JP4458316B2 - 無線通信システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線基地局と通信管理局によって構成される無線通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話等の無線通信システムにおいては、基本的に無線通信サービスエリア内であれば何処でもユーザの要望に従って無線通信が可能であり、通信を行う場所の所有者や管理者の要望は無視されていた。
【0003】
例えば、静寂な図書館や劇場、店舗、混雑した電車内等、場所の所有・管理者が通話を控えることを要望している場所での通信に関しては、無線端末利用者の思惟とモラルによって来たが、前記通信場所の所有・管理者の要望に応えられていなかった。
【0004】
また、無線リンクのために必須の無線通信システムの制御チャネルに通信制限場所のみをカバーするレベル弱電界にて妨害波を重畳し、無線端末の接続を不能にするジャミング装置が存在するが、通信そのものを不能にするため、法規上医療機関や劇場等の極限られた場所への設置のみしか認められていなかった。
【0005】
この問題に対し、通信機能の制限を行う場所に通信機能制限の情報を通信制限場所のみをカバーするレベル弱電界にて制限情報を定常送信し、当該情報を受信した無線端末が前記制限情報に従った機能制限を自律的に行うものがあった(特開平11−331948号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来例では以下のような問題点があった。
【0007】
無線端末の機能として通信機能制限制御が実現されているため、当該制限機能を持たない無線端末に対しては、何ら制限ができない。
【0008】
実稼働中のシステムに適用を考慮した際、稼動中の無線端末の全てを交換することが必要となり、通信機能制限を実現するのには、既存無線端末の巻き取り(既存端末の交換)という膨大な作業が前提として必要であった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、コアネットワークに接続され、無線端末との無線接続を司る無線基地局と、前記無線基地局の無線セル内に設置され、前記無線セル内の所定の管理領域内での通信を管理するための通信管理局とを有する無線通信システムであって、前記通信管理局が、前記無線端末から前記無線基地局に送信された無線信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記無線信号の無線品質に基づいて、前記無線端末が前記所定の管理領域内に存在するかを判定する判定手段と、前記判定手段により前記無線端末が前記所定の管理領域内に存在すると判定されると、前記所定の管理領域内で通信する際の追加課金を前記無線通信システムに対して要求する要求手段と、を有し、前記無線通信システムは、前記通信管理局から前記追加課金が要求された場合に、前記所定の管理領域内で通信する際の追加課金を前記無線端末の所有者に対して課金する課金手段を有することを特徴とする。
また、コアネットワークに接続され、無線端末との無線接続を司る無線基地局と、前記無線基地局の無線セル内に設置され、前記無線セル内の所定の管理領域内での通信を管理するための通信管理局とを有する無線通信システムであって、前記通信管理局が、前記無線端末から前記無線基地局に送信された無線信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記無線信号の無線品質に基づいて、前記無線端末が前記所定の管理領域内に存在するかを判定する判定手段と、前記判定手段により前記無線端末が前記所定の管理領域内に存在すると判定されると、前記所定の管理領域内で通信する際の通信ログの前記所定の管理領域の所有者への公開を前記無線通信システムに対して要求する要求手段と、を有し、前記無線通信システムは、前記通信管理局から前記通信ログの公開が要求された場合に、前記所定の管理領域の所有者に前記通信ログを公開するために、所定のサーバに前記通信ログを送信する送信手段を有することを特徴とする。
【0010】
当該要求を受付けた前記無線基地局が、当該要求信号に従った呼制御を実施することにより、管理領域の統括者の要求に従った処理を、無線端末の機能に依ること無く実現可能とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明を実施した無線通信システムとして、携帯電話システムにおいて無線基地局の統括する無線サービスセル内の特定の領域内にて通信を行う際に通信場所利用料金の追加課金を要求する形態を示す。
【0013】
図1は本無線通信システムの構成図である。
【0014】
10は無線基地局BS100が形成する無線サービスセル、11は当該場所を統括する管理者の要求に従って設定された管理領域、12は通信事業者(携帯電話オペレータ)のコアネットワークである。100は携帯電話機PS(102A,B)との無線接続を司る無線基地局BSであり、通信事業者は、コアネットワーク12に複数の無線基地局100を接続し、複数の無線基地局100により構成される複数の無線サービスセルの中に存在する携帯電話機に無線サービスを提供する。101は前記管理領域を統括し、無線制御信号もモニタする通信管理局CMSである。なお、携帯電話機PS102の代わりに、通話機能を持たない携帯データ処理端末との無線接続を行う場合にも、本発明は適用可能である。
【0015】
図2は本無線通信システムの中枢を担う、通信管理局の機能ブロック図である。
【0016】
図2において、201は無線部、202はベースバンド部、203は不図示のICカードを接続するICカードリーダ/ライタ、204は無線通信フレーム分解組立部、205はRAM、206はROM、207は制御部である。208は不揮発メモリであり、利用履歴を格納する。
【0017】
図16は、本無線通信システムの無線基地局100の機能ブロック図である。
【0018】
図16において、1601は無線部、1602はベースバンド部、1603は有線通信フレーム組立部、1604は無線通信フレーム分解組立部、1605はRAM、1606はROM、1607は制御部である。1608は有線部であり、通信事業者コアネットワークを接続する。
【0019】
図3に前記通信管理局における、前記無線基地局−前記携帯電話機間の無線リンク設定要求信号傍受時の制御フローチャート、図4に前記無線基地局の前記携帯電話機間との間の無線リンク完了後に実施される処理フローチャートを示すと共に、図5に管理領域11内で発信し、課金する場合のシーケンス例、図6に管理領域11外での発信シーケンス例、図7に管理領域11内で着信し、課金する場合の着信シーケンス例、図8に管理領域11外での着信シーケンス例、図17に管理領域11内で発信し、呼設定を拒否する場合のシーケンス例、図18に管理領域11内に着信し、呼設定を拒否する場合の着信シーケンス例を示す。
【0020】
通信管理局101は、図3にしめす無線リンク設定要求信号の傍受処理(上り制御チャネルの持ち受け処理)を定常的に行なっている。図3は、通信管理局101のROM206またはRAM205に記憶されたプログラムを示し、制御部207は、このプログラムをROM206またはRAM205から読み出して、図3に示されるフローチャートにしたがって動作するコンピュータである。
【0021】
制御部207は、携帯電話端末102−無線基地局100間(ここでは、携帯電話端末102から無線基地局100への上り方向)の無線リンク設定要求信号(501,703)を無線部201により傍受した際、当該傍受信号の無線品質(電界強度など)より当該携帯電話端末102の存在位置を判定(本形態では、携帯電話のサービスオペレータによりRAM205に設定された無線回線品質スレッショルド値と比較 )(ステップ301)し、管理領域11内よりの接続されたか(本形態では、前記無線回線品質スレッショルド値を越えたか)の判定(ステップ302)を行う。
【0022】
管理領域11内よりの接続と判定されなかった場合(携帯端末102Bよりの接続の場合)は、1処理単位の処理を終了し無線リンク設定要求信号の待受け状態(上り制御チャネルの持ち受け状態)に戻る。
【0023】
一方、管理領域11内よりの接続と判定された場合(携帯端末102Aよりの接続の場合)は、当該無線基地局100からの下り制御チャネルを参照し、リンクチャネル割当信号(502,704)の有無を判定(ステップ303)する。
【0024】
制御部207は、当該携帯電話端末102Aに対するリンクチャネル割当信号が確認されない場合は、無線リンクに失敗したと判断し、1処理単位の処理を終了し無線リンク設定要求信号の待受け状態(上り制御チャネルの持ち受け状態)に戻る。
【0025】
一方、制御部207は、当該携帯電話端末102Aに対するリンクチャネル割当信号(502,704)が無線部201により確認された場合は、自己の管理する管理領域11内に存在する携帯電話端末102Aの無線リンクが形成されたと判定し、前記リンクチャネル割当信号送信元無線基地局100に対して、自己の管理する領域11内で行われる通信に対する要求内容(本実施形態の場合は場所の利用に対する課金)を含むCell権行使要求信号(504,706)を無線部201から送信(ステップ304)し、当該要求の内容を無線基地局100に通知する。
【0026】
当該無線基地局100からのCell権行使確認信号(506、707)の有無を確認(ステップ305)した後、1処理単位の処理を終了し、無線リンク設定要求信号の待受け状態(上り制御チャネルの持ち受け状態)に戻る。
【0027】
本システム対応無線基地局100は通信管理局101に対応するために、既存の携帯電話システムの呼制御開始前に図4に示す処理を行う。図4は、無線基地局100のROM1606またはRAM1605に記憶されたプログラムを示し、制御部1607は、このプログラムをROM1606またはRAM1605から読み出して、図4に示されるフローチャートにしたがって動作するコンピュータである。
【0028】
制御部1607は、携帯電話端末102に無線チャネル割当メッセージ信号を送信し、携帯電話端末102との間の無線リンクが完了した後、個別通信チャネルにて携帯電話端末102との間で呼制御シーケンスを開始すると共に、Cell権行使要求信号受信待ちタイマをスタート(500,600,700,800)させ(ステップ401)、無線部1601による上り制御チャネルのモニタを継続し、前記通信管理局101からのCell権行使要求信号を待受ける(ステップ402)。
【0029】
制御部1607は、前記Cell権行使要求信号を受信しないまま前記Cell権行使要求信号受信待ちタイマがタイムアップ(604,807)した場合(ステップ406)、当該携帯電話端末102は管理領域11(本実施形態においては、場所を利用することによる課金が発生する領域)以外の場所にて無線接続がなされた(携帯端末102Bよりの無線接続)と判断し、1処理単位の処理を終了し既存携帯電話システムの通常呼制御処理を開始する。
【0030】
また、前記Cell権行使要求信号を無線部1601により受信した場合(504,706)、制御部1607は、Cell権行使要求信号受信待ちタイマをクリア(ステップ403)し、当該Cell権行使要求信号送信元通信管理局101に対してCell権行使確認信号(506,707)を無線部1601から返送する。そして、制御部1607は、当該Cell権行使要求信号の要求内容(本実施形態においては、該当場所を利用して通信を行なうに際して通信場所の所有・管理者に対するコスト負担を求める要求)に従った制御を、有線部1608から通信事業者コアネットワーク12の呼制御処理プログラムに指示する(ステップ405)。その後、1処理単位の処理を終了し、既存携帯電話システムの前記指示に従った呼制御処理を開始する。
【0031】
なお、図5、図7において、514、719は、セル権行使開始通知であり、セル権行使要求がコアネットワーク12で受諾されたことを通信管理局101に通知するために、呼設定シーケンス処理が正常に終了した時点で、無線基地局100から通信管理局101に送出する。
【0032】
本実施形態では、無線基地局(100)と携帯電話オペレータのコアネットワーク(12)間メッセージのうち呼設定(505,605),呼設定受付(709,808)を拡張し、これらの拡張したメッセージに、通信場所11の所有・管理者に対するコスト負担の有無と負担先を示す情報(ここでは、携帯端末102Aの所有者)を付加する。通信課金を統括するコアネットワーク12側では、呼と通信場所の情報を合わせて管理し、通信場所の提供者に負担するコスト分を当該通信利用者(携帯端末102の所有者)に併せて請求する。
【0033】
以上説明したように、管理領域を設定するための通信管理局101が、無線端末102と無線基地局100間で授受される制御信号を傍受し、前記傍受信号が規定の条件を満たし、前記通信管理局101が統括する管理領域11内に対象となる無線端末102が存在すると判断した場合、通信場所の利用者(無線端末102Aの所有者)が、通信場所の提供者(通信管理局101の管理者)に対して料金を支払う様に、前記無線基地局100に要求するセル権行使要求信号を送信する。
【0034】
これにより、当該セル権行使要求信号を受付けた前記無線基地局100が、当該要求信号に従った呼制御(本実施形態の場合は通信場所所有者に支払うコスト分を通信利用者(携帯端末102Aの所有者)に課金する制御)を実施することにより、当該通信管理領域の統括者の所望の要求に従った管理が、無線端末102の機能に依ること無く実現可能となる。
【0035】
すなわち、通信事業者コアネットワーク12は、携帯端末102Aと通信相手に対する呼接続に対して通信事業者に支払う料金を携帯端末102Aの所有者に課金する場合は、通信場所所有者(通信管理局101の管理者)に支払うコスト分を、携帯端末102Aの所有者に対する課金分に重畳課金する。また、携帯端末102Aと通信相手に対する呼接続に対して通信事業者に支払う料金を携帯端末102Aの通信相手に課金する場合は、通信場所所有者(通信管理局101の管理者)に支払うコスト分を、携帯端末102Aの所有者に課金する。
【0036】
また、通信場所の利用に対する料金を支払って通信を行うか、あるいは、通信場所の利用に対する料金を支払いを希望しないかを、携帯端末102の所有者が、通信事業者コアネットワーク12に、当該通信に先立って、予め、登録しておいた場合、通信事業者コアネットワーク12は、通信場所所有者に対する通信場所の利用にコストを負担するユーザに対しては、通信を許可する。
【0037】
一方、通信場所所有者に対する通信場所の利用にコストを負担しないユーザに対しては、通信を許可せず、通信相手との接続を行わず、接続を切断する。この場合、管理領域11内の端末102Aからの発信の場合には、図17に示すように、コアネットワーク12は、呼設定受付512の代わりに、呼設定拒否メッセージ1812を送信する。無線基地局100は、呼設定拒否メッセージ1811を送信し、さらに、無線回線を切断する(1813、1814)。
【0038】
また、管理領域11内の端末102Aへの着信の場合には、図18に示すように、図18の管理領域11の管理者が通信場所の利用に対する課金を要求していることを示す情報を含む呼設定受付メッセージ1710を受信すると、コアネットワーク12は、発信側に呼設定拒否(切断)メッセージ1711を送出するとともに、無線基地局100には、切断メッセージ1712を送出し、無線基地局100との接続を解放する(1715、1717)。無線基地局100は、無線端末102Aから呼設定受付メッセージ1709を受信した場合には、切断、解放シーケンスを実行し、無線回線を切断する(1713〜1719)。
【0039】
次に、携帯電話システムにおいて無線基地局100の統括する無線サービスセル10内に管理領域11が存在し、当該管理領域11内にて通信を行う際に通信機能制限として音声通信の禁止を要求する制御を示す。
【0040】
Cell権行使要求の通知、Cell権行使要求返送までのシーケンスは、図5、図7で説明しているものと同じ手順で制御を行なうが、要求内容(図4、405)にて読み出される内容が、通信場所に対する利用料金負担ではなく、音声通信の禁止という点が異なっている。
【0041】
この要求内容に応じて、既存携帯電話の呼制御シーケンスの中から適合するシーケンスを選択したのが以下のシーケンス例である。
【0042】
図9に音声通信禁止領域11内で音声通信の発信を行った際のシーケンス例、図10に音声通信禁止領域11内で非制限ディジタル通信の発信を行った際のシーケンス例、図11に音声通信禁止領域11内に存在する端末に音声着信を行った際のシーケンス例を示す。
【0043】
図9おいて、音声通信禁止領域11内で音声通信の発信を行っているので(図9の903)、無線基地局100の制御部1607は、ステップ405において、音声通信の発信であることを判断し、発信要求の拒否を制御メッセージの呼設定拒否(906)に既存の理由値“伝達能力不一致”を付加して無線部1601から無線端末102Aに返送し、さらに、無線回線の切断(907,908)を行う。
【0044】
無線回線を切断された携帯電話102A側は、前記理由値“伝達能力不一致”によって、今回の切断の理由が自己の指定した伝達能力(通信種別が音声であること)に起因していることの判断が既存携帯電話端末102Aでも利用者が判定可能となる。
【0045】
これにより、どうしてもこの場所で通信を行ないたい利用者は伝達能力の指定を非制限ディジタル(通信種別メールサーバやWWWのアクセス(インターネットを介した)等)に変更することで、当該音声通信禁止領域11内での通信接続が可能となる(この際のシーケンス例が図10である)。
【0046】
この場合、発信は、音声通信禁止領域11内で行われるが、その発信は、非制限ディジタルで行われるので(図10の1003)、制御部1607は、ステップ405で、通常のシーケンス通り、発信側の携帯端末102Aからの要求通り、非制限ディジタルの呼設定メッセージ信号1005を有線部1608からコアネットワーク12に送信する。
【0047】
このように、無線基地局100の制御部1607は、ステップ405において、行われようとしている通信の属性を判断し、属性が音声ならば、伝送能力不一致として、その通信が行われないようにする。一方、音声でなければ、そのまま、接続を続行する。
【0048】
図9、図10の形態では、属性の判断を無線基地局100が行ったが、通信管理局101が行うようにしてもよい。この場合、通信管理局101の制御部207が呼設定の属性を判断し、音声であれば、発信の拒否を要求するセル権行使要求を無線基地局100に送信し、音声でなければ、セル権行使要求は送信しない。無線基地局100の制御部1607は、セル権行使要求が受信されれば、伝送能力不一致として回線を切断し、セル権行使要求が受信されなければ、回線を接続する。
【0049】
図11は音声通信禁止領域11内に存在する端末102Aに音声着信が生起している。
【0050】
音声通信禁止領域11内で音声通信の着信を行っているので、無線基地局100の制御部1607は、ステップ405において、音声通信の着信であることを判断し、着信の拒否を制御メッセージ呼設定受付拒否(1108)に既存の理由値“伝達能力不一致”を付加して有線部1608からコアネットワーク12に返送する。
【0051】
着信を拒否された既存通信端末側(発信側)は、前記理由値“伝達能力不一致”がコアネットワーク12から通知されることによって、今回の切断の理由が自己の指定した伝達能力(通信種別が音声であること)に起因していることの判断が判定可能となる。
【0052】
また、本シーケンス例では、無線基地局110の制御部1607は、一旦、音声通信路確立のための呼設定メッセージ信号(1105)を無線部1601から携帯電話端末102A側に送り、これに呼設定受付メッセージ信号(1109)を用いて正常応答してきた着側携帯電話端末102Aに対しては、既存の発信元切断に起因する呼解放シーケンス(1110〜1114)を起動している。
【0053】
なお、この着信の場合も、通信属性の判断は、通信管理局101が行ってもよい。すなわち、通信管理局101の制御部207は、呼設定メッセージ信号を受信すると、その属性を判断し、音声であれば、呼設定受付の拒否を要求するセル権行使信号を無線基地局100に送信し、音声でなければ、セル権行使要求信号は送信しない。無線基地局100は、セル権行使信号を受信すると、伝送能力不一致として、呼設定受付を拒否し、セル権行使信号が受信されなければ、呼設定を受け付ける。
【0054】
これにより、当該セル権行使要求を受付けた前記無線基地局100が、当該セル権行使要求信号に従った呼制御(本実施形態の場合は音声通信の禁止制御)を実施することにより、当該管理領域11の統括者の所望(本実施形態においては、非音声通信のみの許可)に従った通信管理が、無線端末102Aの機能に依ること無く実現可能となる。
【0055】
次に、携帯電話システムにおいて無線基地局の統括する無線サービスセル10内に管理領域11が存在し、当該管理領域11内にて通信を行う際に通信ログ(通信利用者及び相手先の情報、あるいは、データ通信レベルのログ、つまり無線回線上で通信されるIP(インターネットプロトコル)レベルのログ(どこのサーバに対してftp(ファイル転送プロトコル)を起動したか等)の公開を要求する形態を示す。
【0056】
図19は、この形態の無線通信システムの構成図である。図19において、図1と共通の構成要素には、共通の番号を付す。190は、インターネットゲートウェイ、191は、バックボードネットワーク、192は、インターネット、193は、管理境域11の管理者の情報管理サーバであり、194は、パケット伝送路である。
【0057】
Cell権行使要求の通知、Cell権行使要求返送までのシーケンスは、図5、図7で説明しているものと全く同じ手順で制御を行なうが、要求内容(図4、405)にて読み出される内容が、通信場所に対する利用料金負担ではなく、通信ログ(通信利用者及び相手先の情報、あるいは、データ通信レベルのログ、つまり無線回線上で通信されるIP(インターネットプロトコル)レベルのログ(どこのサーバに対してftp(ファイル転送プロトコル)を起動したか等)の公開である。これにより、領域11から外に出る情報の管理が可能になる。
【0058】
この要求内容に応じた呼制御シーケンス例が以下のシーケンス例である。
【0059】
図12は、通信ログ要求領域11内で発信を行った際のシーケンス例、図13は、通信ログ要求領域11内で着信を行った際のシーケンス例である。
【0060】
ここでは、無線基地局(図1の100)と携帯電話オペレータのコアネットワーク(図1の12)間メッセージのうち呼設定(図12の1205),呼設定受付(図13の1309)を拡張し、通信ログの通信場所提供者への公開要求を示す情報を付加する。通信課金を統括するコアネットワーク12は、呼と通信場所の情報を合わせて管理し、通信場所の提供者へ確実な通信ログを提供する。コアネットワーク12は、通信ログ要求領域11の管理者により予め登録されている情報管理サーバ193に、通信ログを送信する。
【0061】
通信事業者のコアネットワーク12に接続されるインターネットゲートウェイ(190)では、該当無線端末102Aの設定した通信路上を流れるIPプロトコル情報をモニタし、宛先IPアドレス、アクセス時刻等を前記ゲートウェイ190内で記憶する。
【0062】
また、インターネットゲートウェイ(190)は、インターネット接続の際に無線端末102Aの設定した通信路上を流れる情報を一時記憶する。インターネットゲートウェイは、情報を一時記憶することにより、通信データ量を平滑化して、無線パケット通信を効率化する。
【0063】
さらに、この一時記憶した内容を通信場所(敷地)の管理者のサーバ(193)に対しても、パケット通信路194を介して転送する。
【0064】
すなわち、セル権行使要求信号を受付けた前記無線基地局100が、当該セル権行使要求信号に従った呼制御(本実施形態の場合はコアネットワーク12による情報端末への通信ログの公開)を実施することにより、当該管理領域11の統括者の所望(本実施形態においては、当該通信に関わる通信者情報の公開)に従った通信管理が、無線端末102Aの機能に依ること無く実現可能となる。
【0065】
また、通信ログを公開して通信を行うか、あるいは、通信ログの公開を希望しないかを、携帯端末102の所有者が、通信事業者コアネットワーク12に、当該通信に先立って、予め、登録しておいた場合、通信事業者コアネットワーク12は、通信場所所有者に対する通信ログを公開するユーザに対しては、通信を許可する。
【0066】
一方、通信場所所有者に対する通信ログを公開しないユーザに対しては、通信を許可せず、通信相手との接続を行わず、接続を切断する。この場合、管理領域11内の端末102Aからの発信の場合には、図17のシーケンスと同様に、コアネットワーク12は、呼設定受付512の代わりに、呼設定拒否メッセージ1812を送信する。無線基地局100は、呼設定拒否メッセージ1811を送信し、さらに、無線回線を切断する(1813、1814)。
【0067】
また、管理領域11内の端末102Aへの着信の場合には、図18に示すように、図18の管理領域11の管理者が通信ログの公開を要求していることを示す情報を含む呼設定受付メッセージ1710を受信すると、発信側に呼設定拒否(切断)メッセージ1711を送出するとともに、無線基地局100には、切断メッセージ1712を送出し、無線基地局100との接続を解放する(1517、1717)。無線基地局100は、無線端末102Aから呼設定受付メッセージ1709を受信した場合には、切断、解放シーケンスを実行し、無線回線を切断する(1713〜1719)。
【0068】
当該要求は、情報クリーンルーム等その場所に存在する情報の持ち出し等を極めて厳重に管理する必要があるエリアの管理に極めて有効である。
【0069】
上記の説明においては、無線通信システムのシステム制御フロー上で、代表的な通信管理機能を実現するための制御フロー例を示した。
【0070】
次に、本システムの中枢を担う通信管理局(図1の101)の各種内部情報(通信管理領域11内に存在するか否かを判定するための無線回線品質スレッショルド値や無線基地局への要求内容等)の設定手法や機器の初期化手法例を示す。
【0071】
図14に、通信管理局(図1の101)の初期化フローチャート例を示す。
【0072】
通信管理局101は、初期化時、無線システム(通信事業者コアネットワーク12)のオペレータ(携帯電話の場合は携帯電話サービスオペレータ)より発行を受けたICカードに記憶された各種内部情報(管理領域11内に存在するか否かを判定するための無線回線品質スレッショルド値やセル権による要求内容等)パラメータをICカードリーダ/ライタ203により読み込む(1401)。このパラメータに従って無線オペレータの統括する無線通信システムを構成する無線基地局100からの下り制御信号をモニタ(1402,1403)する。
【0073】
対象下り制御信号が受信した後、当該下り制御信号に対応する上り制御チャネルのモニタを開始(1404)し、無線端末(携帯電話等)102の無線リンク要求信号のモニタを開始する。このモニタにおいて、受信された信号がICカードから読み込んだ無線回線品質スレッショルド値を満たした場合、ICカードから読み込んだセル権による要求を表す要求信号を無線基地局100へ送信する。
【0074】
図15に通信事業者が発行する通信管理局101(図1、101)用のICカード(ISO7816準拠の接触型ICカードを想定)上に構成される論理階層上で、前記通信機能制御局用パラメータ情報の階層的格納例を示す。
【0075】
本実施形態のICカードでは、複数の通信オペレータが管理する通信システムにも対応可能なように、最上位DF(デディケイテッドファイル)(1503,1504)は通信オペレータ毎に分割するものとする。さらに、各通信オペレータ割当のDF(1503,1504)内の1アプリケーションとして通信管理局用101のDF(1505,1506)が存在するものとする。図15において、通信事業者コアネットワーク12のオペレータは、通信オペレータAであり、通信オペレータBは、通信オペレータA以外のオペレータである。
【0076】
そして、前記通信管理局対応DF(1505,1506)内に通信オペレータ専用DF(1509,1510)を設ける。傍受信号の無線回線品質スレショルド条件等のクリティカルな無線条件パラメータは、前記通信オペレータ専用DF(1509,1510)配下のEF(エレメンタリーファイル)(1511,1512)に格納する。また、セル権による要求内容等、無線サービス領域の管理・所有者の思惟に基づいて設定される条件は、前記通信管理局(1505,1506)対応DF直下のEF(1507,1508)に格納する。なお、図15において、1501は、MF(マスターファイル)である。
【0077】
通信オペレータは、前記通信管理局対応DF(1505,1506)のリード・ライトアクセス可能な鍵情報と前記DF内の通信オペレータ専用DF(1509,1510)のリードオンリーアクセス可能な鍵を、通信管理局101内部のRAM1605またはROM1606に設定する。
【0078】
そして、通信管理局101の制御部207は、ICカードのEF1502に格納されたセキュリティキーファイルとRAM1605またはROM1606に格納された鍵を基に、ICカードのEF1507、1508、EF1511、1512に格納された通信管理内容、無線条件パラメータを、ICカードリーダ/ライタ203により読み出し、RAM205に格納する。
【0079】
また、通信管理局101の制御部207は、ICカードのEF1502に格納されたセキュリティキーファイルとRAM1605またはROM1606に格納された鍵を基に、外部I/O209に接続されたコンピュータ端末から入力された通信管理内容を、ICカードリーダ/ライタ203により、ICカードのEF1507、1508に格納する。
【0080】
なお、ICカードのEF1502に格納されたセキュリティファイルとRAM205またはROM206に格納された鍵を基にユーザ認証を行い、正当性が認められた場合、外部I/O209に接続されたコンピュータ端末により、通信管理内容、無線条件パラメータをRAM205に設定することを許可してもよい。
【0081】
これにより、通信管理対象エリア11の境界の設定権は通信オペレータに、通信管理内容項目(音声通信禁止、通信ログ、通信場所利用料の要求等)の設定は通信管理対象エリア11の管理者・所有者等の地権者の思惟に基づいて設定することが可能となり、前記地権者による必要以上の通信管理対象エリアの拡大を防止すると共に、通信管理項目の変更の自由度を地権者に与えることが可能となる。
【0082】
以上の説明では、無線通信システムの例として携帯電話を用いた携帯電話システムを示した。
【0083】
しかしながら、本発明は、携帯電話以外にも、複数の無線端末と複数の固定無線基地局により構成される無線通信システムにおいても、所定の場所での通信の管理に適用することもできる。
【0084】
また、通信管理局の各種制御パラメータの設定媒体として接触型ICカード(ISO 7816)を用いる例を示したが、その他階層的に記憶が可能で、各階層毎にデータのアクセスセキュリティを持つ媒体(例えば非接触ICカード)等の媒体を用いても同様の効果を得ることが可能である。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、管理領域の所有者の所望に従った通信管理を、無線端末の機能に依ること無く実現可能となる。すなわち、請求項1及び請求項7の発明によれば、所定の管理領域内に存在する無線端末の通信に対して無線端末の所有者に追加で課金することができ、管理領域の所有者の要求に従った通信管理を、無線端末の機能に依ること無く実現可能となる。また、請求項4及び請求項8の発明によれば、所定の管理領域内に存在する無線端末の通信の通信ログを管理領域の所有者に公開させることができ、管理領域の所有者の要求に従った通信管理を、無線端末の機能に依ること無く実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信管理エリア付携帯電話システム概念図である。
【図2】通信管理局の機能ブロック図である。
【図3】通信管理局の無線リンク設定要求信号傍受時の処理フローチャート図である。
【図4】無線基地局の携帯電話端末間との無線リンク完了時の処理フローチャート図である。
【図5】通信管理領域内で発信し、課金する場合のシーケンス例である。
【図6】通信管理領域外での発信シーケンス例である。
【図7】通信管理領域内で着信し、課金する場合のシーケンス例である。
【図8】通信管理領域外での着信シーケンス例である。
【図9】音声通信禁止領域内で音声通信の発信を行った際のシーケンス例である。
【図10】音声通信禁止領域内で非制限ディジタル通信の発信を行った際のシーケンス例である。
【図11】音声通信禁止領域内に存在する端末に音声着信を行った際のシーケンス例である。
【図12】通信ログ要求領域内で発信を行った際のシーケンス例である。
【図13】通信ログ要求領域内で着信を行った際のシーケンス例である。
【図14】通信管理局の初期化処理フローチャートである。
【図15】通信管理局用のICカードの通信機能制御局用パラメータの階層的格納例である。
【図16】無線基地局の機能ブロック図である。
【図17】通信管理領域内で発信し、呼設定を拒否する場合のシーケンス例である。
【図18】通信管理領域内で着信し、呼設定を拒否する場合のシーケンス例である。
【図19】インターネットを含む通信管理エリア付携帯電話システム概念図である。
【符号の説明】
10 無線サービスセル
11 通信管理領域
12 通信事業者コアネットワーク
100 無線基地局
101 通信管理局
102 携帯電話端末

Claims (8)

  1. コアネットワークに接続され、無線端末との無線接続を司る無線基地局と、前記無線基地局の無線セル内に設置され、前記無線セル内の所定の管理領域内での通信を管理するための通信管理局とを有する無線通信システムであって、
    前記通信管理局が、
    前記無線端末から前記無線基地局に送信された無線信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記無線信号の無線品質に基づいて、前記無線端末が前記所定の管理領域内に存在するかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記所定の管理領域内に存在すると判定された前記無線端末が前記無線基地局を介して通信する際に、前記所定の管理領域内で通信する際の追加課金を前記無線通信システムに対して要求する要求手段と、を有し、
    前記無線通信システムは、前記通信管理局から前記追加課金が要求された場合に、前記所定の管理領域内で通信する際の追加課金を前記無線端末の所有者に対して課金する課金手段を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記要求手段は、前記所定の管理領域内で通信する際の追加課金を要求する要求信号を前記無線基地局に送信し、
    前記無線基地局は、
    前記要求信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記要求信号に従って、前記コアネットワークに前記所定の管理領域内で通信する際の追加課金を指示する指示手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記無線通信システムは、前記追加課金を支払って通信するか否かを示す、前記無線端末の所有者により予め登録されている情報に従って、前記所定の管理領域内での通信を許可するか否かを判定し、前記無線基地局は、前記判定により前記所定の管理領域内での通信を許可しないと判定されると、前記無線端末と無線接続しないように制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線通信システム。
  4. コアネットワークに接続され、無線端末との無線接続を司る無線基地局と、前記無線基地局の無線セル内に設置され、前記無線セル内の所定の管理領域内での通信を管理するための通信管理局とを有する無線通信システムであって、
    前記通信管理局が、
    前記無線端末から前記無線基地局に送信された無線信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記無線信号の無線品質に基づいて、前記無線端末が前記所定の管理領域内に存在するかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記無線端末が前記所定の管理領域内に存在すると判定されると、前記所定の管理領域内で通信する際の通信ログの前記所定の管理領域の所有者への公開を前記無線通信システムに対して要求する要求手段と、を有し、
    前記無線通信システムは、前記通信管理局から前記通信ログの公開が要求された場合に、前記所定の管理領域の所有者に前記通信ログを公開するために、所定のサーバに前記通信ログを送信する送信手段を有することを特徴とする無線通信システム。
  5. 前記要求手段は、前記所定の管理領域内で通信する際の通信ログを要求する要求信号を前記無線基地局に送信し、
    前記無線基地局は、
    前記要求信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記要求信号に従って、前記コアネットワークに前記所定の管理領域内で通信する際の通信ログの公開を指示する指示手段と、を有することを特徴とする請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 前記無線通信システムは、前記通信ログを公開して通信するか否かを示す、前記無線端末の所有者により予め登録されている情報に従って、前記所定の管理領域内での通信を許可するか否かを判定し、前記無線基地局は、前記判定により前記所定の管理領域内での通信を許可しないと判定されると、前記無線端末と無線接続しないように制御する制御手段を有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の無線通信システム。
  7. コアネットワークに接続され、無線端末との無線接続を司る無線基地局と、前記無線基地局の無線セル内に設置され、前記無線セル内の所定の管理領域内での通信を管理するための通信管理局とを有する無線通信システムの前記通信管理局であって、
    前記無線端末から前記無線基地局に送信された無線信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記無線信号の無線品質に基づいて、前記無線端末が前記所定の管理領域内に存在するかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記所定の管理領域内に存在すると判定された前記無線端末が前記無線基地局を介して通信する際に、前記所定の管理領域内で通信する際の追加課金を前記無線通信システムに対して要求する要求手段と、
    を有することを特徴とする通信管理局。
  8. コアネットワークに接続され、無線端末との無線接続を司る無線基地局と、前記無線基地局の無線セル内に設置され、前記無線セル内の所定の管理領域内での通信を管理するための通信管理局とを有する無線通信システムの前記通信管理局であって、
    前記無線端末から前記無線基地局に送信された無線信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記無線信号の無線品質に基づいて、前記無線端末が前記所定の管理領域内に存在するかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記無線端末が前記所定の管理領域内に存在すると判定されると、前記所定の管理領域内で通信する際の通信ログの前記所定の管理領域の所有者への公開を前記無線通信システムに対して要求する要求手段と、
    を有することを特徴とする通信管理局。
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