JP4535475B2

JP4535475B2 - Faucet

Info

Publication number: JP4535475B2
Application number: JP2000067326A
Authority: JP
Inventors: 充夫坪田; 崇宏須藤; 正大野; 博横井; 義弘松村; 正範安達
Original assignee: 株式会社ケーブイケー
Priority date: 2000-03-10
Filing date: 2000-03-10
Publication date: 2010-09-01
Anticipated expiration: 2020-03-10
Also published as: JP2001254408A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本各発明は、給水栓本体と、把手部を有し、前記給水栓本体に突設されて回動操作されるハンドルと、を備えた給水栓に関する。
【０００２】
【従来の技術】
給水栓の中には、例えば、図６に示すように、把手部３２を有するハンドル３０を給水栓本体１０より突設させたものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この給水栓においては、ハンドル３０の回動操作により形成される給水栓本体１０と把手部３２との間隙に指を挟み込むことがある。例えば、このハンドル３０が、図７（ａ）に示すように、把手部３２の上面を給水栓本体１０の上面１２と面一とした「元の状態」から、図７（ｂ）に示すように、給水栓本体１０の上面１２の上方へと傾動させた「他の状態」へと操作されるものであると仮定する。かかる場合には、把手部３２を他の状態から元の状態へと復帰操作する際に、図７（ｂ）及び（ｃ）に示すように、操作する手の指８０が給水栓本体１０の上面１２と把手部３２の下面との間隙に侵入して挟み込まれることがある。従って、この種の給水栓は、安全性の面で改良する余地がある。
【０００４】
尚、ハンドル３０を給水栓本体１０より十分に離間する状態に配置すれば、指８０が挟み込まれることが無く、安全ではある。しかし、この態様によると、給水栓本体１０とハンドル３０との一体感が損なわれ、給水栓全体の意匠性を確保することが困難となる。
【０００５】
本各発明はこのような実状に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、給水栓全体の意匠性を確保しつつ安全性も確保できるようにすることである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、先ず、請求項１の発明が採った手段は、
「給水栓本体と、
ハンドル本体部と、該ハンドル本体部から突出する把手部とを有し、前記給水栓本体の側方に突設配置されて回動操作されるハンドルと、
を備える給水栓において、
前記把手部が前記給水栓本体の上面の上方に傾動されて前記把手部の下面と前記給水栓本体の上面との間に間隙を形成するように、前記ハンドル本体部が回動されると、止水状態から吐水状態に変化するとともに、
前記間隙に前記ハンドルを操作する手の指が挟まれるのを防止する防止手段が、前記把手部の前記給水栓本体側の下面から略壁状に延設され、
前記防止手段は、前記ハンドルを操作する手の指と干渉して該指を給水栓本体側に突出し難くする突出防止部であることを特徴とする給水栓」である。
【０００７】
本発明によると、防止手段によってハンドルを操作する手の指の挟み込みを防止できるため、安全性を確保できる。尚、本発明の給水栓においては、ハンドルと給水栓本体とを十分に離間させなくても安全性を確保できるため、ハンドルと給水栓本体とを近接させることで両者の一体感を高めて意匠性を向上させることができる。
【０００９】
前記防止手段は、指と干渉して該指が給水栓本体側に突出し難くする突出防止部である。
【００１０】
本発明によると、突出防止部によってハンドルを操作する手の指が把手部の側から給水栓本体の側へと突出し難くなるため、この指が給水栓本体の所定面と把持部との間隙へと侵入し難くなり、これにより指の挟み込みが防止される。
【００１１】
ここで、本発明における「突出防止部」は、把手部の下面より下方に延設された略壁状のものである。
請求項２に記載の給水栓は、請求項１に記載の給水栓において、前記把手部の上面が前記給水栓本体の上面と略面一となるときに、前記止水状態となることを特徴とする。
請求項３に記載の給水栓は、請求項１又は請求項２の何れかに記載の給水栓において、
前記把手部の下面と前記給水栓本体の上面との間に間隙を形成するように、前記把手部を上方へと傾動操作し、前記ハンドル本体部を回動させると、シャワーを通じた吐水がなされると共に、前記ハンドル本体部の回動量に応じて吐水量が調節されることを特徴とする。
【００１２】
次に、本明細書において参考的に開示する第１の参考発明（以下、「参考発明１」という。）が採った手段は、「給水栓本体と、把手部を有し、前記給水栓本体に突設されて回動操作されるハンドルと、を備えた給水栓において、
前記ハンドルの回動操作により形成される前記給水栓本体と前記把持部との間隙にハンドルを操作する手の指が挟まれるのを防止する防止手段を、ハンドル又は給水栓本体の少なくとも一方に備え、
前記防止手段は、前記間隙に指が侵入可能な状態において、該間隙の角度を４５度以上とする広角形成部であること」である。
【００１３】
給水栓本体と把手部との間隙の角度が４５度未満の時にこの間隙に指が存在すると、指が挟み込まれる。これについては、「発明の実施の形態」にて詳述する。このような現象に対して、参考発明１によると、間隙に指が侵入可能な状態であっても、広角形成部によってこの間隙の角度が４５度以上とされるため、指の挟み込みが防止される。
【００１４】
ここで、「間隙に指が侵入可能な状態」とは、指を単なる円柱と想定した場合に、この円柱の中心軸が給水栓本体と把持部との間隙に存在可能な状態を示す。そして、円柱の直径寸法は、指のサイズを考慮して設定すればよい。例えば、成人男性の親指は直径１５〜２０ｍｍ程度であり、成人男性の他の指や成人女性の親指は直径１０〜１５ｍｍ程度、成人女性の他の指や子供の指は５〜１０ｍｍ程度である。よって、直径２０ｍｍ程度の円柱の軸心が間隙に存在可能な状態であっても、間隙の角度が４５度以上となるように広角形成部を設定するのがよい。好ましくは直径１５ｍｍ程度、さらに好ましくは直径１０ｍｍ程度の細い円柱を想定したとしても、間隙の角度が４５度以上となるようにするのが好適である。
【００１５】
参考発明１においては、「広角形成部」を把手部に設けても、給水栓本体に設けても、把手部及び給水栓本体の双方に設けてもよい。給水栓本体と把手部との間隙は、把手部に広角形成部を設ける場合には給水栓本体と広角形成部とによって形成され、給水栓本体に広角形成部を設ける場合には把手部と広角形成部とによって形成され、把手部及び給水栓本体の双方に広角形成部を設ける場合には両広角形成部によって形成される。
【００１６】
尚、把手部に広角形成部を設ける場合又は給水栓本体に広角形成部を設ける場合の何れの場合であっても、広角形成部を間隙側に凸状に湾曲形成することが好適である。このようにすることで、間隙の角度として、４５度以上の角度を確保し易くなるからである。
【００１７】
次に、請求項４の発明が採った手段は、「前記把手部は開口部を備えることを特徴とする請求項１から請求項３までの何れかに記載の給水栓」である。
【００１８】
一般に、把手部が開口部を備える場合には、操作者はこの開口部に指を挿入することができ、ハンドルの操作勝手がより高くなるが、その反面、この開口部に挿入された指は、給水栓本体の側へと突出し易く、指が挟み込まれ易い。本発明によれば、このような態様の給水栓においても、指の挟み込みを防止できる。
【００１９】
次に、請求項１の発明において、前記ハンドルは、給水栓本体の側方に配置されている。
【００２０】
一般に、ハンドルを給水栓本体の側方に配置すると、掌を横方向に向けながら操作できるため、このハンドルの操作勝手が向上するが、その反面、横方向を向いた操作者の指が給水栓本体の側へと突出し易く、指が挟み込まれ易い。本発明によれば、このような態様の給水栓においても、指の挟み込みを防止できる。
【００２１】
【発明の実施の形態】
図１に本各発明に係る給水栓の一例を示す。この給水栓は、給水栓本体１０と、給水栓本体１０の側方に配置された第１のハンドル３０と、給水栓本体１０の上方に配置された第２のハンドル５０と、を備えている。尚、本例の給水栓本体１０は、内部に流路を有すると共に弁装置等を内蔵する本体部と、この本体部を被覆するカバーとを備え、カバーにより第１のハンドル３０との一体感を高めて給水栓全体の意匠性を向上させているが、本各発明における給水本体はこれに限らず、カバーを備えないものであってもよい。
【００２２】
本例の給水栓では、第１のハンドル３０によって本各発明における「ハンドル」が構成されているが、給水栓が複数のハンドルを備える場合には、全ハンドルについて本各発明を適用してもよい。尚、第１のハンドル３０は、吐水方向をカラン１５又はシャワー（図示を省略）に切り換えると共に吐水量の調節及び吐止水の制御を行うものであり、第２のハンドル５０は、吐水温度を調節するものである。
【００２３】
第１のハンドル３０は、請求項１の発明に従って給水栓本体１０の側方に突設配置されている。また、本例では、第１のハンドル３０が給水栓本体１０と近接した状態（例えば、１〜３０ｍｍ程度、好ましくは１〜１０ｍｍ程度、さらに好ましくは１〜５ｍｍ程度の間隔）に配置され、この第１のハンドル３０と給水栓本体１０との一体感が高められている。尚、本各発明においては、ハンドルと給水栓本体とをある程度、離間させることもできる。但し、この場合には、ハンドルと給水栓本体との距離を、以下に述べる理由により、５０ｍｍ以下に止めることが好ましい。先ず、第１の理由は、この距離が５０ｍｍを越えると、ハンドルと、給水栓本体との一体感が損なわれる虞があるからである。また、第２の理由としては、上記距離が５０ｍｍを越えると、ハンドルが給水栓本体から十分に離間するため、指が挟まれる虞が無くなり、「防止手段」を設ける必要が無くなるからである。
【００２４】
この第１のハンドル３０は、給水栓本体１０に内蔵された切換弁装置の操作軸に一体回動可能に取着されたハンドル本体部３１と、このハンドル本体部３１より突出する把手部３２とを備えている。ここで、把手部３２の上面は給水栓本体１０の上面１２と略面一となっている。これにより、給水栓全体の意匠性が特に優れたものとなっている。
【００２５】
また、把手部３２は、請求項４の発明に従って開口部３３を備えており、これにより、第１のハンドル３０の操作性の向上が図られている。そして、把手部３２の給水栓本体１０側の下面からは、略壁状の防止手段３５が延設されている。この防止手段３５は、請求項１の発明における「突出防止部」として機能する共に参考発明１における「広角形成部」としても機能するものである。
【００２６】
本例の給水栓では、図例の如く、把手部３２の上面が給水栓本体１０の上面１２と略面一となったときに止水状態となる。そして、把手部３２を下方へと傾動操作し、ハンドル本体部３１を回動させると、カラン１５を通じた吐水がなされると共に、ハンドル本体部３１の回動量に応じて吐水量が調節される。
【００２７】
一方、図２（ａ）及（ｂ）に示すように、把手部３２を上方へと傾動操作し、ハンドル本体部３１を回動させると、シャワーを通じた吐水がなされると共に、ハンドル本体部３１の回動量に応じて吐水量が調節される。そして、このシャワー吐水の状態を止水状態としたり、一気にカラン吐水の状態へと切り換える際には、把手部３２を下方へと傾動操作する。このとき、防止手段３５が突出防止部として機能するため、第１のハンドル３０を操作する手の指が防止手段３５によって遮られ、給水栓本体１０側へと突出し難い。
【００２８】
但し、図２（ｂ）の図示破線に示すように、操作する手の指８０が防止手段３５よりはみ出したり、操作を行わない他の手の指８０や他の者の手の指８０が給水栓本体１０上に載置されている場合には、止水操作等が施される把手部３２と、給水栓本体１０の上面１２との間隙に、これらの指８０が侵入することがある。ところが、本例では、防止手段３５が広角形成部として機能し、指８０の挟み込みを防止する。即ち、間隙に指８０が侵入可能な状態では、防止手段３５を備える把手部３２と給水栓本体１０の上面１２とで形成される間隙の角度が４５度以上となり、指の挟み込みを防止する。そして、間隙の角度が４５度未満となる状態では、図２（ｃ）に示すように、間隙に指８０が侵入不能な状態となり、当然、指８０の挟み込みは生じない。以下、これを詳述する。
【００２９】
図３（ａ）〜（ｃ）に示すように、防止手段３５を備える把手部３２の下端縁３７、即ち、防止手段３５の下端縁３７と給水栓本体１０の上面１２との間隙３８に指が挟まれると、防止手段３５の下端縁３７から指８０に、第１のハンドル３０の回動方向の押圧力Ｆが加わる。この押圧力Ｆは、指８０を給水栓本体１０の上面１２へと押え付ける方向の応力である「押え分力Ｔ」と、間隙３８の外へと逃がす方向の応力である「逃がし分力Ｓ」とに分解できる。
【００３０】
ここで、図３（ａ）に示すように、防止手段３５の下端縁３７が指８０に接触したときに、間隙３８の角度（α）が４５度である場合には、Ｓ＝Ｔとなる。そして、図３（ｂ）に示すように、この角度（α）が４５度未満の場合には、Ｓ＜Ｔとなる。このように、Ｓ＜Ｔの状態であるときに、「逃がし分力Ｓ」により指８０が間隙３８外へと逃がされず、「押え分力Ｔ」による指８０の挟み込みが発生する。つまり、間隙３８の角度（α）が４５度以下となっても間隙３８に指８０が侵入可能であると、指８０の挟み込みが発生するのである。一方、図３（ｃ）に示すように、間隙３８の角度（α）が４５度を越える場合には、間隙３８に指８０が存在しても、Ｓ＞Ｔとなり、「逃がし分力Ｓ」により指８０が間隙３８外へと逃がされ、指８０の挟み込みが回避される。
【００３１】
尚、本例では、防止手段３５の下端縁３７、即ち、広角形成部の間隙３２側の端縁が直線状となっているが、参考発明１においては、図４に示すように、この防止手段３５を間隙３２側に凸状に湾曲形成することもできる。このような態様によると、間隙の角度として４５度以上の角度を確保し易くなる。
【００３２】
また、本例の給水栓では、把手部３２が下方から上方へと傾動操作される際に機能する防止手段を備えていない。これは、上方から下方へと傾動操作される際には、特に指挟みの危険性が高く、下方から上方へと傾動操作される際には、この危険性がそれ程高くないからである。但し、本例の如く、把手部３２が給水栓本体１０の下面よりも下方へと傾動される態様においては、図５に示すように、給水栓本体１０の下面における把手部３２側の部位に防止手段３５を形成することとしてもよい。これに対して、把手部３２の上面より防止手段３５を延設してもよいが、把手部３２の意匠性の向上を図るためには、図５に示す態様が好適である。
【００３３】
本例では、給水栓本体１０の側方に配置される把手部３２が、給水栓本体１０の上面１２よりも上方及び下面よりも下方へと傾動操作される態様の給水栓について述べたが、本各発明においては、把手部３２が、給水栓本体１０の上方のみへと傾動操作される態様の給水栓も含む。また、本例では、把手部３２の下面のうちで、給水栓本体１０側の部位のみに略壁状の防止手段３５を設けている。
【００３４】
【発明の効果】
以上のように、本各発明によると、給水栓全体の意匠性を確保しつつ安全性も確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本給水栓の斜視図である。
【図２】（ａ）〜（ｃ）は本ハンドルの操作方法等を示す側面図である。
【図３】（ａ）〜（ｃ）は広角形成部の機能を示す側面図である。
【図４】広角形成部の他の態様を示す側面図である。
【図５】他の具体例に係る給水栓を示す一部斜視図である。
【図６】従来例に係る給水栓の平面図である。
【図７】（ａ）〜（ｃ）は従来例に係る給水栓の問題点を示す側面図である。
【符号の説明】
１０；給水栓本体、１２；上面、１５；カラン、３０；第１のハンドル（ハンドル）、３１；ハンドル本体部、３２；把手部、３３；開口部、３５；防止手段、３７；下端縁、３８；間隙、５０；第２のハンドル、８０；指、Ｆ；押圧力、Ｔ；押え分力、Ｓ；逃がし分力。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
Each of the present invention relates to a water faucet provided with a water faucet body and a handle that has a handle and is pivoted by being projected from the water faucet body.
[0002]
[Prior art]
Among the water taps, for example, as shown in FIG. 6, there is one in which a handle 30 having a handle portion 32 is protruded from the water tap main body 10.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in this water faucet, a finger may be caught in the gap between the water faucet body 10 and the handle portion 32 formed by the turning operation of the handle 30. For example, as shown in FIG. 7B, the handle 30 is shown in FIG. 7B from the “original state” in which the upper surface of the handle portion 32 is flush with the upper surface 12 of the faucet body 10 as shown in FIG. Further, it is assumed that the operation is performed to “another state” tilted upward of the upper surface 12 of the faucet body 10. In such a case, when the handle portion 32 is returned from another state to the original state, as shown in FIGS. 7B and 7C, the finger 80 of the hand to be operated is attached to the faucet body 10. In some cases, the gap may enter the gap between the upper surface 12 and the lower surface of the handle portion 32. Therefore, this kind of water tap has room for improvement in terms of safety.
[0004]
If the handle 30 is arranged in a state sufficiently separated from the water faucet body 10, the finger 80 is not caught and it is safe. However, according to this aspect, the sense of unity between the faucet body 10 and the handle 30 is impaired, and it becomes difficult to ensure the design of the entire faucet.
[0005]
Each of the present inventions has been made in view of such a situation, and an object of the present invention is to ensure safety while ensuring the design of the entire faucet.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, first, the means taken by the invention of claim 1 is:
“With the faucet body,
A handle body part, and a handle part that protrudes from the handle body part, and is disposed so as to protrude from the side of the water faucet body and is rotated.
In the water tap comprising:
When the handle body is rotated so that the handle is tilted above the upper surface of the faucet body to form a gap between the lower surface of the handle and the upper surface of the faucet body, While changing from a still water state to a water discharge state,
Preventing means for preventing the fingers of the hand operating the handle to the gap is sandwiched, to extend in a substantially wall-like from the bottom of the faucet body of the grip portion,
The prevention means is a “water faucet” that is a protrusion preventing portion that interferes with a finger of a hand that operates the handle and makes it difficult for the finger to protrude toward the faucet body .
[0007]
According to the present invention, since it is possible to prevent the fingers of the hand operating the handle from being caught by the preventing means, safety can be ensured. In addition, in the faucet of the present invention, safety can be ensured without sufficiently separating the handle and the faucet body, so that the handle and the faucet body are brought close to each other to enhance the sense of unity between the two. Can be improved.
[0009]
The said prevention means is a protrusion prevention part which interferes with a finger and makes this finger difficult to protrude to the faucet body side .
[0010]
According to the present invention, it is difficult for the finger of the hand operating the handle by the protrusion preventing portion to protrude from the handle portion side to the faucet body side, so that the finger enters the gap between the predetermined surface of the faucet body and the grip portion. It is difficult to intrude, which prevents the fingers from being caught.
[0011]
Here, "the protruding preventing portion" in the present invention are those of substantially wall-like that extends downward from the lower surface of the bunch the hand.
The water faucet according to claim 2 is the water faucet according to claim 1, wherein when the upper surface of the handle portion is substantially flush with the upper surface of the water faucet body, the water stop state is achieved. And
The faucet according to claim 3 is the faucet according to claim 1 or 2,
When the handle portion is tilted upward and the handle body portion is rotated so as to form a gap between the lower surface of the handle portion and the upper surface of the faucet body, water is discharged through the shower. And the amount of water discharged is adjusted according to the amount of rotation of the handle body.
[0012]
Next, the means adopted by the first reference invention disclosed in the present specification for reference (hereinafter referred to as “reference invention 1”) is “ having a faucet body and a handle, and the faucet body. A water faucet provided with a handle that is projected from and rotated.
At least one of the handle or the faucet body is provided with a preventing means for preventing a finger of a hand operating the handle from being caught in a gap between the faucet body formed by rotating the handle and the grip portion. ,
It said preventing means, in a state capable fingers into the gap intrusion is a This is a wide-angle forming portion to an angle of the gap 45 degrees or more. "
[0013]
If a finger is present in this gap when the angle of the gap between the faucet body and the handle is less than 45 degrees, the finger is pinched. This will be described in detail in “Embodiments of the Invention”. With respect to such a phenomenon, according to the reference invention 1 , even when the finger can enter the gap, the angle of the gap is set to 45 degrees or more by the wide angle forming portion, thereby preventing the finger from being caught. The
[0014]
Here, the “state in which a finger can enter the gap” indicates a state in which the central axis of the cylinder can exist in the gap between the water faucet body and the gripping part when the finger is assumed to be a simple cylinder. The diameter dimension of the cylinder may be set in consideration of the finger size. For example, the adult male thumb has a diameter of about 15-20 mm, the other adult male finger or the adult female thumb has a diameter of about 10-15 mm, and the other adult female finger or the child's finger has a diameter of about 5-10 mm. . Therefore, it is preferable to set the wide angle forming portion so that the angle of the gap is 45 degrees or more even when the axis of a cylinder having a diameter of about 20 mm can exist in the gap. Even if a thin cylinder having a diameter of preferably about 15 mm, more preferably about 10 mm is assumed, it is preferable that the gap angle be 45 degrees or more.
[0015]
In Reference Invention 1 , the “wide-angle forming portion” may be provided on the handle portion, on the faucet body, or on both the handle portion and the faucet body. The gap between the faucet body and the handle part is formed by the faucet body and the wide angle forming part when the wide angle forming part is provided in the handle part, and the handle part and the wide angle when the wide angle forming part is provided in the faucet body. When the wide angle forming part is provided in both the handle part and the faucet body, the wide angle forming part is formed.
[0016]
In either case of providing the wide-angle forming part in the handle part or providing the wide-angle forming part in the faucet body, it is preferable to form the wide-angle forming part in a convex shape on the gap side. This is because it is easy to ensure an angle of 45 degrees or more as the gap angle.
[0017]
Next, the means adopted by the invention of claim 4 is the “water faucet according to any one of claims 1 to 3, wherein the handle portion includes an opening”.
[0018]
In general, when the handle portion has an opening, the operator can insert a finger into the opening, and the handle operation becomes more convenient, but on the other hand, the finger inserted into the opening is , It tends to protrude toward the faucet body, and fingers are easily caught. According to the present invention, it is possible to prevent the fingers from being caught even in the water faucet of this aspect.
[0019]
Then, in the invention of claim 1, prior Symbol handle that is disposed on the side of the faucet body.
[0020]
In general, when the handle is placed on the side of the faucet body, it can be operated while the palm is directed sideways, which improves the ease of operation of this handle, but on the other hand, the operator's finger pointing in the lateral direction is the faucet It is easy to project to the side of the main body and fingers are easily caught. According to the present invention, it is possible to prevent the fingers from being caught even in the water faucet of this aspect.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows an example of a water tap according to each invention. The faucet includes a faucet body 10, a first handle 30 disposed on the side of the faucet body 10, and a second handle 50 disposed above the faucet body 10. . The faucet body 10 of the present example includes a main body portion that has a flow path therein and incorporates a valve device and the like, and a cover that covers the main body portion. However, the water supply main body in each invention is not limited to this, and may not be provided with a cover.
[0022]
In the water faucet of this example, the “handle” in the present invention is constituted by the first handle 30, but when the water faucet includes a plurality of handles, the present invention can be applied to all the handles. Good. The first handle 30 switches the water discharge direction to a currant 15 or a shower (not shown) and adjusts the amount of water discharge and controls the water discharge. The second handle 50 controls the water discharge temperature. To adjust.
[0023]
The first handle 30, that is projected arranged on the side of the faucet body 10 according to the first aspect of the present invention. Also, in this embodiment, the state in which the first handle 30 is close to the faucet body 10 (e.g., about 1 to 30 mm, preferably about 1 to 10 mm, more preferably an interval of about 1 to 5 mm) is placed in, The sense of unity between the first handle 30 and the faucet body 10 is enhanced. In each of the present inventions, the handle and the faucet body can be separated to some extent. However, in this case, it is preferable to keep the distance between the handle and the faucet body to 50 mm or less for the reason described below. First, the first reason is that if this distance exceeds 50 mm, the sense of unity between the handle and the faucet body may be impaired. The second reason is that if the distance exceeds 50 mm, the handle is sufficiently separated from the water faucet body, so that there is no possibility of fingers being pinched, and there is no need to provide “prevention means”.
[0024]
The first handle 30 includes a handle main body 31 that is attached to an operation shaft of a switching valve device built in the faucet main body 10 so as to be integrally rotatable, and a handle 32 that protrudes from the handle main body 31. It has. Here, the upper surface of the handle portion 32 is substantially flush with the upper surface 12 of the faucet body 10. Thereby, the design property of the whole water faucet has become especially excellent.
[0025]
Further, the handle portion 32 includes an opening 33 according to the invention of claim 4, thereby improving the operability of the first handle 30. A substantially wall-like prevention means 35 is extended from the lower surface of the handle portion 32 on the faucet body 10 side. The preventing means 35, Ru der also functions as a "wide-angle forming portion" together in the Reference Invention 1 which functions as a "protrusion preventing portion" in the invention of claim 1.
[0026]
In the water faucet of this example, as shown in the figure, when the upper surface of the handle portion 32 is substantially flush with the upper surface 12 of the water faucet body 10, the water stop state is established. When the handle portion 32 is tilted downward and the handle main body portion 31 is rotated, water is discharged through the currant 15 and the water discharge amount is adjusted according to the rotation amount of the handle main body portion 31.
[0027]
On the other hand, as shown in FIGS. 2 (a) and 2 (b), when the handle portion 32 is tilted upward and the handle main body portion 31 is rotated, water is discharged through the shower and the handle main body portion 31. The amount of water discharged is adjusted according to the amount of rotation. And when changing the state of this shower water discharge to a water stop state or switching to the state of currant water discharge at a stretch, the handle part 32 is tilted down. At this time, since the preventing means 35 functions as a protrusion preventing portion, the finger of the hand operating the first handle 30 is blocked by the preventing means 35 and is difficult to protrude toward the faucet body 10 side.
[0028]
However, as shown by the broken line in FIG. 2B, the finger 80 of the operating hand protrudes from the prevention means 35, or the finger 80 of another hand that does not perform the operation or the finger 80 of the other person's hand supplies water. When placed on the stopper main body 10, these fingers 80 may enter the gap between the handle portion 32 where the water stop operation or the like is performed and the upper surface 12 of the water stopper main body 10. However, in this example, the prevention means 35 functions as a wide-angle forming part and prevents the fingers 80 from being caught. That is, in a state where the finger 80 can enter the gap, the angle of the gap formed by the handle portion 32 including the prevention means 35 and the upper surface 12 of the water faucet body 10 is 45 degrees or more, and the pinching of the finger is prevented. In a state where the angle of the gap is less than 45 degrees, as shown in FIG. 2C, the finger 80 cannot enter the gap, and naturally, the finger 80 is not caught. This will be described in detail below.
[0029]
As shown in FIGS. 3 (a) to 3 (c), a finger is inserted into the lower end edge 37 of the handle portion 32 including the prevention means 35, that is, the gap 38 between the lower end edge 37 of the prevention means 35 and the upper surface 12 of the water faucet body 10. When the pin is pinched, a pressing force F in the rotation direction of the first handle 30 is applied from the lower end edge 37 of the prevention means 35 to the finger 80. This pressing force F includes “a pressing force T” that is a stress in a direction in which the finger 80 is pressed against the upper surface 12 of the faucet body 10, and “a releasing force S that is a stress in a direction that releases the finger 80 to the outside of the gap 38. Can be disassembled.
[0030]
Here, as shown in FIG. 3A, when the angle (α) of the gap 38 is 45 degrees when the lower edge 37 of the prevention means 35 comes into contact with the finger 80, S = T. . As shown in FIG. 3B, when this angle (α) is less than 45 degrees, S <T. Thus, when S <T, the finger 80 is not released out of the gap 38 due to the “relief component force S”, and the finger 80 is pinched by the “holding force T”. That is, if the finger 80 can enter the gap 38 even if the angle (α) of the gap 38 is 45 degrees or less, the finger 80 is caught. On the other hand, as shown in FIG. 3C, when the angle (α) of the gap 38 exceeds 45 degrees, even if the finger 80 exists in the gap 38, S> T, and “relief component force S”. As a result, the finger 80 is released out of the gap 38, and the pinching of the finger 80 is avoided.
[0031]
In this example, the lower edge 37 of the prevention means 35, that is, the edge on the gap 32 side of the wide angle forming portion is linear, but in the reference invention 1 , as shown in FIG. The means 35 may be curved so as to protrude toward the gap 32 side. According to such an aspect, it becomes easy to ensure an angle of 45 degrees or more as the gap angle.
[0032]
Further, the water tap of this example is not provided with a preventing means that functions when the handle portion 32 is tilted from below to above. This is because the risk of pinching is particularly high when tilting from above to below, and this risk is not so high when tilting from below to above. However, in the embodiment in which the handle portion 32 is tilted downward from the lower surface of the faucet body 10 as in this example, as shown in FIG. The prevention means 35 may be formed. On the other hand, although the prevention means 35 may be extended from the upper surface of the handle part 32, in order to improve the designability of the handle part 32, the aspect shown in FIG. 5 is suitable.
[0033]
In this example, although the handle part 32 arranged on the side of the water faucet body 10 has been described with respect to the water faucet in an aspect in which the handle part 32 is tilted and operated to be above the upper surface 12 and below the lower surface, in the present inventions, the handle portion 32 also includes a faucet of the aspects tilting upward of only the faucet body 10. Moreover, in this example, the substantially wall-shaped prevention means 35 is provided only in the site | part by the side of the faucet main body 10 among the lower surfaces of the handle part 32. FIG.
[0034]
【The invention's effect】
As described above, according to each of the present inventions, safety can be ensured while ensuring the design of the entire faucet.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of the water tap.
FIGS. 2A to 2C are side views showing a method of operating the handle and the like.
FIGS. 3A to 3C are side views showing functions of a wide angle forming portion. FIGS.
FIG. 4 is a side view showing another embodiment of the wide angle forming portion.
FIG. 5 is a partial perspective view showing a water faucet according to another specific example.
FIG. 6 is a plan view of a water tap according to a conventional example.
FIGS. 7A to 7C are side views showing problems of a water faucet according to a conventional example.
[Explanation of symbols]
10; faucet body, 12; upper surface, 15; curran, 30; first handle (handle), 31; handle body portion, 32; handle portion, 33; opening, 35; prevention means, 37; 38; gap, 50; second handle, 80; finger, F; pressing force, T; presser force, S;

Claims

A faucet body,
A handle body portion, and a handle portion that protrudes from the handle body portion, and is disposed so as to protrude from the side of the water faucet body and is rotated.
In the water tap comprising:
When the handle body is rotated such that the handle is tilted above the upper surface of the faucet body to form a gap between the lower surface of the handle and the upper surface of the faucet body, While changing from a still water state to a water discharge state,
Preventing means for preventing the fingers of the hand operating the handle to the gap is sandwiched, to extend in a substantially wall-like from the bottom of the faucet body of the grip portion,
The water faucet characterized in that the prevention means is a protrusion preventing portion that interferes with a finger of a hand operating the handle and makes it difficult for the finger to protrude toward the water faucet body .

The water faucet according to claim 1 , wherein the water stop state is established when an upper surface of the handle portion is substantially flush with an upper surface of the water faucet body .

When the handle portion is tilted upward and the handle body portion is rotated so as to form a gap between the lower surface of the handle portion and the upper surface of the faucet body, water is discharged through the shower. In addition, the water discharge amount is adjusted according to the amount of rotation of the handle main body, and the water faucet according to any one of claims 1 and 2.

The faucet according to any one of claims 1 to 3, wherein the handle portion includes an opening.