JP4400203B2 - 鋼製環状部材の焼入方法 - Google Patents

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本発明は、転がり軸受の軌道輪として使用される鋼製環状部材の焼入方法に関する。
一般に、転がり軸受の軌道輪として使用される鋼製環状部材はSUJ2(JIS G 4805)から形成されており、このような鋼製環状部材を転がり軸受の軌道輪として使用するためには、必要な硬さを得るために、焼入を鋼製環状部材に施す必要がある。しかし、鋼製環状部材を焼入する場合、従来では、「鋼の熱処理」日本鉄鋼協会、丸善(株)、1969年10月1発行、p429に記載されているように、焼入温度を800〜840℃に設定し、かつ焼入冷却剤として油を使用しているため、有効な冷却能力が得られる反面、焼入冷却中に蒸気膜が発生する。このため、均一な冷却が得られず、鋼製環状部材に変形が生じ易くなる。
また、焼入が終了した後は、図10に示すように、鋼製環状部材1に付着した焼入油11を洗浄液12で除去する必要があり、焼戻し工程では洗浄工程で除去しきれなかった油分がガス化するため、ガス化した油分によって作業環境が汚染されるという問題がある。さらに、定期的な清掃点検を怠った場合には、火災等の発生原因にもなりかねない。そこで、熱処理による変形や焼入油による環境汚染などを抑制するために、焼入冷却剤として高圧ガスを用いた焼入方法が提案されている(特許文献1及び2参照)。
特許第3017303号明細書 特開2002−155314号公報
しかしながら、焼入冷却剤として高圧ガスを用いると、真空状態や高圧状態を維持することのできる熱処理設備を必要とするだけでなく、熱処理設備に高圧ガスを供給する設備も必要とする。このため、焼入冷却剤として高圧ガスを用いた場合には、多大の設備費を必要とし、焼入コストを増大させる要因となる。また、鋼製環状部材の焼入を高圧状態で行なうため、大量の鋼製環状部材を連続的に焼入処理することが困難となる。このため、鋼製環状部材の焼入処理がバッチ処理となってしまい、処理効率が大きく低下する可能性がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、転がり軸受の軌道輪として使用される鋼製環状部材を低コストで且つ高効率で焼入することのできる鋼製環状部材の焼入方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、転がり軸受の軌道輪として使用され、0.8重量%以上1.2重量%以下のCと、0.15重量%以上0.5重量%以下のSiと、0.15重量%以上0.5重量%以下のMnと、1.2重量%以上2.0重量%以下のCrとを含み、かつ上記成分から算出される理想臨界直径値が3以上の有効肉厚比が8%以下である鋼製環状部材を焼入れする方法であって、前記鋼製環状部材を840℃を超える焼入温度まで加熱した後、10m/sec以上30m/sec以下の焼入冷却風により前記鋼製環状部材を大気圧中で焼入冷却することを特徴とする
本発明に係る鋼製環状部材の焼入方法によれば、鋼製環状部材を焼入冷却する際に真空状態や高圧状態を維持したりする必要がないので、転がり軸受の軌道輪として使用される鋼製環状部材を低コストで且つ高効率で焼入することができる。
本発明に係る鋼製環状部材の焼入方法を説明する前に、本発明を完成するに至った経緯について説明する。
本発明者らは、転がり軸受の軌道輪材料として最も多く用いられているSUJ2相当材を使用し、高圧ガスによる焼入実験を行った。その結果、次のような知見を得た。
1.現状の高圧ガス冷炉は、図8に示すように、鋼製環状部材1をヒータ5で加熱する加熱室13と加熱された鋼製環状部材1を冷却ファン14で冷却する冷却室15とが共用されるタイプと、加熱室13と冷却室15とが分かれているタイプがあるが、炉壁やヒータ等まで冷却しない分、後者のタイプのほうが高い冷却能を示す。
2.加熱室と冷却室とが分かれているタイプで鋼製環状部材を高圧ガスで焼入冷却する場合、図9(a)に示すように、少量で焼き入れる場合に比べ、図9(b)に示すように、通常の量産スタイルでトレー16を重ねた場合は焼入冷却能が低下する。
3.高圧ガスとして窒素ガスを使用し、5〜10barのガス圧条件でSUJ2材を焼入冷却した場合、肉厚が厚いものは焼きが入らない場合があった。従って、SUJ2材で高圧焼入を適用する場合には肉厚の選定が必要となる。
4.高圧ガスとして窒素ガスを使用し、5〜10barのガス圧条件でSUJ2材を焼入冷却した場合、同じSUJ2材であっても材料成分のばらつきで焼きが入らない場合があった。従って、SUJ2材で高圧焼入を適用する場合には、材料成分のばらつきで焼入性が低下しないようにする必要がある。
上記の知見から本発明者らは、SUJ2相当材を高圧ガスで焼入冷却する場合の条件を検討した結果、焼入冷却剤として高圧ガスを用いた場合には、図9(a)に示すような少量処理は可能であるが、処理コストが高くなってしまうことを防ぐことができないとの結論に達した。そこで、本発明者らは常圧でのガス冷却技術に着目し、常圧でのガス冷却技術に関して種々の実験を行った。その結果、転がり軸受の軌道輪材料に最も多く使用されているSUJ2相当材を十分な硬さに焼入するためには、
(1)軌道輪として使用される鋼製環状部材の炭素含有量が0.8重量%以上1.2重量%以下であること、
(2)軌道輪として使用される鋼製環状部材のSi含有量が0.15重量%以上0.5重量%以下であること、
(3)軌道輪として使用される鋼製環状部材のMn含有量が0.15重量%以上0.5重量%以下であること、
(4)軌道輪として使用される鋼製環状部材のCr含有量が1.2重量%以上2.0重量%以下であること、
(5)上記成分から算出される鋼製環状部材の理想臨界直径値DIが3以上であること、
(6)軌道輪として使用される鋼製環状部材の有効肉厚比Fが8%以下であること、
(7)軌道輪として使用される鋼製環状部材の焼入温度が840℃を超える温度であること、
(8)軌道輪として使用される鋼製環状部材を10m/sec以上の焼入冷却風により大気圧中で焼入冷却すること、
の条件が必要であるとの知見を得た。
ここで、鋼製環状部材の炭素含有量の下限値を0.8重量%とした理由は、炭素含有量が0.8重量%を下回ると、図2に示すように、転がり軸受の寿命が大きく低下するためである。また、炭素含有量の上限値を1.2重量%とした理由は、炭素含有量が1.2重量%を超えると製鋼過程で巨大炭化物が析出し、図2に示すように、転がり軸受の寿命が大きく低下するためである。
なお、図2は表1に示す組成の鋼製環状部材を焼入温度:870〜890℃、加熱時間:25〜35分、焼入冷風速度:15m/sec、焼戻し温度:160〜180℃、焼戻し時間:90〜120分の熱処理条件で焼入処理を行った後、これを深溝玉軸受6806(JIS B 1513)の軌道輪として用い、使用試験機名:日本精工(株)製玉軸受寿命試験機、試験荷重:P/C=0.5、軸受回転数:3000min-1、試験温度:50〜100℃、潤滑油:RO♯68タービン油の試験条件で寿命試験を行った試験結果を示している。具体的には、各試験軸受を10個ずつ用いて寿命試験を行ない、試験軸受の振動値が初期振動値の2倍になるまでの時間を測定し、その測定値を基に10%の破損寿命をワイブル関数分布により算出した結果を示している。また、図2の縦軸は表1にNo.2で示す鋼製環状部材を軌道輪として用いたときの軸受寿命を1とした場合の寿命比を示している。
Figure 0004400203
鋼製環状部材のSi含有量の下限値を0.15重量%とした理由は、Siは焼戻し抵抗性を高め、転がり寿命に有効であるが、Si含有量が0.15重量%を下回ると有効な焼入性が得られないためである。また、Si含有量の上限値を0.5重量%とした理由は、Si含有量が0.5重量%を超えると冷間加工性が大きく低下したり、粒界酸化層や脱炭量が増加する傾向を示したりするためである。
鋼製環状部材Mn含有量の下限値を0.15重量5とした理由は、Mnは焼入性を向上させる元素であるが、Mn含有量が0.15重量%を下回ると有効な焼入性が得られないためである。また、Mn含有量の上限値を0.5重量%とした理由は、Mn含有量が0.5重量%を超えると冷間加工や熱間加工に悪影響を及ぼす傾向があるためである。
鋼製環状部材のCr含有量の下限値を1.2重量%とした理由は、Crは焼入性向上および焼戻し軟化抵抗性向上など基地を強化する元素であるが、Cr含有量が1.2重量%を下回ると転がり寿命が大きく低下するためである。また、Cr含有量の上限値を2.0重量%とした理由は、Cr含有量が2.0重量%を超えると製鋼過程で巨大炭化物が析出し、転がり軸受の寿命が大きく低下するためである。
鋼製環状部材の理想臨界直径値DI(ジョミニーインデックス)を3以上とした理由は、理想臨界直径値DIが3を下回ると、図3に示すように、転がり軸受の寿命が大きく低下するためである。なお、理想臨界直径値は焼入性を表す1つのパラメータであって、芯部まで50%のマルテンサイト組織で構成することのできる直径の臨界値を示しており、一般的には次式で表される(「鉄の熱処理」改定5版、(1989)、p24〜28参照)。
DI=〔基本(C鋼)のDi〕×fSi×fMn×fNi×fCr ‥‥(1)
ここで、fX(Xは各合金元素)は焼入倍数であり、本発明においては、これらの情報を基に独自に定義した下記の式(2)を用いてDI値を算出した。その算出値を表1に併記する。
DI=(0.2×C%+0.14)×(0.64×Si%+1)×(4.1×Mn%+1)×(2.33×Cr%+1) ‥‥(2)
鋼製環状部材の有効肉厚比Fを8%以下とした理由は、有効肉厚比Fが8%を超えると、表2及び図4に示すように、鋼製環状部材の平均硬さ(端面が鏡面研磨された10個の鋼製環状部材の表面硬さをビッカース硬さ計で測定し、その測定値を平均化した硬さ)が大きく低下し、転がり軸受の軌道輪として必要な硬さが得られないためである。
Figure 0004400203
なお、表2及び図4は表1にNo.2で示す鋼製環状部材の有効肉厚比Fを3.33%〜8.55%の範囲で変化させたときの表面硬さをビッカース硬さ計で測定し、その平均硬さと有効肉厚比との関係を示している。また、有効肉厚比Fは、図7に示すように、鋼製環状部材の有効外径をD、鋼製環状部材の有効肉厚をTとすると、次式で表される。
F=(T/D)×100 ‥‥(2)
但し、T=t1−((t1−t2)/4)
1:最大肉厚
2:最小肉厚
鋼製環状部材の焼入温度を840℃より高い温度とした理由は、図5に示すように、焼入温度が840℃以下になると、表3及び図5に示すように、平均硬さが大きく低下し、転がり軸受の軌道輪として必要な硬さが得られないためであり、安定した焼入硬さを得るためには、焼入温度を880℃以上にすることが望ましい。
Figure 0004400203
なお、表3及び図5は表1にNo.2で示す鋼製環状部材の焼入温度を820〜920℃の範囲で変化させたときの表面硬さをビッカース硬さ計で測定し、その平均硬さと焼入温度との関係を示している。
鋼製環状部材を大気圧中で焼入冷却する焼入冷却風の速度を10m/sec以上とした理由は、焼入冷却風の速度が10m/secを下回ると、表4及び図6に示すように、平均硬さが大きく低下し、転がり軸受の軌道輪として必要な硬さが得られないためである。
Figure 0004400203
なお、表4及び図6は表1にNo.2で示す鋼製環状部材を5m/sec〜30m/secの焼入冷却風で焼入冷却したときの表面硬さをビッカース硬さ計で測定し、その平均硬さと焼入冷却風の速度との関係を示している。
図1に、本発明に係る鋼製環状部材の焼入方法で使用される熱処理設備の一例を示す。同図において、符号1は鋼製環状部材、2は加熱炉を示しており、この加熱炉2の内部には、シュート3から炉内に搬入された鋼製環状部材1を加熱炉2の出口に搬送するコンベヤ4が設けられていると共に、コンベヤ4上に置かれた鋼製環状部材1を加熱するヒータ5が設けられている。また、符号6はコンベヤ4により加熱炉2の出口に搬送された鋼製環状部材1を冷却炉7に投入するシュートを示しており、冷却炉7の内部には、シュート6から炉内に搬入された鋼製環状部材1を冷却炉7の出口に搬送するコンベヤ8が設けられていると共に、コンベヤ8上に載置された鋼製環状部材1に10m/sec以上の焼入冷却風9を送風する送風機10が設けられている。
このように構成される熱処理設備を用いて鋼製環状部材1を焼入する場合は、先ず、鋼製環状部材1を加熱炉2で840℃を超える温度まで加熱する。次に、鋼製環状部材1を冷却炉7に搬送し、10m/sec以上の焼入冷却風9により大気圧中で焼入冷却する。
このように、0.8重量%以上1.2重量%以下のCと、0.15重量%以上0.5重量%以下のSiと、0.15重量%以上0.5重量%以下のMnと、1.2重量%以上2.0重量%以下のCrとを含み、かつ上記成分から算出される理想臨界直径値が3以上の鋼製環状部材を所定の焼入温度まで加熱した後、10m/sec以上の焼入冷却風により前記鋼製環状部材を大気圧中で焼入冷却することで、焼入冷却剤として高圧ガスを用いた場合のように、鋼製環状部材1を焼入冷却する際に真空状態や高圧状態を維持したりする必要がないので、転がり軸受の軌道輪として使用される鋼製環状部材1を低コストで且つ高効率で焼入することができる。
なお、上述した実施形態では、焼入性の不足や寿命の低下を防ぐために、鋼製環状部材の理想臨界直径値を3以上としたが、安定して高い寿命を得るためには、理想臨界直径値を4以上とすることが好ましい。また、理想臨界直径値は高ければ高いほど有利な条件となるが、必要以上に理想臨界直径値を高くするとCrやMoを多量に添加する必要性が生じ、コスト高となるため、SUJ2相当材の場合には、理想臨界直径値を9以下とすることが好ましい。
さらに、上述した実施形態では、焼入性の不足や不完全焼入組織の出現を防ぐために、鋼製環状部材の有効平均肉厚比を8%以下としたが、安定した高い硬さを得るためには、鋼製環状部材の有効平均肉厚比を5%以下とすることが好ましい。また、上述した実施形態では、焼入性の不足や不完全焼入組織の出現を防ぐために、焼入冷却風の速度を10m/sec以上としたが、安定した高い硬さを得るためには、焼入冷却風の速度を15m/sec以上とすることが好ましい。
本発明に係る鋼製環状部材の焼入方法で使用される熱処理設備の一例を示す概略図である。 鋼製環状部材の炭素含有量と転がり軸受の寿命との関係を示す図である。 鋼製環状部材の理想臨界直径値と転がり軸受の寿命との関係を示す図である。 鋼製環状部材の有効肉厚比と焼入後の平均硬さとの関係を示す図である。 鋼製環状部材の焼入温度と焼入後の平均硬さとの関係を示す図である。 鋼製環状部材を冷却風で焼入冷却した場合の冷風速度と焼入後の平均硬さとの関係を示す図である。 転がり軸受の軌道輪として使用される鋼製環状部材の断面図である。 焼入冷却剤として高圧ガスを使用した熱処理設備の概略をタイプ別に示す図である。 焼入冷却剤として高圧ガスを使用した場合の問題点を説明するための説明図である。 焼入冷却剤として焼入油を使用した熱処理設備の概略図である。
符号の説明
1 鋼製環状部材
2 加熱炉
3 シュート
4 コンベヤ
5 ヒータ
6 シュート
7 冷却炉
8 コンベヤ
9 焼入冷却風
10 送風機
11 焼入油
12 洗浄液
13 加熱室
14 冷却ファン
15 冷却室
16 トレー

Claims (1)

  1. 転がり軸受の軌道輪として使用され、0.8重量%以上1.2重量%以下のCと、0.15重量%以上0.5重量%以下のSiと、0.15重量%以上0.5重量%以下のMnと、1.2重量%以上2.0重量%以下のCrとを含み、かつ上記成分から算出される理想臨界直径値が3以上の有効肉厚比が8%以下である鋼製環状部材を焼入れする方法であって、前記鋼製環状部材を840℃を超える焼入温度まで加熱した後、10m/sec以上30m/sec以下の焼入冷却風により前記鋼製環状部材を大気圧中で焼入冷却することを特徴とする鋼製環状部材の焼入方法。
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