JP4427923B2 - DATA OUTPUT DEVICE, DATA OUTPUT METHOD, DATA RECORDING DEVICE, AND DATA RECORDING METHOD - Google Patents

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、媒体から供給された信号に復調処理及び復号処理を施してコンテンツのデータを出力するデータ出力装置及びデータ出力方法に関する。また、本発明は、記録媒体から読み出されたコンテンツに対して新たにデータ記録処理を施し他の記録媒体に記録するデータ記録装置及びデータ記録方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年において、光ディスク等のディジタル記録媒体の大容量化と普及により、記録されている信号の著作権を保護するために、不法なコピーの防止が重要とされてきている。すなわち、ディジタルオーディオデータやディジタルビデオデータの場合には、コピー或いはダビングにより劣化の無い複製物を容易に生成でき、またコンピュータデータの場合には、元のデータと同一のデータが容易にコピーできるため、既に不法コピーによる著作権の侵害等の弊害が生じてきているのが実情である。
【０００３】
このようなことから、ディジタル記録媒体に記録されている信号を再生したディジタル信号を再びディジタル記録媒体に記録するいわゆるディジタルダビングにおける前記不法コピーの防止を目的として、オリジナルのディジタル記録媒体に不法コピー防止のための所定のＩＤビットを記録しているものがある。
【０００４】
例えば、いわゆるＲ−ＤＡＴ（Rotary head Digital Taperecoder）と称されるディジタルオーディオ信号記録再生装置における前記不法コピー防止のための方式としては、ディジタル記録媒体としてのディジタルオーディオテープ上に記録されるディジタルオーディオ信号のメインデータエリアに、ディジタルコピーの禁止や段階的な世代コピーを禁止（すなわち世代制限）するための禁止コード（いわゆるＳＣＭＳ：シリアルコピー管理システムの規格の禁止コード）を記録しておき、ディジタルオーディオ信号記録装置がこの禁止コードを検出したときに、新たなディジタルオーディオテープ上への当該ディジタルオーディオ信号のコピー記録を禁止するような方式が採用されている。
【０００５】
また、ディジタル記録媒体に記録されている信号を再生したディジタル信号を再びディジタル記録媒体に記録する前記ダビングシステムにおいては、ディジタル記録媒体上のコンテンツのコピー個数を制限するコピー個数制限を用いて著作権を保護しているものもある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記コピー個数制限を用いて著作権を保護しているような個数制限システムに対して、課金コンテンツが入ってくることは従来なかった。従来の前記システムに課金コンテンツが入ってくると出力先や記録機で課金がされるにもかかわらず、コピーが制限されてしまうという不都合が生じることになる。
【０００７】
本発明は、前記実情に鑑みてなされたものであり、コピー個数に制限のあるシステムで、非課金用コンテンツのみコピー個数制限対象とし、ユーザにとって納得のいくものとなるデータ出力装置及びデータ出力方法、並びにデータ記録装置及びデータ記録方法の提供を目的とする。
【０００８】
また、課金用コンテンツと非課金用コンテンツを同一のコピー個数制限システムで利用できるデータ出力装置及びデータ出力方法、並びにデータ記録装置及びデータ記録方法の提供を目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るデータ出力装置は、前記課題を解決するために、媒体から供給された信号に復調処理及び復号処理を施して課金又は非課金のコンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、前記コンテンツを特定するための識別情報を読み取る識別情報読み取り手段と、前記コンテンツが課金又は非課金であるかを識別する課金／非課金識別手段と、前記識別情報読み取り手段が読み取った識別情報及び該識別情報で特定される前記コンテンツのコピー個数をカウントしたカウント数を記憶する記憶手段と、前記コンテンツ出力手段からコンテンツを出力するときに前記識別情報読み取り手段が読み取った識別情報と該識別情報で特定される前記カウント数とを前記記憶手段に記憶させるか否かを、前記課金／非課金識別手段の識別結果と前記記憶手段に前記識別情報が記憶されているか否かを判定した識別情報判定結果とに基づいて制御するとともに、前記コンテンツ出力手段のコンテンツ出力の外部への導出を、前記課金／非課金識別手段の識別結果と前記識別情報判定結果と前記識別情報で特定される前記カウント数とに基づいて制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記課金／非課金識別手段からの識別結果が非課金を示し、前記記憶手段に前記識別情報が記憶されていない場合には、前記コンテンツを出力するときに、前記カウント数を１として前記識別情報を前記記憶手段に記憶させ、前記課金／非課金識別手段からの識別結果が非課金を示し、前記記憶手段に前記識別情報が記憶されており、かつ前記識別情報で特定されるカウント数がコピー個数制限内である場合には、該カウント数を前記記憶手段にインクリメントしてから前記コンテンツ出力を外部に導出させ、前記課金／非課金識別手段からの識別結果が非課金を示し、前記記憶手段に前記識別情報が記憶されており、かつ前記識別情報で特定されるカウント数が前記コピー個数制限を超えた場合には、前記コンテンツ出力の外部への導出を禁止し、前記課金／非課金識別手段からの識別結果が課金を示す場合には、前記コンテンツ出力手段のコンテンツ出力を外部に導出させる。
【００１０】
つまり、このデータ出力装置では、制御手段が、前記課金／非課金識別手段の識別結果に基づいて、前記識別情報読み取り手段が読み取った識別情報を前記記憶手段に記憶させるか否かを判断する。
【００１１】
また、このデータ出力装置では、前記コンテンツ出力手段がコンテンツを出力する相手先が記録機であり、かつ前記課金／非課金識別手段からの識別結果が非課金を示すとき、前記制御手段が前記コンテンツ出力時に前記識別情報に関する情報を前記記憶手段に記憶させる。
【００１２】
また、前記制御手段は、前記課金／非課金識別手段からの識別結果と、前記記憶手段に記憶されている前記識別情報に関するカウント数に基づいて、前記コンテンツ出力手段のコンテンツ出力の外部への導出を制御する。
【００１３】
本発明に係るデータ出力方法は、前記課題を解決するために、媒体を介して供給されたコンテンツが課金又は非課金であるかを識別する課金／非課金識別工程と、前記コンテンツを特定するための識別情報が記憶手段に記憶されているか否かを判定する識別情報判定工程と、前記識別情報判定工程で前記識別情報が記憶されていると判定された場合に、該識別情報で特定される前記コンテンツのコピー個数をカウントしたカウント数がコピー個数制限内であるか否かを判定するカウント数判定工程と、前記課金／非課金識別工程での識別結果と前記識別情報判定工程での判定結果と前記カウント数判定工程で判定されたカウント数とに基づいて、前記識別情報と該識別情報で特定される前記カウント数とを前記記憶手段に記憶するか否かを決定するとともに、前記課金／非課金識別工程での識別結果と前記カウント数判定工程で判定されたカウント数とに基づいて、前記コンテンツを出力するか否かを決定するコンテンツ出力工程とを有し、前記コンテンツ出力工程では、前記課金／非課金識別工程での識別結果が非課金を示し、前記識別情報判定工程で前記識別情報が記憶されていないと判定された場合には、前記コンテンツを出力するときに、前記カウント数を１として前記識別情報を前記記憶手段に記憶し、前記課金／非課金識別工程での識別結果が非課金を示し、前記識別情報判定工程で前記識別情報が記憶されていると判定され、かつ前記カウント数判定工程で判定された前記カウント数がコピー個数制限内である場合には、該カウント数を前記記憶手段にインクリメントしてから前記コンテンツ出力を外部に導出し、前記課金／非課金識別工程での識別結果が非課金を示し、前記識別情報判定工程で前記識別情報が記憶されていると判定され、かつ前記カウント数判定工程で判定された前記カウント数が前記コピー個数制限を超えた場合には、前記コンテンツ出力の外部への導出を禁止し、前記課金／非課金識別手段工程での識別結果が課金を示す場合には、前記コンテンツ出力を外部に導出する。
【００１４】
つまり、このデータ出力方法では、課金／非課金識別工程の識別結果と、カウント数判定工程の判定結果に基づいてコンテンツ出力工程からコンテンツを出力するか否かを決定する。
【００１５】
すなわち、前記課金／非課金識別工程での識別結果が非課金を示し、かつ前記カウント数判定工程での判定結果が所定数以内であることを示すとき、前記コンテンツ出力工程は前記カウント数がアップされてから前記コンテンツ出力を外部に導出する。
【００１６】
また、前記課金／非課金識別工程での識別結果が非課金を示し、かつ前記カウント数判定工程での判定結果が所定数を超えたことを示すとき、前記コンテンツ出力工程は前記コンテンツ出力の外部への導出を停止する。
【００１７】
本発明に係るデータ記録装置は、前記課題を解決するために、記録媒体から読み出されたコンテンツに対して、新たにデータ記録処理を施し、他の記録媒体に記録するコンテンツ記録手段と、前記コンテンツを特定するための識別情報を読み取る識別情報読み取り手段と、前記コンテンツが課金又は非課金であるかを識別する課金／非課金識別手段と、前記識別情報読み取り手段が読み取った識別情報及び該識別情報で特定される前記コンテンツのコピー個数をカウントしたカウント数を記憶する記憶手段と、前記コンテンツ記録手段が前記コンテンツを記録するときに、前記識別情報読み取り手段が読み取った識別情報と該識別情報で特定される前記カウント数とを前記記憶手段に記憶させるか否かを前記課金／非課金識別手段の識別結果と前記記憶手段に前記識別情報が記憶されているか否かを判定した識別情報判定結果とに基づいて制御するとともに、前記コンテンツ記録手段のコンテンツ記録処理を前記課金／非課金識別手段の識別結果と前記識別情報判定結果と前記識別情報で特定される前記カウント数とに基づいて制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記課金／非課金識別手段からの識別結果が非課金を示し、前記記憶手段に前記識別情報が記憶されていない場合には、前記コンテンツを記録するときに、前記カウント数を１として前記識別情報を前記記憶手段に記憶させ、前記制御手段は、前記課金／非課金識別手段からの識別結果が非課金を示し、前記記憶手段に前記識別情報が記憶されており、かつ前記識別情報で特定されるカウント数がコピー個数制限内である場合には、該カウント数を前記記憶手段にインクリメントしてから前記コンテンツ記録手段にコンテンツ記録処理を行わせ、前記課金／非課金識別手段からの識別結果が非課金を示し、前記記憶手段に前記識別情報が記憶されており、かつ前記識別情報で特定されるカウント数が前記コピー個数制限を超えた場合には、前記コンテンツ記録手段のコンテンツ記録処理を禁止し、前記課金／非課金識別手段からの識別結果が課金を示す場合には、前記コンテンツ記録手段にコンテンツ記録処理を行わせる。
【００１８】
つまり、このデータ記録装置では、コンテンツデータを記録するとき、制御手段が前記課金／非課金識別手段の識別結果に基づいて前記識別情報読み取り手段が読み取った識別情報を前記記憶手段に記憶させるか否かを制御する。
【００１９】
すなわち、前記課金／非課金識別手段からの識別結果が非課金を示すとき、前記制御手段は前記コンテンツ記録時に前記識別情報に関する情報を前記記憶手段に記憶させる。
【００２０】
また、前記制御手段は、前記課金／非課金識別手段からの識別結果が課金を示すとき、前記コンテンツ記録手段にコンテンツ記録処理を行わせる。
【００２１】
本発明に係るデータ記録方法は、前記課題を解決するために、媒体を介して供給されたコンテンツが課金又は非課金であるかを識別する課金／非課金識別工程と、前記コンテンツを特定するための識別情報が記憶手段に記憶されているか否かを判定する識別情報判定工程と、前記識別情報判定工程で前記識別情報が記憶されていると判定された場合に、該識別情報で特定される前記コンテンツのコピー個数をカウントしたカウント数がコピー個数制限内であるか否かを判定するカウント数判定工程と、前記課金／非課金識別工程での識別結果と前記識別情報判定工程での判定結果と前記カウント数判定工程で判定されたカウント数とに基づいて、前記識別情報と該識別情報で特定される前記カウント数とを前記記憶手段に記憶するか否かを決定するとともに、前記課金／非課金識別工程での識別結果と前記カウント数判定工程で判定されたカウント数とに基づいて、前記コンテンツを他の記録媒体に記録するか否かを決定するコンテンツ記録工程とを有し、前記コンテンツ記録工程では、前記課金／非課金識別工程での識別結果が非課金を示し、前記識別情報判定工程で前記識別情報が記憶されていないと判定された場合には、前記コンテンツを記録するときに、前記カウント数を１として前記識別情報を前記記憶手段に記憶し、前記課金／非課金識別工程での識別結果が非課金を示し、前記識別情報判定工程で前記識別情報が記憶されていると判定され、かつ前記カウント数判定工程で判定された前記カウント数がコピー個数制限内である場合には、該カウント数を前記記憶手段にインクリメントしてから前記コンテンツ出力を外部に導出し、前記課金／非課金識別工程での識別結果が非課金を示し、前記識別情報判定工程で前記識別情報が記憶されていると判定され、かつ前記カウント数判定工程で判定された前記カウント数が前記コピー個数制限を超えた場合には、前記コンテンツ出力の外部への導出を禁止し、前記課金／非課金識別手段工程での識別結果が課金を示す場合には、前記コンテンツ出力を外部に導出する。
【００２２】
つまり、このデータ記録方法では、課金／非課金識別工程の識別結果と、カウント数判定工程の判定結果に基づいてコンテンツを他の記録媒体に記録するか否かを決定する。
【００２３】
すなわち、前記課金／非課金識別工程での識別結果が非課金を示し、かつ前記カウント数判定工程での判定結果が所定数以内であることを示すとき、前記コンテンツ記録工程は前記カウント数がアップされてから前記コンテンツを他の媒体に記録する。
【００２４】
また、前記課金／非課金識別工程での識別結果が非課金を示し、かつ前記カウント数判定工程での判定結果が所定数を超えたことを示すとき、前記コンテンツ出力工程は前記コンテンツ出力の外部への導出を停止する。
【００２７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
先ず、本発明のデータ出力装置及びデータ出力方法の実施の形態となる、オーディオデータ再生装置について図１〜図５を用いて説明する。
【００２８】
このオーディオデータ再生装置１０は、図１に構成を示すように、光ディスク１から供給された信号から音楽コンテンツを出力するコンテンツ出力部１１と、コンテンツを特定するための識別情報を読み取る識別情報読み取り部１５と、前記音楽コンテンツが課金又は非課金であるかを識別する課金／非課金識別部１６と、識別情報読み取り部１５が読み取った識別情報に関する情報を記憶するＲＡＭ１８とを備えている。このＲＡＭ１８は、本実施の形態においてコピー個数制限を行うときに用いられるので個数制限用ＲＡＭ１８と呼ぶ。
【００２９】
また、このオーディオ再生装置１０は、光ディスク１を回転するスピンドルモータ２１と、回転された光ディスク１から記録信号を読み出す光ピックアップ２０と、スピンドルモータ２１の回転及び光ピックアップ２０の光ディスク１に対するフォーカス、トラッキングを制御するサーボ回路２２とを備えている。
【００３０】
また、このオーディオ再生装置１０は、コンテンツ出力部１１からコンテンツを出力するときに、識別情報読み取り部１５が読み取った識別情報を個数制限用ＲＡＭ１８に記憶させるか否かを、課金／非課金識別部１６の識別結果に基づいて制御する中央処理ユニット（ＣＰＵ）１７と、コンテンツ出力部１１がコンテンツ（ディジタルデータ）を出力する相手先を認証する相手先認証部２３と、この相手先認証部２３を介したコンテンツ出力部１１からのコンテンツ（ディジタルデータ）をＣＰＵ１７の制御により切り替える切り替え部２４と、切り替え部２４からのコンテンツ（ディジタルデータ）を外部に供給するためのディジタル出力端子２５とを備える。
【００３１】
また、このオーディオ再生装置１０は、コンテンツ出力部１１からのコンテンツ（ディジタルデータ）をアナログ信号に変換するＤ／Ａ変換器２６と、このＤ／Ａ変換部２６からのアナログ信号出力を外部に供給するためのアナログ出力端子２７とを備える。
【００３２】
コンテンツ出力部１１は、ＲＦアンプ１２と復調回路１３とエラー訂正復号回路１４とを備えてなり、光ディスク１から光ピックアップ２０が読み出したＲＦ信号に復調処理及び復号処理を施してコンテンツを出力する。このため、ＲＦアンプ１２は、前記ＲＦ信号を２値化して光ディスク１に記録された信号を取り出し、この２値化された信号を復調回路１３に送る。またＲＦアンプ１２は、ＲＦ信号から同期信号を分離し、さらにトラッキングエラー信号やフォーカスエラー信号等を取り出してサーボ回路２２に送る。
【００３３】
復調回路１３は、光ディスク１にコンテンツデータを記録するときに施された変調を復調する処理、例えば１６チャンネルビットを８ビットのデータに変換する処理が行われる。復調回路１３からのディジタルデータは、エラー訂正復号回路１４に送られる。
【００３４】
エラー訂正復号回路１４は、光ディスク１にコンテンツデータを記録するときに施された誤り訂正符号化の逆処理を前記ディジタルデータに施す。このエラー訂正復号回路１４から出力されたコンテンツのディジタルデータは、相手先認証部２３及びＤ／Ａ変換器２６に供給される。
【００３５】
識別情報読み取り部１５は、光ピックアップ２０により読み出されたＲＦ信号からコンテンツを特定するための識別情報を読み取る。この識別情報としては、オーディオデータ再生装置１０が音楽コンテンツを対象としているので、インターナショナルスタンダードリコーディングコード（International Standard Recording Code：ＩＳＲＣ）が用いられる。このＩＳＲＣにより、音楽コンテンツの各タイトルが一意に決まる。
【００３６】
課金／非課金識別部１６は、前記コンテンツが課金又は非課金であるかを識別し、その識別結果をＣＰＵ１７に供給する。
【００３７】
個数制限用ＲＡＭ１８は、識別情報読み取り部１５が読み取った前記ＩＳＲＣを、前記課金／非課金識別結果に応じたＣＰＵ１７による切り替えスイッチ１９の制御の基に記憶する。
【００３８】
光ピックアップ２０は、レーザダイオード等の光ビームの光源、コリメータレンズ、対物レンズ、偏光ビームスプリッタ、シリンドリカルレンズなどの光学部品を備えている。また、フォトダイオードよりなる光検出器を備えている。そして、光検出器にてＲＦ信号を生成し、ＲＦアンプ１２や識別情報読み取り部１５に供給している。
【００３９】
サーボ回路２２は、ＲＦアンプ１２にて生成された同期信号や、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号等に基づいてスピンドルモータ２１の回転制御及び光ピックアップ２０のトラッキングサーボ、フォーカスサーボ等を行う。
【００４０】
相手先認証部２３は、コンテンツ出力部１１がコンテンツ（ディジタルデータ）を出力する相手先を認証する。具体的には、ディジタル出力端子２５を介して接続される機器が記録機であるのか否かを認証し、その認証結果をＣＰＵ１７に供給する。
【００４１】
ＣＰＵ１７は、コンテンツ出力部１１からのコンテンツ出力（ディジタル）の出力先と、前記課金／非課金識別部１６の識別結果に基づいて、識別情報読み取り部１５がＲＦ信号から読み取ったＩＳＲＣに関する情報を個数制限用ＲＡＭ１８に記憶させるか否かを制御する。
【００４２】
すなわち、ＣＰＵ１７は出力端子２５を介したコンテンツ出力部１１のコンテンツ出力（ディジタル）の外部への導出時に相手先が記録機であり、かつ課金／非課金識別部１６からの識別結果が非課金を示すとき、ＩＳＲＣに関する情報を切り替えスイッチ１９をオンにして個数制限用ＲＡＭ１８に記憶させる。
【００４３】
また、ＣＰＵ１７はコンテンツ出力部１１からのコンテンツ出力（ディジタル）の出力先と少なくとも課金／非課金識別部１６からの識別結果に基づいてコンテンツ出力部１１のコンテンツ出力（ディジタル）の外部への導出を制御する。
【００４４】
すなわち、ＣＰＵ１７はディジタル出力端子２５を介したコンテンツ出力部１１のコンテンツ出力（ディジタル）の外部への導出時に相手先が記録機であり、かつ課金／非課金識別部１６からの識別結果が課金を示すとき、切り替えスイッチ２４をオンにしてコンテンツ出力部１１のコンテンツ出力（ディジタル）をディジタル出力端子２５から外部記録機に導出させる。
【００４５】
また、ＣＰＵ１７は、ＣＰＵ１７はコンテンツ出力部１１からのコンテンツ出力（ディジタル）の出力先と課金／非課金識別部１６からの識別結果と、個数制限用ＲＡＭ１８に記憶されているＩＳＲＣのカウント数に基づいてコンテンツ出力部１１のコンテンツ出力（ディジタル）の外部への導出を制御する。
【００４６】
すなわち、ＣＰＵ１７はディジタル出力端子２５を介したコンテンツ出力部１１のコンテンツ出力（ディジタル）の外部への導出時に相手先が記録機であり、また課金／非課金識別部１６からの識別結果が非課金であり、かつ個数制限用ＲＡＭ１８に記憶されているカウント数が所定数以内であるとき、そのカウント数をアップし、また切り替えスイッチ２４をオンにしてコンテンツ出力部１１のコンテンツ出力（ディジタル）を外部の記録機に導出させる。
【００４７】
また、ＣＰＵ１７は出力端子２５を介したコンテンツ出力部１１からのコンテンツ出力（ディジタル）の外部への導出時に相手先が記録機であり、また課金／非課金識別部１６からの識別結果が非課金であっても、個数制限用ＲＡＭ１８に記憶されているカウント数が所定数を超えたときには、切り替えスイッチ２４をオフにしてコンテンツ出力部１１のコンテンツ出力（ディジタル）の外部記録機への導出を禁止する。
【００４８】
図２には、個数制限用ＲＡＭ１８に記録されるデータフォーマットの一例を示す。音楽コンテンツの場合、前記ＩＳＲＣ（International Standard Code）で各タイトルが一意に決まるので、それを利用する。コピー個数制限が１個のシステムでは個数を示す４ビットは不要だが、３個まで、５個までというシステムだと必要になる。また、このフォーマットではＩＳＲＣとして６０ビットを含め、１コラム６４ビットであり後述するように１０００曲ストアするには、６４ビット必要となる。
【００４９】
この例では図３に示すように、番号１〜番号２５０までの２５０曲に関するコピー個数とＩＳＲＣがストアされている。番号１の曲のコピー個数は現在１であり、ＩＳＲＣはＩＳＲＣaである。番号３の曲のコピー個数は現在４であり、ＩＳＲＣはＩＳＲＣbである。また、番号２５０の曲のコピー個数は現在５であり、ＩＳＲＣはＩＳＲＣxである。コピー個数の上限を５とすれば、番号２５０の曲のコピー個数は既に５であるので、これ以後のコピーに制限を与えることになる。現在の合計コピー個数は５６７である。なお、図３に示した具体例では、番号２５０までの曲についてコピー個数とＩＳＲＣがストアされているが、最大では番号１０００までの１０００曲についてストア可能である。コピー個数の上限が５であるので、１０００曲全てについてのコピー個数は５０００個になる。
【００５０】
次に、図４及び図５を用いてオーディオデータ再生装置１０のＣＰＵ１７が行う処理について説明する。ここで説明する処理は、オーディオデータ再生装置１０のＣＰＵ１７が実行するデータ出力方法の具体例となる。ユーザによるコンテンツの指定を伴ったコピー出力要求に対する処理である。ディジタル出力端子２５には記録機が接続されているとする。
【００５１】
先ず、光ディスク１がこのオーディオデータ再生装置１０に装着され、ステップＳ１にて前記コピー出力要求時のコピー出力モードが選択される。このとき、相手先がコピー可能か否か、すなわち記録機であるか否かが判断される。ここで、記録機であるならば、このオーディオデータ再生装置１０はセキュアＩ／Ｆ機能を有効とするようなコピー出力モードになりコピー個数制限がかかる。
【００５２】
次に、オーディオデータ再生装置１０では、光ディスク１を、スピンドルモータ２１により所定回転数で回転する。このときに光ピックアップ２０により取り出されたＲＦ信号から、課金／非課金識別部１６は該当コンテンツが課金であるか非課金であるかを識別する。ＣＰＵ１７はその識別結果を受け取り、非課金であることを判断する（ステップＳ２にてＹＥＳ）と、ステップＳ３に進み、前記図３に示したようにコピー出力モードの対象となる番号ｘの曲のコピー個数が制限内か否かを判断する。
【００５３】
ステップＳ３にてコピー出力モードの対象となる番号ｘの曲のコピー個数が制限内であると判断すれば（ＹＥＳ）、ステップＳ４にて個数制限用ＲＡＭ１８に前記ＩＳＲＣ及び／又はコピー個数を記録してから、ステップＳ５でコピー出力を行う。この場合、個数制限用ＲＡＭ１８に前記ＩＳＲＣが無い場合、すなわちコピー出力が始めての場合と、個数制限内の場合とがある。これについての具体例は後述する。
【００５４】
ステップＳ３における個数制限内か否かの判断で個数制限を超えることになると（ステップＳ３にてＮＯ）、許容制限オーバーなので出力を禁止する（ステップＳ７）。
【００５５】
また、ステップＳ２にて前記コンテンツは課金コンテンツであると前記識別結果からＣＰＵ１７が判断すると、出力先で課金制御がなされるので、このデータ出力装置におけるコピー個数制限は不要であり、そのままデータ出力（コピー出力）が行われる（ステップＳ６）。
【００５６】
図５には、ＣＰＵ１７が前記識別結果を受け取り、非課金であることを判断した（ステップＳ２にてＹＥＳ）後の、詳細な処理について記す。非課金であることを判断すると、ステップＳ１２に進み、個数制限用ＲＡＭ１８に前記ＩＳＲＣがあるか否かを判断する。
【００５７】
個数制限用ＲＡＭ１８に前記ＩＳＲＣが無ければ、すなわちコピー出力が始めてなら前記図３に示したフォーマットに従い、コピー個数１としてそのＩＳＲＣを書き（ステップＳ１６）、ステップＳ１７にてコピー出力を行う。許容されている個数制限が１個の場合は、このフローのみで、次のステップＳ１３における「個数制限内か？」のチェックがなくなる。
【００５８】
また、コピー個数制限が５個以内であれば、ステップＳ１３にてＹＥＳとなり、該当のＩＳＲＣの個数を個数制限用ＲＡＭ１８にインクリメント（１→２、２→３、３→４、４→５）してＩＳＲＣを記録し（ステップＳ１４）、ステップＳ１５にてコピー出力を行う。
【００５９】
ステップＳ１３における個数制限内か否かの判断で個数制限（５個）を超えることになると（ステップＳ１３にてＮＯ）、許容制限オーバーなので出力を禁止する（ステップＳ１８）。
【００６０】
以上に説明したように、図１のオーディオデータ再生装置１０は、コピー個数を制限するシステムを採用しながらも、非課金用コンテンツのみコピー個数制限対象とし、課金用コンテンツは個数制限対象外とするので、ユーザにとって納得のいく装置となる。また、課金用コンテンツと非課金用コンテンツを同一のコピー個数制限システムで利用できる装置である。
【００６１】
次に、本発明のデータ記録装置及びデータ記録方法の実施の形態となる、オーディオデータ記録装置３０について図６及び図７を用いて説明する。
【００６２】
このオーディオデータ記録装置３０は、記録機側でコピー個数制限をするものである。このため、例えば再生用光ディスクから読み出されたコンテンツを他のデータ記録媒体、例えば記録用光ディスク４４に記録するコンテンツ記録部３８と、コンテンツを特定するための識別情報、例えばＩＳＲＣを読み取る識別情報読み取り部（ＩＳＲＣ読み取り部）３６と、コンテンツが課金又は非課金であるかを識別する課金／非課金識別部３２と、ＩＳＲＣ読み取り部３６が読み取ったＩＳＲＣに関する情報を記憶する個数制限用ＲＡＭ３４と、コンテンツ記録部３８によるコンテンツの記録用光ディスク４４への記録時に、前記各部を制御するＣＰＵ３３とを備える。
【００６３】
再生用光ディスクから読み出され、入力端子３１から入力されたコンテンツのディジタルデータは、ＩＳＲＣ読み取り部３６を経て、ＣＰＵ３３により切り替えが制御される切り替え部３７に供給される。そして、切り替え部３７からコンテンツ記録部３８に選択的に供給される。
【００６４】
コンテンツ記録部３８は、エラー訂正符号化回路３９と変調回路４０と記録アンプ４１と記録用光学ヘッド４２からなる。エラー訂正符号化回路３９は、切り替え部３７を介して供給されたコンテンツのディジタルデータに対して、誤り訂正符号化処理を施す。変調回路４０は、所定の変調方式にしたがって、例えば８ビットデータを１６チャンネルビットの変調データに変換して出力する。そして、記録アンプ４１を介して記録用光学ヘッド４２がコンテンツのディジタルデータを、スピンドルモータ４３で回転される記録用光ディスク４４に記録する。
【００６５】
個数制限用ＲＡＭ３４は、前記ＩＳＲＣとコピー個数を前記図４に示すフォーマットで記憶している。
【００６６】
ＣＰＵ３３は、ユーザにより指定されたＩＳＲＣの付随したコンテンツが非課金用であって、既に許容個数記録（コピー）されているか否かを判断し、そうであれば、記録を禁止する。そうでなければ記録を行い、非課金の場合は個数制限用ＲＡＭ３４に記録する。
【００６７】
このため、ＣＰＵ３３は、コンテンツ記録部３８がコンテンツを記録するときに、ＩＳＲＣ読み取り部３６が読み取ったＩＳＲＣを個数制限用ＲＡＭ３４に記憶させるか否かを、課金／非課金識別部３２の識別結果に基づき、切り替え部３５を用いて制御する。
【００６８】
例えば、課金／非課金識別部３２からの識別結果が非課金を示すとき、ＣＰＵ３３は前記コンテンツ記録時にＩＳＲＣに関する情報を切り替え部３５をオンにして個数制限用ＲＡＭ３４に記憶させる。
【００６９】
また、ＣＰＵ３３は、少なくとも課金／非課金識別部３２からの識別結果に基づいてコンテンツ記録部３８のコンテンツ記録処理を制御する。すなわち、ＣＰＵ３３は、課金／非課金識別部３２からの識別結果が課金を示すとき、コンテンツ記録部３８にコンテンツ記録処理を行わせる。
【００７０】
また、ＣＰＵ３３は、課金／非課金識別部３２からの識別結果と、個数制限用ＲＡＭ３４に記憶されているＩＳＲＣに関するカウント数に基づいて、コンテンツ記録部３８のコンテンツ記録処理を制御する。すなわち、ＣＰＵ３３は、前記識別結果が非課金を示し、かつ個数制限用ＲＡＭ３４に記憶されているＩＳＲＣに関するカウント数が所定数以内であるとき、そのカウント数をアップしてからコンテンツ記録部３８にコンテンツ記録処理を行わせる。また、ＣＰＵ３３は、前記識別結果が非課金を示し、かつ個数制限用ＲＡＭ３４に記憶されている前記ＩＳＲＣに関するカウント数が所定数を超えたとき、コンテンツ記録部３８のコンテンツ記録処理を禁止する。
【００７１】
次に、図７を用いてオーディオデータ記録装置３０のＣＰＵ３３が行う処理について説明する。ここで説明する処理は、オーディオデータ記録装置３０のＣＰＵ３３が実行するデータ記録方法の具体例となる。
【００７２】
先ず、ステップＳ２１にてデータ記録モードがユーザにより選択される。このとき、入力端子３１を介して入力されたコンテンツは、課金／非課金識別部３２とＩＳＲＣ読み取り部３６に供給されている。
【００７３】
課金／非課金識別部３２は、前記コンテンツが課金又は非課金であるかを識別し、その識別結果をＣＰＵ３３に供給してくる。
【００７４】
ＣＰＵ３３は、ステップＳ２２にて前記識別結果が非課金を示すものであるか否かを判断する。非課金を示す（ＹＥＳ）ときには、ステップＳ２３に進む。非課金でなく、課金を示す（ＮＯ）ときには、ステップＳ２６に進む。
【００７５】
ＩＳＲＣ読み取り部３６は、前記コンテンツ入力からコンテンツを特定するためのＩＳＲＣを読み取りＣＰＵ３３に供給する。
【００７６】
すると、ＣＰＵ３３は、そのＩＳＲＣのコピー個数を図４のフォーマットの個数制限用ＲＡＭ３４に読みにいき、個数制限内か否かを判断する。ここで、個数制限内であれば（ＹＥＳ）、ステップＳ２４に進み、切り替え部３５をオンにして個数制限用ＲＡＭ３４に前記ＩＳＲＣ及び／又はコピー個数を記録してから、ステップＳ２５でコピー記録を行う。この場合、個数制限用ＲＡＭ３４に前記ＩＳＲＣが無い場合、すなわちコピー記録が始めての場合と、個数制限内の場合とがある。
【００７７】
ステップＳ２２にて前記識別結果が課金を示すと判断したときに進んだステップＳ２６では、このオーディオデータ記録装置におけるコピー個数制限は不要であり、そのままデータ記録（コピー記録）が行われる。
【００７８】
ステップＳ２３における個数制限内か否かの判断で個数制限を超えることになると（ＮＯ）、許容制限オーバーなのでデータ記録を禁止する（ステップＳ２７）。
【００７９】
ＣＰＵ３３が前記識別結果を受け取り、非課金であることを判断した（ステップＳ２２にてＹＥＳ）後の、詳細な処理について補足的に説明する。
【００８０】
非課金であることを判断すると、ステップＳ２３に進み、個数制限用ＲＡＭ３４に前記ＩＳＲＣがあるか否かを判断する。
【００８１】
個数制限用ＲＡＭ３３に前記ＩＳＲＣが無ければ、すなわちコピー記録が始めてなら前記図３に示したフォーマットに従い、コピー個数１としてそのＩＳＲＣを書き（ステップＳ２４）、ステップＳ２５にてコピー出力を行う。許容されている個数制限が１個の場合は、このフローのみで、次のステップＳ２３における「個数制限内か？」のチェックがなくなる。
【００８２】
また、コピー個数制限が５個以内であれば、ステップＳ２３にてＹＥＳとなり、該当のＩＳＲＣの個数を個数制限用ＲＡＭ３４にインクリメント（１→２、２→３、３→４、４→５）してＩＳＲＣを記録し（ステップＳ２４）、ステップＳ２５にてコピー記録を行う。
【００８３】
ステップＳ２３における個数制限内か否かの判断で個数制限（５個）を超えることになると（ステップＳ２３にてＮＯ）、許容制限オーバーなのでデータ記録を禁止する（ステップＳ２７）。
【００８４】
以上に説明したように、図６のオーディオデータ記録装置３０は、コピー個数を制限するシステムを採用しながらも、非課金用コンテンツのみコピー個数制限対象とし、課金用コンテンツは個数制限対象外とするので、ユーザにとって納得のいく装置となる。また、課金用コンテンツと非課金用コンテンツを同一のコピー個数制限システムで利用できる装置である。
【００８５】
次に、本発明のデータ記録装置及びデータ記録方法の他の実施の形態となる、オーディオデータ記録装置５０について図８〜図１０を用いて説明する。
【００８６】
このオーディオデータ記録装置５０は、記録機側でコンテンツの著作権保護処理を行うものである。このため、このオーディオデータ記録装置５０は、例えば再生用光ディスクから読み出されたコンテンツを他のデータ記録媒体、例えば記録用光ディスク６４に記録するコンテンツ記録部５８と、コンテンツが課金又は非課金であるかを識別する課金／非課金識別部５２と、コンテンツの著作権を保護するための著作権保護情報、例えばシリアルコピーマネージメントシステム（ＳＣＭＳ）に関する情報（以下、ＳＣＭＳと記す）を読み取るＳＣＭＳ読み取り部５４と、ＳＣＭＳ読み取り部５４が読み取ったＳＣＭＳを書き換えるＳＣＭＳ書き換え部５６とを備えてなる。
【００８７】
また、このオーディオデータ記録装置５０は、課金／非課金識別部５２の識別結果に基づいて前記コンテンツ入力をＳＣＭＳ読み取り部５４に供給するか否かを切り替える切り替え部５３と、ＳＣＭＳ読み取り部５４で読み取ったＳＣＭＳに基づいて前記コンテンツ入力を後述する混合部５７に供給するか否かを切り替える切り替え部５５と、この切り替え部５５からの出力とＳＣＭＳ書き換え部５６との出力を混合する混合部５７とを備える。
【００８８】
コンテンツ記録部５８は、エラー訂正符号化回路５９と変調回路６０と記録アンプ６１と記録用光学ヘッド６２からなる。エラー訂正符号化回路５９は、混合部５７で書き換えられたＳＣＭＳと混合されたコンテンツのディジタルデータに対して、誤り訂正符号化処理を施す。変調回路６０は、所定の変調方式にしたがって、例えば８ビットデータを１６チャンネルビットの変調データに変換して出力する。そして、記録アンプ６１を介して記録用光学ヘッド６２がコンテンツのディジタルデータを、スピンドルモータ６３で回転される記録用光ディスク６４に記録する。
【００８９】
入力端子５１から入力されるコンテンツには、図９に示すように、１ビットの課金／非課金対応を示す識別コードと、２ビットのＳＣＭＳが付加されている。前記課金／非課金対応を示す識別コードが“０”であるときには非課金対応を示し、“１”であるときには課金対応を示す。また、ＳＣＭＳが“００”であるときにはコピーフリーを示し、“０１”であるときには１世代コピー可を示し、“１１”であるときにはコピー禁止を示す。前記“０１”がコピーされると“１１”に書き換えられる。“１０”はリザーブである。
【００９０】
よって、課金／非課金識別部５２が“０”を識別するとコンテンツは非課金対応であることが分かる。また、“１”を識別すると課金対応であることが分かる。
【００９１】
また、ＳＣＭＳ読み取り部５４が“００”を読み取るとコンテンツはコピーフリーであることが分かる。また、“０１”を読み取ると１世代コピー可であることが分かる。さらに“１１”を読み取るとコピー禁止であることが分かる。
【００９２】
そして、このオーディオデータ記録装置５０は、課金／非課金識別部５２の識別結果に基づいて切り替え部５３のオンオフを制御し、ＳＣＭＳ読み取り部５４にＳＣＭＳを読み取らせ、必要に応じてＳＣＭＳ書き換え部５６にＳＣＭＳを書き換えさせてからそのＳＣＭＳを、必要に応じて混合部５７にて前記コンテンツと混合してコンテンツ記録部５８に供給する。
【００９３】
特に、このオーディオデータ記録装置５０では、課金／非課金識別部５２の識別結果が非課金対応“０”を示すと、切り替え部５３をオンにする。すると、ＳＣＭＳ読み取り部５４には前記コンテンツ入力が供給される。ここで、ＳＣＭＳ読み取り部５４が“０１”を読み取ると、そのＳＣＭＳが１世代のみコピーを許可するものであるので、ＳＣＭＳ書き換え部５６はＳＣＭＳをコピー禁止の“１１”に書き換えてから混合部５７にて前記コンテンツと混合させる。
【００９４】
また、このオーディオデータ記録装置５０では、課金／非課金識別部５２の識別結果が非課金対応“０”を示し、ＳＣＭＳ読み取り部５４が読み取ったＳＣＭＳが“００”でコピーをフリーに許可するものであるとき、ＳＣＭＳ書き換え部５６にてＳＣＭＳ書き換えずに、混合部５７にて前記コンテンツと混合させる。
【００９５】
また、このオーディオデータ記録装置５０では、課金／非課金識別部５２の識別結果が非課金対応“０”を示し、ＳＣＭＳ読み取り部５４が読み取ったＳＣＭＳがコピーを禁止する“１１”であるときには切り替え部５５をオフとしてコンテンツを混合の対象にせず、コンテンツ記録部５８にコンテンツを送らない。
【００９６】
また、このオーディオデータ記録装置５０では、課金／非課金識別部５２の識別結果が課金対応“１”を示すときには、切り替えスイッチ５３をオフとし、ＳＣＭＳ読み取り部５４及びＳＣＭＳ書き換え部５６へのコンテンツの供給を止める。そして、前記コンテンツ入力を切り替え部５５及び混合部５７を通して、コンテンツ記録部５８にダイレクトに供給する。
【００９７】
次に、図１０を用いてオーディオデータ記録装置５０が行う処理について説明する。ここで説明する処理は、オーディオデータ記録装置５０が実行するデータ記録方法の具体例となる。
【００９８】
先ず、ステップＳ４１にてデータ記録モードがユーザにより選択される。このとき、入力端子５１を介して入力されたコンテンツは、課金／非課金識別部５２と切り替え部５３と切り替え部５５に供給されている。
【００９９】
課金／非課金識別部５２は、前記コンテンツに付加さている前記図９の１ビット目を読み、課金“１”又は非課金“０”であるかを識別する（ステップＳ４２）。例えば、ここで非課金対応“０”を識別すると、ステップＳ４３に進み、切り替え部５３をオンにしてからＳＣＭＳ読み取り部５４にＳＣＭＳの２ビットを読み取らせる。
【０１００】
このステップＳ４３にてＳＣＭＳ読み取り部５４が“００”を読み取ると、コピーフリーであるので、ＳＣＭＳを書き換えず“００”のままで、コンテンツ記録部５８にコンテンツを供給して記録用光ディスク６４にデータ記録させる（ステップＳ４４）。
【０１０１】
ステップＳ４３にてＳＣＭＳ読み取り部５４が“０１”を読み取ると、このコンテンツは１世代のコピーを可としているので、ＳＣＭＳを“１１”に書き換えてから、コンテンツ記録部５８にコンテンツを供給して記録用光ディスク６４にデータ記録させる（ステップＳ４５）。
【０１０２】
ステップＳ４３にてＳＣＭＳ読み取り部５４が“１１”を読み取ると、このコンテンツはコピーを禁止しているので、切り替え部５５をオフにして、データ記録を禁止する（ステップＳ４６）。
【０１０３】
ステップＳ４２にて課金／非課金識別部５２が課金対応“１”を識別すると、ステップＳ４７に進み、切り替え部５３をオフ、切り替え部５５をオンにして、ＳＣＭＳを書き換えずにデータ記録を行う。
【０１０４】
ここで、混合部５７とデータ記録部５８を通してのＳＣＭＳ（書き換えＳＣＭＳを含む）とコンテンツデータの記録処理は、ウォーターマーク（ＷＭ）を、例えばスペクラム拡散などでコンテンツそのものに視聴が無いように埋め込む（いわゆるデータハイディング）ことにより、ディジタル出力のみならず、アナログ信号中にも埋め込まれ、コピーを繰り返しても引き継がれるので、ソースの出射や履歴を追うことが出来る。
【０１０５】
以上に説明したように、図８のオーディオデータ記録装置５０は、著作権保護システムを採用しながらも、非課金用コンテンツのみ著作権保護対象とし、課金用コンテンツは対象外とするので、ユーザにとって納得のいく装置となる。また、課金用コンテンツと非課金用コンテンツを同一の著作権保護システムで利用できる装置である。
【０１０６】
なお、図１に示したオーディオデータ出力装置１０や、図６に示したオーディオデータ記録装置３０では、コンテンツを特定する識別情報としてＩＳＲＣを用いたが、これに限らずコンテンツを識別しうるコードであれば何でもよい。
【０１０７】
また、図８に示したオーディオデータ記録装置５０では、著作権保護情報としてＳＣＭＳを用いたが、著作権を保護しうるコードであれば何でもよい。
【０１０８】
また、本発明は半導体、ＨＤＤ、ＣＤ−Ｒ／ＲＷ、ＤＶＤ−ＲＡＭ／Ｒ／ＲＷ、ＦＤＤ、ＭＤ、テープ他の種々のメディアに適用可能である。
【０１０９】
【発明の効果】
本発明によれば、コピー個数に制限のあるシステムで、非課金用コンテンツのみコピー個数制限対象とし、ユーザにとって納得のいくものとなるデータ出力装置及びデータ出力方法、並びにデータ記録装置及びデータ記録方法を提供できる。
【０１１０】
また、課金用コンテンツと非課金用コンテンツを同一のコピー個数制限システムで利用できるデータ出力装置及びデータ出力方法、並びにデータ記録装置及びデータ記録方法を提供できる。
また、本発明によれば、著作権保護システムで、非課金用コンテンツのみ著作権保護対象とし、ユーザにとって納得のいくものとなるデータ出力装置及びデータ出力方法、並びにデータ記録装置及びデータ記録方法を提供できる。
【０１１１】
また、課金用コンテンツと非課金用コンテンツを同一の著作権保護システムで利用できるデータ出力装置及びデータ出力方法、並びにデータ記録装置及びデータ記録方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のデータ出力装置及びデータ出力方法の実施の形態となる、オーディオデータ再生装置の構成を示すブロック図である。
【図２】個数制限用ＲＡＭに記録されるデータフォーマットの一例を示す図である。
【図３】個数制限用ＲＡＭに記録されるデータの具体例を示す図である。
【図４】本発明のデータ出力方法の具体例を説明するためのフローチャートである。
【図５】前記データ出力方法の具体例をさらに詳細に説明するためのフローチャートである。
【図６】本発明に係るデータ記録装置及びデータ記録方法の実施の形態となる、オーディオデータ記録装置の構成を示すブロック図である。
【図７】本発明のデータ記録方法の具体例を説明するためのフローチャートである。
【図８】本発明に係るデータ記録装置及びデータ記録方法の他の実施の形態となる、オーディオデータ記録装置の構成を示すブロック図である。
【図９】前記オーディオデータ記録装置に入力されるコンテンツデータのフォーマット図である。
【図１０】本発明に係るデータ記録方法の他の具体例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
１０ オーディオデータ再生装置、１１ コンテンツ出力部、１５ ＩＳＲＣ読み取り部、１６ 課金／非課金識別部、１７ ＣＰＵ、１８ 個数制限用ＲＡＭ、２０ 光学ヘッド[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a data output apparatus and a data output method for outputting content data by performing demodulation processing and decoding processing on a signal supplied from a medium. The present invention also relates to a data recording apparatus and a data recording method for newly performing data recording processing on content read from a recording medium and recording the content on another recording medium.
[0002]
[Prior art]
In recent years, with the increase in capacity and spread of digital recording media such as optical disks, it has become important to prevent illegal copying in order to protect the copyright of recorded signals. That is, in the case of digital audio data or digital video data, a copy without deterioration can be easily generated by copying or dubbing, and in the case of computer data, the same data as the original data can be easily copied. In fact, there are already harmful effects such as copyright infringement due to illegal copying.
[0003]
Therefore, for the purpose of preventing the illegal copy in the so-called digital dubbing in which the digital signal reproduced from the signal recorded on the digital recording medium is recorded again on the digital recording medium, the illegal copy is prevented on the original digital recording medium. There are those that record predetermined ID bits for.
[0004]
For example, as a method for preventing illegal copying in a digital audio signal recording / reproducing apparatus called R-DAT (Rotary head Digital Taperecoder), a digital audio signal recorded on a digital audio tape as a digital recording medium is used. In the main data area, digital copy prohibition and step-by-step generation copy prohibition code (so-called generation restriction code) prohibition code (so-called SCMS: serial copy management system standard prohibition code) is recorded. When the signal recording device detects this prohibition code, a method is adopted in which copy recording of the digital audio signal onto a new digital audio tape is prohibited.
[0005]
In the dubbing system in which the digital signal reproduced from the signal recorded on the digital recording medium is recorded again on the digital recording medium, the copyright is restricted by using the copy number limit for limiting the number of copies of the content on the digital recording medium. There are some that protect.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, there has never been a chargeable content entering a number limit system that protects copyright using the copy number limit. When billing content enters the conventional system, there is a disadvantage that copying is restricted despite billing at the output destination or recording device.
[0007]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and is a data output device and a data output method that are constrained for the user by limiting the number of copies only to non-billing content in a system with a limited number of copies. And a data recording apparatus and a data recording method.
[0008]
It is another object of the present invention to provide a data output device, a data output method, a data recording device, and a data recording method that can use billing content and non-billing content in the same copy number restriction system.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a data output device according to the present invention performs a demodulation process and a decoding process on a signal supplied from a medium to output charged or non-charged content, and specifies the content Identification information reading means for reading identification information for reading, charging / non-charging identification means for identifying whether the content is charged or not charged, and identification information read by the identification information reading means And a count number obtained by counting the number of copies of the content specified by the identification information Storage means for storing content and when outputting content from the content output means Before Identification information read by the identification information reading means And the count number specified by the identification information Is stored in the storage means, the identification result of the charging / non-charging identification means and An identification information determination result for determining whether or not the identification information is stored in the storage means; Control based on In addition, the derivation of the content output of the content output means is controlled based on the identification result of the charging / non-charging identification means, the identification information determination result, and the count number specified by the identification information. And control means When the identification result from the charging / non-charging identification means indicates non-charging and the identification information is not stored in the storage means, the control means outputs the count number when outputting the content. The identification information is stored in the storage means as 1 and the identification result from the charge / non-charge identification means indicates non-charge, the identification information is stored in the storage means, and specified by the identification information When the counted number is within the copy number limit, the count number is incremented in the storage means, and then the content output is derived to the outside, and the identification result from the billing / non-billing identifying means is non-billing If the identification information is stored in the storage means and the count number specified by the identification information exceeds the copy number limit, the content output is performed. Prohibits the derivation to the outside, when the identification result from the charging / non-charge identifying means indicates the charge causes the derived contents output of the content output means to the outside The
[0010]
That is, in this data output device, the control means determines whether or not the storage means stores the identification information read by the identification information reading means based on the identification result of the charging / non-charging identification means.
[0011]
Further, in this data output device, when the destination to which the content output means outputs the content is a recording device, and the identification result from the billing / non-billing identifying means indicates non-billing, the control means Information relating to the identification information is stored in the storage means at the time of output.
[0012]
Further, the control means derives the content output of the content output means to the outside based on the identification result from the charge / non-charge identification means and the count number related to the identification information stored in the storage means. To control.
[0013]
In order to solve the above problems, the data output method according to the present invention includes a charging / non-charging identification step for identifying whether the content supplied via the medium is charging or non-charging. An identification information determination step of determining whether or not identification information for specifying the content is stored in the storage means; in front In the identification information determination step, Other information Is counted, the number of copies of the content specified by the identification information is counted. Count number Copy number limit A count number determination step of determining whether or not An identification result in the charging / non-charging identification step and a determination result in the identification information determination step; In the count number determination step Based on the determined count number, it is determined whether or not to store the identification information and the count number specified by the identification information in the storage means, and the identification in the charging / non-charging identification step Result and determined in the count number determination step Count When On the basis of the The above A content output step for determining whether or not to output the content; And in the content output step, if the identification result in the billing / non-billing identification step indicates non-billing and it is determined in the identification information determination step that the identification information is not stored, the content , The identification number is stored in the storage means with the count number being 1, the identification result in the charging / non-charging identification step indicates non-charging, and the identification information is determined in the identification information determining step. When it is determined that it is stored and the count number determined in the count number determination step is within the copy number limit, the count output is incremented in the storage means and then the content output is made external. The identification result in the charging / non-charging identification step indicates non-charging, the identification information determining step determines that the identification information is stored, and the counting When the count number determined in the determination step exceeds the copy number limit, derivation of the content output to the outside is prohibited, and the identification result in the charging / non-charging identification means step indicates charging The content output is derived to the outside. The
[0014]
That is, in this data output method, whether to output content from the content output process is determined based on the identification result of the charging / non-charging identification process and the determination result of the count number determination process.
[0015]
That is, when the identification result in the charging / non-charging identification step indicates non-charging and the determination result in the count number determination step is within a predetermined number, the content output step increases the count number. Then, the content output is derived to the outside.
[0016]
Further, when the identification result in the billing / non-billing identification step indicates non-billing and the determination result in the count number determination step exceeds a predetermined number, the content output step is external to the content output. Stop derivation to.
[0017]
In order to solve the above problems, the data recording apparatus according to the present invention newly performs a data recording process on content read from a recording medium and records the content on another recording medium, Identification information reading means for reading identification information for specifying content, charging / non-charging identification means for identifying whether the content is charged or non-charged, and identification information read by the identification information reading means And a count number obtained by counting the number of copies of the content specified by the identification information And the identification information read by the identification information reading means when the content recording means records the content. And the count number specified by the identification information Whether or not to store in the storage means Before Identification result of billing / non-billing identification means And an identification information determination result for determining whether or not the identification information is stored in the storage means; Control based on In addition, the content recording process of the content recording unit is controlled based on the identification result of the charging / non-charging identification unit, the identification information determination result, and the count number specified by the identification information. And control means The control means, when the identification result from the charging / non-charging identification means indicates non-charging and the identification information is not stored in the storage means, The identification information is stored in the storage means, the control means indicates that the identification result from the charging / non-charging identification means indicates non-charging, the identification information is stored in the storage means, and When the count number specified by the identification information is within the copy number limit, the count number is incremented in the storage unit, and then the content recording unit performs content recording processing, and the billing / non-billing identification is performed. The identification result from the means indicates non-billing, the identification information is stored in the storage means, and the count number specified by the identification information satisfies the copy number limit. If was example prohibits the content recording process of the content recording device, when the identification result from the charging / non-charge identifying means indicates billing, to perform content recording processing in the content recording unit The
[0018]
That is, in this data recording apparatus, when recording content data, whether or not the control means stores the identification information read by the identification information reading means based on the identification result of the charging / non-charging identification means in the storage means. To control.
[0019]
That is, when the identification result from the charging / non-charging identification means indicates non-charging, the control means causes the storage means to store information relating to the identification information at the time of recording the content.
[0020]
The control means causes the content recording means to perform content recording processing when the identification result from the charging / non-charging identification means indicates charging.
[0021]
In order to solve the above problems, the data recording method according to the present invention includes a charging / non-charging identification step for identifying whether the content supplied via the medium is charging or non-charging. An identification information determination step of determining whether or not identification information for specifying the content is stored in the storage means; Said In the identification information determination step Identification information Is counted, the number of copies of the content specified by the identification information is counted. Count number Copy number limit A count number determination step of determining whether or not An identification result in the charging / non-charging identification step and a determination result in the identification information determination step; In the count number determination step Based on the determined count number, it is determined whether or not to store the identification information and the count number specified by the identification information in the storage means, and the identification in the charging / non-charging identification step Result and determined in the count number determination step Count When On the basis of the The above A content recording step for determining whether to record the content on another recording medium; And in the content recording step, if the identification result in the charging / non-charging identification step indicates non-charging and it is determined in the identification information determination step that the identification information is not stored, the content Is stored in the storage means, the identification result in the charging / non-charging identification step indicates non-charging, and the identification information is determined in the identification information determining step. When it is determined that it is stored and the count number determined in the count number determination step is within the copy number limit, the count output is incremented in the storage means and then the content output is made external. The identification result in the charging / non-charging identification step indicates non-charging, the identification information determining step determines that the identification information is stored, and the counting When the count number determined in the determination step exceeds the copy number limit, derivation of the content output to the outside is prohibited, and the identification result in the charging / non-charging identification means step indicates charging The content output is derived to the outside. The
[0022]
That is, in this data recording method, it is determined whether or not the content is to be recorded on another recording medium based on the identification result of the charging / non-charging identification process and the determination result of the count number determination process.
[0023]
That is, when the identification result in the charging / non-charging identification step indicates non-charging and the determination result in the count number determination step is within a predetermined number, the content recording step increases the count number. Then, the content is recorded on another medium.
[0024]
Further, when the identification result in the billing / non-billing identification step indicates non-billing and the determination result in the count number determination step exceeds a predetermined number, the content output step is external to the content output. Stop derivation to.
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below.
First, an audio data reproducing apparatus as an embodiment of a data output apparatus and a data output method of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0028]
As shown in FIG. 1, the audio data reproducing apparatus 10 includes a content output unit 11 that outputs music content from a signal supplied from the optical disc 1, and an identification information reading unit that reads identification information for specifying the content. 15, a charge / non-charge identification unit 16 that identifies whether the music content is charged or non-charged, and a RAM 18 that stores information related to the identification information read by the identification information reading unit 15. The RAM 18 is called a number limiting RAM 18 because it is used when limiting the number of copies in the present embodiment.
[0029]
The audio reproduction apparatus 10 also includes a spindle motor 21 that rotates the optical disc 1, an optical pickup 20 that reads a recording signal from the rotated optical disc 1, rotation of the spindle motor 21, and focusing and tracking of the optical pickup 20 with respect to the optical disc 1. And a servo circuit 22 for controlling.
[0030]
In addition, the audio reproducing apparatus 10 determines whether or not the identification information read by the identification information reading unit 15 is stored in the number limiting RAM 18 when the content is output from the content output unit 11. A central processing unit (CPU) 17 that is controlled based on the identification result 16; a partner authentication unit 23 that authenticates a partner to which the content output unit 11 outputs content (digital data); and this partner authentication unit 23. A switching unit 24 that switches content (digital data) from the content output unit 11 via the control of the CPU 17 and a digital output terminal 25 for supplying the content (digital data) from the switching unit 24 to the outside.
[0031]
The audio playback apparatus 10 also supplies a D / A converter 26 that converts content (digital data) from the content output unit 11 into an analog signal, and an analog signal output from the D / A conversion unit 26 to the outside. And an analog output terminal 27.
[0032]
The content output unit 11 includes an RF amplifier 12, a demodulation circuit 13, and an error correction decoding circuit 14. The content output unit 11 performs demodulation processing and decoding processing on the RF signal read by the optical pickup 20 from the optical disc 1, and outputs the content. For this reason, the RF amplifier 12 binarizes the RF signal, extracts the signal recorded on the optical disc 1, and sends the binarized signal to the demodulation circuit 13. Further, the RF amplifier 12 separates the synchronization signal from the RF signal, further extracts a tracking error signal, a focus error signal, and the like and sends them to the servo circuit 22.
[0033]
The demodulation circuit 13 performs a process of demodulating the modulation performed when content data is recorded on the optical disc 1, for example, a process of converting 16 channel bits into 8-bit data. Digital data from the demodulation circuit 13 is sent to the error correction decoding circuit 14.
[0034]
The error correction decoding circuit 14 performs reverse processing of error correction coding applied when recording content data on the optical disk 1 on the digital data. The digital data of the content output from the error correction decoding circuit 14 is supplied to the counterpart authentication unit 23 and the D / A converter 26.
[0035]
The identification information reading unit 15 reads identification information for specifying content from the RF signal read by the optical pickup 20. As this identification information, since the audio data reproducing apparatus 10 is intended for music content, an International Standard Recording Code (ISRC) is used. This ISRC uniquely determines each title of the music content.
[0036]
The billing / non-billing identifying unit 16 identifies whether the content is billing or non-billing and supplies the identification result to the CPU 17.
[0037]
The number limiting RAM 18 stores the ISRC read by the identification information reading unit 15 based on the control of the changeover switch 19 by the CPU 17 according to the charging / non-charging identification result.
[0038]
The optical pickup 20 includes optical components such as a light source of a light beam such as a laser diode, a collimator lens, an objective lens, a polarization beam splitter, and a cylindrical lens. Moreover, the photodetector which consists of a photodiode is provided. Then, an RF signal is generated by the photodetector and supplied to the RF amplifier 12 and the identification information reading unit 15.
[0039]
The servo circuit 22 performs rotation control of the spindle motor 21 and tracking servo, focus servo, and the like of the optical pickup 20 based on the synchronization signal generated by the RF amplifier 12, the tracking error signal, the focus error signal, and the like.
[0040]
The partner authentication unit 23 authenticates the partner to which the content output unit 11 outputs content (digital data). Specifically, it is authenticated whether the device connected via the digital output terminal 25 is a recorder, and the authentication result is supplied to the CPU 17.
[0041]
Based on the output destination of the content output (digital) from the content output unit 11 and the identification result of the billing / non-billing identifying unit 16, the CPU 17 counts the number of ISRC information read from the RF signal by the identification information reading unit 15. It is controlled whether or not the data is stored in the limiting RAM 18.
[0042]
That is, when the content output (digital) of the content output unit 11 is derived to the outside via the output terminal 25, the CPU 17 is the recording device, and the identification result from the charging / non-charging identification unit 16 is non-charging. As shown, information related to ISRC is stored in the number limiting RAM 18 by turning on the changeover switch 19.
[0043]
Further, the CPU 17 derives the content output (digital) of the content output unit 11 to the outside based on the output destination of the content output (digital) from the content output unit 11 and at least the identification result from the charging / non-charging identification unit 16. Control.
[0044]
That is, when the content output (digital) of the content output unit 11 is derived to the outside via the digital output terminal 25, the CPU 17 is the recording device, and the identification result from the charging / non-charging identification unit 16 is charged. When the switch 24 is turned on, the content output (digital) of the content output unit 11 is turned on from the digital output terminal 25 to the external recording device.
[0045]
Further, the CPU 17 is based on the output destination of the content output (digital) from the content output unit 11, the identification result from the billing / non-billing identifying unit 16, and the ISRC count number stored in the number limiting RAM 18. The content output (digital) of the content output unit 11 is controlled to the outside.
[0046]
That is, when the content output (digital) of the content output unit 11 is derived to the outside through the digital output terminal 25, the CPU 17 is the recording device, and the identification result from the charging / non-charging identification unit 16 is non-charging. When the count number stored in the number limiting RAM 18 is within a predetermined number, the count number is increased, and the changeover switch 24 is turned on to allow the content output (digital) of the content output unit 11 to be externally output. Let the recorder of the
[0047]
Further, when the CPU 17 derives the content output (digital) from the content output unit 11 via the output terminal 25 to the outside, the other party is a recording machine, and the identification result from the charging / non-charging identification unit 16 is non-charging. Even so, when the count number stored in the number limiting RAM 18 exceeds a predetermined number, the changeover switch 24 is turned off and the content output (digital) of the content output unit 11 is prohibited from being derived to an external recording device. To do.
[0048]
FIG. 2 shows an example of a data format recorded in the number limiting RAM 18. In the case of music content, each title is uniquely determined by the ISRC (International Standard Code) and is used. A system with a single copy limit does not require 4 bits to indicate the number, but it is necessary for systems with up to 3 and up to 5. In this format, ISRC includes 60 bits and includes 64 bits, and 64 bits are required to store 1000 songs as described later.
[0049]
In this example, as shown in FIG. 3, the number of copies and ISRC regarding 250 songs from number 1 to number 250 are stored. The number of copies of the number 1 song is currently 1 and the ISRC is ISRCa. The number of copies of the number 3 song is currently 4, and ISRC is ISRCb. Also, the number of copies of the music number 250 is currently 5, and the ISRC is ISRCx. If the upper limit of the number of copies is 5, the number of copies of the music number 250 is already 5, so that the subsequent copies are limited. The current total number of copies is 567. In the specific example shown in FIG. 3, the number of copies and ISRC are stored for songs up to number 250, but 1000 songs up to number 1000 can be stored at the maximum. Since the upper limit of the number of copies is 5, the number of copies for all 1000 songs is 5000.
[0050]
Next, processing performed by the CPU 17 of the audio data reproducing device 10 will be described with reference to FIGS. 4 and 5. The process described here is a specific example of a data output method executed by the CPU 17 of the audio data reproducing apparatus 10. This is a process for a copy output request accompanied by content specification by the user. It is assumed that a recorder is connected to the digital output terminal 25.
[0051]
First, the optical disk 1 is loaded in the audio data reproducing apparatus 10, and the copy output mode at the time of the copy output request is selected in step S1. At this time, it is determined whether or not the other party can copy, that is, whether or not it is a recording machine. If the recorder is a recorder, the audio data reproducing apparatus 10 is in a copy output mode in which the secure I / F function is validated, and the number of copies is restricted.
[0052]
Next, in the audio data reproducing apparatus 10, the optical disk 1 is rotated at a predetermined rotational speed by the spindle motor 21. At this time, from the RF signal taken out by the optical pickup 20, the charging / non-charging identification unit 16 identifies whether the corresponding content is charged or not charged. When the CPU 17 receives the identification result and determines that there is no charge (YES in step S2), the CPU 17 proceeds to step S3, and as shown in FIG. 3, the song of number x targeted for the copy output mode is displayed. It is determined whether the number of copies is within the limit.
[0053]
If it is determined in step S3 that the number of copies of the song number x that is the target of the copy output mode is within the limit (YES), the ISRC and / or the number of copies is recorded in the number limiting RAM 18 in step S4. Then, copy output is performed in step S5. In this case, there are cases where the number limiting RAM 18 does not have the ISRC, that is, when copy output is started, and when the number is within the number limit. A specific example of this will be described later.
[0054]
If it is determined in step S3 that the number limit is exceeded (NO in step S3), the output is prohibited because the allowable limit is exceeded (step S7).
[0055]
If the CPU 17 determines from the identification result that the content is billed content in step S2, billing control is performed at the output destination, so there is no need to limit the number of copies in the data output device, and the data output ( Copy output) is performed (step S6).
[0056]
FIG. 5 shows detailed processing after the CPU 17 receives the identification result and determines that there is no charge (YES in step S2). If it is determined that there is no charge, the process proceeds to step S12, and it is determined whether or not the ISRC is present in the number limiting RAM 18.
[0057]
If there is no ISRC in the number limiting RAM 18, that is, if copy output is started, the ISRC is written as the number of copies 1 in accordance with the format shown in FIG. 3 (step S16), and copy output is performed in step S17. In the case where the number limit allowed is one, only in this flow, the check of “Is it within the number limit?” In the next step S13 is eliminated.
[0058]
If the copy number limit is 5 or less, YES is determined in step S13, and the number of the corresponding ISRC is incremented into the number limit RAM 18 (1 → 2, 2 → 3, 3 → 4, 4 → 5). The ISRC is recorded (step S14), and copy output is performed in step S15.
[0059]
If it is determined in step S13 that the number limit (5) is exceeded (NO in step S13), the output is prohibited (step S18) because the allowable limit is exceeded.
[0060]
As described above, the audio data playback apparatus 10 of FIG. 1 adopts a system that limits the number of copies, but only non-billing content is subject to copy number restriction, and billing content is not subject to number restriction. Therefore, it becomes a device that is satisfactory to the user. The billing content and the non-billing content can be used in the same copy number restriction system.
[0061]
Next, an audio data recording apparatus 30 which is an embodiment of the data recording apparatus and data recording method of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0062]
The audio data recording device 30 limits the number of copies on the recording device side. For this reason, for example, a content recording unit 38 that records content read from a playback optical disk on another data recording medium, for example, a recording optical disk 44, and identification information for identifying content, for example, identification information reading for reading ISRC Unit (ISRC reading unit) 36, charging / non-charging identification unit 32 for identifying whether the content is charged or not charged, number limiting RAM 34 for storing information related to ISRC read by ISRC reading unit 36, content And a CPU 33 for controlling the respective units when the recording unit 38 records contents on the recording optical disk 44.
[0063]
The digital data of the content read from the reproduction optical disk and input from the input terminal 31 is supplied to the switching unit 37 that is controlled by the CPU 33 via the ISRC reading unit 36. Then, it is selectively supplied from the switching unit 37 to the content recording unit 38.
[0064]
The content recording unit 38 includes an error correction encoding circuit 39, a modulation circuit 40, a recording amplifier 41, and a recording optical head 42. The error correction encoding circuit 39 performs an error correction encoding process on the digital data of the content supplied via the switching unit 37. The modulation circuit 40 converts, for example, 8-bit data into 16-channel bit modulation data according to a predetermined modulation method and outputs the data. Then, the recording optical head 42 records the digital data of the content on the recording optical disk 44 rotated by the spindle motor 43 via the recording amplifier 41.
[0065]
The number limiting RAM 34 stores the ISRC and the number of copies in the format shown in FIG.
[0066]
The CPU 33 determines whether the content accompanying the ISRC designated by the user is for non-charging and has already been recorded (copied) with an allowable number, and if so, recording is prohibited. Otherwise, recording is performed, and in the case of non-charging, recording is performed in the number limiting RAM 34.
[0067]
Therefore, the CPU 33 determines whether or not the ISRC reading unit 36 stores the ISRC read by the ISRC reading unit 36 in the number limiting RAM 34 when the content recording unit 38 records the content. Based on this, the switching unit 35 is used for control.
[0068]
For example, when the identification result from the charging / non-charging identification unit 32 indicates non-charging, the CPU 33 turns on the switching unit 35 and stores the information related to ISRC in the number limiting RAM 34 when recording the content.
[0069]
Further, the CPU 33 controls the content recording process of the content recording unit 38 based on at least the identification result from the charging / non-charging identification unit 32. That is, the CPU 33 causes the content recording unit 38 to perform content recording processing when the identification result from the charging / non-charging identification unit 32 indicates charging.
[0070]
Further, the CPU 33 controls the content recording process of the content recording unit 38 based on the identification result from the charging / non-charging identification unit 32 and the count number related to ISRC stored in the number limiting RAM 34. That is, when the identification result indicates non-charge and the count number related to ISRC stored in the number limit RAM 34 is within a predetermined number, the CPU 33 increases the count number and then stores the content in the content recording unit 38. Let the recording process occur. Further, the CPU 33 prohibits the content recording process of the content recording unit 38 when the identification result indicates non-charge and the count number related to the ISRC stored in the number limiting RAM 34 exceeds a predetermined number.
[0071]
Next, processing performed by the CPU 33 of the audio data recording device 30 will be described with reference to FIG. The process described here is a specific example of the data recording method executed by the CPU 33 of the audio data recording device 30.
[0072]
First, in step S21, the data recording mode is selected by the user. At this time, the content input via the input terminal 31 is supplied to the charging / non-charging identification unit 32 and the ISRC reading unit 36.
[0073]
The billing / non-billing identification unit 32 identifies whether the content is billing or non-billing and supplies the identification result to the CPU 33.
[0074]
In step S22, the CPU 33 determines whether or not the identification result indicates non-charge. If no charge is indicated (YES), the process proceeds to step S23. When not charging but indicating charging (NO), the process proceeds to step S26.
[0075]
The ISRC reading unit 36 reads ISRC for specifying the content from the content input and supplies it to the CPU 33.
[0076]
Then, the CPU 33 reads the number of copies of the ISRC into the number limit RAM 34 in the format of FIG. 4 and determines whether or not the number limit is within the limit. If the number limit is within the limit (YES), the process proceeds to step S24, the switching unit 35 is turned on, the ISRC and / or the copy number is recorded in the number limit RAM 34, and then copy recording is performed in step S25. . In this case, there are cases where there is no ISRC in the number limit RAM 34, that is, when copy recording is first started and when the number limit is within the number limit.
[0077]
In step S26, which proceeds when it is determined in step S22 that the identification result indicates charging, there is no need to limit the number of copies in the audio data recording apparatus, and data recording (copy recording) is performed as it is.
[0078]
If it is determined in step S23 that the number limit is exceeded or not (NO), data recording is prohibited (step S27) because the allowable limit is exceeded.
[0079]
The detailed processing after the CPU 33 receives the identification result and determines that it is not charged (YES in step S22) will be supplementarily described.
[0080]
If it is determined that there is no charge, the process proceeds to step S23, and it is determined whether or not the ISRC is present in the number limiting RAM 34.
[0081]
If there is no ISRC in the number limiting RAM 33, that is, if copy recording is started, the ISRC is written as the number of copies 1 in accordance with the format shown in FIG. 3 (step S24), and copy output is performed in step S25. When the allowable number limit is 1, only in this flow, there is no check for “within number limit” in the next step S23.
[0082]
If the copy number limit is 5 or less, YES is determined in step S23, and the number of the corresponding ISRC is incremented to the number limit RAM 34 (1 → 2, 2 → 3, 3 → 4, 4 → 5). ISRC is recorded (step S24), and copy recording is performed in step S25.
[0083]
If it is determined in step S23 that the number limit (5) is exceeded (NO in step S23), data recording is prohibited because the allowable limit is exceeded (step S27).
[0084]
As described above, the audio data recording apparatus 30 of FIG. 6 adopts a system that limits the number of copies, but only non-billing content is subject to copy number restriction, and billing content is not subject to number restriction. Therefore, it becomes a device that is satisfactory to the user. The billing content and the non-billing content can be used in the same copy number restriction system.
[0085]
Next, an audio data recording apparatus 50, which is another embodiment of the data recording apparatus and data recording method of the present invention, will be described with reference to FIGS.
[0086]
The audio data recording apparatus 50 performs content copyright protection processing on the recording device side. For this reason, this audio data recording device 50 is, for example, a content recording unit 58 that records content read from a playback optical disc on another data recording medium, for example, a recording optical disc 64, and the content is charged or not charged. A billing / non-billing identifying unit 52 for identifying the content, and an SCMS reading unit 54 for reading copyright protection information for protecting the copyright of the content, for example, information relating to a serial copy management system (SCMS) (hereinafter referred to as SCMS). And an SCMS rewriting unit 56 for rewriting the SCMS read by the SCMS reading unit 54.
[0087]
Further, the audio data recording device 50 is read by the switching unit 53 for switching whether to supply the content input to the SCMS reading unit 54 based on the identification result of the charging / non-charging identification unit 52 and the SCMS reading unit 54. A switching unit 55 for switching whether to supply the content input to the mixing unit 57 to be described later based on the SCMS, and a mixing unit 57 for mixing the output from the switching unit 55 and the output of the SCMS rewriting unit 56. Prepare.
[0088]
The content recording unit 58 includes an error correction encoding circuit 59, a modulation circuit 60, a recording amplifier 61, and a recording optical head 62. The error correction encoding circuit 59 performs error correction encoding processing on the digital data of the content mixed with the SCMS rewritten by the mixing unit 57. The modulation circuit 60 converts, for example, 8-bit data into 16-channel bit modulation data according to a predetermined modulation method and outputs the data. Then, the recording optical head 62 records the digital data of the content on the recording optical disk 64 rotated by the spindle motor 63 via the recording amplifier 61.
[0089]
As shown in FIG. 9, the content input from the input terminal 51 is added with an identification code indicating 1-bit billing / non-billing correspondence and 2-bit SCMS. When the identification code indicating charging / non-charging is “0”, it indicates non-charging, and when it is “1”, it indicates charging. Further, when SCMS is “00”, it indicates copy free, when it is “01”, it indicates that one generation copy is possible, and when it is “11”, it indicates that copy is prohibited. When “01” is copied, it is rewritten to “11”. “10” is reserved.
[0090]
Therefore, when the charging / non-charging identification unit 52 identifies “0”, it can be seen that the content is non-charging compatible. Further, when “1” is identified, it can be seen that charging is supported.
[0091]
Further, when the SCMS reading unit 54 reads “00”, it can be seen that the content is copy-free. When “01” is read, it can be seen that one generation copy is possible. Further, when “11” is read, it is understood that copying is prohibited.
[0092]
Then, the audio data recording device 50 controls on / off of the switching unit 53 based on the identification result of the charging / non-charging identification unit 52, causes the SCMS reading unit 54 to read SCMS, and if necessary, the SCMS rewriting unit 56. After the SCMS is rewritten, the SCMS is mixed with the content by the mixing unit 57 and supplied to the content recording unit 58 as necessary.
[0093]
In particular, in the audio data recording apparatus 50, when the identification result of the charging / non-charging identification unit 52 indicates “0” corresponding to non-charging, the switching unit 53 is turned on. Then, the content input is supplied to the SCMS reader 54. Here, when the SCMS reading unit 54 reads “01”, the SCMS permits copying for only one generation. Therefore, the SCMS rewriting unit 56 rewrites the SCMS to “11” for copy prohibition and then the mixing unit 57. And mixed with the content.
[0094]
Further, in this audio data recording device 50, the identification result of the accounting / non-charging identification unit 52 indicates “0” corresponding to non-charging, and the SCMS read by the SCMS reading unit 54 is “00” and copying is permitted freely. Then, the SCMS rewriting unit 56 does not rewrite the SCMS, and the mixing unit 57 mixes it with the content.
[0095]
Further, in this audio data recording device 50, switching is performed when the identification result of the charging / non-charging identification unit 52 indicates “0” corresponding to non-charging and the SCMS read by the SCMS reading unit 54 is “11” prohibiting copying. The unit 55 is turned off, the content is not targeted for mixing, and the content is not sent to the content recording unit 58.
[0096]
Also, in this audio data recording device 50, when the identification result of the charging / non-charging identification unit 52 indicates “1” corresponding to charging, the changeover switch 53 is turned off, and the contents of the contents to the SCMS reading unit 54 and the SCMS rewriting unit 56 are turned off. Stop supplying. Then, the content input is directly supplied to the content recording unit 58 through the switching unit 55 and the mixing unit 57.
[0097]
Next, processing performed by the audio data recording device 50 will be described with reference to FIG. The process described here is a specific example of the data recording method executed by the audio data recording device 50.
[0098]
First, in step S41, the data recording mode is selected by the user. At this time, the content input via the input terminal 51 is supplied to the billing / non-billing identifying unit 52, the switching unit 53, and the switching unit 55.
[0099]
The billing / non-billing identification unit 52 reads the first bit of FIG. 9 added to the content and identifies whether the billing is “1” or non-billing “0” (step S42). For example, if “0” corresponding to non-billing is identified here, the process proceeds to step S43, where the switching unit 53 is turned on, and then the SCMS reading unit 54 reads the 2 bits of SCMS.
[0100]
When the SCMS reading unit 54 reads “00” in this step S43, the copy is free. Therefore, the SCMS is not rewritten and remains “00”, and the content is supplied to the content recording unit 58 and data is recorded on the recording optical disk 64. Recording is performed (step S44).
[0101]
When the SCMS reading unit 54 reads “01” in step S43, this content is allowed to be copied by one generation. Therefore, after the SCMS is rewritten to “11”, the content is supplied to the content recording unit 58 and recorded. The data is recorded on the optical disk 64 (step S45).
[0102]
When the SCMS reading unit 54 reads “11” in step S43, the content is prohibited from being copied. Therefore, the switching unit 55 is turned off to prohibit data recording (step S46).
[0103]
When the charging / non-charging identification unit 52 identifies “1” for charging in step S42, the process proceeds to step S47, where the switching unit 53 is turned off and the switching unit 55 is turned on to perform data recording without rewriting the SCMS.
[0104]
Here, in the SCMS (including rewritten SCMS) and content data recording processing through the mixing unit 57 and the data recording unit 58, the watermark (WM) is embedded so that the content itself is not viewed by, for example, spectrum diffusion ( By so-called data hiding, it is embedded not only in digital output but also in an analog signal and inherited even if copying is repeated, so that the emission and history of the source can be followed.
[0105]
As described above, the audio data recording apparatus 50 of FIG. 8 adopts a copyright protection system, but only non-billing content is subject to copyright protection, and billing content is excluded. It will be a satisfactory device. The billing content and the non-billing content can be used in the same copyright protection system.
[0106]
In the audio data output device 10 shown in FIG. 1 and the audio data recording device 30 shown in FIG. 6, ISRC is used as identification information for specifying content. However, the present invention is not limited to this, and a code that can identify content is used. Anything is fine.
[0107]
In the audio data recording apparatus 50 shown in FIG. 8, SCMS is used as the copyright protection information, but any code can be used as long as it can protect the copyright.
[0108]
The present invention can be applied to various media such as semiconductors, HDDs, CD-R / RWs, DVD-RAM / R / RWs, FDDs, MDs, tapes, and the like.
[0109]
【The invention's effect】
According to the present invention, a data output apparatus and data output method, a data recording apparatus, and a data recording method, which are limited to the number of copies only for non-billing content in a system with a limited number of copies, and are satisfactory to the user. Can provide.
[0110]
In addition, it is possible to provide a data output device and a data output method, a data recording device and a data recording method in which billing content and non-billing content can be used in the same copy number restriction system.
In addition, according to the present invention, there is provided a data output device and data output method, and a data recording device and data recording method that are copyrighted only for non-billing content and are convincing for a user in a copyright protection system. Can be provided.
[0111]
In addition, it is possible to provide a data output device and a data output method, a data recording device and a data recording method that can use billing content and non-billing content in the same copyright protection system.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of an audio data reproducing apparatus as an embodiment of a data output apparatus and a data output method of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of a data format recorded in a number limiting RAM.
FIG. 3 is a diagram illustrating a specific example of data recorded in a number limiting RAM.
FIG. 4 is a flowchart for explaining a specific example of the data output method of the present invention.
FIG. 5 is a flowchart for explaining a specific example of the data output method in more detail;
FIG. 6 is a block diagram showing a configuration of an audio data recording apparatus as an embodiment of a data recording apparatus and a data recording method according to the present invention.
FIG. 7 is a flowchart for explaining a specific example of the data recording method of the present invention.
FIG. 8 is a block diagram showing the configuration of an audio data recording apparatus as another embodiment of the data recording apparatus and data recording method according to the present invention.
FIG. 9 is a format diagram of content data input to the audio data recording apparatus.
FIG. 10 is a flowchart for explaining another specific example of the data recording method according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Audio data reproduction apparatus, 11 Content output part, 15 ISRC reading part, 16 Charge / non-charge identification part, 17 CPU, 18 Number limitation RAM, 20 Optical head

Claims (10)

媒体から供給された信号に復調処理及び復号処理を施して課金又は非課金のコンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、
前記コンテンツを特定するための識別情報を読み取る識別情報読み取り手段と、
前記コンテンツが課金又は非課金であるかを識別する課金／非課金識別手段と、
前記識別情報読み取り手段が読み取った識別情報及び該識別情報で特定される前記コンテンツのコピー個数をカウントしたカウント数を記憶する記憶手段と、
前記コンテンツ出力手段からコンテンツを出力するときに前記識別情報読み取り手段が読み取った識別情報と該識別情報で特定される前記カウント数とを前記記憶手段に記憶させるか否かを、前記課金／非課金識別手段の識別結果と前記記憶手段に前記識別情報が記憶されているか否かを判定した識別情報判定結果とに基づいて制御するとともに、前記コンテンツ出力手段のコンテンツ出力の外部への導出を、前記課金／非課金識別手段の識別結果と前記識別情報判定結果と前記識別情報で特定される前記カウント数とに基づいて制御する制御手段と
を備え、
前記制御手段は、
前記課金／非課金識別手段からの識別結果が非課金を示し、前記記憶手段に前記識別情報が記憶されていない場合には、前記コンテンツを出力するときに、前記カウント数を１として前記識別情報を前記記憶手段に記憶させ、
前記課金／非課金識別手段からの識別結果が非課金を示し、前記記憶手段に前記識別情報が記憶されており、かつ前記識別情報で特定されるカウント数がコピー個数制限内である場合には、該カウント数を前記記憶手段にインクリメントしてから前記コンテンツ出力を外部に導出させ、
前記課金／非課金識別手段からの識別結果が非課金を示し、前記記憶手段に前記識別情報が記憶されており、かつ前記識別情報で特定されるカウント数が前記コピー個数制限を超えた場合には、前記コンテンツ出力の外部への導出を禁止し、
前記課金／非課金識別手段からの識別結果が課金を示す場合には、前記コンテンツ出力手段のコンテンツ出力を外部に導出させるデータ出力装置。Content output means for performing demodulation processing and decoding processing on a signal supplied from a medium and outputting charged or non-charged content;
Identification information reading means for reading identification information for specifying the content;
Charging / non-charging identification means for identifying whether the content is charged or non-charged;
Storage means for storing identification information read by the identification information reading means and a count number obtained by counting the number of copies of the content specified by the identification information;
Whether to store the said count number specified in the previous SL identification information identification information and the identification information reading means has read in the storage means when outputting the content from the content output means, before SL charging / Control based on the identification result of the non-billing identification unit and the identification information determination result that determines whether or not the identification information is stored in the storage unit, and derivation of the content output of the content output unit to the outside Control means for controlling based on the identification result of the charging / non-charging identification means, the identification information determination result, and the count number specified by the identification information ,
The control means includes
When the identification result from the charging / non-charging identification means indicates non-charging and the identification information is not stored in the storage means, the identification information is set to 1 when the content is output. Is stored in the storage means,
When the identification result from the charging / non-charging identification means indicates non-charging, the identification information is stored in the storage means, and the count number specified by the identification information is within the copy number limit , Causing the count output to be incremented in the storage means and then deriving the content output to the outside,
When the identification result from the charging / non-charging identification means indicates non-charging, the identification information is stored in the storage means, and the count number specified by the identification information exceeds the copy number limit Prohibits derivation of the content output to the outside,
Said charging / non-charge when the identification result from the identification means indicates the charge, the data output device Ru is drawn out the contents output of the content output means. 媒体としての記録媒体から信号を読み出す読み出し手段を備え、この読み出し手段を介して供給された信号に前記コンテンツ出力手段は復調処理及び復号処理を施す請求項１記載のデータ出力装置。  The data output device according to claim 1, further comprising a reading unit that reads a signal from a recording medium as a medium, and the content output unit performs a demodulation process and a decoding process on the signal supplied through the reading unit. 前記コンテンツ出力手段がコンテンツを出力する相手先が記録機である請求項１記載のデータ出力装置。2. The data output apparatus according to claim 1, wherein a destination to which the content output means outputs content is a recording machine. 前記コンテンツを特定するための識別情報は、インターナショナルスタンダードリコーディングコードＩＳＲＣである請求項１記載のデータ出力装置。Identification information for identifying the content, International Standard recoding code ISRC der Ru請 Motomeko 1 data output apparatus according. 媒体を介して供給されたコンテンツが課金又は非課金であるかを識別する課金／非課金識別工程と、
前記コンテンツを特定するための識別情報が記憶手段に記憶されているか否かを判定する識別情報判定工程と、
前記識別情報判定工程で前記識別情報が記憶されていると判定された場合に、該識別情報で特定される前記コンテンツのコピー個数をカウントしたカウント数がコピー個数制限内であるか否かを判定するカウント数判定工程と、
前記課金／非課金識別工程での識別結果と前記識別情報判定工程での判定結果と前記カウント数判定工程で判定されたカウント数とに基づいて、前記識別情報と該識別情報で特定される前記カウント数とを前記記憶手段に記憶するか否かを決定するとともに、前記課金／非課金識別工程での識別結果と前記カウント数判定工程で判定されたカウント数とに基づいて、前記コンテンツを出力するか否かを決定するコンテンツ出力工程と
を有し、
前記コンテンツ出力工程では、
前記課金／非課金識別工程での識別結果が非課金を示し、前記識別情報判定工程で前記識別情報が記憶されていないと判定された場合には、前記コンテンツを出力するときに、前記カウント数を１として前記識別情報を前記記憶手段に記憶し、
前記課金／非課金識別工程での識別結果が非課金を示し、前記識別情報判定工程で前記識別情報が記憶されていると判定され、かつ前記カウント数判定工程で判定された前記カウント数がコピー個数制限内である場合には、該カウント数を前記記憶手段にインクリメントしてから前記コンテンツ出力を外部に導出し、
前記課金／非課金識別工程での識別結果が非課金を示し、前記識別情報判定工程で前記識別情報が記憶されていると判定され、かつ前記カウント数判定工程で判定された前記カウント数が前記コピー個数制限を超えた場合には、前記コンテンツ出力の外部への導出を禁止し、
前記課金／非課金識別手段工程での識別結果が課金を示す場合には、前記コンテンツ出力を外部に導出するデータ出力方法。A charging / non-charging identification step for identifying whether the content supplied via the medium is charged or not charged;
An identification information determination step of determining whether or not identification information for specifying the content is stored in the storage means;
If the identification information in the previous SL identification information determining step is determined to be stored, whether the number of counts obtained by counting the copy number of the content specified by the identification information is the copy number limitation A count number determination step for determining
The identification information and the identification information are specified based on the identification result in the charging / non-charging identification step, the determination result in the identification information determination step, and the count number determined in the count number determination step. the count and determines whether to store in the storage means, on the basis of the count number determined by the charging / non-charge identifying step in the identification result and the count number determining step, outputting the content A content output process for determining whether or not to perform , and
In the content output step,
When the identification result in the billing / non-billing identification step indicates non-billing and it is determined in the identification information determination step that the identification information is not stored, the count number is output when the content is output. And storing the identification information in the storage means as 1,
The identification result in the charging / non-charging identification step indicates non-charging, it is determined that the identification information is stored in the identification information determination step, and the count number determined in the count number determination step is copied If the number is within the limit, increment the count to the storage means and then derive the content output to the outside.
The identification result in the billing / non-billing identification step indicates non-billing, it is determined that the identification information is stored in the identification information determination step, and the count number determined in the count number determination step is If the copy number limit is exceeded, derivation of the content output to the outside is prohibited,
It said charging / when the identification result of the non-billing identification means step indicates billing data output how to derive the content output to the outside. 前記コンテンツを特定するための識別情報は、インターナショナルスタンダードリコーディングコードＩＳＲＣである請求項５記載のデータ出力方法。6. The data output method according to claim 5, wherein the identification information for specifying the content is an international standard recoding code ISRC. 記録媒体から読み出されたコンテンツに対して、新たにデータ記録処理を施し、他の記録媒体に記録するコンテンツ記録手段と、
前記コンテンツを特定するための識別情報を読み取る識別情報読み取り手段と、
前記コンテンツが課金又は非課金であるかを識別する課金／非課金識別手段と、
前記識別情報読み取り手段が読み取った識別情報及び該識別情報で特定される前記コンテンツのコピー個数をカウントしたカウント数を記憶する記憶手段と、
前記コンテンツ記録手段が前記コンテンツを記録するときに、前記識別情報読み取り手段が読み取った識別情報と該識別情報で特定される前記カウント数とを前記記憶手段に記憶させるか否かを前記課金／非課金識別手段の識別結果と前記記憶手段に前記識別情報が記憶されているか否かを判定した識別情報判定結果とに基づいて制御するとともに、前記コンテンツ記録手段のコンテンツ記録処理を前記課金／非課金識別手段の識別結果と前記識別情報判定結果と前記識別情報で特定される前記カウント数とに基づいて制御する制御手段と
を備え、
前記制御手段は、
前記課金／非課金識別手段からの識別結果が非課金を示し、前記記憶手段に前記識別情報が記憶されていない場合には、前記コンテンツを記録するときに、前記カウント数を１として前記識別情報を前記記憶手段に記憶させ、
前記制御手段は、前記課金／非課金識別手段からの識別結果が非課金を示し、前記記憶手段に前記識別情報が記憶されており、かつ前記識別情報で特定されるカウント数がコピー個数制限内である場合には、該カウント数を前記記憶手段にインクリメントしてから前記コンテンツ記録手段にコンテンツ記録処理を行わせ、
前記課金／非課金識別手段からの識別結果が非課金を示し、前記記憶手段に前記識別情報が記憶されており、かつ前記識別情報で特定されるカウント数が前記コピー個数制限を超えた場合には、前記コンテンツ記録手段のコンテンツ記録処理を禁止し、
前記課金／非課金識別手段からの識別結果が課金を示す場合には、前記コンテンツ記録手段にコンテンツ記録処理を行わせるデータ記録装置。Content recording means for newly performing data recording processing on the content read from the recording medium and recording the content on another recording medium;
Identification information reading means for reading identification information for specifying the content;
Charging / non-charging identification means for identifying whether the content is charged or non-charged;
Storage means for storing identification information read by the identification information reading means and a count number obtained by counting the number of copies of the content specified by the identification information;
Wherein when the content recording means for recording the content, the identification information reading means reads the identification information and the identification information whether or not to store in the storage means and the count number specified by either the front SL charging / Control is performed based on the identification result of the non-billing identification means and the identification information determination result obtained by determining whether or not the identification information is stored in the storage means, and the content recording process of the content recording means is controlled to Control means for controlling based on the identification result of the billing identification means, the identification information determination result, and the count number specified by the identification information ,
The control means includes
When the identification result from the charging / non-charging identification means indicates non-charging and the identification information is not stored in the storage means, the identification information is set to 1 when the content is recorded. Is stored in the storage means,
The control means indicates that the identification result from the charging / non-charging identification means indicates non-charging, the identification information is stored in the storage means, and the count number specified by the identification information is within the copy number limit. If it is, the content recording means performs the content recording process after incrementing the count number in the storage means,
When the identification result from the charging / non-charging identification means indicates non-charging, the identification information is stored in the storage means, and the count number specified by the identification information exceeds the copy number limit Prohibits the content recording process of the content recording means,
It said charging / when the identification result from the non-billing identification means indicating the charging is performed so Ru data recording device the content recording process in the content recording unit. 前記コンテンツを特定するための識別情報は、インターナショナルスタンダードリコーディングコードＩＳＲＣである請求項７記載のデータ記録装置。Identification information for identifying the content, International Standard recoding code ISRC der Ru請 Motomeko 7 data recording apparatus according. 媒体を介して供給されたコンテンツが課金又は非課金であるかを識別する課金／非課金識別工程と、
前記コンテンツを特定するための識別情報が記憶手段に記憶されているか否かを判定する識別情報判定工程と、
前記識別情報判定工程で前記識別情報が記憶されていると判定された場合に、該識別情報で特定される前記コンテンツのコピー個数をカウントしたカウント数がコピー個数制限内であるか否かを判定するカウント数判定工程と、
前記課金／非課金識別工程での識別結果と前記識別情報判定工程での判定結果と前記カウント数判定工程で判定されたカウント数とに基づいて、前記識別情報と該識別情報で特定される前記カウント数とを前記記憶手段に記憶するか否かを決定するとともに、前記課金／非課金識別工程での識別結果と前記カウント数判定工程で判定されたカウント数とに基づいて、前記コンテンツを他の記録媒体に記録するか否かを決定するコンテンツ記録工程と
を有し、
前記コンテンツ記録工程では、
前記課金／非課金識別工程での識別結果が非課金を示し、前記識別情報判定工程で前記識別情報が記憶されていないと判定された場合には、前記コンテンツを記録するときに、前記カウント数を１として前記識別情報を前記記憶手段に記憶し、
前記課金／非課金識別工程での識別結果が非課金を示し、前記識別情報判定工程で前記識別情報が記憶されていると判定され、かつ前記カウント数判定工程で判定された前記カウント数がコピー個数制限内である場合には、該カウント数を前記記憶手段にインクリメントしてから前記コンテンツ出力を外部に導出し、
前記課金／非課金識別工程での識別結果が非課金を示し、前記識別情報判定工程で前記識別情報が記憶されていると判定され、かつ前記カウント数判定工程で判定された前記カウント数が前記コピー個数制限を超えた場合には、前記コンテンツ出力の外部への導出を禁止し、
前記課金／非課金識別手段工程での識別結果が課金を示す場合には、前記コンテンツ出力を外部に導出するデータ記録方法。A charging / non-charging identification step for identifying whether the content supplied via the medium is charged or not charged;
An identification information determination step of determining whether or not identification information for specifying the content is stored in the storage means;
When it is determined in the identification information determination step that the identification information is stored , it is determined whether the count number obtained by counting the number of copies of the content specified by the identification information is within the copy number limit . A counting number determination step to be performed;
The identification information and the identification information are specified based on the identification result in the charging / non-charging identification step, the determination result in the identification information determination step, and the count number determined in the count number determination step. the count and determines whether to store in the storage means, on the basis of the count number determined by the charging / non-charge identifying step in the identification result and the count determination step, the other the content and a content recording step of determining whether to record the recording medium,
In the content recording step,
If the identification result in the billing / non-billing identification step indicates non-billing and it is determined that the identification information is not stored in the identification information determination step, the count number is recorded when the content is recorded. And storing the identification information in the storage means as 1,
The identification result in the charging / non-charging identification step indicates non-charging, it is determined that the identification information is stored in the identification information determination step, and the count number determined in the count number determination step is copied If the number is within the limit, increment the count to the storage means and then derive the content output to the outside.
The identification result in the billing / non-billing identification step indicates non-billing, it is determined that the identification information is stored in the identification information determination step, and the count number determined in the count number determination step is If the copy number limit is exceeded, derivation of the content output to the outside is prohibited,
When said charging / identification results for non-billing identification means step indicates billing, data recording how to derive the content output to the outside. 前記コンテンツを特定するための識別情報は、インターナショナルスタンダードリコーディングコードＩＳＲＣである請求項９記載のデータ記録方法。 10. The data recording method according to claim 9, wherein the identification information for specifying the content is an international standard recoding code ISRC .
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