JP4432626B2 - マルチキャストツリー構築システム及び方法、ネットワークノード装置並びにサーバ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アプリケーションレベルのマルチキャストツリー構築システム及び方法に関し、特にプライベートアドレス空間に属するネットワークノード装置間でマルチキャストツリーを構築する技術に関する。
ブロードバンド・ネットワークの普及に伴い、ネットワーク上で音声や動画などのストリーミングデータを複数のユーザに対して同報配信するマルチキャスト技術が注目されている。マルチキャスト通信を実現する方式に、IPマルチキャストがある。IPマルチキャストでは、パケットの宛先IPアドレスフィールドにIPマルチキャストアドレスをセットしてデータ転送を行う。IPマルチキャストアドレスは、IPv4やIPv6においてマルチキャスト用に用意されているアドレスセットである。
しかし、IPマルチキャストを実現するためには、ネットワークを構成している機器を全てIPマルチキャストに対応させる必要がある。そこで、ユニキャストにしか対応していない既存のIPネットワークにおいてマルチキャストを実現する技術として、アプリケーションレベルマルチキャスト(ALM)が注目を集めている。
アプリケーションレベルマルチキャスト構築システムは、マルチキャストツリーを構成する複数のネットワークノード装置と、マルチキャストツリーに参加を希望するネットワークノード装置に対して接続先のネットワークノード装置を案内するサーバ装置とで構成される。
構築したマルチキャストツリーには、ツリーのルートとなるネットワークノード装置(最上流ノード)と、ツリーのリーフとなるネットワークノード装置(最下流ノード)が存在する。マルチキャストツリーに参加したネットワークノード装置は、ツリーのルート側のノード、つまり上流に接続したネットワークノード装置(上流ノード)からデータを受信し、ツリーのリーフ側のノード、つまり下流に接続している単数あるいは複数のネットワークノード装置(下流ノード)へデータを送信する。最上流ノードがコンテンツ配信サーバからデータを受信し、下流ノードに向けてデータを転送することによって、マルチキャストツリーに参加している複数のネットワークノード装置に対してデータを転送することができる。
この種のマルチキャストツリー構築方法としては、送信者と受信者との経路が最も短くなるようにツリーを構築するザ・ショーテスト・パス・ツリー(The Shortest Path Tree)方式、この方式における同一パケットの重複問題を改善した方式など、従来より各種の方法が提案ないし実用化されている(非特許文献1参照)。
村上慶司、"アプリケーションレベルマルチキャスト木の動的構築方法"、[online]、平成15年2月28日、静岡大学情報学部情報科学科 平成14年度卒業論文、[平成16年5月31日検索]、インターネット<URL:http://napoleon.cs.inf.shizuoka.ac.jp/research/2002/murakami.pdf>
上述した従来のマルチキャストツリー構築方法は、マルチキャストツリーに参加する全てのネットワークノード装置がグローバルアドレスを有することを前提としているため、同一のプライベートアドレス空間に属する複数のネットワークノード装置を同じ階層のネットワークに属するノード装置として認識できない。このため、同一のプライベートアドレス空間に属する複数のネットワークノード装置間でマルチキャストツリーを構築できないという課題がある。
また、同一のプライベートアドレス空間に属する複数のネットワークノード装置間でマルチキャストツリーを構築できないため、それら複数のネットワークノード装置のそれぞれがネットワークリンクを通じて外部ネットワークに接続される状況が発生し、プライベートアドレス空間と外部を結ぶネットワークリンクの帯域を効率的に利用できないという課題がある。
本発明の目的は、プライベートアドレス空間に属するネットワークノード装置間でマルチキャストツリーを構築できるようにしたマルチキャストツリー構築システム及び方法、ネットワークノード装置ならびにサーバ装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、プライベートアドレス空間と外部を結ぶネットワークリンクの帯域を効率的に利用することを可能とするマルチキャストツリー構築システム及び方法、ネットワークノード装置ならびにサーバ装置を提供することにある。
本発明の第1のマルチキャストツリー構築システムは、マルチキャストツリーを構成する複数のネットワークノード装置と、マルチキャストツリーに参加を希望するネットワークノード装置に対して接続先のネットワークノード装置を案内するサーバ装置とを含むマルチキャストツリー構築システムにおいて、前記ネットワークノード装置は、自ノード装置のネットワークアドレスを含んだ接続先要求を前記サーバ装置へ送信する接続先問い合わせ手段と、前記サーバ装置から受信した接続先応答で指定された接続先に接続する接続手段とを備え、前記サーバ装置は、前記ネットワークノード装置から受信した前記接続先要求の発信元のネットワークアドレスと前記接続先要求に含まれるネットワークアドレスとを比較し、前記ネットワークノード装置がプライベートアドレス空間に属しているかどうかを判断する接続先要求判断手段と、マルチキャストツリーの構築に必要な情報に関して、グローバルアドレスとプライベートアドレスの対を記憶するマルチキャストツリー情報記憶手段と、前記接続先要求判断手段の判断結果および前記マルチキャストツリー情報記憶手段の記憶内容に基づいて、前記接続先要求の要求元の前記ネットワークノード装置の接続先を決定し接続先応答を送信する接続先指定手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第2のマルチキャストツリー構築システムは、第1のマルチキャストツリー構築システムにおいて、前記接続先指定手段は、前記ネットワークノード装置がプライベートアドレス空間に属していることが判明した場合、前記接続先要求に含まれるグローバルアドレスに基づいて、同一プライベートアドレス空間に属し且つ既に前記マルチキャストツリーに参加している他のネットワークノード装置を前記マルチキャストツリー情報記憶手段から検索し、該検索結果に基づいて前記ネットワークノード装置の接続先を決定するものであることを特徴とする。
本発明の第3のマルチキャストツリー構築システムは、マルチキャストツリーを構成する複数のネットワークノード装置と、マルチキャストツリーに参加を希望するネットワークノード装置に対して接続先のネットワークノード装置を案内するサーバ装置とを含むマルチキャストツリー構築システムにおいて、前記ネットワークノード装置は、接続先要求を前記サーバ装置へ送信する接続先問い合わせ手段と、前記サーバ装置から受信した接続先応答で指定された接続先に接続する接続手段とを備え、前記サーバ装置は、前記ネットワークノード装置から送信されて途中経路上のネットワーク装置によって経由情報が付加された前記接続先要求を受信し、該受信した前記接続先要求から前記経由情報を抽出するネットワーク位置判断手段と、マルチキャストツリーの構築に必要な情報に関して、前記マルチキャストツリーに参加しているネットワークノード装置のネットワークアドレスとその接続先要求から抽出した経由情報の対を記憶するマルチキャストツリー情報記憶手段と、前記ネットワーク位置判断手段によって抽出された経由情報および前記マルチキャストツリー情報記憶手段の記憶内容に基づいて、前記接続先要求の要求元の前記ネットワークノード装置の接続先を決定し接続先応答を送信する接続先指定手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第4のマルチキャストツリー構築システムは、第3のマルチキャストツリー構築システムにおいて、前記接続先指定手段は、前記ネットワークノード装置の接続先情報から抽出した経由情報における少なくとも1つのネットワーク装置と同じネットワーク装置を含む経由情報が前記マルチキャストツリー情報記憶手段に存在した場合、存在した経由情報と対に記憶されているネットワークアドレスのネットワークノード装置を接続先として決定するものであることを特徴とする。
本発明の第1のマルチキャストツリー構築方法は、a)マルチキャストツリーに参加を希望するネットワークノード装置が、自ノード装置のネットワークアドレスを含んだ接続先要求をサーバ装置へ送信するステップと、b)前記サーバ装置が、受信した前記接続先要求の発信元のネットワークアドレスと前記接続先要求に含まれるネットワークアドレスとを比較するステップと、c)前記サーバ装置が、前記比較の結果、前記2つのネットワークアドレスが相違する場合には、前記接続先要求の要求元の前記ネットワークノード装置は前記接続先要求の発信元のネットワークアドレスに代表されるプライベートアドレス空間に属していると判断し、一致する場合には、前記接続先要求の要求元の前記ネットワークノード装置は前記ネットワークアドレスをグローバルアドレスとして有するものと判断するステップと、d)前記サーバ装置が、前記判断結果に基づいて、前記接続先要求の要求元の前記ネットワークノード装置の接続先を決定し、前記ネットワークノード装置へ接続先応答を送信するステップと、e)前記ネットワークノード装置が、前記サーバ装置から受信した前記接続先応答で指定された接続先に接続するステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第2のマルチキャストツリー構築方法は、第1のマルチキャストツリー構築方法において、前記ステップdにおいて、前記ネットワークノード装置が前記接続先要求の発信元のネットワークアドレスに代表されるプライベートアドレス空間に属していると判断した場合、該プライベートアドレス空間に属し且つ前記マルチキャストツリーに既に参加している他のネットワークノード装置を接続先として決定することを特徴とする。
本発明の第3のマルチキャストツリー構築方法は、a)マルチキャストツリーに参加を希望するネットワークノード装置が、接続先要求をサーバ装置へ送信するステップと、b)前記サーバ装置が、前記ネットワークノード装置から送信されて途中経路上のネットワーク装置によって経由情報が付加された前記接続先要求を受信し、該受信した前記接続先要求から前記経由情報を抽出するステップと、c)前記サーバ装置が、前記抽出した経由情報における最初に経由したネットワーク装置から最後に経由したネットワーク装置まで順に、同じネットワーク装置を含む経由情報が存在するかどうか、前記マルチキャストツリーに既に参加している他のネットワークノード装置のネットワークアドレスとその接続先要求に含まれていた経由情報との対を記憶するマルチキャストツリー情報記憶手段を検索するステップと、d)前記サーバ装置が、前記検索結果に基づいて、前記接続先要求の要求元の前記ネットワークノード装置の接続先を決定し、前記ネットワークノード装置へ接続先応答を送信するステップと、e)前記ネットワークノード装置が、前記サーバ装置から受信した前記接続先応答で指定された接続先に接続するステップとを含むことを特徴とする。
本発明の第4のマルチキャストツリー構築方法は、第3のマルチキャストツリー構築方法において、前記ステップdにおいて、前記ネットワークノード装置の接続先情報から抽出した経由情報における少なくとも1つのネットワーク装置と同じネットワーク装置を含む経由情報が前記マルチキャストツリー情報記憶手段に存在した場合、存在した経由情報と対に記憶されているネットワークアドレスのネットワークノード装置を接続先として決定することを特徴とする。
本発明のネットワークノード装置は、マルチキャストツリーを構成するネットワークノード装置において、上流ノードと接続する上流ノード接続手段と、下流ノードと接続する下流ノード接続手段と、前記上流ノード及び前記下流ノードの情報を記憶する接続先記憶手段と、接続先としての上流ノードを問い合わせる際、自身のネットワークアドレスを問い合わせに含める接続先問い合わせ手段と、を有することを特徴とする。
本発明の第1のサーバ装置は、マルチキャストツリーを構築するサーバ装置において、ネットワークノード装置からの接続先要求を受信し、前記接続先要求の発信元のネットワークアドレスとネットワークノード装置が自身のネットワークアドレスとして前記接続先要求に含めたネットワークアドレスとを比較し、ネットワークノード装置がプライベートアドレス空間に属しているかどうかを判断する接続先要求判断手段と、マルチキャストツリーの構築に必要な情報に関して、グローバルアドレスとプライベートアドレスの対を記憶するマルチキャストツリー情報記憶手段と、前記接続先要求判断手段の判断結果および前記マルチキャストツリー情報記憶手段の記憶内容に基づいて接続先を決定し接続先応答を前記ネットワークノード装置に送信する接続先指定手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第2のサーバ装置は、第1のサーバ装置において、前記接続先指定手段は、前記ネットワークノード装置がプライベートアドレス空間に属していることが判明した場合、前記接続先要求に含まれるグローバルアドレスに基づいて、同一プライベートアドレス空間に属し且つ既に前記マルチキャストツリーに参加している他のネットワークノード装置を前記マルチキャストツリー情報記憶手段から検索し、該検索結果に基づいて前記ネットワークノード装置の接続先を決定するものであることを特徴とする。
本発明の第3のサーバ装置は、マルチキャストツリーを構築するサーバ装置において、ネットワークノード装置から送信されて途中経路上のネットワーク装置によって経由情報が付加された接続先要求を受信し、該受信した前記接続先要求から前記経由情報を抽出するネットワーク位置判断手段と、マルチキャストツリーの構築に必要な情報に関して、前記マルチキャストツリーに参加しているネットワークノード装置のネットワークアドレスとその接続先要求から抽出した経由情報の対を記憶するマルチキャストツリー情報記憶手段と、前記ネットワーク位置判断手段によって抽出された経由情報および前記マルチキャストツリー情報記憶手段の記憶内容に基づいて、前記接続先要求の要求元の前記ネットワークノード装置の接続先を決定し接続先応答を送信する接続先指定手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第4のサーバ装置は、第3のサーバ装置において、前記接続先指定手段は、前記ネットワークノード装置の接続先情報から抽出した経由情報における少なくとも1つのネットワーク装置と同じネットワーク装置を含む経由情報が前記マルチキャストツリー情報記憶手段に存在した場合、存在した経由情報と対に記憶されているネットワークアドレスのネットワークノード装置を接続先として決定するものであることを特徴とする。
第1の効果は、プライベートアドレス空間に属する複数のネットワークノード装置間でマルチキャストツリーが構築できることにある。
その理由は、接続先要求に含まれる要求元のネットワークアドレスと発信元のネットワークアドレスとの比較や、経由情報によって、同一のプライベートアドレス空間に属する複数のネットワークノード装置を同じ階層のネットワークに属するノード装置として認識し適切な接続先を指定できるためである。
第2の効果は、プライベートアドレス空間と外部を結ぶネットワークリンクの帯域を効率的に利用できることにある。
その理由は、同一プライベートアドレス空間に属する複数のネットワークノード装置間でマルチキャストツリーを構築することが可能であるため、外部ネットワークへ接続するネットワークノード装置を減らすことができるためである。
以下、本発明の第1の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明を行う。
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態にかかるマルチキャストツリー構築システムは、マルチキャストツリーを構成するネットワークノード装置100と、マルチキャストツリーに参加を希望するネットワークノード装置100に対して接続先のネットワークノード装置を案内するサーバ装置200とを含んで構成される。
まず、ネットワークノード装置100の構成と動作を説明する。
ネットワークノード装置100は、上流ノードと接続するための上流ノード接続手段101と、下流ノードと接続するための1つ以上の下流ノード接続手段102と、接続済の上流ノードと下流ノードおよび接続候補ノードの情報を記憶する接続先記憶手段103と、サーバ装置200に対して接続先要求を送信し、その応答である接続先応答を受信する接続先問い合わせ手段104とを含む。これらの手段は概略次のように動作する。
上流ノード接続手段101は、接続先記憶手段103に記憶された接続候補ノードの情報で特定される上流ノードにおける下流ノード接続手段に接続要求を送出して接続を行い、接続先記憶手段103に記憶された接続候補ノードの情報を接続済の上流ノードの情報に更新する。また、上流ノード接続手段101は、接続した上流ノードの下流ノード接続手段からデータを受信すると、自ノード装置100の図示しないメモリ等に保存すると同時にその複製を下流ノード接続手段102に送出する。
下流ノード接続手段102は、他のネットワークノード装置の上流ノード接続手段より接続要求を受け付け、接続済の下流ノードの情報を接続先記憶手段103に記憶する。また、自ネットワークノード装置100の上流ノード接続手段101から複製データを受け取ると、接続している下流ノードの上流ノード接続手段に送信する。
接続先記憶手段103は、接続済の上流ノードと下流ノードおよび接続候補ノードの情報を記憶するメモリ、磁気ディスクなどで構成される。
接続先問い合わせ手段104は、サーバ装置200が提供するマルチキャストツリーに参加を希望する場合、ユーザ操作あるいはプログラムからの指示に従って、自ネットワークノード装置100のネットワークアドレスを含む接続先要求110を生成し、サーバ装置200宛てに送信する。
図2にネットワークノード装置100からサーバ装置200宛てに送信される接続要求パケットの概略構成を示す。接続先要求コマンドおよび要求元のネットワークアドレスを含む接続先要求に、発信元ネットワークアドレスとして要求元のネットワークアドレスを設定し、宛先アドレスとしてサーバ装置200のネットワークアドレスを設定して送信する。ネットワークノード装置100が或るプライベートアドレス空間に属するノード装置である場合、そのノード装置に割り当てられたプライベートアドレスが接続先要求中の要求元ネットワークアドレスおよび発信元ネットワークアドレスに設定して送信され、ネットワークノード装置100がグローバルアドレスを有するノード装置の場合、そのノード装置の有するグローバルアドレスが接続先要求中の要求元ネットワークアドレスおよび発信元ネットワークアドレスに設定して送信される。後者の場合はそのままサーバ装置200に到着するが、前者の場合は途中に存在するNAT装置などのアドレス変換装置によって発信元ネットワークアドレスがアドレス変換装置の有するグローバルアドレスに書き換えられてサーバ装置200に到着する。
図3はネットワークノード装置100のマルチキャストツリー参加時の動作を示すフローチャートである。ネットワークノード装置100は、マルチキャストツリーに参加する際、接続先問い合わせ手段104により、自身のネットワークアドレスを含む接続先要求110をサーバ装置200に対して発行する(ステップS101)。ネットワークノード装置100は、ステップS101で発行した接続先要求110の応答として、接続先を含む接続先応答210を受信すると、上流ノード接続手段101を通じて、指定された接続先に接続を行い、マルチキャストツリーへ参加する(ステップS102)。具体的には、接続先問い合わせ手段104により、接続先応答210に含まれる接続先を接続候補ノードの情報として接続先記憶手段103に記憶し、上流ノード接続手段101により、この記憶された接続候補ノードの情報で特定される接続先のネットワークノード装置における下流ノード接続手段に接続を行うことにより、マルチキャストツリーへ参加を行う。
次に、サーバ装置200の構成と動作を説明する。
図1を参照すると、サーバ装置200は、接続先指定手段201と、接続先要求判断手段202と、マルチキャストツリー情報記憶手段203とを含む。これらの手段は、概略次のように動作する。
接続先要求判断手段202は、ネットワークノード装置100により発行された接続先要求110を受信し、その接続先要求110の要求元のネットワークアドレスと、ネットワークノード装置110が自身のネットワークアドレスとして接続先要求に含めたネットワークアドレスとを比較し、要求元であるネットワークノード装置100がプライベートアドレス空間に属しているかどうかを判断する。すなわち、比較の結果、前記2つのネットワークアドレスが相違する場合には、接続先要求110の要求元のネットワークノード装置100は、ネットワークノード装置100とサーバ装置200との間に介在するNAT装置などのアドレス変換装置のネットワークアドレスに代表されるプライベートアドレス空間に属していると判断し、一致する場合には、ネットワークノード装置100はネットワークアドレスをグローバルアドレスとして有するものと判断する。
マルチキャストツリー情報記憶手段203は、マルチキャストツリーを構築するために必要な情報を記憶するメモリ、磁気ディスクなどで構成される。マルチキャストツリーを構築するために必要な情報には、マルチキャストツリーを構成するネットワークノード装置のネットワークアドレスが含まれ、さらに、マルチキャストツリーを構成するネットワークノード装置がプライベートアドレス空間に属するノード装置である場合には、そのネットワークノード装置の接続先要求に含まれていたプライベートアドレス及びグローバルアドレスの対の情報が含まれる。プライベートアドレス及びグローバルアドレスの対の情報は、プライベートアドレス空間に属する全てのネットワークノード装置について記憶しておく必要は必ずしもなく、各プライベートアドレス空間毎に、最初にマルチキャストツリーに参加したネットワークノード装置の接続先要求110に含まれていたプライベートアドレス及びグローバルアドレスの対の情報が少なくとも記憶されていればよい。
接続先指定手段201は、接続先要求110の要求元であるネットワークノード装置100がプライベートアドレス空間に属しているかどうかの判断結果とマルチキャストツリー情報記憶手段203に記憶されたマルチキャストツリー情報とに基づいて、プライベートアドレス空間に属するネットワークノード装置間でマルチキャストツリーが構築されるように、接続先要求110の要求元のネットワークノード装置110の接続先を決定し、この決定した接続先の情報を含む接続先応答210をネットワークノード装置100へ送信する。
図4はサーバ装置200の動作を示すフローチャートである。サーバ装置200の接続先要求判断手段202は、ネットワークノード装置100から接続先要求110を受信すると(ステップS201)、接続先要求の発信元ネットワークアドレスと接続先要求中にに含まれる要求元ネットワークアドレスとを比較する(ステップS202)。接続先要求判断手段202は、両者のネットワークアドレスが同一であれば、要求元のネットワークノード装置100はグローバルアドレスを有するネットワークノード装置、両者のネットワークアドレスが異なる場合、要求元のネットワークノード装置100はプライベートアドレスを有するネットワークノード装置であると判断する(ステップS203)。
次に接続先指定手段201は、接続先要求判断手段202の判断結果に基づき、ネットワークノード装置100がグローバルアドレスを有する場合、マルチキャストツリー情報記憶手段203に記憶されたマルチキャストツリー情報を参照して、任意のアルゴリズムを使用して適切な接続先を決定し、この決定した接続先を指定した接続先応答210をネットワークノード装置100へ送信する(ステップS204)。また、接続先応答210を送信したネットワークノード装置100のネットワークアドレスを、マルチキャストツリーに既参加のノード装置のアドレスとしてマルチキャストツリー情報記憶手段203に記憶する。
他方、ネットワークノード装置100がプライベートアドレスを有している場合、接続先指定手段201は、そのネットワークノード装置100の接続先要求110の発信元ネットワークアドレスであるグローバルアドレスをキーにマルチキャストツリー情報記憶手段203に記憶された情報を検索し、そのグローバルアドレスと同じグローバルアドレスであってプライベートアドレスと対になっている情報が存在するかどうかを調べることで、同一プライベートアドレス空間に属し且つ既にマルチキャストツリーに参加している他のネットワークノード装置を検索する(ステップS205)。
同一のプライベートアドレス空間に属し既にマルチキャストツリーに参加している他のネットワークノード装置が1つも存在しない場合、今回接続先要求110を出したネットワークノード装置100は、その属するプライベートアドレス空間内での最初の参加希望ノードであるため、接続先指定手段201は、任意のアルゴリズムを使用して適切な接続先を決定し、この決定した接続先を指定した接続先応答210をネットワークノード装置100へ送信する(ステップS204)。このとき、接続先指定手段201は、当該ネットワークノード装置100から受信した接続先要求110に含まれるプライベートアドレス及びグローバルアドレスの対の情報をマルチキャストツリー情報記憶手段203に記憶する。また、接続先応答210を送信したネットワークノード装置100のネットワークアドレスを、マルチキャストツリーに既参加のノード装置のアドレスとしてマルチキャストツリー情報記憶手段203に記憶する。
他方、要求元のネットワークノード装置100と同一のプライベートアドレス空間に属し既にマルチキャストツリーに参加している他のネットワークノード装置が1つ以上存在した場合、接続先指定手段201は、その中の任意のネットワークノード装置、例えば最初に参加したネットワークノード装置を接続先として決定し、この決定した接続先を指定した接続先応答210をネットワークノード装置100へ送信する(ステップS207)。このとき、接続先指定手段201は、接続先応答210を送信したネットワークノード装置100のネットワークアドレスをマルチキャストツリーに既参加のノード装置のアドレスとしてマルチキャストツリー情報記憶手段203に記憶する。また、ネットワークノード装置100から受信した接続先要求110に含まれるプライベートアドレス及びグローバルアドレスの対の情報を、マルチキャストツリー情報記憶手段203に記憶してもよい。
次に、本実施の形態の効果について説明する。本実施の形態では、ネットワークノード装置100が接続先要求110に自身のネットワークアドレスを含めるよう構成されているため、サーバ装置200が、接続先要求110に含まれるネットワークアドレスと接続先要求110の発信元ネットワークアドレスとを比較することで、ネットワークノード装置100がプライベートアドレス空間に属しているかどうかを判断することが可能となる。これにより、サーバ装置200は、接続先要求110を発行したネットワークノード装置100と同一のプライベートアドレス空間にマルチキャストツリー既参加ノードが存在するかどうか判断することが可能となり、同一のプライベートアドレス空間に属するマルチキャストツリー既参加ノードが存在した場合、サーバ装置200がその任意の既参加ノードを接続先として指定し、ネットワークノード装置100が接続先として指定されたマルチキャストツリー既参加ノードに接続することで、同一のプライベートアドレス空間に属するネットワークノード装置間でマルチキャストツリーを構築することが可能となる。
また、本実施の形態では、同一プライベートアドレス空間でマルチキャストツリーを構築し、外部ネットワークに接続するネットワークノード装置数が小さくなるよう構成されているため、外部ネットワークへのネットワーク帯域を有効に利用することが可能となる。
次に本発明の第1の実施の形態の一実施例について、図面を参照して説明を行う。
図5は、第1の実施の形態におけるネットワークノード装置100とサーバ装置200により構成されるマルチキャストツリー構築システムの一実施例である。アドレス変換装置として、本実施例では、NAT装置を想定する。図6は、図5に記載されたNAT装置501のIPアドレスと、NAT装置501のIPアドレスで代表されるプライベートアドレス空間500に属するネットワークノード装置502及びネットワークノード装置503のIPアドレスを示したものである。
図5に示されるマルチキャストツリー構築システムは、サーバ装置200と、グローバルアドレス空間400に属するネットワークノード装置401、ネットワークノード装置402、ネットワークノード装置403、プライベートアドレス空間500に属するネットワークノード装置502、ネットワークノード装置503、ネットワークノード装置504及びプライベートアドレス空間500とグローバルアドレス空間400の境界に配置されるNAT装置501とで構成される。また、グローバルアドレス空間400に属するネットワークノード装置401、ネットワークノード装置402、ネットワークノード装置403の間でマルチキャストツリー601が構成されているとする。
このような状況において、プライベートアドレス空間500に属するネットワークノード装置502が、マルチキャストツリー601に参加するため、サーバ装置200に対して、自身のネットワークアドレス“192.168.0.1”を含む接続先要求を発行したとする。接続先要求は、NAT装置501を経由してサーバ装置200に届けられる。この際、NAT装置501は、発信元のネットワークアドレスである“192.168.0.1”を自身のネットワークアドレスである“123.123.123.123”に書き換え、サーバ装置200に接続先要求を伝える。
サーバ装置200は、接続先要求を受信し、接続先要求に含まれるネットワークアドレスと発信元のネットワークアドレスとを比較する。この場合、接続先要求に含まれるネットワークアドレス(ネットワークノード装置502のネットワークアドレス)は“192.168.0.1”であり、発信元のネットワークアドレス(NAT装置501のネットワークアドレス)は“123.123.123.123”で、両者は異なっているため、ネットワークノード装置502はプライベートアドレス空間に属していると判断する。
サーバ装置200は、発信元のネットワークアドレス、つまり、NAT装置501に代表されるネットワークアドレスを有するネットワーク内に、マルチキャストツリー601に既に参加しているネットワークノード装置が存在するかどうかを検索する。今の状態では、この検索の結果、NAT装置501に代表されるネットワークには、マルチキャストツリー601に既に参加しているネットワークノード装置は存在しないことが判明する。この結果、サーバ装置200は、ネットワークノード装置502の接続先として、グローバルアドレス空間400に属しマルチキャストツリー601に参加している、例えばネットワークノード装置402を指定し、ネットワークノード装置502に通知する。また、サーバ装置200は、接続先要求に含まれているネットワークノード装置502のプライベートアドレス“192.168.0.1”と接続先要求の発信元のネットワークアドレス“123.123.123.123”を対にして記憶する。
ネットワークノード装置502は、指定されたネットワークノード装置402に接続を行い、マルチキャストツリー601に参加する。
次に、プライベートアドレス空間500に属するネットワークノード装置503がマルチキャストツリー601に参加するため、サーバ装置200に自身のネットワークアドレス“192.168.0.2”を含む参加要求を発行したとする。
ネットワークノード装置502の場合と同様にNAT装置501は、接続先要求の発信元のネットワークアドレスを“123.123.123.123”に書き換え、接続先要求をサーバ装置200に伝える。
サーバ装置200は、接続先要求を受信し、接続先要求に含まれるネットワークアドレスと発信元のネットワークアドレスとを比較する。ネットワークノード装置503のネットワークアドレス“192.168.0.2”と発信元のネットワークアドレス、つまり、NAT装置501のネットワークアドレス“123.123.123.123”が異なっているため、ネットワークノード装置503はプライベートアドレス空間に属していると判断する。
サーバ装置200は、要求元のネットワークアドレス、つまり、NAT装置501に代表されるネットワークアドレスを有するネットワーク内に、マルチキャストツリー601に既に参加しているネットワークノード装置が存在するかどうかを、ネットワークアドレス“123.123.123.123”をキーに検索することで調べる。今の場合、ネットワークノード装置502がマルチキャストツリー601に参加しており、ネットワークノード装置502のプライベートアドレス“192.168.0.1”と接続先要求の発信元のネットワークアドレス“123.123.123.123”の対が発見されるため、発信元のネットワークアドレス“123.123.123.123”に代表されるネットワーク内に、マルチキャストツリー601に参加しているネットワークノード装置502が存在することが判明する。この結果、サーバ装置200は、ネットワークノード装置502を接続先として指定した接続先応答を、ネットワークノード装置503に通知する。
ネットワークノード装置503は、指定されたネットワークノード装置502に接続し。マルチキャストツリー601に参加する。
ネットワークノード装置504の場合もネットワークノード装置503と同様の接続手順により、マルチキャストツリー601に参加する。
「第2の実施の形態」
次に、本発明の第2の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明を行う。
図7を参照すると、本発明の第2の実施の形態にかかるマルチキャストツリー構築システムは、マルチキャストツリーを構成するネットワークノード装置100'と、マルチキャストツリーに参加を希望するネットワークノード装置100'に対して接続先のネットワークノード装置を案内するサーバ装置200'とを含んで構成される。
まず、ネットワークノード装置100'の構成と動作を説明する。
ネットワークノード装置100'は、上流ノードと接続するための上流ノード接続手段101と、下流ノードと接続するための1つ以上の下流ノード接続手段102と、接続済の上流ノードと下流ノードおよび接続候補ノードの情報を記憶する接続先記憶手段103と、サーバ装置200'に対して接続先要求110'を送信し、その応答である接続先応答210を受信する接続先問い合わせ手段104'とを含む。これらの手段のうち、上流ノード接続手段101、下流ノード接続手段102および接続先記憶手段103は、図1のネットワークノード装置100におけるものと同じである。
接続先問い合わせ手段104'は、サーバ装置200'が提供するマルチキャストツリーに参加を希望する場合、ユーザ操作あるいはプログラムからの指示に従って、接続先要求110'をサーバ装置200'宛てに送信するが、図1の接続先問い合わせ手段104と相違し、接続先要求110'中には自ネットワークノード装置100'のネットワークアドレスは必ずしも含めない。つまり、本実施の形態の場合、図2における接続先要求110中の要求元ネットワークアドレスは省略可能である。その代わりに、本実施の形態では、接続先要求110'には、サーバ装置200'に到着するまでに経由したネットワーク装置の情報、つまり経由情報が途中経路上のネットワーク装置によって付加されるようになっている。
次に、サーバ装置200'の構成と動作を説明する。
図7を参照すると、サーバ装置200'は、接続先指定手段201'と、ネットワーク位置判断手段204と、マルチキャストツリー情報記憶手段203'とを含む。これらの手段は、概略次のように動作する。
マルチキャストツリー情報記憶手段203'は、マルチキャストツリーを構築するために必要な情報を記憶するメモリ、磁気ディスクなどで構成される。マルチキャストツリーを構築するために必要な情報には、マルチキャストツリーを構成するネットワークノード装置のネットワークアドレスが含まれ、さらに、本実施の形態では、接続先要求110'の要求元ネットワークアドレスとその接続先要求中110'に含まれていた経由情報との対の情報が含まれる。経由情報には、経由したネットワーク装置のネットワークアドレスが少なくとも含まれている。
ネットワーク位置判断手段204は、ネットワークノード装置100'から送信され,途中経路上の図示しないネットワーク装置によって経由情報が付加された接続先要求110'を受信し、この受信した接続先要求110'から経由情報を抽出する機能を有する。
接続先指定手段201'は、ネットワーク位置判断手段204から抽出された経由情報を受け取り、その経由情報における最初に経由したネットワーク装置から最後に経由したネットワーク装置まで順に、同じネットワーク装置を含む経由情報が存在するかどうかを調べるためにマルチキャストツリー情報記憶手段203'を検索し、その検索結果に基づいて、接続先要求110'の要求元のネットワークノード装置100'の接続先を決定し、この決定した接続先の情報を含む接続先応答210をネットワークノード装置100'へ送信する。
図8はサーバ装置200'の動作を示すフローチャートである。サーバ装置200'のネットワーク位置判断手段204は、ネットワークノード装置100'から接続先要求110'を受信すると(ステップS301)、受信した接続先要求110'に含まれる経由情報を抽出し、接続先指定手段201'へ出力する(ステップS302)。
接続先指定手段201'は、まず、この経由情報における最初に経由したネットワーク装置が属するネットワーク、つまり要求元のネットワークノード装置100'に一番近いネットワークを特定する(ステップS303)。そして、この特定したネットワークに属し既にマルチキャストツリーに参加している他のネットワークノード装置が存在するかどうかを調べ(ステップS304)、若しそのネットワークに既にマルチキャストツリーに参加している他のネットワークノード装置が存在すれば、そのうちの任意の他のネットワークノード装置を接続先として指定した接続先応答210を生成し、ネットワークノード装置100'へ送信する(ステップS305)。具体的には、最初に経由したネットワーク装置のネットワークアドレスを含む経由情報がマルチキャストツリー情報記憶手段203'に記憶されているかどうかを検索し、経由情報が検索されたならば、その経由情報と対にして記憶されているネットワークアドレスを持つ他のネットワークノード装置を接続先として指定した接続先応答210を送信する。このとき、マルチキャストツリー情報記憶手段203'に、今回のネットワークノード装置100'のネットワークアドレスとその接続先要求110'に含まれていた経由情報との対を記憶し、また、今回のネットワークノード装置100'のネットワークアドレスを既参加ノードのアドレスとして記憶しておく。
また、要求元のネットワークノード装置100'に一番近いネットワークに既参加ノードが存在しなかった場合、経由情報中に次に経由したネットワーク装置が属するネットワークが存在するかどうかを調べ(ステップS306)、若し存在すれば、そのネットワーク装置が属するネットワークを特定し(ステップS308)、ステップS304に戻って上述した処理と同様の処理を繰り返す。
他方、経由情報中のネットワーク装置が属する全てのネットワークにおいて既参加ノードが存在しなかった場合、接続先指定手段201'は、任意のアルゴリズムにより接続先を決定し、決定した接続先を指定した接続先応答210をネットワークノード装置100'へ送信する(ステップS307)。このとき、マルチキャストツリー情報記憶手段203'に、今回のネットワークノード装置100'のネットワークアドレスとその接続先要求110'に含まれていた経由情報との対を記憶し、また今回のネットワークノード装置100'のネットワークアドレスを既参加ノードのアドレスとして記憶しておく。
次に、本実施の形態の効果について説明する。本実施の形態では、サーバ装置200'は、ネットワークノード装置100'が発行する接続先要求110'に含まれる経由情報からネットワークノード装置100'が属するネットワーク位置を特定するよう構成されている。これにより、サーバ装置200'は、接続先要求110'を発行したネットワークノード装置100'が属するネットワーク位置に、マルチキャストツリーに既に参加している他のネットワークノード装置が存在するかどうかを判断することが可能となり、該当するマルチキャストツリー既参加ノードが存在した場合、接続先要求110'を発行したネットワークノード装置100'の接続先として、そのマルチキャストツリー既参加ノードのうちの任意のノードを指定することで、同一のネットワークに属するネットワークノード装置間でマルチキャストツリーを構築することが可能となる。
また、本実施の形態では、同一プライベートアドレス空間でマルチキャストツリーを構築し、外部ネットワークに接続するネットワークノード装置数が小さくなるよう構成されているため、外部ネットワークへのネットワーク帯域を有効に利用することが可能となる。
次に本発明の第2の実施の形態の一実施例について、図面を参照して説明を行う。
図9は、図7のネットワークノード装置100'とサーバ装置200'とにより構成されるマルチキャストツリー構築システムの一実施例である。接続先要求が経由するネットワーク装置として、本実施例では、SIPプロキシを想定する。
図10は、図9の実施例におけるSIPプロキシ801、SIPプロキシ802、SIPプロキシ803及びネットワークノード装置806及びネットワークノード装置807のIPアドレスを示したものである。
図11は、SIPプロキシを経由した場合の接続先要求に含まれる情報の変化を示したものである。
まず、図11を参照して、SIPプロキシを経由した場合の接続先要求に含まれる情報の変化について説明する。
図11には、要求を発行する発信者901と要求を受信する受信者902、発信者901の要求を中継するSIPプロキシ903、SIPプロキシ904が描かれている。SIPプロキシでは、要求を転送する際に、自身を経由した情報を要求に追加する必要があるため、発信者901から発行された接続先要求905は、ネットワークアドレス“aaa.bbb.ccc”を持つSIPプロキシ903により転送された場合、接続先要求906のようにSIPプロキシ903の情報が追加される。また、SIPプロキシ903から発行された接続先要求906がSIPプロキシ904を経由し、受信者902に送信されるとすると、接続先要求907のように、SIPプロキシ904の情報が追加される。
さて、図9を参照すると、本実施例にかかるマルチキャストツリー構築システムは、サーバ装置200'、グローバルアドレス空間700に属するネットワークノード装置701、ネットワークノード装置702、プライベートアドレス空間800に属するSIPプロキシ801、プライベートアドレス空間800内のサブネット804に属するSIPプロキシ802とネットワークノード装置806、ネットワークノード装置807、プライベートアドレス空間800内のサブネット805に属するSIPプロキシ803とネットワークノード装置808、ネットワークノード装置809、ネットワークノード装置810で構成され、グローバルアドレス空間700に属するネットワークノード装置701とネットワークノード装置702により、マルチキャストツリー602が構築されている。
このような状況において、プライベートアドレス空間800内のサブネット804に属するネットワークノード装置806が、マルチキャストツリー602に参加するため、接続先要求110'をサーバ装置200'に対して発行したとする。このとき、接続先要求110'はサーバ装置200'に接続するためにSIPプロキシ802及びSIPプロキシ801を経由するため、接続先要求110'にはSIPプロキシ802及びSIPプロキシ801の経由情報が含まれる。
サーバ装置200'は、接続先要求110'を受信すると、経由情報を抽出する。次にサーバ装置200は、まず、最初に経由したネットワーク装置、つまり、SIPプロキシ802のネットワークアドレスを経由情報から抽出する。そしてサーバ装置200'は、SIPプロキシ802のネットワークアドレスにより代表されるネットワークにマルチキャストツリー602に参加している他のネットワークノード装置が存在するかどうかを検索する。具体的には、SIPプロキシ802のネットワークアドレスを含む経由情報がマルチキャストツリー情報記憶手段203'に存在するかどうかを検索する。今の場合、検索の結果、SIPプロキシ802により代表されるネットワークに既参加ノードが存在しないことが判明する。次にサーバ装置200'は、経由情報の中でSIPプロキシ802の次に経由したネットワーク装置として、SIPプロキシ801を発見し、SIPプロキシ801のネットワークアドレスに代表されるネットワークにマルチキャストツリー602に参加している他のネットワークノード装置が存在するかどうかを検索する。今の場合、検索の結果、SIPプロキシ801に代表されるネットワークに既参加ノードが存在しないことが判明する。サーバ装置200'は、経由情報の中でSIPプロキシ801の次に経由したネットワーク装置が発見できないため、ネットワークノード装置806の接続先として、グローバルアドレス空間700に属し且つマルチキャストツリー602に参加しているノード装置、例えばネットワークノード装置701を指定し、ネットワークノード装置806に通知する。また、サーバ装置200'は、マルチキャストツリー情報記憶手段203'に、ネットワークノード装置806のネットワークアドレス及びその経由情報を記憶し、またネットワークノード装置806をマルチキャストツリー602に参加しているノード装置の1つとして記憶する。
ネットワークノード装置806は、指定されたネットワークノード装置701に接続し、マルチキャストツリー602に参加する。
次に、プライベートアドレス空間800内のサブネット804に属するネットワークノード装置807が、マルチキャストツリー602に参加するために、サーバ装置200'に対して、接続先要求110'を発行したとする。このとき、接続先要求110'はサーバ装置200'に接続するために、SIPプロキシ802及びSIPプロキシ801を経由するため、接続先要求110'にはSIPプロキシ802及びSIPプロキシ801の経由情報が含まれる。サーバ装置200'は受信した接続先要求110'から経由情報を抽出し、最初に経由したネットワーク装置、つまり、SIPプロキシ802を発見する。サーバ装置200'は、SIPプロキシ802のネットワークアドレスに代表されるネットワークにマルチキャストツリー602に既に参加しているノード装置が存在するかどうかを検索する。今の場合、SIPプロキシ802を経由するネットワークノード装置806の経由情報がマルチキャストツリー情報記憶手段203'に記憶されているため、検索の結果、SIPプロキシ802のネットワークアドレスに代表されるネットワークにマルチキャストツリー602に既に参加している他のネットワークノード装置が存在することが判明する。サーバ装置200'は、発見されたマルチキャストツリー602の既参加ノード、つまり今の場合はネットワークノード装置806を接続先として指定し、ネットワークノード装置807に通知する。このとき、サーバ装置200'は、マルチキャストツリー情報記憶手段203'に、ネットワークノード装置808をマルチキャストツリー602に参加するノード装置として記憶し、ネットワークノード装置807のネットワークアドレス及び経由情報を記憶する。ネットワークノード装置807は指定されたネットワークノード装置806に接続し、マルチキャストツリー602に参加する。
次に、プライベートアドレス空間800内のサブネット805に属するネットワークノード装置808が、マルチキャストツリー602に参加するために、サーバ装置200'に対して接続先要求110'を発行したとする。このとき、接続先要求110'はサーバ装置200'に接続するために、SIPプロキシ803及びSIPプロキシ801を経由するため、接続先要求110'にはSIPプロキシ803及びSIPプロキシ801の経由情報が含まれる。サーバ装置200'は受信した接続先要求から経由情報を抽出し、最初に経由したネットワーク装置、つまり、SIPプロキシ803を発見する。
サーバ装置200'は、SIPプロキシ803のネットワークアドレスに代表されるネットワークにマルチキャストツリー602に既に参加している他のネットワークノード装置が存在するかどうかを検索する。今の場合、検索の結果、SIPプロキシ803のネットワークアドレスに代表されるネットワークにマルチキャストツリー602に既に参加しているノードは存在しないことが判明する。次に、サーバ装置200'は、経由情報の中で、SIPプロキシ803の次に経由したネットワーク装置、つまり、SIPプロキシ801を発見する。サーバ装置200'は、SIPプロキシ801のネットワークアドレスに代表されるネットワークにマルチキャストツリー602に既に参加している他のネットワークノード装置が存在するかどうかを検索する。今の場合、検索の結果、SIPプロキシ801のネットワークアドレスに代表されるネットワークにマルチキャストツリー602に既に参加しているノードとして、少なくともネットワークノード装置806が判明する。サーバ装置200'は、発見されたマルチキャストツリー602の既参加ノードのうちの任意のノード、本実施例では、ネットワークノード装置806を接続先として指定し、ネットワークノード装置808に通知する。このとき、サーバ装置200'は、マルチキャストツリー情報記憶手段203'に、ネットワークノード装置808のネットワークアドレス及び経由情報を記憶し、また、ネットワークノード装置808をマルチキャストツリー602に参加するノード装置として記憶する。ネットワークノード装置808は、指定されたネットワークノード装置806に接続し、マルチキャストツリー602に参加する。
ネットワークノード装置809及びネットワークノード装置810は、ネットワークノード装置807と同様の接続手順により、ネットワークノード装置808に接続し、マルチキャストツリー602に参加する。
以上本発明の実施の形態および実施例について説明したが、本発明は以上の実施の形態および実施例にのみ限定されず、その他各種の付加変更が可能である。また、本発明のネットワークノード装置およびサーバ装置は、その有する機能をハードウェア的に実現することは勿論、コンピュータとノード用プログラム、サーバ用プログラムとで実現することができる。ノード用プログラムは、磁気ディスクや半導体メモリ等のコンピュータ可読記録媒体に記録されて提供され、コンピュータの立ち上げ時などにコンピュータに読み取られ、そのコンピュータの動作を制御することにより、そのコンピュータを前述した各実施の形態におけるネットワークノード装置100、100'として機能させる。また、サーバ用プログラムは、磁気ディスクや半導体メモリ等のコンピュータ可読記録媒体に記録されて提供され、コンピュータの立ち上げ時などにコンピュータに読み取られ、そのコンピュータの動作を制御することにより、そのコンピュータを前述した各実施の形態におけるサーバ装置200、200'として機能させる。
本発明によれば、プライベートアドレス空間に属するノードを含むマルチキャストツリーを構築するマルチキャストツリー構築システム及び方法、サーバ装置に適用可能である。
本発明の第1の実施の形態にかかるマルチキャストツリー構築システムのブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるマルチキャストツリー構築システムにおけるネットワークノード装置から送信される接続先要求パケットの構成図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるマルチキャストツリー構築システムにおけるネットワークノード装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態にかかるマルチキャストツリー構築システムにおけるサーバ装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態にかかるマルチキャストツリー構築システムの一実施例のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるマルチキャストツリー構築システムの一実施例におけるNAT装置とネットワークノード装置に割り当てられたIPアドレスを示す図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるマルチキャストツリー構築システムのブロック図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるマルチキャストツリー構築システムにおけるサーバ装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態にかかるマルチキャストツリー構築システムの一実施例のブロック図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるマルチキャストツリー構築システムの一実施例におけるSIPプロキシとネットワークノード装置に割り当てられたIPアドレスを示す図である。 中継装置としてSIPプロキシを採用した場合の要求先情報の変化を示す図である。
符号の説明
100、100'…ネットワークノード装置
101…上流ノード接続手段
102…下流ノード接続手段
103…接続先記憶手段
104、104'…接続先問い合わせ手段
110、110'…接続先要求
200、200'…サーバ装置
201、201'…接続先指定手段
202…接続先要求判断手段
203、203'…マルチキャストツリー情報記憶手段
204…ネットワーク位置判断手段
210…接続先応答
204、203…ネットワークノード装置
400…グローバルアドレス空間
401〜403…ネットワークノード装置
500…プライベートアドレス空間
501…NAT装置
502、503、504…ネットワークノード装置
601、602…マルチキャストツリー
700…グローバルアドレス空間
701、702…ネットワークノード装置
800…プライベートアドレス空間
801、802、803…SIPプロキシ
804、805…サブネット
806〜810…ネットワークノード装置
901…発信者
902…受信者
903、604…SIPプロキシ
905〜907…接続先要求

Claims (8)

  1. マルチキャストツリーを構成する複数のネットワークノード装置と、マルチキャストツリーに参加を希望するネットワークノード装置に対して接続先のネットワークノード装置を案内するサーバ装置とを含むマルチキャストツリー構築システムにおいて、
    前記ネットワークノード装置は、自ノード装置のネットワークアドレスを含んだ接続先要求を前記サーバ装置へ送信する接続先問い合わせ手段と、前記サーバ装置から受信した接続先応答で指定された接続先に接続する接続手段とを備え、
    前記サーバ装置は、前記ネットワークノード装置から受信した前記接続先要求の発信元のネットワークアドレスと前記接続先要求に含まれるネットワークアドレスとを比較し、前記ネットワークノード装置がプライベートアドレス空間に属しているかどうかを判断する接続先要求判断手段と、マルチキャストツリーの構築に必要な情報に関して、グローバルアドレスとプライベートアドレスの対を記憶するマルチキャストツリー情報記憶手段と、前記接続先要求判断手段の判断結果および前記マルチキャストツリー情報記憶手段の記憶内容に基づいて、前記接続先要求の要求元の前記ネットワークノード装置の接続先を決定し接続先応答を送信する接続先指定手段とを備えることを特徴とするマルチキャストツリー構築システム。
  2. 前記接続先指定手段は、前記ネットワークノード装置がプライベートアドレス空間に属していることが判明した場合、前記接続先要求に含まれるグローバルアドレスに基づいて、同一プライベートアドレス空間に属し且つ既に前記マルチキャストツリーに参加している他のネットワークノード装置を前記マルチキャストツリー情報記憶手段から検索し、該検索結果に基づいて前記ネットワークノード装置の接続先を決定するものであることを特徴とする請求項1記載のマルチキャストツリー構築システム。
  3. a)マルチキャストツリーに参加を希望するネットワークノード装置が、自ノード装置のネットワークアドレスを含んだ接続先要求をサーバ装置へ送信するステップと、
    b)前記サーバ装置が、受信した前記接続先要求の発信元のネットワークアドレスと前記接続先要求に含まれるネットワークアドレスとを比較するステップと、
    c)前記サーバ装置が、前記比較の結果、前記2つのネットワークアドレスが相違する場合には、前記接続先要求の要求元の前記ネットワークノード装置は前記接続先要求の発信元のネットワークアドレスに代表されるプライベートアドレス空間に属していると判断し、一致する場合には、前記接続先要求の要求元の前記ネットワークノード装置は前記ネットワークアドレスをグローバルアドレスとして有するものと判断するステップと、
    d)前記サーバ装置が、前記判断結果に基づいて、前記接続先要求の要求元の前記ネットワークノード装置の接続先を決定し、前記ネットワークノード装置へ接続先応答を送信するステップと、
    e)前記ネットワークノード装置が、前記サーバ装置から受信した前記接続先応答で指定された接続先に接続するステップとを含むことを特徴とするマルチキャストツリー構築方法。
  4. 前記ステップdにおいて、前記ネットワークノード装置が前記接続先要求の発信元のネットワークアドレスに代表されるプライベートアドレス空間に属していると判断した場合、該プライベートアドレス空間に属し且つ前記マルチキャストツリーに既に参加している他のネットワークノード装置を接続先として決定することを特徴とする請求項記載のマルチキャストツリー構築方法。
  5. マルチキャストツリーを構築するサーバ装置において、
    ネットワークノード装置からの接続先要求を受信し、前記接続先要求の発信元のネットワークアドレスとネットワークノード装置が自身のネットワークアドレスとして前記接続先要求に含めたネットワークアドレスとを比較し、ネットワークノード装置がプライベートアドレス空間に属しているかどうかを判断する接続先要求判断手段と、
    マルチキャストツリーの構築に必要な情報に関して、グローバルアドレスとプライベートアドレスの対を記憶するマルチキャストツリー情報記憶手段と、
    前記接続先要求判断手段の判断結果および前記マルチキャストツリー情報記憶手段の記憶内容に基づいて接続先を決定し接続先応答を前記ネットワークノード装置に送信する接続先指定手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  6. 前記接続先指定手段は、前記ネットワークノード装置がプライベートアドレス空間に属していることが判明した場合、前記接続先要求に含まれるグローバルアドレスに基づいて、同一プライベートアドレス空間に属し且つ既に前記マルチキャストツリーに参加している他のネットワークノード装置を前記マルチキャストツリー情報記憶手段から検索し、該検索結果に基づいて前記ネットワークノード装置の接続先を決定するものであることを特徴とする請求項記載のサーバ装置。
  7. マルチキャストツリーの構築に必要な情報に関して、グローバルアドレスとプライベートアドレスの対を記憶するマルチキャストツリー情報記憶手段を有し、マルチキャストツリーを構築するサーバ装置を構成するコンピュータを、
    ネットワークノード装置からの接続先要求を受信し、前記接続先要求の発信元のネットワークアドレスとネットワークノード装置が自身のネットワークアドレスとして前記接続先要求に含めたネットワークアドレスとを比較し、ネットワークノード装置がプライベートアドレス空間に属しているかどうかを判断する接続先要求判断手段、
    前記接続先要求判断手段の判断結果および前記マルチキャストツリー情報記憶手段の記憶内容に基づいて接続先を決定し接続先応答を前記ネットワークノード装置に送信する接続先指定手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  8. 前記接続先指定手段は、前記ネットワークノード装置がプライベートアドレス空間に属していることが判明した場合、前記接続先要求に含まれるグローバルアドレスに基づいて、同一プライベートアドレス空間に属し且つ既に前記マルチキャストツリーに参加している他のネットワークノード装置を前記マルチキャストツリー情報記憶手段から検索し、該検索結果に基づいて前記ネットワークノード装置の接続先を決定するものであることを特徴とする請求項記載のプログラム。
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