JP4412516B2

JP4412516B2 - Paving material for the periphery of ground surface components

Info

Publication number: JP4412516B2
Application number: JP2000137644A
Authority: JP
Inventors: 君明牧; 英二吉村; 和典東郷; 浩伸飛永
Original assignee: Nippo Corp; Hinode Ltd
Current assignee: Nippo Corp; Hinode Ltd
Priority date: 2000-05-10
Filing date: 2000-05-10
Publication date: 2010-02-10
Anticipated expiration: 2020-05-10
Also published as: JP2001317010A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地表面構成物の周辺部に擦り付ける地表面構成物の周辺部用舗装材に関する。
なお、本明細書でいう地表面構成物として例示する「地下構造物用蓋」とは、下水道における地下埋設物、地下構造施設等と地上とを通じる開口部を閉塞する大型鉄蓋，マンホール蓋，汚水桝蓋、電力・通信における地下施設機器や地下ケーブル等を保護する開閉可能な共同溝用鉄蓋，送電用鉄蓋，配電用鉄蓋、上水道やガス配管における路面下の埋設導管およびその付属機器と地上とを結ぶ開閉扉としての機能を有する消火栓蓋，制水弁蓋，仕切弁蓋，空気弁蓋，ガス配管用蓋，量水器蓋等を総称する。
【０００２】
【従来の技術】
マンホール等の地下構造物には、その内部と地上とを連通する開口部を開閉可能に閉塞するために、蓋本体とこれを支持する受枠とからなる地表面構成物としての地下構造物用蓋が上端に設置されており、特に、積雪地域においては、除雪車の除雪作業の際に除雪板の下端が受枠の外周縁に衝突して支障とならないように構成した受枠が採用されている。この除雪車対応の受枠としては、例えば、特許第２６３２６２９号公報に開示されているように、外周上部全周に上面を上方に湾曲させた傾斜案内面を形成したものが知られており、この受枠の傾斜案内面の上端が路面と同一高さとなるように高さ調整されて設置されている。この受枠の周辺部にはアスファルトを転圧するとともに、傾斜案内面をアスファルトで覆うようにしているが、傾斜案内面を覆っているアスファルト部分は、薄肉となるために車両が通過すると、その部分が剥離しやすいという問題がある。このため、アスファルトが剥離すると、この剥離した部分から周辺の路面が徐々に破壊されて凹部が形成され、交通に支障をきたしていた。
【０００３】
受枠の周辺部に凹部が形成された場合、特許第２６２０８１７号に開示されているように、その凹部に充填する補修材として瀝青乳剤混合物と称されているものが存在することから、地表面構成物を設置する際に、受枠の周辺部に前記補修材を擦り付けておくことが考えられる。
前記瀝青乳剤混合物のほかに不飽和ポリエステル樹脂等の樹脂と、硅砂と、硬化剤と、硬化促進剤とを混合したレジンコンクリートを使用することも考えられる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した瀝青乳剤混合物の補修材は、常温合材であるために接着力が弱く剥離しやすいという問題がある。また、この補修材は、気温が上昇する夏場では軟らかくなりやすいために車両の通過によって轍が発生しやすいという問題もあった。
【０００５】
一方、レジンコンクリートにあっては、接着力が強く剥離することはないものの、アスファルトに比べ耐摩耗性に優れ、アスファルトが摩耗してもレジンコンクリートは摩耗しにくいため、その境界部分に段差が発生し、除雪車の除雪板がレジンコンクリートの部分に衝突するおそれがあった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、地表面構成物の周辺部に擦り付けておくことによって、地表面構成物との接着力が優れ、しかもアスファルトと同等に摩耗するようにした地表面構成物の周辺部用舗装材を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、地表面構成物の周辺部用舗装材であって、バインダとしての樹脂と、骨材と、硬化剤とから成り、その混合する比率を樹脂１００重量部に対して骨材２００〜５００重量部、硬化剤０.９５〜５.２５重量部とし、前記骨材は、花崗岩（御影石）および石灰石のうちいずれか一方または両方に硅砂を混合したものであり、前記花崗岩（御影石）および／または前記石灰石と前記硅砂との混合割合を重量部の割合において０．５〜２．０：１．２とし、硬化後の擦り減り量が、ラベリング試験方法における擦り減り量が０．５６ｃｍ ^２〜０．８０ｃｍ ^２であるアスファルトと略同等であることを特徴とする。
【０００７】
上記舗装材は、花崗岩（御影石）および石灰石のうちいずれか一方または両方に硅砂を混合し樹脂で接着したことにより、アスファルトの擦り減り量と同等の擦り減り量となり、地表面構成物の周辺部用舗装材（以下、単に「舗装材」という）として使用することにより、地表面構成物の周辺部に凹部や轍が発生するのを防止することができる。
【０００８】
また、前記骨材としては、前記花崗岩（御影石）および前記石灰石の粒径が０．０５ｍｍ〜１ｍｍであり、前記硅砂の粒径が０．１５ｍｍ〜０．７ｍｍであることが好ましい。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明の舗装材は、樹脂、骨材および硬化剤を所定の比率で混合させたもので、この舗装材は、アスファルトと同程度の強度を有し、アスファルトと同等に摩耗するようにしたものである。そこで、一般に使用される種々のアスファルトの擦り減り量をラベリング試験方法（往復チェーン型：舗装試験法便覧（編集・発行所：社団法人日本道路協会））により行った。この擦り減り量の試験結果を表１に示す。また、ラベリング試験の試験条件を表２に示す。表１において混合物種の欄における（１３Ｆ）は、骨材の最大粒径（１３ｍｍ）を表し、アスファルト種の欄における（４０〜６０）等は、アスファルトの硬さを表す。
【００１０】
【表１】

【００１１】
【表２】

【００１２】
表１において、各種のアスファルトの擦り減り量は、０.５６〜０.８０cm²の範囲である。したがって、舗装材としては、この範囲内における擦り減り量を確保することが必要となる。
そこで、本発明者等は、舗装材の骨材の強度に着目して、種々の骨材を試験した結果、強度の高い骨材にこれより強度の低い骨材を適度に混ぜ合わせるとアスファルトと同等に擦り減るという知見を得た。
【００１３】
すなわち、本発明の舗装材は主としてバインダとしての樹脂と、硬化剤と、骨材から成り、必要に応じ硬化促進剤等の硬化助剤、顔料等を混合してもよい。
骨材のうち、強度の高い骨材としては硅砂を使用し、この硅砂に混ぜる強度の低い骨材としては花崗岩（御影石）が好適である。なお、強度の低い骨材としては、花崗岩の他に石灰石等の脆い天然石を使用してもよいし、花崗岩と石灰石とを混ぜ合わせて使用してもよい。
【００１４】
また、前記骨材の粒径は、周囲のアスファルトに使用する骨材の粒径より小さくすることで、剥離しにくくすることができることから、１mm以下とするのが好ましい。一方、強度だけを取り上げた場合、細密充填されたものほど曲げ、圧縮等の強度は向上するが、作業性を考慮すると細密充填されすぎない方がよいことから、骨材の粒径としては強度の高い硅砂０.１５〜０.７mm、強度の低い骨材０.０５〜１mmとするのが好ましい。
【００１５】
バインダとなる樹脂としては、メタアクリル系樹脂（ＭＭＡ樹脂：メチルメタアクリル樹脂）、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等が使用可能である。これらの樹脂は、二成分であり、接着性が優れている。
また、硬化剤としては、メタアクリル系樹脂としてＭＭＡ樹脂を使用する場合は、粉体のＢＰＯ（ベンゾイルパーオキサイド）、ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂の場合は、前記ＢＰＯおよび液体のＭＥＫＰＯ（メチルエチルケトンパーオキサイド）、ウレタン樹脂の場合は活性水素化合物、エポキシ樹脂の場合は、脂肪族ジアミン等が使用可能である。
【００１６】
硬化促進剤としては、エポキシ樹脂の場合は、ノニルフェノールが、その他の上記樹脂の場合は、ナフテン酸コバルトが使用でき、いずれも樹脂に対して１％程度を混合する。
舗装材の混合比は、樹脂１００重量部に対して骨材２００〜５００重量部、硬化剤０.９５〜５.２５重量部の範囲内で選択することが可能であるが、樹脂：骨材の割合は、作業性を考慮すると１：３が最適値である。ただし、骨材として吸水率の高い骨材（一例として花崗岩）を使用した場合、骨材の割合が増えると樹脂（バインダ）も増やさないと舗装材の強度が極端に低下するので、樹脂と骨材との割合を同時に調整することが必要となる。
【００１７】
また、硬化剤の混合比は、温度環境に応じて変化させるもので、硬化時間を考慮すると、外気温が２５℃以上の場合は樹脂：硬化剤との比率は１：０.０１が、外気温が５℃の場合は樹脂：硬化剤との比率は１：０.０５が最適値となる。なお、外気温が５℃以下となる場合には、予め舗装材を充填する箇所を暖めておくのが好ましい。また、骨材のうち、強度の低い骨材と強度の高い骨材との比率は、作業性を考慮すると１：１.２が最適である。
【００１８】
したがって、外気温が５℃で樹脂を１００重量部とした場合、舗装材の混合比は、樹脂：骨材：硬化剤＝１００：３００：５が最適である。なお、骨材、硬化剤は、樹脂に対して±５％の許容範囲で混合することが可能である。
なお、上述したように、強度の低い骨材と強度の高い骨材との比率は、1：1.2が最適としたが、その混合割合については、比較的自由度がある。例えば、樹脂１００重量部に対して骨材３００重量部を混合したとき、骨材は、強度の高い骨材１.２に対して強度の低い骨材０.８〜１.５を混合すると、ラベリング試験による舗装材の擦り減り量がアスファルトの擦り減り量と同等となる。また、同様に、樹脂１００重量部に対して骨材２００重量部を混合したとき、骨材は、強度の高い骨材１.２に対して強度の低い骨材１.２〜２.０を、樹脂１００重量部に対して骨材５００重量部を混合したとき、骨材は、強度の高い骨材１.２に対して強度の低い骨材０.５〜１.０を混合すると、ラベリング試験による舗装材の擦り減り量がアスファルトの擦り減り量と同等となる。
【００１９】
また、舗装材の調製にあたっては、まず、樹脂、骨材（強度の高い骨材と強度の低い骨材とを調製済）および硬化剤を計量してそれぞれ別の容器に入れておき、次に樹脂を入れた容器内に硬化剤を入れて混練する。さらに、骨材を入れた容器内に前記（樹脂＋硬化剤）を入れて混練することで舗装材が得られる。
次に、本発明に係わる舗装材により地下構造物用蓋の周辺部を本復旧する工法について説明する。
【００２０】
図１（ａ）は、本復旧のアスファルト舗装を行うのに伴い、地下構造物用蓋３の受枠４の上面にスペーサ６を装着した状態を示している。なお、図中１は地中に設置した側塊で、２は受枠４の上端を路面と一致させるための高さ調整部材で、８は仮復旧時に敷設したアスファルト基層である。
前記スペーサ６は、図３に示すように環状の胴部６ａの下面を受枠４の上面に形成した傾斜案内部４ａの形状に対応する傾斜面としており、図１（ａ）に示すように受枠４の上面を覆うように装着させている。
【００２１】
次いで、図１（ｂ）に示すようにアスファルトフィニッシャ等によりアスファルト９による舗装を行い、通常通りに余盛りを行う。このとき、アスファルト９が蓋本体５の上面に付着するおそれがあるため、受枠４の周辺部の舗装は、手作業で行うことが好ましい。次いで、図１（ｃ）に示すように重機１０による転圧を行う。受枠４の周辺部は、締め固めが不十分な可能性があるためランマ等で転圧することが好ましい。そして、転圧した後、スペーサ６を受枠４から取り外す。スペーサ６を取り外すと、図１（ｄ）に示すように受枠４の周縁部に環状の凹部１１が形成される。この凹部１１は、本発明の舗装材の充填部となるため、スペーサ６を取り外した後、特に、受枠４の傾斜案内部４ａを清掃する。これは、アスファルト乳剤等が付着していると、舗装材の接着力が低下することを防止するためである。
【００２２】
次に、図２（ａ）に示すように舗装材が蓋本体５に付着することを防止するために蓋本体５の上面周縁部にマスキングテープ１２を貼着して、凹部１１に前述した本発明の舗装材１３を充填してコテ１４等により擦り付ける。次いで、図２（ｂ）に示すようにマスキングテープ１２を剥がすとともに、舗装材１３の縁をコテ１４等で仕上げる。マスキングテープ１２は、舗装材１３が硬化しないうちであれば容易に剥がすことができる。舗装材１３は、バインダの硬化に伴い約６０分で完全に硬化する。このようにして、地下構造物用蓋３の周辺部を本発明の舗装材１３により舗装する。
【００２３】
この舗装材１３は、前述したとおりアスファルト９と同等の擦り減り量であるために、アスファルト９と同じように擦り減り、また、舗装材１３の骨材の粒径が小さい（１ｍｍ以下）ことで受枠４の上面に形成した傾斜案内部４ａに良好に接着して剥離し難い。これにより、受枠４の周辺部に轍が発生したり、凹部が発生することが防止される。
【００２４】
なお、前記受枠４は除雪車対応のものであるが、本発明の舗装材は、除雪車対応以外の受枠の周辺部や橋と地表面との継ぎ目部分にも擦り付けることができる。その場合、本発明の舗装材は、バインダに樹脂を採用したことにより地表面構成物に良好に接着するため、剥離しにくくなるだけでなく、地表面構成物との間に隙間が発生しにくくなり雨水の浸入を防止することができる。したがって、地表面構成物の周辺部に浸入した雨水が凍結して地表面構成物の周辺部のアスファルトを隆起させた後、凍結した部分が解けてもアスファルトが隆起したままとなる凍結融解現象を防止することができる。
【００２５】
また、受枠４の周縁部に形成した凹部１１に本発明の舗装材１３を充填して地下構造物用蓋３を設置したが、既設の受枠周辺部に発生した窪部に本発明の舗装材１３を充填しても良い。
【００２６】
【実施例】
以下、本発明に係わる舗装材の一例を以下に示す。
バインダ：０.７５ｋｇ
メタアクリル系樹脂（ＭＭＡ樹脂：メチルメタアクリル樹脂）
骨材：２.２５ｋｇ
花崗岩（御影石）（粒径１mm以下）：１ｋｇ
硅砂５号（粒径0.7〜0.3mm）：６００ｇ
硅砂６号（粒径0.5〜0.15mm）：６００ｇ
顔料：５０ｇ
硬化剤：ＢＰＯ（ベンゾイルパーオキサイド）（粉体）：３７.５ｇ
硬化促進剤：ナフテン酸コバルト：７.５ｇ
花崗岩として、常陸稲田採石販売合資会社の「稲田みかげ石」を使用した。この稲田みかげ石の化学組成及び物性を表３、４に示す。
【００２７】
硅砂として、美州興産株式会社の「硅砂５号」、「硅砂６号」を使用した。これらの組成を表５、表６に示す。
【００２８】
【表３】

【００２９】
【表４】

【００３０】
【表５】

【００３１】
【表６】

【００３２】
実施例としては、骨材として花崗岩と硅砂とを混合した舗装材を硬化させて作成した試料を２枚（花崗岩入り硅砂試料：試料１、試料２）準備し、これらの舗装材の擦り減り量をラベリング試験により試験した結果を表７に示す。なお、ラベリング試験方法は、前述したアスファルト試験と同じ方法であり、試験条件は、表２に示す。
【００３３】
比較例として、骨材は硅砂のみとし、その他の材料および混合比等は前記舗装材と同一とした試料を２枚（硅砂のみ試料：試料３、試料４）準備し、これらの舗装材をラベリング試験により行った擦り減り量の試験結果を表７に示す。
【００３４】
【表７】

【００３５】
この表７に示す擦り減り量の試験結果から、花崗岩入り硅砂の舗装材は、擦り減り量の平均値が０.６２cm²となり、表１に示す各種アスファルトの擦り減り量（０.５６〜０.８０cm²）の範囲内に収まる。
【００３６】
【発明の効果】
本発明の地表面構成物の周辺部用舗装材によれば、花崗岩（御影石）および石灰石のうちいずれか一方または両方に硅砂を混合し樹脂で接着したことにより、アスファルトと略同等の擦り減り量となるとともに地表面構成物との接着力が優れた舗装材が得られ、したがって、アスファルトに対する凹部および地表面構成物の周辺部に轍が発生することを防止することができる。
【００３７】
また、バインダに樹脂を採用し、しかも骨材の粒径を１mm以下としたことにより、地表面構成物に良好に接着して剥離しにくくなり、地表面構成物の周辺部に凹部が発生するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る舗装材により地下構造物用蓋の周辺部を舗装する場合における本復旧時の作業手順を示す説明図である。
【図２】図１に示すアスファルト舗装完了後に地下構造物用蓋の周辺部に本発明の舗装材を充填して舗装する場合の作業手順を示す説明図である。
【図３】図１に示すスペーサの説明図である。
【符号の説明】
１側塊
２高さ調整部材
３地下構造物用蓋（地表面構成物）
４受枠
５蓋本体
６スペーサ
８アスファルト基層
９アスファルト
１１凹部
１２マスキングテープ
１３舗装材（地表面構成物の周辺部用舗装材）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pavement material for a peripheral part of a ground surface composition that is rubbed against the peripheral part of the ground surface composition.
In addition, the “underground structure lid” exemplified as a ground surface component in the present specification means a large iron lid or manhole lid that closes an opening through an underground buried object, underground structure facility, etc. in the sewer. , Sewage dredging lids, openable and closable iron gutter lids to protect underground facilities and cables in power and communications, power transmission iron lids, power distribution iron lids, buried pipes under the road surface in waterworks and gas pipes, and the like A fire hydrant lid, a water control valve lid, a gate valve lid, an air valve lid, a gas pipe lid, a water meter lid, etc., that function as an open / close door connecting the accessory to the ground.
[0002]
[Prior art]
For underground structures such as manholes, a lid for an underground structure as a ground surface structure composed of a lid body and a receiving frame that supports the lid in order to close the opening that allows the interior and the ground to open and close. In particular, in a snowy area, a receiving frame is employed in which the lower end of the snow removal plate does not collide with the outer peripheral edge of the receiving frame during snow removal work of the snowplow. As a receiving frame for this snowplow, for example, as disclosed in Japanese Patent No. 2632629, there is known one in which an inclined guide surface having an upper surface curved upward is formed on the entire outer periphery of the outer periphery. The height is adjusted so that the upper end of the inclined guide surface of the receiving frame is the same height as the road surface. The asphalt is rolled around the periphery of the receiving frame and the inclined guide surface is covered with asphalt, but the asphalt part covering the inclined guide surface is thin, so when the vehicle passes, There is a problem of easy peeling. For this reason, when the asphalt is peeled off, the surrounding road surface is gradually broken from the peeled portion to form a concave portion, which hinders traffic.
[0003]
When a recess is formed in the periphery of the receiving frame, as disclosed in Japanese Patent No. 2620817, there is a so-called bitumen emulsion mixture as a repair material filling the recess. When installing an object, it is conceivable to rub the repair material around the periphery of the receiving frame.
In addition to the bituminous emulsion mixture, it is also possible to use resin concrete in which a resin such as an unsaturated polyester resin, dredged sand, a curing agent, and a curing accelerator are mixed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the above-described repair material of the bituminous emulsion mixture is a normal temperature composite material, there is a problem in that it has a weak adhesive force and is easily peeled off. In addition, since this repair material tends to become soft in summer when the temperature rises, there is a problem that wrinkles are likely to occur due to the passage of the vehicle.
[0005]
Resin concrete, on the other hand, has strong adhesive strength and does not peel off. However, it has superior wear resistance compared to asphalt, and even if it wears, resin concrete is less likely to wear. However, the snow removal board of the snowplow may collide with the resin concrete part.
The present invention has been made in view of the above points, and by rubbing it on the peripheral part of the ground surface composition, it has excellent adhesive force with the ground surface composition and wears as much as asphalt. It aims at providing the pavement material for the peripheral part of a ground surface structure.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to a peripheral unit for paving materials of the ground surface composition, a resin as a binder, and aggregate consists of a curing agent, aggregate ratio for mixing with respect to tree butter 1 00 parts by weight 200 to 500 parts by weight and a hardening agent 0.95 to 5.25 parts by weight, and the aggregate is a mixture of granite (granite) and limestone, or both, and granite (granite). ) And / or the mixing ratio of the limestone and the cinnabar is 0.5 to 2.0: 1.2 in terms of parts by weight, and the amount of abrasion after curing is 0. wherein the 56cm ² ～0.80Cm is asphalt substantially equal ^2.
[0007]
The above pavement is made of granite (granite) and / or limestone mixed with cinnabar sand and bonded with resin, resulting in a wear amount equivalent to that of asphalt. By using it as a pavement material (hereinafter simply referred to as “pavement material”), it is possible to prevent the formation of recesses and wrinkles in the peripheral part of the ground surface composition.
[0008]
Further, as the aggregate, it is preferable that the granite (granite) and the limestone have a particle size of 0.05 mm to 1 mm, and the cinnabar has a particle size of 0.15 mm to 0.7 mm .
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The pavement material of the present invention is a mixture of resin, aggregate and hardener in a predetermined ratio, and this pavement material has the same strength as asphalt and wears as much as asphalt. It is. Therefore, the amount of abrasion of various asphalts generally used was measured by a labeling test method (reciprocating chain type: pavement test method manual (editing / publishing place: Japan Road Association)). Table 1 shows the results of the abrasion amount test. Table 2 shows the test conditions for the labeling test. In Table 1, (13F) in the column of the mixture type represents the maximum particle size (13 mm) of the aggregate, and (40 to 60) in the column of asphalt type represents the hardness of the asphalt.
[0010]
[Table 1]

[0011]
[Table 2]

[0012]
In Table 1, rubbing reduced amounts of various asphalt is in the range of 0.56~0.80cm ^2. Therefore, it is necessary for the pavement material to secure a wear amount within this range.
Therefore, the inventors of the present invention have focused on the strength of the aggregate of the paving material, and as a result of testing various aggregates, as a result of assembling the high-strength aggregate with a lower-strength aggregate appropriately, the asphalt The knowledge that it wears out equally is obtained.
[0013]
That is, the paving material of the present invention is mainly composed of a resin as a binder, a curing agent, and an aggregate, and if necessary, a curing aid such as a curing accelerator, a pigment, and the like may be mixed.
Among aggregates, cinnabar is used as a high-strength aggregate, and granite (granite) is suitable as a low-strength aggregate mixed with this cinnabar. In addition, as a low intensity | strength aggregate, brittle natural stones, such as limestone other than granite, may be used, and granite and limestone may be mixed and used.
[0014]
Further, the particle size of the aggregate is preferably 1 mm or less because it can be made difficult to peel by making it smaller than the particle size of the aggregate used for the surrounding asphalt. On the other hand, when only the strength is taken up, the strength such as bending and compression improves as the material is densely packed, but considering the workability, it is better not to overfill the material, so the aggregate particle size is the strength. It is preferable to use 0.15 to 0.7 mm of high cinnabar sand and 0.05 to 1 mm of low strength aggregate.
[0015]
As the binder resin, methacrylic resin (MMA resin: methyl methacrylic resin), unsaturated polyester resin, vinyl ester resin, urethane resin, epoxy resin, and the like can be used. These resins are two components and have excellent adhesiveness.
As the curing agent, when using MMA resin as the methacrylic resin, powder BPO (benzoyl peroxide), polyester resin, and vinyl ester resin, BPO and liquid MEKPO (methyl ethyl ketone peroxide) are used. ), An active hydrogen compound in the case of a urethane resin, and an aliphatic diamine in the case of an epoxy resin.
[0016]
As the curing accelerator, nonylphenol can be used in the case of an epoxy resin, and cobalt naphthenate can be used in the case of the other resins described above.
The mixing ratio of the pavement can be selected within the range of 200 to 500 parts by weight of the aggregate and 0.95 to 5.25 parts by weight of the curing agent with respect to 100 parts by weight of the resin. A ratio of 1: 3 is an optimum value in consideration of workability. However, if an aggregate with a high water absorption rate (eg granite) is used as an aggregate, the strength of the pavement will be extremely reduced unless the resin (binder) increases as the percentage of aggregate increases. It is necessary to adjust the ratio with the material at the same time.
[0017]
In addition, the mixing ratio of the curing agent is changed according to the temperature environment. In consideration of the curing time, the ratio of resin: curing agent is 1: 0.01 when the outside air temperature is 25 ° C. or more. When the temperature is 5 ° C., the ratio of resin: curing agent is 1: 0.05. In addition, when the outside air temperature is 5 ° C. or lower, it is preferable to warm the portion to be filled with the pavement material in advance. The ratio of the low strength aggregate to the high strength aggregate among the aggregates is optimally 1: 1.2 in view of workability.
[0018]
Therefore, when the outside air temperature is 5 ° C. and the resin is 100 parts by weight, the mixing ratio of the paving material is optimally resin: aggregate: hardening agent = 100: 300: 5. The aggregate and the curing agent can be mixed within an allowable range of ± 5% with respect to the resin.
As described above, the optimum ratio of the low-strength aggregate to the high-strength aggregate is 1: 1.2, but the mixing ratio is relatively flexible. For example, when 300 parts by weight of the aggregate is mixed with 100 parts by weight of the resin, the aggregate is mixed with 0.8 to 1.5 of the low-strength aggregate with respect to the high-strength aggregate 1.2. The abrasion amount of the pavement material by the labeling test is equivalent to the abrasion amount of the asphalt. Similarly, when 200 parts by weight of the aggregate is mixed with 100 parts by weight of the resin, the aggregate has a low strength of 1.2 to 2.0 with respect to the high strength of the aggregate 1.2. When 500 parts by weight of aggregate is mixed with 100 parts by weight of resin, the aggregate is labeled with 0.5 to 1.0 of low strength aggregate with high strength of aggregate 1.2. The amount of abrasion of the paving material by the test is equivalent to the amount of abrasion of asphalt.
[0019]
When preparing paving materials, first weigh the resin, aggregate (prepared with high strength and low strength aggregates) and hardener, and put them in separate containers. A curing agent is put in a container containing a resin and kneaded. Furthermore, a pavement material is obtained by putting the (resin + curing agent) in a container containing aggregate and kneading.
Next, a method for restoring the peripheral portion of the lid for the underground structure with the pavement according to the present invention will be described.
[0020]
FIG. 1A shows a state in which the spacer 6 is attached to the upper surface of the receiving frame 4 of the underground structure lid 3 as the asphalt pavement is restored. In the figure, 1 is a side lump installed in the ground, 2 is a height adjusting member for making the upper end of the receiving frame 4 coincide with the road surface, and 8 is an asphalt base layer laid during temporary restoration.
The spacer 6 has an inclined surface corresponding to the shape of the inclined guide portion 4a formed on the upper surface of the receiving frame 4 on the lower surface of the annular body 6a as shown in FIG. 3, and as shown in FIG. 1 (a). 4 is attached so as to cover the upper surface.
[0021]
Next, as shown in FIG. 1 (b), pavement with asphalt 9 is performed by an asphalt finisher or the like, and surplus is performed as usual. At this time, since the asphalt 9 may adhere to the upper surface of the lid body 5, it is preferable that the periphery of the receiving frame 4 is paved manually. Next, as shown in FIG. 1C, rolling by the heavy machine 10 is performed. Since the periphery of the receiving frame 4 may be insufficiently compacted, it is preferable to roll with a hammer or the like. Then, after rolling, the spacer 6 is removed from the receiving frame 4. When the spacer 6 is removed, an annular recess 11 is formed on the peripheral edge of the receiving frame 4 as shown in FIG. Since this recessed part 11 becomes a filling part of the pavement material of this invention, after removing the spacer 6, especially the inclination guide part 4a of the receiving frame 4 is cleaned. This is to prevent a decrease in the adhesive strength of the paving material when an asphalt emulsion or the like is adhered.
[0022]
Next, as shown in FIG. 2A, in order to prevent the pavement material from adhering to the lid main body 5, a masking tape 12 is attached to the peripheral edge of the upper surface of the lid main body 5, and the book described above in the recess 11 is provided. The pavement material 13 of the invention is filled and rubbed with a trowel 14 or the like. Next, as shown in FIG. 2B, the masking tape 12 is peeled off and the edge of the pavement material 13 is finished with a trowel 14 or the like. The masking tape 12 can be easily removed as long as the paving material 13 is not cured. The paving material 13 is completely cured in about 60 minutes as the binder is cured. In this way, the periphery of the underground structure lid 3 is paved with the paving material 13 of the present invention.
[0023]
Since the pavement material 13 has the same amount of abrasion as the asphalt 9 as described above, it is worn out in the same manner as the asphalt 9, and the particle size of the aggregate of the pavement material 13 is small (1 mm or less). It adheres well to the inclined guide portion 4a formed on the upper surface of the receiving frame 4 and hardly peels off. Thereby, it is prevented that a wrinkle generate | occur | produces in the peripheral part of the receiving frame 4, or a recessed part generate | occur | produces.
[0024]
In addition, although the said receiving frame 4 is a thing corresponding to a snowplow, the pavement material of this invention can be rubbed also to the peripheral part of a receiving frame other than a snowplow corresponding, and the joint part of a bridge and a ground surface. In that case, since the pavement material of the present invention adheres well to the ground surface composition by adopting a resin as the binder, not only is it difficult to peel off, but also a gap is not easily generated between the pavement material and the ground surface composition. Intrusion of rainwater can be prevented. Therefore, after the rainwater that has entered the surrounding area of the ground surface structure freezes and raises the asphalt around the ground surface structure, the asphalt remains raised even if the frozen part is melted. Can be prevented.
[0025]
Moreover, the pavement material 13 of the present invention was filled in the concave portion 11 formed in the peripheral portion of the receiving frame 4 and the lid 3 for the underground structure was installed, but the pavement material of the present invention was formed in the recess generated in the peripheral portion of the existing receiving frame. 13 may be filled.
[0026]
【Example】
Hereinafter, an example of the pavement material according to the present invention is shown below.
Binder: 0.75kg
Methacrylic resin (MMA resin: methyl methacrylic resin)
Aggregate: 2.25kg
Granite (granite) (particle size 1mm or less): 1kg
Cinnabar No.5 (particle size 0.7-0.3mm): 600g
Cinnabar 6 (particle size 0.5-0.15mm): 600g
Facial: 50g
Curing agent: BPO (benzoyl peroxide) (powder): 37.5 g
Curing accelerator: Cobalt naphthenate: 7.5 g
As the granite, we used “Inada Mikageishi”, a Hitachi Inada quarrying sales joint-stock company. The chemical composition and physical properties of this Inada granite are shown in Tables 3 and 4.
[0027]
As the cinnabar, “Sunago No.5” and “Sunago No.6” of Mishu Kosan Co., Ltd. were used. These compositions are shown in Tables 5 and 6.
[0028]
[Table 3]

[0029]
[Table 4]

[0030]
[Table 5]

[0031]
[Table 6]

[0032]
As an example, two samples prepared by curing a pavement material mixed with granite and cinnabar sand as aggregate (prepared granite sample: sample 1, sample 2) were prepared, and the amount of abrasion of these pavement materials was prepared. Table 7 shows the results of testing by the labeling test. The labeling test method is the same as the asphalt test described above, and the test conditions are shown in Table 2.
[0033]
As a comparative example, two samples (the sample of cinnabar only: sample 3 and sample 4) in which the aggregate is only cinnabar and the other materials and mixing ratios are the same as the above pavement are prepared, and these pavement materials are labeled. Table 7 shows the test results of the amount of abrasion that was carried out by the test.
[0034]
[Table 7]

[0035]
From the test results of the amount of abrasion shown in Table 7, the average value of the amount of abrasion was 0.62 cm ^{2 for} the granite-filled cinnabar pavement, and the amounts of abrasion of various asphalts shown in Table 1 (0.56 to 0). Within the range of .80 cm ² ).
[0036]
【The invention's effect】
According to the pavement material for the peripheral portion of the ground surface composition of the present invention, the amount of scrubbing is almost the same as that of asphalt by mixing cinnabar sand with either or both of granite (granite) and limestone and bonding them with resin. As a result, a pavement material having excellent adhesion to the ground surface composition can be obtained, and therefore, it is possible to prevent wrinkles from occurring in the recesses on the asphalt and in the periphery of the ground surface composition.
[0037]
In addition, by adopting a resin as the binder and setting the particle size of the aggregate to 1 mm or less, it adheres well to the ground surface composition and becomes difficult to peel off, and a recess is generated in the peripheral part of the ground surface composition. Can be prevented.
[Brief description of the drawings]
BRIEF DESCRIPTION OF DRAWINGS FIG. 1 is an explanatory diagram showing a work procedure at the time of restoration in the case of paving the periphery of an underground structure lid with a pavement according to the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram showing an operation procedure when a paving material according to the present invention is filled in a peripheral portion of an underground structure lid after the asphalt pavement shown in FIG. 1 is completed.
3 is an explanatory diagram of the spacer shown in FIG. 1. FIG.
[Explanation of symbols]
1 Side block 2 Height adjustment member 3 Cover for underground structure (ground surface composition)
4 Receiving frame 5 Lid body 6 Spacer 8 Asphalt base layer 9 Asphalt 11 Recess 12 Masking tape 13 Pavement material (paving material for the peripheral part of the ground surface composition)

Claims

A pavement material for the periphery of the ground surface composition,
Consists of resin as binder, aggregate, and curing agent,
The mixing ratio is 200 to 500 parts by weight of aggregate and 0.95 to 5.25 parts by weight of curing agent with respect to 100 parts by weight of resin,
The aggregate is a mixture of granite (granite) and limestone with one or both of cinnabar sand,
The mixing ratio of the granite (granite) and / or the limestone and the cinnabar is 0.5 to 2.0: 1.2 in terms of parts by weight,
Rub reduction amount after curing, the peripheral portion paving material of the ground surface composition, wherein the amount reduces rubbing of labeling test method is comparable to nearly the asphalt is 0.56cm ^² ~0.80cm ^2.

2. The ground surface composition according to claim 1, wherein in the aggregate, the granite (granite) and the limestone have a particle size of 0.05 mm to 1 mm, and the cinnabar has a particle size of 0.15 mm to 0.7 mm . Pavement material for the surrounding area.