JP4526293B2 - ターボ復号装置及びターボ復号方法 - Google Patents

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本発明は、ターボ符号を復号するターボ復号装置及びターボ復号方法に関する。
ターボ符号は、情報ビットに誤り検出符号化及び誤り訂正符号化を施して得られた符号化系列であり、復号処理を繰り返し行うことで高い誤り訂正能力が得られる強力な誤り訂正符号である。この明細書では移動通信への適用を念頭において説明するが、その優れた特徴から、移動通信だけでなく、衛星通信や磁気記録、光通信など様々な分野での応用が検討されている。
ところで、ターボ復号においては、高い誤り訂正能力を実現するためには相当数の繰り返しが必要となるために、処理時間が増加するという問題がある。この問題に対して、ターボ復号処理の繰り返し回数を最適化する技術が例えば特許文献1に開示されている。以下、図5を参照して、その概要を説明する。
図5は、従来のターボ復号装置の構成例を示すブロック図である。図5に示す従来のターボ復号装置は、受信データについてターボ復号を行うターボ復号器501と、ターボ復号器501から出力された軟値を“0”または“1”の硬値に変換する硬判定器502と、硬判定器502にて判定された硬値を格納するデータバッファ503と、ターボ復号器501における復号処理の繰り返し回数をカウントし所定の最大繰り返し回数に到達するとそれを示す制御信号もしくはトリガ信号を出力する反復カウンタ504と、データバッファ503に格納された復号情報ビットに誤りが存在するか否かをデータフレーム単位で調べ、誤りを検出した場合に制御信号をターボ復号器501にフィードバックするCRC(Cyclic Redundancy Check)検査器505と、反復カウンタ504が出力する制御信号もしくはトリガ信号を受けて、データバッファ503に格納されたCRC検査器505による検査が終了したデータフレームから、そのデータフレームに付加されているCRCビットを取り除いてデータを抽出し出力するデータ抽出器506とを備えている。
ターボ復号器501には、トリガ回路または制御回路が設けられている。このトリガ回路または制御回路は、CRC検査器505から出力された制御信号に応じてターボ復号器501自体を制御し、更なる復号処理を実行させるように動作する。
また、ターボ復号器501は、繰り返し処理される復号処理において、ターボ復号器501での1回の復号処理の完了を示す信号を反復カウンタ504に供給するようになっている。反復カウンタ504は、この完了信号に基づいてターボ復号器501で処理された復号処理の繰り返し回数をカウントする。そして、反復カウンタ504は、ターボ復号器501に新たなコードブロックが受信され、処理されたコードブロックがターボ復号器501から出力されたときにカウント値をリセットするようになっている。
なお、コードブロックとは、情報ビットに誤り検出符号化及び誤り訂正符号化を施して得られた符号化系列にターボ復号を行う際のデータ単位である。処理されたコードブロックがターボ復号器501から出力されるのは、CRC検査器505によって誤りが検出されなかった場合か、ターボ復号器501による復号処理が所定回数繰り返された場合のいずれかである。
このように、従来のターボ復号装置では、復号処理が繰り返されるたびに復号された情報ビットを検査し、検査の結果に基づいて更なる復号処理を実行するか否かを決定する構成であるので、誤り訂正能力を低下させることなく処理時間を削減することができる。
特開2000−183758号公報
しかしながら、上記した従来のターボ復号装置にて実施される繰り返し制御方法では、コードブロック間の境界にCRCビットが位置しない場合やコードブロックにCRCビットが含まれないような場合には、最適な繰り返し制御を行うことができないという問題がある。以下、図6(a)〜(c)を参照して具体的に説明する。
図6(a)〜(c)は、ターボ復号装置に入力されるデータの構成例を示している。図6(a)〜(c)では入力データから2つのコードブロック#1、#2が形成される場合が示されている。なお、図6(a)〜(c)において、トランスポートブロックとは、送信側で送りたい情報ビットであり、送信側でCRCビットを付加するデータ単位である。
図6(a)ではターボ復号装置への入力データが「トランスポートブロック#1、CRCビット#1、トランスポートブロック#2、CRCビット#2、トランスポートブロック#3、CRCビット#3、トランスポートブロック#4、CRCビット#4」の構成である場合が示されている。この場合には、コードブロック#1が「トランスポートブロック#1、CRCビット#1、トランスポートブロック#2、CRCビット#2」の構成となり、コードブロック#2が「トランスポートブロック#3、CRCビット#3、トランスポートブロック#4、CRCビット#4」の構成となるので、各コードブロックは境界にCRCビットが位置するように形成される。
ターボ復号装置への入力データが図6(a)に示すようなデータである場合は、コードブロック間の境界にCRCビットが位置するので、上記した従来のターボ復号装置では、コードブロック#1のデータをターボ復号する場合、1回の復号処理が終了するたびに、CRCビット#1、CRCビット#2を用いて、復号した情報ビットであるトランスポートブロック#1、トランスポートブロック#2に誤りが存在するか否かを検出し、誤りがなければ復号処理を終了し、誤りが検出されれば復号処理を繰り返すことができる。
図6(b)では、ターボ復号装置への入力データが「トランスポートブロック#1、CRCビット#1、トランスポートブロック#2、CRCビット#2、トランスポートブロック#3、CRCビット#3」の構成である場合が示されている。この場合は、コードブロック#1は「トランスポートブロック#1、CRCビット#1、トランスポートブロック#2の大部分」の構成となり、コードブロック#2は「トランスポートブロック#2の残り部分、CRCビット#2、トランスポートブロック#3、CRCビット#3」の構成となるので、各コードブロックは境界にCRCビットが位置しない構成となる。
このように、ターボ復号装置への入力データが図6(b)に示すようなデータである場合は、コードブロック間の境界にCRCビットが位置しないので、上記した従来のターボ復号装置では、1回の復号処理が終了するたびにCRCビット#1を用いて誤り検出を行っても、トランスポートブロック#2の情報ビットに誤りが存在しているか否かは検出できない。そのため、コードブロック#1の復号において、ある繰り返し回数の復号処理を行った時点で誤りが検出されなければ、コードブロック#1の復号処理を終了し、次にコードブロック#2に対して復号処理を行うこととなる。しかし、コードブロック#1の復号処理においてトランスポートブロック#2の誤りが全て訂正されていない場合は、コードブロック#2の復号処理を繰り返し行ってもその誤りは訂正されないことになり、結果として信号品質を低下させてしまうことが起こる。
図6(c)では、ターボ復号装置への入力データが「トランスポートブロック#1、CRCビット#1」の構成である場合が示されている。この場合には、コードブロック#1は「トランスポートブロック#1の半分強」の構成となり、コードブロック#2は「トランスポートブロック#1の残り半分、CRCビット#1」の構成となるので、CRCビットが含まれないコードブロックが形成されることになる。
このように、ターボ復号装置への入力データが図6(c)に示すようなデータである場合は、コードブロック#1にはCRCビットが存在しないので、上記した従来のターボ復号装置では、誤り検出を行うことができず、誤り検出による繰り返し制御を行うことができない。そのため、従来のターボ復号装置では、所定の回数繰り返し復号処理を行うことになり、誤りが十分に訂正されているにもかかわらず余分な復号処理を行うことで処理時間が増大するという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ターボ復号での復号能力を向上させるとともに、ターボ復号の繰り返し行う回数を最適化し、処理時間を削減することができるターボ復号装置及びターボ復号方法を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するために、本発明の第1の態様に係るターボ復号装置は、情報ビットに誤り検出符号化及び誤り訂正符号化を施した符号化系列について誤り訂正復号を繰り返し行うターボ復号装置であって、復号のデータ単位であるコードブロックのn(n≧2)個の少なくともいずれか一つのコードブロックに誤り検出符号が含まれる場合において、前記n個のコードブロックそれぞれの繰り返し復号処理を並列に行うn個のターボ復号手段と、前記n個のターボ復号手段における誤り訂正復号の復号結果に含まれる誤り検出符号に基づき前記復号結果に残存する誤り有無を検出する検出手段と、前記検出手段の誤り検出結果に応じて前記n個のターボ復号手段に繰り返し復号処理を継続して行わせるか停止させるかの制御を行う繰り返し制御手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、コードブロック間に跨っているトランスポートブロックも同時に復号処理が行えるので、コードブロック間の境界に誤り検出符号が位置していない場合でもコードブロック間に跨っているトランスポートブロックに対する訂正能力を向上させることができ、信号品質を向上させることができる。また、n個のコードブロックのいずれか一つには誤り検出符号が存在するので、誤り検出符号を含まないコードブロックが存在しても、誤り検出を用いた繰り返し制御を行うことができる。したがって、復号処理の繰り返し回数を最適化することができ、信号品質を劣化させることなく、処理時間を削減することができる。
本発明の第2の態様に係るターボ復号装置は、上記の発明において、前記n個のターボ復号手段の復号結果を格納するメモリと、前記メモリに格納された復号結果を前記検出手段に与えて誤り検出を行わせる制御手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、n個のコードブロックについての繰り返し復号処理を安定的に行うことができる。
本発明の第3の態様に係るターボ復号装置は、情報ビットに誤り検出符号化及び誤り訂正符号化を施した符号化系列について誤り訂正復号を繰り返し行うターボ復号手段であって、復号のデータ単位であるコードブロックの2個の少なくとも一つのコードブロックに誤り検出符号が含まれる場合において、前記2個のコードブロックそれぞれの繰り返し復号処理を並列に行う2個のターボ復号手段と、前記2個のターボ復号手段の一方における誤り訂正復号の復号結果を格納するメモリと、前記2個のターボ復号手段の他方における誤り訂正復号の復号結果と前記メモリから出力される復号結果とのいずれか一方の復号結果を選択する選択手段と、前記選択手段が出力する復号結果に含まれる誤り検出符号に基づき前記復号結果に残存する誤り有無を検出する検出手段と、前記検出手段の誤り検出結果に応じて前記2個のターボ復号手段に繰り返し復号処理を継続して行わせるか停止させるかの制御を行う繰り返し制御手段と、前記2個のターボ復号手段の他方が繰り返し復号処理を行っている期間では前記選択手段に前記2個のターボ復号手段の他方における誤り訂正復号の復号結果を選択させ、その後、前記選択手段に前記メモリから出力される復号結果を選択させる制御手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、2個のコードブロックについて繰り返し復号処理を行い、その復号結果をメモリに格納し、格納した復号結果について誤り検出を行って2個のコードブロックについて繰り返し復号処理を継続するか停止するかを制御する場合に比べて処理時間を削減することができる。
本発明の第4の態様に係るターボ復号方法は、情報ビットに誤り検出符号化及び誤り訂正符号化を施した符号化系列について誤り訂正復号を繰り返し行うターボ復号のデータ単位であるコードブロックのn(n≧2)個の少なくともいずれか一つのコードブロックに誤り検出符号が含まれる場合において、前記n個のコードブロックそれぞれの繰り返し復号処理を並列に行う工程と、前記n個のコードブロックそれぞれの繰り返し復号処理の復号結果に含まれる誤り検出符号に基づき前記復号結果に残存する誤り有無を検出する工程と、前記誤り検出結果に応じて前記n個のコードブロックそれぞれの繰り返し復号処理を継続して行わせるか停止させるかの制御を行う工程と、を含むようにした。
この方法によれば、コードブロック間に跨っているトランスポートブロックも同時に復号処理が行えるので、コードブロック間の境界に誤り検出符号が位置していない場合でもコードブロック間に跨っているトランスポートブロックに対する訂正能力を向上させることができ、信号品質を向上させることができる。また、n個のコードブロックのいずれか一つには誤り検出符号が存在するので、誤り検出符号を含まないコードブロックが存在しても、誤り検出を用いた繰り返し制御を行うことができる。したがって、復号処理の繰り返し回数を最適化することができ、信号品質を劣化させることなく、処理時間を削減することができる。
本発明の第5の態様に係るターボ復号方法は、上記の発明において、前記n個のコードブロックそれぞれの繰り返し復号処理の復号結果を一旦メモリに格納し、その後、前記メモリに格納された復号結果について前記誤り検出を行わせる工程を含むようにした。
この方法によれば、n個のコードブロックについての繰り返し復号処理を安定的に行うことができる。
本発明の第6の態様に係るターボ復号方法は、情報ビットに誤り検出符号化及び誤り訂正符号化を施した符号化系列について誤り訂正復号を繰り返し行うターボ復号のデータ単位であるコードブロックの2個の少なくとも一つのコードブロックに誤り検出符号が含まれる場合において、前記2個のコードブロックそれぞれの繰り返し復号処理を並列に行う工程と、前記2個のコードブロックの一方について繰り返し復号処理を行っている期間ではその復号結果についての誤り検出を並行して行うとともに、前記2個のコードブロックの他方における誤り訂正復号の復号結果をメモリに格納し、前記2個のコードブロックの一方についての繰り返し復号処理が終了したとき、前記メモリに格納された復号結果について誤り検出を行う工程と、前記2個のコードブロックにおける誤り訂正復号の復号結果についての前記誤り検出の結果に応じて当該2個のコードブロックそれぞれの繰り返し復号処理を継続して行わせるか停止させるかの制御を行う工程と、を含むようにした。
この方法によれば、2個のコードブロックについて繰り返し復号処理を行い、その復号結果をメモリに格納し、格納した復号結果について誤り検出を行って2個のコードブロックについて繰り返し復号処理を継続するか停止するかを制御する場合に比べて処理時間を削減することができ、またメモリの容量を削減することができる。
本発明によれば、ターボ復号での復号能力を向上させるとともに、ターボ復号の繰り返し行う回数を最適化し、処理時間を削減することができる。
本発明の骨子は、ターボ復号器を複数個並列に設け、それぞれのコードブロックを同時に復号処理できるようにし、コードブロックの境界にCRCビットが位置しない場合でもコードブロック間を跨っているトランスポートブロックに対する訂正能力を向上させ、また、CRCビットが存在しないコードブロックが含まれる場合でもCRCビットが存在するコードブロックにおける誤り検出を利用して復号処理の繰り返し回数の最適化が行えるようにすることである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るターボ復号装置の構成を示すブロック図である。この実施の形態1では、入力データが、図6(a)〜(c)に示したように2つのコードブロックに区切られるとして、2つのターボ復号器を並列に設けた場合の構成例が示されている。
即ち、図1に示すターボ復号装置は、コードブロック#1となる入力データについてターボ復号を行うターボ復号器101Aと、コードブロック#2となる入力データについてターボ復号を行うターボ復号器101Bと、ターボ復号器101Aから出力された軟値を“0”または“1”の硬値に変換する硬判定器102Aと、ターボ復号器101Bから出力された軟値を“0”または“1”の硬値に変換する硬判定器102Bと、復号された情報ビットを格納するメモリ103と、硬判定器102A、102Bが出力する硬値をメモリ103に格納する際にメモリ103へのアクセス制御を行うメモリ制御回路104と、メモリ103に格納されている復号情報ビットについてCRCを用いた誤り検出を行う誤り検出器105と、誤り検出器105の検出結果に基づきターボ復号器101A、101Bに繰り返し復号処理を継続して行わせるか否かを制御する繰り返し制御回路106と、ターボ復号器101A、101B、メモリ制御回路104及び誤り検出器105を制御する制御回路107と、を備えている。
次に、図1と図2を参照して、以上のように構成されるターボ復号装置の動作について説明する。なお、図2は、図1に示すターボ復号装置の動作を説明するフローチャートである。図2において、受信データが入力されると(ステップST201)、ターボ復号装置が起動され(ステップST202)、ターボ復号器101A、101Bが並列に復号処理を開始する(ステップST203)。
なお、ターボ復号器101A、101Bにおける復号アルゴリズムとしては、SOVA(Soft Output Viterbi Algorithm:軟出力ビタビ復号アルゴリズム)やMAP(Maximum A Posteriori Probability decoding:最大事後確率復号)アルゴリズムなどが用いられる。
ターボ復号器101A、101Bが復号処理を行いながら順次出力する軟値が硬判定器102A、102Bにて硬値に変換され、それぞれメモリ制御回路104に入力する。並行して制御回路107は、入力データのデータ長から制御信号を生成し、メモリ制御回路104に与える。メモリ制御回路104は、メモリ103への書き込みタイミングを制御しながら硬判定器102A、102Bが出力するそれぞれの硬値を制御回路107からの制御信号に基づき生成したメモリ103の所定のアドレスに書き込む(ステップST204)。
制御回路107は、内部に持っているカウンタによってターボ復号器101A、101Bが復号処理を終了したか否かを判定し(ステップST205)、復号処理が終了していない場合は(ステップST205:NO)、ステップST204に戻り、メモリ103にコードブロック#1、コードブロック#2を復号して得られた硬値の書き込みを続行する制御を行う。
制御回路107は、ターボ復号器101A、101Bが復号処理を終了すると(ステップST205:YES)、メモリ103にコードブロック#1とコードブロック#2を復号して得られた硬値が全て格納されたと認識し、誤り検出器105を起動する(ステップST206)。同時に、メモリ制御回路104が制御回路107から出力される制御信号よってメモリ103の読み出しアドレスを生成し、読み出しを行い、誤り検出器105に入力させる。
これによって、誤り検出器105は、メモリ103に格納されたコードブロック#1、コードブロック#2を復号して得られた硬値に対して誤り検出を行う。誤り検出器105は、誤り検出処理を終了すると(ステップST207:YES)、誤りが検出されたか否かを示す信号を繰り返し制御回路106に出力する。
繰り返し制御回路106は、誤り検出器105にて誤りが検出されないか否かを監視し(ステップST208)、誤りが検出された場合には(ステップST208:NO)、2つのターボ復号器101A、101Bを起動して復号処理を再開するように制御する(ステップST209)。その結果、復号処理(ステップST204〜ST208)が再度繰り返される。
繰り返し制御回路106は、コードブロック#1、コードブロック#2に含まれる全てのトランスポートブロックに対して誤りが検出されなければ(ステップST208:YES)、ターボ復号装置101A、101Bの処理を停止する(ステップST210)。その時点でメモリ103に格納されている硬値が最終的な復号結果となる。
このように、実施の形態1によれば、2つのターボ復号器によってコードブロックをそれぞれ復号処理する構成としたので、ターボ復号装置への入力データにおいて、図6(b)に示したように、コードブロック間の境界にCRCビットが位置しない場合でも、コードブロック間に跨るトランスポートブロックに対する訂正能力を向上させることができ、信号品質を向上させることができる。
また、ターボ復号装置への入力データにおいて、図6(c)に示したように、CRCビットを含まないコードブロックが存在する場合でも、CRCビットが存在するコードブロックを利用した誤り検出を用いて繰り返し制御を行うことができるので、復号処理の繰り返し回数を最適化することができ、信号品質を劣化させることなく処理時間を削減することができる。この点に関し図3(a)、(b)を参照して、具体的に説明する。
図3(a):従来のターボ復号装置では、コードブロックにCRCビットが含まれない場合は、誤り検出を用いて復号処理の繰り返し制御を行うことができないので、CRCビットが含まれないコードブロック#1については、所定の最大繰り返し回数であるn回繰り返し復号処理を行う必要があった。
図3(b):本実施の形態1に係るターボ復号装置では、ターボ復号器101Aに入力されるデータのCRCビットがターボ復号器101Bの入力データに含まれる(図6(c)参照)。したがって、CRCビットの含まれないコードブロック#1の処理も、誤りが検出されなかった時点で復号処理を終了することができ、復号処理の繰り返し回数が最適化できるので、処理時間を削減することが可能となる。
なお、コードブロック間の境界にCRCビットが位置する図6(a)に示すような入力データの場合には、ターボ復号器101Aとターボ復号器101Bとを用いて並列に処理を行ってもよいし、ターボ復号器101Aもしくはターボ復号器101Bだけを用いて、それぞれのコードブロックについて順次復号処理を行ってもよい。
ここで、本実施の形態1では、コードブロックが2つ区切りでCRCビットが少なくともいずれか一方のコードブロックに存在する入力データを想定したので、ターボ復号器を2つ持つ構成としたが、コードブロックがn個区切りでCRCビットがいずれかのコードブロックに存在する入力データの場合には、ターボ復号器をn個持つ構成とすれば、同様の繰り返し制御を行うことが可能である。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係るターボ復号装置の構成を示すブロック図である。なお、図4では、図1に示した構成と同一ないしは同等である構成には同一の符号が付されている。ここでは、実施の形態2に関わる部分を中心に説明する。
図4に示すように、実施の形態2に係るターボ復号装置では、図1に示した構成において、メモリ制御回路104に代えてメモリ制御回路401が設けられ、誤り検出器105に代えて誤り検出器402が設けられ、制御回路107に代えて制御回路403が設けられ、メモリ103と誤り検出器402との間にセレクタ404が追加されている。
硬判定器102Aの出力は、メモリ制御回路401に入力するとともに、セレクタ404の一方の入力となっている。セレクタ404の他方の入力は、メモリ103から読み出された硬値(硬判定器102Bの出力)である。
つまり、メモリ制御回路401は、硬判定器102A、硬判定器102Bの出力をメモリ103に書き込む制御と読み出してセレクタ404に与える制御とを行う。誤り検出器402は、セレクタ404が出力する硬値について誤り検出を行う。制御回路403は、ターボ復号器101A、101B、メモリ制御回路401及び誤り検出器402の制御に加えて、セレクタ404の制御も行うようになっている。
次に、以上のように構成される実施の形態2に係るターボ復号装置の動作について説明する。図4において、ターボ復号器101Aとターボ復号器101Bは、実施の形態1と同様に並行して復号処理を開始する。
硬判定器102Aが出力するコードブロック#1に対する硬値は、メモリ制御回路401を介してメモリ103に格納されるとともに、セレクタ404に与えられる。一方、硬判定器102Bが出力するコードブロック#2に対する硬値は、メモリ制御回路401を介してメモリ103に格納される。
セレクタ404は、制御回路403から出力される選択信号によって、ターボ復号器101Aが復号処理を行っている間は硬判定器102Aが出力する硬値を選択し、ターボ復号器101Aが復号処理を終了すると、メモリ103から読み出した硬値を選択するよう制御される。
つまり、硬判定器102Aが出力する硬値はメモリ103にバッファリングされるとともに、順次セレクタ404を介して誤り検出器402に入力され、誤り検出処理が行われる。そして、入力データが図3(b)、(c)に示すようなデータである場合は、コードブロック#1を復号して得られた硬値だけでは誤り検出処理を完了できないので、制御回路403は、誤り検出処理の途中で誤り検出器402の処理を中断させる。誤り検出器402は、演算できるところまで誤り検出演算を行うことになる。
次いで、制御回路403は、ターボ復号器101Aが復号出力するコードブロック#1に対する硬値の誤り検出処理が終了し、かつターボ復号器101Bが復号処理を終了し、メモリ103にコードブロック#2に対する硬値が全て格納されると、誤り検出器402を起動し、コードブロック#1の最終トランスポートブロックの誤り検出処理を途中まで行っていた状態から引き続いて、コードブロック#2の硬値に対する誤り検出処理を再開する。誤り検出器402は、誤り検出処理が終了すると、誤りが検出されたか否かを示す信号を繰り返し制御回路106に出力する。
繰り返し制御回路106は、コードブロック#1、コードブロック#2に含まれる全てのトランスポートブロックに対して誤りが検出されなければ、ターボ復号器101A、101Bの処理を停止する。その時点でメモリ103に格納されている硬値が最終的な復号結果となる。
また、繰り返し制御回路106は、誤りが検出された場合には、ターボ復号器101A、101Bに対して引き続き復号処理を行うように制御し、繰り返し復号処理が引き続いて行われる。これによって、コードブロック#1、コードブロック#2に含まれる全てのトランスポートブロックに対して誤りが検出されなければ、同様にターボ復号器101A、101Bの処理を停止する。
なお、ターボ復号器101Bの復号処理が完了しておらず、メモリ103にコードブロック#2の硬値が全て格納されていなくても、コードブロック#1に対する硬値の誤り検出処理が完了していれば、制御回路403は、誤り検出器402、メモリ制御回路401の動作タイミングを制御し、コードブロック#2に対する硬値の誤り検出処理を行うようにしてもよい。
また、コードブロック#1の復号処理と並列にコードブロック#1の誤り検出を行い、コードブロック#1に対する誤り検出の処理終了後、コードブロック#2に対する硬値を用いて引き続きコードブロック#2に対する誤り検出を行う場合を示したが、逆にコードブロック#2の復号処理と並行してコードブロック#2の誤り検出を行い、コードブロック#2に対する誤り検出の処理終了後、コードブロック#1に対する硬値を用いて引き続きコードブロック#1に対する誤り検出を行うように構成することもできる。
このように、実施の形態2によれば、コードブロック#1(またはコードブロック#2)を復号して得られた硬値に対する誤り検出を、メモリに一度格納してから行うのではなく、ターボ復号器101A(またはターボ復号器101B)の復号処理と並行して行う構成としたので、実施の形態1の効果に加えて、次の効果が得られる。
即ち、コードブロック#1(またはコードブロック#2)の復号処理と並行してコードブロック#1(またはコードブロック#2)に対する硬値の誤り検出処理を行っているので、実施の形態1に比べて更に処理時間が削減できる。
本発明は、コードブロック間の境界にCRCビットが位置しない場合やCRCビットが存在しないコードブロックが含まれる場合に、適当な繰り返し回数の復号処理を行って所望の信号品質を確保しつつ処理時間を削減するターボ復号装置として好適である。
本発明の実施の形態1に係るターボ復号装置の構成を示すブロック図 図1に示すターボ復号装置の動作を説明するフローチャート (a)は、図5に示す従来のターボ復号装置にて得られる処理時間を説明する図、(b)は、図1に示すターボ復号装置にて得られる処理時間削減効果を説明する図 本発明の実施の形態2に係るターボ復号装置の構成を示すブロック図 従来のターボ復号装置の構成例を示すブロック図 (a)は、ターボ復号装置に入力されるデータの構成例(その1)、(b)は、ターボ復号装置に入力されるデータの構成例(その2)、(c)は、ターボ復号装置に入力されるデータの構成例(その3)
符号の説明
101A、101B ターボ復号器
102A、102B 硬判定器
103 メモリ
104、401 メモリ制御回路
105、402 誤り検出器
106 繰り返し制御回路
107、403 制御回路
404 セレクタ

Claims (8)

  1. 情報ビットに誤り検出符号化及び誤り訂正符号化を施した符号化系列について誤り訂正復号を繰り返し行うターボ復号装置であって、
    前記符号化系列を復号のデータ単位に分割して得られるn(n≧2)個のコードブロックそれぞれの繰り返し復号処理を並列に行うn個のターボ復号手段と、
    前記n個のコードブロックに含まれる第1のコードブロックと第2のコードブロックについて、前記第1のコードブロックに符号化されて含まれているデータの誤り検出符号が、前記第1のコードブロックには含まれておらず、前記第1のコードブロックと異なる第2のコードブロックに符号化されて含まれている場合、前記第1のコードブロックの復号結果に残存する誤りの有無を前記第2のコードブロックの復号結果に含まれる誤り検出符号に基づいて検出する検出手段と、
    前記検出手段の誤り検出結果に応じて前記n個のターボ復号手段に繰り返し復号処理を継続して行わせるか停止させるかの制御を行う繰り返し制御手段と、
    を具備することを特徴とするターボ復号装置。
  2. 前記n個のターボ復号手段の復号結果を格納するメモリと、
    前記第1のコードブロックに符号化されて含まれているデータの誤り検出を行う際に、前記メモリに格納された前記第2のコードブロックの復号結果を前記検出手段に与えて誤り検出を行わせる制御手段と、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載のターボ復号装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1のコードブロックの復号結果から誤りが検出された場合、前記メモリに前記第2のコードブロックの復号結果が格納された後、前記検出手段に対して、再度、前記第1のコードブロックの復号結果に残存する誤りの検出を行わせる、
    ことを特徴とする請求項2に記載のターボ復号装置。
  4. 情報ビットに誤り検出符号化及び誤り訂正符号化を施した符号化系列について誤り訂正復号を繰り返し行うターボ復号装置であって、
    復号のデータ単位であるコードブロックの2個の少なくとも一つのコードブロックに誤り検出符号が含まれる場合において、前記2個のコードブロックそれぞれの繰り返し復号処理を並列に行う2個のターボ復号手段と、
    前記2個のターボ復号手段の一方における誤り訂正復号の復号結果を格納するメモリと、
    前記2個のターボ復号手段の他方における誤り訂正復号の復号結果と前記メモリから出力される復号結果とのいずれか一方の復号結果を選択する選択手段と、
    前記選択手段が出力する復号結果に含まれる誤り検出符号に基づき前記復号結果に残存する誤り有無を検出する検出手段と、
    前記検出手段の誤り検出結果に応じて前記2個のターボ復号手段に繰り返し復号処理を継続して行わせるか停止させるかの制御を行う繰り返し制御手段と、
    前記2個のターボ復号手段の他方が繰り返し復号処理を行っている期間では前記選択手段に前記2個のターボ復号手段の他方における誤り訂正復号の復号結果を選択させ、その後、前記選択手段に前記メモリから出力される復号結果を選択させる制御手段と、
    を具備することを特徴とするターボ復号装置。
  5. 情報ビットに誤り検出符号化及び誤り訂正符号化を施した符号化系列について誤り訂正復号を繰り返し行うターボ復号において、前記符号化系列を復号のデータ単位に分割して得られるn(n≧2)個のコードブロックに誤り検出符号が含まれる場合において、
    前記n個のコードブロックそれぞれの繰り返し復号処理を並列に行う工程と、
    前記n個のコードブロックに含まれる第1のコードブロックと第2のコードブロックについて、前記第1のコードブロックに符号化されて含まれているデータの誤り検出符号が、前記第1のコードブロックには含まれておらず、前記第1のコードブロックと異なる第2のコードブロックに符号化されて含まれている場合、前記第1のコードブロックの復号結果に残存する誤りの有無を前記第2のコードブロックの復号結果に含まれる誤り検出符号に基づいて検出する工程と、
    前記誤り検出結果に応じて前記n個のコードブロックそれぞれの繰り返し復号処理を継続して行わせるか停止させるかの制御を行う工程と、
    を含むことを特徴とするターボ復号方法。
  6. 前記n個のコードブロックそれぞれの繰り返し復号処理の復号結果を一旦メモリに格納し、その後、前記第1のコードブロックに符号化されて含まれているデータの誤り検出を行う際に、前記メモリに格納された前記第2のコードブロックの復号結果について前記誤り検出を行わせる工程を含むことを特徴とする請求項に記載のターボ復号方法。
  7. 前記誤り検出を行わせる工程は、前記第1のコードブロックの復号結果から誤りが検出された場合、前記メモリに前記第2のコードブロックの復号結果が格納された後、再度、前記第1のコードブロックの復号結果に残存する誤りの検出を行わせる、
    ことを特徴とする請求項6に記載のターボ復号方法。
  8. 情報ビットに誤り検出符号化及び誤り訂正符号化を施した符号化系列について誤り訂正復号を繰り返し行うターボ復号のデータ単位であるコードブロックの2個の少なくとも一つのコードブロックに誤り検出符号が含まれる場合において、
    前記2個のコードブロックそれぞれの繰り返し復号処理を並列に行う工程と、
    前記2個のコードブロックの一方について繰り返し復号処理を行っている期間ではその復号結果についての誤り検出を並行して行うとともに、前記2個のコードブロックの他方における誤り訂正復号の復号結果をメモリに格納し、前記2個のコードブロックの一方についての繰り返し復号処理が終了したとき、前記メモリに格納された復号結果について誤り検出を行う工程と、
    前記2個のコードブロックにおける誤り訂正復号の復号結果についての前記誤り検出の結果に応じて当該2個のコードブロックそれぞれの繰り返し復号処理を継続して行わせるか停止させるかの制御を行う工程と、
    を含むことを特徴とするターボ復号方法。
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