JP4541638B2 - Aluminum alloy coated plate for can lid - Google Patents
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Description
【0001】
【技術分野】
本発明は,プレコート層として水系または溶剤系の塗料を塗装してなる,成形性に優れた缶蓋用アルミニウム合金塗装板に関する。
【0002】
【従来技術】
アルミニウム合金塗装板は,一般に,熱延(熱間圧延)−冷延(冷間圧延),あるいは熱延−冷延−中間焼鈍−冷延の後,下地処理−塗装処理(プレコート)という製造工程において製造され,アルミニウム合金板よりなる基板と,基板の片面又は両面に形成した下地と,その上に形成した水系または溶剤系の塗料よりなるプレコート層とを有する構造となる。
【0003】
缶蓋用のアルミニウム合金塗装板は,缶蓋への成形時に,潤滑剤を塗布することなくプレス加工が行われる。そのため,成形前のアルミニウム合金塗装板そのものに潤滑性を付与しておく必要がある。
塗装板に潤滑性を付与する方法としては,プレコート層の表面に付加的に塗布するワックスであるアウターワックスを用いる方法と,予めプレコートを構成する塗料中に含有させるワックスであるインナーワックスを用いる方法の2種類がある。
【0004】
缶蓋成形のような高面圧の加わるプレス加工の場合は,アウターワックスのワックス切れ,即ち,塗装表面上におけるアウターワックス膜が保持できず,油膜切れを起こし成形不良となる不具合が生じる場合がある。
近年になって,上記ワックス切れ等のアウターワックスにまつわる問題を解消するために,アウターワックスの代替としてインナーワックスが多用されてきている。
【0005】
インナーワックス含有の塗装板に関するものとしては,例えば,塗装焼き付けする際に,開始5秒後に110℃以下,10秒後に180℃以下に制御する方法(特許文献1参照),アルミニウム合金板の表面粗さを板厚との関係で限定したもの(特許文献2参照),塗膜量40〜200mg/dm2での焼き付けの際の昇温速度を5〜20℃/secに制御する方法(特許文献3参照),酸価と数平均分子量を限定した樹脂を乳化剤として,ワックス水性分散体と変性エポキシ樹脂の水性分散体からなる組成物(特許文献4参照),塗膜表面の有機潤滑粒子の粒径が10μm以下であり,分布密度が50個/mm2以上または面積率が0.25%以上,塗膜厚が0.5〜15μmであるもの(特許文献5参照)等がある。
【0006】
しかし,缶蓋用アルミニウム合金塗装板において,単に塗膜にインナーワックスを含有させるだけでは,缶蓋成形時にキズが発生するあるいは塗膜が剥離する等の不具合が生じる場合があり,更なる改善が望まれていた。
【0007】
また,上記のインナーワックスを含有させる方法ではなく,アウターワックスの塗布状態を調整して,缶蓋成形時における様々な不具合を解消しようとした技術もある(特許文献6参照)。しかしながら,このアウターワックスの塗布状態の調整を行うだけでは,缶蓋成形時における種々の不具合を確実に解消させることは困難である。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−244778号公報,
【特許文献2】
特開平11−285753号公報,
【特許文献3】
特開平11−319705号公報,
【特許文献4】
特開平11−343455号公報,
【特許文献5】
特開2000−176372号公報,
【特許文献6】
特公平6−9716号公報
【0009】
【解決しようとする課題】
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,インナーワックス含有塗料塗装板における塗膜剥離を未然に防止し,かつ成形性にも優れた缶蓋用アルミニウム合金塗装板を提供しようとするものである。
【0010】
【課題の解決手段】
本発明は,アルミニウム合金板よりなる基板と,該基板の片面又は両面に形成した水系または溶剤系の塗料よりなるプレコート層とを有する缶蓋用アルミニウム合金塗装板において,
上記プレコート層には,上記塗料の固形分100重量部に対し,片面当たり0.1〜10重量部のインナーワックスが含有されていると共に,上記プレコート層の表面には,アウターワックスが5〜70mg/m2塗布されており,
上記インナーワックスとしては,植物系ワックス,動物系ワックス(ただしラノリンを除く),鉱物系ワックス,及び合成ワックスのうち,単独又はこれらの混合物を用いてあり,
上記アウターワックスに対するインナーワックスの混合比率が0.2%以上30%未満であることを特徴とする缶蓋用アルミニウム合金塗装板にある(請求項1)。
【0011】
本発明においては,上記のごとく,プレコート層にインナーワックスを含有させ,さらにプレコート層の表面に上記所定量のアウターワックスを塗布する。これにより,上述した課題を確実に解決することができる。
すなわち,上記プレコート層にインナーワックスを含有させるのみでは,塗膜(プレコート層)表面のワックス分布にムラが生じるため潤滑性がばらつき,蓋加工時に塗膜にキズが入ったり,塗膜が剥離する場合があるが,アウターワックスをさらにプレコート層表面に付与することにより,インナーワックスだけの場合のワックス分布のムラを補い,全面に均一な潤滑性能が得られ,キズや塗膜剥離を防止できる。そして,この効果を確実に発現させるためには,上記インナーワックスを含有させたプレコート層の表面に,更にアウターワックスを塗布し,かつ,上記インナーワックスの含有量を上記所定の範囲に限定した上で,上記アウターワックスの塗布量を上記所定の範囲に限定することが必要である。
【0012】
すなわち,上記プレコート層には,上記塗料の固形分100重量部に対し,片面当たり0.1〜10重量部のインナーワックスを含有させる。上記インナーワックスの含有量が0.1重量部未満の場合には,塗装板表面の潤滑が不足し,アウターワックスがあったとしても蓋加工時にキズや塗膜剥離が発生しやすく,さらには塗装板がくびれたり,破断に至る場合がある。一方,10重量部を超える場合には,後述するようなアウターワックス中にインナーワックスが混入する現象が顕著になり,その混入量が多くなりすぎる。これにより,インナーワックスとアウターワックスの両者が存在することによる上記の効果が飽和するのみならず,蓋加工ラインの搬送経路にワックスが堆積し,搬送に不具合をきたしてしまう。より好ましくは,インナーワックスの含有量を0.1〜6重量部とするのがよい。
【0013】
また,上記プレコート層の表面には,アウターワックスを5〜70mg/m2塗布する。アウターワックスの塗布量が5mg/m2未満の場合には,インナーワックスとアウターワックスの両者が存在することによる上記の効果がほとんど得られず,蓋加工時にキズや塗膜剥離が発生するばかりでなく,実生産ラインにおいて均一な膜厚コントロールを行うことが困難となる。一方,70mg/m2を超える場合には,インナーワックスとアウターワックスの両者が存在することによる上記の効果が飽和するのみならず,蓋加工ラインの搬送経路にアウターワックスが堆積し,搬送に不具合をきたしてしまう。より好ましくは,アウターワックスの塗布量は5〜50mg/m2とするのがよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明における上記アウターワックスとしては,例えば,パラフィン,ペトロラタム等の石油ワックスや,パーム油等の植物性ワックスがよく用いられるが,アウターワックスとして使用できるものであれば,公知の様々なワックスが適用できる。また,これらは単独あるいは混合物として用いることができる。
【0015】
また,上記インナーワックスとしては,カルナウバ等の植物系ワックス,ラノリン等の動物系ワックス,マイクロクリスタリン等の鉱物系ワックス,ポリエチレン等の合成ワックスが用いられるが,インナーワックスとして使用できるものであれぱ,公知の様々なワックスが適用できる。また,これらは単独あるいは混合物として用いることができる。
【0016】
また,上記プレコート層に用いることができる水系塗料としては,例えば,エポキシアクリル系樹脂がある。
また,上記プレコート層に用いることができる溶剤系塗料としては,例えば,エポキシフェノール系樹脂,塩ビオルガノゾル系樹脂,エポキシユリア系樹脂,熱硬化ビニル系樹脂,ポリエステル系樹脂がある。
また,上記基板となるアルミニウム合金板としては,例えばAl−Mg系合金,Al−Mn系合金等種々の缶蓋用アルミニウム合金板を適用することができる。
【0017】
次に,本発明においては,上記アウターワックスに対するインナーワックスの混合比率が0.2%以上30%未満である。
インナーワックスとアウターワックスの両者を施した本発明の塗装板を缶蓋に成形する場合,塗装板あるいは成形品がプレス装置の部品(塗装板が接触するロールやガイド等)に付着する現象であるブロッキングが生じ,塗装板や成形品のフィード不良を発生させる場合がある。フィード不良が発生すると,プレス内で二度打ちが起こり,塗装板のバリや破片が生じる。そのため,この場合には,一旦プレスを止めて清掃する必要があり,生産効率を著しく低下させる。
【0018】
一方,インナーワックスとアウターワックスの両者を付与した例ではないが,上記ブロッキングの一種である型離れ不良を解決しようとする技術として,前述した特許文献6に記載されたアウターワックスの塗布状態を調整する方法が知られている。
即ち,アウターワックスを塗布する場合,塗装板をアウターワックスの融点(例えばパラフィンワックスの場合は約60℃)以上に加熱して,アウターワックスを塗布し,さらに,コイル状に巻き取る際に,アウターワックスの融点以上の温度に塗装板の温度を維持して巻き取り作業を行う必要がある。この前提のもと,連続塗装処理されたAl−Mg系合金板にアウターワックスとしてのパラフィンワックスを一定量塗布後,60〜150℃で保持しつつ,60〜120℃の温度で巻き取る方法が提案されている。
【0019】
しかし,実際には,上記方法だけではブロッキングを確実に防止することができず,ブロッキングに起因するフィード不良の発生を解消するには至らなかった。
【0020】
即ち,従来においては,上述したように,塗装板や成形品が金型に付着するのは,アウターワックスの塗布量や分布が原因と考えられていた。
ところが,アウターワックスとインナーワックスの両方を施した塗装板においては,本発明者らが鋭意研究を重ねた結果,インナーワックスがアウターワックスに混入し,そのインナーワックスの混合比率が30%以上となると,アウターワックスが粘着性をもつようになることを解明するに至った。
そして,アウターワックスが粘着性をもつことが原因となり,塗装板や成形品がプレス装置の部品であるロールやガイド等に付着しやすくなり,塗装板や成形品のフイード不良を発生させていたことが判明したのである。
【0021】
なお,上記混合比率とは,アウターワックスの単位面積当りの重量をA(mg/m2),アウターワックス中に混入したインナーワックスの単位面積当りの重量をB(mg/m2)としたときのB÷(A+B)×100(%)のことを言う。
【0022】
そして,上記のごとく,インナーワックス及びアウターワックスの含有量および塗布量を上記特定の範囲に限定した上,上記アウターワックスに対するインナーワックスの混合比率を上記のごとく30%未満に限定することによって,プレス時のブロッキングを確実に防止することができることを見い出したのである。そして,これにより,缶蓋の生産効率を飛躍的に向上させることができる。
【0023】
上記混合比率を30%未満とするには,インナーワックスの含有量とアウターワックスの塗布量を上記所定量にコントロールすると共に,必要に応じてラインでの塗装焼き付け後の巻き取り張力等の製造条件をコントロールする方法がある。
【0024】
【実施例】
本発明の実施例に係る缶蓋用アルミニウム合金塗装板につき,より具体的に説明する。
本例では,アウターワックス量およびインナーワックス量の異なる供試材を14種類作製して,混合比率も異なるようにして,これらをプレス加工する際の塗膜剥離状況,およびブロッキングによるフィード不良の発生状況を調査するプレス試験を行った。
【0025】
まず,アルミニウム合金板よりなる基板として,材質A5182,質別H19,板厚0.25mmのアルミニウム合金コイルを準備し,連続塗装ラインにて,このコイルを巻きほどきながら下地処理−塗装処理−アウターワックス塗布を行い,再度コイルに巻き直した。
【0026】
下地処理としては一般的なクロメート処理を,約20mg/m2の条件で,上記基板の両面に対して行った。
塗装処理としては,上記基板を缶蓋に成形した際にその内面側となる面に塩ビオルガノゾル系樹脂を約100mg/dm2,缶蓋の外面側となる面にエポキシユリア系樹脂を約45mg/dm2を塗装焼き付けした後,両面にアウターワックスを塗布した。上記両面の各樹脂には,インナーワックスとしてカルナウバを所定量含有せしめた。アウターワックスとしては,パラフィンを所定量塗布した。
【0027】
次に,前記塗装後のコイルを巻きほどいて得られた塗装板における,蓋内面側及び蓋外面側の樹脂のアウターワックス付着量,及びアウターワックス中へのインナーワックスの混合比率を測定した。その結果を表1に示す。表1中のPHRは,PER HUNDRED REGINの略であり,樹脂の固形分100重量部に対するインナーワックスの含有量(重量部)として広く用いられている単位である。
【0028】
アウターワックス付着量およびアウターワックス中へのインナーワックスの混合比率の測定方法は次の通りである。
片方の面(表面)に付着しているアウターワックスを一定量のヘキサンで洗い流し,回収する。アウターワックスとして用いられているパラフィンワックスはヘキサンに溶解するため,ほぼ回収可能である。また,アウターワックス中に混入したインナーワックスもアウターワックスと一緒に回収される。このようにして回収したアウターワックス及びインナーワックスを含んだヘキサンを80℃に加熱して濃縮した後,アウターワックスとインナーワックスを四塩化炭素で溶解もしくは分散し,ガスクロマトグラムにて分析した。
【0029】
【表1】
【0030】
次に,上記14種類の供試材を用いて,実際に缶成形用のプレス装置によってプレス試験を行った。そして,供試材をフィードさせるときのブロッキングによるフィード不良の発生状況,供試材のプレス時における塗膜剥離の状況,搬送ラインのワックスの堆積状況を調査した。
プレス装置としては,入り側から順に,板を挟んで送るためのフィードロール−蓋加工金型−フィードロール−シアーを備えた連続加工装置を用いた。そして,連続プレス回数は10万回とした。
【0031】
調査結果を表1に併記する。
また,評価基準は次のとおりとした。
<フィード性>
○:加工部がすべて等間隔で良好な場合。
△:加工部が等間隔でない場合があるが,隣り合う加工部が重ならない場合。
×:隣り合う加工部が1回でも重なる場合。
【0032】
<潤滑性>
○:加工部に全くキズのない場合。
△:加工部にキズがあるが,アルミニウム合金の基板は露出していない場合。
×:加工部にキズがあり,アルミニウム合金基板が露出しており,塗膜剥離の前兆が現れている場合。
【0033】
<ワックス堆積>
○:加工金型にほとんど堆積しない場合。
△:加工金型にワックスが堆積するが,アルミニウム合金基板にキズが発生しない場合。
×:加工金型にワックスが堆積し,アルミニウム合金基板にキズが発生する場合。
【0034】
<総合評価>
◎:すべての評価において○の場合。
○:△が1つ,○が2つの場合。
△:△が2つ,○が1つの場合。
×:1つでも×がある場合。
【0035】
表1から知られるごとく,インナーワックス含有量あるいはアウターワックス付着量が上記の所定の範囲を下回る供試材1,2,3は,いずれも加工部にキズが入りアルミニウム合金よりなる基板が露出した。
インナーワックス含有量あるいはアウターワックス付着量が上記の所定の範囲を上回る供試材11,13,14は,いずれもワックス堆積が発生した。
【0036】
これに対し,インナーワックス含有量およびアウターワックス付着量が共に上記所定の範囲内の供試材4,5,6,7,9,10は,潤滑性,ワックス堆積とも△のレベル以上であり,量産可能なレベルであった。
但し,アウターワックス中へのインナーワックス混合比率が30%以上の供試材8,12,14はフィード性が劣る結果となった。
【0037】
【発明の効果】
以上のように,本発明によれば,アウターワックスとインナーワックスの両者を施した塗装板であって,プレス加工時の塗膜密着性に優れ,ワックス堆積も未然に防止し,かつプレス加工時のブロッキングをも未然に防止することでフィード不良を解消しうる成形性に優れた缶蓋用アルミニウム合金塗装板を提供することができる。[0001]
【Technical field】
The present invention relates to an aluminum alloy coated plate for can lids, which is formed by applying a water-based or solvent-based paint as a precoat layer and has excellent formability.
[0002]
[Prior art]
Aluminum alloy coated sheets are generally manufactured by hot rolling (hot rolling)-cold rolling (cold rolling), or hot rolling-cold rolling-intermediate annealing-cold rolling, followed by a surface treatment-coating treatment (pre-coating). And having a substrate made of an aluminum alloy plate, a base formed on one or both sides of the substrate, and a precoat layer made of a water-based or solvent-based paint formed thereon.
[0003]
Aluminum alloy coated plates for can lids are pressed without applying a lubricant when forming into can lids. Therefore, it is necessary to impart lubricity to the aluminum alloy coated plate itself before forming.
As a method for imparting lubricity to the coated plate, a method using an outer wax which is a wax additionally applied to the surface of the precoat layer and a method using an inner wax which is a wax previously contained in the paint constituting the precoat There are two types.
[0004]
In the case of press working with high surface pressure, such as can lid molding, the outer wax may be out of wax, that is, the outer wax film on the coated surface cannot be retained, resulting in a problem that the oil film is cut and defective molding occurs. is there.
In recent years, inner wax has been frequently used as an alternative to outer wax in order to solve the problems associated with outer wax such as the above-mentioned wax breakage.
[0005]
Examples of the coating plate containing the inner wax include, for example, a method of controlling the temperature to 110 ° C. or less after 5 seconds and 180 ° C. or less after 10 seconds (see Patent Document 1), and the surface roughness of the aluminum alloy plate. In which the thickness is limited in relation to the plate thickness (see Patent Document 2), a method of controlling the temperature rising rate during baking at a coating amount of 40 to 200 mg / dm 2 to 5 to 20 ° C./sec (Patent Document) 3), a composition comprising an aqueous dispersion of a wax aqueous dispersion and a modified epoxy resin using a resin having a limited acid value and number average molecular weight as an emulsifier (see Patent Document 4), and particles of organic lubricating particles on the surface of the coating film There are those having a diameter of 10 μm or less, a distribution density of 50 pieces / mm 2 or more, an area ratio of 0.25% or more, and a coating thickness of 0.5 to 15 μm (see Patent Document 5).
[0006]
However, in the aluminum alloy coated plate for can lids, simply adding an inner wax to the coating film may cause defects such as scratches or peeling of the coating film during can lid molding, and further improvements can be made. It was desired.
[0007]
In addition, there is a technique in which various problems at the time of can lid molding are solved by adjusting the application state of the outer wax instead of the above-described method of containing the inner wax (see Patent Document 6). However, it is difficult to reliably eliminate various problems during can lid molding simply by adjusting the application state of the outer wax.
[0008]
[Patent Document 1]
JP 11-244778 A,
[Patent Document 2]
JP 11-285753 A,
[Patent Document 3]
JP 11-319705 A,
[Patent Document 4]
JP-A-11-343455,
[Patent Document 5]
JP 2000-176372 A,
[Patent Document 6]
Japanese Examined Patent Publication No. 6-9716 [0009]
[Problems to be solved]
The present invention has been made in view of such conventional problems, and it is intended to provide an aluminum alloy coated plate for can lids that can prevent peeling of the coating film on the inner wax-containing coated coating plate and has excellent formability. To do.
[0010]
[Means for solving problems]
The present invention relates to an aluminum alloy coated plate for a can lid having a substrate made of an aluminum alloy plate and a precoat layer made of a water-based or solvent-based paint formed on one or both sides of the substrate,
The precoat layer contains 0.1 to 10 parts by weight of inner wax per side with respect to 100 parts by weight of the solid content of the paint, and 5 to 70 mg of outer wax is formed on the surface of the precoat layer. / M 2 applied ,
As the inner wax, plant wax, animal wax (excluding lanolin), mineral wax, and synthetic wax are used alone or a mixture thereof.
The mixing ratio of the inner wax to the outer wax is 0.2% or more and less than 30% .
[0011]
In the present invention, as described above, the precoat layer contains the inner wax, and the predetermined amount of the outer wax is applied to the surface of the precoat layer. Thereby, the subject mentioned above can be solved reliably.
That is, if the pre-coat layer only contains the inner wax, the wax distribution on the surface of the paint film (pre-coat layer) becomes uneven, resulting in uneven lubricity, and the paint film is scratched or peeled off when the lid is processed. In some cases, the outer wax is further applied to the surface of the precoat layer to compensate for uneven wax distribution in the case of using only the inner wax, and uniform lubrication performance can be obtained over the entire surface, thereby preventing scratches and coating film peeling. In order to surely exhibit this effect, an outer wax is further applied to the surface of the precoat layer containing the inner wax, and the content of the inner wax is limited to the predetermined range. Therefore, it is necessary to limit the coating amount of the outer wax to the predetermined range.
[0012]
That is, the precoat layer contains 0.1 to 10 parts by weight of inner wax per side with respect to 100 parts by weight of the solid content of the paint. When the content of the inner wax is less than 0.1 parts by weight, the surface of the coated plate is insufficiently lubricated, and even if there is an outer wax, scratches and peeling of the coating are likely to occur during the lid processing. The plate may be constricted or break. On the other hand, when the amount exceeds 10 parts by weight, the phenomenon that the inner wax is mixed into the outer wax as described later becomes prominent, and the mixing amount becomes too large. This not only saturates the above effect due to the presence of both the inner wax and the outer wax, but also causes the wax to accumulate on the transport path of the lid processing line, resulting in trouble in transport. More preferably, the content of the inner wax is 0.1 to 6 parts by weight.
[0013]
An outer wax of 5 to 70 mg / m 2 is applied to the surface of the precoat layer. When the amount of outer wax applied is less than 5 mg / m 2 , the above effects due to the presence of both inner wax and outer wax are hardly obtained, and scratches and peeling of the coating only occur during lid processing. This makes it difficult to control the film thickness uniformly in the actual production line. On the other hand, if it exceeds 70 mg / m 2 , the above effect due to the presence of both the inner wax and the outer wax is not only saturated, but the outer wax accumulates on the transport path of the lid processing line, and the transport is defective. I will give you. More preferably, the coating amount of the outer wax is 5 to 50 mg / m 2 .
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As the outer wax in the present invention, for example, petroleum waxes such as paraffin and petrolatum, and vegetable waxes such as palm oil are often used, but various known waxes can be used as long as they can be used as outer waxes. it can. These can be used alone or as a mixture.
[0015]
The inner wax may be a plant wax such as carnauba, an animal wax such as lanolin, a mineral wax such as microcrystalline, or a synthetic wax such as polyethylene. If the inner wax can be used as an inner wax, Various known waxes can be applied. These can be used alone or as a mixture.
[0016]
Examples of the water-based paint that can be used for the precoat layer include an epoxy acrylic resin.
Examples of the solvent-based paint that can be used for the precoat layer include an epoxy phenol resin, a vinyl organosol resin, an epoxy urea resin, a thermosetting vinyl resin, and a polyester resin.
Moreover, as an aluminum alloy plate used as the said board | substrate, various aluminum alloy plates for can lids, such as an Al-Mg type alloy and an Al-Mn type alloy, are applicable, for example.
[0017]
Next, in the present invention, the mixing ratio of the inner wax to the outer wax is 0.2% or more and less than 30% .
When molding a coated plate of the present invention with both inner wax and outer wax on a can lid, this is a phenomenon where the coated plate or molded product adheres to the parts of the press (roll, guide, etc. with which the coated plate contacts) Blocking may occur, resulting in poor feeding of painted plates and molded products. When feed failure occurs, double strikes occur in the press, resulting in burrs and debris on the coated plate. Therefore, in this case, it is necessary to stop the press once and clean it, which significantly reduces the production efficiency.
[0018]
On the other hand, although not an example in which both the inner wax and the outer wax are applied, the application state of the outer wax described in Patent Document 6 described above is adjusted as a technique for solving the mold separation failure which is a kind of the blocking. How to do is known.
That is, when the outer wax is applied, the coated plate is heated to a temperature equal to or higher than the melting point of the outer wax (for example, about 60 ° C. for paraffin wax), the outer wax is applied, and when the outer wax is wound up into a coil shape, It is necessary to perform the winding operation while maintaining the temperature of the coated plate at a temperature higher than the melting point of the wax. Under this premise, there is a method in which a constant amount of paraffin wax as an outer wax is applied to a continuously coated Al—Mg alloy plate and then wound at a temperature of 60 to 120 ° C. while being held at 60 to 150 ° C. Proposed.
[0019]
However, in actuality, blocking cannot be reliably prevented by the above method alone, and the occurrence of feed failure due to blocking has not been solved.
[0020]
That is, in the past, as described above, it was considered that the coating plate or molded product adhered to the mold due to the coating amount and distribution of the outer wax.
However, in the case of a coated plate with both outer wax and inner wax, the present inventors have conducted intensive research. As a result, the inner wax is mixed into the outer wax, and the mixing ratio of the inner wax becomes 30% or more. This led to the elucidation that the outer wax became sticky.
And because the outer wax was sticky, the coated plate and molded product were likely to adhere to the rolls and guides that are parts of the press machine, causing the feed plate and molded product to have poor feed. It turned out.
[0021]
The above mixing ratio means that the weight per unit area of the outer wax is A (mg / m 2 ), and the weight per unit area of the inner wax mixed in the outer wax is B (mg / m 2 ). B ÷ (A + B) × 100 (%).
[0022]
As described above, the content and coating amount of the inner wax and outer wax are limited to the specific range, and the mixing ratio of the inner wax to the outer wax is limited to less than 30% as described above. It was found that time blocking can be surely prevented. As a result, the production efficiency of the can lid can be dramatically improved.
[0023]
In order to make the mixing ratio less than 30%, the inner wax content and the outer wax coating amount are controlled to the above predetermined amounts, and if necessary, production conditions such as winding tension after painting and baking in the line There is a way to control.
[0024]
【Example】
The aluminum alloy coated plate for can lids according to the embodiment of the present invention will be described more specifically.
In this example, 14 types of test materials with different amounts of outer wax and inner wax were prepared, and the mixing ratios were also made different. A press test was conducted to investigate the situation.
[0025]
First, as a substrate made of an aluminum alloy plate, an aluminum alloy coil of material A5182, grade H19, plate thickness of 0.25 mm is prepared, and the substrate is coated, uncoated, and coated on the continuous coating line. Wax was applied, and it was wound around the coil again.
[0026]
As the base treatment, a general chromate treatment was performed on both surfaces of the substrate under the condition of about 20 mg / m 2 .
As the coating process, when the substrate is molded into a can lid, about 100 mg / dm 2 of vinyl chloride organosol resin is provided on the inner surface of the substrate, and about 45 mg of epoxy urea resin is formed on the outer surface of the can lid. After coating / baking / dm 2 , outer wax was applied to both sides. Each resin on both sides was made to contain a predetermined amount of carnauba as an inner wax. A predetermined amount of paraffin was applied as the outer wax.
[0027]
Next, the outer wax adhesion amount of the resin on the lid inner surface side and the lid outer surface side and the mixing ratio of the inner wax in the outer wax on the coated plate obtained by winding the coil after coating were measured. The results are shown in Table 1. PHR in Table 1 is an abbreviation for PER HUNDRED REGIN, and is a unit widely used as the content (parts by weight) of the inner wax with respect to 100 parts by weight of the solid content of the resin.
[0028]
The measuring method of the outer wax adhesion amount and the mixing ratio of the inner wax into the outer wax is as follows.
Wash and collect the outer wax adhering to one side (surface) with a certain amount of hexane. Paraffin wax used as an outer wax dissolves in hexane and can be almost recovered. Moreover, the inner wax mixed in the outer wax is also collected together with the outer wax. The hexane containing the outer wax and inner wax thus recovered was heated to 80 ° C. and concentrated, and then the outer wax and inner wax were dissolved or dispersed in carbon tetrachloride and analyzed by gas chromatogram.
[0029]
[Table 1]
[0030]
Next, a press test was actually performed by using a press for can molding using the above 14 kinds of test materials. Then, the occurrence of feed failure due to blocking when feeding the test material, the state of coating film peeling during pressing of the test material, and the state of wax accumulation on the transport line were investigated.
As the pressing device, a continuous processing device provided with a feed roll, a lid processing mold, a feed roll, and a shear for sandwiching and feeding the plates in order from the entry side was used. The number of continuous presses was 100,000.
[0031]
The survey results are also shown in Table 1.
The evaluation criteria were as follows.
<Feed properties>
○: When all the processed parts are good at regular intervals.
Δ: Processed parts may not be equally spaced, but adjacent processed parts do not overlap.
X: When adjacent processed parts overlap even once.
[0032]
<Lubricity>
○: When there is no scratch in the processed part.
Δ: The processed part is scratched, but the aluminum alloy substrate is not exposed.
×: When there is a scratch in the processed part, the aluminum alloy substrate is exposed, and a sign of coating film peeling appears.
[0033]
<Wax accumulation>
○: Almost no deposit on the processing mold.
Δ: Wax accumulates on the working mold, but the aluminum alloy substrate is not scratched.
×: When wax accumulates on the processing mold and scratches occur on the aluminum alloy substrate.
[0034]
<Comprehensive evaluation>
A: In the case of ○ in all evaluations.
○: When Δ is one and ○ is two.
Δ: When Δ is two and ○ is one.
X: When there is even one x.
[0035]
As is known from Table 1, the test materials 1, 2, and 3 in which the inner wax content or the outer wax adhesion amount is lower than the above-described predetermined range, both of which are scratched in the processed portion and the substrate made of an aluminum alloy is exposed. .
In each of the test materials 11, 13, and 14 in which the inner wax content or the outer wax adhesion amount exceeded the predetermined range, wax deposition occurred.
[0036]
On the other hand, the specimens 4, 5, 6, 7, 9, and 10 in which the inner wax content and the outer wax adhesion amount are both within the above predetermined range are both above the level of Δ for both lubricity and wax accumulation, It was a level that could be mass-produced.
However, the test materials 8, 12, and 14 in which the mixing ratio of the inner wax into the outer wax was 30% or more resulted in poor feedability.
[0037]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a coated plate provided with both an outer wax and an inner wax, which is excellent in coating film adhesion at the time of pressing, prevents wax accumulation, and at the time of pressing. It is possible to provide an aluminum alloy coated plate for can lids that is excellent in formability that can eliminate poor feeding by preventing the blocking of the above.
Claims (3)
上記プレコート層には,上記塗料の固形分100重量部に対し,片面当たり0.1〜10重量部のインナーワックスが含有されていると共に,上記プレコート層の表面には,アウターワックスが5〜70mg/m2塗布されており,
上記インナーワックスとしては,植物系ワックス,動物系ワックス(ただしラノリンを除く),鉱物系ワックス,及び合成ワックスのうち,単独又はこれらの混合物を用いてあり,
上記アウターワックスに対するインナーワックスの混合比率が0.2%以上30%未満であることを特徴とする缶蓋用アルミニウム合金塗装板。In an aluminum alloy coated plate for a can lid, comprising: a substrate made of an aluminum alloy plate; and a precoat layer made of a water-based or solvent-based paint formed on one or both sides of the substrate,
The precoat layer contains 0.1 to 10 parts by weight of inner wax per side with respect to 100 parts by weight of the solid content of the paint, and 5 to 70 mg of outer wax is present on the surface of the precoat layer. / M 2 applied ,
As the inner wax, plant wax, animal wax (excluding lanolin), mineral wax, and synthetic wax are used alone or a mixture thereof,
An aluminum alloy coated plate for a can lid, wherein the mixing ratio of the inner wax to the outer wax is 0.2% or more and less than 30% .
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