outward from the side surface of the head 82 at a position that is symmetric with the casing 83 that houses the pressure reducing valve 75 therein. It is attached. This pouring part 80 is comprised by the pipe | tube with which the flow path was formed in the inside, and the front-end | tip part 80a is extended toward diagonally downward so that beer can be easily poured into a cup.
[0054]
The attachment portion 84 to which the extraction portion 80 is attached is communicated with the take-out passage 78 through the communication passage 86 inside the head portion 82, and the beer in the beverage container 60 taken out from the take-out passage 78 is poured out. 80 is configured to be supplied. In addition, an open / close valve 90 is provided in the communication path 86 formed in the head portion 82, and supplies or shuts off beer flowing through the communication path 86 to the extraction portion 80. The spool 92 constituting the opening / closing valve 90 is disposed so as to extend in the vertical direction, and is provided so as to be able to reciprocate up and down. The spool 92 is opened and closed by closing or opening the communication path 86.
[0055]
The upper part of the spool 92 of the opening / closing valve 90 is connected to the base of a lever 94 that protrudes laterally from the side surface of the head 82. The lever 94 is provided so as to be movable up and down with respect to the head portion 82, and the spool 92 moves up and down in the valve 90 in conjunction with the vertical movement of the lever 94. When the spool 92 is moved upward by the lever 94, the communication path 86 is opened, and beer is supplied from the take-out path 78 to the extraction unit 80. On the other hand, when the spool 92 is pushed downward by the lever 94, the lower portion of the spool 92 closes the communication path 86, and the flow of beer is stopped.
By such an action, beer is poured out.
[0056]
The take-out path 78 is connected at its upper end to a communication path 86 formed in the head 82, and the whole is inserted into the beverage container 60 from the mouth 62. The take-out path 78 is formed of a tube, and a speed reducing portion 100 for decelerating and introducing beer contained in the beverage container 60 into the take-out path 78 is provided at the lower end thereof. The speed reduction unit 100 includes a housing 102 that forms an outer shell thereof, and a core unit that is housed in the housing 102 at a predetermined interval from the housing 102. A gap portion formed between the inner surface of the housing 102 and the outer surface of the core portion is configured as a deceleration path that decelerates beer and introduces it into the take-out path 78. Note that the gap formed between the inner surface of the housing 102 and the outer surface of the core portion is configured to be adjustable by an adjustment screw 104 provided so as to protrude from the housing 102. The degree of deceleration of the beer introduced into the deceleration unit 100 is changed according to this gap, and is adjusted according to the pressure of the carbon dioxide gas filled in the gas cylinder 74 and the degree of decompression of the pressure reducing valve 75.
[0057]
According to the carbonated beverage dispenser 70 and the beverage container 60 having the above-described configuration, the carbon dioxide gas filled in the gas cylinder 74 is decompressed to an appropriate pressure by the decompression valve 75 and supplied to the beverage container 60. The carbon dioxide gas supplied to the beverage container 60 pushes out the beer accommodated in the beverage container 60 to the take-out path 78. At this time, the deceleration unit 100 decelerates the beer to an appropriate flow rate and introduces it into the take-out path 78.
[0058]
When the lever 94 protruding to the side of the head 82 is operated to open the opening / closing valve 90 provided in the head 82, the beer passes through the communication path 86 in the head 82, It is supplied to the dispensing unit 80. And beer is poured out into containers, such as a cup, from the spout 81 provided in the front-end | tip of the extraction | pouring part 80. FIG. At this time, since the beer to be poured out is decelerated to an appropriate flow rate by the speed reducing unit 100 provided at the tip of the take-out path 78, the beer is poured out without excessive foaming inside the cup or the like. On the other hand, when the lever 94 is returned to the original position, the spool 92 closes the communication path 86 in conjunction with the movement of the lever 94, the flow of beer is blocked, and the beer dispensing is stopped.
[0059]
In addition, also about this embodiment, without drinking up the beer accommodated in the drink container 60 at once, the whole quantity may be drunk in several times. In such a case, it can be considered that the carbonated beverage dispenser 70 is attached to the mouth portion 62 of the beverage container 60 and stored in the refrigerator. As described above, the outer diameter and height of the beverage container 60 are formed in consideration of storage in the refrigerator.
[0060]
That is, the beverage container 60 is formed in an outer size that can be sufficiently stored even when the carbonated beverage dispenser 70 is attached to a storage pocket provided inside the door of a household refrigerator. The outer diameter of the beverage container 60 is formed within 100 mm, and the overall height in a state where the carbonated beverage dispenser 70 is mounted is formed within 320 mm. Since the carbonated beverage dispenser 70 has a pressure reducing valve 75 built in the head 82, when the gas cylinder 74 is attached, the gas cylinder 74 can be prevented from protruding outward in the radial direction as much as possible. A carbonated beverage dispenser 70 is formed. For this reason, even if it is a refrigerator for home use, it can be easily stored in the storage pocket inside the door.
[0061]
Although the beverage container 60 has been described in which the body portion is formed in a cylindrical shape and the outer diameter thereof is formed in a predetermined dimension, the beverage container is not limited to the one formed in a cylindrical shape. For example, the body portion may be formed in a rectangular parallelepiped shape or other polyhedron shape, and opposing portions of the side surfaces may be formed with a predetermined interval. A beverage container having such a shape can also be stored in a storage pocket of a household refrigerator. In this case, it suffices to form at least one portion having the predetermined interval.
[0062]
As described above, the embodiment of the present invention has been described by taking beer as an example of beverage, but is not limited to beer, and may be applied to carbonated beverages such as sparkling liquor and cola, and other beverages.
[0063]
【The invention's effect】
As mentioned above, according to this invention, the drink accommodated in the drink container can be drunk without oxidizing. Moreover, it can be easily stored in a household refrigerator and is convenient to handle.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially sectional side view showing a state in which a carbonated beverage dispenser according to an embodiment of the present invention is attached to a beverage container.
FIG. 2 is an explanatory diagram of a procedure for mounting the carbonated beverage dispenser of FIG. 1 on a beverage container.
FIG. 3 is a side view showing a state in which a carbonated beverage dispenser according to an embodiment different from the carbonated beverage dispenser of FIG. 1 is supported by a stand.
4 is an enlarged vertical cross-sectional view of the carbonated beverage dispenser shown in FIG.
FIG. 5 is a partial cross-sectional side view of the beverage container of the present invention with a carbonated beverage dispenser according to still another embodiment attached thereto.
[Explanation of symbols]
1,30,70 Carbonated beverage dispenser
2,32,72 wearing part
3,34,80
7,78 Take-out route
9 Reduction part (perforation part)
11, 40, 74 Gas cylinder
13, 42, 75 Pressure reducing valve
15, 44, 76 Supply path
20, 60 beverage containers
22,62 mouth
35 Perforated part
84 Mounting part
86 communication path
100 Reducer

Claims

A mounting portion that is screwed into the mouth portion of the beverage container and mounted;
A gas supply path for communicating a gas cylinder for feeding a gas of a predetermined pressure into the beverage container and the beverage container;
An extraction path inserted into the beverage container;
A pouring part for pouring out the beverage in the beverage container taken out;
An open / close valve that permits the flow of the beverage that is taken out by the take-out path and poured out from the pouring part is configured as an integral unit,
At the tip of the take-out path, a perforated part for forming a through hole in the cap body closing the mouth part of the beverage container is provided,
The perforated part is formed in a tapered shape toward the distal end so as to decelerate the beverage taken out from the beverage container to the take-out path, and the cross-sectional area of the base part with the take-out path of the perforated part is from the center of the mouth to the periphery. A carbonated beverage dispenser characterized by having a size that occupies half of the area .