JP4466411B2 - Showcase - Google Patents
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Description
本発明は、ショーケースに関し、より詳細には、例えばオープンショーケースなどのように、前面が開口した商品陳列室に陳列させた商品を所望の温度状態に保持するようにしたショーケースの改良に関する。 The present invention relates to a showcase, and more particularly, to an improvement of a showcase in which a product displayed in a product display room whose front surface is open, such as an open showcase, is maintained at a desired temperature state. .
従来、前面が開口した商品陳列室の内部に商品陳列棚が複数段設けられ、各商品陳列棚に商品が陳列されたオープンショーケースと称されるショーケースが知られている。 2. Description of the Related Art Conventionally, there is known a showcase called an open showcase in which a plurality of product display shelves are provided inside a product display room having an open front, and products are displayed on each product display shelf.
図9は、一般的なショーケースを示した断面側面図である。この図9において、ショーケースは、本体キャビネット100を備えている。本体キャビネット100は、前面が開口した直方状の断熱筐体として形成されたものである。また、ショーケースは、商品陳列室200と、空気循環ユニット300と、温度検出ユニット500とを備えている。
FIG. 9 is a cross-sectional side view showing a general showcase. In FIG. 9, the showcase includes a
商品陳列室200は、本体キャビネット100の内部の前方側に形成されており、前面が開口している。この商品陳列室200には、図10にも示すように、商品陳列棚210〜250が上下方向に沿って複数段に並べて配設されている。商品陳列棚210〜250は、それぞれ商品を載置して陳列するためのものであり、左右方向が長手方向となる矩形状の板状体である。
The
また、商品陳列室200には、吹出口260と、吸込口270とが設けられている。吹出口260は、商品陳列室200の内部に空気を吹き出すための開口であり、商品陳列室200の左右方向に沿って延設された長尺状のものである。図示した例では、吹出口260は、2つ設けられており、商品陳列室200の上部前方縁部に前後に並ぶ態様で並設されている。吸込口270は、商品陳列室200の内部の空気を吸い込むための開口であり、吹出口260と同様に、商品陳列室200の左右方向に沿って延設された長尺状のものである。図示した例では、吸込口270は、2つ設けられており、商品陳列室200の下部前方縁部に前後に並ぶ態様で並設されている。
In addition, the
空気循環ユニット300は、空気流路310と、送風ファン320とを備えて構成されている。空気流路310は、商品陳列室200の下方にある下方ダクト330、商品陳列室200の背面側にある背面ダクト340、および、商品陳列室200の上方にある上方ダクト350から構成されるものである。これら下方ダクト330、背面ダクト340および上方ダクト350は、互いに連通した態様で形成されている。送風ファン320は、空気を送出するためのものであり、下方ダクト330の所定部位に配設されている。
The
このような空気循環ユニット300は、送風ファン320の作用により、商品陳列室200の内部にある空気を吸込口270を通じて吸い込み、吸い込んだ空気を下方ダクト330、背面ダクト340および上方ダクト350を通じて吹出口260まで送出し、吹出口260を通じて送出した空気を商品陳列室200の内部に吹き出すことを繰り返す。つまり、空気循環ユニット300は、送風ファン320の作用により、吹出口260および吸込口270を通じて、商品陳列室200の内部と外部との間で空気を循環させる。
Such an
空気循環ユニット300を構成する下方ダクト330と背面ダクト340との連通部位には、エバポレータ400が配設されている。エバポレータ400は、下方ダクト330から背面ダクト340を送出される空気を冷却するものである。これにより、空気循環ユニット300により循環される空気、すなわち吹出口260から吹き出される空気は冷却されている。したがって、吹出口260から吹き出されて吸込口270に吸い込まれる空気は、エアカーテンとして作用し、外界からの熱の侵入を抑制しながら商品陳列室200の内部に陳列された商品を冷却する。
An
温度検出ユニット500は、吹出口260を通過する空気の温度(以下、吹出口温度ともいう)を検出する吹出口温度検出センサ510と、吸込口270を通過する空気の温度(以下、吸込口温度ともいう)を検出する吸込口温度検出センサ520とを備えて構成されている。吹出口温度検出センサ510と、吸込口温度検出センサ520とは、一対の関係にあり、図10に示すように、商品陳列室200の任意の縦断面上にそれぞれ配設されている。吹出口温度検出センサ510で検出された温度と、吸込口温度検出センサ520で検出された温度は、それぞれ温度信号として図示しない温度演算手段に出力される。
The
温度演算手段は、温度検出ユニット500からの温度信号、すなわち吹出口温度および吸込口温度に基づいて、これらの平均値を商品陳列室200の室内温度として演算、あるいはこれらの温度値を予め設定された重回帰近似式に代入して室内温度を演算するものである。かかる温度演算手段で演算された室内温度は、温度表示部6に表示されることになる(例えば、特許文献1参照)。
Based on the temperature signal from the
ところで、上記ショーケースでは、吹出口温度および吸込口温度の平均値を室内温度として演算、あるいはこれら各温度値を重回帰近似式に代入して室内温度を演算していたため、つぎのような問題があった。すなわち、複数の商品陳列棚210〜250が商品陳列室200の下方部分に偏って配設されていた場合には、吹出口温度と吸込口温度との平均値として演算された室内温度と、実際の商品陳列棚210〜250近傍における商品陳列室200の室内温度とが乖離してしまう虞れがあった。また、重回帰近似式における回帰係数を予め実験的に求めているが、商品陳列棚210〜250の寸法、取り付け角度、配設位置などを変更した場合には、回帰係数が異なってしまうため、重回帰近似式を用いて演算された室内温度と、実際の室内温度とが結果的に乖離してしまう虞れがあった。したがって、商品陳列室200の温度をより詳細に演算する手段が求められている。
By the way, in the above showcase, the average value of the outlet temperature and the inlet temperature is calculated as the room temperature, or the room temperature is calculated by substituting these temperature values into the multiple regression approximation formula. was there. That is, when the plurality of
本発明は、上記実情に鑑みて、商品を陳列するための商品陳列室の温度を高精度に演算することができるショーケースを提供することを目的とする。 In view of the above circumstances, an object of the present invention is to provide a showcase capable of calculating the temperature of a merchandise display room for displaying merchandise with high accuracy.
上記目的を達成するために、本発明の請求項1にかかるショーケースは、前面が開口し、かつ商品を陳列させるための商品陳列棚が上下方向に沿って複数段設けられた商品陳列室と、前記商品陳列室の内部に空気を吹き出すための吹出口と、前記商品陳列室の内部の空気を吸い込むための吸込口とを通じて、該商品陳列室の内部と外部との間で空気を循環させる空気循環手段と、前記空気循環手段により循環させる空気を所定の温度に調整する温度調整手段とを備え、前記商品陳列室の内部にある商品を所望の温度状態に保持するようにしたショーケースにおいて、前記吹出口を通過する空気の温度と、前記吹出口から前記吸込口まで流れる空気の温度変化の割合とを用いることにより、前記商品陳列室の温度を前記吹出口からの距離に応じて演算する温度演算手段を備え、前記温度演算手段は、前記吹出口から前記吸込口まで流れる空気の軌跡上における該吹出口から最上段にある商品陳列棚までの距離と、前記軌跡上における該吹出口から最下段にある商品陳列棚までの距離とからすべての商品陳列棚の上下方向における中心位置までの距離を求めて前記商品陳列室の前記軌跡上の平均温度を演算することを特徴とする。
In order to achieve the above object, a showcase according to
また、本発明の請求項2にかかるショーケースは、上記請求項1において、前記温度演算手段は、前記吹出口から前記吸込口まで流れる空気の軌跡上における該吹出口から最上段にある商品陳列棚までの距離と、前記軌跡上における該吹出口から最下段にある商品陳列棚までの距離とを利用して演算した前記商品陳列室の前記軌跡上の平均温度と、前記商品陳列室の背面側近傍における温度とを用いて、前記商品陳列室の平均温度を演算することを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, there is provided the showcase according to the first aspect , wherein the temperature calculating means is a product display at the uppermost stage from the air outlet on the trajectory of air flowing from the air outlet to the inlet. An average temperature on the trajectory of the product display room calculated using the distance to the shelf and the distance from the outlet to the lowermost product display shelf on the trajectory, and the rear surface of the product display room The average temperature of the commodity display room is calculated using the temperature in the vicinity of the side.
また、本発明の請求項3にかかるショーケースは、上記請求項1または請求項2において、前記温度調整手段は、前記空気循環手段により循環させる空気を冷却することを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect , the temperature adjusting means cools the air circulated by the air circulation means.
また、本発明の請求項4にかかるショーケースは、上記請求項1〜3のいずれか一つにおいて、前記温度演算手段により演算された温度を表示する温度表示手段を備えたことを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a showcase according to any one of the first to third aspects, further comprising temperature display means for displaying the temperature calculated by the temperature calculation means. .
また、本発明の請求項5にかかるショーケースは、上記請求項1〜4のいずれか一つにおいて、前記温度演算手段により演算された温度が予め決められた設定温度に近づくよう前記温度調整手段による温度調整を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。 A showcase according to a fifth aspect of the present invention provides the showcase according to any one of the first to fourth aspects, wherein the temperature calculated by the temperature calculating means approaches the preset temperature. And a control means for controlling the temperature adjustment by.
本発明にかかるショーケースによれば、温度演算手段が、吹出口を通過する空気の温度と、吹出口から吸込口まで流れる空気の温度変化の割合とを用いることにより、商品陳列室の温度を吹出口からの距離に応じて演算するので、商品陳列室の温度を高精度に演算することができるという効果を奏する。 According to the showcase of the present invention, the temperature calculation means uses the temperature of the air passing through the air outlet and the rate of change in the temperature of the air flowing from the air outlet to the suction port, so that the temperature of the product display room is increased. Since it calculates according to the distance from a blower outlet, there exists an effect that the temperature of a goods display room can be calculated with high precision.
以下に添付図面を参照して、本発明にかかるショーケースの好適な実施の形態について詳細に説明する。 Hereinafter, preferred embodiments of a showcase according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1にかかるショーケースを示した断面側面図である。この図1において、ショーケースは、本体キャビネット1を備えている。本体キャビネット1は、前面が開口した直方状の断熱筐体として形成されたものである。また、ショーケースは、商品陳列室2と、空気循環ユニット3と、エバポレータ4と、温度検出ユニット5と、温度表示部6と、制御ユニット7(図3参照)とを備えている。
<
1 is a cross-sectional side view showing a showcase according to
商品陳列室2は、本体キャビネット1の内部の前方側に形成してあり、前面が開口している。この商品陳列室2には、図2にも示すように、商品陳列棚21〜25が上下方向に沿って複数段に並べて配設してある。商品陳列棚21〜25は、それぞれ商品を載置して陳列するためのものであり、左右方向が長手方向となる矩形状の板状体である。
The
また、商品陳列室2には、吹出口26と、吸込口27とが設けてある。吹出口26は、商品陳列室2の内部に空気を吹き出すための開口であり、商品陳列室2の左右方向に沿って延設された長尺状のものである。本発明の実施の形態では、吹出口26は、2つ設けてあり、商品陳列室2の上部前方縁部に前後に並ぶ態様で並設してある。以下においては、必要に応じて、2つの吹出口26のうち、内側に位置する吹出口26を内側吹出口26aと、外側に位置する吹出口26を外側吹出口26bと称する。
Further, the
吸込口27は、商品陳列室2の内部の空気を吸い込むための開口であり、吹出口26と同様に、商品陳列室2の左右方向に沿って延設された長尺状のものである。本発明の実施の形態では、吸込口27は、2つ設けてあり、商品陳列室2の下部前方縁部に前後に並ぶ態様で並設してある。以下においては、必要に応じて、2つの吸込口27のうち、内側に位置する吸込口27を内側吸込口27aと、外側に位置する吸込口27を外側吸込口27bと称する。
The
空気循環ユニット3は、空気流路31と、送風ファン32とを備えて構成してある。空気流路31は、吸込口27から吹出口26に至る空気の流路である。本発明の実施の形態においては、空気流路31は、2つ設けてあり、内側吸込口27aから内側吹出口26aに至る内側空気流路31aと、外側吸込口27bから外側吹出口26bに至る外側空気流路31bとがある。このような空気流路31は、商品陳列室2の下方にある下方ダクト33と、商品陳列室2の背面側にある背面ダクト34と、商品陳列室2の上方にある上方ダクト35とから構成してある。これら下方ダクト33、背面ダクト34および上方ダクト35は、互いに連通した態様で形成してある。送風ファン32は、空気を送出するためのものであり、各空気流路31(内側空気流路31aおよび外側空気流路31b)に配設してある。尚、説明の便宜上、図1には、内側空気流路31aに配設された送風ファン32のみを図示し、外側空気流路31bに配設した送風ファンの図示は省略してある。
The
このような空気循環ユニット3においては、送風ファン32が駆動することにより、商品陳列室2の内部にある空気が内側吸込口27aおよび外側吸込口27bを通じて吸い込まれ、吸い込まれた空気が内側空気流路31aおよび外側空気流路31bのそれぞれを通じて内側吹出口26aおよび外側吹出口26bまで送出される。そして、内側吹出口26aおよび外側吹出口26bを通じて送出された空気が商品陳列室2の内部に吹き出され、これが繰り返される。つまり、空気循環ユニット3は、送風ファン32の作用により、吹出口26および吸込口27を通じて、商品陳列室2の内部と外部との間で空気を循環させるものである。
In such an
エバポレータ4は、内側空気流路31aの所定部位、具体的には、内側空気流路31aを構成する下方ダクト33と背面ダクト34との連通部位に配設してある。このエバポレータ4は、内側空気流路31aを流れる空気を冷却するものである。
The
これにより、空気循環ユニット3により循環される空気の一種である内側空気流路31aを通じて循環される空気は冷却される。より詳細に説明すると、空気循環ユニット3により循環される空気は、内側吸込口27a、内側空気流路31aおよび内側吹出口26aを通じて循環される空気(以下、内側循環空気ともいう)3aと、外側吸込口27b、外側空気流路31bおよび外側吹出口26bを通じて循環される空気(以下、外側循環空気ともいう)3bとの2層状態となり、内側循環空気3aは、エバポレータ4の作用により冷却された冷気であり、外側循環空気3bは、冷却されない非冷気である。これら内側循環空気3aおよび外側循環空気3bは、エアカーテンとして作用し、外界からの熱の侵入を抑制しながら商品陳列室2の内部に陳列された商品を冷却することになる。
Thereby, the air circulated through the inner
温度検出ユニット5は、吹出口温度検出センサ51と、吸込口温度検出センサ52とを備えて構成してある。吹出口温度検出センサ51は、吹出口26を通過する空気の温度(以下、吹出口温度ともいう)を検出するものである。本発明の実施の形態においては、図2に示すように、内側吹出口26aの長手方向における任意の個所に配設してある。この吹出口温度検出センサ51により検出された吹出口温度は、温度信号として制御ユニット7に出力されることになる。ここで、内側吹出口26aの長手方向における任意の個所に吹出口温度検出センサ51を配設したのは、通常、エバポレータ4は、背面ダクト34の左右方向の全体にわたって設置してあり、内側吹出口26aから吹き出される空気の温度は、どの位置でも略均一となるためである。
The
吸込口温度検出センサ52は、吸込口27を通過する空気の温度(以下、吸込口温度ともいう)を検出するものである。本発明の実施の形態においては、図2に示すように、上記吹出口温度検出センサ51に対応する個所、すなわち商品陳列室2における同一縦断面上に配設してある。吸込口温度検出センサ52により検出された吸込口温度は、温度信号として制御ユニット7に出力されることになる。
The suction port
温度表示部6は、図2に示すように、本体キャビネット1の前面上部の側縁部に配設してある。この温度表示部6は、詳細は後述するが、制御ユニット7を通じて演算された各種温度を表示するものである。
The
制御ユニット7は、ショーケースの各種運転などを制御するものであり、図3に示すように、主制御部71と、基本動作制御部72と、温度信号入力処理部73と、温度演算処理部74と、表示制御部75と、温度調整制御部76とを備えて構成してある。主制御部71は、例えばROMやRAMなどのメモリ77に格納してあるプログラムやデータに基づいて制御ユニット7の動作を統括的に制御するものである。
The control unit 7 controls various operations of the showcase, and as shown in FIG. 3, a
基本動作制御部72は、ショーケースの基本動作、例えば空気循環ユニット3を構成する送風ファン32の運転などを制御するものである。温度信号入力処理部73は、温度検出ユニット5を構成する吹出口温度検出センサ51および吸込口温度検出センサ52からのそれぞれの温度信号を入力処理するものである。
The basic
温度演算処理部74は、温度信号入力処理部73を通じて入力処理された各温度信号、メモリ77に予め格納してある演算条件などに基づいて、択一的に選択された商品陳列棚21〜25近傍の温度(商品陳列室2の任意の個所の温度)を演算するものである。より詳細に説明すると、温度演算処理部74は、吹出口温度検出センサ51により検出された吹出口温度と、吸込口温度検出センサ52により検出された吸込口温度と、メモリ77に予め格納してある所定の演算条件とに基づき、例えば利用者などに所定の選択ボタン8を押圧されることにより択一的に選択された商品陳列棚21〜25近傍の温度を演算するものである。
The temperature
上記演算条件は、吹出口温度、吸込口温度、および吹出口26から吸込口27まで流れる空気の軌跡(図1中に示したR)上の長さを用いて温度変化の割合を計算し、商品陳列室2の任意の個所(択一的に選択された商品陳列棚21〜25近傍)の温度を吹出口26からの距離に応じて演算するものである。ここで、軌跡Rの長さや、吹出口26から各商品陳列棚21〜25までの軌跡R上の距離については、予めメモリ77に格納されている。したがって、温度演算処理部47は、吹出口温度、吸込口温度、および吹出口26から吸込口27まで流れる空気の温度変化の割合を用いることにより、商品陳列室2の任意の個所(択一的に選択された商品陳列棚21〜25近傍)の温度を吹出口26からの距離に応じて演算するものである。
The above calculation conditions are calculated by using the outlet temperature, the inlet temperature, and the length on the trajectory of air flowing from the
この演算条件により演算される温度は、商品陳列室2の上記軌跡R上の温度勾配、すなわち吹出口26から吸込口27へ向けて温度が漸次高くなる傾向と略一致するものである。尚、ここで吹出口26から吸込口27へ向けて温度が漸次高くなるのは、吹出口26から吹き出された空気が、陳列された商品と熱交換を行うこと、あるいは商品陳列室2の前面開口を通じての外界との間で熱交換を行うことによるものである。
The temperature calculated according to this calculation condition substantially coincides with the temperature gradient on the trajectory R of the
表示制御部75は、温度表示部6における温度表示を制御するものである。より詳細には、温度演算処理部74を通じて演算された温度を商品陳列室2の室内温度として温度表示部6に表示したり、複数の商品陳列棚21〜25が択一的に選択される結果、温度演算処理部74を通じて演算される複数の温度のうち、最大温度、あるいは最小温度を温度表示部6に表示したりするものである。本実施の形態においては、表示制御部75は、温度演算処理部74を通じて演算された温度を商品陳列室2の室内温度として温度表示部6に表示するものである。
The
温度調整制御部76は、エバポレータ4の運転を制御するものである。より詳細には、温度調整制御部76は、温度演算処理部74を通じて演算された温度が予め決められた設定温度に近づくようエバポレータ4の運転を制御、具体的には、冷媒を調節(流量弁の開度、電磁弁の開閉、もしくは、冷凍機回転速度等々を調節)するものである。
The temperature
以上のような構成を有するショーケースは、つぎのような動作を行う。制御ユニット7の主制御部71は、基本動作制御部72を通じて各空気流路31に配設された送風ファン32を駆動させる。これにより、上述したように、空気循環ユニット3が送風ファン32の作用により、吹出口26および吸込口27を通じて、商品陳列室2の内部と外部との間で空気を循環させる。
The showcase having the above configuration performs the following operation. The
一方、主制御部71は、温度信号入力処理部73を通じて、吹出口温度検出センサ51により出力された温度信号(吹出口温度)、ならびに吸込口温度検出センサ52により出力された温度信号(吸込口温度)を入力処理する。
On the other hand, the
そして、主制御部71は、温度演算処理部74を通じて、温度信号入力処理部73を通じて入力処理した吹出口温度と、吸込口温度と、メモリ77に予め格納してある所定の演算条件に基づいて、択一的に選択された商品陳列棚21〜25近傍の温度を演算する。
The
所定の温度を演算した後、主制御部71は、表示制御部75を通じて、演算した温度を商品陳列室2の室内温度として温度表示部6に表示させる。これにより、ショーケースの利用者は、温度表示部6を通じて室内温度を視認することができる。
After calculating the predetermined temperature, the
また、主制御部71は、温度調整制御部76を通じて、温度演算処理部74を通じて演算された温度が予め定められた設定温度に近づくようエバポレータ4の運転を制御、具体的には、冷媒を調節(流量弁の開度、電磁弁の開閉、もしくは、冷凍機回転速度等々を調節)する。これにより、商品陳列室2の室内温度を所望のものとすることが可能になり、該商品陳列室2の内部に陳列した商品を所望の温度状態に保持することができる。
In addition, the
以上説明したように、本発明の実施の形態1にかかるショーケースによれば、制御ユニット7を構成する温度演算処理部74が、吹出口温度と、吹出口26から吸込口27まで流れる空気の温度変化の割合とを用いることにより、商品陳列室2における任意の個所(択一的に選択された商品陳列棚21〜25近傍)の温度を吹出口26からの距離に応じて演算するので、商品陳列室2の温度を高精度に演算することができる。
As described above, according to the showcase according to the first embodiment of the present invention, the temperature
また、上記ショーケースによれば、制御ユニット7を構成する温度調整制御部76が、温度演算処理部74を通じて高精度に演算された温度が予め決められた設定温度に近づくようエバポレータ4の運転を制御するので、より正確な温度制御を行うことができる。
Further, according to the showcase, the temperature
<実施の形態2>
つぎに、本発明の実施の形態2にかかるショーケースについて説明する。尚、本発明の実施の形態2にかかるショーケースの構成要素において、上記実施の形態1にかかるショーケースと同一の構成を有するものについては、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
<
Next, a showcase according to the second embodiment of the present invention will be described. In addition, about the component of the
本発明の実施の形態2にかかるショーケースは、本体キャビネット1と、商品陳列室2と、空気循環ユニット3と、エバポレータ4と、温度検出ユニット5と、温度表示部6と、制御ユニット7’とを備えて構成してある。つまり、本発明の実施の形態2にかかるショーケースは、上記実施の形態1にかかるショーケースと制御ユニット7’が異なる。
A showcase according to a second embodiment of the present invention includes a
制御ユニット7’は、ショーケースの各種運転などを制御するものであり、図4に示すように、主制御部71と、基本動作制御部72と、温度信号入力処理部73と、温度演算処理部74’と、表示制御部75’と、温度調整制御部76’とを備えて構成してある。
The control unit 7 ′ controls various operations of the showcase, and as shown in FIG. 4, a
温度演算処理部74’は、温度信号入力処理部73を通じて入力処理された各温度信号、メモリ77’に予め格納してある演算条件などに基づいて、商品陳列室2の室内の平均温度を演算するものである。より詳細に説明すると、温度演算処理部74’は、吹出口温度検出センサ51により検出された吹出口温度と、吸込口温度検出センサ52により検出された吸込口温度と、メモリ77’に予め格納してある所定の演算条件とに基づき、商品陳列室2に配設された商品陳列棚21〜25の前縁部近傍(軌跡R上)の平均温度を演算するものである。
The temperature
上記演算条件は、吹出口温度、吸込口温度、および吹出口26から吸込口27まで流れる空気の軌跡R上の長さを用いて計算した温度変化の割合と、吹出口26から最上段にある商品陳列棚21までの軌跡R上の距離と、吹出口26から最下段にある商品陳列棚25までの距離とを用いて、商品陳列棚21〜25の上下方向における中心位置までの距離を求め、商品陳列室2に配設された商品陳列棚21〜25の前縁部近傍(軌跡R上)の平均温度を演算するものである。ここで、軌跡Rの長さや、吹出口26から最上段にある商品陳列棚21までの軌跡R上の距離、吹出口26から最下段にある商品陳列棚25までの軌跡R上の距離については、予めメモリ77’に格納されている。したがって、温度演算処理部47’は、吹出口温度、吸込口温度、および吹出口26から吸込口27まで流れる空気の温度変化の割合、商品陳列棚21〜25の上下方向の中心位置までの距離などを用いることにより、商品陳列室2に配設された商品陳列棚21〜25の前縁部近傍の平均温度を演算するものである。
The calculation conditions include the temperature change calculated using the air outlet temperature, the air inlet temperature, and the length on the trajectory R of the air flowing from the
表示制御部75’は、温度表示部6における温度表示を制御するものである。より詳細には、温度演算処理部74’を通じて演算された平均温度を温度表示部6に表示するものである。
The
温度調整制御部76’は、エバポレータ4の運転を制御するものである。より詳細には、温度調整制御部76’は、温度演算処理部74’を通じて演算された平均温度が予め決められた設定温度に近づくようエバポレータ4の運転を制御、具体的には、冷媒を調節(流量弁の開度、電磁弁の開閉、もしくは、冷凍機回転速度等々を調節)するものである。
The temperature
以上のような構成を有するショーケースは、つぎのような動作を行う。制御ユニット7’の主制御部71は、温度信号入力処理部73を通じて、吹出口温度検出センサ51により出力された温度信号(吹出口温度)、ならびに吸込口温度検出センサ52により出力された温度信号(吸込口温度)を入力処理する。
The showcase having the above configuration performs the following operation. The
そして、主制御部71は、温度演算処理部74’を通じて、温度信号入力処理部73を通じて入力処理した吹出口温度と、吸込口温度と、メモリ77’に格納してある所定の演算条件に基づいて、商品陳列室2の平均温度を演算する。
Then, the
所定の温度を演算した後、主制御部71は、表示制御部75’を通じて、演算した平均温度を温度表示部6に表示させる。これにより、ショーケースの利用者は、温度表示部6を通じて商品陳列室2の平均温度を視認することができる。
After calculating the predetermined temperature, the
また、主制御部71は、温度調整制御部76’を通じて、温度演算処理部74’を通じて演算された平均温度が予め定められた設定温度に近づくようエバポレータ4の運転を制御、具体的には、冷媒を調節(流量弁の開度、電磁弁の開閉、もしくは、冷凍機回転速度等々を調節)する。これにより、商品陳列室2の室内温度を所望のものとすることが可能になり、該商品陳列室2の内部に陳列した商品を所望の温度状態に保持することができる。
In addition, the
以上説明したように、本発明の実施の形態2にかかるショーケースによれば、制御ユニット7’を構成する温度演算処理部74’が、吹出口温度と、吹出口26から吸込口27まで流れる空気の温度変化の割合などを用いることにより、商品陳列室2に配設された商品陳列棚21〜25の前縁部の平均温度を吹出口26からの距離に応じて演算するので、商品陳列室2の温度を高精度に演算することができる。特に、商品陳列棚21〜25の上下方向における中心位置を考慮して演算するので、例えば、図5に示すように、商品陳列棚21が取り外されて、上下方向に沿って複数段に並ぶ商品陳列棚22〜25が商品陳列室2の内部の下方部分に偏って配設されている場合にも、メモリ77’に格納されている最上段の商品陳列棚を商品陳列棚21から商品陳列棚22に変更することにより、商品陳列棚22〜25の前縁部の平均温度を詳細に演算することができる。さらに、外乱などにより商品陳列室2の内部に温度変化が生じた場合にも、吸込口温度も略同時に変化するため、演算された平均温度に反映される。
As described above, according to the showcase according to the second embodiment of the present invention, the temperature
また、上記ショーケースによれば、制御ユニット7’を構成する温度調整制御部76’が、温度演算処理部74’を通じて演算された平均温度が予め決められた設定温度に近づくようエバポレータ4の運転を制御するので、より正確な温度制御を行うことができる。
Further, according to the showcase described above, the operation of the
<実施の形態3>
つぎに、本発明の実施の形態3にかかるショーケースについて説明する。尚、本発明の実施の形態3にかかるショーケースの構成要素において、上記実施の形態1および上記実施の形態2にかかるショーケースと同一の構成を有するものについては、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
<
Next, a showcase according to the third embodiment of the present invention will be described. Note that, in the constituent elements of the showcase according to the third embodiment of the present invention, those having the same configuration as the showcase according to the first embodiment and the second embodiment are given the same reference numerals. A duplicate description is omitted.
本発明の実施の形態3にかかるショーケースは、本体キャビネット1と、商品陳列室2と、空気循環ユニット3と、エバポレータ4と、温度検出ユニット5”と、温度表示部6と、制御ユニット7”とを備えて構成してある。つまり、本発明の実施の形態3にかかるショーケースは、上記実施の形態1および上記実施の形態2にかかるショーケースと温度検出ユニット5”および制御ユニット7”が異なる。
A showcase according to a third embodiment of the present invention includes a
温度検出ユニット5”は、図6に示すように、吹出口温度検出センサ51と、吸込口温度検出センサ52と、背面温度検出センサ53とを備えて構成してある。背面温度検出センサ53は、商品陳列室2の背面側における温度(以下、背面温度ともいう)を検出するものである。本発明の実施の形態においては、背面温度検出センサ53は、商品陳列棚22と商品陳列棚23との間に配設してある。背面温度検出センサ53により検出された背面温度は、温度信号として制御ユニット7”に出力されることになる。ここで、商品陳列室2の背面側は、前面開口との距離があり、各商品陳列棚21〜25の間での温度差は小さい。したがって、背面温度検出センサ53は、他の商品陳列棚21〜25の間に配設しても構わない。
As shown in FIG. 6, the
制御ユニット7”は、ショーケースの各種運転などを制御するものであり、図7に示すように、主制御部71と、基本動作制御部72と、温度信号入力処理部73”と、温度演算処理部74”と、表示制御部75”と、温度調整制御部76”とを備えて構成してある。
The control unit 7 ″ controls various operations of the showcase, and as shown in FIG. 7, a
温度信号入力処理部73”は、温度検出ユニット5”を構成する吹出口温度検出センサ51、吸込口温度検出センサ52および背面温度検出センサ53からのそれぞれの温度信号を入力処理するものである。
The temperature signal
温度演算処理部74”は、温度信号入力処理部73”を通じて入力処理された各温度信号、メモリ77”に予め格納してある演算条件などに基づいて、商品陳列室2の室内の平均温度を演算するものである。より詳細に説明すると、温度演算処理部74”は、吹出口温度検出センサ51により検出された吹出口温度と、吸込口温度検出センサ52により検出された吸込口温度と、背面温度検出センサ53により検出された背面温度と、メモリ77”に予め格納してある所定の演算条件とに基づき、商品陳列室2の平均温度を演算するものである。
The temperature
上記演算条件は、上述の実施の形態2における商品陳列室2に配設された商品陳列棚21〜25の前縁部近傍の平均温度と、背面温度とを略平均したものである。つまり、上記演算条件は、商品陳列室2の前縁部の平均温度と、商品陳列室2の背面部の平均温度とを考慮して、商品陳列室2の全体の平均温度を演算するものである。ここで、軌跡R上の長さや、吹出口26から最上段にある商品陳列棚21までの軌跡R上の距離、吹出口26から最下段にある商品陳列棚25までの軌跡R上の距離については、予めメモリ77”に格納されている。したがって、温度演算処理部74”は、吹出口温度、吸込口温度、および吹出口26から吸込口27まで流れる空気の温度変化の割合、商品陳列棚21〜25の上下方向の中心位置までの距離、背面温度などを用いることにより、商品陳列室2の全体の平均温度を演算するものである。
The calculation condition is obtained by substantially averaging the average temperature in the vicinity of the front edge of the
表示制御部75”は、温度表示部6における温度表示を制御するものである。より詳細には、温度演算処理部74”を通じて演算された平均温度を温度表示部6に表示するものである。
The
温度調整制御部76”は、エバポレータ4の運転を制御するものである。より詳細には、温度調整制御部76”は、温度演算処理部74”を通じて演算された平均温度が予め決められた設定温度に近づくようエバポレータ4の運転を制御、具体的には、冷媒を調節(流量弁の開度、電磁弁の開閉、もしくは、冷凍機回転速度等々を調節)するものである。
The temperature
以上のような構成を有するショーケースは、つぎのような動作を行う。制御ユニット7”の主制御部71は、温度信号入力処理部73”を通じて、吹出口温度検出センサ51により出力された温度信号(吹出口温度)、吸込口温度検出センサ52により出力された温度信号(吸込口温度)、ならびに背面温度検出センサ53により出力された温度信号(背面温度)を入力処理する。
The showcase having the above configuration performs the following operation. The
そして、主制御部71は、温度演算処理部74”を通じて、温度信号入力処理部73”を通じて入力処理した吹出口温度と、吸込口温度と、背面温度と、メモリ77”に格納してある所定の演算条件に基づいて、商品陳列室2の平均温度を演算する。
Then, the
所定の温度を演算した後、主制御部71は、表示制御部75”を通じて、演算した平均温度を温度表示部6に表示させる。これにより、ショーケースの利用者は、温度表示部6を通じて商品陳列室2の平均温度を視認することができる。
After calculating the predetermined temperature, the
また、主制御部71は、温度調整制御部76”を通じて、温度演算処理部74”を通じて演算された平均温度が予め定められた設定温度に近づくようエバポレータ4の運転を制御、具体的には、冷媒を調節(流量弁の開度、電磁弁の開閉、もしくは、冷凍機回転速度等々を調節)する。これにより、商品陳列室2の室内温度を所望のものとすることが可能になり、該商品陳列室2の内部に陳列した商品を所望の温度状態に保持することができる。
Further, the
以上説明したように、本発明の実施の形態3にかかるショーケースによれば、制御ユニット7”を構成する温度演算処理部74”が、商品陳列室2の背面温度も考慮して商品陳列室2の全体の平均温度を高精度に演算することができる。また、商品陳列棚21〜25の上下方向における中心位置を考慮して演算するので、例えば、商品陳列棚21を取り外して、図8に示すように、上下方向に沿って複数段に並ぶ商品陳列棚22〜25が商品陳列室2の内部の下方部分に偏って配設されている場合にも、商品陳列室2の全体平均温度を詳細に演算することができる。さらに、外乱などにより商品陳列室2の内部に温度変化が生じた場合にも、吸込口温度も略同時に変化するため、演算された平均温度に反映される。
As described above, according to the showcase according to the third embodiment of the present invention, the temperature
また、上記ショーケースによれば、制御ユニット7”を構成する温度調整制御部76”が、温度演算処理部74”を通じて演算された平均温度が予め決められた設定温度に近づくようエバポレータ4の運転を制御するので、より正確な温度制御を行うことができる。
Further, according to the above showcase, the operation of the
以上のように、本発明にかかるショーケースは、例えばオープンショーケースなどのように、前面が開口した商品陳列室に陳列させた商品を所望の温度状態に保持するのに有用である。 As described above, the showcase according to the present invention is useful for maintaining a product displayed in a product display room whose front surface is open, such as an open showcase, at a desired temperature state.
1 本体キャビネット
2 商品陳列室
3 空気循環ユニット
4 エバポレータ
5 温度検出ユニット
6 温度表示部
7 制御ユニット
26 吹出口
27 吸込口
51 吹出口温度検出センサ
52 吸込口温度検出センサ
71 主制御部
72 基本動作制御部
73 温度信号入力処理部
74 温度演算処理部
75 表示制御部
76 温度調整制御部
77 メモリ
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記商品陳列室の内部に空気を吹き出すための吹出口と、前記商品陳列室の内部の空気を吸い込むための吸込口とを通じて、該商品陳列室の内部と外部との間で空気を循環させる空気循環手段と、
前記空気循環手段により循環させる空気を所定の温度に調整する温度調整手段と
を備え、
前記商品陳列室の内部にある商品を所望の温度状態に保持するようにしたショーケースにおいて、
前記吹出口を通過する空気の温度と、前記吹出口から前記吸込口まで流れる空気の温度変化の割合とを用いることにより、前記商品陳列室の温度を前記吹出口からの距離に応じて演算する温度演算手段を備え、
前記温度演算手段は、前記吹出口から前記吸込口まで流れる空気の軌跡上における該吹出口から最上段にある商品陳列棚までの距離と、前記軌跡上における該吹出口から最下段にある商品陳列棚までの距離とからすべての商品陳列棚の上下方向における中心位置までの距離を求めて前記商品陳列室の前記軌跡上の平均温度を演算することを特徴とするショーケース。 A product display room having a front opening and a plurality of product display shelves along the vertical direction for displaying products;
Air that circulates air between the inside and outside of the product display room through a blowout port for blowing out air into the product display room and a suction port for sucking air inside the product display room Circulation means,
Temperature adjusting means for adjusting the air circulated by the air circulating means to a predetermined temperature, and
In the showcase that keeps the product inside the product display room at a desired temperature state,
By using the temperature of the air passing through the air outlet and the rate of change in the temperature of the air flowing from the air outlet to the suction port, the temperature of the commodity display chamber is calculated according to the distance from the air outlet. Temperature calculating means,
The temperature calculation means includes a distance from the outlet to the uppermost product display shelf on a trajectory of air flowing from the outlet to the suction port, and a product display at the lowermost stage from the outlet on the trajectory. A showcase characterized in that the average temperature on the trajectory of the product display room is calculated by obtaining the distance from the distance to the shelf to the center position in the vertical direction of all the product display shelves .
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