JP4479873B2 - Toilet fastener - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、便器分野において、特に付帯ユニットを便器本体に取り付ける便器用締結具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
洋式便器では、便器本体に対し暖房、香り、洗浄及び乾燥等の付加機能が付帯ユニットとして取り付けられる。この付帯ユニットは、便座側となる関係で便座及び蓋と共に構成される。取付構造としては、便器本体が材質的な関係で取付部分が厚くなっている点と、保守点検等に配慮しなければならない。このため、締結具としては、耐腐食性、便器本体側への設置操作や着脱操作性、多機能化するほど重くなることから固定強度、更に外観特性等からも工夫が必要となる。
【0003】
図11は付帯ユニットの従来取付構造及びその締結具例を示している。符号50は便器本体側の取付部分である。ここには上下貫通した取付孔50aが設けられている。符号51は付帯ユニット側の取付部分である。ここには下開口した取付孔51aが設けられている。そして、この締結具60は、棒状部材61と、ナット62を有した筒部材63と、筒部材63に組み付けられるロック部材64とからなる。棒状部材61は、上部61aが取付孔51aに螺合されて付帯ユニットの取付部分51の下面から突設される。筒部材63に挿入される外周部分には、鍔状の係合部61bが上下方向に複数設けられている。筒部材63は、上外周に突設されたフランジ部63aと、下側外周に設けられてナット62と螺合する雄ねじ63bと、略中間径方向に切り欠かれた対の開口63cと、開口63cを上下に区画するよう設けられている掛止め片63dとを有している。ロック部材64は、下リング部64a上に設けられた対の弾性片64bと、弾性片64bの上内面側に設けられて係合部61bに係脱する半鍔状の係止部64c及び掛止め片63dに係脱する凹部64dとを有している。
【0004】
取付作業では複数の締結具が用いられ、図11(a)の如く各締結具のうち、棒状部材61が付帯ユニット側に取り付けられ、筒部材63が便器本体側にナット62を介して取り付けられる。又、ロック部材64は、筒部材63に凹部64dと掛止め片63dの係合を介し組み付けられる。この状態から、棒状部材61が筒部材63へ挿通されるよう付帯ユニットを便器本体上に載せる。すると、付帯ユニットは、同(b)に示される如く、棒状部材61が付帯ユニットの荷重等により筒部材63内へ押し込まれ、係合部61bの鍔が係止部61bに当たり弾性片64bを揺動変位しつつ対応する箇所の係止部61bの半鍔と係合し便器本体に取り付けられる。この締結具60は、例えば、設置作業が付帯ユニットを便器本体上に載せるだけであるため取付作業性に優れ、棒状部材61が見えず、筒部材63の先端側も便器本体の見えない箇所にあるため外観特性も優れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来構造では、図11の模式拡大部に示す如く、棒状部材61側の係合部61bの鍔65が係止部64cの半鍔66を順に乗り越えて係合されるため、鍔65及び半鍔66の間の隙間Sに加え、鍔65の半鍔66への係合が付帯ユニット(取付部分51)を便器本体(取付部分50)に当接したときと一致しないことも起き、付帯ユニットが便器本体に対し鍔65等のピッチに応じた分だけガタつく虞がある。また、棒状部材61は、付帯ユニット側の材質等によって図11の例の如くねじ構造を適用できず、本発明例である図1の如く抜け止め構造が適用されることもある。即ち、棒状部材61は頭部11を有し、該頭部11を付帯ユニット側の凹所2bに収容した状態で抜け止めされる。この構造では、頭部11を凹所2bに若干の余裕つまり遊びS1を持って配置するため、付帯ユニットが便器本体に対し前記遊びS1寸法に応じ上下にガタつく要因となる。しかも、設計上は、図11(b)の取付状態において、ロック部材64の係止部64cが開口63c内に確実に出し入れされるよう開口63cを若干大きく形成している。このため、付帯ユニットは、上向き荷重を受けると、係止部64cの上端面を開口63の上縁に当接して規制されるまでロック部材64及び棒状部材61が一緒に上移動し、その上移動によりガタつくこともある。このようなガタつきは、取付操作後に修正しょうとしても難しい。
【0006】
本発明は上記した課題を解消することを目的としている。具体的には、付帯ユニットの取付状態をより安定化できるよう上記したガタつき発生要因を確実に一掃可能にして、製品品質及び信頼性を向上することにある。他の目的は、以下に説明する内容の中で順次明らかにして行く。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、図面に例示される如く、便器本体(側の取付部1)に付帯ユニット(側の取付部2)を着脱可能に結合するもので、前記付帯ユニット2に突設されて軸外周に係合部13を有する棒状部材10と、前記便器本体1の取付孔1aに固定されて内部に挿通される前記棒状部材10の係合部13を露出する開口28を有する筒部材20と、前記筒部材20に組み付けられて筒軸方向に配置される弾性片42及び該弾性片に設けられて前記開口28を介し前記棒状部材10の係合部13に係脱される係止部43を有するロック部材40とを備えた便器用締結具4において、前記筒部材20は、外周に雄ねじ24を有して前記便器本体の取付孔1aに固定される上ソケット21と、前記開口28と共に上側内周に雌ねじ8aを有した下ソケット25とに分割され、前記下ソケット25が前記上ソケット21に対し前記雄・雌ねじ24,8aの螺合を介し回転移動可能に組み付けられ、前記係止部43と係合部13とを係合した状態で、前記雄・雌ねじを介し回転して下方向へ移動されると、前記ロック部材40を押して該ロック部材及び前記棒状部材10を下移動可能になっていることを特徴としている。
【0008】
以上の締結具4は、棒状部材10が付帯ユニットに突設され、上ソケット21が便器本体の取付孔1aにナット等を介し固定される。又、下ソケット25は上ソケット21の取付孔1aから突出された雄ねじ24に螺合して組み付けられ、ロック部材40は下ソケット25に開口28と係止部43の嵌合等により組み付けられる。この状態で、付帯ユニットは、棒状部材10を上下ソケット21,25に所定荷重で挿通するようにして便器本体上に載せられる。すると、棒状部材10の係合部13は、下ソケット25内に配置されているロック部材40の係止部43に弾性片42の揺動を伴って係合される。その後、下ソケット25は、前記雄・雌ねじ24,8aを介し回転操作されて下方向へ移動されると、ロック部材40の弾性片42に強く当たり、該ロック部材及びロック部材に係合している棒状部材10を共に下移動する。即ち、この構造では、付帯ユニットを便器本体に取り付けた後、棒状部材10をロック部材40と共に若干下移動することにより、上記した係合部13と係止部43との間の遊びやピッチずれに起因したガタ発生、形態例の如く棒状部材10が頭部11を付帯ユニットの凹状部2bに収容して抜け止めすることに起因するガタ発生等を吸収でき、付帯ユニットを便器本体に確実かつ安定に固定できる。
【0009】
以上の発明は、請求項2〜5のように具体化されることがより好ましい。即ち、
・第1に、前記下ソケット25は、上外周が径大の操作部26に形成されており、前記操作部を利用して回転操作される構成である。これは、下ソケット25が径大操作部26を有することにより、例えば、目視不能な状態(めくら作業)でも下ソケット25を回転操作し易くしたり、他の部材(形態例のナット5)を誤って回転操作することを防ぐようにしたものである。
・第2に、前記開口28及び弾性片42はそれぞれ対に設けられていると共に、前記下ソケット25は前記開口の両側に突設されて前記対応する弾性片を間に規制する挟持リブ31を有している構成である。これは、例えば、前記した下ソケット25を回転して下移動する操作において、弾性片42が横又は周囲方向への応力を受けても、両側の挟持リブ31により係止部43と係合部13との係合が不用意に解除しないよう弾性片42の揺動を規制したことに意義がある。
・第3に、前記上ソケット21は、前記便器本体に上フランジ部22で抜け止めされかつ前記雄ねじ24と螺合されるナット5を介し固定され、前記下ソケット25は前記操作部26が前記上ソケット21の下端に当接されるまで前記雄ねじ24に沿って上移動可能であり、前記ロック部材40は前記弾性片42が前記操作部26の下端面に当接した状態から回転操作されて下移動される構成である。これは、特に、下ソケット25とロック部材40とが作動連結されるようにして、下ソケット25を回転して棒状部材10をロック部材40と共に下移動するとき、下ソケット25の回転量を少なくしてワンタッチ操作を可能にする。
・第4に、前記下ソケット25は、下ソケットの上内周に組み付けられる内ナット8により前記雌ねじ8aを形成しているか、又は、下ソケットの上内周に一体に前記雌ねじ8aを形成しているかの何れかである。前者は形態例及び変形例1を特定し、後者は変形例2を特定したものである
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な形態例及び変形例を添付図面に基づいて説明する。図1は形態例の締結具を用いて便座ユニットを便器本体に取り付ける操作例を示し、同(a)は取付前の状態で示す断面図、同(b)はロック部材の係止解除状態を示している。図2は便座ユニットを便器本体に取り付けた取付状態を示し、同(a)は全体の断面図、同(b)は便座ユニットと便器本体の対向部の拡大図、同(c)は棒状部材とロック部材との係合部の拡大図である。図3は締結具の構成部材を示す分解構成図、図4(a)は下ソケットとロック部材を図3の一側から見た分解構成図、図4(b)は(a)の下ソケットを天地逆転した図である。図5は上ソケットを示し、同(a)は上面図、同(b)は(a)のA−A線断面図、図6は下ソケットの構成を示し、同(a)は上面図、同(b)は下面図、同(c)は内ナットと共に示す(b)のB−B線断面図、同(d)は内ナットと共に示す(b)のC−C線断面図である。図7は棒状部材を示し、同(a)は正面図、同(b)は下面図である。図8は上ソケットを便器本体に取り付けるナットを示し、同(a)は正面図、同(b)は下面図、同(c)は(b)のD−D線断面図である。図9(a)と(b)は上記形態の変形例を図1と図2の各(a)に対応して示している。図10は上記形態の他の変形例を図2(a)に対応して示している。以下の説明では、先ず、本発明の締結具が用いられる便器本体及び付帯ユニットについて概説した後、締結具の形態を詳述し、使用要領や作動、及び変形例に言及する。
【0011】
(便器形態)本発明の便器は洋式タイプのものである。便器本体上には、例えば、洗浄及び乾燥を行う付帯ユニット(ウオシュレット「登録商標」)等の付帯ユニットが取り付けられている。この付帯ユニットは、通常、便座及び蓋を一体的に有しており、荷重がその分重くなっている。このような便器において、図1と図2、図9及び図10は、便器本体側の取付部1と付帯ユニット側の取付部2を示している。取付部1は、便器本体の前側上部に位置し、比較的厚くなっている。ここには、上下に貫通した取付孔1aが合計4個設けられており、本発明の各締結具4の上ソケット21がそれぞれ取り付けられる。取付部2は、付帯ユニットの厚板状となっている前側に位置し、取付部1に直接又はパッキン3を介在して配置される。ここには、取付孔1aに対応した位置及び個数の凹所2b付の取付孔2aが設けられ、本発明の棒状部材10が下設された状態に取り付けられる。なお、以下の説明では、理解し易くするため取付部1を便器本体、取付部2を付帯ユニットと称する。
【0012】
(形態例)図1〜図8の締結具4は、主部材が棒状部材10と、筒部材20を構成している上下ソケット21,25と、ロック部材40とからなり、又、上ソケット21を便器本体1に固定するナット5及び、下ソケット25に装着される内ナット8を有している。各部材は、耐腐食性の樹脂成形品であり、例えば、ポリプロピレン樹脂や硝子繊維入りポリプロピレン等の複合強化樹脂により形成されている。但し、材質的にはこれ以外であっても差し支えない。
【0013】
ここで、棒状部材10は、図3と図7の如く、頭部11及び軸部12を有した構造からなる。頭部11は角形であるが、付帯ユニット2側への取付構造によっては円形に形成されることもある。軸部12は、上下ソケット21,25内に収まる長さであり、係合部13を有している。係合部13は、軸部12の略中間から自由端側の間の部分に形成され、複数又は多段の円状鍔13aからなる。以上の棒状部材10は、付帯ユニット2の取付孔2aに突設され、吊り下げられた状態で組み付けられる。このような、棒状部材10自体の取付構造は、形態例の如く頭部11が凹部2bに入れられ上から目視不能に覆われることが好ましい。但し、付帯ユニット側の材質等に応じ図11のようにねじ構造でも差し支えない。
【0014】
筒部材20は、図3と図4及び図6の如く、螺合連結される上下ソケット21,25からなる。上ソケット21は、便器本体1の取付孔1aに固定される部材であり、上下方向の貫通孔21aを形成していると共に、上端周囲に設けられたフランジ部22と、筒部分23及び筒部分23の下側周囲に設けられた雄ねじ24とを有している。フランジ部22は、取付孔1aに差し込まれる上ソケット21を抜け止めする。筒部分23の全寸は、対象となる便器本体1の取付箇所の厚さ等に応じて設定される。雄ねじ24は、ナット5と共に上ソケット21の便器本体1に対する取付手段及び、下ソケット25の取付手段となる。これに対し、下ソケット25は、上端側に設けられた径大の操作部26と、操作部26の下端面から下方へ延びている筒部分27に設けられて径方向に貫通している開口28と、開口28を上下2分するよう設けられた掛止め部29と、各開口28の両側にそれぞれ突設された対の挟持リブ31と、各開口28とそれぞれ略90度変位した箇所に突設された規制リブ32とからなる。
【0015】
操作部26は、4方向に膨出され内側を凹状に形成した配置部26aと、配置部26aの周囲壁に設けられた2個の係止穴26bとを有している。配置部26aには前記雄ねじ24に対応した内ナット8が装着される。即ち、内ナット8は、中心筒内面に雌ねじ8aを形成し、又、4方向へ膨出された規制部9と、規制部9から突設された係合爪9bとを有し、配置部26aに対し規制部9を係合しかつ係合爪9bと係止穴26bの係合により一体的に装着される。開口28は、筒部分27の上端側に位置して左右対に設けられ、又、掛止め部29の存在により上開口28aと下開口28bとに区画されている。掛止め部29は、外面が筒周囲より若干外へ張り出し、内面が筒内と略面一となっている。筒部分27のうち、先端(下端)筒部分27a側は開口28周囲の筒部分よりも少し細く形成されている。挟持リブ31は、対応する開口28の両側にそれぞれ位置して、先端筒部分27aの上側から操作部26の下端面まで延びている。規制リブ32は、左右の挟持リブ31の間に設けられ、幅及び長さが挟持リブ31とほぼ同じ寸法となっている。
【0016】
以上の上ソケット21は、取付孔1aに差し込まれ、孔外に突出した雄ねじ24にナット5を螺合操作して便器本体1に取り付けられる。ナット5は、図8の如く、締め付けが過剰になって便器本体1の対応部を傷付けることを防ぐ安全機能付のものである。構造的には、上端面に複数の当接突起6aを有して雄ねじ24に螺合されるナット本体6と、ナット本体6に組み付けられてナット本体6を角形筒部分7aを介し回動操作し、ナット本体6の締め付けトルクが所定大になった時点を感知可能なカバー7とからなる。但し、このナット5は、単一部材からなる通常ナットを用いても差し支えない。このように、上ソケット21をナット5又は単一ナットで取り付ける構造では、便器本体1の厚さが異なっても、雄ねじ24を形成している部分の長さに応じ同じ締結具4を用いることができる。
【0017】
ロック部材40は、図3と図4の如く下側のリング部41、リング部41上に左右対に立設された弾性片42、各弾性片42に設けられて係合部13と係脱する係止部43及び掛止め部29と係脱する凹部45並びに拡開ガイド用突起44等を有している。リング部41の中心孔41aは、下ソケット25の先端筒部分27aを挿通可能な径になっている。各弾性片42は、挟持リブ31の間に収まる板幅をなし、中心孔41aに先端筒部分27aを挿通した状態で、先端筒部分27aから開口28に沿って配置される。係止部43は、弾性片42の先端内側に設けられ、棒状部材10が上ソケット21から下ソケット25内へ押し込められたとき、係合部13と係合して抜け止め係止する箇所であり、上開口28aから筒部材27内へ配置される。また、係止部43は、係合部13の円状鍔13aに対応した半鍔状の複数の爪43aからなる。各凹部45は、掛止め部29を受け入れるよう外に窪んでおり、両弾性片42の間の寸法が一番大きくなる箇所である。凹部45と係止部43との間には、凹部45が弾性片42の揺動変位を伴って掛止め部29から係合解除されたとき、掛止め部29に乗り上げられる保持部46が設けられている。突起44は、上に向かって次第に外側へ広がる上テーパー面を形成している。
【0018】
(使用要領)以上の締結具4は、付帯ユニット2を便器本体1に着脱可能に取り付けるときに複数使用される。この場合、上記した如く、棒状部材10は付帯ユニット2に取り付けられ、上ソケット21はナット5を介し便器本体1に取り付けられ、下ソケット25は雄・雌ねじ24,8aの螺合を介し上ソケット21に取り付けられる。その後、ロック部材40は下ソケット25に組み付けられる。この操作では、図1(b)及び図3と図4の如く両弾性片42を対応する挟持リブ31,31の間に位置させ、下ソケット25の先端筒部分27aを両弾性片42の間から中心孔41aに挿入するよう、ロック部材40を上側へ押し上げる。すると、両弾性片42は、係止部43が下開口28bに達した段階から、突起44の存在により互いに離れる方向つまり外側へ弾性変位されつつ上移動し、突起44が上開口28aに落ち込んだとき、元の垂直状態に復元される。この状態では、係止部43が上開口28a内に入り込むと共に、凹部45が掛止め部29と係合して抜け止めされ、規制リブ32が両弾性片42の間から外へはみ出している。図1(a)は、このようにしてロック部材40が下ソケット25に組み付けられた状態を示している。
【0019】
(作動)次に、付帯ユニット2が便器本体1に取付操作される。この場合は、付帯ユニット2が図1(a)の如く持ち上げられ、棒状部材10を上ソケット21の貫通孔21aに入れるよう位置決めされる。付帯ユニット2は、その状態から下降されて便器本体1の対応部に載せられると、棒状部材10が図1(a)の拡大図の如く凹所2bの遊びS1寸法だけ上に動かされると共に、円状鍔13aが最上部の爪43aに当たった後、円状鍔13aが付帯ユニット2の荷重による弾性片42の外側への弾性変位を伴って複数の爪43aと係合する。この構造では、最終処理として、下ソケット25が雄・雌ねじ24,8aの螺合を介し若干下移動される。図2(a)は、このようにして下ソケット25を下移動した後の状態を示している。即ち、下ソケット25は、径大の操作部26を握って雌ねじ8aが雄ねじ24から外れる方向へ回転操作されると、下ソケット25が雄・雌ねじ24,8aの螺合を介し下方向へ移動されて、ロック部材40の弾性片42に強く当たった後、ロック部材40及ロック部材40に係合している棒状部材10を共に下移動する。そして、棒状部材10の頭部11は凹所2bの下面に強く圧接され、それに対応して、付帯ユニット2は図2(b)の如く上側の状態から下側の状態つまり便器本体1上にパッキン3を押し潰すようにして(パッキン3を省略する場合は直に)密接される。同時に、係止部43の各爪43aは、下方向へ押されるため図2(c)の上側の状態から下側の状態つまり係合部13の各円状鍔13a端面と密接される。この結果、従来のがた付き発生要因であった係合部13と係止部43との間の遊びやピッチずれに起因したガタ発生等を吸収でき、付帯ユニット2を便器本体1に確実かつより安定した状態で固定できる。
【0020】
以上の付帯ユニット2は、長期使用により修理や交換、又、機能追加された新品と交換のため便器本体1から外したいこともある。その場合は、図1(b)の如く下ソケット25に対するロック部材40の係合、つまり掛止め部29と凹部45との係合を解除し、付帯ユニット2を便器本体1から持ち上げる。この操作要領は、例えば図2(a)の状態において、人差し指と中指をリング部41に引っ掛け、親指を下ソケット25の先端(下端面)に当て、人差し指及び中指を親指側へ引っ張る。すると、ロック部材40は、凹部45が弾性片42の外方向への揺動変位を伴って掛止め部29から外れた後、保持部46が掛止め部29に乗り上げる。弾性片42は、その乗り上げにより揺動変位した拡開状態に保持される。各爪43aは、凹部45が掛止め部29から外れた時点で各円状鍔13aとの係合を解放する。
【0021】
(変形例1)図9は以上の締付具4について、下ソケット25の操作部26及び便器本体1の取付孔1aを変形した例である。この構造では、上記形態と基本的に同じため、作用的に同じ部位に同一符号を付して変更点だけを述べる。この操作部26は、ナット5の外径と略同じ大きさに形成され、内側に内ナット8を装着している。即ち、変形例1は、操作部26がナット5よりも径大でなくても回転操作可能なことを示し、又、締結具4の使用状態において下ソケット25やロック部材40が多少なりとも見え易い便器タイプに好適なものにした例である。一方、取付孔1aの上側には、上ソケット21のフランジ部22を受け入れる凹所1bが設けられている。従って、この構造では、フランジ部22が凹所1bに入れられた状態となり、締結具4の使用数を少なくしても、付帯ユニット2と便器本体1との間の隙間を減じて取付状態での安定性を維持可能となる。
【0022】
(変形例2)図10は以上の締付具4について、雌ねじ8aを下ソケット25の内径に直に形成した例であり、それ以外は上記形態とほぼ同じくしている。この形態では、下ソケット25が雌ねじ8a付きとして型成形されることにより、成形型が多少複雑となるが、上記内ナット8に起因する組立工数を省いたり部品点数を少なくして製造費を低減し易い。このように、本発明は、請求項1に特定される技術要件を具備しておればよく、細部的には便器形態や製造ロット数等に応じ種々変形可能なものである。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明の便器用締結具は、下ソケットが上ソケットに螺合されており、該螺合を介し回転して上ソケットに沿って下移動されると、ロック部材を押して該ロック部材及び棒状部材を下移動可能にことから、従来の係合部と係止部との間の遊びやピッチずれに起因したガタ発生、形態例の如く棒状部材が頭部を付帯ユニットの凹状部に収容して抜け止めすることに起因するガタ発生等を吸収できる。これにより、本発明品は、取付操作性、着脱性、外観性等を維持しながら、従来の付帯ユニットと便器本体との間におけるガタつき発生要因を一掃して、付帯ユニットの取付状態を安定かつ確実に維持でき、適用される便器の品質及び信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明形態例の締結具と便器との関係を示す構成図である。
【図2】 図1の付帯ユニットの取付状態を示す作動図である。
【図3】 上記締結具の構成部材同士の関係を示す分解構成図である。
【図4】 図3を補う要部分解図である。
【図5】 上記締結具を構成している上ソケットの細部図である。
【図6】 上記締結具を構成している下ソケットの細部図である。
【図7】 上記締結具を構成している棒状部材の細部図である。
【図8】 上記締結具を構成しているナットの細部図である。
【図9】 上記締結具の変形例を示す図である。
【図10】 上記締結具の他の変形例を示す図である。
【図11】 従来の便器用締結具の問題を説明するための図である。
【符号の説明】
1…便器本体(又はその取付部で、1aは取付孔、1bは凹所)
2…付帯ユニット(又はその取付部で、2aは取付孔、2bは凹所)
4…締結具
5…ナット
8…内ナット(8aは雌ねじ)
10…棒状部材(11は頭部、12は軸部)
13…係合部(13aは円状鍔)
20…筒部材
21…上ソケット(21aは貫通孔)
22…フランジ部
24…雄ねじ
25…下ソケット
28…開口(28aは上開口、28bは下開口)
29…掛止め部
31…挟持リブ
32…規制リブ
40…ロック部材
42…弾性片
43…係止部(43aは爪)
45…凹部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a toilet fastener for attaching an accessory unit to a toilet body in the toilet field.
[0002]
[Prior art]
In Western-style toilets, additional functions such as heating, aroma, washing and drying are attached to the toilet body as an accessory unit. This accessory unit is configured with a toilet seat and a lid in a relationship on the toilet seat side. As for the mounting structure, consideration must be given to the point that the mounting part is thick due to the material of the toilet body, and to maintenance and inspection. For this reason, the fasteners need to be devised in terms of corrosion resistance, installation / removal operability on the toilet body side, and the weight increases as the number of functions increases.
[0003]
FIG. 11 shows a conventional mounting structure of an accessory unit and an example of a fastener thereof.
[0004]
In the attaching operation, a plurality of fasteners are used, and as shown in FIG. 11A, among each fastener, the rod-
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-described conventional structure, as shown in the schematic enlarged portion of FIG. 11, the
[0006]
The present invention aims to solve the above-described problems. Specifically, it is to improve the product quality and reliability by making it possible to surely eliminate the above-mentioned rattling occurrence factor so that the attachment state of the accessory unit can be further stabilized. Other objects will be clarified sequentially in the contents described below.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention, as illustrated in the drawings, removably couples an accessory unit (side attachment portion 2) to a toilet body (side attachment portion 1). A rod-
[0008]
As for the
[0009]
The above invention is more preferably embodied as in claims 2-5. That is,
First, the
Secondly, the
Thirdly, the
Fourth, the
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Preferred embodiments and modifications of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 shows an operation example for attaching a toilet seat unit to a toilet body using the fastener of the embodiment, FIG. 1 (a) is a cross-sectional view showing a state before attachment, and FIG. 1 (b) shows an unlocking state of the lock member. Show. 2A and 2B show an attached state in which the toilet seat unit is attached to the toilet body, wherein FIG. 2A is a sectional view of the whole, FIG. 2B is an enlarged view of a facing portion of the toilet seat unit and the toilet body, and FIG. It is an enlarged view of the engaging part of a lock member. 3 is an exploded configuration diagram showing components of the fastener, FIG. 4A is an exploded configuration diagram of the lower socket and the lock member as viewed from one side of FIG. 3, and FIG. 4B is the lower socket of FIG. FIG. 5A shows an upper socket, FIG. 5A is a top view, FIG. 5B is a sectional view taken along line AA of FIG. 6A, FIG. 6 shows a configuration of the lower socket, and FIG. (B) is a bottom view, (c) is a sectional view taken along the line BB of (b) shown together with the inner nut, and (d) is a sectional view taken along the line CC of (b) shown together with the inner nut. FIG. 7 shows a rod-shaped member, where FIG. 7 (a) is a front view and FIG. 7 (b) is a bottom view. 8A and 8B show nuts for attaching the upper socket to the toilet body. FIG. 8A is a front view, FIG. 8B is a bottom view, and FIG. 8C is a sectional view taken along the line DD of FIG. 9 (a) and 9 (b) show a modification of the above embodiment corresponding to each (a) of FIGS. FIG. 10 shows another modification of the above embodiment corresponding to FIG. In the following description, first, the toilet body and the accessory unit in which the fastener of the present invention is used will be outlined, then the form of the fastener will be described in detail, and the usage procedures, operations, and modifications will be referred to.
[0011]
(Toilet bowl type) The toilet bowl of the present invention is of a Western type. On the toilet body, for example, an accessory unit such as an accessory unit (washlet “registered trademark”) for cleaning and drying is attached. This accessory unit usually has a toilet seat and a lid integrally, and the load is increased accordingly. In such a toilet, FIGS. 1, 2, 9, and 10 show a toilet body mounting portion 1 and an accessory
[0012]
(Embodiment) The
[0013]
Here, the rod-shaped
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
3 and 4, the
[0018]
(Usage Procedure) A plurality of the
[0019]
(Operation) Next, the
[0020]
The
[0021]
(Modification 1) FIG. 9 shows an example in which the
[0022]
(Modification 2) FIG. 10 shows an example in which the
[0023]
【The invention's effect】
As described above, in the toilet fastener of the present invention, the lower socket is screwed to the upper socket, and when the lower socket is rotated and moved downward along the upper socket, the lock member is pushed to move the lower socket. Since the lock member and the rod-shaped member can be moved downward, the play occurs due to play and pitch deviation between the conventional engaging portion and the locking portion, and the rod-shaped member has a head-like concave shape as in the embodiment. It is possible to absorb the occurrence of looseness caused by being housed in the portion and preventing it from coming off. As a result, the product according to the present invention eliminates the cause of rattling between the conventional accessory unit and the toilet body while maintaining attachment operability, detachability, appearance, etc., and stabilizes the attachment state of the accessory unit. And it can maintain reliably and can improve the quality and reliability of the toilet bowl applied.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram showing a relationship between a fastener and a toilet of an embodiment of the invention.
FIG. 2 is an operation diagram showing an attached state of the accessory unit of FIG. 1;
FIG. 3 is an exploded configuration diagram showing the relationship between the constituent members of the fastener.
FIG. 4 is an exploded view of essential parts supplementing FIG. 3;
FIG. 5 is a detailed view of an upper socket constituting the fastener.
FIG. 6 is a detailed view of a lower socket constituting the fastener.
FIG. 7 is a detailed view of a rod-shaped member constituting the fastener.
FIG. 8 is a detailed view of a nut constituting the fastener.
FIG. 9 is a view showing a modification of the fastener.
FIG. 10 is a view showing another modified example of the fastener.
FIG. 11 is a view for explaining a problem of a conventional toilet fastener.
[Explanation of symbols]
1 ... Toilet body (or its mounting part, 1a is a mounting hole, 1b is a recess)
2 ... accessory unit (or its attachment part, 2a is a mounting hole, 2b is a recess)
4 ... Fastener
5 ... Nut
8 ... Inner nut (8a is female screw)
10 ... Rod-shaped member (11 is head, 12 is shaft)
13 ... engaging part (13a is a circular hook)
20 ... Cylinder member
21 ... Upper socket (21a is a through hole)
22 ... Flange
24 ... Male thread
25 ... Lower socket
28 ... Opening (28a is upper opening, 28b is lower opening)
29 ... Hanging part
31 ... Nipping rib
32 ... Regulation rib
40: Lock member
42. Elastic piece
43 ... locking part (43a is a nail)
45 ... Recess
Claims (5)
前記筒部材は、外周に雄ねじを有して前記便器本体の取付孔に固定される上ソケットと、前記開口と共に上側内周に雌ねじを有した下ソケットとに分割され、前記下ソケットが前記上ソケットに対し前記雄・雌ねじの螺合を介し回転移動可能に組み付けられ、前記係止部と係合部とを係合した状態で、前記雄・雌ねじを介し回転して下方向へ移動されると、前記ロック部材を押して該ロック部材及び前記棒状部材を下移動可能になっていることを特徴とする便器用締結具。The accessory unit is detachably coupled to the toilet body, the rod-like member protruding from the accessory unit and having an engaging portion on the outer periphery of the shaft, and fixed to the mounting hole of the toilet body and inserted through the inside A cylindrical member having an opening that exposes the engaging portion of the rod-shaped member, an elastic piece assembled to the cylindrical member and disposed in the cylinder axial direction, and the engagement of the rod-shaped member provided on the elastic piece via the opening In a toilet bowl fastener comprising a locking member having a locking part to be engaged with and disengaged from the part,
The cylindrical member is divided into an upper socket having a male screw on the outer periphery and fixed to the mounting hole of the toilet body, and a lower socket having a female screw on the upper inner periphery together with the opening. The socket is assembled so as to be able to rotate and move through a threaded engagement of the male / female screw, and is rotated downward through the male / female screw in a state in which the engaging part and the engaging part are engaged. And a toilet fastener, wherein the lock member and the rod-shaped member can be moved downward by pushing the lock member.
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