JP4540892B2 - タンポンとの併用に適した吸収パッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、生理用タンポンと併用される吸収パッドに係り、さらに詳しくは、身体に密着しやすく、経血の吸収容量も大きくできる吸収パッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
生理用タンポンは、生理用ナプキンなどの吸収性物品と併用されることが多い。これは、タンポンで吸収しきれなかった経血や、タンポンと女性性器の間に生じる隙間から漏れる経血が衣類に付着するのを防止するためである。
【0003】
特願2000−350682号公報には、生理用タンポンと併用されるための吸収パッドが記載されている。この吸収パッドは、平面状のパッド本体の表面側から裏面側へ貫通する挿通部が形成され、前記挿通部にタンポンから延びる紐が挿通される構造である。したがって、使用時にもタンポンの装着位置からパッド本体がずれることがない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような吸収パッドはパッド本体が平面状であるため、装着時にパッド本体が女性性器に密着し難い。また、パッド本体が変形し難いため、装着者の体の動きによってパッド本体にずれが生じ、女性性器との密着性が悪いことがある。さらに、タンポンで吸収しきれなかった経血やタンポンと女性性器の間に生じる隙間から漏れる経血が前記吸収パッドに吸収された場合に、吸収された経血が装着者の肌に広がりやすい。
【0005】
そこで、本発明は、パッド本体の上側の面に形成された隆起部を女性性器に確実に密着させることができ、吸収された経血の肌への広がりを防ぐことができるタンポンとの併用に適した吸収パッドを提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の吸収パッドは、液吸収能力を持つパッド本体を有し、前記パッド本体の上方向の面に縦方向へ延びる隆起部が設けられ、前記パッド本体に、タンポンから延びる紐を挿通する挿通部と、前記パッド本体の端部から前記挿通部に延びて前記紐を案内する案内スリットとが形成されて、前記紐が前記パッド本体に係止可能とされていることを特徴とするものである。
【0007】
この吸収パッドは、タンポンと併用したときに、前記隆起部が女性性器に密着して位置ずれしにくく、また前記隆起部が液吸収能力を有するため、タンポンで吸収しきれなかった経血が不用意に広がるのを防止できる。
【0008】
前記隆起部は、前記パッド本体を幅方向に二分する中心線に沿って1つ設けられていてもよく、この場合前記隆起部が膣口に密着しやすい。
【0009】
また、前記隆起部は、前記パッド本体を幅方向に二分する中心線の両側にそれぞれ設けられていてもよい。この場合、経血がパッド本体の左右両側へ拡散するのを防止しやすい。
【0010】
例えば、前記パッド本体は2つの吸収性部材により形成されており、前記吸収性部材は折り曲げられており、前記吸収性部材の折り曲げ線どうしが互いに接合されて、それぞれの吸収性部材の一部が前記隆起部を形成しているものとして構成できる。
【0011】
2つの吸収性部材を折り曲げて接合した構造では、前記隆起部の形成が容易である。
【0012】
また、前記吸収性部材に、圧縮により形成された折り曲げ誘導線が設けられていることが好ましい。前記折り曲げ誘導線が形成されていると、吸収性部材を折り曲げやすくなり、隆起部が身体の方向へ向けて立ち上がりやすくなる。
【0014】
また、前記挿通部は、前記2つの吸収性部材どうしが接合された接合境界部に形成されているものにできる。
【0015】
前記のように挿通部が形成されているので、タンポンの紐をパッド本体で係止しやすい。また、前記案内スリットが設けられているので、前記紐を前記挿通部へ誘導しやすい。前記挿通部に紐が挿通されることよって、タンポンとパッド本体との相対位置が変動しにくく、吸収パッドが膣口に対して位置ずれしにくくなる。
【0016】
また、前記パッド本体の裏面側に、挟持シートが位置して、前記パッド本体と前記挟持シートとが一部で接合されており、前記挿通部から裏面側へ延びた前記紐が前記パッド本体と前記挟持シートとの間に挟持可能とされていることが好ましい。
この場合、紐がパッド本体側に確実に係止されるようになる。
【0017】
また、前記挟持シートの面積は、前記パッド本体の面積と同じかまたは前記パッド本体の面積よりも大きく、前記挟持シートで前記パッド本体の裏面のほぼ全面を覆うことができるものが好ましい。
この場合に、前記挟持シートが液不透過性であることが好ましい。
【0018】
前記挟持シートを用いると、パッド本体の裏側への経血の滲みを防止できるようになる。
【0019】
さらに、前記挟持シートの外面に低摩擦処理が施されていると、パッド本体が下着の内面を滑りやすくなり、股間部と下着とが位置ずれしたときに、パッド本体が身体に対して位置ずれしにくくなる。
【0020】
また、前記パッド本体の裏面が液不透過性であってもよい。
なお、前記パッド本体は、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に介在する吸収層とを有するものとして構成できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施の形態の吸収パッドをタンポンと組み合せた状態で示す斜視図、図2(a)はタンポンを組み合せていない状態における図1のII−II線の断面図、図2(b)はタンポンを組み合せていない状態における図1のIII−III線の断面図である。
【0022】
図1および図2(a)、(b)に示す本発明の吸収パッド1は、液吸収能力を有するパッドであり、タンポン20との併用に適するものである。前記吸収パッド1は、パッド本体2と挟持シート3とが接合されたものである。
【0023】
図1および図2(a)、(b)に示すように、前記パッド本体2は、2つの吸収性部材7,7′によって形成されている。図3に示すように、2つの吸収性部材7,7′のうち一方の前記吸収性部材7は、吸収層4と液透過性シート5によって形成されている。前記液透過性シート5は2つの略楕円をそれらの長辺部で接合した形状であり、その接合部が前記液透過性シート5の折り曲げ線5eとなっている。吸収層4を前記液透過性シート5の一方の略楕円部5aの上に置き、他方の略楕円部5bを前記略楕円部5a側に前記折り曲げ線5eで折り曲げて前記吸収層4の上に被せ、前記吸収層4を略楕円部5aと略楕円部5bとの間に包む。そして、自由端部となっている前記略楕円部5aの側縁5cと前記略楕円部5bの側縁5dとが接着剤で接合され、接合部7a、7′aが形成されている。この接合部7a、7′aが図1に示すパッド本体周辺部2aを形成する。前記パッド本体周辺部2aには吸収層4は設けられていない。この接合は接着剤によるものに限定されるものではなく、熱圧着や熱融着などによって接合されていても良い。2つの吸収性部材7,7′のうち他方の前記吸収性部材7′も吸収層4′と液透過性シート5′によって形成されており、前記吸収性部材7と同様にして形成される。
【0024】
図4(a)、(b)に示すように、このようにして形成された2つの前記吸収性部材7,7′は折り曲げ線6、6′を有しており、前記折り曲げ線6、6′で図示矢印方向に向ってそれぞれL字状に折り曲げられている。図2(a)に示すように、この吸収性部材7、7′は、折り曲げ線6、6′の基端部6a、6′aを合わせて縦方向(X方向)の一部が接着剤8により接合されて接合部2dを形成し、前記接合部2dで互いに向き合うように一体化している。この接合は接着剤8によるものに限定されるものではなく、熱圧着や熱融着などによって接合されていても良い。前記折り曲げ線6,6′でL字状に折り曲げられて形成された吸収性部材7,7′のそれぞれの2つの面のうち、一方の面を有する部分は、前記折り曲げ線6、6′が起端部6b、6′bとなって、パッド本体2の上方向(Y方向)に立ち上る隆起部9、9′を形成している。図1に示すように、この隆起部9、9′はパッド本体の中心線O−Oに沿って、縦方向(X方向)全域に延びている。
【0025】
前記折り曲げ線6,6′でL字状に折り曲げられて形成された吸収性部材7,7′の他方の面を有する部分は挟持シート3の上方向の面に実質的に沿っており、受液部10、10′を形成している。前記隆起部9,9′の起端部6b、6′bに、例えば熱圧縮により折り曲げ誘導線6c、6′cを付しておくことが好ましい。このように折り曲げ誘導線6c、6′cを付しておくと、使用前の携帯時には前記隆起部9、9′を受液部10、10′側へ倒して平面状にしておけるため携帯性に優れたものとすることができ、使用時には隆起部9、9′を容易に隆起させて使用することができる。
【0026】
前記パッド本体2はその上面からみた形状が略楕円形であり、その略楕円の一方の頂点がパッド本体2の一方の頂点2bとなり、他方の頂点がパッド本体2の他方の頂点2cとなっている。前記パッド本体2の頂点2bから前記中心線O−O線に沿った長さL3の位置にかけては、前記基端部6,6′が接合されていないため、前記吸収性部材7と7′との間に自由端7b、7′bを有する。この7bと7′bとの間に隙間が形成され、この隙間が案内スリット11を形成する。そして、案内スリット11の終端が、パッド本体2を表裏に貫通する挿通部12となっている。このように、パッド本体2の端部から前記挿通部12に延びて前記紐を案内する案内スリット11が形成されていると、前記紐を前記挿通部12に導きやすくなる。ただし、本発明はこれに限定されるものではなく、前記案内スリット11が前記頂点2bと2cのそれぞれから形成されるものであっても良い。そして、この実施の形態では、前記案内スリット11および挿通部12によって、タンポンの紐を掛止する係止部が形成されている。
【0027】
前記パッド本体2はその全体が水解性の素材で形成され、また、前記接着剤8が水溶性であることが好ましい。さらに、前記液透過性シート5、5′の端部どうしを接着している接着剤も水溶性であることが好ましい。前記水解性の素材および水溶性の接着剤を用いると、使用後に水洗トイレットに流し捨てることができる。ただし、パッド本体2が水解性素材で形成されていなくてもよいことはもちろんである。
【0028】
図1および図2(a)に示すように、前記パッド本体2と前記挟持シート3は、部分的な接合部13において粘着剤15aで、接合部14において粘着剤15bで互いに接合されている。図2(b)に示すように、前記接合部13、14は前記案内スリット11と重複する位置には設けられていない。したがって、前記案内スリット11と重複する位置では、前記パッド本体2と前記挟持シート3とは接合されていない。
【0029】
前記挟持シート3は紙または不織布あるいはフィルムであり、液不透過性であることが好ましい。前記挟持シート3の外面3aには、下着への粘着層が設けられておらず、前記外面3aの全域に低摩擦処理が施されている。この低摩擦処理は、前記外面3aにシリコーン樹脂またはフッ素樹脂などをコーティングしたものである。
【0030】
前記パッド本体2は従来の生理用ナプキンよりも小さく、且つ着用時に縒れることなく膣口を確実に塞ぐことが可能な大きさである。例えば、パッド本体2の縦方向の最長部の長さL1は80〜130mm程度、好ましくは100〜120mm、最大幅W1は50〜80mm、好ましくは60〜70mm程度である。
【0031】
前記挟持シート3は、パッド本体2の裏面の一部においてのみ前記裏面と重なるものであってもよいが、前記挟持シート3がパッド本体2と同じ寸法か、または図1に示すようにパッド本体2よりも大きく、パッド本体2の裏面の全体が挟持シート3で覆われるものが好ましい。挟持シート3を液不透過性とし、挟持シート3でパッド本体2の裏面の全域が覆われていると、万一パッド本体2に経血の漏れを生じた場合でも、前記挟持シート3が下着に対面することで前記経血で下着が汚れるのを防止できる。
【0032】
例えば、挟持シート3の縦方向の長さL2は前記L1より長く、前記L2が85〜140mm程度、挟持シート3の幅寸法W2は、55〜90mm程度であることが好ましい。
【0033】
また、前記隆起部9、9′の起端部6b、6′bから隆起部9、9′の頂部6d、6′dまでの高さhは5〜20mm程度、好ましくは15mm程度である。これよりも低いとパッドと装着者の女性性器との当接性が悪くなり、これよりも高いと装着者に違和感を与えることになる。
【0034】
さらに、前記隆起部9、9′の縦方向の長さは30mm以上であることが好ましい。30mmより短いと前記隆起部9、9′が女性器と当接する面積が少なくなるため、吸収パッドからの経血の横漏れを有効に防止できない。また、経血が吸収された吸収パッドが着用者の肌に触れる面積が大きくなるため、経血が肌に付着することによって生ずる着用者の肌のかぶれを防止することができない。
【0035】
前記挿通部12は、パッド本体2のほぼ中央部に位置していることが好ましく、前記案内スリット11の長さL3は、前記L1の1/3〜1/2程度であることが好ましい。しかし、前記案内スリット11が前記頂点2bと2cのそれぞれから形成されている場合の案内スリット11の長さは、前記L1の1/3程度であることが好ましい。
【0036】
次に、タンポン20と前記吸収パッド1の装着方法を説明する。
タンポン20は、圧縮された吸収体21と、前記吸収体21から延びる紐(リード)22を有している。前記吸収体21はアプリケータに挿入されているものであってもよいし、アプリケータに挿入されていないものであってもよい。
【0037】
前記タンポン20を膣内に挿入しアプリケータを抜き取った後に、紐22をパッド本体2の案内スリット11に挿入し、案内スリット11に沿って紐22を挿通部12に案内する。そして、紐22の端部22aを持ち、パッド本体2を引き上げると、挿通部12と前記紐22との案内作用により、パッド本体2が膣口に一致する位置に装着される。この際、前記隆起部9、9′が女性器の陰唇内側に挿入されて着用されるものとして使用することができる。このように、前記隆起部9、9′を女性器の陰唇内側に挿入して着用すると、陰唇の閉じ力で前記隆起部9,9′を女性器に保持させ、これにより吸収パッド1の全体が女性器と一体感を有するように着用することができる。また、前記隆起部9,9′を受液部10,10′側へ倒した状態で使用することもできる。この場合でも、前記隆起部の内側が女性器の形に沿うことができるので、タンポンの吸収体21から漏れ出した少量の経血は前記隆起部9、9′により吸収される。
【0038】
パッド本体2が膣口に装着された後に、前記紐22を、パッド本体2と挟持シート3との間に挟み込み、例えば図1に示すように、紐22の端部22aを、案内スリット11と逆の向きに回すようにして、紐22をパッド本体2と挟持シート3との間で挟んで挟持させる。このように、パッド本体2と挟持シート3との間に紐22の端部を挟み込むことにより、紐22がタンポン吸収体21から漏れ出した経血によって汚れることを防ぐことができる。したがって、装着者がタンポンを取り出す際に経血で汚れた紐22を手で持つことがなくなり、よって装着者の手を経血で汚すことを防止できる。
【0039】
紐22がパッド本体2と挟持シート3との間に挟持されていることにより、下着を装着するまでの間、吸収パッド2がタンポンが挿入された膣口から位置ずれしにくくなり、下着を装着したときに、パッド本体2が位置ずれしにくい。
【0040】
さらに、挟持シート3の外面3aには粘着層が設けられていないため、紐22によって膣口に密着するように位置決めされた挟持シート3と、下着とが粘着されず、挟持シート3と下着とが相対的に動くことができる。特に、前記挟持シート3の外面3aに低摩擦処理がなされていると、下着がずれたときに挟持シート3と下着とが滑り、パッド本体2が膣口からずれるのを防止できる。
【0041】
タンポンの吸収体21から漏れ出した少量の経血は、パッド本体2の吸収層4、4′により吸収される。この際、前記隆起部9、9′を女性器の陰唇内側に挿入して着用した場合は、タンポンの吸収体21から漏れ出した少量の経血が前記隆起部9,9′にて吸収される。
【0042】
また、前記隆起部9,9′を受液部10,10′側へ倒した状態で使用した場合でも、タンポンの吸収体21から漏れ出した少量の経血は前記隆起部9、9′の内側により吸収される。また、タンポンの吸収体21から漏れ出した経血が前記隆起部9,9′で吸収しきれなかった場合や前記隆起部9、9′から横漏れした場合には、前記受液部10、10′で吸収される。
【0043】
このように、前記隆起部9、9′を形成すると、隆起部9、9′が女性性器に密着するため、パッド本体2のずれによって生じる経血の漏れを防止することができる。また、隆起部9、9′が女性性器に当接することにより経血が吸収された吸収パッドが着用者の肌に触れる面積を少なくすることができるため、経血が肌に付着することによって生ずる着用者の肌のかぶれを少なくすることができる。
【0044】
また経血が前記紐22を伝わって漏れた場合、その下には挟持シート3が位置しているため、この挟持シート3を不透液性とすることで、下着30が汚れるのを防止できる。
【0045】
図5は図1に示す本発明の第1の実施の形態における第1の変形例の吸収パッドを示したものであり、図5(a)は図2(a)と同様にタンポンを組み合せていない状態における吸収パッドを図1におけるII−II線と同様の位置で切断した断面図、図5(b)は図2(b)と同様にタンポンを組み合せていない状態における吸収パッドを図1におけるIII−III線と同様の位置で切断した断面図である。図5(a)、(b)において図2(a)、(b)と同じ構造の部分には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0046】
図5(a)、(b)に示す吸収パッド1Aはパッド本体2Aを有している。前記パッド本体2Aは、図1に示す本発明の第1の実施の形態の吸収パッド1の前記吸収性部材7、7′のそれぞれの上面に、L字状に折り曲げられた吸収性部材7A、7′Aを配置して形成される。前記吸収性部材7A、7′Aは前記吸収性部材7,7′と同じ構造で形成されているものであり、吸収層4A、4′Aを略楕円形状の液透過性シート5A、5′Aでそれぞれ包み、自由端部となっている前記略楕円形状の液透過性シート5A、5′Aの側縁が接着剤で接合され、接合部7Aa、7′Aaが形成されている。
【0047】
図5(a)、(b)に示すように、前記吸収性部材7を形成する前記液透過性シート5の上面にL字状に折り曲げられた前記吸収性部材7Aを置き、前記吸収性部材7Aの折り曲げ線16の基端部16aを前記隆起部9の起端部6bの近傍に接着剤17により接合する。同様に、前記吸収性部材7′を形成する前記液透過性シート5′の上面にL字状に折り曲げられた前記吸収性部材7′Aを置き、前記吸収性部材7′Aの折り曲げ線16′の基端部16′aを前記隆起部9′の起端部6′bの近傍に接着剤17により接合する。この接合は接着剤17によるものに限定されるものではなく、熱圧着や熱融着などによって接合されていても良い。そして、前記吸収性部材7、7′の前記接合部7a、7′aと前記吸収性部材7A、7′Aの前記接合部7Aa、7′Aaとが接合され、この接合部がパッド本体周辺部2Aaを形成している。
【0048】
前記折り曲げ線6,6′でL字状に折り曲げられて形成された吸収性部材7A,7′Aのそれぞれの2つの面のうち、一方の面を有する部分が前記折り曲げ線16、16′の基端部16a,16′aからパッド本体の上方向に立ち上り、隆起部9A、9′Aを形成している。この隆起部9A、9′Aはパッド本体の縦方向へ向って延びている。図5(a)、(b)に示すように、前記隆起部9、9′、9A、9′Aは扇状に広がるように形成されている。そして、前記折り曲げ線16,16′でL字状に折り曲げられて形成された吸収性部材7A,7′Aの他方の面を有する部分は前記受液部10の上方向の面に実質的に沿っており、受液部10A、10′Aを形成している。
【0049】
このように、複数の隆起部9、9′、9A、9′Aが形成されていることにより、パッド本体2Aを複雑な形状の女性器に密着させることができる。また、隆起部9、9′、9A、9′Aが身体の動きに合わせて女性器に追随するため、経血の漏れを防止することができる。
【0050】
さらに、隆起部9、9′を女性器の陰唇内側に挿入して着用し、隆起部9、9′よりも吸収パッド1Aの側縁側に設置されている隆起部9A、9′Aを女性器の陰唇外側に位置させて装着することができる。これにより、吸収パッド1Aの全体が女性器と一体感を有するように着用することができ、パッド本体2Aが膣口からずれにくくなる。また、前記隆起部9,9′で吸収しきれなかった経血や前記隆起部9、9′から横漏れした経血は、隆起部9A、9′Aにより吸収されることになる。
【0051】
なお、図5(a)、(b)に示した吸収パッド1Aは4つの吸収性部材でパッド本体が形成され、隆起部を4つ有しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、それよりも多数の吸収性部材によりパッド本体が形成され、4つ以上の隆起部を有しているものであっても良い。また、L字状に折り曲げられていない、吸収層を有する複数の部材が受液部に接合されることによって複数の隆起部が形成されているものであっても良い。
【0052】
図6は図1に示す本発明の第1の実施の形態における第2の変形例の吸収パッドを示したものであり、図6(a)は図2(a)と同様にタンポンを組み合せていない状態における吸収パッドを図1におけるII−II線と同様の位置で切断した断面図、図6(b)は図2(b)と同様にタンポンを組み合せていない状態における吸収パッドを図1におけるIII−III線と同様の位置で切断した断面図である。図6(a)、(b)において図2(a)、(b)と同じ構造の部分には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0053】
図6(a)、(b)に示すように、吸収パッド1Bはパッド本体2Bを有している。前記パッド本体2Bは、液透過性の表面シート18と、液不透過性の裏面シート19と、前記表面シート18と前記裏面シート19との間に挟まれた吸収層4、4′とを有している。前記吸収層4、4′はそれぞれ折り曲げ線20、20′を有しており、前記折り曲げ線20、20′でL字状に折り曲げられている。このL字状に折り曲げられた前記吸収層4、4′はその一方の面が前記裏面シート19の上側に載置されている。そして、前記裏面シート19の上側に載置された前記吸収層4、4′は、前記裏面シート19と接している面と反対側の面の全面が前記表面シート18によって覆われている。この、前記折り曲げ線20、20′でL字状に折り曲げられて形成された前記吸収層4、4′のそれぞれの2つの面のうち、一方の面を有する部分はパッド本体2Bの上方向へ向って立ち上っており、この立ち上った前記吸収層4、4′の部分とこの部分に対応する前記表面シートとで隆起部9B、9′Bが形成されている。この隆起部9B、9′Bはパッド本体の縦方向へ向って延びている。
【0054】
パッド本体2Bの周辺部2Baには吸収層4、4′が設けられておらず、前記周辺部2Baにおいて表面シート18と裏面シート19とが接着剤で接合されている。
【0055】
前記パッド本体2Bはその上面からみた形状が略楕円形であり、前記パッド本体2Bでは、その略楕円形の1つの頂点からほぼ中央部分に至る案内スリット11Bが形成されており、この案内スリット11Bの終端が、パッド本体2Bを表裏に貫通する挿通部12Bとなっている。また前記案内スリット11Bおよび挿通部12Bの周囲部分2Bbには、吸収層4、4′が設けられておらず、表面シート18と裏面シート19とが接合された領域となっており、前記案内スリット11Bおよび挿通部12Bは前記表面シート18と裏面シート19との接合部分に切込み形成されている。
【0056】
このように、前記裏面シート19を液不透過性のシートとすることによって、吸収層4、4′に吸収された経血で下着が汚れるのを防止できる。
【0057】
図7は本発明の第2の実施の形態として、吸収パッドをタンポンと組み合せた状態で示す斜視図、図8(a)はタンポンを組み合せていない状態における図7のII−II線の断面図、図8(b)はタンポンを組み合せていない状態における図7のIII−III線の断面図である。前記吸収パッド30は、パッド本体31と挟持シート32とが接合されたものである。図8(a)、(b)に示すように、前記パッド本体31は、液透過性の表面シート33と、液不透過型の裏面シート34と、前記表面シート33と前記裏面シート34との間に挟まれた吸収層35とを有している。そして、パッド本体31の周辺部31aには吸収層35が設けられておらず、前記周辺部31aにおいて表面シート33と裏面シート34とが接着剤で接合されている。
【0058】
図7に示すように、前記パッド本体31はその中心線O′−O′に沿って、縦方向(X方向)全域に隆起部36が形成されている。前記隆起部36は、前記吸収層35が盛り上がることにより前記吸収層35と一体的に形成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記吸収層35の上に別個の部材により隆起部36が形成されるものであっても良い。前記吸収層35の上に別個の部材により隆起部36が形成される場合には、前記隆起部36を構成する部材は液吸収能力および液保持能力とを有することが好ましい。このように、前記隆起部36を形成すると、隆起部36が女性性器に密着するため、パッド本体31のずれによって生じる経血の漏れを防止することができる。また、隆起部が女性性器に当接することにより経血が吸収された吸収パッドが着用者の肌に触れる面積を少なくすることができるため、経血が肌に付着することによって生ずる着用者の肌のかぶれを少なくすることができる。
【0059】
そして、パッド本体の上側の面のうち、前記隆起部36が形成されていない領域が受液部42を形成している。
【0060】
前記パッド本体31はその上面からみた形状が略楕円形であり、前記パッド本体31では、その略楕円形の1つの頂点からほぼ中央部分に至る案内スリット37が形成されており、この案内スリット37の終端が、パッド本体31を表裏に貫通する挿通部38となっている。また前記案内スリット37および挿通部38の周囲部分31bには、吸収層35が設けられておらず、表面シート33と裏面シート34とが接合された領域となっており、前記案内スリット37および挿通部38は前記表面シート33と裏面シート34との接合部分に切込み形成されている。
【0061】
図7および図8(a)に示すように、前記パッド本体31と前記挟持シート32は、部分的な接合部39において粘着剤41aで、接合部40において粘着剤41bで互いに接合されている。図8(b)に示すように、前記接合部39、40は前記案内スリット37と重複する位置には設けられていない。したがって、前記案内スリット37と重複する位置では、前記パッド本体31と前記挟持シート32とは接合されていない。
【0062】
次に各部材の構成材料を説明する。
前記液透過性シート5、5′、5A、5′Aおよび前記表面シート18、33は液透過性の不織布、開孔を有する樹脂フィルムで形成可能であるが、前記液透過性シート5、5' 、5A、5′Aおよび前記表面シート18、33として水解性のシートを使用することができる。また、挟持シート3、32および裏面シート19、34は疎水性繊維を主体とした不織布や紙または樹脂フィルムなどで形成された液不透過性シートであるが、この挟持シート3および裏面シート19、34も水解性シートで形成することができる。
【0063】
例えば、液透過性シート5、5′、5A、5′A、表面シート18、33、挟持シート3および裏面シート19、34として、パルプ繊維どうしが水素結合されてシート状とされた水解紙、パルプやレーヨンなどの水分散性繊維と水溶性のバインダーとから成る水解紙、親水性繊維が水解可能な状態に交絡させられた不織布を使用できる。そして挟持シート3および裏面シート19、34は、前記水解紙や水解性の不織布に、ポリビニルアルコールや不飽和カルボン酸からなる共重合体などの水溶性樹脂を塗工して、液不透過性の水解性シートとすることが可能である。
【0064】
前記吸収層4、4′、35は、例えば水解紙やパルプや不織布から形成できる。例えば、比較的厚みの薄い水解紙が複数枚重ねられたもの、またはエアレイドパルプなどである。
【0065】
なお、本発明の前記隆起部9、9′、9A、9′A、9B、9′B、36はパッド本体2、2A、2B、31の中心線O−O、O′−O′に沿って、縦方向全域にわたって形成されているものに限定されるものではなく、前記縦方向の一部の領域にのみ形成されているものであっても良い。この場合、前記隆起部9、9′、9A、9′A、9B、9′B、36の縦方向の長さは30mm以上であることが好ましい。30mmより短いと前記隆起部9、9′、9A、9′A、9B、9′B、36が女性器と当接する面積が少なくなるため、吸収パッドからの経血の横漏れを有効に防止できない。また、経血が吸収された吸収パッドが着用者の肌に触れる面積が大きくなるため、経血が肌に付着することによって生ずる着用者の肌のかぶれを防止することができない。
【0066】
前記隆起部9、9′、9A、9′A、9B、9′B、36が前記縦方向の一部の領域にのみ形成されているものである場合、縦方向中央部からパッド本体の一方の頂点2b方向における前記隆起部9、9′、9A、9′A、9B、9′B、36の端部までの長さと縦方向中央部からパッド本体の他方の頂点2c方向における前記隆起部9、9′、9A、9′A、9B、9′B、36の端部までの長さとが同じものであっても良いが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記2つの長さが異なるものであっても良い。前記2つの長さが異なるものである場合、長さが長い領域を着用者の会陰部側に着用することで経血の後ろ漏れを防ぎ易くすることができる。
【0067】
また、本発明の前記本体パッド2、2A、2B、31は、挟持シート3、32が無くパッド本体2、2A、2B、31のみで形成されたものであってもよい。
【0068】
また案内スリット11、11B、37を有さず、パッド本体2、2A、2B、31に紐22を通す穴または切込みなどの挿通部12、12B、38が形成されており、紐22を挿通部12、12B、38に指で通すものであってもよい。
【0069】
さらに前記パッド本体2、2A、2B、31の形状は略楕円形状でなくてもよく、長方形や五角形あるいはそれ以外の多角形などであってもよい。
【0070】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の吸収パッドは、中央部近傍に設けられた透液性の隆起部が女性性器に当接するため、吸収パッドからの経血の横漏れを有効に防止できるようになる。また、隆起部が女性性器に当接することにより経血が吸収された吸収パッドが着用者の肌に触れる面積を少なくすることができるため、経血が肌に付着することによって生ずる着用者の肌のかぶれを少なくすることができる。また、生理用ナプキンよりもサイズを小さくできるので、前記吸収パッドを装着する際の違和感が生理用ナプキンよりも小さく、装着感に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を、生理用タンポンと組み合せた状態で示す斜視図、
【図2】(a)はタンポンを組み合せていない状態における図1のII−II線の断面図、
(b)はタンポンを組み合せていない状態における図1のIII−III線の断面図
【図3】図1の吸収パッドの部分分解斜視図、
【図4】(a)は図1の吸収パッドの部分分解斜視図、(b)は図1の吸収パッドの部分分解斜視図、
【図5】(a)は第1の実施の形態の変形例を示す図2(a)に相当する断面図、(b)は第1の実施の形態の変形例を示す図2(b)に相当する断面図、
【図6】(a)は第1の実施の形態の変形例を示す図2(a)に相当する断面図、(b)は第1の実施の形態の変形例を示す図2(b)に相当する断面図、
【図7】第2の実施の形態を、生理用タンポンと組み合せた状態で示す斜視図、
【図8】(a)はタンポンを組み合せていない状態における図7のII−II線の断面図、
(b)はタンポンを組み合せていない状態における図7のIII−III線の断面図。
【符号の説明】
1、1A、1B、30 吸収パッド
2、2A、2B、31 パッド本体
3、32 挟持シート
4、4′、35 吸収層
5、5′、5A、5′A 液透過性シート
7、7′、7A、7′A 吸収性部材
9、9′、9A、9′A、9B、9′B、36 隆起部
10、10′、42 受液部
11、11B、37 案内スリット
12、12B、38 挿通部
13、14、39、40 接合部
18、33 表面シート
19、34 裏面シート
Claims (12)
- 液吸収能力を持つパッド本体を有し、前記パッド本体の上方向の面に縦方向へ延びる隆起部が設けられ、前記パッド本体に、タンポンから延びる紐を挿通する挿通部と、前記パッド本体の端部から前記挿通部に延びて前記紐を案内する案内スリットとが形成されて、前記紐が前記パッド本体に係止可能とされていることを特徴とする吸収パッド。
- 前記隆起部は、前記パッド本体を幅方向に二分する中心線に沿って1つ設けられている請求項1記載の吸収パッド。
- 前記隆起部は、前記パッド本体を幅方向に二分する中心線の両側にそれぞれ設けられている請求項1記載の吸収パッド。
- 前記パッド本体は2つの吸収性部材により形成されており、それぞれの前記吸収性部材は折り曲げ線で折り曲げられ、前記折り曲げ線どうしが互いに接合されて、それぞれの前記吸収性部材の一部が前記隆起部を形成している請求項3記載の吸収パッド。
- 前記吸収性部材に、圧縮により形成された折り曲げ誘導線が設けられている請求項4記載の吸収パッド。
- 前記挿通部は、前記2つの吸収性部材どうしが接合された接合境界部に形成されている請求項4または5記載の吸収パッド。
- 前記パッド本体の裏面側に、挟持シートが位置して、前記パッド本体と前記挟持シートとが一部で接合されており、前記挿通部から裏面側へ延びた前記紐が前記パッド本体と前記挟持シートとの間に挟持可能とされている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の吸収パッド。
- 前記挟持シートの面積は、前記パッド本体の面積と同じかまたは前記パッド本体の面積よりも大きく、前記挟持シートで前記パッド本体の裏面のほぼ全面を覆うことができる請求項7記載の吸収パッド。
- 前記挟持シートが液不透過性である請求項7または8記載の吸収パッド。
- 前記挟持シートの外面に低摩擦処理が施されている請求項7ないし9のいずれか1項に記載の吸収パッド。
- 前記パッド本体の裏面が液不透過性である請求項1ないし10のいずれか1項に記載の吸収パッド。
- 前記パッド本体は、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に介在する吸収層とを有する請求項11記載の吸収パッド。
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