JP4494316B2 - Induction heating cooker - Google Patents
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Description
本発明は、複数の加熱コイルを有する誘導加熱調理器、特に加熱コイルへの入力電力を制御する誘導加熱調理器に関するものである。 The present invention relates to an induction cooking device having a plurality of heating coils, and more particularly to an induction heating cooking device that controls input power to the heating coil.
従来の誘導加熱調理器は、単一の整流回路に複数のインバータを設け、この複数のインバータの位相をずらして個々の加熱コイルを駆動している(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前述した従来の誘導加熱調理器では、複数のインバータの位相をずらすだけでは全電力を所定以内の電力で制御できないため、住宅内で使用した場合、過負荷によりブレーカが動作してしまうことがあった。また、単一の整流回路部は、複数のインバータを動作させた場合の最大電力に対応する必要が有るので、整流回路部の個々の部品の電流容量を大きくする必要があり、このため、サイズが大きく、コスト高となっていた。 However, in the above-described conventional induction heating cooker, the total power cannot be controlled with the power within the predetermined range by simply shifting the phases of the plurality of inverters. Therefore, when used in a house, the breaker may operate due to overload. was there. In addition, since a single rectifier circuit unit needs to support the maximum power when a plurality of inverters are operated, it is necessary to increase the current capacity of individual components of the rectifier circuit unit. Was large and costly.
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、ブレーカが動作しない電力の範囲内で加熱コイルを制御し、回路の共通部品の小型化と低コスト化を可能にする誘導加熱調理器を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and controls the heating coil within the range of electric power where the breaker does not operate, and enables induction of miniaturization and cost reduction of common parts of the circuit. An object is to provide a cooking device.
本発明に係る誘導加熱調理器は、商用電源の交流を直流に変換する第1の直流電源回路と、商用電源の交流を直流に変換する第2の直流電源回路と、加熱コイルを有し、高周波でスイッチングして第1の直流電源回路の出力を高周波電力に変換し、加熱コイルに供給する複数の誘導加熱部と、加熱コイルを有し、高周波でスイッチングして第2の直流電源回路の出力を高周波電力に変換し、加熱コイルに供給する単一の誘導加熱部と、操作部により設定された電力が得られるように各誘導加熱部を制御する制御部とを備え、制御部は、各誘導加熱部を制御する際、複数の誘導加熱部の合計電力と単一の誘導加熱部の電力との合計が第1の電力閾値以下になるように、かつ、複数の誘導加熱部の合計電力が第2の電力閾値以下になるようにする。 An induction heating cooker according to the present invention includes a first DC power circuit that converts AC of a commercial power source into DC, a second DC power circuit that converts AC of the commercial power source into DC, and a heating coil. A high-frequency switching circuit converts the output of the first DC power supply circuit into a high-frequency power and supplies the heating coil with a plurality of induction heating units and a heating coil. A single induction heating unit that converts output to high frequency power and supplies the heating coil, and a control unit that controls each induction heating unit so as to obtain power set by the operation unit, the control unit, When controlling each induction heating unit, the total of the plurality of induction heating units is such that the sum of the total power of the plurality of induction heating units and the power of the single induction heating unit is equal to or less than the first power threshold. Ensure that the power is below the second power threshold
本発明においては、複数の誘導加熱部及び単一の誘導加熱部を制御する際、複数の誘導加熱部の合計電力と単一の誘導加熱部の電力との合計が第1の電力閾値以下になるようにしたので、ブレーカが過負荷により動作して商用電源を遮断するということがなくなり、また、第1の直流電源回路を共有する複数の誘導加熱部の合計電力が第2の電力閾値以下になるようにしたので、共有している第1の直流電源回路に容量の小さい部品を使用することが可能になり、このため、低コストで小型の誘導加熱調理器を提供できる。 In the present invention, when controlling the plurality of induction heating units and the single induction heating unit, the sum of the total power of the plurality of induction heating units and the power of the single induction heating unit is less than or equal to the first power threshold value. As a result, the breaker does not operate due to overload and shuts off the commercial power supply, and the total power of the plurality of induction heating units sharing the first DC power supply circuit is equal to or lower than the second power threshold value. Therefore, it is possible to use a small-capacity component for the shared first DC power supply circuit. Therefore, a small induction heating cooker can be provided at low cost.
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1を示す誘導加熱調理器の回路図である。
図1に示す実施の形態1の誘導加熱調理器13は、ノイズフィルタ2と、第1の直流電源回路を構成する整流回路3及びコンデンサ4を共有する複数の誘導加熱部5,10と、ノイズフィルタ6と、第2の直流電源回路を構成する整流回路7及びコンデンサ8を単独で用いる単一の誘導加熱部9と、制御部の制御回路11と、電源スイッチ12a、誘導加熱部5の電力(火力)を調節するための電力調節ダイヤル12b、誘導加熱部10の電力を調節するための電力調節ダイヤル12c及び誘導加熱部9の電力を調節するための電力調節ダイヤル12dを有する操作部12とを備えている。
FIG. 1 is a circuit diagram of an induction heating
The
誘導加熱部5は、加熱コイル5dと、加熱コイル5dに直列に接続された共振コンデンサ5e、コンデンサ4に充電された充電エネルギー(入力電力)を高周波電力に変換するためのスイッチング素子5b,5cと、入力電流を検出するための検出抵抗5aと、入力電圧検出回路5fとで構成されている。誘導加熱部10は、誘導加熱部5と同様に、加熱コイル10dと、加熱コイル10dに直列に接続された共振コンデンサ10eと、コンデンサ4に充電された充電エネルギーを高周波電力に変換するためのスイッチング素子10b,10cと、入力電流を検出するための検出抵抗10aと、入力電圧検出回路10fとで構成されている。
The
誘導加熱部9は、加熱コイル9dと、加熱コイル9dに直列に接続された共振コンデンサ9e、コンデンサ8に充電された充電エネルギー(入力電力)を高周波電力に変換するためのスイッチング素子9b,9cと、入力電流を検出するための検出抵抗9aと、入力電圧検出回路9fとで構成されている。前述した誘導加熱部5と誘導加熱部9の最大入力電力は3kWに設定され、誘導加熱部10の最大入力電力は2kWに設定されている。
The
制御回路11は、例えば、6kWの第1の電力閾値と4kWの第2の電力閾値とが設定されており、3台の誘導加熱部5,9,10の入力電力の合計が第1の電力閾値(6kW)を超えるとき、その合計が第1の電力閾値の6kW以下になるように、かつ、第1の直流電源回路側を共有する誘導加熱部5,10の入力電力の合計が第2の電力閾値(4kW)以下になるように、3台の誘導加熱部5,9,10の各スイッチング素子5b,5c・9b,9c・10b,10cをそれぞれ制御する。
In the
前記のよう構成された実施の形態1の誘導加熱調理器の動作について説明する。まず最初に基本的な動作を説明するために、誘導加熱部5に通電したときの動作を説明する。
操作部12の電源スイッチ12aがオンされた後に、電力調整ダイヤル12bが「大」の方向に回されて電力が設定されると、制御回路11は、誘導加熱部5のスイッチング素子5b,5cを高周波で交互にスイッチングして、コンデンサ4の充電エネルギーを高周波電力に変換し、加熱コイル5dに供給する。この加熱コイル5dと共振コンデンサ5eは直列回路を構成しており、加熱コイル5dのインダクタンス値をL、抵抗値をR、共振コンデンサ5eの容量をCとすると、直列回路のインピーダンスZは以下の式で表すことができる。
Z=((2πfL−1/2πfC)2+R2)1/2
ここで、fはスイッチング素子5b,5cのスイッチング周波数を表している。
Operation | movement of the induction heating cooking appliance of Embodiment 1 comprised as mentioned above is demonstrated. First, in order to explain the basic operation, the operation when the
After the
Z = ((2πfL−1 / 2πfC) 2 + R 2 ) 1/2
Here, f represents the switching frequency of the
このインピーダンスZは、(2πfL−1/2πfC)=0となる周波数fで最小となり、加熱コイル5dに流れる電流が最も大きく入力電力が最大となる。周波数を高くすると、インピーダンスZは増加し、加熱コイル5dに流れる電流は減少し、入力電力も減少する。つまり、電力調整ダイヤル12bを「大」の方向に回した場合、スイッチング素子5d,5cのスイッチング周波数を下げて、加熱コイル5dの入力電力を大きくし、電力調整ダイヤル12bを「小」の方向に回した場合、スイッチング素子5d,5cのスイッチング周波数を上げて、加熱コイル5dの入力電力を小さくする。
The impedance Z is minimized at a frequency f where (2πfL−1 / 2πfC) = 0, and the current flowing through the
制御回路11は、誘導加熱部5のスイッチング素子5b,5cの制御に入ったときに、入力電流検出回路5aにより検出された入力電流と入力電圧検出回路5fによって検出された入力電圧とから誘導加熱部5の入力電力を算出し、この入力電力が電力調整ダイヤル12bの設定電力になるようにスイッチング素子5b,5cの周波数を制御する。
The
次に、誘導加熱部5により調理が行われているときに、操作部12の電力調整ダイヤル12c,12dによって電力が設定されたときの動作を説明する。その電力調整ダイヤル12c,12dが「大」の方向に回されてそれぞれ電力が設定されると、制御回路11は、それぞれの設定電力を読み取り、先に設定された電力調整ダイヤル12bの設定による入力電力との合計を算出して、その合計が第1の電力閾値(6kW)を超えているかどうか、また、先に設定された電力調整ダイヤル12bの設定による入力電力と電力調整ダイヤル12cの設定電力の合計が第2の電力閾値(4kW)を超えているかどうかを判定する。3台の誘導加熱部5,9,10の合計電力が第1の電力閾値以下で、かつ、第1の直流電源回路側の誘導加熱部5,10の合計電力が第2の電力閾値以下のときは、誘導加熱部10の入力電力が電力調整ダイヤル12cの設定電力になるようにスイッチング素子10b,10cを制御すると共に、誘導加熱部9の入力電力が電力調整ダイヤル12dの設定電力になるようにスイッチング素子9b,9cを制御する。
Next, an operation when power is set by the
また、電力調整ダイヤル12b,12cの設定電力の合計、つまり、誘導加熱部5,10の合計電力が第2の電力閾値と同一で、3台の誘導加熱部5,9,10の合計電力が第1の電力閾値を超えているときは、第1の電力閾値以下になるように誘導加熱部5の設定電力を下げる制御に入り、また、3台の誘導加熱部5,9,10の合計電力が第1の電力閾値以下で、誘導加熱部5,10の合計電力が第2の電力閾値を超えているときは、第2の電力閾値以下になるように誘導加熱部5の入力電力及び誘導加熱部10の設定電力を下げる制御に入る。
Further, the total set power of the
以上のように実施の形態1によれば、電力調整ダイヤル12b,12c,12dの入力電力の合計が第1の電力閾値(6kW)を超えたとき、誘導加熱部5,9,10の入力電力の合計がその6kW以下になるように制御するので、ブレーカが過負荷で動作して商用電源が遮断されるということがなくなり、また、第1の直流電源回路側を共用する誘導加熱部5、10の入力電力の合計が第2の電力閾値以下になるように制御するので、第1の直流電源回路を構成する整流回路3のダイオードとコンデンサ4を4kWの電力容量で設計すればよく、このため、前述した従来の誘導加熱調理器と比べ、低コストで小型化が可能な誘導加熱調理器13を提供できる。
As described above, according to the first embodiment, when the total input power of the
実施の形態2.
実施の形態2における誘導加熱調理器の構成は、図1で説明した実施の形態1とほぼ同様であるため、図1を用いて説明する。
実施の形態2の誘導加熱調理器13は、誘導加熱部5,10の入力電力の合計が第2の電力閾値で、その2つの入力電力の合計と誘導加熱部9の入力電力との合計が第1の電力閾値であるときに、単一の誘導加熱部9の入力電力が電力調整ダイヤル12dにて電力アップされた場合、その設定電力が誘導加熱部9の入力電力となるように増加させると共に、第2の電力閾値を(第1の電力閾値−誘導加熱部9の設定電力)の値に変更し、誘導加熱部5,10の入力電力の合計が、変更した第2の電力閾値以下になるようにしたものである。
The configuration of the induction heating cooker according to the second embodiment is substantially the same as that of the first embodiment described with reference to FIG. 1, and will be described with reference to FIG.
In the
例えば、第1の電力閾値及び第2の電力閾値の制限により誘導加熱部5,10の入力電力をそれぞれ2kWに、誘導加熱部9の入力電力を2kWに設定しているときに、操作部12の電力調節ダイヤル12dがさらに「大」の方向に回されて誘導加熱部9の入力電力が2kWから最大の3kWに変更されると、制御回路11は、その設定電力(3kW)と他の誘導加熱部5,10の入力電力との合計が第1の電力閾値(6kW)を超えたかどうかを判定する。この場合、誘導加熱部9の設定電力が3kWで、他の誘導加熱部5,10の合計が4kWで、その合計(7kW)が第1の電力閾値(6kW)を超えるので、第1の電力閾値(6kW)から設定電力の3kWを減算した値(3kW)を新たな第2の電力閾値として変更する。つまり、第1の電力閾値を超えた電力分を第2の電力閾値から差し引いて、その残りの電力を新たな第2の電力閾値として変更する。そして、誘導加熱部5,10の入力電力の合計が、変更した第2の電力閾値(3kW)以下になるように誘導加熱部5のスイッチング素子5b,5cと誘導加熱部10のスイッチング素子10b,10cとをそれぞれ制御すると共に、誘導加熱部9の入力電力が3kWになるようにそのスイッチング素子9b,9cを制御する。
For example, when the input power of the
以上のように実施の形態2によれば、誘導加熱部5,10の入力電力の合計が第2の電力閾値で、その2つの入力電力の合計と誘導加熱部9の入力電力との合計が第1の電力閾値であるときに、誘導加熱部9の入力電力が最大の3kWまでアップされたとき、その設定電力が誘導加熱部9の入力電力となるように増加させると共に、誘導加熱部5,10の入力電力の合計の上限値となる第2の電力閾値を下げるようにしたので、誘導加熱部5,10による加熱調理を中断することなく、強い火力を要する調理を誘導加熱部9によって行うことができ、使用者にとって使い勝手の良い誘導加熱調理器13を提供できる。
As described above, according to the second embodiment, the total input power of the
実施の形態3.
実施の形態3における誘導加熱調理器の構成は、前記と同様に図1で説明した実施の形態1とほぼ同じであるため、図1を用いて説明する。
実施の形態3の誘導加熱調理器13は、誘導加熱部5,10のうち一方の入力電力がアップされて第2の電力閾値を超えたとき、その超えた電力分、他方の入力電力を下げて誘導加熱部5,10の入力電力の合計が第2の電力閾値以下になるようにし、また、誘導加熱部9の入力電力がアップされて誘導加熱部5,10との合計が第1の電力閾値を超えたときは、その超えた電力分、誘導加熱部5,10の入力電力の合計を下げて第1の電力閾値以下となるようにしたものである。
The configuration of the induction heating cooker in the third embodiment is substantially the same as that of the first embodiment described in FIG. 1 as described above, and will be described with reference to FIG.
When the input power of one of the
例えば、第1の電力閾値及び第2の電力閾値の制限により誘導加熱部5,10の入力電力をそれぞれ2kWに、誘導加熱部9の入力電力を2kWに設定しているときに、操作部12の電力調節ダイヤル12bがさらに「大」の方向に回されて誘導加熱部5の入力電力が2kWから最大の3kWに変更されると、制御回路11は、その設定電力(3kW)と誘導加熱部10の入力電力との合計が第2の電力閾値(4kW)を超えたかどうかを判定する。この場合は、誘導加熱部5の設定電力が3kWで、誘導加熱部10の入力電力が2kWで、その合計(5kW)が第2の電力閾値(4kW)を超え、その合計(5kW)と誘導加熱部9の入力電力(2kW)との合計(7kW)が第1の電力閾値(6kW)を超えるので、誘導加熱部10の入力電力を2kWから1kWまで下げるようにそのスイッチング素子10b,10cを制御すると共に、誘導加熱部5の入力電力が3kWになるようにそのスイッチング素子5b,5cを制御する。この制御により、誘導加熱部5,10の入力電力の合計(3kW+1kW)が第2の電力閾値(4kW)以下となり、その合計(4kW)と誘導加熱部9の入力電力(2kW)との合計が第1の電力閾値(6kW)以下となる。
For example, when the input power of the
また例えば、前記と同様に誘導加熱部5,10の入力電力をそれぞれ2kWに、誘導加熱部9の入力電力を2kWに設定しているときに、操作部12の電力調節ダイヤル12dによって誘導加熱部9の入力電力が2kWから最大の3kWに変更されると、制御回路11は、その設定電力(3kW)と誘導加熱部5,10の入力電力の合計とが第1の電力閾値(6kW)を超えたかどうかを判定する。この場合は、誘導加熱部5,10の入力電力の合計が第2の電力閾値と同じ4kWで、誘導加熱部9の設定電力が3kWで、その合計(7kW)が第1の電力閾値(6kW)を超えるので、その超えた電力分、誘導加熱部5,10の入力電力を下げる。そして、その下げた入力電力が得られるように誘導加熱部5,10のスイッチング素子5b,5c・10b,10cをそれぞれ制御し、誘導加熱部9の入力電力が3kWになるようにそのスイッチング素子9b,9cを制御する。
Further, for example, when the input power of the
以上のように実施の形態3によれば、誘導加熱部5,10の入力電力の合計が第2の電力閾値で、その2つの入力電力の合計と誘導加熱部9の入力電力との合計が第1の電力閾値であるときに、誘導加熱部5,10のうち一方の入力電力がアップされて第2の電力閾値を超えたとき、その超えた電力分、他方の入力電力を下げて誘導加熱部5,10の入力電力の合計が第2の電力閾値以下となるようにし、また、誘導加熱部9の入力電力がアップされて誘導加熱部5,10との合計が第1の電力閾値を超えたとき、その超えた電力分、誘導加熱部5,10の入力電力の合計を下げて第1の電力閾値以下となるようにしたので、誘導加熱部5,10による加熱調理を中断することなく、強い火力を要する調理を誘導加熱部9によって行うことができ、使用者にとって使い勝手の良い誘導加熱調理器13を提供できる。
As described above, according to the third embodiment, the total input power of the
なお、実施の形態3では、誘導加熱部5,10の入力電力の合計が第2の電力閾値で、その2つの入力電力の合計と誘導加熱部9の入力電力との合計が第1の電力閾値であるときを条件として動作を説明したが、誘導加熱部5,10の入力電力の合計が第2の電力閾値未満で、その2つの入力電力の合計と誘導加熱部9の入力電力との合計が第1の電力閾値未満であることを条件とした場合でも前記と同様の動作を行い、同じ効果を奏する。
In the third embodiment, the sum of the input powers of the
実施の形態4.
実施の形態4における誘導加熱調理器の構成は、前記と同様に図1で説明した実施の形態1とほぼ同じであるため、図1を用いて説明する。
実施の形態4の誘導加熱調理器13は、誘導加熱部5,9,10のうち何れかの入力電力が電力調節ダイヤルにより下げられた場合、該当する誘導加熱部の入力電力を下げ、この時、第1及び第2の電力閾値の制限により他の誘導加熱部の入力電力が電力調節ダイヤルの設定電力よりも小さく抑えられていた場合は、他の誘導加熱部の入力電力を第1の電力閾値及び第2の電力閾値の範囲で増やすようにしたものである。
Embodiment 4 FIG.
The configuration of the induction heating cooker in the fourth embodiment is substantially the same as that of the first embodiment described in FIG. 1 as described above, and will be described with reference to FIG.
The
例えば、誘導加熱部5,10の入力電力の合計が第2の電力閾値で、その2つの入力電力の合計と誘導加熱部9の入力電力との合計が第1の電力閾値であるときに、操作部12の電力調節ダイヤル12cが「小」の方向に回されて誘導加熱部10の入力電力が設定電力まで下げられると、制御回路11は、誘導加熱部10の入力電力が設定電力まで下がるように制御し、かつ、他の誘導加熱部5,9の入力電力がそれぞれ電力調節ダイヤル12b,12dによって設定された電力よりも小さいかどうかを判定する。
For example, when the sum of the input power of the
例えば、電力調節ダイヤル12bによって設定されている誘導加熱部5の設定電力が現在の入力電力よりも小さいときは、誘導加熱部10の下げた入力電力と電力調節ダイヤル12bによって設定されている誘導加熱部5の設定電力の合計が第2の電力閾値(4kW)以下かどうかを判定する。その合計が第2の電力閾値以下のときは、誘導加熱部5の設定電力が入力電力となるように制御し、また、その合計が第2の電力閾値を超えるときは、第2の電力閾値を超えない範囲内で誘導加熱部5の入力電力を増やすように制御する。さらに、電力調節ダイヤル12dによって設定されている誘導加熱部9の設定電力が現在の入力電力よりも小さいときは、誘導加熱部10の下げた入力電力、誘導加熱部5の設定電力及び電力調節ダイヤル12dによって設定されている誘導加熱部9の設定電力の合計が第1の電力閾値(6kW)以下かどうかを判定する。その合計が第1の電力閾値以下のときは、誘導加熱部9の設定電力が入力電力となるように制御し、また、その合計が第1の電力閾値を超えるときは、第1の電力閾値を超えない範囲内で誘導加熱部9の入力電力を増やすように制御する。
For example, when the set power of the
以上のように実施の形態4によれば、誘導加熱部5,10の入力電力の合計が第2の電力閾値で、その2つの入力電力の合計と誘導加熱部9の入力電力との合計が第1の電力閾値であるときに、何れかの入力電力が電力調節ダイヤルにより下げられた場合、該当する誘導加熱部の入力電力を下げ、この時、他の誘導加熱部の入力電力が電力調節ダイヤルの設定電力よりも小さく抑えられていた場合は、他の誘導加熱部の入力電力を第1の電力閾値及び第2の電力閾値以下になる範囲で増やすようにしたので、第1の電力閾値及び第2の電力閾値の制限により設定電力よりも小さい入力電力を火力としている誘導加熱部に対する電力設定の再操作が不要になり、使用者にとって使い勝手の良い誘導加熱調理器13を提供できる。
As described above, according to the fourth embodiment, the total input power of the
なお、実施の形態4では、誘導加熱部5,10の入力電力の合計が第2の電力閾値で、2つの入力電力の合計と誘導加熱部9の入力電力との合計が第1の電力閾値であるときに、何れかの入力電力が下げられた場合の動作を説明したが、誘導加熱部5,10の入力電力の合計が第2の電力閾値未満で、その2つの入力電力の合計と誘導加熱部9の入力電力との合計が第1の電力閾値未満である場合においても前記と同様の動作を行い、同じ効果を奏する。
In the fourth embodiment, the sum of the input power of the
実施の形態5.
実施の形態5における誘導加熱調理器の構成は、前記と同様に図1で説明した実施の形態1とほぼ同じであるため、図1を用いて説明する。
実施の形態5の誘導加熱調理器13は、誘導加熱部5,9,10のうち何れかの入力電力が電力調節ダイヤルにより下げられた場合、該当する誘導加熱部の入力電力を下げ、他の誘導加熱部の入力電力を上げることなく現状を維持するようにしたものである。
The configuration of the induction heating cooker in the fifth embodiment is substantially the same as that of the first embodiment described in FIG. 1 as described above, and will be described with reference to FIG.
In the
例えば、誘導加熱部5,10の入力電力の合計が第2の電力閾値で、その2つの入力電力の合計と誘導加熱部9の入力電力との合計が第1の電力閾値であるときに、電力調節ダイヤル12cにより誘導加熱部10の入力電力が下げられると、制御回路11は、誘導加熱部5,9の入力電力を変えることなく、誘導加熱部10の入力電力が電力調節ダイヤル12cによって設定された電力まで下がるように誘導加熱部10のスイッチング素子10b,10cを制御する。また、誘導加熱部9の入力電力が電力調節ダイヤル12dにより下げられた場合は、誘導加熱部5,10の入力電力を変えることなく、その入力電力が電力調節ダイヤル12cの設定電力まで下がるように誘導加熱部9のスイッチング素子9b,9cを制御する。
For example, when the sum of the input power of the
以上のように実施の形態5によれば、誘導加熱部5,10の入力電力の合計が第2の電力閾値で、その2つの入力電力の合計と誘導加熱部9の入力電力との合計が第1の電力閾値であるときに、何れかの入力電力が電力調節ダイヤルにより下げられた場合、該当する誘導加熱部のみの入力電力を下げるようにしたので、使用者にとって、加熱調理中の誘導加熱部5,9,10の火力の状態がわかりやすくなり、使用者にとって使い勝手の良い誘導加熱調理器13を提供できる。
As described above, according to the fifth embodiment, the total input power of the
なお、実施の形態5では、誘導加熱部5,10の入力電力の合計が第2の電力閾値で、その2つの入力電力の合計と誘導加熱部9の入力電力との合計が第1の電力閾値であるときを条件として動作を説明したが、誘導加熱部5,10の入力電力の合計が第2の電力閾値未満で、その2つの入力電力の合計と誘導加熱部9の入力電力との合計が第1の電力閾値未満であることを条件とした場合でも前記と同様の動作を行い、同じ効果を奏する。
In the fifth embodiment, the sum of the input powers of the
実施の形態6.
図2は本発明の実施の形態6を示す誘導加熱調理器の回路図である。なお、図1で説明した実施の形態1と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明を省略する。
図2に示す実施の形態6は、誘導加熱調理器13に電力表示部14を備えたものである。この電力表示部14は、誘導加熱部5に対応して設けられたLED表示部14aと、誘導加熱部5に対応して設けられたLED表示部14bと、誘導加熱部10に対応して設けられたLED表示部14cとからなり、制御回路11によって算出された入力電力に基づいてLEDを点灯させる。例えば、誘導加熱部5に最大の3kWの入力電力が供給されているとき、LED表示部14aの全てのLED1〜6を点灯させ、入力電力が500W以下の場合は、LED1のみを点灯させる。
FIG. 2 is a circuit diagram of an induction heating
In
このように、各誘導加熱部5,9,10にそれぞれ供給されている入力電力に応じて、LED表示部14a,14b,14cのLEDを点灯させるようにしたので、各誘導加熱部5,9,10の使用状況が容易にわかり、使用者にとって使い勝手の良い誘導加熱調理器13を提供できる。
As described above, since the LEDs of the
1 商用電源、2 ノイズフィルタ、3 整流回路、4 コンデンサ、5 誘導加熱部、6 ノイズフィルタ、7 整流回路、8 コンデンサ、9 誘導加熱部、10 誘導加熱部、11 制御回路、12 操作部、13 誘導加熱調理器、14 電力表示部。
DESCRIPTION OF
Claims (5)
商用電源の交流を直流に変換する第2の直流電源回路と、
加熱コイルを有し、高周波でスイッチングして前記第1の直流電源回路の出力を高周波電力に変換し、前記加熱コイルに供給する複数の誘導加熱部と、
加熱コイルを有し、高周波でスイッチングして前記第2の直流電源回路の出力を高周波電力に変換し、前記加熱コイルに供給する単一の誘導加熱部と、
操作部により設定された電力が得られるように各誘導加熱部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、各誘導加熱部を制御する際、複数の誘導加熱部の合計電力と単一の誘導加熱部の電力との合計が第1の電力閾値以下になるように、かつ、複数の誘導加熱部の合計電力が第2の電力閾値以下になるようにすることを特徴とする誘導加熱調理器。 A first DC power supply circuit for converting AC of a commercial power supply to DC;
A second DC power supply circuit for converting AC of the commercial power supply to DC;
A plurality of induction heating units having a heating coil, switching at a high frequency to convert the output of the first DC power supply circuit to a high frequency power, and supplying the high frequency power;
A single induction heating unit having a heating coil, switching at a high frequency to convert the output of the second DC power supply circuit into a high frequency power, and supplying the high frequency power;
A control unit that controls each induction heating unit so that the electric power set by the operation unit can be obtained;
When the control unit controls each induction heating unit, the total power of a plurality of induction heating units and the power of a single induction heating unit is equal to or less than a first power threshold, and a plurality of An induction heating cooker characterized in that the total power of the induction heating unit is equal to or less than a second power threshold value.
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