JP4546218B2 - 負荷試験方法および負荷試験システム - Google Patents

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Description

本発明は、他の機器に対してデータを転送するノード装置の負荷試験に関する。
無線基地局装置,ルーター,ゲートウェイ等のノード装置では、一つのデータ転送に注目した場合、他のデータ転送は負荷として位置付けられる。そして、このような装置がどのような負荷状態においても正常に動作し得ることの保証を得るためには、予め負荷試験を実施しておくことが望まれる。
従来、この種の負荷試験は、図11に示すように、第1の試験装置40が被試験装置60に対して試験用データを送信し、被試験装置60が試験用データに対して挙動した結果である処理データを第2の試験装置50へ送信すると、それを受信した試験装置50が処理データをチェックすることにより行っている(文献公知発明に係るものではない)。
試験用データは、被試験装置60が運用時において取り扱う種類のデータ(ターゲットデータという)と、負荷状態を作り出すためのデータ(ダミーデータという)とが合体したものである。ターゲットデーは、PNパターン(Pseudo Noise Pattern)等の意味を持つデータであって、複雑な演算を元に抽出したデータパターンとなることから、その生成には高い処理能力が必要とされるが、生成手段は1つで足りる。一方、ダミーデータはオール“1”やオール“0”のように意味を持たない単純なパターンのデータであって、その生成にはほとんど処理能力を必要としないが、生成手段はノード装置である被試験装置60のノードリンク対応に備えられる。
この負荷試験システムでは、ターゲットデータとダミーデータとが分離されていないため、ターゲットデータとダミーデータとが合体した試験用データを生成する試験装置40は、図12に示すように、被試験装置60のノードリンクに対応して複数の試験用データ生成部41a-1,41a-2〜と複数の送信制御部41b-1,41b-2〜とを備える必要がある。
また、試験装置50も、図13に示すように、被試験装置60のノードリンクに対応して複数の受信データ比較部51a-1,51a-2〜とエラーカウント部51b-1,51b-2〜とを備える必要がある。受信データ比較部51aは、複雑な演算を元に抽出したデータパターンと受信した処理データを比較するため高い処理能力が必要とされる。
この種の負荷試験装置の他の例として、3GPP(第三世代携帯仕様:Third Generation Partnership Project)に準拠したノードB装置を評価するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この負荷試験装置は、ユーザ毎の呼処理シーケンスに連動し、PNパターン等を挿入したユーザデータを発生させ、加えてパケットサービス等、特にそのデータ通信量を任意に変動させながらユーザデータ通信評価を合せて実施するものである。
特開2003−224534(第2頁、図3)
しかしながら、上述した図11〜図13の従来の負荷試験装置では、高い処理能力が必要とされる試験用データ生成部と受信データ比較部を複数組備えなければならないため、ノードリンク数が多いと、負荷試験装置における処理負担が重くなるという問題点がある。
また、特許公報記載の負荷試験装置では、ターゲットデータに類似するユーザデータをノードB装置に送信して負荷状態を創出するため、上述の問題点と共通する問題点がある。
そこで、本発明の目的は、処理負担を軽減した負荷試験方法および負荷試験システムを提供することにある。
本発明の負荷試験方法は、他の機器へデータを転送するノード装置の負荷試験方法であって、ノード装置の運用時において取り扱われる種類のターゲットデータを生成する段階と、ノード装置の負荷状態を作り出すためのダミーデータをノードリンク対応に生成する段階と、ターゲットデータおよび前記ダミーデータを前記ノード装置へ送信する段階と、ノード装置において前記ターゲットデータと前記ダミーデータが同様に処理される段階と、ターゲットデータに対する前記ノード装置における処理結果のみを受信して評価する段階とを有することを特徴とする。
本発明の第1の負荷試験システムは、他の機器へデータを転送するノード装置の負荷試験システムにおいて、ノード装置の運用時において取り扱われる種類のターゲットデータを生成する1つのターゲットデータ生成部(図2の11a)と、ノード装置の負荷状態を作り出すためのダミーデータを生成するノードリンク対応のダミーデータ生成部(図2の11b)と、ターゲットデータおよびダミーデータをノード装置へ送信する送信部(図2の13)とを備えた第1の測定装置(図2の10)と、ノード装置において同様に処理されるターゲットデータとダミーデータの処理結果の内からターゲットデータに対する処理結果のみを受信して評価する第2の測定装置(図3)とで構成されることを特徴とする。
本発明の第2の負荷試験システムは、負荷試験装置と移動機シミュレータとで構成される無線基地局装置に対する負荷試験システムにおいて、移動機シミュレータで受信可能なデータ量に対応する第1のチャンネルを負荷試験装置と移動機シミュレータとの間に無線基地局装置を経由して設け、また、無線基地局装置に負荷をかけたいデータ量に対応する第2のチャンネルを負荷試験装置と無線基地局装置との間に設け、負荷試験装置は、無線基地局装置の運用時において取り扱われる種類のターゲットデータを第1のチャンネルにて、また無線基地局装置の負荷状態を作り出すためのダミーデータを第2のチャンネルにて前記無線基地局装置へ送信し、移動機シミュレータは、無線基地局装置において同様に処理されるターゲットデータとダミーデータの処理結果の内からターゲットデータに対する処理結果のみを受信しビットエラーを測定することを特徴とする。
本発明の第3の負荷試験システムは、第1のチャンネルに対する復路の第3のチャンネルを設け、負荷試験装置は負荷試験装置の出口の通過時刻を付加してターゲットデータを送信し、移動機シミュレータは受信した前記処理結果に対する応答データを処理データの受信時刻と出口の通過時刻を付加して第3のチャンネルにより送信し、負荷試験装置は第3のチャンネルにより受信した応答データに受信時刻を付加し、通過時刻と受信時刻とから無線基地局装置における遅延時間を算出することを特徴とする。
本発明によれば、複雑な演算を元に抽出されるターゲットデータと単純なパターンのダミーデータを分離して取り扱い、高度の処理能力を要するターゲットデータ生成手段を一式と、軽微な処理能力で足りるダミーデータ生成手段をノードリンク数に対応した数だけ備えることにより、全体として処理負担を軽減しながら膨大なリンク数のノード装置に過負荷状態を創出する負荷試験方法および負荷試験システムを提供できる。
図1は、本発明の負荷試験システムによる被試験装置に対する評価イメージを示す図である。本発明では、ターゲットデータとダミーデータとを分離して取り扱う。被試験装置は無線基地局装置,ルーター,ゲートウェイ等のノード装置である。ターゲットデータは、PNパターン等のデータであり、複雑な演算を元に抽出して生成される。一方、ダミーデータは、オール“1”やオール“0”等の意味のない簡易なデータであって、被試験装置がサービスするユーザに対応して生成される。
試験装置10はターゲットデータとダミーデータを生成して被試験装置30へ有線回線で送信する。被試験装置30は、ターゲットデータとダミーデータに対してと同様に挙動し、その結果である処理データを試験装置20へ無線回線で送信する。試験装置20はターゲットデータに対する処理データのみを受信してチェックし、ダミーデータに対する処理データは受信しない。試験装置20は入力してくるデータがターゲットデータであるか、ダミーデータであるかをデータ信号の無線周波数やパラメータで識別する。このようにして、ダミーデータは被試験装置30において負荷状態を作り出すために使用されることになる。
図2は試験装置10の詳細図である。試験装置10は、ターゲットデータ機能部11,ダミーデータ機能部12および送信部13から構成されている。ターゲットデータ機能部11は、ターゲットデータを生成する測定用データ生成部11aと、生成したターゲットデータを送信するための送信タイミングを制御する送信制御部11bとから成る。
一方、ダミー機能部12は、ダミーデータを生成するダミーデータ生成部12a-1,12a-2〜と、生成したダミーデータを送信するための送信タイミングを制御する送信制御部12b-1,12b-2〜とから成る。ダミーデータ生成部12aおよび送信制御部12bは被試験装置30のノードリンク数に対応して設けられる。また、送信部13は送信制御部11bからのターゲットデータおよび送信制御部12bからのダミーデータを物理回線へ送出する。
図3は試験装置20の詳細図である。試験装置20は、ターゲットデータ機能部21と受信部22とから成る。受信部22は30から送信されてくる処理データの内、ターゲットデータに対する処理データのみを物理回線から受信する。ターゲットデータ機能部21は、受信部22で受信された処理データを期待データと比較することによってビットエラーを検出する受信データ比較部21aと、受信データ比較部21aでの比較結果を統計するエラーカウント部22bとから成る。
図4は被試験装置30の詳細図である。被試験装置30は、データの転送を行う無線基地局装置,ルーター,ゲートウェイ等のノード装置である。被試験装置30は、試験装置10からのターゲットデータおよびダミーデータを物理回線から受信する受信部31と、受信部31が受信したターゲットデータおよびダミーデータに対してデータ転送のための制御を行う送受信制御部32と、送受信制御部32の制御に当り必要に応じてデータを蓄積するデータ蓄積部33と、送受信制御部32における制御の結果を処理データとして物理回線へ送出する送信部34とで構成されている。
このように、ダミーデータも、受信部31,送受信制御部32,データ蓄積部33およびデータ蓄積部33の全てにおいて処理されるが、上述のように受信データ比較部21aにおける比較対象から除外される扱いとなる結果、ダミーデータはターゲットデータに対する背景呼としての役割を担うことになる。ダミーデータを大量に流せば、被試験装置30ではデータ転送機会が増加し高負荷状態となる。
図5は、本発明の負荷試験システムによる試験の手順を示すフローチャートである。先ず、試験装置10のターゲットデータ生成部11aにおいてターゲットデータを生成し、所定のダミーデータ生成部12aにおいてダミーデータを生成させておいてから試験を開始する。試験時間は予め試験装置10と試験装置20に設定しておく。試験が開始されると、生成されたダミーデータがダミーデータ生成部12a対応の送信制御部12bによる送信タイミング制御の下に送信部13から送信が始まり(図5のステップS1)、次いで、ターゲットデータがターゲットデータ生成部11a対応の送信制御部11bによる送信タイミング制御の下に送信部13から送信が始まる(ステップS2)。
ダミーデータとターゲットデータは被試験装置30に受信されると同様に処理される。すなわち、受信部31に受信され、送受信制御部32によってデータ転送のための制御がなされ、その制御に当り必要に応じてデータがデータ蓄積部33に蓄積され、制御の結果は処理データとして送信部34によって物理回線へ送出される。つまり、ダミーデータに対してデータ転送のための制御を行いながら、ターゲットデータに対してデータ転送のための制御を行う。この結果、ダミーデータはターゲットデータを処理するに当っての負荷状態を創出することになる。
送信部34によって物理回線へ送出されたターゲットデータに対する処理データは、試験装置20の受信部22に受信されるが、ダミーデータに対する処理データは受信されない。受信部22に受信された処理データは、受信データ比較部21aにおいて期待データと比較されることによりビットエラー検出の対象とされる。また、ビットエラー検出の結果はエラーカウント部22b似よって統計される。このようにして、被試験装置30の試験が開始される(ステップS3)。
設定されている試験時間が経過すると被試験装置30の測定が終了する(ステップS4)。ターゲットデータの送信が停止し(ステップS5)、次いでダミーデータの送信が終了して(ステップS6)、ここに試験が終了する。
図6は、本発明の負荷試験システムの一実施例を示す図である。この例は、ノードB装置3を被試験装置として、負荷試験装置1とMS-SIM(移動機シミュレータ)2を使用して、ビットエラー測定(BER)により、3GPP規格であるHSDPA過負荷評価をする場合を示している。
HSDPA評価用として、膨大なノードB装置収容可能チャンネル数と同じチャンネル数を終端できるMS-SIM2の開発は難しいと思われる。そこで、MS-SIM2で受信可能なデータ量に対するチャンネルを収容する下り回線4と、ノードB装置3に負荷をかけたいデータ量に対するチャンネルを収容する下り回線5を用意する。下り回線5はノードB装置3のリンク数に対応して設けられる。
負荷試験装置1は、ターゲットデータを下り回線4にて、またダミーデータを下り回線5にてノードB装置3へ送信する。ターゲットデータとダミーデータは、ノードB装置3において同様に処理される。MS-SIM2は下り回線4による処理データのみを受信し、ビットエラーを測定する。これにより、下り回線5によるダミーデータでノードB装置3の負荷量をコントロールし、ターゲットデータ対応の処理データのビットエラーを測定することによって、ノードB装置3が接続されるデータ回線の信頼性を確認することができる。
図7は、ノードB装置3を被試験装置として、負荷試験装置1とMS-SIM2を使用して、ノードB装置3内の信号遅延時間(ノードB装置内時間)を測定する場合を示す。負荷試験装置1とMS-SIM2との間は、ターゲットデータに対する往路の下り回線4の他に、復路のチャンネルを収容する上り回線6が設けられている。
負荷試験装置1は、ターゲットデータに対して、信号認識用のIDを付加し、また負荷試験装置1の出口の通過時刻TxRNCを付加する。そして、ターゲットデータを下り回線4にて、またダミーデータを下り回線5にてノードB装置3へ送信する。ターゲットデータとダミーデータは、ノードB装置3において同様に処理される。
MS-SIM2は下り回線4による処理データのみを受信し、受信時刻RxMSを付加する。MS-SIM2は、受信した処理データを処理し、HS-PDSCH信号を上り回線6に乗せ換える。そして、出口の通過時刻TxMSを付加してノードB装置3へ送信する。受信された処理データはノードB装置3で処理された後に負荷試験装置1へ送信される。負荷試験装置1は受信したデータに受信時刻RxRNCを付加し、次のようにしてノードB装置内時間を算出する。
全伝送時間(Tall)=RxRNC−TxRNC
MS-SIM内処理時間(Tms)=TxMS−RxMS
ノードB装置内時間(Tbts)=Tall−Tms
これにより、下り回線5によるダミーデータでノードB装置3の負荷量をコントロールし、ターゲットデータ対応の処理データの遅延時間を測定することによって、ノードB装置3内の信号遅延時間(ノードB装置内時間)を測定することができる。
図8は、ダミーデータにリンクするユーザ数に対するBTS内時間のイメージをグラフで示す。ユーザ数が増加するにつれて、ノードB装置内時間が指数関数的に増加しているのが分かる。
次に、過負荷スケジューリングの具体的な例を説明する。図9は、4ユーザに対してサービスするノードB装置3へパケットを送信し、1データ毎にラウンドロビン方式でデータを出力する場合において、ノードB装置3への入力データiub,ノードB装置3からの出力データUuおよびノードB装置3のノードB装置送信可能データを示す。この例では、3つのダミーデータ生成部12a(図2)が機能することになる。
ユーザ1には1msの間隔で順次にデータ1-1,2-1,3-1〜8-1を送信し、ユーザ2には2msの間隔で順次にデータ1-2,2-2,3-2,4-2を送信し、ユーザ3には3msの間隔で順次にデータ1-3,2-3,3-3を送信し、ユーザ4には4msの間隔で順次にデータ1-4,2-4を送信するものとする。ここで、データX-YにおけるXはデータ番号、Yはユーザ番号を表す。ノードB装置3からのデータの出力はデータ番号順,かつユーザ番号順とする。
タイミングt1でデータ1-1,1-2,1-3,1-4が入力してくると、これら全てのデータがノードB装置送信可能データとなるが、上述の定めによりデータ1-1が出力される。タイミングt2でデータ2-1が入力し、ノードB装置送信可能データは1-2,1-3,1-4,2-1となるが上述の定めによりデータ1-2が出力される。タイミングt3でデータ3-1,2-2が入力し、ノードB装置送信可能データは1-3,1-4,2-1,3-1,2-2となるが上述の定めによりデータ1-3が出力される。以下、同様にしてタイミングt4〜t17でデータ1-4,2-1,2-2,2-3,2-4,3-1,3-2,3-3,4-1,4-2,5-1,6-1,7-1,8-1が順次に出力される。
いま、監視対象をユーザ4、すなわちユーザ4に向けたデータ(Y=4)をターゲットデータとし、ユーザ1〜3に向けたデータ(Y=1〜3)をダミーデータとする。この場合、ノードB装置送信可能データから明らかなように、タイミングt1とタイミングt2では3つ、タイミングt3では4つ、タイミングt4では5つ、タイミングt5とタイミングt6では7つ、タイミングt7とタイミングt8では8つのダミーデータがデータ蓄積部33(図4)に蓄積される。これらのダミーデータはターゲットデータに対して高負荷状態を創出する。
MS-SIM2では出力データUuの内のターゲットデータ(1-4,2-4)対応の処理データのみをサンプリングしてビットエラーのチェック行う。また、負荷試験装置1では、MS-SIM2からチャンネル上り回線6によりノードB装置3経由で折り返されてくるターゲットデータ(1-4,2-4)対応の処理データについて遅延時間を算出する。図9の例では、ターゲットデータ1-4,2-4はそれぞれ3msだけ遅延していることが分かる。
図10は過負荷スケジューリングの具体的な他の例を示す。この例では、2ユーザに対してサービスするノードB装置3へパケットを送信し、1データ毎にラウンドロビン方式でデータを出力する場合において、ノードB装置3への入力データiub,ノードB装置3からの出力データUuおよびノードB装置3のノードB装置送信可能データを示す。この例では、2つのダミーデータ生成部12a(図2)が機能することになる。
ユーザ2へのデータには優先度1,2,3があり、数字の大きいほど優先度が高いとする。また、ユーザ1へのデータの優先度は、優先度2と優先度3のユーザ2へのデータに劣後するが、優先度1のユーザ2へのデータには優先するものとする。
ユーザ1には2msの間隔で順次にデータ1,2,3〜6を送信し、ユーザ2には8msの間隔で優先度1のデータA,Bを送信し、10msの間隔で優先度2のデータC,Dを送信し、12msの間隔で優先度3のデータE,Fを送信する。ノードB装置3からのデータの出力は上述の順序に従う。
タイミングt1でデータ1,A,C,Eが入力してくると、これら全てのデータがノードB装置送信可能データとなるが、上述の定めによりデータEが出力される。タイミングt2でデータ2が入力し、ノードB装置送信可能データは2,1,A,Cとなるが上述の定めによりデータCが出力される。タイミングt3でデータ3が入力し、ノードB装置送信可能データは3,2,1,Aとなるが上述の定めによりデータ1が出力される。以下、同様にしてタイミングt4〜t12でデータA,D,F,2,B,3,4,5,6が順次に出力される。
いま、監視対象をユーザ1、すなわちユーザ1に向けたデータをターゲットデータとし、ユーザ2に向けたデータをダミーデータとする。但し、ユーザ1に向けたデータが重複して滞留する場合、そのデータはダミーデータとして機能する。この結果、ノードB装置送信可能データから明らかなように、タイミングt1〜t3,t9では3つ、タイミングt4,t8では4つ、タイミングt5,t7では5つ、タイミングt6では6つ、タイミングt10,t11では1つのダミーデータがデータ蓄積部33(図4)に蓄積される。これらのダミーデータはターゲットデータに対して高負荷状態を創出する。
MS-SIM2では出力データUuの内のターゲットデータ(1〜6)対応の処理データのみをサンプリングしてビットエラーのチェック行う。また、負荷試験装置1では、MS-SIM2から上り回線6によりノードB装置3経由で折り返されてくるターゲットデータ(1〜6)対応の処理データについて遅延時間を算出する。図10の例では、ターゲットデータ1は4ms、ターゲットデータ2は10ms、ターゲットデータ3〜6は12msだけ遅延していることが分かる。
ユーザ2に向けた優先度3のデータをターゲットデータとした場合、タイミングt1ではデータE、タイミングt6ではデータFが出力されていることをMS-SIM2において確認することにより、優先度の有効性を確認することもできる。
本発明の負荷試験システムによる評価イメージを示す概念図 図1に示した負荷試験システムにおける第1の負荷試験装置の詳細図 図1に示した負荷試験システムにおける第2の負荷試験装置の詳細図 図1に示した負荷試験システムにおける被試験装置の詳細図 本発明による試験の手順を示すフローチャート 本発明の負荷試験システムの一実施例によるビットエラーチェックを示す図 本発明の負荷試験システムの一実施例による遅延時間の測定を示す図 ユーザ数に対するノードB装置内時間のイメージをグラフ表示する図 本発明による過負荷スケジューリングの具体的な例を説明するための図 本発明による過負荷スケジューリングの具体的な他の例を説明するための図 従来の負荷試験システムによる評価イメージを示す概念図 図12に示した負荷試験システムにおける第1の負荷試験装置の詳細図 図12に示した負荷試験システムにおける第2の負荷試験装置の詳細図
符号の説明
1 負荷試験装置
2 MS-SIM
3 ノードB装置
4 下り回線
5 下り回線
6 上り回線
10 試験装置
11 ターゲットデータ機能部
12 ダミーデータ機能部
12a ダミーデータ生成部
12b 送信制御部
13 送信部
20 試験装置
21 ターゲットデータ機能部
21a 受信データ比較部
21b エラーカウント部
30 被試験装置
31 受信部
32 送受信制御部
33 データ蓄積部
34 送信部

Claims (4)

  1. 他の機器へデータを転送するノード装置の負荷試験方法であって、
    前記ノード装置の運用時において取り扱われる種類のターゲットデータを生成する段階と、
    前記ノード装置の負荷状態を作り出すためのダミーデータをノードリンク対応に生成する段階と、
    前記ターゲットデータおよび前記ダミーデータを前記ノード装置へ送信する段階と、
    前記ノード装置において前記ターゲットデータと前記ダミーデータが同様に処理される段階と、
    前記ターゲットデータに対する前記ノード装置における処理結果のみを受信して評価する段階とを有することを特徴とする負荷試験方法。
  2. 他の機器へデータを転送するノード装置の負荷試験システムにおいて、
    前記ノード装置の運用時において取り扱われる種類のターゲットデータを生成する1つのターゲットデータ生成部と、
    前記ノード装置の負荷状態を作り出すためのダミーデータを生成するノードリンク対応のダミーデータ生成部と、
    前記ターゲットデータおよび前記ダミーデータを前記ノード装置へ送信する送信部とを備えた第1の測定装置と、
    前記ノード装置において同様に処理される前記ターゲットデータとダミーデータの処理結果の内から前記ターゲットデータに対する処理結果のみを受信して評価する第2の測定装置とで構成されることを特徴とする負荷試験システム。
  3. 負荷試験装置と移動機シミュレータとで構成される無線基地局装置に対する負荷試験システムにおいて、
    前記移動機シミュレータで受信可能なデータ量に対応する第1のチャンネルを前記負荷試験装置と前記移動機シミュレータとの間に前記無線基地局装置を経由して設け、
    また、前記無線基地局装置に負荷をかけたいデータ量に対応する第2のチャンネルを前記負荷試験装置と前記無線基地局装置との間に設け、
    前記負荷試験装置は、前記無線基地局装置の運用時において取り扱われる種類のターゲットデータを第1のチャンネルにて、また前記無線基地局装置の負荷状態を作り出すためのダミーデータを第2のチャンネルにて前記無線基地局装置へ送信し、
    前記移動機シミュレータは、前記無線基地局装置において同様に処理される前記ターゲットデータとダミーデータの処理結果の内から前記ターゲットデータに対する処理結果のみを受信しビットエラーを測定することを特徴とする負荷試験システム。
  4. 前記第1のチャンネルに対する復路の第3のチャンネルを設け、
    前記負荷試験装置は負荷試験装置の出口の通過時刻を付加して前記ターゲットデータを送信し、
    前記移動機シミュレータは受信した前記処理結果に対する応答データを前記処理データの受信時刻と出口の通過時刻を付加して前記第3のチャンネルにより送信し、
    前記負荷試験装置は第3のチャンネルにより受信した前記応答データに受信時刻を付加し、前記通過時刻と受信時刻とから前記無線基地局装置における遅延時間を算出することを特徴とする請求項3に記載の負荷試験システム。
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