JP4523847B2 - コミュニケーション端末、フルメッシュ網において各端末が他の全端末間のコネクション接続を確実に確認する方法 - Google Patents
コミュニケーション端末、フルメッシュ網において各端末が他の全端末間のコネクション接続を確実に確認する方法 Download PDFInfo
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J.Lennnox, H.Schulzrinne,"A Protocol for Reliable Decentralized Conferencing,"ACM International Workshop on Network and Operating Systems Support for Digital Audio and Video (NOSSDAV), Monterrey, California, June 2003. A.Shamir,"How to share a secret,"Communications of the ACM, page612-613, 1979. 岡本龍明,山本博資,"現代暗号シリーズ/情報科学の数学,"産業図書出版,page209-219 July 1997.
図2は、図1で示された端末1、端末2、端末3のそれぞれが有する共通の機能モジュールの構成を示した図である。
図7は、図1で示された端末1、端末2、端末3、それぞれが有する共通の機能モジュールの構成を示した図である。
10、30・・・制御モジュール
11、31・・・データベースモジュール
12、32・・・アプリケーション
13、33・・・SSS分散符号化モジュール
14、34・・・メッセージ生成モジュール
15、35・・・データ比較モジュール
16、36・・・SSS復号化モジュール
17、37・・・メッセージ処理モジュール
18、38・・・メッセージ送受信モジュール
19、39・・・共通鍵暗号方式暗号化・復号化モジュール
42・・・ハッシュモジュール
50、51、52、60、61、62・・・コネクション
100、101、102、103、104、105、200、201、202、203、204、205・・・メッセージ
1000・・・ネットワーク
Claims (10)
- ネットワークに接続されている複数の外部端末とフルメッシュにコネクションを確立することで、一時的なコミュニティを形成し、コネクション確立の際は認証制御を行い、コネクション確立後は各端末間で一意の共通鍵を共有する端末であって、
アプリケーションデータを生成し、また外部端末から受信したアプリケーションデータを処理するアプリケーションと、
共通鍵を利用し、任意のデータを暗号化・復号化する共通鍵暗号方式暗号化・復号化モジュールと、
(k、n)の閾値(1≦k≦n)でアプリケーションデータを分散符号化し、アプリケーションデータの部分情報であるシェアをn個生成するSSS(Secret Sharing Schemes)分散符号化モジュールと、
アプリケーションデータが分散符号化された複数のシェアから元のアプリケーションデータを復元するSSS復号化モジュールと、
アプリケーションから直接渡されるアプリケーションデータと、他の端末から受信するアプリケーションデータのシェアと、他の端末と一意に共有している共通鍵と、コミュニティに参加している端末の宛先情報を含む端末リスト、とを管理するデータベースモジュールと、
2つのアプリケーションデータを比較し、一致するかどうかを判断するデータ比較モジュールと、
他のモジュールから渡されるアプリケーションデータのシェアに、指定された宛先情報と、転送回数を付与してメッセージを生成する手段と、共通鍵により暗号化されたアプリケーションデータを含むメッセージを生成する手段、を有するメッセージ生成モジュールと、
他の端末から受信するメッセージに含まれる、アプリケーションデータのシェア、転送回数、共通鍵により暗号化されたアプリケーションデータ、を取り出す手段を有するメッセージ処理モジュールと、
メッセージ生成モジュールから渡されるメッセージの宛先情報を基に、当該宛先へメッセージを送信する手段と、他の端末からメッセージを受信する手段と、受信したメッセージを前記メッセージ処理モジュールに渡す手段、とを有するメッセージ送受信モジュールとを備え、
データベースモジュールに対して、コミュニティに参加している参加者リスト、アプリケーションデータ、各参加者間で共有している共通鍵、アプリケーションデータが分散符号化されたシェア、の保存・取得要求を行う手段と、
SSS分散符号化モジュールに対して、アプリケーションから受信するアプリケーションデータを、要求した閾値でSSSにより分散符号化を行うように依頼する手段と、
メッセージ生成モジュールに対して、SSS分散符号化モジュールから受信するアプリケーションデータのシェアに、指定する宛先情報、転送回数を設定してメッセージを生成するように依頼する手段と、
SSS復号化モジュールに対して、取得したアプリケーションデータのシェアから元のアプリケーションデータを復元するように依頼する手段と、
データ比較モジュールに対して、データベースモジュールに保存しているアプリケーションデータと、他の端末から受信するアプリケーションデータのシェアからSSS復号化モジュールを利用して復元されたアプリケーションデータ、との比較を要求する手段と、
メッセージ処理モジュールから、他の端末から受信されたメッセージから取り出されたアプリケーションデータのシェア、転送回数、暗号化されたアプリケーションデータ、を受信する手段と、
共通鍵暗号方式暗号化・復号化モジュールに対して、任意のデータを共通鍵を利用して、暗号化、または復号化するように依頼する手段、とを備える制御モジュールを備えることを特徴とするコミュニケーション端末。 - 請求項1記載のコミュニケーション端末である端末はアプリケーションデータを、自端末を除くコミュニティに参加する全端末に送信する際に、
前記データベースモジュールにそのアプリケーションデータを保存しておくとともに、前記SSS分散符号化モジュールで((コミュニティに参加する全端末数−1)、(コミュニティに参加する全端末数−1))の閾値で分散符号化して得られる、(コミュニティに参加する全端末数−1)個のアプリケーションデータのシェアを、自端末を除くコミュニティに参加する全端末のそれぞれに対し、1シェアづつメッセージに含めて送信するため、シェアと、該シェアを送信される端末の宛先情報と、1に設定された転送回数、とを含むメッセージを、自端末を除くコミュニティに参加する全端末のそれぞれについて生成し送信するステップ1と、
ステップ1で送信されたメッセージを他の各端末が受信し、それら各端末は前記メッセージ処理モジュールを利用して、シェアと転送回数を取り出し、それらを制御モジュールに渡し、制御モジュールは転送回数を参照し、1に設定されている場合は、そのメッセージに含まれていたアプリケーションデータのシェアと0に設定した転送回数とを含むメッセージを生成し、そのメッセージの発信元端末と自端末を除く全端末に対して転送するとともに、アプリケーションデータのシェアは自端末の前記データベースモジュールに保存するステップ2と、
ステップ2で転送されたメッセージを受けた各端末の前記制御モジュールは、ステップ2と同様に転送回数を参照し0に設定されているので転送を終了し、各端末が全てメッセージの転送を終了すると、メッセージの発信元端末を除く各端末が得た、(コミュニティに参加する全端末数−1)個のシェアを、前記SSS復号化モジュールを利用して元のアプリケーションデータを復元しアプリケーションに渡すとともに、そのアプリケーションデータを、発信元端末と共有している共通鍵を利用して前記共通鍵暗号方式暗号化・復号化モジュールで暗号化した暗号化データを、発信元端末に送り返すステップ3と、
ステップ1における発信元端末は他の全端末から、発信元端末と各端末間で一意に共有している共通鍵を利用して暗号化された暗号化データをステップ3により受信し、受け取った各暗号化データを、それぞれ対応する共通鍵で復号化して得られるアプリケーションデータと、データベースモジュールに保存しているアプリケーションデータとを比較し、一致するかどうかを確認するステップ4と、を備えることを特徴とする、フルメッシュ網において各端末が他の全端末間のコネクション接続を確実に確認する方法。 - アプリケーションデータの送信ステップをコミュニティに参加する全ての端末が実施する、請求項2に記載のフルメッシュ網において各端末が他の全端末間のコネクション接続を確実に接続する方法。
- ネットワークに接続されている複数の外部端末とフルメッシュにコネクションを確立することで、一時的なコミュニティを形成し、コネクション確立の際は認証制御を行い、コネクション確立後は各端末間で一意の共通鍵を共有する端末であって、
アプリケーションデータを生成し、また外部端末から受信したアプリケーションデータを処理するアプリケーションと、
共通鍵を利用し、任意のデータを暗号化・復号化する共通鍵暗号方式暗号化・復号化モジュールと、
(k、n)の閾値(1≦k≦n)でアプリケーションデータを分散符号化し、アプリケーションデータの部分情報であるシェアをn個生成するSSS(Secret Sharing Schemes)分散符号化モジュールと、
アプリケーションデータが分散符号化された複数のシェアから元のアプリケーションデータを復元するSSS復号化モジュールと、
アプリケーションデータのハッシュ値と、他の端末から受信するアプリケーションデータのシェアと、他の端末と一意に共有している共通鍵と、コミュニティに参加している端末の宛先情報を含む端末リスト、とを管理するデータベースモジュールと、
アプリケーションデータをハッシュ値に変換するハッシュモジュールと、
2つのハッシュ値を比較し、一致するかどうかを判断するデータ比較モジュールと、
他のモジュールから渡されるアプリケーションデータのシェアに、指定された宛先情報と、転送回数を付与してメッセージを生成する手段と、共通鍵により暗号化されたハッシュ値を含むメッセージを生成する手段、とを有するメッセージ生成モジュールと、
他の端末から受信するメッセージに含まれる、アプリケーションデータのシェア、転送回数、共通鍵により暗号化されたハッシュ値、を取り出す手段を有するメッセージ処理モジュールと、
メッセージ生成モジュールから渡されるメッセージの宛先情報を基に、当該宛先へメッセージを送信する手段と、他の端末からメッセージを受信する手段と、受信したメッセージを前記メッセージ処理モジュールに渡す手段、とを有するメッセージ送受信モジュールとを備え、
データベースモジュールに対して、コミュニティに参加している参加者リスト、アプリケーションデータのハッシュ値、各参加者間で共有している共通鍵、アプリケーションデータが分散符号化されたシェアの、保存・取得要求を行う手段と、
SSS分散符号化モジュールに対して、アプリケーションから受信するアプリケーションデータを、要求した閾値でSSSにより分散符号化を行うように依頼する手段と、
メッセージ生成モジュールに対して、SSS分散符号化モジュールから受信するアプリケーションデータのシェアに、指定する宛先情報、転送回数を設定してメッセージを生成するように依頼する手段と、
SSS復号化モジュールに対して、取得したアプリケーションデータのシェアから元のアプリケーションデータを復元するように依頼する手段と、
データ比較モジュールに対して、データベースモジュールに保存しているアプリケーションデータと、他の端末から受信するアプリケーションデータのシェアからSSS復号化モジュールを利用して復元されたアプリケーションデータ、との比較を要求する手段と、
メッセージ処理モジュールから、他の端末から受信されたメッセージから取り出されたアプリケーションデータのシェア、転送回数、暗号化されたハッシュ値、を受信する手段と、
ハッシュモジュールに対して、SSS復号化モジュールを利用して復元したアプリケーションデータをハッシュ値に変換するように要求する手段と、
共通鍵暗号方式暗号化・復号化モジュールに対して、任意のデータを共通鍵により、暗号化、または復号化するように依頼する手段、とを備える制御モジュールを備えることを特徴とするコミュニケーション端末。 - 請求項4記載のコミュニケーション端末である端末はアプリケーションデータを、自端末を除くコミュニティに参加する全端末に送信する際に、
前記ハッシュモジュールを利用してアプリケーションデータのハッシュ値を前記データベースモジュールに保存しておくとともに、前記分散符号化モジュールで、((コミュニティに参加する全端末数−1)、(コミュニティに参加する全端末数−1))の閾値で分散符号化して得られる、(コミュニティに参加する全端末数−1)個のアプリケーションデータのシェアを、自端末を除くコミュニティに参加する全端末のそれぞれに対し、1シェアづつメッセージに含めて送信するため、シェアと、該シェアを送信される端末の宛先情報と、1に設定された転送回数、とを含むメッセージを、自端末を除くコミュニティに参加する全端末のそれぞれについて生成し送信するステップ1と、
ステップ1で送信されたメッセージを他の各端末が受信し、それら各端末は前記メッセージ処理モジュールを利用して、シェアと転送回数を取り出し、それらを制御モジュールに渡し、制御モジュールは転送回数を参照し、1に設定されている場合は、メッセージに含まれていたアプリケーションデータのシェアと0に設定した転送回数とを含むメッセージを生成し、前記メッセージの発信元端末と自端末を除く全端末に対して送信するとともに、得られたシェアは自端末の前記データベースモジュールに保存するステップ2と、
ステップ2で転送されたメッセージを受けた各端末の前記制御モジュールは、ステップ2と同様に転送回数を参照し、0に設定されているので、転送を終了するとともに、全端末のメッセージの転送終了後、メッセージの発信元端末を除く各端末が得た、(コミュニティに参加する全端末数−1)個のシェアを、前記SSS復号化モジュールを利用して元のアプリケーションデータを復元し、アプリケーションに渡すとともに、そのアプリケーションデータをハッシュモジュールによりハッシュ値に変換し、発信元端末と共有している共通鍵を利用して前記共通鍵暗号方式暗号化・復号化モジュールで暗号化した暗号化ハッシュ値を、発信元端末に送り返すステップ3と、
ステップ1における発信元端末を除く全端末から、発信元端末と各端末間で一意に共有している共通鍵を利用して暗号化された暗号化ハッシュ値を、発信元端末はステップ3により受信し、受け取った各暗号化ハッシュ値をそれぞれ対応する共通鍵で復号化し、得られるハッシュ値とデータベースモジュールに保存しているハッシュ値とを比較し、一致するかどうかを確認するステップ4と、を備えることを特徴とする、フルメッシュ網において各端末が他の全端末間のコネクション接続を確実に確認する方法。 - アプリケーションデータの送信ステップをコミュニティに参加する全ての端末が実施する、請求項5に記載のフルメッシュ網において各端末が他の全端末間のコネクション接続を確実に確認する方法。
- ネットワークに接続されている複数の外部端末とフルメッシュにコネクションを確立することで、一時的なコミュニティを形成し、コネクション確立の際は認証制御を行い、コネクション確立後は各端末間で一意の共通鍵を共有する端末であって、
アプリケーションデータを生成し、また外部端末から受信したアプリケーションデータを処理するアプリケーションと、
共通鍵を利用し、任意のデータを暗号化・復号化する共通鍵暗号方式暗号化・復号化モジュールと、
(k、n)の閾値(1≦k≦n)でアプリケーションデータを分散符号化し、アプリケーションデータの部分情報であるシェアをn個生成するSSS(Secret Sharing Schemes)分散符号化モジュールと、
アプリケーションデータが分散符号化された複数のシェアから元のアプリケーションデータを復元するSSS復号化モジュールと、
アプリケーションから直接渡されるアプリケーションデータと、他の端末から受信するアプリケーションデータのシェアと、他の端末と一意に共有している共通鍵と、コミュニティに参加している端末の宛先情報を含む端末リスト、とを管理するデータベースモジュールと、
2つのアプリケーションデータを比較し、一致するかどうかを判断するデータ比較モジュールと、
他のモジュールから渡されるアプリケーションデータのシェアに、指定された宛先情報と、転送回数を付与してメッセージを生成する手段と、共通鍵により暗号化されたアプリケーションデータを含むメッセージを生成する手段、を有するメッセージ生成モジュールと、
他の端末から受信するメッセージに含まれる、アプリケーションデータのシェア、転送回数、共通鍵により暗号化されたアプリケーションデータ、を取り出す手段を有するメッセージ処理モジュールと、
メッセージ生成モジュールから渡されるメッセージの宛先情報を基に、当該宛先へメッセージを送信する手段と、他の端末からメッセージを受信する手段と、受信したメッセージを前記メッセージ処理モジュールに渡す手段、とを有するメッセージ送受信モジュールとを備え、
データベースモジュールに対して、コミュニティに参加している参加者リスト、アプリケーションデータ、各参加者間で共有している共通鍵、アプリケーションデータが分散符号化されたシェア、の保存・取得要求を行う手段と、
SSS分散符号化モジュールに対して、アプリケーションから受信するアプリケーションデータを、要求した閾値でSSSにより分散符号化を行うように依頼する手段と、
メッセージ生成モジュールに対して、SSS分散符号化モジュールから受信するアプリケーションデータのシェアに、指定する宛先情報、転送回数を設定してメッセージを生成するように依頼する手段と、
SSS復号化モジュールに対して、取得したアプリケーションデータのシェアから元のアプリケーションデータを復元するように依頼する手段と、
データ比較モジュールに対して、データベースモジュールに保存しているアプリケーションデータと、他の端末から受信するアプリケーションデータのシェアからSSS復号化モジュールを利用して復元されたアプリケーションデータ、との比較を要求する手段と、
メッセージ処理モジュールから、他の端末から受信されたメッセージから取り出されたアプリケーションデータのシェア、転送回数、暗号化されたアプリケーションデータ、を受信する手段と、
共通鍵暗号方式暗号化・復号化モジュールに対して、任意のデータを共通鍵を利用して、暗号化、または復号化するように依頼する手段、とを備える制御モジュールを備えることを特徴とするコミュニケーション端末としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。 - 請求項1記載のコミュニケーション端末である端末はアプリケーションデータを、自端末を除くコミュニティに参加する全端末に送信する際に、
前記データベースモジュールにそのアプリケーションデータを保存しておくとともに、前記SSS分散符号化モジュールで((コミュニティに参加する全端末数−1)、(コミュニティに参加する全端末数−1))の閾値で分散符号化して得られる、(コミュニティに参加する全端末数−1)個のアプリケーションデータのシェアを、自端末を除くコミュニティに参加する全端末のそれぞれに対し、1シェアづつメッセージに含めて送信するため、シェアと、該シェアを送信される端末の宛先情報と、1に設定された転送回数、とを含むメッセージを、自端末を除くコミュニティに参加する全端末のそれぞれについて生成し送信するステップ1と、
ステップ1で送信されたメッセージを他の各端末が受信し、それら各端末は前記メッセージ処理モジュールを利用して、シェアと転送回数を取り出し、それらを制御モジュールに渡し、制御モジュールは転送回数を参照し、1に設定されている場合は、そのメッセージに含まれていたアプリケーションデータのシェアと0に設定した転送回数とを含むメッセージを生成し、そのメッセージの発信元端末と自端末を除く全端末に対して転送するとともに、アプリケーションデータのシェアは自端末の前記データベースモジュールに保存するステップ2と、
ステップ2で転送されたメッセージを受けた各端末の前記制御モジュールは、ステップ2と同様に転送回数を参照し0に設定されているので転送を終了し、各端末が全てメッセージの転送を終了すると、メッセージの発信元端末を除く各端末が得た、(コミュニティに参加する全端末数−1)個のシェアを、前記SSS復号化モジュールを利用して元のアプリケーションデータを復元しアプリケーションに渡すとともに、そのアプリケーションデータを、発信元端末と共有している共通鍵を利用して前記共通鍵暗号方式暗号化・復号化モジュールで暗号化した暗号化データを、発信元端末に送り返すステップ3と、
ステップ1における発信元端末は他の全端末から、発信元端末と各端末間で一意に共有している共通鍵を利用して暗号化された暗号化データをステップ3により受信し、受け取った各暗号化データを、それぞれ対応する共通鍵で復号化して得られるアプリケーションデータと、データベースモジュールに保存しているアプリケーションデータとを比較し、一致するかどうかを確認するステップ4と、を備えることを特徴とする、フルメッシュ網において各端末が他の全端末間のコネクション接続を確実に確認する方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。 - ネットワークに接続されている複数の外部端末とフルメッシュにコネクションを確立することで、一時的なコミュニティを形成し、コネクション確立の際は認証制御を行い、コネクション確立後は各端末間で一意の共通鍵を共有する端末であって、
アプリケーションデータを生成し、また外部端末から受信したアプリケーションデータを処理するアプリケーションと、
共通鍵を利用し、任意のデータを暗号化・復号化する共通鍵暗号方式暗号化・復号化モジュールと、
(k、n)の閾値(1≦k≦n)でアプリケーションデータを分散符号化し、アプリケーションデータの部分情報であるシェアをn個生成するSSS(Secret Sharing Schemes)分散符号化モジュールと、
アプリケーションデータが分散符号化された複数のシェアから元のアプリケーションデータを復元するSSS復号化モジュールと、
アプリケーションデータのハッシュ値と、他の端末から受信するアプリケーションデータのシェアと、他の端末と一意に共有している共通鍵と、コミュニティに参加している端末の宛先情報を含む端末リスト、とを管理するデータベースモジュールと、
アプリケーションデータをハッシュ値に変換するハッシュモジュールと、
2つのハッシュ値を比較し、一致するかどうかを判断するデータ比較モジュールと、
他のモジュールから渡されるアプリケーションデータのシェアに、指定された宛先情報と、転送回数を付与してメッセージを生成する手段と、共通鍵により暗号化されたハッシュ値を含むメッセージを生成する手段、とを有するメッセージ生成モジュールと、
他の端末から受信するメッセージに含まれる、アプリケーションデータのシェア、転送回数、共通鍵により暗号化されたハッシュ値、を取り出す手段を有するメッセージ処理モジュールと、
メッセージ生成モジュールから渡されるメッセージの宛先情報を基に、当該宛先へメッセージを送信する手段と、他の端末からメッセージを受信する手段と、受信したメッセージを前記メッセージ処理モジュールに渡す手段、とを有するメッセージ送受信モジュールとを備え、
データベースモジュールに対して、コミュニティに参加している参加者リスト、アプリケーションデータのハッシュ値、各参加者間で共有している共通鍵、アプリケーションデータが分散符号化されたシェアの、保存・取得要求を行う手段と、
SSS分散符号化モジュールに対して、アプリケーションから受信するアプリケーションデータを、要求した閾値でSSSにより分散符号化を行うように依頼する手段と、
メッセージ生成モジュールに対して、SSS分散符号化モジュールから受信するアプリケーションデータのシェアに、指定する宛先情報、転送回数を設定してメッセージを生成するように依頼する手段と、
SSS復号化モジュールに対して、取得したアプリケーションデータのシェアから元のアプリケーションデータを復元するように依頼する手段と、
データ比較モジュールに対して、データベースモジュールに保存しているアプリケーションデータと、他の端末から受信するアプリケーションデータのシェアからSSS復号化モジュールを利用して復元されたアプリケーションデータ、との比較を要求する手段と、
メッセージ処理モジュールから、他の端末から受信されたメッセージから取り出されたアプリケーションデータのシェア、転送回数、暗号化されたハッシュ値、を受信する手段と、
ハッシュモジュールに対して、SSS復号化モジュールを利用して復元したアプリケーションデータをハッシュ値に変換するように要求する手段と、
共通鍵暗号方式暗号化・復号化モジュールに対して、任意のデータを共通鍵により、暗号化、または復号化するように依頼する手段、とを備える制御モジュールを備えることを特徴とするコミュニケーション端末としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。 - 請求項4記載のコミュニケーション端末である端末はアプリケーションデータを、自端末を除くコミュニティに参加する全端末に送信する際に、
前記ハッシュモジュールを利用してアプリケーションデータのハッシュ値を前記データベースモジュールに保存しておくとともに、前記分散符号化モジュールで、((コミュニティに参加する全端末数−1)、(コミュニティに参加する全端末数−1))の閾値で分散符号化して得られる、(コミュニティに参加する全端末数−1)個のアプリケーションデータのシェアを、自端末を除くコミュニティに参加する全端末のそれぞれに対し、1シェアづつメッセージに含めて送信するため、シェアと、該シェアを送信される端末の宛先情報と、1に設定された転送回数、とを含むメッセージを、自端末を除くコミュニティに参加する全端末のそれぞれについて生成し送信するステップ1と、
ステップ1で送信されたメッセージを他の各端末が受信し、それら各端末は前記メッセージ処理モジュールを利用して、シェアと転送回数を取り出し、それらを制御モジュールに渡し、制御モジュールは転送回数を参照し、1に設定されている場合は、メッセージに含まれていたアプリケーションデータのシェアと0に設定した転送回数とを含むメッセージを生成し、前記メッセージの発信元端末と自端末を除く全端末に対して送信するとともに、得られたシェアは自端末の前記データベースモジュールに保存するステップ2と、
ステップ2で転送されたメッセージを受けた各端末の前記制御モジュールは、ステップ2と同様に転送回数を参照し、0に設定されているので、転送を終了するとともに、全端末のメッセージの転送終了後、メッセージの発信元端末を除く各端末が得た、(コミュニティに参加する全端末数−1)個のシェアを、前記SSS復号化モジュールを利用して元のアプリケーションデータを復元し、アプリケーションに渡すとともに、そのアプリケーションデータをハッシュモジュールによりハッシュ値に変換し、発信元端末と共有している共通鍵を利用して前記共通鍵暗号方式暗号化・復号化モジュールで暗号化した暗号化ハッシュ値を、発信元端末に送り返すステップ3と、
ステップ1における発信元端末を除く全端末から、発信元端末と各端末間で一意に共有している共通鍵を利用して暗号化された暗号化ハッシュ値を、発信元端末はステップ3により受信し、受け取った各暗号化ハッシュ値をそれぞれ対応する共通鍵で復号化し、得られるハッシュ値とデータベースモジュールに保存しているハッシュ値とを比較し、一致するかどうかを確認するステップ4と、を備えることを特徴とする、フルメッシュ網において各端末が他の全端末間のコネクション接続を確実に確認する方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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