JP4432855B2 - 車両サスペンション用スラスト軸受ユニット及びその製造方法 - Google Patents

車両サスペンション用スラスト軸受ユニット及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両サスペンション用スラスト軸受ユニット及びその製造方法に関する。
実用新案登録第2501751号公報
車輪と車体とをつなぐストラット式サスペンションにおいては、玉軸受等からなるスラスト軸受ユニットが使用されている。このようなスラスト軸受ユニットとして、次のような構造を有するものが採用されている。すなわち、ストラットピンロッドと一体回転するべく、該ストラットピンロッドの上端部に上部ケースが結合され、また、ストラットピンロッドの回転軸線を取り囲む形状にて上部ケースの下面側に上部軌道輪が一体化される。他方、上部ケースの下方には下部ケースが配置される。この下部ケースは、ストラットピンロッドの挿通孔がアキシャル方向に貫通形成された筒状のケース本体と、該ケース本体の外周面からラジアル方向外向きに突出するフランジ状に形成され、上面側に軌道輪装着凹部を有した軌道輪装着突出部とを有する。そして、上部ケースよりも下方にてストラットピンロッドの外側に配置された弾性支持機構により、ストラットピンロッドの相対回転を許容した形でアキシャル方向下側から弾性的に支持される下部ケースの軌道輪装着凹部には、ストラットピンロッドの回転軸線を取り囲む形状にて下部軌道輪が取り付けられ、上部軌道輪と下部軌道輪との間に複数の転動体が配置される(特許文献1)。
上記の下部ケースは、ケース本体に軌道輪装着凹部を有した軌道輪装着突出部が一体化された比較的複雑な形状を有するので、樹脂の射出成形品として製造することが生産性を確保する観点においても有利である。他方、下部ケースは、スラストベアリングに付加されるサスペンション荷重の支持体としても機能しなければならず、一定の強度が要求される。近年、その強度確保と生産性とを両立させるため、上記の下部ケースを、繊維強化樹脂による射出成形部品として製造する検討がなされている。
ところで、上記のような下部ケースを構成する繊維強化樹脂は複合材料であり、強度向上の観点から、ガラス繊維等で構成された強化繊維フィラーの樹脂マトリックス中での配向を考慮する必要がある。サスペンション用スラスト軸受ユニットの場合、車輪が跳ね上げた路面上の水や融雪剤などの飛沫にさらされやすく、下部ケースの筒状のケース本体とストラットピンロッドとの隙間にも上記の飛沫が浸透しやすい状況にある。
下部ケースを繊維強化樹脂の射出成形で製造する場合、強化繊維フィラーは樹脂の流動方向に配向する傾向にある。筒状のケース本体の場合、そのアキシャル方向に樹脂を流動させる形で成形を行うと、強化繊維フィラーもアキシャル方向に配向し、当該方向の強度が大幅にアップする。しかしながらに流動状態の樹脂を供給するゲートの近傍では、樹脂流れに乱れが生じやすく、強化繊維フィラーの配向もゲート近傍位置では大きく崩れ、繊維配向欠陥部を形成する。ゲートがケース本体の内周面の形成面に開口していると、ゲートから離間した位置では、強化繊維フィラーはアキシャル方向に沿って良好に配向するが、ゲート直近位置ではラジアル方向の樹脂流れが主体となるために、上記アキシャル方向に対し直交する向き、つまり、ケース本体の内周面に立った状態で繊維が密集配列した繊維配向欠陥部が形成されやすい。該繊維配向欠陥部は、アキシャル方向に繊維が配列した部分とは異なる膨張・収縮特性(特に異方性)を有するため、前述の水滴飛沫を浴びたときの膨潤/乾燥や、熱膨張・収縮の履歴を繰り返し受けたときにクラック発生等の問題を生じやすく、本発明者が検討した結果によれば、特に、塩化カルシウムなどの融雪剤成分の存在下ではクラック発生を起こしやすいことが判明した。
本発明の課題は、下部軌道輪を支持する下部ケースを繊維強化型プラスチックで構成する場合において、下部ケースの筒状のケース本体内面側での強化繊維フィラーの配向乱れに基づくクラック発生等を効果的に防止できる車両サスペンション用スラスト軸受ユニットと、その製造方法とを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するための本発明の車両サスペンション用スラスト軸受ユニットは、
ストラットピンロッドと一体回転するべく、該ストラットピンロッドの上端部に結合された上部ケースと、
ストラットピンロッドの回転軸線を取り囲む形状にて上部ケースの下面側に一体化された上部軌道輪と、
繊維強化樹脂による一体射出成形部品として構成されるとともに、ストラットピンロッドの挿通孔がアキシャル方向に貫通形成された筒状のケース本体と、該ケース本体の外周面からラジアル方向外向きに突出するフランジ状に形成され、上面側に軌道輪装着凹部を有した軌道輪装着突出部とを有し、上部ケースよりも下方に配置されるとともに、ストラットピンロッドの外側に配置された弾性支持機構により、ストラットピンロッドの相対回転を許容した形でアキシャル方向下側から弾性的に支持される下部ケースと、
ストラットピンロッドの回転軸線を取り囲む形状にて下部ケースの軌道輪装着凹部に取り付けられた下部軌道輪と、
上部軌道輪と下部軌道輪との間に配置された複数の転動体とを有し、
下部ケースのケース本体は、自身のアキシャル方向端部にのみ繊維強化樹脂の成形注入起点部を有し、当該成形注入起点部から該ケース本体の他方の端部側に至る挿通孔の内周面表層部の全体に渡って、繊維強化樹脂の強化繊維フィラーがアキシャル方向に配向してなり、
前記成形注入起点部が前記ケース本体の内周面端縁に形成されてなり、
前記成形注入起点部が前記ケース本体の周方向に連続環状に形成されてなることを特徴とする車両サスペンション用スラスト軸受ユニット。
また、本発明の車両サスペンション用スラスト軸受ユニットの製造方法は、
ストラットピンロッドと一体回転するべく、該ストラットピンロッドの上端部に結合された上部ケースと、
ストラットピンロッドの回転軸線を取り囲む形状にて上部ケースの下面側に一体化された上部軌道輪と、
繊維強化樹脂による一体射出成形部品として構成されるとともに、ストラットピンロッドの挿通孔がアキシャル方向に貫通形成された筒状のケース本体と、該ケース本体の外周面からラジアル方向外向きに突出するフランジ状に形成され、上面側に軌道輪装着凹部を有した軌道輪装着突出部とを有し、上部ケースよりも下方に配置されるとともに、ストラットピンロッドの外側に配置された弾性支持機構により、ストラットピンロッドの相対回転を許容した形でアキシャル方向下側から弾性的に支持される下部ケースと、
ストラットピンロッドの回転軸線を取り囲む形状にて下部ケースの軌道輪装着凹部に取り付けられた下部軌道輪と、
上部軌道輪と下部軌道輪との間に配置された複数の転動体とを有する車両サスペンション用スラスト軸受ユニットの、下部ケースを製造するために、
下部ケースに対応した形状のキャビティを有する金型のキャビティに対し、ケース本体のアキシャル方向端部に対応する位置に開口するゲートから流動状態の繊維強化樹脂組成物を、当該ゲートから該ケース本体の他方の端部側に向け、挿通孔を形成するキャビティ内面に沿って、アキシャル方向にて一方向的に流れるように注入する形で、当該下部ケースを射出成形し、
前記金型として、前記キャビティの前記ケース本体に対応する部分のアキシャル方向端部に対し、前記ゲートを周方向に沿って連続環状に形成したものを使用することを特徴とする車両サスペンション用スラスト軸受ユニットの製造方法。
上記本発明によると、下部軌道輪を支持するための下部ケースを射出成形により製造する際に、ケース本体のアキシャル方向端部に対応する位置にて金型のキャビティに開口するゲートから、流動状態の繊維強化樹脂組成物を該ケース本体の他方の端部側に向け、挿通孔を形成するキャビティ内面に沿って、アキシャル方向にて一方向的に流れるように注入する。これにより、強化繊維フィラーの配向に乱れを生じやすい成形注入起点部(つまり、ゲート)の位置がケース本体のアキシャル方向における一方の端部に局在化するので、注入された樹脂がケース本体の反対側の端部に向け、キャビティ内面に沿ってアキシャル方向にスムーズに流れる。その結果、得られる下部ケースのケース本体は、成形注入起点部の形成される端部を除き、内周面の全体に渡って強化繊維フィラーの良好なアキシャル配向状態が得られ、ケース本体の内周面に立った状態で繊維が密集配列した欠陥配向部が非常に形成されにくくなる。これにより、水滴飛沫を浴びたときの膨潤/乾燥や、熱膨張・収縮の履歴を繰り返し受けたときにも(特に、塩化カルシウムなどの融雪剤成分の存在下でも)、挿通孔内面にクラック発生等が生じにくくなる。
射出成形の金型は、点状のゲートを用いた場合、キャビティ内の樹脂の流れはゲートを起点として円錐状に拡がる形となり、強化繊維フィラーのアキシャル方向への配向はより乱れやすい。そこで、キャビティのケース本体に対応する部分のアキシャル方向端部に対し、ゲートを周方向に沿って連続環状に形成したものを使用すると、ケース本体の周方向における樹脂流れの分布が均一化し、アキシャル方向への強化繊維フィラーの配向状態をさらに改善することができる。この場合、成形注入起点部は、ケース本体(のアキシャル方向端部)の周方向に連続環状に形成されることとなる。
以下図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1及び図2は、本発明の適用対象となる車両サスペンション用スラスト軸受ユニット(以下、単に軸受ユニットともいう)の一例を示す断面図である。該軸受ユニット1は、図1に示すごとく、自動車等の車両に使用されるストラット式サスペンションの上部に設けられるもので、ストラットピンロッド31と一体回転するべく、該ストラットピンロッド31の上端部に上部ケース3が結合されてなる。上部ケース3の下面側には、ストラットピンロッド31の回転軸線を取り囲む形状にて上部軌道輪5が一体化されている。また、上部ケース3の下方には下部ケース4が配置される。図2に示すように、下部ケース4は、繊維強化樹脂による一体射出成形部品として構成されるとともに、ストラットピンロッド31の挿通孔8がアキシャル方向に貫通形成された筒状のケース本体4mと、該ケース本体4mの外周面からラジアル方向外向きに突出するフランジ状に形成され、上面側に軌道輪装着凹部4gを有した軌道輪装着突出部4sとを有する。図1に示すように、該下部ケース4は、上部ケース3よりも下方にてストラットピンロッド31の外側に配置された弾性支持機構40により、ストラットピンロッド31の相対回転を許容した形でアキシャル方向下側から弾性的に支持される。下部ケース4の軌道輪装着凹部4gには、ストラットピンロッド31の回転軸線を取り囲む形状にて下部軌道輪6が取り付けられる。そして、上部軌道輪5と下部軌道輪6との間には、複数の転動体2(本実施形態では玉)が配置されている。
図1のストラット式サスペンションは、弦巻ばね23のばね座24を保持するコイルばねシート25と、ショックアブソーバー30と、ショックアブソーバー30のストラットピンロッド31の上端部に嵌合されるスラスト軸受ユニット1と、スラスト軸受ユニット1の上部で該スラスト軸受ユニット1を固定するナット26と、これらスラスト軸受ユニット1を囲むように保持するストラットマウントゴム22、ストラットサポート21等を含んで構成されている。弦巻ばね23、ばね座24及びコイルばねシート25が弾性支持機構40を構成する。
ショックアブソーバー30は、シリンダ32と、シリンダ32に収容されたピストンより延出したストラットピンロッド31により構成される。さらにストラットピンロッド31の外周に発泡ウレタンゴム等の多孔質弾性体からなるバウンドストッパ28が備えられている。そして、シリンダ32が上昇した場合に、バウンドストッパ28がシリンダ32のピンロッド突出側端面32Sに当接して軸方向に弾性圧縮変形され、衝撃エネルギーの吸収と衝撃音の緩和等を図っている。つまり、シリンダ32が過度に移動することを防止するために、ピンロッド31に発泡ウレタンゴム等のバウンドストッパ28が取り付けられている。
上記スラスト軸受ユニット1は、ストラットマウントゴム22とコイルばねシート25との間に配置される。ストラットマウントゴム22はストラットピンロッド31に固定され、スラスト軸受ユニット1の上部ケース3を覆うように配置される。コイルばねシート25は、外周部25aの下面において、ばね座24の上端部により支持される円環板状の支持体であり、内周部25bの上面でスラスト軸受ユニット1の下部ケース4を支持する。そして、上部ケース3及び下部ケース4の各内周面7,8にはストラットピンロッド31が内挿され、上部ケース3はストラットピンロッド31と一体的に下部ケース4に対して相対回転する。なお、下部ケース4の挿通孔8とストラットピンロッド31の外周面との間にはシールリング17(例えばゴム製)が配置されている。
図3に示すように、下部ケース4のケース本体4mは、自身のアキシャル方向端部にのみ繊維強化樹脂の成形注入起点部4bを有し、当該成形注入起点部4bから該ケース本体4mの他方の端部側に至る挿通孔8の内周面表層部の全体に渡って、繊維強化樹脂の強化繊維フィラーFがアキシャル方向に配向してなる。繊維強化樹脂の樹脂マトリックスは、ポリプロピレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂などの熱可塑性樹脂にて構成される。また、強化繊維フィラーは、ガラス繊維、カーボン繊維あるいはアラミド繊維などが使用される。
上記のような下部ケース4は、図6に示す方法にて射出成形することにより製造される。すなわち、下部ケース4に対応した形状のキャビティ52を有する金型51のキャビティ52に対し、ケース本体4mのアキシャル方向端部PEに対ゲートgから該ケース本体4mの他方の端部SEに向け、挿通孔8(図2)を形成するキャビティ52の内面58に沿って、アキシャル方向にて一方向的に流れるように注入する。
キャビティ52内においてゲートgの近傍位置では強化繊維フィラーFの配向に乱れを生じやすく、図3に示すように、得られる成形体(下部ケース4)においても、ゲートに対応して形成される成形注入起点部4bでは、ラジアル方向の樹脂流れが主体となるために、ケース本体の内周面に立った状態で繊維が密集配列した繊維配向欠陥部Wが形成される。
図7に示すように、ケース本体成形空間52mの内周面に対し、アキシャル方向の中間位置にゲートgが形成されていると、繊維配向欠陥部Wも、得られるケース本体の内周面中央に形成される。特に、ゲートgの位置が、軌道輪装着突出部成形空間52sに対応する位置に形成されている場合は、ゲートgからケース本体成形空間52mを横断して軌道輪装着突出部成形空間52sに直接至る樹脂流れが生じやすくなり、繊維配向欠陥部Wの形成もより顕著になる。繊維配向欠陥部Wは前述のごとくクラック発生の原因となりやすいので、これがケース本体の内周面におけるアキシャル方向中間位置に顕著に形成されていると、下部ケースひいてはそれを含むスラスト軸受ユニット全体の信頼性が著しく損なわれることにつながる。
しかしながら、図6のごとく、ゲートの位置がケース本体のアキシャル方向における一方の端部PEに形成されていれば、注入された樹脂FPはケース本体成形空間52mの反対側端部SEに向け、キャビティ内面58に沿ってアキシャル方向にスムーズに流れる。その結果、図3のごとく、得られる下部ケース4のケース本体4mは、内周面の全体に渡って強化繊維フィラーFの良好なアキシャル配向状態が得られ、繊維配向欠陥部Wも内周面端部位置に局在化して、その影響が大幅に軽減される。
図4において、射出成形の金型51は、キャビティ52のケース本体成形空間52mのアキシャル方向端部PEに対し、ゲートgを周方向に沿って連続環状に形成したものが使用されている。これにより、成形空間52sの周方向における樹脂流れの分布が均一化し、アキシャル方向への強化繊維フィラーの配向状態をさらに改善することができる。この場合、図3において成形注入起点部4bは、ケース本体4mの内周面周方向に連続環状に形成される。
図4においては、キャビティ52のケース本体4mの内周面端縁に対応する位置にゲートgを形成して射出成形を行っている(成形注入起点部4bは、ケース本体4mの内周面端縁に形成される)。この場合、ケース本体4mの内周面端縁を利用することで、成形注入起点部4bがより目立ち難くなり、また、バレル研磨処理等による成形注入起点部4bに対応して形成されるバリの除去も容易である。
図4において金型51は、キャビティ52のケース本体4mに対応する部分に対し、ケース本体4m内周面のアキシャル方向端縁に対応する位置にて円環状のゲートgを形成するリングランナ54が連通している。そして、該リングランナ54の内側にてアキシャル方向に形成されたスプル53から該リングランナ54を経て、円環状のゲートgからキャビティ52に流動状態の繊維強化樹脂組成物が供給される。スプル53からの繊維強化樹脂組成物をリングランナ54に一旦プールした後、リング状の狭いゲートgにて流れを絞りながらキャビティ52内にこれを導くことで、強化繊維フィラーの樹脂流れ方向の配向をより向上させることができる。
図4の実施形態では、金型51は、軌道輪装着突出部成形空間52sの、ゲートgとは反対側に位置する端面位置に設定された分割面PLにより、第一部分51Aと第二部分51Bとに二分され、ケース本体の挿通孔の形成面58は、第二部分51B側に一体化されたコア51qにより形成される。スプル53は、そのコア51qをアキシャル方向に貫く形態で形成されている。また、コア51qの先端面は、第一部分51Aとの分割面を形成し、該分割面PL上にリングランナ54が形成されている。図5Aに示すように、キャビティ52とリングランナ54とは、前述のごとく円環状のゲートgにて連通する一方、スプル53とリングランナ54とは、ラジアル方向の一次ランナ54jを介して連通している。ただし、上記リングランナ54と一次ランナ54jとを包含する形態のディスク状のランナを用いてもよい。
なお、図5Bに示すように、スプル53とキャビティ52とを複数の放射状のランナ55により直結した多点式ゲートを用いることも可能であるが、円環状のゲートを用いる図5Aの方式のほうが、強化繊維フィラーの配向向上の観点においてより望ましいことはいうまでもない。
次に、図8に示す金型61のごとく、ゲートgを、キャビティ52のケース本体4mのアキシャル方向端面に対応する位置ESに形成して射出成形を行うことも可能である。このようにすると、図9に示すように、得られる下部ケース4において成形注入起点部4bはケース本体4mのアキシャル方向端面に形成され、ケース本体4mから成形注入起点部4bひいては繊維配向欠陥部が完全に排除され、より信頼性を高めることができる。また、ケース本体4mのアキシャル方向における一方の端面PEにゲートが形成されることで、該端面PEから他方の端面SEに向けた樹脂の注入フローに、繊維配向欠陥部の発生要因となる方向転換部が生じなくなり、強化繊維フィラーの配向が一層乱れ難くなる。
図8において金型61は、キャビティ52のケース本体4mに対応する部分に対し、そのアキシャル方向端面に向けてアキシャル方向に伸びるスプル53と、当該スプル53の末端から、キャビティ52のアキシャル方向端面に向けて周方向及び半径方向の双方に連続した空間を形成する形で拡径する拡径ランナ部53cとを有する。該拡径ランナ部53cはその外周縁にてキャビティ52のアキシャル方向端面に円環状のゲートgを形成する形で連通し、スプル53から該拡径ランナ部53cを経て、円環状のゲートgからキャビティ52に流動状態の繊維強化樹脂組成物が供給される。図3の金型51では、樹脂組成物の、スプル53内の流れ方向とキャビティ52内の流れ方向とが逆転しており、結果として、樹脂組成物の流れ方向転換部(スプル53→リングランナ54及びリングランナ54→キャビティ52)における各方向転換角度が大きくならざるを得ず、強化繊維フィラーの配向乱れ抑制の観点においては幾分不利である。しかし、図8の金型では、スプル53内の流れ方向とキャビティ52内の流れ方向とが一致し、樹脂組成物の流れ方向転換部(スプル53→拡径ランナ部53c及び拡径ランナ部53c→キャビティ52)における各方向転換角度も小さくて済むので、強化繊維フィラーの配向をより良好に維持しやすい利点がある。本実施形態では、拡径ランナ部53cは円錐状に形成しているが、ディスク状に形成することも可能である。ただし、流れ方向転換部での方向転換角度縮小ひいては強化繊維フィラーの配向維持の観点からは、円錐状の形態がより有利であるといえる。金型61は、拡径ランナ部53cとキャビティ52との接続位置に対応した第一分割面PL1と、軌道輪装着突出部成形空間52sの、ゲートgとは反対側に位置する端面位置に設定された第二分割面PL2とによって、第1部分61A、第二部分61B及び第三部分61Cとに分割され、ケース本体の挿通孔の形成面58は、第三部分61Cに一体化されたコア61qにより形成される。スプル53は、第一部分61Aをアキシャル方向に貫く形態で形成されている。また、コア61qの先端面は、第一部分61Aとの分割面をなすとともに、拡径ランナ部53cの形成面としても使用されている。
なお、下部ケース4においては、上記のごとく下部ケース4mと軌道輪装着突出部14sとを一括形成するのではなく、図10に示すように、円筒状のケース本体14mを先に成形しておき、そのケース本体14mに対し、軌道輪装着突出部14sをインサート成形により一体化することも可能である。このようにすると、図11に示すように、ケース本体14mの全体に渡って強化繊維フィラーFの配向乱れが一層生じにくくなり、挿通孔8にクラック等が生ずることをより効果的に防止できる。図12に示すように、図8と同様に3部分71A,71B,71Cからなり、かつコア71qを有した金型71の円筒状のキャビティ72に対し、スプル53及び拡径ランナ部53cを介して、そのアキシャル方向における一方の端面側から樹脂組成物を注入してケース本体14mを形成する。次に、図13に示すように、2部分81A,81Bに分割され、かつコア81qを有した金型81に対し、該コア81qにケース本体14mを装着し、そのケース本体14mの外周面をキャビティ形成面として利用しつつ、軌道輪装着突出部に対応した形状のキャビティ82sに樹脂組成物を注入してインサート成形を行う。なお、キャビティ82sは、軌道輪装着突出部と、ケース本体14mの外周面部とが一体化された形状とされ、図11に示すごとく、軌道輪装着突出部14sからケース本体14mの外周面部へ移行する位置にて強化繊維フィラーFの流れ方向を連続的に変化させ、両者の外面交差位置に形成される谷状部EGの底位置での抗折強度を高めるようにしている。
本発明の車両サスペンション用スラスト軸受ユニットの一実施例を、その周辺部分と共に示す断面図。 図1の車両サスペンション用スラスト軸受ユニットを拡大して示す断面図。 下部ケースの第一実施形態を、その繊維強化型樹脂の組織とともに模式的に説明する図。 図3の組織構造を得るために好都合な射出成形用金型の例を示す断面図。 図4の金型のキャビティに樹脂注入する経路の構造を模式的に示す平面図。 図5Aの経路構造の変形例を示す平面図。 本発明の方法によるキャビティ内の繊維強化樹脂組成物の流れ挙動を説明する図。 従来の方法によるキャビティ内の繊維強化樹脂組成物の流れ挙動を説明する図。 図9の組織構造を得るために好都合な射出成形用金型の例を示す断面図。 下部ケースの第二実施形態を、その繊維強化型樹脂の組織とともに模式的に説明する図。 ケース本体を別体化したインサート成形品として下部ケースを構成したスラスト軸受ユニットの例を示す断面図。 図10の下部ケースを、その繊維強化型樹脂の組織とともに模式的に説明する図。 ケース本体を製造するための金型の例を示す断面図。 図12のケース本体を用いて下部ケースをインサート成形する金型の例を示す断面図。
符号の説明
1 スラスト軸受ユニット
2 転動体
3 上部ケース
4 下部ケース
4b 成形注入起点部
4m,14m ケース本体
4s,14s 軌道輪装着突出部
4g 軌道輪装着凹部
5 上部軌道輪
6 下部軌道輪
8 挿通孔
31 ストラットピンロッド
40 弾性支持機構
F 強化繊維フィラー
51,61,71,81 金型
52 キャビティ
g ゲート
53 スプル
53c 拡径ランナ部
54 リングランナ

Claims (7)

  1. ストラットピンロッドと一体回転するべく、該ストラットピンロッドの上端部に結合された上部ケースと、
    前記ストラットピンロッドの回転軸線を取り囲む形状にて前記上部ケースの下面側に一体化された上部軌道輪と、
    繊維強化樹脂による一体射出成形部品として構成されるとともに、前記ストラットピンロッドの挿通孔がアキシャル方向に貫通形成された筒状のケース本体と、該ケース本体の外周面からラジアル方向外向きに突出するフランジ状に形成され、上面側に軌道輪装着凹部を有した軌道輪装着突出部とを有し、前記上部ケースよりも下方において前記ストラットピンロッドの外側に配置された弾性支持機構により、前記ストラットピンロッドの相対回転を許容した形でアキシャル方向下側から弾性的に支持される下部ケースと、
    前記ストラットピンロッドの回転軸線を取り囲む形状にて前記下部ケースの前記軌道輪装着凹部に取り付けられた下部軌道輪と、
    前記上部軌道輪と前記下部軌道輪との間に配置された複数の転動体とを有し、
    前記下部ケースの前記ケース本体は、自身のアキシャル方向端部にのみ前記繊維強化樹脂の成形注入起点部を有し、当該成形注入起点部から該ケース本体の他方の端部側に至る前記挿通孔の内周面表層部の全体に渡って、前記繊維強化樹脂の強化繊維フィラーがアキシャル方向に配向してなり、
    前記成形注入起点部が前記ケース本体の内周面端縁に形成されてなり、
    前記成形注入起点部が前記ケース本体の周方向に連続環状に形成されてなることを特徴とする車両サスペンション用スラスト軸受ユニット。
  2. 前記成形注入起点部が前記ケース本体のアキシャル方向端面に形成されてなる請求項1記載の車両サスペンション用スラスト軸受ユニット。
  3. ストラットピンロッドと一体回転するべく、該ストラットピンロッドの上端部に結合された上部ケースと、
    前記ストラットピンロッドの回転軸線を取り囲む形状にて前記上部ケースの下面側に一体化された上部軌道輪と、
    繊維強化樹脂による一体射出成形部品として構成されるとともに、前記ストラットピンロッドの挿通孔がアキシャル方向に貫通形成された筒状のケース本体と、該ケース本体の外周面からラジアル方向外向きに突出するフランジ状に形成され、上面側に軌道輪装着凹部を有した軌道輪装着突出部とを有し、前記上部ケースよりも下方において前記ストラットピンロッドの外側に配置された弾性支持機構により、前記ストラットピンロッドの相対回転を許容した形でアキシャル方向下側から弾性的に支持される下部ケースと、
    前記ストラットピンロッドの回転軸線を取り囲む形状にて前記下部ケースの前記軌道輪装着凹部に取り付けられた下部軌道輪と、
    前記上部軌道輪と前記下部軌道輪との間に配置された複数の転動体とを有する車両サスペンション用スラスト軸受ユニットの、前記下部ケースを製造するために、
    前記下部ケースに対応した形状のキャビティを有する金型の前記キャビティに対し、前記ケース本体のアキシャル方向端部に対応する位置に開口するゲートから流動状態の繊維強化樹脂組成物を、当該ゲートから該ケース本体の他方の端部側に向け、前記挿通孔を形成するキャビティ内面に沿って、アキシャル方向にて一方向的に流れるように注入する形で、当該下部ケースを射出成形し、
    前記金型として、前記キャビティの前記ケース本体に対応する部分のアキシャル方向端部に対し、前記ゲートを周方向に沿って連続環状に形成したものを使用することを特徴とする車両サスペンション用スラスト軸受ユニットの製造方法。
  4. 前記ゲートを、前記キャビティの、前記ケース本体の内周面端部に対応する位置に形成して前記射出成形を行う請求項に記載の車両サスペンション用スラスト軸受ユニットの製造方法。
  5. 前記金型は、前記キャビティの前記ケース本体に対応する部分に対し、ケース本体内周面のアキシャル方向端縁に対応する位置にて円環状のゲートを形成するリングランナが連通してなり、該リングランナの内側にてアキシャル方向に形成されたスプルから該リングランナを経て、前記円環状のゲートから前記キャビティに流動状態の繊維強化樹脂組成物が供給されるものを使用する請求項記載の車両サスペンション用スラスト軸受ユニットの製造方法。
  6. 前記ゲートを、前記キャビティの、前記ケース本体のアキシャル方向端面に対応する位置に形成して前記射出成形を行う請求項に記載の車両サスペンション用スラスト軸受ユニットの製造方法。
  7. 前記金型は、前記キャビティの前記ケース本体に対応する部分に対し、そのアキシャル方向端面に向けてアキシャル方向に伸びるスプルと、当該スプルの末端から、前記キャビティの前記アキシャル方向端面に向けて周方向及び半径方向の双方に連続した空間を形成する形で拡径する拡径ランナ部とを有し、該拡径ランナ部はその外周縁にて前記キャビティの前記アキシャル方向端面に円環状のゲートを形成する形で連通し、前記スプルから該拡径ランナ部を経て、前記円環状のゲートから前記キャビティに流動状態の繊維強化樹脂組成物が供給されるものを使用する請求項記載の車両サスペンション用スラスト軸受ユニットの製造方法。
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