JP4528484B2

JP4528484B2 - Colored wool and silk stain remover

Info

Publication number: JP4528484B2
Application number: JP2002356181A
Authority: JP
Inventors: 輝一佐藤; 文子佐藤
Original assignee: 輝一佐藤; 文子佐藤
Priority date: 2002-12-09
Filing date: 2002-12-09
Publication date: 2010-08-18
Anticipated expiration: 2022-12-09
Also published as: JP2004189787A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、繊維製品の色柄ものウールおよびシルク用しみ抜き剤に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、衣類に付着したコーヒーや紅茶、醤油、血液、泥はねなどのしみは、直に洗濯すれば落とすことができるが、長時間放置しておくとしみとなって残る問題がある。また汗や日焼けによる黄ばみや黄変、黒かびなどは、時間が経過しているため、しみ抜きが困難であった。このため種々研究を行なった結果、酵素と、過炭酸ソーダおよび界面活性剤を組み合わせることによりしみ抜き効果が優れていることを見出した。
【０００３】
従来の酵素と、過炭酸ソーダおよび界面活性剤を組み合わせた洗剤としては、特開２０００−９６０８８に示されているプレ洗剤及びそれを用いた洗浄方法がある。この方法は、水に被洗物を投入したものに、脂肪酸、エーテル系、エーテルエステル系もしくはエステル系ノニオン界面活性剤及び酵素を含有するプレ洗剤を投入し、被洗物を撹拌しながら、アルカリを添加して洗濯することを特徴とする洗浄方法である。
【０００４】
このプレ洗剤は、ノニオン界面活性剤を１〜５０重量％、酵素は０. １〜５重量％、後から添加するアルカリは、脂肪酸の中和に必要な量の１〜３倍量であり、アルカリとしてはカセイソーダ、カセイカリ、炭酸カリ、珪酸ソーダ、メタ珪酸ソーダ、過炭酸ソーダ等の無機アルカリ、アンモニア、メチルアミン、ジメチルアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等の有機アルカリなどが使用できるというものである。
【０００５】
このプレ洗剤及びそれを用いた洗浄方法は、公報に記載されているように、シャツやシーツなど白物と呼ばれているランドリー洗剤であり、またプレ洗剤はそれ自体では洗剤として機能しないが、後から添加したアルカリと接触した時に洗剤となるものである。このため、このプレ洗剤を用いて洗濯すれば、少ない洗剤量であるにも拘わらず、従来に比べて極めて洗浄力の高い洗濯方法を得ることができるというものである。
【０００６】
しかしながらウールやレーヨン、テンセル、絹などの洗濯機で撹拌しながらランドークリーニングすることができないものについては適用することができず、また上記成分の混合比率や、後からアルカリを添加する方法では、繊維の種類や色柄に拘らず数年以上経過したしみについては、これを除去することができず、しかも作業工程が多くなる欠点がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題を改善し、１０年以上経過したようなしみでも、漬け置きして置くだけで、繊維の種類や色柄に拘らず新品同様に確実にしみ抜きすることができ、洗濯後もしみが抜けない他のクリーニング業者から依頼された衣類などについても、確実にしみ抜きすることができることから、従来にない画期的な色柄ものウールおよびシルク用しみ抜き剤を開発したものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項１記載の色柄ものウールおよびシルク用しみ抜き剤は、脂肪タンパク質分解酵素が３０〜６０重量％、中性界面活性剤を１〜１０重量％、残部が過炭酸ソーダからなることを特徴とするものである。
【０００９】
以下、本発明の色柄ものウールおよびシルク用しみ抜き剤の成分について詳細に説明する。脂肪タンパク質分解酵素は、新しいしみに対して酵素の作用により分解してしみ抜き効果に優れ、数年以上経過したしみに対しては効果が少ない。脂肪タンパク質分解酵素の混合範囲は２０〜７５重量％が好ましく、２０重量％未満では新しいしみに対して効果が少なく、また７５重量％を越えて添加してもその効果は少ない。なお３０〜６０重量％の範囲が、しみ抜き作用や処理時間、並びに価格の上から最も好ましい。
【００１０】
中性界面活性剤は、色柄ものウールおよびシルク用しみ抜き剤を繊維に浸透させ短時間にしみ抜きする作用をなすものである。この中性界面活性剤の混合量は、１〜１０重量％が好ましく、１重量％未満では繊維に浸透する時間が長くなり作業性が悪く、また１０重量％を超えて添加しても効果は変わらない。
【００１１】
本発明の過炭酸ソーダは１年以上経過した古いしみに対して、優れたしみ抜き作用を有するもので、新しいしみに対しては効果が少ない。過炭酸ソーダの混合範囲は２５〜７５重量％が好ましく、２５重量％未満の添加では、古いしみに対してのしみ抜き効果が少なく、また７５重量％を超えて添加すると、脂肪タンパク質分解酵素の割合が少なくなり、新しいしみに対してしみ抜き効果が低くなるからである。また過炭酸ソーダはアルカリ性が弱く、脂肪タンパク質分解酵素の働きを阻害しないが、従来のプレ洗剤に添加するカセイソーダ、カセイカリ、アンモニアなど強いアルカリを添加すると酵素を失活させてその作用が悪くなる。
【００１２】
また本発明は、脂肪タンパク質分解酵素と、中性界面活性剤、過炭酸ソーダを上記混合範囲に同時に混合して、これを水やぬるま湯に溶かした液に、染み抜きする衣類などを漬け置きするだけで、著しいしみ抜き効果を発揮できる。この場合、従来のプレ洗剤のように後からアルカリを添加しても、しみ抜き作用は少ない。
【００１３】
これは従来のプレ洗剤では、酵素の添加量が０. １〜５重量％と、本発明の２０〜７５重量％に比べて極めて少なく、しかも後から添加するアルカリは単なるｐＨ調整剤であるのに対して、本願の過炭酸ソーダは、１０年以上経過した古いしみを除去する作用があり、単に洗剤の使用量を少なくするという目的のプレ洗剤とはその作用効果が全く異なるものである。
【００１４】
なお本発明の色柄ものウールおよびシルク用しみ抜き剤を使用してしみ抜きする方法は、１２リットルの水やぬるま湯に対して１００ｇ程度添加し、ここにしみの付着した衣類などを漬け置きするだけで良い。
【００１５】
また本発明は、脂肪タンパク質分解酵素と、中性界面活性剤、過炭酸ソーダを上記混合範囲に同時に混合しているので、その理由は不明であるが、これらの相乗効果により、木綿、ポリエステル、麻、ウール、シルク、レーヨン、テンセルなどあらゆる種類の繊維の、白ものや、着色したものや柄ものなどの黒ものなどのしみ抜き作用に優れ、しかも泥や血液、汗や日焼けによる黄ばみや黄変、コーヒーや醤油、ソース、黒かびなどあらゆる種類のしみに対してもしみ抜き効果に優れている。このため本発明の色柄ものウールおよびシルク用しみ抜き剤は、漬け置きだけで手間が掛からないので、業務用としてだけではなく家庭用としても、利用することができる。
【００１６】
【実施例】
（実施例１）脂肪タンパク質分解酵素が３５重量％、過炭酸ソーダ６０重量％、中性界面活性剤５重量％混合した色柄ものウールおよびシルク用しみ抜き剤を、１２リットルのぬるま湯に対して１００ｇ溶かした。この溶液に黄変した約１ｋｇの上着を浸漬して漬け置きした。上着の黄変は汗によるもので、１年程度経過した新しいしみが付着したものと、１０年経過した古いしみが付着したものの２種類についてテストし、しみが抜けるまでの時間を測定した。その結果は、表１に示す通りである。なお古いしみが付着した上着は実線で、新しいしみが付着した上着は破線で示した。
【００１７】
【表１】

【００１８】
上表の結果から、シルクに付着した古いしみは約４０分かかったが、他の繊維は漬け置きするだけで約３０分程度で除去することができた。また新しいしみについては約１５分程度で完全に除去することができた。
【００１９】
（実施例２）脂肪タンパク質分解酵素が５０重量％、過炭酸ソーダ４８重量％、中性界面活性剤２重量％混合した色柄ものウールおよびシルク用しみ抜き剤を、１２リットルのぬるま湯に対して１００ｇ溶かした。この溶液に、泥や血液、コーヒーや醤油、ソース、汗や日焼けによる黄ばみや黄変、黒かびなどのしみが付着したウールのセーターを約１ｋｇ漬け置きした。しみは１年程度経過した新しいしみが付着したものと、１０年経過した古いしみが付着したものの２種類についてテストし、しみが抜けるまでの時間を測定した。その結果は、表２に示す通りである。なお古いしみが付着した上着は実線で、新しいしみが付着した上着は破線で示した。
【００２０】
【表２】

【００２１】
表２の結果から、黒かびを除いて、古いしみは約３０分程度、新しいしみについては約１０分程度で完全に除去することができた。また黒かびについては約８０分程度で除去することができた。またこれとは別に、木綿、ポリエステル、麻、レーヨン、テンセルについても同様にテストしたが、ほぼ同様に結果が得られた。またシルクの洋服に付着した黒かびについて他のクリーニング業者でしみ抜きができなかったものについて、実施例２の成分の色柄ものウールおよびシルク用しみ抜き剤を用いてしみ抜きしたところ、１２０分でしみ抜きすることができた。
【００２２】
（比較例）
脂肪タンパク質分解酵素が１００重量％のもの（Ｎｏ１）と、脂肪タンパク質分解酵素が９０重量％，過炭酸ソーダ９重量％、中性界面活性剤１重量％混合したもの（Ｎｏ２）、脂肪タンパク質分解酵素が１５重量％、過炭酸ソーダ８２重量％、中性界面活性剤３重量％混合したもの（Ｎｏ３）および過炭酸ソーダ１００重量％のもの（Ｎｏ４）とについて、１２リットルのぬるま湯に対して１００ｇ溶かした。この溶液に、日焼けにより黄変したシルクのセーターを約１ｋｇを１８０分漬け置きした。しみは１年程度経過した新しいしみが付着したものと、１０年経過した古いしみが付着したものの２種類についてテストした。その結果は表３に示す通りである。
【００２３】
【表３】

【００２４】
表３の結果から、酵素１００重量％のものは、新しいしみに対しては効果があるが古いしみに対してはやや効果が少なく、また過炭酸ソーダ１００重量％のものは、古いしみに対しては効果があるが、新しいしみに対してはやや効果が少ない。また本発明に規定する範囲外のＮｏ２、Ｎｏ３は、酵素と中性界面活性剤、過炭酸ソーダの３種を含むが、しみ抜き効果については不十分であった。
【００２５】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明に係る請求項１記載の色柄ものウールおよびシルク用しみ抜き剤によれば、脂肪タンパク質分解酵素と、中性界面活性剤、過炭酸ソーダを規定の範囲に同時に混合しているので、これらの相乗効果により、木綿、ポリエステル、麻、ウール、シルク、レーヨン、テンセルなどあらゆる種類の繊維で、しかも白ものや着色した黒ものなど、繊維の種類を問わずしみ抜き作用に優れ、しかも泥や血液、汗や日焼けによる黄ばみや黄変、コーヒーや醤油、ソース、黒かびなどあらゆる種類のしみに対してもしみ抜き効果に優れている。しかも本発明の色柄ものウールおよびシルク用しみ抜き剤は、漬け置きだけで手間が掛からないので業務用としてだけではなく、家庭用としても、広く利用することができると共に、特に機械洗いができないウールやシルクの色柄ものウールおよびシルク用しみ抜き剤として、画期的な効果を発揮することができる。
【００２６】
更に請求項１記載の色柄ものウールおよびシルク用しみ抜き剤によれば、脂肪タンパク質分解酵素を３０〜６０重量％に規定したので、新しいしみに対してしみ抜き効果に優れている。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a stain remover for wool and silk having a color pattern for textile products.
[0002]
[Prior art]
In general, stains such as coffee, tea, soy sauce, blood, and mud splashes attached to clothing can be removed by washing directly, but there is a problem that they remain as stains when left for a long time. In addition, yellowing, yellowing, and black mold caused by sweat or sunburn have been difficult to remove because time has passed. For this reason, as a result of various studies, it was found that a stain removal effect was excellent by combining an enzyme, sodium percarbonate and a surfactant.
[0003]
As detergents combining conventional enzymes, sodium percarbonate and surfactants, there are pre-detergents disclosed in JP-A-2000-96088 and cleaning methods using the same. In this method, a pre-detergent containing a fatty acid, an ether, an ether ester, or an ester nonionic surfactant and an enzyme is added to water into which the object to be cleaned is added, and the object to be cleaned is mixed with an alkali. Is a washing method characterized by adding and washing.
[0004]
This pre-detergent is 1 to 50% by weight of nonionic surfactant, 0.1 to 5% by weight of enzyme, and the alkali added later is 1 to 3 times the amount necessary for neutralization of fatty acids. As alkali, it can be used inorganic alkali such as caustic soda, caustic potash, potassium carbonate, sodium silicate, sodium metasilicate, sodium percarbonate, organic alkali such as ammonia, methylamine, dimethylamine, ethanolamine, diethanolamine, triethanolamine, etc. Is.
[0005]
The pre-detergent and the cleaning method using the pre-detergent are laundry detergents called white goods such as shirts and sheets as described in the publication, and the pre-detergent does not function as a detergent by itself. It becomes a detergent when it comes into contact with the alkali added later. For this reason, if it wash | cleans using this pre-detergent, although it is a small amount of detergent, it can obtain the washing | cleaning method with a very high detergency compared with the past.
[0006]
However, it cannot be applied to those that cannot be land-cleaned while stirring in a washing machine such as wool, rayon, tencel, and silk, and the mixing ratio of the above components and the method of adding an alkali later, Regardless of the type and color pattern, there are disadvantages that stains that have passed for several years or more cannot be removed and that the number of work steps is increased.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention improves the above problems, and even if a stain has passed for more than 10 years, it can be removed as long as it is new, regardless of the type or color of the fiber. Since it is possible to remove stains reliably from clothes requested by other cleaning companies that do not lose their stains, they have developed an unprecedented innovative pattern remover for wool and silk .
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The stain remover for colored wool and silk according to claim 1 of the present invention is composed of 30 to 60% by weight of a lipoprotease, 1 to 10% by weight of a neutral surfactant, and the remainder consisting of sodium percarbonate. It is characterized by.
[0009]
Hereinafter, the components of the stain remover for wool and silk according to the present invention will be described in detail. A lipoproteinase is decomposed by the action of an enzyme on a new stain and is excellent in the stain removal effect, and is less effective on a stain that has passed for several years. The mixing range of the fat proteolytic enzyme is preferably 20 to 75% by weight, and if it is less than 20% by weight, the effect on new stains is small, and even if added over 75% by weight, the effect is small. In addition, the range of 30 to 60% by weight is most preferable from the viewpoint of stain removal effect, processing time, and price.
[0010]
The neutral surfactant has a function of permeating a fiber-like wool and silk stain remover into fibers to remove the stain in a short time. The mixing amount of the neutral surfactant is preferably 1 to 10% by weight, and if it is less than 1% by weight, the time for penetrating the fiber becomes long and workability is poor. does not change.
[0011]
The sodium percarbonate of the present invention has an excellent stain-removing action for old stains that have passed for more than one year, and is less effective for new stains. The mixing range of sodium percarbonate is preferably 25 to 75% by weight. When the amount is less than 25% by weight, the effect of removing stains from old stains is small. When the amount exceeds 75% by weight, the ratio of lipoproteinase is increased. This is because the effect of removing stains is reduced with respect to new stains. In addition, sodium percarbonate is weakly alkaline and does not inhibit the function of the lipoproteinase, but adding strong alkali such as caustic soda, caustic potash, or ammonia added to conventional pre-detergents inactivates the enzyme and worsens its action.
[0012]
In addition, the present invention simply mixes a fat proteolytic enzyme, a neutral surfactant, and sodium percarbonate in the above-mentioned mixing range at the same time, and immerses the clothes to be soaked in a solution in water or lukewarm water. With this, a remarkable stain removal effect can be exhibited. In this case, even if an alkali is added later as in a conventional pre-detergent, the stain-removing action is small.
[0013]
In conventional pre-detergents, the amount of enzyme added is 0.1-5% by weight, which is very small compared to 20-75% by weight of the present invention, and the alkali added later is merely a pH adjuster. On the other hand, the sodium percarbonate of this application has the effect | action which removes the old stain | stain which passed for more than 10 years, and the effect is completely different from the pre-detergent of the objective of reducing the usage-amount of a detergent simply.
[0014]
The method of removing stains using the woolen and silk stain remover of the present invention is to add about 100 g to 12 liters of water or lukewarm water, and soak the clothing with stains on it. good.
[0015]
In the present invention, the fat proteolytic enzyme, the neutral surfactant, and sodium percarbonate are mixed in the above mixing range at the same time, but the reason is unknown, but due to their synergistic effect, cotton, polyester, Has excellent stain-removing effect of all kinds of fibers such as linen, wool, silk, rayon, and tencel, such as white, black, such as colored or patterned, and yellowing or yellowing due to mud, blood, sweat or sunburn Excellent stain-removing effect against all kinds of stains such as coffee, soy sauce, sauce, and black mold. For this reason, the color-patterned wool and silk stain remover of the present invention can be used not only for business use but also for home use, because it does not take time and effort.
[0016]
【Example】
(Example 1) Colored wool and silk stain remover mixed with 35% by weight of lipoprotease, 60% by weight of sodium percarbonate and 5% by weight of neutral surfactant, 100g of 12l of warm water Melted. About 1 kg of yellowed outerwear was dipped in this solution and soaked. The yellowing of the jacket was caused by sweat, and two types were tested: one with a new stain after about one year and one with an old stain after 10 years, and the time until the stain was removed was measured. The results are as shown in Table 1. The outer coat with old stains is shown by a solid line, and the outer coat with new stains is shown by a broken line.
[0017]
[Table 1]

[0018]
From the results in the above table, it took about 40 minutes for the old stains attached to the silk, but other fibers could be removed in about 30 minutes just by immersing them. New stains could be completely removed in about 15 minutes.
[0019]
(Example 2) 100 g of a stain-removing agent for wool and silk mixed with 50% by weight of lipoprotease, 48% by weight of sodium percarbonate and 2% by weight of a neutral surfactant, with respect to 12 liters of warm water Melted. About 1 kg of wool sweater with stains such as mud, blood, coffee, soy sauce, sauce, yellowing or yellowing due to sweat or sunburn, black mold, etc. was placed in this solution. Two types of stains were tested, one with a new stain after about one year and another with a ten-year old stain, and the time until the stain was removed was measured. The results are as shown in Table 2. The outer coat with old stains is shown by a solid line, and the outer coat with new stains is shown by a broken line.
[0020]
[Table 2]

[0021]
From the results of Table 2, excluding black mold, old stains could be completely removed in about 30 minutes and new stains in about 10 minutes. Black mold could be removed in about 80 minutes. Separately, cotton, polyester, hemp, rayon, and tencel were tested in the same manner, but almost the same results were obtained. In addition, black mold adhering to silk clothes that could not be blotted out by other cleaning companies were spotted using 120% of the color pattern wool and silk stain remover of Example 2, and spotted in 120 minutes. I was able to.
[0022]
(Comparative example)
100% by weight of lipoproteinase (No1), 90% by weight of lipoproteinase, 9% by weight of sodium percarbonate, 1% by weight of neutral surfactant (No2), lipoproteinase 15% by weight, sodium percarbonate 82% by weight, neutral surfactant 3% by weight mixed (No 3) and sodium percarbonate 100% by weight (No 4) 100 g dissolved in 12 liters of warm water It was. In this solution, about 1 kg of a silk sweater yellowed by sunburn was soaked for 180 minutes. Blots were tested on two types: one with a new stain after about one year and one with an old stain after ten years. The results are as shown in Table 3.
[0023]
[Table 3]

[0024]
From the results in Table 3, 100% by weight of enzyme is effective against new stains but slightly less effective against old stains, and 100% by weight of sodium percarbonate is against old stains. Is effective, but slightly less effective against new stains. Moreover, No2 and No3 outside the range prescribed in the present invention include three types of enzyme, neutral surfactant, and sodium percarbonate, but the stain removal effect was insufficient.
[0025]
【The invention's effect】
As described above, according to the color pattern wool and silk stain remover according to claim 1 of the present invention, a lipoproteinase , a neutral surfactant, and sodium percarbonate are mixed simultaneously within a specified range. Because of these synergistic effects, all kinds of fibers such as cotton, polyester, hemp, wool, silk, rayon, tencel, etc., and also excellent in the stain-removing effect regardless of the type of fiber such as white or colored black, In addition, it has excellent stain removal effects against all kinds of stains such as mud, blood, yellowing and yellowing due to sweat and sunburn, coffee, soy sauce, sauce, and black mold. Moreover, the color-patterned wool and silk stain remover of the present invention can be widely used not only for business use but also for home use because it does not take time and labor, and it cannot be machine washed. As a wool and silk stain remover, it is possible to exert an epoch-making effect.
[0026]
Furthermore, according to the color-patterned wool and silk stain remover according to claim 1 , since the fat proteolytic enzyme is regulated to 30 to 60% by weight, it is excellent in the stain remover effect against new stains.

Claims

A stain-removing agent for wool and silk having a color pattern , characterized by comprising 30 to 60 % by weight of a lipoprotease , 1 to 10% by weight of a neutral surfactant, and the balance consisting of sodium percarbonate.