JP4537660B2

JP4537660B2 - Columnar product forming equipment

Info

Publication number: JP4537660B2
Application number: JP2003046258A
Authority: JP
Inventors: 公一石川; 藤原　　正; 国広長谷山
Original assignee: Asahi Kasei Construction Materials Corp
Current assignee: Asahi Kasei Construction Materials Corp
Priority date: 2003-02-24
Filing date: 2003-02-24
Publication date: 2010-09-01
Anticipated expiration: 2023-02-24
Also published as: JP2004255611A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベルト式遠心製柱機など、柱状の製品を成形する装置に関する。特に成形時の振動を抑制する技術に係る。
【０００２】
【従来の技術】
従来からコンクリート等の固化性流体からコンクリート管やコンクリートパイル等の柱状製品を成形する方法として、遠心成形による製造方法が用いられている。
遠心成形の方法としては、円筒形の鋼管杭体を走行するベルト状部材の上に載せて型枠を回転させるベルト式がある。
この製造方法を用いた従来の技術としては、特許文献１及び特許文献２に開示される方法などが知られている。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００２−２４００２６号公報
【特許文献２】
特開２００２−２４００２７号公報
【０００４】
ここで述べられているように、従来のベルト式遠心製柱機では高速で遠心製柱する際、型枠の横振れが発生しやすく、型枠がベルト状部材から離脱する危険性が高くなるのに対し、型枠の飛び出しを防ぎ、安全性の高い製造を行う、ベルト状部材による型枠の支持方法の創出が望まれている。
【０００５】
特許文献１における方法では、ベルト状部材の速度を測定し、その各速度を鋼管杭体が回転中に軸方向へ移動しない値に調整する技術を開示している。また、特許文献２における方法では、ベルト状部材を回転させる好適なプーリの位置を創出し、ベルト状部材を高速で走行させることを可能にして高品質な柱状製品を製造できる技術を開示している。
【０００６】
これらの技術によって、回転する鋼管杭体は上下方向にベルト状部材で支持され、従来不可能であった柱状製品の製造方法を提供することができるが、回転中に水平方向に支持することがないため、該方向には動いてしまう問題がある。
すなわち、水平方向に鋼管杭体が自由に動くと、鋼管杭体自体の曲げ固有振動数が動作範囲内にあるときに共振して、鋼管杭体が曲がってしまう恐れがある。
また、共振した結果、製造時に不安定な動作を誘引してしまう恐れがある。
特に、鋼管杭体自体の曲げ固有振動数は、鋼管剛性と長さにより決まるため、鋼管厚が薄く長いものは、動作範囲内に固有振動数が入ることが多く、好ましくない。従って、安全性の配慮から、鋼管厚が薄く長い鋼管杭体を用いて生産することには制限を設けざるを得ない問題があった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術の有する問題点に鑑みて創出されたものであり、その目的は、高い安全性を保ちながら、製造時における鋼管杭体の曲がりや不安定な動作を防止し、真円度の高い安定した製品を成形可能な装置を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、固化過程にある固化性流体が内部に充填された略円筒形の鋼管杭体を、可撓性を有するベルト状部材で支持し、そのベルト状部材を走行させて鋼管杭体に回転を与えることで、鋼管杭体内の固化性流体を柱状に遠心成形する成形装置において、回転中の鋼管杭体を該鋼管体の上部左右から押圧して上部及び水平方向の移動を防止することにより振動を抑制する振動抑制機構と、前記ベルト状部材を走行させる少なくとも２つのプーリから成り、前記鋼管杭体を支持する少なくとも１対の該プーリが、鋼管杭体の外周面を側方から押圧することで該鋼管杭体の振動を抑制する振動抑制機構とを備えたことを特徴とする柱状製品の成形装置を提供する。
【００１０】
また本発明は、固化過程にある固化性流体が内部に充填された略円筒形の鋼管杭体を、可撓性を有するベルト状部材で支持し、そのベルト状部材を走行させて鋼管杭体に回転を与えることで、鋼管杭体内の固化性流体を柱状に遠心成形する成形装置において、
回転中の鋼管杭体を該鋼管体の上部左右から押圧して上部及び水平方向の移動を防止することにより振動を抑制する振動抑制機構を備え、前記振動抑制機構が、前記鋼管杭体を挟んで対向して設けられる１対の従動ベルト体と、該各従動ベルト体を走行自在に巻回する上下１組の従動ベルト用プーリとから成り、該従動ベルト体が、該鋼管杭体の外周面両側部に接しながら走行することで、鋼管杭体を押圧可能にしたことを特徴とする、柱状製品の成形装置を提供する。
【００１１】
また本発明は、固化過程にある固化性流体が内部に充填された略円筒形の鋼管杭体を、可撓性を有するベルト状部材で支持し、そのベルト状部材を走行させて鋼管杭体に回転を与えることで、鋼管杭体内の固化性流体を柱状に遠心成形する成形装置において、
回転中の鋼管杭体の両端部をその回転軸方向から押圧する回転自在な板状体からなる振動を抑制する振動抑制機構を備えたことを特徴とする柱状製品の成形装置を提供する。
【００１２】
請求項５に係る発明では、固化過程にある固化性流体が内部に充填された略円筒形の鋼管杭体を、可撓性を有するベルト状部材で支持し、そのベルト状部材を走行させて鋼管杭体に回転を与えることで、鋼管杭体内の固化性流体を柱状に遠心成形する成形装置において、回転中の鋼管杭体の両端部をその回転軸方向から押圧する回転自在な板状体からなる振動を抑制する振動抑制機構を備えたことを特徴とする柱状製品の成形装置を提供する。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面に示す実施例を基に説明する。
図１及び２は、従来の柱状製品の成形装置の要部を示す平面図及び側面断面図である。本発明はこのような柱状製品の成形装置に振動抑制機構を備える技術であり、まずこれらの図により動作を説述する。
製品の材料となるコンクリートは、略円筒形の鋼管から成る型枠（１）の内部に充填されて、成形装置に設置される。充填時のコンクリートは流動性を有するが、既に固化過程にあって、本装置で遠心成形により最終製品形状となり、ハンドリングが可能な強度に達するものである。最終強度には、予備養生及び本養生を経て、或いは一定時間の自然養生を経て達する。
【００１４】
型枠（１）は、環状のエンドレスベルトなど、可撓性を有する複数のベルト状部材（２０）（２０）……の上に載せられて支持される。そのベルト状部材（２０）を、次のような手段によって走行させることで、型枠（１）に回転を与えて、その内部のコンクリートを柱状に遠心成形する。
【００１５】
原動機（１０）からの駆動力は、略水平に設置された長い伝動軸（１１）に伝えられる。そして、伝動軸（１１）の軸方向に沿って複数並設されたギヤボックス（２２）を介して、駆動軸（２３）へ導かれる。ギヤボックス（２２）は、架台（２１）の一端に固定され、他端には、従動軸（２５）を軸支する支持部材（２７）が設けられている。
ベルト状部材（２０）は、駆動軸（２３）に嵌着された駆動プーリ（２４）と、従動軸（２５）に嵌着された従動プーリ（２６）との間に架設される。
なお、（２８）の端部押さえローラは、ベルト状部材（２０）の上を型枠（１）の軸方向に移動していった型枠（１）の移動を停止させる安全装置であって、その詳細は特許文献３などに開示されている。
【００１６】
【特許文献３】
実開昭６２−１６８４７号公報
【００１７】
本発明の第１の実施形態では、このような成形装置に、図３の側面断面図、図４の斜視説明図で示す振動抑制機構として押圧ローラ（３０）（３０）を設けることができる。
すなわち、図４に示すように、回動自在な押圧ローラ（３０）（３０）を、図示しない門型支柱に付設された押圧橋部（３１）に軸支させ、該押圧ローラ（３０）（３０）・押圧橋部（３１）が略鉛直下方に向けて鋼管杭体（１）の外周面を押圧することにより回転中の振動を抑制する。
【００１８】
従来の構成では鋼管杭体（１）がベルト状部材（２０）上に載置される構成であったため、鋼管杭体（１）自体の曲げ固有振動数が、ベルト状部材（２０）の走行速度などの運転条件と合致すると共振し、鋼管杭体（１）が大きく動くことがある、或いは真円度が十分に高められないなどの問題があった。
しかし、本発明の構成によれば、押圧ローラ（３０）（３０）が鋼管杭体（１）の回転中に下方に押圧することにより、振動抑制を図ることができる。
特に鋼管厚が薄く長い鋼管など、共振を起こしやすく従来では製造できなかった柱状製品が、安全に、高い真円度を保ちながら製造できるようになる。
押圧ローラ（３０）（３０）は金属製車輪とし、その外周にゴムを巻き付けることで鋼管杭体（１）と共にスムーズに回転し、損傷の防止を図ることもできる。
【００１９】
本構成の押圧ローラ（３０）（３０）は押圧橋部（３１）と共に上下に移動可能であり、図３に示すように鋼管杭体（１）の径が異なる場合にも作用することができる。
すなわち、（１’）で示す直径の小さな鋼管杭体を用いる場合に、２点鎖線で示す位置に押圧ローラ（３０）（３０）が下降し、該鋼管杭体（１’）の振動を抑制することができる。
【００２０】
１組の押圧ローラ（３０）（３０）は、成形装置において複数箇所設けるのが望ましく、少なくとも鋼管杭体（１）の全長において、その両端近傍と、中央近傍の３箇所に設けるとよい。
また、ベルト状部材（２０）が配置されている付近では、下方に押圧しても鋼管杭体（１）が変形する恐れがないため、押圧ローラ（３０）（３０）はベルト状部材（２０）の位置付近に設けるのが好適である。
【００２１】
図５は様々な長さ（Ａ〜Ｃ）の鋼管杭体（１）において、本発明による振動抑制機構を配置する位置を示した平面説明図である。図中複数設けられたベルト状部材（２０）（２０）（２０）（２０）（２０）の配置位置と、斜線で表す振動抑制機構（５０）（５０）（５０）の位置関係である。
Ａに示す鋼管杭体（１）は、全長が１３〜１５ｍであり、第１ベルト（ａ）の直側方で鋼管杭体（１）の一端部と、第３ベルト（ｃ）・第４ベルト（ｄ）間で第３ベルト（ｃ）の直側方（全長の略中央部）と、第５ベルト（ｅ）の直側方で他端部との計３カ所に設けられている。Ａの鋼管杭体（１）では、例えば第２ベルト（ｂ）及び第４ベルト（ｄ）の直側方にも設けて計５カ所とする構成でもよい。
【００２２】
Ｂに示す鋼管杭体（１）は、全長が１０〜１２ｍであり、第１ベルト（ａ）の直側方で鋼管杭体（１）の一端部と、第２ベルト（ｂ）・第３ベルト（ｃ）間で第２ベルト（ｂ）の直側方（全長の略中央部）と、第４ベルト（ｄ）の直側方で他端部との計３カ所に設けられている。
さらに、Ｃに示す鋼管杭体（１）は、全長が７〜９ｍであり、第１ベルト（ａ）の直側方で鋼管杭体（１）の一端部と、第２ベルト（ｂ）・第３ベルト（ｃ）間で第２ベルト（ｃ）の直側方（全長の略中央部）と、第３ベルト（ｃ）の直側方で他端部との計３カ所に設けられている。
以上の構成により、成形する全長に合わせて適宜振動抑制機構を配置することで、高精度で安全な成形装置を提供することができる。
【００２３】
このような押圧ローラ（３０）は図示のように鋼管杭体（１）の上部左右２箇所設ける構成の他、上部中央に１箇所のみに設ける構成、中央及び左右の３箇所に設ける構成でもよい。これらは鋼管杭体（１）の直径や装置の動作態様に応じて適宜設けることができ、複数の箇所に設ける場合に場所により押圧ローラ（３０）の数を変えてもよい。
【００２４】
本発明による第２の実施形態につき説述する。図６は第２の実施形態の側面断面図、図７は鋼管杭体（１）の軸方向から本装置を見た斜視図である。本形態においても、図２に示した成形装置を基礎として、特に鋼管杭体（１）の振動を抑制して水平方向の移動を防止しうる振動抑制機構を設ける。
【００２５】
本実施形態においては、上下１組の従動ベルト用プーリ（６０）（６１）を、鋼管杭体（１）の両側方に１対設け、該プーリ（６０）（６１）に従動ベルト体（６２）を巻回する。従動ベルト用プーリ（６０）（６１）は、立設された振動抑制機構支持本体（６３）（６３）に１組ずつ回転自在に軸支されている。
そして、通常従動ベルト体（６２）は弛んだ状態で巻回されているが、従動ベルト体（６２）の可撓性により図示のように鋼管杭体（１）の外周面側部に押圧することで緊張し、従動ベルト体（６２）が鋼管杭体（１）と共に走行する。
ここで、振動抑制機構支持本体（６３）において、（６４）（６５）は鋼管杭体（１）と干渉しないように支持本体（６３）の上端及び下端に設けられた凸部であり、該凸部において従動ベルト用プーリの回転軸（６６）（６７）を軸支部（６８）（６９）にて軸支している。
【００２６】
本構成によると、振動抑制機構支持本体（６３）（６３）を鋼管杭体（１）に向けて適切な位置にすることで、従動ベルト体（６２）（６２）から水平方向に押圧することが可能であり、これにより鋼管杭体（１）の曲げ固有振動による共振を抑制することができる。
本構成の振動抑制機構も、第１の実施形態に示したのと同様に、鋼管杭体（１）の両端部及び中央部近傍の３カ所以上設けることが望ましく、図５のような配設箇所でもよい。
【００２７】
さらに、鋼管杭体の直径が小さい場合（１’）においても、左右の従動ベルト用プーリ（６０）（６１）の距離を小さくし、図６における２点鎖線の位置とすることで、適切に振動の抑制を図ることができる。これにより、多様な成形に対応可能な成形装置の提供に寄与する。
特に、鋼管杭体（１）の直径が大きい場合に、鋼管杭体自体の剛性が低いため上記第１の実施形態のように点で鋼管杭体（１）を支持する方法よりも、本実施形態のように、広い接触面積で鋼管杭体（１）を支持する方法は特に好適である。
【００２８】
更に、本発明の第３の実施形態としては、図８に示す鋼管杭体（１）端部（１ａ）を押圧することにより、共振による鋼管杭体（１）の移動を防止し、安定した回転を実現するようにした。
本実施形態は、鋼管杭体（１）の軸方向両端位置に端部芯押圧装置（８０）をそれぞれ設け、鋼管杭体（１）を支持する。端部芯押圧装置（８０）はバネ等の弾性部材（８１）により回転自在な板状体（８２）を鋼管杭体（１）の端部（１ａ）にある端板に押し当てる。押し当て時の板状体（８２）は点線で示されている。
【００２９】
従来鋼管杭体の端部には、端面テーパローラを配設し、鋼管杭体がずれるのを防いでいたが、鋼管杭体振動時（特に共振時）の抑制機能が無いため、共振によっては共振部付近で鋼管杭体の安定回転ができない問題がある。
これを本発明では鋼管杭体の芯を大きな板状体により的確に押圧することで鋼管杭体端部が安定的に支持され、共振による影響を防ぐことができる。
【００３０】
さらに、図９には上記実施例１ないし３と成型装置の構成において多少異なる第４の実施形態の側面断面図を示す。本実施形態は、プーリの駆動構成が異なり、３プーリからなる成形装置である。
本成形装置においては、駆動プーリ（９０）と従動プーリ（９１）と共に、テンションプーリ（９２）を配置している。テンションプーリ（９２）は、ベルト状部材（９３）の伸びを吸収する為に移動可能に配設されており、ベルト状部材（９３）の張力などを調整することができる。
【００３１】
ここで、従来の本成形装置の構成では、図１０に示すように駆動プーリ（１００）と従動プーリ（１０１）及びテンションプーリ（１０２）の３プーリから構成され、駆動プーリ（１００）と従動プーリ（１０１）の間に谷型に懸架されるベルト状部材（１０４）上に載置され、ベルト状部材（１０４）の走行に伴って成形されるように構成している。
このとき、従来は特許文献４などでも開示されるように、駆動プーリ（１００）と従動プーリ（１０１）とは所定の距離を保ちながら回転させるようになっている。
【００３２】
【特許文献４】
特開２００２−２４００１４号公報
【００３３】
本発明では、図９のように従動プーリ（９１）を駆動プーリ（９０）側に移動させて鋼管杭体（１）を挟み込むように構成して振動抑制機構を実現している。
これにより、駆動プーリ（９０）及び従動プーリ（９１）が回転中の鋼管杭体（１）を水平方向に押圧することで、鋼管杭体（１）の振動を抑制し、水平方向の移動や飛び出しを防止することができる。従動プーリ（９１）の位置は、鋼管杭体（１）の直径に応じて移動することができるので、多用な柱状製品の成形が可能である。
なお、本実施形態をとることにより、テンションプーリ（９２）を用いて、ベルト状部材（９３）には適切なテンションを与えることができると共に、上記振動抑制機構によって、安全で、高い真円度を有する高精度な製造が可能である。
【００３４】
以上、本発明の４つの実施形態につき説述したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、また上記実施例を組み合わせて用いることもできる。さらに、本発明による振動抑制機構を実装する成形装置はベルト状部材を用いて鋼管杭体を回転させるいかなる成形装置に適用することも可能である。例えば、上記第１ないし第３の実施形態における成形装置が、図１０に示すような３プーリの成形装置であってもよい。
【００３５】
【発明の効果】
以上のように、本発明によると、次の効果を奏する。
すなわち、本願発明によれば、柱状製品の成形装置は振動抑制機構を備えることができるので、鋼管杭体の振動、特に固有振動数に応じた共振時にも安定して鋼管杭体を回転させることができるため、安全性が高く、高い真円度を有する製品の成形に寄与する。また、ベルト状部材に回転を与えるプーリ間の間隔を規制し、プーリと鋼管杭体との接点において鋼管杭体を水平方向に押圧する。本構成は、新たなローラ等を備える必要がないため実施が容易であり、装置の低コスト化、メンテナンス性の向上にも寄与する。
【００３７】
また、本発明によれば、前記振動抑制機構によって鋼管杭体を下方に押圧することができるので、鋼管杭体の飛び出しを完全に抑制し、共振時などの鋼管杭体の大きな移動を防止することができる。安全性が高く高精度な製品の成形が可能な柱状製品の成形装置に寄与する。また、水平方向に鋼管杭体を押圧可能な従動ベルト体により、鋼管杭体を広い接触面積で押圧する構成をとることができる。このため、特に直径の大きな鋼管杭体でも鋼管杭体を変形させることなく、効果的に振動を抑制することができる。
【００３９】
また、前記振動抑制機構によると、鋼管杭体の端部を回転軸上で支持することができるので、従来の端面テーパーローラを用いる構成に比して振動抑制効果が高く、鋼管杭体の安定した回転が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来の柱状製品の成形装置の要部を示す平面図。
【図２】同、側面断面図。
【図３】本発明の第１の実施形態における成形装置の要部及び振動抑制機構の側面断面図。
【図４】同、斜視説明図。
【図５】本発明の第１及び第２の実施形態における成形装置の要部及び振動抑制機構の平面配置図。
【図６】本発明の第２の実施形態における成形装置の要部及び振動抑制機構の側面断面図。
【図７】同、軸方向から見た斜視図。
【図８】本発明の第３の実施形態における振動抑制機構の正面図。
【図９】本発明の第４の実施形態における成形装置の要部及び振動抑制機構の側面断面図。
【図１０】従来の柱状製品の成形装置の要部を示す側面断面図。
【符号の説明】
１鋼管杭体
２０ベルト状部材
２４駆動プーリ
２６従動プーリ
６０従動ベルト用プーリ
６１従動ベルト用プーリ
６２従動ベルト体
６３振動抑制機構支持本体
６４上部凸部
６５下部凸部
６６従動ベルト用プーリの回転軸
６７従動ベルト用プーリの回転軸
６８軸支部
６９軸支部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an apparatus for forming a columnar product, such as a belt-type centrifugal column machine. In particular, it relates to a technique for suppressing vibration during molding.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a method for forming a columnar product such as a concrete pipe or a concrete pile from a solidifying fluid such as concrete, a manufacturing method by centrifugal molding has been used.
As a method of centrifugal forming, there is a belt type in which a cylindrical steel pipe pile is placed on a belt-like member that travels and a mold is rotated.
As conventional techniques using this manufacturing method, methods disclosed in Patent Document 1 and Patent Document 2 are known.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-240026 [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-240027
As described herein, when a conventional belt-type centrifugal column machine is centrifugally pillared at a high speed, the formwork tends to run out and the risk of the formwork coming off from the belt-like member increases. On the other hand, it is desired to create a method for supporting a formwork by a belt-like member that prevents the formwork from popping out and performs highly safe production.
[0005]
The method in Patent Document 1 discloses a technique for measuring the speed of a belt-shaped member and adjusting each speed to a value that does not move in the axial direction while the steel pipe pile is rotating. In addition, the method in Patent Document 2 discloses a technique capable of producing a high-quality columnar product by creating a suitable pulley position for rotating the belt-shaped member and allowing the belt-shaped member to travel at a high speed. Yes.
[0006]
With these technologies, the rotating steel pipe pile body is supported by a belt-like member in the vertical direction, and it is possible to provide a method for manufacturing a columnar product that has been impossible in the past. Therefore, there is a problem of moving in this direction.
That is, when the steel pipe pile body freely moves in the horizontal direction, the steel pipe pile body may resonate when the bending natural frequency of the steel pipe pile body itself is within the operation range, and the steel pipe pile body may be bent.
Also, as a result of resonance, there is a risk of inducing unstable operation during manufacturing.
In particular, since the bending natural frequency of the steel pipe pile itself is determined by the rigidity and length of the steel pipe, a thin and long steel pipe is not preferable because the natural frequency often enters the operating range. Therefore, in consideration of safety, there has been a problem that a restriction has to be set for production using a steel pipe pile body having a thin steel pipe thickness.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention was created in view of the above-described problems of the prior art, and its purpose is to prevent bending and unstable operation of a steel pipe pile during manufacture while maintaining high safety. An object of the present invention is to provide an apparatus capable of forming a stable product with high circularity.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a substantially cylindrical steel pipe pile body filled with a solidifying fluid in a solidifying process is supported by a flexible belt-shaped member, and the belt-shaped member is run. In a forming device that centrifuges solidifying fluid in a steel pipe pile body by giving rotation to the steel pipe pile body, the rotating steel pipe pile body is pressed from the upper left and right of the steel pipe body to move in the upper and horizontal directions. A vibration suppressing mechanism that suppresses vibrations and at least two pulleys that run the belt-shaped member, and at least one pair of the pulleys that support the steel pipe pile body has an outer peripheral surface of the steel pipe pile body. There is provided a columnar product forming apparatus including a vibration suppressing mechanism that suppresses vibration of the steel pipe pile by pressing from the side .
[0010]
The present invention also provides a steel pipe pile body that is supported by a belt-shaped member having flexibility and that has a substantially cylindrical steel pipe pile that is filled with a solidifying fluid in the solidification process. In the forming device that centrifugally forms the solidifying fluid in the steel pipe pile body into a columnar shape by giving rotation to
A vibration suppression mechanism that suppresses vibration by pressing the rotating steel pipe pile body from the left and right of the upper portion of the steel pipe body to prevent movement in the upper and horizontal directions , the vibration suppression mechanism sandwiching the steel pipe pile body And a pair of upper and lower driven belt pulleys wound around each driven belt body so that the driven belt bodies can run freely. The driven belt body is an outer periphery of the steel pipe pile body. Provided is a columnar product forming apparatus characterized in that a steel pipe pile body can be pressed by running while contacting both sides of the surface .
[0011]
The present invention also provides a steel pipe pile body that is supported by a belt-shaped member having flexibility and that has a substantially cylindrical steel pipe pile that is filled with a solidifying fluid in the solidification process. In the forming device that centrifugally forms the solidifying fluid in the steel pipe pile body into a columnar shape by giving rotation to
Provided is a columnar product forming apparatus comprising a vibration suppressing mechanism that suppresses vibration composed of a rotatable plate-like body that presses both ends of a rotating steel pipe pile body from the direction of its rotation axis.
[0012]
In the invention according to claim 5, a substantially cylindrical steel pipe pile body filled with a solidifying fluid in a solidifying process is supported by a flexible belt-shaped member, and the belt-shaped member is run. In a forming device that centrifugally molds solidifying fluid in a steel pipe pile body by giving rotation to the steel pipe pile body, a rotatable plate-like body that presses both ends of the rotating steel pipe pile body from the direction of its rotation axis There is provided a columnar product molding apparatus comprising a vibration suppressing mechanism for suppressing vibrations made of
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described based on examples shown in the drawings.
1 and 2 are a plan view and a side sectional view showing a main part of a conventional columnar product molding apparatus. The present invention is a technique in which such a columnar product forming apparatus is provided with a vibration suppressing mechanism, and the operation will first be described with reference to these drawings.
Concrete as a product material is filled into a mold (1) made of a substantially cylindrical steel pipe and installed in a molding apparatus. Although concrete at the time of filling has fluidity, it is already in a solidification process, and is formed into a final product shape by centrifugal molding with this apparatus, and reaches a strength that can be handled. The final strength is reached through preliminary curing and regular curing, or through natural curing for a certain period of time.
[0014]
The mold (1) is placed on and supported by a plurality of flexible belt-like members (20), (20), such as an annular endless belt. The belt-like member (20) is caused to travel by the following means, whereby the mold (1) is rotated and the concrete inside thereof is centrifugally formed into a columnar shape.
[0015]
The driving force from the prime mover (10) is transmitted to a long transmission shaft (11) installed substantially horizontally. And it guide | induces to a drive shaft (23) via the gear box (22) arranged in multiple numbers along the axial direction of the transmission shaft (11). The gear box (22) is fixed to one end of the gantry (21), and the other end is provided with a support member (27) that supports the driven shaft (25).
The belt-like member (20) is installed between a drive pulley (24) fitted to the drive shaft (23) and a driven pulley (26) fitted to the driven shaft (25).
The end pressing roller (28) is a safety device that stops the movement of the mold (1) that has moved on the belt-like member (20) in the axial direction of the mold (1). Details thereof are disclosed in Patent Document 3 and the like.
[0016]
[Patent Document 3]
Japanese Utility Model Publication No. 62-16847 [0017]
In the first embodiment of the present invention, such a molding apparatus can be provided with pressure rollers (30) and (30) as vibration suppression mechanisms shown in the side sectional view of FIG. 3 and the perspective explanatory view of FIG.
That is, as shown in FIG. 4, a rotatable pressing roller (30) (30) is pivotally supported by a pressing bridge (31) attached to a gate-shaped support (not shown), and the pressing roller (30) ( 30) · The pressing bridge portion (31) presses the outer peripheral surface of the steel pipe pile body (1) substantially vertically downward to suppress vibration during rotation.
[0018]
In the conventional configuration, since the steel pipe pile body (1) is placed on the belt-like member (20), the bending natural frequency of the steel pipe pile body (1) itself is the travel of the belt-like member (20). When the operating conditions such as the speed are met, the steel pipe pile body (1) may move greatly, or the roundness may not be sufficiently increased.
However, according to the configuration of the present invention, the pressing rollers (30) and (30) can press down while rotating the steel pipe pile body (1), thereby suppressing vibration.
In particular, columnar products that are prone to resonate and could not be manufactured in the past, such as thin and long steel pipes, can be manufactured safely while maintaining high roundness.
The pressing rollers (30) and (30) are metal wheels, and by winding rubber around the outer periphery thereof, the pressing rollers (30) and (30) can rotate smoothly with the steel pipe pile body (1) to prevent damage.
[0019]
The pressing rollers (30) and (30) of this configuration can move up and down together with the pressing bridge portion (31), and can act even when the diameter of the steel pipe pile body (1) is different as shown in FIG. .
That is, when the steel pipe pile body having a small diameter shown by (1 ′) is used, the pressing rollers (30) and (30) are lowered to the position shown by the two-dot chain line, and the vibration of the steel pipe pile body (1 ′) is suppressed. can do.
[0020]
A set of pressing rollers (30) and (30) is desirably provided at a plurality of locations in the molding apparatus, and at least at the entire length of the steel pipe pile body (1), it is preferable to provide it at three locations near both ends and near the center.
Further, in the vicinity where the belt-shaped member (20) is arranged, there is no fear that the steel pipe pile body (1) will be deformed even if pressed downward, so that the pressing rollers (30), (30) are belt-shaped members (20). It is preferable to provide it in the vicinity of the position).
[0021]
FIG. 5 is an explanatory plan view showing positions where the vibration suppressing mechanism according to the present invention is arranged in steel pipe pile bodies (1) having various lengths (A to C). It is the positional relationship of the arrangement | positioning position of the belt-shaped member (20) (20) (20) (20) (20) provided with two or more in the figure, and the vibration suppression mechanism (50) (50) (50) represented by an oblique line.
The steel pipe pile body (1) shown in A has a total length of 13 to 15 m, one end portion of the steel pipe pile body (1) on the right side of the first belt (a), the third belt (c) and the fourth belt. Between the belts (d), the belt is provided at a total of three locations, the right side of the third belt (c) (substantially the central part of the entire length) and the other side of the fifth belt (e). In the steel pipe pile body (1) of A, for example, it may be provided also on the right side of the second belt (b) and the fourth belt (d) to have a total of five locations.
[0022]
The steel pipe pile body (1) shown in B has a total length of 10 to 12 m, one end portion of the steel pipe pile body (1), and the second belt (b) and the third belt on the right side of the first belt (a). Between the belts (c), the second belt (b) is provided at a total of three locations, that is, the right side (substantially central portion of the entire length) and the other side of the fourth belt (d).
Furthermore, the steel pipe pile body (1) shown in C has a total length of 7 to 9 m, one end of the steel pipe pile body (1) on the right side of the first belt (a), and the second belt (b). Between the third belt (c), it is provided at a total of three locations, the right side of the second belt (c) (substantially the central part of the total length) and the other side of the third belt (c). Yes.
With the above configuration, a highly accurate and safe molding apparatus can be provided by appropriately arranging the vibration suppression mechanism in accordance with the total length to be molded.
[0023]
Such a pressing roller (30) may be provided at two locations on the upper and left sides of the steel pipe pile body (1) as shown in the drawing, at a configuration provided at only one location at the center of the upper portion, and at a location provided at the center and three locations on the left and right. . These can be suitably provided according to the diameter of the steel pipe pile body (1) and the operation mode of the apparatus, and when provided at a plurality of locations, the number of pressing rollers (30) may be changed depending on the location.
[0024]
A second embodiment according to the present invention will be described. FIG. 6 is a side sectional view of the second embodiment, and FIG. 7 is a perspective view of the present apparatus viewed from the axial direction of the steel pipe pile body (1). Also in this embodiment, on the basis of the forming apparatus shown in FIG. 2, a vibration suppressing mechanism is provided that can suppress the horizontal movement by suppressing the vibration of the steel pipe pile body (1).
[0025]
In the present embodiment, a pair of upper and lower driven belt pulleys (60) and (61) are provided on both sides of the steel pipe pile body (1), and the driven belt bodies (62) are connected to the pulleys (60) and (61). ). The driven belt pulleys (60) (61) are pivotally supported one by one on a standing vibration suppression mechanism support body (63) (63).
And normally, the driven belt body (62) is wound in a slack state, but is pressed against the outer peripheral surface side portion of the steel pipe pile body (1) as shown in the figure by the flexibility of the driven belt body (62). The driven belt body (62) travels with the steel pipe pile body (1).
Here, in the vibration suppression mechanism support body (63), (64) and (65) are convex portions provided at the upper and lower ends of the support body (63) so as not to interfere with the steel pipe pile body (1), The rotation shafts (66) and (67) of the driven belt pulley are pivotally supported by the pivot portions (68) and (69) at the convex portions.
[0026]
According to this configuration, the vibration suppression mechanism support main body (63) (63) is pressed in the horizontal direction from the driven belt body (62) (62) by setting the vibration suppression mechanism support body (63) toward the steel pipe pile body (1). Thus, resonance due to the natural vibration of the steel pipe pile body (1) can be suppressed.
As in the first embodiment, the vibration suppression mechanism of this configuration is also preferably provided at three or more locations near both ends and the center of the steel pipe pile body (1), as shown in FIG. It may be a place.
[0027]
Furthermore, even when the diameter of the steel pipe pile body is small (1 ′), the distance between the left and right driven belt pulleys (60) and (61) is reduced, and the two-dot chain line in FIG. Vibration can be suppressed. This contributes to the provision of a molding apparatus that can handle various moldings.
In particular, when the diameter of the steel pipe pile body (1) is large, since the rigidity of the steel pipe pile body itself is low, this embodiment is implemented rather than the method of supporting the steel pipe pile body (1) in terms of the point as in the first embodiment. The method of supporting the steel pipe pile body (1) with a wide contact area as in the form is particularly suitable.
[0028]
Furthermore, as 3rd Embodiment of this invention, the movement of the steel pipe pile body (1) by resonance was prevented by pressing the steel pipe pile body (1) end part (1a) shown in FIG. Rotation was realized.
In the present embodiment, end core pressing devices (80) are provided at both axial positions of the steel pipe pile body (1) to support the steel pipe pile body (1). The end core pressing device (80) presses the rotatable plate-like body (82) against the end plate at the end (1a) of the steel pipe pile body (1) by an elastic member (81) such as a spring. The plate-like body (82) at the time of pressing is indicated by a dotted line.
[0029]
Conventionally, an end face taper roller was installed at the end of the steel pipe pile body to prevent the steel pipe pile body from shifting, but there is no suppression function when the steel pipe pile body vibrates (especially during resonance), so resonance occurs depending on resonance There is a problem that the steel pipe pile cannot be rotated stably near the part.
In the present invention, the end of the steel pipe pile body is stably supported by accurately pressing the core of the steel pipe pile body with a large plate-like body, and the influence of resonance can be prevented.
[0030]
Further, FIG. 9 shows a side sectional view of a fourth embodiment which is slightly different from the above-described Examples 1 to 3 in the configuration of the molding apparatus. The present embodiment is a molding apparatus including three pulleys with different pulley drive configurations.
In this molding apparatus, a tension pulley (92) is disposed together with a driving pulley (90) and a driven pulley (91). The tension pulley (92) is movably disposed to absorb the elongation of the belt-like member (93), and the tension of the belt-like member (93) can be adjusted.
[0031]
Here, in the configuration of the conventional main forming apparatus, as shown in FIG. 10, the driving pulley (100), the driven pulley (101), and the tension pulley (102) are composed of three pulleys, and the driving pulley (100) and the driven pulley. (101) is placed on a belt-like member (104) suspended in a valley shape, and is formed as the belt-like member (104) travels.
At this time, as disclosed in Patent Document 4 and the like, the driving pulley (100) and the driven pulley (101) are rotated while maintaining a predetermined distance.
[0032]
[Patent Document 4]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-240014
In the present invention, as shown in FIG. 9, the driven pulley (91) is moved to the drive pulley (90) side to sandwich the steel pipe pile body (1) to realize the vibration suppressing mechanism.
Thereby, the driving pulley (90) and the driven pulley (91) press the rotating steel pipe pile body (1) in the horizontal direction, thereby suppressing the vibration of the steel pipe pile body (1), Jumping out can be prevented. Since the position of the driven pulley (91) can be moved according to the diameter of the steel pipe pile body (1), it is possible to form a versatile columnar product.
By adopting this embodiment, the tension pulley (92) can be used to give an appropriate tension to the belt-like member (93), and the vibration suppression mechanism provides a safe and high roundness. Can be manufactured with high accuracy.
[0034]
As mentioned above, although four embodiments of the present invention were described, the present invention is not limited to the above-mentioned example, and can also be used in combination. Furthermore, the forming apparatus for mounting the vibration suppressing mechanism according to the present invention can be applied to any forming apparatus that rotates a steel pipe pile using a belt-like member. For example, the molding apparatus in the first to third embodiments may be a three-pulley molding apparatus as shown in FIG.
[0035]
【The invention's effect】
As described above, the present invention has the following effects.
That is , according to the present invention, since the columnar product forming apparatus can be provided with a vibration suppression mechanism, the steel pipe pile body can be stably rotated even at the time of resonance according to the vibration of the steel pipe pile body, particularly the natural frequency. Therefore, it contributes to the molding of products with high safety and high roundness. Moreover, the space | interval between the pulleys which give rotation to a belt-shaped member is controlled, and a steel pipe pile body is pressed to a horizontal direction in the contact point of a pulley and a steel pipe pile body. This configuration is easy to implement because it is not necessary to provide a new roller or the like, and contributes to cost reduction of the apparatus and improvement of maintainability.
[0037]
Further, according to the present invention, it is possible to press the vibration suppression Organization Therefore the steel pipe pile body downwardly, completely suppressed from jumping out of the steel pipe pile body, the large movement of the steel pipe pile body, such as time of resonance Can be prevented. Contributes to columnar product molding equipment that is capable of molding highly safe and highly accurate products . Moreover, the structure which presses a steel pipe pile body with a wide contact area by the driven belt body which can press a steel pipe pile body in a horizontal direction can be taken. For this reason, vibration can be effectively suppressed without deforming the steel pipe pile body even in a steel pipe pile body having a particularly large diameter.
[0039]
In addition, according to the vibration suppression mechanism, the end of the steel pipe pile body can be supported on the rotating shaft, so that the vibration suppression effect is higher than the configuration using a conventional end face taper roller, and the stability of the steel pipe pile body is improved. Rotation is possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a main part of a conventional columnar product molding apparatus.
FIG. 2 is a side sectional view of the same.
FIG. 3 is a side cross-sectional view of a main part of a molding apparatus and a vibration suppression mechanism according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a perspective explanatory view of the same.
FIG. 5 is a plan layout view of a main part of a molding apparatus and a vibration suppressing mechanism in first and second embodiments of the present invention.
FIG. 6 is a side cross-sectional view of a main part of a molding apparatus and a vibration suppressing mechanism in a second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a perspective view as seen from the axial direction.
FIG. 8 is a front view of a vibration suppression mechanism according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a side cross-sectional view of a main part of a molding apparatus and a vibration suppressing mechanism according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a side sectional view showing a main part of a conventional columnar product molding apparatus.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Steel pipe pile body 20 Belt-like member 24 Drive pulley 26 Drive pulley 60 Drive belt pulley 61 Drive belt pulley 62 Drive belt body 63 Vibration suppression mechanism support main body 64 Upper convex part 65 Lower convex part 66 Rotating shaft of driven belt pulley 67 Rotating shaft of driven belt pulley 68 Shaft support 69 Shaft support

Claims

A substantially cylindrical steel pipe pile body filled with a solidifying fluid in the solidification process is supported by a flexible belt-like member, and the belt-like member is driven to give rotation to the steel pipe pile body. In a molding apparatus for centrifugally forming a solidifying fluid in a steel pipe pile into a columnar shape,
A vibration suppression mechanism that suppresses vibration by pressing the rotating steel pipe pile body from the upper left and right of the steel pipe body to prevent movement in the upper and horizontal directions ;
The at least one pair of pulleys configured to run the belt-shaped member and supporting the steel pipe pile body presses the outer peripheral surface of the steel pipe pile body from the side to thereby vibrate the steel pipe pile body. An apparatus for forming a columnar product, comprising a vibration suppressing mechanism for suppressing the columnar product.

A substantially cylindrical steel pipe pile body filled with a solidifying fluid in the solidification process is supported by a flexible belt-like member, and the belt-like member is driven to give rotation to the steel pipe pile body. In a molding apparatus for centrifugally forming a solidifying fluid in a steel pipe pile into a columnar shape,
A vibration suppression mechanism that suppresses vibration by pressing the rotating steel pipe pile body from the upper left and right of the steel pipe body to prevent movement in the upper and horizontal directions ,
The vibration suppression mechanism comprises a pair of driven belt bodies provided opposite to each other across the steel pipe pile body, and a pair of upper and lower driven belt pulleys that winds each driven belt body so as to run freely,
An apparatus for forming a columnar product, wherein the driven belt body is allowed to press the steel pipe pile body by running while being in contact with both sides of the outer peripheral surface of the steel pipe pile body .

A substantially cylindrical steel pipe pile body filled with a solidifying fluid in the solidification process is supported by a flexible belt-like member, and the belt-like member is driven to give rotation to the steel pipe pile body. In a molding apparatus for centrifugally forming a solidifying fluid in a steel pipe pile into a columnar shape,
An apparatus for forming a columnar product, comprising a vibration suppressing mechanism that suppresses vibration composed of a rotatable plate-like body that presses both ends of a rotating steel pipe pile body from the direction of the rotation axis.