JP4542241B2 - Flame cylinder continuous dropping device - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、高速道路等で車線規制を行う時、発炎筒を走行中の車両から連続的に投下することができる発炎筒連続投下装置に関するものであり、さらには発炎時間の異なる発炎筒(長さの異なる発炎筒)を選択的に投下できる発炎筒連続投下装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、高速道路または一般道路において道路工事等を行う場合、事前(または事後)に車両通行帯の車線規制が必要となる。この車線規制は、工事現場に通行車両が突入しない様、工事現場よりかなり手前(または以後)から始まる。
車線規制の手順としては、初めに道路上に発炎筒を置き、後続車両に注意を与えるとともに、徐々に車線を狭める等して規制してゆく。こうして発炎筒によって通行車両の流れが規制された後、路上にカラーコーンまたは照明等を設置し工事現場の安全を図る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、発炎筒により車線規制を行う時、以前は作業者が徒歩により路上に発炎筒を置いて行ったため、作業者が通行車両によって跳ねられるなどの人身事故の危険性が有った。このため現在は図18に示すような、発炎筒投下車両から発炎筒を手動で投下するようにしている。
【0004】
図を参照してこの発炎筒投下車両の構成を簡単に説明をすると、この車両100には道路工事標識車等の工事用車両が使用され、車内から路面に向けた、左右の投下パイプ101、102が配置されており、この左右投下パイプ101、102内に、助手席から作業者が手作業で発炎筒103に着火した後、投下する構成となっている。
発炎筒103の構成を図17を参照して説明すると、図中(イ)は梱包状態にある発炎筒の斜視図、(ロ)はフィン104を開いた使用状態にある発炎筒の斜視図、(ハ)は(ロ)中にX−X断面図である。
【0005】
発炎筒103は従来から使用している発炎筒をその儘しており、図17に示すように発炎筒103には梱包状態の時には(イ)に示すように閉じている転がり防止用のフィン104が設けられ、投下する時には(ロ)に示すように該フィン104を開き発炎筒103の着火部105に着火させた状態で投下する。このため、着火時に作業員が火傷をしたり、あるいは車両火災等の危険があった。
【0006】
このような問題を解決する技術として実用新案登録第2590016号公報に記載されたものが提案されている。
この実用新案登録に係る発炎筒投下装置は、発炎筒を着脱自在にクランプする複数のクランプ手段と、前記各クランプ手段を所定の間隔を隔てて、巻き掛け式搬送体に取り付けて、その巻き掛け式搬送体を駆動して、前記各クランプ手段を着火位置に順次搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送されてくる前記発炎筒を前記着火位置で順次着火する着火手段と、前記着火手段により着火した発炎筒を前記クランプ手段から離脱する離脱手段とを含む構成からなり、この構成により一人のドライバーによって発炎筒投下作業を容易に行うことができ、かつ狙った位置に発炎筒を確実に投下できるというものである。
【0007】
しかしながら、上記実用新案登録されている発炎筒投下装置は、前記着火手段により着火した発炎筒を前記クランプ手段から離脱する離脱手段を必要としており、このため、離脱手段に何等かの不具合が発生した場合には、点火された発炎筒が搬送手段によって発炎筒収納部へ再び搬入され、他の発炎筒への延焼や車両火災の恐れがあった。
【0008】
また、発炎筒への着火はクランプ手段でクランプされた状態で行うため、収納部発炎筒への延焼を防止するために点火用バーナーを発炎筒投下毎に、「接近→バーナー点火→発炎筒点火→バーナー消火→収納」という作業を繰り返すことになり、着火手段の作動制御が極めて複雑で点火ミスや機械系での不具合が発生する恐れがある。
また、発炎筒を一つ一つクランプ手段で所定の位置に保持する必要があるため、発炎筒を位置決めしながらクランプ手段に保持させる作業に手間がかかるという問題もある。
さらに、発炎筒には発炎時間が異なる(たとえば15分用、5分用、3分用のもの等によって長さが異なる)ものがあり、これらを投下場所に合わせて道路に投下して行く必要がある。しかしこのような作業を自動で行うことが出来ないという問題がある。
【0009】
そこで、本発明は、車両内に長さの異なる発炎筒をそれぞれ別々に収納保持する発炎筒投下手段を配置し、この発炎筒投下手段に連続して発炎筒を路面側に向けて自然落下させることができる発炎筒投下路を配置し、この発炎筒投下路の下端に発炎筒を停止させるストッパ手段と、発炎筒に着火させるための着火手段と、発炎筒振り分け手段とを配置することにより、長さの異なる発炎筒を必要に応じて選択しながら、発炎筒投下手段から離れた位置で発炎筒に安全に着火したのち、投下できる発炎筒連続投下装置を提供することにより、上記問題点を解決することを目的とする。
本発明では助手席からの遠隔操作により、長さの異なる発炎筒を選択し、自動的にかつ連続的に発炎筒を自動発火させ、着火した発炎筒を道路上に所定の間隔で投下できるため、後続車両による作業員の人身事故を防止することができ、作業員の火傷等の労働災害を防止できる。また、車両火災等の発生も防止できる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このため本発明に係わる発炎筒連続投下装置は、
発炎筒を所定の時間間隔をおいて連続的に投下可能な発炎筒投下手段を上下方向に分離した状態で複数配置し、前記夫々の発炎筒投下手段に連続して車両内から路面に向けて発炎筒を投下するための発炎筒投下路を設け、前記発炎筒投下路には投下路から発炎筒が落下せぬように発炎筒を保持するとともに前記保持状態を解除して発炎筒を投下できるストッパ手段と、該ストッパ手段によって保持されている発炎筒に着火する着火手段とを備えてなることを特徴とする発炎筒連続投下装置であり、
前記発炎筒投下手段は、円板の外周に多数の発炎筒を保持する切欠を備え、円板を回転させながら、発炎筒を投下路内に投下できるようにしたことを特徴とする発炎筒連続投下装置であり、
前記円板の外周下方に発炎筒の落下を防止するとともに、所定位置で発炎筒を落下させる分離部を有する保持ガイドを配置してあることを特徴とする発炎筒連続投下装置であり、
前記保持ガイドの分離部は、発炎筒の移動方向に対向する端部が、円板の中心側に曲折して構成されていることを特徴とする発炎筒連続投下装置であり、
前記発炎筒投下手段は、無端式のチェーンに所定の間隔をおいて配置した保持部を有し、この保持部に保持した発炎筒をチェーンを駆動しながら、投下路内に投下できるようにしたことを特徴とする発炎筒連続投下装置であり、
前記発炎筒投路の下端に、発炎筒の投下方向を振り分けることができる振り分け手段を設けたことを特徴とする発炎筒連続投下装置であり、
前記発炎筒への着火手段はガスボンベと、バーナと、イグナイターとから構成したことを特徴とする発炎筒連続投下装置であり、
前記イグナイターは、装置作動中には連続的に作動していることを特徴とする発炎筒連続投下装置であり、
前記振り分け手段は手動によって操作可能に構成したことを特徴とする発炎筒連続投下装置である。
【0011】
【実施形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の実施例に係る発炎筒連続投下装置の正面図であり、15分用の発炎筒を投下する状態の図、図2は同側面図、図3は、図1に対応するものであり3分、5分用の発炎筒を投下する状態の図、図4は図1中の発炎筒投下手段の平面図、図5は図1中のA−A矢視方向からみた発炎筒投下手段の平面図、図6は発炎筒投下手段の要部拡大図、図7は図6中B矢方向の図である。
【0012】
本発炎筒連続投下装置は、図に示すようにアングル等によって組み立てられかつ上部に開閉自在の蓋を備えた骨組部材20内に設けられている。
発炎筒連続投下装置は、発炎筒103を所定の時間間隔をおいて発炎筒投下路3に連続的に投下する上下2段に配置された第1発炎筒投下手段1、第2発炎筒投下手段2と、前記第1、第2発炎筒投下手段1、2から路面方向に向けて配置した発炎筒投下路3と、前記投下路3から発炎筒103(フィン104が開いた状態の発炎筒)が落下せぬように発炎筒103を保持するとともに、発炎筒103を適宜投下できるストッパ手段4と、該ストッパ手段4によって保持されている発炎筒103に着火する着火手段(後述する)と、着火した発炎筒103を左右に振り分け投下する振り分け手段6を備えて構成される。
【0013】
図1、図2、図3に示すように、第1、第2発炎筒投下手段1、2は、上下2段に、且つ平面視でみて図4に示すようにずれて配置されており、上方の第1発炎筒投下手段1では15分用の長さの長い発炎筒103を投下路3に投下することができ、また、下方の第2発炎筒投下手段2では3分、5分用の2種類の発炎筒103を投下路3に投下できる構成となっている。また、上記発炎筒連続投下装置の周囲には、適宜カバー等が装着され内部が保護される構成となっている。
【0014】
第1発炎筒投下手段1は、図5に示す如く上面からみて円形状に形成されており、この円板10は中心部に配置したステッピングモータ等の回転装置によって回転できる構成となっている。なお、円板10の回転装置はステッピングモータに限定することなく、ギヤ、ベルト等の伝導手段を介してモータに結合したもの等、種々の形態のものを使用することができる。
【0015】
図5〜図7において、円板10の周囲には、転がり防止用フィン104を開いた状態で保持できる切欠7が等ピッチで多数形成され、図17(ロ)に示すフィン104を開いた発炎筒103がこの切欠7で保持されるようになっている。また、円板10の周囲は発炎筒103が自重によって落下するように傾斜面10a(図7参照)として形成されている。発炎筒のフィン104は断面が図17(ハ)に示すように円形をしているため、円板10とは点接触することになり、発炎筒103は傾斜面10aに沿って容易に滑ることができる。前記円板10周囲の下面には発炎筒103の落下を防止する保持ガイド8(図5〜図7参照)が配置され、この保持ガイド8は、後述する発炎筒投下路3に対応する部分のみが図6に示すように分離Sされ、発炎筒103がこの分離部分Sに到達すると、自重により分離部Sを介して投下路3内に落下する構成となっている。なお、保持ガイド8は適宜固定手段により前記骨組部材に固定されている。
【0016】
したがって、発炎筒103を切欠7に保持した円板10を、ステッピングモータ等によって回転させると投下路3上に到達した発炎筒103は、保持ガイド8の分離部Sを介して自重により傾斜面10aを滑って投下路3内に投下されることになる。この時、円板10の回転速度を調整することで、発炎筒103の投下時間を調整することができる。
【0017】
第1発炎筒投下手段1の下方には、図1、図2に示すように第2発炎筒投下手段2が配置されている。第2発炎筒投下手段2は、第1発炎筒投下手段と基本的な構成は同じであるが、2列に発炎筒103を保持できるようにした点が特徴である。図8に第2発炎筒投下手段2の平面図、図9に図8中のC方向矢視図を示す。
第2発炎筒投下手段2は、第1発炎筒投下手段1と同じように上面からみて円形状に形成されており、この円板10は中心部に配置したステッピングモータ等の回転装置によって回転できる構成となっている。なお、円板10の回転装置はステッピングモータに限定することなく、ギヤ、ベルト等の伝導手段を介してモータに結合したもの等、種々の形態のものを使用することができる。
【0018】
円板10の周囲には、転がり防止用フィン104を開いた状態で2列保持できる切欠7が等ピッチで多数形成され、図17(ロ)に示すフィン104を開いた2列の発炎筒103がこの切欠7で保持されるようになっている。また、円板10の周囲は発炎筒103が自重によって落下するように傾斜面10a(図9参照)として形成されている。前記円板10周囲の下面には発炎筒103の落下を防止する保持ガイド8(図8、図9参照)が配置され、この保持ガイド8は、後述する発炎筒投下路3に対応する部分のみが図8に示すように分離SSされ、分離部SSの一端(回転方向に対向する端部)が円板10の中心側に向けて曲折されて構成されている。保持ガイド8の端部を曲折することで、2列に保持された発炎筒103が分離部SSに来ると、図8に示すように外周側の発炎筒103のみが分離部SSを通過して投下路3内に落下し、内側の発炎筒103は曲折した保持ガイド8の端部で受け止められながら落下が防止され、再び円板10によって搬送されることになる。このように、円板10に2列に発炎筒103を保持しながら、発炎筒103を投下する際には1本ずつに分けて投下できるようにすると、発炎筒103の収納本数が1列の場合に比較して倍となり作業効率が一段と向上する。
なお、発炎筒投下手段として図10に示すような無端式チェーン30、あるいは同様の機能を有する投下手段を使用することができることは当然である。図10ではチェーン上に発炎筒を保持するケースを等ピッチで取付け、このケース内に発炎筒を配置し、順次投下する構成となっており、発炎筒への着火手段もチェーンの横の適宜位置に配置してある。
【0019】
第1発炎筒投下手段1から投下された発炎筒103を落下させる第1発炎筒投下路3Aは樋状をしており(必ずしも樋状に限定することなく、パイプ状のものなど同様の機能を奏する他の部材でもよい)、この樋状投下路3Aは図11に示すように発炎筒103の転がり防止フィン104を開いた状態で発炎筒103を投下できる断面形状として構成されている。第1発炎筒投下路3は骨組部材内で、第1発炎筒投下手段1から投下される発炎筒103を受け止め易いように上部を拡大して形成することができる。
【0020】
前記第1発炎筒投下路3Aは、第2発炎筒投下手段2の上部に接続されており、第1発炎筒投下路3Aに投入された発炎筒103は、第2発炎筒投下路3B内を滑って下方に移動できる。第2発炎筒投下路3Bは第1発炎筒投下路3Aと同様に樋状に形成してもよいが、本例ではパイプ状に形成されている。第2発炎筒投下路3Bは図11に示すように発炎筒103の転がり防止フィン104を開いた状態で発炎筒103を投下できる断面形状として構成されており、第2発炎筒投下路3Bの投下口は第1発炎筒投下路3Aの下端に接続されるとともに、第2発炎筒投下手段2から投下される発炎筒103を受け止め易いように上部を拡大して形成されている。
【0021】
前記第2発炎筒投下路3Bの下端には、図11に示すように発炎筒103を下端位置で保持するストッパ手段4を構成するストッパ4aが配置されている。このストッパ4aは、図1に示すようにリンク機構4b、リンク機構を駆動する駆動手段4cを備え、発炎筒103をストッパ4aで保持している状態の時には、発炎筒103の着火部がバーナの炎に対応する位置関係となっている。なお、発炎筒103のストッパ手段4は、この例に限定することなく、発炎筒103の投下路3Bの所定位置において発炎筒103を保持し、適宜発炎筒103を投下できる機能を有しているものであれば、自動、手動など他の種々の構成のものを使用することができる。
【0022】
第2発炎筒投下路3Bの下方には、図1、図3、図12に示すように、発炎筒103を車両の左右に振り分けて投下できる振り分け手段6が配置されている。
この振り分け手段6は図12に示すように、上方が開いた漏斗型をした振り分け管6cを備えており、この振り分け管6cが軸6eを中心に図12に示すように揺動自在に構成されている。また振り分け管6cには振り分け管6cを揺動させるための腕6fを備えており腕6fにはソレノイド式の駆動源6a、6bが取付けられている。図12に示すように左右のソレノドの内の左側のソレノイド6bを収縮させると振り分け管6cは左方に揺動し、発炎筒103は左側の投下路31に投下される。また、図12に示すように左右のソレノドの内の右側のソレノイド6aを収縮させると振り分け管6cは右方に揺動し、発炎筒103は右側の投下路33に投下される。さらに、左右ソレノイド6a、6bを初期位置に戻すと振り分け管6cは垂直となり、発炎筒103は中央の投下路32に投下される。なお、図中6dはリターンスプリングである。
【0023】
前記振り分け管6cの揺動は、上記したように二つのソレノイドによって行うことができるが、図13に示すように3つのソレノイドを使用して行うこともできる。即ち図13に示すものは、左右のソレノイド6a、6bの他に中央にロック用のソレノイド6gを配置したものであり、振り分け管6cを揺動する時は中央のソレノイド6gを伸長し、ロックを解除した状態で左右ソレノイド6a、6bにより揺動させるものであり、誤って振り分け管6cが揺動することを防止することができる。
この振り分け作業は上述のようにソレノイドによるものの他に手動レバーによる作業員による手作業により振り分け手段6を左右に揺動することもできる。また、ストッパ手段と振り分け装置を連動させ、自動的に、発炎筒103を左右に投下することもできる。
【0024】
つづいて、発炎筒103の着火、投下制御ブロック図について図14を参照して説明する。
図において、103は発炎筒、4aは発炎筒103を保持するストッパ、21はプロパンガスを保温しながらガスの供給を確保する冬期用のヒータ、22は15分用、5分、3分用の発炎筒103を選択するスイッチ、23は着火手段を構成するバーナ、24は着火用トランジスターイグナイター、25は電源、26はバーナの着火状態を確認するセンサ(たとえば光センサ)、27は制御回路、28はソレノイドバルブ、29はバーナとボンベとの流路を開く手動バルブ、30はプロパンボンベであり、これらは図示のように配置されている。前記制御回路には図示せぬ左、右、中央投下方向スイッチ、投下スイッチ等が配備されている。また、発炎筒103着火用バーナ23は連続燃焼方式を採用し、燃焼中もイグナイター24による点火用火花を連続的に発射しつづける構成としてあり、バーナ23の火が消える不具合を確実に防止することができるようにしてある。
【0025】
手動バルブ29を開いた状態において制御回路27からの信号により、着火用トランジスターイグナイター24のスイッチが入り、またソレノイドバルブ28が開いてバーナ23にガスが供給されると、ガスに火が付いた状態となる。この状態の時に第1発炎筒投下手段あるいは第2発炎筒投下手段が回転をはじめ、第1発炎筒投下手段、あるいは第2発炎筒投下手段から投下された発炎筒103が発炎筒投下路3を落下してくると、発炎筒103はストッパ4aによって一時落下が止められる。この状態でバーナ23によって発炎筒103に着火し、適当なタイミングでストッパ4aが外され、発炎筒103が上述した振り分け手段6を介して路面に投下される。発炎筒103の点火は、投下路3の下端でストッパ4aにより一定時間停止させた状態で行うため、点火薬のない発炎筒103でも点火が可能となり、発炎筒保管上での火災事故を防止することができる。また、バーナ23も常にイグナイター24による点火用火花によって着火状態になっているため、仮にバーナ23の火が消えてもただちにバーナ23に着火することができ発炎筒103が未着火の状態で投下されることは防止されている。
【0026】
上記発炎筒投下手順についてフローチャートを図15、図16を参照して説明する。
ステップS1において電源がONになり、ステップS2において発炎筒選択スイッチがONになった後、左、右、中央投下方向スイッチの投入状態を検知し、例えば左方向に投下する場合には、前述した振り分け手段6のソレノイド6bを作動して振り分け管6cを左に切換え、さらに左方向投下を示すランプが点灯する。
ついで、ステップS3により外気温度が検出され、外気温度が20°C以下の時は、図14中のヒータ21をONとする。
また外気温度が20°C以上の時にはステップS4に進みソレノイドバルブ28を開き、ステップS5でバーナに着火される。
バーナに着火されると車室内側の燃焼ランプが点灯し、バーナ着火を作業者が確認する。なお、この状態の時にはイグナイターによる点火用火花を連続的に発射しつづけ、バーナーの消火を防止している。
【0027】
図16に進み、ステップS6で投下スイッチをONにすると、第1、第2発炎筒投下手段1、2の内、前記選択された発炎筒投下手段の円板10がステッピングモータ等によって回転し、発炎筒103が投下路3上の切欠7に到達すると、発炎筒103は、保持ガイド8の分離部S、SSを介して自重により傾斜面10aを滑って第1、第2発炎筒投下路3内に投下される(図1、図3参照)。そして、ストッパ4aによって発炎筒103が一時停止している時にバーナ23によって着火され、ステップS7でストッパ4aを開くとステップS8で発炎筒103が投下される。ストッパ4aを円板10の回転速さに同期しながら開閉することで、連続的に発炎筒103を投下することができる。また、ストッパーは必要に応じてタイマーにより開閉制御することも可能である。
【0028】
以上の構成からなる発炎筒連続投下装置に作動を説明する。
骨組部材内に組み付けられた発炎筒連続投下装置は、車両に搭載され、車両内から路面に向けて発炎筒投下路3を配置する。第1、第2発炎筒投下手段1、2を構成する各円板10にはフィン104を開いた発炎筒103を設置し待機状態とする。投下現場に到着すると、作業員が図14中の手動バルブ29を開くとともに、電源スイッチ、発炎筒選択スイッチを投入する。
【0029】
第1発炎筒投下手段1または第2発炎筒投下手段2の円板10が回転しはじめ、発炎筒103が発炎筒投下路3内に順次投下され、投下された発炎筒103は投下路3下端のストッパ4aで保持され、この状態において、制御回路27からの信号によりバーナ23に火が付き発炎筒103に着火し、適宜タイミングで開くストッパ4aを介して発炎筒103が前記振り分け手段6から路上に投下される。この時振り分け手段6は、左、右、中央投下方向スイッチの投入状態により、例えば左方向に投下する場合には、図12あるいは図13のようにソレノイドを作動して振り分け管6cを投下方向に切換え、それに対応したランプを点灯する。
【0030】
以上のように、本発明では、円板10の周囲に傾斜面を形成し、その傾斜面にフィンを開いた発炎筒103を保持する切欠7を等ピッチで形成し、この切欠7に発炎筒103を保持するようにしたため、発炎筒103は自重により円板10から落下する。この時、円板10の周囲に発炎筒103の落下を防止する保持ガイド8によって保持されているため、保持ガイド8の分離部S、SSを介してのみ発炎筒103は投下路3内に落下することになる。こうして、本発明では従来装置のように発炎筒103をクランプ手段によってクランプする必要がなくなり、発炎筒103を保持する構成が簡略化される。また、発炎筒103はフィンを開いた状態で円板10の切欠7に装着するだけでよく、発炎筒103の位置決めなどが全く不要となり、発炎筒装着作業が極めて容易となる。
【0031】
なお、制御回路へのトリガー信号は手動によって、あるいは自動的に、さらにタイマー等によって入力することが可能である。また、発炎筒103への着火手段は、ガスに限定することなくグロープラグ、ニクロム線など種々の形態のものを使用することも可能である。また、発炎筒103の着火状態を目視で確認しながら、手動によってストッパ2を外し、発炎筒103を投下する機構を採用することもできる。さらに、上記実施形態では発炎筒投下手段は2段に配置したが、、同じ構成により3段以上所望の段数に設定することもできる。また、発炎筒投下手段には長さの異なる発炎筒を入り交じった状態で配置することも可能である。また、上記構成からなる装置には図示せぬ操作盤が必要に応じて設けられ、この操作盤のボタンを操作することにより、発炎筒の投下タイミングを種々設定することが可能である。
【0032】
上記発炎筒連続投下装置は、単なる一例であり、本発明はその精神また主要な特徴から逸脱することなく、他の色々な形で実施することができる。そのため前述の実施例は単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。更に特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は全て本発明の範囲内のものである。
【0033】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明に係る発炎筒連続投下装置は、
発炎時間の異なる発炎筒を複数種類準備でき、発炎時間にあわせて、目的とする発炎筒を路上に投下することができる。助手席からの遠隔操作により発炎筒の投下を安全に行える。発炎筒の着火方法は、燃焼ガスの中を通過させることにより発炎筒を発火させるため、火傷の心配がない。燃焼ガスは市販のカートリッジボンベを使用することにより安易な交換が可能である。発炎筒の路上への投下位置は、振り分け手段により車両の左右いずれにも投下できるため、路面左右に自由に発炎筒を投下できる。発炎筒の路上への投下ピッチ(発炎筒と発炎筒の距離)は自動又は押しボタンによる任意投下が行える。冬期用ヒータを設けたため外気温が−20°C〜+40°C程度の広い地域で使用が可能である、円板周囲に発炎筒を2列保持することができるため、発炎筒の収納本数が増大しより長い工事の規制に対応できる、発炎筒の点火は、投下路の下端でストッパにより一定時間停止させた状態で行うため、点火薬のない発炎筒でも点火が可能となり、発炎筒保管上での火災事故を防止できる。発炎筒着火用バーナは連続燃焼方式としているためバーナの火が消えることはない。また、燃焼中もイグナイターによる点火用火花を連続的に発射しつづけるため、バーナの火が消える不具合を確実に防止することができる、等の優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る発炎筒連続投下装置の正面図であり、15分用の発炎筒を投下する状態の図である。
【図2】同側面図である。
【図3】3分、5分用の発炎筒を投下する状態の図1に対応する図である。
【図4】図1中の発炎筒投下手段の平面図である。
【図5】図1中のA−A矢視方向からみた発炎筒投下手段の平面図である。
【図6】第1発炎筒投下手段の要部拡大図である。
【図7】図6中B矢方向の図である。
【図8】第2発炎筒投下手段の要部拡大図である。
【図9】図8中のC矢視図である。
【図10】発炎筒投下手段の他の例を示す図である。
【図11】図1中の発炎筒投下路3の構成図である。
【図12】図1中の振り分け手段6の側面図であり、左、中央、右方向へのそれぞれの投下状態を示している。
【図13】他の振り分け手段6の図12と同様の側面図である。
【図14】本発炎筒103連続投下装置の着火手段の構成図である。
【図15】本発炎筒連続投下装置の制御フローチャートである。
【図16】本発炎筒連続投下装置の図15に続く制御フローチャートである。
【図17】フィン格納状態にある発炎筒と、フィンが開いた状態にある発炎筒の側面図である。
【図18】従来の発炎筒投下装置の説明図である。
【符号の説明】
1 第1発炎筒投下手段
2 第2発炎筒投下手段
3 発炎筒投下路
3A 第1発炎筒投下路
3B 第2発炎筒投下路
4 ストッパ手段
4a ストッパ
4b リンク機構
4c 駆動手段
6 振り分け手段
6a、6b、6g ソレノイド
6c 振り分け管
6e 軸
6d リターンスプリング
6f 腕
7 切欠
8 保持ガイド
10 円板
10a 傾斜面
20 骨組部材
21 ヒータ
22 発炎筒選択スイッチ
23 バーナ
24 着火用トランジスタイグナイター
25 電源
26 センサ
27 制御回路
28 ソレノイドバルブ
29 手動バルブ
30 プロパンボンベ
103 発炎筒
104 フィン
S、SS 分離部[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a flame dropping cylinder continuous dropping device capable of continuously dropping a flame burning cylinder from a traveling vehicle when lane regulation is performed on an expressway or the like, and further, a flame burning cylinder (of a different length) The present invention relates to a continuous flame drop device capable of selectively dropping different flame tubes.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when road construction or the like is performed on an expressway or a general road, lane control of a vehicle lane is required in advance (or afterwards). This lane regulation starts considerably before (or after) the construction site so that no passing vehicle enters the construction site.
As a lane regulation procedure, first place a flame tube on the road, pay attention to the following vehicle, and gradually regulate the lane. After the flow of the passing vehicle is thus regulated by the flame tube, a color cone or lighting is installed on the road to make the construction site safe.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the lane control is performed by the flame retardant, the worker previously placed the flame retardant on the road on foot, and there was a risk of personal injury such as the worker being jumped by a passing vehicle. For this reason, at present, the flame cylinder is manually dropped from a flame cylinder dropping vehicle as shown in FIG.
[0004]
The construction of the flare tube dropping vehicle will be briefly described with reference to the drawings. A construction vehicle such as a road construction sign car is used for the
The configuration of the
[0005]
As shown in FIG. 17, the
[0006]
As a technique for solving such a problem, a technique described in Utility Model Registration No. 2590016 has been proposed.
The flue tube dropping device according to the utility model registration includes a plurality of clamp means for detachably clamping the flue tube, and the clamp means are attached to a wrapping type carrier at a predetermined interval, and the wrapping type carrying device is attached. A means for driving the body to sequentially convey the clamp means to an ignition position; an ignition means for sequentially igniting the flame cylinder conveyed by the conveyance means at the ignition position; and a flame cylinder ignited by the ignition means. And a detaching means for detaching from the clamping means. With this structure, the flaming cylinder can be easily dropped by one driver, and the flaming cylinder can be reliably dropped at the target position.
[0007]
However, the flue cylinder dropping device registered in the utility model requires a detaching means for detaching the flaming cylinder ignited by the igniting means from the clamping means. Therefore, when any trouble occurs in the detaching means. In this case, the ignited flame cylinder is carried again into the flame cylinder housing by the conveying means, and there is a risk of fire spread to other flame cylinders or a vehicle fire.
[0008]
In addition, since ignition to the flame cylinder is performed in a state where it is clamped by the clamping means, every time the flame burner is dropped, in order to prevent the fire from spreading to the storage unit flame cylinder, `` approach → burner ignition → flame cylinder ignition → burner extinction → The operation of “storage” is repeated, so that the operation control of the ignition means is extremely complicated, and there is a possibility that an ignition error or a malfunction in the mechanical system may occur.
In addition, since it is necessary to hold the flame cylinders in a predetermined position by the clamping means, there is a problem that it takes time and effort to hold the flame cylinders in the clamping means while positioning the flame cylinders.
In addition, there are flame tubes with different flame times (for example, different lengths for 15 minutes, 5 minutes, 3 minutes, etc.), and it is necessary to drop them on the road according to the drop location. There is. However, there is a problem that such operations cannot be performed automatically.
[0009]
In view of this, the present invention provides a flame-cylinder dropping means for separately storing and holding flame-cylinders of different lengths in a vehicle, and the flame cylinder that can be naturally dropped continuously toward the road surface side in succession to the flame-cylinder drop means. By arranging a dropping path, a stopper means for stopping the flame cylinder at the lower end of the flame cylinder dropping path, an ignition means for igniting the flame cylinder, and a flame cylinder allocating means, a flame cylinder having a different length is arranged as necessary. An object of the present invention is to solve the above-mentioned problems by providing a flame dropping cylinder continuous dropping device that can drop a flame after safely igniting the flame burning cylinder at a position away from the flame dropping means.
In the present invention, a flame cylinder having different lengths is selected by remote control from the passenger seat, the flame cylinder is automatically and continuously fired, and the fired flame cylinder can be dropped on the road at a predetermined interval. It is possible to prevent accidents caused by injury to workers and to prevent occupational accidents such as burns. Moreover, the occurrence of a vehicle fire can be prevented.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
For this reason, the flame throwing cylinder continuous dropping device according to the present invention is:
A plurality of flame-cylinder dropping means that can be continuously dropped at predetermined time intervals are arranged in a vertically separated state, and the flame cylinders are dropped from the inside of the vehicle toward the road surface in succession to the respective flame-cylinder dropping means. And a stopper means for holding the flame cylinder so that the flame cylinder does not fall from the drop path and releasing the holding state and dropping the flame cylinder, and holding the flame cylinder by the stopper means. A flame dropping cylinder continuous dropping device, characterized in that it comprises an ignition means for igniting the flame cylinder being fired,
The flame tube dropping means comprises a notch for holding a large number of flame tubes on the outer periphery of the disc, and is capable of dropping the flame tube into the drop channel while rotating the disc. ,
A flame dropping cylinder continuous dropping device characterized in that a holding guide having a separation part for dropping the flame firing cylinder at a predetermined position is disposed below the outer periphery of the disc, and the flame firing cylinder is dropped.
The separation part of the holding guide is a flame throwing cylinder continuous dropping device characterized in that an end facing the moving direction of the flame firing tube is bent to the center side of the disk,
The flame tube dropping means has a holding portion arranged at a predetermined interval on an endless chain, and the flame tube held in the holding portion can be dropped into the dropping channel while driving the chain. It is a flame dropping cylinder continuous dropping device,
A flame-throwing cylinder continuous dropping device, characterized in that, at the lower end of the flame-blade throwing path, a sorting means capable of sorting the dropping direction of the flame-trapping cylinder is provided,
The means for igniting the flame cylinder is a flame cylinder continuous dropping device characterized by comprising a gas cylinder, a burner, and an igniter,
The igniter is a flame dropping cylinder continuous dropping device characterized by being continuously operated during operation of the device,
The distribution unit is a flame dropping cylinder continuous dropping device characterized in that it can be operated manually.
[0011]
Embodiment
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a front view of a flame dropping cylinder continuous dropping device according to an embodiment of the present invention, in which a flame burning cylinder for 15 minutes is dropped, FIG. 2 is a side view thereof, and FIG. 3 corresponds to FIG. FIG. 4 is a plan view of the flame tube dropping means in FIG. 1 and FIG. 5 is a plane of the flame tube dropping means as seen from the direction of arrows AA in FIG. FIG. 6 is an enlarged view of a main part of the flare tube dropping means, and FIG. 7 is a view in the direction of arrow B in FIG.
[0012]
As shown in the figure, the present flame cylinder continuous dropping device is assembled in an angle or the like, and is provided in a
The flame cylinder continuous dropping device includes a first flame cylinder dropping means 1 and a second flame cylinder dropping means 2 arranged in two upper and lower stages for continuously dropping the
[0013]
As shown in FIG. 1, FIG. 2, and FIG. 3, the first and second blaze cylinder dropping means 1 and 2 are arranged in two upper and lower stages and shifted as shown in FIG. In the first flame cylinder dropping means 1, a
[0014]
As shown in FIG. 5, the first flame cylinder dropping means 1 is formed in a circular shape when viewed from above, and the
[0015]
5-7, around the
[0016]
Therefore, when the
[0017]
Below the first flame cylinder dropping means 1, a second flame cylinder dropping means 2 is arranged as shown in FIGS. The second flame cylinder dropping means 2 has the same basic configuration as the first flame cylinder dropping means, but is characterized in that the
The second flame cylinder dropping means 2 is formed in a circular shape when viewed from the top like the first flame cylinder dropping means 1, and the
[0018]
Around the
As a matter of course, an
[0019]
The first flame
[0020]
The first flame
[0021]
As shown in FIG. 11, a
[0022]
As shown in FIGS. 1, 3, and 12, a
As shown in FIG. 12, the distribution means 6 includes a funnel-shaped
[0023]
The
As described above, the sorting operation can be performed by a manual operation by an operator using a manual lever, and the sorting means 6 can be swung left and right as described above. In addition, the
[0024]
Next, an ignition and drop control block diagram of the
In the figure, 103 is a flame cylinder, 4a is a stopper for holding the
[0025]
When the
[0026]
A flowchart of the procedure for dropping the flame tube will be described with reference to FIGS. 15 and 16.
When the power source is turned on in step S1 and the flare cylinder selection switch is turned on in step S2, the closing state of the left, right, and center drop direction switches is detected. The
Next, the outside air temperature is detected in step S3, and when the outside air temperature is 20 ° C. or lower, the
When the outside air temperature is 20 ° C. or higher, the process proceeds to step S4, the
When the burner is ignited, a combustion lamp on the vehicle interior is turned on, and the operator confirms that the burner is ignited. In this state, the ignition spark from the igniter is continuously fired to prevent the burner from being extinguished.
[0027]
When the drop switch is turned ON in step S6 in FIG. 16, the
[0028]
The operation of the flame-throwing cylinder continuous dropping device having the above configuration will be described.
The flame cylinder continuous dropping device assembled in the frame member is mounted on the vehicle, and the flame
[0029]
The
[0030]
As described above, in the present invention, the inclined surface is formed around the
[0031]
The trigger signal to the control circuit can be input manually or automatically, and further by a timer or the like. Further, the means for igniting the
[0032]
The above-mentioned flame tube continuous dropping device is merely an example, and the present invention can be implemented in various other forms without departing from the spirit and main features thereof. For this reason, the above-described embodiments are merely examples, and should not be interpreted in a limited manner. Further, all modifications and changes belonging to the equivalent scope of the claims are within the scope of the present invention.
[0033]
【The invention's effect】
As explained in detail above, the flame-throwing cylinder continuous dropping device according to the present invention is
A plurality of types of flame tubes having different flame times can be prepared, and the target flame tube can be dropped on the road according to the flame time. The flame can be safely dropped by remote control from the passenger seat. In the ignition method of the flame cylinder, the flame cylinder is ignited by passing through the combustion gas, so there is no fear of burns. Combustion gas can be easily replaced by using a commercially available cartridge cylinder. Since the dropping position of the flame tube on the road can be dropped to either the left or right side of the vehicle by the sorting means, the flame tube can be freely dropped to the left and right of the road surface. The dropping pitch of the flame tube onto the road (distance between the flame tube and the flame tube) can be automatically or arbitrarily dropped by a push button. Since the heater for winter is provided, it can be used in a wide area where the outside air temperature is about -20 ° C to + 40 ° C. It can hold two rows of flame tubes around the disk, increasing the number of flame tubes stored. Since the ignition of the flame tube, which can accommodate longer construction regulations, is performed in a state where it is stopped for a certain period of time by a stopper at the lower end of the dropping path, it is possible to ignite even a flame tube without an igniting agent. Can be prevented. Since the burner for igniting the flame tube is a continuous combustion system, the burner does not extinguish. Further, since the ignition spark from the igniter is continuously fired even during combustion, it is possible to achieve excellent effects such as reliably preventing the burner from extinguishing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a continuous flame dropping device according to an embodiment of the present invention, and shows a state in which a flame firing tube for 15 minutes is dropped.
FIG. 2 is a side view of the same.
FIG. 3 is a view corresponding to FIG. 1 in a state in which a 3 and 5 minute flame tube is dropped.
FIG. 4 is a plan view of the flame tube dropping means in FIG. 1;
5 is a plan view of a flame tube dropping means as seen from the direction of arrows AA in FIG. 1. FIG.
FIG. 6 is an enlarged view of a main part of the first flame cylinder dropping means.
7 is a view in the direction of arrow B in FIG. 6;
FIG. 8 is an enlarged view of a main part of a second flame cylinder dropping means.
FIG. 9 is a view taken in the direction of arrow C in FIG.
FIG. 10 is a view showing another example of a flame-flange dropping means.
FIG. 11 is a configuration diagram of a flare
FIG. 12 is a side view of the sorting means 6 in FIG. 1, and shows respective dropping states in the left, center and right directions.
13 is a side view similar to FIG. 12 of another sorting means 6. FIG.
FIG. 14 is a configuration diagram of ignition means of the flame-throwing
FIG. 15 is a control flowchart of the present flame cylinder continuous dropping device.
FIG. 16 is a control flowchart subsequent to FIG.
FIG. 17 is a side view of the flame tube in the fin retracted state and the flame tube in the fin open state.
FIG. 18 is an explanatory view of a conventional flare dropping device.
[Explanation of symbols]
1 First flame tube dropping means
2 Second flame cylinder dropping means
3 Flame tube dropway
3A 1st flame tube dropway
3B Second flame cylinder dropway
4 Stopper means
4a Stopper
4b Link mechanism
4c Driving means
6 Sorting means
6a, 6b, 6g Solenoid
6c Distribution pipe
6e axis
6d return spring
6f arm
7 Notches
8 Holding guide
10 disc
10a Inclined surface
20 Frame members
21 Heater
22 Flame tube selection switch
23 Burner
24 Ignition transistor igniter
25 Power supply
26 sensors
27 Control circuit
28 Solenoid valve
29 Manual valve
30 Propane cylinder
103 Flame tube
104 fins
S, SS separation part
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