JP4526922B2 - Occupant detection device - Google Patents
Occupant detection device Download PDFInfo
- Publication number
- JP4526922B2 JP4526922B2 JP2004310466A JP2004310466A JP4526922B2 JP 4526922 B2 JP4526922 B2 JP 4526922B2 JP 2004310466 A JP2004310466 A JP 2004310466A JP 2004310466 A JP2004310466 A JP 2004310466A JP 4526922 B2 JP4526922 B2 JP 4526922B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- value
- occupant
- seat
- output value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Air Bags (AREA)
Description
本発明は、荷重センサの出力値を用いて車両のシートに着座する乗員の状態を判定する乗員検知装置に関するものである。 The present invention relates to an occupant detection device that determines the state of an occupant seated on a vehicle seat using an output value of a load sensor.
従来、図7に示すように、シート1を支持する支持部3,・・・に荷重センサ4,・・・を取り付け、その出力値によって乗員が大人であるか子供であるかを判定する乗員検知装置が知られている(特許文献1参照)。
Conventionally, as shown in FIG. 7, a
このシート1は、座面を形成するシートクッション部1aと、背凭れとなるシートバック部1bとからなり、シートクッション部1aの前後左右の4つに分割されたそれぞれの領域は、4箇所の支持部3,・・・によって下方から支持される。
The
また、この支持部3,・・・は、シートレール2,2にスライド自在に取り付けられると共に、荷重センサ4,・・・が取り付けられている。この荷重センサ4には、歪み式の荷重センサが使用される。
Further, the
そして、図8に示すように、4箇所の荷重センサ4,・・・から出力された出力値は、乗員判定部5に送られ、その出力値の合計とEEPROM8に記憶された閾値とが比較される。
Then, as shown in FIG. 8, the output values output from the four
この閾値は、乗員が大人であるか子供であるかを判別するための閾値であり、この閾値よりも出力値の合計が小さければ乗員が子供であると判定し、閾値以上であれば乗員が大人であると判定する。 This threshold is a threshold for determining whether the occupant is an adult or a child. If the total output value is smaller than this threshold, it is determined that the occupant is a child. Determine that you are an adult.
この判定結果は、エアバッグ制御部6に送られて、エアバッグ7の展開量の切り替えに使用される。すなわち、乗員が大人である場合は事故時に通常の設定通りにエアバッグ7を展開させ、乗員が子供である場合はエアバッグ7の展開を抑制又は停止させる。
The determination result is sent to the
このような乗員検知装置に使用される荷重センサ4,・・・の出力値は、個々のセンサの特性の相違、シート1の組立て時や車両に組付ける際のネジ締めトルクの大きさの違い、これによって生じる歪みなどによって、乗員がシート1に着座していないときでも出力値にばらつきがあるため、車両を出荷する前に無負荷時の出力値が「0」となるようにリセットされる。
しかしながら、エアバッグ7が展開しない程度の軽い衝突事故や、シート1に大きな外力を加えた場合などに、車体又はシート1に新たな歪みが発生し、無負荷時の荷重センサ4,・・・の出力値が「0」に戻らなくなることがある。
However, in the case of a light collision accident in which the airbag 7 is not deployed, or when a large external force is applied to the
このような状態のまま使用を続ければ、正確な乗員状態の判定がおこなわれないおそれがあるが、従来の乗員検知装置では整備工場などで正規の検査用機器に接続しなければ故障が発生していることを認識することができなかった。 If it continues to be used in such a state, it may not be possible to accurately determine the occupant state. However, conventional occupant detection devices may fail if they are not connected to regular inspection equipment at a maintenance shop. I could not recognize that.
そこで、本発明は、乗員検知装置自体に故障の有無を診断させ、故障が発生した際には報知手段によって報知をおこなうことで、乗員が早期に故障を認識することができる乗員検知装置を提供することを目的としている。 Therefore, the present invention provides an occupant detection device that allows the occupant to recognize the failure at an early stage by causing the occupant detection device itself to diagnose the presence or absence of the failure and notifying by the notification means when the failure occurs. The purpose is to do.
前記目的を達成するために、本発明は、車両のシートに着座する乗員状態の判別をおこなうために、前記シートを支持する支持部に設けた荷重センサの出力値を、予め設定された閾値と比較する乗員判定部を有する乗員検知装置であって、前記シートの平面視前後左右の4つの領域にそれぞれ配置される荷重センサのうち、1箇所の荷重センサの出力値を他の荷重センサの出力値から推定する推定部と、前記推定部で算出した推定荷重値とその位置の荷重センサの出力値とを比較することによって出力値の異常を検知する自己診断部と、該自己診断部で異常と判断されたときに報知をおこなう報知手段とを備え、前記推定部では、前記シートの前部と後部の荷重の比率が前記シートの左側と右側とで同じであると仮定して推定をおこなうことを特徴とする。 In order to achieve the above object, the present invention provides an output value of a load sensor provided in a support portion supporting the seat as a preset threshold value in order to determine the state of an occupant seated on a vehicle seat. It is an occupant detection device having an occupant determination unit to be compared, and the output value of one load sensor is output from another load sensor among the load sensors respectively disposed in the four regions before and after the plane view of the seat. An estimation unit that estimates from the value, a self-diagnosis unit that detects an abnormality in the output value by comparing the estimated load value calculated by the estimation unit and the output value of the load sensor at that position, and an abnormality in the self-diagnosis unit And a notification means for performing notification when it is determined that the estimation unit performs estimation on the assumption that the ratio of the load on the front and rear of the seat is the same on the left and right sides of the seat. thing And features.
さらに、前記推定部における前記推定荷重値の算出と、前記自己診断部における前記推定荷重値とその位置の荷重センサの出力値との比較を、複数の荷重センサに対して順次あるいは同時におこなうことを特徴とする。 Furthermore, a calculation of the estimated load value before Symbol estimator, Do to put the comparison of the estimated load value of the self-diagnosis unit and the output value of the load sensor in that position, sequentially or simultaneously to a plurality of load sensors and wherein the TURMERIC.
このように構成された請求項1に記載の発明は、複数ある荷重センサのうち、1箇所の荷重センサの出力値を他の荷重センサの出力値から推定し、自己診断部においてその推定荷重値と実際の出力値とを比較することで出力値に異常がないかを診断する。
The invention according to
そして、車体又はシートに発生した歪み等が原因でいずれかの荷重センサの出力値が正常な値になっていなければ、出力値と推定荷重値とが一致せず、その差が大きければ乗員検知装置が故障していると判断することができる。 If the output value of one of the load sensors is not a normal value due to distortion or the like generated in the vehicle body or the seat, the output value does not match the estimated load value, and if the difference is large, occupant detection is performed. It can be determined that the device has failed.
このようにして前記自己診断部による診断によって異常が検知されると、前記報知手段によって故障があることが報知されるので、乗員は故障の発生を早期に認識することができ、整備工場に修理を依頼するなどの処置をおこなうことができる。 When an abnormality is detected by the diagnosis by the self-diagnosis unit in this way, the notification means notifies that there is a failure, so that the occupant can recognize the occurrence of the failure at an early stage and repair it at a maintenance shop. You can take actions such as requesting.
また、前記荷重センサは、平面視前後左右の4つの領域にそれぞれに分散されて配置されており、そのうちの1箇所の荷重センサの位置の推定荷重値を残りの出力値から推定するため、推定誤差を小さくすることができる。 The front Symbol load sensor is disposed is dispersed in each of the four regions of the left and right front and rear plan view, in order to estimate the estimated load value of the position of the load sensor at one location of the from the remaining output values, The estimation error can be reduced.
さらに、前記推定部における前記推定荷重値の算出と、前記自己診断部における前記推定荷重値とその位置の荷重センサの出力値との比較を、複数の荷重センサに対して順次あるいは同時におこなう。 Furthermore, said calculation of the estimated load value before Symbol estimator, the comparison of the estimated load value of the self-diagnosis unit and the output value of the load sensor in that position, carried out sequentially or simultaneously to a plurality of load sensors.
このように、複数の荷重センサに対して二重、三重に診断をおこなうことで、偶発的に異常が検知されなくなる検知漏れが発生する可能性を低減することができる。 In this way, by performing double or triple diagnosis on a plurality of load sensors, it is possible to reduce the possibility of occurrence of detection omissions in which abnormalities are not detected accidentally.
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照して説明する。 The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings.
図1は、本実施の形態による乗員検知装置10の構成を示している。
FIG. 1 shows a configuration of an
まず、構成から説明すると、このような本実施の形態の乗員検知装置10は、4箇所の支持部3,・・・(図2参照)に取り付けた荷重センサ4A〜4Dと、その出力値から乗員の状態を判定する乗員判定部12とを備えている。
First, from the configuration, the
このシート1は、図2乃至図4に示すように、シートクッション部1aとシートバック部1bとから形成される。そして、このシート1は、図3及び図4に示すように車室内フロアに平行に固定されたシートレール2,2上に、支持部3,・・・を介して取り付けられている。
As shown in FIGS. 2 to 4, the
この支持部3,・・・は、シートクッション部1a下面のシートフレーム(図示省略)に取り付けられ、図2に示すように、平面視前後左右の4つの領域にそれぞれ配置される。
These support
また、支持部3,・・・には荷重センサ4A〜4Dが取り付けられており、シートクッション部1aの前部右側を荷重センサ4A、後部右側を荷重センサ4B、後部左側を荷重センサ4C、前部左側を荷重センサ4Dとする。
Further,
さらに、支持部3,・・・は、シートレール2,2に沿ってスライド移動できるように構成されており、シート1から支持部3,・・・に伝達される乗員及びシート1の荷重は、支持部3,・・・を介してシートレール2,2に伝達される。
Further, the
そして、この荷重センサ4A〜4Dには、歪み式の荷重センサが用いられ、支持部3,・・・に作用した荷重によって生じた歪みに比例した出力値が出力される。
As the
また、本実施の形態の乗員判定部12は、前記荷重センサ4A〜4Dのうち1箇所の荷重センサ(例えば4D)の荷重値を推定する推定部13と、推定部13で推定された推定荷重値と荷重センサ4Dの出力値とを比較して異常の有無を診断する自己診断部14とを備えている。
The
この推定部13では、送信された3箇所の荷重センサ4A〜4Cの出力値を、演算式に当てはめて推定荷重値を算出する。この推定荷重値は荷重センサ4Dの位置の荷重値として推定される。
In this estimation part 13, the output value of three
そして、自己診断部14において、推定荷重値と実際に検出された荷重センサ4Dの出力値とを比較して、その差が所定の値よりも大きければ、荷重センサ4A〜4Dのいずれかの出力値が異常であるために、推定荷重値が正しく算出されない、又は荷重センサ4Dの出力値が正常ではないと判断する。
Then, the self-
このように自己診断部14で異常があると判断されると、故障信号がエアバッグ制御部6に送られて、報知手段としての故障表示用警告ランプ17が点灯する。
When the self-
また、荷重センサ4A〜4Dの出力値は、自己診断部14で正常と判断された場合だけでなく、異常と判断された場合であっても、乗員状態の判別に使用される。
Further, the output values of the
すなわち、乗員判定部12では、荷重センサ4A〜4Dの4つの出力値の合計と、記憶部としてのEEPROM15に記憶された閾値とを比較して、乗員が大人であるか子供であるかを判定する。
That is, the
この乗員判定部12の判定結果は、エアバッグ制御部6に送られて、乗員が子供であると判定された場合は、乗員状態表示ランプ16によって子供が乗員である旨の表示をすると共に、エアバッグ7の展開を抑制又は停止する。
The determination result of the
また、乗員が大人であると判定された場合は、通常の設定通りにエアバッグ7が展開するようにエアバッグ制御部6において制御がなされる。
When it is determined that the occupant is an adult, the
次に、図5に示したフローチャートを参照しながら、上記した乗員検知装置10の作用について説明する。
Next, the operation of the
乗員がシート1に着座してイグニッションキーをオンにすると、4箇所の荷重センサ4A〜4Dが荷重を検知し、検知された荷重を出力値として出力する(S1)。ここで、各荷重センサ4A〜4Dの出力値を、それぞれWA〜WDとする。
When the passenger sits on the
さらに、この出力値WA〜WDの中から3個の出力値WA〜WCを推定部13に送信して、荷重センサ4Dの位置の推定荷重値XDの算出をおこなう(S2)。ここで、推定荷重値XDを算出するために、クッションシート1aの前部と後部の荷重の比率はクッションシート1aの左側と右側で同じであると仮定する。
Furthermore, three output values W A to W-C from the output value W A to W-D by sending the estimation unit 13, calculates the estimated load value X D position of the
すなわち、WA:WB=XD:WCとする。このように仮定すれば、XD=WC×WA/WBとして推定荷重値XDを求めることができる。 That, W A: W B = X D: and W C. Given this, it is possible to obtain the X D = W C × W A / W estimated load value X D as B.
そして、推定荷重値XDと実際の荷重センサ4Dの位置の出力値WDとの比較をおこなう(S3)。この推定荷重値XDと出力値WDとの差が許容値未満であれば、荷重センサ4A〜4Dの出力値WA〜WDはいずれも正常であると判断する(S4)。
Then, a comparison between the output value W D of the actual position of the
このように出力値WA〜WDの値が正常であると診断されれば、出力値WA〜WDを基に乗員状態の判定をおこなっている乗員判定部12の判定を信用することができるので、自己診断処理を終了する。
If the value of the output value W A to W-D thus is diagnosed to be normal, to trust the judgment of the
これに対して、推定荷重値XDと出力値WDとの差が許容値未満でなければ、荷重センサ4A〜4Dの出力値WA〜WDのいずれかの値に異常があると判断する(S5)。
Determining contrast, the difference between the output value W D and the estimated load value X D is be less than the allowable value, there is an abnormality in any of the values of the output values W A to W-D load
そして、自己診断部14から故障信号をエアバッグ制御部6に送信する(S6)。このエアバッグ制御部6は、故障信号を受け取ると、その後の乗員状態の判定が正確に行なわれず、誤作動を起こす可能性を報知するために、故障表示用警告ランプ17を点灯させる(S7)。
Then, a failure signal is transmitted from the self-
このような乗員検知装置10が正常であるか異常であるかの自己診断は、イグニッションキーがオンになったときに一度、行なわれる。この自己診断後は、診断結果に関わらず、乗員判定部12において乗員状態の判別が行なわれる。
Such self-diagnosis of whether the
この乗員状態の判別は、実際に検出された荷重センサ4A〜4Dの出力値WA〜WDを合計した値を乗員の重量Wとしておこなう。ここで、乗員は、通常フロアに足を着けて着座しているため、算出された重量Wは乗員の体重よりも小さな値となる。
The determination of the occupant state, performs the actually detected total value of the output value W A to W-D load
このため、算出された重量Wの大きさと、大人の体重との相関を予めデータとして蓄えておき、大人と子供の境界となる重量の大きさを閾値ThとしてEEPROM15に記憶させておく。
Therefore, the correlation between the calculated weight W and the weight of the adult is stored in advance as data, and the weight serving as the boundary between the adult and the child is stored in the
このようにして記憶させた閾値Thと、算出された乗員の重量Wとを比較して、シート1上の重量Wが閾値Th以上であれば、大人が乗員であると判定する。
The threshold value Th thus stored and the calculated occupant weight W are compared, and if the weight W on the
また、シート1上の重量Wが閾値Th未満であれば、子供が乗員であると判定する。
If the weight W on the
この判定結果は、エアバック制御部6に送られて、エアバッグ7の制御及び乗員状態表示ランプ16の切り替えに使用される。
The determination result is sent to the
このように構成された乗員検知装置10では、4箇所に取り付けた荷重センサ4A〜4Dの出力値WA〜WDのうち、1箇所の荷重センサ4Dの位置の推定荷重値XDを他の3箇所の出力値WA〜WCから算出する。そして、この推定荷重値XDと実際の出力値WDとを比較することで出力値WA〜WDに異常がないかを診断する。
In such passenger detecting device is configured to 10, of the output value W A to W-D of the
この際、車体又はシート1に発生した歪み等が原因でいずれかの荷重センサ4A〜4Dの出力値WA〜WDが正常な値になっていなければ、出力値WDと推定荷重値XDとが一致せず、その差が大きければ乗員検知装置10が故障していると判断することができる。
At this time, if the output values W A to W D of any of the
このようにして自己診断部14による診断によって異常が検知されると、故障表示用警告ランプ17によって故障があることが報知されるので、乗員は故障の発生を早期に認識することができ、整備工場に修理を依頼するなどの処置をおこなうことができる。
When an abnormality is detected by the diagnosis by the self-
また、荷重センサ4A〜4Dは、平面視前後左右の4つの領域に分割された各領域にそれぞれに分散されて配置されており、そのうちの1箇所の荷重センサ4Dの位置の推定荷重値XDを残りの出力値WA〜WCから推定するため、推定誤差を小さくすることができる。
Further, the
以下、前記した実施の形態の実施例について説明する。なお、実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。 Examples of the above-described embodiment will be described below. Note that the same or equivalent portions as those described in the embodiment will be described with the same reference numerals.
前記実施の形態では、4箇所の荷重センサ4A〜4Dのうち、1箇所の荷重センサ4Dの位置の推定荷重値XDを算出して自己診断をおこなう場合について説明したが、この実施例では、他の荷重センサ4A〜4Cの位置の推定荷重値XA〜XCも算出して自己診断をおこなう場合について説明する。
In the above embodiment, among the
この実施例の乗員検知装置10の処理の流れを、フローチャートとして図6に示した。
The processing flow of the
まず、乗員がシート1に着座してイグニッションキーをオンにすると、4箇所の荷重センサ4A〜4Dが荷重を検知し、検知された荷重を出力値WA〜WDとして出力する(S11)。
First, when the driver turns on the ignition key seated on the
さらに、この出力値WA〜WDの中から3個の出力値WB〜WDを推定部13に送信して、荷重センサ4Aの位置の推定荷重値XAの算出をおこなう(S12)。この推定荷重値XAは、XA=WB×WD/WCとして求めることができる。
Further, among the output values W A to W D , three output values W B to W D are transmitted to the estimation unit 13 to calculate the estimated load value X A at the position of the
そして、推定荷重値XAと実際の荷重センサ4Aの位置の出力値WAとの比較を自己診断部14でおこなう(S13)。ここで、推定荷重値XAが許容値の範囲内であると判定する下限及び上限の値を判定基準係数m,nを使用して決定する。
Then, a comparison between the output value W A of the actual position of the
例えば、下限値は判定基準係数mと出力値WAからWA×(1-m)とし、上限値は判定基準係数nと出力値WAからWA×(1+n)とする。この下限値と上限値の間に推定荷重値XAが入らなければ、出力値WA〜WDのいずれかに異常があると判断する(S21)。 For example, the lower limit is set to W A × the output value W A and criterion coefficient m (1-m), the upper limit is set to W A × (1 + n) from the output value W A and criterion coefficient n. If the estimated load value X A between the lower limit and the upper limit is entered, it is determined that there is an abnormality in one of the output values W A ~W D (S21).
また、推定荷重値XAが下限値と上限値の間に収まっていれば、続いて荷重センサ4Bの位置の推定荷重値XBの算出をおこなう(S14)。この推定荷重値XBについても許容値の範囲に収まっているかどうかの判定を自己診断部14でおこなう(S15)。
Further, the estimated load value X A is if falls between the lower limit and the upper limit value, followed by performing the calculation of the estimated load value X B of the position of the
そして、推定荷重値XBの値が許容値の範囲外であれば、出力値WA〜WDのいずれかに異常があると判断し(S21)、許容値の範囲内に収まっていれば次の荷重センサ4Cの位置の推定荷重値XCの算出をおこなう(S16)。
Then, if the value of the estimated load value X B is outside the range of acceptable values, it is determined that there is an abnormality in one of the output values W A ~W D (S21), if within the range of acceptable values to calculate the estimated load value X C of the position of the
さらに、この推定荷重値XCも許容値の範囲内に収まっていれば(S17)、残る1箇所の荷重センサ4Dの位置の推定荷重値XDの算出をおこない(S18)、この推定荷重値XDが許容値の範囲に収まっているかどうかの判定を自己診断部14でおこなう(S19)。
Furthermore, if within the range of the estimated load value X C is also allowable value (S17), it performs a calculation of the estimated load value X D position of the
このようにしてすべての荷重センサ4A〜4Dに対して、出力値WA〜WDと推定荷重値XA〜XDとの比較をおこない、異常が検出されなければ、荷重センサ4A〜4Dの出力値WA〜WDは正常であると判断して(S20)、自己診断処理を終了する。
For all
そして、いずれかの出力値WA〜WDと推定荷重値XA〜XDとの比較において、推定荷重値XA〜XDが許容値の範囲外となった場合は、出力値WA〜WDのいずれかに異常があると判断して(S21)、自己診断部14から故障信号をエアバッグ制御部6に送信する(S22)。 Then, in comparison with either of the output values W A to W-D and the estimated load value X A to X D, if the estimated load value X A to X D is outside the range of tolerance, the output value W A ~W it is determined that there is abnormality in any one of the D (S21), and transmits the self-diagnosis unit 14 a fault signal to the air bag control unit 6 (S22).
さらに、このエアバッグ制御部6は、故障信号を受け取ると、その後の乗員状態の判定が正確に行なわれず、誤作動を起こす可能性を報知するために、故障表示用警告ランプ17を点灯させる(S23)。
Further, when the
このように構成された実施例の乗員検知装置10では、1箇所の荷重センサ4Aに対して異常が検出されなければ、順次、荷重センサ4B〜4Dの診断を繰り返すため、車体又はシート1に歪みが生じて出力値に異常が発生しているにも関わらず、出力値WAと推定荷重値XAとが偶然一致してしまったような場合であっても、他の出力値WB〜WDと推定荷重値XB〜XDとを比較することによって、異常が検出される可能性が高くなる。
In the
このため、偶発的に異常が検知されなくなる検知漏れが発生する可能性を低減することができる。 For this reason, it is possible to reduce the possibility of occurrence of a detection failure that prevents an abnormality from being detected accidentally.
また、異常が検出された時点で、処理を中断して故障表示用警告ランプ17を点灯させることで、処理を簡略化することができる。
Further, when an abnormality is detected, the processing can be simplified by interrupting the processing and turning on the failure
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省略する。 Other configurations and functions and effects are substantially the same as those in the above-described embodiment, and thus description thereof is omitted.
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。 Although the best embodiment of the present invention has been described in detail with reference to the drawings, the specific configuration is not limited to this embodiment, and design changes that do not depart from the gist of the present invention are possible. Are included in the present invention.
例えば、前記実施の形態では、推定部13及び自己診断部14を乗員判定部12の内部に設けたが、これとは別に設けることもできる。
For example, in the above-described embodiment, the estimation unit 13 and the self-
また、前記実施の形態では、荷重センサ4A〜4Dの数を4箇所にしたが、これに限定されるものではなく、少なくとも1箇所の荷重センサの出力値を推定荷重値で診断できる数であればこれよりも多くてもよい。
Moreover, in the said embodiment, although the number of
さらに、前記実施例では、異常が検出されない場合に順次、推定荷重値XB〜XDの算出と診断をおこなったが、これに限定されるものではなく、同時に推定荷重値XA〜XDを算出して診断をおこなうこともできる。 Furthermore, in the above embodiment, abnormality sequentially if not detected, but subjected to diagnosis and calculation of the estimated load value X B to X D, is not limited to this, at the same time the estimated load value X A to X D It is also possible to make a diagnosis by calculating.
また、前記実施の形態では、荷重センサ4A〜4Dとして歪み式荷重センサを使用したが、これに限定されるものではなく、例えば油圧式の荷重センサを使用することもできる。
Moreover, in the said embodiment, although the distortion type load sensor was used as
そして、前記実施の形態では、判別結果をエアバック7の制御に使用したが、これに限定されるものではなく、例えば乗員の有無を判別し、乗員が着座しているのにシートベルトがされていない場合にだけ警告ランプを点灯させる装置等に利用することもできる。 In the above-described embodiment, the determination result is used for controlling the airbag 7. However, the present invention is not limited to this. For example, the presence or absence of an occupant is determined, and a seat belt is attached to the occupant. It can also be used for a device that lights a warning lamp only when it is not.
1 シート
3 支持部
4A〜4D 荷重センサ
10 乗員検知装置
12 乗員判定部
13 推定部
14 自己診断部
17 故障表示用警告ランプ(報知手段)
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記シートの平面視前後左右の4つの領域にそれぞれ配置される荷重センサのうち、1箇所の荷重センサの出力値を他の荷重センサの出力値から推定する推定部と、前記推定部で算出した推定荷重値とその位置の荷重センサの出力値とを比較することによって出力値の異常を検知する自己診断部と、該自己診断部で異常と判断されたときに報知をおこなう報知手段とを備え、
前記推定部では、前記シートの前部と後部の荷重の比率が前記シートの左側と右側とで同じであると仮定して推定をおこなうことを特徴とする乗員検知装置。 An occupant detection device having an occupant determination unit that compares an output value of a load sensor provided in a support unit that supports the seat with a preset threshold value in order to determine an occupant state seated on a vehicle seat. And
Of the load sensors arranged respectively in the four areas before and after the plane view of the seat, the estimation unit that estimates the output value of one load sensor from the output values of the other load sensors, and the estimation unit A self-diagnosis unit that detects an abnormality of the output value by comparing the estimated load value and the output value of the load sensor at the position; and a notification unit that performs notification when the self-diagnosis unit determines that the abnormality is detected. ,
The occupant detection device according to claim 1, wherein the estimation unit performs estimation on the assumption that a ratio of a load on a front part and a rear part of the seat is the same on a left side and a right side of the seat .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004310466A JP4526922B2 (en) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | Occupant detection device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004310466A JP4526922B2 (en) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | Occupant detection device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006123575A JP2006123575A (en) | 2006-05-18 |
JP4526922B2 true JP4526922B2 (en) | 2010-08-18 |
Family
ID=36718735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004310466A Expired - Fee Related JP4526922B2 (en) | 2004-10-26 | 2004-10-26 | Occupant detection device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4526922B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006025145B3 (en) * | 2006-05-30 | 2008-01-03 | Airbus Deutschland Gmbh | Test device for dynamic tests of a passenger seat in e.g. aeronautics industry has a seat rail having a crown that is arranged in the middle of the upper chord symmetrical to a bar to accommodate the components of a passenger seat |
EP1950099B1 (en) * | 2007-01-26 | 2010-12-22 | BAG Bizerba Automotive GmbH | Sensor system and method for determining at least one of the weight and the position of a seat occupant |
US10345134B2 (en) | 2014-05-29 | 2019-07-09 | AvtechTyee, Inc. | Storage tank having an active support rod measurement system |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10221358A (en) * | 1997-01-31 | 1998-08-21 | Nissan Motor Co Ltd | Acceleration detector |
JPH11337393A (en) * | 1998-03-26 | 1999-12-10 | Takata Kk | Seat weight measuring apparatus |
JP2000298057A (en) * | 1999-02-08 | 2000-10-24 | Takata Corp | Diagnostic method for sheet load measuring device |
JP2002286539A (en) * | 2001-03-26 | 2002-10-03 | Takata Corp | Method for checking seat load measuring instrument |
JP2002293181A (en) * | 2001-04-02 | 2002-10-09 | Takata Corp | Method for detecting abnormality of seat load meter |
JP2003083800A (en) * | 2001-06-27 | 2003-03-19 | Denso Corp | Seated state detection apparatus |
JP2003344145A (en) * | 2002-05-29 | 2003-12-03 | Aisin Seiki Co Ltd | Apparatus for detecting load on seat |
JP2004122927A (en) * | 2002-10-02 | 2004-04-22 | Denso Corp | Vehicle occupant detection device |
-
2004
- 2004-10-26 JP JP2004310466A patent/JP4526922B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10221358A (en) * | 1997-01-31 | 1998-08-21 | Nissan Motor Co Ltd | Acceleration detector |
JPH11337393A (en) * | 1998-03-26 | 1999-12-10 | Takata Kk | Seat weight measuring apparatus |
JP2000298057A (en) * | 1999-02-08 | 2000-10-24 | Takata Corp | Diagnostic method for sheet load measuring device |
JP2002286539A (en) * | 2001-03-26 | 2002-10-03 | Takata Corp | Method for checking seat load measuring instrument |
JP2002293181A (en) * | 2001-04-02 | 2002-10-09 | Takata Corp | Method for detecting abnormality of seat load meter |
JP2003083800A (en) * | 2001-06-27 | 2003-03-19 | Denso Corp | Seated state detection apparatus |
JP2003344145A (en) * | 2002-05-29 | 2003-12-03 | Aisin Seiki Co Ltd | Apparatus for detecting load on seat |
JP2004122927A (en) * | 2002-10-02 | 2004-04-22 | Denso Corp | Vehicle occupant detection device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006123575A (en) | 2006-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5446592B2 (en) | Vehicle impact determination device, vehicle impact determination method, and vehicle impact notification device | |
US6643575B2 (en) | Seat load measuring system that automatically makes a self diagnosis and zero point adjustment in response to a vehicle crash | |
JP5384541B2 (en) | Occupant detection calibration system | |
JP2008502539A (en) | Crew classification system and method | |
JPH11337393A (en) | Seat weight measuring apparatus | |
JP4864678B2 (en) | Side airbag control device | |
JP4526922B2 (en) | Occupant detection device | |
JP5038821B2 (en) | Vehicle occupant detection system | |
KR101611097B1 (en) | Apparatus for discriminating passenger in vehicles | |
JP5274819B2 (en) | Vehicle occupant detection system | |
JP3753083B2 (en) | Seating status detection device | |
JP6536206B2 (en) | Sitting condition detection device | |
JP2017144783A (en) | Occupant detection method and occupant detection device | |
JP4522224B2 (en) | Occupant detection device | |
JP2002293181A (en) | Method for detecting abnormality of seat load meter | |
JP2006250627A (en) | Occupant detection device | |
JP3945365B2 (en) | Vehicle seat load detection device | |
JP2004351974A (en) | Seating sensor system, its failure state detecting method and industrial vehicle with seating sensor system | |
JP2006123835A (en) | Occupant detection device | |
JP6149439B2 (en) | Seat load detection device | |
JP7047286B2 (en) | Seat load detection method and seat load detection device | |
JP2010195358A (en) | Occupant detection sensor and occupant detection system | |
JP5576310B2 (en) | Equipment control device | |
JP2006266706A (en) | Load detection apparatus | |
JP6448088B2 (en) | Vehicle occupant determination device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070927 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100223 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100409 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100601 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100602 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130611 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4526922 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |