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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、野菜などの作物の栽培が有利にできるように、その栽培を補助する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
栽培地の土壌を蒸気によって消毒すると、病菌や雑菌が死滅して連作できるなど有利に栽培できる。しかも、臭化メチルで消毒する場合のように地球環境に悪影響が出ることを回避しながら消毒できる。
また、季節や気温によっては、温水で灌漑をするとか、栽培ハウスの内部を加温することにより、作物の生育を促進させるなど有利に栽培できる。
土壌の消毒には栽培ハウスの加温よりも高温が必要であり、栽培ハウスの加温には温水灌漑よりも高温が必要である。
このため、従来、土壌消毒を行うには、培地に蒸気を放出して土壌消毒する消毒装置にボイラー装置を接続して消毒用の蒸気を供給することによって行われていた。栽培ハウスを加温するには、栽培ハウスにハウス内気を加温するバーナなどの発熱装置を設置したり、ハウス内気を加温する加温装置に暖房室外機を接続して熱媒体を循環供給することによって行われていた。温水灌漑を行うには、冷水を発熱装置で加熱して灌漑用の温水を作成することによって行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、土壌消毒とハウス加温と温水灌漑の3種の処理を行う場合も、2種の処理を行う場合も、それ専用の発熱源を有する装置を準備する必要があり、コスト高になっていた。
本発明は、土壌消毒とハウス加温と温水灌漑の3種の処理が安価に行える栽培補助装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】
〔構成〕
土壌消毒用の蒸気を作成するボイラー装置と、このボイラー装置からの蒸気と水とを混合させて湯水を作成し、かつ、作成した湯水を栽培ハウス用の加温装置の熱媒受け入れ部に熱媒体として供給する湯水送り出し部、および、前記加温装置の熱媒排出部からの湯水を前記ボイラー装置からの蒸気と混合させるべく受け入れる湯水受け入れ部を備えている湯水作成装置と、この湯水作成装置の余剰湯水と水とを混合させて灌漑温水を作成する灌漑温水作成装置とを備え、
前記湯水作成装置に、前記湯水送り出し部および前記湯水受け入れ部を有する貯湯タンクと、前記ボイラー装置からの蒸気と水とを混合させて湯水を作成するように前記貯湯タンクの内部に配置した混合部とを備え、
前記ボイラー装置からの蒸気を前記貯湯タンクに供給する分岐供給管の前記貯湯タンクの内部に位置する部位に設けた複数個の蒸気排出口と、前記複数個の蒸気排出口からの蒸気を前記貯湯タンクの内部に下降させるように、前記複数個の蒸気排出口に上端側が連通し、下端側が前記貯湯タンクの内部に開口した貯湯タンク上下向きの吐出筒と、前記吐出筒の外周面側を覆うように前記貯湯タンクの内部に貯湯タンク上下向きに配置したエジェクタ筒とを備えて、かつ前記吐出筒の下端を前記エジェクタ筒の内部に位置させて、さらに前記吐出筒の外周面側と前記エジェクタ筒の内周面側との間に、間隙を前記エジェクタ筒の上端側および下端側で前記貯湯タンクの内部に開口した状態で形成して、前記混合部を構成してある栽培補助装置。
【0006】
〔作用〕
ボイラー装置を消毒装置に接続することにより、ボイラー装置が作成する消毒用の蒸気を消毒装置に供給して土壌に放出させられる。
湯水作成装置の湯水送り出し部を前記加温装置の熱媒受け入れ部に、湯水受け入れ部を加温装置の熱媒排出部にそれぞれ接続する。すると、湯水作成装置がボイラー装置からの蒸気と水とを混合させてボイラー装置からの蒸気を熱源にして湯水を作成し、作成した湯水を熱媒体として加温装置に循環供給し、加温装置が湯水作成装置からの湯水の熱によってハウス内を加温する。
【0007】
〔効果〕
ボイラー装置から消毒用の蒸気を得て土壌消毒ができ、湯水作成装置から湯水を熱媒体として加温装置に循環供給してハウス内加温ができる。
その割には、ボイラー装置が消毒用に作成する蒸気を熱源に利用して加温用湯水を作成するから、加温用湯水を作成する熱源としてのバーナなどの特別な発熱装置を省略したり、省略できないとしても小型の発熱装置を補助的に設けるだけで済んで安価にできる。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
〔作用〕
灌漑温水作成装置が湯水作成装置からの余剰湯水と水とを混合させて湯水作成装置からの余剰湯水を熱源にして灌漑用の温水を作成し、この温水を灌漑に使用することによって温水灌漑を行うことになる。
【0015】
〔効果〕
湯水作成装置からの余剰湯水を熱源に利用して灌漑温水を作成するから、加温用湯水を作成する熱源や、灌漑温水を作成する熱源としてのバーナなどの特別な発熱装置を省略したり、省略できないとしても小型の発熱装置を補助的に設けるだけで済んで安価にできる。
【0016】
【0017】
【0018】
〔作用〕
ボイラー装置からの蒸気が貯湯タンクのタンク内水に直接に混入すると、蒸気が急激に温度変化して異常音を発生させながら液化する。これに対し、ボイラー装置からの蒸気が吐出筒を通り、この吐出筒の外側でエジェクタ筒の内部に存在するタンク内水との熱交換によって冷却されながらエジェクタ筒の内部に噴出され、タンク内水に混入する際の急激な温度変化を抑制され、異常音の発生を抑制されながらタンク内水に混入して液化する。また、蒸気がエジェクタ筒の内部に噴出されてエジェクト作用を発揮し、エジェクタ筒の内部にタンク内水を流動させる。すると、ボイラー装置から蒸気が吐出筒を通過する際、常に吐出筒の外側のタンク内水との熱交換による冷却が効率よく行われながら通過し、エジェクタ筒の内部に噴出されてタンク内水に混入する蒸気は、その混入に伴う急激な温度変化を効果的に抑制され、常に異常音の発生を抑制した状態でタンク内水に混入して液化する。
【0019】
〔効果〕
ボイラー装置からの蒸気がタンク内水に混入して液化する際の異常発生を抑制し、蒸気を熱源に利用してハウス加温が安価に行えるものを極力静かに稼動できる状態に得られる。
【0020】
請求項2による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0021】
〔構成〕
請求項1による発明の構成において、前記湯水作成装置の余剰湯水を前記ボイラー装置にボイラー原水として還元する還元装置を備えてある。
【0022】
〔作用〕
湯水作成装置からの余剰湯水を還元装置によってボイラー装置にボイラー原水として還元する。湯水作成装置は、ボイラー装置からの蒸気を復水させて異物の混入が少ない状態にして湯水を作成する。これにより、ボイラー装置や軟水機に異物を入り込みにくくしながらボイラー装置に給水できる。
【0023】
〔効果〕
ボイラー装置や軟水機に異物が入り込みにくく、故障しにくくしたり、メンテナンスの回数を少なく済ませながらボイラー装置を稼動させられる。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、ボイラー本体2を備えるボイラー装置1と、このボイラー装置1の蒸気供給管3の分岐供給管4が接続している貯湯タンク11を備える湯水作成装置10と、前記貯湯タンク11からの湯水供給管12が接続している灌漑温水作成装置20と、この灌漑温水作成装置20をボイラー装置1の原水取り入れ管5の途中に接続している還元本管31を備える還元装置30とによって栽培補助装置を構成してある。
この栽培補助装置は、栽培ハウスで野菜などを連作できるとか促成栽培できるなど有利に栽培できるように土壌消毒、ハウス内加温、温水灌漑を行うためのものであり、詳しくは、次の如く構成してある。
【0025】
ボイラー装置1は、前記ボイラー本体2と、灯油や重油を燃料とするバーナ6とによって構成してあるとともに、ボイラー本体2の原水受け入れ部に接続している前記原水取り入れ管5と、ボイラー本体2の蒸気排出部から延出している前記蒸気供給管3とを備えている。原水取り入れ管5は、これの原水取り入れ口5aとボイラー本体の原水受け入れ部との間に位置する原水ポンプP1、軟水タンク7、軟水機8、電磁弁V1を備え、原水ポンプP1によるポンプ作用により、ボイラー原水を原水取り入れ口5aから取り入れて軟水機8で軟水化処理してから軟水タンク7に貯溜し、この軟水タンク7からボイラー本体2に供給する。
【0026】
ボイラー本体2は、軟水タンク7から供給されるボイラー原水をバーナ6による加熱によって土壌消毒用の100〜120度Cの蒸気にし、作成した蒸気を前記蒸気供給管3に送り出す。
【0027】
前記蒸気供給管3は、これの蒸気排出口3aとボイラー本体の蒸気排出部との間に位置する電磁弁V2と、この電磁弁V2とボイラー本体の蒸気排出部との間で分岐するとともに電磁弁V3を有する前記分岐供給管4とを備えている。前記蒸気排出口3aは、図1に示す如き消毒装置40から延出する蒸気供給ホース41を接続することによって、消毒装置40に連通する。
【0028】
図1に示すように、消毒装置40は、前記蒸気供給ホース41に蒸気取り入れ部が接続する分配管42と、この分配管42の複数の蒸気排出部に各別に接続する複数本の蒸気放出管43とによって構成してある。分配管42は、蒸気供給ホース41からの蒸気を複数本の蒸気放出管43に分配供給し、各蒸気放出管43は、供給された蒸気を蒸気放出管43の長手方向に並んでいる図5の如き放出孔43aから土壌に放出する。これにより、消毒装置40は、ボイラー装置1から供給される消毒用の蒸気を土壌に放出し、土壌を蒸気によって加熱して病菌や雑菌が死滅するように消毒する。
【0029】
湯水作成装置10は、前記分岐供給管4がタンク内の上部に入り込んでいる前記貯湯タンク11と、このタンク内の上部に配置してある混合部13とによって構成してあるとともに、貯湯タンク11の配置レベルが異なる3個所に設けた湯水送り出し部14と、湯水受け入れ部15と、余剰湯水排出部16とを備えている。
【0030】
図2に明示するように、前記混合部13は、前記分岐供給管4の貯湯タンク11の内部に位置する端部に上端側が連結している偏平な角筒体で成る吐出筒17と、この吐出筒17の外周面側の吐出筒周方向に分散している複数個所に連結しているスペーサ18に内周面側が連結している偏平な角筒体で成るエジェクタ筒19とによって構成してある。吐出筒17の上端側が、分岐供給管4の複数個の貫通孔で成る蒸気排出口4aに連通し、下端側が、エジェクタ筒19の内部に開口している。エジェクタ筒19は、吐出筒17の外周面側との間に前記スペーサ18の長さによって決まる大きさの間隙Dを有する状態で吐出筒17の外面側を覆っているとともに、上端側でも下端側でも貯湯タンク11の内部に開口している。吐出筒17は、分岐供給管4の蒸気排出口4aからの蒸気を吐出筒17の内部で吐出筒17の周りに存在するタンク内水との熱交換によって冷却させながら下降させ、吐出筒17の下端でエジェクタ筒の内部に噴出させてタンク内水に混合させ、蒸気を液化させるとともに蒸気を熱源にしてタンク内水を加熱して、約80度Cの湯水を作成する。また、蒸気がエジェクタ筒19の内部に噴出してエジェクト作用を発揮し、これにより、タンク内水がエジェクタ筒19の内部の前記隙間Dをエジェクタ筒19の上端側から下端側に流れる水流が生じ、吐出筒17の周りには常に比較的低温のタンク内水が存在して、吐出筒17の内部を下降する蒸気を効果的に冷却させる。
【0031】
貯湯タンク11の前記湯水送り出し部14は、栽培ハウスの内部に設置される加温装置50の熱媒受け入れ部51から延出する湯水送り管52を接続し、前記湯水受け入れ部15は、前記加温装置50の熱媒排出部53から延出する湯水戻し管54を接続するように構成してある。これらの管接続を行うと、湯水送り出し部14は、湯水送り管52および湯水戻し管54が備えている循環ポンプP2のポンプ作用により、貯湯タンク11の約80度Cの湯水を加温装置50の前記熱媒受け入れ部51に加温用熱媒体として供給し、湯水受け入れ部15は、前記熱媒循環ポンプP2のポンプ作用により、前記加温装置50の前記熱媒排出部53からの湯水を貯湯タンク11に戻してボイラー装置1からの蒸気と混合させるべく受け入れる。
【0032】
加温装置50は、前記熱媒受け入れ部51を一端側に、前記熱媒排出部53を他端側に備えるとともにそれらの間に多数の放熱板55を備える放熱管で成り、湯水送り管52からの約80度Cの湯水を前記熱媒ポンプP2のポンプ作用によって熱媒受け入れ部51から熱媒排出部53に流動させて、湯水の熱を放熱板55からハウス内に放出し、この放熱によって約50度Cに温度低下した湯水を熱媒排出部53から排出していくことにより、栽培ハウスを加温する。
【0033】
貯湯タンク11の前記余剰湯水排出部16は、前記湯水供給管12によって灌漑温水作成装置20に接続している。
【0034】
これにより、湯水作成装置10は、ボイラー装置1から供給される100〜120度Cの蒸気を混合部13で貯湯タンク11のタンク内水に吐出させて蒸気とタンク内水とを混合させ、蒸気を復水させるとともに蒸気を熱源にしてタンク内の低温の水や湯水を加熱して約80度Cの高温湯水を作成し、この高温湯水を湯水送り出し部14から加温装置50の熱媒受け入れ部51に加温用熱媒体として供給し、加温装置50の熱媒排出部53から排出される約50度Cの湯水を湯水受け入れ部15によって貯湯タンク11に受け入れてボイラー装置1からの蒸気によって再度加熱処理する。そして、ボイラー装置1から蒸気が供給されるに伴い、貯湯タンク11のタンク内湯量が加温装置50に循環供給するのに必要なものとして設定してある設定湯量以上になると、水位センサーS1による検出結果に基づいて給湯ポンプP3が自動的に駆動され、給湯ポンプP3のポンプ作用によって余剰分の50〜80度Cの湯水が貯湯タンク11から湯水供給管12を介して灌漑温水作成装置20に供給される。
【0035】
灌漑温水作成装置20は、前記湯水供給管12が接続しているとともに給水管21が接続している灌漑温水タンクによって構成してあり、湯水供給管12によって前記湯水作成装置10の貯湯タンク11から供給される余剰湯水と、給水管21によって供給される冷水とをタンク内で混合させて貯湯タンク11からの余剰湯水を冷却させ、貯湯タンク11からの50〜80度Cの余剰湯水を熱源にして給水管21からの冷却水を昇温させることによって、23〜27度Cの灌漑温水を作成して貯溜する。
【0036】
前記灌漑温水作成装置20を構成している温水タンクの余剰温水排出部に接続している前記還元本管31と、この還元本管31の還元ポンプP4と電磁弁V4との間に接続しているとともに電磁弁V5を備えている温水取り出し管22とにより、灌漑温水供給装置20の温水取り出し部23を構成してある。灌漑温水作成装置20が作成して貯溜する灌漑温水が設定貯溜量以上になると、水位センサーS2による検出結果に基づいて還元ポンプP4が自動的に駆動され、この還元ポンプP4の作用によって23〜27度Cの灌漑温水が灌漑温水作成装置20から還元本管31に取り出され、その灌漑温水を温水取り出し管22から灌漑用のホースや散布装置などに取り出せる。
【0037】
前記還元装置30は、前記貯湯タンク11を灌漑温水作成装置20に接続しているとともに前記給湯ポンプP3や、逆止弁V6を備えている前記湯水供給管12と、前記灌漑温水作成装置20と、この灌漑温水作成装置20の余剰温水排出部に接続しているとともに前記還元ポンプP3を備えている前記還元本管31とによって構成してある。すなわち、湯水作成装置10が作成して貯溜する湯水が前記設定湯量以上になり、かつ、灌漑温水作成装置20が作成して貯溜する温水が設定貯溜量以上になると、湯水作成装置10からの余剰湯水を給湯ポンプP3と還元ポンプP4との作用によって前記原水取り入れ管5に供給することによって、ボイラー装置1のボイラー本体2にボイラー原水として供給する。
【0038】
つまり、原水取り入れ管5の原水取り入れ口5aを水道水路や井戸とかの給水源に接続してボイラー装置1を稼動させると、このボイラー装置1は、ボイラー本体2で土壌消毒用の蒸気を作成する。
そして、土壌消毒を行うには、ボイラー装置1の蒸気供給管3の蒸気排出口3aに前記蒸気供給ホース41を接続して蒸気供給管3の電磁弁V2を開き側に切り替える。すると、ボイラー装置1が消毒用の100〜120度Cの蒸気を消毒装置40に供給し、この消毒装置40が蒸気を土壌に放出して消毒処理を行う。
【0039】
栽培ハウスの加温や温水灌漑を行うには、湯水作成装置11の湯水送り出し部14に前記湯水送り管52を、湯水受け入れ部15に前記湯水戻し管54をそれぞれ接続して分岐供給管4の電磁弁V3を開き側に切り替える。すると、ボイラー装置1が100〜120度Cの蒸気を湯水作成装置10に供給し、この湯水作成装置10がボイラー装置1からの蒸気と貯湯タンク11のタンク内水とによって約80度Cの湯水を作成し、この湯水を循環ポンプP2の作用によって湯水送り管52と湯水戻し管54とを介して加温装置50に加温用熱媒体として循環供給し、加温装置50が湯水作成装置10からの湯水の熱エネルギーによってハウス内を加温する。これとともに、湯水作成装置10が50〜80度Cの余剰湯水を給湯ポンプP3の作用によって湯水供給管12を介して灌漑温水作成装置20に供給し、この灌漑温水作成装置20が、湯水作成装置10からの湯水と給水管21からの冷水とによって23〜27度Cの灌漑温水を作成して貯溜する。灌漑温水作成装置20が貯溜する温水量が設定量以上になると、その灌漑温水を還元装置30が還元ポンプP4によってボイラー装置1にボイラー原水として還元する。このとき、還元本管31の電磁弁V4を閉じ操作するとともに温水取り出し部23の電磁弁V5を開き操作することにより、灌漑温水作成装置20からの灌漑温水が温水取り出し管22に供給され、この温水取り出し管22から取り出したり、散布装置などに供給して栽培地に灌漑できる。
【0040】
〔別実施形態〕
【0041】
【0042】
【0043】
図4は、別の実施形態を備える栽培補助装置を示し、この栽培補助装置は、ボイラー本体2を備えるボイラー装置1と、このボイラー装置1の原水取り入れ管5の分岐管5bが接続している湯水作成装置本体11を備える湯水作成装置10と、前記湯水作成装置本体11からの湯水供給管12が接続している灌漑温水作成装置20と、この灌漑温水作成装置20をボイラー装置1の原水取り入れ管5の途中に接続している還元本管31を備える還元装置30とによって構成してある。この栽培補助装置は、土壌消毒、ハウス内加温、温水灌漑を行うためのものであり、詳しくは次の如く構成してある。
【0044】
ボイラー装置1は、前記ボイラー本体2と、灯油や重油を燃料とするバーナ6とによって構成してあるとともに、ボイラー本体2の原水受け入れ部に接続している前記原水取り入れ管5と、ボイラー本体2の蒸気排出部から延出している蒸気供給管3とを備えている。原水取り入れ管5は、これの原水取り入れ口5aとボイラー本体の原水受け入れ部との間に位置する原水ポンプP1、供給切り換え弁V7、軟水タンク7、軟水機8、電磁弁V1を備え、原水ポンプP1によるポンプ作用により、原水を原水取り入れ口5aから取り入れて軟水機8で軟水化処理してから軟水タンク7に貯溜し、この軟水タンク7からボイラー本体2に供給したり、分岐管5bから湯水作成装置本体11に供給する。
【0045】
ボイラー本体2は、軟水タンク7から供給されるボイラー原水をバーナ6による加熱によって土壌消毒用の100〜120度Cの蒸気にし、作成した蒸気を前記蒸気供給管3に送り出す。
【0046】
蒸気供給管3は、これの蒸気排出口3aとボイラー本体2の蒸気排出部との間に位置する電磁弁V2を備えている。前記蒸気排出口3aは、図1に示す消毒装置40と同様の消毒装置40から延出する蒸気供給ホース41を接続することによって、消毒装置40に連通する。
【0047】
これにより、蒸気供給管3の蒸気排出口3aに前記蒸気供給ホース41を接続することにより、ボイラー装置1は、ボイラー本体2で作成した蒸気を蒸気供給管3から消毒装置40に供給する。
【0048】
湯水作成装置10は、前記分岐管5bが原水取り入れ部に接続している前記湯水作成装置本体11と、灯油や重油を燃料とするバーナ10aとによって構成してあるとともに、湯水作成装置本体11の配置レベルが異なる3個所に設けた湯水送り出し部14と、湯水受け入れ部15と、余剰湯水排出部16とを備えている。
【0049】
湯水作成装置本体11は、分岐管5bから供給される原水をバーナ10aによる加熱によって約80度Cの湯水にし、この高温湯水を貯溜する。
【0050】
湯水作成装置本体11の前記湯水送り出し部14、湯水受け入れ部15、余剰湯水排出部16は、図1の貯湯タンク11のそれらと同様に構成してある。すなわち、湯水送り出し部14は、栽培ハウスの内部に設置される図1の加温装置50と同様の加温装置50の熱媒受け入れ部51から延出する湯水送り管52を接続し、湯水受け入れ部15は、前記加温装置50の熱媒排出部53から延出する湯水戻し管54を接続する。これらの管接続を行うと、湯水送り出し部14は、湯水送り管52および湯水戻し管54が備えている循環ポンプP2のポンプ作用により、湯水作成装置本体11の内部から約80度Cの湯水を加温装置50の前記熱媒受け入れ部51に加温用熱媒体として供給し、湯水受け入れ部15は、前記熱媒循環ポンプP2のポンプ作用により、前記加温装置50の前記熱媒排出部53からの湯水を湯水作成装置本体11に戻してバーナ10aによって再加熱するべく受け入れる。余剰湯水排出部16は、前記湯水供給管12によって灌漑温水作成装置20に接続している。
【0051】
灌漑温水作成装置20は、図1の灌漑温水作成装置20と同様に構成してある。
【0052】
還元装置30は、図1の栽培補助装置の還元装置30と同様に構成してある。
【0053】
灌漑温水作成装置20の温水取り出し部23は、図1に示す灌漑温水作成装置20のそれと同様に構成してある。
【0054】
つまり、原水取り入れ管5の原水取り入れ口5aを水道水路や井戸とかの給水源に接続する。
そして、土壌消毒を行うには、供給切り換え弁V7を軟水タンク7がボイラー本体2に連通する状態に切り替えてボイラー装置1を稼動させ、ボイラー装置1の蒸気供給管3の蒸気排出口3aに前記蒸気供給ホース41を接続して蒸気供給管3の電磁弁V2を開き側に切り替える。すると、ボイラー装置1がボイラー本体2で土壌消毒用の100〜120度Cの蒸気を作成して蒸気供給管3から消毒装置40に供給し、この消毒装置40が蒸気を土壌に放出して消毒処理を行う。
【0055】
栽培ハウスの加温や温水灌漑を行うには、供給切り換え弁V7を軟水タンク7が湯水作成装置本体11に連通する状態に切り替えて湯水作成装置10を稼動させ、湯水作成装置11の湯水送り出し部14に前記湯水送り管52を、湯水受け入れ部15に前記湯水戻し管54をそれぞれ接続する。すると、湯水作成装置10が軟水タンク7からの原水をバーナ10aで加熱して約80度Cの湯水を作成し、この湯水を循環ポンプP2の作用によって湯水送り管52と湯水戻し管54とを介して加温装置50に加温用熱媒体として循環供給し、加温装置50が湯水作成装置10からの湯水の熱エネルギーによってハウス内を加温する。これとともに、湯水作成装置10が50〜80度Cの余剰湯水を給湯ポンプP3の作用によって湯水供給管12を介して灌漑温水作成装置20に供給し、この灌漑温水作成装置20が、湯水作成装置10からの湯水と給水管21からの冷水とによって23〜27度Cの灌漑温水を作成して貯溜する。灌漑温水作成装置20が貯溜する温水量が設定量以上になると、その灌漑温水を還元装置30が還元ポンプP4によって原水取り入れ管5の軟水機8よりも上流側に供給することによって湯水作成装置10に原水として還元する。このとき、還元本管31の電磁弁V4を閉じ操作するとともに温水取り出し部23の電磁弁V5を開き操作することにより、灌漑温水作成装置20からの灌漑温水が温水取り出し管22に供給され、この温水取り出し管22から取り出したり、散布装置などに供給して栽培地に灌漑できる。
【0056】
ハウス加温の湯水を作成する熱源と、灌漑温水を作成する熱源とを兼用してハウス加温と温水灌漑とを可能にするに当たり、湯水作成装置10として、加熱用バーナ10aと、このボイラー10aで加熱される貯湯タンクでなる湯水作成装置本体11とを有するものを採用する他、加温用熱媒としての湯水を作成するボイラー装置を採用して実施してもよい。従って、これら、貯湯タンク式も、ボイラー式も総称して湯水作成装置10と呼称する。
【0057】
図6は、別の実施形態を備える加温装置50を示し、この加温装置50は、前記湯水送り管52からの湯水を受け入れる熱媒受け入れ部51を一端側に、この熱媒受け入れ部51からの湯水を前記湯水戻し管54に排出する熱媒排出部53を他端側に備えるとともにそれらの間に放熱フィン55を備える熱交換パイプ56と、この熱交換パイプ56の一方の側面側から他方に送風することによって温風を栽培ハウスに供給する回転ファン57とによって構成してある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 栽培補助装置全体の概略図
【図2】 湯水作成装置の混合部の縦断面図
【図3】 湯水作成装置の混合部の横断面図
【図4】 別の実施形態を備える栽培補助装置の全体の概略図
【図5】 消毒装置の使用状態での断面図
【図6】 別の実施形態を備える加温装置の断面図
【符号の説明】
1 ボイラー装置
4 分岐供給管
4a 蒸気排出口
10 湯水作成装置
11 貯湯タンク
13 混合部
14 湯水送り出し部
15 湯水受け入れ部
17 吐出筒
19 エジェクタ筒
20 灌漑温水作成装置
30 還元装置
50 加温装置
51 熱媒受け入れ部
53 熱媒排出部
D 間隙[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a device for assisting cultivation so that cultivation of crops such as vegetables can be advantageously performed.
[0002]
[Prior art]
Disinfection of the soil in the cultivation area with steam can be cultivated advantageously, for example, by killing pathogens and germs and allowing continuous cropping. Moreover, disinfection can be performed while avoiding adverse effects on the global environment as in the case of disinfection with methyl bromide.
Depending on the season and temperature, it can be cultivated advantageously by irrigating with warm water or by heating the inside of the cultivation house to promote the growth of crops.
Disinfection of soil requires higher temperatures than the heating of the cultivation house, and heating of the cultivation house requires a higher temperature than warm water irrigation.
For this reason, conventionally, soil disinfection has been performed by connecting a boiler device to a disinfection device that discharges steam to the medium and disinfects the soil, and supplies disinfection steam. To heat the cultivation house, a heating device such as a burner that heats the house air is installed in the cultivation house, or a heating outdoor unit is connected to the heating device that heats the house air to circulate the heat medium. Was done by doing. Hot water irrigation was performed by heating cold water with a heating device to create hot water for irrigation.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Conventionally, when performing three types of treatments such as soil disinfection, house warming, and hot water irrigation, and when performing two types of treatments, it is necessary to prepare a device having a dedicated heat source, which increases costs. It was.
It is an object of the present invention to provide a cultivation assistance device that can perform three types of treatment of soil disinfection, house warming, and hot water irrigation at low cost.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The configuration, operation, and effect of the invention according to
[0005]
〔Constitution〕
A boiler device that creates steam for soil disinfection, and steam and water from this boiler device are mixed to create hot water , and the generated hot water is heated to the heat medium receiving part of the heating device for the cultivation house. A hot and cold water supply device provided with a hot water and water supply portion for receiving hot water from a hot water supply portion supplied as a medium and hot water from a heating medium discharge portion of the heating device and steam from the boiler device, and the hot water and water generation device Irrigation hot water creation device for creating irrigation hot water by mixing excess hot water and water,
A hot water storage tank having the hot water supply section and the hot water receiving section, and a mixing section disposed inside the hot water storage tank so as to create hot water by mixing steam and water from the boiler device. And
A plurality of steam outlets provided in a portion of the branch supply pipe for supplying steam from the boiler device to the hot water storage tank, and the steam from the plurality of steam outlets; The upper end side communicates with the plurality of steam discharge ports so as to be lowered into the tank, and the lower end side covers the hot water storage tank vertical discharge pipe that opens into the hot water storage tank and the outer peripheral surface side of the discharge pipe And an ejector cylinder arranged vertically in the hot water storage tank, the lower end of the discharge cylinder being positioned inside the ejector cylinder, and the outer peripheral surface side of the discharge cylinder and the ejector The cultivation assistance apparatus which forms the gap | interval in the state opened to the inside of the said hot water storage tank in the upper end side and the lower end side of the said ejector cylinder between the inner peripheral surface side of the pipe | tube, and has comprised the said mixing part .
[0006]
[Action]
By connecting the boiler device to the disinfecting device, the disinfecting vapor produced by the boiler device can be supplied to the disinfecting device and released to the soil.
The hot water supply section of the hot water generator is connected to the heating medium receiving section of the heating device, and the hot water receiving section is connected to the heating medium discharge section of the heating apparatus. Then, the hot and cold water producing device mixes the steam and water from the boiler device, creates hot water using the steam from the boiler device as a heat source, circulates and supplies the created hot water to the heating device as a heating medium, and the heating device However, the house is heated by the hot water from the hot water generator.
[0007]
〔effect〕
Soil can be disinfected by obtaining steam for disinfection from the boiler device, and heating in the house can be performed by circulatingly supplying hot water from the hot water preparation device as a heat medium to the heating device.
On the other hand, since the hot water for heating is created by using the steam generated by the boiler device for disinfection as a heat source, a special heating device such as a burner as a heat source for creating the hot water for heating is omitted. Even if it cannot be omitted, it is only necessary to provide a small heat generating device as an auxiliary, and the cost can be reduced.
[0008]
[0009]
[0010]
[0011]
[0012]
[0013]
[0014]
[Action]
Hot water irrigation by irrigation漑温water producing apparatus is by mixing the surplus hot water and water from the hot water producing device with the surplus hot water from the hot water producing device to the heat source to create a hot water for irrigation, to use this hot water for irrigation Will do.
[0015]
〔effect〕
Since by utilizing the surplus hot water from the hot water water producing apparatus to the heat source to create a irrigation hot water, omitting heat or creating hot water for heating, a special heating device such as a burner as a heat source for creating irrigation hot water Even if it cannot be omitted, it is only necessary to provide a small heat generating device as an auxiliary, and the cost can be reduced.
[0016]
[0017]
[0018]
[Action]
When the steam from the boiler device is directly mixed into the water in the hot water storage tank, the steam rapidly changes in temperature and liquefies while generating abnormal noise. On the other hand, the steam from the boiler device passes through the discharge cylinder and is jetted into the ejector cylinder while being cooled by heat exchange with the tank water existing inside the ejector cylinder outside the discharge cylinder. A rapid temperature change at the time of mixing into the tank is suppressed and the generation of abnormal noise is suppressed while mixing into the tank water and liquefies. Further, the steam is ejected into the ejector cylinder to exert an ejecting action, and the water in the tank is caused to flow inside the ejector cylinder. Then, when the steam passes through the discharge cylinder from the boiler device, it always passes while cooling efficiently by heat exchange with the tank water outside the discharge cylinder, and is ejected into the ejector cylinder to the tank water. The mixed steam is effectively suppressed from abrupt temperature changes caused by the mixing, and is always liquefied by mixing into the water in the tank while suppressing the generation of abnormal noise.
[0019]
〔effect〕
It is possible to suppress the occurrence of abnormalities when the steam from the boiler device is mixed into the water in the tank and liquefy, and the steam can be used as a heat source so that the house can be heated at low cost and can be operated as quietly as possible.
[0020]
The structure, operation, and effect of the invention according to
[0021]
〔Constitution〕
In the configuration of the invention according to the
[0022]
[Action]
Excess hot water from the hot water producing device is returned to the boiler device as boiler raw water by the reducing device. The hot water producing device creates hot water by condensing the steam from the boiler device so that there is little contamination with foreign matter. Thereby, it is possible to supply water to the boiler device while making it difficult for foreign matter to enter the boiler device and the water softener.
[0023]
〔effect〕
It is difficult for foreign matter to enter the boiler device or water softener, making it difficult to break down, or operating the boiler device while reducing the number of maintenance.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
As shown in FIG. 1, a
This cultivation assistance device is for soil disinfection, heating in the house, and warm water irrigation so that it can be cultivated advantageously, such as continuous cultivation of vegetables and forcing cultivation in the cultivation house. It is.
[0025]
The
[0026]
The boiler
[0027]
The
[0028]
As shown in FIG. 1, the
[0029]
The hot
[0030]
As clearly shown in FIG. 2, the mixing
[0031]
The hot
[0032]
The
[0033]
The surplus hot
[0034]
Thereby, the hot
[0035]
The irrigation hot
[0036]
Connected between the reduction
[0037]
The
[0038]
That is, when the
And in order to perform soil disinfection, the said
[0039]
In order to perform heating or hot water irrigation of the cultivation house, the hot
[0040]
[Another embodiment]
[0041]
[0042]
[0043]
FIG. 4 shows a cultivation assistance device provided with another embodiment, and this cultivation assistance device is connected to a
[0044]
The
[0045]
The boiler
[0046]
The
[0047]
Thus, by connecting the
[0048]
The hot
[0049]
The hot water generator
[0050]
The hot
[0051]
The irrigation
[0052]
The
[0053]
The hot
[0054]
That is, the
In order to perform soil disinfection, the supply switching valve V7 is switched to a state in which the
[0055]
In order to perform heating or hot water irrigation of the cultivation house, the supply switching valve V7 is switched to a state in which the
[0056]
In order to enable house heating and hot water irrigation by using both a heat source for generating hot water for house heating and a heat source for generating irrigation hot water, a
[0057]
FIG. 6 shows a
[Brief description of the drawings]
[Fig. 1] Schematic diagram of the whole cultivation auxiliary device [Fig. 2] Longitudinal sectional view of the mixing section of the hot water producing device [Fig. 3] Cross sectional view of the mixing portion of the hot water producing device [Fig. 4] Cultivation with another embodiment Schematic diagram of the entire auxiliary device [FIG. 5] Cross-sectional view of the disinfection device in use [FIG. 6] Cross-sectional view of a heating device provided with another embodiment [Explanation of symbols]
1 Boiler equipment
4- branch supply pipe
4a
Claims (2)
前記湯水作成装置に、前記湯水送り出し部および前記湯水受け入れ部を有する貯湯タンクと、前記ボイラー装置からの蒸気と水とを混合させて湯水を作成するように前記貯湯タンクの内部に配置した混合部とを備え、
前記ボイラー装置からの蒸気を前記貯湯タンクに供給する分岐供給管の前記貯湯タンクの内部に位置する部位に設けた複数個の蒸気排出口と、前記複数個の蒸気排出口からの蒸気を前記貯湯タンクの内部に下降させるように、前記複数個の蒸気排出口に上端側が連通し、下端側が前記貯湯タンクの内部に開口した貯湯タンク上下向きの吐出筒と、前記吐出筒の外周面側を覆うように前記貯湯タンクの内部に貯湯タンク上下向きに配置したエジェクタ筒とを備えて、かつ前記吐出筒の下端を前記エジェクタ筒の内部に位置させて、さらに前記吐出筒の外周面側と前記エジェクタ筒の内周面側との間に、間隙を前記エジェクタ筒の上端側および下端側で前記貯湯タンクの内部に開口した状態で形成して、前記混合部を構成してある栽培補助装置。A boiler device that creates steam for soil disinfection, and steam and water from this boiler device are mixed to create hot water , and the generated hot water is heated to the heat medium receiving part of the heating device for the cultivation house. A hot and cold water supply device provided with a hot water and water supply portion for receiving hot water from a hot water supply portion supplied as a medium and hot water from a heating medium discharge portion of the heating device and steam from the boiler device, and the hot water and water generation device Irrigation hot water creation device for creating irrigation hot water by mixing excess hot water and water,
A hot water storage tank having the hot water supply section and the hot water receiving section, and a mixing section disposed inside the hot water storage tank so as to create hot water by mixing steam and water from the boiler device. And
A plurality of steam outlets provided in a portion of the branch supply pipe for supplying steam from the boiler device to the hot water storage tank, and the steam from the plurality of steam outlets; The upper end side communicates with the plurality of steam discharge ports so as to be lowered into the tank, and the lower end side covers the hot water storage tank vertical discharge pipe that opens into the hot water storage tank and the outer peripheral surface side of the discharge pipe And an ejector cylinder arranged vertically in the hot water storage tank, the lower end of the discharge cylinder being positioned inside the ejector cylinder, and the outer peripheral surface side of the discharge cylinder and the ejector The cultivation assistance apparatus which forms the gap | interval in the state opened to the inside of the said hot water storage tank in the upper end side and the lower end side of the said ejector cylinder between the inner peripheral surface side of the pipe | tube, and has comprised the said mixing part .
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