JP4451025B2 - Engine intake air amount control device - Google Patents

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JP4451025B2 JP2001174585A JP2001174585A JP4451025B2 JP 4451025 B2 JP4451025 B2 JP 4451025B2 JP 2001174585 A JP2001174585 A JP 2001174585A JP 2001174585 A JP2001174585 A JP 2001174585A JP 4451025 B2 JP4451025 B2 JP 4451025B2
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,吸気道を有するバルブボディの一側壁に設けられた挿入孔に,バルブ軸付きのバタフライ型スロットルバルブをその軸端から挿入して,スロットルバルブを吸気道に収容すると共に,バルブ軸を,バルブボディに形成した軸受孔で支承し,前記挿入孔を閉鎖する蓋体をバルブボディの一側壁に接合してなる,エンジンの吸気量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平6−213334号公報には,排気管の一側壁に設けられた挿入孔に,バルブ軸付きのバタフライ型排気制御バルブをその軸端から挿入して,排気制御バルブを排気管内に収容すると共に,バルブ軸の一端部を排気管の一側壁に設けた第1軸受で支承し,バルブ軸の他端部を支承する第2軸受を,前記挿入孔を閉鎖する蓋体に設けた,エンジンの排気制御装置が開示されている。かゝる排気制御装置の構成によれば,バルブ軸付きの排気制御バルブを,排気管への装着前に製作することができ,しかも該バルブの排気管への装着が容易となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで,上記排気制御装置では,バルブ軸の両端を支承する第1及び第2軸受を,個別に製作される排気管及び蓋体にそれぞれ設けているため,それらの加工及び組立時には第1及び第2軸受の同軸精度を高めることに高度な配慮が要求される。そこで,バルブ軸の両端を支承する第1及び第2軸受孔を排気管の両端壁に同軸加工することが考えられるが,単純にそうすると,前記挿入孔が一方の軸受孔を通ると共に全閉状態の制御バルブを跨ぐことになる。したがって,これを吸気量制御装置に適用した場合には,スロットルバルブの全閉状態において,エンジンの吸気が前記挿入孔を通してスロットルバルブ位置通り抜けてしまい,エンジンのアイドリング時の精密な吸気制御を困難にする。
【0004】
本発明は,かゝる点に鑑みてなされたもので,バルブ軸の両端部を支承する第1及び第2軸受孔をバルブボディに形成した場合,バルブボディに形成される,バルブ軸付きスロットルバルブのための挿入孔が全閉状態のスロットルバルブを跨がないようにして,スロットルバルブの全閉状態では,エンジンの吸気が挿入孔を通してスロットルバルブ位置通り抜けることのないようにした前記吸気量制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本発明は,吸気道を有するバルブボディの一側壁に設けられた挿入孔に,バルブ軸付きのバタフライ型スロットルバルブをその軸端から挿入して,スロットルバルブを吸気道に収容すると共に,バルブ軸を,バルブボディに形成した軸受孔で支承し,前記挿入孔を閉鎖する蓋体をバルブボディの一側壁に接合してなる,エンジンの吸気量制御装置であって,バルブ軸の両端部をそれぞれ支承する第1及び第2軸受孔をバルブボディに形成すると共に,これら軸受孔を,バルブ軸の回転中心を通る回転軸線が吸気道の中心軸線から一側にオフセットするように配置し,またスロットルバルブを,その全閉位置ではバルブ軸の前記回転軸線から吸気道の軸方向にオフセットするように配置し,前記挿入孔を,スロットルバルブを全開位置から全閉位置に向けての回転方向とは反対方向に略90°回転させた挿入位置にあるときに前記バルブ軸付きスロットルバルブの通過を可能にするように形成したことを第1の特徴とする。
【0006】
尚,前記蓋体は,後述する本発明の実施例中のケーシングに対応する。
【0007】
この第1の特徴によれば,バルブ軸の両端部を支承する第1及び第2軸受孔を共にバルブボディに設けるようにしたので,これら軸受孔の加工に際して,それらの同軸精度を容易に高めることができ,バルブ軸の支持が適正となる。しかも,第1及び第2軸受孔の一方には,バルブ軸付きスロットルバルブのための挿入孔が連通するが,スロットルバルブの全閉位置では,該バルブと挿入孔とは吸気道の軸方向に離間することになり,挿入孔がスロットルバルブを跨ぐことはないから,スロットルバルブの全閉状態でエンジンの吸気が挿入孔を通してスロットルバルブ位置通り抜けるのを確実に防ぐことができ,エンジンのアイドリング時の吸気制御を精密に行うこと可能となる。
【0008】
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記挿入孔を全閉位置にあるときのスロットルバルブより吸気道の上流側に配置したことを第2の特徴とする。
【0009】
この第2の特徴によれば,スロットルバルブの全閉状態では,エンジンの高い吸気負圧が挿入孔に作用することがなく,したがって蓋体による挿入孔の閉塞が多少不良であっても,外気が挿入孔を通して吸気道に吸入されるのを防ぐことができる。
【0010】
さらに本発明は,第1又は第2の特徴に加えて,スロットルバルブの外周部の,バルブ軸の外周面より半径方向外方へ突出する部分であって,スロットルバルブが全閉位置から全開位置に向かって回転するとき吸気道の半径方向外方へ移動する部分に,吸気道の内周面との干渉を回避する逃げを設けたことを第3の特徴とする。
【0011】
この第3の特徴によれば,スロットルバルブが全閉状態から開いていくとき,該バルブの回動に伴って吸気道の半径方向外方へ移動する外周部分が吸気道の内周面と干渉するのを回避することができ,スロットルバルブの開閉をスムーズに行わせることができる。
【0012】
さらに本発明は,第1〜第3の特徴の何れかに加えて,前記バルブ軸付きスロットルバルブを同一素材をもって一体に成形したことを第4の特徴とする。
【0013】
この第4の特徴によれば,バルブ軸付きスロットルバルブを,射出成形や鋳造,鍛造で一体成形することにより,部品点数及び組立工数の削減を図ることができる。
【0014】
さらにまた本発明は,第4の特徴に加えて,前記バルブ軸付きスロットルバルブに,これに回転力を加えるスロットルアームを同一素材をもって一体に成形したことを第5の特徴とする。
【0015】
この第5の特徴によれば,バルブ軸及びスロットルアーム付きスロットルバルブを,射出成形や鋳造,鍛造で一体成形することにより,部品点数及び組立工数の削減を更に図ることができる。
【0016】
さらにまた本発明は,第4の特徴に加えて,前記バルブ軸付きスロットルバルブを合成樹脂をもって一体成形したことを第6の特徴とする。
【0017】
この第6の特徴によれば,バルブ軸付きスロットルバルブの軽量化を図ることができる。
【0018】
さらにまた本発明は,第5の特徴に加えて,前記バルブ軸付きスロットルバルブ及び前記スロットルアームを合成樹脂をもって一体成形したことを第7の特徴とする。
【0019】
この第7の特徴によれば,バルブ軸及びスロットルアーム付きのスロットルバルブの軽量化を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の施例に基づいて以下に説明する。
【0021】
図1は本発明の第1実施例に係るエンジンの吸気量制御装置縦断側面図,図2は図1の2−2線断面図,図3は図1の3−3線断面図,図4は上記エンジンの吸気量制御装置におけるバルブ軸付きスロットルバルブの斜視図,図5は上記エンジンの吸気量制御装置の組立要領説明図で,バルブ軸付きスロットルバルブの挿入孔への挿入前の状態を示す。図6は上記バルブ軸付きスロットルバルブの挿入孔への挿入直後の状態を示す図1との対応図,図7は図6の7−7線断面図,図8は本発明の第2実施例を示す,図3に対応した断面図,図9は図8の9−9線断面図である。
【0022】
先ず,本発明の第1実施例の説明より始める。図1において,エンジンの吸気量制御装置1のバルブボディ2は,エンジンの吸気ポートに連なる吸気道3と,この吸気道3の下流端にあってエンジンのシリンダヘッドに接合されるフランジ4とを有しており,その吸気道3の上流側からエアクリーナで浄化された空気が吸入される。吸気道3の中間部には,エンジンの吸気量を制御するバタフライ型のスロットルバルブ5が配設され,このスロットルバルブ5を支持するバルブ軸6は水平の姿勢でバルブボディ2に回転自在に支承される。またバルブボディ2には,スロットルバルブ5より下流側の吸気道3を通してエンジンの吸気ポートに燃料を噴射する電磁式燃料噴射弁7が取り付けられる。符号8は,その燃料噴射弁7を取り付けるべく,バルブボディ2に設けた装着孔を示す。
【0023】
図1〜図4に示すように,前記バルブ軸6は,スロットルバルブ5の一側端に一体に連なる短軸6aと,この短軸6aと同軸上に並んでスロットルバルブ5の他側端に一体に連なる長軸6bとから構成される。したがってスロットルバルブ5の表裏両面は突起物の無い平坦面となっており,吸気道3での吸気抵抗の低減に寄与する。
【0024】
長軸6bの外端には,ドラム型のスロットルアーム9が一体に形成される。このようなバルブ軸6及びスロットルアーム9付きのスロットルバルブ5は,同一の合成樹脂を素材として一体に射出成形される。そして短軸6a及び長軸6bは,バルブボディ2の左右両側壁に形成された第1及び第2軸受孔11,12でそれぞれ回転自在に支承される。
【0025】
上記のようにバルブ軸6及びスロットルアーム9付きのスロットルバルブ5を一体成形するようにすれば,部品点数及び加工工数の削減を図り,コストの低減に寄与することができる。またこれを合成樹脂製とすることにより軽量化にも寄与することができる。
【0026】
第1軸受孔11の外端は,バルブボディ2と一体の端壁で閉塞され,第2軸受孔12の外端は開放されており,その開放端側にバルブボディ2と一体のフランジ13が配置される。このフランジ13にケーシング17がシール部材14を介してビス15で接合される。その際,フランジ13及びケーシング17の接合面には,互いに嵌合する環状の位置決め凹部21及び凸部22が形成される。このケーシング17には,スロットルアーム9と,このスロットルアーム9をスロットルバルブ5の閉じ方向に付勢する戻しばね16とが収容される。スロットルアーム9には,操作ワイヤ19を介してアクセル操作部材(図示せず)が接続され,そのアクセル操作部材により操作ワイヤ19を牽引すれば,スロットルバルブ5を開くことができる。
【0027】
ケーシング17は,フランジ13側のケーシング本体17aと,これにシール部材18を介して分離可能に結合されるカバー17bとから構成され,カバー17bには,操作ワイヤ19を挿通させる通孔(図示せず)が設けられると共に,その通孔には,ケーシング17内を外気と遮断するシール手段が施される。
【0028】
バルブボディ2及びケーシング本体17aには,第2軸受孔12を通ってケーシング本体17aの内側面から吸気道3に達する一連の挿入孔20が形成されており,バルブ軸6付きスロットルバルブ5は,この挿入孔20を通してバルブボディ2に装着されるもので,そのために吸気量制御装置1の各部は次のように構成される。
【0029】
第1及び第2軸受孔11,12は,バルブ軸6の回転中心を通る回転軸線Yが吸気道3の中心軸線Xからその一側(図示例では上側)に距離aだけオフセットするように形成される。その一方でスロットルバルブ5は,その外周面が吸気道3の内周面に密接する全閉位置C(図1参照)では,バルブ軸6の回転軸線Yから吸気道3の軸方向(図示例では下流側)に距離bだけオフセットするように配置される。そして前記挿入孔20は,スロットルバルブ5を吸気道3の中心軸線Xと平行にする全開位置Oから全閉位置Cに向けての回転方向とは反対方向に略90°回転させた挿入位置I(図6参照)において,バルブ軸6付きスロットルバルブ5の通過を許容するように形成される。したがってスロットルバルブ5の挿入位置Iでは,該バルブ5及び挿入孔20は,バルブ軸6の回転軸線Yより吸気道3の上流側に位置することになる
【0030】
さて,バルブ軸6付きスロットルバルブ5のバルブボディ2への装着に当たっては,図5に示すように,先ず戻しばね16をバルブ軸6の長軸6b外周嵌めると共に,その一端をスロットルアーム9に係止する。こうしてからケーシング本体17aの挿入孔20にバルブ軸6付きスロットルバルブ5を短軸6a側から挿入して,戻しばね16の他端をケーシング本体17aに係止する。
【0031】
次に,戻しばね16の戻し力に対抗しながらスロットルバルブ5をバルブボディ2に対する挿入位置Iまで回転させ,その状態でバルブ軸6付きスロットルバルブ5を,バルブボディ2の挿入孔20に短軸6a側から挿入し,バルブ軸6の短軸6a及び長軸6bをバルブボディ2の第1及び第2軸受孔11,12に嵌合させると共に,スロットルバルブ5を吸気道3内に挿入する。そしてケーシング本体17aをバルブボディ2のフランジ13の定位置にビス15により固着する。このとき,図6に示すように,スロットルバルブ5は,バルブ軸6の回転軸線Yよりも吸気道3の上流側に,且つ吸気道3の中心軸線Xより上方へ位置をずらせている。
【0032】
そこで,戻しばね16の付勢力に従って,スロットルバルブ5をバルブ軸6と共に閉じ方向へ略180°回転させれば,スロットルバルブ5は,その外周面を吸気道3の内周面に密接させる全閉位置Cに達する(図1参照)。このときスロットルバルブ5は,挿入孔20への挿入時とは反対に,バルブ軸6の回転軸線Yよりも吸気道3の下流側に位置を移しているので,挿入孔20は,このスロットルバルブ5より吸気道3の上流側に位置することになる(図1参照)。
【0033】
その後,ケーシング本体17aにカバー17bを結合し,これによって挿入孔20は外気との連通を遮断される。以上でバルブ軸6付きスロットルバルブ5の装着作業は完了する。
【0034】
而して,バルブ軸6の短軸6a及び長軸6bをそれぞれ支承する第1及び第2軸受孔11,12は,共にバルブボディ2に形成されるので,これら軸受孔11,12の同軸加工により,それらの高い同軸精度を容易に得ることができ,バルブ軸6を適正に支承して,スロットルバルブ5のスムーズな開閉を保証し得る。
【0035】
しかも第2軸受孔12は挿入孔20と連通関係にあるが,スロットルバルブ5は,その全閉位置Cでは挿入孔20に対して吸気道3の軸方向にずれた位置を占めるから,挿入孔20がこのスロットルバルブ5を跨ぐことはなく,したがってスロットルバルブ5の全閉状態でエンジンの吸気が挿入孔20を通してスロットルバルブ5位置通り抜けることはない。特に,図示例のように,挿入孔20が全閉位置Cにあるときのスロットルバルブ5より吸気道3の上流側に配置される場合には,エンジンの高い吸気負圧が挿入孔20に作用することがないから,挿入孔20の外気と間の遮断に多少の不良があっても,スロットルバルブ5の全閉時,外気が挿入孔20を通して吸気道3に吸入されるのを防ぐことができる。かくして,エンジンのアイドリング時の吸気制御を精密に行うことが可能となる。
【0036】
ところで,スロットルバルブ5が,その全閉位置Cではバルブ軸6の回転軸線Yより吸気道3の下流側に位置することから,該バルブ5を全閉位置Cから開いていくと,該バルブ5の,吸気道3の流側へ向かって回動する部分(図1ではスロットルバルブ5の下半部)の外周の,バルブ軸6に連結した根元では,吸気道3の中心部側から半径方向外方へ移って行き,吸気道3の内周面と干渉することになる。
【0037】
そこで,スロットルバルブ5の外周の上記根元に,吸気道3内周面との干渉を回避する逃げ23が設けられる。これによってスロットルバルブ5のスムーズな開閉動作が保証される。
【0038】
次に,図8及び図9に示す本発明の第2実施例について説明する。
【0039】
この第2実施例では,吸気量制御装置1の組立の際,バルブボディ2の挿入孔20に短軸6a側から挿入し,バルブ軸6の短軸6a及び長軸6bをバルブボディ2の第1及び第2軸受孔11,12に嵌合させると共に,スロットルバルブ5を吸気道3内に挿入してから,ケーシング本体17aをバルブ軸6周りに180°回転させて,バルブボディ2側の挿入孔20に対してケーシング本体17a側の挿入孔20の位相を180°ずらす。こうすると,バルブボディ2側の挿入孔20とケーシング本体17a側の挿入孔20とは,バルブ軸6の回転軸線Yを挟んで互いに離間した配置となり,互いに連通を遮断されるので,この状態でバルブボディ2のフランジ13にケーシング本体17aをビス15により固着すれば,バルブボディ2側の挿入孔20の外端をケーシング本体17aにより閉塞することができる。したがって,この実施例では,ケーシング17内を外気に開放しても支障はない。
【0040】
その他の構成は,前実施例と同様であるので,図8及び図9中,前実施例との対応部分には同一の参照符号を付して,その説明を省略する。
【0041】
本発明は上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,バルブ軸6及びスロットルアーム9付きスロットルバルブ5は,鋳造や鍛造で一体に成形することも可能である。またバルブ軸6及びスロットルアーム9を相互に分離可能に構成する場合には,ケーシング本体17aに挿入孔20を設ける必要はなく,挿入孔20を持たないケーシング本体17aでバルブボディ2の挿入孔20を閉鎖すればよい。
【0042】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば,吸気道を有するバルブボディの一側壁に設けられた挿入孔に,バルブ軸付きのバタフライ型スロットルバルブをその軸端から挿入して,スロットルバルブを吸気道に収容すると共に,バルブ軸を,バルブボディに形成した軸受孔で支承し,前記挿入孔を閉鎖する蓋体をバルブボディの一側壁に接合してなる,エンジンの吸気量制御装置であって,バルブ軸の両端部をそれぞれ支承する第1及び第2軸受孔をバルブボディに形成すると共に,これら軸受孔を,バルブ軸の回転中心を通る回転軸線が吸気道の中心軸線から一側にオフセットするように配置し,またスロットルバルブを,その全閉位置ではバルブ軸の軸線から吸気道の軸方向にオフセットするように配置し,前記挿入孔を,スロットルバルブを全開位置から全閉位置に向けての回転方向とは反対方向に略90°回転させた挿入位置にあるときに前記バルブ軸付きスロットルバルブの通過を可能にするように形成したので,バルブ軸の両端部を支承する第1及び第2軸受孔をバルブボディに設けたことから,それらの同軸精度を高めることが容易であり,バルブ軸の支持を適正に行うことができる。しかもスロットルバルブの全閉位置では,該バルブと挿入孔とは吸気道の軸方向に離間し,挿入孔がスロットルバルブを跨ぐことはないから,スロットルバルブの全閉状態でエンジンの吸気が挿入孔を通してスロットルバルブ位置通り抜けるのを確実に防ぐことができ,エンジンのアイドリング時の精密な吸気制御が可能となる。
【0043】
また本発明の第2の特徴によれば,第1の特徴に加えて,前記挿入孔を全閉位置にあるときのスロットルバルブより吸気道の上流側に配置するようにしたので,スロットルバルブの全閉状態では,エンジンの高い吸気負圧が挿入孔に作用することがなく,したがって蓋体による挿入孔の閉塞が多少不良であっても,外気が挿入孔を通して吸気道に吸入されるのを防ぐことができる。
【0044】
さらに本発明の第3の特徴によれば,第1又は第2の特徴に加えて,スロットルバルブの外周部の,バルブ軸の外周面より半径方向外方へ突出する部分であって,スロットルバルブが全閉位置から全開位置に向かって回転するとき吸気道の半径方向外方へ移動する部分に,吸気道の内周面との干渉を回避する逃げを設けたので,スロットルバルブが全閉状態から開いていくとき,該バルブの回動に伴って吸気道の半径方向外方へ移動する外周部分が吸気道の内周面と干渉するのを回避することができ,スロットルバルブの開閉をスムーズに行わせることができる。
【0045】
さらに本発明の第4の特徴によれば,第1〜第3の特徴の何れかに加えて,前記バルブ軸付きスロットルバルブを同一素材をもって一体に成形するようにしたので,バルブ軸付きスロットルバルブを,射出成形や鋳造,鍛造で一体成形することにより,部品点数及び組立工数の削減を図ることができる。
【0046】
さらにまた本発明の第5の特徴によれば,第4の特徴に加えて,前記バルブ軸付きスロットルバルブに,これに回転力を加えるスロットルアームを同一素材をもって一体に成形するようにしたので,バルブ軸及びスロットルアーム付きスロットルバルブを,射出成形や鋳造,鍛造で一体成形することにより,部品点数及び組立工数の削減を更に図ることができる。
【0047】
さらにまた本発明の第6の特徴によれば,第4の特徴に加えて,前記バルブ軸付きスロットルバルブを合成樹脂をもって一体成形するようにしたので,バルブ軸付きスロットルバルブの軽量化を図ることができる。
【0048】
さらにまた本発明の第7の特徴によれば,第5の特徴に加えて,前記バルブ軸付きスロットルバルブ及び前記スロットルアームを合成樹脂をもって一体成形するようにしたので,バルブ軸及びスロットルアーム付きのスロットルバルブの軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係るエンジンの吸気量制御装置縦断側面図。
【図2】 図1の2−2線断面図。
【図3】 図1の3−3線断面図。
【図4】 上記エンジンの吸気量制御装置におけるバルブ軸付きスロットルバルブの斜視図。
【図5】 上記エンジンの吸気量制御装置の組立要領説明図で,バルブ軸付きスロットルバルブの挿入孔への挿入前の状態を示す。
【図6】 上記バルブ軸付きスロットルバルブの挿入孔への挿入直後の状態を示す図1との対応図。
【図7】 図6の7−7線断面図。
【図8】 本発明の第2実施例を示す,図3に対応した断面図。
【図9】 8の9−9線断面図。
【符号の説明】
X・・・・・吸気道の中心軸線
Y・・・・・バルブ軸の回転中心を通る回転軸線
1・・・・・吸気量制御装置
2・・・・・バルブボディ
3・・・・・吸気道
5・・・・・スロットルバルブ
6・・・・・バルブ軸
9・・・・・スロットルアーム
11・・・・第1軸受孔
12・・・・第2軸受孔
17・・・・蓋体(ケーシング)
20・・・・挿入孔
23・・・・逃げ
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
According to the present invention, a butterfly throttle valve with a valve shaft is inserted into an insertion hole provided on one side wall of a valve body having an intake passage from the shaft end thereof, and the throttle valve is accommodated in the intake passage. Is provided with a bearing hole formed in the valve body, and a lid body for closing the insertion hole is joined to one side wall of the valve body.
[0002]
[Prior art]
Japanese Unexamined Patent Publication No. 6-213334, the insertion hole provided in one side wall of the exhaust pipe, by inserting a butterfly exhaust control valve with the valve shaft from the shaft end, to accommodate the exhaust control valve in the exhaust pipe In addition, an engine in which one end of the valve shaft is supported by a first bearing provided on one side wall of the exhaust pipe, and a second bearing that supports the other end of the valve shaft is provided in a lid that closes the insertion hole. An exhaust control apparatus is disclosed. According to such a configuration of the exhaust control device, an exhaust control valve with a valve shaft can be manufactured before being attached to the exhaust pipe, and it is easy to attach the valve to the exhaust pipe.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the exhaust control device, since the first and second bearings for supporting both ends of the valve shaft are provided in the exhaust pipe and the lid body manufactured separately, the first and second bearings are processed and assembled. A high degree of consideration is required to improve the coaxial accuracy of the two bearings. Therefore, it is conceivable that the first and second bearing holes for supporting both ends of the valve shaft are coaxially machined on both end walls of the exhaust pipe. However, if this is done , the insertion hole passes through one of the bearing holes and is fully closed. consisting of the control valve extend over Gukoto. Therefore, when this is applied to the intake air amount control device, the engine intake air passes through the throttle valve position through the insertion hole in the fully closed state of the throttle valve, making it difficult to perform precise intake air control during idling of the engine. To.
[0004]
The present invention has been made in view of the above points. When the first and second bearing holes for supporting both ends of the valve shaft are formed in the valve body, the throttle with the valve shaft is formed in the valve body. The intake air amount so that the insertion hole for the valve does not straddle the throttle valve in the fully closed state so that the intake air of the engine does not pass through the throttle valve position through the insertion hole in the fully closed state of the throttle valve. An object is to provide a control device.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, according to the present invention, a butterfly throttle valve with a valve shaft is inserted into an insertion hole provided in one side wall of a valve body having an intake passage from its shaft end, and the throttle valve is sucked into the intake valve. An intake air amount control device for an engine, which is housed in a road, has a valve shaft supported by a bearing hole formed in the valve body, and a lid that closes the insertion hole is joined to one side wall of the valve body. The first and second bearing holes for supporting both ends of the valve shaft are formed in the valve body, and the rotation axis passing through the rotation center of the valve shaft is offset to one side from the central axis of the intake passage. to place such, also the throttle valve, in its fully closed position and arranged to axially offset the intake path from the rotational axis of the valve shaft, the insertion hole, slot The passage of the throttle valve with valve shaft capable that formed in to so that when the rotation direction of the valve from the fully open position toward the closed position at the insertion position rotated approximately 90 ° in the opposite direction First feature.
[0006]
The lid corresponds to a casing in an embodiment of the present invention described later.
[0007]
According to the first feature, since the so that provided both the valve body the first and second bearing holes for supporting the opposite ends of the valve shaft, in the processing of these bearing holes, their coaxial accuracy easily The valve shaft can be supported properly. In addition , an insertion hole for a throttle valve with a valve shaft communicates with one of the first and second bearing holes. When the throttle valve is in a fully closed position, the valve and the insertion hole are in the axial direction of the intake passage. will be separated, since the insertion hole is never cross the throttle valve, can be reliably prevented that the intake of the engine in a fully closed state of the throttle valve Ru through the throttle valve position through the insertion holes, the engine idling It is possible to precisely perform the intake control at the time.
[0008]
The present invention, in addition to the first feature, the insertion hole, the second, characterized in that disposed upstream of the intake paths of the throttle valve when in the fully closed position.
[0009]
According to the second feature, when the throttle valve is in the fully closed state, the high intake negative pressure of the engine does not act on the insertion hole. Therefore, even if the insertion hole is blocked somewhat by the lid, the outside air Can be prevented from being sucked into the intake passage through the insertion hole.
[0010]
Furthermore, in addition to the first or second feature, the present invention is a portion of the outer peripheral portion of the throttle valve that protrudes radially outward from the outer peripheral surface of the valve shaft, and the throttle valve is in the fully open position from the fully closed position. A third feature is that a clearance that avoids interference with the inner peripheral surface of the intake passage is provided in a portion that moves outward in the radial direction of the intake passage when rotating toward .
[0011]
According to the third feature, when the throttle valve is opened from the fully closed state , the outer peripheral portion that moves radially outward of the intake passage as the valve rotates is interfered with the inner peripheral surface of the intake passage. it is possible to avoid the can to I smoothly line opening and closing of the throttle valve.
[0012]
The present invention, in addition to any of the first to third feature, the throttle valve with the valve shaft, a fourth feature that it has integrally molded with the same material.
[0013]
According to the fourth feature, the number of parts and the number of assembly steps can be reduced by integrally forming the throttle valve with a valve shaft by injection molding, casting, or forging.
[0014]
The present invention, in addition to the fourth feature, the throttle valve with valve shaft, the throttle arm to apply a rotational force thereto, and fifth, characterized in that integrally molded with the same material.
[0015]
According to the fifth feature, the number of parts and the number of assembling steps can be further reduced by integrally forming the valve shaft and the throttle valve with the throttle arm by injection molding, casting, or forging.
[0016]
The present invention, in addition to the fourth feature, the throttle valve with the valve shaft, with a synthetic resin and a sixth feature of the integrally molded.
[0017]
According to the sixth feature, the weight of the throttle valve with a valve shaft can be reduced.
[0018]
The present invention, in addition to the fifth feature, the throttle valve and the throttle arm with the valve shaft, with a synthetic resin and seventh aspect of the integrally molded.
[0019]
According to the seventh feature, the weight of the throttle valve with the valve shaft and the throttle arm can be reduced.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below on the basis of the actual施例of the present invention shown in the accompanying drawings.
[0021]
1 is a longitudinal side view of an intake air amount control apparatus for an engine according to a first embodiment of the present invention, FIG. 2 is a sectional view taken along line 2-2 of FIG. 1, and FIG. 3 is a sectional view taken along line 3-3 of FIG. 4 is a perspective view of the throttle valve with a valve shaft in the intake air amount control device of the engine, and FIG. 5 is an explanatory diagram of the assembly procedure of the intake air amount control device of the engine, and shows the state before insertion into the insertion hole of the throttle valve with valve shaft Indicates. 6 is a view corresponding to FIG. 1 showing a state immediately after insertion of the throttle valve with a valve shaft into the insertion hole, FIG. 7 is a sectional view taken along line 7-7 of FIG. 6, and FIG. 8 is a second embodiment of the present invention. FIG. 9 is a sectional view corresponding to FIG. 3, and FIG. 9 is a sectional view taken along line 9-9 of FIG.
[0022]
First, the description starts with the description of the first embodiment of the present invention. In FIG. 1, a valve body 2 of an intake air amount control device 1 for an engine includes an intake passage 3 connected to an intake port of the engine, and a flange 4 at the downstream end of the intake passage 3 and joined to the cylinder head of the engine. The air purified by the air cleaner is sucked from the upstream side of the intake passage 3. A butterfly-type throttle valve 5 for controlling the intake air amount of the engine is disposed in the middle portion of the intake passage 3, and a valve shaft 6 that supports the throttle valve 5 is rotatably supported on the valve body 2 in a horizontal posture. Is done. The valve body 2 is attached with an electromagnetic fuel injection valve 7 for injecting fuel into the intake port of the engine through the intake passage 3 downstream of the throttle valve 5. Reference numeral 8 denotes a mounting hole provided in the valve body 2 to which the fuel injection valve 7 is attached.
[0023]
As shown in FIGS. 1 to 4, the valve shaft 6 has a short shaft 6 a integrally connected to one end of the throttle valve 5, and the other end of the throttle valve 5 along the same axis as the short shaft 6 a. The long shaft 6b is integrally formed. Therefore, both the front and back surfaces of the throttle valve 5 are flat surfaces without protrusions, which contributes to reducing the intake resistance in the intake passage 3.
[0024]
A drum-type throttle arm 9 is integrally formed at the outer end of the long shaft 6b. Such a throttle valve 5 with the valve shaft 6 and the throttle arm 9 is integrally injection-molded using the same synthetic resin as a material. The short shaft 6a and the long shaft 6b are rotatably supported by first and second bearing holes 11 and 12 formed in the left and right side walls of the valve body 2, respectively.
[0025]
If the valve shaft 6 and the throttle valve 5 with the throttle arm 9 are integrally formed as described above, it is possible to reduce the number of parts and the number of processing steps, thereby contributing to cost reduction. Moreover, it can contribute also to weight reduction by making this into a product made from a synthetic resin.
[0026]
The outer end of the first bearing hole 11 is closed by an end wall integral with the valve body 2, the outer end of the second bearing hole 12 is opened, and a flange 13 integral with the valve body 2 is formed on the open end side. Be placed. A casing 17 is joined to the flange 13 with a screw 15 via a seal member 14. At that time, annular positioning concave portions 21 and convex portions 22 which are fitted to each other are formed on the joint surfaces of the flange 13 and the casing 17. The casing 17 accommodates a throttle arm 9 and a return spring 16 that urges the throttle arm 9 in the closing direction of the throttle valve 5. An accelerator operating member (not shown) is connected to the throttle arm 9 via an operating wire 19, and the throttle valve 5 can be opened by pulling the operating wire 19 with the accelerator operating member.
[0027]
The casing 17 includes a casing main body 17a on the flange 13 side and a cover 17b that is detachably coupled to the casing main body 17a via a seal member 18. A through hole (not shown) through which the operation wire 19 is inserted into the cover 17b. And a sealing means for blocking the inside of the casing 17 from the outside air.
[0028]
The valve body 2 and the casing body 17a are formed with a series of insertion holes 20 that reach the intake passage 3 from the inner surface of the casing body 17a through the second bearing hole 12, and the throttle valve 5 with the valve shaft 6 is It is mounted on the valve body 2 through the insertion hole 20, and for this purpose, each part of the intake air amount control device 1 is configured as follows.
[0029]
The first and second bearing holes 11 and 12 are formed such that the rotation axis Y passing through the rotation center of the valve shaft 6 is offset from the center axis X of the intake passage 3 by one distance (upward in the illustrated example) by a distance a. Is done. While the throttle valve 5 is full the closed position C (see FIG. 1), the axial direction (the example of the intake path 3 from the axis of rotation Y of the valve shaft 6 an outer peripheral surface thereof comes into close contact with the inner peripheral surface of the intake passage 3 Then, it is arranged so as to be offset by a distance b on the downstream side. The insertion hole 20 is an insertion position I obtained by rotating the throttle valve 5 by approximately 90 ° in a direction opposite to the rotation direction from the fully open position O to the fully closed position C where the throttle valve 5 is parallel to the central axis X of the intake passage 3. (see FIG. 6), it is made shaped to permit passage of the valve shaft with 6 throttle valve 5. Therefore, at the insertion position I of the throttle valve 5, the valve 5 and the insertion hole 20 are positioned upstream of the intake passage 3 from the rotational axis Y of the valve shaft 6.
[0030]
When the throttle valve 5 with the valve shaft 6 is attached to the valve body 2, as shown in FIG. 5, first, the return spring 16 is fitted on the outer periphery of the long shaft 6b of the valve shaft 6, and one end thereof is attached to the throttle arm 9. Lock. Then, the throttle valve 5 with the valve shaft 6 is inserted into the insertion hole 20 of the casing body 17a from the short shaft 6a side, and the other end of the return spring 16 is locked to the casing body 17a.
[0031]
Next, the throttle valve 5 is rotated to the insertion position I with respect to the valve body 2 against the return force of the return spring 16, and in this state, the throttle valve 5 with the valve shaft 6 is inserted into the insertion hole 20 of the valve body 2 with a short shaft. inserted from 6a side, inserting the short axis 6a and the major axis 6b of the valve shaft 6 Rutotomoni is fitted to the first and second bearing holes 11 and 12 of the valve body 2, the throttle valve 5 in the intake passage 3 . Then, the casing body 17 a is fixed to a fixed position of the flange 13 of the valve body 2 with screws 15. At this time, as shown in FIG. 6, the throttle valve 5 is shifted from the rotation axis Y of the valve shaft 6 to the upstream side of the intake passage 3 and above the central axis X of the intake passage 3.
[0032]
Therefore, returning the biasing force of the spring 16, lever the throttle valve 5 is rotated substantially 180 ° in the direction closing the valve shaft 6, the throttle valve 5 is fully closed to close the outer peripheral surface to the inner peripheral surface of the intake passage 3 Position C is reached (see FIG. 1). At this time, the throttle valve 5 is moved to the downstream side of the intake passage 3 with respect to the rotational axis Y of the valve shaft 6, contrary to the insertion into the insertion hole 20. 5 is located upstream of the intake passage 3 (see FIG. 1).
[0033]
Thereafter, the cover 17b is coupled to the casing body 17a, whereby the insertion hole 20 is blocked from communicating with the outside air. The mounting operation of the throttle valve 5 with the valve shaft 6 is thus completed.
[0034]
And Thus, the first and second bearing hole 11, 12 for supporting the minor axis 6a and the major axis 6b of the valve shaft 6, respectively, since both are formed in the valve body 2, coaxial machining of these bearing holes 11 and 12 Therefore, the high coaxial accuracy can be easily obtained, and the valve shaft 6 can be supported properly to ensure the smooth opening and closing of the throttle valve 5.
[0035]
Moreover, although the second bearing hole 12 is in communication with the insertion hole 20, the throttle valve 5 occupies a position shifted in the axial direction of the intake passage 3 with respect to the insertion hole 20 in the fully closed position C. 20 are not able to cross the throttle valve 5, thus the intake of the engine in a fully closed state of the throttle valve 5 is not Rukoto through the throttle valve 5 positioned through the insertion hole 20. In particular, when the insertion hole 20 is disposed upstream of the throttle valve 5 when the insertion hole 20 is in the fully closed position C as shown in the drawing, high intake negative pressure of the engine acts on the insertion hole 20. there is no necessity to, even if there is some defect in the disconnection between the outside air of the insertion hole 20, preventing the fully closed time of the throttle valve 5, the outside air is sucked into the intake passage 3 through the insertion hole 20 Can do. Thus, it is possible to precisely perform intake air control during engine idling.
[0036]
By the way, the throttle valve 5 is located downstream of the intake passage 3 from the rotation axis Y of the valve shaft 6 in the fully closed position C. Therefore, when the valve 5 is opened from the fully closed position C, the valve 5 of, the outer peripheral portion of the portion to rotate toward the upper stream side of the intake path 3 (the lower half of the throttle valve 5 in FIG. 1), the root linked to the valve shaft 6, the central portion side of the intake passage 3 It moves outward in the radial direction and interferes with the inner peripheral surface of the intake passage 3.
[0037]
Therefore, a relief 23 for avoiding interference with the inner peripheral surface of the intake passage 3 is provided at the base of the outer peripheral portion of the throttle valve 5. This ensures a smooth opening / closing operation of the throttle valve 5.
[0038]
Next, a second embodiment of the present invention shown in FIGS. 8 and 9 will be described.
[0039]
In the second embodiment, when assembling the intake air amount control device 1, the short shaft 6 a and the long shaft 6 b of the valve body 6 are inserted into the insertion hole 20 of the valve body 2 from the short shaft 6 a side. Rutotomoni is fitted to the first and second bearing holes 11 and 12, insert the throttle valve 5 in the intake passage 3, the casing body 17a by 180 ° is rotated around the valve shaft 6, the valve body 2 side The phase of the insertion hole 20 on the casing body 17a side is shifted by 180 ° with respect to the insertion hole 20. As a result, the insertion hole 20 on the valve body 2 side and the insertion hole 20 on the casing body 17a side are arranged apart from each other with the rotation axis Y of the valve shaft 6 interposed therebetween. If the casing body 17a is fixed to the flange 13 of the valve body 2 with screws 15, the outer end of the insertion hole 20 on the valve body 2 side can be closed by the casing body 17a. Therefore, in this embodiment, there is no problem even if the inside of the casing 17 is opened to the outside air.
[0040]
Since the other configuration is the same as that of the previous embodiment, portions corresponding to those of the previous embodiment are denoted by the same reference numerals in FIGS. 8 and 9 and description thereof is omitted.
[0041]
The present invention is not limited to the above embodiments, and various design changes can be made without departing from the scope of the invention. For example, the valve shaft 6 and the throttle valve 5 with the throttle arm 9 can be integrally formed by casting or forging. Further, when the valve shaft 6 and the throttle arm 9 are configured to be separable from each other, it is not necessary to provide the insertion hole 20 in the casing body 17a, and the insertion hole 20 of the valve body 2 is formed by the casing body 17a having no insertion hole 20. Can be closed.
[0042]
【The invention's effect】
As described above, according to the first feature of the present invention, a butterfly throttle valve with a valve shaft is inserted into an insertion hole provided in one side wall of a valve body having an intake passage from its shaft end, An intake air amount control device for an engine, in which a valve is accommodated in an intake passage, a valve shaft is supported by a bearing hole formed in the valve body, and a lid for closing the insertion hole is joined to one side wall of the valve body. The first and second bearing holes for supporting both ends of the valve shaft are formed in the valve body, and the rotation axis passing through the center of rotation of the valve shaft is aligned with the center axis of the intake passage. arranged to offset to the side, also the throttle valve, in its fully closed position and arranged to axially offset the intake passage from the axis of the valve shaft, the insertion hole, the throttle bar Since the rotational direction toward the fully closed position the blanking from the fully open position to form a passage of the throttle valve with valve shaft capable to be so that when in the inserted position rotated approximately 90 ° in the opposite direction, Since the first and second bearing holes for supporting both ends of the valve shaft are provided in the valve body, it is easy to improve the coaxial accuracy of the valve body, and the valve shaft can be supported appropriately. Moreover, when the throttle valve is in the fully closed position, the valve and the insertion hole are separated in the axial direction of the intake passage, and the insertion hole does not straddle the throttle valve. through the throttle valve position can be reliably prevented from Ru through the, it is possible to precisely intake control during idling of the engine.
[0043]
According to a second aspect of the present invention, in addition to the first feature, since the said insertion holes be arranged on the upstream side of the intake passage from the throttle valve when in the fully closed position, the throttle valve In the fully closed state, the high intake negative pressure of the engine does not act on the insertion hole. Therefore, even if the insertion hole is blocked by the lid, the outside air is not sucked into the intake passage through the insertion hole. Can be prevented.
[0044]
Further, according to a third feature of the present invention, in addition to the first or second feature, a portion of the outer peripheral portion of the throttle valve that protrudes radially outward from the outer peripheral surface of the valve shaft, The throttle valve is in the fully closed position because it has been provided with a relief to avoid interference with the inner peripheral surface of the intake passage in the portion that moves radially outward of the intake passage when rotating from the fully closed position toward the fully open position. When the valve is opened, the outer peripheral portion that moves radially outward of the intake passage as the valve rotates can be prevented from interfering with the inner peripheral surface of the intake passage, and the throttle valve can be opened and closed smoothly. it is possible to I line to.
[0045]
Further according to the fourth aspect of the present invention, in addition to any of the first to third feature, the throttle valve with the valve shaft. Thus integrally molded with the same material, the throttle valves with axis By integrally forming the valve by injection molding, casting, or forging, the number of parts and the number of assembly steps can be reduced.
[0046]
According Furthermore to a fifth aspect of the present invention, in addition to the fourth feature, the throttle valve with valve shaft, the throttle arm to apply a rotational force thereto. Thus integrally molded with the same material The number of parts and the number of assembly steps can be further reduced by integrally forming the valve shaft and the throttle valve with the throttle arm by injection molding, casting, or forging.
[0047]
According to yet a sixth aspect of the present invention, in addition to the fourth feature, the throttle valve with the valve shaft. Thus integrally molded with synthetic resin, weight reduction of the throttle valve with valve shaft be able to.
[0048]
According to yet a seventh aspect of the present invention, in addition to the fifth feature, the valve shaft with a throttle valve and the throttle arm. Thus formed integrally with the synthetic resin, the valve shaft and with a throttle arm The weight of the throttle valve can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal side view of an intake air amount control apparatus for an engine according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line 2-2 of FIG.
3 is a cross-sectional view taken along line 3-3 in FIG.
FIG. 4 is a perspective view of a throttle valve with a valve shaft in the intake air amount control device for the engine.
FIG. 5 is an explanatory diagram of an assembly procedure of the intake air amount control device for the engine, showing a state before insertion into the insertion hole of the throttle valve with a valve shaft.
6 is a view corresponding to FIG. 1 showing a state immediately after insertion of the throttle valve with a valve shaft into the insertion hole.
7 is a cross-sectional view taken along line 7-7 in FIG.
FIG. 8 is a sectional view corresponding to FIG. 3, showing a second embodiment of the present invention.
[9] cross-sectional view taken along line 9-9 of FIG. 8.
[Explanation of symbols]
X ... Center axis of intake passage Y ... Axis of rotation passing through the rotation center of the valve shaft 1 ... Intake air volume control device 2 ... Valve body 3 ... Intake passage 5 ... throttle valve 6 ... valve shaft 9 ... throttle arm 11 ... first bearing hole 12 ... second bearing hole 17 ... lid Body (casing)
20... Insertion hole
23 ... Escape

Claims (7)

吸気道(3)を有するバルブボディ(2)の一側壁に設けられた挿入孔(20)に,バルブ軸(6)付きのバタフライ型スロットルバルブ(5)をその軸端から挿入して,スロットルバルブ(5)を吸気道(3)に収容すると共に,バルブ軸(6)を,バルブボディ(2)に形成した軸受孔で支承し,前記挿入孔(20)を閉鎖する蓋体(17)をバルブボディ(2)の一側壁に接合してなる,エンジンの吸気量制御装置であって,
バルブ軸(6)の両端部をそれぞれ支承する第1及び第2軸受孔(11,12)をバルブボディ(2)に形成すると共に,これら軸受孔(11,12)を,バルブ軸(6)の回転中心を通る回転軸線(Y)が吸気道(3)の中心軸線(X)から一側にオフセットするように配置し,またスロットルバルブ(5)を,その全閉位置(C)ではバルブ軸(6)の前記回転軸線(Y)から吸気道(3)の軸方向にオフセットするように配置し,前記挿入孔(20)を,スロットルバルブ(5)を全開位置(O)から全閉位置(C)に向けての回転方向とは反対方向に略90°回転させた挿入位置(I)にあるときに前記バルブ軸(6)付きスロットルバルブ(5)の通過を可能にするように形成したことを特徴とする,エンジンの吸気量制御装置。
A butterfly throttle valve (5) with a valve shaft (6) is inserted into the insertion hole (20) provided on one side wall of the valve body (2) having the intake passage (3) from its shaft end, and the throttle A lid (17) for accommodating the valve (5) in the intake passage (3), supporting the valve shaft (6) with a bearing hole formed in the valve body (2), and closing the insertion hole (20). Is an intake air amount control device for an engine, which is formed by joining a valve body (2) to one side wall,
First and second bearing holes (11, 12) for supporting both ends of the valve shaft (6) are formed in the valve body (2), and these bearing holes (11, 12) are connected to the valve shaft (6). The rotation axis (Y) passing through the center of rotation of the intake passage (3) is arranged so as to be offset to one side from the center axis (X) of the intake passage (3), and the throttle valve (5) is in the fully closed position (C) Arranged so as to be offset in the axial direction of the intake passage (3) from the rotation axis (Y) of the shaft (6), the insertion hole (20) and the throttle valve (5) are fully closed from the fully open position (O) position capable to so that the passage of the when the rotation direction towards the (C) at the insertion position is rotated approximately 90 ° in the opposite direction (I) a valve shaft (6) with a throttle valve (5) characterized in that formed in the intake amount control apparatus of the engine.
請求項1記載のエンジンの吸気量制御装置において,
前記挿入孔(20)を全閉位置(C)にあるときのスロットルバルブ(5)より吸気道(3)の上流側に配置したことを特徴とする,エンジンの吸気量制御装置。
The intake air amount control device for an engine according to claim 1,
The insertion hole (20), characterized in that disposed upstream of the throttle valve when in the fully closed position (C) (5) from the intake passage (3), the intake air amount control device for an engine.
請求項1又は2記載のエンジンの吸気量制御装置において,
スロットルバルブ(5)の外周部の,バルブ軸(6)の外周面より半径方向外方へ突出する部分であって,スロットルバルブ(5)が全閉位置(C)から全開位置(O)に向かって回転するとき吸気道(3)の半径方向外方へ移動する部分に,吸気道(3)の内周面との干渉を回避する逃げ(23)を設けたことを特徴とする,エンジンの吸気量制御装置。
The engine intake air amount control device according to claim 1 or 2,
The outer peripheral portion of the throttle valve (5), a portion projecting radially outward from the outer peripheral surface of the valve shaft (6), the fully open position the throttle valve (5) from the fully closed position (C) (O) An engine having a relief (23) for avoiding interference with an inner peripheral surface of the intake passage (3) in a portion that moves radially outward of the intake passage (3) when rotating toward the engine, Intake air amount control device.
請求項1〜3の何れかに記載のエンジンの吸気量制御装置において,
前記バルブ軸(6)付きスロットルバルブ(5)を同一素材をもって一体に成形したことを特徴とする,エンジンの吸気量制御装置。
The engine intake air amount control apparatus according to any one of claims 1 to 3,
An intake air amount control device for an engine, wherein the throttle valve (5) with the valve shaft (6) is integrally formed of the same material.
請求項4記載のエンジンの吸気量制御装置において,
前記バルブ軸(6)付きスロットルバルブ(5)に,これに回転力を加えるスロットルアーム(9)を同一素材をもって一体に成形したことを特徴とする,エンジンの吸気量制御装置。
The intake air amount control device for an engine according to claim 4,
Wherein the valve shaft (6) with a throttle valve (5), the throttle arm (9) to apply a rotational force thereto, characterized by being integrally molded with the same material, the intake air quantity control apparatus of the engine.
請求項4記載のエンジンの吸気量制御装置において,
前記バルブ軸(6)付きスロットルバルブ(5)を合成樹脂をもって一体成形したことを特徴とする,エンジンの吸気量制御装置。
The intake air amount control device for an engine according to claim 4,
The valve shaft (6) the throttle valve with (5), characterized by being integrally molded with synthetic resin, the intake air amount of the engine control device.
請求項5記載のエンジンの吸気量制御装置において,
前記バルブ軸(6)付きスロットルバルブ(5)及び前記スロットルアーム(9)を合成樹脂をもって一体成形したことを特徴とする,エンジンの吸気量制御装置。
The engine intake air amount control device according to claim 5,
The valve shaft (6) with a throttle valve (5) and the throttle arm (9), with a synthetic resin, characterized in that integrally molded, the intake air quantity control apparatus of the engine.
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