JP4477241B2 - Cdma通信システムにおいて送信電力を制御する方法および装置 - Google Patents

Cdma通信システムにおいて送信電力を制御する方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通信に関係する。特に、本発明はCDMA送信機の電力を制御する新規で改良された方法と装置に関係する。
【0002】
【従来の技術】
コード分割多元接続(CDMA)変調技術を使用することは、多数のシステムユーザーが存在する場合に通信を容易にするいくつかある技術の1つである。時分割多元接続(TDMA)や周波数分割多元接続(FDMA)のような他の多元接続通信システム技術が技術的に知られている。しかしながら、CDMAのスペクトラム拡散変調技術は、多元接続通信システムのこれらの変調技術に優る極めて有利な点を有している。多元接続通信システムにおいてCDMA技術を使用することは、“衛星または地上中継器を用いるスペクトラム拡散多元接続通信システム”と題する米国特許第4,901,307号に開示されており、この米国特許は本発明の譲受人に譲渡され、その開示がここに参照により組み込まれている。CDMA技術を多元接続通信システムで使用することは、“CDMAセルラ電話システムで信号波形を発生させるシステムおよび方法”と題する米国特許第5,103,459号にさらに開示されており、この米国特許は本発明の譲受人に譲渡され、その開示がここに参照により組み込まれている。
【0003】
CDMAは、広帯域信号である固有の性質によって、信号エネルギを広い帯域幅に拡散させることによって周波数ダイバーシティの一形態を提供する。したがって、周波数選択性フェーディングはCDMA信号帯域幅のほんの少しの部分にしか影響を及ぼさない。2またはそれより多いセルサイトを通した移動ユーザからの同時性リンクにより複数の信号パスを提供することによって、空間あるいはパスダイバーシティが得られる。さらに、異なる伝播遅延で到着する信号が別々に受信されそして処理されることを許容し、スペトクラム拡散処理を通してマルチパス環境を活用することによって、パスダイバーシティが得られる。パスダイバーシティの例は、“CDMAセルラ電話システムにおける通信においてソフトハンドオフを提供する方法と装置”と題する米国特許第5,101,501号と“CDMAセルラ電話システムにおけるダイバーシティ受信機”と題する米国特許第5,109,390号に例示されており、これらの米国特許は共に本発明の譲受人に譲渡され、ここに参照により組み込まれている。
【0004】
知覚される音声の高品質性を維持しながら容量を増加させる特別の利点を提供するデジタル通信システムにおいて音声を送信する方法は、可変レートの音声エンコーディングを使用することによる。特に有用な可変レート音声エンコーダの方法および装置が“可変レートボコーダ”と題する米国特許第5,414,796号において詳細に説明されており、この米国特許は本発明の譲受人に譲渡され、ここに参照により組み込まれている。
【0005】
可変レート音声エンコーダを用いると、前記音声エンコーディングが最大レートで音声データを提供しているときに最大の音声データ容量のデータフレームを提供する。可変レート音声コーダが、その最大レートより低いレートで音声データを提供しているとき、送信フレームに余分の容量がある。データフレームのデータ源がデータを可変レートで供給しており、固定され予め定められたサイズの送信フレームで付加的なデータを送信する方法は、“送信のためにデータをフォーマットする方法および装置”と題する米国特許第5,504,773号で詳細に説明されており、この米国特許は本発明の譲受人に譲渡され、その開示がここに参照により組み込まれている。先に言及した特許出願では、送信のためのデータフレームにおいて、異なるデータ源からの異なったタイプのデータを結合する方法と装置が開示されている。
【0006】
予め定められた容量より少ないデータを含むフレームにおいて、データを含んでいるフレームの部分だけが送信されるように送信増幅器を送信ゲートすることにより、電力消費が低減されるかもしれない。さらに、もし予め定められた擬似ランダムプロセスにしたがってデータがフレームに配置されるならば、通信システムにおけるメッセージ衝突を低減させることができるかもしれない。送信をゲートしそしてフレームにデータを配置する方法と装置が“データバーストランダマイザー”と題する米国特許第5,659,569号に開示されており、この米国特許は本発明の譲受人に譲渡され、その開示がここに参照により組み込まれている。
【0007】
通信システムにおける移動局の電力制御の有用な方法は、移動局からの受信信号の電力を基地局でモニタすることである。モニタされた電力レベルに応答して基地局は移動局に規則的な間隔で電力制御ビットを送信する。このようにして送信電力を制御する方法と装置が、“CDMAセルラ移動電話システムにおいて送信電力を制御する方法および装置”と題する米国特許第5,056,109号に開示されており、この米国特許は本発明の譲受人に譲渡され、その開示がここに参照され組み込まれている。
【0008】
QPSK変調フォーマットを使用してデータを提供する通信システムにおいては、QPSK信号のIとQ成分のクロス乗積をとることによって、非常に有用な情報を得ることができる。この2つの成分の相対位相を知ることにより、基地局に関する移動局の大体の速度を決定することができる。QPSK変調通信システムにおけるIとQ成分のクロス乗積を決定する回路の記述が、“パイロット搬送波内積回路”と題する米国特許第5,506,865号に開示されており、この米国特許は本発明の譲受人に譲渡され、その開示がここに参照により組み込まれている。
【0009】
デジタル情報を高レートで送信することができる無線通信システムに対する要求が増加している。遠隔局から中央基地局に高レートデジタルデータを送る1つの方法は、遠隔局がCDMAのスペトクラム拡散技術を用いてデータを送れるようにすることである。提案される1つの方法は、遠隔局が、直交チャネルのスモールセットを用いてその情報を送信できるようにすることであり、“高データレートCDMA無線通信システム”と題する同時係属中の米国特許出願第08/886,604号に詳しく説明されており、この米国特許出願は本発明の譲受人に譲渡され、ここに参照により組み込まれている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、閉ループ電力制御システムにおいて送信電力を制御する新規で改良された方法と装置である。本発明においては、フォワードリンクトラフィック信号にパンクチャされた電力制御コマンドが使用されて、フォワードリンクトラフィック信号のエネルギの十分性が決定される。本発明においては閉ループ電力制御の新規な方法が提案されており、この方法はトラフィック信号エネルギ測定値はもちろん、電力制御シンボルのエネルギ、電力制御コマンド推定値を使用して、閉ループ電力制御システムのより高い精度を達成させる。
【0011】
トラフィックチャネル送信エネルギの十分性を決定するために電力制御シンボルだけを使用する欠点は、多数の電力制御シンボルがなく、したがってそれらは電力制御シンボルに加えられる雑音の影響を受けやすいということである。電力制御コマンドに対する応答の結果、異なるエネルギでそれらが各々送信されたかもしれないことから、電力制御シンボルのエネルギを単純に平均することができないという理由で、これらの状況がさらに複雑になっている。電力制御コマンドが送信装置により誤って受信されるかもしれないことから、この状況はさらに複雑になる。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、電力制御シンボル測定値とトラフィックチャネル推定値を組み合わせることにより受信CDMA信号の信号品質を推定する効果的な方法を提供する。
本発明の特徴、目的、そして利点は、同様な参照符号が全体を通して対応して同一のものを指し示している図面を参照すると、以下に述べられている詳細な説明からより明確になるであろう。
【0013】
【発明の実施の形態】
I.イントロダクション
図1は、本発明の基地局の例示的な実施形態を示す。本発明をフォワードリンク電力制御の点から説明する。本発明がリバースリンク電力制御に同じように応用できることは当業者に理解できるであろう。さらに、本発明は同様に、閉ループ電力制御を採用している任意の可変レート通信システムに等しく応用できる。データのフレームがCRCおよびテールビット発生器2に提供されている。CRCおよびテールビット発生器2は、1組の巡回冗長検査(CRC)ビットと1組のテールビットを発生させ、これらのビットをデータの入力フレームに付加する。CRCとテールビットを付加したデータフレームがエンコーダ4に提供される。エンコーダ4は、CRCとテールビットを含むデータフレームにフォワードエラー訂正コーディングを行う。エンコーダ4は、例えば、畳み込みエンコーダあるいはターボエンコーダあるいは他のフォワードエラー訂正コーダとすることができ、その設計と構成は技術的によく知られている。
【0014】
エンコードシンボルは、それからインターリーバ6に提供され、このインターリーバ6は予め定められたインターリーバフォーマットにしたがってエンコードシンボルを再順序付けする。さらに、インターリーバ6は、結果として生じた出力が固定数のオリジナルエンコードシンボルバージョンとエンコードシンボルの反復されたバージョンとからなるように、エンコードシンボルに冗長性を提供する。再順序付けされたシンボルは拡散エレメント8に提供され、この拡散エレメント8はロングコード擬似ランダムシーケンスにしたがってデータをスクランブルする。スクランブルされたシンボルは、それからデマルチプレクサ10に提供される。デマルチプレクサ10は、(1、1)、(1、−1)、(−1、1)、(−1、−1)からなる4点配列にシンボルをマッピングする。
【0015】
デマルチプレクサ10は、シンボルをデータ利得エレメント20aと20bに提供する。データ利得エレメント20aと20bは、2つの出力信号上のシンボルのエネルギを調整し、パンクチャリングエレメント24aと24bそれぞれに利得調整された信号を提供する。例示的な実施形態では、フレームベースでトラフィックデータの送信レートが変化する。トラフィックデータのデータレートに比例して、送信エネルギが変化する。例えば、もしトラフィックデータフレームが予め定められた最大レートで送信されるならば、トラフィックデータフレームを含む信号は予め定められた最大送信エネルギで送信されるであろう。もし予め定められた最大レートの半分に等しいレートでトラフィックデータフレームが送信されるならば、トラフィックデータフレームを含む信号は予め定められた最大送信エネルギの半分で送信されるであろう。以下同様である。インターリーバ6により導入された冗長性のために、エネルギの大きさが調整された信号の結果として得られたシンボルエネルギは一定のままである。
【0016】
パンクチャリングエレメント24aと24bは、リバースリンク電力制御ビットを利得調整されたデータ信号に挿入する。送出電力制御ビットが、電力制御利得エレメント22に供給される。例示的な実施形態では、トラフィックデータのレートにかかわらず、トラフィックチャネルの予め定められた最大送信エネルギで、電力制御ビットが常に送信される。電力制御ビットはレートにしたがって大きさが調整されないことから、これらのシンボルは、トラフィックデータのレートを知らなくても、受信トラフィック信号の十分性を評価する手段を提供する。利得調整された電力制御ビットがパンクチャリングエレメント24aと24bに供給され、送出トラフィックチャネルにパンクチャされる。
【0017】
パンクチャリングエレメント24aと24bからの信号は直交カバーリングエレメント26aと26bの第1の入力に供給される。トラフィックチャネル直交カバーリングシーケンスがトラフィックウォルシュ発生器28によって発生される。ウォルシュシーケンスは直交カバーリングエレメント26aと26bに提供され、送出トラフィック信号に直交カバーリングを行う。直交的にカバーされたトラフィック信号は加算器18に提供される。簡単にするために単一の直交トラフィックチャネルの発生を図示する。商業的な実施の形態においては、さらに多くの同様に実現されたトラフィックチャネルがまた存在し、そしてそれらの直交的にカバーされたデータが加算器18に供給されることを当業者が理解できるであろう。
【0018】
例示的な実施形態では、コード分割パイロットがトラフィックチャネルとともに送信され、送信されたトラフィック信号のコヒーレント復調を可能にする。パイロットシンボルがデマルチプレクサ12に提供され、このデマルチプレクサ12は点(1、1)、(−1、1)、(1、−1)、(−1、−1)からなる4点配列にパイロットシンボルをマッピングする。例示的な実施形態では、パイロットシンボルはすべて0からなる。デマルチプレクサ12からの結果として生じた出力ストリームが直交カバーリングエレメント14aと14bの第1の入力に提供される。
【0019】
パイロットウォルシュ発生器16は、トラフィックチャネルデータを拡散するために使用される拡散関数に直交する拡散関数を発生させる。例示的な実施形態では、パイロットウォルシュ発生器16は、ウォルシュ(0)シーケンスを発生させ、そしてカバーリングエレメント14aと14bの第2の入力にシーケンスを提供する。カバーリングエレメント14aと14bは、パイロットウォルシュ拡散関数にしたがって、デマルチプレクスされたパイロットシンボルをカバーし、そしてその結果を加算器18に提供する。
【0020】
加算器18はパイロットチャネル信号とすべてのトラフィック信号とを加算し、そして結果としての加算信号を複素PN拡散エレメント30に提供する。複素PN拡散エレメント30は、入力シーケンスに拡散演算を実行し、これは送信の同位相と直角位相チャネルの負荷のバランスをとる。複素PN拡散エレメント30は以下の等式にしたがって入力信号I’とQ’を拡散する。
【数5】
Figure 0004477241
【0021】
ここでPNIおよびPNQは、2つの擬似ノイズシーケンスであり、その発生は技術的によく知られている。複素PN拡散データシーケンスが送信機36に提供される。送信機36は、QPSK変調フォーマットにしたがって信号をアップコンバートし、フィルタし、増幅し、そしてアンテナ38を通して送信する信号を提供する。
【0022】
基地局1のカバレッジ領域にある移動局からの信号がアンテナ39で受信され、受信サブシステム34に提供される。受信サブシステム34は、リバースリンク信号を復調してデコードし、そして復調されデコードされた信号を出力する。さらに、受信サブシステム34は、予め定められたパラメータセットを制御プロセッサ32に提供する。制御プロセッサ32は、基地局1と通信している各移動局からのリバースリンク信号の受信信号エネルギの妥当性を決定する。制御プロセッサは1組の電力制御コマンドを発生させ、パンクチャリングエレメント24aと24bにコマンドを提供し、そしてその動作は上述したように進行する。
【0023】
さらに、受信サブシステム34は、基地局1と通信している各移動局からの電力制御コマンドを受信する。電力制御コマンドは、そのコマンドを送っている特定の移動局に対して、基地局がそのトラフィック送信エネルギを増加すべきかどうかを示す。コマンドが受信されて送信機36に提供され、それに応答して送信機36はその送信エネルギを増加させるか減少させる。閉ループ電力制御システムの詳しい説明は、先に言及した米国特許第5,056,109号に提供されている。
【0024】
II.受信電力制御コマンドに基づいた電力制御
ノイズがなくそして電力制御コマンドが常に正しく受信され応答されているとき、可変レートリンクの電力制御は、大変簡単にすることができる。しかしながら、伝搬パスを通過した結果として信号にのったノイズの有害な影響は避けることができず、電力制御コマンドの誤った受信と応答となる。本発明は、これらの付加的な複雑さを扱うよう設計されている。しかしながら、本発明の説明に移るまえに、これらの複雑さがない状態での電力制御システムの作用を理解することが有益である。
【0025】
図7(A)を参照すると、図7(A)は、付加ノイズがない受信信号を図示する。第1のフレーム510において、電力制御コマンド500のエネルギは、予め定められた最大レートに対する送信エネルギに等しい予め定められたエネルギにセットされる。電力制御コマンドのエネルギは最大レート信号のエネルギで送信される必要がないが、むしろ、予め定められそして最大レート信号のエネルギに対する既知の関係を持つことだけが必要であるということが当業者によって理解されるであろう。
【0026】
各フレーム(502と506)のトラフィックエネルギは、送信されたトラフィックデータのレートに基づいて変化する。信号に付加的なシンボル冗長性を提供することにより、送信機が送信トラフィックデータのエネルギを減少させることができる。例えば、もし信号中の各シンボルが2回送信されるならば、シンボルのバージョンの各々を送信するエネルギはほぼ半分にすることができる。このようにして、シンボルを送信するのに使用される総エネルギがほぼ一定に保たれる。信号に対する冗長性の導入に応じて信号への送信電力を比例して減少させるこの方法は、技術的によく知られており、先に言及した米国特許第5,103,459号に詳細に記述されている。
【0027】
本発明において、電力制御ビット(500と504)は、送信信号の最大レートのエネルギへに対して既知の関係を持つ一定のエネルギにとどまる。本発明の受信機は送信信号のレートを事前には知らないので、受信した電力制御ビットのエネルギを使用して、受信信号のエネルギの妥当性を決定する。この固定された点が重要である。その理由は、冗長性を有する受信信号が、信号の信頼性ある受信をもたらすのに十分なエネルギを持つかも知れない一方、同じエネルギで受信されたシンボル冗長性を持たない信号は信頼性ある受信をもたらすのに不十分なエネルギしか持たないかも知れないからである。
受信機は信号のレートを知らないし、あるいは、受信信号のシンボル冗長性の量を知らないから、信頼性ある受信のために受信電力が十分であるかどうかを判断することができない。したがって、シンボル冗長性の既知のレベルに対して、固定された送信電力関係を持って送信される電力制御コマンドは、受信機がトラフィクデータのレートを知ることなく受信電力の妥当性を評価することができる手段を提供する。
【0028】
図7(A)に戻って参照すると、電力制御コマンドが付加的なノイズの影響を持たない信号を受信した受信機は、受信信号のエネルギの十分性を決定することができる。図7(A)において、電力制御ビット500は可変レートトラフィクデータ502にパンクチャされる。伝搬パスからの付加的なノイズの影響を持たないシステムにおいては、受信機は、単一の受信電力制御コマンド500のエネルギを計算し、このエネルギをエネルギ値のしきい値と比較する。電力制御コマンド500の計算されたエネルギがしきい値を超えるとき、移動通信装置は、受信信号のエネルギが信頼性ある受信のために要求されるエネルギを超えることを決定し、送信する通信装置に対して、送信機がその送信電力を減少させるように要求するコマンドを送り返す。反対に、電力制御コマンド500の計算されたエネルギがしきい値より低いとき、移動通信装置は、受信信号のエネルギが要求されるものより少ないことを決定し、送信する通信装置に対して、送信機がその送信電力を増加させるように要求するコマンドを送り返す。簡単なアップ/ダウン電力制御コマンドの状況において説明したが、この教示は送信電力の変化の方向と量を示すマルチビット電力制御コマンドへ容易に拡張することができる。
【0029】
図7(B)は、付加的なノイズの付加的な複雑さを受信信号に導入する。ノイズが導入されたとき、単一の電力制御ビットを使用して受信信号の十分性を決定することではもはや信頼性がない。電力制御ビットは持続時間が非常に短く、伝搬パスの小さな変化でも受信エネルギ推定値の重大な低下をもたらすことがある。
【0030】
ノイズが電力制御シンボル600に加えられたとき、受信電力制御ビット600へのノイズの影響を減少させるように複数の電力制御ビット600にわたって平均化された受信エネルギを決定することが望ましい。最も簡単な形態では、ムービング平均フィルタを使用して、電力制御ビット600を単に平均して受信エネルギの改良した推定値を提供してもよい。望ましい実施形態では、より最近に受信された電力制御シンボルが強調される。この結合処理は、その構成と設計が技術的によく知られているFIRフィルタまたはIIRフィルタを使用して実行することができる。
【0031】
図7(C)は、移動局から送信された閉ループ電力制御コマンドに応答して、既知の方法で送信信号の送信電力が変化するという付加的な複雑さを図示する。例示を簡単にするために、図7(B)に図示してあるノイズの影響は取り除いてある。ノイズの影響はどのようなシステムにも存在し、そして、ノイズが存在している場合この説明が当てはまり、先に説明したようにノイズの影響は受信信号の妥当性を決定する前に複数の電力制御コマンドを平均化するためのモチベーションである。
【0032】
受信電力制御コマンドのエネルギを単に平均化するだけでは、図7(C)の受信信号の妥当性の決定には適切ではない。これは、伝搬パスの変化に加えて、移動局によって送信される電力制御コマンドに応答して、送信エネルギが変化するからである。
【0033】
受信電力制御コマンド700とトラフィックシンボル702は電力制御グループ1(PCグループ1)を構成する。すなわち、それらは基地局で受信された同じセットの電力制御コマンドに基づいて送信されたものである。同様に、電力制御コマンド704とトラフィックシンボル706は電力制御グループ2(PCグループ2)を構成し、電力制御コマンド708とトラフィックシンボル710は電力制御グループ3(PCグループ3)を構成し、そして電力制御コマンド712とトラフィックシンボル714は電力制御グループ4(PCグループ4)を構成する。
【0034】
移動局がそれらのコマンドを送信したので、移動局には基地局の送信電力の変化をもたらした電力制御コマンドがわかる。この簡単化されたシステムでは、その仮定は、移動局により送信されたすべての電力制御コマンドが基地局において正しく受信され、そして既知の方法で応答されるということである。したがって、移動局は、閉ループ電力制御システムから生じる受信電力制御コマンドにおける影響を取り除くことができ、よって、伝搬パスにおける変化だけを反映する意味のある方法で電力制御コマンドを共に平均化することができる。
【0035】
この簡単化されたシステムにおいては、基地局送信機は、移動局からアップコマンドを受信すると2△だけその送信電力を増加させ、そして移動局からダウンコマンドを受信すると△だけその送信電力を減少させる。したがって、移動局が受信信号の妥当性を決定しているとき、受信コマンドから閉ループ電力制御の影響を最初に取り除く。
【0036】
移動局は、それが送信したダウンコマンドに応答して、基地局がその送信電力を電力制御グループ3と電力制御グループ4との間に減少させたことを知っている。したがって、電力制御コマンド708で電力制御コマンド712を平均化する前に、移動局は電力制御コマンド708の受信エネルギを△だけ減少させて、電力制御ビット708の正規化されたバージョンを提供する。
【0037】
同様に、移動局は、電力制御コマンド704のエネルギを電力制御ビット712のエネルギと電力制御ビット708の正規化エネルギとで平均化する前に、電力制御グループ2と電力制御グループ3との間に基地局の送信電力を増加させたこと、電力制御ビット704のエネルギが正規化されなければならないことを知っている。最初に、電力制御ビット704の測定エネルギは電力制御グループ3と電力制御グループ4との間の変化を処理するために△だけ減少され、そして電力制御グループ2と電力制御グループ3との間の送信電力の変化を処理するために2△だけ増加される。このことは、電力制御ビットエネルギ平均の算入の前に電力制御ビット704の測定エネルギに対する△のネット加算に帰着する。
【0038】
電力制御グループ2のエネルギは、移動局が送信されたダウンコマンドに応答して電力制御グループ1のエネルギより少ない。したがって、電力制御グループビット700は△を加算することにより修正され、それから2△を減算しそしてそれから△を加算し、よってこれは電力制御ビット700が変化しないままにする。電力制御ビット700、704、708の正規化されたバージョンは、それから電力制御ビット712と結合されあるいは平均化され、そして受信信号エネルギの妥当性の評価は図7(B)に関して説明したように実行することができる。
【0039】
状況は図7(A)ないし図7(C)に関して説明した状況より一般にさらに複雑である。それは、短い持続時間の電力制御コマンドに付加的なノイズがあるからであり、そして移動局により送られた電力制御コマンドが基地局により正確に受信されなかったかもしれないし、あるいは基地局がこれらのコマンドに応答する際に異なるステップサイズを使用しているかあるいは基地局が電力飽和しているという理由で、基地局が予期されたように電力制御コマンドに応答しないかもしれないからである。
【0040】
III.電力制御コマンド訂正/調整
図2は、本発明の電力制御コマンドを発生させる第1の方法を図示する。本発明においては、フォワードリンクトラフィック信号にパンクチャされる電力制御コマンドが使用されて、フォワードリンクトラフィック信号の十分性が決定される。本発明においては、電力制御コマンドのエネルギがトラフィックチャネルのデータレートで変化しないことから、電力制御コマンドが使用される。
【0041】
トラフィックチャネル送信エネルギの十分性を決定するために電力制御コマンドだけを使用する欠点は、電力制御コマンドの数が不十分であり、したがって、それらが特にトラフィックチャネルへのノイズの影響を受けやすいということである。移動局からの電力制御コマンドに対する応答のために電力制御コマンドが異なるエネルギで送信されたかもしれないことから、電力制御コマンドは単に平均化することができないので、この状況はさらに複雑である。移動局から送信された電力制御コマンドが基地局1で正確に受信されなかったかもしれないことから、この状況はさらに複雑である。移動局から受信された電力制御コマンドを基地局が部分的にあるいは完全に無視することを選択するかもしれないことから、この状況はさらに複雑である。上に概略を説明したすべての問題は、本発明の方法により解決することができる。
【0042】
移動局は移動局と基地局1との間の遅延を決定することができ、そして特に、移動局には、移動局が電力制御コマンドを送信した時と電力制御ビットに応答して利得調整されたフォワードリンク信号を移動局が受信した時との間の時間インターバルがわかっている。ブロック50において、移動局は誤って受信したかもしれない電力制御コマンドを識別する。図3(A)ないし(C)に戻って、図3(A)は移動局によって送信された電力制御コマンドの順序を反映している。図3(B)は、図3(A)に図示された電力制御コマンドに応答して調整された受信フォワードリンクトラフィック信号を図示する。図3(C)は、移動局によって送信された電力制御コマンドに対する基地局1による疑わしい応答の識別を図示している。
【0043】
図3(A)では、移動局によって送信された電力制御コマンドのシーケンスが示されている。移動局は、最初に“ダウン”コマンド800を送信し、それに続けて“アップ”コマンド802、“アップ”コマンド804、“ダウン”コマンド806、“アップ”コマンド808、“ダウン”コマンド810、“ダウン”コマンド812、“アップ”コマンド814と“アップ”コマンド816を送信した。
【0044】
図3(B)において、(受信された)電力制御コマンドに対する遅延した受信応答が図示されている。第1の電力制御グループは、リバースリンク電力制御コマンド818とフォワードリンクトラフィックデータあるいはパイロットシンボル820を含む。電力制御グループは、そのインターバル内で送信エネルギの変化がないフォワードリンク信号のインターバルとここでは定義される。すなわち、フォワードリンク送信機は、リバースリンク電力制御コマンド818とフォワードリンクトラフィックデータあるいはパイロットシンボル820とのインターバルに対して間にある任意の電力制御コマンドに基づいて、その送信エネルギを変化させていない。言い換えると、各電力制御グループの送信エネルギは、受信された閉ループ電力制御コマンドの同じセットに基づいている。
【0045】
フォワードリンクにおける第1の電力制御グループ901は、電力制御コマンド818とトラフィックデータあるいはパイロットシンボル820からなり、第2の電力制御グループ902は、電力制御コマンド822とトラフィックデータあるいはパイロットシンボル824からなり、第3の電力制御グループ903は、電力制御コマンド826とトラフィックデータあるいはパイロットシンボル828からなり、第4の電力制御グループ904は、電力制御コマンド830とトラフィックデータあるいはパイロットシンボル832からなり、第5の電力制御グループ905は、電力制御コマンド834とトラフィックデータあるいはパイロットシンボル836からなり、第6の電力制御グループ906は、電力制御コマンド838とトラフィックデータあるいはパイロットシンボル840からなり、第7の電力制御グループ907は、電力制御コマンド842とトラフィックデータあるいはパイロットシンボル844からなり、第8の電力制御グループ908は、電力制御コマンド846とトラフィックデータあるいはパイロットシンボル848からなり、第9の電力制御グループ909は、電力制御コマンド850とトラフィックデータあるいはパイロットシンボル852からなり、第10の電力制御グループ910は、電力制御コマンド854とトラフィックデータあるいはパイロットシンボル856からなる。
【0046】
例示的な実施形態では、電力制御グループは電力制御コマンドから始まり、トラフィックデータが続く。このことはフォワードとリバースリンクにおける電力制御コマンドのフィードバックレートが同一であることを要求する。本発明は、フォワードとリバースリンク電力制御コマンドのフィードバックレートが同じである適用に限定されない。さらに、訂正された電力制御コマンドがトラフィックあるいはパイロットシンボルデータにマルチプレクスされることは要求されない。これらの特性は、提案されたCDMA2000RTT候補提案に適用された本発明を説明するために、単に入れられているに過ぎない。
【0047】
“ダウン”コマンド800を送信した移動局は、図3(B)に図示してあるフォワードリンク信号をモニタして、そのコマンドへの予測応答を識別する。特に、移動局は“ダウン”電力制御コマンド800に応答して、電力制御グループ901と電力制御グループ902との間でのエネルギ減少を予測する。移動局は“アップ”コマンド802に応答して、電力制御グループ902と電力制御グループ903との間でのエネルギ増加を予測する。移動局は“アップ”コマンド804に応答して、電力制御グループ903と電力制御グループ904との間でのエネルギ増加を予測する。移動局は“ダウン”コマンド806に応答して、電力制御グループ904と電力制御グループ905との間でのエネルギ減少を予測する。移動局は“アップ”コマンド808に応答して、電力制御グループ905と電力制御グループ906との間でのエネルギ増加を予測する。移動局は“ダウン”コマンド810に応答して、電力制御グループ906と電力制御グループ907との間でのエネルギ減少を予測する。移動局は“ダウン”コマンド812に応答して、電力制御グループ907と電力制御グループ908との間でのエネルギ減少を予測する。移動局は“アップ”コマンド814に応答して、電力制御グループ908と電力制御グループ909との間でのエネルギ増加を予測する。移動局は“アップ”コマンド816に応答して、電力制御グループ909と電力制御グループ910との間でのエネルギ増加を予測する。
【0048】
図3(C)において、受信エネルギの疑わしい変化にフラグが立てられる。疑わしいものは“X”でマークされるが、電力制御コマンドと矛盾しないものは“O”でマークされる。電力制御グループ901と902との間での受信エネルギ変化は、“ダウン”コマンド800と矛盾しない。それでこの変化はメトリック858において疑わしくないとしてマークされる。電力制御グループ902と903との間での受信エネルギ変化は、“アップ”コマンド802と矛盾する。それでこの変化はメトリック860において疑わしいとしてマークされる。電力制御グループ903と904との間での受信エネルギ変化は、“アップ”コマンド804と矛盾しない。それでこの変化はメトリック862において疑わしくないとしてマークされる。電力制御グループ904と905との間での受信エネルギ変化は、“ダウン”コマンド806と矛盾しない。それでこの変化はメトリック864において疑わしくないとしてマークされる。電力制御グループ905と906との間での受信エネルギ変化は、“アップ”コマンド808と矛盾しない。それでこの変化はメトリック866において疑わしくないとしてマークされる。電力制御グループ906と907との間での受信エネルギ変化は、“ダウン”コマンド810と矛盾しない。それでこの変化はメトリック868において疑わしくないとしてマークされる。電力制御グループ907と908との間での受信エネルギ変化は、“ダウン”コマンド812と矛盾しない。それでこの変化はメトリック870において疑わしくないとしてマークされる。電力制御グループ908と909との間での受信エネルギ変化は、“アップ”コマンド814と矛盾する。それでこの変化はメトリック872において疑わしいとしてマークされる。最後に、電力制御グループ909と910との間での受信エネルギ変化は、“アップ”コマンド816と矛盾しない。それでこの変化はメトリック874において疑わしくないとしてマークされる。
【0049】
好ましい実施形態においては、すべてのトラフィックシンボルにおける総エネルギが電力制御ビットにおけるものより大きいので、トラフィックエネルギが疑わしい電力制御ビットを識別するために使用される。トラフィックエネルギのこのような使用に対して、そのレートが知られている必要はない。
【0050】
すべての疑わしい電力制御ビットが識別された後に、1組のテスト電力制御ベクトルがブロック52で発生される。図3(C)を参照すると、試験すべきベクトルのセットには、基地局1が受信するような潜在的な電力制御コマンドの4つのテストベクトルが含まれることがわかる。基地局1が受信するような4つの潜在的な電力制御コマンドセットは次のものを含む。
【数6】
Figure 0004477241
【0051】
受信電力制御コマンドのこれらの4つの潜在的なシーケンスが各々テストされ、電力制御コマンドのどのシーケンスが受信されたものに最も近くマッチングした送信信号となるかが決定される。
【0052】
図3(D)は、上記の等式(3)にある潜在的な電力制御コマンドシーケンスに基づいて合成された波形の構造を図示する。移動局は、基地局による電力制御コマンドの受信における可能性あるエラーに関する異なる仮定のもとで、図3(B)の受信波形に最もよく似ている波形を決定しようと試みる。
【0053】
図3(D)に、第2の電力制御コマンド802が基地局によって誤って受信されたという仮定に基づいたテスト波形を図示する。したがって、基地局によって受信された電力制御コマンドのシーケンスが“ダウン”、“ダウン”、“アップ”、“ダウン”、“アップ”、“ダウン”、“ダウン”、“アップ”、“アップ”であったという仮説に基づいて波形が合成される。この仮定のテストにおいて、移動局は基地局が“アップ”と“ダウン”電力制御コマンドに応答してその送信エネルギを変化させるであろう量を知っている。例示的な実施形態において、“アップ”と“ダウン”の両コマンドに対する簡単で均一なエネルギ変化(△)が仮定されている。テスト波形の発生において、電力制御グループ922は電力制御グループ921のエネルギより下のエネルギレベル△で合成される。電力制御グループ923は電力制御グループ922のエネルギより下のエネルギレベル△で合成され、これは第2の電力制御コマンド802が誤って受信されたという仮定をテストする。残りの電力制御コマンドは基地局により正しく受信されたという仮定のもとで、電力制御グループ924は電力制御グループ923より上のエネルギレベル△で合成され、これは電力制御コマンド804の正しい受信を反映している。電力制御グループ925は電力制御グループ924より下のエネルギレベル△で合成され、これは電力制御コマンド806の正しい受信を反映している。電力制御グループ926は電力制御グループ925より上のエネルギレベル△で合成され、これは電力制御コマンド808の正しい受信を反映している。電力制御グループ927は電力制御グループ926より下のエネルギレベル△で合成され、これは電力制御コマンド810の正しい受信を反映している。電力制御グループ928は電力制御グループ927より下のエネルギレベル△で合成され、これは電力制御コマンド812の正しい受信を反映している。電力制御グループ929は電力制御グループ928より上のエネルギレベル△で合成され、これは電力制御コマンド814の正しい受信を反映している。そして電力制御グループ930は電力制御グループ929より上のエネルギレベル△で合成され、これは電力制御コマンド816の正しい受信を反映している。
【0054】
初期状態950を変化させて、各テスト仮定に対する最小平均二乗誤差を決定する。
【0055】
ブロック54において、テスト電力制御ベクトルと受信トラフィックエネルギとの間の平均二乗誤差(MSE)が計算される。i番目の電力制御ベクトル(MSE(i))に対する平均二乗誤差が以下の等式にしたがって決定される。
【数7】
Figure 0004477241
【0056】
ここでs(j)は、ブロック52に関して説明したようにテストベクトルによって発生された仮定的に受信された電力制御コマンドに基づいている受信電力制御グループの合成されたセットであり、そしてr(j)は受信電力制御グループのエネルギである。
【0057】
合成信号と受信信号とのエネルギ差が計算され記憶される。初期エネルギは変化させることができ、各ベクトルに対するすべての初期状態に対する最小平均二乗誤差が計算される。ブロック56で、合成信号と受信信号との間の最低の平均二乗誤差を生成する電力制御コマンドのシーケンスが選択される。
【0058】
ブロック58で、電力制御コマンドは選択された電力制御シーケンスにしたがって調整される。例えば、最低の平均二乗誤差を生成している電力制御シーケンスがシーケンス(D、U、U、D、U、D、D、U、U)であると仮定しよう。すると、意味のある態様で移動局によって受信された電力制御コマンドを結合するために、それらのコマンドに応答して基地局の送信電力の調整を除去しなければならない。
【0059】
移動局から“アップ”コマンドを受信したと仮定すると、基地局1は移動局へのトラフィックチャネル送信エネルギをΔPupだけ増加させる。移動局から“ダウン”コマンドを受信したと仮定すると、基地局1は移動局へのトラフィックチャネルの送信エネルギをΔPdownだけ減少させる。現在の受信電力制御ビットのエネルギをPiと仮定すると、現在の電力制御コマンドと以前の電力制御コマンドとの間でアップコマンドが受信されたと決定されたことから、以前の電力制御ビットの調整されたエネルギはPI-1+ΔPupとなるべきである。現在の電力制御コマンドと2つの電力制御グループだけ早く受信された電力制御コマンドビットとの間に2つのアップコマンドが受信されたことが決定されたことから、2つの電力制御インターバル前に受信された電力制御ビットのエネルギがPI-2+2ΔPupに調整される。電力制御ビットを調整するこのプロセスは、最初の電力制御グループにおいて受信された電力制御ビットまで継続する。
【0060】
ブロック60で、電力制御ビットの調整されたエネルギが平均化され、電力制御ビットにおけるノイズの影響が除去される。ブロック62で、電力制御ビットシーケンスの平均調整エネルギがしきい値と比較される。ブロック64で、もし電力制御ビットシーケンスの平均調整エネルギがしきい値より小さいならば、基地局がトラフィックチャネルの送信エネルギを増加されるべきであると指示する電力制御コマンドが発生される。もし電力制御ビットシーケンスの平均調整エネルギがしきい値より大きいならば、基地局がトラフィックチャネルの送信エネルギを減少させるべきであると指示する電力制御コマンドが発生される。
【0061】
図6は、図2に図示された電力制御ビット訂正アルゴリズムの計算の複雑性を減少させる準最適サーチアルゴリズムを図示するフローチャートである。図6に図示されている方法は、疑わしい電力制御コマンドを識別し、各疑わしい電力制御コマンドを一度に1つ変更する。より小さい平均二乗誤差となる変更された電力制御コマンドは固定され、そして受信されたフレームと合成されたフレームとの間のエネルギの減少が最大となる変更を決定するために、残りの疑わしい電力制御コマンドが変更される。
【0062】
ブロック300で、もっとも誤っているらしいと識別されたK個の電力制御コマンドが識別される。ブロック302で、K個の合成された電力制御グループが発生される。ブロック304で、上の等式(4)にしたがってK個の電力制御グループ仮定の各々に対して、合成された電力制御グループと受信された信号との間の平均二乗誤差が計算される。
【0063】
ブロック306で、最小平均二乗誤差をもつ合成電力制御グループが選択される。ブロック308で、オリジナルフレームが、選択された合成フレームに等しくセットされる。ブロック308で、選択された合成フレームにおいて変更された電力制御コマンドが固定され、そしてデータの受信フレームが、選択された合成フレームと置換される。ブロック310で、選択された合成フレームにおいて変更された電力制御コマンドが、疑わしい電力制御コマンドのリストから削除される。
【0064】
制御ブロック312は、反復の最大数に到達したかどうかを決定するためにテストを行う。もし反復の最大数に到達していたならば、そのプロセスが停止され、そして調整された電力制御コマンドセットが選択される。もし反復の最大数に到達していなかったならば、そのプロセスがブロック316に移り、サーチされるべき疑わしいコマンドの数が1つだけ減少される。それからそのプロセスがブロック302に進み、そしてその動作が以前説明したように進行する。
【0065】
以前の説明はトラフィックエネルギに基づいているが、このプロセスはパンクチャされた電力制御ビットだけに実行することができることに留意すべきである。
【0066】
図4は、本発明の電力制御コマンド発生システムを組み込んでいる移動局を図示する。信号はアンテナ100で受信され、そしてデュプレクサ102を通して受信機104に提供される。受信機104は、QPSK復調フォーマットにしたがって受信信号をダウンコンバートし、フィルタし、そして増幅する。復調された信号の同位相と直角位相成分が複素PN逆拡散器106に提供される。
【0067】
複素PN逆拡散器106は、擬似ノイズシーケンスPNIとPNQにしたがって受信信号を逆拡散する。PN逆拡散信号は、直交逆拡散器108aと108bの第1の入力とパイロットフィルタ114とに提供される。例示的な実施形態では、ウォルシュ(0)が使用されてパイロットシンボルがカバーされる場合、パイロットフィルタ114は単にローパスフィルタとすることができる。ほかのウォルシュシーケンスが使用されて、パイロットシンボルがカバーされる場合は、ウォルシュカバーリングがパイロットフィルタ114によって除去される。
【0068】
ウォルシュシーケンス発生器110が、トラフィックチャネルをカバーするために使用される直交シーケンスのレプリカを発生させ、そして直交逆拡散器108aと108bの第2の入力にシーケンスを提供する。直交逆拡散器108aと108bはトラフィックチャネルウォルシュカバーリングを除去し、そしてその結果を内積回路112に提供する。内積回路112は、カバーされていないトラフィックチャネルとパイロットチャネルとの内積を計算して、受信された信号から位相のあいまいさを除去する。
【0069】
IとQチャネルにおける結果として得られたスカラーシーケンスがデマルチプレクサ116に提供される。デマルチプレクサ116は受信信号から受信電力制御ビットを除去し、そしてこれらのビットを電力制御ビットプロセッサ120に提供する。トラフィック信号がエネルギ計算手段118に提供され、このエネルギ計算手段118は振幅サンプルを二乗し、そしてその結果を加算して、復調信号のエネルギを示す値を生成する。特定の電力制御グループに対する信号のエネルギが、制御プロセッサ122に提供される。
【0070】
制御プロセッサ122は、図2のブロック50、52、54、56に説明されている計算を実行する。制御プロセッサ122は、電力制御ビットプロセッサ120に対して、受信電力制御シンボルのエネルギへの訂正を示す信号を提供する。電力制御ビットプロセッサ120は、以前に受信された電力制御ビットのエネルギを調整する。そして電力制御ビットフィルタ124に調整されたエネルギを示す信号を提供する。
【0071】
電力制御ビットプロセッサ120は、電力制御ビットフィルタ124に対して、調整された電力制御ビットエネルギを示す信号を供給する。電力制御ビットフィルタ124は、以下の等式にしたがって電力制御ビット(Pi)の調整されたエネルギを結合する。
【数8】
Figure 0004477241
【0072】
ここでωiは重み付け関数である。この計算されたエネルギはそれから電力制御ビット発生器126においてしきい値と比較される。もし電力制御ビットシーケンスの平均調整エネルギがしきい値より小さいなら、基地局がトラフィックチャネルの送信エネルギを増加させるべきであるということを指示する電力制御コマンドが発生される。もし電力制御ビットシーケンスの平均調整エネルギがしきい値より大きいなら、基地局がトラフィックチャネルの送信エネルギを減少させるべきであるということを指示する電力制御コマンドが発生される。
【0073】
発生された電力制御コマンドは送信サブシステム128に送信され、この送信サブシステム128は電力制御ビットをリバースリンク信号と結合し、そしてアンテナ100を通して基地局1へ送信するためにデュプレクサ102を通してその信号を提供する。
【0074】
IV.電力制御ビットのトラフィック重み付け
電力制御ビットエネルギの平均値を提供する第2の方法において、電力制御ビットが、電力制御グループにおけるトラフィックのエネルギにしたがって重み付けされ平均化される。この方法は、電力制御コマンドが正しく受信されたかどうかあるいはステップのサイズさえも決定しようと試みない。したがって、この第2の実施形態は特に強力である。第2の実施形態は、トラフィックデータの受信エネルギにしたがって電力制御シンボルのエネルギを重み付けする。その最も簡単な形態では、これはムービング平均フィルタで実現される。この第2の実施形態において、トラフィック信号のレートは、フィルタリングウィンドウの間、変更してはならない。したがって、もしトラフィックデータのレートが、フレーム境界だけで変化できるならば、フィルタリング動作は所定のフレーム内の電力制御グループに実行しなければならない。レートがフレーム境界で変化するシステムにおいては、フィルタはフレーム境界でリセットしなければならない。
【0075】
N番目の電力制御グループに対するフィルタされた電力制御ビットエネルギ
【数9】
Figure 0004477241
は以下の等式にしたがって決定される。
【数10】
Figure 0004477241
【0076】
ここでTiはi番目の電力制御グループに対するトラフィックエネルギであり、TNはN番目の電力制御グループに対するトラフィックエネルギであり、Piはi番目の電力制御グループの電力制御ビットエネルギであり、βは重み付け関数である。
【数11】
Figure 0004477241
【0077】
この式は次式になる。
【数12】
Figure 0004477241
【0078】
そしてさらなる改良は以下に示す最終トラフィックエネルギの最小二乗推定値を使用することである。
【数13】
Figure 0004477241
【0079】
例示的な実施形態では、フォワードリンク信号は図1に関して説明されているように発生される。図5において、信号はアンテナ200で受信され、そしてデュプレクサ202を通して受信機204に提供される。受信機204はQPSK復調フォーマットにしたがって受信信号をダウンコンバートし、フィルタし、そして増幅する。復調信号の同位相と直角位相成分が複素PN逆拡散器206に提供される。
【0080】
複素PN逆拡散器206は、擬似ノイズシーケンスPNIとPNQにしたがって受信信号を逆拡散する。PN逆拡散信号は、直交逆拡散器208aと208bの第1の入力とパイロットフィルタ214に提供される。ウォルシュ(0)がパイロットシンボルをカバーするために使用される例示的な実施形態では、パイロットフィルタ214は単なるローパスフィルタとすることができる。他のウォルシュシーケンスがパイロットシンボルをカバーするために使用されるケースにおいては、ウォルシュカバーリングはパイロットフィルタ214で取り除かれる。
【0081】
ウォルシュシーケンス発生器210はトラフィックチャネルをカバーするために使用される直交シーケンスのレプリカを発生させ、直交逆拡散器208aと208bの第2の入力にシーケンスを提供する。直交逆拡散器208aと208bは、トラフィックチャネルウォルシュカバーリングを取り除き、内積回路212にその結果を提供する。内積回路212は、カバーされていないトラフィックチャネルとパイロットチャネルとの内積を計算して、受信信号から位相のあいまいさを取り除く。
【0082】
IとQチャネルにおける結果として得られたスカラーシーケンスがデマルチプレクサ216に提供される。デマルチプレクサ216は、受信信号から受信電力制御ビット取り除き、これらのビットを電力制御ビットエネルギ計算装置220に提供する。電力制御ビットエネルギ計算装置220は、IとQチャネルにおける受信電力制御ビットの振幅の二乗を計算し、この2つのエネルギ値を加算する。電力制御ビットエネルギはそれからメモリエレメント222に記憶される。
【0083】
トラフィック信号はトラフィックエネルギ計算装置218に提供され、このトラフィックエネルギ計算装置218はトラフィックサンプルの振幅を二乗し、そしてその結果を加算して、復調信号のエネルギを示す値を生成する。フレームにおける各電力制御グループに対するトラフィック信号のエネルギがメモリ222に提供され記憶される。
【0084】
メモリ222は、フレームにおける各電力制御グループに対する電力制御ビットのエネルギとトラフィックチャネルエネルギとを電力制御ビットフィルタ224に提供する。電力制御ビットフィルタは上記の等式(5)にしたがって、フィルタされた電力制御ビットを計算する。フィルタされた電力制御ビットエネルギは電力制御ビット発生器226に提供される。
【0085】
フィルタされた電力制御ビットエネルギは、電力制御ビット発生器226において予め定められたエネルギしきい値と比較される。もしフィルタされた電力制御ビットエネルギがしきい値より小さいならば、基地局がトラフィックチャネルの送信エネルギを増加させるべきであることを示す電力制御コマンドが発生される。もしフィルタされた電力制御ビットエネルギがしきい値より大きいならば、基地局がトラフィックチャネルの送信エネルギを減少させるべきであることを示す電力制御コマンドが発生される。
【0086】
発生された電力制御コマンドは送信サブシステム228に提供され、この送信サブシステム228は、電力制御ビットをリバースリンク信号と結合し、そしてその信号をアンテナ200を通して基地局1へ送信するためにデュプレクサ202を通して提供する。
【0087】
好ましい実施形態の前の説明は、当業者が本発明を作りそして使用できるように提供されている。これらの実施形態のさまざまな変更は当業者に容易に明らかとなり、そしてここで規定された一般的な原理は、発明の能力を使用することなく他の実施形態に適用することができる。したがって、本発明はここに示された実施形態に限定されるように意図されておらず、ここに開示された原理と新規な特徴と矛盾しない最も広い範囲に一致すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、この発明の基地局のブロック図である。
【図2】 図2は、この発明の第1の例示的な実施形態の電力制御コマンドを発生させる方法を図示するフローチャートである。
【図3】 図3の(A)ないし(C)は、この発明の電力制御ビットを決定するために使用される合成波形を発生させる方法を図示する。
【図4】 図4は、この発明の第1の例示的な実施形態の移動局を図示するブロック図であり、電力制御コマンドがシステマテックに訂正された電力制御コマンドにしたがって発生されている。
【図5】 図5は、この発明の第2の例示的な実施形態の移動局を図示するブロック図であり、電力制御コマンドがエネルギ重み付けされた電力制御コマンドにしたがって発生されている。
【図6】 図6は、閉ループ電力制御コマンドを訂正する準最適方法を図示するフローチャートであり、この方法は計算の複雑さを減少させる。
【図7】 図7の(A)ないし(C)は、それらのエネルギを平均化するために電力制御コマンドを調整する際に関係する困難性を図示する。

Claims (30)

  1. 第2のタイプのデータが第1のタイプのデータにパンクチャされ、前記第1のタイプのデータの送信エネルギが前記第1のタイプのデータのレートにしたがって変化し、前記第2のタイプのデータの送信エネルギが前記第1のタイプのデータのレートにしたがって変化しない、前記第1のタイプのデータと前記第2のタイプのデータとを送信する送信機を含む通信システム中の、前記第1のタイプのデータと前記第2のタイプのデータとの送信エネルギを制御する電力制御システムにおいて、
    前記第1のタイプのデータと前記第2のタイプのデータとを受信する受信機手段と、
    前記第2のタイプのデータを前記第1のタイプのデータから分離するデマルチプレクサ手段と、
    前記第2のタイプのデータのエネルギを測定して、前記受信機手段で受信された前記第2のタイプのデータのエネルギの表示を提供する手段と、
    前記第2のタイプのデータのエネルギの表示を受け取り、前記第2のタイプのデータのエネルギの表示にしたがって、前記第1のタイプのデータの送信エネルギに対する電力制御コマンドを発生させる電力制御プロセッサ手段とを具備する電力制御システム。
  2. 前記第1のタイプのデータが可変レートトラフィックデータを構成し、前記第2のタイプのデータが電力制御コマンドを構成する請求項1記載の電力制御システム。
  3. 複数の前記電力制御コマンドをフィルタリングして、前記電力制御コマンドの受信エネルギの改善された推定値を提供するフィルタ手段をさらに具備する請求項2記載の電力制御システム。
  4. 前記電力制御コマンドのエネルギを調整して、1組の以前に送信された電力制御コマンドに応答して前記送信機でなされたエネルギ調整を補償する電力制御ビットプロセッサをさらに具備する請求項3記載の電力制御システム。
  5. 前記電力制御ビットプロセッサは、前記送信機によって応答された電力制御コマンドの最も可能性があるシーケンスをさらに推定する請求項4記載の電力制御システム。
  6. 前記電力制御ビットプロセッサが前記送信機により受信された電力制御コマンドを推定し、前記受信電力制御コマンドのエネルギを調整して、前記送信機により受信された電力制御コマンドの前記推定に応答して前記送信機でなされたエネルギ調整を補償する請求項5記載の電力制御システム。
  7. 前記電力制御ビットプロセッサが、
    前記受信電力制御コマンドの受信エネルギの変化を、前記1組の以前に送信された電力制御コマンドに基づくそれらのコマンドの予想された変化と比較することと、
    前記以前に送信された電力制御コマンドに対する疑わしい応答を識別することと、
    前記識別された疑わしい応答にしたがって受信電力制御コマンドの1組の仮定をテストすることとによって、
    前記送信機によって応答された電力制御コマンドの前記最も可能性があるシーケンスを推定する請求項6記載の電力制御システム。
  8. 前記第1のタイプのデータが可変レートトラフィックデータを構成する請求項1記載の電力制御システム。
  9. 複数の受信フレームに対して1組の前記第2のタイプのデータをフィルタリングして、前記第2のタイプのデータの受信エネルギの改善された推定値を提供するフィルタ手段をさらに具備する請求項8記載の電力制御システム。
  10. 前記第2のタイプのデータのエネルギを調整して、1組の以前に送信された電力制御コマンドに応答して前記送信機でなされたエネルギ調整を補償するプロセッサ手段をさらに具備する請求項9記載の電力制御システム。
  11. 前記プロセッサ手段が、前記送信機によって応答された最も可能性がある電力制御コマンドのシーケンスをさらに推定する請求項10記載の電力制御システム。
  12. 前記プロセッサ手段が前記送信機によって受信された電力制御コマンドを推定し、複数の受信フレームに対して前記1組の第2のタイプのデータのエネルギを調整して、前記送信機によって受信された電力制御コマンドの前記推定に応答して前記送信機でなされたエネルギ調整を補償する請求項11記載の電力制御システム。
  13. 前記電力制御ビットプロセッサが、
    前記受信電力制御コマンドの受信電力エネルギの変化を、前記1組の以前に送信された電力制御コマンドに基づくそれらのコマンドの予想された変化と比較することと、
    前記以前に送信された電力制御コマンドに対する疑わしい応答を識別することと、
    前記識別された疑わしい応答にしたがって受信電力制御コマンドの1組の仮定をテストすることとによって、
    前記送信機によって応答された電力制御コマンドの前記最も可能性があるシーケンスを推定する請求項12記載の電力制御システム。
  14. 複数の前記電力制御コマンドをフィルタリングして、前記電力制御コマンドの受信エネルギの改善された推定値を提供するフィルタ手段をさらに具備し、
    前記フィルタ手段は、等式:
    Figure 0004477241
    にしたがってフィルタされた電力制御ビットエネルギを発生させ、Tiはi番目の電力制御グループに対するトラフィックエネルギであり、Piはi番目の電力制御グループの電力制御ビットエネルギであり、βは重み付け関数である請求項2記載の電力制御システム。
  15. 前記重み付け関数βiが等式:
    Figure 0004477241
    にしたがって決定される請求項14記載の電力制御システム。
  16. 第2のタイプのデータが第1のタイプのデータにパンクチャされ、前記第1のタイプのデータの送信エネルギが前記第1のタイプのデータのレートにしたがって変化し、前記第2のタイプのデータの送信エネルギが前記第1のタイプのデータのレートにしたがって変化しない、前記第1のタイプのデータと前記第2のタイプのデータとを送信する送信機を含む通信システム中で、前記第1のタイプのデータと前記第2のタイプのデータとの送信エネルギを制御する方法において、
    デマルチプレクサによって、前記第1のタイプのデータと前記第2のタイプのデータとを受信することと、
    前記デマルチプレクサによって、前記第2のタイプのデータを前記第1のタイプのデータからデマルチプレクスすることと、
    電力制御プロセッサ手段によって、前記第2のタイプのデータのエネルギを測定して、測定されたエネルギを形成することと、
    前記電力制御プロセッサ手段によって、前記測定されたエネルギにしたがって、前記第1のタイプのデータの送信エネルギに対する電力制御コマンドを発生させることとを含む方法。
  17. 前記第1のタイプのデータが可変レートトラフィックデータを構成し、前記第2のタイプのデータが電力制御シンボルを構成する請求項16記載の方法。
  18. フィルタによって、複数の前記電力制御シンボルの測定されたエネルギをフィルタリングして、前記電力制御シンボルの受信エネルギの改善された推定値を提供することをさらに含む請求項17記載の方法。
  19. 前記電力制御プロセッサ手段によって、前記電力制御シンボルのエネルギを調整して、1組の以前に送信された電力制御コマンドに応答して前記送信機でなされたエネルギ調整を補償することをさらに含む請求項18記載の方法。
  20. 前記電力制御プロセッサ手段によって、前記送信機によって応答された電力制御コマンドの最も可能性があるシーケンスを推定することを含む請求項19記載の方法。
  21. 前記電力制御プロセッサ手段によって、前記送信機により受信された電力制御コマンドの前記推定値に応答して前記送信機でなされたエネルギ調整を補償することをさらに含む請求項20記載の方法。
  22. 前記電力制御プロセッサ手段によって、前記送信機により応答された電力制御コマンドの最も可能性があるシーケンスを推定することは、
    前記受信電力制御コマンドの受信エネルギの変化を、前記1組の以前に送信された電力制御コマンドに基づくそれらのコマンドの予想された変化と比較することと、
    前記以前に送信された電力制御コマンドに対する疑わしい応答を識別することと、
    前記識別された疑わしい応答にしたがって受信電力制御コマンドの1組の仮定をテストすることとを含む請求項21記載の方法。
  23. 前記第1のタイプのデータが可変レートトラフィックデータを構成する請求項16記載の方法。
  24. フィルタによって、複数の受信フレームに対して1組の前記第2のタイプのデータをフィルタリングして、前記第2のタイプのデータの受信エネルギの改善された推定値を提供することを含む請求項23記載の方法。
  25. プロセッサ手段によって、前記第2のタイプのエネルギを調整して、1組の以前に送信された電力制御コマンドに応答して前記送信機でなされたエネルギ調整を補償することを含む請求項24記載の方法。
  26. 前記プロセッサ手段によって、前記送信機によって応答された最も可能性がある電力制御コマンドのシーケンスを推定することをさらに含む請求項25記載の方法。
  27. 前記プロセッサ手段によって、前記送信機によって受信された電力制御コマンドを推定することと、
    前記プロセッサ手段によって、複数の受信フレームに対して前記1組の第2のタイプのデータのエネルギを調整して、前記送信機によって受信された電力制御コマンドの前記推定値に応答して前記送信機でなされたエネルギ調整を補償することとを含む請求項26記載の方法。
  28. 前記送信機によって受信された電力制御コマンドを推定することが、
    前記プロセッサ手段によって、前記受信電力制御コマンドの受信電力エネルギの変化を、前記1組の以前に送信された電力制御コマンドに基づくそれらのコマンドの予想された変化と比較することと、
    前記プロセッサ手段によって、前記以前に送信された電力制御コマンドに対する疑わしい応答を識別することと、
    前記プロセッサ手段によって、前記識別された疑わしい応答にしたがって受信電力制御コマンドの1組の仮定をテストすることとを含む請求項27記載の方法。
  29. フィルタによって、複数の前記電力制御コマンドをフィルタリングして、前記電力制御コマンドの受信エネルギの改善された推定値を提供することをさらに含み、前記フィルタリングすることは、以下の等式:
    Figure 0004477241
    にしたがって、フィルタされた電力制御ビットエネルギを発生させ、ここでTiはi番目の電力制御グループに対するトラフィックエネルギであり、Piはi番目の電力制御グループの電力制御ビットエネルギであり、βは重み付け関数である請求項17記載の方法。
  30. 前記重み付け関数βが等式:
    Figure 0004477241
    にしたがって決定される請求項29記載の方法。
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