JP4429615B2 - Damper control system and valve control system - Google Patents

Damper control system and valve control system Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はダンパ制御システムに関する。さらに詳しくは、建物内に設けられる空調用および排気用のメインダクトと室内とを連結するダクトを開平するモータダンパの制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特許第2779568号
【特許文献2】
特許第3044014号
【特許文献3】
特開2002−237226
【0003】
特許文献1には、室内の上部と下部にそれぞれ連通する第1開口部および第2開口部と、排気通路に連通する第3開口部を備え、モータ駆動により第3開口部を第1開口部または第2開口部のいずれかに選択的に連通させうる遮蔽板を備えたモータダンパ(流体通路切換装置)と、室内の温度を検出し、所定温度より高い場合には、第1開口部と第3開口部とを連通させて室内の上部から高温の空気を排気し、低い場合は第2開口部と第3開口部とを連通させて室内の下部から低温の空気を排気する換気システムが開示されている。このものは室内の温度を検出してモータダンパを制御する。
【0004】
特許文献2には、モータを制御する制御部と、ホストコンピュータと信号をやりとりする通信線と、モータに電源を供給する電源線とを備え、ホストコンピュータからの指令でダクトの開度を制御するネットワーク型のモータダンパの制御システムを開示している。さらに複数台のモータダンパの間を順に渡り配線で連結することも開示されている。このシステムでは、1本の信号線で複数台のモータダンパを統一的に制御することができ、また、分散して制御することもできる。
【0005】
特許文献3には、1本の光ファイバーケーブルを中心とし、その周囲に2本または3本の電源線を螺旋状に撚り合わせた複合ケーブルが開示されている。このものは1本の複合ケーブルを配線するだけで、信号線と電源線を配線することができる。そのため配線工事が簡単になる。
【0006】
従来の室内の温度を検出する検出手段は、一般的にはスペースの節約や、制御機器に接近させるなどのために、室内の壁面に設けたコントロールボックス内に収納している。また、居住する人が感ずる温度をもっとも適切に反映させるため、天井から吊り下げるペンダント型の温度センサで室内の中心部の温度を検出することも行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1のモータダンパは、1個のダンパを切り換えて、室内の下部の低温の空気あるいは上部の高温の空気を排出することができ、それにより省エネルギを達成できる。しかし積極的に室内を暖房したり冷房したりする空調については制御対象としていない。そのため、空調制御を行う場合は、空調管路と排気管路を別個に制御することになり、制御機器などが重複し、無駄が多くなりがちである。他方、特許文献2のモータダンパ制御システムは、信号線と電源線とを別個に配線する必要があるので、配線工事が煩雑である。このようなダンパ制御システムに対し、特許文献3の複合ケーブルを用いると、配線工事が容易になる。しかしこの複合ケーブルは光ファイバーケーブルの周囲に2〜3本の電源線を撚り合わせたものであるので、可撓性が乏しい。そのため屈曲部や湾曲部の配線工事が厄介である。
【0008】
さらに前記室内の壁面にコントローラを設け、そのコントローラに内蔵した温度センサや、ペンダント型の温度センサとモータダンパの制御部との間を配線する場合、前記複合ケーブルを用いるにしても、設置工事やメンテナンスがかなり厄介である。また、液体などの流れを制御するバルブについても、モータで開閉するバルブが用いられているが、これらのバルブの配線についても、配線工事が厄介であり、メンテナンスが大変である。
【0009】
本発明は制御機器や配線をシンプルにすることができ、設置工事およびメンテナンスが容易なモータダンパの制御システム、それに用いるモータダンパおよび配線工事やメンテナンスが容易なバルブ制御システムを提供することを技術課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のダンパ制御システムは、建物の天井などに配置される空調用のメインダクトおよび排気用のメインダクトと、それらのメインダクトと室内とを連結する空調ダクトおよび排気ダクトと、温風または冷風を室内に流入させるための前記空調ダクトに設けられるモータ駆動式の第1ダンパと、空気を室内から流出させるための前記排気ダクトに設けられるモータ駆動式の第2ダンパとからなり、前記第1ダンパには、第1ダンパの開閉を制御する第1アクチュエータが連結されており、前記第2ダンパには、第2ダンパの開閉を制御する第2アクチュエータが連結されており、前記第1アクチュエータと第2アクチュエータとは通信可能に連結されており、前記第1アクチュエータには、前記空調ダクト内を流れる空気の濃度、湿度、二酸化炭素の濃度、または、煙の濃度を検出する第1センサと、前記第1ダンパの開閉を制御する第1CPUと、空気の濃度、湿度、二酸化炭素の濃度、または、煙の濃度の目標値が記録される第1メモリとが連結されており、前記第2アクチュエータには、前記排気ダクト内を流れる空気の濃度、湿度、二酸化炭素の濃度、または、煙の濃度を検出する第2センサと、前記第2ダンパの開閉を制御する第2CPUと、空気の濃度、湿度、二酸化炭素の濃度、または、煙の濃度の目標値が記録される第2メモリとが連結されており、前記第1CPUは、室内の空気の濃度、湿度、二酸化炭素の濃度、または、煙の濃度が前記目標値になるように、前記第1センサおよび第2センサの両出力に基づいて第1ダンパの開閉を制御し、前記第2CPUは、室内の空気の濃度、湿度、二酸化炭素の濃度、または、煙の濃度が前記目標値になるように、前記第1センサおよび第2センサの両出力に基づいて第2ダンパの開閉を制御することを特徴としている。
【0011】
このようなダンパ制御システムにおいては、前記第1アクチュエータと第2アクチュエータとが渡り配線で連結されているものが好ましい。
【0012】
また、前記第1アクチュエータと第2アクチュエータとが、光ファイバーケーブルと、電源線とからなるハイブリッドケーブルによって連結されているものが好ましい。
【0013】
さらに、前記第1アクチュエータおよび/または第2アクチュエータと外部とが、光ファイバーケーブルと、電源線とからなるハイブリッドケーブルによって連結されているものが好ましい。
【0014】
前記ハイブリッドケーブルは、光ファイバーケーブルと、2本の導電線、または、その光ファイバーケーブルの周囲に設けた2層の導電層とを備えているものが好ましい。
【0015】
【作用および発明の効果】
本発明のダンパ制御システム(請求項1)は、排気ダクトを流れる空気の温度、湿度、二酸化炭素の濃度、または、煙の濃度を検出手段で検出し、その検出値に基づいてダンパの開度などを制御する。すなわち本発明では、室内から流れ出る空気を検出することにより、室内全体の空気のいわば平均的な値を代表値として検出し、それに基づいて制御することになる。従来のように室内の特定の位置に温度センサなどを配置すると、室内の位置によって温度差が大きい場合は、室内全体を代表せず、片寄った検出値になりがちである。また、正確に検出しようとすると、多数のセンサを設ける必要があり、配線工事などが厄介になる。本発明のように排気ダクトに検出手段を設けると、1カ所でいわば全体の代表値を検出できるので、比較的正確な値に基づいて制御することができ、しかも配線工事が簡単である。また、検出手段と各ダンパとが接近するので、配線作業が一層容易になる。
【0016】
前記第1センサおよび第2センサの検出値に応じて、第1ダンパの開閉状態を制御すると、冷気や温風などの室内への送り込み流量が直ちに増減し、それにより室温の温度、湿度、二酸化炭素の濃度、または、煙の濃度を目的とする値に迅速に近づける目標制御が可能になる。他方、第1センサおよび第2センサの検出値に応じて第2ダンパの開閉状態を制御する場合は、排気流量の増減に応じて第1ダンパを通過する流入流量を間接的に制御することができる。それにより穏やかな目標値への接近をもたらす目標制御が可能になる。
【0017】
また本発明は、空調ダクト内を流れる空気の濃度、湿度、二酸化炭素の濃度、または、煙の濃度を検出する第2センサを備えているため、空調ダクトから流入してくる空気の温度、湿度、二酸化炭素の濃度、または、煙の濃度を検出することができる。たとえば排気ダクトから流出する空気の温度、湿度、二酸化炭素の濃度、または、煙の濃度と空調ダクトから流入する空気の濃度、湿度、二山間炭素の濃度、または、煙の濃度を比較することにより、室内にいる人数、人の出入りの多さなどを間接的に把握することができ、それらの推定値に応じた制御が可能になる。そのため、室内の状態の制御を一層正確に行うことができる。また、空調ダクトと第1ダンパの距離は接近しているので、それらの間の配線工事が容易である。
【0018】
前記第1アクチュエータと第2アクチュエータとが、光ファイバーケーブルと、電源線とからなるハイブリッドケーブルによって連結されている場合は、各ダンパを開閉駆動するモータなどの動力部に対しては、電源線によって駆動電流を送ることができ、アクチュエータのCPUには光ファイバーケーブルによって制御信号を送ることができる。そして、1本のハイブリッドケーブルの配線だけで、制御信号の信号線と動力線とを同時に配線工事することができる。したがって配線工事が容易である。さらに光ファイバーケーブルは銅線に比して通信速度が大幅に増大する。
【0019】
さらに、前記ハイブリッドケーブルが、光ファイバーケーブルと、2本の導電線、または、その光ファイバーケーブルの周囲に設けた2層の導電層とからなる場合は、第1導電層と第2導電層との間に交流電流を通すことができる。前記第1アクチュエータと第2アクチュエータとが渡り配線で連結されている場合、1台の集中制御盤からすべてのダンパに配線する場合に比して、配線工事を大幅に簡易化することができる。
【0020】
前記第1アクチュエータおよび/または第2アクチュエータと外部とが、光ファイバーケーブルと、電源線とからなるハイブリッドケーブルによって連結されている場合は、外部から設定知を与える信号を受けてCPUの働きを調節することができる。したがってローカルエリアネットワーク(以下、単にLANという)にも容易に対応することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
つぎに図面を参照しながら本発明のダクト制御システムの実施の形態を説明する。図1は本発明の制御システムの基本的な実施形態を示す配管・制御系統図、図2および図3はそれぞれその制御システムを用いたLANシステムの要部回路図および全体回路図、図4は図1の制御システムに用いられるモータダンパの回路図、図5aおよび図5bはそれぞれ図1の制御システムに用いられるハイブリッドケーブルの一実施形態を示す斜視図および断面図、図6は図1のダンパ制御システムを備えた建物の一実施形態を示す概略系統図、図7aおよび図7はそれぞれ図1のダンパ制御システムに用いられるメインダクトの一実施形態を示す斜視図、図8は本発明の範囲外のバルブ制御システムを示す配管・制御系統図、図9は本発明のアクチュエータの他の実施形態を示す回路図、図10は本発明の制御システムを用いた防火設備の実施形態を示す配管・制御系統図である。
【0023】
図1に示す制御システム10は、建物の天井などに配置される空調用のメインダクト11および排気用のメインダクト12と、それらのメインダクトと室内13とを連結する空調ダクト14および排気ダクト15と、前記空調ダクト14の途中に介在される第1ダンパ16と、排気ダクト15の途中に介在される第2ダンパ17とを備えている。さらに空調ダクト14および排気ダクト15には、その中を通る空気の状態、たとえば温度、湿度、CO2濃度を検出するセンサ18、19が連結されている。そして第1ダンパ16および第2ダンパ17には、それぞれダンパの開閉を制御するアクチュエータ20、21が連結されている。
【0024】
それらのアクチュエータ20、21は、光ファイバーケーブルと2本の導電線ないし2層の導電層とを組み合わせたハイブリッドケーブル23により渡り配線されている。第1ダンパのアクチュエータ20は、さらに図2に示すように、ハイブリッドケーブル23によってハブ24に連結され、そのハブ24は、さらに図3に示すように、ハイブリッドケーブル25によって他のハブ26、27に渡り配線されている。そして最後のハブ27は、たとえば光ファイバーケーブルなどの通信線28を介してファイルサーバー29に連結され、さらにウエブサーバー30を介してインターネットに接続されている。前記ハブ24、26、27は、いずれも電源線を接続して電源供給をするための電源部と、通信線を接続する通信部とを備えたハイブリッドハブである。通信部は通常のハブでもよいが、特定のアドレスの線に信号を送るスイッチングハブ、ルータあるいはDHCPサーバーの機能を備えているものが好ましい。
【0025】
他方、第1ダクトのアクチュエータ20の下部には、ハイブリッドケーブル31を介してルーター機能付きのUSP32が連結され、室内13の他の機器に電源を供給したり、インターネットやLANの情報端末に接続できるようにしている。それによりたとえば室内のパソコンなどの情報端末から、アクチュエータ20、21に対して温度設定などを行うことができる。また、図3のファイルサーバー29によって、建物全体のアクチュエータの集中的な管理を行うこともできる。ファイルサーバー29は、情報端末が追加あるいは減少したときに自動的にプライベートIPアドレスを振り当て直す機能を備えたもの(DHCPサーバーなど)が好ましい。それにより全体としてTCP/IPのプロトコルなどによるLANを構築することができる。
【0026】
前記図1の空調用のメインダクト11および排気用のメインダクト12としては、従来公知のもの、たとえば亜鉛メッキ鋼板を断面矩形状あるいは円状に形成した管状体(図7aの符号11参照)が用いられる。空調用のメインダクト11は、熱交換機や送風用のファンを備えた空気調和ユニット(空調機。図6の符号65参照)が連結され、周囲の気圧より高い正圧にされている。そしてそのメインダクト11から空調ダクト14が分岐されて室内13と連結している。空調ダクト14についても、従来のものと同じもの、たとえば亜鉛メッキ鋼板を断面矩形状あるいは円状に形成した管状体が用いられる。
【0027】
他方、排気用のメインダクト12には、外部へ排気する排気ファン(図6の符号67参照)が連結され、周囲の気圧より低い負圧にされている。そしてそのメインダクト12から排気ダクト15が分岐されて室内13と連結している。排気ダクト15についても、従来のものと同じもの、たとえば亜鉛メッキ鋼板を断面矩形状あるいは円状に形成した管状体が用いられる。
【0028】
前記空調ダクト14に介在される第1ダンパ16および排気ダクト15に介在される第2ダンパ17は、実質的に同じものを用いることができる。第1ダンパ16は、たとえば図4に示すように、空調ダクト14内に空調ダクトを横切るように回転自在に設けられるシャフト34と、そのシャフトに取り付けられる遮蔽板35と、そのシャフトを回転駆動するモータMと、シャフト34および遮蔽板35の回転位置を検出する角度センサPと、遮蔽板34の回転端、すなわち空調ダクト14を締め切る位置ともっとも広く開放する位置とを検出するリミットスイッチLS1、LS2とを備えている。角度センサPとしては、ポテンショメータやロータリエンコーダなどが用いられる。なお、角度センサPおよびリミットスイッチLS1、LS2は、第1ダンパ16の要素と考えてもよく、第1ダンパ16を制御するアクチュエータ20の要素と考えることもできる。さらにモータMについても、アクチュエータ20の要素と考えることもできる。
【0029】
モータMを制御するアクチュエータ20は、ハブ24からのハイブリッドケーブル25を接続する第1コネクタ36と、排気ダクトに連結するハイブリッドケーブルの端部を接続する第2コネクタ37とを備えている。各コネクタ36、37は、光ファイバーケーブルに接続する光ファイバーコネクタと、電源線を接続する電源線コネクタとが一体になったものである。ただし光ファイバーコネクタと電源線用のコネクタをそれぞれ別個に設け、ハイブリッドケーブル23の端部を光ファイバーと電源線とに分離して接続するようにしてもよい(図9参照)。光ファイバーコネクタには光信号と電気信号とを相互に変換する変換部が接続されており、さらにアクチュエータ20に収容されている制御基板40の入出力ポート41に連結されている。その制御基板40には、さらに電源線の端部が接続される電源部42や、その電源部とモータMとの間に介在されるモータドライバ43や、角度センサPやリミットスイッチLS1、LS2からの信号を受け取る回路44、45が設けられている。入出力ポート41やモータドライバ43、信号を受け取る回路44、45は、それぞれ内部のバス46を介して中央処理装置CPUに連結されている。
【0030】
角度センサPなどがアナログ信号を出すものである場合は、アナログ/デジタル変換器を介して前記バス46に接続する。前記中央処理装置CPUは、たとえば外部から与えられた冷房/暖房設定モードや設定温度、排気ダクトの温度センサ19の検出温度などから入力される信号に基づいて遮蔽板35の角度を演算し、モータドライバ43を介してモータMを回転させ、遮蔽板35を適切な角度に制御する。また、バス46には、それらの制御を実行するためのプログラムを記憶させるメモリ(図示していない)が接続されている。ただしハイブリッドケーブル23を介して外部から制御するように構成することも可能である。
【0031】
図4のアクチュエータ20の中央処理装置CPUには、さらに空調ダクト14内に設けた温度などを検出するセンサ18がバス46を介して連結されている。このセンサ18の信号は、CPU内で処理することもでき、場合により、ハイブリッドケーブル23を介してパーソナルコンピュータ(図6の符号78参照)などの外部の制御装置や他のダンパのアクチュエータに送り、それらによって間接的に制御させることもできる。また必要な場合は、センサ18に対し、第1アクチュエータ20の電源部42から電源を供給するようにするのが好ましい。なお角度センサPに対しても、同様に電源部42から電源を供給するのが好ましい。
【0032】
図1のように、空調ダクト14と排気ダクト15のそれぞれにセンサ18、19を設けているため、それらのセンサからの信号は、たとえば第1ダンパ16の中央処理装置CPUに送られ、そこで第1ダンパ16の遮蔽板35の角度を制御することができる
【0033】
上記のように構成される制御システム10では、たとえば外部から室温の適切な目標温度が設定され、その温度が第1ダンパのアクチュエータ20のメモリに記憶される。そして排気ダクト15のセンサ19で検出された室温を代表する温度との差がなくなるように、第1ダンパ16および第2ダンパ17の開き角度が調節される。すなわち冷房モードでは、排気ダクト15のセンサ19の温度が設定温度よりも高い場合、空調ダクト14内のセンサ18で検出した温度が設定温度よりも低いことを確認した上で、第1ダンパ16と第2ダンパ17を共に開き、室内13に冷風を送り、室温を下げる。そして排気ダクト15のセンサ19と目標温度との差が一定の範囲に入ったとき、両方のダンパ16、17を換気に必要な最小の角度まで閉じる。そのとき、はじめの温度差が大きい場合は、ダンパの開度を大きくし、温度差が小さい場合はダンパの開度を小さくするようにしてもよい。
【0034】
前記センサ18、19は、前述の温度センサのほか、湿度センサ、CO2濃度センサ、煙の濃度を検出する煙センサ、その他の生活環境に影響する物理量を測定するセンサとすることもできる。
【0035】
前記ハイブリッドケーブル23、25としては、たとえば図5a、図5bに示すように、光ファイバーケーブル51を芯線とし、その周囲に、保護層52、第1導電層53、絶縁層54、第2導電層55および絶縁被覆層56をその順に設けた同軸ケーブルが好適に用いられる。なお第1導電層53および第2導電層55は、電源線を構成するものであり、それぞれ多数本の金属線(銅線)を網状に編み合わせたものが好ましい。それにより同軸構造が構成しやすい。また、断面形状をほぼ円形にする事ができるので、可撓性が高く、どの方向にも容易に曲げることができる。ただしハイブリッドケーブルとして、光ファイバーケーブルと2本の金属線とを平行に配列したものなども用いることができる。
【0036】
第1導電層53と第2導電層55は、単位長さ当たりの抵抗がほぼ同程度とするのが好ましい。そのため、編み目を構成する金属線の径が同じである場合は、第1導電層53の金属線の本数と第2導電層55の金属線の本数を同じ程度にするのが好ましい。第1導電層53と第2導電層55の間には、交流の100V電源などを通すのが好ましい。ただし直流の24V、12Vなどを通すようにしてもよい。交流を流す場合は、図4の電源部42には交流/直流の変換器(整流器)や電圧変換器(トランス)を設ける。なお、第2導電層55の周囲に絶縁層を介して第3導電層を設けるようにしてもよい。その場合は、いずれかの導電層をアース線あるいはシールド線として利用することができる。また、三相交流を流すこともできる。
【0037】
図6は前記制御システム10を採用した建物の一実施形態を示している。この建物60では、1階の天井部に設けたハブ24から、第1および第2のハイブリッドケーブル23、23が延びており、2階および1階のそれぞれのダンパ制御システム10、10のアクチュエータ19、20に連結されている。各階のダンパ制御システム10のアクチュエータ19、20同士は、それぞれハイブリッドケーブル23で渡り配線されている。さらにハブ24からは、排気用のメインダクト12の端部開口に設けた排気ファン61および排気ダンパ62のアクチュエータ63に対し、第3のハイブリッドケーブル64が渡り配線されている。さらに地下室の空調機65、給湯設備66およびコージェネシステム67にもそれぞれアクチュエータが設けられており、前記ハブ24と第4のハイブリッドケーブル68で連結され、渡り配線されている。
【0038】
なお図6の給湯設備66の符号69は濾過器であり、符号70は温水タンクである。また、コージェネシステム67の符号71は発電機であり、符号72は熱交換機である。発電機71と温水タンク70との間には、温水タンクから発電機に冷水を送り、発電機から温水タンクに温水を送る管路73が連結されている。それにより熱交換機72は発電機71を冷却するラジエターとして作用することができ、そのときに得た熱エネルギーは、給湯設備66あるいは空調機65で有効に使用される。給湯設備の符号74はバルブやポンプなどを備えたユニットである。また熱交換機72と空調機65との間にも、熱媒体を循環させる管路75が設けられている。
【0039】
コージェネシステム67の発電機71は、たとえばガス燃焼型発電機、ガスタービン発電機、あるいは燃料電池などが用いられる。発電した電力は電力ケーブル76によって2階のハブ24に送られ、前述のダンパ制御システム10などに用いられる。なお、電力ケーブル76に代えて、ハイブリッドケーブルで電力を送電するようにしてもよい。発電機71が天然ガスを利用するものである場合は、供給される天然ガスの膨張に伴う冷熱をクーラの冷熱源として有効に利用することができる。また発電機71に代えて、あるいは発電機と共に、太陽光発電パネルを採用することもできる。
【0040】
さらに図6に示すように、前記ハブ24からは第5のハイブリッドケーブル77が延びており、その先端にパーソナルコンピュータ(パソコン)78などの集中管理装置が接続されている。そしてこのパソコン78によって1階および2階のダンパ制御システム10、10や、地下室の空調機65や給湯設備66、さらにコージェネシステム67、あるいは床暖房システム79などを集中管理することができる。その場合、ハイブリッドケーブルで電気供給される電気機器については、それぞれアクチュエータで使用電力を検出するように構成し、パソコン78で全体の使用電力を管理するのが好ましい。また、前記パソコン78に図3のファイルサーバー29の機能をもたせ、全体でLANを構築するのが好ましい。
【0041】
さらにアクチュエータに電力のON/OFFを遠隔制御するスイッチを設けておき、不要な電気機器については、電気を切るようにするのが好ましい。それにより節電効果が得られる。とくにアクチュエータで使用電力を検出すれば、常時電気使用量をチェックできるので、不要な電気は瞬時に着ることができ、電力の節約ができる。また、床暖房システム79などは、通常は温度センサを備え、一定の温度範囲で自動調節するようにしているが、全体の電気機器の電気使用量を検出しながら、ブレーカーの設定電力を超えないように集中管理するのが好ましい。
【0042】
図6の実施形態では、1階および2階のダンパ制御システム10、10は、ハイブリッドケーブル23で渡り配線されているが、そのハイブリッドケーブル23は空調用あるいは排気用のメインダクト11、12に沿って配線されている。そのため、そのハイブリッドケーブル23は、図7aに示すように、メインダクト11の下方に延ばした支持部材80によって支持することができる。それによりメインダクト11の工事と一緒にハイブリッドケーブル23の配線工事を行うことができる。しかも1本のケーブルを配線するだけで、制御用の配線と動力用の配線を同時に行うことができる。したがって工事が容易である。また、あとで工事をする場合でも、あらかじめメインダクト11に支持部材80を取り付けておくか、支持部材80を取り付けるための取り付け座や溶接ナットなどを設けておくと、工事が容易である。さらにケーブルを交換したり、修理するなどのメンテナンスをする場合でも、ケーブルが1本であるので容易である。
【0043】
また、図7bに示すように、メインダクト11の内部にハイブリッドケーブル23を配線することもできる。その場合は地下室の天井などに配線する場合でも、鼠などの害獣の被害を避けることができる。なおメインダクト11のコーナー部を仕切り板81で仕切り、断面三角形状の配線スペース82を設け、その中に配線するのが好ましい。それによりダクト内の空気の流れに対する抵抗が減少する。
また、ダクト内の渦流れなどが減少し、風切り音や振動、さらにそれらに基づく共鳴音が大幅に少なくなる。なお仕切り板81は4隅に設けるのが好ましい。それにより風切り音や共鳴が一層少なくなる。
【0044】
図1の実施形態では、空調ダクト14と排気ダクト15の両方にセンサ18、19を設けている。そのため、ダンパを量産する場合は、両方のダンパに同じセンサおよびアクチュエータを設けることができ量産効果がでる。また、両方にアクチュエータが設けられているため、配線作業が容易である。
【0045】
さらに図6の実施形態では1個のハブ24で1階および2階のダンパ制御システム10、10を制御しているが、図3のように1個のハブ24に他のハブ26、27を順に連結して、それぞれのハブ24、26、27からアクチュエータに連結するようにしてもよい。このように順にハブを連結することにより、一戸建ての建物のほか、マンションなどの高層階の建物やオフィスビルなど、種々の建物に容易に適用することができる。
【0046】
図8に示すバルブ制御システム84は、図4の場合と同様の濾過器69、温水タンク70、管路73およびユニット74を備えており、さらにユニット74と2個の浴槽85、85との間に切り替えバルブ86が介在されている。またそれぞれの浴槽85の近辺およびポンプと温水タンク70の間には、流量調節バルブあるいは開閉制御バルブ87が介在されている。なお、供給側のみに設けてもよい。そしてそれらのバルブ86、87には図4の場合と同様のアクチュエータ88が設けられている。それらのアクチュエータ88はハイブリッドケーブル23で渡り配線され、ハイブリッドハブ24と連結されている。温水タンク70は、通常のガス給湯器あるいは電気給湯器などの給湯器に接続してもよく、図6の場合と同様の発電機に接続してもよい。また、温水タンク70を介在せずに給湯器と浴槽85、85とをバルブ86、87を介して接続してもよい。
【0047】
前記浴槽近辺の開閉バルブ87の近辺には、温水の温度を検出する温度センサ89が設けられており、それらの温度センサ89も開閉制御バルブ87のアクチュエータ88に接続されている。温度センサ89は浴槽85内に設けてもよい。ただし切り替えバルブ86の近辺に温度センサを設けてもよく、温水タンク70に温度センサを設けてもよい。いずれの場合も、単独の温度センサ89は信号線あるいはハイブリッドケーブルによって近辺のアクチュエータに連結されるか、あるいはハイブリッドハブに連結される。
【0048】
前記アクチュエータ88は、図4のものと実質的に同じものであるが、図9に示すように、光ファイバーケーブル23aと接続される2個所の光コンバータ90と、GIGA(1000BASE)スイッチあるいは100BASE用スイッチ91と、そのスイッチ91と信号をやりとりするシングルコンピュータボード92と、それから信号を受け取ってモータやソレノイドを駆動するドライバ93と、温度センサ89やバルブの開閉確認センサなどからのアナログ信号を受け取ってデジタル信号に変換してコンピュータに送るA/D変換回路94と、電源部95などから構成されている。
【0049】
光コンバータ90はハイブリッドケーブルの光ファイバーケーブルが接続される部位であり、次のアクチュエータに渡り配線するため、一対で設けられている。電源部95にはハイブリッドケーブルの導電層23bと連結されるコネクタ96が設けられている。このコネクタ96も次のアクチュエータへの渡りのためのコネクタ97と並列で接続されている。なお、図9では光ファイバーケーブル23aと導電層23bとを別々に示しているが、実際には同軸のハイブリッドケーブルとしている。
【0050】
前記の切り替えバルブ86や開閉制御バルブ87は通常のソレノイドバルブでよく、その場合は開閉確認センサとしてたとえばリミットスイッチなどが用いられる。流量制御バルブを用いる場合は、バタフライバルブ、スルースバルブなど各種のタイプのバルブを採用することができ、駆動方法についても、ソレノイド駆動型、モータ駆動型など、各種の駆動源をいずれも採用することができる。前記流量制御バルブの開度の検出には、ポテンショメータやロータリエンコーダなどの角度検出器が用いられる。なお、ホットワイヤ式などの流量計を用いてもよい。なお、湯温を測定するセンサに加えて、湯の汚れ程度を検出するセンサなど、他のセンサを採用することもできる。
【0051】
上記のバルブ制御システムでは、たとえば浴槽の湯の温度が低くなると、それに応じて開閉制御バルブ87を開いて高温の湯を供給し、それによって浴槽の湯の温度を一定範囲に保つようにすることができる。流量制御バルブを用いる場合は湯の供給量を連続的に変化させることができる。また、液面センサを設けておき、湯が適切な高さになったときにバルブを閉じるようにすることもできる。また、汚れセンサが汚れを検出したときに、濾過器の運転速度を上げて、湯を清浄に保つようにすることもできる。このような湯の温度、液面、汚れの管理・制御は、家庭内の浴槽だけでなく、公衆浴場や温泉など、比較的大がかりな浴場設備に適用することもできる。
【0052】
また、前記実施形態では供給側だけで制御しているが、前述のダンパ制御の場合と同様に、供給側と排水側にそれぞれバルブ(図8の想像線87a)を設け、それらのバルブ87、87aの流量調整を組み合わせて適切な温度や汚れなどの状態を制御することも可能である。排水側の配管にバルブ87aを設ける場合は、浴槽から湯を流し出すときに遠隔操作が可能であり、遠隔操作で湯の入れ替えも可能である。
【0053】
前記バルブやダンパは、湯や空気の制御のほか、化学プラントの各種薬剤の混合や化学反応槽の制御などにも適用することができる。さらに自動車のエンジンに燃料あるいは燃料と空気の混合気を制御するスロットルバルブやイジェクタの制御にも採用することができる。また、空気および燃料の供給管路に設けてもよい。それらの場合は、プログラムを変更するだけで、同じアクチュエータを採用することができる。いずれの場合も、アクチュエータには2層以上の導電層と光ファイバーケーブルを備えたハイブリッドケーブルが接続されるので、配線工事が容易である。また光ファイバーを用いるので、情報量が多くても、信号伝達速度が速い。さらに渡り配線などで順に接続するだけでよいので、什器を増設する場合も容易である。なお、バルブ制御用のハイブリッドケーブルは、単独で配線することもできるが、配管に沿って、配管に連結するように配線すると、天井裏や床下への配線が容易である。
【0054】
図10は前記ダンパ制御システムを防火設備に利用する場合の実施形態を示している。一般的には建物内は所定の床面積毎に防火区画が設定され、隣接する防火区画との間には防火壁98が設けられ、防火壁98の開口部には防火シャッター99が設けられている。そして室内の天井には異常な高温や煙を検知するセンサ100およびそのセンサによって作動するスプリンクラー101が設けられている。そして防火壁98には、防火区画を超えて延びる排気用のメインダクト12同士を仕切るための防火ダンパ102が設けられている。その防火ダンパ102は、センサ100や火災報知器の信号などで閉じるように制御される。センサ100は排気用の第2ダンパ16あるいは空調用の第1ダンパ15に設けることもできる。
【0055】
また、排気用のメインダクト12の途中および空調用のメインダクト11の途中には、温度ヒューズや形状記憶合金バネなどを備えた高温で自動的に閉じる防火ダンパ103、104が設けられている。さらに排気用のメインダクト12の途中には、防火区画が閉じられたときに排煙するための排煙ダクト105が連結されており、常時は排煙ダンパ106によって閉じられている。通常は排煙ダンパ106にもモータダンパが用いられる。
【0056】
上記の防火設備では、センサ100が異常な高温や煙などを検出すると、火災報知ブザーが鳴動すると共に、スプリンクラー101が散水すると共に、隣接する防火区画への延焼を防止するために防火シャッター99やモータ駆動の防火ダンパ102を閉じる。さらに空調用のメインダクト11や排気用のメインダクト12内に高温の空気が流れていくと、新たな空気の供給を遮断するべく、温度ヒューズなどが作動して防火ダンパ103、104が自動的に閉じる。そして室内に残されている人を煙の被害から救うために排煙ダンパ106が開かれ、図示していない排煙ファンが作動して室内の煙を排出する。このような一連の作動により、防火および避難が行われていく。
【0057】
上記のモータ駆動の防火ダンパ102や排煙ダンパ106は、電源線と通信線で集中制御盤と連結されているが、これらも前述の実施形態の場合と同様のアクチュエータ107を介してハイブリッドケーブル108で接続するのが好ましい。それにより配線作業が容易になり、メンテナンスも容易になる。なお、これらのハイブリッドケーブル107も、図7a、図7bのように空調ダクト14や排気ダクト15に沿って、あるいはそれらのダクト内に配線するのが好ましい。前記温度ヒューズなどで閉じる防火ダンパ103、104についても、モータ駆動とすることができ、その場合もアクチュエータを介してハイブリッドケーブルで接続することができる。
【0058】
上記の防火設備は、空調用の第1ダンパ14や排気用の第2ダンパ15を制御するハブ(図6の符号24参照)に接続することもできるが、耐熱性が必要で、火事のときに安全な場所に設置する必要性があるため、別個の制御盤で制御する独立した制御系統とするのが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の制御システムの基本的な実施形態を示す配管・制御系統図である。
【図2】 図1の制御システムを用いたLANシステムの要部回路図である。
【図3】 図1の制御システムを用いたLANシステムの全体回路図である。
【図4】 図1の制御システムに用いられるモータダンパの回路図である。
【図5】 図5aおよび図5bはそれぞれ図1の制御システムに用いられるハイブリッドケーブルの一実施形態を示す斜視図および断面図である。
【図6】 図1の制御システムを備えた建物の一実施形態を示す概略系統図である。
【図7】 図7aおよび図7bはそれぞれ図1のダンパ制御システムに用いられるメインダクトの一実施形態を示す斜視図である。
【図8】本発明の範囲外のバルブ制御システムを示す配管・制御系統図である。
【図9】 本発明のアクチュエータの他の実施形態を示す回路図である。
【図10】 本発明の制御システムを用いた防火設備の実施形態を示す配管・制御系統図である。
【符号の説明】
10 (ダンパ)制御システム
11 空調用のメインダクト
12 排気用のメインダクト
13 室内
14 空調ダクト
15 排気ダクト
16 第1ダンパ
17 第2ダンパ
18、19 センサ
20、21 アクチュエータ
23 ハイブリッドケーブル
24 第1ハブ
25 ハイブリッドケーブル
26、27 ハブ
28 通信線
29 ファイルサーバー
30 ウエブサーバー
31 ハイブリッドケーブル
32 ルータ機能付きのUSP
34 シャフト
35 遮蔽板
M モータ
P 角度センサ
LS1、LS2 リミットスイッチ
36 第1コネクタ
37 第2コネクタ
40 制御基板
41 入出力ポート
42 電源部
43 モータドライバ
44、45 回路
CPU 中央処理装置
46 バス
51 光ファイバーケーブル
52 保護層
53 第1導電層
54 絶縁層
55 第2導電層
56 絶縁被覆層
61 排気ファン
62 排気ダンパ
63 アクチュエータ
64 第3のハイブリッドケーブル
65 空調機
66 給湯設備
67 コージェネシステム
68 第4のハイブリッドケーブル
69 濾過器
70 温水タンク
71 発電機
72 熱交換機
73 管路
74 ポンプ
75 管路
76 電力ケーブル
77 第5のハイブリッドケーブル
78 パーソナルコンピュータ(パソコン)
79 床暖房システム
80 支持部材
81 仕切り板
82 スペース
84 バルブ制御システム
85 浴槽
86 切り替えバルブ
87 開閉制御バルブ
88 アクチュエータ
89 温度センサ
90 光コンバータ
91 スイッチ
92 シングルコンピュータボード
93 ドライバ
94 A/D変換回路
95 電源部
96 コネクタ
97 コネクタ
98 防火壁
99 防火シャッター
100 センサ
101 スプリンクラー
102 防火ダンパ
103、104 防火ダンパ
105 排煙ダクト
106 排煙ダンパ
107 アクチュエータ
108 ハイブリッドケーブル
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention provides a damper control system.ToRelated. More specifically, a motor damper control system for flattening a duct connecting an air conditioning and exhaust main duct provided in a building and a room.ToRelated.
[0002]
[Prior art]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2779568
[Patent Document 2]
Patent 3044014
[Patent Document 3]
JP 2002-237226 A
[0003]
Patent Document 1 includes a first opening and a second opening that communicate with an upper portion and a lower portion of a room, respectively, and a third opening that communicates with an exhaust passage, and the third opening is driven by a motor. Alternatively, a motor damper (fluid passage switching device) having a shielding plate that can be selectively communicated with any of the second openings, and the temperature of the room is detected. A ventilation system is disclosed in which high temperature air is exhausted from the upper part of the room by communicating with the three openings, and low temperature air is exhausted from the lower part of the room by connecting the second opening and the third opening when low. Has been. This detects the temperature in the room and controls the motor damper.
[0004]
Patent Document 2 includes a control unit that controls a motor, a communication line that exchanges signals with the host computer, and a power supply line that supplies power to the motor, and controls the opening degree of the duct according to a command from the host computer. A network type motor damper control system is disclosed. Further, it is also disclosed that a plurality of motor dampers are connected with a wiring in order. In this system, a single signal line can control a plurality of motor dampers in a unified manner, and can also be controlled in a distributed manner.
[0005]
Patent Document 3 discloses a composite cable in which a single optical fiber cable is centered, and two or three power wires are spirally twisted around the optical fiber cable. In this case, a signal line and a power line can be wired only by wiring one composite cable. This simplifies wiring work.
[0006]
Conventional detection means for detecting the temperature in the room is generally housed in a control box provided on the wall surface of the room in order to save space and to approach the control device. Moreover, in order to reflect the temperature which a resident feels most appropriately, the temperature of the center of the room is also detected by a pendant type temperature sensor suspended from the ceiling.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The motor damper disclosed in Patent Document 1 can switch one damper to discharge low temperature air in the lower part of the room or high temperature air in the upper part, thereby achieving energy saving. However, air-conditioning that actively heats or cools the room is not controlled. For this reason, when air conditioning control is performed, the air conditioning pipe and the exhaust pipe are controlled separately, and control devices and the like are duplicated, which tends to increase waste. On the other hand, in the motor damper control system of Patent Document 2, since it is necessary to separately wire the signal line and the power line, wiring work is complicated. When the composite cable of Patent Document 3 is used for such a damper control system, wiring work is facilitated. However, since this composite cable is obtained by twisting 2 to 3 power wires around the optical fiber cable, the flexibility is poor. Therefore, the wiring work for the bent part and the curved part is troublesome.
[0008]
In addition, when a controller is provided on the wall surface of the room and wiring is performed between the temperature sensor built in the controller or between the pendant type temperature sensor and the control unit of the motor damper, installation work and maintenance can be performed even if the composite cable is used. Is quite annoying. In addition, valves that control the flow of liquids and the like are also used for valves that are opened and closed by a motor. However, the wiring work for these valves is also troublesome and maintenance is difficult.
[0009]
It is a technical object of the present invention to provide a motor damper control system that can simplify control equipment and wiring, and can be easily installed and maintained, and a motor damper used therefor and a valve control system that can be easily wired and maintained. .
[0010]
[Means for Solving the Problems]
  The damper control system according to the present invention includes an air conditioning main duct and an exhaust main duct arranged on a ceiling of a building, an air conditioning duct and an exhaust duct connecting the main duct and a room, and hot air or cold air. A first motor-driven damper provided in the air-conditioning duct for allowing air to flow into the room, and a second motor-driven damper provided in the exhaust duct for causing air to flow out from the room. A first actuator that controls opening and closing of the first damper is connected to the damper, and a second actuator that controls opening and closing of the second damper is connected to the second damper, and the first actuator and The second actuator is communicably connected to the first actuator, and the first actuator has air flowing through the air conditioning duct.Concentration, humidity, carbon dioxide concentration, or smoke concentrationA first sensor for detecting the opening, a first CPU for controlling opening and closing of the first damper, and airConcentration, humidity, carbon dioxide concentration, or smoke concentrationIs connected to a first memory in which the target value is recorded, and the second actuator has an air flow in the exhaust duct.Concentration, humidity, carbon dioxide concentration, or smoke concentrationA second sensor for detecting the opening, a second CPU for controlling the opening and closing of the second damper, and airConcentration, humidity, carbon dioxide concentration, or smoke concentrationIs connected to a second memory in which the target value is recorded, and the first CPUConcentration, humidity, carbon dioxide concentration, or smoke concentrationIs controlled to open and close the first damper based on both outputs of the first sensor and the second sensor, and the second CPUConcentration, humidity, carbon dioxide concentration, or smoke concentrationIs configured to control the opening and closing of the second damper based on both outputs of the first sensor and the second sensor so that the value becomes the target value.
[0011]
  In such a damper control system,The first actuator and the second actuator are connected by a crossover wiringI like thingsYes.
[0012]
  Moreover, it is preferable that the first actuator and the second actuator are connected by a hybrid cable including an optical fiber cable and a power line.
[0013]
  Furthermore, it is preferable that the first actuator and / or the second actuator and the outside are connected by a hybrid cable including an optical fiber cable and a power line.
[0014]
  The hybrid cable preferably includes an optical fiber cable and two conductive wires or two conductive layers provided around the optical fiber cable.
[0015]
[Operation and effect of the invention]
  The damper control system according to the present invention (Claim 1) is provided for air flowing through an exhaust duct.Temperature, humidity, carbon dioxide concentration, or smoke concentrationIs detected by the detecting means, and the opening degree of the damper is controlled based on the detected value. That is, in the present invention, by detecting the air flowing out of the room, the so-called average value of the air in the entire room is detected as a representative value, and control is performed based on the average value. If a temperature sensor or the like is arranged at a specific position in the room as in the prior art, if the temperature difference is large depending on the position in the room, the entire room is not representative and the detected value tends to be shifted. In addition, in order to detect accurately, it is necessary to provide a large number of sensors, which makes wiring work troublesome. If the detection means is provided in the exhaust duct as in the present invention, the overall representative value can be detected at one place, so that it can be controlled based on a relatively accurate value, and the wiring work is simple. Further, since the detecting means and each damper are close to each other, the wiring work is further facilitated.
[0016]
  Controlling the open / close state of the first damper according to the detection values of the first sensor and the second sensor immediately increases or decreases the flow rate of the cool air or hot air into the room, therebyTemperature, humidity, carbon dioxide concentration, or smoke concentrationIt is possible to perform target control for quickly approaching the target value. On the other hand, when the open / close state of the second damper is controlled according to the detection values of the first sensor and the second sensor, the inflow flow rate passing through the first damper can be indirectly controlled according to the increase / decrease in the exhaust flow rate. it can. As a result, target control that brings about a close approach to the target value becomes possible.
[0017]
  The present invention also provides air flowing in the air conditioning duct.Concentration, humidity, carbon dioxide concentration, or smoke concentrationAir that flows in from the air conditioning ductTemperature, humidity, carbon dioxide concentration, or smoke concentrationCan be detected. For example, air flowing out of an exhaust ductTemperature, humidity, carbon dioxide concentration, or smoke concentrationAnd air flowing from the air conditioning ductConcentration, humidity, mountainous carbon concentration, or smoke concentrationBy comparing the above, it is possible to indirectly grasp the number of people in the room, the number of people coming and going, and the like, and control according to the estimated values becomes possible. Therefore, the indoor state can be controlled more accurately. Moreover, since the distance between the air conditioning duct and the first damper is close, the wiring work between them is easy.
[0018]
  The first actuator and the second actuator are:With fiber optic cableWhen connected by a hybrid cable consisting of power lines,For power parts such as motors that open and close each damper,Power lineThe drive current can be sent byThe actuator CPUControl signals can be sent by optical fiber cable. Then, it is possible to carry out the wiring work for the signal line of the control signal and the power line at the same time only by wiring of one hybrid cable. Therefore, wiring work is easy. TheIn addition, optical fiber cables have a significantly increased communication speed compared to copper wires.The
[0019]
  Further, when the hybrid cable is composed of an optical fiber cable and two conductive wires or two conductive layers provided around the optical fiber cable, the hybrid cable is provided between the first conductive layer and the second conductive layer. AC current can be passed through. When the first actuator and the second actuator are connected by a crossover wiring, the wiring work can be greatly simplified as compared with a case where wiring is made from one centralized control panel to all the dampers.
[0020]
  When the first actuator and / or the second actuator and the outside are connected by a hybrid cable including an optical fiber cable and a power line,In response to an external signalCPUThe working can be adjusted. Therefore, it can easily cope with a local area network (hereinafter simply referred to as LAN).
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Next, an embodiment of the duct control system of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a piping / control system diagram showing a basic embodiment of the control system of the present invention, FIGS. 2 and 3 are main circuit diagrams and general circuit diagrams of a LAN system using the control system, respectively. 1 is a circuit diagram of a motor damper used in the control system of FIG. 1, FIGS. 5a and 5b are a perspective view and a sectional view showing an embodiment of a hybrid cable used in the control system of FIG. 1, and FIG. 6 is a damper control of FIG. FIG. 7 a and FIG. 7 are perspective views showing an embodiment of a main duct used in the damper control system of FIG. 1, respectively.FIG. 8 is a piping / control system diagram showing a valve control system outside the scope of the present invention,FIG. 9 is a circuit diagram showing another embodiment of the actuator of the present invention, and FIG. 10 is a piping / control system diagram showing an embodiment of fire prevention equipment using the control system of the present invention.
[0023]
A control system 10 shown in FIG. 1 includes an air conditioning main duct 11 and an exhaust main duct 12 arranged on a ceiling of a building, and an air conditioning duct 14 and an exhaust duct 15 that connect the main duct and the room 13. And a first damper 16 interposed in the middle of the air-conditioning duct 14 and a second damper 17 interposed in the middle of the exhaust duct 15. Further, the air conditioning duct 14 and the exhaust duct 15 are connected to sensors 18 and 19 for detecting the state of the air passing therethrough, for example, temperature, humidity and CO2 concentration. The first damper 16 and the second damper 17 are connected to actuators 20 and 21 for controlling the opening and closing of the damper, respectively.
[0024]
These actuators 20 and 21 are wired by a hybrid cable 23 in which an optical fiber cable and two conductive wires or two conductive layers are combined. The actuator 20 of the first damper is further connected to a hub 24 by a hybrid cable 23 as shown in FIG. 2, and the hub 24 is further connected to other hubs 26 and 27 by a hybrid cable 25 as shown in FIG. Crossover wiring. The last hub 27 is connected to a file server 29 via a communication line 28 such as an optical fiber cable, and further connected to the Internet via a web server 30. Each of the hubs 24, 26, and 27 is a hybrid hub including a power supply unit for connecting a power supply line to supply power and a communication unit for connecting a communication line. The communication unit may be a normal hub, but preferably has a switching hub, router, or DHCP server function for sending a signal to a specific address line.
[0025]
On the other hand, a USP 32 with a router function is connected to the lower part of the actuator 20 of the first duct via a hybrid cable 31 so that power can be supplied to other devices in the room 13 or connected to an information terminal of the Internet or LAN. I am doing so. As a result, for example, the temperature can be set for the actuators 20 and 21 from an information terminal such as an indoor personal computer. Further, the file server 29 shown in FIG. 3 can perform centralized management of actuators for the entire building. The file server 29 preferably has a function (such as a DHCP server) having a function of automatically reallocating private IP addresses when information terminals are added or decreased. Thereby, a LAN based on the TCP / IP protocol or the like can be constructed as a whole.
[0026]
As the main duct 11 for air conditioning and the main duct 12 for exhaust in FIG. 1, a conventionally known one, for example, a tubular body (see reference numeral 11 in FIG. 7a) in which a galvanized steel plate is formed in a rectangular or circular cross section. Used. The air conditioning main duct 11 is connected to an air conditioning unit (air conditioner; see reference numeral 65 in FIG. 6) including a heat exchanger and a fan for blowing air, and is set to a positive pressure higher than the ambient pressure. An air conditioning duct 14 is branched from the main duct 11 and connected to the room 13. The air conditioning duct 14 is also the same as the conventional one, for example, a tubular body in which a galvanized steel sheet is formed in a rectangular or circular cross section.
[0027]
On the other hand, an exhaust fan (see reference numeral 67 in FIG. 6) that exhausts to the outside is connected to the exhaust main duct 12 so that the negative pressure is lower than the ambient pressure. An exhaust duct 15 is branched from the main duct 12 and connected to the room 13. The exhaust duct 15 is also the same as the conventional one, for example, a tubular body in which a galvanized steel sheet is formed in a rectangular or circular cross section.
[0028]
The first damper 16 interposed in the air conditioning duct 14 and the second damper 17 interposed in the exhaust duct 15 can be substantially the same. For example, as shown in FIG. 4, the first damper 16 rotates a shaft 34 that is rotatably provided in the air conditioning duct 14 so as to cross the air conditioning duct, a shielding plate 35 attached to the shaft, and rotationally drives the shaft. Limit switches LS1 and LS2 for detecting the motor M, the angle sensor P for detecting the rotational position of the shaft 34 and the shielding plate 35, and the rotation end of the shielding plate 34, that is, the position where the air conditioning duct 14 is closed and the position where it is most widely opened. And. As the angle sensor P, a potentiometer, a rotary encoder, or the like is used. Note that the angle sensor P and the limit switches LS1 and LS2 may be considered as elements of the first damper 16, or may be considered as elements of the actuator 20 that controls the first damper 16. Further, the motor M can also be considered as an element of the actuator 20.
[0029]
The actuator 20 that controls the motor M includes a first connector 36 that connects the hybrid cable 25 from the hub 24 and a second connector 37 that connects an end of the hybrid cable connected to the exhaust duct. Each of the connectors 36 and 37 is an integrated optical fiber connector for connecting to an optical fiber cable and a power line connector for connecting a power line. However, an optical fiber connector and a power line connector may be provided separately, and the end of the hybrid cable 23 may be separated and connected to the optical fiber and the power line (see FIG. 9). The optical fiber connector is connected to a conversion unit that converts between an optical signal and an electrical signal, and is connected to an input / output port 41 of a control board 40 housed in the actuator 20. The control board 40 further includes a power supply unit 42 to which an end of a power supply line is connected, a motor driver 43 interposed between the power supply unit and the motor M, an angle sensor P and limit switches LS1 and LS2. Circuits 44 and 45 for receiving the signals are provided. The input / output port 41, the motor driver 43, and the circuits 44 and 45 for receiving signals are connected to the central processing unit CPU via an internal bus 46, respectively.
[0030]
When the angle sensor P or the like outputs an analog signal, it is connected to the bus 46 via an analog / digital converter. The central processing unit CPU calculates the angle of the shielding plate 35 based on a signal input from the cooling / heating setting mode or setting temperature given from the outside, the detected temperature of the temperature sensor 19 of the exhaust duct, etc. The motor M is rotated via the driver 43 to control the shielding plate 35 at an appropriate angle. The bus 46 is connected to a memory (not shown) for storing a program for executing these controls. However, it can be configured to be controlled from the outside via the hybrid cable 23.
[0031]
A sensor 18 that detects a temperature or the like provided in the air conditioning duct 14 is further connected to the central processing unit CPU of the actuator 20 of FIG. The signal of the sensor 18 can also be processed in the CPU. In some cases, the signal is sent to an external control device such as a personal computer (see reference numeral 78 in FIG. 6) or an actuator of another damper via the hybrid cable 23. It can also be controlled indirectly by them. If necessary, it is preferable to supply power from the power supply unit 42 of the first actuator 20 to the sensor 18. Similarly, it is preferable to supply power to the angle sensor P from the power supply unit 42 as well.
[0032]
  As shown in FIG. 1, sensors 18 and 19 are provided in the air conditioning duct 14 and the exhaust duct 15, respectively.For,Signals from these sensors are sent to the central processing unit CPU of the first damper 16, for example.IsSo, first damper 16'sAngle of shielding plate 35ControlCan control.
[0033]
In the control system 10 configured as described above, for example, an appropriate target temperature of room temperature is set from the outside, and the temperature is stored in the memory of the actuator 20 of the first damper. Then, the opening angles of the first damper 16 and the second damper 17 are adjusted so that the difference from the temperature representative of the room temperature detected by the sensor 19 of the exhaust duct 15 is eliminated. That is, in the cooling mode, when the temperature of the sensor 19 in the exhaust duct 15 is higher than the set temperature, it is confirmed that the temperature detected by the sensor 18 in the air conditioning duct 14 is lower than the set temperature, and then the first damper 16 and The second damper 17 is opened together, and cool air is sent into the room 13 to lower the room temperature. When the difference between the sensor 19 of the exhaust duct 15 and the target temperature falls within a certain range, both dampers 16 and 17 are closed to the minimum angle necessary for ventilation. At that time, when the initial temperature difference is large, the opening degree of the damper may be increased, and when the temperature difference is small, the opening degree of the damper may be decreased.
[0034]
The sensors 18 and 19 may be humidity sensors, CO2 concentration sensors, smoke sensors that detect smoke concentration, and other sensors that measure physical quantities that affect the living environment, in addition to the temperature sensors described above.
[0035]
As the hybrid cables 23 and 25, for example, as shown in FIGS. 5 a and 5 b, an optical fiber cable 51 is used as a core wire, and a protective layer 52, a first conductive layer 53, an insulating layer 54, and a second conductive layer 55 are provided around the optical fiber cable 51. And the coaxial cable which provided the insulating coating layer 56 in that order is used suitably. The first conductive layer 53 and the second conductive layer 55 constitute a power supply line, and a plurality of metal wires (copper wires) knitted in a net shape are preferable. Thereby, it is easy to construct a coaxial structure. Further, since the cross-sectional shape can be made substantially circular, it is highly flexible and can be easily bent in any direction. However, as a hybrid cable, an optical fiber cable and two metal wires arranged in parallel can be used.
[0036]
The first conductive layer 53 and the second conductive layer 55 preferably have substantially the same resistance per unit length. Therefore, when the diameters of the metal wires constituting the stitches are the same, it is preferable that the number of metal wires of the first conductive layer 53 and the number of metal wires of the second conductive layer 55 be the same. It is preferable to pass an AC 100V power source or the like between the first conductive layer 53 and the second conductive layer 55. However, DC 24V, 12V, etc. may be passed. In the case of supplying alternating current, the power supply unit 42 in FIG. 4 is provided with an alternating current / direct current converter (rectifier) and a voltage converter (transformer). A third conductive layer may be provided around the second conductive layer 55 via an insulating layer. In that case, any conductive layer can be used as a ground wire or a shield wire. Moreover, a three-phase alternating current can be sent.
[0037]
FIG. 6 shows an embodiment of a building that employs the control system 10. In this building 60, the first and second hybrid cables 23, 23 extend from the hub 24 provided on the ceiling of the first floor, and the actuators 19 of the damper control systems 10, 10 on the second floor and the first floor, respectively. , 20. The actuators 19 and 20 of the damper control system 10 on each floor are wired with a hybrid cable 23, respectively. Further, a third hybrid cable 64 is wired from the hub 24 to the exhaust fan 61 and the actuator 63 of the exhaust damper 62 provided in the end opening of the exhaust main duct 12. Further, the air conditioner 65, the hot water supply facility 66, and the cogeneration system 67 in the basement are each provided with an actuator, connected to the hub 24 by the fourth hybrid cable 68, and wired.
[0038]
In addition, the code | symbol 69 of the hot water supply equipment 66 of FIG. 6 is a filter, and the code | symbol 70 is a hot water tank. Moreover, the code | symbol 71 of the cogeneration system 67 is a generator, and the code | symbol 72 is a heat exchanger. A pipeline 73 is connected between the generator 71 and the hot water tank 70 to send cold water from the hot water tank to the generator and to send hot water from the generator to the hot water tank. Thereby, the heat exchanger 72 can act as a radiator for cooling the generator 71, and the heat energy obtained at that time is effectively used in the hot water supply facility 66 or the air conditioner 65. Reference numeral 74 of the hot water supply facility is a unit including a valve, a pump, and the like. Further, a conduit 75 for circulating the heat medium is also provided between the heat exchanger 72 and the air conditioner 65.
[0039]
As the generator 71 of the cogeneration system 67, for example, a gas combustion generator, a gas turbine generator, or a fuel cell is used. The generated power is sent to the hub 24 on the second floor by the power cable 76 and used in the above-described damper control system 10 and the like. Instead of the power cable 76, power may be transmitted using a hybrid cable. When the generator 71 uses natural gas, the cold heat accompanying the expansion of the supplied natural gas can be used effectively as a cooler heat source for the cooler. Moreover, it can replace with the generator 71 or a solar power generation panel is also employable with a generator.
[0040]
Further, as shown in FIG. 6, a fifth hybrid cable 77 extends from the hub 24, and a central management device such as a personal computer (personal computer) 78 is connected to the tip of the fifth hybrid cable 77. The personal computer 78 can centrally manage the damper control systems 10 and 10 on the first floor and the second floor, the air conditioner 65 and the hot water supply facility 66 in the basement, the cogeneration system 67, the floor heating system 79, and the like. In that case, it is preferable that the electric equipment supplied with the hybrid cable is configured so that the power consumption is detected by the actuator, and the personal power supply 78 manages the total power consumption. Further, it is preferable that the personal computer 78 has the function of the file server 29 of FIG.
[0041]
Furthermore, it is preferable to provide a switch for remotely controlling the ON / OFF of the electric power in the actuator so that electricity is turned off for unnecessary electric devices. Thereby, a power saving effect is obtained. In particular, if the power used is detected by an actuator, the amount of electricity used can be checked at all times, so unnecessary electricity can be worn instantaneously and power can be saved. In addition, the floor heating system 79 or the like is normally provided with a temperature sensor and automatically adjusts within a certain temperature range, but does not exceed the set power of the breaker while detecting the amount of electricity used by the entire electrical equipment. It is preferable to perform centralized management.
[0042]
In the embodiment of FIG. 6, the damper control systems 10 and 10 on the first floor and the second floor are wired with a hybrid cable 23. The hybrid cable 23 extends along the main ducts 11 and 12 for air conditioning or exhaust. Are wired. Therefore, the hybrid cable 23 can be supported by a support member 80 extending below the main duct 11, as shown in FIG. 7a. Thereby, the wiring work of the hybrid cable 23 can be performed together with the work of the main duct 11. In addition, the control wiring and the power wiring can be performed simultaneously by wiring only one cable. Therefore, construction is easy. Even when the work is to be performed later, if the support member 80 is attached to the main duct 11 in advance, or a mounting seat or a welding nut for attaching the support member 80 is provided, the work is easy. Furthermore, even when performing maintenance such as exchanging or repairing the cable, it is easy because there is only one cable.
[0043]
Further, as shown in FIG. 7 b, the hybrid cable 23 can be wired inside the main duct 11. In that case, even when wiring to the ceiling of a basement, damage of harmful animals such as moths can be avoided. It is preferable that the corner portion of the main duct 11 is partitioned by a partition plate 81 to provide a wiring space 82 having a triangular cross section, and wiring is provided therein. This reduces the resistance to air flow in the duct.
In addition, vortex flow in the duct is reduced, and wind noise and vibration, and resonance sound based on them are greatly reduced. The partition plates 81 are preferably provided at the four corners. This further reduces wind noise and resonance.
[0044]
  In the embodiment of FIG. 1, sensors 18 and 19 are provided in both the air conditioning duct 14 and the exhaust duct 15.The for that reason,When mass producing dampers, install the same sensor and actuator on both dampers.It is possibleMass production effectI get out. Also,Both have actuatorsBecauseWiring work is easy.
[0045]
Further, in the embodiment of FIG. 6, the damper control systems 10 and 10 on the first floor and the second floor are controlled by one hub 24, but other hubs 26 and 27 are connected to one hub 24 as shown in FIG. 3. They may be connected in order so that the hubs 24, 26, 27 are connected to the actuators. By sequentially connecting the hubs in this way, it can be easily applied to various buildings such as single-family buildings, high-rise buildings such as apartments, and office buildings.
[0046]
The valve control system 84 shown in FIG. 8 includes a filter 69, a hot water tank 70, a pipe 73 and a unit 74 similar to those in FIG. 4, and further between the unit 74 and the two bathtubs 85 and 85. A switching valve 86 is interposed. Further, a flow rate adjusting valve or an open / close control valve 87 is interposed in the vicinity of each bathtub 85 and between the pump and the hot water tank 70. It may be provided only on the supply side. The valves 86 and 87 are provided with actuators 88 similar to those shown in FIG. Those actuators 88 are wired over the hybrid cable 23 and connected to the hybrid hub 24. The hot water tank 70 may be connected to a normal water heater such as a gas water heater or an electric water heater, or may be connected to a generator similar to that shown in FIG. Further, the hot water heater and the bathtubs 85 and 85 may be connected via the valves 86 and 87 without the hot water tank 70 interposed.
[0047]
In the vicinity of the opening / closing valve 87 in the vicinity of the bathtub, a temperature sensor 89 for detecting the temperature of hot water is provided, and these temperature sensors 89 are also connected to the actuator 88 of the opening / closing control valve 87. The temperature sensor 89 may be provided in the bathtub 85. However, a temperature sensor may be provided in the vicinity of the switching valve 86, and a temperature sensor may be provided in the hot water tank 70. In any case, the single temperature sensor 89 is connected to a nearby actuator by a signal line or a hybrid cable, or connected to a hybrid hub.
[0048]
The actuator 88 is substantially the same as that shown in FIG. 4, but, as shown in FIG. 9, two optical converters 90 connected to the optical fiber cable 23a and a GIGA (1000BASE) switch or 100BASE switch 91, a single computer board 92 that exchanges signals with the switch 91, a driver 93 that receives signals from the switch 91 and drives a motor and solenoid, and receives analog signals from a temperature sensor 89, a valve open / close confirmation sensor, etc. It comprises an A / D conversion circuit 94 that converts the signal into a computer and sends it to a computer, a power supply unit 95, and the like.
[0049]
The optical converter 90 is a part to which a fiber optic cable of a hybrid cable is connected, and is provided as a pair for wiring to the next actuator. The power supply unit 95 is provided with a connector 96 connected to the conductive layer 23b of the hybrid cable. This connector 96 is also connected in parallel with a connector 97 for passing to the next actuator. In FIG. 9, the optical fiber cable 23a and the conductive layer 23b are shown separately, but in actuality, they are coaxial coaxial cables.
[0050]
The switching valve 86 and the opening / closing control valve 87 may be ordinary solenoid valves. In this case, for example, a limit switch or the like is used as an opening / closing confirmation sensor. When using a flow control valve, various types of valves such as butterfly valves and sluice valves can be used, and various drive sources such as solenoid drive type and motor drive type should be used for the drive method. Can do. An angle detector such as a potentiometer or a rotary encoder is used to detect the opening of the flow control valve. A flow meter such as a hot wire type may be used. In addition to the sensor for measuring the hot water temperature, other sensors such as a sensor for detecting the degree of dirt on the hot water may be employed.
[0051]
In the above valve control system, for example, when the temperature of the hot water in the bathtub is lowered, the open / close control valve 87 is opened accordingly to supply hot water, thereby keeping the temperature of the hot water in the bathtub within a certain range. Can do. When using a flow control valve, the supply amount of hot water can be changed continuously. In addition, a liquid level sensor may be provided so that the valve is closed when the hot water reaches an appropriate height. Also, when the dirt sensor detects dirt, the operating speed of the filter can be increased to keep the hot water clean. Such hot water temperature, liquid level, and dirt management / control can be applied not only to a bathtub in the home but also to relatively large bath facilities such as public baths and hot springs.
[0052]
Further, in the embodiment, the control is performed only on the supply side, but as in the case of the damper control described above, valves (imaginary lines 87a in FIG. 8) are provided on the supply side and the drain side, respectively. It is also possible to control the state such as appropriate temperature and dirt by combining the flow rate adjustment of 87a. In the case where the valve 87a is provided on the drain side pipe, remote control is possible when hot water is poured from the bathtub, and hot water can be replaced by remote control.
[0053]
The valves and dampers can be applied not only to control hot water and air but also to mixing various chemicals in chemical plants and controlling chemical reaction tanks. Further, it can be used for controlling a throttle valve or an ejector for controlling fuel or a mixture of fuel and air in an automobile engine. Moreover, you may provide in the supply line of air and fuel. In those cases, the same actuator can be employed simply by changing the program. In either case, since the hybrid cable including two or more conductive layers and the optical fiber cable is connected to the actuator, wiring work is easy. Further, since an optical fiber is used, the signal transmission speed is high even if the amount of information is large. Furthermore, since it is only necessary to connect in order by crossover wiring, it is easy to add fixtures. The hybrid cable for valve control can be wired independently, but if it is wired along the piping so as to be connected to the piping, wiring to the back of the ceiling or under the floor is easy.
[0054]
FIG. 10 shows an embodiment in which the damper control system is used for fire prevention equipment. In general, a fire prevention section is set for each predetermined floor area in a building, a fire wall 98 is provided between adjacent fire prevention sections, and a fire shutter 99 is provided at an opening of the fire wall 98. Yes. A sensor 100 that detects abnormally high temperature and smoke and a sprinkler 101 that is operated by the sensor are provided on the ceiling of the room. The fire wall 98 is provided with a fire damper 102 for partitioning the exhaust main ducts 12 extending beyond the fire compartment. The fire damper 102 is controlled to be closed by a signal from the sensor 100 or a fire alarm. The sensor 100 can also be provided in the second damper 16 for exhaust or the first damper 15 for air conditioning.
[0055]
Fire prevention dampers 103 and 104 that are automatically closed at a high temperature, such as a temperature fuse and a shape memory alloy spring, are provided in the middle of the exhaust main duct 12 and the air conditioning main duct 11. Further, a smoke exhaust duct 105 for exhausting smoke when the fire protection section is closed is connected in the middle of the exhaust main duct 12, and is normally closed by a smoke exhaust damper 106. Usually, a motor damper is also used for the smoke exhaust damper 106.
[0056]
In the above fire prevention equipment, when the sensor 100 detects an abnormally high temperature or smoke, the fire alarm buzzer sounds, the sprinkler 101 sprinkles, and the fire shutter 99 or the like in order to prevent the fire from spreading to the adjacent fire prevention section. The motor driven fire damper 102 is closed. When high-temperature air flows through the air conditioning main duct 11 and the exhaust main duct 12, a thermal fuse is activated to automatically turn off the fire dampers 103 and 104 in order to shut off the supply of new air. Close to. Then, the smoke exhaust damper 106 is opened in order to save the people who are left in the room from the damage of the smoke, and a smoke exhaust fan (not shown) is activated to exhaust the indoor smoke. By such a series of operations, fire prevention and evacuation are performed.
[0057]
The motor-driven fire-proof damper 102 and the smoke-exhaust damper 106 are connected to the centralized control panel via a power line and a communication line, and these are also connected to the hybrid cable 108 via the actuator 107 similar to the case of the above-described embodiment. It is preferable to connect with. Thereby, wiring work becomes easy and maintenance becomes easy. These hybrid cables 107 are also preferably wired along the air conditioning duct 14 and the exhaust duct 15 as shown in FIGS. 7a and 7b or in these ducts. The fire dampers 103 and 104 closed by the thermal fuse or the like can also be driven by a motor, and in that case, can be connected by a hybrid cable via an actuator.
[0058]
The above fire prevention equipment can be connected to a hub (see reference numeral 24 in FIG. 6) for controlling the first damper 14 for air conditioning and the second damper 15 for exhaust, but heat resistance is necessary, and in the event of a fire Therefore, it is preferable to provide an independent control system controlled by a separate control panel.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a piping / control system diagram showing a basic embodiment of a control system of the present invention.
FIG. 2 is a main circuit diagram of a LAN system using the control system of FIG. 1;
3 is an overall circuit diagram of a LAN system using the control system of FIG.
FIG. 4 is a circuit diagram of a motor damper used in the control system of FIG.
5a and 5b are a perspective view and a sectional view, respectively, showing one embodiment of a hybrid cable used in the control system of FIG.
6 is a schematic system diagram showing an embodiment of a building including the control system of FIG.
7a and 7b are perspective views showing an embodiment of a main duct used in the damper control system of FIG. 1, respectively.
[Fig. 8]It is a piping and control system diagram showing a valve control system outside the scope of the present invention.
FIG. 9 is a circuit diagram showing another embodiment of the actuator of the present invention.
FIG. 10 is a piping / control system diagram showing an embodiment of fire prevention equipment using the control system of the present invention.
[Explanation of symbols]
10 (damper) control system
11 Main duct for air conditioning
12 Exhaust main duct
13 rooms
14 Air conditioning duct
15 Exhaust duct
16 First damper
17 Second damper
18, 19 sensor
20, 21 Actuator
23 Hybrid cable
24 1st hub
25 Hybrid cable
26, 27 hub
28 Communication lines
29 File server
30 web server
31 Hybrid cable
32 USP with router function
34 Shaft
35 Shield plate
M motor
P Angle sensor
LS1, LS2 limit switch
36 First connector
37 Second connector
40 Control board
41 I / O port
42 Power supply
43 Motor driver
44, 45 circuits
CPU Central processing unit
46 bus
51 Optical fiber cable
52 Protective layer
53 First conductive layer
54 Insulation layer
55 Second conductive layer
56 Insulation coating layer
61 Exhaust fan
62 Exhaust damper
63 Actuator
64 Third hybrid cable
65 Air conditioner
66 Hot water supply equipment
67 Cogeneration system
68 Fourth hybrid cable
69 Filter
70 Hot water tank
71 Generator
72 heat exchanger
73 pipeline
74 pump
75 pipeline
76 Power cable
77 Fifth hybrid cable
78 Personal computer
79 Floor heating system
80 Support members
81 partition plate
82 space
84 Valve control system
85 Bathtub
86 switching valve
87 Open / close control valve
88 Actuator
89 Temperature sensor
90 Optical converter
91 switch
92 Single computer board
93 Driver
94 A / D conversion circuit
95 Power supply
96 connectors
97 connector
98 Firewall
99 Fire shutter
100 sensors
101 sprinkler
102 Fire damper
103, 104 Fire damper
105 Smoke exhaust duct
106 Smoke exhaust damper
107 Actuator
108 Hybrid cable

Claims (5)

建物の天井などに配置される空調用のメインダクトおよび排気用のメインダクトと、
それらのメインダクトと室内とを連結する空調ダクトおよび排気ダクトと、
温風または冷風を室内に流入させるための前記空調ダクトに設けられるモータ駆動式の第1ダンパと、
空気を室内から流出させるための前記排気ダクトに設けられるモータ駆動式の第2ダンパとからなり、
前記第1ダンパには、第1ダンパの開閉を制御する第1アクチュエータが連結されており、
前記第2ダンパには、第2ダンパの開閉を制御する第2アクチュエータが連結されており、
前記第1アクチュエータと第2アクチュエータとは通信可能に連結されており、
前記第1アクチュエータには、前記空調ダクト内を流れる空気の温度、湿度、二酸化炭素の濃度、または、煙の濃度を検出する第1センサと、前記第1ダンパの開閉を制御する第1CPUと、空気の温度、湿度、二酸化炭素の濃度、または、煙の濃度の目標値が記録される第1メモリとが連結されており、
前記第2アクチュエータには、前記排気ダクト内を流れる空気の温度、湿度、二酸化炭素の濃度、または、煙の濃度を検出する第2センサと、前記第2ダンパの開閉を制御する第2CPUと、空気の濃度、湿度、二酸化炭素の濃度、または、煙の濃度の目標値が記録される第2メモリとが連結されており、
前記第1CPUは、室内の空気の濃度、湿度、二酸化炭素の濃度、または、煙の濃度が前記目標値になるように、前記第1センサおよび第2センサの両出力に基づいて第1ダンパの開閉を制御し、
前記第2CPUは、室内の空気の濃度、湿度、二酸化炭素の濃度、または、煙の濃度が前記目標値になるように、前記第1センサおよび第2センサの両出力に基づいて第2ダンパの開閉を制御する、ダンパ制御システム。
A main duct for air conditioning and a main duct for exhaust arranged on the ceiling of a building,
An air conditioning duct and an exhaust duct connecting the main duct and the room;
A motor-driven first damper provided in the air conditioning duct for allowing hot air or cold air to flow into the room;
A motor-driven second damper provided in the exhaust duct for allowing air to flow out of the room,
A first actuator that controls opening and closing of the first damper is coupled to the first damper.
A second actuator that controls opening and closing of the second damper is connected to the second damper,
The first actuator and the second actuator are communicably connected,
The first actuator includes a first sensor that detects the temperature, humidity, carbon dioxide concentration, or smoke concentration of the air flowing in the air conditioning duct, and a first CPU that controls opening and closing of the first damper; temperature of the air, humidity, concentration of carbon dioxide, or a target value of the concentration of smoke is coupled to the first memory to be recorded,
The second actuator includes a second sensor that detects the temperature, humidity, carbon dioxide concentration, or smoke concentration of the air flowing in the exhaust duct, and a second CPU that controls opening and closing of the second damper; A second memory that records a target value of air concentration, humidity, carbon dioxide concentration, or smoke concentration ,
The first CPU controls the first damper based on both outputs of the first sensor and the second sensor so that the indoor air concentration, humidity, carbon dioxide concentration, or smoke concentration becomes the target value. Control opening and closing,
The second CPU controls the second damper based on both outputs of the first sensor and the second sensor so that the indoor air concentration, humidity, carbon dioxide concentration, or smoke concentration becomes the target value. A damper control system that controls opening and closing.
前記第1アクチュエータと第2アクチュエータとが渡り配線で連結されている、請求項1記載のダンパ制御システム。The damper control system according to claim 1, wherein the first actuator and the second actuator are connected by a jumper wiring. 前記第1アクチュエータと第2アクチュエータとが、光ファイバーケーブルと、電源線とからなるハイブリッドケーブルによって連結されている、請求項2記載のダンパ制御システム。The damper control system according to claim 2, wherein the first actuator and the second actuator are connected by a hybrid cable including an optical fiber cable and a power line. 前記第1アクチュエータおよび/または第2アクチュエータと外部とが、光ファイバーケーブルと、電源線とからなるハイブリッドケーブルによって連結されている、請求項1記載のダンパ制御システム。The damper control system according to claim 1, wherein the first actuator and / or the second actuator and the outside are connected by a hybrid cable including an optical fiber cable and a power line. 前記ハイブリッドケーブルが、光ファイバーケーブルと、2本の導電線、または、その光ファイバーケーブルの周囲に設けた2層の導電層とからなる、請求項3または4記載のダンパ制御システム。The damper control system according to claim 3 or 4, wherein the hybrid cable includes an optical fiber cable and two conductive wires or two conductive layers provided around the optical fiber cable.
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