JP4467405B2 - Sanitary napkin - Google Patents
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Description
本発明は、生理用ナプキン、パンティライナ、おりものシート、失禁パッド、使い捨ておむつ等の吸収性物品に関する。 The present invention relates to absorbent articles such as sanitary napkins, panty liners, cage sheets, incontinence pads, disposable diapers and the like.
中央域と左右の側部域とで表面形状を異ならせた表面シートを備えた生理用ナプキンが知られている。例えば表面シートが、その中央域に位置する第1の吸収面域と、第1の吸収面域の周辺へ延びる第2の吸収面域とに区画されており、第1の吸収面域が、襞を有しない実質的に平滑な面に形成され、多数の導液開孔を有し、第2の吸収面域が、ナプキンの縦中心線に実質的に沿って延びる多数条の襞を有している生理用ナプキンが提案されている(特許文献1参照)。このナプキンによれば、第1の吸収面域が腟口周辺に密着して体液の流動を防止して体液を効率的に吸収し、第2の吸収面域では、通気性が向上し、着用者の肌の汗に起因する表面シートの肌への貼り付きを防止できるとされている。 There is known a sanitary napkin provided with a surface sheet having different surface shapes in a central region and left and right side regions. For example, the surface sheet is divided into a first absorption surface area located in the central area and a second absorption surface area extending to the periphery of the first absorption surface area, and the first absorption surface area is Formed on a substantially smooth surface having no wrinkles, having a plurality of liquid introduction holes, and the second absorption surface area having a plurality of wrinkles extending substantially along the longitudinal center line of the napkin. A sanitary napkin is proposed (see Patent Document 1). According to this napkin, the first absorption surface area closely adheres to the periphery of the mouth and prevents the flow of body fluid to efficiently absorb the body fluid. In the second absorption surface area, the air permeability is improved and the wear is performed. It is said that the surface sheet can be prevented from sticking to the skin due to the sweat of the person's skin.
この生理用ナプキンとは別に、ポリエチレンフィルムを二重にして、その中間にシール部を設けて凸部を形成し、凸部内に空気や発泡弾性体を密封し、更に凸部間の隣接位置に貫通孔を形成した表面シートを備えた生理用ナプキンが提案されている(特許文献2参照)。このナプキンによれば、吸収体に加わる圧力が低下するので液の逆戻りが防止されるとされている。 Separately from this sanitary napkin, a polyethylene film is doubled, and a sealing part is provided in the middle to form a convex part, and air or foamed elastic body is sealed in the convex part, and further, at a position adjacent to the convex part. A sanitary napkin provided with a surface sheet in which through holes are formed has been proposed (see Patent Document 2). According to this napkin, the pressure applied to the absorber is reduced, so that the liquid is prevented from returning.
本発明の目的は、前述した従来技術の吸収性物品よりもクッション感やソフト感が向上し、また着用中のよれや、液の逆戻りが起こりにくい吸収性物品を提供することにある。 An object of the present invention is to provide an absorbent article that has a cushioning feeling and a soft feeling that are improved as compared with the above-described absorbent articles of the prior art, and that is less liable to wrinkle during wearing or to reverse the liquid.
本発明は、中央域に多数の開孔が形成されており、該中央域の左右に位置する側部域及び/又は該中央域の前後に位置する端部域が、肌側に配される上層不織布と吸収体側に配される下層不織布とを有する積層不織布からなる表面シートを備え、
上層不織布及び下層不織布が何れも肌側に向けてアーチ状に隆起して、下層不織布の下側及び上層不織布と下層不織布との間にそれぞれ空間が形成されると共に、肌側に向けて隆起した多数の隆起部が表面シートに形成されている吸収性物品を提供することにより前記目的を達成したものである。
In the present invention, a large number of apertures are formed in the central area, and side areas located on the left and right of the central area and / or end areas located before and after the central area are arranged on the skin side. A surface sheet comprising a laminated nonwoven fabric having an upper nonwoven fabric and a lower nonwoven fabric disposed on the absorber side,
Both the upper layer nonwoven fabric and the lower layer nonwoven fabric raised in an arch shape toward the skin side, and a space was formed between the lower layer nonwoven fabric and the upper layer nonwoven fabric and the lower layer nonwoven fabric, respectively, and raised toward the skin side. The object is achieved by providing an absorbent article in which a large number of raised portions are formed on the topsheet.
本発明の吸収性物品においては、表面シートの側部域及び/又は端部域が、それぞれアーチ状に形成された上層不織布及び下層不織布と有し、それらの間に形成された第1の空間及び下層不織布の下に形成された第2の空間によって、クッション感やソフト感が非常に高いものとなる。また、吸収性物品の着用中に幅方向のよれが生じにくいものとなる。更には液戻りが起こりにくいものとなる。 In the absorbent article of the present invention, the side area and / or the end area of the topsheet have the upper layer nonwoven fabric and the lower layer nonwoven fabric formed in an arch shape, respectively, and the first space formed therebetween And the 2nd space formed under the lower layer nonwoven fabric has a very high cushion feeling and soft feeling. Moreover, the wobbling in the width direction is less likely to occur during the wearing of the absorbent article. Furthermore, liquid return is unlikely to occur.
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には本発明の吸収性物品の一実施形態としての生理用ナプキンが示されている。本実施形態のナプキン1は、液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面シート(図示せず)及び両シート間に介在配置された液保持性の吸収体(図示せず)を具備し、実質的に縦長に形成されている。
The present invention will be described below based on preferred embodiments with reference to the drawings. FIG. 1 shows a sanitary napkin as an embodiment of the absorbent article of the present invention. The
表面シート2は吸収体の左右両側縁から側方に延出し、延出部分が吸収体の下面側に巻き込まれ、巻き込まれた部分が裏面シートと接合されている。また、表面シート2及び裏面シートは、吸収体4の長手方向の前後端から外方に延出し、延出部分において互いに接合されてエンドシール部3を形成している。ナプキン1は、図1に示すように、幅方向中央域Cと、その左右に位置する側部域S,Sとを有している。
The
ナプキン1の幅方向中央域Cの表面シート2には、多数の導液開孔4が形成されている。図2には中央域Cの表面シート2の要部拡大図が示されている。中央域Cは、規則的に配列された多数の開孔4,4,・・を有し、上層不織布5及びこれに隣接する下層不織布6から構成されている。上層不織布5は表面シート2の表面側に位置し、一方、下層不織布6は裏面側に位置している。表面シート2の表面側とは、表面シート2がナプキン1に組み込まれる場合に着用者に対向する側を意味する。一方、裏面側とは、ナプキン1における吸収体に対向する側を意味する。
A large number of
多数の開孔4は、表面シート2の表面側から裏面側に向かって延出する不織布によって取り囲まれて形成されている。そして、開孔4の内壁4Aは、表面からの連続面で形成されている。即ち、開孔4は立体的な開孔である。立体的になっている開孔4においては、その周縁4Bが開孔4の下端に位置している。
A large number of
立体的な開孔の態様としては、例えば、開孔4を取り囲む不織布が円筒状になっている開孔や、開孔4の径が表面側から裏面側に向かって漸次増加していく円錐状の開孔等が挙げられるが、図2に示すように、開孔4の径が表面側から裏面側に向かって漸次減少していく逆円錐状の開孔が好ましい。
As an aspect of the three-dimensional opening, for example, an opening in which the nonwoven fabric surrounding the
開孔4の横断面の形状に特に制限はなく、例えば楕円形、三角形又は四角形の開孔でもよいが、図2に示すように、異方性のない円形の開孔とすることが、表面シート2のソフト感を向上させ得る点から好ましい。
The shape of the cross section of the
開孔4は、その下端4Bにおける開孔径が0.5〜3mm、特に0.7〜1.5mmであることが、液の透過性及び液の隠蔽性の向上の点から好ましい。
The
図2に示すように、中央域Cにおいては多列の畝部7,7,・・が形成されており、隣り合う畝部7,7の間は溝部8となり、畝部7と溝部8とは平面部を有しないように交互に配列されている。畝部7は表面側に向けて凸状に湾曲し且つ溝部8は裏面側に向けて凸状に湾曲している。溝部8は所定間隔をおいて配置された多数の開孔4,4,・・を有している。このような畝部7及び溝部8を形成することによって、畝部7及び溝部8と平行な方向と、それらに直角な方向とにおける曲げ特性(例えば、バルクソフトネス等)に異方性を付与することができ、表面シート2の身体へのフィット性や風合いが向上する。
As shown in FIG. 2, in the central area C, multiple rows of
開孔4,4,・・の配置パターンには特に制限はなく、例えば、千鳥状の配置パターンを用いることができる。この場合、溝部8に沿う開孔4,4間の距離は、0.4〜40mm、特に1.5〜8mmであることが、液の透過性の向上及び開孔2の保形性の維持の点から好ましい。
There is no particular limitation on the arrangement pattern of the
畝部7と溝部8とは交互に配列されており、溝部8は畝部7からの連続面で形成されている。隣り合う畝部7,7間の距離は、1〜6mm、特に1.7〜3.7mmであることが好ましい。また、隣り合う溝部8,8間の距離も同様に1〜6mm、特に1.7〜3.7mmであることが更に好ましい。畝部7及び溝部8は、ナプキン1の長手方向に延びている。畝部7及び溝部8は、ナプキン1の全長に亘って形成されている。
The
図1に示すように、中央域Cにおける表面シート側には、ナプキン1の長手方向に延びる長円形の環状溝12が形成されている。環状溝12は、主として表面シート2と吸収体とが熱を伴うか又は伴わずに圧密化されて形成されている。環状溝12のうち、ナプキン1の主として長手方向に延びる部分12a,12aにおいては、開孔4は、当該部分12a,12aよりも内側に形成されている。当該部分12a,12aよりも側方の領域には開孔4は形成されていない。環状溝12がナプキン1の主として幅方向に延びる部分12b,12bにおいては、開孔4は、当該部分12b,12bの内側にも形成されていれば、当該部分12b,12bを越えてその外側にも形成されている。
As shown in FIG. 1, an oval
中央域Cの左右に位置する側部域S,Sにおける表面シート2は、肌側に配される上層不織布と吸収体側に配される下層不織布とを有する積層不織布からなる。図3には側部域Sにおける表面シート2の要部拡大図が示されている。側部域Sにおいては、上層不織布5及び下層不織布6は、何れも肌側に向けてアーチ状に隆起している。そして、上層不織布5と下層不織布6との間に第1の空間9aが、更に下層不織布6の下側(下層不織布と吸収体との間)に第2の空間9bが、それぞれ形成されている。更に、表面シート2全体でみたときに、肌側へ向けて隆起した多数の隆起部10が該表面シート2に形成されている。隆起部10は、それぞれ肌側に向けてアーチ状に隆起した上層不織布5及び下層不織布6から構成されている。本実施形態における隆起部10は畝状となっている。
The
更に図3に示すように、下層不織布6には、アーチ状に隆起した部分において、多数の小凸部11が形成されている。小凸部11は、下層不織布6が小さく波打つように変形していることで形成されている。小凸部11の凸部先端は、上層不織布5の下面側と接触しているか、或いはそこから離間している。特に、小凸部11の凸部先端が上層不織布5の下面側と接触していると、上層不織布5のアーチ状に隆起した形状が、小凸部11によって支えられて変形しにくくなるという利点がある。
Further, as shown in FIG. 3, the lower
側部域Sには、中央域Cと同様に、平面部を有しないように多数の畝部7と溝部8とが交互に配列されている。しかし、中央域Cと異なり、側部域Sには開孔が形成されていない。畝部7は凸状に湾曲し且つ溝部8は凹状に湾曲している。隣り合う畝部7,7間は溝部8となっている。よれ発生の防止の点から、上層不織布5と下層不織布6とは、隆起部10間の凹部において接合されていることが好ましい。具体的には、隆起部10をなす畝部7,7間の溝部8において、上層不織布5と下層不織布6とが接合されていることが好ましい。接合手段に特に制限はなく、例えばヒートエンボス加工による融着が挙げられる。上層不織布5と下層不織布6との接合は連続的でもよく、或いは不連続でもよい。
In the side area S, as in the central area C, a large number of
側部域Sを構成する上層不織布5は、中央域Cを構成する上層不織布5からの連続体になっている。下層不織布についても同様であり、側部域Sを構成する下層不織布6は、中央域Cを構成する下層不織布6からの連続体になっている。即ち、本実施形態のナプキン1における表面シート2は、その全体が、一枚の上層不織布5と一枚の下層不織布2との二枚重ねから構成されている。
The upper layer
側部域Sに形成されている畝部7及び溝部8は、中央域Cに形成されている畝部7及び溝部8と同様にナプキン1の長手方向に延びている。側部域Sに形成されている畝部7及び溝部8は、ナプキン1の全長に亘って形成されている。
The
側部域Sに形成されている畝部7及び溝部8それぞれの間隔は、中央域Cに形成されている畝部7及び溝部8それぞれの間隔と同じであってもよく、或いは異なっていてもよい。好ましくは、側部域Sに形成されている畝部7及び溝部8それぞれの間隔の方が、中央域Cに形成されている畝部7及び溝部8それぞれの間隔よりも小さくなっている。これによって、着用中に幅方向にヨレが生じにくく、また装着時の違和感が生じ難いという効果が奏される。
The interval between the
同様の理由により、側部域Sに形成されている畝部7及び溝部8の高低差は、中央域Cに形成されている畝部7及び溝部8の高低差よりも小さいことが好ましい。
For the same reason, the height difference between the
図1に示すように、側部域Sにおける表面シート側には、ナプキン1の長手方向に延びる縦溝13が形成されている。縦溝13は、主として表面シート2と吸収体とが熱を伴うか又は伴わずに圧密化されて形成されている。縦溝13はその中央部がナプキン1の縦中心線方向に向けてやや湾曲した曲線を描いている。
As shown in FIG. 1,
以上の構成を有する表面シート2を備えた本実施形態のナプキン1によれば、着用者の排泄ポイントの周縁に対向する側部域Sが、上層不織布5及び下層不織布6の二層構造になっており、両不織布間には第1の空間9aが形成されているので、着用者の体圧が表面シート2に加わった場合、先ず上層不織布5によるアーチ形状が変形し、次いで下層不織布6によるアーチ形状が変形するという2段の変形過程を経る。従って本実施形態のナプキン1は、クッション感やソフト感に優れたものとなる。
According to the
また、着用中によれが起こりやすい領域である側部域Sにおいて、上層不織布5と下層不織布6とが溝部8において接合されているので、幅方向におけるナプキン1のよれが起こりづらい。
Moreover, in the side part area | region S which is an area | region where it is easy to generate | occur | produce during wearing, since the upper layer
更に、表面シート2に着用者の体圧が加わっても、下層不織布6に形成されている多数の小凸部11が、上層不織布5の変形を阻止する支持部として作用するので、アーチ形状が保たれ易くなる。従って、隆起部10全体としてみると、その隆起形状が安定的に維持される。その結果、本実施形態のナプキン1によれば、着用者の肌と表面シート2の肌側表面との間の接触面積を低減させることができ、違和感の発生を防止し、また通気性を良好に保つことができる。
Furthermore, even if the wearer's body pressure is applied to the
その上、本実施形態のナプキン1においては、着用者から排泄された液は、中央域Cに形成された多数の開孔4を通じて素早く吸収体に導かれる。中央域Cには開孔4が形成されているが、側部域Sには開孔が形成されておらず、しかも側部域Sは第1の空間9a及び第2の空間9bが形成された嵩高な構造になっているので、吸収体によって一旦吸収された液は表面シート2側に逆戻りしずらい。つまり、いわゆるウエットバックが起こりにくい。
In addition, in the
しかも、側部域Sには開孔が形成されておらず、更に側部域Sは第1の空間9a及び第2の空間9bが形成された嵩高な構造になっているので、側部域Sは吸収された液の隠蔽性が高い。その結果、本実施形態のナプキン1は、液がナプキン全体に拡がっていない印象を着用者に与える。
In addition, since no opening is formed in the side region S, and the side region S has a bulky structure in which the
下層不織布6に形成されている小凸部11によって上層不織布5の変形を阻止する観点から、下層不織布6は、剛性の高い不織布から構成されていることが好ましい。一方、上層不織布5も剛性の高い不織布から構成されていることが、上層不織布5の変形を阻止する観点から好ましいが、剛性を高くすると不織布の風合いが低下しやすい。そこで、本実施形態のナプキン1においては、上層不織布5よりも下層不織布6の剛性を高くして、下層不織布6によってアーチ形状の変形を防止すると共に上層不織布5によって良好な風合いを発現させることが好ましい。
From the viewpoint of preventing deformation of the upper
下層不織布6の剛性を高めるためには、例えばその坪量を高くすることが有効であるが、その場合には表面シート2全体としての風合いが低下しやすく、また製造経費の点から有利とはいえない。そこで本実施形態においては、下層不織布6として、エンボス加工された不織布を用いることが好ましい。一方、上層不織布5に関しては、風合いを良好にする観点から、エンボス加工されていない不織布を用いることが好ましい。
In order to increase the rigidity of the lower
具体的には、上層不織布5としては、例えば、風合いが良好な不織布であるエアスルー不織布(エンボス加工されていないもの)を用いることが好ましい。この場合、エアスルー不織布の坪量は10〜40g/m2、特に20〜35g/m2程度であることが、上層不織布5によるアーチ形状の形成性の点や風合いの点、製造経費の点等から好ましい。一方、下層不織布6としては、例えばエンボス加工されたエアスルー不織布、スパンボンド不織布、スパンボンド/メルトブローン/スパンボンド複合不織布などを用いることが好ましい。なお、スパンボンド不織布やスパンボンド/メルトブローン/スパンボンド複合不織布においては、その製造工程においてエンボス加工が施されることが一般的である。下層不織布6の坪量は10〜50g/m2、特に15〜45g/m2程度であることが、表面シート2全体としての風合いを保ちつつ、下層不織布6の剛性を高める点から好ましい。また、表面シートとして用いられるため、上層不織布5及び下層不織布6は何れも親水処理されたものが好ましい。
Specifically, as the upper layer
上下層不織布5,6に使用される繊維としては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)のようなポリエステル及びナイロンのようなポリアミド等の合成繊維、レーヨン及びキュプラ等の再生セルロース繊維、並びにコットン等の天然繊維が挙げられるがこれらに限定されるものではない。また、融点の高い繊維を芯とし且つ融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維やサイド−バイ−サイド型繊維、分割型繊維等の複合繊維等も好適に用いられる。これらの繊維は1種又は2種以上を使用することができる。これらの繊維には、必要に応じて酸化チタン等の顔料を所定量配合させて、表面シート2の隠蔽性を一層向上させてもよい。
Examples of fibers used for the upper and lower
側部域Sは、0.5g/cm2荷重下での厚さが0.6〜2mm、特に0.6〜1.5mmであることが、嵩高でソフト感が向上した表面シート2が得られる点から好ましい。0.5g/cm2荷重下での厚さとは、表面シートに軽くタッチし始めたときの表面シートの厚さにほぼ相当する。また、側部域Sの坪量は、加工性及び風合い等の点から25〜100g/m2であることが好ましく、35〜90g/m2であることが更に好ましい。
The side region S has a thickness of 0.6 to 2 mm, particularly 0.6 to 1.5 mm under a load of 0.5 g / cm 2 , so that a
本実施形態の表面シート2における側部域Sは、例えば次に説明する方法によって好適に製造される。加熱された金属製のピンロールとフラットロールとの間に繊維ウエブを挿通させ、該繊維ウエブを不織布化して下層不織布6を得ると共に該下層不織布6に多数の小凸部を形成する。この方法に代えて、エアスルー不織布を、加熱された金属製の凸ロールとコットンロールやゴムロール等の受けロールとの間に挿通させ、凹凸形状が付与された下層不織布6を得てもよい。或いは、エアスルー不織布を、多数の凹凸が形成されており且つ互いに噛み合い形状になっている金属製の一組のロール間に挿通させて、スチールマッチエンボス加工を施して、凹凸形状が付与された下層不織布6を得てもよい。これらの方法によって得られた下層不織布6の例を図4(a)及び(b)にそれぞれ示す。これらの図に示す下層不織布は、側部域Sに用い得るものの一例に過ぎず、ここに例示する以外の下層不織布を用いることは何ら妨げられない。
The side area S in the
図4(a)に示す下層不織布6は波打った形状となっており、畝部からなる多数の小凸部11が一方向に向くように形成されている。一方、図4(b)に示す下層不織布6には、個々独立した多数の小凸部11が島状に分布するように形成されている。図4(a)及び図4(b)の何れの場合においても、小凸部11とその周辺領域との繊維密度を比較すると、小凸部11をどのような方法で形成するによって、小凸部11の方が繊維密度が高くなる場合と、逆に周辺領域の方が高くなる場合とがある。小凸部11によるクッション性を高める観点からは、小凸部11の繊維密度の方が周辺領域の繊維密度よりも低いことが好ましい。
The lower
このようにして得られた下層不織布6の上面側にホットメルト接着剤を塗工する。塗工法としては、例えばスパイラル塗工、カーテン塗工、多列ビード塗工等がある。次に、この下層不織布6を上層不織布5と貼り合わせて積層不織布を得る。積層不織布を得る方法として、ホットメルト接着剤を例示したが、従来既知の手法、例えば熱エンボス、超音波シール等の手段を用いても良い。
A hot melt adhesive is applied to the upper surface side of the lower
この積層不織布を、第1の押し型と第2押し型との間に介在させる。第1の押し型は、不織布の搬送方向に沿う連続的な突条部を多列に有する突条ロールから構成されている。第2押し型は、第1の押し型における突条部の間に嵌入する突条部を有する突条ロールから構成されている。両ロール間に積層不織布を通して型押しすることで畝部7及び溝部8を多列に有する側部域Sが形成される。
This laminated nonwoven fabric is interposed between the first pressing die and the second pressing die. The first stamping die is composed of a ridge roll having continuous ridges in multiple rows along the conveyance direction of the nonwoven fabric. The second push die is constituted by a ridge roll having a ridge portion that fits between the ridge portions in the first push die. By embossing the laminated nonwoven fabric between both rolls, the side region S having the
本製造方法では、重ね合わされた2枚の不織布を、第1の押し型と第2押し型との間に介在させるに先立ち、エンボス処理して両不織布を予め間欠的に(不連続に)接合する。エンボス処理には、加熱したピンロールとフラットロールとからなるエンボス装置が用いられる。エンボス処理は、側部域Sにおいて溝部8となるべき領域に対して行う。両不織布をエンボス処理して接合した後に、これを第1の押し型と第2押し型との間に介在させて先に述べた処理を行う。これによって上下層不織布をアーチ状に隆起させ且つ第1及び第2の空間を形成する。このようにして形成された側部域においては、下層不織布6のアーチ状に隆起した部分に形成されている小凸部11の凸部先端が、上層不織布3の下面側と接触した状態になっている。
In this manufacturing method, prior to interposing two superposed non-woven fabrics between the first press die and the second press die, the non-woven fabrics are joined intermittently (discontinuously) in advance by embossing. To do. For the embossing treatment, an embossing device composed of a heated pin roll and a flat roll is used. The embossing process is performed on the region to be the
側部域Sの製造方法については上述の通りであり、一方、中央域Sを形成するためには、例えば本出願人の先の出願に係る特開平6−330443号公報に記載の方法を採用すればよい。 The manufacturing method of the side area S is as described above. On the other hand, in order to form the central area S, for example, the method described in Japanese Patent Laid-Open No. 6-330443 relating to the earlier application of the present applicant is adopted. do it.
図5には、本実施形態のナプキン1における中央域Cの別の形態が示されている。図5に示す形態においては、中央域Cは一枚の不織布から形成されている。この不織布は、側部域Sにおける上層不織布5の延長であってもよく、又は側部域Sにおける下層不織布6の延長であってもよい。或いは、側部域Sを構成する上層不織布5及び下層不織布6とは別材の不織布であってもよい。
FIG. 5 shows another form of the central area C in the
次に、本発明の第2〜5の実施形態について図6〜図11を参照しながら説明する。これらの実施形態に関し、特に説明しない点については、第1の実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、図6〜図11において、図1〜図5と同じ部材に同じ符号を付してある。 Next, second to fifth embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS. With respect to these embodiments, for those points that are not particularly described, the description detailed with respect to the first embodiment is applied as appropriate. Moreover, in FIGS. 6-11, the same code | symbol is attached | subjected to the same member as FIGS. 1-5.
図6及び図7には、第2の実施形態のナプキンにおける側部域Sの要部拡大図が示されている。本実施形態の側部域Sにおいても、上層不織布5及び下層不織布6は、何れも肌側に向けてアーチ状に隆起している。そして、上層不織布5と下層不織布6との間に第1の空間9aが、更に下層不織布6の下側(下層不織布6と吸収体との間)に第2の空間9bが、それぞれ形成されている。更に、表面シート2全体でみたときに、肌側へ向けて隆起した多数の隆起部10が該表面シート2に形成されている。隆起部10は、それぞれ肌側に向けてアーチ状に隆起した上層不織布5及び下層不織布6から構成されている。
The principal part enlarged view of the side part area S in the napkin of 2nd Embodiment is shown by FIG.6 and FIG.7. Also in the side region S of the present embodiment, the upper layer
隆起部10は離散的に配置されており且つそれぞれ独立した島状をなしている。下層不織布6には、アーチ状に隆起した部分において、多数の小凸部11が形成されている。小凸部11は、下層不織布6が小さく波打つように変形していることで形成されている。上層不織布5と下層不織布6とは、隆起部10間の凹部において接合されている。
The raised
各隆起部10は、表面シート2の機械方向MDに列をなすように多列に配置されている。また表面シート2の幅方向CDにも列をなすように多列に配置されている。機械方向MDにおける隣り合う隆起部10の間隔(隆起部10の頂点間の間隔)は、1〜10mm、特に2〜5mmであることが、隆起部10を安定的に形成する点及び隆起部10によるクッション感やソフト感を効果的に発現させる点から好ましい。幅方向CDにおける隣り合う隆起部10の間隔(隆起部10の頂点間の間隔)も同様とすることができる。各隆起部10の中心を通る機械方向配列線LMD及び幅方向配列線LCDは互いに直交し、これらの配列線は格子状をなしている。
The raised
本実施形態の側部域Sは、例えば次に説明する方法によって好適に製造される。下層不織布6の製造・加工方法については第1の実施形態と同様であり、例えば先に説明した図4(a)及び(b)に示すような不織布を形成する。次に、このようにして得られた下層不織布6と、これとは別途に製造しておいた上層不織布5とをホットメルト粘着剤で貼り合わせ積層不織布を得る。次に、ピンが多数植設されたロールと、該ピンと嵌り合うソケットが取り付けられたロールとの間に積層不織布を挿通させ、上下層不織布を隆起させて隆起部10を形成する。
The side area S of the present embodiment is preferably manufactured by, for example, a method described below. About the manufacturing and processing method of the lower
図8及び図9に示す第3の実施形態の側部域Sにおいては、上層不織布5におけるアーチ状に隆起した部分は、下層不織布6におけるアーチ状に隆起した部分よりも小さな小凸部11となっている。小凸部11は、上層不織布5の全域に亘って離散的に配置され且つそれぞれ独立した島状をなしている。隣り合う小凸部11,11間に存する谷部11b(図9参照)は、下層不織布6の上面側と接触しているか、或いはそこから離間している。特に、谷部11bが下層不織布6の上面側と接触していると、小凸部11の形状が、下層不織布6のアーチ状に隆起した形状によって支えられて変形しにくくなるという利点がある。
In the side region S of the third embodiment shown in FIG. 8 and FIG. 9, the bulged portion of the upper
隆起部10は離散的に配置されており且つそれぞれ独立した島状をなしている。そして各隆起部10は、表面シート2の機械方向MDに列をなすように多列に配置されている。また表面シート2の幅方向CDにも列をなすように多列に配置されている。機械方向MDにおける隣り合う隆起部10の間隔及び幅方向CDにおける隣り合う隆起部10の間隔は、第2の実施形態と同様とすることができる。上層不織布5と下層不織布6とは、隆起部10間の凹部において接合されている。
The raised
本実施形態によれば、小凸部11を有する上層不織布5によって、クッション感やソフト感が一層高いものとなる。更に、上層不織布5のアーチ形状が下層不織布6のアーチ形状よりも小さいので、表面シート2と肌との接触面積が小さくなり、さらっと感やすべり感が一層優れたものとなる。
According to the present embodiment, the upper layer
本実施形態の側部域Sは、第2の実施形態の側部域Sの製造方法において、上層不織布5と下層不織布6との重ね合わせを上下逆転させることで製造することができる。
The side region S of this embodiment can be manufactured by turning the upper layer
図10及び図11にそれぞれ示す第4及び第5の実施形態の側部域Sは、上層不織布5におけるアーチ状に隆起した部分が、下層不織布6におけるアーチ状に隆起した部分よりも小さな小凸部11となっている点で、図8及び図9に示す第3の実施形態の側部域Sと同様である。しかし、第4及び第5の実施形態の側部域Sは、隆起部10の形態が第3の実施形態と相違する。本実施形態の側部域Sにおいては、平面部を有しないように多数の畝部7と溝部8とが交互に配列されている。畝部7は凸状に湾曲し且つ溝部8は凹状に湾曲している。つまり本実施形態の側部域Sでは、多数の隆起部10の頂点がほぼ直線的に且つ連続的に連なって畝部7をなしている。このような隆起部10の形状は、先に述べた第1の実施形態と同様である。畝部7と溝部8はナプキンの長手方向に延びている。
The side regions S of the fourth and fifth embodiments shown in FIG. 10 and FIG. 11 are small protrusions where the arched portion of the upper
図10に示す第4の実施形態の側部域Sにおいては、上層不織布5に、個々独立した多数の小凸部11が島状に分布するように形成されている。図11に示す第5の実施形態の側部域Sにおいては、畝部からなる多数の小凸部11が一方向に向くように形成されている。この小凸部11はナプキンの長手方向に延びている。何れの実施形態においても、上層不織布5に形成されている小凸部11,11間の谷部11bが、下層不織布6の上面側と接触した状態になっている。また何れの実施形態においても、上層不織布5と下層不織布6とは、隆起部10間の凹部において接合されている。
In the side region S of the fourth embodiment shown in FIG. 10, the upper
第4及び第5の実施形態の側部域Sは、第1の実施形態の側部域Sの製造方法において、上層不織布5と下層不織布6との重ね合わせを上下逆転させることで製造することができる。
The side area S of the fourth and fifth embodiments is manufactured by turning the upper layer
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば、これまでの実施形態では中央域とは幅方向の中央域を意味したが、本発明における中央域とは長手方向中央域も含まれる。例えば図12(a)に示すように、長手方向中央域Cの前後に位置する端部域F,Fに4開孔4がなく、また該端部域F,Fが、肌側に配される上層不織布と吸収体側に配される下層不織布とを有する積層不織布からなる表面シートを備えていてもよい。そして、端部域F,Fにおける上層不織布及び下層不織布が何れも肌側に向けてアーチ状に隆起して、下層不織布の下側及び上層不織布と下層不織布との間にそれぞれ空間を形成すると共に、肌側に向けて隆起した多数の隆起部を表面シートに形成してもよい。また、中央域に対する側部域及び端部域の双方が、肌側に配される上層不織布と吸収体側に配される下層不織布とを有する積層不織布からなる表面シートを備えていてもよい。例えば図12(b)に示すように、中央域Cにおける開孔4を、環状溝12内にのみ形成して、中央域Cに対する側部S域及び端部域Fの双方が、肌側に配される上層不織布と吸収体側に配される下層不織布とを有する積層不織布からなる表面シートを備えていてもよい。
As mentioned above, although this invention was demonstrated based on the preferable embodiment, this invention is not restrict | limited to the said embodiment. For example, in the embodiments so far, the central area means the central area in the width direction, but the central area in the present invention includes the central area in the longitudinal direction. For example, as shown in FIG. 12 (a), there are no four
また、前記の各実施形態においては、中央域Cに形成されている開孔4は立体的な開孔であったが、これに代えて平面的な開孔を形成してもよい。
Further, in each of the embodiments described above, the
また、第1、第4及び第5の実施形態においては、隆起部10が、ナプキン1の長手方向に延びる畝部7を形成していたが、畝部の延びる方向は、ナプキンの長手方向と直交する方向でもよい。このようにすることで、側部域Sにおけるよれの発生を一層効果的に防止することができる。
Further, in the first, fourth and fifth embodiments, the raised
また、中央域Cと側部域S又は端部域Fとを構成するシートは、別材を貼り合わせたものであってもよい。 Moreover, the sheet | seat which comprises the center area | region C and the side part area | region S or the edge part area | region F may paste another material together.
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
2 表面シート
3 エンドシール
4 開孔
5 上層不織布
6 下層不織布
7 畝部
8 溝部
9a,9b 空間
10 隆起部
11 小凸部
12 環状溝
13 縦溝
1 Sanitary napkin (absorbent article)
2
Claims (9)
中央域は一枚の不織布から形成されており、該不織布は、側部域における上層不織布の延長であるか、若しくは側部域における下層不織布の延長であるか、又は側部域を構成する上層不織布及び下層不織布とは別材の不織布であり、
上層不織布及び下層不織布が何れも肌側に向けてアーチ状に隆起して、下層不織布の下側及び上層不織布と下層不織布との間にそれぞれ空間が形成されると共に、肌側に向けて隆起した多数の隆起部が表面シートに形成されており、
上層不織布と下層不織布とがアーチ状に隆起した部分の間の凹部において接合されており、
前記中央域に形成されている開孔は、規則的に配列された立体的開孔であり、該開孔の周縁が該開孔の下端に位置しており、かつ該開孔はその径が表面側から裏面側に向かって漸次減少している逆円錐状であり、
前記中央域においては多数の畝部が形成され、隣合う畝部の間は溝部となり、該畝部と該溝部とは平面部を有しないよう交互に配列され、該畝部は表面側に向けて凸状に湾曲し該溝部は裏面側に向けて凸状に湾曲している生理用ナプキン。 A large number of apertures are formed in the central area, and the side areas located on the left and right of the central area and / or the end areas located before and after the central area are absorbed with the upper layer nonwoven fabric arranged on the skin side. It is composed of a laminated nonwoven fabric having a lower layer nonwoven fabric arranged on the body side, and includes a surface sheet in which no opening is formed,
The central region is formed from a single non-woven fabric, and the non-woven fabric is an extension of the upper non-woven fabric in the side region, or an extension of the lower non-woven fabric in the side region, or the upper layer constituting the side region. Non-woven fabric and lower-layer non-woven fabric are separate materials,
Both the upper layer nonwoven fabric and the lower layer nonwoven fabric raised in an arch shape toward the skin side, and a space was formed between the lower layer nonwoven fabric and the upper layer nonwoven fabric and the lower layer nonwoven fabric, respectively, and raised toward the skin side. A large number of raised parts are formed on the surface sheet,
The upper layer nonwoven fabric and the lower layer nonwoven fabric are joined at the concave portion between the bulged portions,
The apertures formed in the central area are three-dimensional apertures regularly arranged, the periphery of the aperture is located at the lower end of the aperture, and the aperture has a diameter of It is an inverted cone shape that gradually decreases from the front side to the back side,
A number of flanges are formed in the central region, and a groove is formed between adjacent flanges. The flanges and the grooves are alternately arranged so as not to have a flat surface, and the flanges are directed toward the surface side. The sanitary napkin is curved in a convex shape and the groove is curved in a convex shape toward the back surface side.
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