JP4557256B2 - Hot air dryer - Google Patents
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Description
本発明は、吹出口と吸込口とを有する本体ケース内の通風路に、送風ユニットとヒーターとが配されている温風乾燥機に関する。本発明に係る温風乾燥機は、ヘアードライヤー(ブロッサーを含む)のほか、洗面用のハンドドライヤー、足用のドライヤー、ボディドライヤー、ペット用のドライヤーなどに適用できる。 The present invention relates to a hot air dryer in which a blower unit and a heater are arranged in a ventilation path in a main body case having an air outlet and a suction port. The hot air dryer according to the present invention can be applied to a hand dryer for washing, a dryer for feet, a body dryer, a dryer for pets, etc. in addition to a hair dryer (including a blosser).
本発明では、有機物を分解し、あるいは菌類を殺菌するために、温風乾燥機の本体内部に光触媒と、光触媒を励起する光源とを備えた形式を採る。このように光触媒作用を利用して殺菌を行う機器は、特許文献1、2に公知である。
In this invention, in order to decompose | disassemble organic substance or disinfect fungi, the format provided with the photocatalyst and the light source which excites a photocatalyst inside the main body of a warm air dryer is taken. Devices that perform sterilization using photocatalysis in this manner are known in
特許文献1では、電気かみそりを適用対象にして、かみそりヘッドの毛屑室に臨む部品の表面に光触媒膜を設けて、各部品の表面に付着の毛屑や皮脂の酸化、および腐敗を防止し、あるいは雑菌などを殺菌できるようにしている。 In Patent Document 1, a photocatalyst film is provided on the surface of a part facing the shaving chamber of a razor head for application of an electric razor to prevent oxidation and decay of fouling and sebum adhering to the surface of each part. Or sterilize various bacteria.
特許文献2では、水洗後の手を乾燥するためのハンドドライヤーにおいて、その透明ケースと、ケース内部の送風ファンとに、それぞれ光触媒層が形成されている。ハンドドライヤーは、光触媒を励起させる光源を内蔵しておらず、これが設置される室内の照明機器を励起用の光源としている。
In
室内空気に含まれる花粉、ダニの死骸、かび、雑菌などのアレルゲンや、空気中に含まれるちり、ほこり、ペットの動物の毛、繊維屑などのマイクロダストによって、各種のアレルギー疾患を生じることが問題となっている。特許文献1、2の電気機器によれば、機器内部の部品に付着の有機物などを光触媒で分解し、あるいは雑菌類を殺菌できるので、アレルギー疾患の発症を阻止するに有利である。
Allergens such as pollen, mite carcasses, fungi, germs, etc. in indoor air and microdust such as dust, dust, pet animal hair, and textile waste contained in the air can cause various allergic diseases. It is a problem. According to the electric devices of
しかし、ヘアードライヤーなどの温風乾燥機においては、ファンの送風効率を高める必要上、吸込口は通風抵抗を小さくする必要があり、例えばパンチングメタル製のグリルで覆う程度であって、殆ど防塵機能を備えていない。そのため、ドライヤー本体の内部に酸化触媒を配置しても、吸い込み空気に含まれる繊維屑、髪の毛、あるいはマイクロダストなどが送風ファンのブレードや、風導内壁、あるいは整流翼などに付着して堆積しやすく、酸化触媒の表面これ自体が堆積層で覆われてしまい、却って堆積層にアレルゲンが捕捉される。 However, in hot air dryers such as hair dryers, it is necessary to increase the blowing efficiency of the fan, and it is necessary to reduce the ventilation resistance of the suction port, for example, it is only covered with a punching metal grill, and is almost dustproof function Not equipped. For this reason, even if an oxidation catalyst is placed inside the dryer body, fiber dust, hair, or microdust contained in the suction air adheres to and accumulates on the blade of the blower fan, the air guide inner wall, or the rectifying blade. The surface of the oxidation catalyst itself is easily covered with the deposited layer, and the allergen is trapped in the deposited layer.
このように、通風路の内部にアレルゲンやマイクロダストが堆積すると、酸化触媒による殺菌作用や、有機物の分解作用が著しく低下するし、堆積物と接触した埃くさい空気や、腐敗臭を伴う空気が乾燥風として送給されるのを避けられない。温風乾燥機を長期間使用すると、結果的にアレルゲンやマイクロダストが繰り返し頭部等に吹き付けられることになり、アレルギー症を誘発する一因にすらなるおそれがある。こうした状況に対処するには、乾燥機本体を分解して堆積物を除去すればよいが、一般ユーザーにとって分解して清掃したのち、正しく組み直すことは難しく、この種の機器の分解清掃をユーザーに依存することには無理がある。 In this way, when allergens and microdust are accumulated inside the ventilation path, the sterilization action by the oxidation catalyst and the decomposition action of the organic matter are remarkably reduced, and dusty air that comes in contact with the deposit and air with a decaying odor are generated. It is inevitable that it is sent as dry air. If the hot air dryer is used for a long period of time, as a result, allergens and microdust are repeatedly sprayed on the head and the like, which may even contribute to allergic diseases. To deal with this situation, the dryer body can be disassembled to remove the deposits, but it is difficult for the general user to disassemble and clean it, and it is difficult to reassemble it correctly. There is no reason to rely on it.
上記の問題を解決する手段として、温風乾燥機のファンの表面に光触媒を設けるとともに、この光触媒に対して励起光を照射する光源を組み付けることを検討した。これによれば、光源からの励起光で光触媒を励起し、その酸化還元反応によって有機物を分解し、雑菌類を殺菌できるので、ファンを清潔な状態に維持して衛生的にクリーンな乾燥風を吹き出し供給できる。 As means for solving the above-mentioned problems, a photocatalyst was provided on the surface of the fan of the hot air dryer, and it was examined that a light source for irradiating the photocatalyst with excitation light was assembled. According to this, the photocatalyst is excited by the excitation light from the light source, the organic matter is decomposed by the oxidation-reduction reaction, and the germs can be sterilized, so that the fan is kept clean and a hygienic clean dry air is generated. Can supply balloons.
上述のような光触媒と励起用の光源とを備えたセルフクリーニングタイプの温風乾燥機では、光源はファンに近接対向する位置に、具体的には通風路内に配設することになる。より高エネルギーの励起光を光触媒に照射し、有機物に対する分解能等効果的に発揮させるためである。しかし、通風路内に光源を配設すると、ファンで吸い込まれた風が光源に衝突して乱流が生じ、風切り音に由来する騒音が問題になる。 In the self-cleaning type hot air dryer provided with the photocatalyst and the light source for excitation as described above, the light source is disposed at a position close to and opposed to the fan, specifically, in the ventilation path. This is because the photocatalyst is irradiated with higher-energy excitation light to effectively exhibit the resolution of organic matter. However, when a light source is provided in the ventilation path, the wind sucked by the fan collides with the light source to generate turbulence, and noise derived from wind noise becomes a problem.
本発明の目的は、光触媒とこれに励起光を照射する光源とを備え、光触媒に由来する酸化還元反応により、本体内部を清潔な状態に維持できるセルフクリーニングタイプの温風乾燥機を提供するにある。そのうえで、本発明の目的は、かかるセルフクリーニングタイプの温風乾燥機において、ファンに近接対向して光源を設けた場合でも、該光源に吸い込み風が衝突することに由来する風切り音が発生し難く、したがって静音性に富んだ温風乾燥機を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a self-cleaning type hot air dryer that includes a photocatalyst and a light source that emits excitation light to the photocatalyst and that can maintain the inside of the main body in a clean state by an oxidation-reduction reaction derived from the photocatalyst. is there. In addition, in the self-cleaning type hot air dryer, even when a light source is provided close to and opposed to the fan, it is difficult to generate wind noise caused by the suction air colliding with the light source. Therefore, it is to provide a hot air dryer rich in silence.
本発明は、図2に示すごとく、吹出口27と吸込口26とを備える本体ケース1内の通風路Rに、送風ユニット3とヒーター5とが配置されている温風乾燥機である。送風ユニット3は、図1に示すごとく送風用のファン34と、ファン駆動用のモーター35と、これらファン34およびモーター35を収容するファンケース36とを含み、ファン34の少なくともファンブレード34bの表面に、光触媒Cが設けられている。そのうえで、光触媒Cに向かって励起光を照射する光源80が、ファンケース36に内外貫通状に設けた装着孔89内に装着されている。この装着状態において、図1および図6に示すごとく、ファンブレード34bに臨む光源80の発光部86の先端面86aが、装着孔89の内周縁まわりのファンケース36の内壁面36aとほぼ面一状になるように設定したことを特徴とする。
As shown in FIG. 2, the present invention is a hot air dryer in which a
ここで言う「面一状」とは、要は先端面86aと内壁面36aとが実質的に段差の無い状態であることを意味し、先端面86aの形状は問わない。つまり、発光部86の先端面86aは、図示例のように僅かに凹ませた形態に限られず、フラット面や僅かに膨らんだ形態であってもよく、図示例のように、発光部86の先端面86aをファンケース36の内壁面36aと同一の曲率半径を以て僅かにR状に凹ませた形態が最適である。光触媒Cの具体例としては、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化タングステン、酸化セリウム等の金属酸化物粒子を挙げることができる。
The term “same surface shape” as used herein means that the
図1において光源80は、ファンブレード34bに近接して対向するよう配する。そのファン34としては、軸流型のファンを用い、ファン34の回転軸85の軸心方向に位置ずれ状態で複数個の光源80を配設することが望まれる。
In FIG. 1, the
その場合、複数個の光源80は、図1に示すごとく、回転軸85の軸心方向に沿うファンブレード34bの存在領域に配設する。
In that case, as shown in FIG. 1, the plurality of
更に具体的には、基板82上に複数個の光源80を実装した光源ユニット81を用意し、この光源ユニット81をファンケース36に装着する。
More specifically, a
先の光源ユニット81において、光源80は、その先端から励起光を照射する柱状の発光部86と、この発光部86の基端側に張り出し形成された鍔部87とを含み、装着孔89内に発光部86を差し込み装填したうえで、光源ユニット81の基板82をファンケース36の外面にビス止め固定することにより、鍔部87を装着孔89の外周縁で受け止めて装着孔89への差し込み限界を規制するとともに、基板82で該鍔部87をファンケース36の外面に押し付ける。
In the
本体ケース1の前後に吹出口27と吸込口26を有するとき、光源80は、図1に示すごとく、ファンケース36の左側または右側に設けることができる。すなわち、本体ケース1は、左右一対の半割り型の分割ケース1a・1bを突き合わせ状に結合してなり、左右いずれかの分割ケース1a・1bに、ファンケース36を固定する。
When the
本体ケース1は、両分割ケース1a・1bの後方から規制リング25を外嵌装着することで、両分割ケース1a・1bを不離一体的に接合できる。更に、本体ケース1は、両分割ケース1a・1bの前方から筒状の前ケース23を外嵌装着することで、両分割ケース1a・1bを不離一体的に接合することができる。
The main body case 1 can be joined to the
図3において前ケース23は、透明プラスチック材で成形し、前ケース23の内面に装飾シート33を配置した形態を採ることができる。
In FIG. 3, the
本発明によれば、ファン34の少なくともファンブレード34bの表面に光触媒Cを設けて、ファンケース36に組み付けた光源80からの光で光触媒Cを励起し、その酸化還元反応によって有機物を分解し、雑菌類を殺菌する。したがって、ファン34を清潔な状態に維持して衛生的にクリーンな乾燥風を吹き出し供給できる。光源80から照射される紫外光によって、乾燥風に含まれる雑菌などを直接殺菌できる利点もある。
According to the present invention, the photocatalyst C is provided on at least the surface of the
ファンケース36に光源80を組み付けてあると、本体ケース1などに特別な装着構造を設ける場合に比べて、光源80の取り付け構造を簡素化できるので、部品点数がいたずらに増えて、温風乾燥機の組み立てコストが増加するのを解消できる。
When the
ファンブレード34bに光触媒Cを設けてあると、ファンブレード34bの回転軌跡に向かって光源80から励起光を照射すればよく、より少ない数の光源80で光触媒Cを効率的に励起できるので、光触媒Cおよび光源80を備えた温風乾燥機の構造を簡素化できる。空気との接触機会が最も多いファンブレード34bの表面に光触媒Cが存在しているので、乾燥風に含まれるマイクロダストや有機物などを光触媒Cと接触させて、これらを効率的に殺菌および分解して、よりクリーンな乾燥風で髪乾燥等を行える。
If the
ファンブレード34bに臨む光源80の発光部86の先端面86aが、装着孔89の内周縁まわりのファンケース36の内壁面36aと面一状に設定されていると、光源80に吸い込み風が衝突して乱流を発生することがなく、風切り音の騒音を効果的に抑えることができる。つまり、ファンケース36に光源80を組み付けてあるにもかかわらず、該光源80にファン34で吸い込まれた空気が衝突することに起因して、風切り音が発生する不具合がなく、温風乾燥機の静音化を効果的に図れる。
If the front end face 86a of the
光源80がファンブレード34bに近接対向していると、ファンブレード34b上の光触媒Cに対して、より多くの光エネルギーを供給できる。したがって、光触媒Cの有機物に対する分解能や雑菌類に対する殺菌能などを効果的に発揮させることができる。
When the
軸流型のファン34を用い、複数個の光源80が、ファン34の回転軸85の軸心方向に位置ずれ状態で配設されていると、光源80からの励起光をファンブレード34bの異なる部分に対して照射させることができる。したがって、単一の光源で拡散的に励起光を照射する場合に比べて、より強い光をファンブレード34bに向かって照射できるので、光触媒Cの有機物に対する分解能や雑菌類に対する殺菌能が良好に発揮される。複数個の光源80が、回転軸85の軸心方向に沿うファンブレード34bの存在領域に配設されていると、ファンブレード34bに対して万遍無く励起光を照射できるので、光触媒Cによる分解能や殺菌能が、更にムラなく効率的に発揮される。
When an axial
基板82上に複数個の光源80を実装してユニット化し、その光源ユニット81をファンケース36に装着する形式によれば、ファンケース36に対して光源80を容易に取り付けることができ、温風乾燥機の組み立て作業性の向上を図ることができる。
According to the form in which a plurality of
先の光源ユニット81において、光源80が発光部86と、これの基端側の鍔部87とを含み、基板82をファンケース36の外面にビス止め固定したとき、鍔部87が基板82でファンケース36の外面に押し付けられるようにしてあると、ファンケース36の装着孔89に対する発光部86の差し込み深さを確実に規制しながら、ファンケース36に対して光源80を遊動不能に確りと装着固定することができる。これにより、光源80の発光部86の先端面86aが装着孔89の内周縁まわりと面一状になり、光源80が不用意に遊動することもないので、風切り音の発生を確実に阻止でき、温風乾燥機の静音性の向上を図れる。
In the
左右いずれかの分割ケース1a・1bにファンケース36が固定されていると、送風ユニット3の全重量は、いずれか一方の分割ケース1a・1bのみで受け止め支持できる。この形態によれば、送風ユニット3の重量が両分割ケース1a・1bの対向接合面に加わって、両者1a・1bを分離させる方向に作用することがない。したがって、温風乾燥機に落下衝撃等が加わった場合でも、両分割ケース1a・1bが不用意に分離し難く、温風乾燥機の損傷防止に有利である。
If the
本体ケース1を構成する両分割ケース1a・1bがこれの後方から規制リング25を外嵌装着することで、不離一体的に結合されていると、落下衝撃で分割ケース1a・1bがバラバラになることをよく防止できる。また両分割ケース1a・1bが、これの前方から筒状の前ケース23を外嵌装着することで不離一体的に結合されていると、落下衝撃等が加わった場合でも、両分割ケース1a・1bがバラバラになることをよく防止できる。
When the
先の前ケース23が透明プラスチック材で成形されており、前ケース23の内面に装飾シート33が配置されていると、外部から前ケース23を介して装飾シート33を見ることにより、深みのある呈色状態が得られる。必要に応じて色や模様が異なる装飾シート33を用意しておくことにより、デザイン上の印象(色調)が異なる複数種のヘアードライヤーを装飾シート33を変更するだけで手軽に提供することもできる。
When the previous
図1ないし図8は、本発明に係る温風乾燥機をヘアードライヤーに適用した実施例を示す。図2においてヘアードライヤーは、前後方向に長い筒状の本体ケース1と、これの下方に設けたグリップ部2とを備えている。
1 to 8 show an embodiment in which the hot air dryer according to the present invention is applied to a hair dryer. In FIG. 2, the hair dryer includes a cylindrical main body case 1 that is long in the front-rear direction and a
本体ケース1の内部は前後方向に沿う通風路Rに設定されている。通風路Rには、後方側から順に、乾燥風を送給する送風ユニット3、送風ユニット3から送出されて来る乾燥風を加熱するヒーター5、乾燥風にイオンを送給するイオン発生装置6などが装備されている。
The inside of the main body case 1 is set to a ventilation path R along the front-rear direction. In the ventilation path R, in order from the rear side, a
グリップ部2は、本体ケース1の後方寄り下部に、本体ケース1から下方向に伸びる使用姿勢と、本体ケース1の下面に添う不使用姿勢との間にわたって軸7まわりに揺動可能に連結されている。グリップ部2内には、電源のオン・オフと風量制御とを兼ねるメインスイッチ9と、ヒーター5の駆動を止めて冷風を出すためのクールスイッチ10とが組み付けられている。グリップ部2の前面には、メインスイッチ9のスイッチノブ11と、クールスイッチ10のスイッチボタン12とが上下スライド可能に設けられている。
The
具体的には、スイッチノブ11を下端の電源オフ位置から上方向にスライド操作することで、ヘアーセット、ヘアーケアー、ドライといったような、風量および加熱温度の異なる三種の温風を送給できる。クールスイッチ10のスイッチボタン12を押し込み操作すると、ヒーター5の駆動を止めて冷風を送給できる。スイッチボタン12を上方のロック位置にスライド操作すると、クールスイッチ10がオン状態のまま保留されて、冷風の送給を持続することができる。
Specifically, by sliding the
図3、図4および図7において、本体ケース1の上面には、前後方向に長い表示パネル13を組み付けてある。表示パネル13には、前側から順にイオン送給状態を表示する第1表示灯15と、イオン発生装置6への通電状態を切り換えるスライドノブ16と、目詰まり表示用の第2表示灯17とを順に組み込んである。図4において表示パネル13の内面には、スライドノブ16で切り換え操作されるイオンスイッチ19や第1・第2表示灯15・17用のLEDチップ20・21などを実装した回路基板22が配されている。
3, 4, and 7, a
図3において乾燥風の風導体となる本体ケース1は、左右一対の半割り型の分割ケース1a・1bを突き合わせて結合してある。突き合わせた状態の両分割ケース1a・1bには、これらの前方から円筒形の前ケース23を外嵌装着するとともに、その後方から円形リング状の規制リング25を外嵌装着することにより、両分割ケース1a・1bを不離一体的に結合してなる。
In FIG. 3, a main body case 1 serving as a wind conductor for dry air is formed by abutting and joining a pair of left and right halved split
両分割ケース1a・1bを結合した状態において、本体ケース1の後端に吸込口26が形成され、前端に吹出口27が形成される。左右の分割ケース1a・1bの下面には、それぞれグリップ部2用の連結枠29が一体に形成されている。吹出口27には、プレス成形したフロントグリル30と、乾燥風を扁平に絞り込むノズル31(図2参照)とが装着されている。
In a state where the two split
本体ケース1の前端は、吹出口17側へ向かって次第に開口寸法が小さくなる先すぼまりのテーパー状に形成されている。本体ケース1の先端の外面には、前ケース23の外嵌装着を許すため、肉厚が薄くなるように嵌合面32が段付き状に形成されている。この嵌合面32は、上方における前後の幅寸法が小さく、下方に行くに従って前後の幅寸法が大きくなるように設定されている。前ケース23は、本体ケース1と同様に吹出口27側に向かって先すぼまり状に形成した透明プラスチック材製のテーパー筒体である。前ケース23の外形形状は、先の嵌合面32のそれと一致しており、嵌合面32に前ケース23を嵌合装着したとき、本体ケース1の外面と前ケース23の外面とがほぼ面一状に連続する。
The front end of the main body case 1 is formed in a tapered shape having a tapered shape that gradually decreases in opening size toward the
以上のように、本体ケース1の前端は、その嵌合面32と前ケース23とで内外二重筒構造になる。これを利用して、両ケース1・23間に装飾シート33を介装し、外観上の装飾性アップを図っている。
As described above, the front end of the main body case 1 has an inner / outer double cylinder structure with the
装飾シート33は、嵌合面32の展開形状と一致するように切断された柔軟な合成樹脂製の着色シート材からなり、前ケース23の外嵌装着に先立って、嵌合面32に巻き付け装着する。これにて、外部から透明の前ケース23を介して装飾シート33を見ることにより、深みのある呈色状態が得られる。色や模様が異なる装飾シート33を用意しておくことにより、簡単にデザイン上の印象が異なる複数種のヘアードライヤーをシリーズ商品化することができる。
The
図1および図4において送風ユニット3は、軸流型のファン34と、ファン34を回転駆動するモーター35と、これら両者34・35を収容する円筒状のファンケース36とを含む。短筒状のファンケース36の内部中央には、図4に示すごとくモーターホルダー37が一体にプラスチック成形されており、モーターホルダー37とファンケース36の円筒周壁との間に、いくつか(7個)の整流翼38が両者37・36をつなぐ状態で一体に形成されている。
1 and 4, the
図6においてファンケース36の外周面、図示例では上下に締結ボス39・39を張り出し形成してある。一方(右側)の分割ケース1bの上下2箇所にも、該締結ボス39に対応するねじボス40・40が一体的に張り出し形成してある。これらねじボス40にファンケース36側の締結ボス39を位置合わせしたうえで、締結ボス39の外面側からビス40aをねじ込むことにより、一方の分割ケース1bに送風ユニット3が装着固定されている。
In FIG. 6,
このように、左右の一方の分割ケース1bに送風ユニット3を装着して、この分割ケース1bだけで送風ユニット3の全重量を受け止めるようにしてあると、送風ユニット3の重量が両分割ケース1a・1bの対向接合面に加わり、両者1a・1bを分離させる方向に作用することがなく、本体ケース1が不用意に分離することを阻止できる。このことは後述のように、加熱手段、イオン発生装置6、光源ユニット81などを送風ユニット3に組み付けて、該ユニット3が重量物となっている場合に、とくに有用である。
In this way, when the
図3および図4において送風ユニット3は、ヒーター5を含む加熱手段と一体化した状態で本体ケース1に組み込まれる。加熱手段は、前すぼまり円筒状の遮熱筒41と、遮熱筒41の内部において放射状に組まれた絶縁枠42と、絶縁枠42まわりに螺旋状に巻き付けたヒーター5とを有する。遮熱筒41の後端はファンケース36につながり、遮熱筒41の前端は本体ケース1の吹出口27の近傍周壁で挟み固定されている。
3 and 4, the
各絶縁枠42の前部中央はコ字状にくり抜かれており、このくり抜き部分にイオン発生装置6が配されている。図4においてイオン発生装置6は、耐熱プラスチック製の円筒状の断熱ケース43と、断熱ケース43内に収容されてユニット部品化された放電電流調整器45と、2個の放電部46とを含む。
The center of the front portion of each insulating
図8において放電部46は、円錐カップ状の電極ホルダー47に固定した左右一対の針状の放電電極49・49と、各放電電極49まわりを囲むリング状の対向電極50と、両電極49・50間を絶縁する誘電筒51とを含む。2個の放電部46は、左右に隣接する状態で配置し、これら放電部46の前方にプラスチック製の防護枠51を配置する。防護枠51は、図5に示すようにフロントグリル30に係合固定してあり、左右の放電部46に対応してイオン放出用の通路52を有する。符号53は、通路52の内部に設けた放電電極49を防護するための板状体である。
In FIG. 8, the
放電電流調整器45は、整流回路およびパルス発生回路などの回路構成部品と、トランスなどを樹脂モールド内に封入して形成してあり、断熱ケース43とともに絶縁枠42のくり抜き部分に挿嵌固定される。トランスは放電部に−4KVの高電圧を印加する。イオン発生装置6は、メインスイッチ9がオン操作されている状態下で、イオンスイッチ19がオン操作されたときにマイナスイオンを生成する。このときは、表示パネル13の第1表示灯15が点灯する。
The discharge
本体ケース1の吸込口26の開口外面には、図5に示すように、カップ状のろ過フレーム55と、フィルター56と、フィルター56の外面を覆う吸込グリル57とが装着されている。
As shown in FIG. 5, a cup-shaped
ろ過フレーム55は、図5に示すごとくカップ状のプラスチック成形品であり、その外周面全体が通気自在な円筒構造の格子枠59で形成してある。図1において、ろ過フレーム55の前端側の開口部分には、吸込グリル57を受け止める第1段部60と、フィルター56を受け止める第2段部61とを多段状に形成してある。
As shown in FIG. 5, the
図9に示すように第1段部60の内面4箇所には、締結ボス62を一体に設ける。第2段部61の内面には位置決め壁61aが周回状に形成されており、その外面にフィルター56の開口縁を受け入れる装着溝61bが周回状に形成してある。位置決め壁61aは、ファンケース36の後端開口に張り出し形成したフランジ壁36aに外嵌して、ろ過フレーム55とファンケース36との中心軸線を一致させる。
As shown in FIG. 9,
ろ過フレーム55は、規制リング25とともに本体ケース1に共締め固定する。このため、図5および図3に示すごとく、第1段部60と規制リング25の内面4箇所には、それぞれ締結ボス62・63を一体に設ける。一方、本体ケース1の後開口の内面4箇所にはねじボス65を一体に設ける。規制リング25の前縁には、本体ケース1と嵌係合する溝25aを備える。
The
図9に示すように、規制リング25の締結ボス63と、ろ過フレーム55の締結ボス62とを記載順にねじボス65に外嵌装着し、第1段部60の外面側からビス66を締結ボス62・63にねじ込むことにより両ボス62・63を固定して、規制リング25およびろ過フレーム55を本体ケース1と一体化できる。本体ケース1を構成する左右の分割ケース1a・1bには、それぞれ先のねじボス65を2個ずつ設けてあり、これらねじボス65に筒構造のろ過フレーム55を締結固定することにより、分割ケース1a・1bが分離しないよう結合される。
As shown in FIG. 9, the fastening boss 63 of the
図5においてフィルター56は、プラスチック成形品からなるフィルター枠67と、フィルター枠67の外周面に配置されるろ過エレメント69とで構成する。フィルター枠67は、前端のリング枠70と、後端の円形の内奥壁71とを8個の前後向きのリブ72で繋いで丸籠状に形成してある。ろ紙エレメント69は、不織布やろ紙を素材にして形成してあり、フィルター枠67の外周面に貼り付け固定されている。
In FIG. 5, the
長期使用に伴って、フィルター56のろ過エレメント69が目詰まりすると、目詰まりした分だけ空気の吸い込み量が減少する。その結果、ヒーター5で過熱された空気の温度が上昇するので、この温度上昇をバイメタル68で検知し、第2表示灯17のLEDチップ21を赤色に点滅表示させる(図8参照)。これにて、フィルター56の清掃あるいは交換の必要があることを使用者に警告する。
When the
図5において吸込グリル57は、丸籠状のプラスチック成形品からなり、前後方向に連続する放物線状のリブ73と、各リブ73を繋ぐリング枠75とを一体に備えている。図1および図4において吸込グリル57は、本体ケース1の吸込口26に内嵌する状態で装着し、その後端の装着座76に設けたグリルロック機構で、ろ過フレーム55に対して着脱自在に装着できる。
In FIG. 5, the
グリルロック機構は、装着座76の中央に後面側から組み付けたロックノブ77と、吸込グリル57の内面側からロックノブ77に締結固定されるロック体79とを有する。ロックノブ77を回転操作することで、ろ過フレーム55に対するロック体79の係合状態を解除操作して、吸込グリル57およびフィルター56を取り外すことができる。
The grill lock mechanism has a
かかる構造のヘアードライヤーにおいて、本発明では、ファン34の表面全体、つまりファンボス34aおよびファンブレード34bに、これらの表面の全てを覆う状態で光触媒Cを薄膜状に形成した(図1参照)。具体的には、銀の微粉末を二酸化チタンに担持させ、その微粉末を溶解樹脂中に混合して処理原液を形成し、この処理原液にファン34を浸漬させたのち、溶解樹脂を固化することにより、ファン34の表面全体に光触媒Cを薄膜状に形成した。尤も、光触媒C(酸化チタン微粉末)を混入した樹脂を用いてファン34を成形してもよい。
In the hair dryer having such a structure, in the present invention, the photocatalyst C is formed in a thin film on the entire surface of the
図1に示すごとく、ファン34の回転周面に近接対向するファンケース36の壁には、光触媒Cを励起するための光源80を配置する。ここではファンケース36の左右の外面に、2個の光源80・80を有する一対の光源ユニット81・81をそれぞれ装着し、左右方向からファン34に対して励起光が照射されるようにした。
As shown in FIG. 1, a
各光源ユニット81は、四角平板状の基板82と、該基板82の内面側の前後に配された2個の光源80・80と備える。各光源ユニット81において2個の光源80・80は、ファン34の回転軸85の軸心方向(前後方向)に列設されている。
Each
各光源80は、一端から紫外光を発する円柱状の発光部86と、発光部86の基端側に形成された鍔部87とを備える紫外線発光LEDである。光源80に対応して、ファンケース36には装着孔89が内外貫通状に設けられており、各光源80の発光部86からファンブレード34bおよびファンボス34aに向かって紫外光を照射すると、照射範囲に設けられた光触媒Cが励起される。ここでは図1に示すごとく、ファン回転軸85の軸心方向に沿うファンブレード34bの存在領域において2個の光源80・80から照射される励起光がファンブレード34bの前半分と後半分の異なる部分に対して万遍なく照射されるようにした。
Each
各光源ユニット81は、2個の光源80・80が内向きに指向する状態でファンケース36の外面に装着する。詳しくは、各光源ユニット81は、ファンケース36の左右の各側面に設けた前後の各装着孔89にこれの外側から各発光部86をそれぞれ嵌め込んだうえで、基板82をファンケース36の外面にビス止めすることで装着固定する。
Each
このとき鍔部87が装着孔89の外周縁まわりのファンケース36の外面に受け止められることで、装着孔89に対する発光部86の差し込み限界が規制される。加えて、鍔部87が基板82でファンケース36の外面に強固に押し付けられることにより、各光源80をファンケース36に対して揺動不能に確りと装着固定できる。図1および図6において、符号90は、光源ユニット81を装着固定するためのビス、符号91はファンケース36の外面に陥没状に形成されたねじ穴、符号92は基板82に設けられたビス用の貫通孔を示す。
At this time, the
光源80からの励起光を受けた光触媒Cは、その表面で発生する酸化還元反応によって有機物を分解し雑菌類を殺菌する。これにて、ファン34の表面にマイクロダスト等が付着するのを防ぎ、ファン34を長期にわたって清潔に保つことができる。
The photocatalyst C that has received the excitation light from the
また、乾燥風中に浮遊する微小有機物や雑菌類などは、光源80から発せられる紫外光によって直接殺菌することができる。光触媒Cは励起されることによって、その表面からラジカルなOH基が発生し、それが頭皮に吹き付けられるので、頭皮をラジカルOH基で殺菌できる。二酸化チタンに担持された銀は、不使用状態においてファン34の表面に付着した有機物を殺菌する。
In addition, micro organic substances and germs floating in the dry air can be directly sterilized by ultraviolet light emitted from the
その際、上記のように空気との接触機会が最も多いファンブレード34bの表面に光触媒Cを設けてあると、乾燥風に含まれるマイクロダストや有機物などを光触媒Cと効率良く接触させて、これらを効果的に殺菌および分解して、よりクリーンな乾燥風で髪乾燥を行える。
At that time, if the photocatalyst C is provided on the surface of the
ファン34を内蔵するファンケース36に光源80を装着してあると、ファン34に近接対向する位置から励起光を照射することが容易で、ファンブレード34b上の光触媒Cに対して、より多くの光エネルギーを供給できる。したがって、光触媒Cの有機物に対する分解能や雑菌類に対する殺菌能などが効果的に発揮される。本体ケース1内などに特別な装着構造を設ける場合に比べて、光源80の取り付け構造を簡素化できるので、部品点数が増えて、ヘアードライヤーの組み立てコストが増加するのを解消できる点でも優れている。
When the
光源80が光源ユニット81としてユニット部品化されていると、装着孔89内に光源80の発光部86を嵌め込んでビス90を締結するだけで、光源80をファンケース36に対して容易に取り付けることができる。
When the
各光源ユニット81に設けた2個の光源80がファン34の回転軸85の軸心方向に位置ずれ状態で配されていると、各光源80から照射される励起光がファンブレード34bの前半分と後半分との異なる部分に対して照射されるので、単一の光源で拡散的に励起光を照射する場合に比べて、より強い光をファンブレード34bに向かって照射できる。その結果、光触媒Cの有機物に対する分解能や雑菌類に対する殺菌能が良好に発揮される。
When the two
上記のように光源ユニット81を装着固定した状態において、図6に示すように、光源80の発光部86の先端面86aが、装着孔89の内周縁まわりのファンケース36の内壁面36aと段差の無い面一状となるように設定されている点が着目されるべきである。
In the state where the
具体的には、図1および図6に示すように、装着孔89の内周縁まわりのファンケース36の肉厚寸法と、発光部86の突出高さ寸法とを同一に設定するとともに、発光部86の先端面86aの中央部分を、ファンケース36の内壁面36aと同一の曲率半径寸法で以て僅かにR状に凹ませてある。このように、光源80の発光部86が装着孔89の内周縁まわりのファンケース36の内壁面と面一状となるようにしてあると、ファンケース36内での風の流れが円滑で乱流が発生せず、風切り音の騒音を低く抑えて、ヘアードライヤーの静音化を有効に図れる。
Specifically, as shown in FIGS. 1 and 6, the thickness dimension of the
可視光発光LED83は、光源80と同期して点灯するものであり、ファンケース36の右側面に装着の光源ユニット81の基板82上に組み付けられている。図3に示すように、LED83と対向する本体ケース1の右側面には、段付き受け面95を有する凹部96を形成して、該凹部96に表示パネル97が嵌め込み装着されている。この表示パネル97は、透明プラスチック材のレンズとして形成してあり、LED83からの照明光を集光し、本体ケース1外へ放射する。符号99は、受け面95に設けられた通孔であり、この通孔99を介してLED83が表示パネル97に向けて光を照射する。
The visible
光源80から発せられた励起光である紫外線光が、本体ケース1の外側へ放射されると、紫外線光が人体皮膚に作用するおそれがあるため、安全上の問題がある。その点、本実施例のように、光源80と同期して点灯する可視光照射の通常のLED83を設けて、このLED83を点灯させることにより、間接的に光源80が照射状態(駆動状態)にあることを使用者に認識させるようにしてあると、上述のような安全上の問題が生じることはない。
When ultraviolet light, which is excitation light emitted from the
本発明の光源80は、図示例の紫外線発光LEDに限定されず、例えばリング状に曲げられた蛍光灯管状の小型のブラックライトを光源80として適用してもよい。
The
1 本体ケース
1a・1b 本体ケースを構成する分割ケース
3 送風ユニット
5 ヒーター
23 前ケース
25 規制リング
26 吸込口
27 吹出口
33 装飾シート
34 ファン
34a ファンブレード
35 モーター
36 ファンケース
36a ファンケースの内壁面
80 光源
81 光源ユニット
82 基板
85 ファンの回転軸
86 光源の発光部
86a 光源の発光部の先端面
87 鍔部
89 装着孔
C 光触媒
R 通風路
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (9)
送風ユニット(3)は、送風用のファン(34)と、ファン駆動用のモーター(35)と、これらファン(34)およびモーター(35)を収容するファンケース(36)とを含み、
ファン(34)の少なくともファンブレード(34b)の表面には、光触媒(C)が設けられており、
光触媒(C)に向かって励起光を照射する光源(80)が、ファンケース(36)に内外貫通状に設けた装着孔(89)に装着されており、
ファンブレード(34b)に臨む光源(80)の発光部(86)の先端面(86a)が、装着孔(89)の内周縁まわりのファンケース(36)の内壁面(36a)と面一状に設定されており、
ファン(34)が、軸流型のファンであり、
複数個の光源(80)が、ファン(34)の回転軸(85)の軸心方向に位置ずれ状態で配設されていることを特徴とする温風乾燥機。 A hot air dryer in which a ventilation unit (3) and a heater (5) are arranged in a ventilation path (R) in a main body case (1) having a blower outlet (27) and a suction port (26). And
The blower unit (3) includes a fan (34) for blowing air, a motor (35) for driving the fan, and a fan case (36) that houses the fan (34) and the motor (35),
A photocatalyst (C) is provided on at least the surface of the fan blade (34b) of the fan (34),
A light source (80) for irradiating excitation light toward the photocatalyst (C) is mounted in a mounting hole (89) provided in the fan case (36) so as to penetrate inside and outside,
The front end surface (86a) of the light emitting section (86) of the light source (80) facing the fan blade (34b) is flush with the inner wall surface (36a) of the fan case (36) around the inner periphery of the mounting hole (89). is set to,
The fan (34) is an axial flow type fan,
A hot air dryer characterized in that a plurality of light sources (80) are arranged in a misaligned state in the axial direction of the rotation shaft (85) of the fan (34) .
装着孔(89)内に発光部(86)を差し込み装填したうえで、光源ユニット(81)の基板(82)をファンケース(36)の外面にビス止め固定することにより、鍔部(87)を装着孔(89)の外周縁で受け止めて装着孔(89)への発光部(86)の差し込み限界を規制するとともに、基板(82)で該鍔部(87)をファンケース(36)の外面に押し付けてある請求項4記載の温風乾燥機。The light emitting unit (86) is inserted and loaded into the mounting hole (89), and the board (82) of the light source unit (81) is screwed and fixed to the outer surface of the fan case (36). Is received by the outer peripheral edge of the mounting hole (89) to restrict the limit of insertion of the light emitting part (86) into the mounting hole (89), and the flange (87) of the fan case (36) is supported by the substrate (82). The hot air dryer according to claim 4, which is pressed against an outer surface.
左右いずれかの分割ケース(1a・1b)に、ファンケース(36)が固定されている請求項1記載の温風乾燥機。The hot air dryer according to claim 1, wherein the fan case (36) is fixed to either the left or right divided case (1a, 1b).
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