JP4497177B2 - 画像データ処理装置、画像データ処理方法及びプログラム - Google Patents

画像データ処理装置、画像データ処理方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、撮影された画像のデータ処理を行う画像データ処理装置、この画像データ処理装置における画像データ処理方法、及び、この画像データ処理装置におけるプログラムに関する。
従来、鏡を用い、被写体の正面に位置するカメラによって、被写体の上面等の正面以外の面を撮影する撮影装置があった。ここで図12を参照して、撮影装置の一例について説明する。
図12は、鏡を利用した撮影装置の一例として画像処理装置100を示す図である。画像処理装置100は、ケース101内の台座104の上に置かれた被写体105の像を鏡110に映し、鏡110に映る鏡像をカメラ103によって撮影する装置である。
ケース101の一端側には、フード102がケース101に対して回動可能に取り付けられている。また、台座104の上方には被写体105の上面の像を映す鏡110が設置され、フード102の端部には、鏡110の方を向いてカメラ103が取り付けられている。このため、フード102の回動に伴って、カメラ103の撮像面は被写体105の正面や鏡110の方向を向く。
このように、カメラ103は、被写体105の正面の像を撮影するとともに、鏡110に映る像を撮影することによって被写体105の上面を撮影するものである。
また、鏡110には、鏡110の角度を変化させるモータ120と、鏡110の角度を検知する角度検出装置121とが取り付けられている。このため、鏡110の角度を撮影に適した角度に移動させることができ、さらに、鏡110の角度を検出することによって、カメラ103側における撮影時の条件と合わせて、撮影条件を取得し、撮影画像のデータ処理に応用することもできる。
ところが、従来の画像処理装置100においては、鏡110が有する特性によって撮影画像の鮮明さが損なわれるという問題があった。
図13は、鏡110の構成を詳細に示すとともに、鏡110における光線の反射の様子を模式的に示す図である。通常、鏡は、透明な平面ガラスの一面に、金属等の反射材を蒸着もしくは塗布することにより反射蒸着面を形成させてなる。そして、いわゆる鏡像は、鏡に入射した光が反射蒸着面で反射することで得られるものである。
ところが実際には、鏡に入射した光の一部はガラス表面において反射し、反射蒸着面で反射した光とは異なる経路で放射される。図13に示すように、入射光131が鏡110に入射すると、入射光131の一部はガラス111の表面で反射され、反射光132となって放射される。また、入射光131の残りはガラス111内部に入射し、反射蒸着面112で反射され、ガラス111から反射光133となって放射される。なお、空気中における屈折率とガラス111の屈折率との差によって、空気中からガラス111に入射する光と、ガラス111から空気中に放射される光は、それぞれ屈折する。
つまり、入射光131は、ガラス表面で反射した反射光132と、反射蒸着面112で反射した反射光133とに分かれて放射される。反射光132はガラス111の内部には入射しない光であり、一方、反射光133は反射蒸着面112まで到達して2度の屈折を経た光である。このため、反射光132と反射光133とは平行であり、かつ、反射光132と反射光133との間には図中dで示す光路差が生じる。
また、多くの場合、ガラス111の表面における反射光132は、鏡110への入射光のごく一部であり、反射蒸着面112における反射光133の方が圧倒的に大きな割合を占める。
このため、鏡110により得られる鏡像は、ガラス111の表面における反射光132による像と、反射蒸着面112における反射光133による像とが、光路差dの分だけずれて重なったものとなり、さらに、反射光132の光量(強度)は反射光133の光量(強度)に比べて小さい。
このため、例えば、画像処理装置100によって、図14(a)に示すような被写体105の鏡像を撮影すると、撮影画像は、図14(b)に示すように、2つの像が光路差dの分だけずれて重なった画像となってしまう。そして、ずれて重なる2つの像のうち一方は、弱い光による薄い像である。
図15は、鏡110における光線の反射の様子を模式化し、より詳細に示す図である。図15に示す例では、入射光として図中符号A,B,Cで示す3つの光線が鏡110に入射した場合を想定する。この場合の反射光は、図中符号Ak,A1,B2,Czの4本の光線となる。
つまり、入射光A,B,Cは、それぞれガラス111の表面と反射蒸着面112とで反射し、反射光Ak,Az、反射光Bk,Bz、反射光Ck,Czとに分かれて放射される。さらに、入射光Aが反射蒸着面112で反射した反射光Azと、入射光Bがガラス111の表面で反射した反射光Bkとは重なり合い、同様に、入射光Bが反射蒸着面112で反射した反射光Bzと入射光Cがガラス111の表面で反射した反射光Ckとが重なり合う。このため、鏡110から放射される反射光は、反射光Ak、反射光Azと反射光Bkとの和である反射光A1、反射光Bzと反射光Ckとの和である反射光B2、反射光Czの4本の光線となる。
そして、これら反射光Ak,A1,B2,Czをカメラによって撮影すると、撮影画像は鮮明さが損なわれた画像となる。例えば、反射光Akは入射光Aのごく一部であるから、光量(強度)が入射光Aより劣るので、入射光A,B,Cの端部をぼやけさせる。また、反射光A1は、異なる入射光Aと入射光Bとが重なった光であり、入射光A,Bのどちらとも周波数成分が異なるため、被写体の色や明るさを忠実に反映した光ではなくなっている。同様に、反射光B2は入射光B,Cのどちらとも周波数成分の異なる光となってしまい、被写体の色や明るさを忠実に反映しておらず、反射光Czは入射光Cよりも光量(強度)が劣る光であり、画像の端部をぼやけさせてしまう。
このように、鏡を利用して鏡像を撮影した画像は、画像の端部、すなわち被写体と背景との境界部分がぼやけた上、境界以外の部分においても被写体とは色や明るさが異なる不鮮明な像となり、全体として不鮮明な画像となってしまうという問題があった。
さらに、鏡表面における反射光の影響は鏡の角度によって異なるので、鏡の角度を変えて複数の画像を撮影した場合、各画像の不鮮明さはそれぞれ異なる。このため、より均質な複数の画像を撮影したい場合は、鏡の角度を厳密に調整する必要があり、非常に手間がかかるという問題があった。
そして、このような問題は、高い解像度で撮影を行った場合や、カメラ103の撮像素子が高感度の場合に特に顕著に現れるので、より鮮明な画像を必要とする場合には無視できない問題となり、鏡を使用して撮影を行うこと自体が困難になっていた。
本発明の課題は、鏡で反射される画像を処理する画像データ処理装置において、鏡の表面における反射光の影響による像の乱れを解消し、より鮮明な画像を得られるようにすることである。
本発明は、このような課題を解決するために、次のような特徴を備えている。なお、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態に対応する構成を一例として示す。符号等は、後述する図面参照符号等である。
本発明の画像データ処理装置は、鏡による反射を経て投影光を投影する投影装置によって画像を投影させる画像データ処理装置(例えば、図1に示す画像処理装置10)において、投影すべき画像データを取得する画像データ取得手段(例えば、図11のステップS52に示す処理を行うCPU11)と、前記投影光が前記鏡の裏面の反射材で反射される際に、前記投影光のうち前記鏡の表面において反射される成分を相殺する成分を、前記画像データ取得手段により取得された画像データに加味することで前記画像データを補正する投影画像補正手段(例えば、図11のステップS53に示す処理を行うCPU11)と、前記投影画像補正手段により補正された画像データに基づいて前記投影装置によって画像を投影させる投影制御手段(例えば、図11のステップS54に示す処理を行うCPU11)と、を備えることを特徴とする。
本発明の画像データ処理装置によれば、鏡を利用して画像を投影する場合において、鏡に入射した光のうち一部が鏡の表面において反射してしまう現象の影響を排除し、画像を鮮明に投影することができる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
〔第1の実施の形態〕
まず、構成を説明する。
図1は、本発明を適用した第1の実施の形態における画像処理装置10の構成を示すブロック図である。図1に示すように、画像処理装置10は、CPU(Central Processing Unit )11、RAM(Random Access Memory)12、記憶装置13、記憶装置13が有する記録媒体14、入力部15、表示部16、伝送制御部17及びI/F18等の各部を備えて構成され、記録媒体14を除く各部はバス19により接続されている。
図1に示す画像処理装置10は、例えば、図12に示すように、ケース101、フード102、カメラ103、台座104、鏡110、モータ120及び角度検出装置121等の各部を備えた撮影装置100に対して、カメラ103、モータ120及び角度検出装置121とI/F18を介して接続されている。本第1の実施の形態においては、撮影装置100は図示しないモータやポテンショメータ等を備えており、画像処理装置10の制御に従ってフード102のケース101に対する取り付け角度、台座104の高さを変更することが可能である。
CPU11は、入力部15からの指示入力に従って、記憶装置13に格納された制御プログラムを読み出して、RAM12に設けられるワークエリアに展開して実行し、画像処理装置10の各部およびI/F18を介して接続された機器の制御を行う。
具体的には、CPU11は、記憶装置13に格納された撮影アプリケーションプログラムを読み出して、後述する撮影処理(図4)を実行し、被写体の位置および撮影すべき面に合わせて、フード102の角度、カメラ103における撮影条件、モータ120の動作を制御する。そして、CPU11は、カメラ103により撮影を実行させ、カメラ103が有する撮像素子により得られた画像データを取得するとともに、該画像データの補正を行って、ビデオ信号に変換して出力する。この画像データの補正に際して、CPU11は、鏡110のガラス111表面で反射した反射光と、鏡110の反射蒸着面112で反射した反射光との光路差を求め、この光路差に基づいて、鏡110のガラス111表面で反射した反射光の影響を除く処理を行う。また、上記撮影処理において、CPU11は、取得した画像データや補正を行った画像データを記憶装置13に格納させるとともに、ビデオ信号を表示部16へ出力することにより、表示部16の画面上に画像を表示させる。
RAM12は、CPU11により実行されるプログラムや、該プログラムに係るデータ等を一時的に格納するためのワークエリア等を生成する。
図2は、図1に示すRAM12の構成を模式的に示す図である。
図2に示すように、RAM12には、画像データメモリ12a、画像データワークメモリ12b、画像データ保存メモリ12c、ワークエリア12d等の各種の格納領域が確保される。
このうち、画像データワークメモリ12bは、カメラ103による撮影によって得られた画像データを一時的に格納する格納領域であり、画像データワークメモリ12bの格納された画像データに対しては、CPU11によって補正等の処理が施される。そして、画像データワークメモリ12bに格納された画像データを補正して得られた画像データは、画像データメモリ12aに格納される。
さらに、画像データ保存メモリ12cは、CPU11によって処理された画像データを順次格納する格納領域であり、ワークエリア12dは、CPU11により実行される各種プログラムや、これら各プログラムに係るデータ等を一時的に格納するための格納領域である。
記憶装置13は、プログラムやデータ等が記憶される記録媒体14を有し、この記録媒体14は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この記録媒体14は記憶装置13に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するものである。
また、この記録媒体14に記憶するプログラム、データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクライアント等の他の機器からネットワーク回線等の伝送媒体を介して伝送制御部17から受信して記憶する構成にしてもよく、さらに、記録媒体14はネットワーク上に構築されたサーバの記録媒体であってもよい。さらに、前記プログラムをネットワーク回線等の伝送媒体を介してサーバやクライアントへ伝送してこれらの機器にインストールするように構成してもよい。
記憶装置13には、カメラ103によって被写体の撮影を実行させるための撮影アプリケーションプログラム、カメラ103により撮影された画像、または、CPU11の処理により補正された画像のデータや、各種の条件が設定された撮影条件テーブルファイル等の各種のファイルのほか、被写体の実寸を算出するための実寸算出プログラムや、撮影画像中のサイズと実寸との関係を示す実寸算出式係数テーブル、及び、実寸算出式係数テーブルに基づいて撮影画像中のサイズと実寸との計算を行うための実寸算出処理プログラム等が格納される。
図3は、記憶装置13に格納される実寸算出式係数テーブル13aの構成を模式的に示す図である。
図3に示すように、実寸算出式係数テーブル13aには、カメラ103における撮影解像度と、パラメータa,b,cの各撮影解像度における値とが対応づけて設定されている。実寸算出式係数テーブル13aにおけるパラメータa,b,cの値は、カメラ103による撮影画像中のサイズと実寸との対応を示すものであり、後述する光路差に相当する画素数の算出処理(図5)で参照される。
入力部15は、数字キー、文字キーおよび各種機能キー等を備えるキーボードやポインティングデバイス等を備え、これらキーボードやポインティングデバイスにおける操作に対応して操作信号を生成し、CPU11に出力する。
表示部16は、CRT(Cathode Ray Tube)や、LCD(Liquid Crystal Display)等によって構成される表示画面を備え、CPU11から入力される表示情報に従って、表示画面上に、入力部15からの入力指示やCPU11による処理結果等を表示させる。また、表示部16は、CPU11から入力されるビデオ信号に基づいて、CPU11の撮影処理により生成された画像等を表示させる。
伝送制御部17は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、或いはインターネット等の各種ネットワークに接続された伝送媒体に接続可能なインターフェイスである。ここで、伝送媒体とは、電話回線等のより対金属線や同軸ケーブル、光ファイバーケーブル等により構成され、各種装置と接続されることにより上記ネットワークを形成するものである。
I/F部18は、画像処理装置10から撮影装置100の各部に対して、各種指示信号や位置情報等を入出力するためのインターフェイスであり、たとえば、USB(Universal Serial Bus)ポートやRS−232C端子をはじめとするシリアル入出力端子、パラレル入出力端子、SCSIインターフェイス、IrDA(Infrared Data Association)規格に準じた赤外線通信装置等が備えられ、有線または無線通信手段により各種機器と接続することが可能である。
次に、本実施の形態の動作を説明する。図4は、本第1の実施の形態における画像処理装置10の動作を示すゼネラルフローである。
図4に示す処理において、CPU11は、まず、撮影装置100にセットされた被写体105の位置、及び、撮影すべき被写体の面に合わせて、フード102を移動させてカメラ103の取り付け角度、台座104の高さ等の調節を実行する(ステップS1)。
続いて、CPU11は、モータ120を駆動させることによって鏡110の角度を調節するとともに、角度検出装置121によって鏡110の角度を読み取らせる(ステップS2)。
ここでCPU11は、カメラ103による被写体105の撮影を実行させ、カメラ103が有するCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子により得られた画像のデータを取得し、RAM12内の画像データワークメモリ12bに取り込み、さらにR,G,Bの色要素に分解することで、各画素の色調アナログデータを取得する(ステップS3)。
次いで、CPU11は、ステップS3で取得した各画素の色調アナログデータを増幅し(ステップS4)、さらにA/D変換(Analog to Digital Conversion)を行って(ステップS5)、各画素の色調データを示すデジタルデータを生成して画像データメモリ12aに格納する(ステップS6)。
そして、CPU11は、画像データメモリ12a内の画像データについて画像データ補正処理を実行し(ステップS7)、撮影画像の画像データを補整して、より鮮明な画像の画像データを得る。
その後、CPU11は、補正された画像データをD/A変換(Digital to Analog Conversion)してアナログ画像データを生成し(ステップS8)、さらにビデオ画像に変換して出力する(ステップS9)。
以上の撮影処理によって、CPU11は、カメラ103により撮影された画像から鏡110の影響を除く補正を行って、より鮮明な画像を得、さらに得られた画像を表示部16の画面上に表示させる。
図5は、図4のステップS7に示す画像データ補正処理をより詳細に示すフローチャートである。
図5に示すように、画像データ補正処理に置いて、CPU11は、まずステップS6で生成され、画像データメモリ12aに格納された画像データを読み込む(ステップS11)。
続いて、CPU11は、画像データメモリ12aに格納された画像データ中の各画素のデータのうち、補正すべきデータの値を算出する(ステップS12)。すなわち、カメラ103により撮影された画像は、鏡110に映る被写体105の鏡像である。従って、カメラ103により撮影された画像の各画素のデータは、鏡110の反射蒸着面112で反射された光とともに、ガラス111表面で反射した光を含むデータとなっている。
図12〜図15に基づいて説明したように、カメラ103の撮像素子が受光する光のうち、鏡110のガラス111表面で反射した光はごく一部であり、鏡110への入射光の大部分は反射蒸着面112で反射する。このため、図4に示す画像データ補正処理で、CPU11は、撮影画像の画素データからガラス111で反射した光による成分を除去することにより、反射蒸着面112で反射された光のみによる画像のデータを生成し、より鮮明な画像データとする。
そこで、ステップS12においては、画像データメモリ12aに格納された画像データ中の各画素のデータのうち、ガラス111の表面における反射光が占める割合を算出する。この割合は、例えば画素データ中の割合として「0.03」のように求められ、以後、この値を補正画素データの値と称する。なお、補正画素データの値は鏡110を構成する材料や鏡110の角度等によって異なる。また、ステップS12において、補正画素データが所定の値よりも小さい値となった場合、補正を行う必要がないと判断して、「補正画素データ=0」としても良い。
次いで、CPU11は、補正対象となる画素の位置を算出する(ステップS13)。図13に基づいて説明したように、不鮮明な画像の原因となるガラス111表面での反射光は、反射蒸着面112での反射光とは光路差dだけずれている。このため、ステップS13では、ガラス111の表面における反射光の影響を除くため、光路差dを求める。この光路差dの値は、例えば、下記式(1)に示す演算を行うことによって求めることができる。
Figure 0004497177
なお、上記式(1)において、
tはガラス111の厚みを示し、
θは鏡110の水平面に対する角度を示し、
n1は空気中における屈折率を示し、
n2はガラス111の屈折率を示す。
そして、CPU11は、ステップS12で得られた補正画素データと、ステップS13で求められた光路差dの値とをもとに、光路差に相当する画素数の算出処理を実行し(ステップS14)、鏡110における光路差dに相当する、撮影画像データ中の画素数を求め、ステップS15へ移行する。
ステップS15では、ステップS14で求められた画素数と、ステップS12で得られた補正画素データとをもとにして、画像データの補正を行う。
詳細に説明すると、ガラス111の表面における反射光は、反射蒸着面112における反射光とは光路差dだけ離れている。従って、カメラ103の撮像素子が、光路差dだけ離れた位置で受光した光をもとにして減算すべき画素データを求め、この画素データを、補正対象の画素データから減算すれば、ガラス111の表面における反射光の影響を除くことができる。
ステップS15における処理を式で示すと、下記式(2)に示す通りになる。CPU11は、下記式(2)に示す処理を、画像データワークメモリ12bに格納された画像データ中の全ての画素データについて行うことにより、画像の補整を行う。
Figure 0004497177
そして、CPU11は、ステップS15で補正された後の画素データを含む画像データを、先に画像データワークメモリ12bに格納されていた画像データに置き換えて画像データメモリ12aに格納し(ステップS16)、ステップS8(図4)へ移行する。
図6は、図5のステップS14に示す光路差に相当する画素数の算出処理を、より詳細に示すフローチャートである。
図5に示す処理において、CPU11は、まず、カメラ103における撮影条件を取得して、RAM12のワークエリア12dに記憶する(ステップS21)。ここで撮影条件とは、撮影解像度、撮影倍率、撮影距離を指し、以後、撮影倍率の値をZ、撮影距離の値をRとする。
続いて、CPU11は、記憶装置13に格納された実寸算出式係数テーブル13aを参照し、ステップS21で取得した撮影解像度に対応するパラメータa,b,cを取得する(ステップS22)。
そして、CPU11は、1ミリメートルに相当する撮影画像中の画素数を求める(ステップS23)。この画素数は、例えば、下記式(3)に示す演算を行うことにより求められる。
Figure 0004497177
その後、CPU11は、ステップS23で求められた画素数をもとに、ステップS12で求められる光路差dに相当する画素数を算出し(ステップS24)、ステップS15(図5)へ移行する。
以上の処理によって、画像処理装置10においては、鏡110に映る被写体105の鏡像をカメラ103により撮影した画像について、ガラス111の表面における反射光の影響を除く処理を施すことにより、鮮明な画像を得ることができる。これにより、鮮明な画像を必要とする場合であっても、鏡を用いて撮影を行うことが可能になる。
また、鏡の角度を変えて複数の画像を撮影した場合であっても、鏡の表面における反射光の影響が除かれているので、各画像が異なる具合に不鮮明になってしまうようなことがない。このため、鏡の角度を厳密に調整する等の作業を行う必要がなく、鏡を利用した撮影を手軽に行うことができる。
特に、撮影条件等をもとに、既に撮影された画像について補正を行うので、従来用いていたカメラを用いることができる。このため、上記第1の実施の形態における画像処理装置10は、カメラ103内部の機構等に改良を加えた場合に比べて、非常に容易に、かつ低コストで実現できる。
なお、上記第1の実施の形態においては、図12に示す撮影装置100を利用して撮影された画像を処理する場合について説明としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、鏡を用いて撮影を行った画像のデータであれば容易に適用できる。また、例えば、CCD等の撮像素子を有するカメラ103を利用した場合について説明したが、カメラ103に代えて銀塩カメラによって撮影を行った場合であっても、撮影されたフィルムをフィルムスキャナで読み取る等の処理により画像データをデジタルデータとして得ることができれば、本発明を容易に適用することができる。
また、上記の画像処理装置10による処理は、撮影装置100に限らず、カメラ内部に鏡を有する場合についても適用できる。以下、この場合について、第2の実施の形態として説明する。
〔第2の実施の形態〕
図7は、本発明を適用した第2の実施の形態におけるカメラの撮像系20について、その概略構成を示す図である。本第2の実施の形態においては、撮像系20を有するカメラにより撮影された画像を、上記画像処理装置10(図1)によって処理する場合について説明する。従って、画像処理装置10が有するI/F18は、撮像系20を有するカメラに接続されているものとする。
図7に示す撮像系20においては、入射光をレンズ21によって集光し、鏡22によって反射させ、撮像素子23によって受光する。従って、撮像素子23により鏡22に映る鏡像を撮影することになる。
また、鏡22は一般的な鏡として、一面に反射蒸着面が形成されたガラスによってなるものであり、鏡22への入射光の大部分が反射蒸着面で反射される一方、入射光の一部はガラス表面で反射され、CCD等によってなる撮像素子23に入射する。従って、撮像素子23により撮影された画像は、鏡22のガラス表面における反射光の影響で不鮮明な画像になってしまうおそれがある。
図8は、本第2の実施の形態における画像処理装置10の動作を示すフローチャートである。
図8に示す処理において、CPU11は、まず、カメラのシャッターがONにされたか否かを判別し(ステップS31)、シャッターがONにされていない場合は、撮像素子23により得られる画像の取り込みを行う(ステップS32)。
続いて、CPU11は、取り込んだ画像をRAM12内の画像データワークメモリ12bに格納し(ステップS33)、画像データワークメモリ12bに格納した画像をもとに表示情報を生成して表示部16に出力して、表示部16の画面上に撮像素子23により得られる画像を表示させ(ステップS34)、後述するステップS41に移行する。
一方、カメラのシャッターがONにされた場合(ステップS31;Yes)、CPU11は、カメラ103が有する撮像素子23により受光された画像のデータを取得し、RAM12内の画像データワークメモリ12bに取り込み、さらにR,G,Bの色要素に分解することで、各画素の色調アナログデータを取得する(ステップS35)。
次いで、CPU11は、ステップS3で取得した各画素の色調アナログデータを増幅し(ステップS36)、さらにA/D変換を行って(ステップS37)、各画素の色調データを示すデジタルデータを生成して画像データメモリ12aに格納する(ステップS38)。
そして、CPU11は、画像データメモリ12a内の画像データについて画像データ補正処理を実行し(ステップS39)、撮影画像の画像データを補整して、より鮮明な画像の画像データを得る。このステップS39における画像データ補正処理は、上記第1の実施の形態において図5に示した処理と同様である。
その後、CPU11は、補正された画像データを、RAM12内の画像データメモリ12a若しくは画像データ保存メモリ12cに格納して保存し(ステップS40)、ステップS41に移行する。
ステップS41では、撮影が終了したか否かを判別し、終了していない場合はステップS31に戻る。
なお、ステップS40で保存された画像データは、その後D/A変換によってアナログ画像データに変換され、表示部16の画面上に表示させることもできる。
このように、鏡22を利用した撮像系20を有するカメラで撮影された画像について本発明を適用すれば、鏡22のガラス表面における反射光の影響を除くことで、より鮮明な画像を得ることができる。
また、本発明は、撮影を行う場合に限られず、鏡を用いて画像を投影する場合についても適用できる。以下、この場合について、第3の実施の形態として説明する。
〔第3の実施の形態〕
図9は、本発明を適用した第3の実施の形態におけるプロジェクターの投影光学系30について、その概略構成を示す図である。
本第3の実施の形態においては、投影光学系30を有するプロジェクターにより投影される画像を、上記画像処理装置10(図1)によって処理する場合について説明する。従って、画像処理装置10が有するI/F18は、投影光学系30を有するプロジェクターに接続されているものとする。
投影光学系30は、光源31により発せられた光を、凹面鏡32によってLCD33に向けて反射させる。そして、LCD33を透過した光を凹レンズ34により拡散し、鏡35によって反射させて、図示しないスクリーン等に投影するものである。
LCD33には、画像処理装置10の制御に従って画像が表示されるので、光源31からの光がLCD33を透過することにより、LCD33に表示された画像をスクリーン等に投影することができる。
図10は、鏡35の構成を示すとともに、鏡35における反射の様子を模式化して示す図である。
図10に示すように、鏡35は、ガラス351と、ガラス351の一面に形成された反射蒸着面352とによって構成される。そして、鏡35に入射する入射光のうち大部分は反射蒸着面352で反射されて放射されるが、入射光の一部はガラス351の表面で反射する。このため、鏡35への入射光は、ガラス351の表面における反射光と、反射蒸着面352における反射光とに分かれて放射されてしまい、スクリーン上の画像は不鮮明なものとなるおそれがある。
従って、本第3の実施の形態においては、LCD33に表示される画像を画像処理装置10によって処理し、鏡で反射されることで適切な画像となるように補正することで、鮮明な投影画像を得られるようにするものである。
ここで、図10に模式的に示すように、鏡35の反射光として、A〜Lの10本の光線を投影する場合を例にとって説明する。A〜Lの10本の光線は、互いに、ガラス351の表面における反射光と反射蒸着面352における反射光との光路差に相当する間隔を有している。
上述のように、A〜Lの10本の光線をそのまま鏡35に入射させた場合、反射光は、ガラス351の表面における反射光と、反射蒸着面352における反射光とに分かれてしまう。
そこで、鏡35への入射光を、A´、A´−b、B´−c、C´−d、D´−e、E´−f、F´−g、G´−h、H´−i、I´−j、J´−k、K´−lの11本の光線を入射光とする。なお、これら11本の光線は、互いに、ガラス351の表面における反射光と反射蒸着面352における反射光との光路差dに相当する間隔を有している。なお、A´,B´,C´,D´,E´,F´,G´,H´,I´,J´,K´、及び、a,b,c,d,e,f,g,h,i,j,k,lは、それぞれ、光線A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,Lの一部と等しく、かつ、光量(強度)が異なる光である。
すると、上記11本の光線は、一部がガラス351の表面で反射され、大部分は反射蒸着面352で反射され、光路差dだけ離れて放射される。このため、光線A´は光線A´−bと重ね合わされて放射される。同様に、光線A´−bは光線B´−cと、光線B´−cは光線C´−dと、光線C´−dは光線D´−eと、光線D´−eは光線E´−fと、光線E´−fは光線F´−gと、光線F´−gは光線G´−hと、光線G´−hは光線H´−iと、光線H´−iは光線I´−jと、光線I´−jは光線J´−kと、光線J´−kは光線K´−lと、それぞれ重ね合わされて放射される。
従って、A´,B´,C´,D´,E´,F´,G´,H´,I´,J´,K´、及び、a,b,c,d,e,f,g,h,i,j,k,lの光量(強度)を、光線A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,Lに対して適切な値に設定することにより、鏡35からの反射光を、重なりのない光線A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,Lとすることができる。
図11は、本第3の実施の形態における画像処理装置10の動作を示すフローチャートである。
図11に示す処理において、画像処理装置10は、まず、投影光学系30の光源31を点灯させ(ステップS51)、続いて、投影すべき画像として記憶装置13に格納された画像データを読み出して、画像データワークメモリ12bに格納する(ステップS52)。
ここで、CPU11は、画像データワークメモリ12bに格納された画像データを補整する処理を実行する(ステップS53)。このステップS53における処理で、CPU11は、上記第1の実施の形態において図5に示す処理と同様に、鏡35における補正画素データ値を求め、次いで鏡35において生じる光路差dを求め、さらに光路差dに相当する画素数を算出し、画像データワークメモリ12bに格納された画像データに含まれる各画素のデータを補正する処理を行う。
そして、CPU11は、補正された画像データをもとにLCD33へ補正された画像を出力して表示させる(ステップS54)。
その後、CPU11は、投影が終了したか否かを判別し、終了していない場合はステップS51へ戻る。
このように、投影光学系30を有するプロジェクターに本発明を適用することにより、鏡を利用して画像を投影する場合において、鏡を構成するガラス表面における反射光の影響を除いて、鮮明な画像を投影することが可能になる。また、投影光学系30を有するプロジェクターにおいて、その投影光学系の構造に改良を加える場合に比べ、本発明は、非常に安価に、かつ容易に適用することができる。
そして、本発明によれば、鏡の影響によって画像が不鮮明になることを気にせずに画像を投影することができるので、手軽に鮮明な投影画像を得られる上、スクリーンの設置等を厳密に行う必要がなくなる。
なお、上記第3の実施の形態においては、投影光学系30の中に鏡を含む例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、プロジェクターの外部に鏡を設置し、この鏡を利用して画像をスクリーン等に投影する場合についても、勿論適用することができる。
また、上記の実施の形態においては、画像処理装置10を構成する各部の構成は任意であり、その他の具体的な細部構成についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明を適用した第1の実施の形態における画像処理装置10の構成を示す図である。 図1に示すRAM12の構成を模式的に示す図である。 図1の記憶装置13に格納される実寸算出式係数テーブル13aの構成を模式的に示す図である。 図1の画像処理装置10の動作を示すゼネラルフローである。 図4のステップS7に示す画像データ補正処理を詳細に示すフローチャートである。 図5のステップS14に示す光路差に相当する画素数の算出処理を詳細に示すフローチャートである。 本発明を適用した第2の実施の形態におけるカメラの撮像系20について、その概略構成を示す図である。 第2の実施の形態における画像処理装置10の動作を示すフローチャートである。 本発明を適用した第3の実施の形態におけるプロジェクターの投影光学系30について、その概略構成を示す図である。 図9の鏡35の構成を示すとともに、鏡35における反射の様子を模式化して示す図である。 第3の実施の形態における画像処理装置10の動作を示すフローチャートである。 鏡を利用した撮影装置の一例としての画像処理装置100を示す図である。 図12に示す鏡110の構成を詳細に示すとともに、鏡110における光線の反射の様子を模式的に示す図である。 図12に示す画像処理装置100による撮影画像の例を示す図であり、(a)は被写体105を示し、(b)は画像処理装置100により得られる撮影画像を示す。 図12に示す鏡110における光線の反射の様子を模式化し、より詳細に示す図である。
符号の説明
10 画像処理装置
11 CPU
12 RAM
12a 画像データメモリ
12b 画像データワークメモリ
12c 画像データ保存メモリ
12d ワークエリア
13 記憶装置
13a 実寸算出式係数テーブル
14 記録媒体
15 入力部
16 表示部
17 伝送制御部
18 I/F
19 バス
20 撮像系
21 レンズ
22 鏡
23 撮像素子
30 投影光学系
31 光源
32 凹面鏡
33 LCD
34 凹レンズ
35 鏡
351 ガラス
352 反射蒸着面
100 撮影装置
101 ケース
102 フード
103 カメラ
104 台座
105 被写体
106 被写体画像
110 鏡
111 ガラス
112 反射蒸着面
120 モータ
121 角度検出装置

Claims (3)

  1. 鏡による反射を経て投影光を投影する投影装置によって画像を投影させる画像データ処理装置において、
    投影すべき画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記投影光が前記鏡の裏面の反射材で反射される際に、前記投影光のうち前記鏡の表面において反射される成分を相殺する成分を、前記画像データ取得手段により取得された画像データに加味することで前記画像データを補正する投影画像補正手段と、
    前記投影画像補正手段により補正された画像データに基づいて前記投影装置によって画像を投影させる投影制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像データ処理装置。
  2. 鏡による反射を経て投影光を投影する投影装置によって画像を投影させる画像データ処理方法であって、
    投影すべき画像データを取得し、
    前記投影光が前記鏡の裏面の反射材で反射される際に、前記投影光のうち前記鏡の表面において反射される成分を相殺する成分を、前記画像データに加味することで前記画像データを補正し、
    補正された画像データに基づいて前記投影装置によって画像を投影させること、
    を特徴とする画像データ処理方法。
  3. 鏡による反射を経て投影光を投影する投影装置によって画像を投影させるための画像データを処理するコンピュータを、
    投影すべき画像データを取得する画像データ取得手段、
    前記投影光が前記鏡の裏面の反射材で反射される際に、前記投影光のうち前記鏡の表面において反射される成分を相殺する成分を、前記画像データ取得機能により取得された画像データに加味することで前記画像データを補正する投影画像補正手段、
    前記投影画像補正機能により補正された画像データに基づいて前記投影装置によって画像を投影させる投影制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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