JP4509365B2

JP4509365B2 - Ball dispensing device

Info

Publication number: JP4509365B2
Application number: JP2000376591A
Authority: JP
Inventors: 佐藤　　進
Original assignee: Heiwa Corp
Current assignee: Heiwa Corp
Priority date: 2000-12-11
Filing date: 2000-12-11
Publication date: 2010-07-21
Anticipated expiration: 2020-12-11
Also published as: JP2002177560A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、球を遊技媒体とするパチンコ機やスロットマシン等の遊技機に用いられる球払出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
図８は特開平１０−１５５９９７号公報で開示された球払出装置を示す。１２０は球、１０１は球１２０を一列状に上から下へと誘導する球通路、１０２は球通路１０１を囲み形成する通路ケース、１０３は球通路１０１の内径を狭めるように通路ケース１０２の外側より内側に突出するくびれ部、１０４はくびれ部１０３と対応するように通路ケース１０２に形成された開口、１１０は通路ケースより外側に連接された図外の固定部に設けられたスプロケット軸、１１１はスプロケット軸１１０で固定部に回転可能に支持されたスプロケット、１１２はスプロケット１１１の周縁部に周方向へ等間隔配置で凹状に形成された切欠部、１１３は周方向に隣り合う切欠部１１２を区分する凸部、１０５は球通路１０１を流下する球１２０がスプロケット１１１と最初に出会う球通路１０１内の最上流域である。くびれ部１０３において、球通路１０１は１個の球１２０の通過を可能とし、２個以上の球１２０の同時通過を不能とする大きさである。スプロケット１１１は周縁部の一部を通路ケース１０２の外側より球通路１０１に突出しており、球通路１０１に突出した部分の切欠部１１２それぞれに球１２０を１個ずつ取込みつつスプロケット軸１１０を中心として矢印方向に回転することにより、球１２０を凸部１１３で１つずつ切り分けて上流から下流へと移送する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来例では、スプロケット１１０の回転に伴い通路ケース１０２の外側から開口１０４を経由して球通路１０１内に向かう１つの切欠部１１２ａの回転方向の後側に位置する凸部１１３ａが開口１０４より球通路１０１内に突出し、この凸部１１３ａとくびれ部１０３との間隔が１つの球１２０の直径よりも小さくなる過程において、当該１つの切欠部１１２ａに取込まれるべき球１２０が何らかの原因でその切欠部１１２ａに取込まれない場合がある。この場合、上記１つの球１２０は自身よりも上に存在する全ての球から受けた重さで下方に向かおうとするが、くびれ部１０３と凸部１１３ａとの間隔がその球１２０の直径よりも狭くなるタイミングによって、係る１つの球１２０がくびれ部１０３と凸部１１３ａとで挟まれた球噛みが生じる可能性がある。このような球噛みが起きると、スプロケット１１１から球１２０が１つずつ規則正しく払出されなくなり、賞球払出の品質信頼性が損なわれる上、遊技性も損なわれることは否めない。なお、切欠部１１２ａは切欠部１１２と同じものであり、凸部１１３ａも凸部１１３と同じものであることから、切欠部に符号１１２を付し、凸部に符号１１３を付すべきところであるが、課題の説明ではどの切欠部と凸部とを指すのか明示するために、切欠部１１２ａとし、凸部１１３ａとした。
【０００４】
そこで、本発明は、球噛みを防止することにより、品質信頼性と遊技性との向上を図る球払出装置を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明にあっては、切欠部と凸部とを周方向に交互に有するスプロケットの周縁部の一部が球を上方から下方に誘導する球通路に突出すると共に、スプロケットを球通路に対して回転可能に支持した球払出装置において、スプロケットは周方向に隣り合う一方の凸部の球との接触部と他方の凸部の球との接触部とをスプロケットの回転軸心方向と同方向である幅方向で互い違いに形成し、球をスプロケットの凸部と出会う毎に幅方向へ交互に移動させることを特徴としている。よって、本発明によれば、凸部が球と最初に出会う場面毎に球の面重心位置より幅方向へ交互にずれた位置で接触することにより、球がスプロケットの凸部と最初に出会う毎に幅方向に振動し当該部分での球噛みを防止することができる。また、一方の接触部と他方の接触部とがスプロケットの幅の中心線上に位置し、球がスプロケットの接触部に接触することにより、スプロケットをスプロケットの回転軸心方向にスライド可能としたので、球噛みが生じるような場合でも球がスプロケットを反対側に押しやるので、球噛みを防止できる。
【０００６】
【発明の実施の形態】
図１乃至図６は本発明の第１実施形態であって、図１は凸部１９の位置ずれと球１２０との関係を示し、図２は計数ユニット１の外観を示し、図３は計数ユニット１の内部を示し、図４及び図５はスプロケット１６と球１２０と第１・第２ケース２；３との関係を示し、図６は球払出装置２９を示す。
【０００７】
図２を参照し、計数ユニット１について説明する。計数ユニット１は第１ケース２と第２ケース３とを止ねじ４で結合した形態であって、上部に球払出導入口部５及び球抜き導入口部６を備え、下部に球払出導出口部７及び球抜き導出口部８を備え、球払出導入口部５及び球払出導出口部７を有する図３に示す球通路１１に関連付けて爪車９及び球検出器１０を備える。
【０００８】
図３を参照し、計数ユニット１の内部構造について説明する。図３は図２の第２ケース３を取外しその外し側より見た形態を示す。第１ケース２では、球抜き導入口部６及び球抜き導出口部８を有する球抜き通路１２と球通路１１とを隔壁１５にて分離形成し、球通路１１の隔壁１５と対向する反対側にスプロケット１６をスプロケット軸１７で回転可能に支持する。この回転可能に支持されたスプロケット１６の周縁部の一部は球通路１１に突出する。スプロケット１６は周縁部に１個の球１２０のみを取込得る複数の切欠部１８と球１２０を１個ずつ分離し得る複数の凸部１９とを周方向に等間隔に配置する一方、回転中心部にスプロケット１６よりも小径な外形を有する爪車９を同軸に備えた単一体として形成される。
【０００９】
図４及び図５を参照し、スプロケット１６と球１２０と第１・第２ケース２；３との関係について説明する。スプロケット１６の凸部１９に形成された球１２０との接触部２０が互い違いとなるように全ての凸部１９に設けられていることから、切欠部１８の個数及び凸部１９の個数は偶数である。凸部１９の球１２０との接触部２０が互い違いとなる形態は、周方向に隣り合う一方の凸部１９の球１２０との接触部２０と他方の凸部１９の球１２０との接触部２０とがスプロケット１６の回転軸を構成するスプロケット軸１７の軸心方向と同方向である幅方向で互い違いとなる形状である。第１実施形態では、一方の接触部２０と他方の接触部２０とがスプロケット１６の幅のほぼ中心線上に位置しており、スプロケット１６が球通路１１を構成する第１・第２ケース２；３の幅方向に移動することとの協働によって、球１２０が凸部１９と最初に出会う部分での球噛み防止を達成し得る構造である。又、各接触部２０は凸部１９の外周面２１と斜面２２との交差する部分である。２３はスプロケット軸１７に装着された止輪、２４は第１ケース２に設けられたスプロケット受け、２５はスプロケット受け２４とスプロケット１６との間に形成された隙間、２６は爪車９と止輪２３との間に形成された隙間である。
【００１０】
図６を参照し、前記計数ユニット１を備えた球払出装置２９について説明する。図６では計数ユニット１のスプロケット１６と球通路１１及び球検出器１０を図示しそれ以外の部分の図示を省略している。計数ユニット１の取付けられる球払出装置２９の装置本体３０には、球通路３１、電磁ソレノイド３２、連結部材３３と駆動レバー３４及び爪３５等を備える。球通路３１は図外の遊技機枠体の上部に設けられたタンクより供給される球１２０を計数ユニット１の球通路１１に一列のような整列状態で上方より下方に蛇行しながら誘導する形態であって、上流部は図示したが、計数ユニット１の球通路１１に繋がる下流部は図示を省略した。
【００１１】
駆動レバー３４の他端部に取付けられたばね止３６と装置本体３０に取付けられたばね止３７とに掛け渡されたコイルスプリングのような復帰ばね３８はレバー軸３９に回転可能に装着された爪３５を爪車９に係合する方向のばね力を駆動レバー３４に与える。レバー軸３９周りに嵌め込まれた渦巻きスプリングのような爪ばね４０の両端部が爪３５に設けられた爪側ストッパ４１と駆動レバー３４に設けられたレバー側ストッパ４２とに外側より襷掛け状に係留され、爪ばね４０が爪側ストッパ４１とレバー側ストッパ４２とを互いに近づける方向のばね力を駆動レバー３４と爪３５とに与えることにより、爪３５が爪車９に係合する際に飛び跳ねを起こすことがないように爪ばね４０が機能すると共に、駆動レバー３４と爪３５とが互いにレバー軸３９上で離れる方向に突っ張るように爪ばね４０が機能する。
【００１２】
装置本体３０に図示しない止ねじで取り付けられた電磁ソレノイド３２のプランジャ３２ａには連結部材３３や駆動レバー３４及び爪ばね４０等を介して連結された爪３５が爪車９に係合してスプロケット１６の矢印Ｗで示す球払出方向への回転を停止する。この回転停止により、球１２０を球通路１１に突出したスプロケット１６と球通路１１に設けられた段差部４３との共働により球通路１１内に留置く。図６の図示状態は球１２０が球通路１１内にスプロケット１６で留置かれた球払出阻止の形態である。
【００１３】
この状態において、電磁ソレノイド３２が制御装置４５からの球払出開始指示により励磁されプランジャ３２ａを吸引して爪３５と爪車９との係合を解除することにより、球払出許容の形態となる。この球払出許容の形態では、スプロケット１６が球１２０の重さで自由回転し、球１２０が賞球又は貸球として球通路１１を流下する。このスプロケット１６より解放されて自重落下する球１２０は１個ずつ計数ユニット１の光透過孔２７を利用した光通過型のような球検出器１０で検出されて球通路１１より払出される。球検出器１０は球１２０を検出する毎に球計数信号として球検出信号を制御装置４５に出力する。
【００１４】
そして、制御装置４５は球検出信号を計数した球払出数が球払出開始指示と対応する設定球払出数となると球払出停止指示を電磁ソレノイド３２に出力し、電磁ソレノイド３２が上記制御装置４５からの球払出停止指示により消磁され、復帰ばね２８によりプランジャ３２ａが下方に突出して爪３５を爪車９に係合させる。これによって、スプロケット１６が停止し、球１２０がスプロケット１６より上流側の球通路１１内に留置かれた球払出阻止の形態となる。
【００１５】
第１実施形態の構造によれば、スプロケット１６が周方向に回転かつ軸方向にスライド可能になっていて、隣り合う一方の接触部２０と他方の接触部２０とが互い違いとなる構造である。このため、図３に示すように球通路１１を流れる球１２０がスプロケット１６と最初に出会う位置において、球１２０は凸部１９の先端部と隔壁１５と球通路１１の壁面とに接触する。この出会う位置における動作について図４及び図５を参照しつつ説明する。
【００１６】
図４において、スプロケット１６が軸方向と同方向で左側にスライドしていたとしても、１つの球１２０が左側の斜面２２を有する接触部２０に接触することにより、球１２０が接触部２０を境とする断崖絶壁に立つごとき形態となり、球１２０の左側に受け手が無く、球１２０の右側に受け手が有る状態となる。係る状態により球が左側に傾きかげんとなり、この球の反作用として、スプロケット１６が右側にスライドし、もって図示のように、当該接触部２０が球１２０の重心点を通る流下方向線と球１２０の外周面との交差点である面重心位置より大きく右側にずれた位置で球１２０と接触する。この位置ずれ接触により、球１２０は球通路１１内において、確実に左側に追いやられ、第１ケース２の壁面に接触すると共に、スプロケット１６を右側に確実にスライドさせる。つまり、球１２０はスプロケット１６の１つの接触部２０と第１ケース２の壁面と図３の隔壁１５とに接触した状態となる。
【００１７】
図３の状態において球通路１１内におけるスプロケット１６の切欠部１８に取込まれた図外の球の重さでスプロケット１６がＷ方向に回転することにより、図３の仮想線で示した球１２０と接触している凸部１９より回転方向Ｗの後側に続く切欠部１８が球通路１１内に進入するのに伴い、その切欠部１８に図３の仮想線で示した球１２０に相当する図４の球１２０が取込まれる。その後、スプロケット１６の回転が進行し当該球１２０を取込んだ切欠部１８より回転方向Ｗの後側に続く凸部１９が球通路１１内に突出し仮想線で示す球１２０に続く図外の球を受止める。この状態を図５に示す。
【００１８】
図５において、スプロケット１６が軸方向と同方向で右側にスライドしていたとしても、１つの球１２０が右側の斜面２２を有する接触部２０に接触することにより、球１２０が接触部２０を境とする断崖絶壁に立つごとき形態となり、球１２０の右側に受け手が無く、球１２０の左側に受け手が有る状態となる。係る状態により球が右側に傾きかげんとなり、この球の反作用として、スプロケット１６が左側にスライドし、もって図示のように、当該接触部２０が球１２０の面重心位置より大きく左側にずれた位置で球１２０と接触する。この位置ずれ接触により、球１２０は球通路１１内において、確実に右側に追いやられ、第２ケース３の壁面に接触すると共に、スプロケット１６を左側に確実にスライドさせる。つまり、球１２０はスプロケット１６の１つの接触部２０と第２ケース３の壁面と図３の隔壁１５とに接触した状態となる。
【００１９】
図４及び図５の連続動作を図１に基づいて説明する。図１は図３の球通路１１を流れる球１２０がスプロケット１６と最初に出会った状態の四場面を上から下に連続させた場合である。図１において、第１・第２ケース２；３の壁面で区画された球通路１１の横幅（図４のスプロケット１６の回転軸方向と同方向である球通路１１の幅方向の寸法と同じ）は球１２０の直径よりも大きく定められており、仮想線で示す球１２０が球通路１１の中心上を上から下に流れるものと仮定する。
【００２０】
これら仮想線で示した球１２０の重心Ｐ２を結ぶ線は仮想線Ｌ１で示す直線となる。このような仮定において、ステップＳ１０１では、左側の斜面２２を有する接触部２０が仮想線で示す球１２０を球１２０の面重心位置より右側にずれて受止めることによって、仮想線で示す球１２０が接触部２０を中心として左側に移動して実線で示す球１２０の状態になる。
【００２１】
ステップＳ１０２では右側の斜面２２を有する接触部２０が仮想線で示す球１２０を球１２０の面重心位置より左側にずれて受止めることによって、仮想線で示す球１２０が接触部２０を中心として右側に移動して実線で示す球１２０の状態になる。
【００２２】
ステップＳ１０３では、左側の斜面２２を有する接触部２０が仮想線で示す球１２０を球１２０の面重心位置より右側にずれて受止めることによって、仮想線で示す球１２０が接触部２０を中心として左側に移動して実線で示す球１２０の状態になる。
【００２３】
ステップＳ１０４では右側の斜面２２を有する接触部２０が仮想線で示す球１２０を球１２０の面重心位置より左側にずれて受止めることによって、仮想線で示す球１２０が接触部２０を中心として右側に移動して実線で示す球１２０の状態になる。
【００２４】
ステップＳ１０１〜Ｓ１０４における実線で示した球１２０の重心Ｐ１を結んだ直線は接触部２０の幅方向への互い違いの位置ずれに応じて蛇行する。これらステップＳ１０１〜Ｓ１０４の現象を考察すると、計数ユニット１において、図３に示すスプロケット１６の回転方向Ｗの一方の接触部２０と他方の接触部２０とが図４のスプロケット１６の幅方向で互い違いとなる構造であるため、凸部１９が球１２０と最初に出会う場面毎に球１２０の面重心位置より幅方向へ交互にずれた位置で接触する。要するに、球１２０がスプロケット１６の凸部１９と最初に出会う毎に幅方向へ交互に移動、つまり、球１２０がスプロケット１６の幅方向に振動し当該部分での球噛みを防止することができる。
【００２５】
図７は第２実施形態の断面を示す。第２実施形態では、スプロケット１６の幅を第１実施形態よりも広くし、スプロケット１６を軸方向にスライド不能とし、スプロケット１６を周方向に回転可能に支持し、周方向に隣り合う一方の凸部１９の球１２０との接触部２０と他方の凸部１９の球１２０との接触部２０とがスプロケット１６自身で幅方向に互い違いに形成された構造であって、球１２０がスプロケット１６の幅方向に振動し当該部分での球噛みを防止することができるようにしたものである。図７における凸部１９の外周面２１の幅は図４における凸部１９の外周面２１の幅よりも小さい。
【００２６】
第２実施形態ではスプロケット１６をスライド不能としたが、スプロケット１６をスライド可能とすれば、球噛みを生じるような場合でも当該球１２０がスプロケット１６を反対側に押しやるので、係る球噛みを防止できる。
【００２７】
前記各実施形態では、接触部２０を外周面２１と斜面２２との交差で形成して接触部２０の球を受止める強さを高めたが、斜面２２に代えて階段状の面で形成したり、外周面２１より外側に接触部２０を突出しても同様に適用できる。
【００２８】
又、各実施形態において、接触部２０である交差部に面取りやアールをつければ、接触部２０の耐久性が向上すると共に、球１２０を左右に一層振り分けし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施形態の凸部の位置ずれと球との関係を示す模式図。
【図２】第１実施形態の計数ユニットの外観を示す斜視図。
【図３】第１実施形態の計数ユニットの内部を示す正面図。
【図４】第１実施形態のスプロケット周りを示す断面図。
【図５】第１実施形態のスプロケット周りを示す断面図。
【図６】第１実施形態の球払出装置を示す模式図。
【図７】第２実施形態のスプロケット周りを示す断面図。
【図８】従来例を示す模式図。
【符号の説明】
１１球通路
１６スプロケット
１８切欠部
１９凸部
２０接触部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a ball payout device used for a gaming machine such as a pachinko machine or a slot machine using a ball as a game medium.
[0002]
[Prior art]
FIG. 8 shows a ball dispensing device disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 10-155997. 120 is a sphere, 101 is a sphere passage that guides the sphere 120 from top to bottom in a row, 102 is a passage case that surrounds and forms the sphere passage 101, and 103 is an outer side of the passage case 102 that narrows the inner diameter of the sphere passage 101. A constricted portion protruding further inward, 104 is an opening formed in the passage case 102 so as to correspond to the constricted portion 103, 110 is a sprocket shaft provided in a fixed portion (not shown) connected outside the passage case, 111 Is a sprocket that is rotatably supported by a fixed portion by a sprocket shaft 110, 112 is a notch formed in a concave shape at equal intervals in the circumferential direction on the peripheral portion of the sprocket 111, and 113 is a notch 112 adjacent in the circumferential direction. The protruding convex portion 105 is the uppermost flow area in the ball passage 101 where the ball 120 flowing down the ball passage 101 first meets the sprocket 111. In the constricted portion 103, the spherical passage 101 has a size that allows passage of one sphere 120 and disables simultaneous passage of two or more spheres 120. A part of the peripheral portion of the sprocket 111 protrudes from the outside of the passage case 102 into the spherical passage 101, and the rocket 120 is centered on the sprocket shaft 110 while taking one sphere 120 into each notch 112 of the portion protruding into the spherical passage 101. By rotating in the direction of the arrow, the spheres 120 are cut one by one at the convex portion 113 and transferred from upstream to downstream.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional example, the projection 113 a located on the rear side in the rotational direction of one notch 112 a that goes into the ball passage 101 from the outside of the passage case 102 through the opening 104 with the rotation of the sprocket 110 from the opening 104. In the process in which the distance between the convex portion 113a and the constricted portion 103 is smaller than the diameter of one sphere 120, the sphere 120 to be taken into the one notch portion 112a is In some cases, the cutout 112a may not be taken in. In this case, the one sphere 120 tends to move downward with the weight received from all the spheres existing above itself, but the distance between the constricted portion 103 and the convex portion 113a is larger than the diameter of the sphere 120. Depending on the timing at which the spheres become narrow, there is a possibility that one sphere 120 is caught between the constricted portion 103 and the convex portion 113a. When such a ball biting occurs, the balls 120 are not regularly paid out one by one from the sprocket 111, and the quality reliability of the prize ball payout is impaired, and the gameability cannot be denied. The notch 112a is the same as the notch 112, and the protrusion 113a is the same as the protrusion 113. Therefore, the notch 112 should be denoted by reference numeral 112 and the protrusion should be denoted by reference numeral 113. In the description of the problem, in order to clearly indicate which notch and projection are to be referred to, the notch 112a and the protrusion 113a are used.
[0004]
Accordingly, the present invention provides a ball payout device that improves quality reliability and game playability by preventing ball biting.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, the projecting ball passage portion of the periphery of the sprocket induces downward spheres from above alternately having a notch and a convex portion in the circumferential direction, the sprocket against ball passage In the ball dispensing device that is rotatably supported, the sprocket has a contact portion between one convex portion sphere adjacent in the circumferential direction and a contact portion between the other convex portion sphere in the same direction as the rotation axis of the sprocket. It is characterized in that it is formed alternately in a certain width direction, and the sphere is alternately moved in the width direction every time it encounters the convex part of the sprocket . Therefore, according to the present invention, every time the convex portion first encounters the sphere, the sphere first encounters the convex portion of the sprocket by contacting at a position alternately displaced in the width direction from the position of the center of gravity of the surface of the sphere. It can vibrate in the width direction to prevent the biting of the ball at that portion. In addition, since one contact part and the other contact part are located on the center line of the sprocket width, and the ball contacts the contact part of the sprocket, the sprocket can be slid in the rotational axis direction of the sprocket. Even when ball biting occurs, the ball pushes the sprocket to the opposite side, and ball biting can be prevented.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 to 6 show a first embodiment of the present invention. FIG. 1 shows the relationship between the positional deviation of the convex portion 19 and the sphere 120, FIG. 2 shows the appearance of the counting unit 1, and FIG. 4 and 5 show the relationship between the sprocket 16, the ball 120, and the first and second cases 2 and 3, and FIG. 6 shows the ball dispensing device 29. FIG.
[0007]
The counting unit 1 will be described with reference to FIG. The counting unit 1 has a configuration in which a first case 2 and a second case 3 are coupled with a set screw 4, and includes a ball payout introduction port portion 5 and a ball discharge introduction port portion 6 at an upper portion, and a ball payout outlet at a lower portion. 3 and a ball removal lead-out port portion 8, and a claw wheel 9 and a ball detector 10 are provided in association with the ball passage 11 shown in FIG. 3 having the ball payout introduction port portion 5 and the ball payout lead-out port portion 7.
[0008]
The internal structure of the counting unit 1 will be described with reference to FIG. FIG. 3 shows a form in which the second case 3 of FIG. 2 is removed and viewed from the removal side. In the first case 2, a ball passage 12 and a ball passage 11 having a ball removal inlet 6 and a ball discharge outlet 8 are separated and formed by a partition wall 15, and the opposite side of the ball passage 11 facing the partition wall 15. The sprocket 16 is rotatably supported by the sprocket shaft 17. A part of the peripheral edge of the sprocket 16 that is rotatably supported protrudes into the spherical passage 11. The sprocket 16 has a plurality of notches 18 that can take in only one sphere 120 at the peripheral portion and a plurality of convex portions 19 that can separate the spheres 120 one by one at equal intervals in the circumferential direction. It is formed as a single body coaxially provided with a claw wheel 9 having an outer diameter smaller than that of the sprocket 16.
[0009]
With reference to FIG.4 and FIG.5, the relationship between the sprocket 16, the ball | bowl 120, and the 1st, 2nd case 2; 3 is demonstrated. Since the contact portions 20 with the spheres 120 formed on the convex portions 19 of the sprocket 16 are provided in all the convex portions 19 so as to alternate, the number of the notch portions 18 and the number of the convex portions 19 are even numbers. is there. The form in which the contact portions 20 of the convex portion 19 with the sphere 120 are staggered is the contact portion 20 of the convex portion 19 adjacent to the sphere 120 and the contact portion 20 of the other convex portion 19 with the sphere 120. Are shapes that are staggered in the width direction, which is the same as the axial direction of the sprocket shaft 17 constituting the rotating shaft of the sprocket 16. In the first embodiment, the first contact portion 20 and the other contact portion 20 are located substantially on the center line of the width of the sprocket 16, and the first and second cases 2 in which the sprocket 16 constitutes the ball passage 11; 3 is a structure that can achieve the prevention of biting of the ball at the part where the ball 120 first meets the convex portion 19 by cooperating with the movement in the width direction 3. Each contact portion 20 is a portion where the outer peripheral surface 21 and the slope 22 of the convex portion 19 intersect. 23 is a retaining ring mounted on the sprocket shaft 17, 24 is a sprocket receiver provided in the first case 2, 25 is a gap formed between the sprocket receiver 24 and the sprocket 16, and 26 is a claw wheel 9 and a retaining ring. 23 is a gap formed between the two.
[0010]
With reference to FIG. 6, the ball dispensing device 29 provided with the counting unit 1 will be described. In FIG. 6, the sprocket 16, the ball passage 11, and the ball detector 10 of the counting unit 1 are illustrated, and the other portions are not illustrated. The device main body 30 of the ball dispensing device 29 to which the counting unit 1 is attached includes a ball passage 31, an electromagnetic solenoid 32, a connecting member 33, a drive lever 34, a claw 35, and the like. The ball passage 31 is configured to guide a ball 120 supplied from a tank provided at an upper portion of a gaming machine frame (not shown) while meandering from above to below the ball passage 11 of the counting unit 1 in an aligned state. Although the upstream portion is illustrated, the downstream portion connected to the ball passage 11 of the counting unit 1 is not illustrated.
[0011]
A return spring 38 such as a coil spring spanned between a spring stop 36 attached to the other end of the drive lever 34 and a spring stop 37 attached to the apparatus main body 30 is a claw 35 rotatably attached to the lever shaft 39. Is applied to the drive lever 34 in the direction to engage the claw wheel 9. Both ends of a claw spring 40 such as a spiral spring fitted around the lever shaft 39 are hooked from the outside to a claw side stopper 41 provided on the claw 35 and a lever side stopper 42 provided on the drive lever 34 from the outside. When the claw 35 is engaged with the claw wheel 9 by applying a spring force to the drive lever 34 and the claw 35 so that the claw spring 40 is moored and the claw spring 40 brings the claw-side stopper 41 and the lever-side stopper 42 closer to each other. The pawl spring 40 functions so that the drive lever 34 and the pawl 35 are separated from each other on the lever shaft 39, and the pawl spring 40 functions.
[0012]
A claw 35 connected to the plunger 32a of the electromagnetic solenoid 32 attached to the apparatus main body 30 with a set screw (not shown) via a connecting member 33, a drive lever 34, a claw spring 40, and the like engages with the claw wheel 9 to form a sprocket. The rotation in the ball payout direction indicated by 16 arrow W is stopped. By stopping the rotation, the sphere 120 is left in the sphere passage 11 by the cooperation of the sprocket 16 protruding into the sphere passage 11 and the stepped portion 43 provided in the sphere passage 11. The illustrated state of FIG. 6 is a form of ball discharge prevention in which the ball 120 is retained in the ball passage 11 by the sprocket 16.
[0013]
In this state, the electromagnetic solenoid 32 is excited by a ball payout start instruction from the control device 45, attracts the plunger 32a, and releases the engagement between the claw 35 and the claw wheel 9, whereby the ball payout is allowed. In this ball payout-permitted form, the sprocket 16 freely rotates by the weight of the ball 120, and the ball 120 flows down the ball passage 11 as a prize ball or a rental ball. The balls 120 released from the sprocket 16 and falling by their own weight are detected one by one by the ball detector 10 such as a light-passing type using the light transmission hole 27 of the counting unit 1 and are discharged from the ball passage 11. The sphere detector 10 outputs a sphere detection signal to the control device 45 as a sphere count signal each time the sphere 120 is detected.
[0014]
The controller 45 outputs a ball payout stop instruction to the electromagnetic solenoid 32 when the ball payout number obtained by counting the ball detection signals reaches a set ball payout number corresponding to the ball payout start instruction. Is demagnetized by the ball payout stop instruction, and the return spring 28 causes the plunger 32a to protrude downward to engage the claw 35 with the claw wheel 9. As a result, the sprocket 16 stops, and the ball 120 is placed in the ball passage 11 in the ball passage 11 upstream of the sprocket 16.
[0015]
According to the structure of the first embodiment, the sprocket 16 is rotatable in the circumferential direction and slidable in the axial direction, and one adjacent contact portion 20 and the other contact portion 20 are alternately arranged. For this reason, as shown in FIG. 3, at the position where the sphere 120 flowing through the sphere passage 11 first meets the sprocket 16, the sphere 120 contacts the tip of the convex portion 19, the partition wall 15, and the wall surface of the sphere passage 11. The operation at the meeting position will be described with reference to FIGS.
[0016]
In FIG. 4, even if the sprocket 16 slides to the left in the same direction as the axial direction, one sphere 120 comes into contact with the contact portion 20 having the left slope 22, so that the sphere 120 borders the contact portion 20. In this state, there is no receiver on the left side of the sphere 120, and there is a receiver on the right side of the sphere 120. In this state, the sphere tilts to the left side, and as a reaction of the sphere, the sprocket 16 slides to the right side, so that the contact portion 20 passes through the gravity center line of the sphere 120 as shown in the figure, and the sphere 120 It contacts the sphere 120 at a position that is largely shifted to the right side from the position of the center of gravity of the surface, which is an intersection with the outer peripheral surface. Due to this misalignment contact, the ball 120 is surely driven to the left side in the ball passage 11, contacts the wall surface of the first case 2, and reliably slides the sprocket 16 to the right side. That is, the sphere 120 comes into contact with one contact portion 20 of the sprocket 16, the wall surface of the first case 2, and the partition wall 15 shown in FIG.
[0017]
In the state shown in FIG. 3, the sprocket 16 rotates in the W direction with the weight of the sphere outside the drawing taken into the notch 18 of the sprocket 16 in the sphere passage 11, so that the sphere 120 indicated by the phantom line in FIG. As the notch 18 continuing to the rear side of the rotation direction W from the convex part 19 in contact with the ball enters the ball path 11, the notch 18 corresponds to the sphere 120 indicated by the phantom line in FIG. The sphere 120 of FIG. 4 is captured. Thereafter, the rotation of the sprocket 16 progresses, and a convex portion 19 that continues to the rear side in the rotational direction W from the notch 18 that has taken in the sphere 120 protrudes into the sphere passage 11 and continues to the sphere 120 indicated by the phantom line. Accept. This state is shown in FIG.
[0018]
In FIG. 5, even if the sprocket 16 is slid to the right in the same direction as the axial direction, one sphere 120 comes into contact with the contact portion 20 having the right slope 22, so that the sphere 120 borders the contact portion 20. In this state, there is no receiver on the right side of the sphere 120 and there is a receiver on the left side of the sphere 120. In this state, the sphere tilts to the right, and as a reaction of the sphere, the sprocket 16 slides to the left, and as shown in the drawing, the contact portion 20 is shifted to the left from the position of the center of gravity of the sphere 120 to the left. Contact the sphere 120. Due to this misalignment contact, the sphere 120 is reliably driven to the right side in the sphere passage 11, contacts the wall surface of the second case 3, and reliably slides the sprocket 16 to the left side. That is, the sphere 120 comes into contact with one contact portion 20 of the sprocket 16, the wall surface of the second case 3, and the partition wall 15 of FIG.
[0019]
4 and 5 will be described with reference to FIG. FIG. 1 shows a case where four scenes in a state where the sphere 120 flowing through the sphere passage 11 of FIG. In FIG. 1, the lateral width of the ball passage 11 defined by the wall surfaces of the first and second cases 2; 3 (the same as the width direction of the ball passage 11 in the same direction as the rotation axis direction of the sprocket 16 in FIG. 4). Is defined to be larger than the diameter of the sphere 120, and it is assumed that the sphere 120 indicated by the phantom line flows from the top to the bottom on the center of the spherical passage 11.
[0020]
A line connecting the center of gravity P2 of the sphere 120 indicated by these imaginary lines is a straight line indicated by the imaginary line L1. Under such an assumption, in step S101, the contact portion 20 having the left slope 22 receives the sphere 120 indicated by the phantom line while being shifted to the right side from the position of the center of gravity of the sphere 120. The sphere 120 moves to the left with the contact portion 20 as the center and is shown by a solid line.
[0021]
In step S <b> 102, the contact portion 20 having the right slope 22 receives the sphere 120 indicated by the phantom line by shifting to the left side from the position of the center of gravity of the surface of the sphere 120, whereby the sphere 120 indicated by the imaginary line is centered on the contact portion 20. To the state of a sphere 120 indicated by a solid line.
[0022]
In step S <b> 103, the contact part 20 having the left slope 22 receives the sphere 120 indicated by the phantom line by shifting to the right side from the position of the center of gravity of the surface of the sphere 120, whereby the sphere 120 indicated by the imaginary line is centered on the contact part 20. It moves to the left and becomes a sphere 120 indicated by a solid line.
[0023]
In step S104, the contact portion 20 having the right slope 22 receives the sphere 120 indicated by the phantom line by shifting to the left side from the position of the center of gravity of the surface of the sphere 120. To the state of a sphere 120 indicated by a solid line.
[0024]
The straight line connecting the center of gravity P1 of the sphere 120 indicated by the solid line in steps S101 to S104 meanders according to the staggered displacement in the width direction of the contact portion 20. Considering these phenomena in steps S101 to S104, in the counting unit 1, one contact portion 20 and the other contact portion 20 in the rotation direction W of the sprocket 16 shown in FIG. 3 are alternately arranged in the width direction of the sprocket 16 in FIG. Therefore, every time the convex portion 19 first meets the sphere 120, the convex portion 19 comes into contact at a position alternately displaced in the width direction from the position of the center of gravity of the surface of the sphere 120. In short, every time the sphere 120 first encounters the convex portion 19 of the sprocket 16, it moves alternately in the width direction, that is, the sphere 120 vibrates in the width direction of the sprocket 16, thereby preventing the biting of that portion.
[0025]
FIG. 7 shows a cross section of the second embodiment. In the second embodiment, the width of the sprocket 16 is made wider than that of the first embodiment, the sprocket 16 is made non-slidable in the axial direction, the sprocket 16 is supported so as to be rotatable in the circumferential direction, and one convex adjacent to the circumferential direction is provided. The contact portion 20 of the portion 19 with the sphere 120 and the contact portion 20 of the other convex portion 19 with the sphere 120 are alternately formed in the width direction by the sprocket 16 itself, and the sphere 120 has a width of the sprocket 16. It vibrates in the direction so that it is possible to prevent the biting of the ball at that portion. The width of the outer peripheral surface 21 of the convex portion 19 in FIG. 7 is smaller than the width of the outer peripheral surface 21 of the convex portion 19 in FIG.
[0026]
In the second embodiment, the sprocket 16 is not slidable. However, if the sprocket 16 is slidable, the ball 120 pushes the sprocket 16 to the opposite side even in the case where the ball is bitten, so that the ball biting can be prevented. .
[0027]
In each of the embodiments described above, the contact portion 20 is formed at the intersection of the outer peripheral surface 21 and the inclined surface 22 to increase the strength of receiving the sphere of the contact portion 20, but is formed by a stepped surface instead of the inclined surface 22. Alternatively, even if the contact portion 20 protrudes outside the outer peripheral surface 21, the present invention can be similarly applied.
[0028]
Moreover, in each embodiment, if the intersection part which is the contact part 20 is chamfered or rounded, durability of the contact part 20 will improve and it will become easier to distribute the ball | bowl 120 to right and left.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram illustrating a relationship between a positional deviation of a convex portion and a sphere according to a first embodiment.
FIG. 2 is a perspective view showing an appearance of a counting unit according to the first embodiment.
FIG. 3 is a front view showing the inside of the counting unit of the first embodiment.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing the vicinity of the sprocket of the first embodiment.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing the vicinity of the sprocket of the first embodiment.
FIG. 6 is a schematic view showing a ball dispensing device according to the first embodiment.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing the periphery of a sprocket according to a second embodiment.
FIG. 8 is a schematic diagram showing a conventional example.
[Explanation of symbols]
11 Ball passage 16 Sprocket 18 Notch 19 Projection 20 Contact part

Claims

With a portion projects into the sphere passage for inducing downward the ball from above the peripheral edge portion of the sprocket alternately having a notch and a convex portion in the circumferential direction, rotatably supported by a ball disbursement sprocket against ball passage In the device, sprockets are alternately formed in the width direction, which is the same direction as the rotation axis of the sprocket, with the contact portions of one convex sphere adjacent in the circumferential direction and the contact portions of the other convex sphere. The ball dispensing device is characterized in that the ball is alternately moved in the width direction every time it meets the convex portion of the sprocket .

One contact part and the other contact part are located on the center line of the width of the sprocket, and the sprocket can be slid in the direction of the rotation axis of the sprocket when the ball contacts the contact part of the sprocket. The ball dispensing device according to claim 1.