JP4463062B2 - Working machine - Google Patents
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Description
本発明は、例えば芝刈り機などの、操作ハンドルを有する作業機に関する。 The present invention relates to a working machine having an operation handle such as a lawn mower.
一般に、芝刈り機は、芝刈り機本体の後部に、刈った芝を集める集草かごを着脱自在に取付けている。また、芝刈り機は、芝刈り機本体にその操作用の操作ハンドルを有し、操作ハンドルは芝刈り機本体より後方に突出した操作姿勢と前方に倒された収納姿勢との間を前後に回動可能に構成されている(例えば、引用文献1参照)。 In general, a lawn mower is detachably attached with a grass collection basket for collecting the cut grass at the rear of the lawn mower body. The lawn mower has an operation handle for operating the lawn mower body, and the operation handle moves back and forth between the operation posture protruding rearward from the lawn mower body and the storage posture tilted forward. It is comprised so that rotation is possible (for example, refer to cited reference 1).
この芝刈り機では、集草かごに芝がたまると、集草かごを芝刈り機本体から取外し、所定の場所に芝を捨てることが行われる。集草かごを芝刈り機本体から取外すとき、操作ハンドルが操作姿勢にあると集草かごの取外し作業の邪魔になるから、操作ハンドルを収納姿勢側に向けて倒して行うようにしている。この芝刈り機では、集草かごを取外す際、操作ハンドルを収納姿勢側に向けて倒すと、操作ハンドルの途中に設けた突起が芝刈り機本体に設けた板状のハンドルステーの上面に係止し、操作ハンドルが収納姿勢までには至らない傾斜をもってその姿勢を保持されるようになり、集草かごの取外しや、再装着の際に操作ハンドルが邪魔にならないようにしている。 In this lawn mower, when turf accumulates in the grass collecting basket, the grass collecting basket is removed from the lawn mower body, and the lawn is thrown away at a predetermined place. When removing the grass basket from the lawn mower body, if the operation handle is in the operating position, it will interfere with the removal work of the grass collecting basket. Therefore, the operation handle is tilted toward the storage position. In this lawn mower, when removing the grass basket, if the operation handle is tilted toward the storage posture, the protrusion provided in the middle of the operation handle is engaged with the upper surface of the plate-like handle stay provided on the lawn mower body. The operation handle is held at an inclination that does not reach the stowed position so that the operation handle does not get in the way when the grass basket is removed or remounted.
ところで、芝刈り機を所定の場所に収納する際はできるだけ小さいスペースで収納できるようにすることが好ましい。このため、操作ハンドルは前方に倒した収納姿勢とする。しかし、上記従来の芝刈り機では、操作ハンドルを収納姿勢とする場合、操作ハンドルの途中に設けた突起をハンドルステーに係止した状態からさらに押し下げる(下方に倒す)必要がある。このようにするためには、ハンドルステーを弾性変形させるだけの大きな力が必要である。さらに、操作ハンドルを収納姿勢まで回動させるには、ハンドルステーを弾性変形させたままでなければならなく、その間は大きな力を操作ハンドルに継続して加えなければならないといった問題がある。係る作業上の問題は、芝刈り機に限らず、他の種々の機械等において使用されているこの種の作業機に共通した問題である。 By the way, when the lawnmower is stored in a predetermined place, it is preferable that the lawn mower can be stored in as small a space as possible. For this reason, the operation handle is set in the stowed position tilted forward. However, in the conventional lawn mower, when the operating handle is in the storage position, it is necessary to further push down (fall down) the protrusion provided in the middle of the operating handle from the state of being locked to the handle stay. In order to do this, a large force is required to elastically deform the handle stay. Furthermore, in order to rotate the operation handle to the storage position, the handle stay must be elastically deformed, and during that time, a large force must be continuously applied to the operation handle. Such work problems are not limited to lawn mowers, but are common to this type of work machine used in other various machines.
そこで本発明は、操作ハンドルを収納姿勢まで回動する作業を、小さな力でもって容易に行い得る作業機の提供を課題とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a working machine that can easily perform the operation of rotating the operation handle to the retracted position with a small force.
本発明は、作業機本体2に支軸28回りに回動自在な操作ハンドル7が作業機本体2より後方に突出した操作姿勢Aと前方に倒された収納姿勢Bとの間を前後に回動自在に取付けられている作業機1であって、鉛直線方向より収納姿勢B側の後部開放姿勢Eにおいて操作ハンドル7がその自重により収納姿勢B側に回動しないように操作ハンドル7の被係止部50を係止するストッパ51,52が作業機本体2側に設けられ、該ストッパ51,52は、操作ハンドル7の被係止部50を係止する係止位置D1と係止状態を解除する解除位置D2との間を移動可能に構成され、該ストッパ51,52を係止位置D1側に付勢する付勢手段54を備え、前記被係止部50およびストッパ51,52は前記支軸28の途中に配置され、付勢手段54は支軸28上に設けられていることを特徴としている。
The present invention times back and forth between the working machine retracted position B in which
上記構成において、操作ハンドル7を操作姿勢Aあるいは後部開放姿勢Eから収納姿勢Bに向けて回動する際、付勢手段54の付勢力に抗してストッパ51,52を係止位置D1から解除位置D2に移動させるだけで、操作ハンドル7の被係止部50とストッパ51,52との係止状態が容易に解除されるから、ストッパ51,52を解除位置D2に移動させた後は、小さい力でもって操作ハンドル7を回動させて容易に収納姿勢Bとすることができる。
In the above configuration, when the
尚、上記構成として、ストッパ51,52を直接操作して係止位置D1から解除位置D2に移動させる構成とすることが可能である。さらに、ストッパ51,52と連結あるいは連動する、ストッパ51,52とは別の操作部材を設け、この操作部材を操作することでストッパ51,52を係止位置D1から解除位置D2に移動させる構成とすることもできる。何れの場合でも、付勢手段54の付勢力に抗してストッパ51,52を係止位置D1から解除位置D2に移動させるだけで、操作ハンドル7の被係止部50とストッパとの係止状態が容易に解除されるから、小さい力でもって操作ハンドル7を回動して楽に収納姿勢Bとすることができる。
Note that, as the above configuration, the
本発明の作業機1では、支軸28が軸方向に移動可能とされて該支軸28の移動によりストッパ51,52は係止位置D1と解除位置D2との間を移動することを特徴としている。
In the
上記構成において、ストッパ51,52を支軸28の軸方向に向けて移動させることで、ストッパ51,52は係止位置D1から解除位置D2に移動し、操作ハンドル7の被係止部50とストッパ51,52との係止状態が容易に解除されるから、ストッパ51,52を解除位置D2に移動させた後は、小さい力でもって操作ハンドル7を回動して容易に収納姿勢Bとすることができる。また、操作ハンドル7の支軸28にストッパ51,52を設けた構成により、ストッパ51,52とこれを移動させるための機構をコンパクトにすることが可能となる。
In the above configuration, by moving the
本発明の作業機1では、支軸28の一端部が作業機本体2の外部に露出し、前記付勢手段54は支軸28をその一端部側に付勢し、支軸28の一端部を他端部側に押圧操作することでストッパ51,52が解除位置D2に移動することを特徴としている。
In the working
上記構成において、支軸28の一端部が作業機本体2の外部に露出していているから、ストッパ51,52を係止位置D1から解除位置D2に移動させる際、支軸28の露出部分を押圧操作するといった容易、且つ楽な操作でもって操作ハンドル7を回動させることができる。
In the above configuration, since one end of the
本発明によれば、ストッパを、操作ハンドルの被係止部を係止する係止位置と係止状態を解除する解除位置との間を移動可能に設けているから、操作ハンドルを倒す作業、特に収納姿勢にするための作業を容易、且つ楽に行うことができる。 According to the present invention, the stopper is provided so as to be movable between the locking position for locking the locked portion of the operation handle and the release position for releasing the locked state. In particular, it is possible to easily and easily perform the operation for setting the storage posture.
以下、本発明の実施形態に係る作業機を、芝刈り機に適用させた場合を例に、図面に基づいて説明する。図1は芝刈り機の一部を省略した正面図、図2は芝刈り機の一部破断平面図、図3は芝刈り機の底面図、図4は要部拡大平面断面図、図5は支軸端部の形状を表した正面断面図、図6および図7は操作ハンドルの位置に応じたストッパと被係止部との関係を示す拡大正面断面図、図8は支軸端部の形状と止め輪を表した正面断面図である。 Hereinafter, an example in which a working machine according to an embodiment of the present invention is applied to a lawn mower will be described with reference to the drawings. 1 is a front view of a lawn mower omitted, FIG. 2 is a partially broken plan view of the lawn mower, FIG. 3 is a bottom view of the lawn mower, FIG. 4 is an enlarged plan sectional view of the main part, and FIG. Is a front sectional view showing the shape of the end of the support shaft, FIGS. 6 and 7 are enlarged front sectional views showing the relationship between the stopper and the locked portion according to the position of the operation handle, and FIG. 8 is the end of the support shaft. It is front sectional drawing showing the shape and retaining ring.
図1および図2に示すように、芝刈り機1は芝刈り機本体2を有し、この芝刈り機本体2はニ分割された下側本体部3と上側本体部4とを止めねじ5によって固定することで組付けられている。芝刈り機1は、それを操作する際に用いる操作ハンドル7を有する。操作ハンドル7は、芝刈り機本体2より後方に突出した操作姿勢Aと、前方に倒されて芝刈り機本体2の前後方向に沿った収納姿勢Bとの間で切替え自在とされている。芝刈り機本体2の後部に設けたフック6に、刈った芝が投入される集草かご9が着脱自在に設けられている。芝刈り機本体2の前部にあって、幅方向の両側(図2中、上、下)には、芝刈り機1の刈り幅を示すための案内板80が、一対で設けられている。この一対の案内板80の間隔Lは、図3に示す回転刃17の幅方向と略同寸法に設定されている。この案内板80により、回転刃17の幅およびその端部が容易に確認できるので、刈り残しなしの刈取り作業が可能となる。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
下側本体部3の前部に、車輪10が支軸11回りに回転自在に設けられ、図3に示すように、車輪10を支軸11回りに回転自在に支軸する支持部12が設けられている。下側本体部3の後部にローラ13が支軸14回りに回転自在に設けられ、ローラ13を支軸14回りに回転自在に支軸する支持部15が設けられている。芝刈り機本体2(下側本体部3)の、車輪10とローラ13との間に、固定刃16と回転刃17とが配設されている。回転刃17は、その支軸20回りに回転可能に構成され、図2に示すように、回転刃17を支軸20回りに回転させるための駆動部21が、芝刈り機本体2に搭載されている。固定刃16および回転刃17は、何れも別の支持部18,19を介して交換可能に芝刈り機本体2に取付けられている。
A
前記操作ハンドル7は全体形状としてU字形に形成され、その基端部24,25は、それぞれ下側本体部3の後方上面に、それぞれ別の支軸28,29を介して、回動自在に支持されている。支軸28,29は別部材であるが、同一軸線上に配置されている。
The
図2、図4に示すように、下側本体部3の上部で、且つ幅方向一方側の後部に、幅方向内方に向けてくぼむ凹部30(円柱状の空間)を有する突出部27が設けられている。一方の支軸28は、突出部27の底板部31に形成された挿通孔32から挿入され、支軸28の先端部26側は、芝刈り機本体2内に組付けられた第一支持箱35に挿入されている。この第一支持箱35は、上部の箱形成部36と、下部の箱形成部37とを上下方向で合わせて、複数の止めねじ38によって互いに固定されて成り、第一支持箱35の側部に、支軸28を挿入するための開口40が形成されている。第一支持箱35に、支軸28の先端部26を軸方向(芝刈り機本体2の幅方向)に移動自在に挿通支持する支持部材45が、第一支持箱35内壁に形成されたリブ35aを介して内装固定されている。支軸28は円柱状に形成されているが、その先端部26は図5に示すように、Cカット断面状に形成された平面部46を有する。このように、支持部材45は第一支持箱35に固定され、支軸28の先端部26は平面部46を有して支持部材45内に挿入されているから、支軸28はその軸心28a回りに非回転となっている。
As shown in FIGS. 2 and 4, a
さらに、図4、図6、図7に示すように、操作ハンドル7の一方の基端部24は、支軸28に姿勢切替え装置48を介して回動自在とされている。この姿勢切替え装置48は、支軸28の途中に外装された被係止部50と、支軸28の途中に径方向外方に向けて一体に突出形成された円柱状のストッパ51,52と、前記凹部30から突出する支軸28の突出部28bに組付けられて支軸28をその先端部26側に向けて押圧するための操作体53と、前記底板部31と操作体53との間に配置されて、支軸28を軸方向一方(芝刈り機本体2の幅方向外方)側に向けて付勢する付勢手段としてのコイルばね54とを有する。
Further, as shown in FIGS. 4, 6, and 7, one
前記被係止部50は、軸方向一方側の大径筒状部55Aと、大径筒状部55Aの径方向内方に形成された小径筒状部55Bと、軸方向他方側の被係止突部56,57とから一体に形成されている。操作ハンドル7の基端部24は、被係止部50の大径筒状部55Aに固定され、小径筒状部55Bおよび被係止突部56,57は、支軸28の途中に遊嵌されている。
The locked
図6、図7に示すように、被係止突部56,57は、互いに周方向に180°離間するよう一対で設けられ、図4に示すように、被係止突部56,57は、第一支持箱35の開口40に挿入される位置に配置されている。被係止突部56,57はそれぞれ径方向外方側の周長が、径方向内方側の周長に比べて長く設定されることで、それぞれ正面視扇状に形成されている。したがって被係止突部56,57間には、所定の周長を有する隙間58,59が設けられている。これら被係止突部56,57における支軸28の径方向に沿う側面は被係止面60,61として用いられる。ストッパ51,52は、支軸28の軸方向途中(ほぼ軸方向長さ中心位置)に、周方向に180°離間して配置されている。より具体的には、支軸28の軸心28a上に垂直に明けられた貫通孔に圧入され固定された一本の円柱状のピンによりなり、支軸28を貫通突出している部分がストッパ51,52である。
As shown in FIGS. 6 and 7, the locked
図4に示すように、操作体53は、正面視して円形に形成された操作部63と、この操作部63の中心に一体に形成されて支軸28の突出部28bに外嵌固定される固定部64とを有している。操作部63は凹部30に比べてわずかに小径に形成されることで、凹部30に対して出退可能となっており、操作部63を支軸28の軸方向他方側に押圧する力を付与しなければ、操作体53は凹部30から突出することで、芝刈り機本体2から露出した状態にある。支軸28の途中に、前記第一支持箱35内壁に形成された軸方向外方側にあるリブ35bにその側面から当接することで、凹部30から突出する操作部63の突出量を決定するとともに、支軸28の抜止めをするための止め輪65が嵌着されている。
As shown in FIG. 4, the operating
図2に示すように、操作ハンドル7の他方側の基端部25を支持する支軸29(円柱状に形成されている)は、芝刈り機本体2内に固定された第二支持箱66に非回転に内装され、支軸29の一部は、第二支持箱66から軸方向外方に突出し、操作ハンドル7の他方側の基端部25は、支軸29の突出部分29aに回動自在に外嵌されている。なお、第二支持箱66は、下部の箱形成部70と上部の箱形成部71とを上下方向で合わせて、複数の止めねじ72によって互いに固定されて成る。なお、第二支持箱66にも第一支持箱35と同様に、支軸29を幅方向に沿うよう保持するためのリブ(符号は省略する)が形成されている。
As shown in FIG. 2, a support shaft 29 (formed in a columnar shape) that supports the
上記構成において、芝刈り機1を操作(使用)して芝を刈る際は、操作ハンドル7を操作姿勢Aとして、操作ハンドル7を押すことで芝刈り機1を走行させる。そして、駆動部21を駆動させることで回転刃17が回転し、回転刃17と固定刃16との間で芝が刈られ、刈られた芝は集草かご9に順次投入される。
In the above configuration, when mowing the
ところで支軸28は、コイルばね54の弾性力により軸方向一方側に常時付勢されているから、支軸28は、止め輪65がリブ35bに当接する位置まで軸方向一方側に移動しており、したがってストッパ51,52は支軸28とともに軸方向一方側に移動した係止位置D1にある。係止位置D1では、ストッパ51,52が被係止突部56,57の間の隙間58,59に入っている。したがって、隙間58,59のそれぞれの幅は、所定の周長として、ストッパ51,52が入るだけの長さが必要である。さらに、ストッパ51,52の係止位置D1では、操作部63は凹部30から突出した状態にある。なお、ストッパ51,52が係止位置D1にあっても、操作ハンドル7の操作姿勢Aでは、ストッパ51,52と被係止突部56,57とは周方向で係止しない位置関係にあって、操作ハンドル7と芝刈り機本体2とは、ストッパ51,52に被係止突部56,57が係止(当接)する範囲で後部開放姿勢Eの位置まで支軸28,29回りに相対的に回動可能としている。このようにすることによって、芝面に起伏があっても、芝刈り機本体2がその起伏に倣うようにすることができる。なお、図1に示すように操作ハンドル7の操作姿勢Aでの反後部開放姿勢E側(図1中、時計回り方向側)の回動規制は、操作ハンドル7の基端部24が芝刈り機本体2に設けられた当接部2bに当接することでなされる。
By the way, since the
ところで、芝刈り作業がすすみ、集草かご9に芝がたまると、集草かご9をフック6から取外し、芝を所定の場所に廃棄することになる。集草かご9をフック6から取外すとき、操作ハンドル7を操作姿勢Aにしたままでは、集草かご9の取外し作業の邪魔になる。そこで、操作ハンドル7を押して支軸28,29回りに回動させることで、操作ハンドル7を鉛直線方向よりやや前方に倒して、芝刈り機本体2の後部を開放した後部開放姿勢Eとする。そうすると、ストッパ51,52は係止位置D1にあって、ストッパ51,52の外周面と被係止突部56,57の被係止面60,61とが周方向でそれぞれ係止するから、操作ハンドル7は、それ以上前方に倒れない状態が保持されることになり、集草かご9をフック6から取外す作業がし易くなる。また、ストッパ51と被係止面60、ストッパ52と被係止面61が対で係止することで、操作ハンドル7が後部開放姿勢Eからさらに前方に回動してしまうのを、より効果的に防止することができる。
By the way, when the lawn mowing work has progressed and the grass has accumulated in the grass basket 9, the grass basket 9 is removed from the hook 6, and the grass is discarded in a predetermined place. When the grass basket 9 is removed from the hook 6, the operation of removing the grass basket 9 is obstructed if the operation handle 7 is left in the operation posture A. Therefore, by pushing the
芝刈り作業が終了し、芝刈り機1を所定の場所に収納する場合、操作ハンドル7を収納姿勢Bとすることで、収納に必要なスペースを小さくてすむようにする。しかし、ストッパ51,52と被係止突部56,57とは、操作ハンドル7が後部開放姿勢Eまで倒れると互いに係止して、操作ハンドル7はそれ以上前方に倒れないことは上記した通りである。そこで使用者は、姿勢切替え装置48を操作することで操作ハンドル7を収納姿勢Bとする。すなわち、コイルばね54の弾性に抗して凹部30から突出している操作体53を軸方向他方側へ押圧する。そうすると、操作体53の移動に伴って支軸28が同方向へ移動し、支軸28の移動とともにストッパ51,52も同方向へ移動する。そうすると、ストッパ51,52が、被係止突部56,57に周方向で係止する係止位置D1から、ストッパ51,52が被係止突部56,57に対し軸方向他方側に外れた解除位置D2に移動する(図4に仮想線で示す)。したがって、被係止突部56,57の支軸28回りの回動動作を邪魔するものがなくなり、操作ハンドル7をさらに前方に向けて倒すことが可能となって、操作ハンドル7を収納姿勢Bとすることができる。操作ハンドル7が収納姿勢Bとなった状態で、操作体53の押圧を解除すると、支軸28とともにストッパ51,52は、常時コイルばね54の弾性力により軸方向一方側に付勢されているので、ストッパ51,52は被係止突部56,57の端面56a,57aに当接し、その当接力(コイルばね54の弾性力)でもって、さらなる軸方向一方側への移動が規制されている。このストッパ51,52が、端面56a,57aに当接した位置が係止位置D3である。このように、操作ハンドル7を後部開放姿勢Eに確実に保持しながら、しかも容易に収納姿勢Bとすることが可能である。
When the lawn mowing operation is completed and the
なお、図1および図2に示すように、操作ハンドル7を収納姿勢Bとするとき、芝刈り機本体2の上部両側に設けられた突起2aを操作ハンドル7の基端部24,25(楕円形断面に形成されている)が乗り越えることで、操作ハンドル7が上方に回動してしまうのを防止することができる。さらに、他の実施形態として図9に示す構成が考えられる。図9は操作ハンドル7の収納姿勢Bにおける被係止突部56,57とストッパ51,52との関係を表す拡大図で、図7において下方から矢視した図である。なお、図9では被係止突部56,57の双方を実線で示している。この図9に示す実施形態では、操作ハンドル7を収納姿勢Bで確実に保持させるために、ストッパ51,52が当接する被係止突部56,57の端面56a,57aに、ストッパ51,52それぞれが係合可能な断面円弧状の凹溝56b,57bを支軸28の軸心28aに向かって形成し、操作ハンドル7が収納姿勢Bにある場合、前記凹溝56b,57bにストッパ51,52を係合させるようにしている。この構成により、より確実に収納姿勢Bでの操作ハンドル7の保持が可能となり、収納姿勢Bで操作ハンドル7を持っての作業機の移動をより安心して行えるようになる。操作ハンドル7を操作姿勢Aにする場合には、コイルばね54の弾性力に抗してストッパ51,52が凹溝56b,57bから抜け出るだけの力を操作ハンドル7に加えればよい。
As shown in FIGS. 1 and 2, when the operation handle 7 is in the storage posture B, the
このように使用者は、単にコイルばね54の弾性に抗して操作体53を軸方向他方側へ押圧するといった簡単且つ小さな力でもって、ストッパ51,52を係止位置D1から解除位置D2に移動させ、操作ハンドル7を、操作姿勢Aあるいは後部開放姿勢Eから容易に収納姿勢Bとすることができる。なお、芝刈り機1を所定の場所に収納する際に、芝刈り機本体2を起こした状態で収納するのであれば、集草かご9はフック6から取外した状態として、別に保管する。
Thus, the user simply moves the
再び芝刈り機1を使用する際は、操作ハンドル7は収納姿勢Bにあるから、これを操作姿勢Aとする必要がある。この場合、ストッパ51,52は、コイルばね54の弾性によって係止位置D3にあり、操作ハンドル7を支軸28,29回りに鉛直線方向に起こすと、ほぼ後部開放姿勢Eでストッパ51,52と被係止突部56,57とが周方向でそれぞれ係止する。したがって、操作ハンドル7は、再び収納姿勢Bに回動することができなくなる。そこで、操作ハンドル7をさらに後方に向けて起こすと、操作ハンドル7を操作姿勢Aとすることができる。なお、集草かご9をフック6から取外しているのであれば、操作ハンドル7を後部開放姿勢Eとすれば、集草かご9をフック6に容易に取付けることができる。
When the
なお、上記実施形態では、ストッパ51と被係止面60、ストッパ52と被係止面61が対で係止するようにしたが、ストッパの個数、被係止突部(被係止面)の個数は上記実施形態に限定されるものではなく、操作ハンドル7の回動動作を確実に防止できればよい。しかもこのように構成することで、操作ハンドル7の後部開放姿勢Eにおける傾斜角度を任意に設定することも可能になる。さらに、上記実施形態ではストッパ51,52、被係止突部56,57はそれぞれ180°置きに等配としたが、不等配な角度で配置することも可能で、この場合も操作ハンドル7の後部開放姿勢Eにおける傾斜角度を任意に設定することも可能になる。
In the above embodiment, the
1…芝刈り機、2…芝刈り機本体、7…操作ハンドル、9…集草かご、16…固定刃、17…回転刃、28…支軸、30…凹部、48…姿勢切替え装置、51,52…ストッパ、53…操作体、54…コイルばね、56,57…被係止突部、63…操作部、A…操作姿勢、B…収納姿勢、D1…係止位置、D2…解除位置、E…後部開放姿勢
DESCRIPTION OF
Claims (3)
鉛直線方向より収納姿勢(B)側の後部開放姿勢(E)において操作ハンドル(7)がその自重により収納姿勢(B)側に回動しないように操作ハンドル(7)の被係止部(50)を係止するストッパ(51,52)が作業機本体(2)側に設けられ、該ストッパ(51,52)は、操作ハンドル(7)の被係止部(50)を係止する係止位置(D1)と係止状態を解除する解除位置(D2)との間を移動可能に構成され、該ストッパ(51,52)を係止位置(D1)側に付勢する付勢手段(54)を備え、
前記被係止部(50)およびストッパ(51,52)は前記支軸(28)の途中に配置され、付勢手段(54)は支軸(28)上に設けられていることを特徴とする作業機(1)。
An operation handle (7) that is rotatable about the support shaft (28) on the work machine body (2) protrudes rearward from the work machine body (2) and a storage position (B) that is tilted forward. ) Is a work machine (1) that is pivotably mounted back and forth between,
The locked portion (7) of the operating handle (7) prevents the operating handle (7) from rotating to the storing posture (B) side by its own weight in the rear opening posture (E) on the storage posture (B) side from the vertical direction. 50) is provided on the work machine body (2) side, and the stopper (51, 52) locks the locked portion (50) of the operation handle (7). A biasing means configured to be movable between a locking position (D1) and a release position (D2) for releasing the locking state, and biasing the stoppers (51, 52) toward the locking position (D1). equipped with a (54),
The locked portion (50) and the stoppers (51, 52) are disposed in the middle of the support shaft (28), and the urging means (54) is provided on the support shaft (28). Working machine (1)
The supporting shaft (28) to move between the stopper (51, 52) locking position (D1) and a release position (D2) by the movement of the axially movable support shaft (28) The working machine (1) according to claim 1, characterized in that the working machine (1) is characterized.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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