JP4472126B2 - Backlight drive circuit - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶ディスプレイモニタのバックライトを駆動するバックライト駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来のバックライト駆動回路の構成図である。図7において、1は液晶ディスプレイモニタのバックライト、2はバックライト1を駆動するトランス、2aはトランス2の1次コイル、2bはトランス2の2次コイル、2cはトランス2の3次コイル、3はトランス2のインダクタンスとLC共振回路を構成するコンデンサ、4,5は上記のLC共振回路を発振させるためのトランジスタ(ここではnpnバイポーラトランジスタ)、6はバックライト1をON/OFFするとともにバックライト1の光量を調節するためのトランジスタ(ここではpnpバイポーラトランジスタ)、7はトランジスタ6をスイッチングさせる電源制御回路、100はマイコン、121は発振回路である。
【0003】
次に、図7の従来のバックライト駆動回路の動作について説明する。マイコン100は、バックライト1のON/OFF(発光/非発光)を制御する信号を電源制御回路7に送る。電源制御回路7は、マイコン100からの制御信号がバックライト1をONさせるものであるときは、電源供給トランジスタ6のベースにパルス信号を供給する。また、電源制御回路7は、マイコン100からの制御信号がバックライト1をOFFさせるものであるときは、上記のパルス信号の供給を停止する。
【0004】
トランジスタ6は、電源制御回路7からのパルス信号によってスイッチングし(上記のパルス信号がローレベルになるとONし、ハイレベルになるとOFFする)、ONの期間に電源電圧VDDをノードN4に供給する。また、トランジスタ6は、上記のパルス信号が供給されないときには、OFFしたままとなり、上記の電源電圧VDDの供給を停止する。トランジスタ6からノードN4に供給された電源電圧VDDは、チョークコイルおよびダイオードによって平滑化されるとともに上記パルス信号のデューティ比に応じた値に調整され、ノードN3(発振回路121)に供給される。
【0005】
上記の調整された電源電圧は、トランス2の1次コイル2aの中間タップに供給される。また、上記の調整された電源電圧は、トランジスタ4,5のベースをバイアス抵抗によってそれぞれバイアスする。トランス2のインダクタンスとコンデンサ3とは、共振回路を構成している。この共振回路は、上記の電源電圧が供給されているときに、トランジスタ4,5によって、トランス2のインダクタンスとコンデンサ3のキャパシタンスによる共振周波数fで継続的に発振し、1次コイル2aの両端に周波数fの交流電圧を誘起させる。
【0006】
トランジスタ4,5は、ベース電極がトランス2の3次コイル2cの両端にそれぞれ接続されており、一方がONすると他方がOFFするようにスイッチング動作し、上記の共振回路を継続的に発振させる。1次コイル2aに流れる電流が変化すると、3次コイル2cに流れる電流の方向が反転する。これにより、トランジスタ4,5のベース電圧が反転し、トランジスタ4,5のON/OFFも反転する。このように、トランジスタ4,5は、共振周波数fと同じ周波数で自励的かつ継続的にスイッチングする。これにより、共振回路が共振周波数fで継続的に発振し、1次コイル2aの両端に周波数fの交流電圧が発生する。
【0007】
トランス2の1次コイル2aに発生した周波数fの交流電圧により、トランス2の2次コイル2bには、バックライト1を発光させるために必要な電圧まで昇圧された周波数fの交流電圧が発生する。この2次コイル2bの交流電圧によって、カップリングコンデンサを介してバックライト1のホット側に周波数fの駆動電流が供給され、バックライト1は発光する。なお、マイコン100からの制御信号がバックライト1をONさせるものであるときは、電源制御回路7はトランジスタ6にパルス信号を供給せず、トランジスタ6はOFFしたままとなり、発振回路121に電源電圧が供給されず、発振回路121は発振を停止し、バックライト1には駆動電流が供給されず、バックライト1は発光しない。
【0008】
バックライト1が発光しているとき、バックライト1のコールド側に設けられた電流検出用抵抗によって、バックライト1に流れる電流(供給された駆動電流)に比例する電圧が生成され、この電圧がバックライト1のコールド側から電源制御回路7に帰還される。電源制御回路7は、上記の帰還電圧をもとにバックライト1の光量を検知し、バックライト1の光量が一定になるように、トランジスタ6をスイッチングさせるパルス信号のデューティ比を調整する。トランジスタ6のONの期間が短くなるほど、発振回路121に供給される電源電圧は低くなり、これによってバックライト1に供給される駆動電流は低くなり、バックライト1の光量は減少する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来のバックライト駆動回路は、以上のように構成されており、コンデンサのキャパシタンスとトランスのインダクタンスによる共振回路の共振周波数(発振回路の発振周波数)と同じ周波数の駆動電流がバックライトに供給されるため、バックライト駆動回路の発振周波数が、液晶ディスプレイモニタに入力された映像信号の水平周波数と近接している場合、バックライトの駆動電流の周波数と入力映像信号の周波数とが干渉し、画面に縞模様の輝度差(干渉縞)がノイズとして現れる場合がある。また、複数の周波数の映像信号を表示できる液晶ディスプレイモニタにおいては、入力映像信号の周波数が特定されておらず、入力映像信号がある周波数のときに画面に干渉縞ノイズが現れないようにバックライト駆動回路の発振周波数を設定しておいても、入力映像信号が別の周波数に変化すると、画面に干渉縞ノイズが現れることがある。
【0010】
上記のような問題を解消するために、入力映像信号の水平周波数に応じて駆動電流の周波数(発振周波数)を変化させるバックライト駆動回路が提案されている。つまり、バックライト駆動回路の発振周波数を、入力映像信号の周波数よりも所定値だけ高くなるように調整する。あるいは、バックライト駆動回路の発振周波数を、入力映像信号の周波数よりも所定値だけ低くなるように調整する場合もある。このような技術は、例えば特開平5−113766号公報に記載されている。
【0011】
しかしながら、上記の入力映像信号の水平周波数に応じてバックライト駆動回路の発振周波数を変化させる従来のバックライト駆動回路では、以下に説明する問題がある。バックライトには、通常、最も効率よく発光する周波数範囲がある。発振周波数を入力映像信号の周波数よりも所定値だけ高くなるよう設定する場合には、入力映像信号の周波数が上記の周波数範囲の上限近くの周波数であると、設定される発振周波数は、上記の周波数範囲から外れ、バックライトの発光効率が低下してしまうことがある。また、発振周波数を入力映像信号の周波数よりも所定値だけ低くなるよう設定する場合には、入力映像信号の周波数が上記の周波数範囲の下限近くの周波数であると、設定される発振周波数は、上記の周波数範囲から外れ、バックライトの発光効率が低下してしまうことがある。
【0012】
本発明は、上記のような従来の問題を解消するためになされたものであり、干渉縞ノイズを発生させず、バックライトの発光効率を低下させないバックライト駆動回路を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明の請求項1記載のバックライト駆動回路は、液晶ディスプレイモニタのバックライトを駆動するバックライト駆動回路において、LC共振回路を有し、このLC共振回路の共振周波数で発振し、この発振周波数の駆動信号を上記バックライトに供給する発振回路と、入力映像信号の周波数を検出し、検出した周波数に応じて上記発振回路の発振周波数を調整する制御手段とを備え、上記制御手段が、入力映像信号の周波数が所定のしきい値以下であるとき、上記発振周波数が上記しきい値よりも大きくなるように、上記LC共振回路の容量値またはインダクタンス値を切り替え、入力映像信号の周波数が上記しきい値よりも大きいとき、上記発振周波数が上記しきい値以下になるように、上記LC共振回路の容量値またはインダクタンス値を切り替えることを特徴とする。
【0014】
また、本発明の請求項2記載のバックライト駆動回路は、上記LC共振回路が、第1のノードと第2のノードの間に並列に接続されたN(Nは2以上の整数)個のコンデンサと、上記N個の内の(N−1)個のコンデンサにそれぞれ直列に設けられ、ONのときコンデンサと第2のノードの間を接続し、OFFのときコンデンサと第2のノードの間を開放する(N−1)個のスイッチとを有し、上記制御手段が、上記(N−1)個のスイッチをそれぞれON/OFFさせることにより、上記N個のコンデンサによる合成容量を変化させ、入力映像信号の周波数が上記しきい値以下であるとき、上記発振周波数を上記しきい値よりも大きな値とし、入力映像信号の周波数が上記しきい値よりも大きいとき、上記発振周波数を上記しきい値以下の値とすることを特徴とする。
【0015】
また、本発明の請求項3記載のバックライト駆動回路は、上記請求項2記載のバックライト駆動回路において、N≧3であり、上記制御手段が、入力映像信号の周波数が上記しきい値以下であるとき、上記発振周波数を、上記しきい値よりも大きな値であって、入力映像信号の周波数の整数倍および整数分の1倍に近接しない値とし、入力映像信号の周波数が上記しきい値よりも大きいとき、上記発振周波数を、上記しきい値以下の値であって、入力映像信号の周波数の整数倍および整数分の1倍に近接しない値とすることを特徴とする。
【0016】
また、本発明の請求項4記載のバックライト駆動回路は、上記LC共振回路が、直列に接続されたN(Nは2以上の整数)個のコンデンサと、上記N個の内の(N−1)個のコンデンサにそれぞれ並列に設けられ、ONのときコンデンサの端子間を短絡させ、OFFのときコンデンサの端子間を開放する(N−1)個のスイッチとを有し、上記制御手段が、上記(N−1)個のスイッチをそれぞれON/OFFさせることにより、上記Nのコンデンサによる合成容量を変化させ、入力映像信号の周波数が上記しきい値以下であるとき、上記発振周波数を上記しきい値よりも大きな値とし、入力映像信号の周波数が上記しきい値よりも大きいとき、上記発振周波数を上記しきい値以下の値にすることを特徴とする。
【0017】
また、本発明の請求項5記載のバックライト駆動回路は、上記LC共振回路が、途中にN(Nは2以上の整数)個のタップを設けたコイルと、隣接するタップ間にそれぞれ設けられ、ONのときタップ間を短絡し、OFFのときタップ間を開放する(N−1)個のスイッチとを有し、上記制御手段が、上記(N−1)個のスイッチをそれぞれON/OFFさせることにより、上記コイルのインダクタンス値を変化させ、入力映像信号の周波数が上記しきい値以下であるとき、上記発振周波数を上記しきい値よりも大きな値とし、入力映像信号の周波数が上記しきい値よりも大きいとき、上記発振周波数を上記しきい値以下の値とすることを特徴とする。
【0018】
また、本発明の請求項6記載のバックライト駆動回路は、上記バックライトに供給された上記駆動信号を上記制御手段に帰還させる手段をさらに備え、上記制御手段が、上記帰還された駆動信号の周波数を検出し、検出した周波数をもとに、上記LC共振回路の容量値またはインダクタンス値を切り替えることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1のバックライト駆動回路の構成図である。図1において、1は液晶ディスプレイモニタのバックライト、2はバックライト1を駆動するトランス、2aはトランス2の1次コイル、2bはトランス2の2次コイル、2cはトランス2の3次コイル、3はトランス2のインダクタンスとLC共振回路を構成するコンデンサ、4,5は上記のLC共振回路を発振させるためのトランジスタ(ここではnpnバイポーラトランジスタ)、6はバックライト1をON/OFFするとともにバックライト1の光量を調節するためのトランジスタ(ここではpnpバイポーラトランジスタ)、7はトランジスタ6をスイッチングさせる電源制御回路、8は発振周波数調整用コンデンサ、9は発振周波数切替用スイッチ、10はマイコン(制御手段)、21は発振回路である。実施の形態1のバックライト駆動回路は、トランス2と、コンデンサ3と、トランジスタ4,5,6と、電源制御回路7と、発振周波数調整用コンデンサ8と、発振周波数切替用スイッチ9と、マイコン10とを備えている。
【0020】
[バックライト1]
バックライト1は、バックライト駆動回路によってON/OFF駆動され、ON(発光)のとき、液晶ディスプレイの画面を照明する。このバックライト1は、例えば蛍光燈からなり、バックライト駆動回路から駆動電流を供給されるとONし、上記駆動電流の供給が停止されるとOFFする(非発光となる)。
【0021】
[LC共振回路]
トランス2と、コンデンサ3と、発振周波数調整用コンデンサ8と、発振周波数切替用スイッチ9とは、LC共振回路(コイルとコンデンサによる共振回路)を構成している。トランス2の1次コイル2aの両端は、ノードN1,N2にそれぞれ接続されており、1次コイル2aの中間タップは、電源電圧が供給されるノードN3に接続されている。コンデンサ3および8は、ノードN1とN2の間に並列に設けられている。発振周波数切替用スイッチ9は、コンデンサ8に直列に設けられており、マイコン10からの制御信号に従って動作し、ONのときコンデンサ8とノードN2の間を接続し、OFFのときコンデンサ8とノードN2の間を開放する。
【0022】
上記のLC共振回路は、スイッチ9がOFFのときには、コンデンサ3の容量とトランス2のインダクタンスとによる共振周波数で共振する。また、スイッチ9がONのときには、コンデンサ3および8の並列合成容量とトランス2のインダクタンスとによる共振周波数で共振する。トランス2のインダクタンス値をL0とし、コンデンサ3の容量値またはコンデンサ3,8の並列合成容量値をC0とすると、上記のLC共振回路の共振周波数fは、
f=1/{2π√(L0C0)}
である。
【0023】
[発振回路21]
トランス2と、コンデンサ3と、トランジスタ4,5と、発振周波数調整用コンデンサ8と、発振周波数切替用スイッチ9とは、発振回路21を構成している。つまり、上記のLC共振回路と、トランジスタ4,5とは、発振回路21を構成している。トランス2の2次コイル2bの一方の端子は、カップリングコンデンサを介してバックライト1のホット側に接続されており、2次コイル2bの他方の端子は接地されている。トランジスタ4,5のベース電極は、トランス2の3次コイル2cの両端にそれぞれ接続されるとともに、バイアス抵抗を介してノードN3に接続されている。また、トランジスタ4,5のコレクタ電極は、ノードN1,N2にそれぞれ接続されている。また、トランジスタ4,5のエミッタ電極は、ともに接地されている。
【0024】
発振回路21は、ノードN3(1次コイル2aの中間タップ)に電源電圧が供給されているときに、LC共振回路の共振周波数fで継続的に発振し、周波数fの駆動電流をバックライト1に供給する。また、発振回路21は、上記の電源電圧の供給が停止されているときには、発振を停止し、上記の駆動電流供給を停止する。上記の電源電圧が供給されているときには、トランジスタ4,5は、一方がONすると他方がOFFするようにスイッチング動作し、LC共振回路を継続的に発振させる。また、上記の電源電圧が供給されているときには、トランス2の1次コイル2aの両端には、周波数fの交流電圧が誘起される。また、上記の電源電圧が供給されているときには、トランス2の2次コイル2bは、1次コイル2aに誘起された交流電圧を昇圧し、この昇圧した交流電圧によって周波数fの駆動電流をバックライト1に供給する。
【0025】
上記の電源電圧が供給されているときの発振回路21についてさらに詳細に説明する。ノードN3に電源電圧が供給され、ノードN3の電位が上昇すると、トランジスタ4,5がONし、1次コイル2aにおいて、中間タップからノードN1およびN2に電流が流れる(ノードN1に流れる電流を第1の電流とし、ノードN2に流れる電流を第2の電流とする)。このとき、例えば1次コイル2aに流れる第1の電流によって、3次コイル2cにも電流が流れる。この3次コイル2cに流れる電流によって、トランジスタ4のみがOFFする。
【0026】
トランジスタ4がOFFすると、LC共振回路のコンデンサが上記第1の電流によって充電され、ノードN1の電位が上昇するとともに上記第1の電流が減少し、3次コイル2cに流れる電流の方向が反転する。3次コイル2cの電流の方向が反転すると、トランジスタ4がONし、トランジスタ5がOFFする。すると、ノードN1はトランジスタ4によって接地され、上記第1の電流が増加し、3次コイル2cに流れる電流の方向が再び反転する。また、LC共振回路のコンデンサは、上記第2の電流によって充電され、ノードN2の電位が上昇する。このようにして、発振回路21はLC共振回路の共振周波数fを発振周波数として継続的に発振し、1次コイル2aの端子間には周波数fの交流電圧が誘起され、2次コイル2bからバックライト1に周波数fの駆動電流が供給される。
【0027】
[電源制御回路7]
電源制御回路7は、マイコン10からの制御信号がバックライト1をONさせるものであるときは、トランジスタ6のベースにパルス信号を供給し、上記の制御信号がバックライト1をOFFさせるものであるときは、上記のパルス信号の供給を停止する。また、電源制御回路7は、バックライト1のコールド側から帰還された電圧(電流検出用抵抗によるバックライト1に流れる電流に比例する電圧)によってバックライト1の光量を検知し、バックライト1の光量が一定になるように、上記パルス信号のデューティ比を調整する。
【0028】
[トランジスタ6]
トランジスタ6は、電源制御回路7からのパルス信号によってスイッチングし(上記のパルス信号がローレベルの期間にONし、ハイレベルの期間にOFFする)、ONの期間に電源電圧VDDをノードN4に供給する。また、トランジスタ6は、上記のパルス信号が供給されないときには、OFFしたままとなり、上記の電源電圧VDDの供給を停止する。トランジスタ6からノードN4に供給された電源電圧VDDは、チョークコイルおよびダイオードによって平滑化されるとともに上記パルス信号のデューティ比に応じた値に調整され、ノードN3(トランス2の1次コイル2aの中間タップなど)に供給される。
【0029】
[マイコン10]
マイコン10は、液晶ディスプレイに入力される映像信号に応じて電源制御回路7に制御信号を送り、バックライト1のON/OFFを制御する。例えば、液晶ディスプレイに映像信号が入力されているとき、バックライト1をONさせ、液晶ディスプレイに映像信号が入力されていないとき、バックライト1をOFFさせる。
【0030】
また、マイコン10は、入力映像信号の周波数(周波数の変化および周波数値)を検出し、入力映像信号の周波数に応じて、発振回路21の発振周波数切替用スイッチ9を制御し、発振回路21の発振周波数(LC共振回路の共振周波数)fを調整する。さらに具体的には、入力映像信号の周波数があらかじめ設定されたしきい値A[Hz]以下であるときには、スイッチ9をOFFさせ、発振周波数fをA[Hz]よりも大きな値にする。また、入力映像信号の周波数がA[Hz]よりも大きいときには、スイッチ9をONさせ、発振周波数fをA[Hz]以下の値にする。
【0031】
上記の発振周波数fは、スイッチ9をOFFさせた場合とONさせた場合のいずれにおいても、バックライト1が最も効率よく発光する周波数範囲内になるように設定される。また、上記のしきい値A[Hz]も、上記の周波数範囲内で設定される。例えば、バックライト1が最も効率よく発光する周波数範囲が、40〜60[kHz]であるとき、入力映像信号の周波数がA[Hz]以下であり、スイッチ9をOFFさせた場合の発振周波数f=f1は、
A[Hz]<f1≦60[kHz]
となるように設定される。また、入力映像信号の周波数がA[Hz]よりも大きく、スイッチ9をONさせた場合の発振周波数f=f2は、
40[kHz]≦f2<A[Hz]
となるように設定される。
【0032】
図2は本発明の実施の形態1のバックライト駆動回路による発振周波数の制御手順を説明するフローチャートである。以下、入力映像信号の周波数が切り替わったときの実施の形態1のバックライト駆動回路動作を、図2のフローチャートを参照して説明する。
【0033】
マイコン10は、入力映像信号の周波数(水平周波数)の変化を監視しており、図2のステップS1において、入力映像信号の周波数が変化したことを検出すると、ステップS2において、電源制御回路7に制御信号を送り、電源制御回路7によってトランジスタ6をOFFさせる(電源制御回路7は、パルス信号の供給を停止する)。すると、発振回路21には電源が供給されなくなり、発振回路21は発振を停止する。
【0034】
次に、マイコン10は、ステップS3において、入力映像信号の周波数(周波数値)を検出し、この映像信号の周波数を、あらかじめ設定されているしきい値A[Hz]と比較する。そして、上記映像信号の周波数がA[Hz]以下であれば、ステップS4において、発振周波数切替用スイッチ9をOFFさせ、上記映像信号の周波数がA[Hz]以下でなければ(A[Hz]よりも大きければ)、ステップS5において、発振周波数切替用スイッチ9をONさせる。
【0035】
上記映像信号の周波数がA[Hz]以下であり、発振周波数切替用スイッチ9がOFFされたときの発振回路21の発振周波数f=f1は、コンデンサ3の容量値をC1、トランス2のインダクタンス値をLとすると、
f1=1/{2π√(LC1)}
となる。このときの発振周波数f1は、上記のC1およびLの値をあらかじめ調整しておくことによって、しきい値A[Hz]よりも大きな値になるようにあらかじめ設定されている。また、上記映像信号の周波数がA[Hz]よりも大きく、スイッチ9がONされたときの発振回路21の発振周波数f=f2は、コンデンサ8の容量値をC2とすると、
f=f2=1/[2π√{L(C1+C2)}]
となる。このときの発振周波数f2は、上記のC1、C2、およびLの値をあらかじめ調整しておくことによって、しきい値A[Hz]よりも小さな値になるようにあらかじめ設定されている。
【0036】
バックライト1が最も効率よく発光する周波数範囲が、40〜60[kHz]であるとき、しきい値A[Hz]は、例えばその中間の50[kHz]に設定される。また、入力映像信号の周波数がA[Hz]以下のとき(スイッチ9がOFFのとき)の発振周波数f1は、例えば60[kHz]に設定され、入力映像信号の周波数がA[Hz]よりも大きいとき(スイッチ9がONのとき)の発振周波数f2は、例えば40[kHz]に設定される。なお、バックライト駆動回路の発振周波数f(f1およびf2)は、実際には、バックライト1のインピーダンスや、バックライト1と筐体間の浮遊容量によって変化するため、あらかじめ実験により確認しておくことが必要である。
【0037】
図2のステップS4またはS5のあと、マイコン10は、電源制御回路7に制御信号を送り、電源制御回路7によって再びトランジスタ6をスイッチングさせる(電源制御回路7は、再びパルス信号の供給を開始する)。すると、再び発振回路21に電源が供給され、発振回路21は発振を再開し、バックライト1に再び駆動電流が供給される。上記の駆動電流の周波数は、入力映像信号の周波数がA[Hz]以下のときには、A[Hz]よりも大きい上記のf1であり、入力映像信号の周波数がA[Hz]よりも大きいときには、A[Hz]以下である上記のf2である。
【0038】
このように実施の形態1によれば、マイコン10によって入力映像信号の周波数を検出し、入力映像信号の周波数がしきい値A[Hz]以下のときには、発振周波数がしきい値A[Hz]よりも大きくなるようにスイッチ9をOFFして共振回路の容量をコンデンサ3の容量のみとし、入力映像信号の周波数がしきい値A[Hz]よりも大きいときには、発振周波数がしきい値A[Hz]以下になるようにスイッチ9をONして共振回路の容量をコンデンサ3および8の並列合成容量とすることにより、入力映像信号の任意の周波数に対し、駆動電流の周波数(バックライト駆動回路の発振周波数)を、バックライトが最も効率よく発光する周波数範囲内において入力映像信号の周波数に近接しない周波数に調整することができるので、バックライトの発光効率を低下させることなく干渉縞ノイズの発生を回避することができる。
【0039】
実施の形態2.
図3は本発明の実施の形態2のバックライト駆動回路の発振回路22の構成図である。図3において、図1と同じものには同じ符号を付してあり、11は発振周波数調整用コンデンサ、12は発振周波数切替用スイッチである。実施の形態2のバックライト駆動回路は、上記実施の形態1のバックライト駆動回路(図1参照)において、発振回路21を図3の発振回路22に変更したものである。
【0040】
実施の形態2の発振回路22は、トランス2と、コンデンサ3と、トランジスタ4,5と、発振周波数調整用コンデンサ11と、発振周波数切替用スイッチ12とを有する。この発振回路22において、トランス2と、コンデンサ3と、発振周波数調整用コンデンサ11と、発振周波数切替用スイッチ12とは、LC共振回路を構成している。コンデンサ3および11は、ノードN1とN2の間に直列に設けられている。コンデンサ3はノードN1とN5の間に設けられ、発振周波数調整用コンデンサ11はノードN2とN5の間に設けられている。発振周波数切替用スイッチ12は、コンデンサ11の並列に設けられており、マイコン10からの制御信号に従って動作し、ONのときコンデンサ11の端子間(ノードN2とN5の間)を短絡し、OFFのときコンデンサ11の端子間を開放する。
【0041】
上記のLC共振回路は、スイッチ12がOFFのときには、コンデンサ3および11の直列合成容量とトランス2のインダクタンスとによる共振周波数f=f3で共振する。また、スイッチ12がONのときには、コンデンサ3の容量とトランス2のインダクタンスとによる共振周波数f=f4(<f3)で共振する。
【0042】
この実施の形態2においては、マイコン10は、入力映像信号の周波数があらかじめ設定されたしきい値A[Hz]以下であるときには、スイッチ12をOFFさせ、発振周波数fをA[Hz]よりも大きなf3にする。また、入力映像信号の周波数がA[Hz]よりも大きいときには、スイッチ12をONさせ、発振周波数fをA[Hz]以下のf4にする。
【0043】
上記の発振周波数f3およびf4は、バックライトが最も効率よく発光する周波数範囲内になるように設定される。また、上記のしきい値A[Hz]も、上記の周波数範囲内で設定される。例えば、バックライトが最も効率よく発光する周波数範囲が、40〜60[kHz]であるとき、入力映像信号の周波数がA[Hz]以下であり、スイッチ12をOFFさせた場合の発振周波数f3は、
A[Hz]<f3≦60[kHz]
となるように設定される。また、入力映像信号の周波数がA[Hz]よりも大きく、スイッチ12をONさせた場合の発振周波数f4は、
40[kHz]≦f4<A[Hz]
となるように設定される。
【0044】
LC共振回路のコンデンサには、通常1[A]程度の電流が流れる。上記実施の形態1のように、コンデンサを並列に接続すると、それぞれのキャパシタンスが大きく異なっている場合、それぞれのコンデンサに流れる電流もそれに比例して大きく異なる。通常、LC共振回路のコンデンサには、実装スペースなどの条件によって、特殊な、小型で大電流用のものが用いられるが、電流が大きく異なることにより、コンデンサの自己発熱や、温度特性といった諸特性に影響が現れ、コンデンサの選定に困難する場合がある。これに対し、この実施の形態2のように、2個のコンデンサを直列に接続した場合は、それぞれのコンデンサに流れる電流は同じであるため、同等の特性を持った2個のコンデンサを用いても、流れる電流が異なることによる上記諸特性のずれを生じることがなく、コンデンサの選定が容易になるという利点がある。
【0045】
このように実施の形態2によれば、マイコン10によって入力映像信号の周波数を検出し、入力映像信号の周波数がしきい値A[Hz]以下のときには、発振周波数がしきい値A[Hz]よりも大きくなるようにスイッチ12をOFFして共振回路の容量をコンデンサ3および11の直列合成容量のみとし、入力映像信号の周波数がしきい値A[Hz]よりも大きいときには、発振周波数がしきい値A[Hz]以下になるようにスイッチ12をONして共振回路の容量をコンデンサ3の容量のみとすることにより、上記実施の形態1と同じように、入力映像信号の任意の周波数に対し、駆動電流の周波数(バックライト駆動回路の発振周波数)を、バックライトが最も効率よく発光する周波数範囲内で、かつ入力映像信号の周波数に近接せず、画面に干渉縞ノイズを発生させない周波数に調整することができるので、バックライトの発光効率を低下させることなく干渉縞ノイズの発生を回避することができる。
【0046】
また、共振回路のコンデンサ3および11を直列に接続することにより、これらのコンデンサに流れる電流は同じになるため、コンデンサの選定の際に、流れる電流が異なることによるコンデンサの諸特性のずれを考慮する必要がない。
【0047】
実施の形態3.
図4は本発明の実施の形態3のバックライト駆動回路の発振回路23の構成図である。図4において、図1と同じものには同じ符号を付してあり、8,13,15は発振周波数調整用コンデンサ、9,14,16は発振周波数切替用スイッチである。実施の形態3のバックライト駆動回路は、上記実施の形態1のバックライト駆動回路(図1参照)において、発振回路21を図4の発振回路23に変更したものである。
【0048】
実施の形態3の発振回路23は、トランス2と、コンデンサ3と、トランジスタ4,5と、発振周波数調整用コンデンサ8,13,15と、発振周波数切替用スイッチ9,14,16とを有する。この発振回路23において、トランス2と、コンデンサ3と、発振周波数調整用コンデンサ8,13,15と、発振周波数切替用スイッチ9,14,16とは、LC共振回路を構成している。コンデンサ3,8,13,15は、ノードN1とN2の間に並列に設けられている。発振周波数切替用スイッチ9は、コンデンサ8に直列に設けられており、マイコン10からの制御信号に従って動作し、ONのときコンデンサ8とノードN2の間を接続し、OFFのときコンデンサ8とノードN2の間を開放する。また、発振周波数切替用スイッチ14は、コンデンサ13に直列に設けられており、マイコン10からの制御信号に従って動作し、ONのときコンデンサ13とノードN2の間を接続し、OFFのときコンデンサ13とノードN2の間を開放する。また、発振周波数切替用スイッチ16は、コンデンサ15に直列に設けられており、マイコン10からの制御信号に従って動作し、ONのときコンデンサ15とノードN2の間を接続し、OFFのときコンデンサ15とノードN2の間を開放する。
【0049】
上記のLC共振回路は、スイッチ9,14,16が全てOFFのときには、コンデンサ3の容量とトランス2のインダクタンスとによる共振周波数f=f5で共振する。また、スイッチ9,14,16のいずれか1個がONのときには、コンデンサ3および上記ONのスイッチに直列接続された1個のコンデンサの並列合成容量とトランス2のインダクタンスとによる共振周波数f=f6(<f5)で共振する。また、スイッチ9,14,16のいずれか2個がONのときには、コンデンサ3および上記ONのスイッチに直列接続された2個のコンデンサの並列合成容量とトランス2のインダクタンスとによる共振周波数f=f7(<f5)で共振する。また、スイッチ9,14,16の全てがONのときには、コンデンサ38,13、15の並列合成容量とトランス2のインダクタンスとによる共振周波数f=f8(<f6,f7)で共振する。このLC共振回路を有する発振回路23は、コンデンサ8,13,15の容量値が互いに異なるものであるとき、スイッチ9,14,16の設定によって、最大9種類の周波数で発振が可能である。
【0050】
この実施の形態3においては、マイコン10は、入力映像信号の周波数があらかじめ設定されたしきい値A[Hz]以下であるときには、スイッチ9,14,16を制御し、発振周波数fを、A[Hz]よりも大きな値であって、入力映像信号の周波数の整数倍および整数分の1倍に近接しない値にする。また、入力映像信号の周波数がA[Hz]よりも大きいときには、スイッチ9,14,16を制御し、発振周波数fを、A[Hz]以下の値であって、入力映像信号の周波数のM倍および1/M倍に近接しない値にする。
【0051】
画面に干渉縞ノイズが現れる条件として、入力映像信号の周波数とバックライト駆動回路の発振周波数が近接している場合の他に、一方の周波数の整数倍が他方の周波数に近接している場合がある。発振周波数を2種類しか切り替えることができない上記実施の形態1の例では、入力映像信号の周波数が30[kHz]のときにバックライト駆動回路の発振周波数は60[kHz]に設定されるため、発振周波数が入力映像信号の周波数の2倍となり、画面に干渉縞ノイズが現れる可能性がある。これに対し、この実施の形態3のように、複数の発振周波数調整用コンデンサ(8,13,15)を設け、これらのコンデンサに個別に設けたスイッチ(9,14,16)のON/OFFを、発振周波数が入力映像信号の周波数の整数倍および整数分の1倍に近接しないように制御することによって、発振周波数が入力映像信号の周波数の整数倍および整数分の1倍に近接すると発生する干渉縞ノイズを回避することができる。
【0052】
このように実施の形態3によれば、マイコン10によって入力映像信号の周波数を検出し、入力映像信号の周波数がしきい値A[Hz]以下のときには、発振周波数が、しきい値A[Hz]よりも大きくなり、かつ入力映像信号の周波数の整数倍および整数分の1倍にならないようにスイッチ9,14,16を制御し、入力映像信号の周波数がしきい値A[Hz]よりも大きいときには、発振周波数が、しきい値A[Hz]以下になり、かつ入力映像信号の周波数の整数倍および整数分の1倍にならないようにスイッチ9,14,16を制御することにより、入力映像信号の任意の周波数に対し、駆動電流の周波数(バックライト駆動回路の発振周波数)を、バックライトが最も効率よく発光する周波数範囲内において、入力映像信号の周波数に近接せず、かつ入力映像信号周波数の整数倍および整数分の1倍に近接しない周波数に調整することができるので、バックライトの発光効率を低下させることなく、発振周波数が入力映像信号の周波数に近接すると発生する干渉縞ノイズ、および整数倍および整数分の1倍に近接すると発生する干渉縞ノイズを回避することができる。
【0053】
なお、上記実施の形態3では、4個のコンデンサ(3,8,13,15)を並列に接続するとともに、上記4個の内の3個のコンデンサ(8,13,15)に個別に3個のスイッチ(9,14,16)を設けたが、本発明のバックライト駆動回路においては、N(Nは2以上の整数)個のコンデンサを並列に接続するとともに、上記N個の内の(N−1)個のコンデンサに個別に(N−1)個のスイッチを設けた構成とすることも可能である。
【0054】
また、上記実施の形態2では、2個のコンデンサを直列に接続するとともに、上記2個の内の1個のコンデンサに並列に1個のスイッチを設けたが、本発明のバックライト駆動回路においては、N(Nは2以上の整数)個のコンデンサを直列に接続するとともに、上記N個の内の(N−1)個のコンデンサに個別に(N−1)個のスイッチを設けた構成とすることも可能である。
【0055】
実施の形態4.
図5は本発明の実施の形態4のバックライト駆動回路の発振回路24の構成図である。図5において、図1または図7と同じものには同じ符号を付してあり、17,18は発振周波数切替用スイッチ、19はトランス、19aはトランス19の1次コイルである。実施の形態4のバックライト駆動回路は、上記実施の形態1のバックライト駆動回路(図1参照)において、発振回路21を図5の発振回路24に変更したものである。
【0056】
実施の形態4の発振回路24は、トランス19と、コンデンサ3と、トランジスタ4,5と、発振周波数切替用スイッチ17,18とを有する。この発振回路24において、トランス19と、コンデンサ3と、発振周波数切替用スイッチ17,18とは、LC共振回路を構成している。トランス19は、上記実施の形態1のトランス2(図1参照)において、1次コイル2aを、1次コイル19aに変更したものである。1次コイル19aの途中には、電源電圧が供給される中間タップT0の他に、2個のタップT1,T2が設けられている。発振周波数切替用スイッチ17は、1次コイル19aのタップT0−T1間に設けられており、マイコン10からの制御信号に従って動作し、ONのときタップT0−T1間を短絡し、OFFのときタップT0−T1間を開放する。また、発振周波数切替用スイッチ18は、1次コイル19aのタップT0−T2間に設けられており、マイコン10からの制御信号に従って動作し、ONのときタップT0−T2間を短絡し、OFFのときタップT0−T2間を開放する。
【0057】
コンデンサとトランスのインダクタンスから構成されるLC共振回路において、上記実施形態1〜3のようにコンデンサの容量を変化させることによって共振周波数を変化させることと、トランスのインダクタンスを変化させることによって共振周波数を変化させることは等価である。この実施の形態4のバックライト駆動回路は、トランスのインダクタンスを変化させることによって発振回路24の発振周波数を変化させる構成である。上記実施の形態1〜3の発振回路が、従来の発振回路にスイッチおよびコンデンサを追加する必要があるのに対し、この実施の形態4の発振回路24は、従来の発振回路にスイッチを追加したものである。コンデンサおよびスイッチを追加するよりも、トランスの変更を伴ってもスイッチのみを追加するほうが、実装面積や価格の面から有利な場合には、この実施の形態4の構成が適している。
【0058】
上記のLC共振回路は、コンデンサ3の容量とトランス19のインダクタンスとによる共振周波数で共振する。スイッチ17,18がともにOFFのときのトランス19のインダクタンスは、スイッチ17,18のいずれか1個がONのときのインダクタンスよりも大きい。また、スイッチ17,18のいずれか1個がONのときのトランス19のインダクタンスは、スイッチ17,18がともにONのときのインダクタンスよりも大きい。従って、上記のLC共振回路は、スイッチ17,18がともにOFFのときには、共振周波数f=f9で共振し、スイッチ17,18のいずれか1個がONのときには、共振周波数f=f10(>f9)で共振し、スイッチ17,18がともにONのときには、共振周波数f=f11(>f10)で共振する。
【0059】
この実施の形態4においては、マイコン10は、入力映像信号の周波数があらかじめ設定されたしきい値A[Hz]以下であるときには、スイッチ17,18を制御し、発振周波数fをA[Hz]よりも大きな値にする。また、入力映像信号の周波数がA[Hz]よりも大きいときには、スイッチ17,18を制御し、発振周波数fをA[Hz]以下の値にする。
【0060】
このように実施の形態4によれば、マイコン10によって入力映像信号の周波数を検出し、入力映像信号の周波数がしきい値A[Hz]以下のときには、発振周波数がしきい値A[Hz]よりも大きくなるように、トランス19の1次コイル19の隣接するタップ間に設けたスイッチ17,18を制御し、入力映像信号の周波数がしきい値A[Hz]よりも大きいときには、発振周波数がしきい値A[Hz]以下になるように、上記タップ間に設けたスイッチ17,18を制御することにより、上記実施の形態1と同じように、入力映像信号の任意の周波数に対し、駆動電流の周波数(バックライト駆動回路の発振周波数)を、バックライトが最も効率よく発光する周波数範囲内において入力映像信号の周波数に近接しない周波数に調整することができるので、バックライトの発光効率を低下させることなく干渉縞ノイズの発生を回避することができる。
【0061】
また、トランスのインダクタンスを変化させる構成としたことにより、コンデンサを追加することなく、スイッチの追加のみによって、本発明のバックライト駆動回路を実現できる。
【0062】
なお、上記実施の形態4では、1次コイルの途中に3個のタップ(T0,T1,T2)を設け、隣接するタップ間にそれぞれ2個のスイッチ(17,18)を設けたが、本発明のバックライト駆動回路においては、1次コイルの途中にN(Nは2以上の整数)個のタップ(ただし、電源電圧が供給される中間タップT0を除くことも可)を設け、隣接するタップ間にそれぞれ(N−1)個のスイッチを設けた構成とすることも可能である。
【0063】
実施の形態5.
図6は本発明の実施の形態5のバックライト駆動回路の構成図である。図6において、図1と同じものには同じ符号を付してあり、20はマイコン(制御手段)、25は波形整形回路である。実施の形態5のバックライト駆動回路は、上記実施の形態1のバックライト駆動回路(図1参照)において、波形整形回路25を設け、マイコン10をマイコン20に変更したものである。
【0064】
波形整形回路25は、バックライト1のコールド側から電源制御回路7に帰還される電圧(電流検出用抵抗によるバックライト1に流れる電流に比例する電圧)を整形し、マイコン20に出力する。つまり、波形整形回路25は、バックライト1に供給された駆動信号をマイコン20に帰還させる。
【0065】
マイコン20は、上記実施の形態1のマイコン10(図1参照)において、波形整形回路25によって帰還された駆動信号から周波数を検出し(この検出した周波数は、トランス2からバックライト1に供給される駆動電流の周波数に相当する)、この帰還された駆動信号の周波数(=駆動電流の周波数)をもとにスイッチ9を制御する機能を設けたものである。さらに具体的には、マイコン20は、検出した駆動電流の周波数を別途検出した入力映像信号の周波数と比較し、バックライト駆動回路の実際の発振周波数やバックライト1に供給されている駆動電流の実際の周波数が設計上の発振周波数からずれることによって、駆動電流の実際の周波数が入力映像信号の周波数に近接しないように、スイッチ9を制御する。あるいは、マイコン20は、検出した駆動電流の周波数に応じて、しきい値A[Hz]を補正する。例えば、スイッチ9をONしたときの駆動電流の実際の周波数と、スイッチ9をOFFしたときの駆動電流の実際の周波数との中間値になるように、しきい値A[Hz]を補正する。
【0066】
バックライト駆動回路においては、コンデンサやトランスの個体差、あるいは駆動するバックライトの個体差などによって、発振周波数にも個体差が現れる。バックライト駆動回路の設計上の発振周波数がバックライトが最も効率よく発光する周波数範囲の上限および下限であると、上記の個体差によって実際の発振周波数(スイッチ9をONしたときまたはOFFしたときの発振周波数が、上記の周波数範囲から外れてしまう場合がある。これを回避するためには、例えば上記の周波数範囲が40〜60[kHz]であり、しきい値Aが50[kHz]の場合には、設計上の発振周波数を、40[kHz]および60[kHz]とするのではく、例えば45[kHz]および55[kHz]とする必要がある。このとき、例えば設計上の発振周波数45[kHz]、55[kHz]に相当する実際の発振周波数が上記の個体差によってそれぞれ42[kHz]、52[kHz]であったとすると、上記のしきい値A以下である周波数48[kHz]の入力映像信号については、発振周波数(駆動電流の周波数)は、52[kHz]ではなく、42[kHz]であることが望ましい。そこで、この実施の形態5では、駆動信号の実際の周波数を検出し、この駆動信号の周波数をもとにスイッチ9を制御する(スイッチ9の制御を補正する)ことによって、上記の個体差に起因する干渉縞ノイズが発生するのを回避している。
【0067】
このように実施の形態5によれば、バックライトの駆動信号をマイコン20に帰還させる波形整形回路25を設け、マイコン20によって上記帰還された駆動信号の周波数を検出し、検出した周波数をもとにスイッチ9を制御する(スイッチ9の制御を補正する)ことにより、コンデンサやトランスの個体差、あるいは駆動するバックライトの個体差などに起因する干渉縞ノイズが発生するのを回避することができる。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のバックライト駆動回路によれば、制御手段によって入力映像信号の周波数を検出し、入力映像信号の周波数がしきい値以下のときには、発振周波数が上記のしきい値よりも大きくなるように共振回路の容量値またはインダクタンス値を調整し、入力映像信号の周波数が上記のしきい値よりも大きいときには、発振周波数が上記のしきい値以下になるように共振回路の容量値またはインダクタンス値を調整することにより、入力映像信号の任意の周波数に対し、駆動信号の周波数(バックライト駆動回路の発振周波数)を、バックライトが最も効率よく発光する周波数範囲内で、かつ入力映像信号の周波数に近接せず、画面に干渉縞ノイズを発生させない周波数に調整することができるので、バックライトの発光効率を低下させることなく干渉縞ノイズの発生を回避することができるという効果がある。
【0069】
また、本発明の請求項3記載のバックライト駆動回路によれば、発振周波数が入力映像信号の周波数に近接すると発生する干渉縞ノイズのみならず、発振周波数が入力映像信号の周波数の整数倍および整数分の1倍に近接すると発生する干渉縞ノイズも回避することができるという効果がある。
【0070】
また、本発明の請求項4記載のバックライト駆動回路によれば、N個のコンデンサを直列に接続することにより、これらのコンデンサに流れる電流は同じになるため、コンデンサの選定の際に、流れる電流が異なることによるコンデンサの諸特性のずれを考慮する必要がないという効果がある。
【0071】
また、本発明の請求項5記載のバックライト駆動回路によれば、インダクタンス値を変化させる構成とすることにより、コンデンサを追加することなく、スイッチの追加のみによって、本発明のバックライト駆動回路を実現できるという効果がある。
【0072】
また、本発明の請求項6記載のバックライト駆動回路によれば、コンデンサやトランスの個体差、あるいは駆動するバックライトの個体差などに起因する干渉縞ノイズが発生するのを回避することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のバックライト駆動回路の構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1のバックライト駆動回路の発振周波数切替動作を説明するフローチャートである。
【図3】 本発明の実施の形態2のバックライト駆動回路における発振回路の構成図である。
【図4】 本発明の実施の形態3のバックライト駆動回路における発振回路の構成図である。
【図5】 本発明の実施の形態4のバックライト駆動回路における発振回路の構成図である。
【図6】 本発明の実施の形態5のバックライト駆動回路の構成図である。
【図7】 従来のバックライト駆動回路の構成図である。
【符号の説明】
1 バックライト、 2,19 トランス、 2a,19a 1次コイル、 2b 2次コイル、 2c 3次コイル、 3 コンデンサ、 4,5,6 トランジスタ、 7 電源制御回路、 8,11,13,15 発振周波数調整用コンデンサ、 9,12,14,16,17,18 発振周波数切替用スイッチ、 10,20 マイコン、 21,22,23,24 発振回路、 25 波形整形回路 N1,N2,N3,N4,N5 ノード、 T0,T1,T2 1次コイルのタップ。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a backlight driving circuit for driving a backlight of a liquid crystal display monitor.
[0002]
[Prior art]
FIG. 7 is a configuration diagram of a conventional backlight driving circuit. In FIG. 7, 1 is a backlight of a liquid crystal display monitor, 2 is a transformer for driving the
[0003]
Next, the operation of the conventional backlight driving circuit of FIG. 7 will be described. The
[0004]
The transistor 6 is switched by a pulse signal from the power supply control circuit 7 (turns on when the pulse signal is at a low level and turns off when the pulse signal is at a high level). DD Node N Four To supply. Further, the transistor 6 remains OFF when the pulse signal is not supplied, and the power supply voltage V DD Stop supplying. Transistor 6 to node N Four Power supply voltage V supplied to DD Is smoothed by a choke coil and a diode and adjusted to a value corresponding to the duty ratio of the pulse signal, and the node N Three (Oscillation circuit 121).
[0005]
The adjusted power supply voltage is supplied to the intermediate tap of the
[0006]
The base electrodes of the
[0007]
Due to the AC voltage having the frequency f generated in the
[0008]
When the
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
The conventional backlight drive circuit is configured as described above, and a drive current having the same frequency as the resonance frequency of the resonance circuit (oscillation frequency of the oscillation circuit) due to the capacitance of the capacitor and the inductance of the transformer is supplied to the backlight. Therefore, when the oscillation frequency of the backlight drive circuit is close to the horizontal frequency of the video signal input to the liquid crystal display monitor, the frequency of the backlight drive current and the frequency of the input video signal interfere with each other on the screen. A brightness difference (interference fringe) in a striped pattern may appear as noise. Also, in LCD monitors that can display video signals with multiple frequencies, the frequency of the input video signal is not specified, and the backlight prevents the interference fringe noise from appearing on the screen when the input video signal is at a certain frequency. Even if the oscillation frequency of the drive circuit is set, interference fringe noise may appear on the screen if the input video signal changes to another frequency.
[0010]
In order to solve the above problems, a backlight drive circuit that changes the frequency (oscillation frequency) of the drive current according to the horizontal frequency of the input video signal has been proposed. That is, the oscillation frequency of the backlight drive circuit is adjusted to be higher by a predetermined value than the frequency of the input video signal. Alternatively, the oscillation frequency of the backlight drive circuit may be adjusted to be lower than the frequency of the input video signal by a predetermined value. Such a technique is described in, for example, JP-A-5-113766.
[0011]
However, the conventional backlight driving circuit that changes the oscillation frequency of the backlight driving circuit in accordance with the horizontal frequency of the input video signal has the following problems. The backlight usually has a frequency range that emits light most efficiently. When setting the oscillation frequency to be higher than the frequency of the input video signal by a predetermined value, if the frequency of the input video signal is near the upper limit of the above frequency range, the set oscillation frequency is Out of the frequency range, the light emission efficiency of the backlight may decrease. Further, when setting the oscillation frequency to be lower than the frequency of the input video signal by a predetermined value, if the frequency of the input video signal is a frequency near the lower limit of the above frequency range, the set oscillation frequency is The light emission efficiency of the backlight may decrease outside the above frequency range.
[0012]
The present invention has been made to solve the above-described conventional problems, and an object of the present invention is to provide a backlight driving circuit that does not generate interference fringe noise and does not reduce the light emission efficiency of the backlight. .
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a backlight driving circuit according to
[0014]
In the backlight drive circuit according to
[0015]
The backlight drive circuit according to
[0016]
The backlight drive circuit according to claim 4 of the present invention is characterized in that the LC resonant circuit includes N capacitors (N is an integer of 2 or more) connected in series, and (N− 1) Each of the capacitors is provided in parallel, and when the switch is ON, the terminals of the capacitors are short-circuited, and when the switch is OFF, (N-1) switches are open. The combined capacity of the N capacitors is changed by turning ON / OFF the (N-1) switches, and when the frequency of the input video signal is equal to or lower than the threshold value, the oscillation frequency is set to A value larger than the threshold value is set, and when the frequency of the input video signal is higher than the threshold value, the oscillation frequency is set to a value lower than the threshold value.
[0017]
In the backlight drive circuit according to
[0018]
The backlight drive circuit according to claim 6 of the present invention further includes means for feeding back the drive signal supplied to the backlight to the control means, and the control means is configured to output the drive signal fed back. The frequency is detected, and the capacitance value or the inductance value of the LC resonance circuit is switched based on the detected frequency.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a configuration diagram of a backlight drive circuit according to the first embodiment of the present invention. In FIG. 1, 1 is a backlight of a liquid crystal display monitor, 2 is a transformer for driving the
[0020]
[Backlight 1]
The
[0021]
[LC resonant circuit]
The
[0022]
The LC resonance circuit resonates at a resonance frequency due to the capacitance of the
f = 1 / {2π√ (L 0 C 0 )}
It is.
[0023]
[Oscillation circuit 21]
The
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
When the transistor 4 is turned off, the capacitor of the LC resonance circuit is charged by the first current, and the node N 1 As the potential increases, the first current decreases and the direction of the current flowing through the
[0027]
[Power control circuit 7]
The power
[0028]
[Transistor 6]
The transistor 6 is switched by a pulse signal from the power supply control circuit 7 (the above pulse signal is turned on during a low level and turned off during a high level), and the power supply voltage V is turned on during the ON period. DD Node N Four To supply. Further, the transistor 6 remains OFF when the pulse signal is not supplied, and the power supply voltage V DD Stop supplying. Transistor 6 to node N Four Power supply voltage V supplied to DD Is smoothed by a choke coil and a diode and adjusted to a value corresponding to the duty ratio of the pulse signal, and the node N Three (Such as an intermediate tap of the
[0029]
[Microcomputer 10]
The
[0030]
The
[0031]
The oscillation frequency f is set so as to be within a frequency range in which the
A [Hz] <f 1 ≦ 60 [kHz]
Is set to be Further, the oscillation frequency f = f when the frequency of the input video signal is larger than A [Hz] and the switch 9 is turned on. 2 Is
40 [kHz] ≦ f 2 <A [Hz]
Is set to be
[0032]
FIG. 2 is a flowchart for explaining the control procedure of the oscillation frequency by the backlight drive circuit according to the first embodiment of the present invention. Hereinafter, the operation of the backlight drive circuit according to the first embodiment when the frequency of the input video signal is switched will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0033]
The
[0034]
Next, in step S3, the
[0035]
The oscillation frequency f = f of the
f 1 = 1 / {2π√ (LC 1 )}
It becomes. Oscillation frequency f at this time 1 Is the above C 1 By adjusting the values of L and L in advance, the values are set in advance so as to be larger than the threshold value A [Hz]. Further, the oscillation frequency f = f of the
f = f 2 = 1 / [2π√ {L (C 1 + C 2 ]}]
It becomes. Oscillation frequency f at this time 2 Is the above C 1 , C 2 , And L are adjusted in advance so as to be smaller than the threshold value A [Hz].
[0036]
When the frequency range in which the
[0037]
After step S4 or S5 in FIG. 2, the
[0038]
Thus, according to the first embodiment, when the
[0039]
FIG. 3 is a configuration diagram of the
[0040]
The
[0041]
In the above LC resonance circuit, when the
[0042]
In the second embodiment, when the frequency of the input video signal is equal to or lower than a preset threshold value A [Hz], the
[0043]
Above oscillation frequency f Three And f Four Is set to be within a frequency range in which the backlight emits light most efficiently. The threshold value A [Hz] is also set within the frequency range. For example, when the frequency range in which the backlight emits light most efficiently is 40 to 60 [kHz], the frequency of the input video signal is A [Hz] or less, and the oscillation frequency f when the
A [Hz] <f Three ≦ 60 [kHz]
Is set to be The oscillation frequency f when the frequency of the input video signal is larger than A [Hz] and the
40 [kHz] ≦ f Four <A [Hz]
Is set to be
[0044]
A current of about 1 [A] normally flows through the capacitor of the LC resonance circuit. When capacitors are connected in parallel as in the first embodiment, when the capacitances are greatly different, the currents flowing through the capacitors are also greatly different in proportion thereto. Normally, capacitors for LC resonant circuits are special, small and used for large currents depending on mounting space and other conditions. However, due to large differences in current, various characteristics such as capacitor self-heating and temperature characteristics are used. May affect the selection of capacitors. On the other hand, when two capacitors are connected in series as in the second embodiment, since the currents flowing through the respective capacitors are the same, two capacitors having equivalent characteristics are used. However, there is an advantage that the selection of the capacitor is facilitated without causing the above-mentioned characteristics to be shifted due to different flowing currents.
[0045]
Thus, according to the second embodiment, when the frequency of the input video signal is detected by the
[0046]
In addition, since the currents flowing through these capacitors are the same by connecting the
[0047]
FIG. 4 is a configuration diagram of the
[0048]
The
[0049]
In the above LC resonance circuit, when all the
[0050]
In the third embodiment, when the frequency of the input video signal is equal to or lower than a preset threshold A [Hz], the
[0051]
In addition to the case where the frequency of the input video signal and the oscillation frequency of the backlight drive circuit are close to each other, there are cases where an integer multiple of one frequency is close to the other frequency. is there. In the example of
[0052]
As described above, according to the third embodiment, when the frequency of the input video signal is detected by the
[0053]
In the third embodiment, four capacitors (3, 8, 13, 15) are connected in parallel, and three of the four capacitors (8, 13, 15) are individually connected to three. Although the switches (9, 14, 16) are provided, in the backlight driving circuit of the present invention, N (N is an integer of 2 or more) capacitors are connected in parallel, and the N of the N switches are connected. It is also possible to adopt a configuration in which (N-1) switches are individually provided for (N-1) capacitors.
[0054]
In the second embodiment, two capacitors are connected in series and one switch is provided in parallel with one of the two capacitors. In the backlight drive circuit of the present invention, Is a configuration in which N (N is an integer of 2 or more) capacitors are connected in series, and (N-1) switches are individually provided for the (N-1) capacitors among the N capacitors. It is also possible.
[0055]
Embodiment 4 FIG.
FIG. 5 is a configuration diagram of the
[0056]
The
[0057]
In the LC resonance circuit composed of the capacitor and the transformer inductance, the resonance frequency is changed by changing the capacitance of the capacitor as in the first to third embodiments, and the resonance frequency is changed by changing the inductance of the transformer. Changing it is equivalent. The backlight drive circuit according to the fourth embodiment is configured to change the oscillation frequency of the
[0058]
The LC resonance circuit resonates at a resonance frequency due to the capacitance of the
[0059]
In the fourth embodiment, when the frequency of the input video signal is equal to or lower than a preset threshold A [Hz], the
[0060]
As described above, according to the fourth embodiment, when the frequency of the input video signal is detected by the
[0061]
In addition, since the transformer inductance is changed, the backlight drive circuit of the present invention can be realized only by adding a switch without adding a capacitor.
[0062]
In the fourth embodiment, three taps (T 0 , T 1 , T 2 ) And two switches (17, 18) are provided between adjacent taps. In the backlight drive circuit of the present invention, N (N is an integer of 2 or more) in the middle of the primary coil. Tap (however, the intermediate tap T to which the power supply voltage is supplied) 0 And (N-1) switches may be provided between adjacent taps.
[0063]
FIG. 6 is a configuration diagram of the backlight drive circuit according to the fifth embodiment of the present invention. 6, the same components as those in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals, 20 is a microcomputer (control means), and 25 is a waveform shaping circuit. The backlight drive circuit according to the fifth embodiment is obtained by providing the
[0064]
The
[0065]
The
[0066]
In the backlight driving circuit, individual differences also appear in the oscillation frequency due to individual differences in capacitors and transformers, or individual differences in driving backlights. If the oscillation frequency in the design of the backlight drive circuit is the upper and lower limits of the frequency range in which the backlight emits light most efficiently, the actual oscillation frequency (when the switch 9 is turned on or turned off) due to the above individual differences. In order to avoid this, the oscillation frequency may be out of the above frequency range, for example, when the above frequency range is 40 to 60 [kHz] and the threshold A is 50 [kHz]. In this case, it is necessary to set the design oscillation frequency to, for example, 45 [kHz] and 55 [kHz] instead of 40 [kHz] and 60 [kHz]. If the actual oscillation frequencies corresponding to 45 [kHz] and 55 [kHz] are 42 [kHz] and 52 [kHz], respectively, due to the above individual differences, For an input video signal having a frequency of 48 [kHz] that is equal to or less than the threshold A, the oscillation frequency (frequency of the drive current) is desirably 42 [kHz] instead of 52 [kHz]. In the fifth embodiment, the actual frequency of the drive signal is detected, and the switch 9 is controlled based on the frequency of the drive signal (correcting the control of the switch 9), resulting in the individual difference. Interference fringe noise is avoided.
[0067]
As described above, according to the fifth embodiment, the
[0068]
【The invention's effect】
As described above, according to the backlight drive circuit of the present invention, the frequency of the input video signal is detected by the control means, and when the frequency of the input video signal is below the threshold value, the oscillation frequency is greater than the above threshold value. When the frequency of the input video signal is higher than the above threshold value, the capacitance of the resonant circuit is adjusted so that the oscillation frequency is equal to or lower than the above threshold value. By adjusting the value or inductance value, the drive signal frequency (oscillation frequency of the backlight drive circuit) can be set within the frequency range where the backlight emits light most efficiently for any frequency of the input video signal. It can be adjusted to a frequency that is not close to the frequency of the video signal and does not generate interference fringe noise on the screen. There is an effect that it is possible to avoid occurrence of interference fringe noise without decreasing.
[0069]
According to the backlight drive circuit of the third aspect of the present invention, not only the interference fringe noise generated when the oscillation frequency is close to the frequency of the input video signal, but also the oscillation frequency is an integral multiple of the frequency of the input video signal. There is an effect that it is possible to avoid interference fringe noise that occurs when it is close to 1 / integer.
[0070]
Further, according to the backlight drive circuit of claim 4 of the present invention, when N capacitors are connected in series, the currents flowing through these capacitors become the same, so that the current flows when selecting the capacitors. There is an effect that it is not necessary to consider deviations in the characteristics of the capacitor due to different currents.
[0071]
According to the backlight drive circuit of
[0072]
Further, according to the backlight drive circuit of the sixth aspect of the present invention, it is possible to avoid occurrence of interference fringe noise due to individual differences of capacitors and transformers, or individual differences of backlights to be driven. There is an effect.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a backlight drive circuit according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart illustrating an oscillation frequency switching operation of the backlight drive circuit according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a configuration diagram of an oscillation circuit in a backlight drive circuit according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a configuration diagram of an oscillation circuit in a backlight drive circuit according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a configuration diagram of an oscillation circuit in a backlight drive circuit according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a configuration diagram of a backlight drive circuit according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a configuration diagram of a conventional backlight driving circuit.
[Explanation of symbols]
1 Backlight, 2, 19 Transformer, 2a, 19a Primary coil, 2b Secondary coil, 2c Tertiary coil, 3 Capacitor, 4, 5, 6 Transistor, 7 Power supply control circuit, 8, 11, 13, 15 Oscillation frequency Adjustment capacitor, 9, 12, 14, 16, 17, 18 Oscillation frequency switching switch, 10, 20 Microcomputer, 21, 22, 23, 24 Oscillation circuit, 25 Waveform shaping circuit N 1 , N 2 , N Three , N Four , N Five Node, T 0 , T 1 , T 2 Primary coil tap.
Claims (6)
LC共振回路を有し、このLC共振回路の共振周波数で発振し、この発振周波数の駆動信号を上記バックライトに供給する発振回路と、
入力映像信号の周波数を検出し、検出した周波数に応じて上記発振回路の発振周波数を調整する制御手段と
を備え、
上記制御手段は、
入力映像信号の周波数が所定のしきい値以下であるとき、上記発振周波数が上記しきい値よりも大きくなるように、上記LC共振回路の容量値またはインダクタンス値を切り替え、
入力映像信号の周波数が上記しきい値よりも大きいとき、上記発振周波数が上記しきい値以下になるように、上記LC共振回路の容量値またはインダクタンス値を切り替える
ことを特徴とするバックライト駆動回路。In the backlight drive circuit that drives the backlight of the LCD monitor,
An oscillation circuit having an LC resonance circuit, oscillating at a resonance frequency of the LC resonance circuit, and supplying a drive signal of the oscillation frequency to the backlight;
Control means for detecting the frequency of the input video signal and adjusting the oscillation frequency of the oscillation circuit according to the detected frequency;
The control means includes
When the frequency of the input video signal is equal to or lower than a predetermined threshold, the capacitance value or the inductance value of the LC resonance circuit is switched so that the oscillation frequency is higher than the threshold.
A backlight driving circuit that switches a capacitance value or an inductance value of the LC resonance circuit so that the oscillation frequency is equal to or lower than the threshold when the frequency of the input video signal is higher than the threshold. .
第1のノードと第2のノードの間に並列に接続されたN(Nは2以上の整数)個のコンデンサと、
上記N個の内の(N−1)個のコンデンサにそれぞれ直列に設けられ、ONのときコンデンサと第2のノードの間を接続し、OFFのときコンデンサと第2のノードの間を開放する(N−1)個のスイッチと
を有し、
上記制御手段は、
上記(N−1)個のスイッチをそれぞれON/OFFさせることにより、上記N個のコンデンサによる合成容量を変化させ、
入力映像信号の周波数が上記しきい値以下であるとき、上記発振周波数を上記しきい値よりも大きな値とし、
入力映像信号の周波数が上記しきい値よりも大きいとき、上記発振周波数を上記しきい値以下の値とする
ことを特徴とする請求項1記載のバックライト駆動回路。The LC resonant circuit is
N capacitors (N is an integer of 2 or more) connected in parallel between the first node and the second node;
Provided in series with each of (N-1) capacitors out of the N. When ON, the capacitor and the second node are connected, and when OFF, the capacitor and the second node are opened. (N-1) switches,
The control means includes
The combined capacity of the N capacitors is changed by turning on / off the (N-1) switches,
When the frequency of the input video signal is equal to or lower than the threshold value, the oscillation frequency is set to a value larger than the threshold value,
2. The backlight drive circuit according to claim 1, wherein when the frequency of the input video signal is larger than the threshold value, the oscillation frequency is set to a value equal to or lower than the threshold value.
上記制御手段は、
入力映像信号の周波数が上記しきい値以下であるとき、上記発振周波数を、上記しきい値よりも大きな値であって、入力映像信号の周波数の整数倍および整数分の1倍に近接しない値とし、
入力映像信号の周波数が上記しきい値よりも大きいとき、上記発振周波数を、上記しきい値以下の値であって、入力映像信号の周波数の整数倍および整数分の1倍に近接しない値とする
ことを特徴とする請求項2記載のバックライト駆動回路。N ≧ 3,
The control means includes
When the frequency of the input video signal is equal to or lower than the threshold value, the oscillation frequency is a value larger than the threshold value and not close to an integer multiple of the input video signal frequency and a fraction of an integer. age,
When the frequency of the input video signal is greater than the threshold value, the oscillation frequency is a value equal to or less than the threshold value and not close to an integer multiple of the input video signal frequency and a fraction of an integer. The backlight driving circuit according to claim 2, wherein
直列に接続されたN(Nは2以上の整数)個のコンデンサと、
上記N個の内の(N−1)個のコンデンサにそれぞれ並列に設けられ、ONのときコンデンサの端子間を短絡させ、OFFのときコンデンサの端子間を開放する(N−1)個のスイッチと
を有し、
上記制御手段は、
上記(N−1)個のスイッチをそれぞれON/OFFさせることにより、上記Nのコンデンサによる合成容量を変化させ、
入力映像信号の周波数が上記しきい値以下であるとき、上記発振周波数を上記しきい値よりも大きな値とし、
入力映像信号の周波数が上記しきい値よりも大きいとき、上記発振周波数を上記しきい値以下の値にする
ことを特徴とする請求項1記載のバックライト駆動回路。The LC resonant circuit is
N capacitors (N is an integer of 2 or more) connected in series;
(N-1) switches provided in parallel to the (N-1) capacitors among the N, shorting between the capacitor terminals when ON, and opening between the capacitor terminals when OFF. And
The control means includes
The combined capacity of the N capacitors is changed by turning on / off the (N-1) switches.
When the frequency of the input video signal is equal to or lower than the threshold value, the oscillation frequency is set to a value larger than the threshold value,
2. The backlight driving circuit according to claim 1, wherein when the frequency of the input video signal is larger than the threshold value, the oscillation frequency is set to a value equal to or lower than the threshold value.
途中にN(Nは2以上の整数)個のタップを設けたコイルと、
隣接するタップ間にそれぞれ設けられ、ONのときタップ間を短絡し、OFFのときタップ間を開放する(N−1)個のスイッチと
を有し、
上記制御手段は、
上記(N−1)個のスイッチをそれぞれON/OFFさせることにより、上記コイルのインダクタンス値を変化させ、
入力映像信号の周波数が上記しきい値以下であるとき、上記発振周波数を上記しきい値よりも大きな値とし、
入力映像信号の周波数が上記しきい値よりも大きいとき、上記発振周波数を上記しきい値以下の値とする
ことを特徴とする請求項1記載のバックライト駆動回路。The LC resonant circuit is
A coil provided with N taps (N is an integer of 2 or more) in the middle;
(N-1) switches that are provided between adjacent taps, short-circuit between taps when ON, and open between taps when OFF,
The control means includes
The inductance value of the coil is changed by turning ON / OFF the (N-1) switches,
When the frequency of the input video signal is equal to or lower than the threshold value, the oscillation frequency is set to a value larger than the threshold value,
2. The backlight drive circuit according to claim 1, wherein when the frequency of the input video signal is larger than the threshold value, the oscillation frequency is set to a value equal to or lower than the threshold value.
上記制御手段は、上記帰還された駆動信号の周波数を検出し、検出した周波数をもとに、上記LC共振回路の容量値またはインダクタンス値を切り替える
ことを特徴とする請求項1記載のバックライト駆動回路。Means for returning the drive signal supplied to the backlight to the control means;
2. The backlight drive according to claim 1, wherein the control means detects a frequency of the feedback drive signal and switches a capacitance value or an inductance value of the LC resonance circuit based on the detected frequency. circuit.
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