JP4432552B2 - stamp - Google Patents
stamp Download PDFInfo
- Publication number
- JP4432552B2 JP4432552B2 JP2004070475A JP2004070475A JP4432552B2 JP 4432552 B2 JP4432552 B2 JP 4432552B2 JP 2004070475 A JP2004070475 A JP 2004070475A JP 2004070475 A JP2004070475 A JP 2004070475A JP 4432552 B2 JP4432552 B2 JP 4432552B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink supply
- ink
- printing
- supply body
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
Description
本発明は、日付印などの印判に関するものである。 The present invention relates to a stamp such as a date stamp.
従来より、印字面に多孔質材料を用い、その印字面にインクを含浸させておき、押印の都度インクスタンプを使ってインクを付着しなくても数回連続して押印できるようにした印判が知られている。このような印判においては、例えば、特許文献1では、スタンドにインク供給体であるインク収蔵マットを内蔵させ、不使用時にはインク収蔵マットに印字面を接触させ、インクをインク収蔵マットから印字面に浸透させてインクの補給をするように構成されている。
Conventionally, there has been a stamp that uses a porous material on the printing surface, impregnated with ink on the printing surface, and allows the stamp to be continuously stamped several times without using the ink stamp for each stamp. Are known. In such a stamp, for example, in
このようなインク供給体からインクを吸い上げて内蔵させる印判においては、印字面の周囲にインク供給体が接触すると、印字面以外にインクが付着して捺印時に汚れとなってしまう。これに対応させるために、インク供給体の印字面との接触面(インク供給面)を印字面の表面積とほぼ同一の表面積を持つようにすることが考えられるが、日付印等のように印字面の面積が狭い場合、インク供給体のインク供給面の表面積も小さくなるので、インクの収蔵量を確保するためには、インク供給体の高さをある程度高くすることとなる。
このように形成した場合に、キャップやスタンドの壁面とインク供給体をぴったり接触させてインク供給体を保持すると、インク供給体内で空気の出入りが妨げられ、インク供給体にインクを補充した場合にインクの補充面からインク供給体の奥にインクが浸透しにくいという問題があった。 When the ink supply body is held in close contact with the wall surface of the cap or stand when the ink supply body is formed in this way, the air supply is prevented from entering and exiting the ink supply body, and the ink supply body is replenished with ink. There has been a problem that it is difficult for ink to penetrate from the ink replenishment surface to the back of the ink supply body.
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、蓋体に設けたインク供給体にインクを補充する場合にインクが浸透しやすい印判を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above problems, and an object of the present invention is to provide a stamp in which ink easily penetrates when an ink supply body provided on a lid is replenished with ink.
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の印判は、本体ケースと当該本体ケースに着脱可能な蓋体とから構成され、前記本体ケース内に、印影を形成するための印字面を有する第一印字体を有する印判であって、前記蓋体の裏面に設けられ、前記第一印字体の露出された印字面に接触してその印字面にインクを供給するインク供給体と、当該インク供給体の周囲に設けられ、当該インク供給体を前記第一印字体の露出された印字面に対向するよう保持する用壁と、前記インク供給体の前記用壁に対向する面に、少なくとも凸部および凹部の一方が設けられることによって、前記用壁と前記インク供給体との間で空気が出入り可能な隙間として形成される通路と、を備えたことを特徴とする。
In order to achieve the above object, a stamp according to
また、本発明の請求項2に記載の印判は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記第一印字体が露出する露出孔を有し、その露出孔から露出された前記第一印字体の印字面とともに印影を形成する第二印字体を備えたことを特徴とする。
The stamp according to
また、本発明の請求項3に記載の印判は、請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記インク供給体の前記用壁に対向する面に突出形成された第1の凸部を備え、前記通路は、当該第1の凸部によって前記用壁と前記インク供給体との間に形成された隙間により構成されることを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, in addition to the configuration according to the first or second aspect, the first convex portion that is formed to project from the surface of the ink supply body that faces the wall. The passage is formed by a gap formed between the wall and the ink supply body by the first convex portion.
また、本発明の請求項4に記載の印判は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記インク供給体の前記用壁に対向する面に形成された第1の凹部を備え、前記通路は、当該第1の凹部により構成されることを特徴とする。
Further, according to a fourth aspect of the present invention signet, in addition to the configuration of the invention according to any one of
また、本発明の請求項5に記載の印判は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記インク供給体の前記蓋体裏面と対向する面に突出形成された第2の凸部を備え、当該第2の凸部によって前記蓋体裏面と前記インク供給体との間に形成され、且つ、前記通路に連通する隙間が構成されることを特徴とする。 According to a fifth aspect of the present invention, in addition to the configuration according to any one of the first to fourth aspects, the stamp is formed on the surface of the ink supply member that faces the back surface of the lid. It is characterized in that a gap is formed between the back surface of the lid and the ink supply body and communicates with the passage.
また、本発明の請求項6に記載の印判は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記インク供給体の前記蓋体裏面と対向する面に形成された第2の凹部を備え、当該第2の凹部は前記通路に連通することを特徴とする。
In addition to the configuration of the invention according to any one of
本発明の請求項1に記載の印判は、蓋体側のインク供給体を保持する用壁とインク供給体との間に通路を設けたので、インク供給体内部への空気の出入りが妨げられず、インク供給体にインクを補充したときに、下方にも十分にインクの染み込みが可能となる。 In the stamp according to the first aspect of the present invention, since the passage is provided between the wall for holding the ink supply body on the lid side and the ink supply body, the entry and exit of air into the ink supply body is not hindered. When the ink supply body is replenished with ink, the ink can sufficiently penetrate into the lower part.
また、本発明の請求項2に記載の印判は、請求項1に記載の発明の効果に加え、インク供給体からは第一印字体にのみインクが供給されるので、第二印字体を凹凸の少ない印面で形成した場合にも、インクが付着して捺印時に汚れがつくことがない。
Further, in addition to the effect of the invention described in
また、本発明の請求項3に記載の印判は、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、インク供給体の用壁との対向面に凸部を設けたので、用壁側の形状に変更を加えることなく、簡単に空気の通路を確保できる。
In addition to the effect of the invention described in
また、本発明の請求項4に記載の印判は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の効果に加え、インク供給体の用壁との対向面に凹部を設けたので、用壁側の形状に変更を加えることなく、簡単に空気の通路を確保できる。
In addition to the effect of the invention according to any one of
また、本発明の請求項5に記載の印判は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の効果に加え、インク供給体の蓋体裏面との対向面に凸部を設けたので、蓋体の裏面側にも空気の通る隙間が形成され、この隙間が用壁とインク供給体との間の通路に連通するので、さらに空気の出入りが良好に行なわれ、インクの染み込みがスムーズに進行する。
Further, in the stamp according to claim 5 of the present invention, in addition to the effect of the invention according to any one of
また、本発明の請求項6に記載の印判は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の効果に加え、インク供給体の蓋体裏面との対向面に凹部を設け、用壁とインク供給体との間の通路に連通するので、さらに空気の出入りが良好に行なわれ、インクの染み込みがスムーズに進行する。
In addition to the effect of the invention according to any one of
以下、本発明を具体化した印判の一実施の形態について、一例としての日付印1を用いて説明する。図1は、捺印可能な状態の日付印1の斜視図である。図2は、印字面211の変更が可能な状態の日付印1の斜視図である。図3は、日付印1の分解斜視図である。図4は、図1に示す一点鎖線において矢視方向Aから見た、日付印1の要部拡大断面図である。図5は、キャップ10の分解斜視図である。図6は、用壁11にリブ14を設けたキャップ10の平面図である。図7は、インク供給体12が装着された状態のキャップ10の平面図である。図8は、用壁11にリブ14を設け、さらに底面20にリブ16を設けたキャップ10の平面図である。図9は、用壁11に溝17を設けたキャップ10の平面図である。図10は、用壁11に溝17を設け、さらに底面20に溝18を設けたキャップ10の平面図である。図11は、側面に凸部19を設けたインク供給体12を装着するキャップ10の分解斜視図である。図12は、側面に凸部19を設け、さらに底面に凸部21を設けたインク供給体12を装着するキャップ10の分解斜視図である。図13は、側面に凹部22を設けたインク供給体12を装着するキャップ10の分解斜視図である。図14は、側面に凹部22を設け、さらに底面に凹部23を設けたインク供給体12を装着するキャップ10の分解斜視図である。
Hereinafter, an embodiment of a stamp embodying the present invention will be described using a
図1に示すように、日付印1は略円筒状の本体ケース2を有しており、本体ケース2の一方の筒端部2aの口径は、胴回りよりやや大きく構成されている。その筒端部2aには被捺印媒体に印影を形成するための印字面が設けられている。印字面は、本体ケース2の軸方向に対して直交し、略円形に形成され、印影が不変の印字面111と、数字や記号などを組み合わせて任意の日付等の印影を形成可能な印字面211との合成により、一つの印影を形成できるように構成されている。また、日付印1の非使用時に、印字面111,211を覆って保護するための蓋体であるキャップ10が、本体ケース2に対して筒端部2a側より着脱可能に設けられている。
As shown in FIG. 1, the
本体ケース2の筒端部2aとは反対側の筒端部2dからは、移動印字部200(図3参照)の後端部205が露出されている。図2に示すように、本体ケース2を保持し、後端部205を本体ケース2に対して周方向に略180度回転させると、後端部205とともに移動印字部200が回転される。すると、本体ケース2の外周面に開口された開口部2bより、スライド式の操作部221が露出される。後述するが、この操作部221は、複数設けられた印字面211の変更を行うためのものである。
A
図3に示すように、本体ケース2の内部には、印字面211を保持する移動印字部200と、印字面111を保持した固定印字部100とが収容される。固定印字部100には、印字面111が形成された固定印字体112(図4参照)と、その固定印字体112に接触してインクを供給するインク貯蔵体113(図4参照)と、固定印字体112およびインク貯蔵体113を保持し、本体ケース2の筒端部2aの内周に嵌合する基部120とが設けられている。本体ケース2内に移動印字部200を収容した状態で固定印字部100によって筒端部2aの開口を閉栓するため、基部120の外周には螺旋状の螺旋溝121が2本、溝設されている。この螺旋溝121には、本体ケース2の筒端部2aの内周より互いに向き合うように突設された2つのボス2cが係合されるようになっている。尚、固定印字体112が、本発明の第二印字体に相当する。
As shown in FIG. 3, the
また、固定印字部100の基部120の内部からは、印字面111とは反対の方向に2つの一対のガイド部材123がそれぞれ突設されている。この一対のガイド部材123の間には、後述する移動印字部200の保持体230の短手方向側面に突設されている2つのガイド片232が挟み込まれるようになっている。このため、固定印字部100は移動印字部200に対し、その軸方向にのみ摺動可能にその移動方向が規制される。すなわち、ボス2cが螺旋溝121に沿ってスライドされると、固定印字部100は、本体ケース2に対してその軸方向に出退される。
Further, two pairs of
基部120が固定印字体112(図4参照)及びインク貯蔵体113(図4参照)を保持する部分の側面には、一対の突起部122が設けられている。また、固定印字部100の印字面111の略中央には、印字面111の面と直交する方向に固定印字部100を貫通する略長方形の露出孔114が孔設されている。露出孔114は、移動印字体210の印字面211を、本体ケース2から露出させるための孔である。上記した突起部122は、露出孔114の短手方向の両側における基部120の側面に設けられている。
A pair of
移動印字部200は、移動印字体210を保持した保持体230を円筒状の支持ケース201内にて支持している。移動印字体210は、略長板状の保持体230の長手方向に沿って、それぞれ個別に回転可能に並列させて支持した5本のベルト体220の外周面に、ベルト体220の回転とともにその位置が移動されるように固定されている。移動印字体210には、ベルト体220の外周面において突設状に設けられ、その先端に印字面211を有する印字部212がベルト体220の回転方向に沿って複数列設されており、各印字部212の根元部分が連結された構造を有する。尚、移動印字体210が、本発明の第一印字体に相当する。
The moving
移動印字体210は、例えば多孔性樹脂などのインク含浸体から形成されている。移動印字体210の印字部212が突設された側の面とは反対側の面、すなわち、ベルト体220に対向する側の面(移動印字体210の内面)は、移動印字体210内に浸透したインクが滲みだしてベルト体220に付着するのを防止するための滲み出し防止構造が設けられている。例えば、移動印字体210の内面の表面を熱や薬品等で溶解して孔を塞ぐ加工や、移動印字体210の内面の表面全体に接着剤等を塗布することによって孔を塞ぐ加工や、移動印字体210の内面の表面全体にフィルム等を貼設して孔を塞ぐ加工などが施されている。
The moving
また、ベルト体220の外周面には、各ベルト体220を個々に回転させる際に操作する操作部221が突設されており、保持体230の長手方向に沿って操作部221をスライド移動させることでベルト体220を回転させることができる。
Further, on the outer peripheral surface of the
そして前述したように、図3に示す支持ケース201は、本体ケース2に収容されるため、本体ケース2の内周にあわせて円筒状に形成されており、その一側面には、軸方向に沿って4本の長細い溝状のガイド溝202が開口されている。保持体230を支持ケース201に収容した状態では、5本のベルト体220の各操作部221が、端の2本のベルト体220の操作部221については同じガイド溝202から、残る3本のベルト体220の操作部221についてはそれぞれ独立のガイド溝202から、支持ケース201の外方に突出されるようになっている。さらに、図2に示すように、支持ケース201を本体ケース2に収容し、印字面211の変更が行える状態では、4本のガイド溝202のすべてが開口部2bより露出される。
As described above, since the
次に、図3及び図4に示すように、固定印字部100は、円筒状の基部120によって固定印字体112およびインク貯蔵体113を保持しており、固定印字体112の印字面111が、表向きに露出されている。インク貯蔵体113は、例えば多孔性樹脂からなり、内部にインクを染み込ませることによってインクを貯蔵することができる。固定印字体112もまた多孔性樹脂からなり、印字面111は、公知のように、固定印字体112の印影となる部分をマスクした状態で圧縮しつつ露光し、露光された部分が溶解して孔を塞ぐことによって形成される。固定印字体112は、インク貯蔵体113からインクの供給を受ける。また、キャップ10が、突起部122を側方から挟むように本体ケース2に嵌められ、固定印字体112と移動印字体210の露出している印字面211を保護している。さらに、後述するように、キャップ10は、中央の用壁11内にインク供給体12を保持している。
Next, as shown in FIGS. 3 and 4, the fixed
次に、図5〜図7に示すように、円形平板の縁部を立ち上げた側面10aを有するキャップ10の内部中央には、略矩形に用壁11が設けられ、移動印字体210の印字面211にインクの供給を行うインク供給体12を保持するインク供給体保持部15を構成している。長辺を構成する用壁11の内側には、用壁11の上端からキャップ10の裏面(インク供給体保持部15の底面)に至るまで、リブ14が各2箇所設けられている。
Next, as shown in FIGS. 5 to 7, a substantially
インク供給体12は、リブ14に沿ってインク供給体保持部15に挿入される。インク供給体12は、キャップ10が印字面111,211を覆って日付印1に装着された場合に、露出孔114から露出される移動印字体210の印字面211に当接してインクの供給を行う(図4参照)。インク供給体12は、例えばフェルトあるいはウレタン等のインクを染み込ませて貯蔵可能な部材からなる。印字面211へのインクの供給は、固定印字部100のインク貯蔵体113から行われるが、キャップ10の装着状態では、選択されている印字面211に対してインク供給体12から直接インクの供給を行うことができる。これにより、選択されている印字部212へのインクの浸透が2方向から円滑に行われるため、連続した捺印が行われた場合に印影がかすれにくい。
The
また、インク供給体12は、用壁11の高さより突出するように構成されている(図4参照)。この突出部分が、非捺印時には、露出孔114のやや奥まった位置にある移動印字体210の印字面211に常に当接する。そのとき、インク供給体12が露出孔114の内壁に触れないように、インク供給体12は、その突設部分の外周の大きさが、露出孔114の内周の大きさよりひとまわり小さく構成されている。
Further, the
図7に示すように、インク供給体12は、リブ14によってインク供給体保持部15内に保持される。従って、リブ14は、用壁11の上端から下端まで延設されているものに限らず、インク供給体12を保持できる長さであればよい。リブ14がインク供給体12の側面に当接するため、用壁11とインク供給体12との間には隙間13が形成される。この隙間13は、インク供給体12内部に空気が出入りする通路となる。このようにして空気が出入りすることにより、インク供給体12にインクを補充すると、キャップ10の裏面近くまでインクの染み込みが確実に行なわれる。なお、インク供給体12のリブ14に当接しない側面(短辺にあたる側面)は、用壁11に接触してもよいが、用壁11との間に隙間14aがあく程度の大きさにインク供給体12を形成してもよい。このように形成すれば、さらにリブのない側にも空気の通路を確保することができる。なお、リブ14が本発明の第1のリブに相当する。
As shown in FIG. 7, the
また、図8に示すように、用壁11に囲まれたキャップ10の裏面側、すなわちインク供給体保持部15の底面20にも、リブ16を設けてもよい。このリブ16により、インク供給体12はキャップ10の裏面に密着せず、キャップ10の裏面とインク供給体12との間にも隙間が形成される。リブ16は、キャップ10の裏面とインク供給体12との間に隙間が形成されるだけの高さ及び長さがあればよく、用壁11の一辺から他辺にわたって延設されるものに限られない。このリブ16によりインク供給体12の底面とインク供給体保持部15の底面20との間に形成される隙間は、用壁11とインク供給体12との間に形成された空気の通路である隙間13に連通するので、さらに空気の出入りがスムーズに行なわれ、インク補充時にインク供給体12へのインクの染み込みが確実に行なわれる。ここで、リブ16が本発明の第2のリブに相当する。なお、リブ14の数は本実施形態のように各長辺に2箇所に限らず、1箇所でも3箇所以上でもよく、短辺に設けてもよい。ちょうど向かい合うような位置でなくてもよい。
Further, as shown in FIG. 8,
また、図9に示すように、用壁11に溝17を形成してもよい。溝17により、用壁11とインク供給体12との間に空気の通路が確保され、インク供給体12内部に空気が出入り可能となる。従って、前述したリブ14を設ける場合と同様に、インク供給体12にインクを補充すると、キャップ10の裏面近くまでインクの染み込みが確実に行なわれる。溝17の位置及び本数は、図示した位置や一長辺あたり2本に限らず、短辺側に設けてもよく、3本以上にしてもよい。なお、溝17が本発明の第1の溝に相当する。
Further, as shown in FIG. 9, a
さらに、図10に示すように、インク供給体保持部15の底面20に、溝17と連通する溝18を形成してもよい。溝18の本数や位置は、図10に示すものに限らず、溝17に連通していればよい。この溝18により、溝17だけの場合に加えてさらに空気の出入りがスムーズに行なわれ、インク補充時にインク供給体12へのインクの染み込みが確実に行なわれる。なお、溝18が本発明の第2の溝に相当する。
Further, as shown in FIG. 10, a
また、用壁11や底面20にリブや溝を設けるのではなく、図11に示すようにインク供給体12の用壁11と対向する側面に凸部19を設けてもよい。このように、凸部19を設けると、凸部19と用壁11とが当接するため、インク供給体12本体と用壁11との間に隙間が形成され、この隙間が空気の通路となって、インク供給体12内部に空気が出入りする通路が確保される。このようにして空気が出入りすることにより、インク補充時に、インク供給体12には、キャップ10の裏面近くまでインクの染み込みが確実に行なわれることになる。なお、凸部19が本発明の第1の凸部に相当する。
Further, instead of providing ribs or grooves on the
さらに、図12に示すように、凸部19に加えて、インク供給体保持部15の底面20に対向するインク供給体12の面に凸部21を形成してもよい。この凸部21により、インク供給体12はキャップ10の裏面に密着せず、キャップ10の裏面とインク供給体12との間にも隙間が形成される。凸部21は、キャップ10の裏面とインク供給体12との間に隙間が形成されるだけの高さ及び長さがあればよく、インク供給体12の底面の一辺から他辺にわたって延設されるものに限られない。この凸部21によりインク供給体12の底面とインク供給体保持部15の底面20との間に形成される隙間は、用壁11とインク供給体12との間に形成された空気の通路である隙間に連通するので、さらに空気の出入りがスムーズに行なわれ、インク補充時にインク供給体12へのインクの染み込みが確実に行なわれる。なお、凸部21が本発明の第2の凸部に相当する。
Furthermore, as shown in FIG. 12, in addition to the
また、図13に示すように、インク供給体12の用壁11に対向する側面に凹部22を設けてもよい。凹部22は、インク供給体12の印字面211に当接する面から底面20に対向する面まで延伸するように形成する。凹部22により、用壁11とインク供給体12との間に空気の通路が確保され、インク供給体12内部に空気が出入り可能となる。従って、インク供給体12にインクを補充すると、キャップ10の裏面近くまでインクの染み込みが確実に行なわれる。凹部22の位置及び本数は、図示した位置や一長辺あたり2本に限らず、短辺側に設けてもよく、3本以上にしてもよい。なお、凹部22が本発明の第1の凹部に相当する。
In addition, as shown in FIG. 13, a
さらに、図14に示すように、インク供給体保持部15の底面20に対向するインク供給体12の面に凹部22と連通する凹部23を形成してもよい。凹部23の数や位置は、図14に示すものに限らず、凹部22と連通していればよい。この凹部23により、凹部22だけの場合に加えてさらに空気の出入りがスムーズに行なわれ、インク補充時にインク供給体12へのインクの染み込みが確実に行なわれる。なお、凹部23が本発明の第2の凹部に相当する。
Furthermore, as shown in FIG. 14, a
以上説明したように、本実施の形態の日付印1は、ベルト体220の回転によって移動印字体210の位置が移動されることで、複数の印字部212のうち選択された印字部212が保持体230の一方の側面に位置し、その印字部212の印字面211による印影と、固定印字部100の印字面111による印影とを合成した印影の捺印をすることができる。移動印字体210は、インク含浸体からなり、固定印字部100のインク貯蔵体113からインクの供給を受けるとともに、固定印字部100の露出孔114より外部に露出された印字面211は、日付印1にキャップ10が装着された場合に、そのキャップ10に内蔵されたインク供給体12よりインクの供給を受ける。インク供給体12を保持するインク供給体保持部15は、用壁11とインク供給体12との間にリブ14や溝17、またはインク供給体12に形成された凸部19,凹部22により空気の通路が形成されており、インク供給体12へインクを補充する際にインク供給体12内部に空気が出入り可能なため、インクの染み込みが十分に行なわれるようになっている。
As described above, the
なお、本発明は各種の変形が可能なことはいうまでもない。例えば、移動印字体210は、多孔性樹脂としたが、これに限らず、多孔性のゴム、金属、セラミックスなどであってもよい。また、インク供給体12は、ウレタン、紙、スポンジ、糸、布などの部材から構成されてもよい。
Needless to say, the present invention can be modified in various ways. For example, although the
また、移動印字体210は取り換え可能で、固定印字部100の印字面111と組み合わせて1つの印字面を構成するようにしてもよい。また、移動印字体210の印字部212を露出させるための露出孔114は、孔に限らず、切り欠き等であってもよく、固定印字体112やインク貯蔵体113の側面が印字部212に対向する構成となればよい。
In addition, the
1 日付印
2 本体ケース
10 キャップ
11 用壁
12 インク供給体
13 隙間
14 リブ
14a 隙間
15 インク供給体保持部
16 リブ
17 溝
18 溝
19 凸部
20 底面
21 凸部
22 凹部
23 凹部
100 固定印字部
111 印字面
112 固定印字体
113 インク貯蔵体
114 露出孔
200 移動印字部
210 移動印字体
211 印字面
212 印字部
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記蓋体の裏面に設けられ、前記第一印字体の露出された印字面に接触してその印字面にインクを供給するインク供給体と、
当該インク供給体の周囲に設けられ、当該インク供給体を前記第一印字体の露出された印字面に対向するよう保持する用壁と、
前記インク供給体の前記用壁に対向する面に、少なくとも凸部および凹部の一方が設けられることによって、前記用壁と前記インク供給体との間で空気が出入り可能な隙間として形成される通路と、
を備えたことを特徴とする印判。 It is composed of a main body case and a lid that can be attached to and detached from the main body case.In the main body case, the stamp has a first printing body having a printing surface for forming a seal image,
An ink supply that is provided on the back surface of the lid and that supplies ink to the print surface in contact with the exposed print surface of the first print body;
A wall provided around the ink supply body for holding the ink supply body so as to face the exposed print surface of the first print body;
A passage formed as a gap through which air can enter and exit between the wall and the ink supply body by providing at least one of a convex portion and a concave portion on the surface of the ink supply body facing the wall. When,
A stamp characterized by having.
前記通路は、当該第1の凸部によって前記用壁と前記インク供給体との間に形成された隙間により構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の印判。 A first protrusion formed on the surface of the ink supply member that faces the wall;
The stamp according to claim 1, wherein the passage is configured by a gap formed between the wall and the ink supply body by the first convex portion.
前記通路は、当該第1の凹部により構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の印判。 A first recess formed on a surface of the ink supply body facing the wall;
The stamp according to any one of claims 1 to 3, wherein the passage is constituted by the first recess.
当該第2の凸部によって前記蓋体裏面と前記インク供給体との間に形成され、且つ、前記通路に連通する隙間が構成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の印判。 A second protrusion formed on the surface of the ink supply body that faces the back surface of the lid;
Formed between the lid rear surface by the second convex portion and the ink supply member, and, according to one of claims 1 to 4, characterized in that a gap is configured in communication with the passage Seal.
当該第2の凹部は前記通路に連通することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の印判。 A second recess formed on a surface of the ink supply body facing the back surface of the lid,
The stamp according to any one of claims 1 to 5 , wherein the second recess communicates with the passage.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004070475A JP4432552B2 (en) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | stamp |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004070475A JP4432552B2 (en) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | stamp |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005254662A JP2005254662A (en) | 2005-09-22 |
JP4432552B2 true JP4432552B2 (en) | 2010-03-17 |
Family
ID=35080857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004070475A Expired - Fee Related JP4432552B2 (en) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | stamp |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4432552B2 (en) |
-
2004
- 2004-03-12 JP JP2004070475A patent/JP4432552B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005254662A (en) | 2005-09-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070272099A1 (en) | Self-Inking Hand Stamp | |
US5899142A (en) | Stamp apparatus with ink dispersing device | |
KR100623545B1 (en) | Stamp making-out apparatus and its attachment | |
JP4432552B2 (en) | stamp | |
JP4428022B2 (en) | stamp | |
JP4449416B2 (en) | stamp | |
WO2005042260A1 (en) | Stamp | |
JP4496815B2 (en) | stamp | |
JPS6236867B2 (en) | ||
JP2006076160A (en) | Stamp | |
NL1022880A1 (en) | Egg stamp and egg stamping machine. | |
JP4496839B2 (en) | stamp | |
JP4736631B2 (en) | stamp | |
JP4645217B2 (en) | stamp | |
JP4696512B2 (en) | Fixed printing part for stamps | |
JP2006088600A (en) | Seal | |
JPH0753981Y2 (en) | Marking tool | |
KR100879001B1 (en) | Apparatus Up/Down Card Print Head and Roll | |
JP4458471B2 (en) | Replacement ribbon set and ink ribbon cassette | |
JPS589231Y2 (en) | printmaking tools | |
JPH0952415A (en) | Mimeographic original plate cassette, mimeograph forming apparatus, stamp device, method and system for printing stamp, positioning device for mimeographic original plate, and stamp mounting device | |
JPH0740640A (en) | Ink supply device for multicolor ink ribbon | |
JPH07164719A (en) | Reink-type color ribbon cassette | |
ATE214002T1 (en) | PRINT SHEET FOR STAMPS | |
JPH10147048A (en) | Stamp device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061215 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090908 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091201 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4432552 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140108 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |