JP4410116B2 - Lock mechanism - Google Patents
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Description
本発明は、ロック機構のうち、特に扉を本体の対応面(例えば、開口やスイッチ等の操作面)に対し開位置と閉位置とに回動切り換える場合に用いられるロック機構に関するものである。 The present invention relates to a lock mechanism used when the door is rotated between an open position and a closed position with respect to a corresponding surface of the main body (for example, an operation surface such as an opening or a switch).
食器洗浄機などでは、特許文献1に例示されるように、本体が食器類を出し入れする比較的大きな開口を形成していると共に、扉(ドア)が1枚ものだと重くなって操作性に欠けるため上扉と下扉というように複数に分割される。上扉及び下扉は、各扉を回動自在に支持するヒンジ部に設けたギアと、前記各ギアを連動チエーンによって連結することにより、一方を開閉操作することで他方も連動して開閉される構成である。また、各扉は、本体に対しロック機構により閉位置に保持される。そのロック機構は、各扉の内面に突設した爪部材(ロック爪)を、本体側に設けられて一方向に付勢されたロック板の窓部に係合することにより、各扉を本体側に水密状態に保持する。また、下扉には取手及び解除レバーが設けられている。そして、各扉を開放する場合は、取手を掴むときに解除レバーを回動させることで、ロック板を付勢力に抗し下降して爪部材の係合を解除する。
In a dishwasher, etc., as exemplified in
上記した従来構造では次のようなことが問題となる。まず、扉の閉操作では、扉が大きくなったり重くなると、扉が未だ閉位置まで回動されていない段階、又は、ロック機構により閉位置を保持していない段階で、該扉に対する押し力を解放してしまうことも起きるため、そのような不具合を確実になくしたい。対策としては、例えば、扉を閉位置の途中まで回動すると、後は自動的に引き込まれて保持される機構をロック機構に兼用させたい。また、扉を分割した構造において、従来のギヤ及び連動チエーンは大がかりで高価となるため、より簡単な構造によって一方を開閉操作することで他方も連動して開閉されるようにしたい。 The above-described conventional structure has the following problems. First, in the closing operation of the door, when the door becomes large or heavy, a pressing force is applied to the door at a stage where the door has not yet been rotated to the closed position or at a stage where the closed position is not held by the lock mechanism. I want to make sure to eliminate such troubles because they can be released. As a countermeasure, for example, when the door is rotated halfway to the closed position, a mechanism that is automatically pulled in and retained is used as a lock mechanism. Further, in the structure in which the door is divided, the conventional gear and the interlocking chain are large and expensive, so it is desirable to open and close the other in conjunction with a simpler structure by opening and closing the other.
本発明の目的は、以上のような課題を解消して、ロック機構として扉を途中まで閉じると後は自動で閉位置まで引き込まれる機構を兼用できるようにし、それにより扉の開閉操作性を向上したり、不完全な閉状態を確実に解消することにある。 The object of the present invention is to solve the above-described problems, and when the door is closed halfway as a lock mechanism, it can also be used as a mechanism that automatically retracts to the closed position, thereby improving the door opening / closing operability. Or to ensure that an incomplete closed state is resolved.
上記目的を達成するため本発明は、本体の対応面に対し扉を開位置及び閉位置に回動切り換える場合に用いられて、前記扉に設けられた爪部材(解除用レバー等で操作される爪部材)と解除可能に係合した状態で該扉を閉位置に保つロック機構において、前記本体側に摺動自在に配置されて前記爪部材と係脱するストッパーと、前記扉の回動に連動して動く可動部材と、前記本体側に枢支されて前記ストッパーと可動部材とを作動連結するアームと、前記ストッパーを付勢する付勢部材とを備え、前記ストッパーが、前記扉を開位置から閉位置の途中まで回動する過程で、前記可動部材と前記アームとを介してかつ前記付勢部材の付勢力を増大しながら前記本体から突出する方向へ摺動されて、前記爪部材と係合した後、前記付勢部材の付勢力により逆方向へ摺動されて前記扉を閉位置に引き込むことを特徴としている。 In order to achieve the above object, the present invention is used when the door is turned to the open position and the closed position with respect to the corresponding surface of the main body, and is operated by a claw member (release lever or the like) provided on the door. In a lock mechanism that keeps the door in a closed position in a releasably engaged state with a claw member), a stopper that is slidably disposed on the main body side and engages / disengages with the claw member, and for rotating the door A movable member that moves in conjunction with each other; an arm that is pivotally supported on the main body side to operatively connect the stopper and the movable member; and a biasing member that biases the stopper, and the stopper opens the door. In the process of rotating from the position to the middle of the closed position, the claw member is slid in the direction protruding from the main body through the movable member and the arm and while increasing the urging force of the urging member. The biasing member after being engaged with The slide has been the door in the opposite direction is characterized by pulling the closed position by.
以上のロック機構は、ストッパーが爪部材と係合して扉を閉位置に保つ作用と、扉を閉方向へ途中まで回動するとそれ以降は扉を自動的に閉位置まで引き込む作用とを兼ねる。後者の引き込み作用は、扉が閉方向へ回動されると、ストッパーが可動部材及びアームを介して本体の対応面から突出する方向へ摺動され、扉が閉位置に達する前段階、つまり扉の半開状態で扉側の爪部材と係合した後、付勢部材の付勢力により逆方向へ摺動され、該摺動によって扉を半開状態から閉位置まで引き込んで保持する。
また、以上の本発明は、前記可動部材がボス部を有していると共に、前記アームが前記ストッパーと作動連結されている第1腕部及び、前記可動部材のボス部に押圧される第2腕部を有していること(請求項2)、前記本体に取り付けられるベースを有し、前記ベースに対して前記ストッパー及び前記アーム並びに前記付勢部材を配設していること(請求項3)、前記アームが前記ベースに設けられた歯部に噛み合って前記扉の引き込み時の動きを制動するダンパーを有していること(請求項4)、前記扉が下扉と上扉とに分割されていると共に、前記下扉と前記上扉とが前記可動部材により連結されることにより同時に開閉可能になっていること(請求項5)が好ましい。
The above locking mechanism has both the action of the stopper engaging with the claw member to keep the door in the closed position and the action of automatically pulling the door to the closed position after the door is turned halfway in the closing direction. . The latter pull-in action is such that when the door is rotated in the closing direction, the stopper is slid in the direction protruding from the corresponding surface of the main body via the movable member and the arm, so that the door reaches the closed position, that is, the door. After being engaged with the claw member on the door side in the half-open state, it is slid in the reverse direction by the biasing force of the biasing member, and the door is pulled from the half-open state to the closed position by the sliding.
In the present invention described above, the movable member has a boss portion, the arm is operatively connected to the stopper, and the second arm pressed against the boss portion of the movable member. It has an arm (Claim 2), has a base attached to the main body, and the stopper, the arm, and the biasing member are arranged on the base (Claim 3). ), The arm has a damper that meshes with a tooth portion provided on the base and brakes the movement of the door when it is retracted (Claim 4), and the door is divided into a lower door and an upper door. In addition, it is preferable that the lower door and the upper door can be opened and closed simultaneously by being connected by the movable member (Claim 5).
本発明のロック機構は次のような利点を具備できる。
・請求項1の発明では、保持作用及び引き込み作用を兼ねるため扉の開閉操作性を向上できる。具体的には、例えば、扉を閉方向の途中まで回動すると以後は閉位置まで自動的に引き込まれるため扉が不用意に不完全な閉状態になることもなくなり、また、扉が付勢部材の付勢力にて引き込まれて閉位置に保持されるため本体に対する密着性やシール性も向上し易くなる。
・請求項2の発明では、例えば、扉の開から閉位置への回動に連動してストッパーを本体の対応面から突出方向へ摺動する構成として簡素化できるようにする。
・請求項3の発明では、主部材がベースに組み込まれてユニット化されているため取扱性、本体への組込性等に優れたものとなる。
・請求項4の発明では、例えば、付勢部材の付勢力を増大しても、扉の引き込み速度がダンパーにより制動されるため高級感を付与できる。
・請求項5の発明では、扉を分割して、各扉を同期して開閉する構成として、特許文献1よりも簡単に実施できる。
The locking mechanism of the present invention can have the following advantages.
-In invention of
In the invention of
-In invention of
In the invention of
-In invention of
本発明の最良な形態を図面を参照しながら説明する。図1〜図6は発明形態のロック機構を適用した場合の作動を模式的に示している。図7〜図9は前記ロック機構の構成を明らかにするため図2〜図4の状態で示す要部拡大図である。図10〜図14は前記ロック機構を構成している部材を示す単品構成図である。なお、図面上は理解し易くするために、図1〜図6では本体及び扉(下扉及び上扉)を一点鎖線で示し、図7〜図9では可動部材を一点鎖線で示している。以下の説明では、構造、組立を述べた後、開閉作動について詳述する。 The best mode of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 6 schematically show the operation when the lock mechanism of the invention is applied. 7 to 9 are enlarged views of essential parts shown in the states of FIGS. 2 to 4 in order to clarify the configuration of the locking mechanism. 10-14 is a single-piece | unit structure figure which shows the member which comprises the said locking mechanism. For easy understanding on the drawings, the main body and the door (the lower door and the upper door) are indicated by a one-dot chain line in FIGS. 1 to 6, and the movable member is indicated by a one-dot chain line in FIGS. 7 to 9. In the following description, after describing the structure and assembly, the opening / closing operation will be described in detail.
(構造)本発明のロック機構は、本体7の対応面(例えば、ハウジングやケースの開口やスイッチ等の操作面)に対し扉8を開位置及び閉位置に回動切り換える場合に用いられて、扉8に設けられた爪部材6と解除可能に係合した状態で扉8を閉位置に保つものが対象となる。部材構成としては、本体7の側壁等に取り付けられるベース1、ベース1の表面に枢支されるアーム2、アーム2に作動連結されて爪部材6と係脱するストッパー3、扉8の回動に連動して動くと共にアーム2を押圧可能な可動部材4、ストッパー3に作用する付勢部材5などを備えている。そして、ストッパー3は、扉8を開位置から閉位置の途中まで回動する過程で、可動部材4とアーム2とを介してかつ付勢部材5の付勢力を増大しながら本体7から突出する方向へ摺動されると共に、爪部材6と係合した後、付勢部材5の付勢力により逆方向へ摺動されて扉8を閉位置に引き込む。
(Structure) The lock mechanism of the present invention is used when the
ここで、本体7は、食器洗浄機を想定しているが、例えば、電子機器等の装置(ハウジングやケース)であっても差し支えない。この本体7は、両側壁及び上下壁並びに背壁で区画されて前面開口した容器状をなし、前面開口を縁取っている略矩形の枠部のうち、下枠部分から張り出した状態に設けられた後述する下扉8Aを枢支するブラケット7a等を有している。
Here, the
扉8は、本体7の対応面に対し開位置と閉位置とに回動切り換えるタイプで、形態例では下扉8Aと上蓋8Bとに分割されているが、一枚ものであってもよい。下扉8Aは、前記ブラケット7aに対し軸8cを介して回動可能に枢支されていると共に、背面の両下側に突設された連結片8dを有している。上蓋8Bは、背面の両側に突設された概略U形の連結片8eを有し、本体7の側壁又は該側壁外面に付設された不図示のブラケットに対し軸8fを介して回動可能に枢支されている。そして、下扉8Aと上扉8Bとは、可動部材4の対応端側に軸8g,8hを介し回動可能に枢支された状態で互いに連結されていて、下扉8Aを開閉操作することで上扉8Bも連動して開閉される。また、下扉8Aは、図14に模式的に示したように、本発明のロック機構に対応した箇所に設けられた爪部材6及び係合解除用レバー30を有している。爪部材6は、支持部31に対し軸32を介し回動可能に枢支されて、先端のフック部6aが下扉8Aの背面に貫通され孔8jから外へ突出されていると共に、ばね部材33により係合位置方向に付勢回動されている。レバー30は、基端側が枢軸34を支点として図14の矢印方向へ押圧操作される。すると、爪部材6は、レバー30により逆時計回りへ押圧されて係合解除される。なお、爪部材6及び解除レバー30は、この形態に限られず、例えば、特許文献1に開示されているロック爪及びレバー構成、或いはそれに類似した構成でもよい。
The
ロック機構の細部は以下の通りである。ベース1は、図10に示されるように、ロック機構を構成しているストッパー3とアーム2並びに付勢部材5を配設してユニット化する板材であり、本体7の外側面に取り付けられると共に、これに取り付けられる不図示のカバー材にて目視不能に覆われる。形状的には、前側に設けられてベース前後に貫通されて上下に長い孔10aを形成している枠部10と、前端面に設けられた本体側への取付部11と、枠部10の後側に突設された軸部12と、軸部12の下側に位置して前後方向へ延びている対のガイドレール13と、軸部12の上側に設けられた窓14及び該窓14の円弧状穴縁部に沿って設けられた歯部15と、軸部12を支点として後側に設けられた円弧状の案内溝16と、下後側へ延びた箇所に設けられている掛け止め用係止部17と、窓14の後側付近に設けられた保持用の突壁部18と、ベース外面に突設されて前記したカバー材を取り付ける複数の支柱19とを有している。
Details of the locking mechanism are as follows. As shown in FIG. 10, the
アーム2は、図11に示されるように、前記軸部12に嵌合される軸孔20を中心として、ストッパー3と作動連結する第1腕部21と、後述する可動部材4のボス部44で押圧される第2腕部22と、ダンパー取付用の第3腕部23とが3方向へ延びている。第1腕部21には長孔24が貫通形成されている。第2腕部22は、第1腕部21及び第3腕部23に対し下へ段差を持って連結されていると共に、先端の下面に突設されて前記案内溝16に嵌合する突起25を有している。第3腕部は、第1腕部21と同一高さで反対側へ延びていて、ダンパー26をワンタッチで装着可能となっている。ダンパー26は、ロータリー式のオイルダンパー等からなり、本体27に充填された油等の作動流体の抵抗を受けている出力軸及び該出力軸に装着された回転ギヤ28を有している。
As shown in FIG. 11, the
ストッパー3は、図12に示されるように、前記両ガイドレール13の間に前後摺動自在に配置される細長い部材であり、先端に設けられて爪部材6のフック部6aと係脱するフック部3aと、後端に設けられたばね用の係止部3bと、外面にあって前後途中に突設されてアーム2の長孔24に嵌合する軸部3cと、両側縁部に設けられた段差状の嵌合部3dとを有している。
As shown in FIG. 12, the
可動部材4は、図1及び図13に示されるように、下扉8Aの連結片8dと上蓋8Bの連結片8eとを作動連結するリンク用の細長い直線板からなると共に、アーム2の第2腕部22を押圧するボス部44を有している。ボス部44は、可動部材4にねじ43を介して取り付けられた板片40に設けられている。すなわち、板片40は、片側上面に設けられた位置決め用溝41と、他方側の下面に設けられた凹部42とを形成している。そして、凹部42には、軸状のボス部44がばね部材45を介して上下揺動可能に配置されている。すなわち、このボス部44は、ばね部材45の付勢力により凹部42から突出する方向へ付勢されている。
As shown in FIGS. 1 and 13, the
(組立)次に、以上のアーム2とストッパー3並びに付勢部材4をベース1に対し組み付ける操作例について述べる。この操作では、まず、ストッパー3がベース1に対し後側から枠部10の孔10aを通ってガイドレール13とガイドレール13との間に前後摺動自在に嵌合される。その後、付勢部材5は、一端5aが係止部17に係止され、他端5bがストッパー3の係止部3bに掛け止めされる。すると、ストッパー3は、図7に示されるように、図12の段差状の嵌合部3dがガイドレール13の前端面に当たって規制されるまで、付勢部材5の付勢力で後方へ摺動されて蓋8(下蓋8A)のロック位置を保持可能となる。次に、アーム2は、第1腕部21の長孔24内にストッパー3の軸部3cを挿入し、第2腕部22の突起25をベース側案内溝16に挿入し、ダンパー26の回転ギヤ28を歯部15に噛み合わせるようにして、軸孔20に軸部12を嵌合することで、ベース1に対し所定角度だけ回動可能に組み付けられる。
(Assembly) Next, an operation example for assembling the
このようにして、本発明のロック機構は、ベース1に各部材を組み付けたユニット品として本体7に組み付けられる。この組み付けでは、ベース1が本体7の側面にねじ等により取り付けられた後、下扉8Aの連結片8dと上蓋8Bの連結片8eとが可動部材4を介して連結操作され、これによりロック機構として次のように機能する。なお、本体7には、以上のロック機構及び可動部材4を配設した後、上記したカバーが付設されることになる。
In this way, the lock mechanism of the present invention is assembled to the
(作動)以上のロック機構の作動を図1〜図9を参照して説明する。
ア)、図1は下扉8A及び上扉8Bが共に全開された扉の開位置を示している。この開位置では、ストッパー3が付勢部材5の付勢力を受けて本体背面側へ摺動されてロック位置ないしは引き込み位置であり、アーム2がストッパー3に対し第1腕部21の長孔24と軸部3cとの嵌合を介して作動連結され、可動部材4のボス部44がアーム2(第2腕部22)に非接触つまり連結していない状態となっている。
イ)、図2及び図7は、下扉8Aが軸8cを支点として開位置から閉方向へ押操作されて回動されている過程を示している。この構造では、下扉8Aが閉方向へ回動されると、上扉8Bが可動部材4を介して軸8fを支点として閉方向へ回動される。また、可動部材4は、下扉8Aの回動に同期して下斜めに動くと、ボス部44が第2腕部22の先端側対応部を押圧する。すると、アーム2は、軸部12を支点として時計回りの方向へ回動される。この回動では、突起22が案内溝16に沿って摺動し、ストッパー3が軸3cを長孔24に嵌合した状態で第1腕部21により前側へ押されて摺動される。
(Operation) The operation of the lock mechanism described above will be described with reference to FIGS.
1) FIG. 1 shows the open position of the door in which both the
2) FIG. 2 and FIG. 7 show a process in which the
ウ)、図3及び図8は、下扉8Aが更に閉方向へ回動されることにより、ストッパー3が付勢部材5の付勢力を増大しながらアーム2の第1腕部21等を介して最大まで突出され、下扉側の爪部材6と係合した直前状態を示している。また、この構造では、図7〜図9から分かるように、下扉8Aが上扉8Bと同期して閉方向へ回動される過程において、ダンパー26の回転ギヤ28がベース側の歯部15と噛み合っており、該噛み合いを介してアーム2の軸部12を支点とした回動が制動され、その制動によってストッパー3の摺動が緩やかとなり、この結果、下扉8A及び上扉8Bも制動された早さで閉位置に回動切り換えられることになる。
3) In FIGS. 3 and 8, the
エ)、図4及び図9は、その後、可動部材4の下移動により、ボス部44がアーム2の第2腕部22の先端面を超えた状態を示している。この構造では、ボス部44が第2腕部22から外れて、可動部材4がアーム2と非連結状態になると、以後はストッパー3がアーム2の規制作用を受けないため付勢部材5の付勢力によって後方へ摺動される。このようにして、下扉8Aは、ストッパー3が爪部材6と係合した状態で付勢部材5の付勢力により後方へ自動的に摺動されながら、図5に示す閉位置に回動切り換えられる。勿論、上扉8Bも可動部材4を介して軸8fを支点として閉方向へ回動されて閉位置に切り換えられる。また、下扉8Aと上扉8Bは、閉位置において、ストッパー3が付勢部材4で後方へ引っ張られているため該引き力に応じた力で保持される。このような作動は、扉8(下扉8A及び上扉8B)が開位置から閉方向へ押圧されるだけで、常に閉位置まで引き込まれて保持されるため、例えば、従来のように誤って不完全な閉状態で食器の洗浄を開始する虞を解消でき、本体7に対する扉側のシール性や密着性も確実に維持し易くなる。
4) FIG. 4 and FIG. 9 show a state in which the
オ)、図6は図5の閉位置から扉を再び開放するため、図14に示したレバー30を押操作してストッパー3(のフック部3a)に対する爪部材6(のフック部6a)の係合を解除し、下扉8Aを下向きに回動操作している過程を示している。この開操作では、可動部材4が上斜めへ移動され、ボス部44がそれに伴ってアーム2の第2腕部22の先端を乗り越えて図2等のごとく第2腕部22から離れていく。扉8(下扉8A及び上扉8B)は、最終的に図2の状態から図1の開位置に回動切り換えられる。なお、この構造では、ボス部44が第2腕部22の先端を乗り越え易くするため、凹部42に対しばね部材45を介し上下揺動可能に配置されるようにし、また、第2腕部22の先端を傾斜状態(先端下側を先端上側よりも薄くなるよう)に形成している。
6) In FIG. 6, in order to open the door again from the closed position in FIG. 5, the
以上のように、本発明のロック機構は、課題に挙げたような問題を一掃して扉を途中まで閉じると後は自動で閉位置まで引き込まれる機構を比較的簡単に兼用できる。勿論、本発明は、上記した形態例に何ら制約されるものではなく、各部材の細部については種々変更可能なものである。一例としては、ダンパー26を省略したり、ボス部44を可動部材4に一体に形成することも可能である。
As described above, the lock mechanism of the present invention can be used in a relatively simple manner as a mechanism for automatically retracting the door to the closed position after closing the door halfway by eliminating the problems mentioned in the problem. Of course, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and the details of each member can be variously changed. As an example, the
1…ベース(12は軸部、13ガイドレール、15歯部、16は案内溝)
2…アーム(20は軸孔、21は第1腕部、22は第2腕部、23は第3腕部)
3…ストッパー(3aはフック部、3bは係止部)
4…可動部材(44はボス部)
5…付勢部材
6…爪部材(6aはフック部)
7…本体
8…扉(8Aは下扉、8Bは上扉)
26…ダンパー(27は本体、28は回転ギヤ)
30…解除用レバー
1 ... Base (12 is a shaft, 13 guide rail, 15 teeth, 16 is a guide groove)
2 ... arm (20 is a shaft hole, 21 is a first arm, 22 is a second arm, and 23 is a third arm)
3. Stopper (3a is hook part, 3b is locking part)
4 ... movable member (44 is a boss)
5 ...
7 ...
26 ... Damper (27 is the main body, 28 is the rotating gear)
30 ... Release lever
Claims (5)
前記本体側に摺動自在に配置されて前記爪部材と係脱するストッパーと、前記扉の回動に連動して動く可動部材と、前記本体側に枢支されて前記ストッパーと可動部材とを作動連結するアームと、前記ストッパーを付勢する付勢部材とを備え、
前記ストッパーが、前記扉を開位置から閉位置の途中まで回動する過程で、前記可動部材と前記アームとを介してかつ前記付勢部材の付勢力を増大しながら前記本体から突出する方向へ摺動されて、前記爪部材と係合した後、前記付勢部材の付勢力により逆方向へ摺動されて前記扉を閉位置に引き込むことを特徴とするロック機構。 In a lock mechanism that is used when the door is pivotally switched between the open position and the closed position with respect to the corresponding surface of the main body, and that keeps the door in the closed position in a releasably engaged state with a claw member provided on the door ,
A stopper that is slidably disposed on the main body side and engages / disengages with the claw member, a movable member that moves in conjunction with rotation of the door, and a stopper that is pivotally supported on the main body side and the movable member. An operatively connecting arm, and a biasing member that biases the stopper;
In a process in which the stopper pivots the door from the open position to the middle of the closed position, the stopper protrudes from the main body through the movable member and the arm and while increasing the biasing force of the biasing member. After being slid and engaged with the claw member, the lock mechanism is slid in the reverse direction by the urging force of the urging member to pull the door into the closed position.
5. The door according to claim 1, wherein the door is divided into a lower door and an upper door, and the lower door and the upper door can be opened and closed simultaneously by being connected by the movable member. The locking mechanism described in 1.
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