JP4562246B2 - 個別建物の性能情報処理装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、個別建物の性能情報処理装置に関し、例えば、各営業所において顧客の建築予定物件の性能を把握するのに利用される。
【0002】
【従来の技術】
建物商品を選ぶときには、建物の大きさ、外観、間取りといった目に見える要素の他、目に見えにくい建物商品の性能を表す情報を重要視することが多くなってきている。建物商品の性能を表す情報としては、耐震性、耐火性、遮音性、耐久性などがあるが、近年、建物の省エネルギー化や環境負荷に関心が高まっており、建物商品がどれだけ省エネルギー化に配慮しているかを示す情報を顧客に提示することが重要になってきている。建物商品の省エネルギー化を示す指標としては、熱損失係数(Q値)や夏期日射取得係数(μ値)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来は、基本仕様建物が具備する建物要素の情報に基づいてQ値やμ値を提示するのみであり、上記基本仕様建物と多少異なる顧客の各邸(例えば窓の個数や配置等が多少異なるような個別建物)について素早くQ値やμ値を提示できるようにしたものはなかった。
【0004】
この発明は、上記の事情に鑑み、顧客の各邸について素早くその性能値を把握することができる個別建物の性能情報処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明の個別建物の性能情報処理装置は、上記の課題を解決するために、建物窓の寸法を意味付ける文字を配した第1軸と方位を示す文字を配した第2軸とによるマトリクス状の数値記入枠を画面上に構成するデータ入力画面表示手段と、前記数値記入枠に個数を表す数値を入力するための入力手段と、入力された数値を用いて建物の性能把握に係わる情報処理を行う情報処理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
上記の構成であれば、顧客が希望したプランの個別建物における設計書に記載されている建物窓の寸法を意味付ける文字や方位に基づき、画面上に表示されている方位及び建物窓の寸法を意味付ける文字に対応した数値記入枠に個数を表す数値を入力していけばよいことになる。従って、窓面積を一々計算したり各窓について方位を一々入力するなどの手間は不要であり、情報入力が迅速且つ的確に行えることになる。そして、この入力した数値を用いて建物の性能把握に係わる情報処理(Q値やμ値の算出等)が実行され、顧客の各邸について素早くその性能値を把握することができる。
【0007】
また、この発明の個別建物の性能情報処理装置は、建物ドアの配置及び種類を意味付ける文字を配した第1軸と方位を示す文字を配した第2軸とによるマトリクス状の数値記入枠を画面上に構成するデータ入力画面表示手段と、前記数値記入枠に個数を表す数値を入力するための入力手段と、入力された数値を用いて建物の性能把握に係わる情報処理を行う情報処理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
上記の構成であれば、顧客が希望したプランの個別建物における設計書に記載されている図面等を見てドアの配置及び種類を知り、画面上に表示されたマトリクス状の数値記入枠に個数を表す数値を入力していけばよいことになる。従って、一々ドアの配置や種類、方位を示す情報を入力する手間は不要であり、情報入力が迅速且つ的確に行えることになる。そして、この入力した数値を用いて建物の性能把握に係わる情報処理(Q値やμ値の算出等)が実行され、顧客の各邸について素早くその性能値を把握することができる。
【0009】
また、この発明の個別建物の性能情報処理装置は、建物の各面を意味付ける文字が表記された箇所に対応させて数値記入枠を画面上に構成するデータ入力画面表示手段と、前記数値記入枠に長さ及び/又は面積を基準値の倍数値にて入力するための入力手段と、入力された数値を用いて建物の性能把握に係わる情報処理を行う情報処理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
上記の構成であれば、顧客が希望したプランの個別建物における設計書に記載されている図面等を見て外壁や土間等の大きさ(基準値に対する倍数)や方位等を知り、画面上に表示された数値記入枠に倍数値を入力していけばよいことになる。従って、一々壁等の平米数を算出したり方位を示す情報を入力する手間が不要であり、情報入力が迅速且つ的確に行えることになる。そして、この入力した数値を用いて建物の性能把握に係わる情報処理(Q値やμ値の算出等)が実行され、顧客の各邸について素早くその性能値を把握することができる。
【0011】
ホストコンピュータから離れた箇所に設けられたコンピュータの画面上に前記数値記入枠が構成され、この数値記入枠に記入された数値が通信ネットワークを介して前記ホストコンピュータに提供され、このホストコンピュータが前記数値を用いて建物の性能把握に係わる情報処理を行い、情報処理結果を通信ネットワークを介して前記コンピュータに提供するように構成されているのがよい。これによれば、例えば各営業所に置かれるコンピュータにおいては、建物の性能把握に係わる情報処理のためのソフトウェアや各種データは不要であり、ブラウザソウトを持つだけでよいようにすることができる。
【0012】
建物が具備する建物要素の情報に基づいて前記数値記入枠に数値を自動記入する自動入力手段を備えてもよい。これによれば、例えば、基本仕様建物が具備する建物要素の情報に基づく数値が数値記入枠に自動記入された状態において、個別建物について前記基本仕様建物と異なる数値が入力されるべき数値記入枠の数値を前記入力手段にて変更すればよいことになり、情報入力が一層迅速且つ的確に行えることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図1乃至図4に基づいて説明する。
【0014】
図1は、この実施形態の個別建物の性能情報処理装置の概略構成を示した図であり、同図(a)は独立設置タイプを示し、同図(b)は通信ネットワークを利用するタイプを示している。この実施形態の性能情報処理装置10は、情報記憶部1、情報処理部2、入力部(キーボード、マウス等のポインティングデバイス等)3、及び出力部(ディスプレイ、プリンタ等)4を備えて構成される。そして、ディスプレイである出力部4においてデータ入力画面が表示され、キーボードやマウスから成る入力部3にて上記データ入力画面に数値を入力できるようにしている。情報処理部2は、個別建物性能計算を行う他、データ入力画面の表示処理制御を行う。データ入力画面の詳細については後述する。同図(b)おいては、パーソナルコンピュータ12が入力部3及び出力部4を成し、ホストコンピュータ11が情報記憶部1及び情報処理部2を成す。パーソナルコンピュータ12及びホストコンピュータ11は共に通信機能を備え、ネットワーク13を通じて情報の通信を行うようになっている。この実施形態におけるネットワーク利用タイプでは、営業所に置かれたパーソナルコンピュータ12と本部に置かれたホストコンピュータ11をイントラネットにて繋げることを想定している。そして、パーソナルコンピュータ12のディスプレイにデータ入力画面を表示し、このデータ入力画面に記入された数値をネットワーク13を介して前記ホストコンピュータ11に提供し、このホストコンピュータ11が前記数値を用いて建物の性能把握に係わる情報処理を行い、情報処理結果をネットワーク13を介して前記パーソナルコンピュータ12に提供することとしている。
【0015】
情報記憶部1は、各地域の気象データ、Q値(熱損失係数)−暖房負荷近似線情報、μ値(夏期日射取得係数)−冷房負荷近似線情報、及び使用している建物要素(窓、ドア、外壁、土間等)の情報であってQ値やμ値の算出に関係するデータを記憶している。各地域の気象データは、建築地の気象に基づいて太陽電池発電量や太陽熱利用給湯システムの集熱量を予測するのに利用される。Q値−暖房負荷近似線情報及びμ値−冷房負荷近似線情報は、基本仕様建物が具備する建物要素の情報に基づいてシミュレーションを実行した結果(分布図)から近似線算出計算を行って導き出したものである。前記シミュレーションにはSMASHと呼ばれるソフトウェアを用いている。なお、これら情報は次世代省エネルギー地域区分(全6区分)ごとに作成している。また、Q値やμ値の算出に関係する建物要素のデータとしては、熱貫流率や窓ガラスの透過率等がある。
【0016】
情報処理部2は、データ入力画面表示手段、個別建物におけるQ値及びμ値の算出処理手段、並びにこれらQ値及びμ値に基づいて暖房負荷及び冷房負荷を予測する予測計算処理手段として機能する。
【0017】
Q値とは建物の外と中との温度差を1℃としたとき、1時間に中から外に逃げる熱量を床面積で割った値であり、この値が小さいほど断熱性能が高いことを示すものである。個別建物におけるQ値の算出のためには、個別建物の開口部データ及び建物寸法データが必要である。これら開口部データ及び建物寸法データはディスプレイである出力部4に表示されたデータ入力画面を見ながら入力部3を用いて入力する。その詳細については後述する。μ値とは「建物による遮蔽がないと仮定した場合に取得される日射量」に対する「実際に建物内部で取得される日射量」の割合の期間平均値であり、この値が小さいほど遮蔽性が高いことを示すものである。個別建物におけるμ値の算出のためには、前述した入力部3から入力された個別建物の開口部データ及び建物寸法データが用いられる。情報処理部2は、算出したQ値と情報記憶部1が保持する前記Q値−暖房負荷近似線情報とに基づいて暖房負荷を予測し、また算出したμ値と情報記憶部1が保持する前記μ値−冷房負荷近似線情報とに基づいて冷房負荷を予測する。
【0018】
図2は出力部4における表示画面例を示した説明図である。画面左のメニューフレーム内には、データ入力項目として「建築地データ」「レイアウト選択」「開口部データ」「建物寸法データ」と表記されたボタンが用意されており、これらボタンのいずれかをクリックすると、そのデータ入力画面が画面右のフレームに現れる。また、当該メニューフレーム内には、計算出力項目として「太陽光発電」「太陽熱利用給湯システム」「熱損失係数」「トータル結果」と表記されたボタンが用意されており、これらボタンのいずれかをクリックすると、その計算結果が画面右のフレームに現れる。この図では、データ入力項目の「建築地データ」のボタンがクリックされたときの画面を示している。
【0019】
「建築地データ」のボタンがクリックされたときの画面には、建物商品名、施主名、建築地の都道府県名を指定するための入力部、気象データの地域を指定するための入力部、住所入力のための入力部、次世代省エネ地域区分を指定するための入力部、地域区分が予めわかっている場合にその区分番号を入力するための入力部、延床面積を入力するための入力部、床工法(鋼製床梁又は鋼製大引)を指定するためのラジオボタン、及び方位角を入力するための入力部が表示されている。上記の地域区分、床工法、及び方位角はQ値やμ値の算出に利用され、延床面積は算出されたQ値やμ値から冷暖房負荷を予測するのに利用される。
【0020】
図3はデータ入力項目の「開口部データ」のボタンがクリックされたときの表示画面例を示している。この画面の縦方向には、建物窓の幅を意味付ける文字である「3」「3M」「2」「2M」…が表記されており、更に例えば「2」の項目内においては「2VTR」「2XR」…、「2M」の項目内においては「2MVTR」「2MXR」…のごとく、建物窓の高さを意味付ける文字が表記されている。一方、画面の横方向には方位を示す文字(南,東,西,北の順)が表記されている。そして、これら文字に対応してマトリクス状に数値記入枠が構成されている。また、画面の縦方向に建物ドアの配置を意味付ける文字(一階玄関ドアや勝手口ドア等の文字)及び種類を意味付ける文字(片開きや両開き等の文字)を表記し、画面の横方向には方位を示す文字(南,東,西,北の順)を表記したマトリクス状の数値記入枠も同時に構成されている。なお、個別建物の設計書における間取り図には、各窓の配置箇所に対応させて、例えば「2MVTR」「2MXR」のごとく文字が表記されている。
【0021】
図4は「建物寸法データ」のボタンがクリックされたときの表示画面例を示している。この画面には建物の各面を意味付ける文字である「天井」「外壁」「床」「土間」等が表記されており、更に「外壁」については東西南北ごとに1階外壁と2階外壁の細項目表記がなされ、「床」や「土間」についても細項目表記がなされており、これら細項目表記に対応させて数値記入枠が構成されている。この数値記入枠には長さ(辺長や周長)と面積を基準値(P又はP2)の倍数値にて入力するようになっている。Pは例えば910mmとする。
【0022】
上述した構成の個別建物の性能情報処理装置によれば、顧客が希望したプランの個別建物における設計書に記載されている方位や建物窓の寸法を意味付ける文字に基づき、画面上に表示されている方位及び建物窓の寸法を意味付ける文字に対応した数値記入枠に個数を表す数値を入力していけばよいことになる。また、上記設計書に記載されている図面等を見てドアの配置及び種類を知り、画面上に表示されたマトリクス状の数値記入枠に個数を表す数値を入力していけばよいことになる。また、上記設計書に記載されている図面等を見て外壁や土間等の大きさや方位等を知り、画面上に表示された数値記入枠に倍数値を入力していけばよいことになる。従って、窓面積を一々計算したり各窓について方位を一々入力するなどの手間、一々ドアの配置や種類、方位を示す情報を入力する手間、更には一々壁等の平米数を算出したり方位を示す情報を入力する手間が不要であり、情報入力が迅速且つ的確に行えることになる。そして、この入力した数値を用いて建物の性能把握に係わる情報処理(Q値やμ値の算出等)が実行され、顧客の各邸について素早くその性能値を把握することができる。
【0023】
また、図1(b)に示したネットワーク利用タイプの個別建物の性能情報処理装置であれば、パーソナルコンピュータ12については建物の性能把握に係わる情報処理のためのソフトウェアや各種データは不要であり、ブラウザソウトを持つだけでよいようにすることができる。
【0024】
なお、この実施形態では、建物窓については図3のデータ入力画面において入力された内容と建物商品名(ABC)とによって、各窓が複層ガラス窓なのか熱遮蔽ガラス窓なのかといったことが画一的に決まるようにしているが、図3のデータ入力画面において例えば各数値記入枠を分割しておき、各分割記入枠を複層ガラス窓用や熱遮蔽ガラス窓用の入力枠とすることで、標準仕様と異なる断熱性能の窓を使用する個別建物にも対応することが可能になる。
【0025】
また、この実施形態では、図2の画面において入力された方位角及び図3の画面における方位(東西南北)にて窓やドアの向きの詳細を判定しているが、これに限らず、例えば東西南北表記と北東,東南,南西,北西表記とを選択できる構成としてもよいものである。
【0026】
また、建物商品名ABCの標準仕様が具備している建物要素の情報(建物開口データ・建物寸法データ等)を情報記憶部1に格納しておき、この情報を情報処理部2が読み出し、図3のデータ入力画面の数値記入枠に数値を自動記入するようにしてもよい。これによれば、個別建物について前記標準仕様と異なる数値が入力されるべき数値記入枠の数値を前記入力部3にて変更すればよいことになり、情報入力が一層迅速且つ的確に行えることになる。また、既に建築した建物の建物要素の情報(建物開口データ・建物寸法データ等)を情報記憶部1に格納しておき、この建物の施主の氏名等をキーにして上記情報を特定して読み出し、図2や図3のデータ入力画面に情報を自動記入するようにしてもよい。家を建てた後に太陽電池を設置しようかどうかの相談を受けるような場合が想定され、このような場合に建物の施主の氏名等をキーにして各種情報が自動記入されれば、情報入力の手間が省けるとともに迅速に太陽電池発電量やQ値・μ値を勘案したトータル結果を顧客に提示することが可能になる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の個別建物の性能情報処理装置によれば、個別建物の情報入力が迅速且つ的確に行えるから、顧客の各邸について素早くその性能値を把握して商品選定後の個別プラン設定を迅速且つ的確に支援していくことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の個別建物の性能情報処理装置を示す説明図であって、同図(a)は独立設置タイプを示し、同図(b)はネットワーク利用タイプを示した図である。
【図2】この発明の実施形態のデータ入力画面例を示した説明図である。
【図3】この発明の実施形態のデータ入力画面例を示した説明図である。
【図4】この発明の実施形態のデータ入力画面例を示した説明図である。
【符号の説明】
1 情報記憶部
2 情報処理部
3 入力部
4 出力部
10 性能情報処理装置
11 ホストコンピュータ
12 パーソナルコンピュータ
13 ネットワーク
Claims (5)
- 建物窓の幅寸法及び高さ寸法を意味付ける文字を配した第1軸と方位を示す文字を配した第2軸とによるマトリクス状の数値記入枠を画面上に構成するデータ入力画面表示手段と、前記数値記入枠に個数を表す数値を入力するための入力手段と、少なくとも夏期日射取得係数における建物内部で取得される日射量の算出に用いる窓面積及び窓の方位として、上記数値が入力された箇所における上記建物窓の幅寸法及び高さ寸法と上記数値が示す個数と当該数値の入力された箇所における上記建物窓の方位とを用い、少なくとも夏期日射取得係数の算出処理を行う情報処理手段と、を備えたことを特徴とする個別建物の性能情報処理装置。
- 建物ドアにおける少なくとも玄関ドアかを示す配置及び少なくとも片開きかを示す種類を意味付ける文字を配した第1軸と方位を示す文字を配した第2軸とによるマトリクス状の数値記入枠を画面上に構成するデータ入力画面表示手段と、前記数値記入枠に個数を表す数値を入力するための入力手段と、少なくとも夏期日射取得係数における建物内部で取得される日射量の算出に用いる上記建物ドアにおける配置と種類と個数と方位として、上記数値の入力された箇所における上記建物ドアの配置及び種類と方位と上記建物ドアの個数を示す上記数値とを用い、少なくとも夏期日射取得係数の算出処理を行う情報処理手段と、を備えたことを特徴とする個別建物の性能情報処理装置。
- 建物の少なくとも外壁の各面を意味付ける文字が表記された箇所に対応させて数値記入枠を画面上に構成するデータ入力画面表示手段と、前記数値記入枠に長さ及び/又は面積を基準値の倍数値にて入力するための入力手段と、少なくとも夏期日射取得係数における建物内部で取得される日射量の算出に用いる上記建物の少なくとも外壁の各面の面積として、上記入力された倍数値と基準値とによる面積を用い、少なくとも夏期日射取得係数の算出処理を行う情報処理手段と、を備えたことを特徴とする個別建物の性能情報処理装置。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の個別建物の性能情報処理装置において、ホストコンピュータから離れた箇所に設けられたコンピュータの画面上に前記数値記入枠が構成され、この数値記入枠に記入された数値が通信ネットワークを介して前記ホストコンピュータに提供され、このホストコンピュータが前記数値を用いて少なくとも夏期日射取得係数の算出処理を行い、この算出結果を通信ネットワークを介して前記コンピュータに提供するように構成されていることを特徴とする個別建物の性能情報処理装置。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の個別建物の性能情報処理装置において、建物が具備する建物要素の情報に基づいて前記数値記入枠に数値を自動記入する自動入力手段を備えたことを特徴とする個別建物の性能情報処理装置。
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