JP4560826B2 - Stirrer for molten glass - Google Patents

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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/16Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
    • C03B5/18Stirring devices; Homogenisation
    • C03B5/187Stirring devices; Homogenisation with moving elements

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  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、螺旋翼を有する溶融ガラス用スターラーに関する。
【0002】
【従来の技術】
ガラス製造業において、溶融ガラスに発生する不均質欠陥である脈理や泡等のないガラス製品を得るため、ガラス溶融炉には溶融ガラスの均質化を目的として撹拌装置が使用される。
【0003】
特に、工業的に長期間連続して生産されるプラズマディスプレイ用板ガラス、液晶用板ガラス、ブラウン管用のファンネルガラス、フェースガラス、ガラス繊維、照明用ガラス管、医療用ガラス管、光学部品用ガラスなどのガラス製品には、高度な均質性が要求される。そのため、これらのガラス製品を製造する連続ガラス溶融炉には、その均質性を決める均質な溶融ガラスを長期間に亘って安定して生産することができる撹拌装置が必要となる。
【0004】
従来、溶融ガラスの均質化を目的として多数の撹拌装置に関連する提案が行われてきた。溶融ガラスの均質化を実現するために撹拌装置の中で最も重要な部材は、溶融ガラスと直接接触するスターラーである。このためスターラーの撹拌翼の形状としては、クランプ型、螺旋型、プロペラ型、ヘリカルリボン型などの形状、あるいはこれらを組み合わせた形状、さらにはこれらの形状を著しく変形させ複数個を回転軸に取り付けたもの等が提案されてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これまで提案されたスターラーの撹拌翼はどれも一長一短があり溶融ガラスの均質化を効率よく実現するに至っているとは言えない。例えば、従来の撹拌翼の中で比較的効果が認められるものとして、図5に示すようなヘリカルリボン型スターラー1がある。しかし、このようなヘリカルリボン翼2の形状は特開平11−276872に記載されているように、ある粘度域では溶融ガラス中にドーナツリング状の混合不良部位が発生する。それを克服して溶融ガラスの均質化を図るため、実公昭47−3160にあるように複数のヘリカルリボン翼を組み合わせる等の工夫が必要であり、スターラーの作製及びメンテナンスが困難であるという問題点がある。
【0006】
また、連続ガラス溶融炉でよく利用される螺旋翼を有するスターラーは、低速回転ではガラス成分の蒸発に伴って溶融ガラスの生地表面に発生するスカムと呼ばれる異質ガラスを巻き込むことにより当初は溶融ガラスの均質化が行えるが、長期に亘る連続使用の際に時間の経過とともに溶融ガラスの均質化の品位が徐々に低下していくことは良く知られている。
【0007】
そこで特開平10−265227では、溶融ガラスの生地表面に生じるスカムを巻き込まないように、図6に示すようなスターラーの回転軸3aに沿って上向きの流れを生じせしめるプロペラ翼4を螺旋翼5の上部にとりつけた構造のスターラー3が考案されている。しかし、図6の構造のスターラー3では、回転軸3a上部に取り付けたプロペラ4と下部に取り付けた螺旋翼5が上下の相反する流れを形成するため、スカムの巻き込みに対しては効果的であるものの、螺旋翼5による溶融ガラスの撹拌を上部のプロペラ翼4が阻害するように作用し、プロペラ翼4を取り付けない場合よりも撹拌効果が改善されるに至らない。
【0008】
一方、プロペラ翼4のない螺旋翼5だけの構造のスターラーを高速回転させることにより撹拌効果を上げて溶融ガラス生地の均質化を実現しようとすると、スターラー3の回転軸3aと溶融ガラスの生地表面との接触部分で溶融ガラスの皺が発生し、この皺が溶融ガラスの生地表面の気体を取り込んだままスターラーに沿って溶融ガラス中に引き込まれ、それが成長して気泡になる。その結果、溶融ガラスは均質化されるものの、溶融ガラス中に多数の気泡が巻き込まれたまま成形されることになり、成形不良を引き起こして製品規格を満足しない不良品になってしまうという問題点がある。
【0009】
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、気泡を巻き込むことのない比較的低速回転であっても不均質な溶融ガラスを取り込んで効率の良い撹拌が行え、工業的に長期間連続生産されるプラズマディスプレイ用板ガラス、液晶用板ガラス、ブラウン管用のファンネルガラス、フェースガラス、ガラス繊維、照明用ガラス管、医療用ガラス管、光学部品用ガラスなど高度な均質性が要求される各種ガラス製品の品質を決める高い均質性を有する溶融ガラスの供給を実現することができる溶融ガラス用スターラーを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、代表的なスターラーの形状である螺旋翼について詳細な形状の検討を行い、通常の螺旋翼の螺旋周期内にもう一枚の翼を回転軸に対して対称位置に形成した構造とし、計2枚の螺旋翼を持つ2条の撹拌翼とすることにより溶融ガラスの撹拌能力が著しく改善されること、および、その螺旋翼の傾斜角を種々変更することによって最適な傾斜角範囲、すなわち螺旋翼のリード角が22°〜58°に相当するひねり形状範囲において溶融ガラス中に気泡を巻き込むことがない低い回転数でさらに効果的な溶融ガラスの撹拌が行えることを見いだした。
【0011】
即ち、本発明に係る溶融ガラス用スターラーは、耐熱性材料からなる回転軸と、該回転軸の外周に内側端が固着された耐熱性材料からなる2枚の螺旋翼とを備え、2枚の螺旋翼の翼外周端の描く軌跡が回転軸に対して対称的であり、2枚の該螺旋翼の軸方向の長さが、回転軸を中心とする螺旋翼の半径の1.2倍以上であり、かつ、螺旋翼のリード角が22°〜58°であるひねり形状を持つことが好ましい。
【0012】
図2は螺旋翼を有するスターラーの構造について示す説明図である。図中スターラー6は回転軸7の外周に1枚の螺旋翼8の内周端8aを固着した構造となっている。ねじについて規定しているJISB0101(1994)で使用される用語に従えば、これは螺旋周期内に1枚の螺旋翼8を持つ構造であり、1条の螺旋翼スターラーと言える。これに対して本発明の溶融ガラス用スターラー10の構造は回転軸11に対しての螺旋翼12とその同じ螺旋周期内にもう一枚の螺旋翼13とが対称位置にそれぞれの内周端12a、13aを直接固着した構造となっており、2枚の螺旋翼を持つ2条螺旋翼スターラーと言える。
【0013】
図3は螺旋翼のひねり形状の角度について示す説明図である。図3(A)の螺旋翼の翼外周端の描く軌跡を模式的に図中央(B)に表す。螺旋翼のひねり形状はねじ用語にある「リード角」をβとし、螺旋翼が軸に沿って1回転の螺旋を描く際の軸方向の距離を表す「リード」をLとし、螺旋翼の回転軸を中心とした半径をrと表すと、tanβ=L/2πrの関係がある。この式は、図3(B)の影を付けた部分を平面に展開した図3(C)の直角三角形においてリード角βは螺旋翼の外周端が回転軸の周りを1回転した時に描く軌跡を回転軸に垂直に設置した面に投影してできる円の円周2πrを底辺とし、リードLを高さとした直角三角形の斜角であると定義することから導き出せる式である。
【0014】
本発明の2条螺旋翼を有するスターラー10は、このリード角βが22°〜58°において撹拌効率が大きくなる。これはリード角βが22°より小さくなると螺旋翼12と螺旋翼13との軸方向の間隔が小さくなるために、螺旋翼12、13の相互の間で捕らえられる溶融ガラスの容量が少なくなりすぎ、スターラー10が1回転することで上下方向に移動する溶融ガラスの量が減るので、同じ溶融ガラスの量を上下方向に移動させるためには、回転数を大きくする必要があり、気泡を巻き込む条件に近づくことになる。リード角βが22°以上であると、気泡を巻き込むことのないより少ない回転で効率的にガラスを撹拌することができる。一方、リード角βが58°より大きくなると螺旋翼12、13の回転運動によって生み出される回転軸方向の力が溶融ガラスにうまく伝わらなくなるので、スターラー10付近を流れる溶融ガラスの螺旋翼12、13からのすり抜け現象が起こる。その結果、効率的に溶融ガラスが撹拌されなくなる。
【0015】
さらに、スターラー10の螺旋翼12、13のリード角βが30°以上で50°以下の範囲であると、螺旋翼12、13から溶融ガラスに回転軸方向の力が効率的に伝わることにより一層効果的な撹拌を行うことが可能となる。
【0016】
なお、本発明の溶融ガラス用スターラー10は、リード角βが22°〜58°の範囲内であれば、2枚の螺旋翼12、13のリード角βを意図的に互いに異なった角度に設定することができるばかりでなく、回転軸11の外周に取り付けられている2枚の螺旋翼12、13についてそれぞれリード角βが22°〜58°の範囲内で軸の周りを回る内に徐々に角度を変えた形状を設定することもでき、さらにリード角βが30°〜50°の範囲内で徐々に角度を変えた形状とする方が22°〜58°の範囲で徐々に角度を変更するより効果的である。
【0017】
本発明の溶融ガラス用スターラー10に用いる螺旋翼としては、図1の螺旋翼の軸方向長さHが回転軸11を中心とする螺旋翼12、13の回転軸11を中心とする半径rの1.2倍以上であることが重要である。これはスターラーの回転により取り込まれた溶融ガラスを上下方向に効果的に移動させるために必要であり、螺旋翼12、13の軸方向長さHが回転軸11を中心とする螺旋翼の半径rの1.2倍より短い場合、溶融ガラスを移動させる効果が不十分であるため十分な撹拌が行えず、不均質なガラスを撹拌した場合に均質化することができない。
また螺旋翼12、13の軸方向長さHが回転軸を中心とする螺旋翼12、13の半径rの1.8倍より長ければ、溶融ガラスの移動がより顕著なものとなるためいっそう望ましい。一方で螺旋翼12、13の軸方向長さHは、長い程撹拌効果は大きいもののそれは回転軸11を中心とする半径rの10倍程度までであり、高温状態での長期的な構造強度を維持するという観点からも回転軸11を中心とする螺旋翼の半径rの10倍より大きくすることは望ましくはない。さらに構造的に安全な範囲を指定するなら7倍以下とする方がより好適である。
【0018】
螺旋翼12、13の軸方向長さHが回転軸11を中心とする螺旋翼12、13の半径rの1.2倍未満、あるいはリード角βが22°未満であるか、58°を越える場合、溶融ガラスを上下方向に移動させる撹拌効果が小さくなるのを克服するために螺旋翼12、13の周囲に溶融ガラスの流れをしぼる案内筒あるいはチューブと称する円筒状の耐火物性障壁を設置することで対応しようとする場合がある。しかしこのような障壁を回転する螺旋翼12、13の近傍に設置すると、短期間のガラス溶融では効果があっても長期間の溶融になると障壁周囲近傍の溶融ガラスの表面生地が流動し難くなり、その結果、表面に異質ガラスが発生しやすくなり、スターラー10の撹拌能力で均質化できる以上の多量のスカムが溶融ガラスの生地表面に発生することになって、長期的には均質な溶融ガラスが得られ難くなるため望ましくない。
【0019】
また、本発明の溶融ガラス用スターラー10は、撹拌効果を向上させるために螺旋翼12、13の軸方向の長さHを2枚の螺旋翼12、13のそれぞれについて異なる長さに設定することができる。この場合、螺旋翼12、13の軸方向長さHをそれぞれの螺旋翼12、13について、回転軸11を中心とする螺旋翼12、13の半径rの1.2倍から10倍の範囲内で自由に変更することが可能である。そして螺旋翼12、13の軸方向長さHの範囲は1.8倍から7倍までの範囲内に設定することがより好適である。
【0020】
なお、本発明の溶融ガラス用スターラー10は、2枚の螺旋翼12、13の回転軸11を中心とする半径rをそれぞれ異なる大きさに設定することができるばかりでなく、螺旋翼12、13の軸方向長さHが回転軸11を中心とする螺旋翼12、13の半径rの1.2倍から10倍の範囲、より好ましくは1.8倍から7倍の範囲内で螺旋翼12、13が軸の周囲を回る内に螺旋翼12、13の半径rの大きさを徐々に変更することも可能である。
【0021】
さらに、2枚の螺旋翼12、13それぞれについてのリード角βの回転軸周りでの角度変更と螺旋翼12、13の軸方向長さHの変更、回転軸11を中心とする螺旋翼12、13の半径rの変更については、組み合わせておこなうこともできるのは言うまでもない。
【0023】
また、本発明の溶融ガラス用のスターラー10は回転軸11の外周に内側端12a、13aが固着された螺旋翼12、13であることが重要である。螺旋翼12、13の内側端12a、13aが回転軸11の外周に固着されていない翼形状、例えば、ヘリカルリボン形状であればスターラーの回転軸付近に溶融ガラスに翼からの力がうまく伝わらない箇所が生じるため効果的な撹拌が行えない。
【0024】
さらに、本発明の溶融ガラス用のスターラー10は2枚の螺旋翼12、13を有することが重要である。螺旋翼が1枚のスターラーでは、一回の回転で捕らえることができるガラス量が少ないため、同じ回転数では2枚の螺旋翼を持つスターラーより撹拌効果が劣る。そこで撹拌効果を上げるために回転数を上げると、気泡を溶融ガラス中に巻き込むため、スターラーの回転数に限界があり、その結果、十分な混合は行えない。
【0025】
なお、螺旋翼12、13の表面には流れをスムーズにするための窪みや溝あるいは鱗状の模様に代表されるような特定形状を繰り返すような複数の凹凸を施すことも可能である。また流れを妨げない範囲で複数の孔を穿つことも可能である。特に溶融ガラスによる浸食の激しい螺旋翼12、13先端部のみに耐蝕性の異材質を被覆したり、取り付けたりすることもできる。また溶融ガラス流れを妨げない範囲で、このような表面構造の変更を複数選択して同時に採用することも可能である。
【0026】
なお、本発明のスターラー10は、螺旋翼12、13の構造として、平坦なプレートを複数枚互いに溶着することで対称的に配置し、全体として螺旋状に見える螺旋翼としてもよい。ただし、構造的には強度は高くなるものの溶融ガラスの流れをスムーズに流すという点では図1に示すような曲線状の翼に比較して劣るので、構造強度を重視する場合にはこのような構造を採用することもできる。
【0027】
また、本発明の溶融ガラス用のスターラー10は、ガラス製造工程における清澄後の溶融ガラスの撹拌に使用することを特徴とする。清澄前の溶融ガラスを撹拌すると、溶融ガラス中に1mm以下の微細な泡が非常に多数発生するため、清澄工程以降で溶融ガラス中からの脱泡が困難になり、ガラス製品の欠陥となるためである。
【0028】
ガラス溶融炉において調合原料を炉に投入し、バッチから発生した気泡を溶融ガラスから十分脱泡した後、具体的には清澄によってガラス原料のガラス化反応により発生した炭酸ガス、酸素などの気泡が溶融ガラス中から抜けきった後、成形までの間に撹拌により溶融ガラスの均質化を行う。このため、スターラー10により撹拌される溶融ガラスは、一般に、ガス脱泡のための清澄域での温度よりも低温ではあるものの、少なくとも室温からすれば数百℃高い高温であり、溶融ガラス用スターラーは、少なくとも300℃以上の高温に1ヶ月以上の長期間耐え得る耐熱材料により構成される。さらに、この材料の耐熱温度は、高温であるほど望ましいが、同時にガラスに対する耐蝕性、構造強度を維持するに足るものである必要性があり、炉内雰囲気との反応性が低く、かつ、経済的にもガラス製品の製造に見合った価格をもつ材料である必要性があり、より望ましくは500℃以上の高温で3ヶ月以上の寿命を有することである。
【0029】
本発明の溶融ガラス用スターラー10に用いる材料としては、白金、白金−ロジウム合金、等の白金族系の金属あるいはその合金、またジルコニアなどの強度補強成分を添加した白金属系の金属、(アルミナ、ジルコニア等の)酸化物、窒化物、炭化物あるいは複数のセラミックス成分を混合したファインセラミックス、炭素あるいは炭素繊維、金属添加炭素材料、繊維強化金属(FRM)、繊維強化炭素(FRC)、傾斜機能材料を構成部材として複数選択することが可能であり、高温部位と低温部位で異なる材料を使用したり耐蝕性の必要とされる部位や高強度を要求される部位で異なる材料を必要に応じて使い分けることも可能である。
【0030】
また、溶融ガラス用スターラー10を中空構造とし、その内部に高強度を補償する金属材料やセラミック材料あるいはそれらを複数選択して全体に充填したり、必要箇所に局部的に充填したりすることも可能である。特に耐熱性を要求される溶融ガラス用スターラー10の部位には、耐熱性表面コート材を使用したりすることも可能である。
【0031】
本発明の2条螺旋翼12、13を有するスターラー10の製造法としては、ムク棒状の白金系の金属材料を回転軸として使用しても良いが、経済的観点から、或いは構造強度的観点から見て通常は白金系の金属材料からなる中空状の棒の一端を封止し、翼は延展した白金系の金属材料を溶接することにより回転軸に直接取り付け、回転軸中に耐熱材料を充填することにより作製するのが一般的である。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明の2条螺旋翼を有する溶融ガラス用スターラーの一実施例を図1に示す。溶融ガラス用のスターラー10は、螺旋翼12、13の部位は溶融ガラス中に浸漬され、回転軸11の先にある動力源より回転駆動される。回転軸11に対して対称的に配置した2枚の螺旋翼12、13は、回転軸11の外周に内周端12a、13aが溶接または蝋付け等により直接取り付けられている。このため、回転軸に沿って回転した時に溶融ガラスの流れの死所が発生し難く、ヘリカルリボン翼のようにドーナツリング状の不均質部が発生せず、その結果として溶融ガラスの均質化が速やかに行える。
【0033】
以下、本発明の溶融ガラス用スターラーを実施例及び比較例に基づいて詳細に説明する。
【0034】
まず、溶融ガラス用スターラーの攪拌効果の方法評価として、図4に本発明のスターラー10を溶融ガラス14中に浸漬し回転させた場合の溶融ガラス14の流れを表す。図中Rに示す位置に本発明のスターラー10の回転軸11が溶融ガラスの生地の流れ方向Sに対して垂直方向に設置されている。スターラー10は溶融ガラス14中で下向きの流れを生じるように回転している場合に、不均質な溶融ガラスTはスターラー10の働きによって流線Uに示される様な流れに従いスターラー10の周りを回転しながらスターラー10に取り込まれて流線Vのように引き伸ばされることによってスターラー10周囲の他の溶融ガラス14と混ぜられることになる。
【0035】
しかしながら、もしスターラー10の取り込む力が弱ければ、流線Wで表すようにそのまま通過してしまい、成形域まで流れて不均質ガラスの原因となる。
【0036】
そこで、スターラー10が溶融ガラス14の生地を取り込む力を直接ロードセルにより測定することで撹拌効果を測定することが可能となる。この場合、基準として1条螺旋翼スターラーのリード角βが25°でスターラーに下向きに作用する力をロードセルにより実測しておき、実施例及び比較例のスターラーに働く下向きの力のロードセルによりそれぞれ実測し、その実測値を一条螺旋翼スターラーの実測値で割った値を「上下撹拌効果」として定義する。測定結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
実施例のNo.1では、本発明の白金製のスターラー10をブラウン管用のガラス生地を撹拌することにより測定したところ、スターラー10の回転軸方向の長さHが回転軸11を中心とする螺旋翼の半径長さrに対して2倍の螺旋翼12、13でリード角βを22°とした場合は、回転数が25rpm程度で図4のWで表した流れを防止することが着色生地を使用することにより確認することができた。また、1条螺旋翼スターラーのリード角βが25°でスターラーに下向きに作用する力をロードセルにより実測してその大きさを1.0とした場合、スターラーにNo.1の条件で働く下向きの力のロードセルによる実測値は1.05となり、1条螺旋翼スターラーの撹拌効果を越えているため1条螺旋翼スターラーより効率的な撹拌が行えることがわかる。
【0039】
さらにNo.2〜No.6では、他の条件は同じで螺旋翼12、13のリード角βを30°〜50°まで変更した場合について、上下撹拌効果はいずれも1条螺旋翼スターラーより高い撹拌効果を持っている。またNo.7ではスターラーの回転数を30rpmとした場合についても1.37であり同様に高い撹拌効果の得られていることが判明している。No.8では、溶融ガラスの粘性を700dPa・sに変えた場合について調査したところ、上下撹拌効果は1.4となり高い撹拌効果を認める。No.9では、螺旋翼の軸方向長さを螺旋翼の半径長さrで割った値を1.5にした場合についての調査結果で、上下撹拌効果は1.23であり十分高い撹拌効果が得られている。
【0040】
【表2】
【0041】
一方、比較例のNo.10は、スターラーの2条螺旋翼のリード角βが15°であり、実施例と同じ条件のガラス、撹拌条件を使用した場合、上下撹拌効果が0.85になり1以下であり、従来よりも十分な撹拌が行えないことがわかる。
またNo.11では、2条螺旋翼の軸方向長さを螺旋翼の半径長さで割った値が0.5とかなり小さいスターラーであるため、高い撹拌効果が得られず、上下撹拌効果は0.75しかなく、良好な撹拌は行えていない。さらにNo.12では、スターラーの2条螺旋翼のリード角βが65°と大きくなりすぎているため、上下撹拌効果は0.7であり、撹拌効果は低い。そしてNo.13については、基準の1条螺旋翼スターラーのリード角βが25°であるのに対して、螺旋翼のリード角βを35°にした1条螺旋翼スターラーであるが、上下撹拌効果は0.9になっており撹拌効果は不十分である。
【0042】
なお、本発明の溶融ガラス用スターラーは、連続生産される溶融ガラスの清澄後の撹拌用として発明されたものであるが、必要に応じて溶融ガラスの清澄前の混合に使用することも可能であり、また連続生産以外の白金ポット等を使用するバッチ式生産において使用することも可能なことは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】
上記の構造を有する本発明の溶融ガラス用スターラーによれば、溶融ガラス用スターラーの回転により溶融ガラスに上下方向の大きな撹拌作用が生じるので、気泡を巻き込むことなく不均質な溶融ガラスを効率的に撹拌することができ、特に工業的に長期間連続的に生産されるガラス製品を均質な状態にすることができる実用上優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスターラーの構造を示す説明図であって、(B)は(A)の平面図。
【図2】本発明の2条螺旋翼スターラー構造を1条螺旋翼スターラーと対比した説明図であって、(A)は本発明の2条螺旋翼スターラーの正面図、(B)は(A)の平面図、(C)は1条螺旋翼スターラーの正面図、(D)は(C)の平面図。
【図3】螺旋翼のリード角の説明図であって、(A)は1条螺旋翼スターラーの斜視図、(B)は(A)の模式図、(C)は(B)の斜線部展開図。
【図4】ガラス溶融槽中で本発明のスターラーとのガラスの流れと撹拌の様子を表す説明図。
【図5】従来のヘリカルリボン型のスターラーの説明図。
【図6】従来のプロペラ型スターラーと螺旋スターラーを組み合わした溶融ガラスのスターラーの説明図。
【符号の説明】
5、12、13 螺旋翼
10 2条螺旋翼スターラー
11 回転軸
12a、13a 螺旋翼の内周端
14 溶融ガラス
r 螺旋翼の回転軸を中心とする半径
H 螺旋翼の回転軸方向の長さ
L リード
β リード角
R 本発明の溶融ガラス用スターラーの配置位置
S ガラス生地の流れ方向
T 不均質な溶融ガラス
U 螺旋翼により回転軸の周りに取り込まれる溶融ガラスの流れ
V 螺旋翼により引き伸ばされた溶融ガラス
W 螺旋翼の近辺をすり抜けた溶融ガラスの流れ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a stirrer for molten glass having a spiral blade.
[0002]
[Prior art]
In the glass manufacturing industry, a stirrer is used in a glass melting furnace for the purpose of homogenizing molten glass in order to obtain glass products free from striae and bubbles, which are inhomogeneous defects generated in molten glass.
[0003]
In particular, plasma display plate glass, liquid crystal plate glass, funnel glass for cathode ray tubes, face glass, glass fibers, glass tubes for lighting, medical glass tubes, glass for optical components, etc., produced industrially for a long period of time Glass products are required to have a high degree of homogeneity. Therefore, a continuous glass melting furnace for producing these glass products requires a stirring device that can stably produce homogeneous molten glass that determines the homogeneity over a long period of time.
[0004]
Conventionally, proposals related to a large number of stirring devices have been made for the purpose of homogenizing molten glass. In order to achieve homogenization of the molten glass, the most important member in the stirring apparatus is a stirrer that is in direct contact with the molten glass. For this reason, the stirrer blade shape of the stirrer is clamped, spiral, propeller, helical ribbon, etc., or a combination of these, and these shapes are significantly deformed and multiple units are attached to the rotating shaft. Have been proposed.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, all of the stirrer stirring blades proposed so far have advantages and disadvantages, and it cannot be said that the homogenization of the molten glass has been achieved efficiently. For example, a helical ribbon stirrer 1 as shown in FIG. 5 is known as a relatively effective effect among conventional stirring blades. However, as described in JP-A-11-276872, such a helical ribbon blade 2 has a donut ring-like poorly mixed portion in the molten glass as described in JP-A-11-276872. In order to overcome this and achieve homogenization of the molten glass, it is necessary to devise a method such as combining a plurality of helical ribbon blades as described in Japanese Utility Model Publication 47-3160, and it is difficult to produce and maintain a stirrer. There is.
[0006]
In addition, a stirrer having a spiral blade that is often used in a continuous glass melting furnace is initially made of molten glass by entraining a heterogeneous glass called scum generated on the surface of the molten glass as the glass component evaporates at low speed rotation. Although homogenization can be performed, it is well known that the quality of the homogenization of the molten glass gradually decreases with time during continuous use over a long period of time.
[0007]
Accordingly, in Japanese Patent Laid-Open No. 10-265227, a propeller blade 4 that causes an upward flow along the rotation axis 3a of the stirrer as shown in FIG. A stirrer 3 with a structure attached to the upper part has been devised. However, in the stirrer 3 having the structure of FIG. 6, the propeller 4 attached to the upper part of the rotating shaft 3a and the spiral blade 5 attached to the lower part form a flow in which the upper and lower sides are opposite to each other, which is effective for scum entrainment. However, the upper propeller blade 4 acts so as to inhibit the stirring of the molten glass by the spiral blade 5, and the stirring effect is not improved as compared with the case where the propeller blade 4 is not attached.
[0008]
On the other hand, if the stirrer having only the spiral blade 5 without the propeller blade 4 is rotated at a high speed to increase the stirring effect and homogenize the molten glass dough, the rotating shaft 3a of the stirrer 3 and the surface of the molten glass dough Molten glass wrinkles are generated in contact with the glass, and the wrinkles are drawn into the molten glass along the stirrer while taking in the gas on the surface of the molten glass, which grows into bubbles. As a result, although the molten glass is homogenized, it will be molded with a large number of bubbles entrained in the molten glass, resulting in a defective product that does not satisfy the product standards due to molding defects. There is.
[0009]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and even at a relatively low speed rotation without entraining bubbles, it can take in inhomogeneous molten glass and perform efficient stirring, and is industrially continuous for a long time. Various glass products that require a high degree of homogeneity, such as plate glass for plasma display, plate glass for liquid crystal, funnel glass for cathode ray tube, face glass, glass fiber, glass tube for lighting, glass tube for medical use, glass for optical parts It aims at providing the stirrer for molten glass which can implement | achieve supply of the molten glass which has the high homogeneity which determines the quality of this.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The present inventor has studied a detailed shape of a spiral wing having a typical stirrer shape, and has a structure in which another blade is formed in a symmetrical position with respect to the rotation axis within the spiral period of a normal spiral wing. The stirring ability of molten glass is remarkably improved by using two stirring blades having a total of two spiral blades, and the optimum tilt angle range is obtained by variously changing the tilt angle of the spiral blades. That is, it has been found that the molten glass can be more effectively agitated at a low rotational speed that does not entrap bubbles in the molten glass in a twisted shape range corresponding to a lead angle of the spiral blade of 22 ° to 58 °.
[0011]
That is, the molten glass stirrer according to the present invention includes a rotating shaft made of a heat-resistant material and two spiral blades made of a heat-resistant material having an inner end fixed to the outer periphery of the rotating shaft . The locus drawn by the outer peripheral edge of the spiral wing is symmetric with respect to the rotation axis, and the axial length of the two spiral wings is 1.2 times or more the radius of the spiral wing centered on the rotation axis. It is preferable that the spiral blade has a twist shape with a lead angle of 22 ° to 58 °.
[0012]
FIG. 2 is an explanatory view showing the structure of a stirrer having a spiral blade. In the figure, the stirrer 6 has a structure in which an inner peripheral end 8 a of a single spiral blade 8 is fixed to the outer periphery of a rotating shaft 7. According to the terminology used in JISB0101 (1994) that defines the screw, this is a structure having one spiral blade 8 in the spiral period, and can be said to be a single spiral blade stirrer. On the other hand, in the structure of the stirrer 10 for molten glass of the present invention, the spiral blade 12 with respect to the rotating shaft 11 and the other spiral blade 13 within the same spiral period are symmetrically positioned at the inner peripheral ends 12a. , 13a is directly fixed, and it can be said to be a two-row spiral blade stirrer having two spiral blades.
[0013]
FIG. 3 is an explanatory view showing the angle of the spiral shape of the spiral wing. The locus drawn by the outer peripheral edge of the spiral blade of FIG. 3A is schematically shown in the center (B) of the drawing. The twist shape of the spiral wing is β, which is the “lead angle” in the screw term, and L is the “lead” that represents the axial distance when the spiral wing draws a spiral of one rotation along the axis. If the radius centered on the axis is expressed as r, there is a relationship of tan β = L / 2πr. 3B is a locus drawn when the outer peripheral edge of the spiral blade makes one rotation around the rotation axis in the right triangle of FIG. 3C in which the shaded portion of FIG. This is an equation that can be derived from the definition of the oblique angle of a right-angled triangle with the circumference 2πr of the circle formed by projecting on the surface perpendicular to the rotation axis as the base and the lead L as the height.
[0014]
The stirrer 10 having the double spiral blade of the present invention has high stirring efficiency when the lead angle β is 22 ° to 58 °. This is because when the lead angle β is smaller than 22 °, the axial distance between the spiral blade 12 and the spiral blade 13 becomes small, so that the capacity of the molten glass trapped between the spiral blades 12 and 13 becomes too small. Since the amount of molten glass that moves in the vertical direction is reduced by rotating the stirrer 10 once, in order to move the same amount of molten glass in the vertical direction, it is necessary to increase the number of rotations, and the conditions for entraining bubbles Will approach. When the lead angle β is 22 ° or more, the glass can be efficiently stirred with less rotation without entraining bubbles. On the other hand, when the lead angle β is larger than 58 °, the force in the rotational axis direction generated by the rotational movement of the spiral blades 12 and 13 cannot be transmitted well to the molten glass. The slip-through phenomenon occurs. As a result, the molten glass is not efficiently stirred.
[0015]
Furthermore, when the lead angle β of the spiral blades 12 and 13 of the stirrer 10 is in the range of 30 ° or more and 50 ° or less, the force in the rotational axis direction is efficiently transmitted from the spiral blades 12 and 13 to the molten glass. Effective stirring can be performed.
[0016]
In the molten glass stirrer 10 of the present invention, if the lead angle β is in the range of 22 ° to 58 °, the lead angles β of the two spiral blades 12 and 13 are intentionally set to different angles. In addition, the two spiral blades 12 and 13 attached to the outer periphery of the rotary shaft 11 are gradually gradually rotated around the shaft within a lead angle β of 22 ° to 58 °. It is also possible to set a shape that changes the angle, and further change the angle gradually within the range of 22 ° to 58 ° when the lead angle β is gradually changed within the range of 30 ° to 50 °. It is more effective than
[0017]
As the spiral blade used in the stirrer 10 for molten glass of the present invention, the axial length H of the spiral blade of FIG. 1 has a radius r centering on the rotational axis 11 of the spiral blades 12 and 13 centering on the rotational shaft 11. It is important that it is 1.2 times or more. This is necessary in order to effectively move the molten glass taken in by the rotation of the stirrer in the vertical direction, and the axial length H of the spiral blades 12 and 13 is the radius r of the spiral blade about the rotation shaft 11. If it is shorter than 1.2 times, the effect of moving the molten glass is insufficient, so that sufficient stirring cannot be performed, and homogenization cannot be achieved when heterogeneous glass is stirred.
Further, if the axial length H of the spiral blades 12 and 13 is longer than 1.8 times the radius r of the spiral blades 12 and 13 around the rotation axis, the movement of the molten glass becomes more remarkable, which is more desirable. . On the other hand, the longer the axial length H of the spiral blades 12 and 13, the greater the stirring effect, but it is up to about 10 times the radius r centered on the rotating shaft 11, and the long-term structural strength at high temperatures is increased. From the standpoint of maintaining it, it is not desirable to make it larger than 10 times the radius r of the spiral wing centered on the rotating shaft 11. Further, if a structurally safe range is designated, it is more preferable to set it to 7 times or less.
[0018]
The axial length H of the spiral blades 12 and 13 is less than 1.2 times the radius r of the spiral blades 12 and 13 around the rotation axis 11, or the lead angle β is less than 22 ° or exceeds 58 °. In this case, a cylindrical refractory barrier called a guide tube or a tube that squeezes the flow of the molten glass is provided around the spiral blades 12 and 13 in order to overcome a reduction in the stirring effect of moving the molten glass in the vertical direction. There is a case to try to cope with it. However, if such a barrier is installed in the vicinity of the rotating spiral blades 12 and 13, even if it is effective for short-term glass melting, the molten glass surface dough near the barrier becomes difficult to flow if long-term melting occurs. As a result, heterogeneous glass is likely to be generated on the surface, and a large amount of scum that can be homogenized by the stirring ability of the stirrer 10 is generated on the surface of the molten glass. Is not desirable because it is difficult to obtain.
[0019]
Further, in the molten glass stirrer 10 of the present invention, the axial length H of the spiral blades 12 and 13 is set to be different for each of the two spiral blades 12 and 13 in order to improve the stirring effect. Can do. In this case, the axial length H of the spiral blades 12 and 13 is within the range of 1.2 to 10 times the radius r of the spiral blades 12 and 13 around the rotation axis 11 for each of the spiral blades 12 and 13. It is possible to change freely. The range of the axial length H of the spiral blades 12 and 13 is more preferably set within a range from 1.8 times to 7 times.
[0020]
The molten glass stirrer 10 according to the present invention can not only set the radii r around the rotation axis 11 of the two spiral blades 12 and 13 to different sizes, but also the spiral blades 12 and 13. Of the spiral wings 12 and 13 within the range of 1.2 to 10 times, more preferably 1.8 to 7 times the radius r of the spiral wings 12 and 13 centered on the rotating shaft 11. It is also possible to gradually change the size of the radius r of the spiral blades 12 and 13 while the rotors 13 and 13 move around the axis.
[0021]
Further, for each of the two spiral blades 12 and 13, the angle of the lead angle β around the rotation axis, the change in the axial length H of the spiral blades 12 and 13, the spiral blade 12 around the rotation shaft 11, Needless to say, the radius r of 13 can be changed in combination.
[0023]
Moreover, it is important that the stirrer 10 for molten glass of the present invention is the spiral blades 12 and 13 with the inner ends 12 a and 13 a fixed to the outer periphery of the rotating shaft 11. If the inner ends 12 a, 13 a of the spiral blades 12, 13 are not fixed to the outer periphery of the rotating shaft 11, for example, a helical ribbon shape, the force from the blades is not transmitted to the molten glass near the rotating shaft of the stirrer. Effective stirring cannot be performed due to the occurrence of spots.
[0024]
Furthermore, it is important that the stirrer 10 for molten glass of the present invention has two spiral blades 12 and 13. With a stirrer having one spiral blade, the amount of glass that can be captured by one rotation is small, so that the stirring effect is inferior to that of a stirrer having two spiral blades at the same rotational speed. Therefore, if the rotational speed is increased in order to increase the stirring effect, bubbles are entrained in the molten glass, so the rotational speed of the stirrer is limited, and as a result, sufficient mixing cannot be performed.
[0025]
Note that the surfaces of the spiral blades 12 and 13 may be provided with a plurality of irregularities that repeat specific shapes such as dents, grooves or scale-like patterns for smooth flow. It is also possible to make a plurality of holes as long as the flow is not hindered. In particular, it is possible to coat or attach only the tip portions of the spiral blades 12 and 13, which are eroded by molten glass, to the corrosion resistant foreign material. It is also possible to select a plurality of such surface structure changes and simultaneously employ them within a range not impeding the flow of the molten glass.
[0026]
Note that the stirrer 10 of the present invention may be a spiral blade that looks like a spiral as a whole by arranging a plurality of flat plates in a symmetrical manner as a structure of the spiral blades 12 and 13. However, although the strength is structurally high, it is inferior to the curved blade as shown in FIG. 1 in that the flow of the molten glass flows smoothly. A structure can also be adopted.
[0027]
Moreover, the stirrer 10 for molten glass of the present invention is characterized by being used for stirring molten glass after clarification in a glass production process. When the molten glass before clarification is stirred, a large number of fine bubbles of 1 mm or less are generated in the molten glass, so that defoaming from the molten glass becomes difficult after the clarification step, resulting in defects in glass products. It is.
[0028]
In the glass melting furnace, the raw materials prepared are put into the furnace, and bubbles generated from the batch are sufficiently degassed from the molten glass. Specifically, bubbles such as carbon dioxide and oxygen generated by vitrification reaction of the glass raw material by clarification are generated. The molten glass is homogenized by stirring between the time when the molten glass is completely removed and before molding. For this reason, the molten glass stirred by the stirrer 10 is generally at a temperature lower than the temperature in the refining zone for gas defoaming, but is at least a few hundred degrees Celsius higher than the room temperature. Is made of a heat-resistant material that can withstand a high temperature of at least 300 ° C. for a long period of one month or longer. Furthermore, the heat-resistant temperature of this material is preferably as high as possible, but at the same time, it must be sufficient to maintain the corrosion resistance and structural strength of the glass, has low reactivity with the furnace atmosphere, and is economical. In particular, it is necessary that the material has a price suitable for the production of glass products, and more desirably, it has a life of 3 months or more at a high temperature of 500 ° C. or more.
[0029]
Examples of the material used for the stirrer 10 for molten glass of the present invention include platinum group metals such as platinum, platinum-rhodium alloys or alloys thereof, and white metal metals to which strength reinforcing components such as zirconia are added (alumina). Fine ceramics, carbon or carbon fiber, metal-added carbon material, fiber reinforced metal (FRM), fiber reinforced carbon (FRC), functionally gradient material, etc. It is possible to select multiple materials as components, and use different materials at different locations where high temperature and low temperature are required, or where corrosion resistance is required or where high strength is required. It is also possible.
[0030]
Moreover, the molten glass stirrer 10 may have a hollow structure, and a metal material or ceramic material that compensates for high strength or a plurality of them may be selected and filled in the whole, or may be filled locally at a necessary location. Is possible. In particular, a heat-resistant surface coating material can be used for the part of the stirrer 10 for molten glass that requires heat resistance.
[0031]
As a method for manufacturing the stirrer 10 having the two spiral blades 12 and 13 of the present invention, a rod-shaped platinum-based metal material may be used as the rotating shaft, but from an economical viewpoint or a structural strength viewpoint. As seen, one end of a hollow rod made of a platinum-based metal material is sealed, and the blade is directly attached to the rotating shaft by welding the extended platinum-based metal material, and the rotating shaft is filled with a heat-resistant material. It is common to produce by doing.
[0032]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows an embodiment of a stirrer for molten glass having two spiral blades of the present invention. In the stirrer 10 for molten glass, the portions of the spiral blades 12 and 13 are immersed in the molten glass, and are rotated by a power source located at the tip of the rotating shaft 11. The two spiral blades 12 and 13 arranged symmetrically with respect to the rotating shaft 11 have inner peripheral ends 12a and 13a directly attached to the outer periphery of the rotating shaft 11 by welding or brazing. For this reason, it is difficult to generate a dead portion of the flow of the molten glass when rotating along the rotation axis, and a donut ring-shaped heterogeneous portion is not generated unlike the helical ribbon blade, and as a result, the molten glass is homogenized. It can be done quickly.
[0033]
Hereinafter, the stirrer for molten glass of this invention is demonstrated in detail based on an Example and a comparative example.
[0034]
First, as a method evaluation of the stirring effect of the stirrer for molten glass, FIG. 4 shows the flow of the molten glass 14 when the stirrer 10 of the present invention is immersed in the molten glass 14 and rotated. The rotating shaft 11 of the stirrer 10 of the present invention is installed in a direction perpendicular to the flow direction S of the molten glass dough at a position indicated by R in the figure. When the stirrer 10 is rotating so as to generate a downward flow in the molten glass 14, the inhomogeneous molten glass T rotates around the stirrer 10 according to the flow as indicated by the streamline U by the action of the stirrer 10. While being taken into the stirrer 10 and stretched like the streamline V, it is mixed with the other molten glass 14 around the stirrer 10.
[0035]
However, if the force taken by the stirrer 10 is weak, the stirrer 10 passes as it is as indicated by the streamline W and flows to the forming zone, causing non-uniform glass.
[0036]
Therefore, the stirring effect can be measured by directly measuring the force with which the stirrer 10 takes in the dough of the molten glass 14 with a load cell. In this case, as a reference, when the lead angle β of the single spiral blade stirrer is 25 °, the force acting downward on the stirrer is measured by the load cell, and measured by the load cell of the downward force acting on the stirrer of the example and the comparative example. Then, the value obtained by dividing the actual measurement value by the actual measurement value of the single-spindle spiral blade stirrer is defined as the “up and down stirring effect”. The measurement results are shown in Table 1.
[0037]
[Table 1]
[0038]
In No. 1 of the example, when the platinum stirrer 10 of the present invention was measured by stirring the glass dough for the cathode ray tube, the length H in the rotation axis direction of the stirrer 10 was a spiral centered on the rotation axis 11. When the lead angle β is 22 ° with the spiral blades 12 and 13 that are twice the radial length r of the blade, the colored fabric may prevent the flow represented by W in FIG. 4 at a rotational speed of about 25 rpm. It was possible to confirm by using. Further, when the lead cell of the single spiral wing stirrer has a lead angle β of 25 ° and the force acting downward on the stirrer is actually measured by a load cell and the magnitude is 1.0, the stirrer has a No. The actually measured value of the downward force load cell working under the condition of 1 is 1.05, which indicates that the stirring effect of the single spiral blade stirrer is exceeded, so that the stirring can be performed more efficiently than the single spiral blade stirrer.
[0039]
Furthermore, no. 2-No. In No. 6, the other conditions are the same, and when the lead angle β of the spiral blades 12 and 13 is changed from 30 ° to 50 °, the vertical stirring effect is higher than that of the single spiral blade stirrer. No. 7 was 1.37 when the rotation speed of the stirrer was 30 rpm, and it was found that a high stirring effect was obtained in the same manner. No. In No. 8, when the viscosity of the molten glass was changed to 700 dPa · s, the vertical stirring effect was 1.4, and a high stirring effect was recognized. No. No. 9 is a result of investigation on the value obtained by dividing the axial length of the spiral blade by the radial length r of the spiral blade to 1.5. The vertical stirring effect is 1.23, and a sufficiently high stirring effect is obtained. It has been.
[0040]
[Table 2]
[0041]
On the other hand, no. No. 10 has a stirrer double spiral blade lead angle β of 15 °, and when using the same glass and stirring conditions as in the examples, the vertical stirring effect is 0.85, which is 1 or less. It can be seen that sufficient stirring cannot be performed.
No. 11 is a stirrer in which the value obtained by dividing the axial length of the double spiral blade by the radial length of the spiral blade is 0.5, which is a very small stirrer, so a high stirring effect cannot be obtained, and the vertical stirring effect is 0.75. However, good stirring cannot be performed. Furthermore, no. In No. 12, since the lead angle β of the double spiral blade of the stirrer is too large as 65 °, the vertical stirring effect is 0.7 and the stirring effect is low. And No. No. 13 is a single spiral blade stirrer in which the lead angle β of the standard single spiral blade stirrer is 25 °, whereas the lead angle β of the spiral blade is 35 °, but the vertical stirring effect is 0. The stirring effect is insufficient.
[0042]
In addition, although the stirrer for molten glass of the present invention was invented for stirring after clarification of continuously produced molten glass, it can be used for mixing before clarification of molten glass as necessary. Needless to say, it can also be used in batch production using platinum pots or the like other than continuous production.
[0043]
【The invention's effect】
According to the molten glass stirrer of the present invention having the above-described structure, the molten glass stirrer causes a large stirring action in the vertical direction in the molten glass. It is possible to stir, and in particular, it has a practically excellent effect that can make a glass product produced industrially continuously for a long period of time into a homogeneous state.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view showing the structure of a stirrer according to the present invention, wherein (B) is a plan view of (A).
FIGS. 2A and 2B are explanatory views in which the double-spiral blade stirrer structure of the present invention is compared with the single-spiral blade stirrer, in which FIG. ), (C) is a front view of a single spiral wing stirrer, and (D) is a plan view of (C).
FIGS. 3A and 3B are explanatory views of the lead angle of the spiral blade, wherein FIG. 3A is a perspective view of a single spiral blade stirrer, FIG. 3B is a schematic diagram of FIG. 3A, and FIG. 3C is a hatched portion of FIG. Development view.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing the flow of glass and stirring with a stirrer of the present invention in a glass melting tank.
FIG. 5 is an explanatory diagram of a conventional helical ribbon stirrer.
FIG. 6 is an explanatory view of a molten glass stirrer in which a conventional propeller-type stirrer and a spiral stirrer are combined.
[Explanation of symbols]
5, 12, 13 Spiral wing 10 Two-row spiral wing stirrer 11 Rotating shaft 12a, 13a Inner peripheral end 14 of spiral wing Molten glass r Radius H centered on the rotational axis of the spiral wing Length L in the rotational axis direction of the spiral wing Lead β Lead angle R Position of the stirrer for molten glass of the present invention S Flow direction of glass dough T Inhomogeneous molten glass U Flow of molten glass taken around the rotation axis by the spiral blade V Melt stretched by the spiral blade Glass W Flow of molten glass passing through the vicinity of the spiral wing

Claims (4)

耐熱性材料からなる回転軸と、該回転軸の外周に内側端が固着された耐熱性材料からなる2枚の螺旋翼とを備え、
2枚の螺旋翼の翼外周端の描く軌跡が回転軸に対して対称的であり、
2枚の該螺旋翼の軸方向の長さが、回転軸を中心とする螺旋翼の半径の1.2倍以上であり、かつ、螺旋翼のリード角が22°〜58°であるひねり形状を持つことを特徴とする溶融ガラス用スターラー。
A rotating shaft made of a heat-resistant material, and two spiral blades made of a heat-resistant material having an inner end fixed to the outer periphery of the rotating shaft,
The trajectory drawn by the outer peripheral edges of the two spiral wings is symmetric with respect to the rotation axis,
A twist shape in which the axial length of the two spiral wings is 1.2 times or more the radius of the spiral wing centered on the rotation axis, and the lead angle of the spiral wing is 22 ° to 58 ° A stirrer for molten glass characterized by having
該螺旋翼の回転軸方向の長さが、回転軸を中心とする螺旋翼の半径の1.8倍以上であり、かつ、螺旋翼のリード角が30°〜50°であるひねり形状を持つことを特徴とする請求項1に記載の溶融ガラス用スターラー。  The spiral blade has a twisted shape in which the length in the direction of the rotation axis is at least 1.8 times the radius of the spiral blade centered on the rotation axis, and the lead angle of the spiral blade is 30 ° to 50 °. The stirrer for molten glass according to claim 1. ガラス溶融設備における清澄後の溶融ガラスの撹拌に使用することを特徴とする請求項1または2に記載の溶融ガラス用スターラー。  The stirrer for molten glass according to claim 1 or 2, which is used for stirring molten glass after clarification in a glass melting facility. 回転軸が溶融ガラスの流れ方向に対して垂直方向に設置されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の溶融ガラス用スターラー。  The molten glass stirrer according to any one of claims 1 to 3, wherein the rotation shaft is installed in a direction perpendicular to a flow direction of the molten glass.
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