JP4452657B2 - Speaker device and manufacturing method thereof - Google Patents
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Description
本発明は、スピーカ装置及びその製造方法に関するものである。 The present invention relates to a speaker device and a manufacturing method thereof.
図1は、本願出願人が、下記特許文献1で提案したスピーカ装置の構成を示したものである。
このスピーカ装置1は、振動板3と、この振動板3と同軸に該振動板3の背後に配置されると共に内周部が振動板3の内周部に気密に接合一体化されるドライブコーン5と、振動板3及びドライブコーン5の外周部を支持する振動板支持部7a,7bが前端側に装備されると共に後端の中心軸上に磁気回路9が装備されるフレーム7と、振動板3及びドライブコーン5の内周部に接合一体化されたボイスコイルボビン11に巻回されて磁気回路9の磁気隙間9aに挿通されるボイスコイル13とを備えている。
FIG. 1 shows a configuration of a speaker device proposed by the applicant of the present invention in
The
振動板3の外周部は、その外周部に接合されたエッジダンパ15を介して、振動板支持部7aに固定されている。ドライブコーン5の外周部は、その外周部に接合されたエッジダンパ17を介して、振動板支持部7bに固定されている。
The outer peripheral part of the
振動板支持部7bは、振動板支持部7aから軸方向に適宜距離だけ離れた位置に設定された段差である。フレーム7の振動板支持部7aと振動板支持部7bとの間は、開口が一切設けられない密閉形の円筒壁となっている。このフレーム7の円筒壁7cは、振動板3とドライブコーン5とで挟む空間19の開口部を塞いで密閉空間に形成し、該密閉空間19に封じ込めた気体のバネ性によりボイスコイル13を含む振動系を浮遊支持させている。
The
磁気回路9は、円板状のプレート21aの中心に円筒状のセンターポール21bが突設された構造のヨーク21と、センターポール21bの外周に遊嵌するリング状のマグネット23と、プレート21aとの間にマグネット23を挟み込むようにセンターポール21bの先端側に遊嵌して装備されたリング状のトッププレート25とから構成されている。
トッププレート25の内周とセンターポール21bとの間の隙間が、ボイスコイル13を配置する磁気隙間9aとなっている。
The
A gap between the inner periphery of the
フレーム7は浅底の椀形で、底板部7dの内面はヨーク21のプレート21aを載せた状態で、磁気回路9が取り付けられている。フレーム7の底板部7dと振動板支持部7bとの間には、振動板の背圧を逃がす通気孔としての開口7fが、適宜に設けられている。なお、フレーム7の振動板支持部7aの背面は、スピーカキャビネットのバッフルに密着固定するフランジ面として機能する。
The
以上のスピーカ装置1は、次の手順で製造される。
まず、フレーム7の後部に磁気回路9を取り付け、更に、ボイスコイル13の仮組み込みを行う。その後、ドライブコーン5を振動板支持部7bに固定し、更にその後、振動板3を振動板支持部7aに組み付けて固定する。振動板3の内周部をドライブコーン5の内周部に接着固定し、密閉空間19の形成を行う。また、ドライブコーン5の内周部にボイスコイルボビン11を接着固定する。
密閉空間19の形成が完了したら、密閉空間19の密閉性や、空気ばねとしての特性が適正かどうか検査し、適正であれば、振動板3の中央部に、ダストキャップ27が貼着装備されて完成となる。ダストキャップ27は、ボイスコイルボビン11の前方を覆って、磁気隙間9aへの塵埃等の進入を防止する。
The
First, the
When the formation of the sealed
このようなスピーカ装置1では、振動板3とドライブコーン5との間の密閉空間19の空気バネとしてのバネ特性がボイスコイルボビン11及びボイスコイル13および振動板3及びドライブコーン5の振動の制御を行うため、制御用に専用のダンパを設ける必要が無い。
よって、専用のダンパ及びその設置スペースの省略によってスピーカ装置1の軸方向寸法を短縮して、特に、車載オーディオシステムで要求されているスピーカ装置の薄型化を実現することができる。
In such a
Therefore, the axial dimension of the
また、ドライブコーン5は、振動板3と共通の材質を用いることができるので、従来の蛇腹構造のダンパと比較すると、質量が軽く、機械疲労が発生し難いため、構成部品の機械疲労に起因した制振性能の低下を防止して、スピーカ装置の長寿命化を実現でき、さらに、局部的に大きな変形が生じないため、音質を濁す原因となる特異振動や擦れ音の発生が無く、濁りのない高品位な音の再生を実現することができる。
In addition, since the
ところで、前述した製造方法では、フレーム7に磁気回路9等の多数の部品を組み付けた後、振動板3及びドライブコーン5を一つずつ組み付けて、密閉空間19を完成させるため、後の検査で密閉空間19の不良等が検出された場合に、その手直し作業には、フレーム7や磁気回路9などの大きな重量がかかり、手直し作業がやり難いという問題があった。
By the way, in the manufacturing method described above, a large number of parts such as the
また、密閉空間19における欠陥が手直し不可能な場合、それまでに組み込んだ部品が多いため、廃棄金額が膨らんでしまい、経済的な損失が大きいという問題も生じる。
In addition, when the defect in the sealed
更に、密閉空間19の不良率を低減させるには、大型部品であるフレーム7上に形成される振動板支持部7a,7bのそれぞれの加工精度を向上させなければならず、大型部品における高精度な加工箇所が増えるために、加工コストが増大してコストアップを招くという問題もあった。
Furthermore, in order to reduce the defective rate of the sealed
また、振動板3及びドライブコーン5の外周部はエッジダンパ15,17を介してフレーム7に固定されているが、フレーム7とエッジダンパ15,17との間の固定がリジッドなため、磁気回路9からの不要振動がフレーム7及びエッジダンパ15,17を介して振動板3及びドライブコーン5に伝達されて、音響特性に影響を及ぼす虞があった。
Further, the outer peripheral portions of the
本発明が解決しようとする課題としては、同軸に配置した振動板とドライブコーンとで挟む空間を密閉空間として、この密閉空間に封じ込めた気体のバネ性によりボイスコイルを浮遊支持させる形態のスピーカ装置において、密閉空間の手直しが容易にでき、また、密閉空間に手直し不可能な欠陥が発生した場合も、廃棄金額を抑えて経済的な損失を軽減させることができ、また、大型部品であるフレームの加工コストを低減させて製品のコスト低減を図ることができ、更には、磁気回路からの不要振動が振動板に影響を及ぼすこともなく、音響特性や再生性能の向上を図ることもできるスピーカ装置及びその製造方法を提供することがそれぞれ一例として挙げられる。 As a problem to be solved by the present invention, a speaker device having a configuration in which a space sandwiched between a diaphragm arranged coaxially and a drive cone is a sealed space, and the voice coil is supported in a floating manner by the spring property of the gas enclosed in the sealed space. In this case, the sealed space can be easily repaired, and even if a defect that cannot be repaired occurs in the sealed space, the amount of waste can be reduced to reduce the economic loss, and the frame is a large component. The speaker can reduce the manufacturing cost of the product and reduce the cost of the product. Furthermore, the unnecessary vibration from the magnetic circuit does not affect the diaphragm, and the acoustic characteristics and the reproduction performance can be improved. Providing an apparatus and a method for manufacturing the apparatus is an example.
請求項1に記載のスピーカ装置は、振動板と、該振動板と同軸に前記振動板の背後に配置されると共に内周部が前記振動板の内周部に接合一体化されるドライブコーンと、前記振動板及び前記ドライブコーンの外周部を支持する振動板支持部が前端側に装備されると共に後端の中心軸上に磁気回路が装備されるフレームと、前記振動板及び前記ドライブコーンの内周部に接合一体化されたボイスコイルボビンに巻回されて前記磁気回路の磁気隙間に挿通されるボイスコイルとを備え、前記振動板及び前記ドライブコーンとで挟む空間を密閉空間に形成し、該密閉空間に封じ込めた気体のバネ性によりボイスコイルを含む振動系を浮遊支持させたスピーカ装置であって、前記フレーム上の振動板支持部の内側に挿入される筒状壁部と、該筒状壁部の一端から径方向外側に延出してフレームの振動板支持部に固定されるフレーム固定部と、前記筒状壁部の一端側に装備されて前記振動板の外周部が気密に固定される第1支持部と、前記筒状壁部の他端側に装備されて前記ドライブコーンの外周部が気密に固定される第2支持部と、を備えたブラケットが備えられ、前記ブラケットの筒状壁部が前記振動板と前記ドライブコーンとで挟む空間を密閉空間に画成し、前記振動板及び前記ドライブコーンの外周部は前記ブラケットを介してフレームに固定されることを特徴とする。
The speaker device according to
請求項6に記載のスピーカ装置の製造方法は、請求項1乃至5に記載のスピーカ装置の製造方法であって、振動板及びドライブコーンを前記ブラケットに固定して前記振動板及び前記ドライブコーンの間に密閉空間を画成した振動板組立体を形成し、この振動板組立体を、磁気回路等の組み付けが終了したフレームに組み付けることを特徴とする。
The speaker device manufacturing method according to claim 6 is the speaker device manufacturing method according to
以下、本発明に係るスピーカ装置及びその製造方法の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図2は本発明に係るスピーカ装置の第1の実施の形態の構成を示す縦断面図、図3は図2に示したスピーカ装置の製造方法を説明する分解断面図、図4は図2に示したスピーカ装置における錦糸線の接続構造を示す要部の拡大断面図である。
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of a speaker device and a manufacturing method thereof according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
2 is a longitudinal sectional view showing the configuration of the first embodiment of the speaker device according to the present invention, FIG. 3 is an exploded sectional view for explaining a method of manufacturing the speaker device shown in FIG. 2, and FIG. It is an expanded sectional view of the principal part which shows the connection structure of the tinsel wire in the shown speaker apparatus.
この第1の実施の形態のスピーカ装置31は、振動板3と、この振動板3と同軸に該振動板3の背後に配置されると共に内周部が振動板3の内周部に気密に接合一体化されるドライブコーン5と、振動板3及びドライブコーン5の外周部を支持する振動板支持部33aが前端側に装備されると共に後端の中心軸上に磁気回路9が装備されるフレーム33と、振動板3及びドライブコーン5の内周部に接合一体化されたボイスコイルボビン11に巻回されて磁気回路9の磁気隙間9aに挿通されるボイスコイル13とを備え、前記振動板3とドライブコーン5とで挟む空間を密閉空間19に形成し、該密閉空間19に封じ込めた気体のバネ性によりボイスコイル13を含む振動系を浮遊支持させている。
The
但し、本実施の形態のスピーカ装置31では、振動板3及びドライブコーン5の外周部は、金属板で形成されたブラケット35に気密に固定され、このブラケット35を介してフレーム33に固定されている。
However, in the
ブラケット35は、フレーム33上の振動板支持部33aの内側に挿入される筒状壁部35aと、前記筒状壁部35aの一端から径方向外側に延出して前記フレーム33の振動板支持部33aに固定されるフレーム固定部35bと、筒状壁部35aの一端側に装備されて振動板3の外周部がエッジダンパ15を介して気密に固定される第1支持部35cと、筒状壁部35aの他端側に装備されてドライブコーン5の外周部がエッジダンパ17を介して気密に固定される第2支持部35dと、を備えている。
The
フレーム固定部35bは筒状壁部35aの一端から径方向外側に鍔状に延出したフランジ部で、このフレーム固定部35bの表面が第1支持部35cとなっている。
そして、このブラケット35の筒状壁部35aが振動板3とドライブコーン5とで挟む空間を密閉空間19に画成し、振動板3及びドライブコーン5の外周部は前記ブラケット35のフレーム固定部35bを振動板支持部33aに固定することで、フレーム33に固定される。
The
The
フレーム33の後端壁33bに固定される磁気回路9は、図1に示した従来のスピーカ装置と同一構成であるので、共通する構成に同番号を付して説明を省略する。フレーム33の後端壁33bと振動板支持部33aとの間には、振動板の背圧を逃がす通気孔としての開口33cが、適宜に設けられている。
The
本実施の形態のスピーカ装置31の製造方法は、図3に示すように、振動板3及びドライブコーン5をブラケット35に固定してこれらの振動板3及びドライブコーン5の間に密閉空間19を画成した振動板組立体37を形成する。
As shown in FIG. 3, the manufacturing method of the
振動板組立体37を形成する際には、図4に示すように、ドライブコーン5から引き出された錦糸線38は、ブラケット35の筒状壁部35aに貫通形成された錦糸線挿通用の穴35eを挿通して、ブラケット35の外部に導出される。そして、ブラケット35の外部に導出された錦糸線38は、フレーム33上に装備される入力端子に、半田付け等により接合される。錦糸線38を挿通した錦糸線挿通用の穴35eの隙間は、接着剤40の塗布により封止する。なお、金属板で形成されたブラケット35のように導電体のブラケットの場合には、このブラケット35と電気的に短絡しないように、錦糸線38はゴム被膜等の絶縁性被膜付きのものを使用する。
When the diaphragm assembly 37 is formed, as shown in FIG. 4, the
そして、以上のように形成した振動板組立体37に対して、密閉空間19の密閉性やばね特性等の検査を実施し、欠陥がないことを確認したら、該振動板組立体37を、磁気回路9等の組み付けが終了したフレーム33に組み付ける。そして、密閉空間19のドライブコーン5とボイスコイルボビン11の接着が完了したら、図2に示したように、振動板3の中心部の開口にダストキャップ27を接着して、磁気隙間9aへの塵埃等の進入を防止する。
Then, the diaphragm assembly 37 formed as described above is inspected for sealing property, spring characteristics, etc. of the sealed
ブラケット35のフレーム固定部35bと振動板支持部33aとの相互の突き合わせ面は、両面粘着テープや、硬化しないタイプの接着剤等を塗布するなどして接着し、フレーム33とブラケット35を固定している。
The mutual abutment surfaces of the
パッキン39は、スピーカをキャビネットに取り付ける際のパッキン材、および、前面から見た外観を兼ねたものであり、フレーム固定部35bと振動板支持部33aとの突き合わせ部をその外側から包む略C字状の形態で、突き合わせ部の気密性を向上させる。
また、パッキン39は、スピーカキャビネットのバッフルに密着して、バッフルとの間の密閉性を高めると同時に、バッフルとスピーカユニットとの間の不要振動の伝達を遮断する。
The packing 39 serves as a packing material for attaching the speaker to the cabinet, and also has an appearance viewed from the front. The packing 39 is a substantially C-shape that wraps the butted portion of the
Further, the packing 39 is in close contact with the baffle of the speaker cabinet to improve the sealing property between the baffle and at the same time, blocks unnecessary vibration transmission between the baffle and the speaker unit.
以上に説明したスピーカ装置31は、同軸に配置した振動板3とドライブコーン5とで挟む空間を密閉空間19として、この密閉空間19に封じ込めた気体のバネ性によりボイスコイル13を浮遊支持させる形態のスピーカ装置31であるため、ボイスコイル13ボビン11や振動板3及びドライブコーン5の振動の制御用に専用のダンパを設ける必要が無い。
よって、専用のダンパ及びその設置スペースの省略によってスピーカ装置31の軸方向寸法を短縮して、特に、車載オーディオシステムで要求されているスピーカ装置31の薄型化を実現できすることができる。
In the
Therefore, the axial dimension of the
また、ドライブコーン5は、振動板3と共通の材質を用いることができるので、従来の蛇腹構造のダンパと比較すると、質量が軽く、機械疲労が発生し難いため、構成部品の機械疲労に起因した制振性能の低下を防止して、スピーカ装置31の長寿命化を実現でき、さらに、局部的に大きな変形が生じないため、音質を濁す原因となる特異振動や擦れ音の発生が無く、濁りのない高品位な音再生を実現することもできる。
In addition, since the
また、本実施の形態のスピーカ装置31は、振動板3とドライブコーン5とをブラケット35に組み付けることで、振動板3とドライブコーン5とで挟む空間を密閉空間19とした振動板組立体37となり、フレーム33に取り付ける前に、密閉空間19における欠陥の有無を検査することができる。そして、もしも、手直し可能な欠陥が検出された場合には、フレーム33に付ける前の小型・軽量な状態で、手直し作業を施すことができるため、密閉空間19の手直しが容易にできる。
Further, in the
また、密閉空間19に手直し不可能な欠陥が発生した場合も、フレーム33に組み込まれる磁気回路9等の多数の構成部品には関係なく、振動板3及びドライブコーン5とブラケット35だけの廃棄で済むため、廃棄金額を抑えて経済的な損失を軽減させることができる。
Even when a defect that cannot be repaired occurs in the sealed
そして、本実施の形態のスピーカ装置31は、その製造方法として、振動板組立体37を作った後、その振動板組立体37を、磁気回路9等の組み付けが終了したフレーム33に組み付けるという製造方法を採用することができる。
そして、この製造方法の場合、フレーム33に装備する振動板支持部33aは、振動板組立体37のブラケット35を固定するための一箇所で足り、個々の振動板毎に個別に装備する必要がない。即ち、フレーム33上での振動板支持部33aの加工箇所が削減されることで、大型部品であるフレーム33の加工コストを低減させて製品のコスト低減を図ることができる。
The
In the case of this manufacturing method, the
また、振動板支持部33aの装備箇所が一箇所になったことで、フレーム33の後端壁33bと振動板支持部33aとの間の寸法が大きくなり、該部分に形成する通気孔としての開口33cを大口径にして、スピーカユニットの軽量化を図ることもできる。
Moreover, since the installation location of the
更に、本実施の形態のスピーカ装置31では、フレーム33上の振動板支持部33aとブラケット35のフレーム固定部35bとを突き合わせて付勢するパッキン39が、ゴム等の振動吸収材で形成されていて、フレーム33とブラケット35との間の振動伝達を遮断するため、磁気回路9からの不要振動が振動板に影響を及ぼすことがなくなり、音響特性や再生性能の向上を図ることもできる。
Further, in the
図5は、本発明に係るスピーカ装置の第2の実施の形態の縦断面図である。
この第2の実施の形態のスピーカ装置41の場合は、フレーム33上の振動板支持部33aとブラケット35のフレーム固定部35bとの突き合わせ部には、弾性変形するクッション性の高いシール部材43を介在させている。
シール部材43を介在させた点以外は、第1の実施の形態と共通の構成であり、共通の構成には同番号を付して説明を省略する。
FIG. 5 is a longitudinal sectional view of a second embodiment of the speaker device according to the present invention.
In the case of the
Except for the point where the
この第2の実施の形態のスピーカ装置31では、フレーム33上の振動板支持部33aとブラケット35のフレーム固定部35bとの突き合わせ部に介在するシール部材43が、その変形により振動減衰効果を発揮するため、磁気回路9からの不要振動が振動板に影響を及ぼすこともなく、音響特性や再生性能の向上を図ることができる。
In the
図6は、本発明に係るスピーカ装置の第3の実施の形態の縦断面図である。
この第3の実施の形態のスピーカ装置45の場合は、フレーム33上の振動板支持部33aとブラケット35のフレーム固定部35bとの突き合わせ部には、弾性シール部材として、フレーム固定部35bへの接触面積が小さいOリング47を介在させ、更に、パッキン39のエッジダンパ15を押さえる部分も、接触面積が小さな弾性突起39bに形成している。弾性突起39bは、エッジダンパ15の外周に沿って連続して、Oリングの如く機能する。
このようにすることで、フレーム33とブラケット35との間の不要振動の伝達を遮断する効果が更に向上して、音響特性や再生性能を更に向上させることができる。
FIG. 6 is a longitudinal sectional view of a third embodiment of the speaker device according to the present invention.
In the case of the
By doing in this way, the effect which interrupts | blocks transmission of the unnecessary vibration between the flame |
図7は、本発明の実施の形態に係るスピーカ装置において、振動板3及びドライブコーン5の外周部を支持して、これらの振動板3とドライブコーン5とで挟む空間を密閉空間19とするブラケットの他の例を示したものである。
ここに示したブラケット51は、フレーム33上の振動板支持部33aの内側に挿入される筒状壁部51aと、前記筒状壁部51aの一端から径方向外側に延出して前記フレーム33の振動板支持部33aに固定されるフレーム固定部51bと、筒状壁部51aの一端側に装備されて振動板3の外周部がエッジダンパ15を介して気密に固定される第1支持部51cと、筒状壁部51aの他端側に装備されてドライブコーン5の外周部がエッジダンパ17を介して気密に固定される第2支持部51dと、を備えたもので、これらの構成は、図4に示したブラケット35の場合と同様である。
FIG. 7 shows the speaker device according to the embodiment of the present invention, in which the outer periphery of the
The
そして、フレーム固定部51bは筒状壁部51aの一端から径方向外側に鍔状に延出したフランジ部で、このフレーム固定部51bの表面が第1支持部51cとなっている点、及び、筒状壁部51aが振動板3とドライブコーン5とで挟む空間を密閉空間19に画成し、振動板3及びドライブコーン5の外周部は前記ブラケット51のフレーム固定部51bを振動板支持部33aに固定することで、フレーム33に固定される点も、図4に示したブラケット35の場合と同様である。
The
但し、このブラケット51の場合は、金属板製ではなく、非導電性樹脂材料の射出成形により一体形成されている。更に、ドライブコーン5から引き出された錦糸線38を接続する端子金具53がインサート成形によりブラケット51に一体形成されている。
端子金具53は、ブラケット51の第2支持部51dを貫通して装備されて、密閉空間19内に突出した一端部には錦糸線38が接続され、ブラケット51の外部に突出した他端部にはリード線55が接続されている。リード線55は、フレーム33に装備される入力端子と端子金具53との間を電気的に接続する。
However, in the case of this
The
以上のブラケット51は、全体的には、図8(a)及び(b)に示すように、筒状壁部51aが、僅かにテーパを有した筒状であり、軸線と直交する断面形状は円形になっている。
As shown in FIGS. 8 (a) and 8 (b), the
このブラケット51を使用したスピーカ装置では、錦糸線38を接続する端子金具53がインサート成形によって装備されているため、ブラケット51に錦糸線挿通用の穴加工が不要で、また、錦糸線挿通用の穴を封止する処理も不要で、加工工程の低減による生産性の向上を図ることができる。更に、錦糸線挿通用の封止不良による密閉性の低下を防止できるため、密閉空間19に安定したダンパ性能を確保することができる。
In the speaker device using the
また、このブラケット51を使用したスピーカ装置では、図4に示した金属製のブラケット35を使用する場合と比較すると、ブラケット51は非導電性のため、ゴム被膜等の絶縁性被膜付きではない錦糸線38がブラケット51に接触しても、短絡事故が発生する危険がなく、動作信頼性を向上させることもできる。
Further, in the speaker device using the
図9(a),(b)は、図7及び図8に示した非導電性樹脂材料のインサート成形によって一体形成されるブラケットを更に改善した構造を示している。
本実施の形態のブラケット61は、フレーム33上の振動板支持部33aの内側に挿入される筒状壁部61aの内周面が、図9(a)に示すように、周方向の複数箇所に変曲点63を有した非円形断面に形成されたもので、それ以外の構成は、図7及び図8に示したブラケット51と共通であり、共通する構成には、相応する符合を付して、説明を省略する。
FIGS. 9A and 9B show a structure in which the bracket formed integrally by insert molding of the non-conductive resin material shown in FIGS. 7 and 8 is further improved.
In the
変曲点63の両側は、適宜半径の円弧64で、隣接する円弧64相互の交差部が変曲点63となっている。
このような構造のブラケット61を使用したスピーカ装置では、振動板3及びドライブコーン5からブラケット61の筒状壁部61aに伝達される振動等は、筒状壁部61aの周方向の複数箇所に装備される変曲点63で減衰作用を受けるため、密閉空間19内の定在波による共振が発生し難くなり、この点でも、音響特性の向上が期待できる。
Both sides of the
In the speaker device using the
なお、以上の実施の形態では、エッジダンパ15は、振動板3の振幅を許容するロール部15aが振動板前方側に凸の形態で取り付けられている。また、エッジダンパ17は、ドライブコーン5の振幅を許容するロール部17aが振動板後方側に凸の形態で取り付けられている。このような各ロール部15a,17aの方向設定により、密閉空間19の容量が最大限に確保できるように考慮されているが、エアクッションとして必要なダンパ特性が得られるなら、特に、各ロール部15a,17aの向きは上記実施の形態に限定しない。例えば、上記各ロール部15a,17aの向きを上記実施の形態とは逆向きに設定しても良い。
In the above embodiment, the
以上、詳述したように、本発明の各実施の形態に係るスピーカ装置(31、41、45)は、振動板3と、該振動板3と同軸に振動板3の背後に配置されると共に内周部が振動板3の内周部に接合一体化されるドライブコーン5と、振動板3及びドライブコーン5の外周部を支持する振動板支持部33aが前端側に装備されると共に後端の中心軸上に磁気回路9が装備されるフレーム33と、振動板3及びドライブコーン5の内周部に接合一体化されたボイスコイルボビン11に巻回されて磁気回路9の磁気隙間9aに挿通されるボイスコイル13を備え、振動板3とドライブコーン5とで挟む空間を密閉空間19に形成し、該密閉空間19に封じ込めた気体のバネ性によりボイスコイル13を含む振動系を浮遊支持させたスピーカ装置であって、フレーム33上の振動板支持部33aの内側に挿入される筒状壁部(35a、51a、61a)と、該筒状壁部(35a、51a、61a)の一端から径方向外側に延出してフレーム33の振動板支持部33aに固定されるフレーム固定部35bと、筒状壁部(35a、51a、61a)の一端側に装備されて振動板3の外周部が気密に固定される第1支持部(35c、51c、61c)と、筒状壁部(35a、51a、61a)の他端側に装備されてドライブコーン5の外周部が気密に固定される第2支持部(35d、51d、61d)と、を備えたブラケット61が備えられ、ブラケット(35、51、61)の筒状壁部(35a、51a、61a)が振動板3とドライブコーン5とで挟む空間を密閉空間19に画成し、振動板3及びドライブコーン5の外周部はブラケット(35、51、61)を介してフレーム33に固定される。
即ち、同軸に配置した振動板3とドライブコーン5とで挟む空間を密閉空間19として、この密閉空間19に封じ込めた気体のバネ性によりボイスコイル13を浮遊支持させる形態のスピーカ装置であるため、ボイスコイルボビン11や振動板3及びドライブコーン5の振動の制御用に専用のダンパを設ける必要が無い。
よって、専用のダンパ及びその設置スペースの省略によってスピーカ装置の軸方向寸法を短縮して、特に、車載オーディオシステムで要求されているスピーカ装置の薄型化を実現できすることができる。
また、ドライブコーン5は、振動板3と共通の材質を用いることができるので、従来の蛇腹構造のダンパと比較すると、質量が軽く、機械疲労が発生し難いため、構成部品の機械疲労に起因した制振性能の低下を防止して、スピーカ装置の長寿命化を実現でき、さらに、局部的に大きな変形が生じないため、音質を濁す原因となる特異振動や擦れ音の発生が無く、濁りのない高品位な音再生を実現することもできる。
また、振動板3とドライブコーン5とをブラケット(35、51、61)に組み付けることで、振動板3とドライブコーン5とで挟む空間を密閉空間19とした振動板組立体37となり、フレーム33に取り付ける前に、密閉空間19における欠陥の有無を検査することができる。そして、もしも、手直し可能な欠陥が検出された場合には、フレーム33に付ける前の小型・軽量な状態で、手直し作業を施すことができるため、密閉空間19の手直しが容易にできる。
また、密閉空間19に手直し不可能な欠陥が発生した場合も、フレーム33に組み込まれる磁気回路等の多数の構成部品には関係なく、振動板及びドライブコーンとブラケットだけの廃棄で済むため、廃棄金額を抑えて経済的な損失を軽減させることができる。
As described above in detail, the speaker device (31, 41, 45) according to each embodiment of the present invention is arranged behind the
That is, since the space between the
Therefore, the axial dimension of the speaker device can be shortened by omitting the dedicated damper and its installation space, and in particular, the speaker device that is required in an in-vehicle audio system can be thinned.
In addition, since the
Further, by assembling the
Even if a defect that cannot be repaired occurs in the sealed
また本発明の各実施の形態に係るスピーカ装置の製造方法は、振動板3及びドライブコーン5をブラケットに固定して、振動板3とドライブコーン5との間に密閉空間19を画成した振動板組立体37を形成し、振動板組立体37を、磁気回路等の組み付けが終了したフレーム33に組み付ける。
この製造方法の場合、フレーム33に装備する振動板支持部33aは、振動板組立体37のブラケット(35、51、61)を固定するための一箇所で足り、個々の振動板毎に個別に装備する必要がない。即ち、フレーム上での振動板支持部の加工箇所が削減されることで、大型部品であるフレーム33の加工コストを低減させて製品のコスト低減を図ることができる。
In addition, in the method for manufacturing the speaker device according to each embodiment of the present invention, the
In the case of this manufacturing method, the
なお、ドライブコーン5は前記実施の形態の形状に限定されるものではなく、ボイスコイル13の駆動を振動板3に伝えるものであれば任意の形状でよい。
The
3 振動板
5 ドライブコーン
9 磁気回路
9a 磁気隙間
11 ボイスコイルボビン
13 ボイスコイル
15 エッジダンパ
15a ロール部
17 エッジダンパ
17a ロール部
19 密閉空間
31、41、45 スピーカ装置
33 フレーム
33a 振動板支持部
33b 後端壁
33c 開口
35、51、61 ブラケット
35a、51a、61a 筒状壁部
35b、51b、61b フレーム固定部
35c、51c、61c 第1支持部
35d、51d、61d 第2支持部
35e 錦糸線挿通用の穴
37 振動板組立体
38 錦糸線
40 接着剤
39 パッキン
39b 弾性突起
43 シール部材
47 Oリング
53 端子金具
55 リード線
63 変曲点
64 円弧
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記フレーム上の振動板支持部の内側に挿入される筒状壁部と、該筒状壁部の一端から径方向外側に延出してフレームの振動板支持部に固定されるフレーム固定部と、前記筒状壁部の一端側に装備されて前記振動板の外周部が気密に固定される第1支持部と、前記筒状壁部の他端側に装備されて前記ドライブコーンの外周部が気密に固定される第2支持部と、を備えたブラケットが備えられ、
前記ブラケットの筒状壁部が前記振動板と前記ドライブコーンとで挟む空間を密閉空間に画成し、前記振動板及び前記ドライブコーンの外周部は前記ブラケットを介してフレームに固定されることを特徴とするスピーカ装置。 A diaphragm, a drive cone disposed coaxially with the diaphragm behind the diaphragm and having an inner peripheral portion joined and integrated with an inner peripheral portion of the diaphragm, and outer peripheries of the diaphragm and the drive cone A frame supporting portion is provided on the front end side and a frame is provided with a magnetic circuit on the central axis of the rear end, and a voice joined and integrated to the inner peripheral portion of the diaphragm and the drive cone. And a voice coil wound around a coil bobbin and inserted through the magnetic gap of the magnetic circuit, and a space sandwiched between the diaphragm and the drive cone is formed in a sealed space, and the gas spring property sealed in the sealed space Is a speaker device that floats and supports a vibration system including a voice coil,
A cylindrical wall portion that is inserted inside the diaphragm support portion on the frame; a frame fixing portion that extends radially outward from one end of the cylindrical wall portion and is fixed to the diaphragm support portion of the frame; A first support part mounted on one end side of the cylindrical wall part and the outer peripheral part of the diaphragm being hermetically fixed, and an outer peripheral part of the drive cone mounted on the other end side of the cylindrical wall part A second support portion that is hermetically fixed, and a bracket including:
The cylindrical wall portion of the bracket defines a space sandwiched between the diaphragm and the drive cone as a sealed space, and the outer peripheral portion of the diaphragm and the drive cone is fixed to the frame via the bracket. A speaker device.
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