JP4475597B2 - Presentation data selection device, presentation data selection method, etc. - Google Patents
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Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザに対して提示される提示データを選択する装置及び方法等の技術分野に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、HD(Hard Disc)等の記録媒体の大容量化や、MP(MPEG Audio Layer)3、ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Coding)3等のデータ圧縮技術の進展により、ユーザが、例えばオーディオ機器やパーソナルコンピュータ等を使用して、例えば、多くのCD (Compact Disc)や、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等に記録された楽曲データを、一つのHD等に記録して再生することが可能になっている。更に、最近では、インターネット上における配信サーバから楽曲データをダウンロードして上記HD等に記録して再生することが可能になった。
【0003】
このように記録された多くの楽曲データのうちから、再生すべき楽曲データの選択(選曲)に当たって、例えば、HDに記録されている楽曲データに関する情報(例えば、楽曲のタイトル)を表示画面に表示させ、その中からユーザが所望の楽曲を選択することが一般的であるが、近年では、音声認識技術を用いてユーザが発話した音声(例えば、楽曲のタイトル)を認識することによって楽曲データを選択することが可能になっている。
【0004】
例えば、特許文献1に開示された楽曲検索装置には、データの手入力を行わなくても、楽曲の検索を行うことができるようになっている。
【特許文献1】
特開平10−91176号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、このように非常に多くの楽曲データを記録できるようになってくると、楽曲データをそのジャンル(例えば、ロック、ジャズ等)毎、或いは、その曲調(例えば、明るい曲、悲しい曲等)毎などに分類し、そのジャンル等を指定することによって楽曲データを選択することも考えられる。
[0006]
しかしながら、例えば同じ明るい曲であっても、そのときのユーザの気分によってその度合いは変わるという曖昧なものであり、また、ユーザ毎に、明るいと感じるレベルや範囲も異なるものである。
[0007]
そこで、このような問題の解消を一つの課題とし、ユーザの曖味さを考慮しつつ楽曲データ等の提示データの的確な選択を行うことが可能な提示データ選択装置及び提示データ選択方法等を提供することを目的する。
[発明が解決しようとする課題]
[0008]
上記課題を解決するため、本願の一つの観点では、ユーザに対して提示される提示データを選択する提示データ選択装置において、1又は複数の前記提示データを選択するための選択情報に対して曖昧性を有する曖昧情報が付加された曖昧選択情報であって、ユーザから入力手段を通じて入力された前記曖昧選択情報を取得する選択情報取得手段と、1の前記選択情報に対して互いに異なる複数の前記曖昧情報が夫々付加された複数の前記曖昧選択情報と、夫々の前記曖昧選択情報に対応付けられ且つ選択される複数の提示データのうち前記選択情報に合致する提示データの占める割合を前記曖味情報に応じて規定する選択条件と、が設定されたテーブルを記憶する記憶手段と、予め設定されたデータ数の前記提示データを選択するとともに、当該選択の際に前記テーブルを参照して、前記データ数のうち前記取得された曖昧選択情報に対応する前記選択条件が規定する割合に応じたデータ数分前記選択情報に合致する前記提示データを選択する提示データ選択手段と、を備えることを特徴とする。
[0009]
[0010]
また、前記選択条件の変更を示す変更情報であって、ユーザから入力手段を通じて入力された前記変更情報を取得する変更情報取得手段と、前記取得された変更情報に基づいて、前記テーブルに設定された前記選択条件を変更する選択条件変更手段と、を更に備えることを特徴とする。
[0011]
[0012]
[0013]
また、前記提示データが選択された場合に、前記取得された曖昧選択情報を含む報知情報をユーザに対して報知する報知手段と、当該提示データ選択装置の学習が十分であるか否かを判別する学習判別手段と、を更に備え、前記報知手段は、前記学習判別手段により学習が十分でないと判別された場合には、前記取得された曖昧選択情報に含まれる前記曖昧情報とは異なる曖昧情報が前記選択情報に対して付加された曖昧選択情報を含む報知情報を前記ユーザに対して報知することを特徴とする。
【0014】
また、前記学習判別手段は、前記選択条件が予め設定された期間以上変更されなかった場合に、前記学習が十分であると判別することを特徴とする。
【0016】
また、前記選択条件の変更を示す変更情報であって、ユーザから入力手段を通じて入力された前記変更情報を取得する変更情報取得手段と、前記取得された変更情報に基づいて、前記選択条件を変更する選択条件変更手段と、を更に備え、前記学習判別手段は、前記選択条件が予め設定された期間以上変更されなかった場合に、前記学習が十分であると判別することを特徴とする。
【0017】
上記課題を解決するため、本願の更に他の観点では、ユーザに対して提示される提示データを選択する提示データ選択方法において、1又は複数の前記提示データを選択するための選択情報に対して曖昧性を有する曖昧情報が付加された曖昧選択情報であって、ユーザから入力手段を通じて入力された前記曖昧選択情報を取得する工程と、予め設定されたデータ数の前記提示データを選択するとともに、当該選択の際に、記憶手段により記憶されたテーブルであって、1の前記選択情報に対して互いに異なる複数の前記曖昧情報が夫々付加された複数の前記曖昧選択情報と、夫々の前記曖昧選択情報に対応付けられ且つ選択される複数の提示データのうち前記選択情報に合致する提示データの占める割合を前記曖昧情報に応じて規定する選択条件と、が設定されたテーブルを参照して、前記データ数のうち前記取得された曖昧選択情報に対応する前記選択条件が規定する割合に応じたデータ数分前記選択情報に合致する前記提示データを選択する工程と、を備えることを特徴とする。
[0019]
上記課題を解決するため、本願の更に他の観点では、ユーザに対して提示される提示データを選択するコンピュータを、1又は複数の前記提示データを選択するための選択情報に対して曖昧性を有する曖昧情報が付加された曖昧選択情報であって、ユーザから入力手段を通じて入力された前記曖昧選択情報を取得し、予め設定されたデータ数の前記提示データを選択するとともに、当該選択の際に、記憶手段により記憶されたテーブルであって、1の前記選択情報に対して互いに異なる複数の前記曖昧情報が夫々付加された複数の前記曖昧選択情報と、夫々の前記曖昧選択情報に対応付けられ且つ選択される複数の提示データのうち前記選択情報に合致する提示データの占める割合を前記曖昧情報に応じて規定する選択条件と、が設定されたテーブルを参照して、前記データ数のうち前記取得された曖昧選択情報に対応する前記選択条件が規定する割合に応じたデータ数分前記選択情報に合致する前記提示データを選択するように機能させることを特徴とする。
[0021]
上記課題を解決するため、本願の更に他の観点では、前記提示データ選択処理プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されていることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本実施形態における情報再生記録装置の概要ブロック例を示す図である。
【図2】曖昧情報を考慮した場合における条件対応付けテーブルの一例を示す図である。
【図3】情報再生記録装置1のシステム制御部19における処理を示すフローチャートである。
【図4】曲調対応付けテーブルの一例を示す図である。
【図5】条件対応付けテーブルにおける選択条件が変更される一例を示す図である。
【符号の説明】
【0023】
1 情報再生記録装置
2 情報配信サーバ
3 ネットワーク
11 情報再生部
12 情報出力部
13 楽曲特徴量抽出部
14 情報記録再生部
15 操作・表示部
16 マイクロフォン
17 音声認識部
18 通信部
19 システム制御部
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、本願の最良の実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、情報再生記録装置に対して本願を適用した場合の実施形態である。
【0025】
先ず、図1を参照して、本実施形態における情報再生記録装置の構成及び機能を説明する。図1は、本実施形態における情報再生記録装置の概要ブロック例を示す図である。
【0026】
図1に示すように、情報再生記録装置1は、情報再生部11、情報出力部12、楽曲特徴量抽出部13、情報記録再生部14、操作・表示部15、マイクロフォン16、音声認識部17、ネットワーク3を介して情報配信サーバ2との間でデータ通信を行うための通信部18、及びシステム制御部19を備えて構成されている。
【0027】
情報再生部11は、システム制御部19の制御下、CD(Compact Disc:CD−DA(Digital Audio)、CD−R、CD−R/W等の総称)、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc:DVD−Audio、DVD−Video、DVD−R、DVD−RW等の総称)、又はカード型記録媒体(例えば、メモリースティックやSDカード等)等の記録媒体(記録手段)に記録された楽曲データ(本願の提示データの一例)を再生し、当該楽曲データを情報出力部12、楽曲特徴量抽出部13、及び情報記録再生部14に出力するようになっている。
【0028】
例えば、情報再生部11がCD(例えば、CD−DA)に記録された楽曲データを再生するものである場合、当該情報再生部11は、図示しないが、当該CDに光ビームを照射して記録情報を光学的に読み取り電気信号に光電変換し出力する光ピックアップ、当該光ピックアップから出力された電気信号からRF(Radio Frequency)信号等を生成して出力するRFアンプ、当該RF信号に所定の復調処理及び誤り訂正処理等を行いデジタル信号に変換して楽曲データを再生するデジタル信号処理回路(例えばDSP(Digital Signal Processor)等により構成)及び、スピンドルモータ及び光ピックアップをサーボ制御するサーボ回路等を備え、当該楽曲データの再生、出力を行う。
【0029】
また、情報再生部11は、記録媒体に楽曲データに付随する付随情報(例えば、楽曲のタイトル、ジャンル(例えば、ロック、ジャズ、ポップス、クラッシック、ヒップホップ等)などのテキスト情報)、アーティスト名等)が記録されている場合には、情報再生部11は、システム制御部19の制御下、当該付随情報を記録媒体から読み出し、情報記録再生部14に出力するようになっている。
【0030】
なお、CD以外の記録媒体から楽曲データを再生するための構成及び機能については公知の技術であるので、詳しい説明は省略する。また、マルチメディアプレーヤのように、複数の記録媒体から楽曲データを再生するように構成してもよい。
【0031】
情報出力部12は、図示しないが、情報再生部11により再生出力された楽曲データ(デジタル音声信号)を入力し、これをアナログ音声信号に変換するDAC(Digital-to-Analog Converter)、当該アナログ音声信号を増幅して出力するAMP(Amplifier)、及び増幅されたアナログ音声信号を音波として出力するスピーカ等を備えており、楽曲をスピーカから出力するようになっている。
【0032】
楽曲特徴量抽出部13は、例えばDSP等により構成されており、情報再生部11により再生出力された楽曲データを入力し、当該楽曲データから当該楽曲データの特徴を示す楽曲特徴量を抽出し、情報記録再生部14及びシステム制御部19に出力するようになっている。
【0033】
ここで、楽曲特徴量とは、その楽曲の特徴を定量的に示す情報(例えば、0〜100の間の数値等で表される)であり、これには、例えば、楽曲の楽音から得られる楽音特徴量などが含まれる。
【0034】
楽音特徴量としては、キー(ハ長調、イ短調等の曲の調性)、キーの変化位置(又は変化パターン)、コード(和音、又は和音の組合せ)、当該コードの変化位置(又は変化パターン)、当該コードの変化量(CPM)(又は変化率(HVL))、ビート(拍:強弱を持った一定のパルス信号)、当該ビートの最大値(又は、最小値、平均値)、当該ビートの変化位置(又は変化パターン)、当該ビートの変化量(BPM)(又は変化率)、楽音の最大強度や平均強度、音量、当該音量の変化位置(又は変化パターン)などが挙げられる。
【0035】
これらの楽音特徴量の抽出には、公知の様々な方法を適用可能であるので、詳しい説明を省略するが、例えば、楽曲特徴量抽出部13が、楽曲データを高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform)して周波数分析を行い時間軸に沿った所定の時間間隔で周波数毎の音量値を算出してキー及びこれに関する量(キーの変化位置等)、コード及びこれに関する量(コードの変化位置や変化量等)の抽出を行ったり、所定のスレッショルドレベルにて楽曲データに係る波形のエンベロープを検出することによりビート及びこれに関する量(ビート(信号)の最大値等)の抽出を行う。
【0036】
なお、以上の楽曲特徴量の他にも、楽曲特徴量抽出部13が、例えば楽曲のテンポ、リズム、更には、楽曲のサビ部分の位置や回数、サビ部分のキー、ビート、コード、及びこれらに関する量を公知の方法により抽出するように構成してもよい。
【0037】
情報記録再生部14は、例えば、楽曲データを一時的に蓄積するバッファメモリ、楽曲データをエンコード(圧縮等)又はデコード(伸長等)するためのエンコーダ/デコーダ、HD(Hard Disc)、及びHDに楽曲データ等を記録又はHDから再生等を行うためのHDドライブ等を備えている。なお、情報記録再生部14が、MD、DVD−RW、又はカード型記録媒体等の記録媒体を備えて構成されるものであっても良い。
【0038】
そして、情報記録再生部14は、システム制御部19の制御下、情報再生部11から出力された楽曲データを例えば圧縮して、HDに記録すると共に、情報再生部11から出力された付随情報を楽曲データに関連付けて当該記録媒体に記録する。また、情報記録再生部14は、システム制御部19の制御下、楽曲特徴量抽出部13から出力された楽曲特徴量を当該楽曲データに関連付けて記録するようになっている。
【0039】
更に、情報記録再生部14は、システム制御部19の制御下、例えば情報配信サーバ2からネットワーク(例えば、インターネット、移動体通信網等によりからなる)3を介して配信され通信部18を介して受信された楽曲データ及びこれに付随する付随情報を当該記録媒体に記録するようになっている。なお、情報配信サーバ2から取得される楽曲データの楽音特徴量も、例えば当該取得の際に、楽曲特徴量抽出部13により抽出され、当該楽曲データに関連付けて記録される。
【0040】
このように情報記録再生部14におけるHDに記録される各楽曲データには、固有の登録番号(例えば、シリアル番号)が付与され、リスト管理されるようになっている。例えば、HDに記録されている楽曲データの登録番号、データ容量、記録場所、演奏時間、上記付随情報、及び楽曲特徴量等の管理情報が楽曲リストに登録される。この楽曲リストのデータは、例えばHDに記録され、適宜、システム制御部19により読み出され使用される。なお、当該管理情報に楽曲データの曲調(例えば、明るい曲、ノリのいい曲、静かな曲、悲しい曲、癒される曲等)が含まれるようにしても良い。
【0041】
操作・表示部15は、例えばタッチパネル式の表示パネル(例えば液晶パネル)を備えており、システム制御部19の制御下、上記楽曲リストに含まれる管理情報や、ユーザが各種指示を入力するための操作ボタン等を表示するようになっている。表示パネル上に表示された操作ボタンが押されると、当該操作ボタンに対応する指示信号がシステム制御部19に出力される。
【0042】
マイクロフォン16は、例えばユーザにより発話された各種指示に関する音声を検出(集音)して、その音声信号を音声認識部17に出力するようになっている。
【0043】
音声認識部17は、公知の音声認識処理を行うものであり、マイクロフォン16からの音声信号の周波数分析を行い、予め用意された発話音声候補群の中から最も適合する候補を選定することによって、上記音声信号に含まれる情報を認識し、これをシステム制御部19に出力するようになっている。
【0044】
システム制御部19は、演算機能を有するCPU、作業用RAM(記憶手段の一例)、及び各種処理プログラム(提示データ選択処理プログラムを含む)やデータを記憶するROM等を備えている。なお、提示データ選択処理プログラムは、例えばネットワーク8に接続された所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよいし、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されて当該記録媒体のドライブを介して読み込まれるようにしてもよい。
【0045】
そして、CPUがROM等に記憶されたプログラムを実行することにより、コンピュータとしてのシステム制御部19は、情報再生記録装置1全体を統括制御するとともに、本願の選択情報取得手段、提示データ選択手段、変更情報取得手段、選択条件変更手段、報知手段、及び学習判別手段として機能するようになっている。
【0046】
本実施形態においては、ユーザは、HDに記録されている多数の楽曲データのうちから所望する1又は複数の楽曲データを選択するための選択情報を、入力手段としての操作・表示部15、若しくはマイクロフォン16及び音声認識部17を通じて入力することが可能となっており、システム制御部19は、当該入力手段を通じて入力された選択情報を選択情報取得手段として取得し、当該選択情報に応じた選択条件に基づいて、1又は複数の楽曲データを提示データ選択手段として選択するようになっている。
【0047】
ここで、楽曲データを選択するための選択情報は、システム制御部19が選択する楽曲データを特定するために必要な情報であり、これには、例えば、楽曲データのジャンル(例えば、ロック、ジャズ、ポップス、クラッシック、ヒップホップ等)、楽曲データの曲調(例えば、明るい曲、ノリのいい曲、静かな曲、悲しい曲、癒される曲等)、或いは、楽曲データのアーティスト名等の情報が該当する。
【0048】
また、これらの選択情報には、夫々、選択条件が対応付けられており、例えば、「明るい曲」を示す選択情報に対応する選択条件では、明るい曲に合致する楽曲データの数(例えば、明るい曲:10曲)を規定している。また、例えば、「ロック」を示す選択情報に対応する選択条件では、ロックに合致する楽曲データの数(例えば、ロック:10曲)を規定している。夫々の選択情報と選択条件との対応付けは、例えばHDに記録された条件対応付けテーブルに規定されるようになっている。
【0049】
また、明るい曲(又はロック)に合致する楽曲データであるか否かの判別は、上述した楽曲リストに登録された管理情報に基づいて行われる。
【0050】
更に、本実施形態においては、ユーザは、上記選択情報に対して曖昧性を有する曖昧情報が付加された曖昧選択情報を、操作・表示部15、若しくはマイクロフォン16及び音声認識部17により入力することが可能となっており、この場合、システム制御部19は、当該入力された曖昧選択情報を選択情報取得手段として取得し、当該曖昧選択情報に応じた選択条件に基づいて、1又は複数の楽曲データを提示データ選択手段として選択することになる。
【0051】
この曖昧情報の具体例としては、例えば、「ほぼ」、「中心に」、「ばかり」、「もっと」等の人間により使われる曖昧な表現が該当する。
【0052】
図2は、曖昧情報を考慮した場合における条件対応付けテーブルの一例を示す図である。図2に示す例では、曖昧選択情報は、複数段階のレベルに区分されており、夫々のレベルに対応して互いに異なる選択条件が設定され、当該レベルが上がるほど(つまり、レベル1からレベル4に上がるほど)、明るい曲の占める割合が増していくように規定されている。
【0053】
また、例えば、図2の例において、レベル1の曖昧選択情報(ほぼ明るい曲)に対応する選択条件には、「全10曲、明るい曲の占める割合60%」が規定されており、これは、選択される全10曲の楽曲データのうち、曖昧選択情報に含まれる選択情報(明るい曲)に合致する楽曲データの占める割合が60%ということである。従って、この場合、当該選択情報(例えば、明るい曲)に合致する楽曲データは6曲選択されることになり、選択情報(例えば、明るい曲)に合致しない楽曲データは4曲選択されることになる。
【0054】
なお、全てのレベルにおける選択条件において、上記選択情報に合致する楽曲データの占める割合が、選択情報に合致しない楽曲データの占める割合よりも大きくなるように規定される。
【0055】
以上のように選択された楽曲データは、システム制御部19の制御の下、情報記録再生部14から再生出力され、ユーザに提示されることになるが、楽曲データの選択がユーザの意図(感覚)と一致しない(食い違う)、例えば、ユーザが、もっと明るい曲を増やしたい(言い換えれば、選択条件に基づき選択された明るい曲の数が足らなかった)、或いは減らしたい場合が想定される。このため、ユーザは、上記選択条件の変更を示す変更情報を、操作・表示部15若しくは音声認識部17を通じて入力することが可能となっており、システム制御部19は、当該入力された変更情報を変更情報取得手段として取得し、選択条件変更手段として、当該変更情報に基づいて当該選択条件を変更するようになっている。この変更情報として具体例として、例えば、「もっと明るい(又は暗い)曲」、「もっとレベルを上げる(又は下げる)」等が挙げられる。
【0056】
なお、このように、選択条件が変更されると、例えば、当該条件対応付けテーブルに対応付けられて変更履歴(例えば、変更日時及び変更内容等)が記憶されることになる。
【0057】
また、以上のように楽曲データが選択された場合に、システム制御部19は、報知手段として、上記選択情報を含む報知情報又は上記曖昧選択情報を含む報知情報をユーザに対して報知するようになっている。例えば、システム制御部19は、ユーザから入力された「明るい曲中心に」を示す曖昧選択情報に応じた選択条件に基づいて楽曲データを選択した場合、例えば「明るい曲中心に選曲しました」或いは「明るい曲中心に再生します」等の報知情報を操作・表示部15における表示画面上に表示させたり、情報出力部12から音声として出力したりすることによって、当該情報をユーザに対して報知する。
【0058】
そして、報知手段としてのシステム制御部19は、自己の学習が十分でない場合には、取得した(入力された)選択情報又は曖昧選択情報を適宜変更して報知するようになっている。例えば、「明るい曲中心に」を示す曖昧選択情報が取得された場合には、当該曖昧選択情報に含まれる曖昧情報(例えば、中心に)とは異なる曖昧情報(例えば、ほぼ)が選択情報(例えば、明るい曲)に対して付加された曖昧選択情報(例えば、ほぼ明るい曲)を含む報知情報がユーザに対して報知される。また、「明るい曲」を示す選択情報が取得された場合には、当該選択情報に対して曖昧性を有する曖昧情報(例えば、中心に)が付加された曖昧選択情報(例えば、明るい曲中心に)を含む報知情報がユーザに対して報知される。
【0059】
なお、自己の学習が十分であるか否かの判別は、学習判別手段としてのシステム制御部19により、例えば上記選択条件の変更頻度等に基づいて行われる。例えば、ある曖昧選択情報に対応する選択条件が予め設定された期間(例えば、10日間)以上変更されなかった場合に、学習が十分であると判別される。
【0060】
次に、以上のように構成された情報再生記録装置1における動作について、図3等を参照して説明する。
【0061】
図3は、情報再生記録装置1のシステム制御部19における処理を示すフローチャートである。
【0062】
図3に示す処理が開始されると、システム制御部19は、上述した楽曲リスト及び条件対応付けテーブルを情報記録再生部14から読み込み、ユーザからの入力待ち状態となる。
【0063】
そして、例えばユーザが曖昧選択情報として「明るい曲中心に」と発話すると、その音声がマイクロフォン16により集音(入力)され、音声認識部17によって当該曖昧選択情報が認識されて、その情報がシステム制御部19に出力される。これに対し、システム制御部19は、音声認識部17からの「明るい曲中心に」を示す曖昧選択情報を取得すると(ステップS1:Y)、例えばRAMに記憶し、ステップS2に移行する。
【0064】
なお、操作・表示部15における表示画面上に、選択情報及び曖昧選択情報の入力候補に対応する複数の操作ボタンを表示させ、当該複数の操作ボタンのうちからユーザにより押下された例えば曖昧選択情報に対応する操作ボタンに応じた指示信号がシステム制御部19に出力され、システム制御部19が当該指示信号に対応する予め設定された曖昧選択情報を取得するように構成しても良い。
【0065】
ステップS2では、システム制御部19は、上記条件対応付けテーブルを参照し、上記取得した「明るい曲中心に」を示す曖昧選択情報に応じた選択条件(例えば、「全10曲、明るい曲の占める割合70%」)を特定し、当該選択条件に基づいて楽曲データの選択処理を行う。
【0066】
当該選択処理においては、当該選択条件が例えば「全10曲、明るい曲の占める割合70%」であった場合、楽曲リストに登録されている楽曲データのうちから、例えば登録番号の新しい順(つまり、新しい楽曲データ順)に楽曲データが特定され、当該楽曲データが「明るい曲」であるか否かが一つ一つ判別され、「明るい曲」に合致する楽曲データが7曲、「明るい曲」に合致しない楽曲データが3曲、夫々選択される。
【0067】
なお、このような選択条件は、ユーザが、例えば、操作・表示部15を操作して任意に設定することが可能になっている。また、選択条件にて規定された曲数(例えば、10曲)は、ユーザから入力手段を通じて曖昧選択情報と共に入力されるものであっても良い。
【0068】
ここで、明るい曲等に合致するか否かの曲調判別について詳しく説明する。
【0069】
この曲調判別の処理では、例えば、予め設定され記憶された、楽曲特徴量と曲調との対応付けを規定した曲調対応付けテーブルが用いられ、楽曲リストにおける上記特定された楽曲データの楽曲特徴量に基づいてシステム制御部19により行われる。
【0070】
図4は、曲調対応付けテーブルの一例を示す図である。図4に示す例では、曲調としては、「明るい曲」、「ノリのいい曲」、「静かな曲」、「悲しい曲」が示され、楽曲特徴量としては、「キー」、「コードの変化率(HVL)」、「ビートの変化量(BPM)」、「ビートの最大値」、「楽音の平均強度(平均レベル)」が示されている。
【0071】
また、図4中、「高」、「中」、「低」は、楽曲特徴量のレベルを意味しており、例えば、「高」は、80〜100の数値範囲で、「中」は、30〜79の数値範囲で、「低」は、0〜29の数値範囲で、夫々表される(従って、「中〜高」は、30〜100の数値範囲を、「低〜中」は、0〜79の数値範囲を表す)。また、図4中、「キー」の一例として「ハ長調」若しくは「イ短調」が示されているが、これについても、夫々、例えば、ある数値範囲で表される。
【0072】
このような曲調対応付けテーブルが参照されて曲調判別の処理が行われる場合、例えば、上記特定された楽曲データの楽曲特徴量が、「明るい曲」に対応する楽曲特徴量のレベルを満たすか(言い換えれば、図4に示す数値範囲に入るか)否かが判別され、満たす場合に当該楽曲データは、「明るい曲」に合致すると判別されることになる(他の曲調についても同様である)。
【0073】
こうして一旦楽曲データの曲調が判別されると、判別された曲調を示す情報は、当該楽曲データに対応付けられて楽曲リストに登録されることになり、これ以降、当該楽曲データについては、曲調対応付けテーブルを参照しなくても、楽曲リストに登録された曲調を示す情報により曲調判別が可能となる。また、楽曲データのジャンル(例えば、ロック)を示す選択情報又は曖昧選択情報がユーザから入力された場合にも、楽曲リストに登録されたジャンルを示す情報を参照することによりジャンル判別が可能でなる。
【0074】
なお、システム制御部19は、例えば情報配信サーバ2からネットワーク3を介して楽曲データに付随する付随情報として上記曲調を示す情報を取得して楽曲リストに登録するように構成しても良い。
【0075】
ところで、上記ステップS2においては、「明るい曲」に合致する楽曲データが7曲、「明るい曲」に合致しない楽曲データが3曲、夫々選択される例を説明したが、この「明るい曲」(選択情報)に合致しない楽曲データとしては、「明るい曲」に近い曲が選択されるようにしてもよいし、「明るい曲」とは全く無関係な曲(例えば、「悲しい曲」)が選択されるようにしてもよい(楽曲データのジャンルについても同様である)。
【0076】
なお、「明るい曲」(選択情報)に近い曲であるか否かの判別は、例えば図4に示す明るい曲に対応する全ての楽曲特徴量のレベルを満たさない(数値範囲に入らない)が、一部の楽曲特徴量(例えば、HVL、BPM)のレベルを満たす曲であるか否かによって行われる。
【0077】
また、例えば「ロック」(選択情報)に近い曲であるか否かは、例えば「ロック」に合致せず「ジャズ」に合致するけれども、「ロック」に合致する楽曲データの各楽曲特徴量と近い楽曲特徴量を有する(各楽曲特徴量の差が所定値以下である)楽曲データであるか否かによって判別される。
【0078】
上記ステップS2で、複数の楽曲データが選択されると、システム制御部19は、選択された楽曲データに関する情報(例えば、楽曲リストに登録された登録番号、楽曲のタイトル、ジャンル、曲調、演奏時間等)を例えばプレイリストに登録する。
【0079】
次いで、システム制御部19は、自己の学習が十分であるか否かを判別する(ステップS3)。例えば、システム制御部19は、上記条件対応付けテーブルに対応付けられた変更履歴における変更日時を参照し、当該条件対応付けテーブルに設定された選択条件が予め設定された期間(例えば、10日間)以上変更されなかった場合に、学習が十分であると判別する。
【0080】
学習が十分であると判別した場合(ステップS3:Y)、システム制御部19は、ステップS1で取得した「明るい曲中心に」を示す曖昧選択情報を含む報知情報(例えば「明るい曲中心に選曲しました」)を操作・表示部15における表示画面上に表示させたり、情報出力部12から音声として出力したりすることによって、ユーザに対して報知する(ステップS4)。
【0081】
一方、学習が十分でないと判別した場合(ステップS3:N)、システム制御部19は、ステップS1で取得した「明るい曲中心に」を示す曖昧選択情報に含まれる曖昧情報(中心に)とは異なる曖昧情報(ほぼ)が選択情報(明るい曲)に対して付加された曖昧選択情報(ほぼ明るい曲)を含む報知情報を操作・表示部15における表示画面上に表示させたり、情報出力部12から音声として出力したりすることによって、ユーザに対して報知する(ステップS5)。
【0082】
このように、学習が十分でない場合、ステップS1で取得した「明るい曲中心に」は、図2の例では、レベル2の曖昧選択情報であるが、報知情報に含まれる「ほぼ明るい曲」はレベル1の曖昧選択情報となる。つまり、学習が十分でない場合、ユーザから入力された曖昧選択情報に対応するレベルより下のレベルの曖昧選択情報を含む報知情報が報知されることになる。これにより、楽曲データの選択がユーザの意図と一致しない(食い違う)場合であっても、ユーザに対して違和感を生じさせないことが可能となる。
【0083】
なお、仮に、ステップS1で「明るい曲」を示す選択情報が取得され、学習が十分でない場合、図2に示す例によれば、当該選択情報に対応するレベルより下のレベルの曖昧選択情報を示す「明るい曲中心に」を含む報知情報がユーザに対して報知されることになる。
【0084】
次いで、システム制御部19は、上記ステップS2で選択されプレイリストに登録された楽曲データの再生処理を開始する(ステップS6)。
【0085】
当該再生処理においては、システム制御部19は、情報記録再生部14を制御し、上記プレイリストに登録された楽曲データを順次、HDから再生出力させる。こうして、上記HDから再生出力された楽曲データは、情報出力部12を通じて外部に音波として出力され、ユーザは当該楽曲を聴くこととなる。
【0086】
そして、ユーザが、例えば、もっと明るい曲を増やしたいと思った場合に、上述した変更情報として「もっと明るい曲」と発話すると、その音声がマイクロフォン16により集音(入力)され、音声認識部17によって当該変更情報が認識されて、その情報がシステム制御部19に出力される。これに対し、システム制御部19は、音声認識部17からの「もっと明るい曲」を示す変更情報を取得すると(ステップS7:Y)、これに基づいて上記条件対応付けテーブルにおける選択条件を変更し(ステップS8)、この変更履歴を対応付けテーブルに対応つけてHDに記録する。
【0087】
図5は、条件対応付けテーブルにおける選択条件が変更される一例を示す図である。図5に示す例では、変更情報が「もっと明るい曲」であった場合に、曖昧選択情報(「ほぼ明るい曲」、「明るい曲中心に」)及び選択情報(「明るい曲」)に対応する選択条件における明るい曲の占める割合が増加するように変更されている。
【0088】
これにより、例えば同じ曖昧選択情報(例えば、「明るい曲中心に」)であっても、ユーザ毎に選択条件を異ならせることが可能となり、ユーザ毎に合った選択条件を設定することができる。そして、これ以降の楽曲データの選択は、変更された選択条件に基づくことになる。
【0089】
なお、図5に示す例では、各選択条件とも、明るい曲の占める割合が20%増加するように変更されているが、この増加幅(変更幅)も、変更情報の内容によって規定されるようにしても良い。例えば、変更情報が「もっと明るい曲」であった場合、増加幅(変更幅)が「20%」とし、変更情報が「もう少し明るい曲」であった場合、増加幅(変更幅)が「10%」とするように予め設定しておくように構成する。
【0090】
また、操作・表示部15における表示画面上に、変更情報の入力候補に対応する複数の操作ボタンを表示させ、当該複数の操作ボタンのうちからユーザにより押下された例えば変更情報に対応する操作ボタンに応じた指示信号がシステム制御部19に出力され、システム制御部19が当該指示信号に対応する予め設定された変更情報を取得するように構成しても良い。
【0091】
次いで、システム制御部19は、上記プレイリストに登録された楽曲データの再生が全て終了したか否かを判別し(ステップS9)、終了していない場合には(ステップS9:N)、ステップS7に戻り、終了した場合には(ステップS9:Y)、当該処理を終了する。
【0092】
以上説明したように、上記実施形態によれば、互いに異なる複数の曖昧選択情報と、夫々の曖昧選択情報に対応付けられた選択条件とが設定された条件対応付けテーブルを予め用意しておき、ユーザから楽曲選択のために曖昧選択情報が入力された場合に、条件対応付けテーブルを参照して、当該曖昧選択情報に対応する選択条件に基づいて楽曲データを選択するようにしたので、そのときのユーザの気分によって楽曲データの的確な選択を行うことができる。
【0093】
また、上記条件対応付けテーブルに設定された選択条件は、ユーザから入力された変更情報に基づき変更されるようにしたので、ユーザ毎に、例えば同じ曖昧選択情報であっても、ユーザ毎に選択条件を異ならせることが可能となり、ユーザ毎に合った選択条件を設定することができる。
【0094】
また、学習が十分でない場合には、ユーザから入力された選択情報又は曖昧選択情報に対応するレベルより下のレベルの曖昧選択情報を含む報知情報が報知されるようにしたので、楽曲データの選択がユーザの意図と一致しない(食い違う)場合であっても、ユーザに対して違和感を生じさせないことができる。
【0095】
なお、上記ステップS3において学習が十分でないと判別された場合に、複数段階の学習度合い(学習状態のレベル)によって、上記報知情報を変化させるように構成しても良い。例えば、学習が十分であるとする条件が、ある選択情報(例えば、明るい曲)に対応する選択条件が10日間以上変更されなかったことであると仮定した場合に、当該変更されなかった期間が5日間以上10日間未満の場合(学習の度合いが高いと判断)、当該選択情報に対応するレベルより一つ下のレベルの曖昧選択情報(例えば、明るい曲中心に)を含む報知情報が報知され、5日間未満の場合(学習の度合いが低いと判断)、当該選択情報に対応するレベルより二つ下のレベルの曖昧選択情報(例えば、ほぼ明るい曲)を含む報知情報が報知されるように構成しても良い。更に、これより多くの段階に場合分けし、各場合に対応する学習度合いに応じた報知情報を報知しても良い。
【0096】
また、上記ステップS2においては、楽曲リストに登録されている楽曲データのうちから、登録番号の新しい順に楽曲データが特定される例について説明したが、これに限定されるものではなく、別の例として、HDに記録された(楽曲リストに登録された)全ての楽曲データに夫々、「選択情報毎に応じた選択の優先度」を示す情報を設定できるようにしておき、当該選択の優先度(例えば、1から10数値で表す)が高い順に楽曲データを特定して、当該楽曲データが例えば「明るい曲」であるか否かを判別するように構成しても良い(例えば、楽曲データが全100曲HDに記録されているとすると、選択の優先度が高い順に特定され上記判別が行われていき、例えば10曲選択された時点で、選択の優先度が低い楽曲データは特定されることなく選択処理が終了する)。
【0097】
そして、例えば、上記ステップS6にて「明るい曲」を示す選択情報に応じた選択条件に基づき選択された楽曲データが再生出力されているとき、ユーザが操作ボタン等の入力手段を通じて、「明るい曲」に適合しない(フィットしない)ことを示す情報を入力した場合に、当該楽曲データの「明るい曲」に対応する選択の優先度を下げ(低くし)、「明るい曲」に適合する(フィットする)ことを示す情報を入力した場合に、当該楽曲データの「明るい曲」に対応する選択の優先度を上げる(高くする)ように構成すれば、よりユーザの意図(感覚)と一致する楽曲データが選択されるようになる。
【0098】
また、上記実施形態においては、選択条件により複数の楽曲データが選択される場合の例について説明したが、これに限定されるものではなく、1つの楽曲データが選択されるように構成しても良い。この場合、曖昧選択情報等としては、例えば、「かなり明るい曲」、「普通に明るい曲」、「明るい曲」、「少し明るい曲」、「若干明るい曲」というように、複数段階のレベルに区分され、夫々のレベルに対応して互いに異なる選択条件が設定されることになる。
【0099】
そして、「かなり明るい曲」を示す曖昧選択情報に対応する選択条件には、例えば、図4において、「コードの変化率」、「ビートの変化量」、「ビートの最大値」及び「楽音の平均強度」の全てのが「高」であることが規定され、「若干明るい曲」を示す曖昧選択情報に対応する選択条件には、「コードの変化率」、「ビートの変化量」、「ビートの最大値」及び「楽音の平均強度」の全てのが「中」であることが規定される。また、この場合、変更情報(例えば、「もっと明るい曲」)が入力されると、複数選択の場合と同様、選択条件が変更されるように構成してもよいが、別の例として、選択条件を変更せずに、曖昧選択情報のレベルを上げ(又は下げ)、上がった(又は下がった)レベルの曖昧選択情報に対応する選択条件に基づいて、楽曲データの選択をやり直すように構成しても良い。更に、選択された楽曲データが再生出力されている場合に、ユーザが操作ボタン等の入力手段を通じて、「この曲中心に」を示す曖昧選択情報を入力したとき、当該楽曲データの楽曲特徴量と近い(各楽曲特徴量の差が所定値以下である)楽曲データを所定数(例えば、10曲)選択するように構成しても良い。
【0100】
また、上記実施形態においては、ユーザに対して提示される提示データの一例として楽曲データに適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、映画や番組等のコンテンツデータに対して適用するようにしても良い。この場合の曖昧選択情報の具体例としては、例えば、「アクション」、「SF」、「バラエティ」、「コメディ」、「ラブストーリー」等のジャンルが挙げられる(曖昧情報としては上記実施形態と同様)。
【0101】
また、本願の情報再生記録装置1は、車載用、家庭用、又は携帯用のオーディオ機器ばかりでなく、パーソナルコンピュータ、PDA等に対しても適用でき、更には車載用ナビゲーション装置に対しても適用可能である。
【0102】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0103】
また、2005年1月21日に出願された明細書、特許請求の範囲、図面、要約を含む日本の特許出願(No. 2005-14448)の全ての開示は、その全てを参照することよって、ここに組み込まれる。【Technical field】
[0001]
The present invention relates to a technical field such as an apparatus and method for selecting presentation data presented to a user.
[Background]
[0002]
In recent years, with the increase in the capacity of recording media such as HD (Hard Disc) and the development of data compression technologies such as MP (MPEG Audio Layer) 3 and ATRAC (Adaptive TRansform Acoustic Coding) 3, users have become increasingly familiar with audio equipment and personal computers. Using a computer or the like, for example, music data recorded on many CDs (Compact Discs), MDs (Mini Discs), DVDs (Digital Versatile Discs), etc. are recorded and played back on a single HD or the like. Is possible. Furthermore, recently, it has become possible to download music data from a distribution server on the Internet, record it on the HD, and reproduce it.
[0003]
When selecting (selecting) music data to be reproduced from a lot of music data recorded in this way, for example, information (for example, music title) related to music data recorded on the HD is displayed on the display screen. In recent years, the user selects a desired piece of music, but in recent years, it is possible to obtain music data by recognizing the voice (for example, the title of a piece of music) spoken by the user using voice recognition technology. It is possible to select.
[0004]
For example, the music search device disclosed in
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-91176
DISCLOSURE OF THE INVENTION
[Problems to be solved by the invention]
[0005]
By the way, when a large amount of music data can be recorded in this way, the music data can be recorded for each genre (for example, rock, jazz, etc.) or for its music (for example, bright music, sad music, etc.). It is also conceivable to select music data by classifying the data and specifying the genre or the like.
[0006]
However, for example, even the same bright music is ambiguous in that the degree changes depending on the mood of the user at that time, and the level and range that the user feels bright are also different for each user.
[0007]
Accordingly, a presentation data selection device, a presentation data selection method, and the like capable of accurately selecting presentation data such as music data while taking into account the ambiguity of the user as an issue to solve such a problem. The purpose is to provide.
[Problems to be solved by the invention]
[0008]
In order to solve the above problem, in one aspect of the present application, in a presentation data selection device that selects presentation data presented to a user, the selection information for selecting one or a plurality of the presentation data is ambiguous. Ambiguous selection information to which ambiguous information having sex is added, and a plurality of the selection information acquisition means for acquiring the fuzzy selection information input from the user through the input means, and a plurality of the selection information different from each other A plurality of the fuzzy selection information to which fuzzy information is added and a ratio of the presentation data that matches the selection information among a plurality of pieces of presentation data that are associated with and selected from the fuzzy selection information. A storage means for storing a table in which a selection condition defined according to the information is set, and the presentation data of a preset number of data are selected. Referencing the table at the time of the selection, the presentation data that matches the selection information by the number of data corresponding to the ratio specified by the selection condition corresponding to the acquired fuzzy selection information of the number of data Presentation data selection means for selecting.
[0009]
[0010]
Further, change information indicating a change in the selection condition, which is set in the table based on change information acquisition means for acquiring the change information input from a user through an input means, and the acquired change information. And a selection condition changing means for changing the selection condition.
[0011]
[0012]
[0013]
Further, when the presentation data is selected, it is determined whether or not the notification information including the acquired fuzzy selection information is notified to the user, and whether or not the presentation data selection device is sufficiently learned. Learning determination means, and the notification means is ambiguous information different from the fuzzy information included in the acquired fuzzy selection information when the learning determination means determines that learning is not sufficient. Is notified to the user of notification information including fuzzy selection information added to the selection information.
[0014]
Further, the learning determining means determines that the learning is sufficient when the selection condition has not been changed for a preset period or longer.
[0016]
In addition, change information indicating change of the selection condition, the change information acquisition means for acquiring the change information input from the user through the input means, and the selection condition is changed based on the acquired change information And a selection condition changing means for performing the learning, wherein the learning determining means determines that the learning is sufficient when the selection condition has not been changed for a predetermined period or longer.
[0017]
In order to solve the above problem, in still another aspect of the present application, in a presentation data selection method for selecting presentation data presented to a user, for selection information for selecting one or a plurality of the presentation data. A fuzzy selection information to which fuzzy information having fuzziness is added, the step of obtaining the fuzzy selection information input from the user through the input means, and selecting the presentation data of a preset number of data, A table stored by the storage means at the time of the selection, a plurality of the fuzzy selection information obtained by adding a plurality of different fuzzy information to the one selection information, respectively, and the fuzzy selection Selection that specifies the proportion of presentation data that matches the selection information among a plurality of presentation data that is associated with information and selected according to the fuzzy information The presentation data that matches the selection information by the number of data corresponding to the ratio specified by the selection condition corresponding to the acquired fuzzy selection information out of the number of data with reference to the table in which And a step of selecting.
[0019]
In order to solve the above-described problem, in still another aspect of the present application, a computer that selects presentation data to be presented to a user has ambiguity with respect to selection information for selecting one or a plurality of the presentation data. The ambiguity selection information to which the ambiguity information is added, the ambiguity selection information input from the user through the input means is acquired, and the presentation data of a preset number of data is selected, and at the time of the selection The table stored by the storage means is associated with a plurality of the fuzzy selection information obtained by adding a plurality of different fuzzy information to the one selection information, respectively, and the fuzzy selection information. In addition, a selection condition that defines the proportion of presentation data that matches the selection information among the plurality of presentation data to be selected according to the fuzzy information is set. The table is made to function so as to select the presentation data that matches the selection information by the number of data corresponding to the ratio specified by the selection condition corresponding to the acquired fuzzy selection information out of the number of data. It is characterized by that.
[0021]
In order to solve the above problems, according to still another aspect of the present application, the presentation data selection processing program is recorded in a computer-readable manner.
[Brief description of the drawings]
[0022]
FIG. 1 is a diagram showing an example of a schematic block of an information reproducing / recording apparatus according to an embodiment.
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of a condition association table when fuzzy information is considered.
3 is a flowchart showing processing in the system control unit 19 of the information reproducing /
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of a music tone association table.
FIG. 5 is a diagram illustrating an example in which a selection condition in a condition association table is changed.
[Explanation of symbols]
[0023]
1 Information playback and recording device
2 Information distribution server
3 network
11 Information playback unit
12 Information output section
13 Music feature extraction unit
14 Information recording / playback unit
15 Operation / display section
16 microphone
17 Voice recognition unit
18 Communication Department
19 System controller
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
[0024]
Hereinafter, the best embodiment of the present application will be described with reference to the accompanying drawings. The embodiment described below is an embodiment when the present application is applied to an information reproducing / recording apparatus.
[0025]
First, the configuration and function of the information reproducing / recording apparatus according to this embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 1 is a diagram showing a schematic block example of the information reproducing / recording apparatus according to the present embodiment.
[0026]
As shown in FIG. 1, the information reproduction /
[0027]
Under the control of the system control unit 19, the information reproducing unit 11 is a CD (Compact Disc: a generic term for CD-DA (Digital Audio), CD-R, CD-R / W, etc.), MD (Mini Disc), DVD (Digital Versatile Disc: Generic name for DVD-Audio, DVD-Video, DVD-R, DVD-RW, etc.) or music recorded on a recording medium (recording means) such as a card-type recording medium (for example, memory stick, SD card, etc.) Data (an example of presentation data of the present application) is reproduced, and the music data is output to the information output unit 12, the music feature amount extraction unit 13, and the information recording /
[0028]
For example, when the information reproducing unit 11 reproduces music data recorded on a CD (for example, CD-DA), the information reproducing unit 11 records the CD by irradiating the CD with a light beam (not shown). An optical pickup that optically reads information, photoelectrically converts it into an electrical signal and outputs it, an RF amplifier that generates and outputs an RF (Radio Frequency) signal from the electrical signal output from the optical pickup, and a predetermined demodulation to the RF signal A digital signal processing circuit (for example, constituted by a DSP (Digital Signal Processor), etc.) that performs processing and error correction processing, converts it into a digital signal and reproduces music data, and a servo circuit that servo-controls the spindle motor and optical pickup The music data is reproduced and output.
[0029]
The information reproducing unit 11 also includes accompanying information accompanying the music data on the recording medium (for example, text information such as music title, genre (eg, rock, jazz, pop, classic, hip hop, etc.)), artist name, etc. ) Is recorded, the information reproducing unit 11 reads the accompanying information from the recording medium and outputs it to the information recording / reproducing
[0030]
Since the configuration and function for reproducing music data from a recording medium other than a CD are known techniques, detailed description thereof is omitted. Further, music data may be reproduced from a plurality of recording media like a multimedia player.
[0031]
Although not shown, the information output unit 12 inputs music data (digital audio signal) reproduced and output by the information reproduction unit 11 and converts the data into an analog audio signal (DAC) (Digital-to-Analog Converter). An AMP (Amplifier) that amplifies and outputs an audio signal, a speaker that outputs the amplified analog audio signal as a sound wave, and the like are provided, and music is output from the speaker.
[0032]
The music feature amount extraction unit 13 is configured by, for example, a DSP, inputs music data reproduced and output by the information reproduction unit 11, extracts music feature amounts indicating the characteristics of the music data from the music data, The information is output to the information recording / reproducing
[0033]
Here, the music feature amount is information (for example, represented by a numerical value between 0 and 100) that quantitatively indicates the feature of the music, and is obtained from, for example, a musical tone of the music. Includes musical features.
[0034]
The musical sound feature amount includes a key (a tonality of a song such as C major, A minor, etc.), a key change position (or change pattern), a chord (chord or combination of chords), a change position (or change pattern) of the chord. ), Chord change (CPM) (or rate of change (HVL)), beat (beat: constant pulse signal with strength), maximum value (or minimum value, average value) of the beat, and the beat Change position (or change pattern), change amount (BPM) (or change rate) of the beat, maximum intensity or average intensity of the tone, volume, change position (or change pattern) of the volume, and the like.
[0035]
Since various known methods can be applied to the extraction of the musical sound feature values, detailed description thereof is omitted. For example, the music feature value extraction unit 13 converts the music data into a fast Fourier transform (Fast Fourier Transform). Then, frequency analysis is performed to calculate the volume value for each frequency at a predetermined time interval along the time axis, and the key and its related amount (key change position, etc.), the code and its related amount (code change position and change) The amount of beat and the amount related thereto (the maximum value of the beat (signal)) are extracted by detecting the envelope of the waveform related to the music data at a predetermined threshold level.
[0036]
In addition to the above-described music feature quantity, the music feature quantity extraction unit 13 may, for example, set the tempo and rhythm of the music, and the position and frequency of the chorus part of the music, the key of the chorus part, the beat, the chord, and the like. You may comprise so that the quantity regarding may be extracted by a well-known method.
[0037]
The information recording / reproducing
[0038]
Then, the information recording / reproducing
[0039]
Further, the information recording / reproducing
[0040]
As described above, each piece of music data recorded on the HD in the information recording / reproducing
[0041]
The operation / display unit 15 includes, for example, a touch panel display panel (for example, a liquid crystal panel). Under the control of the system control unit 19, the management information included in the music list and various instructions for the user to input various instructions are displayed. Operation buttons are displayed. When an operation button displayed on the display panel is pressed, an instruction signal corresponding to the operation button is output to the system control unit 19.
[0042]
For example, the microphone 16 detects (collects) voices related to various instructions uttered by the user and outputs the voice signals to the voice recognition unit 17.
[0043]
The voice recognition unit 17 performs known voice recognition processing, performs frequency analysis of the voice signal from the microphone 16, and selects the most suitable candidate from the prepared speech voice candidate group. Information included in the audio signal is recognized and output to the system control unit 19.
[0044]
The system control unit 19 includes a CPU having a calculation function, a working RAM (an example of a storage unit), various processing programs (including a presentation data selection processing program), a ROM that stores data, and the like. Note that the presentation data selection processing program may be downloaded from a predetermined server connected to the network 8, for example, or recorded on a recording medium such as a CD-ROM and via a drive of the recording medium. May be read.
[0045]
Then, when the CPU executes the program stored in the ROM or the like, the system control unit 19 as a computer performs overall control of the information reproducing /
[0046]
In the present embodiment, the user uses the operation / display unit 15 as input means to select selection information for selecting one or more desired music data from among a large number of music data recorded on the HD, or It is possible to input through the microphone 16 and the voice recognition unit 17, and the system control unit 19 acquires the selection information input through the input unit as the selection information acquisition unit, and the selection condition according to the selection information Based on the above, one or a plurality of music data is selected as the presentation data selection means.
[0047]
Here, the selection information for selecting the music data is information necessary for specifying the music data to be selected by the system control unit 19, and includes, for example, the genre of the music data (for example, rock, jazz). , Pops, classics, hip-hop, etc.), music data tone (for example, bright music, good music, quiet music, sad music, healing music, etc.) or music data artist name etc. To do.
[0048]
Each of the selection information is associated with a selection condition. For example, in the selection condition corresponding to the selection information indicating “bright music”, the number of music data matching the bright music (for example, bright Song: 10 songs). Further, for example, the selection condition corresponding to the selection information indicating “lock” defines the number of music data matching the lock (for example, lock: 10 music). The association between each selection information and the selection condition is defined in, for example, a condition association table recorded in the HD.
[0049]
Whether or not the music data matches the bright music (or rock) is determined based on the management information registered in the music list described above.
[0050]
Furthermore, in this embodiment, the user inputs the fuzzy selection information in which fuzzy information having fuzziness is added to the selection information by the operation / display unit 15 or the microphone 16 and the voice recognition unit 17. In this case, the system control unit 19 acquires the input fuzzy selection information as selection information acquisition means, and based on the selection conditions according to the fuzzy selection information, one or a plurality of music pieces Data is selected as the presentation data selection means.
[0051]
Specific examples of the ambiguous information include ambiguous expressions used by humans such as “almost”, “at the center”, “just”, “more”, and the like.
[0052]
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of a condition association table when fuzzy information is considered. In the example shown in FIG. 2, the ambiguous selection information is divided into a plurality of levels, and different selection conditions are set corresponding to each level, and the higher the level (that is,
[0053]
In addition, for example, in the example of FIG. 2, the selection condition corresponding to the
[0054]
It should be noted that in the selection conditions at all levels, the proportion of music data that matches the selection information is defined to be larger than the proportion of music data that does not match the selection information.
[0055]
The music data selected as described above is reproduced and output from the information recording / reproducing
[0056]
When the selection condition is changed in this way, for example, a change history (for example, change date and time, change contents, etc.) is stored in association with the condition association table.
[0057]
Further, when music data is selected as described above, the system control unit 19 notifies the user of notification information including the selection information or notification information including the ambiguous selection information as notification means. It has become. For example, when the system control unit 19 selects music data based on the selection condition corresponding to the fuzzy selection information indicating “at the center of a bright song” input by the user, for example, “I selected the song at the center of a bright song” or Notification information such as “plays in the center of a bright song” is displayed on the display screen of the operation / display unit 15 or output as sound from the information output unit 12 to notify the user of the information. To do.
[0058]
And the system control part 19 as an alerting | reporting means changes and notifies the acquired selection information or the ambiguous selection information suitably, when self learning is not enough. For example, when fuzzy selection information indicating “at the center of a bright song” is acquired, fuzzy information (for example, almost) different from the fuzzy information (for example, at the center) included in the fuzzy selection information is selected information ( For example, notification information including fuzzy selection information (for example, a substantially bright song) added to a bright song is notified to the user. In addition, when selection information indicating “bright song” is acquired, ambiguity selection information (for example, at the center of a bright song) in which ambiguity information having ambiguity (for example, at the center) is added to the selection information. ) Is notified to the user.
[0059]
Note that whether or not self-learning is sufficient is determined by the system control unit 19 as a learning determination unit based on, for example, the change frequency of the selection condition. For example, when the selection condition corresponding to certain ambiguous selection information has not been changed for a predetermined period (for example, 10 days) or more, it is determined that learning is sufficient.
[0060]
Next, the operation of the information reproducing /
[0061]
FIG. 3 is a flowchart showing processing in the system control unit 19 of the information reproducing /
[0062]
When the processing shown in FIG. 3 is started, the system control unit 19 reads the above-described music list and condition association table from the information recording / reproducing
[0063]
For example, when the user utters “at the center of a bright song” as the fuzzy selection information, the voice is collected (input) by the microphone 16, and the fuzzy selection information is recognized by the voice recognition unit 17. It is output to the control unit 19. On the other hand, when acquiring the fuzzy selection information indicating “at the center of a bright song” from the voice recognition unit 17 (step S1: Y), the system control unit 19 stores the information in, for example, a RAM and proceeds to step S2.
[0064]
A plurality of operation buttons corresponding to input candidates for selection information and fuzzy selection information are displayed on the display screen of the operation / display unit 15, for example, fuzzy selection information pressed by the user from among the plurality of operation buttons. An instruction signal corresponding to the operation button corresponding to is output to the system control unit 19 so that the system control unit 19 acquires preset fuzzy selection information corresponding to the instruction signal.
[0065]
In step S <b> 2, the system control unit 19 refers to the condition association table, and selects the selection condition according to the acquired fuzzy selection information indicating “at the center of the bright song” (for example, “all 10 songs, occupied by bright songs”). The ratio 70% ") is specified, and music data selection processing is performed based on the selection condition.
[0066]
In the selection process, when the selection condition is, for example, “all 10 songs, the proportion of bright songs 70%”, for example, from the song data registered in the song list, for example, in the order of registration numbers (that is, Music data is identified in the order of new music data), and it is determined one by one whether or not the music data is “bright music”, and there are 7 music data that match “bright music”, “bright music” "3 pieces of music data not matching""are selected.
[0067]
Such a selection condition can be arbitrarily set by the user, for example, by operating the operation / display unit 15. Further, the number of songs (for example, 10 songs) defined by the selection condition may be input together with the ambiguous selection information through the input means from the user.
[0068]
Here, the tone determination of whether or not it matches a bright song or the like will be described in detail.
[0069]
In this music tone discrimination process, for example, a music tone association table that prescribes and stores music song feature values and music tone correspondences is used, and the music feature values of the specified music data in the song list are used. Based on this, it is performed by the system control unit 19.
[0070]
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of the music tone association table. In the example shown in FIG. 4, “bright song”, “smooth song”, “quiet song”, “sad song” are shown as the tune, and “key”, “chord of chord” are shown as song features. "Change rate (HVL)", "beat change amount (BPM)", "maximum beat value", and "average tone intensity (average level)" are shown.
[0071]
Further, in FIG. 4, “high”, “medium”, and “low” mean music feature amount levels, for example, “high” is a numerical range of 80 to 100, and “medium” is In the numerical range of 30 to 79, “low” is represented by a numerical range of 0 to 29, respectively (so “medium to high” represents a numerical range of 30 to 100, “low to medium” Represents a numerical range of 0-79). In FIG. 4, “C major” or “B minor” is shown as an example of the “key”, and this is also expressed by a certain numerical range, for example.
[0072]
When music tone discrimination processing is performed with reference to such a music tone association table, for example, whether the music feature amount of the specified music data satisfies the level of the music feature amount corresponding to “bright song” ( In other words, whether or not it falls within the numerical range shown in FIG. 4 is determined, and if satisfied, the music data is determined to match the “bright music” (the same applies to other music tones). .
[0073]
Once the melody of the music data is determined in this way, the information indicating the determined music tune is registered in the music list in association with the music data. Even without referring to the attached table, it is possible to determine the tune based on the information indicating the tune registered in the music list. Further, even when selection information indicating the genre (for example, rock) or ambiguous selection information of the music data is input from the user, the genre can be determined by referring to the information indicating the genre registered in the music list. .
[0074]
Note that the system control unit 19 may be configured to acquire information indicating the tune as the accompanying information accompanying the music data from the
[0075]
By the way, in the above-described step S2, there has been described an example in which 7 pieces of music data matching “bright music” and 3 music data not matching “bright music” are selected. As the music data that does not match the selection information), a song close to “bright song” may be selected, or a song completely unrelated to “bright song” (for example, “sad song”) is selected. The same may be applied to the genre of music data.
[0076]
Whether or not the song is close to “bright song” (selection information) does not satisfy all the music feature level levels corresponding to the bright song shown in FIG. 4 (does not fall within the numerical range). This is performed depending on whether or not the music satisfies the level of some of the music feature quantities (for example, HVL, BPM).
[0077]
Also, for example, whether or not the song is close to “Rock” (selection information) is, for example, not matched with “Rock” but matched with “Jazz”, but each song feature amount of song data matching “Rock” It is determined by whether or not the music data has a similar music feature value (the difference between the music feature values is a predetermined value or less).
[0078]
When a plurality of pieces of music data are selected in step S2, the system control unit 19 performs information on the selected music data (for example, a registration number registered in the music list, a title of the music, a genre, a music tone, a performance time). Etc.) is registered in a playlist, for example.
[0079]
Next, the system control unit 19 determines whether or not self-learning is sufficient (step S3). For example, the system control unit 19 refers to the change date and time in the change history associated with the condition association table, and the period for which the selection condition set in the condition association table is preset (for example, 10 days) If it has not been changed, it is determined that learning is sufficient.
[0080]
When it is determined that the learning is sufficient (step S3: Y), the system control unit 19 receives the notification information including the ambiguous selection information indicating “at the center of the bright song” acquired at step S1 (for example, “select the song at the center of the bright song”). Is displayed on the display screen of the operation / display unit 15 or is output as voice from the information output unit 12 to notify the user (step S4).
[0081]
On the other hand, when it is determined that the learning is not sufficient (step S3: N), the system control unit 19 refers to the ambiguous information (at the center) included in the ambiguous selection information indicating “at the center of the bright song” acquired at step S1. Information information including ambiguous selection information (almost bright music) in which different ambiguous information (almost) is added to selection information (bright music) is displayed on the display screen of the operation / display unit 15, or the information output unit 12. To the user by outputting as voice (step S5).
[0082]
Thus, when learning is not sufficient, “at the center of the bright song” acquired in step S1 is the
[0083]
If selection information indicating “bright tune” is acquired in step S1 and learning is not sufficient, according to the example shown in FIG. 2, ambiguity selection information at a level lower than the level corresponding to the selection information is obtained. The notification information including “at the center of a bright song” is notified to the user.
[0084]
Next, the system control unit 19 starts reproduction processing of the music data selected in step S2 and registered in the playlist (step S6).
[0085]
In the reproduction process, the system control unit 19 controls the information recording /
[0086]
For example, when the user wants to increase brighter music, if the user speaks “brighter music” as the change information, the voice is collected (input) by the microphone 16, and the voice recognition unit 17. Then, the change information is recognized and the information is output to the system control unit 19. On the other hand, when the system control unit 19 obtains change information indicating “brighter music” from the speech recognition unit 17 (step S7: Y), the system control unit 19 changes the selection condition in the condition association table based on the change information. (Step S8), this change history is recorded in the HD in association with the association table.
[0087]
FIG. 5 is a diagram illustrating an example in which the selection condition in the condition association table is changed. In the example shown in FIG. 5, when the change information is “brighter song”, it corresponds to the fuzzy selection information (“almost bright song”, “around the bright song”) and selection information (“bright song”). The ratio of bright songs in the selection conditions has been changed to increase.
[0088]
Thereby, even if it is the same fuzzy selection information (for example, "at the center of a bright tune"), it becomes possible to change selection conditions for every user, and the selection conditions suitable for every user can be set. The subsequent selection of music data is based on the changed selection condition.
[0089]
In the example shown in FIG. 5, each selection condition is changed so that the proportion of bright music is increased by 20%, but this increase width (change width) is also defined by the content of the change information. Anyway. For example, when the change information is “brighter music”, the increase width (change width) is “20%”, and when the change information is “a little brighter music”, the increase width (change width) is “10”. % "Is set in advance.
[0090]
Also, a plurality of operation buttons corresponding to change information input candidates are displayed on the display screen of the operation / display unit 15, and an operation button corresponding to, for example, change information pressed by the user from among the plurality of operation buttons. An instruction signal corresponding to the instruction signal may be output to the system control unit 19, and the system control unit 19 may acquire preset change information corresponding to the instruction signal.
[0091]
Next, the system control unit 19 determines whether or not the reproduction of the music data registered in the playlist has been completed (step S9), and if not completed (step S9: N), step S7. When the process is finished (step S9: Y), the process is finished.
[0092]
As described above, according to the embodiment, a condition association table in which a plurality of different ambiguity selection information and selection conditions associated with each ambiguity selection information are prepared in advance, When fuzzy selection information is input from the user for music selection, the music data is selected based on the selection conditions corresponding to the fuzzy selection information with reference to the condition association table. The music data can be accurately selected according to the user's mood.
[0093]
In addition, since the selection conditions set in the condition association table are changed based on the change information input by the user, even if the same ambiguity selection information is selected for each user, for example, The conditions can be made different, and selection conditions suitable for each user can be set.
[0094]
In addition, when learning is not sufficient, notification information including fuzzy selection information at a level lower than the level corresponding to selection information or fuzzy selection information input from the user is notified, so selection of music data Even when the user does not match the user's intention (disagree), the user can be prevented from feeling uncomfortable.
[0095]
If it is determined in step S3 that the learning is not sufficient, the notification information may be changed according to a plurality of levels of learning (learning level). For example, when it is assumed that the condition that learning is sufficient is that the selection condition corresponding to certain selection information (for example, a bright song) has not been changed for 10 days or more, the period that has not been changed is When it is 5 days or more and less than 10 days (determined that the degree of learning is high), notification information including fuzzy selection information (for example, at the center of a bright song) one level below the level corresponding to the selection information is notified. When it is less than 5 days (determined that the degree of learning is low), notification information including fuzzy selection information (for example, almost bright music) that is two levels below the level corresponding to the selection information is notified. It may be configured. Furthermore, the notification information corresponding to the degree of learning corresponding to each case may be notified by dividing into more stages.
[0096]
Further, in step S2, the example in which music data is specified from the music data registered in the music list in ascending order of the registration number has been described. However, the present invention is not limited to this. As an example, information indicating “priority of selection according to each selection information” can be set for all the music data recorded in the HD (registered in the music list). The music data may be specified in descending order (for example, expressed by 1 to 10 numerical values), and it may be configured to determine whether the music data is, for example, “bright music” (for example, the music data is Assuming that all 100 songs are recorded in HD, the above determination is performed in the order of selection priority. For example, when 10 songs are selected, music data with a low selection priority is identified. Rukoto no selection process is completed).
[0097]
For example, when the music data selected based on the selection condition corresponding to the selection information indicating “bright music” in step S6 is reproduced and output, the user can select “bright music” through the input means such as an operation button. When the information indicating that it does not match (does not fit) is input, the priority of the selection corresponding to the “bright song” of the music data is lowered (lowered), and it matches (bits) the “bright song”. If the information indicating that the selection is made to increase (increase) the priority of selection corresponding to the “bright song” of the song data, the song data that more matches the user's intention (feel) Will be selected.
[0098]
Moreover, in the said embodiment, although the example in case several music data were selected by selection conditions was demonstrated, it is not limited to this, It may comprise so that one music data may be selected. good. In this case, as the ambiguous selection information, for example, “pretty bright songs”, “normally bright songs”, “bright songs”, “slightly bright songs”, “slightly bright songs”, etc. Different selection conditions are set corresponding to each level.
[0099]
The selection conditions corresponding to the ambiguous selection information indicating “pretty bright music” include, for example, “chord change rate”, “beat change amount”, “maximum beat value”, and “musical tone” in FIG. All of the “average intensity” are defined to be “high”, and the selection conditions corresponding to the ambiguous selection information indicating “slightly bright music” include “chord change rate”, “beat change amount”, “ It is specified that all of the “maximum value of beat” and “average tone intensity” are “medium”. In this case, when change information (for example, “brighter song”) is input, the selection condition may be changed as in the case of multiple selection. Without changing the condition, the level of the fuzzy selection information is raised (or lowered), and the music data is selected again based on the selection condition corresponding to the fuzzy selection information of the raised (or lowered) level. May be. Further, when the selected music data is reproduced and output, when the user inputs ambiguous selection information indicating “at the center of this music” through an input means such as an operation button, You may comprise so that a predetermined number (for example, 10 music) of music data which are close (the difference of each music feature-value is below a predetermined value) may be selected.
[0100]
In the above-described embodiment, the case where the present invention is applied to music data as an example of presentation data presented to the user has been described. However, the present invention is not limited to this. For example, content data such as a movie or a program may be used. You may make it apply with respect. Specific examples of the ambiguous selection information in this case include genres such as “action”, “SF”, “variety”, “comedy”, “love story”, etc. (the ambiguous information is the same as in the above embodiment) ).
[0101]
In addition, the information reproducing /
[0102]
The present invention is not limited to the above embodiment. The above-described embodiment is an exemplification, and the present invention has any configuration that has substantially the same configuration as the technical idea described in the claims of the present invention and exhibits the same function and effect. Are included in the technical scope.
[0103]
In addition, the entire disclosure of the Japanese patent application (No. 2005-14448) including the specification, claims, drawings, and abstract filed on January 21, 2005 is referred to Incorporated here.
Claims (7)
1又は複数の前記提示データを選択するための選択情報に対して曖昧性を有する曖昧情報が付加された曖昧選択情報であって、ユーザから入力手段を通じて入力された前記曖昧選択情報を取得する選択情報取得手段と、
1の前記選択情報に対して互いに異なる複数の前記曖昧情報が夫々付加された複数の前記曖昧選択情報と、夫々の前記曖昧選択情報に対応付けられ且つ選択される複数の提示データのうち前記選択情報に合致する提示データの占める割合を前記曖昧情報に応じて規定する選択条件と、が設定されたテーブルを記憶する記憶手段と、
予め設定されたデータ数の前記提示データを選択するとともに、当該選択の際に前記テーブルを参照して、前記データ数のうち前記取得された曖昧選択情報に対応する前記選択条件が規定する割合に応じたデータ数分前記選択情報に合致する前記提示データを選択する提示データ選択手段と、
を備えることを特徴とする提示データ選択装置。In a presentation data selection device that selects presentation data presented to a user,
Selection for acquiring the fuzzy selection information input from the user through the input means, which is fuzzy selection information in which fuzzy information having fuzziness is added to selection information for selecting one or a plurality of the presentation data Information acquisition means;
The selection among a plurality of the fuzzy selection information in which a plurality of different fuzzy information is added to the one selection information, and a plurality of presentation data associated with and selected from each of the fuzzy selection information A storage unit that stores a table in which a selection condition that prescribes a proportion of presentation data that matches information according to the vague information;
While selecting the presentation data of a preset number of data and referring to the table at the time of the selection, the ratio specified by the selection condition corresponding to the acquired fuzzy selection information in the number of data Presentation data selection means for selecting the presentation data that matches the selection information by the number of data corresponding thereto;
A presentation data selection device comprising:
前記選択条件の変更を示す変更情報であって、ユーザから入力手段を通じて入力された前記変更情報を取得する変更情報取得手段と、Change information indicating change of the selection condition, change information acquisition means for acquiring the change information input from the user through the input means,
前記取得された変更情報に基づいて、前記テーブルに設定された前記選択条件を変更する選択条件変更手段と、を更に備えることを特徴とする提示データ選択装置。A presentation data selection device further comprising: selection condition changing means for changing the selection condition set in the table based on the acquired change information.
前記提示データが選択された場合に、前記取得された曖昧選択情報を含む報知情報をユーザに対して報知する報知手段と、
当該提示データ選択装置の学習が十分であるか否かを判別する学習判別手段と、
を更に備え、
前記報知手段は、前記学習判別手段により学習が十分でないと判別された場合には、前記取得された曖昧選択情報に含まれる前記曖昧情報とは異なる曖昧情報が前記選択情報に対して付加された曖昧選択情報を含む報知情報を前記ユーザに対して報知することを特徴とする提示データ選択装置。In the presentation data selection device according to claim 1,
Informing means for informing the user of notification information including the acquired fuzzy selection information when the presentation data is selected;
Learning discriminating means for discriminating whether or not the presentation data selection device is sufficiently learning;
Further comprising
When the learning determining unit determines that the learning is not sufficient, the notification unit adds ambiguous information different from the fuzzy information included in the acquired fuzzy selection information to the selected information. A presentation data selection device for reporting notification information including fuzzy selection information to the user .
前記学習判別手段は、前記選択条件が予め設定された期間以上変更されなかった場合に、前記学習が十分であると判別することを特徴とする提示データ選択装置。The presentation data selection device, wherein the learning determination unit determines that the learning is sufficient when the selection condition has not been changed for a preset period or longer.
1又は複数の前記提示データを選択するための選択情報に対して曖昧性を有する曖昧情報が付加された曖昧選択情報であって、ユーザから入力手段を通じて入力された前記曖昧選択情報を取得する工程と、Step of acquiring fuzzy selection information, which is fuzzy selection information in which fuzzy fuzzy information is added to selection information for selecting one or a plurality of the presentation data, and which is input from a user through input means. When,
予め設定されたデータ数の前記提示データを選択するとともに、当該選択の際に、記憶手段により記憶されたテーブルであって、1の前記選択情報に対して互いに異なる複数の前記曖昧情報が夫々付加された複数の前記曖昧選択情報と、夫々の前記曖昧選択情報に対応付けられ且つ選択される複数の提示データのうち前記選択情報に合致する提示データの占める割合を前記曖昧情報に応じて規定する選択条件と、が設定されたテーブルを参照して、前記データ数のうち前記取得された曖昧選択情報に対応する前記選択条件が規定する割合に応じたデータ数分前記選択情報に合致する前記提示データを選択する工程と、The presentation data of a preset number of data is selected, and at the time of the selection, a table stored by the storage means, and a plurality of different vague information is added to one selection information, respectively. The proportion of presentation data that matches the selection information among the plurality of the fuzzy selection information that has been selected and the plurality of presentation data that are associated with and selected from each of the fuzzy selection information is defined according to the fuzzy information The presentation that matches the selection information by the number of data corresponding to the ratio specified by the selection condition corresponding to the acquired fuzzy selection information out of the number of data with reference to a table in which selection conditions are set Selecting data, and
を含むことを特徴とする提示データ選択方法。The presentation data selection method characterized by including.
1又は複数の前記提示データを選択するための選択情報に対して曖昧性を有する曖昧情報が付加された曖昧選択情報であって、ユーザから入力手段を通じて入力された前記曖昧選択情報を取得し、Fuzzy selection information in which fuzzy information having fuzziness is added to selection information for selecting one or a plurality of the presentation data, the fuzzy selection information input from the user through the input means,
予め設定されたデータ数の前記提示データを選択するとともに、当該選択の際に、記憶手段により記憶されたテーブルであって、1の前記選択情報に対して互いに異なる複数の前記曖昧情報が夫々付加された複数の前記曖昧選択情報と、夫々の前記曖昧選択情報に対応付けられ且つ選択される複数の提示データのうち前記選択情報に合致する提示データの占める割合を前記曖昧情報に応じて規定する選択条件と、が設定されたテーブルを参照して、前記データ数のうち前記取得された曖昧選択情報に対応する前記選択条件が規定する割合に応じたデータ数分前記選択情報に合致する前記提示データを選択するように機能させることを特徴とする提示データ選択処理プログラム。The presentation data of a preset number of data is selected, and at the time of the selection, a table stored by the storage means, and a plurality of different vague information is added to one selection information, respectively. The proportion of presentation data that matches the selection information among the plurality of the fuzzy selection information that has been selected and the plurality of presentation data that are associated with and selected from each of the fuzzy selection information is defined according to the fuzzy information The presentation that matches the selection information by the number of data corresponding to the ratio specified by the selection condition corresponding to the acquired fuzzy selection information out of the number of data with reference to a table in which selection conditions are set A presentation data selection processing program which functions to select data.
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