JP4560866B2 - pump - Google Patents

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、騒音や振動を軽減でき、またポンプ効率を向上できるポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のポンプにおいて羽根車の後面シュラウド表面に主羽根に対して裏羽根を溝の形で形成したものがある。これにより、羽根車が回転すると羽根車の主羽根とともに溝の形で形成した裏羽根も作用してポンプの自吸性能を改善するものである。また、前面シュラウドに溝を設けたものもある。
【0003】
以下に、従来のポンプの羽根車について説明する。図4は、従来の前面シュラウド表面に溝を形成した羽根車を持つポンプの構造図である。図4において、1は羽根車、2は羽根車1に一体成形され羽根車1を回転させるための被駆動用磁石、3は羽根車1に同心にて圧入された軸受、4は軸受3を支承するための軸、5はポンプの外観を形成するモータフレーム、6はモータフレーム5に同心にて圧入されたステータで、駆動する電圧・電流に応じて必要な巻数・線径の巻線が巻かれている。7はポンプを制御するための制御基板である。
【0004】
8a、8bは羽根車1が軸方向に移動した時に羽根車1に圧入された軸受3と接触してスラスト方向の荷重を支えるための軸受板である。9はポンプの外観を形成するとともに、羽根車1を覆いポンプ部を形成するケーシング、10は水漏れを防ぐためのOリングである。11は羽根車1、披駆動用磁石2、軸受3等から構成されるポンプ部と、ステータ6、制御基板7等からなるモータ部を分離する隔壁である。
【0005】
図5(a)は、従来のポンプに配設された羽根車の詳細図、図5(b)は同Z−Z断面図である。図5(a)において、101は前面シュラウド、102は後面シュラウド、103はマウス部で、後面シュラウド102を形成する部品には被駆動用磁石2が一体成形されている。前面シュラウド101の表面には主羽根に対して裏羽根を溝105(図5(b))の形で形成してある。前面シュラウド101と後面シュラウド102は、溶着により固定されている。
【0006】
以上のように構成された従来の前面シュラウド表面に溝を形成した羽根車を持つポンプについて、その動作を説明する。まず、ステータ6に駆動のための制御電流が印加されると被駆動用磁石2がそれに反応してさらに被駆動用磁石2を配設した羽根車1が回転する。羽根車1が回転すると、その揚水作用により水にエネルギが与えられ、吸水及び吐水が始まる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図4からもわかるように、羽根車1の前面シュラウド101とケーシング9の間には隙間があり、羽根車1の吸込み側は負圧、吐出側は正圧が発生している。そのため羽根車1を出た水が再び吸込み側に戻り、すなわち漏れが発生してポンプの効率が悪くなるという現象が生じる。
【0008】
そこで、前面シュラウド101の表面に溝を設け羽根の役目をさせて、漏れを防ぎ効率を上げようとするポンプが提案されている。しかしながら、前面シュラウド101に溝105を形成する場合、溝105の深さはそれほど大きくとることができない。特に、羽根車1が板金等でできている場合、溝105の加工は不可能に近い。また、溝105の部分は厚みが薄くなり、例えば羽根車1を樹脂成形により形成する場合でも、肉厚に不均一な箇所が発生し、強度的に弱くなるという課題を有していた。
【0009】
また、ポンプの小型化のために高速化が望まれているが、羽根の枚数に比例して脈動が発生する。その波形は、羽根の位置を境としており、それが騒音・振動の原因となっている。
【0010】
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、羽根車の強度を低下させることなくポンプの効率を上昇させ、また運転時に騒音・振動が少ないポンプを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のポンプは、羽根車を形成する主羽根を前面シュラウドと一体で成形したものであり、これにより、羽根車の強度を低下させることなくポンプの効率を上昇させ、また運転時に騒音・振動が少ないポンプを実現できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、羽根車を形成する主羽根を前面シュラウドあるいは後面シュラウドの一方と一体で成形し、前記主羽根と一体で成形したシュラウドの表面に主羽根と同じ中心線上に裏羽根となる溝を形成したポンプであり、これにより、羽根車のシュラウド表面に裏羽根となる溝が形成できるとともに、肉厚を均一とできるので羽根車の強度が向上する。
【0013】
そして、シュラウド表面に主羽根と同じ中心線上に裏羽根となる溝を形成したためその溝を深く形成することができ、裏羽根としての作用を向上させる。
【0014】
請求項に記載の発明は、前記シュラウドに形成された溝の吐出角が主羽根の吐出角と同じであるポンプであり、シュラウド表面に形成された裏羽根となる溝の吐出角を主羽根の吐出角に合わせているので、主羽根の位置に発生する波形の落ち込みをカバーして騒音・振動を改善する。
【0018】
請求項に記載の発明は、前記溝は、羽根車の主羽根と一方のシュラウドを一体で成形した時に、主羽根とシュラウドの交点の前記一方のシュラウド側に発生させたヒケである請求項1または請求項2に記載のポンプであり、羽根車の設計時に前面シュラウドと主羽根の肉厚を考慮することにより、成形時にシュラウドに裏羽根となる溝を形成することができる。
【0022】
以下、本発明の一実施の形態について説明する。
【0023】
図1は本発明の一実施の形態における前面シュラウド表面に前面シュラウドと一体成形にて形成された溝を有する羽根車を持つポンプの構造図、図2(a)は本発明の一実施の形態における前面シュラウド表面に前面シュラウドと一体成形にて形成された溝を有する羽根車の詳細図、図2(b)は同羽根車のX−X断面図、図3(a)は本発明の一実施の形態における後面シュラウド表面に後面シュラウドと一体成形にて形成された溝を有する羽根車の詳細図、図3(b)は同羽根車のY−Y断面図である。
【0024】
図1において、1は羽根車、2は羽根車1に一体成形され羽根車1を回転させるための被駆動用磁石、3は羽根車1に同心にて一体成形された軸受、4は軸受3を支承するための軸、5はポンプの外観を形成するモータフレーム、6はモータフレーム5に同心にて圧入されたステータで、駆動する電圧・電流に応じて必要な巻数・線径の巻線が巻かれている。7はポンプを制御するための制御基板である。8a、8bは羽根車1が軸方向に移動した時に羽根車1に圧入された軸受3と接触してスラスト方向の荷重を支えるための軸受板である。9はポンプの外観を形成するとともに、羽根車1を覆いポンプ部を形成するケーシング、10は水漏れを防ぐためのOリングである。11は羽根車1、披駆動用磁石2、軸受3等から構成されるポンプ部と、ステータ6、制御基板7等からなるモータ部を分離する隔壁である。
【0025】
図2(a)において、101は前面シュラウド、102は後面シュラウド、103はマウス部、104は主羽根で、これらは一体で形成されている。また後面シュラウド102を形成する部品には被駆動用磁石2および同心にて配設された軸受3が一体成形されている。図2(b)において、105は前面シュラウド101の表面に形成された溝で、主羽根104に対して裏羽根の作用を有する。溝105の吐出角は、主羽根104の吐出角と同じである。また、前面シュラウド101と後面シュラウド102は、溶着により固定されている。
【0026】
図3(a)において、101は前面シュラウド、102は後面シュラウド、103はマウス部、104は主羽根で、後面シュラウド102を形成する部品には被駆動用磁石2および同心にて配設された軸受3が一体成形されている。図3(b)において、106は後面シュラウド102の表面に主羽根104と同じ中心線上に形成された溝で、主羽根に対して裏羽根の作用を有する。溝106の吐出角は、主羽根104の吐出角と同じである。また、前面シュラウド101と後面シュラウド102は、溶着により固定されている。
【0027】
以上のように構成されたポンプの動作を説明する。まず、ステータ6に駆動のための制御電流が印加されると被駆動用磁石2がそれに反応してさらに被駆動用磁石2を配設した羽根車1が回転する。羽根車1が回転すると、その揚水作用により水にエネルギが与えられ、吸水及び吐水が始まる。
【0028】
しかしながら、図1からもわかるように、羽根車1の前面シュラウド101とケーシング9の間には隙間があり、羽根車1の吸込み側は負圧、吐出側は正圧が発生している。そのため羽根車1を出た水が再び吸込み側に戻り、すなわち漏れ(還流)が発生してポンプの効率が悪くなるという現象が生じる。
【0029】
そこで、このポンプの羽根車1は羽根車1を形成する前面シュラウド101と主羽根104を一体成形にて製作し、成形時に前面シュラウドと主羽根との交点のヒケが発生する箇所に肉盗みを施し、肉盗み形状が溝105となるようにした。これにより、簡単に溝105が形成できるとともに肉厚を均一にできるので羽根車1の強度が向上する。
【0030】
本実施の形態においては、溝の形状をV字とし、羽根車1の材料としてPPEを用い、前面シュラウド101および主羽根104の肉厚は基本的に2mmとした。また、主羽根104の枚数は22枚としたが、この場合羽根車1回転あたり22回の脈動が生じる。本実施の形態では、前面シュラウド101表面に設けた溝105を主羽根104の中心線上に一致させるように構成してその本数を22本とした。これにより、主羽根104が生じさせる脈動の波形の落ち込んだ位置に、溝105が作り出す波形の頂点付近が重なるため脈動の高低差が緩和される。すなわち、騒音・振動の要因の一つが軽減されることになる。
【0031】
さらに、前面シュラウド101に形成された溝105は裏羽根の効果を有して、まわりの流体を外側へ押出す、あるいはケーシングとの間に安定した液輪を形成する。これにより、吸込口側への還流量が減少し、ポンプの効率が上昇する。
【0032】
正圧となった吐出側の流体が負圧の吸込み側へ戻る通路は前記の前面シュラウド101とケーシング9の間だけではない。羽根車1の裏側すなわち後面シュラウド102側を通って吸込み側へ戻るものもある。羽根車1に一体成形された軸受3とそれを支承する軸4との間にも隙間はあり、その還流もポンプ効率低下の原因となる。こちらからの還流の影響が大きい場合には、前面シュラウド101に溝105を設けたのと同様に、後面シュラウド102に溝106を設けるのがよい。
【0033】
【発明の効果】
以上のように本発明のポンプは、主羽根を前面シュラウドあるいは後面シュラウドと一体で成形したため、羽根車の肉厚を均一にできるので羽根車の強度を向上させることができ、また肉厚を均一にすることにより主羽根が生じさせる脈動の波形の落ち込んだ位置に裏羽根となる溝が形成できる。そして、シュラウドに形成された裏羽根がまわりの流体を外側へ押し出す、あるいはケーシングとの間に安定した液輪を形成することにより、吸込口への還流量が減少し、ポンプ効率が上昇すると共に騒音・振動の要因の一つを軽減することができる。また、シュラウド表面に形成された溝の吐出角を主羽根の吐出角に合わせているので、主羽根の位置に発生する波形の落ち込みをカバーして騒音・振動を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における前面シュラウド表面に前面シュラウドと一体成形にて形成された溝を有する羽根車を持つポンプの構造図
【図2】(a)本発明の一実施の形態における前面シュラウド表面に前面シュラウドと一体成形にて形成された溝を有する羽根車の詳細図
(b)本発明の一実施の形態における羽根車のX−X断面図
【図3】(a)本発明の一実施の形態における後面シュラウド表面に後面シュラウドと一体成形にて形成された溝を有する羽根車の詳細図
(b)本発明の一実施の形態における羽根車のY−Y断面図
【図4】従来の前面シュラウド表面に溝を形成した羽根車を持つポンプの構造図
【図5】(a)従来のポンプに配設された羽根車の詳細図
(b)従来のポンプに配設された羽根車のZ−Z断面図
【符号の説明】
1 羽根車
2 被駆動用磁石
101 前面シュラウド
102 後面シュラウド
104 主羽根
105 溝(前面シュラウド側)
106 溝(後面シュラウド側)
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pump that can reduce noise and vibration and improve pump efficiency.
[0002]
[Prior art]
In a conventional pump, a rear blade is formed in the shape of a groove on the rear shroud surface of the impeller with respect to the main blade. As a result, when the impeller rotates, the back vane formed in the shape of a groove together with the main vane of the impeller also acts to improve the self-priming performance of the pump. Some have a front shroud with grooves.
[0003]
Below, the impeller of the conventional pump is demonstrated. FIG. 4 is a structural diagram of a conventional pump having an impeller having grooves formed on the surface of the front shroud. In FIG. 4, 1 is an impeller, 2 is a driven magnet that is integrally formed with the impeller 1 and rotates the impeller 1, 3 is a bearing press-fitted concentrically to the impeller 1, and 4 is a bearing 3. The shaft for supporting 5 is a motor frame that forms the appearance of the pump, and 6 is a stator that is press-fitted concentrically to the motor frame 5, and windings having the required number of turns and wire diameter are provided according to the driving voltage and current. It is rolled up. Reference numeral 7 denotes a control board for controlling the pump.
[0004]
Reference numerals 8a and 8b denote bearing plates for supporting the load in the thrust direction by contacting the bearing 3 press-fitted into the impeller 1 when the impeller 1 moves in the axial direction. Reference numeral 9 denotes an external appearance of the pump, and a casing that covers the impeller 1 and forms a pump portion, and 10 is an O-ring for preventing water leakage. Reference numeral 11 denotes a partition wall that separates a pump unit including the impeller 1, the driving drive magnet 2, the bearing 3, and the like from a motor unit including the stator 6, the control board 7, and the like.
[0005]
FIG. 5A is a detailed view of an impeller disposed in a conventional pump, and FIG. 5B is a sectional view taken along the line ZZ. In FIG. 5A, 101 is a front shroud, 102 is a rear shroud, 103 is a mouse portion, and a driven magnet 2 is integrally formed with components forming the rear shroud 102. On the surface of the front shroud 101, back blades are formed in the form of grooves 105 (FIG. 5B) with respect to the main blades. The front shroud 101 and the rear shroud 102 are fixed by welding.
[0006]
The operation of the pump having the impeller having the groove formed on the surface of the conventional front shroud configured as described above will be described. First, when a control current for driving is applied to the stator 6, the driven magnet 2 reacts to the rotation, and the impeller 1 further provided with the driven magnet 2 rotates. When the impeller 1 rotates, energy is given to the water by its pumping action, and water absorption and water discharge start.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, as can be seen from FIG. 4, there is a gap between the front shroud 101 of the impeller 1 and the casing 9, and negative pressure is generated on the suction side of the impeller 1 and positive pressure is generated on the discharge side. Therefore, the water that has exited the impeller 1 returns to the suction side, that is, a phenomenon occurs in which leakage occurs and the efficiency of the pump deteriorates.
[0008]
Therefore, a pump has been proposed in which a groove is provided on the surface of the front shroud 101 to serve as a blade to prevent leakage and increase efficiency. However, when the groove 105 is formed in the front shroud 101, the depth of the groove 105 cannot be made so large. In particular, when the impeller 1 is made of sheet metal or the like, the processing of the groove 105 is almost impossible. Further, the portion of the groove 105 is thin. For example, even when the impeller 1 is formed by resin molding, there is a problem that uneven portions are generated in the thickness and weakened in strength.
[0009]
Further, speeding up is desired for miniaturization of the pump, but pulsation occurs in proportion to the number of blades. The waveform is bordered by the blade position, which causes noise and vibration.
[0010]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention solves the above-mentioned conventional problems, and an object thereof is to provide a pump that increases the efficiency of the pump without reducing the strength of the impeller, and that has less noise and vibration during operation.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the pump of the present invention is formed by integrally forming the main blades forming the impeller with the front shroud, thereby increasing the efficiency of the pump without reducing the strength of the impeller. In addition, a pump with less noise and vibration during operation can be realized.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
According to the first aspect of the present invention, the main blade forming the impeller is formed integrally with one of the front shroud or the rear shroud, and the surface of the shroud formed integrally with the main blade has the same center as the main blade. This is a pump in which a groove serving as a back blade is formed on a line, whereby a groove serving as a back blade can be formed on the surface of the shroud of the impeller, and the thickness of the impeller can be made uniform, thereby improving the strength of the impeller.
[0013]
Then, it is possible to the groove for forming a groove serving as a rear vanes formed deeply on the same center line as the main blade on the sheet shroud surface, to improve the action of the rear vanes.
[0014]
According to a second aspect of the invention, a pump discharge angle is the same as the discharge angle of the main blade grooves formed in the shroud, the main discharge angle of the groove as the rear vanes formed on the sheet shroud surface Since it matches the discharge angle of the blades, it covers the drop of the waveform that occurs at the position of the main blades to improve noise and vibration.
[0018]
According to a third aspect of the present invention, the groove is a sink formed on the one shroud side of the intersection of the main blade and the shroud when the main blade of the impeller and the one shroud are integrally formed. a pump according to 1 or claim 2, it is possible by considering the thickness of the front shroud and the main blade at the impeller design, to form a groove which becomes the back vanes sheet shroud during molding.
[0022]
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described.
[0023]
FIG. 1 is a structural diagram of a pump having an impeller having a groove formed integrally with the front shroud on the surface of the front shroud according to an embodiment of the present invention, and FIG. 2 (a) is an embodiment of the present invention. FIG. 2B is a detailed view of the impeller having a groove formed on the surface of the front shroud by integral molding with the front shroud, FIG. 2B is an XX cross-sectional view of the impeller, and FIG. A detailed view of an impeller having a groove formed integrally with the rear shroud on the surface of the rear shroud in the embodiment, FIG. 3B is a YY sectional view of the impeller.
[0024]
In FIG. 1, reference numeral 1 denotes an impeller, 2 denotes a driven magnet that is integrally formed with the impeller 1 and rotates the impeller 1, 3 is a bearing that is integrally formed with the impeller 1, and 4 is a bearing 3. 5 is a motor frame that forms the external appearance of the pump, 6 is a stator that is press-fitted concentrically to the motor frame 5, and windings having the necessary number of turns and wire diameter according to the driving voltage and current Is wound. Reference numeral 7 denotes a control board for controlling the pump. Reference numerals 8a and 8b denote bearing plates for supporting the load in the thrust direction by contacting the bearing 3 press-fitted into the impeller 1 when the impeller 1 moves in the axial direction. Reference numeral 9 denotes an external appearance of the pump, and a casing that covers the impeller 1 and forms a pump portion, and 10 is an O-ring for preventing water leakage. Reference numeral 11 denotes a partition wall that separates a pump unit including the impeller 1, the driving drive magnet 2, the bearing 3, and the like from a motor unit including the stator 6, the control board 7, and the like.
[0025]
In FIG. 2A, 101 is a front shroud, 102 is a rear shroud, 103 is a mouth portion, and 104 is a main wing, which are formed integrally. Further, a driven magnet 2 and a bearing 3 disposed concentrically are integrally formed with the components forming the rear shroud 102. In FIG. 2B, reference numeral 105 denotes a groove formed on the surface of the front shroud 101 and has a function of a back blade with respect to the main blade 104. The discharge angle of the groove 105 is the same as the discharge angle of the main blade 104. Further, the front shroud 101 and the rear shroud 102 are fixed by welding.
[0026]
In FIG. 3 (a), 101 is a front shroud, 102 is a rear shroud, 103 is a mouth portion, 104 is a main blade, and the components forming the rear shroud 102 are arranged by the driven magnet 2 and concentric. The bearing 3 is integrally formed. In FIG. 3B, reference numeral 106 denotes a groove formed on the surface of the rear shroud 102 on the same center line as the main blade 104, and has a function of a back blade on the main blade. The discharge angle of the groove 106 is the same as the discharge angle of the main blade 104. Further, the front shroud 101 and the rear shroud 102 are fixed by welding.
[0027]
The operation of the pump configured as described above will be described. First, when a control current for driving is applied to the stator 6, the driven magnet 2 reacts to the rotation, and the impeller 1 further provided with the driven magnet 2 rotates. When the impeller 1 rotates, energy is given to the water by its pumping action, and water absorption and water discharge start.
[0028]
However, as can be seen from FIG. 1, there is a gap between the front shroud 101 of the impeller 1 and the casing 9, and negative pressure is generated on the suction side of the impeller 1 and positive pressure is generated on the discharge side. Therefore, the water that has exited the impeller 1 returns to the suction side again, that is, a phenomenon occurs in which leakage (reflux) occurs and the efficiency of the pump deteriorates.
[0029]
Therefore, the impeller 1 of this pump is manufactured by integrally forming the front shroud 101 and the main blade 104 that form the impeller 1, and steals meat at the point where sink marks occur at the intersection of the front shroud and the main blade during molding. The meat stealing shape is the groove 105. Thereby, since the groove | channel 105 can be formed easily and thickness can be made uniform, the intensity | strength of the impeller 1 improves.
[0030]
In the present embodiment, the groove shape is V-shaped, PPE is used as the material of the impeller 1, and the thickness of the front shroud 101 and the main blade 104 is basically 2 mm. The number of main blades 104 is set to 22, but in this case, 22 pulsations occur per rotation of the impeller. In the present embodiment, the grooves 105 provided on the surface of the front shroud 101 are configured to coincide with the center line of the main blade 104, and the number thereof is set to 22. Thereby, since the vicinity of the peak of the waveform created by the groove 105 overlaps the position where the waveform of the pulsation generated by the main blade 104 falls, the height difference of the pulsation is alleviated. That is, one of the causes of noise and vibration is reduced.
[0031]
Further, the groove 105 formed in the front shroud 101 has the effect of a back blade and pushes the surrounding fluid outward or forms a stable liquid ring with the casing. Thereby, the recirculation | reflux amount to the suction inlet side reduces, and the efficiency of a pump rises.
[0032]
The passage through which the discharge-side fluid that has become positive pressure returns to the negative-pressure suction side is not only between the front shroud 101 and the casing 9. Some return to the suction side through the back side of the impeller 1, that is, the rear shroud 102 side. There is also a gap between the bearing 3 formed integrally with the impeller 1 and the shaft 4 that supports it, and the recirculation of the bearing 3 also causes a reduction in pump efficiency. When the influence of the reflux from here is large, it is preferable to provide the groove 106 in the rear shroud 102 in the same manner as the groove 105 is provided in the front shroud 101.
[0033]
【The invention's effect】
As described above, in the pump of the present invention, the main blade is formed integrally with the front shroud or the rear shroud, so that the thickness of the impeller can be made uniform, so that the strength of the impeller can be improved and the thickness is uniform. a groove serving as rear vanes Ru can be formed at a position fell of waveform pulsations main blades cause by the. And the back blade formed in the shroud pushes the surrounding fluid outward, or forms a stable liquid ring with the casing, thereby reducing the amount of reflux to the suction port and increasing pump efficiency. Ru it is possible to reduce the one of the factors of noise and vibration. Moreover, since the discharge angle of the grooves formed on the shroud surface is matched to the discharge angle of the main blade, Ru can reduce noise and vibration and covers a drop of the waveform generated in the position of the main blade.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a structural diagram of a pump having an impeller having a groove formed integrally with a front shroud on the surface of the front shroud according to an embodiment of the present invention. Detailed view of impeller having groove formed integrally with front shroud on front shroud surface in form (b) XX sectional view of impeller in one embodiment of the present invention FIG. Detailed view of impeller having groove formed integrally with rear shroud on rear shroud surface in one embodiment of the present invention (b) YY sectional view of impeller in one embodiment of the present invention. FIG. 4 is a structural diagram of a pump having an impeller having a groove formed on the surface of a conventional front shroud. FIG. 5A is a detailed view of an impeller disposed in a conventional pump. FIG. 4B is disposed in a conventional pump. ZZ cross section of the impeller Description]
1 impeller 2 driven magnet 101 front shroud 102 rear shroud 104 main blade 105 groove (front shroud side)
106 Groove (rear shroud side)

Claims (3)

羽根車を形成する主羽根を前面シュラウドあるいは後面シュラウドの一方と一体で成形し、前記主羽根と一体で成形したシュラウドの表面に主羽根と同じ中心線上に裏羽根となる溝を形成したことを特徴とするポンプ。 The main blade forming the impeller is molded integrally with one of the front shroud or the rear shroud, and a groove serving as a back blade is formed on the same center line as the main blade on the surface of the shroud molded integrally with the main blade. Features a pump. 前記シュラウドに形成された溝の吐出角が主羽根の吐出角と同じであることを特徴とする請求項1に記載のポンプ。 The pump according to claim 1, wherein a discharge angle of a groove formed in the shroud is the same as a discharge angle of a main blade . 前記溝は、羽根車の主羽根と一方のシュラウドを一体で成形した時に、主羽根とシュラウドの交点の前記一方のシュラウド側に発生させたヒケであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のポンプ。 The groove claim 1 or claim, characterized in that the main blade and one of the shroud of the impeller when molded integrally, a sink which is generated on the one shroud side of the intersection of the main blade and the shroud 2. The pump according to 2 .
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