JP4471435B2 - Wireless meter reading system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、水道メータやガスメータやカロリーメータ等の計量器を無線通信にて遠隔検針するための無線検針システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図1および図2は、従来の無線検針システムの構成をそれぞれ示す。図1のシステムでは、親機1を操作することにより、計量器3に接続された子機2との間で無線通信を行い、計量器3のデータを収集する。
【0003】
また、図2の無線検針システムでは、親機1に接続された外部機器4、たとえばハンディターミナルや集中検針盤や端末網制御装置などを操作することにより、子機2との間で無線通信を行い、計量器3のデータを収集する。
【0004】
ところが、従来の無線検針システムでは、親機と子機間の通信において、途中で通信速度を変えることはなかった。また、その速度は、1200bpsや2400bpsで行われるのが一般的であった。
【0005】
また、従来の無線検針システムにおいて、無線通信を開始する際、呼び出す側の無線機は、相手局を呼び出すため、特定パターンやIDの繰り返し信号を起動信号として送信する。
【0006】
呼び出される側の無線機は、低消費電力化のため、間欠的に受信動作をしており、受信信号が自己の記憶している特定パターンやIDと一致したとき、はじめて自己への呼び出しと判断して起動応答を返した後、相互でデータの授受を行うものである。
【0007】
また、間欠的な受信動作は、より短い方が低消費電力化ができる。そのため、起動信号の起動パターンやIDの1つ1つは短い方が有利であるが、たとえば起動信号を「0」と「1」の繰り返し信号とした場合、この「0」「1」の繰り返しは、起動信号以外の通信データなどにも存在することがある。
【0008】
いま、ある親機と子機間で通信を行っているとすると、これと関係ない子機が、その通信に存在する「0」「1」信号を、自己への起動信号と間違えてしまい、誤起動してしまう。
【0009】
このような無線検針システムでは、電源に電池を用いており、誤起動を起こすとその分余計に電池を消耗することとなり、規定の動作期間前に電池切れになったり、この誤起動を見越してより大容量の電池を搭載せざるを得ず、コストアップになる問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明の第1の目的は、起動信号と起動信号以外の通信速度を違うものとすることにより、起動信号以外の信号で誤起動することを防止することにある。
【0011】
また、第2の目的は、親機からの起動信号と子機からの起動情号で通信速度を変えることにより、ある親機が起動信号を送信しているときに他の親機が、または、ある子機が起動信号を送信しているときに他の子機が、誤起動してしまうことを防止することにある。
【0012】
さらに、第3の目的は、起動信号の通信速度を一般的には使用されていない通信速度にすることにより、誤起動の確立をさらに少なくできるようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、上記第1、2の目的を達成するため、親機と子機と該子機に接続される計量器とから構成され、通信エリアが重複する親機が複数存在するとき、各親機とそれぞれの子機との間で無線通信を行い、計量器の計量値等の情報を収集する無線検針システムにおいて、親機と子機との間において相手局を呼び出すための起動信号と、この起動信号以外の送受信信号との通信速度を違うものとするとともに、親機が子機を呼び出すための起動信号と、子機が親機を呼び出すための起動信号とで、通信速度を変えたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の実施の形態を図面にしたがって詳細に説明する。
【0017】
図3は、この発明を適用した無線検針システムの一実施例の構成を示す。
第1の集中盤5は、それに接続された第1の親機6と第1の子機7を介し第1の計量器8の計量データを収集する。また、第2の集中盤9は、それに接続された第2の親機10と、第2の子機11または第3の子機13を介し第2の計量器12または第3の計量器14の計量データなどを収集する。
【0018】
ここで、それぞれの親機6・10は、通常の待機状態では、子機7・11・13からの起動信号に備えるため、間欠的、たとえば2秒毎に10msだけ受信動作を行うなどの受信動作をしている。また、それぞれの子機においても、親機からの起動信号に備えるため、同様に間欠的に受信動作をしている。
【0019】
図4に、この親機と子機間の通信手順を示す。起動信号は通信速度2400bpsで行い、その他の通信、つまり起動応答とデータ要求とデータ応答とは1200bpsの通信速度としている。
【0020】
図5に、起動信号の一例を示す。起動信号は、2400bpsにて「0」「1」の繰り返し信号に続けて通信先の「ID」を送る。
【0021】
以下、これら図を参考に一動作例を説明する。
いま、仮にそれぞれの無線機のIDを、第1の親機6が「101」、第2の親機10が「102」、第1の子機7が「001」、第2の子機11が「002」、第3の子機13が「003」とし、第1の集中盤5から第1の計量器8の検針データを収集しようとしたとき、第1の親機6は、起動信号として、2400bpsの通信速度で「010101・・・」を2.1秒間送信し、続けてID「001」を送信する。
【0022】
この例では、起動信号を受信し、「0101」を受信したら「起動あり」と判断するようにしているので、第1の子機7、第2の子機11、第3の子機13、第2の親機10のすべての無線機は「起動あり」と判断し、続くIDの受信待ち状態となるが、IDを受信すると、第1の子機7以外は「ID不一致」と判断し、待機状態に戻る。
【0023】
第1の子機7は、起動応答を通信速度1200bpsにて第1の親機8へ返信し、以降、第1の親機6と第1の子機7の間で図4のように通信を行い、第1の計量器8の検針データなどの必要データの収集を行う。
【0024】
第1の親機6と第1の子機7にてデータを送受信している間、他の無線機は待機状態となっており、間欠受信動作をしている。このとき、仮に第1の親機6と第1の子機7で送受信している1200bpsのデータの中に、「0101」があったとしても、通信速度が起動信号とは違うことから、図6のように、他の無線機は、起動信号を待つため2400bpsのタイミングで受信し、そのデータは「00110011・・・」となり、「0101」とは明らかに違う信号なので、他の無線機は誤起動することはない。
【0025】
しかし、この例では、第1の子機7を呼び出すため、第1の親機6が送信した起動信号にて、関係のない第2の親機10も、「起動あり」と判断するおそれがある。
【0026】
そこで、起動信号の通信速度を、図7(a)のように、親機から子機を呼び出すときは2400bps、図7(b)のように、子機から親機を呼び出すときは4800bpsとすることにより、第1の親機6が第1の子機7を起動するために、2400bpsの起動信号「010101・・・」を送信しても、第2の親機10は、子機からの4800bpsの起動信号「010101・・・」を待っており、先の例と同様の理屈で、この通信速度の違いにより誤起動することはなくなる。また、子機が親機を起動するときに、他の子機が誤って起動することがなくなるのも同様の理由である。
【0027】
さらに、起動信号の通信速度を、1200、2400、4800bpsなどの一般に通信に用いられる通信速度以外、たとえば3200bpsや8600bpsなどのユニークな速度にすることにより、他メーカの同様システムや他の無線機器のデータ通信により、偶然、この親機や子機が起動してしまう判定条件と一致するようなデータを受信してしまうことを防ぐことができる。
【0028】
この実施例では、親機や子機が起動する条件として「0101」の4bitとしたが、bit数を変えたり、「0」と「1」の単なる繰り返しでなく、たとえば「01010011」など変化を持たせたり、IDの一部や短縮したものを使用したり、「5531」など特定の意味を持たせたデータとしてもよい。
【0029】
さらには、起動信号の判定において、この例では1回で判定しているが、確実性を上げるため、複数回受信したら起動するようにしてもよい。
【0030】
また、起動信号として『「010101・・・」に続くID』としているが、IDに限らず、たとえば、検針値要求データなどにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】
(1)請求項1に対する効果
起動信号と起動信号以外との通信速度を違うものとすることにより、起動信号以外の信号で誤起動することを防止でき、低消費電力化が可能となる。
【0032】
また、親機からの起動信号と子機からの起動信号で通信速度を変えることにより、ある親機が起動信号を送信しているときに他の親機が、または、ある子機が起動信号を送信しているときに他の子機が、誤起動してしまうことを防止でき、さらに低消費電力化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の無線検針システムの構成図である。
【図2】外部機器を用いて検針する従来の無線検針システムの構成図である。
【図3】この発明を適用する無線検針システムの構成図である。
【図4】この発明における親機と子機間の通信手順と通信速度の関係を示すシーケンス図である。
【図5】起動信号の一例を示すタイミングチャートである。
【図6】起動信号とそれ以外の信号とのタイミングが異なることを示すタイミングチャートである。
【図7】親機から子機を呼び出すときの通信速度と、子機から親機を呼び出すときの通信速度とが異なることを示すシーケンス図で、(a)は親機から子機を呼び出す場合、(b)は子機から親機を呼び出す場合である。
【符号の説明】
5・9 集中盤
6・10 親機
7・11・13 子機
8・12・14 計量器[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wireless meter reading system for remotely measuring a meter such as a water meter, a gas meter, or a calorimeter by wireless communication.
[0002]
[Prior art]
1 and 2 show the configurations of a conventional wireless meter reading system, respectively. In the system of FIG. 1, by operating the
[0003]
Further, in the wireless meter reading system of FIG. 2, by operating an
[0004]
However, in the conventional wireless meter reading system, the communication speed is not changed during the communication between the master unit and the slave unit. In general, the speed is 1200 bps or 2400 bps.
[0005]
Further, in the conventional wireless meter reading system, when starting wireless communication, the calling wireless device transmits a repetition signal of a specific pattern or ID as an activation signal in order to call the counterpart station.
[0006]
The called radio is intermittently receiving to reduce power consumption, and when the received signal matches a specific pattern or ID stored in it, it is determined that it is calling to itself. After the activation response is returned, data is exchanged between them.
[0007]
In addition, the intermittent reception operation can reduce the power consumption if it is shorter. For this reason, it is advantageous that each of the activation patterns and IDs of the activation signal is short. For example, when the activation signal is a repetitive signal of “0” and “1”, the repetition of “0” and “1” is repeated. May also exist in communication data other than the activation signal.
[0008]
Now, assuming that communication is performed between a certain parent device and a child device, a child device not related to this mistakes the “0” “1” signal present in the communication with the activation signal to itself, Incorrect startup.
[0009]
In such a wireless meter reading system, a battery is used as a power source. If a malfunction occurs, the battery will be consumed more than that, and the battery will run out before the specified operation period. There is a problem that it is necessary to install a battery having a larger capacity, resulting in an increase in cost.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, a first object of the present invention is to prevent erroneous activation by a signal other than the activation signal by making the communication speed other than the activation signal different from the activation signal.
[0011]
Also, the second purpose is to change the communication speed with the start signal from the master unit and the start information from the slave unit, so that when another master unit is transmitting the start signal, This is to prevent other slave units from erroneously starting when a slave unit is transmitting a start signal.
[0012]
Furthermore, the third object is to make it possible to further reduce the probability of erroneous activation by setting the communication speed of the activation signal to a communication speed that is not generally used.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the first and second objects , the invention according to
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0017]
FIG. 3 shows a configuration of an embodiment of a wireless meter reading system to which the present invention is applied.
The first centralized
[0018]
Here, in order to prepare for the start signal from the
[0019]
FIG. 4 shows a communication procedure between the parent device and the child device. The start signal is performed at a communication speed of 2400 bps, and other communication, that is, the start response, the data request, and the data response have a communication speed of 1200 bps.
[0020]
FIG. 5 shows an example of the activation signal. As the activation signal, the “ID” of the communication destination is transmitted following the repetition signal of “0” and “1” at 2400 bps.
[0021]
Hereinafter, an operation example will be described with reference to these drawings.
Now, it is assumed that the ID of each wireless device is “101” for the
[0022]
In this example, the activation signal is received, and when “0101” is received, it is determined that “activation is present”. Therefore, the
[0023]
The
[0024]
While the
[0025]
However, in this example, since the
[0026]
Therefore, the communication speed of the activation signal is 2400 bps when calling the slave unit from the master unit as shown in FIG. 7A, and 4800 bps when calling the master unit from the slave unit as shown in FIG. 7B. Thus, even if the
[0027]
Furthermore, by setting the communication speed of the activation signal to a unique speed such as 3200 bps or 8600 bps other than the communication speed generally used for communication such as 1200, 2400, and 4800 bps, the same system of other manufacturers and other wireless devices By data communication, it is possible to prevent accidental reception of data that matches the determination condition for starting the parent device or the child device.
[0028]
In this embodiment, 4 bits of “0101” are set as a condition for starting the parent device and the child device. However, the number of bits is not changed, and “0” and “1” are not simply repeated. Data having a specific meaning, such as “5531”, may be used.
[0029]
Furthermore, in the determination of the activation signal, in this example, the determination is performed once. However, in order to improve certainty, the activation signal may be activated when received a plurality of times.
[0030]
In addition, although “ID following“ 010101... ”Is used as the activation signal, it is not limited to ID, and may be meter reading value request data, for example.
[0031]
【The invention's effect】
(1) Effect for
[0032]
In addition, by changing the communication speed with the start signal from the master unit and the start signal from the slave unit, when another master unit is sending the start signal, another master unit or a slave unit is starting signal It is possible to prevent other slave units from erroneously starting up when transmitting, and further reduce power consumption.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a conventional wireless meter reading system.
FIG. 2 is a configuration diagram of a conventional wireless meter reading system that performs meter reading using an external device.
FIG. 3 is a configuration diagram of a wireless meter reading system to which the present invention is applied.
FIG. 4 is a sequence diagram showing a relationship between a communication procedure and a communication speed between the parent device and the child device in the present invention.
FIG. 5 is a timing chart showing an example of a start signal.
FIG. 6 is a timing chart showing that the timings of the start signal and other signals are different.
FIG. 7 is a sequence diagram showing that the communication speed when calling a child device from the parent device is different from the communication speed when calling the parent device from the child device. FIG. 7 (a) shows a case where the child device is called from the parent device. , (B) is a case where the master unit is called from the slave unit.
[Explanation of symbols]
5.9
Claims (1)
親機と子機との間において相手局を呼び出すための起動信号と、この起動信号以外の送受信信号との通信速度を違うものとするとともに、
親機が子機を呼び出すための起動信号と、子機が親機を呼び出すための起動信号とで、通信速度を変えたことを特徴とする、無線検針システム。 Consists of a parent device, a child device, and a measuring instrument connected to the child device, when there are multiple parent devices with overlapping communication areas, perform wireless communication between each parent device and each child device, In a wireless meter reading system that collects information such as weighing values of a measuring instrument,
The communication speed between the start signal for calling the other station between the master unit and the slave unit and the transmission / reception signal other than this start signal are different,
A wireless meter-reading system, characterized in that the communication speed is changed between a start signal for the master unit to call the slave unit and a start signal for the slave unit to call the master unit .
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