JP4546023B2

JP4546023B2 - Information processing apparatus, control method therefor, program, and storage medium

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Publication number: JP4546023B2
Application number: JP2002352444A
Authority: JP
Inventors: 孝一安部
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 2002-12-04
Filing date: 2002-12-04
Publication date: 2010-09-15
Anticipated expiration: 2022-12-04
Also published as: JP2004185388A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、仮想通信ポートを介して周辺装置と通信する技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、下記特許文献に示されるように、１ＵＳＢ（Universal Serial Bus）等のホットプラグの有線インターフェイスを利用した通信システムがあり、このような通信システムの例として、ＵＳＢを備えるホストコンピュータとプリンタとから構成されるシステムがある。このシステムでは、ホストコンピュータに電源の入ったプリンタをＵＳＢケーブルを介して接続すると、ホストコンピュータに搭載されているＯＳがそのプリンタ用のＵＳＢポートとして認識できる仮想的なＵＳＢポートを自動的に作成し、このＵＳＢポートを利用してそのプリンタにて印刷することができる。
【０００３】
このように、例えば、ホストコンピュータ内のアプリケーションからプリンタに対して印刷を行う場合、まず、ホストコンピュータに電源の入ったプリンタをケーブルで接続するという操作をユーザが行うので、ユーザが印刷させたいプリンタはユーザにとって明確である。
【０００４】
また、近年、ＰＡＮ（Personal Area Network）を構築できる、無線ＬＡＮプロトコルの１つであるBluetooth等の無線インターフェイスを利用した通信システムも実現されており、このような通信システムの例として、それぞれBluetoothを備えるホストコンピュータとプリンタとから構成されるシステムがある。このシステムでは、ホストコンピュータ上におけるユーザの操作を介して、そのホストコンピュータと周辺にあるプリンタとでピコネット（ネットワーク接続）を形成し、このネットワーク接続を利用して、そのプリンタにて印刷することができる。
【０００５】
【特許文献１】
特許第２７４２１６０号
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記Bluetooth等の無線インターフェイスを利用した通信システムでは、例えば、ホストコンピュータ内のアプリケーションからプリンタに対して印刷を行わせる場合、ホストコンピュータとプリンタとの物理的位置が離れて、ホストコンピュータでは、プリンタがどこにあるのかわからなかったり、ケーブル等で接続しないことから、複数のプリンタが存在する場合に、そのホストコンピュータからどのプリンタで印刷することができるのかがわからなかったりする場合があった。このような問題点を解決する為に、最近では次のような手順（ステップ）１〜６にて周辺装置を制御するようになってきている。例えば、プリンタに印刷させる場合を例にとると、
（手順１）ユーザが、ホストコンピュータから周辺に存在する無線インターフェイスを備えるプリンタ（周辺装置）を検索するためのアプリケーション（アプリケーション１）を起動する。
【０００７】
（手順２）このアプリケーション１を操作して、周辺に存在する無線インターフェイスを備えるプリンタ（周辺装置）を検索する。
【０００８】
（手順３）プリンタ（周辺装置）が見つかった場合は、それを使用できるようにする為に、前記アプリケーション１上で各種設定を行う為の操作を行う。
【０００９】
（手順４）印刷可能な（別の）アプリケーション（アプリケーション２）を起動する。
【００１０】
（手順５）このアプリケーション２上で印刷設定を行い、この印刷設定内で、無線インターフェイスを表すポートを選択する。
【００１１】
（手順６）前記アプリケーション２上で印刷を実行すると、ユーザが選択したプリンタにて印刷することができる。
【００１２】
このように、最近実施されている手順にて、無線インターフェイスを備えるホストコンピュータから無線インターフェイスを備えるプリンタに印刷させる等、周辺装置を制御することができる。しかし、そのためには、前述した６つの手順が必要となり、煩わしいという問題があった。
【００１３】
また、一度作成された周辺装置の無線インターフェイスを表すポートは、その周辺装置が電源オフ等によって使用不可能となってもホストコンピュータ上に残ってしまうが、ユーザにはそれがわからないため、ユーザが誤ってそのポートを選択したり、実際にそのポートに対して印刷実行を指示したりして、印刷失敗に至るケースも多い。
【００１４】
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、ユーザが誤って使用不可能なプリンタを選択してしまうような誤操作の防止を図ることができるようにすることにある。
【００１５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、無線通信インターフェイスを用いて存在が確認されたプリンタを制御できるプリンタドライバが既に組み込まれているか否かを確認し、存在が確認されたプリンタを制御できるプリンタドライバが既に組み込まれている場合に、該プリンタに対応させて該プリンタと通信するためにソフトウェアにより制御される無線通信ポートとしての仮想通信ポートを作成する仮想通信ポート作成手段と、前記仮想通信ポート作成手段により作成された仮想通信ポートのうち、存在が確認できなくなったプリンタに対応する仮想通信ポートを削除する仮想通信ポート削除手段と、ユーザインターフェースに表示される通信ポート選択部に、前記仮想通信ポート作成手段により作成された仮想通信ポートを特定する情報を、印刷に使用するプリンタ及び該プリンタによる印刷の際に使用する無線通信ポートを選択するための選択対象として表示し、前記仮想通信ポート作成手段により作成された仮想通信ポートを特定する情報のうち、存在が確認できなくなって前記仮想通信ポート削除手段により削除された仮想通信ポートを特定する情報を前記表示から削除する仮想通信ポート表示手段と、を有することを特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【００１７】
なお、以下において、「ＵＳＢ」は「Universal Serial Bus」の略であり、双方向データ通信が可能な公知のインターフェイスであるので、その詳細説明は省略する。「ＩｒＤＡ」は「Infrared Data Association」が規格した双方向データ通信が可能な公知の無線インターフェイスであるので、その詳細説明は省略する。「Bluetooth」は双方向データ通信が可能な無線通信インターフェイスであり、その主な特徴としては、「Serial Port Profile」、「Cordless Telephony Profile」、「Headset Profile」等の各機器の特性に合わせて、様々なカテゴリのプロファイル（Profile）が用意されていること、各機器のモデル名等の情報を用意に取得できること、自動接続が可能なこと、各機器にBluetooth通信上のパスワードを設定して接続を保護すること等が挙げられる。例えば、Serial Port Profileはホストコンピュータとプリンタとの間のデータ通信に利用することができるので、Serial Port Profileを備える周辺装置（スレーブ）はプリンタとして認識される場合がある。以上のような特徴から、Bluetoothを利用することにより、ピコネットによるＰＡＮ「Personal Area Network」を構成することが容易であり、このようなネットワーク環境において、Bluetoothは常時接続ではなくAd-Hoc接続で利用される場合が多い。なお、Bluetoothに関しては公知の技術であるので、その詳細説明は省略する。
【００１８】
図１は、本発明の一実施の形態に係る情報処理装置を含んで構成される通信システムの全体構成を表す図である。本システムは、ハンドヘルドパソコン１（情報処理装置）、カラープリンタ５が無線データ通信可能に接続されて構成される。
【００１９】
ハンドヘルドパソコン１に搭載されているＯＳ（Operating System）として、本実施の形態では、「Microsoft Windows（登録商標） CE」が採用される。２は液晶ディスプレイ（仮想通信ポート表示手段）、３はキーボード、４はBluetoothポート（アンテナ）である。液晶ディスプレイ２はタッチパネルとなっており、スタイラスペン６を用いて、ドラッグ、ドロップ、タップ等の操作をすることにより、パソコン用マウスと同様な機能を実現している。
【００２０】
４０はＵＳＢポート（ホスト）であり、プリンタ５等の周辺装置とＵＳＢケーブルで接続して、データの双方向通信を可能にする。４１はＩｒＤＡポートである、プリンタ５等の周辺装置と、無線通信を利用したデータの双方向通信を可能にする。
【００２１】
カラープリンタ５は、インクジェット方式のプリンタであり、後述するプリンタモデルＡに相当する。７はBluetoothポート（アンテナ）である。ハンドヘルドパソコン１とプリンタ５とは、Bluetoothでの通信が可能な範囲内に設置されており、両者ともSerial Port Profileを備えているので、これらの装置間で無線通信、すなわち、BluetoothのSerial Port Profileを利用したデータの双方向通信が可能である。８は電源ボタンであり、プリンタ５の電源のオン・オフを操作することができる。
【００２２】
図２は、ハンドヘルドパソコン１の内部ハードウェア構成を表すブロック図である。
【００２３】
ハンドヘルドパソコン１は、簡易パソコンとして活用される携帯端末装置であり、その主な特徴として、ハードディスクドライブのような大容量記憶装置（通常、数ＧＢのデータを記憶できる装置）を備えておらず、記憶手段としてはＲＡＭ（通常、数ＭＢのデータを記憶できる容量のメモリ）のみを備える。このような構成にすることで、低コストで持ち運びが可能な情報処理装置を実現している。
【００２４】
同図において、９はマイクロプロセッサ等から構成されるＣＰＵであり、ハンドヘルドパソコン１の中央処理装置として、ＲＯＭ１０に記憶されているプログラムに従って、アドレス・データバス４３を介して、ＲＡＭ１１、通信部１２、表示部１３、操作部１４を制御する。ＲＯＭ１０には前記ＯＳ、ディスプレイ、ポート、プリンタ等の周辺装置を制御する各デバイスドライバ（特にプリンタ用のデバイスドライバをプリンタドライバと呼ぶ）、ハンドヘルドパソコン１上で起動できる各アプリケーション等が記憶されている。
【００２５】
ＲＡＭ１１は通常３２ＭＢ程度の容量で構成され、その内の半分がプログラム実行用に、残りの半分がデータ記憶用に割り当てられる。通信部１２には上記Bluetoothポート４、ＵＳＢポート４０及びＩｒＤＡポート４１が含まれており、Bluetooth、ＵＳＢ、ＩｒＤＡの通信を制御する。表示部１３には上記液晶ディスプレイ２が含まれており、表示部１３は、アプリケーション等のユーザインターフェイス（以降、「ＵＩ」とも略記する）の表示等の制御を行う。操作部１４には上記キーボード３が含まれており、キー入力を制御する。
【００２６】
図３は、プリンタ５の内部ハードウェア構成を表すブロック図である。
【００２７】
同図において、１５はマイクロプロセッサ等から構成されるＣＰＵであり、プリンタ５の中央処理装置として、ＲＯＭ１６に記憶されているプログラムに従って、アドレス・データバス４４を介して、ＲＡＭ１７、通信部１８、記録部１９を制御する。ＲＯＭ１６には、プリンタドライバ２０（存在確認手段、仮想通信ポート作成削除手段、仮想通信ポート削除手段）（図４にて後述する）の制御に従ってプリンタ５が記録（印刷）処理を行うためのプログラムが記憶されている。
【００２８】
ＲＡＭ１７には、主にハンドヘルドパソコン１から送られる印字データが一時的に記憶され、この印字データをもとに記録部１９によって印刷がなされる。通信部１８には上記Bluetoothポート７が含まれており、通信部１８は、Bluetoothの通信を制御する。記録部１９は、インクジェット方式の記録ヘッド、各カラーインク、キャリッジ、記録紙搬送機構等から構成される記録ユニットと、前記印字データをもとに前記記録ヘッドにて印字用パルスを発生させる為のＡＳＩＣ等から構成される電気回路とから構成される（いずれも図示せず）。
【００２９】
印刷可能なアプリケーション（図７にて後述する）上での印刷操作によって、アプリケーションで開かれているファイルの表示内容（画像データ）が、プリンタドライバ２０を介してプリンタ５の制御用コマンドを含む印字データに変換された後、ハンドヘルドパソコン１のＲＡＭ１１のデータ記憶用エリアに一時的に格納され、Bluetoothポート４からBluetoothインターフェイスを介して（無線通信を利用して）プリンタ５に送られる。プリンタ５にて受信された印字データは、記録部１９によって印字用パルスに変換されて、記録紙上に印刷される。
【００３０】
図４は、プリンタ５を制御するプリンタドライバにプリンタ５を併せて示した図である。
【００３１】
同図において、矢印はデータの流れを表す。プリンタドライバ２０は、ハンドヘルドパソコン１のＲＯＭ１０に記憶されている。
【００３２】
プリンタドライバ２０は、統合版のプリンタドライバであり、複数のプリンタを制御することができる。本実施の形態では、プリンタモデルＡ、プリンタモデルＢ、プリンタモデルＣをサポートしており、これらのモデルのプリンタを制御することができる。２１はＵＩ制御部であり、プリンタドライバ２０のＵＩを制御する。２２はプリンタ制御部であり、ＵＩ制御部２１からの指示に従ってプリンタ５に制御コマンドを送ることによりプリンタ５を制御したり、プリンタ５からの応答コマンドに基づいてＵＩ制御部２１にプリンタ５の状態を伝えたりする。２３は通信制御部であり、通信部１２を制御するソフトウェアで構成され、ポート制御部２４を制御して、Bluetooth、ＵＳＢ、ＩｒＤＡの通信を制御する。
【００３３】
また、Bluetooth通信に関しては、図９で後述する通り、通信制御部２３が、周辺に存在するBluetooth対応機器（デバイス）を定期的に検索及び確認しながら、Bluetooth通信を制御する。ポート制御部２４は、通信部１２内のBluetoothを制御するハードウェア、ＵＳＢを制御するハードウェア、ＩｒＤＡを制御するハードウェアを制御するソフトウェアで構成され、通信制御部２３の指示に従って、各ハードウェアを制御する。
【００３４】
図５は、プリンタドライバ２０のＵＩの一例を表す図である。このＵＩは、プリンタドライバ２０が起動した時、ハンドヘルドパソコン１の液晶ディスプレイ２に表示される。
【００３５】
同図において、３５はメインウィンドウである。２５はプリンタ選択部であり、コンボボックスにて構成され、接続されているプリンタを選択することにより、そのプリンタにて印刷を行うことができる。同図では、プリンタ５で印刷できる“BJプリンタ”が選択されている。２６はポート選択部であり、コンボボックスにて構成され、ハンドヘルドパソコン１に装備されている印刷可能なポートが一覧表示され、その中から所望のポートを選択することができる。印刷可能なポートとしては、ＵＳＢ、ＩｒＤＡのほか、Bluetoothポートを表すBT(Mdl-A)等が選択できるが、後述する通り、Bluetoothポートはその状況に応じて、表示、選択される場合とされない場合とが存在する。同図ではBT(Mdl-A)というBluetoothポートが選択されている。
【００３６】
２７は用紙サイズ選択部であり、コンボボックスにて構成され、用紙サイズとして、Ａ６、Ａ５、Ａ４の３タイプのうちから何れか一つを選択可能である。２８は下書き印刷選択部であり、チェックボックスで構成され、チェックされている場合、印字品位を落として下書き印刷の品位で印刷処理を行い。チェックが外されている場合、標準品位で印刷処理を行う。同図ではチェックが外されている状態を表す。２９はカラー印刷選択部であり、チェックボックスで構成され、チェックされている場合、カラー印刷が行われ、チェックが外されている場合、モノクロ印刷が行われる。同図ではチェックされている状態を表す。
【００３７】
３０は印刷範囲選択部であり、ラジオボタンで構成され、“すべて”が選択されている場合、アプリケーションの表示上で選択されている領域に関わらず全ての範囲が印刷され、“選択”が選択されている場合、アプリケーションの表示上で選択された領域内が印刷される。同図では“すべて”が選択されている状態を表す。３１は印刷の向き選択部であり、ラジオボタンで構成され、“縦”が選択されている場合、アプリケーションの表示を用紙の縦方向に展開して印刷し、“横”が選択されている場合、アプリケーションの表示を用紙の横方向に展開して印刷する。同図では“縦”が選択されている。
【００３８】
３２は余白設定部であり、数値を入力可能なテキストボックスで構成され、用紙の上下左右の余白をミリメートル単位でそれぞれ設定することができる。同図では上下左右の余白が全て２５ｍｍで設定されている状態を表す。３３はＯＫボタンであり、このボタンがタップされると印刷が開始される。３４はキャンセルボタンであり、このボタンがタップされると、印刷を行うことなく、メインウィンドウ３５を閉じる。以降では、プリンタ選択部２５、ポート選択部２６、用紙サイズ選択部２７、下書き印刷選択部２８、カラー印刷選択部２９、印刷範囲選択部３０、印刷の向き選択部３１、余白設定部３２における設定の組み合わせを「印刷設定」と呼称する。
【００３９】
図６は、ポート選択部２６における選択可能なポートの例を表す図である。
【００４０】
同図（ａ）では、ハンドヘルドパソコン１から印刷可能なBluetooth対応プリンタがＰＡＮのエリア内に存在し、それらのプリンタが印刷可能なスタンバイ状態である場合が示されている。この例では、Mdl-Aという名前のプリンタ（プリンタモデルＡ）、Mdl-Bという名前のプリンタ（プリンタモデルＢ）、Mdl-Cという名前のプリンタ（プリンタモデルＣ）がＰＡＮのエリア内にスタンバイ状態で存在している状態を表している。同図（ｂ）では、そのようなプリンタが存在しない場合が示されている。
【００４１】
このように、Bluetooth対応プリンタがスタンバイ状態の時のみ、自動的にポート選択部２６にそのプリンタへの出力先を表す仮想ポート（仮想通信ポート）の対応表示がなされる。なお、仮想ポートとは、実際のハードウェアの通信ポートを表すものではなく、ソフトウェアにおける制御の通信ポートとして、仮想的に創造されるポートである。デバイスドライバ２０は、この仮想ポートを利用して、ハンドヘルドパソコン１とプリンタ５等の周辺装置（デバイス）との間で、データの送受信を行うことができる。この仮想ポートはポート選択部２６に表示されるBluetoothポートに対応している。
【００４２】
このようにすることで、後述するように、ユーザが自分の周辺に存在するプリンタを容易に認識することができ、ポート選択部２６において出力先を選択するという極めて簡単な操作をするだけで、印刷させたいプリンタにて、容易にかつ確実に印刷することができる。また、ＰＡＮのエリア内にBluetooth対応プリンタがない時やスタンバイ状態でない時は、自動的にポート選択部２６からそのプリンタへの出力先を表すポートを削除して表示しないことで、ユーザが誤って使用不可能なプリンタにて印刷を行おうとするようなミスを防ぎ、基本的な印刷の失敗を防ぐことができる。仮想ポートの作成、表示、削除については図９〜図１１で後述する。
【００４３】
図７は、印刷可能なアプリケーションのＵＩの一例を示す図である。本アプリケーションは日本語ワードプロセッサのアプリケーションとする。
【００４４】
同図において、３６はメインウィンドウであり、文字列３７が入力された状態を表す。３８は印刷を開始させる為の印刷ボタンであり、このボタンをタップすることにより、プリンタドライバ２０が起動されてメインウィンドウ３５（図５）が表示される。そして、メインウィンドウ３５内のＯＫボタン３３をタップすることにより、表示されている文字列３７の印刷が開始される。３９は本アプリケーションを閉じる為のクローズボタンであり、このボタンをタップすることにより、メインウィンドウ３６が閉じられ、本アプリケーションが終了する。
【００４５】
図８は、Bluetoothにおけるピコネットの構成例を表す図である。
【００４６】
同図において、１つのピコネットは１つのマスターと１つ以上（最大７つ）のスレーブとから構成され、同図では、１つのマスターと、スレーブ１、スレーブ２、スレーブ３の３つのスレーブが、１つのピコネットを形成している状態を表している。マスターはそのマスターが属するピコネットを統制し、スレーブはマスターとのみ通信することができる。本実施の形態では、ハンドヘルドパソコン１がマスター、プリンタ５がスレーブとなって、１つのピコネットを形成して通信を行う。
【００４７】
次に、図９〜図１１を用いて、仮想ポートの作成、削除処理を説明する。
【００４８】
図９は、ハンドヘルドパソコン１で実行されるBluetoothによる無線通信スタンバイ状態時の処理を表すフローチャートである。本処理は、無線通信スタンバイ状態の時、プリンタドライバ２０の通信制御部２３により実行される。
【００４９】
まず、Bluetoothを用いて、ＰＡＮエリア内に存在する無線通信が可能なBluetooth対応デバイスを検索し（ステップＳ９０１）、無線通信が可能な新たなBluetooth対応デバイスが有るか否かを判別する（ステップＳ９０２）。後述するように、例えば、Bluetooth対応デバイスの電源が新たにオンされた場合等に、その存在が新たに確認される。その判別の結果、無線通信が可能な新たなBluetooth対応デバイスが有る場合は、そのデバイスが備えているBluetoothのプロファイルを確認し（ステップＳ９０３）、そのデバイスがSerial Port Profile等の印刷可能なプロファイルを備えているか否かを判別する（ステップＳ９０４）。
【００５０】
その判別の結果、そのデバイスが印刷可能なプロファイルを備えている場合は、そのデバイスのモデル名を確認し、そのモデル名からそのデバイスを制御することができるデバイスドライバ（例えばプリンタドライバ）がハンドヘルドパソコン１に組み込まれているかを確認して（ステップＳ９０５）、そのデバイスドライバが組み込まれているか否かを判別する（ステップＳ９０６）。
【００５１】
その判別の結果、そのデバイス用のデバイスドライバが組み込まれている場合は、同じ特性を有し、且つ制御可能であるので、ハンドヘルドパソコン１（マスター）とそのデバイス（スレーブ）とでピコネット形成してネットワーク接続を確立し（ステップＳ９０７）、データ送受信用のBluetoothの仮想ポートを、そのデバイスのモデル名の一部を含む形式で作成すると共に、その仮想ポートをポート選択部２６に一覧表示させる（ステップＳ９０８）（図６（ａ）参照）。
【００５２】
次に、一定時間（例えば、数秒）のウエイト期間を入れた後（ステップＳ９０９）、前記ステップＳ９０１に戻る。
【００５３】
一方、前記ステップＳ９０２において、ＰＡＮエリア内に通信が可能な新たなBluetooth対応デバイスが存在しない場合は、Bluetoothを用いて、過去に（ステップＳ９０８で）作成された仮想ポートの内、不要となった仮想ポートが有るか否かを判別する（ステップＳ９１０）。この判別は、前記ステップＳ９０４、Ｓ９０６と同様に、プロファイルの種類とデバイスドライバの有無に基づきなされる。具体的には、作成されている仮想ポートに対応するデバイスが、印刷可能なプロファイルを備えていない場合、または、そのデバイスを制御することができるデバイスドライバがハンドヘルドパソコン１に組み込まれていない場合は、そのデバイスの存在が確認できないとして、不要となったと判別される。例えば、仮想ポートに対応するデバイスが電源オフとされた場合等に不要と判断される。
【００５４】
前記ステップＳ９１０の判別の結果、不要となった仮想ポートがない場合は、前記ステップＳ９０９に進む一方、不要となった仮想ポートが有る場合は、その不要となった仮想ポートを削除すると共に、その仮想ポートをポート選択部２６における一覧表示からも消去して（ステップＳ９１１）、前記ステップＳ９０９に進む。
【００５５】
前記ステップＳ９０４の判別の結果、上記存在した無線通信が可能なBluetooth対応デバイスが印刷可能なプロファイルを備えていない場合は、同じ特性を有しないので、仮想ポートを作成することなく前記ステップＳ９０９へ進む。
【００５６】
前記ステップＳ９０６の判別の結果、上記存在した無線通信が可能なBluetooth対応デバイス用のデバイスドライバが組み込まれていない場合は、制御可能でないので、仮想ポートを作成することなく前記ステップＳ９０９へ進む。
【００５７】
本処理によれば、ハンドヘルドパソコン１が定期的にＰＡＮエリア内に存在する通信が可能な新たなBluetooth対応デバイスを検索して、必要に応じて、そのデバイスとデータの送受信を行う為の仮想ポートを作成することで、この仮想ポートに対応したBluetoothポートがポート選択部２６に自動的に表示される。
【００５８】
図１０は、プリンタ５の電源ボタン８が押下（オン）されてプリンタ５が起動した時にプリンタ５で実行される起動時処理のフローチャートを示す図である。
【００５９】
電源ボタン８が押下（オン）されてプリンタ５が起動すると、まず、ＰＡＮエリア内に存在する通信が可能なBluetooth対応ホストコンピュータを検索し（ステップＳ１００１）、そのようなホストコンピュータが存在するか否かを判別する（ステップＳ１００２）。
【００６０】
その判別の結果、通信が可能なBluetooth対応ホストコンピュータが存在する場合は、そのホストコンピュータとの接続ネゴシエーションを開始する（ステップＳ１００３）。この接続ネゴシエーションにおいて、そのホストコンピュータがハンドヘルドパソコン１である場合は、ハンドヘルドパソコン１側では図９の処理により、その存在が確認されるので、前記ステップＳ９０８において、データ通信用のBluetoothの仮想ポートがそのデバイスのモデル名の一部を含む形式で作成されることになる。前記ステップＳ１００３において接続ネゴシエーションが完了すると、スタンバイ状態になって（ステップＳ１００４）、本処理を終了する。
【００６１】
一方、前記ステップＳ１００２において、ＰＡＮエリア内に通信が可能なBluetooth対応ホストコンピュータが存在しない場合は、接続ネゴシエーションを行うことなくスタンバイ状態になり（ステップＳ１００４）、本処理を終了する。
【００６２】
本処理によれば、プリンタ５の電源ボタン８を押下（オン）してプリンタ５を起動するだけで、プリンタ５とハンドヘルドパソコン１との間でBluetooth通信の接続ネゴシエーションが行われ、一方で、ハンドヘルドパソコン１ではそのプリンタ５とデータの送受信を行う為の仮想ポートが作成され、この仮想ポートに対応したBluetoothポートがポート選択部２６に自動的に表示される。
【００６３】
図１１は、プリンタ５の電源ボタン８が押下（オフ）されてプリンタ５がオフされる時にプリンタ５で実行されるオフ時処理のフローチャートを示す図である。
【００６４】
プリンタ５が起動している（スタンバイ）状態の時に電源ボタン８が押下（オフ）されると、まず、プリンタ５がスレーブとしてピコネット内のメンバーとなっているか否かを判別し（ステップＳ１１０１）、その判別の結果、プリンタ５がスレーブとしてピコネット内のメンバーとなっている場合は、そのネットワーク接続を解除してピコネットから抜ける（ステップＳ１１０２）。
【００６５】
このステップＳ１１０２において、上記ピコネットのホストコンピュータがハンドヘルドパソコン１である場合は、ハンドヘルドパソコン１側では図９の処理により、プリンタ５に対応する仮想ポートが不要となった仮想ポートであると判別されるので、前記ステップＳ９１１においてデータ通信用として不要となったBluetoothの仮想ポートとして削除されることになる。
【００６６】
そして、前記ステップＳ１１０２でピコネットから抜けると、オフ状態となって（ステップＳ１１０３）、本処理を終了する。
【００６７】
一方、前記ステップＳ１１０１においてプリンタ５がスレーブとしてピコネット内のメンバーとなっていない場合は、ネットワーク接続解除を行うことなく、オフ状態となり（ステップＳ１１０３）、本処理を終了する。
【００６８】
本処理によれば、プリンタ５の電源ボタン８を押下（オフ）してプリンタ５をオフ状態にするだけで、プリンタ５とハンドヘルドパソコン１との間でBluetooth通信の接続ネゴシエーションの解除が行われ、一方で、ハンドヘルドパソコン１ではそのプリンタ５とのBluetooth通信用として作成されていた仮想ポートを、不要となったものとして削除することで、その仮想ポートに対応したBluetoothポートがポート選択部２６から自動的に削除されて表示されなくなる。
【００６９】
本実施の形態によれば、ハンドヘルドパソコン１が定期的にＰＡＮエリア内に存在する通信が可能なBluetooth対応デバイスを検索して、必要に応じて、そのデバイスとデータの送受信を行う為の仮想ポートを作成することで、この仮想ポートに対応したBluetoothポートがポート選択部２６に自動的に表示されるので、ユーザが自分の周辺に存在するプリンタを容易に認識することができ、ポート選択部２６において出力先を選択するという極めて簡単な操作をするだけで、印刷させたいプリンタにて、容易にかつ確実に印刷することができる。また、仮想ポートの対象となるデバイスがＰＡＮエリア外に出てしまった時やデバイスがスタンバイ状態でない時等には、その仮想ポートを削除することで、その仮想ポートに対応したBluetoothポートがポート選択部２６から自動的に削除されて表示されなくなるので、ユーザが誤って使用不可能なプリンタにて印刷を行おうとするようなミスを防ぎ、基本的な印刷の失敗を防ぐことができる。これにより、ハンドヘルドパソコン１やプリンタ５の誤動作を防ぐことができる。よって、周辺装置の存在に応じて仮想通信ポートの作成及び削除を自動的に行うことで、煩雑な操作を要することなく、利用可能な周辺装置を容易に認識することができる。
【００７０】
さらに、そのデバイスのモデル名の一部を含む形式で仮想ポートを作成し、そのデバイスのモデル名の一部がポート選択部２６に表示されるBluetoothポートに反映されるので、複数のモデルのプリンタが存在する環境においても、ユーザが、自分が印刷させたいプリンタを容易にかつ確実に選択することができる。例えば、もし、ハンドヘルドパソコン１で制御できないデバイスがＰＡＮエリア内に存在しても、そのデバイスとデータの送受信を行う為の仮想ポートは作成されないので、ユーザが誤ってそのデバイスを選択することがなくなり、ハンドヘルドパソコン１やそのデバイスの誤動作を防ぐことができる。
【００７１】
また、プリンタ５の電源ボタン８を押下（オン）してプリンタ５を起動するだけで、プリンタ５とハンドヘルドパソコン１との間でBluetooth通信の接続ネゴシエーションが行われ、ハンドヘルドパソコン１では仮想ポートが作成される。
また、プリンタ５の電源ボタン８を押下（オフ）してプリンタ５をオフ状態にするだけで、ハンドヘルドパソコン１にプリンタ５とのBluetooth通信用として作成されていたが不要となった仮想ポートを削除することで、その仮想ポートに対応したBluetoothポートがポート選択部２６から自動的に削除されて表示されなくなる。従って、煩雑な操作が不要であるだけでなくネットワーク接続確立や接続解除に要する時間を短縮することもできる。
【００７２】
なお、本実施の形態では、周辺装置の例として、カラープリンタ５を挙げたが、この例に限らず、同様なデータ通信機能を備える任意の周辺装置に関して有効である。また、インクジェット方式のカラープリンタの例を挙げたが、この例に限らずレーザービームプリンタや、モノクロプリンタに対しても有効であることは、言うまでもない。
【００７３】
なお、本実施の形態では、印刷可能なアプリケーションの例として日本語ワードプロセッサを使用したが、この例に限られることなく、印刷可能な任意のアプリケーションにおいて実現可能である。
【００７４】
なお、ハンドヘルドパソコン１に搭載されるＯＳの例としてMicrosoft Windows(登録商標) CEを採用したが、このＯＳに限られることなく、同様な構成をとることにより、任意のＯＳにおいて実現可能である。
【００７５】
なお、Bluetooth対応プリンタが備えるプロファイルの例としてSerial Port Profileを使用したが、このプロファイルに限られることなく、プリンタ用の任意のプロファイルを用いて実現可能である。また、プリンタでない周辺装置に対して本発明を実施する場合は、その周辺装置に適したプロファイルを使用して実現可能であることは言うまでもない。
【００７６】
なお、本実施の形態においては、ハンドヘルドパソコン１とプリンタ５との間で双方向データ通信が可能な無線インターフェイスの例としてBluetoothインターフェイスを用いたが、このインターフェイスに限られることなく、同様な構成をとることにより、任意のインターフェイスにおいて実現可能である。
【００７７】
また、本発明の目的は、実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ（またはＣＰＵやＭＰＵ等）が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
【００７８】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【００７９】
又、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー（登録商標）ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、ＣＤ−Ｒ、ＣＤ−ＲＷ、ＤＶＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ−ＲＡＭ、ＤＶＤ−ＲＷ、ＤＶＤ＋ＲＷ、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ＲＯＭ等を用いることができる。
【００８０】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているＯＳ（オペレーティングシステム）等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【００８１】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるＣＰＵ等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【００８２】
本発明の様々な例と実施例が示され説明されたが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は本明細書の特定の説明と図に限定されるのではなく、本願特許請求の範囲にすべて述べられた様々の修正と変更に及ぶことが理解されるであろう。
【００８３】
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【００８４】
〔実施態様１〕無線通信インターフェイスを有し、仮想通信ポートを介して前記無線通信インターフェイスと共通する無線通信インターフェイスを有する周辺装置とデータ通信を行う情報処理装置であって、前記無線通信インターフェイスを用いて、周辺装置の存在を確認する存在確認手段と、前記存在確認手段により存在が確認された周辺装置に対応し該周辺装置とデータ通信を行うための仮想通信ポートを作成する仮想通信ポート作成手段と、前記仮想通信ポート作成手段により作成された仮想通信ポートのうち、前記存在確認手段により存在が確認できなくなった周辺装置に対応する仮想通信ポートを削除する仮想通信ポート削除手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
【００８５】
〔実施態様２〕前記周辺装置は、当該情報処理装置と同じ特性を有し且つ当該情報処理装置により制御可能である場合に、前記存在確認手段により存在することが確認されることを特徴とする請求項１記載の情報処理装置。
【００８６】
〔実施態様３〕前記周辺装置が当該情報処理装置と同じ特性を有するか否かは、前記周辺装置が有する無線通信インターフェイスのプロファイルに基づき判断されることを特徴とする実施態様２記載の情報処理装置。
【００８７】
〔実施態様４〕前記周辺装置が当該情報処理装置により制御可能であるか否かは、前記周辺装置を制御するためのデバイスドライバが当該情報処理装置に組み込まれているか否かに基づき判断されることを特徴とする実施態様２または３記載の情報処理装置。
【００８８】
〔実施態様５〕前記存在確認手段は、周辺装置の存在を定期的に確認することを特徴とする実施態様１〜４のいずれかに記載の情報処理装置。
【００８９】
〔実施態様６〕前記存在確認手段は、周辺装置の電源オン時における当該情報処理装置との接続確立のための通信を介して、前記周辺装置が存在することを確認することを特徴とする実施態様１〜５のいずれかに記載の情報処理装置。
【００９０】
〔実施態様７〕前記存在確認手段は、周辺装置の電源オフ時における当該情報処理装置との接続解除のための通信を介して、前記周辺装置が存在しなくなったことを確認することを特徴とする実施態様１〜６のいずれかに記載の情報処理装置。
【００９１】
〔実施態様８〕前記仮想通信ポート作成手段は、仮想通信ポートを作成する際、対応する周辺装置の名称の少なくとも一部を用いて、前記仮想通信ポートに名称を付与することを特徴とする実施態様１〜７のいずれかに記載の情報処理装置。
【００９２】
〔実施態様９〕前記仮想通信ポート作成手段により作成された仮想通信ポートを表示する仮想通信ポート表示手段を有することを特徴とする実施態様１〜８のいずれかに記載の情報処理装置。
【００９３】
〔実施態様１０〕前記仮想通信ポート削除手段は、削除した仮想通信ポートを、前記仮想通信ポート表示手段による表示から消去させることを特徴とする実施態様９記載の情報処理装置。
【００９４】
〔実施態様１１〕前記仮想通信ポート表示手段により表示された仮想通信ポートの中から所望の仮想通信ポートが選択されることで、使用する周辺装置が特定されることを特徴とする実施態様９または１０記載の情報処理装置。
【００９５】
〔実施態様１２〕前記無線通信インターフェイスは、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈであることを特徴とする実施態様１〜１１のいずれかに記載の情報処理装置。
【００９６】
〔実施態様１３〕前記周辺装置はプリンタであることを特徴とする実施態様１〜１２のいずれかに記載の情報処理装置。
【００９７】
〔実施態様１４〕無線通信インターフェイスを有し、仮想通信ポートを介して前記無線通信インターフェイスと共通する無線通信インターフェイスを有する周辺装置とデータ通信を行う情報処理装置を制御する情報処理装置の制御方法であって、前記無線通信インターフェイスを用いて、周辺装置の存在を確認する存在確認ステップと、前記存在確認ステップにより存在が確認された周辺装置に対応し該周辺装置とデータ通信を行うための仮想通信ポートを作成する仮想通信ポート作成ステップと、前記仮想通信ポート作成ステップにより作成された仮想通信ポートのうち、前記存在確認ステップにより存在が確認できなくなった周辺装置に対応する仮想通信ポートを削除する仮想通信ポート削除ステップとを有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
【００９８】
〔実施態様１５〕無線通信インターフェイスを有し、仮想通信ポートを介して前記無線通信インターフェイスと共通する無線通信インターフェイスを有する周辺装置とデータ通信を行う情報処理装置を制御する情報処理装置の制御プログラムであって、前記無線通信インターフェイスを用いて、周辺装置の存在を確認する存在確認ステップと、前記存在確認ステップにより存在が確認された周辺装置に対応し該周辺装置とデータ通信を行うための仮想通信ポートを作成する仮想通信ポート作成ステップと、前記仮想通信ポート作成ステップにより作成された仮想通信ポートのうち、前記存在確認ステップにより存在が確認できなくなった周辺装置に対応する仮想通信ポートを削除する仮想通信ポート削除ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理装置の制御プログラム。
【００９９】
〔実施態様１６〕無線通信インターフェイスを有し、仮想通信ポートを介して前記無線通信インターフェイスと共通する無線通信インターフェイスを有する周辺装置とデータ通信を行う情報処理装置を制御する情報処理装置の制御プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記無線通信インターフェイスを用いて、周辺装置の存在を確認する存在確認ステップと、前記存在確認ステップにより存在が確認された周辺装置に対応し該周辺装置とデータ通信を行うための仮想通信ポートを作成する仮想通信ポート作成ステップと、前記仮想通信ポート作成ステップにより作成された仮想通信ポートのうち、前記存在確認ステップにより存在が確認できなくなった周辺装置に対応する仮想通信ポートを削除する仮想通信ポート削除ステップとを実行させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
【０１００】
〔実施形態１７〕無線通信インターフェイスを用いて、周辺装置の存在を確認する存在確認手段と、前記存在確認手段により存在が確認された周辺装置に対応し該周辺装置とデータ通信を行うための仮想通信ポートを作成する仮想通信ポート作成手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
【０１０１】
〔実施形態１８〕無線通信インターフェイスを用いて、周辺装置の存在を確認する存在確認手段と、前記存在確認手段による確認に応じて、仮想通信ポートの作成あるいは削除を行う仮想通信ポート作成削除手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
【０１０２】
〔実施形態１９〕無線通信インターフェイスを用いて、周辺装置の存在を確認する存在確認手段と、前記存在確認手段により存在が確認できなくなった周辺装置に対応する仮想通信ポートを削除する仮想通信ポート削除手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
【０１０３】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、存在が確認されたプリンタに対する仮想通信ポートを作成し、作成した仮想通信ポートを特定する情報を表示することで、存在が確認されたプリンタを選択候補として表示でき、さらに、存在が確認できなくなったプリンタの仮想通信ポートを削除し、削除した仮想通信ポートを特定する情報を表示から削除することにより、ユーザが誤って使用不可能なプリンタを選択してしまうような誤操作の防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態に係る情報処理装置を含んで構成される通信システムの全体構成を表す図である。
【図２】ハンドヘルドパソコンの内部ハードウェア構成を表すブロック図である。
【図３】プリンタの内部ハードウェア構成を表すブロック図である。
【図４】プリンタを制御するプリンタドライバにプリンタを併せて示した図である。
【図５】プリンタドライバのＵＩの一例を表す図である。
【図６】ポート選択部における選択可能なポートの例を表す図である。
【図７】印刷可能なアプリケーションのＵＩの一例を示す図である。
【図８】 Bluetoothにおけるピコネットの構成を表す図である。
【図９】ハンドヘルドパソコンで実行されるBluetoothによる無線通信スタンバイ状態時の処理を表すフローチャートである。
【図１０】プリンタの電源ボタンが押下（オン）されてプリンタが起動した時にプリンタで実行される起動時処理のフローチャートを示す図である。
【図１１】プリンタの電源ボタンが押下（オフ）されてプリンタがオフされる時にプリンタで実行されるオフ時処理のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
１ハンドヘルドパソコン（情報処理装置）
２液晶ディスプレイ（仮想通信ポート表示手段）
５カラープリンタ（周辺装置）
９ＣＰＵ
１５ＣＰＵ
２０プリンタドライバ（存在確認手段、仮想通信ポート作成手段、仮想通信ポート作成削除手段、仮想通信ポート削除手段）
２３通信制御部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention provides a peripheral device via a virtual communication port. To communicate with About the art.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as shown in the following patent document, there is a communication system using a hot plug wired interface such as 1USB (Universal Serial Bus). As an example of such a communication system, a host computer equipped with a USB and a printer are used. There is a system configured. In this system, when a printer that is powered on is connected to a host computer via a USB cable, a virtual USB port that can be recognized as a USB port for the printer by the OS installed in the host computer is automatically created. The printer can be printed using this USB port.
[0003]
Thus, for example, when printing is performed on a printer from an application in the host computer, the user first performs an operation of connecting a printer that is turned on to the host computer with a cable. Is clear to the user.
[0004]
In recent years, a communication system using a wireless interface such as Bluetooth, which is one of the wireless LAN protocols, capable of constructing a PAN (Personal Area Network) has been realized. There is a system including a host computer and a printer. In this system, a piconet (network connection) is formed between the host computer and a peripheral printer through a user operation on the host computer, and printing can be performed by the printer using the network connection. it can.
[0005]
[Patent Document 1]
Patent No. 2742160
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the communication system using the wireless interface such as Bluetooth, for example, when printing is performed on the printer from the application in the host computer, the physical position of the host computer and the printer is separated, Since the printer is not known or is not connected by a cable or the like, when there are a plurality of printers, it may be difficult to determine which printer can print from the host computer. In order to solve such problems, recently, peripheral devices have been controlled by the following procedures (steps) 1 to 6. For example, if you want the printer to print,
(Procedure 1) A user starts an application (application 1) for searching for a printer (peripheral device) having a wireless interface existing in the vicinity from the host computer.
[0007]
(Procedure 2) The application 1 is operated to search for a printer (peripheral device) having a wireless interface existing in the vicinity.
[0008]
(Procedure 3) When a printer (peripheral device) is found, an operation for performing various settings on the application 1 is performed so that the printer (peripheral device) can be used.
[0009]
(Procedure 4) A printable (other) application (application 2) is activated.
[0010]
(Procedure 5) Print setting is performed on the application 2, and a port representing a wireless interface is selected in the print setting.
[0011]
(Procedure 6) When printing is performed on the application 2, printing can be performed by a printer selected by the user.
[0012]
As described above, it is possible to control the peripheral device, for example, by causing a printer having a wireless interface to print from a host computer having a wireless interface, according to a recently implemented procedure. However, in order to do so, the above-described six procedures are required, which is problematic.
[0013]
In addition, the port representing the wireless interface of the peripheral device once created remains on the host computer even if the peripheral device becomes unusable due to power-off or the like. In many cases, the port is erroneously selected, or printing is actually instructed to the port, resulting in printing failure.
[0014]
The present invention has been made to solve the above-described problems of the prior art, and its purpose is to prevent the user from using it by mistake. Printer In other words, it is possible to prevent an erroneous operation such as selecting.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides: wireless Existence confirmed using communication interface It is confirmed whether or not a printer driver capable of controlling the printer is already incorporated. If a printer driver capable of controlling a printer whose existence has been confirmed is already incorporated, the printer driver is controlled. Corresponding to Printer To communicate with As a wireless communication port controlled by software A virtual communication port creating means for creating a virtual communication port; Of the virtual communication ports created by the virtual communication port creation means, a virtual communication port deletion means for deleting a virtual communication port corresponding to a printer whose existence cannot be confirmed, and a communication port selection section displayed on the user interface , Virtual communication port created by the virtual communication port creation means As information to be selected for selecting a printer used for printing and a wireless communication port used for printing by the printer. The virtual communication port displayed and created by the virtual communication port creating means Identifying information Can no longer be confirmed Information identifying the virtual communication port deleted by the virtual communication port deleting means Virtual communication port display means for deleting from the display.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0017]
In the following description, “USB” is an abbreviation for “Universal Serial Bus” and is a known interface capable of bidirectional data communication, and thus detailed description thereof is omitted. Since “IrDA” is a known wireless interface capable of bidirectional data communication standardized by “Infrared Data Association”, its detailed description is omitted. "Bluetooth" is a wireless communication interface capable of two-way data communication. Its main feature is that it matches the characteristics of each device such as "Serial Port Profile", "Cordless Telephony Profile", "Headset Profile" Various profiles (Profile) are prepared, information such as the model name of each device can be obtained in advance, automatic connection is possible, and a Bluetooth communication password is set for each device to connect And protecting. For example, since the serial port profile can be used for data communication between the host computer and the printer, a peripheral device (slave) including the serial port profile may be recognized as a printer. Due to the above characteristics, it is easy to configure a PAN “Personal Area Network” by using a piconet by using Bluetooth. In such a network environment, Bluetooth is used not by constant connection but by Ad-Hoc connection. Often done. Since Bluetooth is a known technique, detailed description thereof is omitted.
[0018]
FIG. 1 is a diagram showing an overall configuration of a communication system including an information processing apparatus according to an embodiment of the present invention. This system is configured by connecting a handheld personal computer 1 (information processing apparatus) and a color printer 5 so that wireless data communication is possible.
[0019]
In this embodiment, “Microsoft Windows (registered trademark) CE” is adopted as an OS (Operating System) installed in the handheld personal computer 1. 2 is a liquid crystal display (virtual communication port display means), 3 is a keyboard, and 4 is a Bluetooth port (antenna). The liquid crystal display 2 is a touch panel, and a function similar to that of a personal computer mouse is realized by performing operations such as dragging, dropping, and tapping using the stylus pen 6.
[0020]
Reference numeral 40 denotes a USB port (host), which is connected to a peripheral device such as the printer 5 with a USB cable to enable bidirectional data communication. Reference numeral 41 denotes an IrDA port that enables bidirectional communication of data using wireless communication with a peripheral device such as the printer 5.
[0021]
The color printer 5 is an ink jet printer and corresponds to a printer model A described later. Reference numeral 7 denotes a Bluetooth port (antenna). The handheld personal computer 1 and the printer 5 are installed within a range where Bluetooth communication is possible, and both have the Serial Port Profile. Therefore, wireless communication between these devices, that is, the Bluetooth Serial Port Profile, is possible. Bidirectional communication of data using is possible. Reference numeral 8 denotes a power button, which can be used to turn the printer 5 on and off.
[0022]
FIG. 2 is a block diagram showing an internal hardware configuration of the handheld personal computer 1.
[0023]
The handheld personal computer 1 is a portable terminal device used as a simple personal computer, and as a main feature thereof, does not include a mass storage device (usually a device capable of storing several GB of data) such as a hard disk drive, As a storage means, only a RAM (usually a memory having a capacity capable of storing several MB of data) is provided. With this configuration, an information processing apparatus that can be carried at low cost is realized.
[0024]
In the figure, reference numeral 9 denotes a CPU composed of a microprocessor or the like. As a central processing unit of the handheld personal computer 1, the RAM 11, the communication unit 12, and the like are connected via the address / data bus 43 according to a program stored in the ROM 10. The display unit 13 and the operation unit 14 are controlled. The ROM 10 stores device drivers for controlling peripheral devices such as the OS, display, port, printer, etc. (especially device drivers for printers are called printer drivers), applications that can be started on the handheld personal computer 1, and the like. .
[0025]
The RAM 11 is usually configured with a capacity of about 32 MB, half of which is allocated for program execution and the other half for data storage. The communication unit 12 includes the Bluetooth port 4, the USB port 40, and the IrDA port 41, and controls Bluetooth, USB, and IrDA communication. The display unit 13 includes the liquid crystal display 2, and the display unit 13 controls display of a user interface such as an application (hereinafter also abbreviated as “UI”). The operation unit 14 includes the keyboard 3 and controls key input.
[0026]
FIG. 3 is a block diagram illustrating the internal hardware configuration of the printer 5.
[0027]
In the figure, reference numeral 15 denotes a CPU composed of a microprocessor or the like. As a central processing unit of the printer 5, according to a program stored in the ROM 16, a RAM 17, a communication unit 18, and a recording are recorded via an address / data bus 44. The unit 19 is controlled. The ROM 16 stores a program for the printer 5 to perform recording (printing) processing according to control of the printer driver 20 (existence confirmation unit, virtual communication port creation / deletion unit, virtual communication port deletion unit) (to be described later with reference to FIG. 4). It is remembered.
[0028]
The RAM 17 temporarily stores print data mainly sent from the handheld personal computer 1, and printing is performed by the recording unit 19 based on this print data. The communication unit 18 includes the Bluetooth port 7, and the communication unit 18 controls Bluetooth communication. The recording unit 19 includes a recording unit composed of an ink jet recording head, each color ink, a carriage, a recording paper transport mechanism, and the like, and for generating a printing pulse by the recording head based on the printing data. It is comprised from the electric circuit comprised from ASIC etc. (all are not shown in figure).
[0029]
A print operation on a printable application (described later with reference to FIG. 7) causes a display content (image data) of a file opened by the application to be printed including a control command for the printer 5 via the printer driver 20. After being converted to data, the data is temporarily stored in the data storage area of the RAM 11 of the handheld personal computer 1 and sent from the Bluetooth port 4 to the printer 5 via the Bluetooth interface (using wireless communication). The print data received by the printer 5 is converted into print pulses by the recording unit 19 and printed on the recording paper.
[0030]
FIG. 4 is a diagram showing the printer 5 together with the printer driver that controls the printer 5.
[0031]
In the figure, arrows indicate the flow of data. The printer driver 20 is stored in the ROM 10 of the handheld personal computer 1.
[0032]
The printer driver 20 is an integrated printer driver and can control a plurality of printers. In this embodiment, printer model A, printer model B, and printer model C are supported, and printers of these models can be controlled. A UI control unit 21 controls the UI of the printer driver 20. A printer control unit 22 controls the printer 5 by sending a control command to the printer 5 according to an instruction from the UI control unit 21, or informs the UI control unit 21 of the status of the printer 5 based on a response command from the printer 5. Or tell. A communication control unit 23 includes software that controls the communication unit 12, and controls the port control unit 24 to control Bluetooth, USB, and IrDA communication.
[0033]
As for Bluetooth communication, as will be described later with reference to FIG. 9, the communication control unit 23 controls Bluetooth communication while periodically searching for and confirming Bluetooth-compatible devices (devices) existing in the vicinity. The port control unit 24 includes hardware for controlling Bluetooth in the communication unit 12, hardware for controlling USB, and software for controlling hardware for controlling IrDA. Each hardware is controlled according to instructions from the communication control unit 23. To control.
[0034]
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of the UI of the printer driver 20. This UI is displayed on the liquid crystal display 2 of the handheld personal computer 1 when the printer driver 20 is activated.
[0035]
In the figure, reference numeral 35 denotes a main window. A printer selection unit 25 includes a combo box. By selecting a connected printer, printing can be performed by the printer. In the figure, “BJ printer” that can be printed by the printer 5 is selected. A port selection unit 26 includes a combo box and displays a list of printable ports provided in the handheld personal computer 1, from which a desired port can be selected. In addition to USB and IrDA, BT (Mdl-A) representing a Bluetooth port can be selected as a printable port. However, as described later, the Bluetooth port is not displayed or selected depending on the situation. There are cases. In the figure, a Bluetooth port called BT (Mdl-A) is selected.
[0036]
A paper size selection unit 27 includes a combo box, and one of three types A6, A5, and A4 can be selected as the paper size. Reference numeral 28 denotes a draft print selection unit, which is composed of check boxes. When the check box is checked, the print quality is lowered and print processing is performed with the quality of draft print. If the check is removed, print processing is performed with standard quality. The figure shows a state where the check is removed. Reference numeral 29 denotes a color print selection unit, which includes check boxes. When the check box is checked, color printing is performed, and when the check box is not checked, monochrome printing is performed. In the figure, the checked state is shown.
[0037]
Reference numeral 30 denotes a print range selection unit, which is composed of radio buttons. When “all” is selected, the entire range is printed regardless of the selected region on the application display, and “select” is selected. If it is, the area selected on the display of the application is printed. The figure shows a state in which “all” is selected. Reference numeral 31 denotes a print orientation selection unit, which includes radio buttons. When “Portrait” is selected, when the application display is expanded and printed in the vertical direction of paper, “Landscape” is selected. The application display is expanded in the horizontal direction of the paper and printed. In the figure, “vertical” is selected.
[0038]
Reference numeral 32 denotes a margin setting unit, which is composed of a text box in which a numerical value can be input. In the figure, the upper, lower, left and right margins are all set to 25 mm. Reference numeral 33 denotes an OK button. When this button is tapped, printing is started. Reference numeral 34 denotes a cancel button. When this button is tapped, the main window 35 is closed without printing. Thereafter, settings in the printer selection unit 25, port selection unit 26, paper size selection unit 27, draft print selection unit 28, color print selection unit 29, print range selection unit 30, print orientation selection unit 31, and margin setting unit 32 are set. Is called “print setting”.
[0039]
FIG. 6 is a diagram illustrating an example of selectable ports in the port selection unit 26.
[0040]
FIG. 2A shows a case where Bluetooth printers that can be printed from the handheld personal computer 1 are present in the PAN area, and these printers are in a standby state in which printing is possible. In this example, a printer named Mdl-A (printer model A), a printer named Mdl-B (printer model B), and a printer named Mdl-C (printer model C) are in a standby state within the PAN area. Represents the existing state. FIG. 2B shows a case where such a printer does not exist.
[0041]
In this way, only when the Bluetooth-compatible printer is in the standby state, the port selection unit 26 automatically displays the correspondence of the virtual port (virtual communication port) indicating the output destination to the printer. The virtual port does not represent an actual hardware communication port, but is a port virtually created as a control communication port in software. The device driver 20 can transmit and receive data between the handheld personal computer 1 and a peripheral device (device) such as the printer 5 by using this virtual port. This virtual port corresponds to the Bluetooth port displayed on the port selection unit 26.
[0042]
In this way, as will be described later, the user can easily recognize printers that are present in the vicinity of the user, and the port selection unit 26 can select an output destination by performing an extremely simple operation. Printing can be performed easily and reliably with a printer to be printed. Further, when there is no Bluetooth printer in the PAN area or when the printer is not in the standby state, the port indicating the output destination to the printer is automatically deleted from the port selection unit 26 and is not displayed. It is possible to prevent mistakes such as trying to perform printing with an unusable printer and to prevent basic printing failures. Creation, display, and deletion of virtual ports will be described later with reference to FIGS.
[0043]
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of a UI of a printable application. This application is a Japanese word processor application.
[0044]
In the figure, reference numeral 36 denotes a main window, which represents a state in which a character string 37 is input. Reference numeral 38 denotes a print button for starting printing. By tapping this button, the printer driver 20 is activated and the main window 35 (FIG. 5) is displayed. Then, by tapping the OK button 33 in the main window 35, printing of the displayed character string 37 is started. Reference numeral 39 denotes a close button for closing the application. By tapping this button, the main window 36 is closed and the application is terminated.
[0045]
FIG. 8 is a diagram illustrating a configuration example of a piconet in Bluetooth.
[0046]
In the figure, one piconet is composed of one master and one or more (up to seven) slaves. In the figure, one master and three slaves, that is, slave 1, slave 2, and slave 3, This represents a state in which one piconet is formed. The master controls the piconet to which the master belongs, and the slave can only communicate with the master. In the present embodiment, the handheld personal computer 1 is a master and the printer 5 is a slave to form a single piconet for communication.
[0047]
Next, virtual port creation and deletion processing will be described with reference to FIGS.
[0048]
FIG. 9 is a flowchart showing processing in a wireless communication standby state by Bluetooth, which is executed by the handheld personal computer 1. This process is executed by the communication control unit 23 of the printer driver 20 in the wireless communication standby state.
[0049]
First, using Bluetooth, a Bluetooth compatible device existing in the PAN area and capable of wireless communication is searched (step S901), and it is determined whether there is a new Bluetooth compatible device capable of wireless communication (step S902). ). As will be described later, for example, when a Bluetooth-compatible device is newly turned on, the presence of the device is newly confirmed. If there is a new Bluetooth-compatible device capable of wireless communication as a result of the determination, the Bluetooth profile of the device is confirmed (step S903), and the device uses a printable profile such as Serial Port Profile. It is determined whether it is provided (step S904).
[0050]
If it is determined that the device has a printable profile, the model name of the device is confirmed, and a device driver (for example, a printer driver) that can control the device from the model name is a handheld personal computer. 1 is confirmed (step S905), and it is determined whether or not the device driver is incorporated (step S906).
[0051]
As a result of the determination, when the device driver for the device is incorporated, the device has the same characteristics and can be controlled. Therefore, the handheld personal computer 1 (master) and the device (slave) form a piconet. A network connection is established (step S907), a Bluetooth virtual port for data transmission / reception is created in a format including a part of the model name of the device, and the virtual port is displayed in a list on the port selection unit 26 (step S907). S908) (see FIG. 6A).
[0052]
Next, after a wait period of a certain time (for example, several seconds) is entered (step S909), the process returns to step S901.
[0053]
On the other hand, in step S902, if there is no new Bluetooth-compatible device capable of communication in the PAN area, the virtual port created in the past (in step S908) using Bluetooth is no longer necessary. It is determined whether or not there is a virtual port (step S910). This determination is made based on the type of profile and the presence / absence of a device driver, as in steps S904 and S906. Specifically, when the device corresponding to the created virtual port does not have a printable profile, or when a device driver that can control the device is not incorporated in the handheld personal computer 1 If the presence of the device cannot be confirmed, it is determined that the device is no longer needed. For example, it is determined to be unnecessary when the device corresponding to the virtual port is turned off.
[0054]
As a result of the determination in step S910, if there is no unnecessary virtual port, the process proceeds to step S909. On the other hand, if there is an unnecessary virtual port, the unnecessary virtual port is deleted and The virtual port is also deleted from the list display in the port selection unit 26 (step S911), and the process proceeds to step S909.
[0055]
As a result of the determination in step S904, if the existing Bluetooth-compatible device capable of wireless communication does not have a printable profile, it does not have the same characteristics, so the process proceeds to step S909 without creating a virtual port. .
[0056]
As a result of the determination in step S906, if a device driver for the existing Bluetooth-compatible device capable of wireless communication is not incorporated, control is not possible, and the process proceeds to step S909 without creating a virtual port.
[0057]
According to this processing, the handheld personal computer 1 periodically searches for a new Bluetooth-compatible device that can communicate with the PAN area, and if necessary, a virtual port for transmitting / receiving data to / from the device. The Bluetooth port corresponding to this virtual port is automatically displayed on the port selection unit 26.
[0058]
FIG. 10 is a flowchart of a startup process executed by the printer 5 when the printer 5 is started when the power button 8 of the printer 5 is pressed (turned on).
[0059]
When the power button 8 is pressed (turned on) and the printer 5 is activated, first, a Bluetooth-compatible host computer existing in the PAN area is searched (step S1001), and whether or not such a host computer exists. Is determined (step S1002).
[0060]
As a result of the determination, if there is a Bluetooth-compatible host computer capable of communication, connection negotiation with the host computer is started (step S1003). In this connection negotiation, if the host computer is the handheld personal computer 1, the presence is confirmed by the processing in FIG. 9 on the handheld personal computer 1 side. Therefore, in step S908, the Bluetooth virtual port for data communication is determined. It will be created in a format that includes a part of the model name of the device. When the connection negotiation is completed in step S1003, a standby state is entered (step S1004), and this process ends.
[0061]
On the other hand, if there is no Bluetooth-compatible host computer capable of communication in the PAN area in step S1002, the standby state is established without performing the connection negotiation (step S1004), and this process ends.
[0062]
According to this process, the Bluetooth communication connection negotiation is performed between the printer 5 and the handheld personal computer 1 simply by pressing (turning on) the power button 8 of the printer 5 to start the printer 5. In the personal computer 1, a virtual port for transmitting / receiving data to / from the printer 5 is created, and a Bluetooth port corresponding to the virtual port is automatically displayed on the port selection unit 26.
[0063]
FIG. 11 is a flowchart illustrating an off-time process executed by the printer 5 when the power button 8 of the printer 5 is pressed (off) and the printer 5 is turned off.
[0064]
When the power button 8 is pressed (off) when the printer 5 is activated (standby), first, it is determined whether or not the printer 5 is a member in the piconet as a slave (step S1101). As a result of the determination, if the printer 5 is a member in the piconet as a slave, the network connection is released and the piconet is removed (step S1102).
[0065]
If the piconet host computer is the handheld personal computer 1 in step S1102, the handheld personal computer 1 determines that the virtual port corresponding to the printer 5 is no longer necessary by the processing in FIG. Therefore, it is deleted as a Bluetooth virtual port that is no longer necessary for data communication in step S911.
[0066]
If the piconet is exited in step S1102, the state is turned off (step S1103), and the process is terminated.
[0067]
On the other hand, if the printer 5 is not a member in the piconet as a slave in step S1101, the network connection is not released and the printer 5 is turned off (step S1103), and this process ends.
[0068]
According to this process, the connection negotiation of Bluetooth communication is canceled between the printer 5 and the handheld personal computer 1 simply by pressing (turning off) the power button 8 of the printer 5 to turn off the printer 5. On the other hand, in the handheld personal computer 1, the virtual port created for Bluetooth communication with the printer 5 is deleted as unnecessary, and the Bluetooth port corresponding to the virtual port is automatically selected from the port selection unit 26. Deleted and disappears.
[0069]
According to the present embodiment, the virtual port for the handheld personal computer 1 to periodically search for a Bluetooth-compatible device that exists in the PAN area and transmit / receive data to / from the device as necessary. Since the Bluetooth port corresponding to this virtual port is automatically displayed on the port selection unit 26, the user can easily recognize a printer existing in the vicinity of the user, and the port selection unit 26 By simply performing an extremely simple operation of selecting an output destination in step S1, it is possible to print easily and reliably on a printer to be printed. In addition, when a device targeted for a virtual port goes out of the PAN area or when the device is not in a standby state, the virtual port is deleted so that the Bluetooth port corresponding to the virtual port can be selected. Since it is automatically deleted from the section 26 and is no longer displayed, it is possible to prevent a mistake that the user mistakenly tries to perform printing with an unusable printer and to prevent a basic printing failure. Thereby, malfunction of the handheld personal computer 1 and the printer 5 can be prevented. Therefore, by automatically creating and deleting a virtual communication port according to the presence of a peripheral device, it is possible to easily recognize an available peripheral device without requiring a complicated operation.
[0070]
Further, a virtual port is created in a format including a part of the model name of the device, and a part of the model name of the device is reflected in the Bluetooth port displayed on the port selection unit 26. Even in an environment where the user exists, the user can easily and reliably select the printer he / she wants to print. For example, even if a device that cannot be controlled by the handheld personal computer 1 exists in the PAN area, a virtual port for transmitting / receiving data to / from the device is not created, so that the user does not select the device by mistake. The malfunction of the handheld personal computer 1 and its device can be prevented.
[0071]
Also, by simply pressing (turning on) the power button 8 of the printer 5 and starting up the printer 5, a Bluetooth communication connection negotiation is performed between the printer 5 and the handheld personal computer 1, and a virtual port is created in the handheld personal computer 1. Is done.
Also, by simply pressing (turning off) the power button 8 of the printer 5 to turn off the printer 5, the virtual port that was created for Bluetooth communication with the printer 5 on the handheld personal computer 1 but is no longer needed is deleted. As a result, the Bluetooth port corresponding to the virtual port is automatically deleted from the port selection unit 26 and is not displayed. Therefore, not only complicated operations are unnecessary, but also the time required for establishing and releasing the network connection can be shortened.
[0072]
In the present embodiment, the color printer 5 is described as an example of the peripheral device. However, the present invention is not limited to this example, and is effective for any peripheral device having a similar data communication function. In addition, although an example of an ink-jet color printer has been described, it is needless to say that the present invention is not limited to this example and is effective for a laser beam printer and a monochrome printer.
[0073]
In the present embodiment, a Japanese word processor is used as an example of a printable application. However, the present invention is not limited to this example, and can be realized in any printable application.
[0074]
Although Microsoft Windows (registered trademark) CE is used as an example of the OS installed in the handheld personal computer 1, the present invention is not limited to this OS, and can be realized in any OS by adopting the same configuration.
[0075]
Note that the Serial Port Profile is used as an example of a profile included in a Bluetooth printer. However, the profile is not limited to this profile, and can be realized using an arbitrary profile for a printer. Needless to say, when the present invention is applied to a peripheral device that is not a printer, it can be realized using a profile suitable for the peripheral device.
[0076]
In this embodiment, a Bluetooth interface is used as an example of a wireless interface capable of bidirectional data communication between the handheld personal computer 1 and the printer 5, but the same configuration is not limited to this interface. This can be realized in any interface.
[0077]
Another object of the present invention is to supply a storage medium storing software program codes for realizing the functions of the embodiments to a system or apparatus, and a computer (or CPU, MPU, etc.) of the system or apparatus stores the storage medium. It is also achieved by reading out and executing the program code stored in.
[0078]
In this case, the program code itself read from the storage medium realizes the functions of the above-described embodiment, and the storage medium storing the program code constitutes the present invention.
[0079]
Examples of the storage medium for supplying the program code include a floppy (registered trademark) disk, a hard disk, a magneto-optical disk, a CD-ROM, a CD-R, a CD-RW, a DVD-ROM, a DVD-RAM, and a DVD. -RW, DVD + RW, magnetic tape, nonvolatile memory card, ROM, etc. can be used.
[0080]
Further, by executing the program code read by the computer, not only the functions of the above-described embodiments are realized, but also an OS (operating system) running on the computer based on the instruction of the program code. A case where part or all of the actual processing is performed and the functions of the above-described embodiments are realized by the processing is also included.
[0081]
Further, after the program code read from the storage medium is written in a memory provided in a function expansion board inserted into the computer or a function expansion unit connected to the computer, the function expansion is performed based on the instruction of the program code. This includes the case where the CPU or the like provided in the board or the function expansion unit performs part or all of the actual processing, and the functions of the above-described embodiments are realized by the processing.
[0082]
While various examples and embodiments of the present invention have been shown and described, those skilled in the art will recognize that the spirit and scope of the present invention is not limited to the specific descriptions and figures herein, It will be understood that this will cover a variety of modifications and changes all set forth in the scope of.
[0083]
Examples of embodiments of the present invention are listed below.
[0084]
[Embodiment 1] An information processing apparatus having a wireless communication interface and performing data communication with a peripheral device having a wireless communication interface common to the wireless communication interface via a virtual communication port, using the wireless communication interface Existence confirmation means for confirming the presence of a peripheral device, and virtual communication port creation means for creating a virtual communication port for data communication with the peripheral device corresponding to the peripheral device whose existence is confirmed by the presence confirmation means And a virtual communication port deleting means for deleting a virtual communication port corresponding to a peripheral device whose existence cannot be confirmed by the existence checking means among the virtual communication ports created by the virtual communication port creating means. A characteristic information processing apparatus.
[0085]
[Embodiment 2] When the peripheral device has the same characteristics as the information processing device and can be controlled by the information processing device, it is confirmed that the peripheral device is present by the presence checking unit. The information processing apparatus according to claim 1.
[0086]
[Embodiment 3] The information processing according to embodiment 2, wherein whether or not the peripheral device has the same characteristics as the information processing device is determined based on a profile of a wireless communication interface of the peripheral device. apparatus.
[0087]
[Embodiment 4] Whether or not the peripheral device can be controlled by the information processing device is determined based on whether or not a device driver for controlling the peripheral device is incorporated in the information processing device. The information processing apparatus according to Embodiment 2 or 3, wherein
[0088]
[Embodiment 5] The information processing apparatus according to any one of Embodiments 1 to 4, wherein the presence check unit periodically checks the presence of a peripheral device.
[0089]
[Embodiment 6] The implementation is characterized in that the presence confirmation unit confirms the presence of the peripheral device through communication for establishing connection with the information processing device when the peripheral device is powered on. The information processing apparatus according to any one of aspects 1 to 5.
[0090]
[Embodiment 7] The presence confirmation unit confirms that the peripheral device no longer exists through communication for disconnecting the information processing device when the peripheral device is powered off. The information processing apparatus according to any one of Embodiments 1 to 6.
[0091]
[Embodiment 8] The virtual communication port creating means assigns a name to the virtual communication port by using at least a part of the name of the corresponding peripheral device when creating the virtual communication port. The information processing apparatus according to any one of aspects 1 to 7.
[0092]
[Embodiment 9] The information processing apparatus according to any one of Embodiments 1 to 8, further comprising virtual communication port display means for displaying the virtual communication port created by the virtual communication port creation means.
[0093]
[Embodiment 10] The information processing apparatus according to Embodiment 9, wherein the virtual communication port deleting unit deletes the deleted virtual communication port from the display by the virtual communication port display unit.
[0094]
[Embodiment 11] The embodiment 9 or the peripheral device to be used is specified by selecting a desired virtual communication port from the virtual communication ports displayed by the virtual communication port display means. The information processing apparatus according to 10.
[0095]
[Embodiment 12] The information processing apparatus according to any one of Embodiments 1 to 11, wherein the wireless communication interface is Bluetooth.
[0096]
[Embodiment 13] The information processing apparatus according to any one of Embodiments 1 to 12, wherein the peripheral device is a printer.
[0097]
[Embodiment 14] A method for controlling an information processing apparatus for controlling an information processing apparatus that performs data communication with a peripheral device having a wireless communication interface and having a wireless communication interface that is common to the wireless communication interface via a virtual communication port A presence confirmation step for confirming the presence of a peripheral device using the wireless communication interface, and virtual communication for performing data communication with the peripheral device corresponding to the peripheral device whose existence is confirmed by the presence confirmation step. A virtual communication port creating step for creating a port, and a virtual communication port created by the virtual communication port creating step for deleting a virtual communication port corresponding to a peripheral device whose existence cannot be confirmed by the existence confirmation step And a communication port deleting step. Control method of the physical device.
[0098]
[Embodiment 15] A control program for an information processing apparatus that controls an information processing apparatus that performs data communication with a peripheral device that has a wireless communication interface and has a wireless communication interface common to the wireless communication interface via a virtual communication port A presence confirmation step for confirming the presence of a peripheral device using the wireless communication interface, and virtual communication for performing data communication with the peripheral device corresponding to the peripheral device whose existence is confirmed by the presence confirmation step. A virtual communication port creating step for creating a port, and a virtual communication port created by the virtual communication port creating step for deleting a virtual communication port corresponding to a peripheral device whose existence cannot be confirmed by the existence confirmation step Let the computer execute the communication port deletion step A control program for an information processing apparatus.
[0099]
[Embodiment 16] An information processing device control program for controlling an information processing device that performs data communication with a peripheral device having a wireless communication interface and having a wireless communication interface common to the wireless communication interface via a virtual communication port A stored computer-readable storage medium, the presence check step for checking the presence of a peripheral device using the wireless communication interface, and the peripheral device corresponding to the peripheral device whose presence is confirmed by the presence check step A virtual communication port creating step for creating a virtual communication port for performing data communication with the peripheral communication device, and among the virtual communication ports created by the virtual communication port creating step, peripheral devices whose existence cannot be confirmed by the existence confirmation step Virtual communication that deletes the corresponding virtual communication port A storage medium storing a program for executing the port deletion step.
[0100]
[Embodiment 17] Using a wireless communication interface, presence confirmation means for confirming the presence of a peripheral device, and virtual for performing data communication with the peripheral device corresponding to the peripheral device whose existence is confirmed by the presence confirmation means An information processing apparatus comprising virtual communication port creating means for creating a communication port.
[0101]
[Embodiment 18] Existence confirmation means for confirming the presence of a peripheral device using a wireless communication interface, virtual communication port creation / deletion means for creating or deleting a virtual communication port according to confirmation by the existence confirmation means, An information processing apparatus comprising:
[0102]
[Embodiment 19] Using a wireless communication interface, existence confirmation means for confirming the presence of a peripheral device, and virtual communication port deletion for deleting a virtual communication port corresponding to a peripheral device whose existence cannot be confirmed by the existence confirmation means And an information processing apparatus.
[0103]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, existence has been confirmed. Printer Create a virtual communication port for, and create the virtual communication port Identifying information The existence was confirmed by displaying Printer Can be displayed as a selection candidate, and the existence can no longer be confirmed. Printer Virtual communication port Delete the information that identifies the deleted virtual communication port. By removing it from the display, users cannot accidentally use it Printer It is possible to prevent an erroneous operation such as selecting.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating an overall configuration of a communication system including an information processing apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing an internal hardware configuration of a handheld personal computer.
FIG. 3 is a block diagram illustrating an internal hardware configuration of a printer.
FIG. 4 is a diagram illustrating a printer in combination with a printer driver that controls the printer.
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of a UI of a printer driver.
FIG. 6 is a diagram illustrating an example of selectable ports in a port selection unit.
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of a UI of a printable application.
FIG. 8 is a diagram illustrating a configuration of a piconet in Bluetooth.
FIG. 9 is a flowchart showing processing in a wireless communication standby state by Bluetooth, which is executed by the handheld personal computer.
FIG. 10 is a flowchart of start-up processing executed by the printer when the printer is started when a power button of the printer is pressed (turned on).
FIG. 11 is a flowchart illustrating an off-time process executed by the printer when the printer power button is pressed (off) and the printer is turned off.
[Explanation of symbols]
1 Handheld PC (information processing equipment)
2 Liquid crystal display (virtual communication port display means)
5 Color printer (peripheral device)
9 CPU
15 CPU
20 Printer driver (existence confirmation means, virtual communication port creation means, virtual communication port creation deletion means, virtual communication port deletion means)
23 Communication control unit

Claims

When a printer driver that can control a printer that has been confirmed using a wireless communication interface is already installed, and a printer driver that can control a printer that has been confirmed to exist is already installed, the printer driver Virtual communication port creating means for creating a virtual communication port as a wireless communication port controlled by software to communicate with the printer in correspondence with the printer ;
Of the virtual communication ports created by the virtual communication port creation means, virtual communication port deletion means for deleting a virtual communication port corresponding to a printer whose existence cannot be confirmed;
In the communication port selection unit displayed on the user interface, information for specifying the virtual communication port created by the virtual communication port creating means includes a printer used for printing and a wireless communication port used for printing by the printer. Of the information specifying the virtual communication port created by the virtual communication port creation means that is displayed as a selection target for selection, the virtual communication port that cannot be confirmed and deleted by the virtual communication port deletion means Virtual communication port display means for deleting information to be specified from the display.

The information processing apparatus according to claim 1 , wherein the information processing apparatus periodically checks the presence of a printer .

The information processing apparatus according to claim 2 , wherein the information processing apparatus confirms the presence of the printer through communication for establishing a connection with the information processing apparatus when the printer is turned on.

The information processing apparatus, the communication for disconnect with the information processing apparatus when the printer is powered off, claim 1-3, characterized in that to ensure that the printer is no longer present The information processing apparatus described in 1.

When creating a virtual communication port, using at least a part of the name of the corresponding printer, the information processing apparatus according to any one of claims 1 to 4, wherein applying a name to the virtual communication port.

When a printer driver that can control a printer that has been confirmed using a wireless communication interface is already installed, and a printer driver that can control a printer that has been confirmed to exist is already installed, the printer driver Creating a virtual communication port as a wireless communication port controlled by software to communicate with the printer in correspondence with the printer; and
Of the virtual communication ports created in the virtual communication port creation step, a virtual communication port deletion step of deleting a virtual communication port corresponding to a printer whose existence cannot be confirmed;
In the communication port selection unit displayed on the user interface, information for specifying the virtual communication port created in the virtual communication port creation step is a printer used for printing, and a wireless communication port used for printing by the printer. Of the information specifying the virtual communication port created in the virtual communication port creation step that is displayed as a selection target for selection, the virtual communication port deleted in the virtual communication port deletion step because the existence cannot be confirmed And a virtual communication port display step of deleting information to be specified from the display.

A program for controlling an information processing apparatus,
On the computer,
When a printer driver that can control a printer that has been confirmed using a wireless communication interface is already installed, and a printer driver that can control a printer that has been confirmed to exist is already installed, the printer driver Creating a virtual communication port as a wireless communication port controlled by software to communicate with the printer in correspondence with the printer; and
Of the virtual communication ports created in the virtual communication port creation step, a virtual communication port deletion step of deleting a virtual communication port corresponding to a printer whose existence cannot be confirmed;
In the communication port selection unit displayed on the user interface, information for specifying the virtual communication port created in the virtual communication port creation step is a printer used for printing, and a wireless communication port used for printing by the printer. Of the information specifying the virtual communication port created in the virtual communication port creation step that is displayed as a selection target for selection, the virtual communication port deleted in the virtual communication port deletion step because the existence cannot be confirmed A virtual communication port display step of deleting information to be specified from the display.

A storage medium readable by a computer and storing a program for controlling the information processing apparatus,
On the computer,
When a printer driver that can control a printer that has been confirmed using a wireless communication interface is already installed, and a printer driver that can control a printer that has been confirmed to exist is already installed, the printer driver Creating a virtual communication port as a wireless communication port controlled by software to communicate with the printer in correspondence with the printer; and
Of the virtual communication ports created in the virtual communication port creation step, a virtual communication port deletion step of deleting a virtual communication port corresponding to a printer whose existence cannot be confirmed;
In the communication port selection unit displayed on the user interface, information for specifying the virtual communication port created in the virtual communication port creation step includes a printer used for printing and a wireless communication port used for printing by the printer. Of the information specifying the virtual communication port created in the virtual communication port creation step that is displayed as a selection target for selection, the virtual communication port deleted in the virtual communication port deletion step because the existence cannot be confirmed A storage medium storing a program for executing a virtual communication port display step of deleting specified information from the display.