JP4395683B2 - 信号処理回路 - Google Patents

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  • Communication Control (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタルシリアルインタフェースに用いられる信号処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、マルチメディア・データ転送のためのインタフェースとして、高速データ転送、リアルタイム転送を実現するIEEE(The Institute of Electricaland Electronic Engineers) 1394、High Performance Sirial Busが規格化された。
【0003】
このIEEE1394シリアルインタフェースのデータ転送には、従来のRequest,Acknowledge の要求、受信確認を行うアシンクロナス(Asynchronous) 転送と、あるノードから125μsに1回必ずデータが送られるアイソクロナス(Isochronous) 転送がある。
【0004】
このように、2つの転送モードを有するIEEE1394シリアルインタフェースでのデータは、パケット単位で転送が行われる。
そして、IEEE1394規格では、取り扱う最小データの単位は1クワドレット(quadlet) (=4バイト=32ビット)である。
【0005】
パケットの送受信を行うIEEE1394シリアルインタフェースの信号処理回路は、図8に示すように、主としてIEEE1394シリアルインタフェースバスBSを直接ドライブするフィジカル・レイヤ回路1と、フィジカル・レイヤ回路1のデータ転送をコントロールするリンク・レイヤ回路2とにより構成される。
なお、フィジカル・レイヤ回路1とリンク・レイヤ回路2とは、それぞれ個別のLSIとして実用に供されている。
そして、リンク・レイヤ回路2には、PCI(Personal Computer Interface)やMPEGトランスポータ(Transporter) 、DVCR(Digital Video Cassette Recorder) 等のアプリケーション側回路3が接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、PCI Mobile Design Guideには、CLKRUN#という信号(クロックラン信号)が規定されている。
PCIバスに接続されるデバイスは、いわゆるPCIマスタ時に、このCLKRUN#信号をローレベルに設定することにより、クロック供給源であるセントラルリソース(Central Resource)にPCIクロックを要求する。
逆に、PCIクロックを必要としないときには、CLKRUN#信号をハイレベルに設定することにより、セントラルリソースにPCIクロックが不要である旨を知らせる。
そして、セントラルリソースは、同一のPCIバス上にある全てのCLKRUN#信号がローアサート(low assert)していないことを確認して、PCIクロックを停止することができる。
このCLKRUN#信号を用いたクロック供給を制御する方法は、現在のモバイルPCにおいて、消費電力削減に有効な方法である。
【0007】
ところが、いままでIEEE1394デバイスをコントロールするIEEE1394−PCI用リンク・レイヤ回路には、CLKRUN#信号をアサートする有効なトリガがなく、PCにIEEE1394デバイスが接続されていない状態でも、クロックを要求し続け、無駄な電力を消費していた。
【0008】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、無駄な電力消費を防止できるPCI用の信号処理回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、PCI(Personal Computer Interface) バスとシリアルインタフェースバス間に接続され、両バスに対するデータの調停を行い、かつ規定されたクロックラン信号を第1のレベルに設定することにより、PC側のクロック供給源にクロックを要求し、クロックラン信号を第2のレベルに設定することにより上記クロック供給源にクロックが不要である旨を報知する信号処理回路であって、上記シリアルインタフェースバスが接続されているか否かをモニタし、シリアルインタフェースバスが接続されていないと判断した場合には、上記クロックラン信号を第2のレベルに設定してクロックの要求を停止する制御手段と、少なくともイネーブルクロックランビットおよびリンクオンビットを含む制御レジスタと、を有し、上記制御手段は、シリアルインタフェースバスが接続されていないと判断した場合を除く、上記クロックラン信号への対応は第1のモード、第2のモード、および第3のモードに対応して行い、上記第1モードでは、チップリセット後、上記制御レジスタのイネーブルクロックランビットがセットされるまで、上記クロックラン信号の制御に参加せず、上記第2モードでは、上記制御レジスタのイネーブルクロックランビットがセットされ、上記リンクオンビットはリセットされ、上記制御手段は、アクセスを受けると、内部プロセスを完了するために、クロック入力を複数クロックサイクル以上アクティブにすることを要求し、バスサイクルの終端で上記クロックラン信号を監視し、上記クロックラン信号が第2のレベルであれば、さらに複数クロックの間、上記クロックラン信号を第1のレベルに駆動して、この追加の周期の間クロックを提供するように、上記クロック供給源に要求し、上記第3モードでは、上記制御レジスタのイネーブルクロックランビットがセットされ、リンクオンビットもセットされ、上記制御手段は、上記クロック供給源がクロックを維持するように要求するために、上記クロックラン信号を間断なく監視し、第2のレベル状態でクロックラン信号をサンプリングしたときに、複数クロックの間、クロックラン信号を第1のレベルに駆動した上でクロックを解放する
【0010】
また、本発明は、PCI(Personal Computer Interface) バスとシリアルインタフェースバス間に接続され、両バスに対するデータの調停を行い、かつ規定されたクロックラン信号を第1のレベルに設定することにより、PC側のクロック供給源にクロックを要求し、クロックラン信号を第2のレベルに設定することにより上記クロック供給源にクロックが不要である旨を報知する信号処理回路であって、上記シリアルインタフェースバスが接続可能で、シリアルインタフェースバスが接続されているか否かをモニタし、シリアルインタフェースバスが接続されていないと判断した場合には、接続されていないことを示す非接続信号を生成するフィジカル・レイヤ回路と、上記PCIバスが接続され、フィジカル・レイヤ回路とのデータの授受を行い、上記非接続信号を受けると、上記クロックラン信号を第2のレベルに設定してクロックの要求を停止するクロック制御回路を含むリンク・レイヤ回路と、を有し、上記リンク・レイヤ回路は、少なくともイネーブルクロックランビットおよびリンクオンビットを含む制御レジスタと、を有し、上記クロック制御回路は、シリアルインタフェースバスが接続されていないと判断した場合を除く、上記クロックラン信号への対応は第1のモード、第2のモード、および第3のモードに対応して行い、上記第1モードでは、チップリセット後、上記制御レジスタのイネーブルクロックランビットがセットされるまで、上記クロックラン信号の制御に参加せず、上記第2モードでは、上記制御レジスタのイネーブルクロックランビットがセットされ、上記リンクオンビットはリセットされ、上記クロック制御回路は、アクセスを受けると、内部プロセスを完了するために、クロック入力を複数クロックサイクル以上アクティブにすることを要求し、バスサイクルの終端で上記クロックラン信号を監視し、上記クロックラン信号が第2のレベルであれば、さらに複数クロックの間、上記クロックラン信号を第1のレベルに駆動して、この追加の周期の間クロックを提供するように、上記クロック供給源に要求し、上記第3モードでは、上記制御レジスタのイネーブルクロックランビットがセットされ、リンクオンビットもセットされ、上記クロック制御回路は、上記クロック供給源がクロックを維持するように要求するために、上記クロックラン信号を間断なく監視し、第2のレベル状態でクロックラン信号をサンプリングしたときに、複数クロックの間、クロックラン信号を第1のレベルに駆動した上でクロックを解放する
【0011】
また、本発明では、上記フィジカル・レイヤ回路は、あらかじめ決められた許容範囲内で固有の制御タイミングを有し、上記シリアルインタフェースバスにパケットデータを送出し、上記リンク・レイヤ回路は、制御タイミングデータを設定可能な保持回路を有し、PCIバスからのデータを受けてパケットデータを生成し、生成したパケットデータを上記保持回路に設定された制御タイミングデータに基づくタイミングで上記フィジカル・レイヤ回路に送信する。
【0012】
本発明によれば、たとえばフィジカル・レイヤ回路においては、IEEE1394シリアルインタフェースバスの接続状態がモニタされており、IEEE1394シリアルインタフェースバスケーブルが接続ノードに接続されていない場合には、その旨を示す非接続信号が生成されて、リンク・レイヤ回路のクロック制御回路に送出される。
クロック制御回路では、フィジカル・レイヤ回路からの非接続信号を受信すると、IEEE1394シリアルインタフェースバスケーブルがフィジカル・レイヤ回路の接続ノードに接続されていないものとして判断されて、規定されているクロックラン(CLKRUN#)信号が第2のレベル、たとえばハイレベルに設定され、セントラルリソースにクロックが不要である旨が報知される。
これにより、IEEE1394シリアルインタフェースバスケーブルがフィジカル・レイヤ回路の接続ノードに接続されていない場合においては、クロックの要求が停止されることから、不要な電力消費が抑制される。
【0013】
一方、フィジカル・レイヤ回路においては、IEEE1394シリアルインタフェースバスケーブルが接続ノードに接続されている場合には、非接続信号は生成されず、非接続信号は非アクティブ状態に設定される。
これにより、リンク・レイヤ回路のクロック制御回路では、IEEE1394シリアルインタフェースバスケーブルがフィジカル・レイヤ回路の接続ノードに接続されているものとして判断されて、クロックラン(CLKRUN#)信号が第1のレベル、たとえばローレベルに設定され、セントラルリソースにクロックが要求される。
これにより、セントラルリソースからリンク・レイヤ回路にPCIクロックが供給される。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、IEEE1394シリアルインタフェースに適用される本発明に係るPCI用信号処理回路の一実施形態を示すブロック構成図、図2は、図1のリンク・レイヤ回路の具体的な構成例を示すブロック構成図である。
【0015】
この信号処理回路10は、フィジカル・レイヤ回路11、およびリンク・レイヤ回路12により構成されている。
そして、フィジカル・レイヤ回路11にはIEEE1394シリアルインタフェースバスBSが接続され、リンク・レイヤ回路12には、PCIバスが接続されている。
なお、フィジカル・レイヤ回路11とリンク・レイヤ回路12とは、それぞれ個別のLSIとして形成されている。
【0016】
フィジカル・レイヤ回路(PHY)11は、IEEE1394シリアルインタフェースバスBSを直接ドライブして、IEEE1394シリアルインタフェースバスBSへの各パケットの送出および伝搬されてきた各種パケットの受信を行う。
フィジカル・レイヤ回路11とリンク・レイヤ回路12間の通信は、主としてリクエスト(Request) 、ステイタス(Status)、送信(Transmit)、および受信(Receive) の4種類があり、その内容については後述する。
また、フィジカル・レイヤ回路11は、IEEE1394シリアルインタフェースバスBSの接続状態のモニタ機能を有しており、IEEE1394シリアルインタフェースバスケーブルが接続ノードに接続されていない場合に、その旨を示す非接続信号としてのCNA(Cable Not Connected)信号を生成してリンク・レイヤ回路12に送出する。
【0017】
リンク・レイヤ回路(Link)12は、アシンクロナス転送およびアイソクロナス転送の制御、並びにフィジカル・レイヤ回路11の制御を行う。
また、リンク・レイヤ回路12は、PCI Mobile Design Guideに指定されるCLKRUN#プロトコルに対応して、図示しないPCI側のセントラルリソース(クロックコントローラ)と通信する。
CLKRUN#は、オープンドレインの双方向信号で、リンク・レイヤ回路12は、非同期でCLKRUN#を有効にし、セントラルリソースにクロックの開始、加速、維持を要求する。そして、リンク・レイヤ回路12は、CLKRUN#信号の入力をクロックステータスとして監視する。
リンク・レイヤ回路12は、いわゆるPCIマスタ時に、このCLKRUN#信号をローレベルに設定することにより、クロック供給源であるセントラルリソースにPCIクロックを要求する。
また、リンク・レイヤ回路12は、PCIクロックを必要としないときには、CLKRUN#信号をハイレベルに設定することにより、セントラルリソースにPCIクロックが不要である旨を知らせる。
CLKRUN#信号をハイレベルに設定する場合には、フィジカル・レイヤ回路11からのCNA信号を受信した場合も含まれる。
【0018】
具体的には、リンク・レイヤ回路12は、図2に示すように、クロック制御回路(CLK CTL) 120、リンクコア(Link Core) 121、アシンクロナス通信の受信用DMA(Direct Memory Access)コントローラ(ARDMA)122、送信用DMAコントローラ(ATDMA)123、アイソクロナス通信の受信用DMAコントローラ(IRDMA)124、送信用DMAコントローラ(ITDMA)125、アシンクロナス通信およびアイソクロナス通信の受信用FIFO(RFIFO:FIFO;First-InFirst-Out) 126、アシンクロナス通信の送信用FIFO(ATFIFO)127、アイソクロナス通信の送信用FIFO(ITFIFO)128、制御レジスタ129、マスタバスインタフェース回路(MBIUMUX)130、内部バスインタフェース回路(INT BUS)131、およびPCIインタフェース回路(PCI INF)132を有している。
【0019】
図2の回路おいて、リンクコア121、DMAコントローラ122,123、FIFO126,127によりアシンクロナス通信系回路が構成される。
そして、リンクコア121、DMAコントローラ124,125、FIFO126,128によりアイソクロナス通信系回路が構成される。
【0020】
クロック制御回路120は、上述したようにPCI Mobile Design Guideに指定されるCLKRUN#プロトコルに対応して、このCLKRUN#信号をローレベルに設定することにより、PCIインタフェース回路132を介してクロック供給源であるセントラルリソースにPCIクロックを要求する。
また、PCIクロックを必要としないときには、CLKRUN#信号をハイレベルに設定することにより、PCIインタフェース回路132を介してセントラルリソースにPCIクロックが不要である旨を知らせる。
また、クロック制御回路120は、フィジカル・レイヤ回路11からのCNA信号を受信すると、IEEE1394シリアルインタフェースバスケーブルがフィジカル・レイヤ回路11の接続ノードに接続されていないものとして判断し、CLKRUN#信号をハイレベルに設定して、セントラルリソースにPCIクロックが不要である旨を知らせ、不要な電力消費を抑制する。
【0021】
なお、CNA信号を受けた場合を除く、クロック制御回路120を含むリンク・レイヤ回路12におけるCLKRUN#機能への対応の基本的な動作は、以下に説明するように3つのモードに対応して行われる。
【0022】
第1モード:チップリセット後、制御レジスタ129のイネーブルクロックRUNビットがセットされるまで、CLKRUN#の制御に参加しない。
【0023】
第2モード:制御レジスタ129のイネーブルクロックRUNビットがセットされるが、制御レジスタ129のリンクオンビットはリセットされる。リンク・レイヤ回路12はアクセスを受けると、常に内部プロセスを完了するために、たとえばクロック入力を4クロックサイクル以上アクティブにすることを要求する。クロック制御回路120は、バスサイクルの終端でCLKRUN#信号を監視する。
サンプリングを行ったときに、CLKRUN#信号がハイレベルであれば、クロック制御回路120は、さらに2クロックの間CLKRUN#信号をローレベルに駆動して、この追加の周期の間クロックを提供するように、セントラルリソースに要求する。これにより、バスサイクルに後続する内部プロセスを完了するための十分なクロックマージンを確保している。
【0024】
第3モード:制御レジスタ129のイネーブルクロックRUNビットがセットされ、リンクオンビットもセットされる。クロック制御回路120は、セントラルリソースが常にクロックを維持するように要求する。クロック制御回路120は、これを実行するためにCLKRUN#信号を間断なく監視する。クロック制御回路120は、ハイレベル状態でCLKRUN#信号をサンプリングしたときに常に、2クロックの間CLKRUN#信号をローレベルに駆動した上でクロックを解放する。
イネーブルクロックRUNビットおよびリンクオンビットがセットされている限り、このプロセスを継続する。
【0025】
リンクコア121は、アシンクロナス通信用パケットおよびアイソクロナス通信用パケットの送信回路、受信回路、これらパケットのIEEE1394シリアルバスBSを直接ドライブするフィジカル・レイヤ回路11とのインタフェース回路、125μs毎にリセットされるサイクルタイマ、サイクルモニタやCRC回路から構成されている。
そして、フィジカル・レイヤ回路11とのインタフェース回路は、たとえば電源投入時等に、外部の記憶回路等から読み出されて制御レジスタ129に設定された、リンク・レイヤ回路12とフィジカル・レイヤ回路11間のインタフェースバスLPBSに対する制御タイミングに基づいて、リンク・レイヤ回路12(リンクコア121)とフィジカル・レイヤ回路11間のパケットの送受信制御を行う。
【0026】
図3は、リンク・レイヤ回路12とフィジカル・レイヤ回路11間のインタフェースバスLPBS上で伝播される主だった信号を示す図であり、図4は、図3に示す各信号をドライブする回路(LinkまたはPHY)およびその内容を示す図である。
【0027】
D〔0:n〕は、リンク・レイヤ回路12とフィジカル・レイヤ回路11間で送受信されるデータである。
デバイスの最大速度でnの値は異なり、たとえば最大速度が100Mbps(Mega bit per second) の場合、2ビットデータでn=1(D〔0:1〕)、最大速度が200Mbpsの場合、4ビットデータでn=3(D〔0:3〕)、最大速度が400Mbpsの場合、8ビットデータでn=7(D〔0:7〕)である。
【0028】
Ctl〔0:1〕は、リンク・レイヤ回路12とフィジカル・レイヤ回路11間で送受信される2ビットの制御信号である。
フィジカル・レイヤ回路11とリンク・レイヤ回路12間の通信は、主としてリクエスト(Request) 、ステイタス(Status)、送信(Transmit)、および受信(Receive) の4種類があり、制御信号Ctl〔0:1〕の2ビットで規定される。そして、その内容は、フィジカル・レイヤ回路11が制御しているときと、リンク・レイヤ回路12、すなわちリンクコア120が制御しているときで異なる。
【0029】
図5に、フィジカル・レイヤ回路11が制御しているときの制御信号Ctl〔0:1〕の内容を示し、図6に、リンク・レイヤ回路12が制御しているときの制御信号Ctl〔0:1〕の内容を示す。
【0030】
フィジカル・レイヤ回路11が制御しているときは、図5に示すように、制御信号Ctl〔0:1〕の2ビットが「00」のきは、バスがアイドル(Idle)状態にあることを示す。
【0031】
制御信号Ctl〔0:1〕の2ビットが「01」のきは、ステイタスの通信状態であって、フィジカル・レイヤ回路(PHY)11がリンク・レイヤ回路(Link)12にステイタス情報を送っていることを示す。
【0032】
制御信号Ctl〔0:1〕の2ビットが「10」のきは、受信状態であって、フィジカル・レイヤ回路11がリンク・レイヤ回路12にパケットを送信していることを示す。
【0033】
制御信号Ctl〔0:1〕の2ビットが「11」のきは、送信状態であって、リンク・レイヤ回路12にパケットの送信を許可されたことを示す。
【0034】
リンク・レイヤ回路12が制御しているときは、図6に示すように、制御信号Ctl〔0:1〕の2ビットが「00」のきは、バスがアイドル(Idle)状態にあって、リンク・レイヤ回路12がパケット送信を完了したことを示す。
【0035】
制御信号Ctl〔0:1〕の2ビットが「01」のきは、ホールド(Hold)期間であって、リンク・レイヤ回路12が送信準備が整うまで、バスLPBSを保持、換言すれば専有していることを示す。もしくは、リンク・レイヤ回路12が調停なしで他のパケットを送信しようとしていることを示す。
このホールド期間は、規格によって最大47クロック(MAX HOLD)まで許されている可変の時間である。換言すれば、この時間だけIEEE1394シリアルインタフェースバスBSにパケットを送出する時間をコントロールできることを意味する。
このクロック数データは、接続されるフィジカル・レイヤ回路11の固有タイミングに合わせたデータであり、たとえば電源投入時等に、制御レジスタ129に設定され、この制御レジスタ129から、たとえば「47」が与えられる。
【0036】
制御信号Ctl〔0:1〕の2ビットが「10」のきは、送信状態であって、リンク・レイヤ回路12がフィジカル・レイヤ回路11にパケットを送信していることを示す。
【0037】
なお、リンク・レイヤ回路12が制御しているときの制御信号Ctl〔0:1〕の2ビットが「11」の状態は、たとえば規定されておらず、未使用である。
【0038】
LReqは、リンク・レイヤ回路12からフィジカル・レイヤ回路11へのリクエスト信号で、バスへのアクセス、フィジカル・レイヤ回路11のレジスタの読み出し/書き込みを要求するために使われる信号である。
すなわち、リクエスト信号LReqは、リンク・レイヤ回路12がパケットを送信した場合にフィジカル・レイヤ回路11にパケット送信準備が完了していることを示すために主として用いられる。
また、たとえばアイソクロナス通信の場合、サイクル・スタート・パケットを送信し、制御信号Ctl〔0:1〕の2ビットが送信を示す「10」から送信完了を示す「00」のアイドル状態になってから、次のパケットを送信するためにリクエスト信号LReqを出力するまでに8クロックより遅くてはいけないと規格に定義されている。
換言すれば、この範囲では何クロックでもよいことを意味する。
このクロック数データは、接続されるフィジカル・レイヤ回路11の固有タイミングに合わせたデータであり、たとえば電源投入時等に、制御レジスタ129に設定され、この制御レジスタ129から、たとえば「6」が与えられる。
【0039】
図7に、リクエスト信号LReqおよび制御信号Ctl〔0:1〕のタイミングチャート例を示す。
【0040】
SClkは、フィジカル・レイヤ回路11からリンク・レイヤ回路12に供給されるシステムクロックである。
システムクロックSClkは、図4に示すように、12.288MHz、24.576MHz、または49.152MHzのいずれかの周波数を有する。
【0041】
LPSは、リンク・レイヤ回路12が電源オン状態で、作動中であることをフィジカル・レイヤ回路11に示す信号である。
【0042】
LinkONは、信号LPSが論理的エラーを起こした、あるいはフィジカル・レイヤ回路11のレジスタのリンク アクティブビットが0になったことをフィジカル・レイヤ回路11がリンク・レイヤ回路12に示す信号である。
【0043】
アシンクロナス通信の受信用DMA122および送信用DMA123は、主としてそれぞれPCI側と受信用FIFO126、送信用FIFO127とのアシンクロナス通信用パケットの書き込み、読み出し等の調停を行う。
【0044】
アイソクロナス通信の受信用DMA124および送信用DMA125は、主としてそれぞれPCI側と受信用FIFO126、送信用FIFO128とのアイソクロナス通信用パケットの書き込み、読み出し等の調停を行う。
【0045】
受信用DMA124は、リンクコア101を介してIEEE1394シリアルバスBSを伝送され、受信用FIFO126に格納されたアイソクロナス通信用パケットを読み出し、マスタバスインタフェース回路130、およびPCIインタフェース回路132を介してPCI側に出力する。
【0046】
送信用MDA124は、マスタバスインタフェース回路130、およびPCIインタフェース回路132を介した、PCI側からのデータを受けて、IEEE1394規格のアイソクロナス通信用としてクワドレット(4バイト)単位にデータ長を調整し、かつ4バイトのソースパケットヘッダ(SPH)、1394ヘッダ、CIPヘッダ1,2を付加して、送信用FIFO128に格納する。
【0047】
受信用FIFO126にはIEEE1394シリアルバスBSを伝送されてきたアシンクロナス通信用パケット、およびIEEE1394シリアルバスBSに伝送させるアシンクロナス通信用パケットが格納される。
【0048】
制御レジスタ129は、リンクコア120等の動作を制御する、外部からアクセス可能なレジスタを含み、たとえばリンクコア120がフィジカル・レイヤ回路11との制御およびデータを含む信号を送受信するときに用いる制御タイミングデータが、電源投入時、あるいはリセット時等の初期時に設定される。
この設定タイミングデータには、上述したように、ホールド期間にかかわるクロック数データ、たとえば「47」、およびリクエスト信号LReqを出力タイミングを規定するクロック数データ、たとえば「6」も設定される。
【0049】
マスタバスインタフェース回路130は、各種DMAコントローラ122〜125からのリクエストを受け付け、リンク・レイヤ回路12(チップ)の状態に基づいて優先順位を付け、最高優先順位のリクエストをPCIインタフェース回路132に送出する。
【0050】
PCIインタフェース回路132は、PCIバスのマスタとスレーブの両方の状態で動作する。
PCIインタフェース回路132は、スレーブで動作してデコードを行い、リンク・レイヤ回路12の図示しない内部レジスタへのアクセスに応答する。
また、PCIインタフェース回路132は、DMAコントローラ122〜125のためにPCIバスマスタとして動作し、PCIバスのトランザクションを生成する。
【0051】
次に、IEEE1394シリアルバスBSにアイソクロナス通信用パケットを送信する場合の動作を説明する。
【0052】
フィジカル・レイヤ回路11においては、IEEE1394シリアルインタフェースバスBSの接続状態がモニタされており、IEEE1394シリアルインタフェースバスケーブルが接続ノードに接続されていない場合には、その旨を示すCNA信号が生成されて、リンク・レイヤ回路12のクロック制御回路120に送出される。
【0053】
クロック制御回路120では、フィジカル・レイヤ回路11からのCNA信号を受信すると、IEEE1394シリアルインタフェースバスケーブルがフィジカル・レイヤ回路11の接続ノードに接続されていないものとして判断されて、CLKRUN#信号がハイレベルに設定され、セントラルリソースにPCIクロックが不要である旨が報知される。これにより、IEEE1394シリアルインタフェースバスケーブルがフィジカル・レイヤ回路11の接続ノードに接続されていない場合においては、クロックの要求が停止されることから、不要な電力消費が抑制される。
【0054】
一方、フィジカル・レイヤ回路11においては、IEEE1394シリアルインタフェースバスケーブルが接続ノードに接続されている場合には、CNA信号は生成されず、CNA信号は非アクティブ状態に設定される。
これにより、リンク・レイヤ回路12のクロック制御回路120では、IEEE1394シリアルインタフェースバスケーブルがフィジカル・レイヤ回路11の接続ノードに接続されているものとして判断されて、CLKRUN#信号がローレベルに設定され、セントラルリソースにPCIクロックが要求される。
これにより、セントラルリソースからPCIクロックが供給される。
【0055】
たとえば、制御レジスタ129のイネーブルクロックRUNビットがセットされ、リンクオンビットもセットされている第3モード時には、クロック制御回路120では、セントラルリソースが常にクロックを維持するように要求が出される。クロック制御回路120では、これを実行するためにCLKRUN#信号を間断なく監視される。
【0056】
また、たとえば電源投入時、あるいはリセット時等の初期時に、リンクコア120がフィジカル・レイヤ回路11との制御およびデータを含む信号を送受信するときに用いる制御タイミングデータが、外部の記憶回路等から読み出され、制御レジスタ129に設定される。
この設定データには、規格で規定される許容範囲内で適性な値が選択可能なデータである、ホールド期間にかかわるクロック数データ、たとえば「47」、およびリクエスト信号LReqを出力タイミングを規定するクロック数データ、たとえば「6」も含まれている。
【0057】
ここで、PCIバスを通して送信されたデータは、リンク・レイヤ回路12に到達し、PCIインタフェース回路132、マスタバスインタフェース回路130を介して送信用MDA125に入力され、IEEE1394規格のアイソクロナス通信用としてクワドレット(4バイト)単位にデータ長を調整し、かつ4バイトのソースパケットヘッダ(SPH)、1394ヘッダ等が付加されて送信用FIFO128に格納される。そして、送信すべきパケットがあることがリンクコア120に報知される。
【0058】
リンクコア120からは、制御信号Ctl〔0:1〕の2ビットデータが「01」に設定されて、ホールド状態、すなわち送信準備中でバスをその間保持する旨がフィジカル・レイヤ回路11に報知される。
このホールド期間の制御タイミングは、制御レジスタ129に電源投入時に自動的に設定されており、47クロック数分だけホールド期間が維持される。
【0059】
送信準備が完了すると、パケット送信準備が完了していることを示すリクエスト信号LReqがフィジカル・レイヤ回路11に出力され、制御信号Ctl〔0:1〕の2ビットデータが「01」から「10」に設定されて送信状態であることがフィジカル・レイヤ回路11に報知されるとともに、たとえばサイクル・スタート・パケットがフィジカル・レイヤ回路11に送信される。
サイクル・スタート・パケットの転送が終了すると、制御信号Ctl〔0:1〕の2ビットデータが「10」から「00」に設定されて、送信が完了しアイドル状態になったことがフィジカル・レイヤ回路11に報知される。
【0060】
サイクル・スタート・パケットを送信し、制御信号Ctl〔0:1〕の2ビットが送信を示す「10」から送信完了を示す「00」のアイドル状態になってから、次のパケットを送信するためにリクエスト信号LReqが出力されるが、このリクエスト信号LReqの出力のタイミングは、送信相手のフィジカル・レイヤ回路11の固有タイミングに合わせて、レジスタ129に設定されており、その設定データに基づいて、6クロック後に次のリクエスト信号LReqおよび「10」に設定された制御信号Ctl〔0:1〕の出力が行われる。
【0061】
そして、フィジカル・レイヤ回路11では、リクエスト信号LReqを受けてIEEE1394シリアルインタフェースバスBSの獲得調停が行われ、獲得できたならば、パケットがIEEE1394シリアルインタフェースバスBSに送出される。
【0062】
以後、同様の動作が送信すべきパケットがなくなるまで行われる。
【0063】
以上説明したように、本実施形態によれば、IEEE1394シリアルインタフェースバスBSの接続状態をモニタし、IEEE1394シリアルインタフェースバスケーブルが接続ノードに接続されていない場合には、その旨を示すCNA信号を生成して、リンク・レイヤ回路12に送出するフィジカル・レイヤ回路11と、フィジカル・レイヤ回路11からのCNA信号を受信すると、IEEE1394シリアルインタフェースバスケーブルがフィジカル・レイヤ回路11の接続ノードに接続されていないものとして判断して、CLKRUN#信号をハイレベルに設定し、セントラルリソースにPCIクロックが不要である旨を報知するクロック制御回路120を有するリンク・レイヤ回路12とを設けたので、IEEE1394シリアルインタフェースバスケーブルがフィジカル・レイヤ回路11の接続ノードに接続されていない場合においては、クロックの要求が停止されることから、不要な電力消費を防止できる利点がある。
【0064】
また、リンク・レイヤ回路12のリンクコア121が固有の制御タイミングを有するフィジカル・レイヤ回路11との制御およびデータを含む信号を送受信するときに用いられ、リンク・レイヤ回路12に接続されるフィジカル・レイヤ回路11の固有の制御タイミングに応じて選定された制御タイミングデータを、たとえば電源投入時、あるいはリセット時等の初期時に、外部の記憶回路等から設定される制御レジスタ129を設けたので、シリアルインタフェースバスに送出されるパケットの送出タイミングのバラツキを防止できる利点がある。
また、リンク・レイヤ回路12をたとえばPCI等に接続した場合には、初期化を行うことなく、接続したならば即座に稼働させることができる。
【0065】
なお、アプリケーション側回路から適宜制御タイミングデータを設定できるように構成することも可能である。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、シリアルインタフェースバスケーブルがフィジカル・レイヤ回路の接続ノードに接続されていない場合においては、クロックの要求を停止でき、これにより不要な電力消費を防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】IEEE1394シリアルインタフェースに適用される本発明に係る信号処理回路の第1の実施形態を示すブロック構成図である。
【図2】本発明に係るリンク・レイヤ回路の具体的な構成例を示すブロック構成図である。
【図3】リンク・レイヤ回路とフィジカル・レイヤ回路間のインタフェースバス上で伝播される主だった信号を示す図である。
【図4】図3に示す各信号をドライブする回路(LinkまたはPHY)およびその内容を示す図である。
【図5】フィジカル・レイヤ回路が制御しているときの制御信号Ctl〔0:1〕の内容を示す図である。
【図6】リンク・レイヤ回路が制御しているときの制御信号Ctl〔0:1〕の内容を示す図である。
【図7】リクエスト信号LReqおよび制御信号Ctl〔0:1〕のタイミングチャート例を示す図である。
【図8】IEEE1394シリアルインタフェースに適用される従来の信号処理回路を示す図である。
【符号の説明】
10…信号処理回路、11…フィジカル・レイヤ回路、12…リンク・レイヤ回路、120…クロック制御回路(CLK CTL) 、121…リンクコア(Link Core)、122…アシンクロナス通信の受信用DMAコントローラ(ARDMA)、123…送信用DMAコントローラ(ATDMA)、124…アイソクロナス通信の受信用DMAコントローラ(IRDMA)、125…送信用DMAコントローラ(ITDMA)、126…アシンクロナス通信およびアイソクロナス通信の受信用FIFO(RFIFO) 、127…アシンクロナス通信の送信用FIFO(ATFIFO)、128…アイソクロナス通信の送信用FIFO(ITFIFO)、129…制御レジスタ、130…マスタバスインタフェース回路(MBIUMUX)、131…内部バスインタフェース回路(INTBUS)、132…PCIインタフェース回路(PCI INF)。

Claims (3)

  1. PCI(Personal Computer Interface) バスとシリアルインタフェースバス間に接続され、両バスに対するデータの調停を行い、かつ規定されたクロックラン信号を第1のレベルに設定することにより、PC側のクロック供給源にクロックを要求し、クロックラン信号を第2のレベルに設定することにより上記クロック供給源にクロックが不要である旨を報知する信号処理回路であって、
    上記シリアルインタフェースバスが接続されているか否かをモニタし、シリアルインタフェースバスが接続されていないと判断した場合には、上記クロックラン信号を第2のレベルに設定してクロックの要求を停止する制御手段と、
    少なくともイネーブルクロックランビットおよびリンクオンビットを含む制御レジスタと、を有し、
    上記制御手段は、
    シリアルインタフェースバスが接続されていないと判断した場合を除く、上記クロックラン信号への対応は第1のモード、第2のモード、および第3のモードに対応して行い、
    上記第1モードでは、
    チップリセット後、上記制御レジスタのイネーブルクロックランビットがセットされるまで、上記クロックラン信号の制御に参加せず、
    上記第2モードでは、
    上記制御レジスタのイネーブルクロックランビットがセットされ、上記リンクオンビットはリセットされ、上記制御手段は、アクセスを受けると、内部プロセスを完了するために、クロック入力を複数クロックサイクル以上アクティブにすることを要求し、バスサイクルの終端で上記クロックラン信号を監視し、上記クロックラン信号が第2のレベルであれば、さらに複数クロックの間、上記クロックラン信号を第1のレベルに駆動して、この追加の周期の間クロックを提供するように、上記クロック供給源に要求し、
    上記第3モードでは、
    上記制御レジスタのイネーブルクロックランビットがセットされ、リンクオンビットもセットされ、上記制御手段は、上記クロック供給源がクロックを維持するように要求するために、上記クロックラン信号を間断なく監視し、第2のレベル状態でクロックラン信号をサンプリングしたときに、複数クロックの間、クロックラン信号を第1のレベルに駆動した上でクロックを解放する
    信号処理回路。
  2. PCI(Personal Computer Interface) バスとシリアルインタフェースバス間に接続され、両バスに対するデータの調停を行い、かつ規定されたクロックラン信号を第1のレベルに設定することにより、PC側のクロック供給源にクロックを要求し、クロックラン信号を第2のレベルに設定することにより上記クロック供給源にクロックが不要である旨を報知する信号処理回路であって、
    上記シリアルインタフェースバスが接続可能で、シリアルインタフェースバスが接続されているか否かをモニタし、シリアルインタフェースバスが接続されていないと判断した場合には、接続されていないことを示す非接続信号を生成するフィジカル・レイヤ回路と、
    上記PCIバスが接続され、フィジカル・レイヤ回路とのデータの授受を行い、上記非接続信号を受けると、上記クロックラン信号を第2のレベルに設定してクロックの要求を停止するクロック制御回路を含むリンク・レイヤ回路と、を有し、
    上記リンク・レイヤ回路は、
    少なくともイネーブルクロックランビットおよびリンクオンビットを含む制御レジスタと、を有し、
    上記クロック制御回路は、
    シリアルインタフェースバスが接続されていないと判断した場合を除く、上記クロックラン信号への対応は第1のモード、第2のモード、および第3のモードに対応して行い、
    上記第1モードでは、
    チップリセット後、上記制御レジスタのイネーブルクロックランビットがセットされるまで、上記クロックラン信号の制御に参加せず、
    上記第2モードでは、
    上記制御レジスタのイネーブルクロックランビットがセットされ、上記リンクオンビットはリセットされ、上記クロック制御回路は、アクセスを受けると、内部プロセスを完了するために、クロック入力を複数クロックサイクル以上アクティブにすることを要求し、バスサイクルの終端で上記クロックラン信号を監視し、上記クロックラン信号が第2のレベルであれば、さらに複数クロックの間、上記クロックラン信号を第1のレベルに駆動して、この追加の周期の間クロックを提供するように、上記クロック供給源に要求し、
    上記第3モードでは、
    上記制御レジスタのイネーブルクロックランビットがセットされ、リンクオンビットもセットされ、上記クロック制御回路は、上記クロック供給源がクロックを維持するように要求するために、上記クロックラン信号を間断なく監視し、第2のレベル状態でクロックラン信号をサンプリングしたときに、複数クロックの間、クロックラン信号を第1のレベルに駆動した上でクロックを解放する
    信号処理回路。
  3. 上記フィジカル・レイヤ回路は、あらかじめ決められた許容範囲内で固有の制御タイミングを有し、上記シリアルインタフェースバスにパケットデータを送出し、
    上記リンク・レイヤ回路は、制御タイミングデータを設定可能な保持回路を有し、PCIバスからのデータを受けてパケットデータを生成し、生成したパケットデータを上記保持回路に設定された制御タイミングデータに基づくタイミングで上記フィジカル・レイヤ回路に送信する
    請求項2記載の信号処理回路。
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