JP4480910B2

JP4480910B2 - How to retransmit digital broadcast signals

Info

Publication number: JP4480910B2
Application number: JP2001055111A
Authority: JP
Inventors: 充加治; 弘古賀; 智田伐; 麻志下田平
Original assignee: Panasonic Corp; Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Corp; Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2001-02-13
Filing date: 2001-02-28
Publication date: 2010-06-16
Anticipated expiration: 2021-02-28
Also published as: JP2002320213A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル放送信号の再送信方法に関し、より特定的には、衛星デジタル放送の信号を、当該信号より伝送容量が小さいケーブルテレビジョン放送網を介してデジタルで再送信する方法、加えて当該方法によって再送信された信号を受信する受信機で行う選局方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
周知のように、通信衛星（ＣＳ）に続き、放送衛星（ＢＳ）によるデジタル方式のテレビジョン放送が開始され、無線放送の分野は、デジタル多チャネル化へ移行しつつある。
一方、有線放送であるケーブルテレビジョン（ＣＡＴＶ）システムでは、自らのデジタル化に加え、提供チャネル数の増大や加入者確保の観点から、これらの無線放送を一括受信して再送信することを従来より行っている。
【０００３】
デジタル放送信号をＣＡＴＶにてデジタルで再送信する方法として、トランスモジュレーション（変調変換）方式を用いた方法が存在する。このトランスモジュレーション方式では、デジタル放送の１伝送チャネル当たりの帯域が、ＣＡＴＶでの１伝送チャネル当たりの帯域以下であることが条件とされている。よって、１伝送チャネル当たりの帯域が最大２８．２５９ＭｂｐｓであるＢＳデジタル放送の信号や同帯域が２９．１６２ＭｂｐｓであるＣＳデジタル放送の信号は、１伝送チャネル当たりの帯域が２９．１６２ＭｂｐｓであるＣＡＴＶで再送信を行うことができる。
なお、ＢＳデジタル放送のトランスモジュレーション方式に関しては、“社団法人日本ＣＡＴＶ技術協会標準規格ＪＣＴＥＡＳＴＤ−００２−２．０「デジタル有線テレビジョン放送多重化装置」、日本ケーブルラボ仕様ＪＣＬＳＰＥＣ−００１１．０版「ＢＳデジタル放送トランスモジュレーション運用仕様」”において規定されている。
【０００４】
ところで、新たに開始されたＢＳデジタル放送の信号とＣＳデジタル放送の信号とを同一の設備で受信できるように、ＣＳをＢＳと同じ東経１１０度の位置に打ち上げる計画が進んでいる。しかし、この新たな衛星を用いて行われるＣＳデジタル放送（以下、１１０度ＣＳデジタル放送という）は、１伝送チャネル当たり３９．１２７５Ｍｂｐｓの帯域で運用される予定である。このため、この１１０度ＣＳデジタル放送信号のＣＡＴＶによるデジタル再送信には、上述したトランスモジュレーション方式を利用することができない。
【０００５】
そこで、この１１０度ＣＳデジタル放送信号をＣＡＴＶにてデジタルで再送信する方法として、再多重（リマックス）方式を用いた方法が考えられる。図１０は、再多重方式の概念を説明する図である。図１１は、この再多重方式を行うために取り得る再多重システムの構成の一例を示す図である。図１２は、図１１のＣＳ受信機及び多重化装置の詳細な構成の一例を示す図である。
この再多重方式とは、図１０及び図１１に示すように、１伝送チャネル当たり３９．１２７５Ｍｂｐｓの帯域（以下、衛星帯域と記す）の１１０度ＣＳデジタル放送信号を、放送番組（ストリーム）数に相当する複数のＣＳ受信機によって受信して、各番組を抽出する。そして、抽出した各番組をＣＡＴＶでの１伝送チャネル当たり２９．１６２Ｍｂｐｓの帯域（以下、ＣＡＴＶ帯域と記す）に収まるように再多重を行うものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この再多重方式では、番組数に応じて専用のＣＳ受信機を複数用意しなければならず、システム全体が高価になる。さらに、異なる衛星帯域の番組を１つのＣＡＴＶ帯域内に再多重するため、衛星帯域毎に番組に付随して提供される電子番組ガイド（ＥＰＧ）を操作する必要が生じてくる。すなわち、各帯域で伝送されるＥＰＧには、同一帯域内の番組に関する詳細情報を含める必要があるためである（なお、他の帯域の番組に関しては、詳細情報でも簡易情報でもよい）。
【０００７】
このＥＰＧを操作する方法としては、次の３つの方法がある。
まず、第１の方法は、簡易型ＥＰＧを用いる方法である。簡易型ＥＰＧは、番組に付随したサービス情報（ＳＩ情報）を用いず、伝送路に関する物理的な情報等を持つネットワーク情報テーブル（ＮＩＴ）に簡易的な番組情報を格納することで、ＮＩＴの置き換えで実現可能である。ＮＩＴは、ＳＩ情報に比べて情報量が少なく（数ＫＢ程度）、更新頻度が少なく（多くても数回／日）、静的な情報のため、ＮＩＴの生成にリアルタイム処理を特に必要としない。このため、ＮＩＴの置き換えは、ＳＩ情報の再構成に比べて簡易な構成で実現できる。
しかし、簡易型ＥＰＧだけでは、１１０度ＣＳデジタル放送のＥＰＧで提供される受信機での機能、すなわち番組スケジュール表の表示、番組内容案内及び録画等の予約は実現できない。従って、この方法では、直接衛星波で放送を受信する場合とＣＡＴＶを介して放送を受信する場合とで、サービスに差が生じるという問題が生じる。この問題は、サービス内容が制限されるＣＡＴＶ事業者側にとって、加入者獲得上の死活問題となる。
なお、簡易型ＥＰＧについては、社団法人日本ＣＡＴＶ技術協会標準規格ＪＣＴＥＡＳＴＤ−００３−１．１「デジタル有線テレビジョン放送番組配列情報の構成及び識別子の運用基準」で定められている。
【０００８】
第２の方法は、特開２０００−３５０１８０号公報に記載されている変換テーブルを用いる方法である。
しかし、この方法では、実際の番組構成と整合性の取れていないＳＩ情報を送出しているため、ＪＣＴＥＡ規格に準拠していないという問題がある。また、ＥＰＧの解析に全く新しい処理を追加しているため、この方法に対応したＣＡＴＶ用受信機のプログラムと直接波用受信機のプログラムとの共通化が難しくなるという問題がある。なお、１１０度ＣＳデジタル放送では、ＥＰＧ・データ放送等で行われる高度なサービスに対応させる必要があり、受信機のプログラムは複雑になる。そのため、ＣＡＴＶ用受信機の専用ソフトウエアを開発することは現実的ではない。
【０００９】
第３の方法は、ＳＩ情報の再構成を行う方法である。ＳＩ情報の再構成を行えば、ＪＣＴＥＡ規格等に準拠し、直接波受信と同等なＥＰＧ機能をＣＡＴＶ受信で実現することができる。
しかし、１１０度ＣＳデジタル放送のＳＩ情報の再構成は、以下の理由により困難である。まず、チャネル数が多く、また２週間先程度までの番組スケジュールの参照・予約を可能とするため、データ量が非常に多い。また、番組の開始・終了毎や、将来の番組スケジュールが変更される毎等において、ＳＩ情報の更新が頻繁に行われる。また、ＥＰＧの予約機能では、ＶＴＲの予約録画制御が可能であり、番組の延長等で番組時間枠が変更された場合でも、変更された時間枠での録画を可能としている。これは、受信機が随時ＳＩ情報を参照してＶＴＲを制御するために実現できる機能である。従って、ＣＡＴＶ用受信機で正しく録画を行うためには、ＳＩ情報が更新された場合にリアルタイムに再構成して送出する必要がある。また、リアルタイム処理を行っても、再構成にかかる時間・送出周期のタイミング等で間に合わない可能性もある。さらに、ＳＩ情報は、その重要度に応じて周期を変えて送出させる必要があるため、再構成したＳＩ情報の送出も複雑かつ大規模になる。
このように、全てのＳＩ情報の中から再送信している番組に関するＳＩ情報のみをリアルタイムに抽出し、再構成して送信するには、処理時間が間に合わない。また、ＳＩ情報の再構成を行う装置には、大量のメモリ、かつ、複雑な処理回路が要求されるため、ＣＡＴＶのセンタ局の設備が大規模で高価になる。従って、ＳＩ情報の再構成を行う方法は、現実的に実行不可能である。
【００１０】
それ故、本発明の目的は、受信機の正常な選局動作のために、ＳＩ情報の複雑な変更や番組の再構成を行うことなく、ＮＩＴの付け替えを行うだけで、デジタル放送の信号を、当該信号より伝送容量が小さいケーブルテレビジョン放送網を介してデジタルで再送信することが可能なデジタル放送信号の再送信方法を提供することである。
また、本発明のさらなる目的は、ＭＰＥＧ・ＪＣＴＥＡ等の規格に準拠しつつ、ＣＡＴＶ用受信機でも直接波用受信機と全く同等な機能を安価で実現すると共に、双方の受信機プログラムの共通化を図ることが可能なデジタル放送信号の再送信方法を提供することである。
【００１１】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
本発明は、衛星デジタル放送の伝送チャネルから信号を受信し、ＣＡＴＶ（ケーブルテレビジョン）放送用の信号に変換して、ＣＡＴＶ用の伝送チャネルに再送信する中継装置として用いられる送信装置と、再送信された信号を受信する複数の受信装置とにより構成される通信システムであって、送信装置は、衛星デジタル放送の複数の伝送チャネルから、ＴＳ（トランスポートストリーム）を受信し、復調する復調手段と、伝送チャネルごとに、復調されたＴＳに含まれる、複数の番組を構成するストリームを、ＣＡＴＶ放送の１伝送チャネル当たりの伝送容量内に収まるよう番組単位で組分けし、復調されたＴＳに含まれる、少なくともＳＩ情報（番組情報）およびＰＳＩ情報（番組特定情報）を、当該組分けされた各組に付加して、分割ストリームを複数生成するＴＳ分割手段と、各々の分割ストリームと当該分割ストリームに含まれる番組と当該分割ストリームが含まれていたＴＳを識別するＴＳ番号と当該分割ストリームを送信するＣＡＴＶ放送の伝送チャネルを識別する情報とを対応付ける情報を、再送信用ＮＩＴ（番組選局情報）として生成し、当該生成された再送信用ＮＩＴを、各々の分割ストリームに含まれるＰＳＩ情報内のＮＩＴ情報と付け替えるＮＩＴ付け替え手段と、各々の分割ストリームをＣＡＴＶ放送用の信号にデジタル変調する変調手段と、デジタル変調された各々の分割ストリームを混合してＣＡＴＶ放送の伝送チャネルへ送出する送出手段とを備え、受信装置は、ＣＡＴＶ放送の伝送チャネルから変調された分割ストリームを受信し、復調する復調手段と、復調された分割ストリームに含まれるＳＩ情報を用い、電子番組ガイド機能を提供し、選局された番組を含む分割ストリームと現在受信中の番組を含む分割ストリームとが同一であるか否かを、復調された分割ストリームに含まれる再送信用ＮＩＴに基づいて判定し、同一でない場合、当該選局された番組を含む分割ストリームが送出されたＣＡＴＶ用の伝送チャネルに受信を切り替える制御手段とを備える。また、本発明は、このような通信システムにおいて用いられる信号変換、再送信および受信のための方法にも向けられている。
【００１２】
上記のように、本発明によれば、衛星デジタル放送の信号を伝送チャネル毎に、ＣＡＴＶ放送の伝送チャネル帯域の信号にＴＳ分割する。これにより、番組選局のための情報を付け替えるだけで、伝送容量が小さいケーブルテレビジョン放送網を介して、伝送容量が大きい衛星デジタル放送の信号を、デジタルで再送信することが可能となる。また、ＳＩ情報を再構成しないので、ＭＰＥＧ・ＪＣＴＥＡ等の規格に準拠した装置を実現することができる。さらに、ＣＡＴＶ用受信機では、直接波用受信機と全く同等な機能を安価で実現させることが可能となる。
【００１４】
また、伝送路に関する物理的な情報等を持つＮＩＴを、分割した番組に対応させて付け替えるだけで、１１０度ＣＳデジタル放送等にも簡単に本発明の再送信方法を適用させることができる。
【００１８】
また、ＣＡＴＶ用受信機でも直接波用受信機と全く同等な機能を安価で実現することができると共に、双方の受信機プログラム（ソフトウエア）の共通化を図ることが可能となる。
【００１９】
【発明の実施の形態】
以下、１伝送チャネル当たりの帯域が３９．１２７５Ｍｂｐｓである１１０度ＣＳデジタル放送信号を、１伝送チャネル当たりの帯域が２９．１６２ＭｂｐｓであるＣＡＴＶにてデジタルで再送信する場合を例に挙げて、本発明のデジタル放送信号の再送信方法を説明する。なお、本実施形態では、番組１〜３を含む衛星帯域１の信号及び番組４〜６を含む衛星帯域２の信号からなるデジタル放送信号（図２（ａ））を、４つのＣＡＴＶ帯域１〜４を用いたデジタルＣＡＴＶ信号（同図（ｂ））によって再送信する場合を説明している。
【００２０】
図１は、本発明の一実施形態に係るデジタル放送信号の再送信方法を用いる装置の構成を示すブロック図である。図１において、本発明の再送信装置は、ＱＰＳＫ復調部１１及び２１と、ＴＳ分割部１２及び２２と、ＱＡＭ変調部１３，１４及びＱＡＭ変調部２３，２４と、システム制御部１５とを備える。図１に示すように、再送信装置は、受信するデジタル放送信号の衛星帯域毎に、ＱＰＳＫ復調部、ＴＳ分割部、及び２つのＱＡＭ変調部を構成している。なお、この例では、各ＴＳ分割部において１つの衛星帯域を２つのＣＡＴＶ帯域に分割するため２つＱＡＭ変調部を備える構成を示したが、その構成数は、ＴＳ分割部での分割数によって定まる。
図２は、本発明の一実施形態に係るデジタル放送信号の再送信方法の概念を説明する図である。
【００２１】
アンテナを介して入力されたデジタル放送信号の内、衛星帯域１の信号は、ＱＰＳＫ復調部１１に入力される。そして、ＱＰＳＫ復調部１１は、ＱＰＳＫ変調が施されている衛星帯域１の信号を復調して、番組１〜３が含まれるＴＳ（トランスポートストリーム）を抽出する。一方、アンテナを介して入力されたデジタル放送信号の内、衛星帯域２の信号は、ＱＰＳＫ復調部２１に入力される。そして、ＱＰＳＫ復調部２１は、ＱＰＳＫ変調が施されている衛星帯域２の信号を復調して、番組４〜６が含まれるＴＳを抽出する。
なお、ＱＰＳＫ復調部１１及び２１では、１１０度ＣＳデジタル放送信号に対応してＱＰＳＫ方式の復調が行われるが、他の方式の変調が施されたデジタル放送信号である場合には、当該他の方式に応じた復調が行われることとなる。
【００２２】
ＴＳ分割部１２は、抽出された番組１〜３が含まれる衛星帯域１のＴＳを、番組単位かつ１伝送チャネル当たりの帯域（２９．１６２Ｍｂｐｓ）を満足するように、２つの分割ストリームに分割する（図２（ｂ））。ここで、ＴＳ分割部１２は、衛星帯域１の信号に付随しているＥＰＧ１を、そのまま２つの分割ストリームにそれぞれ格納する。また、ＴＳ分割部２２は、抽出された番組４〜６が含まれる衛星帯域２のＴＳを、番組単位かつ１伝送チャネル当たりの帯域（２９．１６２Ｍｂｐｓ）を満足するように、２つの分割ストリームに分割する（図２（ｂ））。ここで、ＴＳ分割部２２は、衛星帯域２の信号に付随しているＥＰＧ２を、そのまま２つの分割ストリームにそれぞれ格納する。なお、ＴＳ分割の仕方は、図２（ｂ）に示すものに限られない。
【００２３】
ここで、ＴＳ分割部１２，２２の詳細な構成を説明する。図３は、ＴＳ分割部１２，２２の詳細な構成の一例を示すブロック図である。図３において、ＴＳ分割部１２，２２は、ＰＳＩ解析部３１と、伝送チャネル毎に、ＰＩＤフィルタリング部３２と、ＮＩＴ付け替え部３３と、速度変換部３４とを備える。
【００２４】
まず、前提として、デジタル放送のＴＳでは、各情報や映像・音声等のストリームは、パケット化して多重化される。この各情報及びストリームは、パケットに付けられたパケットＩＤ（ＰＩＤ）によって識別することができる。１つのＴＳに多重される情報及びストリームには、番組情報を伝送するＳＩ情報や、所望の番組を選択するのに必要な情報である番組特定情報（ＰＳＩ情報）、及び番組を構成する映像・音声・付加データ等のストリームがある。各情報や映像・音声等のストリームの合計が伝送チャネルの帯域に満たない場合、ＮＵＬＬパケットと呼ばれるパケットがパディングに用いられる。ＰＳＩ情報は、ネットワーク情報テーブル（ＮＩＴ）、プログラムアソシエーションテーブル（ＰＡＴ）、及びプログラムマップテーブル（ＰＭＴ）等から構成される。ＮＩＴは、伝送路に関する物理的な情報と番組の識別番号とを示す。ＰＡＴは、ＮＩＴのＰＩＤ（１１０度ＣＳデジタル放送では、ＰＩＤ＝０ｘ００１０）と、そのＴＳに含まれる番組のＰＭＴのＰＩＤとを示す。ＰＭＴは、各番組を構成する映像・音声・付加データ等のストリームのＰＩＤを示す。
【００２５】
ＰＳＩ解析部３１は、入力されたＴＳからＰＳＩ情報を抽出し、各番組のＰＭＴと番組を構成する映像・音声等のストリームのＰＩＤとを取得する。そして、ＰＳＩ解析部３１は、各分割ストリームへの番組の割り振りに従って、各ＰＩＤフィルタリング部３２で通過させるＰＩＤをそれぞれ決定する。なお、１１０度ＣＳデジタル放送では、ＳＩ情報、ＰＡＴ及びＮＩＴ等の番組に属さないストリームのＰＩＤは、０ｘ００００〜０ｘ００２Ｆの範囲で割り振られるため、この範囲のＰＩＤは両方のＰＩＤフィルタリング部３２で通過させる。
ＰＩＤフィルタリング部３２は、ＰＳＩ解析部３１の決定に基づき、通過させるＰＩＤ以外のパケットをＮＵＬＬパケットにそれぞれ置き換える。
ＮＩＴ付け替え部３３は、ＮＩＴを伝送するパケットを検出したら、ＣＡＴＶ用のＮＩＴのパケットにそれぞれ付け替える。
速度変換部３４は、それぞれ、ＮＵＬＬパケットを削除することで分割ストリームの伝送速度をＣＡＴＶの帯域に合わせ、ＰＣＲ(Program Clock Reference；プログラムクロック基準参照値) 補正を行う。このＰＣＲは、受信機が映像・音声等の再生のタイミングを測るのに用いているシステムクロックの歩調を合わせるため、ＴＳに付加されている時刻情報である。速度変換部３４では、ＮＵＬＬパケットの削除により、ＰＣＲパケットの受信機への到着時間がパケット毎に異なる遅延時間ジッタが発生する。このため、遅延時間ジッタによる受信機のシステムクロックの歩調乱れを防ぐためには、ＰＣＲ補正を行う必要がある。ＰＣＲ補正の方法としては、特開２０００−１７４８１３号公報に記載されている方法を用いることができる。
【００２６】
このようなＴＳ分割部１２，２２の処理によって、図２に示すように、２つの衛星帯域１，２のＴＳから、４つのＣＡＴＶ帯域１〜４のＴＳを作成することができる。図２の例では、番組１のＰＭＴとストリームとがＣＡＴＶ帯域１の分割ストリームに、番組２及び番組３のＰＭＴとストリームとがＣＡＴＶ帯域２の分割ストリームに再送出される。また、ＰＡＴ１及びＳＩ情報１は、両方の分割ストリームに再送出される。衛星放送用のＮＩＴは、ＣＡＴＶ放送用のＮＩＴに付け替えられて両方の分割ストリームで送出される。
なお、図３では、ＮＩＴ付け替え部３３を、ＰＩＤフィルタリング部３２と速度変換部３４との間に設けるようにしているので伝送チャネル毎に必要となっているが、付け替えるＮＩＴ情報が分割された伝送チャネルで同一の場合は、ＰＩＤフィルタリング部３２の前段に１つだけ設けるようにしてもよい。
【００２７】
ＱＡＭ変調部１３，１４は、ＴＳ分割部１２から出力される２つの分割ストリームを、６４値ＱＡＭにそれぞれデジタル変調する。一方、ＱＡＭ変調部２３，２４は、ＴＳ分割部２２から出力される２つの分割ストリームを、６４値ＱＡＭにそれぞれデジタル変調する。なお、ここでは、各ＱＡＭ変調部１３，１４，２３及び２４は、入力信号を６４値ＱＡＭにデジタル変調する場合を説明したが、この変調方式は、デジタルＣＡＴＶシステムの伝送方式に準じて定められることとなる。
そして、デジタル変調後の各分割ストリームは、混合部（図示せず）で混合されてＣＡＴＶの伝送路へ送出される。なお、システム制御部１５は、再送信装置全体の制御を司る。
【００２８】
次に、上述した再送信方法によって送出されたデジタルＣＡＴＶ信号を受信する装置を、図４及び図５を用いて説明する。図４は、本発明の再送信方法を適用できる受信機の構成の一例を示すブロック図である。図５は、受信機で行われる選局動作の基本処理の一例を示すフローチャートである。
図４において、受信機は、ＱＡＭ復調部４１と、ＴＳデコーダ４２と、ＡＶデコーダ４３と、制御部４４とを備える。ＱＡＭ復調部４１は、ＣＡＴＶ伝送路を介して送信されてくるデジタルＣＡＴＶ信号を受信し、ＱＡＭ復調を行って分割ストリームを抽出する。ＴＳデコーダ４２は、抽出された分割ストリームをデコードして番組信号を得る。ＡＶデコーダ４３は、デコードされた番組信号の映像・音声をデコードする。制御部４４は、受信機全体の制御を司る。
【００２９】
上述したように、本発明では、再送信装置において、入力されるデジタル放送信号のＴＳを２つに分割して再送信することに対し、ＥＰＧ自体の再構成を行わずにＮＩＴの付け替えだけを行う。このため、受信機では、以下のような特徴的な選局動作が行われる。
図５に示す選局動作は、表示されたＥＰＧ画面から又は直接リモコンのボタンを押す等で選局する番組の識別番号が、ユーザによって入力されると開始する。番組の識別番号が入力されると、受信機は、まず現在選局されている伝送チャネルのＮＩＴを受信する（ステップＳ５１）。なお、予めＮＩＴを受信してメモリ内に保存しておき、この保存されたＮＩＴを読み出してもよい。こうすればステップＳ５１を省略することができる。次に、受信機は、受信したＮＩＴの情報を検索して、選局された番組が、▲１▼現在選局されている分割ストリーム（自ＴＳの自分割ストリーム）、▲２▼現在選局されている分割ストリームと同一ＴＳの他の分割ストリーム（自ＴＳの他分割ストリーム）、又は▲３▼現在選局されている分割ストリームと異なる帯域の分割ストリーム（他ＴＳ）、のいずれに存在するかを判断する（ステップＳ５２，Ｓ５３）。なお、自分割ストリームか他分割ストリームかの判断に必要な情報は、ＴＳ分割時に予めＮＩＴ内に書き込まれて受信機へ伝送される。
【００３０】
上記ステップＳ５２，Ｓ５３で、選局された番組が自ＴＳの自分割ストリームにあると判断した場合（上記▲１▼）、受信機は、ＰＡＴを受信して選局された番組のＰＭＴのＰＩＤを得て、当該番組のＰＭＴを受信する（ステップＳ５５，Ｓ５６）。そして、受信機は、ＰＭＴから番組を構成する映像・音声等のストリームのＰＩＤを得て、各ストリームを分離してデコードする（ステップＳ５７）。
一方、上記ステップＳ５２，Ｓ５３で、選局された番組が自ＴＳの他分割ストリームにあると判断した場合（上記▲２▼）及び他ＴＳにあると判断した場合（上記▲３▼）、受信機は、ＮＩＴの情報を用いて、選局チャネルを当該番組が含まれている分割ストリームが伝送されているチャネルに移動させる（ステップＳ５４）。そして、受信機は、移動させた伝送チャネルのＰＡＴを受信して選局された番組のＰＭＴのＰＩＤを得て、当該番組のＰＭＴを受信する（ステップＳ５５，Ｓ５６）。そして、受信機は、ＰＭＴから番組を構成する映像・音声等のストリームのＰＩＤを得て、各ストリームを分離してデコードする（ステップＳ５７）。
このように、選局動作時に、自分割ストリームか他分割ストリームかを判断するステップを設けることにより、ＴＳ識別子を変更させる必要がなくなり、受信機側のソフトウエアの変更が少なくて済む。
【００３１】
最後に、ＣＡＴＶ用ＮＩＴの構成方法について説明する。
ＮＩＴで与えられる伝送路の物理的な情報は、概念的には図６のような構造にて伝送される。図６（ａ）は、衛星用ＮＩＴを示したものであり、２つのＴＳ（ＴＳ１及びＴＳ２）によってネットワークが構成されていることを示している。ネットワークとは、同一分配システム内のＴＳの集まりに対して規定されるものであり、１１０度ＣＳデジタル放送では、東経１１０度の位置に打ち上げられるＣＳ衛星によるデジタル放送に対してネットワークが規定される。ＣＡＴＶでは、受信機が接続されている伝送路に送出されている全てのＴＳで１つのネットワークを構成する場合や、ヘッドエンドの設備毎にネットワークが複数規定される場合等がある。各ＴＳが伝送される帯域の周波数情報等は衛星分配システム記述子（ＣＡＴＶの場合は、ケーブル分配システム記述子）として、ＴＳに含まれる番組の識別子はサービスリスト記述子として、ＮＩＴに記述される。図６（ａ）では、ＴＳ１が衛星帯域１で伝送され番組１、番組２及び番組３を含むことを示している。また、ＴＳ２が衛星帯域２で伝送され番組４、番組５及び番組６を含むことを示している。各ＴＳには、トランスポートストリーム識別子及びオリジナルネットワーク識別子と呼ばれる各１６ビットの識別子が与えられ、これら計３２ビットの値によりネットワーク内でＴＳを一意に識別することができる。本発明のように、ＳＩ情報の再編成を行わずにデジタル放送信号を再送信する場合は、ＳＩ情報との整合性を保つためにこの識別子の値は変えてはならない。
【００３２】
図６（ｂ）は、ＣＡＴＶ用ＮＩＴの構成方法の一例を示す図である（第１の方法）。この第１の方法では、分割ストリームをそれぞれ独立したＴＳとしてＮＩＴを構成する。ここで、各分割ストリームには、分割前と同じトランスポートストリーム識別子及びオリジナルネットワーク識別子を付加する必要がある。このため、ＴＳを一意に識別できるようにするには、分割前に同じＴＳを構成していた分割ストリームを同一ネットワークに収容することができない。そこで、再送出用にＣＡＴＶ側で２つのネットワーク（ＣＡＴＶ−１，ＣＡＴＶ−２）を定義し、分割前に同じＴＳを構成していた分割ストリームを含まないように、各ネットワークに分割ストリームをそれぞれ収容する。この場合、図５に示す選局された番組が自分割ストリームに存在するかを判定するステップＳ５３では、新たに選局された番組が自ネットワーク（現在選局されている番組が存在するネットワークと同一のネットワーク）に存在するかで判断することができる。
【００３３】
図６（ｃ）は、ＣＡＴＶ用ＮＩＴの構成方法の他の一例を示す図である（第２の方法）。この第２の方法では、ケーブル分配システム記述子を拡張し、２つのチャネルの周波数情報等を格納する。この場合、図５に示すステップＳ５３では、ＮＩＴで伝送する記述子を別途定義するなどして、各番組が２つのチャネルのどちらに含まれるかの情報を伝送する必要がある。
【００３４】
以上のように、本発明の一実施形態に係るデジタル放送信号の再送信方法では、衛星デジタル放送の信号を伝送チャネル毎に、ＣＡＴＶ放送の伝送チャネル帯域の信号にＴＳを分割する。これにより、ＮＩＴ情報の付け替えを行うだけで、伝送容量が小さいケーブルテレビジョン放送網を介して、伝送容量が大きい衛星デジタル放送の信号を、デジタルで再送信することが可能となる。また、ＳＩ情報を再構成しないので、ＭＰＥＧ・ＪＣＴＥＡ等の規格に準拠した装置を実現することができる。また、ＣＡＴＶ用受信機でも直接波用受信機と全く同等な機能を安価で実現することができると共に、双方の受信機プログラムの共通化を図ることが可能となる。
【００３５】
なお、上記実施形態では、ＴＳ分割部１２，２２において、衛星帯域のＴＳを番組単位かつ１伝送チャネル当たりの帯域を満足するように、２つの分割ストリームに分割する場合を説明したが、番組単位である必要はなく任意の区切りでＴＳを分割しても構わない。
ただし、この場合、１つの番組が２つの分割ストリームにまたがって再送信されることになるため、受信機側に２つの分割ストリームを個別に受信して合成する構成が必要となる。従って、この場合に対応する受信機は、例えば図７のように２つのＱＡＭ復調部とＴＳ合成部とを備えた構成となり、上述した受信機に比べて高価となってしまう。
【００３６】
また、上記実施形態では、ＴＳ分割部１２，２２において、衛星帯域のＴＳを番組単位かつ１伝送チャネル当たりの帯域を満足するように、２つの分割ストリームに分割するため、図２（ｂ）のように番組が送信されない無駄な帯域が発生することになる（同図中、空白で示す部分）。そこで、本発明の他の実施形態に係る再送信装置として、図８に示す構成が考えられる。図８の複数ＴＳ多重化部７１は、ＴＳ分割部１２，２２で無駄な帯域を含む分割ストリームの番組を多重化して、新たなＣＡＴＶ帯域を生成する。これにより、図９のようにＣＡＴＶ帯域を有効利用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係るデジタル放送信号の再送信方法を用いる再送信装置の構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の一実施形態に係るデジタル放送信号の再送信方法の概念を説明する図である。
【図３】図１のＴＳ分割部１２，２２の詳細な構成の一例を示すブロック図である。
【図４】本発明の再送信方法を適用できる受信機の一例を示すブロック図である。
【図５】図４の受信機で行われる選局動作の基本処理の一例を示すフローチャートである。
【図６】ＣＡＴＶ用ＮＩＴの構成方法の概念を説明する図である。
【図７】本発明の再送信方法を適用できる他の受信機の一例を示すブロック図である。
【図８】本発明の一実施形態に係るデジタル放送信号の再送信方法を用いる再送信装置の他の構成を示すブロック図である。
【図９】本発明の一実施形態に係るデジタル放送信号の再送信方法の概念を説明する図である。
【図１０】従来の再多重方式の概念を説明する図である。
【図１１】図１０の再多重方式を行うために取り得る再多重システムの構成の一例を示す図である。
【図１２】図１１のＣＳ受信機及び多重化装置の詳細な構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
１１，２１…ＱＰＳＫ復調部
１２，２２…ＴＳ分割部
１３，１４，２３，２４…ＱＡＭ変調部
１５…システム制御部
３１…ＰＳＩ解析部
３２…ＰＩＤフィルタリング部
３３…ＮＩＴ付け替え部
３４…速度変換部
４１…ＱＡＭ復調部
４２…ＴＳデコーダ
４３…ＡＶデコーダ
４４…制御部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for retransmitting a digital broadcast signal, and more specifically, a method for digitally retransmitting a satellite digital broadcast signal via a cable television broadcasting network having a transmission capacity smaller than that of the signal, The present invention relates to a channel selection method performed by a receiver that receives a signal retransmitted by the method.
[0002]
[Prior art]
As is well known, following the communication satellite (CS), digital television broadcasting by the broadcasting satellite (BS) has started, and the field of wireless broadcasting is shifting to digital multi-channel.
On the other hand, in the cable television (CATV) system which is a cable broadcast, from the viewpoint of increasing the number of channels to be provided and securing subscribers, in addition to digitizing itself, it is conventional to collectively receive and retransmit these wireless broadcasts. More.
[0003]
As a method for digitally retransmitting a digital broadcast signal by CATV, there is a method using a transmodulation method. In this transmodulation system, the band per transmission channel of digital broadcasting is required to be equal to or less than the band per transmission channel of CATV. Therefore, a BS digital broadcast signal with a maximum bandwidth per transmission channel of 28.259 Mbps and a CS digital broadcast signal with a bandwidth of 29.162 Mbps are CATV with a bandwidth per transmission channel of 29.162 Mbps. Re-transmission can be performed.
Regarding the BS digital broadcasting transmodulation method, “Japan CATV Technology Association Standard JCTEA STD-002-2.0“ Digital Cable Television Broadcast Multiplexer ”, Japan Cable Lab Specification JCL SPEC-001. It is defined in the 0th edition “BS digital broadcasting transmodulation operation specification”.
[0004]
By the way, plans are being made to launch CS at 110 degrees east longitude, the same as BS, so that the newly started BS digital broadcast signal and CS digital broadcast signal can be received by the same equipment. However, CS digital broadcasting (hereinafter referred to as 110-degree CS digital broadcasting) performed using this new satellite is scheduled to be operated in a band of 39.1275 Mbps per transmission channel. For this reason, the above-described transmodulation method cannot be used for digital retransmission of the 110-degree CS digital broadcast signal by CATV.
[0005]
Therefore, as a method for digitally retransmitting the 110-degree CS digital broadcast signal by CATV, a method using a remultiplexing (remax) method can be considered. FIG. 10 is a diagram for explaining the concept of the re-multiplexing method. FIG. 11 is a diagram illustrating an example of a configuration of a remultiplexing system that can be used to perform this remultiplexing method. FIG. 12 is a diagram illustrating an example of a detailed configuration of the CS receiver and the multiplexing device of FIG.
As shown in FIG. 10 and FIG. 11, this remultiplexing system uses a 110-degree CS digital broadcast signal in a band of 39.1275 Mbps per transmission channel (hereinafter referred to as a satellite band) as the number of broadcast programs (streams). Each program is received by a plurality of corresponding CS receivers. Then, re-multiplexing is performed so that each extracted program fits in a band of 29.162 Mbps per CATV transmission channel (hereinafter referred to as CATV band).
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in this remultiplexing system, a plurality of dedicated CS receivers must be prepared according to the number of programs, and the entire system becomes expensive. Furthermore, in order to re-multiplex programs in different satellite bands into one CATV band, it becomes necessary to operate an electronic program guide (EPG) provided along with the program for each satellite band. That is, the EPG transmitted in each band needs to include detailed information regarding programs in the same band (note that detailed information or simple information may be used for programs in other bands).
[0007]
There are the following three methods for operating this EPG.
First, the first method is a method using a simplified EPG. The simple EPG replaces the NIT by storing simple program information in a network information table (NIT) having physical information on the transmission path without using service information (SI information) attached to the program. It is feasible. The NIT has a smaller amount of information (about several KB) than the SI information, has a low update frequency (at most several times / day), and is static information, so it does not particularly require real-time processing to generate the NIT. . For this reason, the replacement of NIT can be realized with a simpler configuration than the reconstruction of SI information.
However, with the simple EPG alone, functions at the receiver provided by the 110-degree CS digital broadcast EPG, that is, display of a program schedule table, program content guidance, recording, etc. cannot be realized. Therefore, in this method, there arises a problem that a service is different between a case where a broadcast is directly received by a satellite wave and a case where a broadcast is received via CATV. This problem becomes a life-and-death problem in acquiring subscribers for the CATV provider side whose service content is limited.
The simplified EPG is defined in Japan CATV Technology Association Standard JCTEA STD-003-1.1 “Configuration of Digital Cable Television Broadcast Program Arrangement Information and Identifier Operation Standard”.
[0008]
The second method is a method using a conversion table described in JP 2000-350180 A.
However, this method has a problem that it does not comply with the JCTEA standard because SI information that is not consistent with the actual program configuration is transmitted. In addition, since a completely new process is added to the analysis of the EPG, there is a problem that it becomes difficult to share the CATV receiver program and the direct wave receiver program corresponding to this method. In the 110-degree CS digital broadcasting, it is necessary to correspond to an advanced service performed by EPG / data broadcasting or the like, and the program of the receiver becomes complicated. Therefore, it is not realistic to develop dedicated software for a CATV receiver.
[0009]
The third method is a method of reconfiguring SI information. If the SI information is reconfigured, an EPG function equivalent to direct wave reception can be realized by CATV reception in accordance with the JCTEA standard or the like.
However, reconstruction of SI information of 110-degree CS digital broadcasting is difficult for the following reasons. First, since the number of channels is large and the program schedule can be referred and reserved for about two weeks ahead, the amount of data is very large. In addition, the SI information is frequently updated every time the program starts and ends, every time a future program schedule is changed, and the like. In addition, the EPG reservation function allows VTR reservation recording control, and enables recording in the changed time frame even when the program time frame is changed due to program extension or the like. This is a function that can be realized by the receiver to control the VTR by referring to the SI information as needed. Therefore, in order to perform recording correctly with the CATV receiver, when SI information is updated, it is necessary to reconfigure and transmit in real time. Even if real-time processing is performed, there is a possibility that the time required for reconfiguration, the timing of the transmission cycle, etc. may not be in time. Furthermore, since the SI information needs to be transmitted with the period changed according to its importance, the reconstructed SI information is also complicated and large-scale.
As described above, in order to extract only SI information related to a program being retransmitted from all SI information in real time, and to reconfigure and transmit it, the processing time is not enough. In addition, since a device for reconfiguring SI information requires a large amount of memory and a complicated processing circuit, the equipment of the center station of CATV becomes large and expensive. Therefore, the method for reconfiguring SI information is not practically feasible.
[0010]
Therefore, an object of the present invention is to perform digital broadcast signal conversion by simply replacing the NIT without performing complicated modification of SI information or reconfiguration of programs for the normal channel selection operation of the receiver. Another object of the present invention is to provide a digital broadcast signal retransmitting method capable of digitally retransmitting via a cable television broadcasting network having a transmission capacity smaller than that of the signal.
Another object of the present invention is to realize a function equivalent to that of a direct wave receiver at a low cost even in a CATV receiver while complying with a standard such as MPEG / JCTEA, and to make both receiver programs common. It is an object of the present invention to provide a digital broadcast signal retransmitting method capable of achieving the above.
[0011]
[Means for Solving the Problems and Effects of the Invention]
The present invention relates to a transmission apparatus used as a relay apparatus that receives a signal from a transmission channel for satellite digital broadcasting, converts the signal into a signal for CATV (cable television) broadcasting, and retransmits the signal to the transmission channel for CATV. A communication system comprising a plurality of receiving devices for receiving transmitted signals, wherein the transmitting device receives and demodulates TS (transport stream) from a plurality of transmission channels of satellite digital broadcasting. For each transmission channel, streams constituting a plurality of programs included in the demodulated TS are grouped in units of programs so as to be within the transmission capacity per one transmission channel of CATV broadcasting, and the demodulated TS is Include at least SI information (program information) and PSI information (program identification information) included in each group set In addition, TS division means for generating a plurality of divided streams, each divided stream, a program included in the divided stream, a TS number for identifying the TS including the divided stream, and the divided stream are transmitted. Information that associates information identifying a transmission channel of CATV broadcasting is generated as retransmission credit NIT (program channel selection information), and the generated retransmission credit NIT is generated as NIT information in the PSI information included in each divided stream. NIT replacement means for switching, a modulation means for digitally modulating each divided stream to a CATV broadcast signal, and a sending means for mixing each digitally modulated divided stream and sending it to a CATV broadcast transmission channel. The receiving apparatus receives the divided stream modulated from the transmission channel of CATV broadcasting. The demodulating means for demodulating and the SI information included in the demodulated divided stream is used to provide an electronic program guide function. The divided stream including the selected program and the divided stream including the currently received program are Whether or not they are the same is determined based on the retransmission credit NIT included in the demodulated divided stream. If they are not the same, the divided stream including the selected program is received by the CATV transmission channel from which the divided stream is transmitted. Control means for switching between. The present invention is also directed to methods for signal conversion, retransmission and reception used in such communication systems.
[0012]
as mentioned above, Book According to the present invention, a satellite digital broadcast signal is TS-divided into CATV broadcast transmission channel band signals for each transmission channel. As a result, it is possible to digitally retransmit a satellite digital broadcast signal having a large transmission capacity via a cable television broadcasting network having a small transmission capacity, simply by changing information for selecting a program. Also, since SI information is not reconstructed, a device compliant with standards such as MPEG / JCTEA can be realized. Furthermore, in the CATV receiver, it is possible to realize a function exactly the same as that of the direct wave receiver at a low cost.
[0014]
Also The re-transmission method of the present invention can be easily applied to 110-degree CS digital broadcasting or the like simply by replacing the NIT having physical information related to the transmission path in correspondence with the divided program.
[0018]
Also In addition, the CATV receiver can realize functions equivalent to those of the direct wave receiver at low cost, and can share both receiver programs (software).
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, as an example, a case where a 110-degree CS digital broadcast signal having a band per transmission channel of 39.1275 Mbps is digitally retransmitted by CATV having a band per transmission channel of 29.162 Mbps will be described. The digital broadcast signal retransmission method of the invention will be described. In the present embodiment, a digital broadcast signal (FIG. 2A) composed of a satellite band 1 signal including programs 1 to 3 and a satellite band 2 signal including programs 4 to 6 is converted into four CATV bands 1 to 1. A case where re-transmission is performed using a digital CATV signal (FIG. 4B) using 4 is described.
[0020]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a configuration of an apparatus using a digital broadcast signal retransmission method according to an embodiment of the present invention. 1, the retransmission apparatus of the present invention includes QPSK demodulation units 11 and 21, TS division units 12 and 22, QAM modulation units 13 and 14, QAM modulation units 23 and 24, and a system control unit 15. . As shown in FIG. 1, the retransmission apparatus configures a QPSK demodulator, a TS divider, and two QAM modulators for each satellite band of a received digital broadcast signal. In this example, each TS division unit has a configuration including two QAM modulation units to divide one satellite band into two CATV bands, but the number of components depends on the number of divisions in the TS division unit. Determined.
FIG. 2 is a diagram illustrating the concept of a digital broadcast signal retransmission method according to an embodiment of the present invention.
[0021]
Of the digital broadcast signals input via the antenna, the signal in the satellite band 1 is input to the QPSK demodulator 11. Then, the QPSK demodulator 11 demodulates the signal of the satellite band 1 subjected to QPSK modulation, and extracts a TS (transport stream) including the programs 1 to 3. On the other hand, among the digital broadcast signals input via the antenna, the signal in the satellite band 2 is input to the QPSK demodulator 21. Then, the QPSK demodulator 21 demodulates the signal in the satellite band 2 subjected to QPSK modulation, and extracts a TS including the programs 4 to 6.
The QPSK demodulation units 11 and 21 perform QPSK demodulation in response to the 110-degree CS digital broadcast signal. However, in the case of a digital broadcast signal that has been modulated by another method, Demodulation according to the method is performed.
[0022]
The TS dividing unit 12 divides the TS of the satellite band 1 including the extracted programs 1 to 3 into two divided streams so as to satisfy the band per program and one transmission channel (29.162 Mbps). (FIG. 2 (b)). Here, the TS dividing unit 12 stores EPG1 accompanying the signal of the satellite band 1 as it is in two divided streams. Further, the TS dividing unit 22 converts the TS of the satellite band 2 including the extracted programs 4 to 6 into two divided streams so as to satisfy the band per program and one transmission channel (29.162 Mbps). Divide (FIG. 2B). Here, the TS dividing unit 22 stores the EPG2 attached to the signal of the satellite band 2 as it is in the two divided streams. Note that the method of TS division is not limited to that shown in FIG.
[0023]
Here, a detailed configuration of the TS dividing units 12 and 22 will be described. FIG. 3 is a block diagram illustrating an example of a detailed configuration of the TS dividing units 12 and 22. In FIG. 3, the TS dividing units 12 and 22 include a PSI analyzing unit 31, a PID filtering unit 32, a NIT changing unit 33, and a rate converting unit 34 for each transmission channel.
[0024]
First, as a premise, in a digital broadcasting TS, streams of information, video / audio, and the like are packetized and multiplexed. Each information and stream can be identified by a packet ID (PID) attached to the packet. Information and streams multiplexed in one TS include SI information for transmitting program information, program identification information (PSI information) necessary for selecting a desired program, and video / There are streams of audio and additional data. When the total of the streams of information, video / audio, etc. is less than the transmission channel bandwidth, a packet called a NULL packet is used for padding. The PSI information includes a network information table (NIT), a program association table (PAT), a program map table (PMT), and the like. NIT indicates physical information regarding a transmission path and an identification number of a program. PAT indicates the NIT PID (PID = 0x0010 in 110-degree CS digital broadcasting) and the PMT PID of the program included in the TS. The PMT indicates the PID of a stream such as video / audio / additional data constituting each program.
[0025]
The PSI analysis unit 31 extracts PSI information from the input TS, and acquires the PMT of each program and the PID of a stream such as video / audio constituting the program. Then, the PSI analysis unit 31 determines the PIDs to be passed by each PID filtering unit 32 according to the program allocation to each divided stream. In 110-degree CS digital broadcasting, PIDs of streams that do not belong to programs such as SI information, PAT, and NIT are allocated in the range of 0x0000 to 0x002F. .
Based on the determination of the PSI analysis unit 31, the PID filtering unit 32 replaces each packet other than the PID to be passed with a NULL packet.
When the NIT replacement unit 33 detects a packet transmitting the NIT, the NIT replacement unit 33 replaces the packet with the NIT packet for CATV.
Each of the speed conversion units 34 deletes the NULL packet to adjust the transmission speed of the divided stream to the CATV band, and performs PCR (Program Clock Reference) correction. This PCR is time information added to the TS in order to keep pace with the system clock used by the receiver to measure the reproduction timing of video / audio. In the speed conversion unit 34, due to the deletion of the NULL packet, the delay time jitter that the arrival time of the PCR packet at the receiver differs for each packet occurs. For this reason, it is necessary to perform PCR correction to prevent the receiver system clock from being disturbed by delay time jitter. As a PCR correction method, the method described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-174813 can be used.
[0026]
By such processing of the TS dividing units 12 and 22, as shown in FIG. 2, it is possible to create four CATV band 1 to 4 TSs from two satellite band 1 and 2 TSs. In the example of FIG. 2, the PMT and stream of program 1 are retransmitted to the divided stream of CATV band 1, and the PMT and stream of program 2 and program 3 are retransmitted to the divided stream of CATV band 2. Also, PAT1 and SI information 1 are retransmitted to both divided streams. The NIT for satellite broadcasting is replaced with the NIT for CATV broadcasting and is transmitted in both divided streams.
In FIG. 3, the NIT reassignment unit 33 is provided between the PID filtering unit 32 and the speed conversion unit 34, and thus is necessary for each transmission channel. However, the NIT information to be reassigned is divided and transmitted. If the channels are the same, only one may be provided in the preceding stage of the PID filtering unit 32.
[0027]
QAM modulation Part Reference numerals 13 and 14 respectively digitally modulate the two divided streams output from the TS dividing unit 12 into 64-value QAM. On the other hand, the QAM modulators 23 and 24 digitally modulate the two divided streams output from the TS divider 22 into 64-value QAM, respectively. Here, each QAM modulator 13, 14, 23, and 24 has been described with reference to the case where the input signal is digitally modulated to 64-value QAM, but this modulation scheme is determined according to the transmission scheme of the digital CATV system. It will be.
Each of the divided streams after digital modulation is mixed by a mixing unit (not shown) and sent to the CATV transmission path. The system control unit 15 controls the entire retransmission apparatus.
[0028]
Next, an apparatus for receiving a digital CATV signal transmitted by the above-described retransmission method will be described with reference to FIGS. FIG. 4 is a block diagram showing an example of the configuration of a receiver to which the retransmission method of the present invention can be applied. FIG. 5 is a flowchart showing an example of the basic process of the channel selection operation performed by the receiver.
4, the receiver includes a QAM demodulator 41, a TS decoder 42, an AV decoder 43, and a controller 44. The QAM demodulator 41 receives a digital CATV signal transmitted via a CATV transmission path, performs QAM demodulation, and extracts a divided stream. The TS decoder 42 decodes the extracted divided stream to obtain a program signal. The AV decoder 43 decodes the video / audio of the decoded program signal. The control unit 44 controls the entire receiver.
[0029]
As described above, in the present invention, in the retransmission apparatus, the TS of the input digital broadcast signal is divided into two and retransmitted, but only the NIT is replaced without reconfiguring the EPG itself. Do. For this reason, the following characteristic channel selection operation is performed in the receiver.
The channel selection operation shown in FIG. 5 starts when the identification number of the program to be selected is input by the user from the displayed EPG screen or directly by pressing a button on the remote controller. When the program identification number is input, the receiver first receives the NIT of the currently selected transmission channel (step S51). Note that the NIT may be received in advance and stored in the memory, and the stored NIT may be read. In this way, step S51 can be omitted. Next, the receiver searches the received NIT information, and the selected program is: (1) the currently selected divided stream (the own divided stream of the own TS), and (2) the current selected channel. Exists in either the other divided stream of the same TS as the divided stream (other divided stream of the own TS) or (3) a divided stream (other TS) having a different band from the currently selected divided stream. Is determined (steps S52 and S53). Information necessary for determining whether the stream is the self-divided stream or the other divided stream is written in the NIT in advance at the time of TS division and transmitted to the receiver.
[0030]
If it is determined in steps S52 and S53 that the selected program is in the own divided stream of the own TS (above (1)), the receiver receives the PAT and receives the PMT PID of the selected program. And the PMT of the program is received (steps S55 and S56). Then, the receiver obtains the PID of the video / audio stream constituting the program from the PMT, and separates and decodes each stream (step S57).
On the other hand, if it is determined in steps S52 and S53 that the selected program is in another divided stream of the own TS (above (2)) and if it is determined that it is in another TS (above (3)), reception Using the NIT information, the machine moves the channel selection channel to the channel through which the divided stream including the program is transmitted (step S54). Then, the receiver receives the PAT of the moved transmission channel, obtains the PMT PID of the selected program, and receives the PMT of the program (steps S55 and S56). Then, the receiver obtains the PID of the video / audio stream constituting the program from the PMT, and separates and decodes each stream (step S57).
As described above, by providing a step for determining whether the stream is the self-split stream or the other split stream during the channel selection operation, it is not necessary to change the TS identifier, and the software on the receiver side can be changed less.
[0031]
Finally, a method for configuring the CATV NIT will be described.
Conceptually, the physical information of the transmission path given by the NIT is transmitted in a structure as shown in FIG. FIG. 6A shows the satellite NIT and shows that a network is constituted by two TSs (TS1 and TS2). A network is defined for a collection of TSs in the same distribution system. of In 110-degree CS digital broadcasting, a network is defined for digital broadcasting by a CS satellite launched at a position of 110 degrees east longitude. In CATV, there are cases where a single network is formed by all TSs sent to a transmission line to which a receiver is connected, or a plurality of networks are defined for each headend facility. The frequency information of the band in which each TS is transmitted is described in the NIT as a satellite distribution system descriptor (cable distribution system descriptor in the case of CATV), and the program identifier included in the TS is described as a service list descriptor. . FIG. 6A shows that TS 1 is transmitted in satellite band 1 and includes program 1, program 2, and program 3. In addition, TS2 is transmitted in the satellite band 2 and includes program 4, program 5, and program 6. Each TS is given a 16-bit identifier called a transport stream identifier and an original network identifier, and the TS can be uniquely identified in the network by a total of 32 bits. When retransmitting a digital broadcast signal without reorganizing SI information as in the present invention, the value of this identifier must not be changed in order to maintain consistency with SI information.
[0032]
FIG. 6B shows an example of a CATV NIT configuration method (first method). In the first method, the NIT is configured with the divided streams as independent TSs. Here, it is necessary to add the same transport stream identifier and original network identifier to each divided stream as before the division. For this reason, in order to make it possible to uniquely identify the TS, the divided streams that constitute the same TS before the division cannot be accommodated in the same network. Therefore, two networks (CATV-1 and CATV-2) are defined on the CATV side for re-transmission, and each segment stream is assigned to each network so as not to include the segment streams that constitute the same TS before the segmentation. Accommodate. In this case, in step S53 for determining whether or not the selected program shown in FIG. 5 exists in the own divided stream, the newly selected program is changed to the own network (the network in which the currently selected program exists). It can be determined whether it exists in the same network.
[0033]
FIG. 6C is a diagram showing another example of a CATV NIT configuration method (second method). In this second method, the cable distribution system descriptor is expanded to store frequency information and the like of two channels. In this case, in step S53 shown in FIG. 5, it is necessary to transmit information on which of the two channels each program is included by separately defining a descriptor to be transmitted by NIT.
[0034]
As described above, in the digital broadcast signal retransmission method according to an embodiment of the present invention, the satellite digital broadcast signal is divided into the transmission channel band signals of the CATV broadcast for each transmission channel and the TS. Accordingly, it is possible to digitally retransmit a satellite digital broadcast signal having a large transmission capacity via a cable television broadcasting network having a small transmission capacity, simply by changing NIT information. Also, since SI information is not reconstructed, a device compliant with standards such as MPEG / JCTEA can be realized. In addition, the CATV receiver can realize functions equivalent to those of the direct wave receiver at a low cost, and can share both receiver programs.
[0035]
In the above embodiment, a case has been described in which the TS dividing units 12 and 22 divide the satellite band TS into two divided streams so as to satisfy the band for each program and one transmission channel. It is not necessary to divide the TS.
However, in this case, since one program is retransmitted across two divided streams, the receiver side needs to be configured to individually receive and synthesize two divided streams. Therefore, the receiver corresponding to this case has a configuration including two QAM demodulating units and a TS synthesizing unit as shown in FIG. 7, for example, and becomes expensive as compared with the above-described receiver.
[0036]
In the above embodiment, since the TS dividing units 12 and 22 divide the satellite band TS into two divided streams so as to satisfy the band for each program and one transmission channel, as shown in FIG. Thus, a useless band in which the program is not transmitted is generated (the portion indicated by a blank in the figure). Therefore, a configuration shown in FIG. 8 is conceivable as a retransmission apparatus according to another embodiment of the present invention. The multiple TS multiplexing unit 71 in FIG. 8 multiplexes divided stream programs including useless bands in the TS dividing units 12 and 22 to generate a new CATV band. Thereby, the CATV band can be effectively used as shown in FIG.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a configuration of a retransmission apparatus using a digital broadcast signal retransmission method according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating a concept of a digital broadcast signal retransmission method according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a block diagram showing an example of a detailed configuration of TS division units 12 and 22 in FIG. 1;
FIG. 4 is a block diagram showing an example of a receiver to which the retransmission method of the present invention can be applied.
5 is a flowchart showing an example of a basic process of a channel selection operation performed by the receiver of FIG.
FIG. 6 is a diagram for explaining the concept of a CATV NIT configuration method.
FIG. 7 is a block diagram showing an example of another receiver to which the retransmission method of the present invention can be applied.
FIG. 8 is a block diagram showing another configuration of a retransmission apparatus using a digital broadcast signal retransmission method according to an embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a diagram illustrating a concept of a digital broadcast signal retransmission method according to an embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a diagram for explaining the concept of a conventional re-multiplexing method.
11 is a diagram showing an example of a configuration of a remultiplexing system that can be taken in order to perform the remultiplexing scheme of FIG.
12 is a diagram illustrating an example of a detailed configuration of a CS receiver and a multiplexing device in FIG. 11;
[Explanation of symbols]
11, 21 ... QPSK demodulator
12, 22 ... TS division part
13, 14, 23, 24 ... QAM modulator
15. System control unit
31 ... PSI analyzer
32 ... PID filtering unit
33 ... NIT replacement part
34 ... Speed converter
41 ... QAM demodulator
42 ... TS decoder
43 ... AV decoder
44 ... Control unit

Claims

A transmission device used as a relay device that receives a signal from a satellite digital broadcast transmission channel, converts the signal into a CATV (cable television) broadcast signal, and retransmits the signal to the CATV transmission channel, and the retransmitted signal A communication system comprising a plurality of receiving devices for receiving
The transmitter is
Demodulation means for receiving and demodulating TS (transport stream) from a plurality of transmission channels of satellite digital broadcasting;
Streams constituting a plurality of programs included in the demodulated TS for each transmission channel are grouped in units of programs so as to be within the transmission capacity per transmission channel of CATV broadcasting, and the demodulated TS and TS dividing means included, that at least the SI information (program information) and PSI information (program specific information), in addition to the set that is the groupings, to generate a plurality of divided stream,
Information that associates each divided stream, a program included in the divided stream, a TS number that identifies the TS in which the divided stream is included, and information that identifies a transmission channel of a CATV broadcast that transmits the divided stream. NIT replacement means for generating retransmission credit NIT (program channel selection information) and replacing the generated retransmission credit NIT with the NIT information in the PSI information included in each of the divided streams;
Modulation means for digitally modulating each of the divided streams into a CATV broadcast signal;
Sending means for mixing each of the digitally modulated divided streams and sending them to a CATV broadcast transmission channel;
The receiving device is:
Demodulating means for receiving and demodulating the modulated divided stream from a transmission channel of CATV broadcasting;
Using the SI information included in the demodulated divided stream, providing an electronic program guide function, whether the divided stream including the selected program and the divided stream including the currently received program are the same Is determined based on the retransmission credit NIT included in the demodulated divided stream, and if they are not the same, the reception is switched to the transmission channel for CATV from which the divided stream including the selected program is transmitted. A communication system comprising control means.

A transmission device used as a relay device that receives a signal from a satellite digital broadcast transmission channel, converts the signal into a CATV (cable television) broadcast signal, and retransmits the signal to the CATV transmission channel, and the retransmitted signal A method for retransmission and reception used in a communication system comprising a plurality of receiving devices for receiving
The transmitter is
A demodulation step of receiving and demodulating a TS (transport stream) from a plurality of transmission channels of satellite digital broadcasting;
Streams constituting a plurality of programs included in the demodulated TS for each transmission channel are grouped in units of programs so as to be within the transmission capacity per transmission channel of CATV broadcasting, and the demodulated TS included, the TS division step, at least the SI information (program information) and PSI information (program specific information), in addition to the set that is the groupings, to generate a plurality of divided stream,
Information that associates each divided stream, a program included in the divided stream, a TS number that identifies the TS in which the divided stream is included, and information that identifies a transmission channel of a CATV broadcast that transmits the divided stream. NIT replacement step of generating as retransmission credit NIT (program channel selection information) and replacing the generated retransmission credit NIT with the NIT information in the PSI information included in each of the divided streams;
A modulation step of digitally modulating each of the divided streams into a CATV broadcast signal;
Performing a retransmission step including a step of mixing each of the digitally modulated divided streams and sending them to a transmission channel of CATV broadcasting,
The receiving device is:
A demodulation step of receiving and demodulating the modulated divided stream from a transmission channel of CATV broadcasting;
Using the SI information included in the demodulated divided stream, providing an electronic program guide function, whether the divided stream including the selected program and the divided stream including the currently received program are the same Is determined based on the retransmission credit NIT included in the demodulated divided stream, and if they are not the same, the reception is switched to the transmission channel for CATV from which the divided stream including the selected program is transmitted. A method for retransmission and reception comprising: a receiving step including a control step.