JP4403569B2 - Method of assembling cable connecting portion and cable connecting member - Google Patents
Method of assembling cable connecting portion and cable connecting member Download PDFInfo
- Publication number
- JP4403569B2 JP4403569B2 JP32326099A JP32326099A JP4403569B2 JP 4403569 B2 JP4403569 B2 JP 4403569B2 JP 32326099 A JP32326099 A JP 32326099A JP 32326099 A JP32326099 A JP 32326099A JP 4403569 B2 JP4403569 B2 JP 4403569B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- core
- insulating cylinder
- protective layer
- inner core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電力ケーブル接続部の組み立て方法および接続部に用いる接続部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電力ケーブルの接続部には種々の構造のものがあるが、その一つとして絶縁筒による自己収縮式の接続部がある。この組み立て手順は次の通りである。まず、予め一方のケーブル端部外周に、拡径した絶縁筒をはめ込んで逃がしておく。次に、ケーブル端部の導体を圧縮接続した後、絶縁筒を圧縮接続部の上に位置させる。そして、拡径治具を除去し、絶縁筒の自己収縮力により、絶縁筒をケーブル上に装着してケーブル接続部を形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような接続部の組み立て方法は、作業スペースが狭い場合に利用できないと言う問題があった。例えば、地下に形成された作業スペースは、円筒状または直方体状の空間で、その側壁の対向する位置にケーブルの引き出し孔が形成されている。各ケーブル端部はこの引き出し孔から露出され、作業スペース内で接続部が形成される。このとき、一般に引き出し孔の内径は、ケーブル外径よりは大きいが絶縁筒などの接続部材の外径よりは小さく、かつ対向する側壁間の距離も短いため、絶縁筒を一方のケーブル端部に逃がしておくスペースがない。
【0004】
従って、本発明の主目的は、作業スペースが狭い場合でも容易に接続部が形成できる組み立て方法と、この方法に用いる接続部材とを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明接続部の組み立て方法は、上記の課題を解消するため、絶縁筒の両側からケーブル端部を差し込む方式とし、かつ接続部の外周を覆う防水保護層の保持形態に工夫を施したものである。すなわち、本発明組み立て方法は、絶縁筒の両端部からケーブル端部を差し込んで形成するケーブル接続部の組み立て方法において、次の工程を具えることを特徴とする。
【0006】
a:一方のケーブル端部に雄金具を装着する工程。
b:他方のケーブル端部に雌金具を装着する工程。
c:絶縁筒内に両ケーブル端部を差し込んで雄金具と雌金具とを接続する工程。
d:少なくとも一端から外周側にめくり上げて巻き込んだ防水保護層を絶縁筒の外周に位置させる工程。
e:巻き込まれた防水保護層を元の状態に復帰させ、絶縁筒およびケーブルにおける絶縁筒との近接個所を覆う工程。
【0007】
ここで、防水保護層を絶縁筒の外周に位置させる工程は、次の2通りの手法が挙げられる。
【0008】
▲1▼予め防水保護層を絶縁筒の外径よりも大きな内径のコアの外周に巻き込んだ状態ではめ込んでおく。そして、両ケーブル端部を絶縁筒に差し込む前に、前記コアを一方のケーブル端部から差し込んでケーブル根元側に一旦逃がしておき、雄金具と雌金具の接続後に絶縁筒外周に前記コアを移動させる。
▲2▼予め防水保護層を絶縁筒の外周に巻き込んだ状態ではめ込んでおく。
【0009】
また、上記組み立て方法に用いられる本発明接続部材は、絶縁筒の外径よりも大きな内径のコアと、コアの外周にはめ込まれ、少なくとも一端から外周側にめくり上げて巻き込んだ防水保護層とを具えることを特徴とする。
【0010】
コアの外周に防水保護層を巻き込んだ状態で設ける代わりに、直接絶縁筒の外周に防水保護層を巻き込んだ状態で設けても良い。
【0011】
防水保護層の材質は、十分な柔軟性を有する材料、例えばシリコンゴムが好ましい。また、厚さは、厚くなると機械的保護性に優れるが、外周側にめくり上げて巻き込むことが困難になるため、3mm程度以下とすることが望ましい。
【0012】
さらに、本発明の他の特徴は、コアの外周でめくり上げて巻きこんだ防水保護層を具える接続部材を用いる代わりに、内外2重コアにはめ込んだ防水保護層を具える接続部材を用いることにある。すなわち、絶縁筒の両端部からケーブル端部を差し込んで形成するケーブル接続部の組み立て方法において、次の工程を具えることを特徴とする。
【0013】
f:内コアと、内コアの外側にはめ込まれる外コアと、防水保護層とを具え、この防水保護層の一端側が内コアの外側にはめ込まれ、かつ折り返した防水保護層の他端側が外コアの外側にはめ込まれるケーブル接続部材を用意し、この内コアをケーブルの外側にはめ込んだ状態で絶縁筒の一端側に接続部材を位置させる工程。
g:外コアを絶縁筒の他端側に移動して、防水保護層の一部を絶縁筒に被覆する工程。
h:内コアを絶縁筒の一端側に移動して、絶縁筒およびケーブルにおける絶縁筒との近接個所を覆う工程。
【0014】
この方法によれば、外コアと内コアをケーブル軸方向に移動すると言う簡単な作業で防水保護層を絶縁筒に被せることができる。
【0015】
そして、この接続部材は、内コアと、内コアの外側にはめ込まれる外コアと、防水保護層とを具え、この防水保護層の一端側が内コアの外側にはめ込まれ、かつ折り返した防水保護層の他端側が外コアの外側にはめ込まれることを特徴とする。
【0016】
ここで、内コアの内径が被覆対象の太径部の外径と同等か若干小さく、防水保護層において、外径が小さくなる変わり目を折り返し位置とし、この折り返し位置を内コアの端部にほぼ対応させることが好ましい。この構成により、絶縁筒の径の変わり目に防水保護層の径の変わり目とを対応して被覆することができる。
【0017】
さらに、内外各コアに、一端から他端におよぶ複数の溝を形成しておけば、溝で挟まれる内外各コアの一部を破断片として除去することで、ケーブルの外周方向にコアを取り外すことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(実施例1)
図1〜4は本発明組み立て方法の説明図である。この組み立て方法では、図1に示すように、絶縁筒1の両側からケーブル端部2A,2Bを差し込むことで接続部を構成する。接続部の形成に際しては、図3に示すように、予め、巻きこんだ状態の防水保護層35をコア36の外周にはめ込んでおき、このコア36を一方のケーブル端部の外周にはめ込んで逃がしておく。防水保護層35やコア36については後述する。
【0019】
絶縁筒1は両端がテーパ状の円筒体で、中心側から外周側に向かって順に、内部半導電層3、絶縁層4、外部半導電層5を具えている。外部半導電層5の外周には、帯状の銅編組線6が螺旋状に巻回されている。そして、この銅編組線6の外周に熱収縮チューブ7が施され、ケーブル端部の差し込み前は、銅編組線6の両端部は熱収縮チューブ7の外周側に折り曲げられている。
【0020】
一方、各ケーブル端部2A,2Bは被覆を段剥ぎし、導体10、絶縁体11、外部半導電層12、遮蔽層13、シース14が段階的に露出するようにしておく。また、一方の導体端部には雄金具20を装着し、他方の導体端部には雌金具21を装着しておく。両金具20,21は、雄金具20を雌金具21内に挿入することで互いに係合して、容易に脱落しないように構成されている。すなわち、雌金具21には内周突起22が形成され、雄金具20の外周溝23に、この内周突起22が係合することで接続される。そして、遮蔽層13の端部から絶縁体11上に至る範囲に半導電性テープ25を巻回しておく。
【0021】
このような絶縁筒1の両側から各ケーブル端部2A,2Bを差し込み(図2)、雄金具20と雌金具21とを係合させる。このとき、半導電性テープ25と絶縁筒1の外部半導電層5とは接触して電気的に接続される。次に、熱収縮チューブ7の外周側に折り返してあった銅編組線6を戻し、その端部を各ケーブルの遮蔽層13上に接続する。
【0022】
次に、絶縁筒1の両端部から各ケーブルのシース14上にかけて、絶縁テープをテーパ状に巻回して絶縁テープ巻き層30を形成する(図3)。
【0023】
その後、一方のケーブル外周上にはめ込んで逃がしておいた防水保護層35とコア36を移動し、絶縁筒1上に位置させる(図3)。防水保護層35は、両端部がテーパ状の円筒体で、シリコンゴムで構成されている。その中間部は均一な径で、両端部のみは前記絶縁テープ巻き層30の外形に対応して開口部側ほど径が小さく構成されている。中間部の内径は絶縁筒1の外径よりも若干小さく、両端部の開口内径はケーブル外径よりも若干小さい。このような防水保護層35をコア36の外周にはめ込み、両端部から外周側にめくり上げて巻きこんだ状態としておく。巻きこんだ状態が元に戻らないよう、防水保護層の両端側、すなわち巻きこまれた個所に断面が凹型の押さえ金具(図示せず)をケーブル外周側からはめ込んでおくことが好ましい。コア36は2つの半円筒片を組み合わせて円筒体としたもので、内径が絶縁筒1の外径よりもわずかに大きく構成されている。
【0024】
このような防水保護層35とコア36の組合せ体からコア36を引き抜く。引き抜いたコア36は、分割してケーブルの外周へ取り外す。そして、巻きこまれた防水保護層35を元の状態に戻し、絶縁筒1からケーブル外周にかけてを防水保護層35で覆う(図4)。
【0025】
以上の組み立て方法であれば、絶縁筒1の両側からケーブル端部2A,2Bを差し込む方式であるため、従来の拡径式の絶縁筒を用いる場合のように、絶縁筒をケーブルの一方に逃がしておく必要がない。また、本発明方法は、絶縁筒の代わりにコアに装着した防水保護層をケーブルの一方に逃がしておく必要があるが、防水保護層は外周側にめくり上げて巻きこんだ状態に構成されているため、軸方向の長さが短く、逃がしておくために必要とする距離が絶縁筒自体を逃がす場合に比べてはるかに短くて済む。さらに、防水保護層はテープ巻きなどと異なり一体物であるため隙間がなく、高い防水性を容易に実現することができる。
【0026】
なお、ここでは防水保護層をコアの外周にはめ込んでおき、ケーブル端部を絶縁筒に差し込む前に予め一方のケーブル上に逃がしておいたが、最初から絶縁筒の外周にコアをはめ込み、その外周に防水保護層を装着した状態としておいても良い。この場合、一方のケーブル上に逃がしておくケーブル接続部材が存在しないため、作業スペースがより狭い場合でも接続部の形成作業が容易に行える。
【0027】
その他、図5に示すように、防水保護層を二分割し、短い防水保護層を二本用いても良い。これは第1コア40と第2コア41を用意し、各コア40、41の外周に第1防水保護層42および第2防水保護層43を各々巻きこんだ状態で装着したものを用いている。第1コア40の内径は絶縁筒1の外径よりも若干大きく、第2コア41の内径は第1コア40の外周にはめ込んだ第1防水保護層42の外径よりも若干大きい。この場合、各防水保護層42、43は、一端側のみを外周側にめくり上げて巻きこんだ状態としている。
【0028】
第1、第2コア40、41と第1、第2防水保護層42、43との組み合わせ体をケーブルの一方に逃がしておき、まず第1コア40を抜き取り、第1防水保護層42を巻き戻して絶縁筒1の約半分(図6の右半分)からケーブル外周までを覆う。次に第2コア41を抜き取り、第2防水保護層43を巻き戻して絶縁筒1の残り半分(図6の左半分)からケーブル外周までを覆う。これにより、第1防水保護層42と第2防水保護層43とは部分的に重なり合って絶縁筒1を覆う。なお、この組み立て方法において、図5に至るまでの接続部の組み立て手順は図1、2に示したものと同様である。
【0029】
(実施例2)
次に、二重コアに防水保護層をはめ込んだ接続部材を用いるケーブル接続部の組み立て方法について説明する。この組み立て方法においても、絶縁筒の構成や、雄金具・雌金具をケーブル端部に装着して絶縁筒の両側から差込むことで接続部を形成する点は、前記実施例1と同様である。
【0030】
図7(A)は防水保護層35の部分断面図、図7(B)は同端面図である。これは、常温自己収縮性のチューブで、長手方向のほぼ半分が電力ケーブル上に被される細径部35A、残りの半分が絶縁筒上に被される太径部35Bとなっている。細径部35Aの開口側はテーパ状に形成され、細径部と太径部35Bとの境界部もテーパ状に形成されている。細径部35Aの内径はケーブルの外径よりも小さく、太径部35Bの内径は絶縁筒の外径よりも小さい。
【0031】
次に、図8に基づいて防水保護層35がはめ込まれる内(外)コア51(52)の説明をする。図8(A)は本発明電力ケーブル接続部の形成方法に用いる内(外)コア51(52)の側面図、(B)は同端面図である。この内(外)コア51(52)は厚さ2mmの軟質ポリエチレン製の円筒で、長さは前記防水保護層35の半分よりも若干長く、内径は後述する被覆対象の太径部とほぼ同等である。また、内コア51の外径は約42mm、外コア52の内径は約55mmである。
【0032】
内(外)コア51(52)の外周には2対の溝53が形成されている。この溝53は内(外)コア51(52)の一端から他端に及ぶ平行溝で、この溝53に沿って内(外)コア51(52)を破断することで、ケーブルに挿入された状態から内(外)コア51(52)を取り外す。
【0033】
本例では2対の溝53を設けているが、通常は一対あれば十分である。2対の溝53のうち、一対の溝で挟まれる円弧状の断面個所が接続部形成後に破断されて破断片51A(52A)となり、C型断面の残部51B(52B)から分離される。そして、破断片51A(52A)を除去した結果、残部51B(52B)には破断片51A(52A)の大きさに対応する切欠が形成されているため、この切欠にケーブルを通すことで内(外)コア51(52)をケーブルから取り外す。
【0034】
各溝53の配置の仕方は特に限定されない。内(外)コア51(52)の一端から他端にまで形成されていれば良い。すなわち、平行溝はもちろん、非平行な溝であっても良い。非平行な溝としては、内(外)コア51(52)の一端側の溝間隔が狭く、他端側の溝間隔が広いテーパ状に並列された溝としたり、波型の溝とすることが挙げられる。非平行な溝とすることで、必要時以外に防水保護層35の締付力などにより溝部分が破断することを抑制できる。
【0035】
各溝53を形成した個所の強度は、防水保護層35の締付力で内(外)コア51(52)の溝形成個所が容易に破断せず、かつ作業者がペンチなどで引っ張ったときには容易に破断できる程度とする。溝の両端部は内(外)コア51(52)の内周に達する切れ込みとしておけば、一層破断片の除去作業が容易にできる。さらに、溝53の断面形状は特に限定されない、U型、V型など適宜選択すれば良い。本例では深さ1.5mmのV溝とした。その他、溝53は部分的に内周に連通したミシン目状に形成したものでも良い。
【0036】
このような防水保護層35と内外コア51(52)は、図9に示すように組み合わせて用いる。すなわち、内コア51の外周に防水保護層35のほぼ半分(細径部:一端側)をはめ込む。次に、この内コア51の外周に外コア52をはめ込む。そして、防水保護層35の残り半分(太径部:他端側)を折り返して、外コア52の外周にはめ込む。
【0037】
ここで、内コア51の内径は、被覆対象の太径部の外径、すなわち図3では絶縁テープ巻き層30の最大外径と同等か若干小さいことが好ましい。被覆対象の太径部とは、防水保護層35を被覆する直前の被覆対象における最も径の大きい個所を言う。また、防水保護層35の外径が小さくなる変わり目54(図7)を折り返し位置とし、この折り返し位置を内コア51の端部にほぼ対応させることが好ましい。このように内コア51のサイズや内コア51と防水保護層35との位置関係を規定することで、後述するように、絶縁筒の径の変わり目に防水保護層の径の変わり目54とを対応して被覆することができる。
【0038】
このような接続部材を用いた本発明ケーブル接続部の組み立て方法を説明する。
まず、図1に示す各ケーブル端部2A、2Bの外周に、接続部材の内コア51をはめ込んでケーブル根元側に逃がしておく。接続部材をケーブル端部からはめ込むとき、雄金具側または雌金具側に防水保護層35の折り返し位置が向くようにする。
【0039】
次に、図2、図3に示すように、絶縁筒内にケーブル端部2A,2Bを差込んで、雄金具20・雌金具21同士を接続し、絶縁テープをテーパ状に巻回して絶縁テープ巻き層30を形成する。絶縁筒の構成、雄雌金具20、21の接続や絶縁テープの巻回などは実施例1と同様である。
【0040】
その後、ケーブル根元側に逃がしておいた接続部材を絶縁筒1の一端側にまで引き戻す。このとき、内コア51が被覆対象の太径部に当接した位置で停止させる。
【0041】
ここで、外コア52を絶縁筒の他端側に移動させる(図10)。外コア52を移動させても内コア51は被覆対象の太径部に当接した位置に保持されているため移動しない。この外コア52の移動に伴って外コア上に被せられていた防水保護35層の折り返しが元の状態に復帰され、絶縁筒1の上に防水保護層35の一部が被覆される。すなわち、この状態で絶縁筒1の軸方向長さのほぼ半分が防水保護層35に覆われることになる。移動させた外コア52は絶縁筒他方側のケーブル外周にはめ込まれた状態で逃がしておく。
【0042】
次に、内コア51をケーブル根元側(絶縁筒の一端側)に引き抜く。この引き抜きにより、防水保護層35の残り半分が絶縁筒端部およびケーブル2Bにおける絶縁筒1との近接個所に被せられる。
【0043】
そして、ケーブルに貫通された状態の内(外)コア51(52)を除去する。その際、一対の溝53で挟まれた破断片51A(52A)をペンチで挟み、内(外)コア51(52)の軸方向に沿って引っ張れば、溝53に沿って内(外)コア51(52)は破断し、破断片51A(52A)が除去される。そのため、破断片51A(52A)のあった個所に形成された切欠よりケーブルを抜けば内(外)コア51(52)を除去することができる。
【0044】
この段階で、絶縁筒の一端側のみが防水保護層で被覆されたことになるので、他端側も同様に防水保護層35の被覆を行う。そして、図6と同様に絶縁筒1の中間部で両防水保護層35を重複させ、防水保護層35の被覆を完了する。
【0045】
この組み立て方法によれば、内外コア51(52)の軸方向への移動と言う簡単な操作で防水保護層35の被覆が行える。外コア52を用いずに、内コア51の外周に防水保護層35のほぼ半分(前半部)をはめ込み、残る半分(後半部)を折り返して前半部の上に後半部を重ねる接続部材も考えられる。しかし、この接続部材では、折り返している後半部を元の状態に復帰させるためには、力まかせに後半部の折り返しを戻すしかなく、非常に作業性が悪い。その点、本発明接続部材では外コア52をきわめて容易に移動でき、折り返し部分の復帰が行える。
【0046】
また、本例では防水保護層35が絶縁筒1のほぼ半分の長さしかない上、その各々が折り返された状態であるため、一旦ケーブルの根元側に接続部材を逃がしておくにしても、それに要するスペースは非常に小さくて済む。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明組み立て方法によれば、絶縁筒の両側からケーブル端部を差し込む方式とすることで、絶縁筒をケーブルの一方に逃がしておく必要がない。また、防水保護層は、外周側にめくり上げて巻きこんだ状態または折り返した状態に保持ししているため軸方向の長さが非常に短く、これをケーブルの一方に逃がしておく場合でも、それに必要な距離を極力短くできる。そのため、狭い作業スペースでも容易にケーブル接続部を形成することができる。
【0048】
また、本発明ケーブル接続部材は、上記の組み立て方法に最適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】絶縁筒にケーブル端部を差し込む前の状態を示す本発明組み立て方法の説明図である。
【図2】絶縁筒にケーブル端部を差し込んだ後の状態を示す本発明組み立て方法の説明図である。
【図3】絶縁筒の外周に、巻きこんだ状態の防水保護層を位置した状態を示す本発明組み立て方法の説明図である。
【図4】絶縁筒の外周を防水保護層で覆った状態を示す本発明組み立て方法の説明図である。
【図5】二分割した防水保護層を絶縁筒の外周に巻きこんだ状態で位置した状態を示す本発明組み立て方法の説明図である。
【図6】絶縁筒の外周を二分割した防水保護層で覆った状態を示す本発明組み立て方法の説明図である。
【図7】(A)は本発明組み立て方法に用いる防水保護層の部分断面図、(B)は端面図である。
【図8】(A)は本発明組み立て方法に用いる内外コアの側面図、(B)は端面図である。
【図9】内外二重コアを用いた本発明接続部材の断面図である。
【図10】外コアを軸方向に移動する状態を示すケーブル接続部の組み立て方法の説明図である。
【符号の説明】
1 絶縁筒 2A,2B ケーブル端部 3 内部半導電層 4 絶縁層
5 外部半導電層 6 銅編組線 7 熱収縮チューブ 10 導体
11 絶縁体 12 外部半導電層 13 遮蔽層 14 シース 20 雄金具
21 雌金具 22 内周突起 23 外周溝 25 半導電性テープ
30 絶縁テープ巻き層 35 防水保護層 35A 細径部 35B 太径部
36 コア 40 第1コア 41 第2コア 42 第1防水保護層
43 第2防水保護層 51 内コア 52 外コア 51A,52A 破断片
51B,52B 残部 53 溝 54 変わり目[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for assembling a power cable connecting portion and a connecting member used for the connecting portion.
[0002]
[Prior art]
There are various types of connection portions of power cables, and one of them is a self-shrinkable connection portion using an insulating cylinder. This assembly procedure is as follows. First, an insulating cylinder having a larger diameter is fitted into the outer periphery of one end of the cable in advance to escape. Next, after the conductor at the cable end is compression-connected, the insulating cylinder is positioned on the compression connection portion. Then, the diameter expansion jig is removed, and the insulating cylinder is mounted on the cable by the self-shrinking force of the insulating cylinder to form the cable connection portion.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, there has been a problem that such an assembling method of the connecting portion cannot be used when the work space is small. For example, the work space formed in the basement is a cylindrical or rectangular parallelepiped space, and a cable drawing hole is formed at a position facing the side wall. Each cable end portion is exposed from the lead-out hole, and a connection portion is formed in the work space. At this time, the inner diameter of the lead hole is generally larger than the outer diameter of the cable but smaller than the outer diameter of the connecting member such as an insulating cylinder, and the distance between the opposing side walls is also short. There is no space to leave.
[0004]
Therefore, a main object of the present invention is to provide an assembling method capable of easily forming a connecting portion even when a work space is narrow, and a connecting member used in this method.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to eliminate the above-mentioned problem, the connecting part assembly method of the present invention is a system in which cable ends are inserted from both sides of the insulating cylinder, and the waterproof protection layer holding form covering the outer periphery of the connecting part is devised. is there. That is, the assembling method of the present invention is characterized by comprising the following steps in the assembling method of the cable connecting portion formed by inserting the cable end portion from both ends of the insulating cylinder.
[0006]
a: A step of attaching a male fitting to one end of the cable.
b: A step of attaching a female fitting to the other cable end.
c: A step of inserting the ends of both cables into the insulating cylinder and connecting the male metal fitting and the female metal fitting.
d: A step of positioning the waterproof protective layer, which is rolled up at least from one end to the outer peripheral side, on the outer periphery of the insulating cylinder.
e: A step of returning the wound waterproof protective layer to the original state and covering the insulating tube and the portion of the cable adjacent to the insulating tube.
[0007]
Here, the process of positioning the waterproof protective layer on the outer periphery of the insulating cylinder includes the following two methods.
[0008]
{Circle around (1)} A waterproof protective layer is inserted in advance when it is wound around the outer periphery of a core having an inner diameter larger than the outer diameter of the insulating cylinder. Before inserting both cable ends into the insulation tube, insert the core from one cable end and let it escape to the cable base side, then move the core to the outer periphery of the insulation tube after the male and female fittings are connected. Let
{Circle around (2)} A waterproof protective layer is previously fitted in the state where it is wound around the outer periphery of the insulating cylinder.
[0009]
Further, the connecting member of the present invention used in the above assembly method includes a core having an inner diameter larger than the outer diameter of the insulating cylinder, and a waterproof protective layer that is fitted to the outer periphery of the core and rolled up at least from one end to the outer circumference. It is characterized by comprising.
[0010]
Instead of providing the waterproof protective layer around the outer periphery of the core, the waterproof protective layer may be provided directly around the outer periphery of the insulating cylinder.
[0011]
The material of the waterproof protective layer is preferably a material having sufficient flexibility, for example, silicon rubber. Further, the thickness is excellent in mechanical protection as it becomes thicker, but it is difficult to roll it up to the outer peripheral side, and it is difficult to wind it up.
[0012]
Furthermore, another feature of the present invention is to use a connecting member having a waterproof protective layer fitted in the inner and outer double cores instead of using a connecting member having a waterproof protective layer rolled up around the core. There is. That is, the method for assembling a cable connecting portion formed by inserting the cable end portion from both ends of the insulating cylinder includes the following steps.
[0013]
f: An inner core, an outer core fitted to the outside of the inner core, and a waterproof protective layer. One end of the waterproof protective layer is fitted to the outer side of the inner core, and the other end of the folded waterproof protective layer is outside A step of preparing a cable connecting member fitted on the outer side of the core, and positioning the connecting member on one end side of the insulating cylinder in a state where the inner core is fitted on the outer side of the cable.
g: A step of moving the outer core to the other end side of the insulating cylinder and covering a part of the waterproof protective layer on the insulating cylinder.
h: A step of moving the inner core to one end side of the insulating cylinder and covering the vicinity of the insulating cylinder and the cable with the insulating cylinder.
[0014]
According to this method, the waterproof protective layer can be covered on the insulating cylinder by a simple operation of moving the outer core and the inner core in the cable axial direction.
[0015]
The connecting member includes an inner core, an outer core fitted on the outer side of the inner core, and a waterproof protective layer. One end side of the waterproof protective layer is fitted on the outer side of the inner core, and is folded back. The other end side of this is fitted to the outside of the outer core.
[0016]
Here, the inner core has an inner diameter that is equal to or slightly smaller than the outer diameter of the large-diameter portion to be coated, and in the waterproof protective layer, the turning point at which the outer diameter becomes smaller is the folding position, and this folding position is almost at the end of the inner core. It is preferable to make it correspond. With this configuration, it is possible to cover the change of the diameter of the waterproof cylinder in correspondence to the change of the diameter of the insulating cylinder.
[0017]
Furthermore, if a plurality of grooves extending from one end to the other end are formed in each of the inner and outer cores, the core is removed in the outer peripheral direction of the cable by removing a part of each of the inner and outer cores sandwiched by the grooves as a broken fragment. be able to.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below.
Example 1
1-4 is explanatory drawing of this invention assembly method. In this assembling method, as shown in FIG. 1, the connecting portion is configured by inserting the
[0019]
The insulating cylinder 1 is a cylindrical body having both ends tapered, and includes an inner
[0020]
On the other hand, the cable ends 2A and 2B are stripped of the covering so that the
[0021]
The cable ends 2A and 2B are inserted from both sides of the insulating cylinder 1 (FIG. 2), and the
[0022]
Next, the insulating tape is wound around the
[0023]
Thereafter, the waterproof
[0024]
The
[0025]
In the above assembly method, the cable ends 2A and 2B are inserted from both sides of the insulating cylinder 1, so that the insulating cylinder is released to one side of the cable as in the case of using a conventional diameter-expanded insulating cylinder. There is no need to keep it. In addition, the method of the present invention requires that the waterproof protective layer attached to the core instead of the insulating cylinder is allowed to escape to one side of the cable, but the waterproof protective layer is configured to be rolled up and wound around the outer peripheral side. Therefore, the length in the axial direction is short, and the distance required for escape is much shorter than when the insulation cylinder itself is escaped. In addition, unlike the tape winding, the waterproof protective layer is an integral member, so there is no gap and high waterproofness can be easily realized.
[0026]
In this case, the waterproof protective layer was fitted on the outer periphery of the core, and the cable end was released on one cable in advance before being inserted into the insulating cylinder, but the core was fitted on the outer periphery of the insulating cylinder from the beginning. A waterproof protective layer may be attached to the outer periphery. In this case, since there is no cable connecting member that escapes on one of the cables, the formation of the connecting portion can be easily performed even when the work space is narrower.
[0027]
In addition, as shown in FIG. 5, the waterproof protective layer may be divided into two and two short waterproof protective layers may be used. This uses the
[0028]
The combination of the first and
[0029]
(Example 2)
Next, a method for assembling a cable connection portion using a connection member in which a waterproof protective layer is fitted to a double core will be described. Also in this assembling method, the configuration of the insulating cylinder and the point of forming the connecting portion by attaching the male metal fitting / female metal fitting to the cable end and inserting from both sides of the insulating cylinder are the same as in the first embodiment. .
[0030]
7A is a partial cross-sectional view of the waterproof
[0031]
Next, the inner (outer) core 51 (52) into which the waterproof
[0032]
Two pairs of
[0033]
In this example, two pairs of
[0034]
The arrangement method of the
[0035]
The strength of the location where each
[0036]
Such a waterproof
[0037]
Here, the inner diameter of the
[0038]
A method for assembling the cable connecting portion of the present invention using such a connecting member will be described.
First, the
[0039]
Next, as shown in FIG. 2 and FIG. 3, the cable ends 2A and 2B are inserted into the insulating cylinder, the male metal fitting 20 and the female metal fitting 21 are connected to each other, and the insulating tape is wound into a taper shape for insulation. The
[0040]
Thereafter, the connecting member that has escaped to the cable base side is pulled back to one end side of the insulating cylinder 1. At this time, the
[0041]
Here, the
[0042]
Next, the
[0043]
Then, the inner (outer) core 51 (52) that is penetrated by the cable is removed. At that time, if the
[0044]
At this stage, since only one end side of the insulating cylinder is covered with the waterproof protective layer, the other end side is similarly covered with the waterproof
[0045]
According to this assembling method, the waterproof
[0046]
In addition, in this example, the waterproof
[0047]
【The invention's effect】
As described above, according to the assembling method of the present invention, it is not necessary to let the insulating cylinder escape to one side of the cable by adopting a method of inserting the cable end from both sides of the insulating cylinder. In addition, the waterproof protective layer is rolled up on the outer peripheral side and held in a folded or folded state, so the axial length is very short, even if you let it escape to one of the cables, The necessary distance can be shortened as much as possible. Therefore, the cable connection portion can be easily formed even in a narrow work space.
[0048]
Further, the cable connecting member of the present invention can be optimally used for the above assembly method.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view of an assembling method of the present invention showing a state before inserting a cable end into an insulating cylinder.
FIG. 2 is an explanatory view of the assembling method of the present invention showing a state after inserting a cable end into an insulating cylinder.
FIG. 3 is an explanatory view of the assembling method of the present invention showing a state where a waterproof protection layer in a wound state is located on the outer periphery of the insulating cylinder.
FIG. 4 is an explanatory view of the assembling method of the present invention showing a state in which the outer periphery of an insulating cylinder is covered with a waterproof protective layer.
FIG. 5 is an explanatory view of the assembling method of the present invention showing a state in which the waterproof protective layer divided into two parts is wound around the outer periphery of the insulating cylinder.
FIG. 6 is an explanatory view of the assembling method of the present invention showing a state where the outer periphery of an insulating cylinder is covered with a waterproof protective layer divided into two.
7A is a partial cross-sectional view of a waterproof protective layer used in the assembling method of the present invention, and FIG. 7B is an end view.
8A is a side view of the inner and outer cores used in the assembling method of the present invention, and FIG. 8B is an end view.
FIG. 9 is a cross-sectional view of a connecting member of the present invention using an inner and outer double core.
FIG. 10 is an explanatory diagram of a method for assembling the cable connecting portion showing a state in which the outer core is moved in the axial direction.
[Explanation of symbols]
1 Insulating
11
21
30 Insulating tape wound
36
43 2nd waterproof
51B, 52B Remaining 53
Claims (3)
内コアの外側にはめ込まれる円筒の外コアと、
太径部と細径部とがある被覆対象に被される円筒体の防水保護層とを具え、
この防水保護層の一端側が内コアの外側にはめ込まれ、かつ折り返した防水保護層の他端側が外コアの外側にはめ込まれると共に、
内コアを被覆対象側に移動させたときに内コアが被覆対象の太径部に当接した位置で保持されるように、内コアの内径が被覆対象の太径部の外径と同等か若干小さく、
防水保護層において、外径が小さくなる変わり目を折り返し位置とし、この折り返し位置と内コアの端部とがほぼ対応されてなることを特徴とするケーブル接続部材。 A cylindrical inner core;
A cylindrical outer core fitted to the outside of the inner core;
Comprising a cylindrical water-proof protective layer covering a covering object having a large-diameter portion and a small-diameter portion;
One end side of this waterproof protection layer is fitted to the outside of the inner core, and the other end side of the folded waterproof protection layer is fitted to the outside of the outer core,
Whether the inner core has the same inner diameter as the outer diameter of the coating target so that when the inner core is moved to the coating target, the inner core is held in contact with the coating target Slightly smaller,
A cable connecting member characterized in that, in the waterproof protective layer, a turning point at which the outer diameter becomes small is set as a folding position, and the folding position and the end portion of the inner core substantially correspond to each other.
一方のケーブル端部に雄金具を装着する工程と、
他方のケーブル端部に雌金具を装着する工程と、
絶縁筒内に両ケーブル端部を差し込んで雄金具と雌金具とを接続する工程と、
請求項1又は2に記載のケーブル接続部材を用意し、この内コアをケーブルの外側にはめ込んだ状態で絶縁筒の一端側に接続部材を移動して、内コアを絶縁筒の太径部に当接させる工程と、
内コアを絶縁筒の太径部に当接させた状態で、外コアを絶縁筒の他端側に移動して、防水保護層の一部を絶縁筒に被覆する工程と、
内コアをケーブル根元側に引き抜いて、防水保護層の残部で、絶縁筒およびケーブルにおける絶縁筒との近接個所を覆う工程とを含むことを特徴とするケーブル接続部の組み立て方法。In the method of assembling the cable connection part formed by inserting the cable end from both ends of the insulating cylinder,
Attaching a male fitting to one cable end; and
Attaching a female fitting to the other cable end; and
Inserting both cable ends into an insulating cylinder and connecting the male and female brackets;
A cable connecting member according to claim 1 or 2 is prepared, and the connecting member is moved to one end side of the insulating cylinder in a state where the inner core is fitted to the outside of the cable, and the inner core is moved to the large diameter portion of the insulating cylinder. A contact process;
In a state where the inner core is in contact with the large diameter portion of the insulating cylinder, the outer core is moved to the other end side of the insulating cylinder, and a part of the waterproof protective layer is coated on the insulating cylinder;
A method of assembling the cable connecting portion, comprising: pulling out the inner core to the cable root side and covering the vicinity of the insulating tube and the insulating tube in the cable with the remaining part of the waterproof protective layer .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32326099A JP4403569B2 (en) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | Method of assembling cable connecting portion and cable connecting member |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32326099A JP4403569B2 (en) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | Method of assembling cable connecting portion and cable connecting member |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001145250A JP2001145250A (en) | 2001-05-25 |
JP4403569B2 true JP4403569B2 (en) | 2010-01-27 |
Family
ID=18152816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32326099A Expired - Lifetime JP4403569B2 (en) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | Method of assembling cable connecting portion and cable connecting member |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4403569B2 (en) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BRPI1005347B1 (en) * | 2009-02-05 | 2021-02-17 | 3M Innovative Propereties Company | set and item |
JP5469017B2 (en) * | 2010-08-25 | 2014-04-09 | 株式会社ビスキャス | Attaching tool for cold shrink tube and how to wear cold shrink tube |
JP2014027791A (en) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Viscas Corp | Normal temperature shrinking rubber unit, and electric power cable connection structure |
JP6566613B2 (en) | 2014-07-28 | 2019-08-28 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | Coating processing tool and coating processing method |
-
1999
- 1999-11-12 JP JP32326099A patent/JP4403569B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001145250A (en) | 2001-05-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7033212B2 (en) | High voltage cable joint structure | |
CN101438461B (en) | Tubular terminal for a cable | |
JP5497143B1 (en) | Connection sleeve | |
JP4403569B2 (en) | Method of assembling cable connecting portion and cable connecting member | |
JP6823941B2 (en) | Cable branch structure and coating treatment tool | |
JP2022103987A (en) | Cable connection structure, cable connection member, inner cold shrink tube, and outer cold shrink tube | |
JPH11176527A (en) | Connector connection structure | |
JP2014166010A (en) | Of cable connection part | |
JP2001231123A (en) | Water-tight normal temeperature thermo-shrink insulation cylinder and cable connector using the same | |
JPH1169594A (en) | Insulated wire room-temperature heat shrinkable cover | |
JP6628098B2 (en) | Grounding structure of shielded wires | |
JP2761630B2 (en) | Terminal cap for underline | |
JP7479341B2 (en) | Cable end structure and method for forming same | |
JP6089010B2 (en) | Power cable connecting apparatus and power cable connecting method | |
JP2000341846A (en) | Power cable connecting part | |
JP4265706B2 (en) | Insulation cover covered compression sleeve | |
JP2584870Y2 (en) | Cable straight connection | |
JP2008177120A (en) | Connection method and structure of shield pipe and braided wire | |
JPH0717230Y2 (en) | Cable connection | |
JP2002027627A (en) | Conductor connection tube and power cable joint using the connection tube | |
JPH035089Y2 (en) | ||
JP3389169B2 (en) | Cable connection part and connection method | |
JP2577665Y2 (en) | Cable connection | |
JPH0231983Y2 (en) | ||
JP5496592B2 (en) | Underground cable connection protection tube |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061110 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081202 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090126 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090325 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090603 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090713 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091009 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091023 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4403569 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131113 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |