JP4507461B2 - Hose caulking bracket and hose caulking bracket caulking method - Google Patents

Hose caulking bracket and hose caulking bracket caulking method Download PDF

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【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ホース用加締め金具及びホース用加締め金具の加締め方法に係わり、更に詳しくは金具装着部のシール性を向上させると共に、静的グリップ力を向上させたホース用加締め金具及びホース用加締め金具の加締め方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、圧力流体輸送用のホース継手部の構造としては、ゴムホースまたは樹脂ホースと金具とを一体化させることにより構成されており、この際に使用される金具としては、例えば、図１１（ａ）に示すように、厚さ1.0 〜2.0mm のパイプ１が使用されている。
【０００３】
そして、パイプ１の端末部の外周面には、複数の溝１ａを切削加工または塑性加工により形成し、この端末部に図１１（ｂ）に示すような筒状のソケット金具２を被嵌させた状態で図１１（ｃ）に示すように固定した後、パイプ１とソケット金具２との間に図１１（ｄ）に示すような補強層３ａを埋設したホース３の一端を挿入し、その後、図１１（ｅ）に示すように、ソケット金具２の外周面から周方向に複数（６〜８）に分割された加締め爪４を縮径させて各加締め爪４に設けた加圧用の凸部５により加締めてパイプ１とホース３とを一体化させている。
【０００４】
また、このような加締め形状は、従来よりコスト面及びコンパクト性を考慮して図１１（ｅ）に示すように、２山を有した加圧用の凸部５により加締める形状が主体である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、このような構造のホース用加締め金具において、ホース３にストレスがかかったり、長期間の使用によりホース３にへたりが生じ、またホースの使用温度が限界を越えた場合等には、ホース３に対するソケット金具２の緊締力が弱まり、そのために内部の流体圧力に耐えきれず、ホース３とソケット金具２との間に生じた隙間から流体が漏洩しシール性に問題が生じていた。
【０００６】
この発明の目的は、パイプとホースとのシール性を向上させることが出来ると共に、熱的なグリップ力の向上を図ることが出来、耐久性に優れたホース用加締め金具を提供することにある。
【０００７】
また、この発明の目的は、多段状の加締め加工を容易に行うことが出来るホース用加締め金具の加締め方法を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記目的を達成するため、この発明のホース用加締め金具は、パイプ(11)とホース(12)とを一体的に接続するソケット金具(13)の加締め部を、圧着量が最大となる最大加締め部(14a) と、これに連続して圧着量が徐々に小さくなる傾斜面に連続した第二段加締め部(14b) とから成る多段加締め構造(14)に形成し、この多段加締め構造(14)に形成した加締め部を前記ソケット金具(13)の端末部に当接するホース(12)の一端側近傍に形成し、前記加締め用治具(15)の各加締め爪(16)に形成した凸部(17)を、ホース(12)の圧着量が５％〜１０％となるように階段状に形成して成ることを要旨とするものである。
【０００９】
ここで、前記ソケット金具(13)の加締め部を、ソケット金具(13)の長手方向の複数箇所に形成し、この複数箇所の加締め部を前記多段加締め構造(14)に形成したことを要旨とするものである。
【００１０】
また、この発明のホース用加締め金具の加締め方法は、ソケット金具(13)の長手方向の複数箇所を加締め用治具(15)により加締める際、圧着量が最大となる最大加締め部(14a) と、これに連続して圧着量が徐々に小さくなる傾斜面に連続した第二段加締め部(14b) とで多段加締め構造(14)となるように加締め、この多段加締め構造(14)から成る加締め部を前記ソケット金具(13)の端末部に当接するホース(12)の一端側近傍に形成すると共に、前記加締め用治具(15)の各加締め爪(16)に形成した凸部(17)によるホース(12)の圧着量を５％〜１０％となるようにして加締めることを要旨とするものである。
【００１１】
前記加締め爪(16)の凸部(17)を階段状に形成し、ソケット金具(13)の長手方向に沿う複数箇所に分離させて形成し、この複数の凸部の少なくとも一か所を階段状に形成することも可能である。
【００１２】
更に、前記加締め爪(16)の階段状の凸部(17)を二段以上連続して形成することも可能である。
【００１３】
また、前記加締め爪(16)の階段状に形成した凸部(17)を、ホース(12)の圧着量の５％〜１０％に設定するのが好ましい。即ち、５％未満であると、ソケット金具のシール性が低下し、また１０％超えると、ソケット金具が潰れることがある。
【００１４】
このように、ソケット金具の加締め部を多段加締め構造にすることで、パイプとホースとのシール性を向上させることが出来ると共に、熱的なグリップ力の向上を図ることが出来、耐久性に優れたものとすることが出来、更に多段加締め構造も、加締め爪に設けた凸部を階段状に形成することにより容易に形成することが出来るものである。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。
【００１６】
図１は、この発明を実施したホース用加締め金具の外観図、図２はこの発明の第１実施形態のパイプ１１とホース１２とを接続したソケット金具１３の上部半断面図を示している。
【００１７】
前記パイプ１１は、厚さ1.0 〜2.0mm の金属パイプが使用され、このパイプ１１の端末部の外周面には、切削加工または塑性加工により複数の溝１１ａが形成されている。
【００１８】
前記ホース１２は、ゴムホースまたは樹脂ホースを使用し、ホース１２内には繊維材料または金属材料から成る補強層１２ａが埋設されている。
【００１９】
前記パイプ１１とホース１２とを一体的に接続するソケット金具１３の加締め部は、多段加締め構造１４に形成してあり、この実施形態では二段加締め構造に形成してある。
【００２０】
即ち、多段加締め構造１４は、圧着量が最大となる最大加締め部１４ａと、これに連続して圧着量が徐々に小さくなる傾斜面に連続した第二段加締め部１４ｂとにより構成され、この多段加締め構造１４は、ソケット金具１３の長手方向に形成する加締め部の少なくとも一か所以上を形成することが好ましい。
【００２１】
次に、上記のようなソケット金具１３の多段加締め部を成形するための加締め用治具１５を、図３〜図５を参照しながら説明する。
【００２２】
図３は、加締め用治具１５の上部半分を示した側面図、図４は加締め用治具１５を構成する一つの加締め爪１６の側面図、図５は図４のＡ−Ａ矢視断面図を示し、前記加締め用治具１５は、周方向に複数に分割（この実施形態では４５度間隔で８分割されているが、特に数には限定されるものではない）された加締め爪１６により構成され、この加締め爪１６を同時に拡縮作動させて、各加締め爪１６に形成した加圧用の凸部１７によりソケット金具１３を加締めてパイプ１１とホース１２と接続するものである。
【００２３】
前記各加締め爪１６に形成した凸部１７は、図５に示すように、最大凸部１８ａと、これに連結する第二段凸部１８ｂとで階段状に形成され、この最大凸部１８ａと第二段凸部１８ｂとで、前記ソケット金具１３の圧着量が最大となる最大加締め部１４ａと、第二段加締め部１４ｂとを形成するものである。
【００２４】
なお、最大凸部１８ａと第二段凸部１８ｂとの段差は、ホース１２及びソケット金具１３の大きさにもよるが、ホース１２の加締め時における圧着量が５％〜１０％に設定することが好ましい。これは、後述する（図１０（ａ），（ｂ）参照）試験からも明らかなように、圧着量が５％未満であると、ソケット金具１３のシール性が低下し、また１０％超えると、ソケット金具１３の加締め金具が潰れるからである。
【００２５】
また、前記加締め爪１６の階段状に形成した凸部１７を、ソケット金具１３の長手方向に沿う複数箇所に分離させて形成したり、また階段状の凸部１７を二段以上連続して形成することも可能である。
【００２６】
このような加締め用治具１５を用いてソケット金具１３を加締めることにより、図２に示すようなパイプ１１とホース１２とを加締めて接続したソケット金具１３を得ることが出来るものである。
【００２７】
なお、パイプ１１とホース１２とをソケット金具１３により組付け、加締め用治具１５により加締める方法は、図１１（ａ）〜（ｅ）に示す従来の組付け工程と同様なので、説明は省略する。
【００２８】
次に、図６〜図９はこの発明の第２実施形態を示し、この実施形態は、図６に示すように、ソケット金具１３の加締め部をソケット金具１３の長手方向に沿う複数箇所に分離させて形成し、そして、この加締め部の一箇所を多段加締め構造１４に形成した実施形態である。
【００２９】
このような多段加締め構造１４に形成する加締め用治具１５としては、図７〜図９に示すように、前記各加締め爪１６に形成した凸部１７の最大凸部１８ａをソケット金具１３の長手方向の二箇所に形成し、そして一方の最大凸部１８ａに第二段凸部１８ｂを連結して構成する。
【００３０】
このような加締め用治具１６を用いてソケット金具１３を加締めることにより、図６に示すようなパイプ１１とホース１２とを加締めて接続したソケット金具１３を得ることが出来るものである。
【００３１】
なお、その他の構成及び作用は上記第１実施形態と同様なので同一符号を付して説明は省略する。
【００３２】
なお、前記加締め爪１６の階段状の凸部１７を二段以上連続して形成することも可能である。また、前記加締め爪１６の階段状に形成した凸部１７は、ホースの圧着量の５％〜１０％に設定するものである。
【００３３】
なお．ホースの圧着量とは、図２のＬの範囲において、下記の式により定義されるものである。
圧着量(%) ＝｛１−（加締め後の金具内体積／加締め前のホース体積）｝×100
次に、従来の加締め方法によるホース用加締め金具と、この発明の多段加締め方法によるホース用加締め金具とについて、その金具装着部（ソケット金具の装着部）のシール性及び静的グリップ力（高温破壊）を比較試験した結果を図１０（ａ），（ｂ）を参照しながら説明する。
【００３４】
なおホースは、内径９．６mm，外径17.7mmで、チューブ材：水素化ニトリルブタジェン系ゴム組成物（Ｈ−ＮＢＲ）、カバー材：塩素化ポリエチレン系ゴム組成物（ＣＭ）、補強層：6-6 ナイロンで構成され、常法により製作されたホースを使用した。
（ａ）．熱，圧力負荷時での金具部シール性
〔試験条件〕
圧力：０−11.5 MPaの繰返しを行う。
熱（油温度）：２０−１３５℃の繰返しを行う。
【００３５】
サイクル：３Ｈ（時間）パルス＋３Ｈ（時間）休止）を１サイクル（図１０（ｃ）参照
判定方法：金具装着部からの油漏れサイクル確認
（ニップル先端部からの油漏れ，金具付根部からの油漏れ）
【００３６】
〔試験結果〕
図１０（ａ）から明らかなように、二段加締めを行わない従来の加締め金具の場合には、ソケット金具のゴム圧着量（％）が、約５％未満では、１０サイクルまでにニップル先端部からの油漏れが生じていることが判った。
【００３７】
一方、二段加締めによるこの発明の加締め金具の場合には、３０〜４５サイクルで、ゴム圧着量（％）が、５％以上１０％未満において，金具付根部からの油漏れが生じていることが判った。
【００３８】
なお、ゴム圧着量（％）が１０％を超えると、ソケット金具が破損することが判った。
【００３９】
以上のような結果から、二段加締めにおいては、ゴム圧着量（％）が、５％以上１０％未満においてシール性が良好であることが判った。
（ｂ）．静的グリップ力（高温破壊）
〔試験条件〕
熱（雰囲気温度〕：１４０℃で３時間以上放置
破壊方法：高温槽の中で破壊
〔試験結果〕
図１０（ｂ）から明らかなように、二段加締めを行わない従来の加締め金具の場合には、ソケット金具の加締め率が４５％〜５５％で、グリップ力が２５〜３０ＭＰａであるのに対して、二段加締めによるこの発明の加締め金具の場合には、ソケット金具の加締め率が４５％〜５５％で、グリップ力が３５〜３６ＭＰａであることが判った。
【００４０】
実施データは、最大加締め部の、下記式で表されるソケット金具の加締め率を示す。
【００４１】
ソケット金具の加締め率 (%) ＝｛（Ｓ 1 −Ｓ 2 ）／Ｓ 1 ｝×１００
Ｓ1 ：加締め前のホース断面面積、Ｓ2 ：加締め後のホース断面面積
Ｓ1 ＝π／４｛（ホース外径）2 −（ホース内径）2 ｝
Ｓ2 ＝π／４｛（加締め径−ソケット金具肉厚）2 −（パイプ外径）2 ｝
従って、この発明の場合には、同じソケット金具の加締め率で、グリップ力が高いことが判った。
【００４２】
【発明の効果】
この発明は、上記のようにパイプ(11)とホース(12)とを一体的に接続するソケット金具(13)の加締め部を、圧着量が最大となる最大加締め部(14a) と、これに連続した圧着量と成る第二段加締め部(14b) とから成る多段加締め構造(14)に形成し、この多段加締め構造(14)に形成した加締め部を前記ソケット金具(13)の端末部に当接するホース(12)の一端側近傍に形成し、前記加締め用治具(15)の各加締め爪(16)に形成した凸部(17)を、ホース(12)の圧着量が５％〜１０％となるように階段状に形成したので、パイプとホースとのシール性を向上させることが出来ると共に、熱的なグリップ力の向上を図ることが出来、耐久性に優れたホース用加締め金具とすることが出来る効果がある。
【００４３】
また、この発明のホース用加締め金具の加締め方法は、ソケット金具(13)の長手方向の複数箇所を加締め用治具(15)により加締める際、圧着量が最大となる最大加締め部(14a) と、これに連続した圧着量と成る第二段加締め部(14b) とで多段加締め構造(14)となるように加締め、この多段加締め構造(14)から成る加締め部を前記ソケット金具(13)の端末部に当接するホース(12)の一端側近傍に形成すると共に、前記加締め用治具(15)の各加締め爪(16)に形成した凸部(17)によるホース(12)の圧着量を５％〜１０％となるようにして加締めるので、多段状の加締め加工を容易に行うことが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明を実施したホース用加締め金具の外観図である。
【図２】この発明の第１実施形態のパイプとホースとを接続したソケット金具の上部半断面図である。
【図３】この発明の第１実施形態を示す加締め用治具の上部半分を示した側面図である。
【図４】図３の加締め用治具を構成する一つの加締め爪の側面図である。
【図５】図４のＡ−Ａ矢視断面図である。
【図６】この発明の第２実施形態のパイプとホースとを接続したソケット金具の上部半断面図である。
【図７】この発明の第２実施形態を示す加締め用治具の上部半分を示した側面図である。
【図８】図７の加締め用治具を構成する一つの加締め爪の側面図である。
【図９】図８のＢ−Ｂ矢視断面図である。
【図１０】従来の加締め方法によるホース用加締め金具と、この発明の多段加締め方法によるホース用加締め金具とについて、その金具装着部（ソケット金具の装着部）のシール性及び静的グリップ力（高温破壊）を比較試験した結果のグラフであって、（ａ）は、熱，圧力負荷時での金具部シール性の試験結果のグラフ説明図、（ｂ）は、静的グリップ力（高温破壊）の試験結果のグラフ説明図、（ｃ）は、ヒートサイクルインパルス試験の説明図である。
【図１１】（ａ）〜（ｅ）は、従来のパイプとホースとを接続するソケット金具の組付け工程の説明図である。
【符号の説明】
１ パイプ １ａ 複数の溝
２ ソケット金具 ３ ホース
３ａ 補強層 ４ 加締め爪
５ 凸部 １１ パイプ
１１ａ 溝 １２ ホース
１２ａ 補強層 １３ ソケット金具
１４ 多段加締め構造 １４ａ 最大加締め部
１４ｂ 第二段加締め部 １５ 加締め用治具
１６ 加締め爪 １７ 凸部
１８ａ 最大凸部 １８ｂ 第二段凸部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a caulking metal fitting for a hose and a caulking method for a caulking metal fitting for a hose, and more specifically, the caulking metal fitting for a hose with improved static grip force while improving the sealing performance of the metal fitting mounting portion, and The present invention relates to a caulking method for a caulking bracket for a hose .
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the structure of a hose joint for transporting pressure fluid has been configured by integrating a rubber hose or a resin hose and a metal fitting. As the metal fitting used at this time, for example, FIG. As shown, a pipe 1 having a thickness of 1.0 to 2.0 mm is used.
[0003]
A plurality of grooves 1a are formed on the outer peripheral surface of the end portion of the pipe 1 by cutting or plastic working, and a cylindrical socket fitting 2 as shown in FIG. 11 (c), and then, one end of the hose 3 in which the reinforcing layer 3a as shown in FIG. 11 (d) is embedded is inserted between the pipe 1 and the socket fitting 2, and thereafter As shown in FIG. 11 (e), for the pressurization provided in each crimping claw 4 by reducing the diameter of the crimping claws 4 divided into a plurality (6 to 8) in the circumferential direction from the outer peripheral surface of the socket metal fitting 2. The pipe 1 and the hose 3 are integrated by caulking with the convex portion 5.
[0004]
In addition, as shown in FIG. 11 (e), the caulking shape is mainly formed by pressurizing projections 5 having two ridges in consideration of cost and compactness. .
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a caulking bracket for a hose, when the hose 3 is stressed, the hose 3 is sagged due to long-term use, and the operating temperature of the hose exceeds the limit, The tightening force of the socket fitting 2 with respect to the hose 3 is weakened, so that it cannot withstand the internal fluid pressure, and the fluid leaks from the gap formed between the hose 3 and the socket fitting 2, causing a problem in sealing performance.
[0006]
An object of the present invention is to provide a caulking bracket for a hose that can improve the sealing performance between a pipe and a hose and can improve a thermal grip force and is excellent in durability. .
[0007]
Another object of the present invention is to provide a caulking method for a caulking fitting for a hose that can easily perform multi-stage caulking.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, the present invention provides a caulking fitting for a hose according to the present invention, wherein the caulking portion of the socket fitting (13) that integrally connects the pipe (11) and the hose (12) has a crimping amount. Formed into a multi-stage caulking structure (14) consisting of a maximum caulking part (14a) that is the maximum and a second-stage caulking part (14b) that is continuous to the inclined surface where the amount of crimping gradually decreases. The caulking portion formed in the multistage caulking structure (14) is formed in the vicinity of one end side of the hose (12) that contacts the terminal portion of the socket fitting (13), and the caulking jig (15) The projecting portion (17) formed on each caulking claw (16) is formed in a staircase shape so that the pressure-bonding amount of the hose (12) is 5% to 10%. .
[0009]
Here, the crimp portion of the socket fitting (13), formed in the longitudinal direction of the plurality of positions of the socket bracket (13) to form a caulked portion of the plurality of locations in the multi-stage caulking structure (14) This is the gist.
[0010]
Further, the caulking method for the caulking bracket for hose according to the present invention is the maximum caulking that maximizes the amount of crimp when the caulking jig (15) is caulked at a plurality of locations in the longitudinal direction of the socket metal fitting (13). The multi-stage caulking structure (14) is joined to the multi-stage caulking structure (14b) with the part (14a) and the second-stage caulking part (14b) continuous with the inclined surface where the crimping amount gradually decreases. A caulking portion composed of a caulking structure (14) is formed in the vicinity of one end of the hose (12) contacting the end portion of the socket metal fitting (13), and each caulking jig (15) is caulked. The gist is to crimp the hose (12) by the convex portion (17) formed on the nail (16) so that the pressure-bonding amount is 5% to 10%.
[0011]
The convex portion of the crimp claws (16) and (17) is formed stepwise to form to be separated into a plurality of locations along the longitudinal direction of the socket fitting (13), at least one portion of the plurality of protrusions It can also be formed in a staircase shape.
[0012]
Furthermore, it is also possible to continuously form the stepped projections (17) of the crimping claws (16) in two or more steps.
[0013]
Moreover, it is preferable to set the convex part (17) formed in the step shape of the said crimping nail | claw (16) to 5%-10% of the crimping | compression-bonding amount of a hose (12) . That is, if it is less than 5%, the sealing performance of the socket fitting is deteriorated, and if it exceeds 10%, the socket fitting may be crushed.
[0014]
In this way, the multi-stage caulking structure of the socket metal fittings can improve the sealing performance between the pipe and the hose, improve the thermal grip, and improve durability. In addition, the multi-stage caulking structure can be easily formed by forming the convex portions provided on the caulking claws in a step shape.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0016]
FIG. 1 is an external view of a caulking fitting for a hose embodying the present invention, and FIG. 2 is an upper half sectional view of a socket fitting 13 connecting a pipe 11 and a hose 12 according to a first embodiment of the present invention. .
[0017]
The pipe 11 is a metal pipe having a thickness of 1.0 to 2.0 mm, and a plurality of grooves 11a are formed on the outer peripheral surface of the end portion of the pipe 11 by cutting or plastic working.
[0018]
The hose 12 uses a rubber hose or a resin hose, and a reinforcing layer 12 a made of a fiber material or a metal material is embedded in the hose 12.
[0019]
The caulking portion of the socket fitting 13 that integrally connects the pipe 11 and the hose 12 is formed in a multi-stage caulking structure 14, and in this embodiment is formed in a two-stage caulking structure.
[0020]
That is, the multistage caulking structure 14 includes a maximum caulking portion 14a that maximizes the amount of crimping, and a second-stage caulking portion 14b that continues to the inclined surface where the amount of crimping gradually decreases. The multistage caulking structure 14 preferably forms at least one or more caulking portions formed in the longitudinal direction of the socket fitting 13.
[0021]
Next, a caulking jig 15 for forming the multistage caulking portion of the socket fitting 13 as described above will be described with reference to FIGS.
[0022]
3 is a side view showing the upper half of the caulking jig 15, FIG. 4 is a side view of one caulking claw 16 constituting the caulking jig 15, and FIG. An arrow cross-sectional view is shown, and the caulking jig 15 is divided into a plurality of parts in the circumferential direction (in this embodiment, it is divided into 8 at 45 degree intervals, but the number is not particularly limited). The caulking claws 16 are simultaneously expanded and contracted, and the socket fitting 13 is caulked by the pressurizing projections 17 formed on the caulking claws 16 to connect the pipe 11 and the hose 12. To do.
[0023]
As shown in FIG. 5, the convex portion 17 formed on each caulking claw 16 is formed in a step shape with a maximum convex portion 18a and a second step convex portion 18b connected thereto, and the maximum convex portion 18a. And the second-stage convex portion 18b form a maximum crimped portion 14a and a second-stage crimped portion 14b in which the amount of crimping of the socket fitting 13 is maximized.
[0024]
In addition, although the level | step difference of the largest convex part 18a and the 2nd step | paragraph convex part 18b is based also on the magnitude | size of the hose 12 and the socket metal fitting 13, the crimping amount at the time of crimping of the hose 12 is set to 5%-10%. It is preferable. As is clear from the test described later (see FIGS. 10A and 10B), when the amount of crimping is less than 5%, the sealing performance of the socket fitting 13 is lowered, and when it exceeds 10%. This is because the caulking fitting of the socket fitting 13 is crushed.
[0025]
Further, the projections 17 formed in a stepped shape of the caulking claws 16 are formed separately at a plurality of locations along the longitudinal direction of the socket fitting 13, or the stepped projections 17 are continuously provided in two or more steps. It is also possible to form.
[0026]
By caulking the socket metal fitting 13 using such a caulking jig 15, the socket metal fitting 13 connected by caulking the pipe 11 and the hose 12 as shown in FIG. 2 can be obtained. .
[0027]
The method of assembling the pipe 11 and the hose 12 with the socket fitting 13 and caulking with the caulking jig 15 is the same as the conventional assembling process shown in FIGS. Omitted.
[0028]
Next, FIGS. 6 to 9 show a second embodiment of the present invention. In this embodiment, as shown in FIG. 6, the caulking portions of the socket fitting 13 are provided at a plurality of locations along the longitudinal direction of the socket fitting 13. In this embodiment, the multi-stage crimping structure 14 is formed at one portion of the crimping portion.
[0029]
As the caulking jig 15 formed in such a multi-stage caulking structure 14, as shown in FIGS. 7 to 9, the maximum convex portion 18 a of the convex portion 17 formed on each caulking claw 16 is a socket fitting. 13 is formed at two places in the longitudinal direction, and the second step protrusion 18b is connected to one of the maximum protrusions 18a.
[0030]
By caulking the socket metal fitting 13 using such a caulking jig 16, it is possible to obtain the socket metal fitting 13 in which the pipe 11 and the hose 12 are caulked and connected as shown in FIG. .
[0031]
Since other configurations and operations are the same as those in the first embodiment, the same reference numerals are given and description thereof is omitted.
[0032]
In addition, it is also possible to form the step-like convex portion 17 of the caulking claw 16 continuously in two or more steps. Moreover, the convex part 17 formed in the step shape of the said crimping nail | claw 16 is set to 5%-10% of the crimping | compression-bonding amount of a hose.
[0033]
Note that. The pressure-bonding amount of the hose is defined by the following formula in the range of L in FIG.
Crimping amount (%) = {1- (volume in metal fitting after crimping / hose volume before crimping)} × 100
Next, the sealing performance and static grip of the fitting mounting portion (the mounting portion of the socket fitting) of the hose crimping fitting by the conventional crimping method and the hose crimping fitting by the multistage crimping method of the present invention The results of a comparative test of force (high temperature fracture) will be described with reference to FIGS. 10 (a) and 10 (b).
[0034]
The hose has an inner diameter of 9.6 mm and an outer diameter of 17.7 mm, tube material: hydrogenated nitrile butadiene rubber composition (H-NBR), cover material: chlorinated polyethylene rubber composition (CM), reinforcing layer: 6-6 A hose made of nylon and made in the usual way was used.
(A). Metal fitting sealability under heat and pressure load [Test conditions]
Repeat the pressure: 0-11.5 MPa.
Heat (oil temperature): 20-135 ° C is repeated.
[0035]
Cycle: 3H (time) pulse + 3H (time) pause) 1 cycle (see Fig. 10 (c)) Judgment method: oil leakage cycle confirmation from fitting mounting part (oil leakage from nipple tip, oil from fitting root) leakage)
[0036]
〔Test results〕
As is apparent from FIG. 10 (a), in the case of a conventional caulking bracket that does not perform two-step caulking, if the amount of rubber crimping (%) of the socket bracket is less than about 5%, the nipple is within 10 cycles. It was found that oil leaked from the tip.
[0037]
On the other hand, in the case of the caulking bracket of the present invention by two-stage caulking, oil leakage from the root portion of the bracket occurs when the rubber crimping amount (%) is 5% or more and less than 10% in 30 to 45 cycles. I found out.
[0038]
It was found that the socket metal fitting was damaged when the rubber compression amount (%) exceeded 10%.
[0039]
From the above results, it was found that in the two-step caulking, the sealing performance is good when the rubber pressure-bonding amount (%) is 5% or more and less than 10%.
(B). Static grip force (high temperature fracture)
〔Test conditions〕
Heat (atmosphere temperature): Leave at 140 ° C for 3 hours or more Destruction method: Destruction in a high-temperature tank
As is apparent from FIG. 10 (b), in the case of a conventional caulking fitting that does not perform two-step caulking, the caulking rate of the socket fitting is 45% to 55%, and the grip force is 25 to 30 MPa. On the other hand, in the case of the caulking metal fitting of the present invention by two-step caulking, it was found that the caulking rate of the socket metal fitting is 45% to 55% and the grip force is 35 to 36 MPa.
[0040]
The implementation data indicates the caulking rate of the socket fitting represented by the following formula in the maximum caulking portion.
[0041]
Clamping rate of socket metal fitting (%) = {(S 1 −S 2 ) / S 1 } × 100
S 1 : Hose cross-sectional area before caulking, S 2 : Hose cross-sectional area after caulking S 1 = π / 4 {(hose outer diameter) 2 − (hose inner diameter) 2 }
S 2 = π / 4 {(Caulking diameter−Socket fitting thickness) 2 − (Pipe outer diameter) 2 }
Therefore, in the case of this invention, it turned out that the grip force is high with the same caulking rate of the socket fitting.
[0042]
【The invention's effect】
This invention, as described above, the crimped portion of the socket fitting (13) that integrally connects the pipe (11) and the hose (12) , the maximum crimped portion (14a) that maximizes the amount of crimping, It is formed in a multi-stage caulking structure (14) consisting of a second-stage caulking portion (14b) having a continuous crimping amount, and the caulking portion formed in this multi-stage caulking structure (14) is the socket fitting ( 13), the hose (12) is formed in the vicinity of one end side of the hose (12), and the convex portion (17) formed on each caulking claw (16) of the caulking jig (15) ) Is crimped to 5% to 10% so that the sealing performance between the pipe and the hose can be improved, and the thermal grip can be improved. There is an effect that it is possible to make a caulking bracket for a hose excellent in performance.
[0043]
Further, the caulking method for the caulking bracket for hose according to the present invention is the maximum caulking that maximizes the amount of crimp when the caulking jig (15) is caulked at a plurality of locations in the longitudinal direction of the socket metal fitting (13). The portion (14a) and the second-stage caulking portion (14b) having a continuous crimping amount are caulked to form a multi-stage caulking structure (14). Protrusions formed on the crimping claws (16) of the caulking jig (15) while forming a clamping portion in the vicinity of one end side of the hose (12) contacting the end of the socket fitting (13) Since the crimping amount of the hose (12) according to (17) is 5% to 10%, it is possible to easily perform multi-stage crimping .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external view of a caulking bracket for a hose embodying the present invention.
FIG. 2 is an upper half sectional view of a socket fitting in which a pipe and a hose are connected according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a side view showing the upper half of the caulking jig showing the first embodiment of the present invention.
4 is a side view of one caulking claw constituting the caulking jig of FIG. 3. FIG.
5 is a cross-sectional view taken along arrow AA in FIG. 4;
FIG. 6 is an upper half sectional view of a socket fitting in which a pipe and a hose according to a second embodiment of the present invention are connected.
FIG. 7 is a side view showing an upper half of a caulking jig showing a second embodiment of the present invention.
8 is a side view of one caulking claw constituting the caulking jig of FIG.
9 is a cross-sectional view taken along the line BB in FIG.
FIG. 10 shows the sealing performance and static of the fitting mounting portion (the mounting portion of the socket fitting) for the hose crimping fitting by the conventional crimping method and the hose crimping fitting by the multistage crimping method of the present invention. It is a graph of the result of the comparative test of grip force (high temperature fracture), (a) is a graph explanatory view of the test result of the metal part sealability under heat and pressure load, (b) is a static grip force (C) is an explanatory view of a heat cycle impulse test.
FIGS. 11A to 11E are explanatory views of a conventional assembly process of a socket fitting for connecting a pipe and a hose.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Pipe 1a Several groove | channel 2 Socket metal fitting 3 Hose 3a Reinforcement layer 4 Claw 5 Claw 5 Convex part 11 Pipe 11a Groove 12 Hose 12a Reinforcement layer 13 Socket metal fitting 14 Multistage caulking structure 14a Maximum caulking part 14b Second caulking part 15 Caulking jig 16 Caulking claw 17 Convex portion 18a Maximum convex portion 18b Second step convex portion

Claims (7)

筒状に形成されたソケット金具(13)内に、外周面に複数の溝(11a) が形成されたパイプ(11)の一端を挿入し、前記ソケット金具(13)の内周面とパイプ(11)との間にホース(12)の一端を挿入した後、前記ソケット金具(13)の外周面を加締め用治具(15)の複数の加締め爪(16)により加締めてパイプ(11)とホース(12)とを一体的に接続して成るホース用加締め金具において、
前記パイプ(11)とホース(12)とを一体的に接続するソケット金具(13)の加締め部を、圧着量が最大となる最大加締め部(14a) と、これに連続して圧着量が徐々に小さくなる傾斜面に連続した第二段加締め部(14b) とから成る多段加締め構造(14)に形成し、この多段加締め構造(14)に形成した加締め部を前記ソケット金具(13)の端末部に当接するホース(12)の一端側近傍に形成し、前記加締め用治具(15)の各加締め爪(16)に形成した凸部(17)を、ホース(12)の圧着量が５％〜１０％となるように階段状に形成して成るホース用加締め金具。One end of a pipe (11) having a plurality of grooves (11a) formed on the outer peripheral surface is inserted into a socket metal fitting (13) formed in a cylindrical shape, and the inner peripheral surface of the socket metal fitting (13) and a pipe ( 11) between one end of the hose (12) and the outer peripheral surface of the socket fitting (13) is swaged with a plurality of swaged claws (16) of the swaging jig (15) to 11) and a hose caulking bracket formed by integrally connecting the hose (12),
The caulking portion of the socket fitting (13) that integrally connects the pipe (11) and the hose (12), the maximum caulking portion (14a) that maximizes the amount of crimping, and the amount of crimping continuously. Is formed in a multi-stage caulking structure (14) composed of a second-stage caulking portion (14b) that is continuous with an inclined surface that gradually decreases, and the caulking portion formed in this multi-stage caulking structure (14) is the socket. Protrusions (17) formed in the vicinity of one end side of the hose (12) that contacts the end of the metal fitting (13) and formed on each caulking claw (16) of the caulking jig (15) A crimping fitting for a hose formed in a step shape so that the amount of crimping of (12) is 5% to 10%. 前記ソケット金具(13)の加締め部を、ソケット金具(13)の長手方向の複数箇所に形成し、この複数箇所の加締め部を前記多段加締め構造(14)に形成した請求項１に記載のホース用加締め金具。  The caulking portions of the socket metal fitting (13) are formed at a plurality of locations in the longitudinal direction of the socket metal fitting (13), and the caulking portions at the plurality of locations are formed in the multistage caulking structure (14). Caulking bracket for hose described. 筒状に形成されたソケット金具(13)内に、外周面に複数の溝(11a) が形成されたパイプ(11)の一端を挿入し、前記ソケット金具(13)の内周面とパイプ(11)との間にホース(12)の一端を挿入した後、前記ソケット金具(13)の外周面を加締め用治具(15)の複数の加締め爪(16)を縮径させて各加締め爪(16)に形成した加圧用の凸部(17)により加締めて一体的に締め付け固定させるホース用加締め金具の加締め方法において、
前記ソケット金具(13)の長手方向の複数箇所を加締め用治具(15)により加締める際、圧着量が最大となる最大加締め部(14a) と、これに連続して圧着量が徐々に小さくなる傾斜面に連続した第二段加締め部(14b) とで多段加締め構造(14)となるように加締め、この多段加締め構造(14)から成る加締め部を前記ソケット金具(13)の端末部に当接するホース(12)の一端側近傍に形成すると共に、前記加締め用治具(15)の各加締め爪(16)に形成した凸部(17)によるホース(12)の圧着量を５％〜１０％となるようにして加締めることを特徴とするホース用加締め金具の加締め方法。One end of a pipe (11) having a plurality of grooves (11a) formed on the outer peripheral surface is inserted into a socket metal fitting (13) formed in a cylindrical shape, and the inner peripheral surface of the socket metal fitting (13) and a pipe ( 11) between one end of the hose (12) and the outer peripheral surface of the socket fitting (13) to reduce the diameter of the plurality of caulking claws (16) of the caulking jig (15). In the caulking method of the caulking bracket for the hose that is caulked and fixed integrally by the pressurizing projection (17) formed on the caulking claw (16),
When caulking multiple locations in the longitudinal direction of the socket fitting (13) with the caulking jig (15), the maximum caulking portion (14a) that maximizes the amount of crimping, and the amount of crimping gradually and continuously. And a second-stage caulking portion (14b) continuous to an inclined surface that is reduced to a multi-stage caulking structure (14). A hose formed by a convex portion (17) formed on each caulking claw (16) of the caulking jig (15) and formed in the vicinity of one end side of the hose (12) that contacts the terminal portion of (13) A crimping method for a crimping fitting for a hose, wherein the crimping amount of 12) is crimped so as to be 5% to 10%. 前記加締め爪(16)の凸部(17)を階段状に形成し、ソケット金具(13)の長手方向に沿う複数箇所に分離させて形成する請求項３に記載のホース用加締め金具の加締め方法。  4. The hose caulking fitting according to claim 3, wherein the convex portion (17) of the caulking claw (16) is formed in a step shape and separated into a plurality of locations along the longitudinal direction of the socket fitting (13). The caulking method. 前記加締め爪(16)の階段状の凸部(17)を二段以上連続して形成する請求項３または４に記載のホース用加締め金具の加締め方法。  The method for caulking a hose caulking fitting according to claim 3 or 4, wherein the stepped protrusion (17) of the caulking claw (16) is continuously formed in two or more steps. 前記階段状に形成した凸部(17)を、ソケット金具(13)の長手方向に沿う複数箇所に分離させて形成し、この複数の凸部(17)の少なくとも一か所を階段状に形成する請求項３に記載のホース用加締め金具の加締め方法。  The convex portion (17) formed in the stepped shape is formed by separating at a plurality of locations along the longitudinal direction of the socket metal fitting (13), and at least one portion of the plurality of convex portions (17) is formed in a stepped shape. The method for caulking the caulking bracket for a hose according to claim 3. 前記加締め爪(16)の階段状に形成した凸部(17)を、ホース(12)の圧着量の５％〜１０％に設定する請求項３，４，５または６に記載のホース用加締め金具の加締め方法。  7. The hose according to claim 3, 4, 5, or 6, wherein the convex portion (17) formed in a stepped shape of the caulking claw (16) is set to 5% to 10% of a crimping amount of the hose (12). The method of caulking the caulking bracket.
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